JPH08292665A - トナー像転写装置 - Google Patents

トナー像転写装置

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JPH08292665A
JPH08292665A JP7101003A JP10100395A JPH08292665A JP H08292665 A JPH08292665 A JP H08292665A JP 7101003 A JP7101003 A JP 7101003A JP 10100395 A JP10100395 A JP 10100395A JP H08292665 A JPH08292665 A JP H08292665A
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JP
Japan
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roll
bias roll
toner image
intermediate transfer
bias
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Pending
Application number
JP7101003A
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English (en)
Inventor
Koshi Hamabe
幸志 浜部
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Developing For Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベルト状の中間転写体に一次転写されたトナー
像を記録媒体へ二次転写するに当たり、環境変動や経時
的な使用に拘わらず、常に安定した転写電界を形成して
トナー像の転写不良を防止することが可能なトナー像転
写装置を提供する。 【構成】中間転写体2と当接し、係る中間転写体2との
間を挿通する記録媒体へトナー像を転写するバイアスロ
ール10と、このバイアスロール10に流れる電流の大
きさを検出する電流検出部32と、この電流検出部32
によって連続的に検出された検出値のうち、少なくとも
上記バイアスロール10の一回転に対応した間の平均値
を演算し、係る平均値に基づいて上記バイアスロール1
0に印加する転写電圧を決定する演算部33と、この演
算部33の演算結果に応じた転写電圧を上記バイアスロ
ール10に印加する電圧制御部とから構成されることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機やレー
ザープリンタ等の画像形成装置において、ベルト状の中
間転写体に一次転写された未定着トナー像を記録媒体へ
二次転写するためのトナー像転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラム等の像担持体上に形
成したトナー像を中間転写体に一次転写し、係るトナー
像を中間転写体から用紙等の記録媒体へ二次転写する画
像形成装置として、特開平1−288880号公報、特
開平6−289737号公報等に開示されたものが知ら
れている。
【0003】図7はその具体例を示すものであり、感光
体ドラム100の周囲にブラック(Bk)、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の各色に対応
した現像器103〜106を配置し、感光体ドラム10
0の一回転毎に各色の未定着トナー像Tを形成すると共
に、これら未定着トナー像Tを潜像担持体100と同期
回転する中間転写体101上で重ね合わせ、この重ね合
わされた未定着トナー像Tを改めて中間転写体101か
ら記録媒体102へ二次転写して所望の画像を記録媒体
102上に形成するように構成されている。
【0004】この装置において、中間転写体101から
記録媒体102への未定着トナー像Tの転写は、転写位
置において記録媒体102の裏面側に配設された半導電
性のバイアスロール108によって行われ、当該ロール
108にトナーと逆極性の転写電圧を印加すると、中間
転写体とバイアスロールとの間を流れる電流によって転
写電界が発生し、係る電界の作用によって未定着トナー
像が中間転写体101から記録媒体102へ転写される
ようになっている。
【0005】一方、上述の如く転写電界を発生させるた
めには、中間転写体101を挟んでバイアスロール10
8と対向するバックアップロール109を導電性電極と
する必要があるが、係る場合にはバイアスロール108
と中間転写体101とが直接接触してしまった際に、バ
イアスロール108と中間転写体101との間に過大な
電流が流れてしまうので、十分な転写電界を形成するこ
とができないといった不都合を生じる。
【0006】このため、前述の特開平1−288880
号公報では、バックアップロールを誘電体膜により被覆
