JPH0973242A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0973242A
JPH0973242A JP22834095A JP22834095A JPH0973242A JP H0973242 A JPH0973242 A JP H0973242A JP 22834095 A JP22834095 A JP 22834095A JP 22834095 A JP22834095 A JP 22834095A JP H0973242 A JPH0973242 A JP H0973242A
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JP
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roll
transfer
secondary transfer
voltage
circuit
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JP22834095A
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English (en)
Inventor
Haruyuki Nanba
治之 難波
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次転写ロールとバックアップロールの間に
過大な電流が流れるのを防止し、安定的に高品質の画像
形成を行う。 【解決手段】 画像情報に応じたトナー像を担持する潜
像担持体1からトナー像が一次転写される中間転写体2
の表面に当接してトナー像を記録媒体11へ二次転写する
二次転写ロール4と対向する位置で中間転写体2を裏面
側から支持する半導電性のバックアップロール5と、バ
ックアップロールに当接して配置された導電性ロール6
と、二次転写ロール4とバックアップロール5との間に
転写電圧を印加する転写電圧印加回路10と、二次転写ロ
ール4の退避時にバックアップロール5の抵抗値を検出
する抵抗検出回路7の検出信号に応じて二次転写ロール
4に印加する転写電圧を決定する転写電圧演算回路8
と、転写電圧演算回路8の演算出力に応じて転写電圧印
加回路10を制御する転写電圧制御回路9とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機や
レーザープリンタ等の画像形成装置に係り、特に中間転
写体を介して潜像担持体上に形成された未定着トナー像
を用紙等の記録媒体に転写する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂、中間転写体を用いた電子写真方式
の電子複写機、あるいはレーザープリンタは、感光体ド
ラム等の潜像担持体に形成した画像信号に応じた静電潜
像等をトナーにより現像し、これを一旦中間転写体に一
次転写した後、この中間転写体上のトナー像を記録媒体
に二次転写して複写画像あるいはプリント画像を得るも
のである。
【0003】従来、この種の画像形成装置としては、特
公昭49−209号公報、特開昭62−206567号
公報等に記載のものが知られている。図7は中間転写体
を用いた画像形成装置の一例としての電子複写機の概略
構造を説明する模式図であって、30は原稿走査部、3
1は原稿載置台、32,33,34はミラー、35は結
像レンズ、36はCCD等の光電変換器、40は画像処
理部、41はレーザー、42は結像光学系、43は走査
光学系、44はミラー、50は作像制御部、60は作像
部である。
【0004】作像部60は、潜像担持体である感光体ド
ラム1、中間転写体2、一次転写器3、二次転写ロール
4、バックアップロール5、記録媒体11を収納するト
レイ15、記録媒体11を一枚宛取り出すフィードロー
ラ16、取り出された記録媒体を中間転写体2と二次転
写ローラ4の間に給送する送り出しローラ17、二次転
写後の中間転写体2の残留トナーを除去するためのクリ
ーナー18、二次転写後の記録媒体11を中間転写体2
から剥離する剥離爪19、剥離された記録媒体11を定
着器21に搬送する搬送ベルト20とから構成される。
【0005】同図において、原稿載置台31に載置した
原稿が原稿走査部30を構成するミラー32,33,3
4、結像レンズ35を含む光学系で走査され、CCD等
の光電変換器36で画像信号として読み取られる。な
お、照明光源は図示を省略してある。読み取られた画像
信号は画像処理部40で所要の処理がなされ、レーザー
41に与えられる。レーザー41は処理された画像信号
で変調されたレーザー光を出射する。
【0006】出射されたレーザー光は結像光学系42、
走査光学系43、ミラー44で感光体ドラム1に照射さ
れる。感光体ドラム1の表面は帯電器13で一様に帯電
されており、この感光体ドラム1の表面を画像信号で変
調されたレーザー光で走査することによって当該感光体
ドラム1に表面に画像に応じた静電潜像が形成される。
静電潜像は感光体ドラム1の回転で現像器14に到り、
トナー現像される。
【0007】トナー像を担持した感光体ドラム1は、さ
らに回転して一次転写器13が配置された一次転写部位
に到達して当該トナー像が中間転写体2に一次転写され
る。中間転写体2に一次転写されたトナー像は中間転写
体2の移動で二次転写ロール4が配置されている二次転
写部位に至る。カラー複写機の場合は、上記した潜像の
形成からトナー像の一次転写までを所要の色(一般に
は、黒:BK、イエロー:Y、マゼンタ:M、サイア
ン:C)分だけ繰り返して中間転写体2上に多色トナー
を重ね合わせたカラートナー像を形成する。
【0008】なお、このとき、最終トナー像の転写が終
了するまで、二次転写ロール4、剥離爪19およびクリ
ーナー18は中間転写体2から退避されている。所要の
トナー像が一次転写された中間転写体2が二次転写ロー
ル4の位置に達する時点で、トレイ15からフィードロ
ーラ16で取り出されて送り出しローラ16で送り出さ
れた記録媒体11が中間転写体2と二次転写ロール4の
間に給送される。
【0009】このとき、二次転写ロール4と中間転写体
2の間に印加される転写電圧により中間転写体2上のト
ナー像が記録媒体11に二次転写される。トナー像が二
次転写された記録媒体11は剥離爪19で中間転写体2
から剥離され、搬送ベルト20で定着器21に送られ
る。定着器21は一対の定着ロールの間を通過する時に
記録媒体11を加熱/加圧処理してトナー像を固定し、
機外に排出する。
【0010】この作像部60は作像プロセス制御部50
によって制御される。図8は上記画像形成装置の要部構
成を説明する模式図であって、図7と同一符号は同一部
分に対応し、10は転写電圧印加装置、14aはブラッ
ク現像器、14bはイエロー現像器、14cはマゼンタ
現像器、14dはサイアン現像器である。
【0011】同図において、感光体ドラム等の潜像担持
体1上に形成された未定着トナー像Tを一次転写器3に
よりベルト状の中間転写体2に一次転写し、さらにこの
未定着トナー像Tを中間転写体1から記録媒体11へ二
次転写ロール4により二次転写して所望の画像を記録媒
体11上に形成するように構成されている。図示のよう
にブラック(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)
およびシアン(C)の各色に対応した現像器14a〜1
4dを備え、各色の未定着トナー像を重ね合わせてフル
カラー画像を形成するカラー画像形成装置にあっては、
潜像担持体1の一回転毎に形成した各色の未定着トナー
像を中間転写体2上で重ね合わせ、この合成像を記録媒
体11へ一括転写するように構成されている。
【0012】従来のカラー画像形成装置では、記録媒体
11に対して各色の未定着トナー像を直接多重転写して
いたので、記録媒体の厚さや表面特性、潜像担持体に対
する記録媒体の搬送特性等の多くの要因によって、記録
媒体上に形成したカラー画像の画質が左右されていた。
しかし、このように中間転写体2を用いたカラー画像形
成装置では、既に多重転写のなされた合成トナー像を記
録媒体11に転写しているので、上記の不安定な要因を
排除することができ、多重転写時における画像の乱れや
色ずれの発生を効果的に防止することができるといった
利点を有している。
【0013】そして、このように構成された従来の画像
形成装置において、潜像担持体1から中間転写体2へ、
あるいは中間転写体2から記録媒体11への未定着トナ
ー像Tの転写は静電転写法により行われ、各転写位置に