して電流がバックアップロールへ流れ込むのを防止する
一方、バックアップロールに隣接した中間転写体の背面
側にバイアスロールの対向電極を設け、中間転写体の沿
面抵抗を利用することでバイアスロールと中間転写体と
の間に過大な電流が流れるのを防止している。
【0007】また、前述の特開平6−289737号公
報では、バックアップロールに適度な抵抗を与えるべ
く、絶縁性ロールを接地された半導電性フィルムで被覆
してバックアップロールを形成し、あるいは接地された
導電性ロールを半導電性あるいは絶縁性フィルムで被覆
してバックアップロールを形成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
画像形成装置の二次転写では、半導電性に形成したバイ
アスロールやバックアップロールの抵抗値が環境変動や
経時的な劣化等の理由により大きく変動し易く、各ロー
ルの構造や材質にもよるが係る変動は二桁程度の大きさ
を有している。このため、バイアスロールに常に一定の
転写電圧を印加したのでは、バイアスロールやバックア
ップロールにおける電圧降下量が変動することから、記
録媒体と中間転写体との間に常に安定した転写電界を形
成することができず、トナー像の転写不良が発生し易い
という問題点があった。
【0009】図8はバイアスロール及びバックアップロ
ールの抵抗値の変化に伴う最適転写電圧の範囲を示すグ
ラフであり、各バイアスロール抵抗につき上下2本の実
線あるいは破線で挟まれた領域が最適転写電圧の範囲で
ある。最適転写電圧の下限は、トナーが中間転写体との
付着力に打ち勝って記録媒体側へ移動するのに必要な最
低転写電圧であり、上限は、中間転写体と記録媒体との
間でパッシェン放電が発生してトナーの以上帯電により
画質欠陥や転写効率の低下を引き起こす最高転写電圧で
ある。すなわち、バイアスロール及びバックアップロー
ルの抵抗値が変化すると、最適転写電圧も変化すること
がこのグラフから理解される。
【0010】一方、特開平2−212872号公報に
は、このようなバイアスロールの抵抗値の変動に鑑みた
トナー像転写装置が開示されている。この装置では、画
像形成サイクルの開始前にバイアスロールから中間転写
体に流れる電流値を検出し、係る検出値に基づいてバイ
アスロールに印加する転写電圧の制御を行い、常に所定
の電流がバイアスロールに流れるようにしている。
【0011】しかし、バイアスロールやバックアップロ
ールはその周方向に関して抵抗ムラを有していることか
ら、このような転写電圧制御を行う場合であっても、バ
イアスロールを流れる電流の大きさはその検出タイミン
グによって全く異なるものとなってしまう。従って、あ
るタイミングで検出した電流値のみを用いて転写電圧の
制御を行ったのでは、実際に制御した転写電圧がトナー
像の転写に有効な転写電圧の範囲ぎりぎりであったり、
当該範囲から外れてしまったりする場合があり、トナー
像の転写不良を完全に防止することができないという問
題点があった。
【0012】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、ベルト状の中間
転写体に一次転写されたトナー像を記録媒体へ二次転写
するに当たり、環境変動や経時的な使用に拘わらず、常
に安定した転写電界を形成してトナー像の転写不良を防
止することが可能なトナー像転写装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトナー像転写装置は、ベルト状の中間転写
体に一次転写されたトナー像を記録媒体へ二次転写する
ためのトナー像転写装置であって、上記中間転写体と当
接し、係る中間転写体との間を挿通する記録媒体へ上記
トナー像を転写するバイアスロールと、このバイアスロ
ールに流れる電流の大きさを検出する電流検出手段と、
この電流検出手段によって連続的に検出された検出値の
うち、少なくとも上記バイアスロールの一回転に対応し
た間の平均値を演算し、係る平均値に基づいて上記バイ
アスロールに印加する転写電圧を決定する演算手段と、
この演算手段の演算結果に応じた転写電圧を上記バイア
スロールに印加する電圧制御手段とから構成されること
を特徴とするものである。
【0014】このような技術的手段において、上記演算
手段は電流検出手段が連続的に検出した電流値を用いて
その平均値を演算するのだが、上記バイアスロールが周
方向について抵抗ムラを有しているという観点からすれ
ば、バイアスロールに一定電圧を印加した場合に当該ロ
ールを流れる電流は図5の如く周期的に変化する筈であ
る。従って、バイアスロールの周方向における抵抗ムラ
を平均化するするという観点からすれば、係る演算は少
なくともバイアスロールの一回転に対応する時間内で検
出された電流値について行う必要がある。
【0015】また、連続的に検出した電流値の平均値と
は、図5に示すように周期的に変化する電流値の最高値
と最低値の中間値であれば良い。但し、このように平均
値を定めた場合には、図6に示すように周期的に変化す