おいて被転写体の裏面側に配設されたコロナ放電器(一
次転写器3)あるいはバイアスロール(二次転写ロール
4)にトナーとは逆極性の電圧を印加することで、未定
着のトナー像Tが潜像担持体1から中間転写体2へ転写
され、あるいは中間転写体2から記録媒体11へ転写さ
れる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の画像形成装置では、中間転写体2上の未定着のトナ
ー像の二次転写手段として上記した二次転写ロールを使
用した場合には、以下のような問題が生じる。すなわ
ち、中間転写体2を挟んで二次転写ロール4と対向する
位置に当該二次転写ロール4の対向電極をなす導電性の
バックアップロール5が配設されているので、例えば小
サイズの記録媒体11にトナー像を転写する場合等にお
いて、記録媒体11からはみ出した二次転写ロール4が
半導電性の中間転写体2に直接接触すると、二次転写ロ
ール4とバックアップロール5との間に過大な電流が流
れてしまうのである。
【0015】このため、小サイズの記録媒体にトナー像
を転写する際には十分な転写電界を形成することができ
ず、転写不良が発生するという問題があった。また、こ
のときに急激に過大な電流が流れるので、中間転写体が
損傷し易しいという問題もあった。この問題に対して
は、過大な電流が流れにくい大きな抵抗値を二次転写電
界形成部に持たせることで防止できる。
【0016】これら問題点に鑑み提案された従来技術と
しては、特開平1−288880号公報に開示された転
写ローラ機構がある。この従来の転写ローラ機構では、
上記バックアップロールを誘電体膜で被覆して電流がバ
ックアップロールへ流れ込むのを防止する一方、バック
アップロールに隣接した中間転写体の背面側に背面電極
を設けて、中間転写体の沿面抵抗を利用して過大な電流
の発生を防止している。
【0017】しかし、上記の公報に開示された手段で
は、抵抗の高い材料を中間転写体の材料として選択する
と、バイアスロールと背面電極との間では中間転写体部
分で大きな電圧降下が生じるので、十分な強度の転写電
界が得られなくなるという新たな問題が発生した。通
常、この種の画像形成装置では、一次転写器としてコロ
ナ放電器を用い、潜像担持体から中間転写体へトナー像
を転写しているが、中間転写体の抵抗が低いとコロナ放
電器によって与えられた電荷が中間転写体を沿面伝導
し、一次転写位置の手前、すなわち潜像担持体と中間転
写体とが密着していない領域でトナー像が潜像担持体か
ら中間転写体へジャンプしてしまい、所謂早期転写によ
る画質低下が生じてしまう。
【0018】抵抗の高い中間転写体を用いることは、こ
のような早期転写の問題を解決するために有効な手段で
あるが、上記の公報記載の転写ローラ機構では上記した
理由から抵抗の高い中間転写体を使用することに難点が
あった。また、背面電極を二次転写ロールに接近させる
ことで電圧降下の軽減を図ることも可能であるが、バッ
クアップロールは直径25mm以上の大きさを持ってお
り、中間転写体部分での電圧降下を無視できる程度にま
で背面電極をバイアスロールに接近させることはできな
かった。
【0019】二次転写ロールを高抵抗部材で形成した場
合、トナーや紙粉による汚れによって抵抗が変化しやす
く得策とはいえない。このように、バックアップロール
を高抵抗部材で形成することが最良であるが、それに伴
う問題を上記したような問題を解決する必要ばある。そ
のために異なる二つの技術的手段が提案されている。
【0020】その第一の技術手段は、画像情報に応じた
トナー像が形成される潜像担持体と、この潜像担持体か
ら未定着トナー像が一次転写される中間転写体と、この
中間転写体から記録媒体へ未定着トナー像を二次転写す
る二次転写ロールと、この二次転写ロールと対向する位
置で上記中間転写体を裏面側から支持するバックアップ
ロールとから構成される画像形成装置において、上記バ
ックアップロールを導電性ロールを半導電性あるいは絶
縁性の薄層で被覆して形成し、上記導電性ロールを接地
することである。
【0021】また、第二の技術的手段は、画像情報に応
じてトナー像が形成される潜像担持体と、この潜像担持
体から未定着トナー像が一次転写される中間転写体と、
この中間転写体と、この中間転写体から記録媒体へ未定
着トナー像を二次転写する二次転写ロールと、この二次
転写ロールと対向する位置で上記中間転写体を裏面側か
ら支持するバックアップロールとから構成される画像形
成装置において、上記バックアップロールとして絶縁性
ロールを半導電性の薄層で被覆して形成し、上記半導電
性薄層を接地することである。
【0022】これら技術的手段によれば、導電性ロール
を半導電性あるいは絶縁性の薄層で被覆すると共に上記
導電性ロールを接地してバックアップロールを構成し、
あるいは絶縁性ロールを半導電性の薄層で被覆すると共
に上記半導電性薄層を接地してバックアップロールを構
成しているので、二次転写ロールが中間転写体に直接接
触しても過大な電流がバイアスロールからバックアップ
ロールへ流れることはない。
【0023】このため、各種サイズの記録媒体について
安定した転写電界を形成することができる他、中間転写
体(ベルト)の損傷を未然に防止することもできる。ま
た、バックアップロール自体の抵抗により過大な電流の
発生を防止しているので、中間転写体の材料として高い
抵抗の材料を選択することができ、トナー像の早期転写
による画質劣化も防止することができる。
【0024】しかし、バックアップロール抵抗は、製造
時のばらつき、環境変動、長期使用時の劣化などにより
変化するため、両ロール間に印加された電圧が一定の
時、バックアップロール抵抗による電圧降下量の変化に
よって、転写電界が変化し、安定に転写できないことが
ある。このような問題点に鑑み二次転写ロールとバック
アップロールを中間転写体を介して接触させ、二次転写
ロールと中間転写体の抵抗を検出して二次転写中の電圧
を決定する方式が知られている。
【0025】図9は二次転写部の抵抗検出による二次転
写電圧の制御を行う従来の構成を説明する模式図であ
る。同図において、6aは電極ロール、7は抵抗検出回
路、9は転写電圧制御回路、10は転写電圧印加回路で
あって、二次転写ロール4とバックアップロール5を中
間転写体2を介して接触させ、かつ中間転写体2の裏面
にバックアップロール5に近接した位置に電極ロール6
aを接触させる。
【0026】そして、転写電圧印加回路10から印加し
た電圧により二次転写ロール4から中間転写材2を流れ
る電流iから抵抗検出回路7で両者の抵抗値を検出し、
この検出値に応じて転写電圧制御回路9が転写電圧印加
回路10から出力される転写電圧を制御する。これによ
り、最適な二次転写電圧を得ることができる。しかしこ
れらの方式では、二次転写に先だって二次転写ロール4
を紙を介さず直接中間転写体2の表面に接触させること
となり、二次転写ロールのトナー汚れによる転写紙裏面
の汚れ、あるいは二次転写ロールのトナー汚れにより正
確な抵抗検出ができないという欠点を有している。
【0027】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、二次転写ロー
ルを用いて中間転写体から記録媒体へトナー像を転写す
る画像形成装置において、二次転写ロールとバックアッ
プロールの間に過大な電流が流れるのを防止し、安定的
に高品質な画質が得られる画像形成装置を提供すること
にある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像情報に応じたトナー像が形成される
潜像担持体と、この潜像担持体から未定着トナー像が一
次転写される中間転写体と、この中間転写体から記録媒
体へ未定着トナー像を二次転写する二次転写ロールと、
この二次転写ロールと対向する位置で上記中間転写体を
裏面側から支持する半導電性のバックアップロールから
構成される画像形成装置において、上記バックアップロ
ールの抵抗を検出し、検出したバックアップロールの抵
抗に応じた最適な転写電圧を決定し、これを二次転写電
圧として印加することを特徴とするものである。
【0029】すなわち、図1に示したように、請求項1
に記載の第1の発明は、画像情報に応じたトナー像が形
成される潜像担持体1と、一次転写器3により前記潜像
担持体1から未定着のトナー像が一次転写される中間転
写体2と、前記中間転写体2の表面に当接して前記未定
着のトナー像を記録媒体11へ二次転写する二次転写ロ
ール4と、前記二次転写ロール4と対向する位置で前記