る筈の電流値の一部に特異点が存在すると、平均値が周
期的に変化する電流値に対して偏って演算されることと
なるので、好ましくは、検出された電流値をバイアスロ
ールの一回転分だけ時間積分し、この積分値(図6中の
斜線部分)をバイアスロールの一回転時間で割って平均
値とするのが良い。
【0016】一方、上記バイアスロールに転写電圧を印
加する際の対向電極としては、中間転写体の裏面側で且
つバイアスロールと対向する位置に半導電性のバックア
ップロールを設けるのが好ましい。このように構成すれ
ば、前述の特開平1−288880号公報の如く中間転
写体の沿面抵抗を利用して過剰電流の通電を防止する必
要がなく、中間転写体の体積抵抗率を高めに設定するこ
とができるので、トナー像が転写位置の手前で記録媒体
に飛翔してしまうのを効果的に防止することができる。
【0017】また、このように半導電性のバックアップ
ロールを設けるのであれば、バイアスロール及びバック
アップロールの夫々について抵抗値の変動が生じるの
で、これらの変動を個別に把握した方がより精度良く転
写電圧を制御することができる。従って、係る場合に
は、バイアスロールを中間転写体と接離自在に配設する
と共に、その離間位置には当該位置に設定されたバイア
スロールと当接するアース部材を設け、上記バイアスロ
ールが中間転写体あるいはアース部材と当接した双方の
状態について電流値の平均値を演算し、これら演算値を
転写電圧の決定に反映させるのが好ましい。
【0018】
【作用】このような技術的手段によれば、バイアスロー
ルに一定電圧を印加することで当該ロールと中間転写体
との間に電流が流れると、電流検出手段がその大きさを
検出し、演算手段はその検出値に基づいてバイアスロー
ルに印加する転写電圧を決定する。このとき演算手段
は、上記電流検出手段によって連続的に検出された検出
値のうち、バイアスロールの一回転に対応した間の平均
値を演算し、その値に基づいてバイアスロールに印加す
る転写電圧を決定するので、バイアスロールがその周方
向に抵抗ムラを有している場合であっても、その影響を
極力抑えてバイアスロールの抵抗値を精度良く把握する
ことができ、トナー像の転写に最適な転写電圧を精度良
く決定することができる。
【0019】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明のトナー像
転写装置を詳細に説明する。図1は本発明を適用したカ
ラー電子写真複写機の概略構成を示している。符号1は
感光体ドラム(潜像担持体)であり、矢線A方向への回
転に伴いその表面には周知の電子写真プロセス(図示せ
ず)によって画情報に応じた静電潜像が形成される。す
なわち、感光体ドラム1は帯電器1aによって所定の暗
電位まで帯電された後、図示外のレーザビームスキャナ
から発せられた光ビームBmによって画像信号に応じた
露光がなされる。また、この感光体ドラム1の周囲には
ブラック(Bk)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及
びシアン(C)の各色に対応した現像器5〜8が配設さ
れており、感光体ドラム1に形成された静電潜像をいず
れか一の現像器で現像してトナー像Tを形成するように
なっている。従って、感光体ドラム1に書き込まれた静
電潜像がイエローの画情報に対応したものであれば、こ
の静電潜像はイエロー(Y)のトナーを内包する現像器
6で現像され、感光体ドラム1上にはイエローのトナー
像が形成される。
【0020】また、符号2は感光体ドラム1の表面に当
接されるように配置されたベルト状の中間転写体であ
り、複数のロールに張架されて矢線B方向へ回動する。
上記感光体ドラム1に形成された未定着トナー像Tは、
感光体ドラム1と上記中間転写体2とが接する一次転写
位置で感光体ドラム1から中間転写体2の表面に転写さ
れる。この一次転写位置において、中間転写体2の裏面
側にはコロナ放電器9が配設されており、このコロナ放
電器9にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加するこ
とで、感光体ドラム1上の未定着トナー像Tは中間転写
体2に静電吸引される。
【0021】単色画像を形成する場合は中間転写体2に
一次転写された未定着トナー像Tを直ちに記録媒体3に
二次転写するのであるが、複数色のトナー像を重ね合わ
せたカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム1上
でのトナー像の形成並びにこのトナー像の一次転写の行
程が色数分だけ繰り返される。例えば4色のトナー像を
重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合、感光体ド
ラム1上にはその一回転毎にブラック、イエロー、マゼ
ンタ及びシアンの未定着トナー像Tが形成され、これら
未定着トナー像Tは順次中間転写体2に一次転写され
る。一方、中間転写体2は最初に一次転写されたブラッ
クの未定着トナー像Tを保持したまま感光体ドラム1と