中間転写体2を裏面側から支持する半導電性のバックア
ップロール5と、前記バックアップロール5に当接して
配置された導電性ロール6と、前記二次転写ロール4と
前記バックアップロール5との間に転写電圧を印加する
転写電圧印加回路10と、前記二次転写ロール4の退避
時に前記バックアップロール5の抵抗値を検出する抵抗
検出回路7と、前記抵抗検出回路7の検出信号に応じて
前記二次転写ロール4に印加する転写電圧を決定する転
写電圧演算回路8と、前記転写電圧演算回路8の演算出
力に応じた転写電圧を出力するよう前記転写電圧印加回
路10を制御する転写電圧制御回路9とを備えたことを
特徴とする。
【0030】また、請求項2に記載の第2の発明は、第
1の発明における前記転写電圧印加回路10が前記バッ
クアップロール4に当接回転する電圧印加ロールを備え
たことを特徴とする。さらに、請求項3に記載の第3の
発明は、第1の発明における前記転写電圧印加回路10
の転写電圧出力を前記二次転写ロール4に接続してなる
ことを特徴とする。
【0031】さらに、請求項4に記載の第4の発明は、
第1または第3の発明において、前記二次転写時に前記
導電性ロール6を前記抵抗検出回路7から切離す開閉ス
イッチを備えたことを特徴とする。そして、請求項5に
記載の第5の発明は、第1の発明において、少なくとも
前記バックアップロール5の抵抗値検出時に前記二次転
写ロール4を前記中間転写体2から退避させる二次転写
ロール退避機構を備えたことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の態様】上記本発明の構成により、中間転
写体の裏面に設置されるトナー汚れの少ないバックアッ
プロール5の抵抗値を検出し、その検出結果に基づいて
最適な転写電圧を決定し、これを二次転写電圧とするこ
とで、精度のよい抵抗検出が可能となり、最適な転写電
圧を決定できるので安定的に高品質な画像が得られると
共に、二次転写ロールが中間転写体2を汚染することが
なく、記録媒体の裏面汚れを回避することができる。
【0033】すなわち、上記第1の発明の構成におい
て、潜像担持体1は画像情報に応じたトナー像を担持す
る。一次転写器3は前記潜像担持体1から未定着トナー
像を中間転写体2に一次転写する。二次転写ロール4
は、前記中間転写体2の表面に当接して未定着のトナー
像を記録媒体11へ二次転写する。
【0034】半導電性のバックアップロール5は、前記
二次転写ロール4と対向する位置で前記中間転写体2を
裏面側から支持し、導電性ロール6は前記バックアップ
ロール5に接して配置され、転写電圧印加回路10が前
記二次転写ロール4と前記バックアップロール5との間
に転写電圧を印加する。抵抗検出回路7は、前記二次転
写ロール4の退避時に前記バックアップロール5の抵抗
値を検出し、その検出信号に応じて転写電圧演算回路8
が前記二次転写ロール4に印加する転写電圧を決定す
る。
【0035】転写電圧制御回路9は、前記転写電圧演算
回路8の演算出力に応じた転写電圧を出力するよう前記
転写電圧印加回路10を制御する。また、上記第2の発
明の構成において、第1の発明における前記転写電圧印
加回路10に備えた電圧印加ロールは、前記バックアッ
プロール4に当接して回転して転写電圧を印加する。
【0036】さらに、上記第3の発明の構成において、
第1の発明における前記転写電圧印加回路10はその転
写電圧出力を前記二次転写ロール4に接続する。さら
に、上記第4の発明の構成において、上記第1または第
3の発明において、開閉スイッチは前記二次転写時に前
記導電性ロール6を前記抵抗検出回路7から切離しす。
【0037】そして、上記第5の発明の構成において、
上記第1の発明における二次転写ロール4に備えた二次
転写ロール退避機構は、少なくとも前記バックアップロ
ール5の抵抗値検出時に前記二次転写ロール4を前記中
間転写体2から離間させる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の実施例につき、図面を参照し
て詳細に説明する。図2は本発明を適用したカラー電子
写真複写機の概略構成を説明する要部模式図である。同
図において、1は潜像担持体である感光体ドラムであ
り、矢線方向への回転に伴いその表面には前記図7で説
明した周知の電子写真プロセスによって画像情報に応じ
た静電潜像が形成される。
【0039】また、この感光体ドラム1の周囲にはブラ
ック(BK)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)および
サイアン(C)の各色に対応した現像器14a,14
b,14c,14dからなるトナー現像器14が配設さ
れており、感光体ドラム1に形成された静電潜像をいず
れか一つの現像器で現像してトナー像Tを形成するよう
になっている。
【0040】従って、感光体ドラム1に書き込まれた静
電潜像がイエローの画情報に対応したものであれば、こ
の静電潜像はイエロー(Y)のトナーを内蔵する現像器
14bでトナー現像され、感光体ドラム1上にはイエロ
ーの未定着のトナー像が形成される。また、2は感光体
ドラム1の表面に当接されるように配置されたベルト状
の中間転写体であり、複数のロールに張架されて矢線方
向へ回動する。
【0041】上記感光体ドラム1に形成された未定着の
トナー像Tは、感光体ドラム1と上記中間転写体2とが
接する一次転写部位で感光体ドラム1から中間転写体2
の表面に転写される。この一次転写部位において、中間
転写体2の裏面側には一次転写器3としてコロナ放電器
が配設されており、このコロナ放電器にトナーの帯電極
性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム1上
の未定着トナー像が中間間転写体2に静電吸引されて転
写がなされる。
【0042】単色画像を形成する場合は、中間転写体2
に一次転写された未定着のトナー像Tを直ちに記録媒体
11に二次転写するのであるが、複数色のトナー像を重
ね合わせたカラー画像を形成する場合には、感光体ドラ
ム1上でのトナー像の形成、並びにこのトナー像の一次
転写の行程が色数分だけ繰り返される。例えば、4色の
トナー像を重ね合わせたフルカラー画像を形成する場
合、感光体ドラム1上にはその一回転毎にブラック、イ
エロー、マゼンタ及びサイアンの未定着のトナー像Tが
形成され、これら未定着のトナー像Tは順次中間転写体
2に一次転写される。
【0043】一方、中間転写体2は,最初に一次転写さ
れたブラックの未定着トナー像Tを保持したまま感光体
ドラム1と同一周期で回動し、中間転写体2上にはその
一回転毎にイエロー、マゼンタおよびサイアンの未定着
のトナー像Tがブラックの未定着トナー像Tに重ねて転
写される。このようにして中間転写体2に一次転写され
た未定着トナー像Tは、中間転写体2の回動に伴って記
録媒体11の搬送経路に面した二次転写部位へと搬送さ
れる。
【0044】上記二次転写部位では、二次転写ロール4
が中間転写体2に接し、フィードローラ16によって所
定のタイミングでトレイ15から搬出された記録媒体1
1はこの二次転写ロール4と中間転写体2との間に挟み
込まれる。また、二次転写部位における中間転写体2の
裏面側には上記二次転写ロール4の対向電極をなす半導
電性のバックアップロール5が配設されている。
【0045】バックアップロール5の表面には、導電性
の電圧印加ロール(コンタクトロール)12、および抵
抗検出用の導電性ロール6が当接している。そして、転
写回路26は、電圧印加ロール12と抵抗検出用の導電
性ロール6の間に規定の電位差をつけそのときに流れる
電流を検出し、この検出電流値に基づいて予め設定され
ている最適二次転写電圧を電圧印加ロール12に印加す
ることで、中間転写体2に担持された未定着のトナー像
Tが上記二次転写部位において記録媒体11に静電転写
される。
【0046】未定着のトナー像が転写された記録媒体1
1は剥離爪9によって中間転写体2から剥がされ、搬送
ベルト20によって定着器21に送り込まれてトナー像
の定着処理がなされる。一方、未定着のトナー像の二次
転写が終了した中間転写体2はクリーナ18によって残
留トナーが除去される。このクリーナー18はクリーニ
ングブラシ18aとクリーニングブレード18bを有
し、中間転写体2に残留しているトナーを除去する。な
お、このクリーナーは上記の構成に限るものではなく、
他の既知の手段を備えたものとしてもよい。
【0047】上記二次転写ロール4、剥離爪9およびク
リーナ18は中間転写体2に対してと接離自在に配設さ