同一周期で回動し、中間転写体2上にはその一回転毎に
イエロー、マゼンタ及びシアンの未定着トナー像Tがブ
ラックの未定着トナー像Tに重ねて転写される。
【0022】このようにして中間転写体2に一次転写さ
れた未定着トナー像Tは、中間転写体2の回動に伴って
記録媒体3の搬送経路に面した二次転写位置へと搬送さ
れる。上記二次転写位置では半導電性のバイアスロール
10が中間転写体2に接しており、フィードローラ11
によって所定のタイミングでトレイ12から搬出された
記録媒体3はこのバイアスロール10と中間転写体2と
の間に挟み込まれる。また、二次転写位置における中間
転写体の裏面側には上記バイアスロール10の対向電極
をなすバックアップロール4が配設されており、上記バ
イアスロール10にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を
印加すると、中間転写体2に担持された未定着トナー像
Tは上記二次転写位置において記録媒体3に静電転写さ
れる。
【0023】そして、未定着トナー像が転写された記録
媒体3は剥離爪13によって中間転写体から剥がされ、
搬送ベルト14によって定着器(図示せず)に送り込ま
れて未定着トナー像の定着処理がなされる。一方、未定
着トナー像の二次転写が終了した中間転写体2はクリー
ナ15によって残留トナーが除去される。
【0024】このような構成において、上記バイアスロ
ール10、剥離爪13及びクリーナ15は中間転写体2
と接離自在に配設されており、カラー画像が形成される
場合には最終色の未定着トナー像が中間転写体2に一次
転写される迄、これら部材は中間転写体2から離間して
いる。
【0025】図2は、上記二次転写位置において中間転
写体2と当接するバックアップロール4及びバイアスロ
ール10の詳細を示す図である。上記中間転写体2はア
クリル、塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボ等の樹
脂又は各種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適
当量含有させて形成されており、この実施例では厚さ
0.1mm、体積抵抗率109Ω・cmに調整されてい
る。
【0026】また、上記バックアップロール4は、絶縁
性ロール23を厚さ10μm〜200μm、体積抵抗率
は104Ω・cm以上の半導電性の薄層フィルム24で
被覆して構成され、その表面抵抗率が108Ω/□
(□:単位面積)となるように調整されている。また、
薄層フィルム24には中間転写体2との当接位置から円
周方向へ20〜30mmの距離をおいて導電性ロール2
5が接しており、この位置において上記薄層フィルム2
4は接地されている。尚、上記導電性ロール25に代え
て、導電性ブラシあるいは導電性フィルムを当接させて
も良い。
【0027】一方、上記バイアスロール10はシリコン
ゴム等のゴムロールに導電性カーボンを分散させ、その
体積抵抗率は108Ω・cmに調整されており、中間転
写体2から記録媒体3へトナー像を転写する際には電圧
制御部31によって転写電圧が印加されるようになって
いる。
【0028】そして、以上のような構成によれば、互い
に当接したバイアスロール10と中間転写体2との間に
記録媒体3が送り込まれた状態においてバイアスロール
10に所定の電圧を印加すると、バイアスロール10か
らバックアップロール4へ微弱電流が流れ込むと共に、
記録媒体3と中間転写2体との間に所定の強度を有する
転写電界が形成され、トナー像が中間転写体2から記録
媒体3へ転写される。
【0029】尚、本実施例ではバイアスロール10に対
してトナーの帯電極性と逆極性の転写電圧を印加してい
るが、バックアップロール4に対してトナーと同極性の
転写電圧を印加しても、トナー像を中間転写体2から記
録媒体3へ転写することができる。
【0030】このとき、バイアスロール10とバックア
ップロール4との間に流れる電流値の大きさはこれらロ
ール4,10の抵抗値の大きさに依存しているが、半導
電性であるこれらロール4,10の抵抗値の大きさは温
度・湿度といった使用環境あるいは経時劣化によって変
動し、所定強度の転写電界を安定して形成し難い。この
ため、本実施例では画像形成動作の開始に先だってバイ
アスロール10及びバックアップロール4の抵抗値を計
測すると共に、その計測結果に基づいて画像形成動作時
にバイアスロールに印加する転写電圧を変更し、常に一
定の電流がバイアスロール10とバックアップロール4
との間に流れるようにしている。
【0031】具体的には、電圧制御部31と直列に電流
検出部32を設け、試験的にバイアスロール10に所定
電圧を印加した際に係る電流検出部32でバイアスロー
ル10を流れる電流i0を計測すると共に、この計測値
に基づいて演算部33でバイアスロール10及びバック
アップロール4の抵抗値を算出するようにした。
【0032】また、前述したように、バイアスロール1
0は中間転写体と適宜当接あるいは離間できるように配
設されているが、その離間位置(図2中の一点鎖線位
置)には接地されたアースロール30を配設し、当該位
置に設定されたバイアスロール10とアースロール30
とが当接するようにした。これにより、バイアスロール
10が中間転写体2から離間している際には、バイアス
ロール10に電圧を印加することによってバイアスロー
ル10からアースロール30を介して電流i1が流れる
ので、バイアスロール10のみの抵抗値を計測すること
ができる。
【0033】更に、バイアスロール10あるいはバック
アップロール4の抵抗値を算出するに当たっては、これ
らロール4,10がその周方向について抵抗ムラを有し
ている場合に備え、電流検出部があるタイミングで検出
した電流値i0及びiBTRをそのまま用いるのではなく、
バイアスロール10の一回転中において連続的に電流値
を検出し、この電流値の平均値を用いるようにした。係
る平均値の演算は、既に図5及び図6で示したように、
抵抗ムラに応じて周期的に変化する電流値の最高値と最
低値の中間値を演算しても良いし、変化する電流値をバ
イアスロール10の一回転に要する時間で積分してから
時間平均しても良い。但し、バイアスロール10にトナ
ーが付着してしまっている場合等には、図6に示すよう
に、周期的に変化すると考えられる電流値に特異点が生
じるので、後者の演算による方が正確に平均値を求める
ことができる。
【0034】図3は、転写電圧を決定するための制御プ
ログラムを示すフローチャートである。係る制御プログ
ラムは、例えば複写機の電源を投入した時や前後するコ
ピージョブの合間に実行されるが、余りに頻繁に行うと
ユーザのコピージョブを阻害するので、ある一定時間以
上コピージョブが行われなかった時にのみ実行するのが
好ましい。
【0035】この制御プログラムがスタートすると、先
ず、バイアスロール10を中間転写体2に当接させた状
態(図2中の実線位置)で電圧制御部31が計測用電圧
をバイアスロール10に印加し(ST1)、このときに
電流検出部32がバイアスロール10に流れる電流i0
を検出する(ST2)。そして、演算部33は電流検出
部32の検出信号に基づいてバイアスロール10の一回
転中における電流値i 0の平均値を演算し、この平均値
を用いてバイアスロール10及びバックアップロール4
の抵抗値の総和R0を演算する(ST3)。次に、バイ
アスロール10を中間転写体2から離間させた状態(図
2中の破線位置)、すなわちバイアスロール10がアー
スロール30に当接した状態で電圧制御部31が計測用
電圧をバイアスロール10に印加し(ST4)、ST2
と同様にして電流検出部がバイアスロール10に流れる
電流iBTRを検出する(ST5)。そして、演算部33
は電流検出部32の検出信号に基づいてバイアスロール
10の一回転中における電流値iBTRの平均値を演算
し、この平均値を用いてバイアスロール10のみの抵抗
値RBTRを演算する(ST6)。
【0036】この後、演算部33はST3で求めた総抵
抗値R0からST6で求めたバイアスロール10の抵抗
値RBTRを差し引いてバックアップロール4の抵抗値R
BURを演算し(ST7)、ST6及びST7での演算結
果に基づいて最適な転写電圧を決定し、これを電圧制御
部31に設定する(ST8)。これにより転写電圧の制
御プログラムは終了し、以降のコピージョブにおけるト
ナー像の二次転写は新たに電圧制御部31に設定された
転写電圧によって行われる。
【0037】この制御方法において、ST3で演算した
総抵抗値R0はバイアスロール10、中間転写体2及び
バックアップロール4の抵抗値の総和であり、ST7に
おいて総抵抗値R0からバイアスロール10の抵抗値R
BTRを差し引いて演算したバックアップロール4の抵抗
値RBURは実際には中間転写体2及びバックアップロー
ル4の抵抗値の総和であると考えられる。しかし、中間
転写体2の抵抗値はバックアップロール4の抵抗値より
も十分に小さいので、電流値i0は中間転写体の影響を
受けることなくバイアスロール10及びバックアップロ
ール4の抵抗値のみで決定されると見なすことができ
る。
【0038】本実施例において、バイアスロール10の
半径方向における半導電層の厚さを5mm、バイアスロ
ール10と中間転写体2の当接幅を3mm、バックアッ
プロール4の周面における中間転写体2と導電性ロール
25との距離を40mmとすると、バイアスロール1
0、中間転写体2及びバックアップロール4の抵抗値
(回転軸方向1cm当たり)は夫々1.7×108Ω、
3×107Ω、4×108Ωとなり、中間転写体2の抵抗
値がバックアップロール4の抵抗値よりも十分に小さい
ことを確認することができた。
【0039】従って、本実施例のカラー複写機では、使
用環境の変動や経時劣化等によって半導電性のバイアス
ロール10及びバックアップロール4の抵抗値が大きく
変動した場合であっても、係る抵抗値の変動を考慮した
最適な転写電圧がバイアスロール10に対して印加さ
れ、中間転写体と記録媒体との間に安定した転写電界を
形成することができる。
【0040】また、本実施例ではバイアスロール10及
びバックアップロール4の夫々について抵抗値を算出
し、これらの結果に基づいてバイアスロール10に印加
する最適転写電圧を決定しているので、一定の転写電界
を形成するために必要な転写電圧を精度良く形成するこ
とができる。
【0041】尚、図4に示すように、本実施例のバック
アップロール4は、接地された導電性ロール21の表面
を半導電性または絶縁性の薄層フィルム22で被覆した
ものであっても良い。上記導電性ロール21としては導
電性カーボンを分散させたゴムローラまたは金属ロール
を用いることができる一方、上記薄層フィルム22とし
てはアクリルにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当
量を分散させて体積抵抗率を調整したものを用いること
ができる。図4中のその他の構成については図2に示す
実施例と同一なので、図中に同一符号を付してその説明
は省略する。そして、この場合であっても、前述のよう
にバイアスロール10及びバックアップロール4の抵抗
値を計測し、その計測結果に基づいてバイアスロールに
印加する転写電圧を制御すれば、常に安定した転写電界
を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のトナ
ー像転写装置によれば、温度・湿度等の使用環境の変動
や経時劣化によってバイアスロール及びバックアップロ
ールの抵抗値が変動したような場合であっても、これら
の抵抗値の変動を的確に把握して最適な転写電圧をバイ
アスロールに印加することができるので、常に安定した
転写電界を形成してトナー像の転写不良を防止すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したカラー電子写真複写機の実
施例を示す概略図である。
【図2】 実施例に係るカラー電子写真複写機のトナー
像転写装置を示す概略図である。
【図3】 転写電圧の制御プログラムを示すフローチャ
ートである。
【図4】 実施例に係るトナー像転写装置の変形例を示
す概略図である。
【図5】 バイアスロールに流れる電流値の周期変動、
並びに係る電流値の平均値の演算方法を示すグラフであ
る。
【図6】 バイアスロールに流れる電流値の変動に特異
点が存在する場合、並びに係る場合の電流値の平均値の
演算方法を示すグラフであるる
【図7】 従来の画像形成装置を示す概略図である。
【図8】 バイアスロール及びバックアップロールの抵
抗値の変化に伴う最適転写電圧の変化を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
2…中間転写体(像担持体)、3…記録媒体、4…バッ
クアップロール、10…バイアスロール、30…アース
ロール

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト状の中間転写体に一次転写された
    トナー像を記録媒体へ二次転写するためのトナー像転写
    装置であって、 上記中間転写体と当接し、係る中間転写体との間を挿通
    する記録媒体へ上記トナー像を転写するバイアスロール
    と、このバイアスロールに流れる電流の大きさを検出す
    る電流検出手段と、この電流検出手段によって連続的に
    検出された検出値のうち、少なくとも上記バイアスロー
    ルの一回転に対応した間の平均値を演算し、係る平均値
    に基づいて上記バイアスロールに印加する転写電圧を決
    定する演算手段と、この演算手段の演算結果に応じた転
    写電圧を上記バイアスロールに印加する電圧制御手段と
    から構成されることを特徴とするトナー像転写装置。
  2. 【請求項2】 上記バイアスロールと対向すると共に、
    上記中間転写体を裏面側から支持する半導電性のバック
    アップロールを設けたことを特徴とする請求項1記載の
    トナー像転写装置。
  3. 【請求項3】 上記バイアスロールを中間転写体と接離
    自在に配設すると共に、その離間位置には当該位置に設
    定されたバイアスロールと当接するアース部材を設け、
    上記バイアスロールが中間転写体あるいはアース部材と
    当接した双方の状態について、上記電流検出手段がバイ
    アスロールに流れる電流を検出する一方、演算手段はこ
    れら双方の状態の検出値に基づいて上記バイアスロール
    に印加する転写電圧を決定することを特徴とする請求項
    2記載のトナー像転写装置。
JP7101003A 1995-04-25 1995-04-25 トナー像転写装置 Pending JPH08292665A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018159867A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

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