れており、カラー画像が形成される場合には最終色の未
定着のトナー像が中間転写体2に一次転写される迄、こ
れら部材は中間転写体2から退避している。本実施例に
おいて、上記中間転写体2はアクリル、塩化ビニル、ポ
リエステル、ポリカーボ、ポリイミド等の樹脂、又は各
種ゴムにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量含有
させ、例えば厚さ0.1mmに形成されており、その体
積抵抗率は106 〜1014Ω・cmに調整されている。
【0048】上記中間転写体2の体積抵抗率は、高抵抗
抵抗率計(三菱油化製、ハイレスタIP)にHRプロー
ブ(三菱油化製、内側電極直径16mm、リング電極内
径30mm)を接続し、中間転写体2の表裏に500V
の電圧を印加して1分後の値を測定する。また、二次転
写ロール4はカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量
含有させその体積抵抗率を1021〜106 Ω・cmに調
整された発泡シリコーン、EPDMゴム等の各種ゴムに
より形成されている。二次転写ロール4の抵抗がバック
アップロール5より低くすることの理由は先に述べたと
うりである。
【0049】なお、二次転写ロール4の体積抵抗率ρV
は、1インチ(2.54cm)幅の銅テープを二次転写
ロールの円周方向に巻付け、当該二次転写ロールの芯金
と銅テープ間に電圧50Vを印加し、1分後の電流値I
を読み取り,下記の式により計算する。 ρV=2πW・V/I・ln (r2 /r1 ) 但し、ln は自然対数、r1 は芯金ロールの径、r2
転写ロールの外径、W=2.54cm 図3は本実施例におけるバックアップロールと転写回路
の構成例の説明図であって、5aは絶縁材、5bは半導
電性の薄層フィルム、5cは導電性の芯材、7は抵抗検
出回路、8は転写電圧演算回路、9は転写電圧制御回
路、10は転写電圧印加回路、22は開閉スイッチであ
る。
【0050】同図において、バックアップロール5は絶
縁材5aの表面を半導電性の薄層フィルム5bで被覆し
て構成されている。上記薄層フィルム5bは10〜20
0μmの厚さに形成され、その表面抵抗率ρSは107
Ω/□以上である。また、薄層フィルム5bには中間転
写体2との当接位置から円周方向へ20〜40mmの距
離をおいて電圧印加ロール12が当接しており、この位
置において上記薄層フィルム5bはバイアスされ得る構
成となっている。
【0051】また、バックアップロール5表面抵抗率
は、当該バックアップロール5より長い直径15mmの
2本の金属ロールをバックアップロール5円周方向に1
0mm離して接触させ、2本の金属ロール間に電圧50
Vを印加して1分後の電流値Iを読み取り下記の式によ
り計算する。 ρS=LV/gI 但し、Lはバックアップロール長さ(cm)、gは2本
の金属ロール間の距離(cm) さて、図3において、最適転写電圧は次のようにして設
定される。
【0052】バックアップロール5の抵抗値を検出する
場合、開放スイッチ22を閉成して転写電圧印加回路1
0から所定の電圧を電圧印加ロール12を介してバック
アップロール5に印加する。なお、このとき、二次転写
ロール4は中間転写体2から退避されている。電圧印加
ロール12からバックアップロール5の沿面および導電
性ロール6を通して電流が流れ、この電流が開閉スイッ
チ22から抵抗検出回路7に入力する。
【0053】抵抗検出回路7は入力した電流値を検出
し、検出値を転写電圧演算回路8に与える。転写電圧演
算回路8には予めバックアップロールの抵抗値に対する
最適転写電圧がテーブルとして格納されており、このテ
ーブルに基づいた最適転写電圧を演算する。演算された
最適転写電圧のデータは転写電圧制御回路9に与えら
れ、転写電圧制御回路9は当該データに基づいて転写電
圧印加回路10の転写電圧出力を制御して電圧印加ロー
ル12からバックアップロール5に印加する。
【0054】本例では、二次転写前にバックアップロー
ル5に−500Vを印加し、導電性ロール6から抵抗検
出回路7に流れる電流iを検出し、この電流値iから pS=LV/Gi によってバックアップロール5の抵抗値を算出し、前記
図4に示した関係から求めた最適二次転写電圧を決定す
る。
【0055】なお、Lはバックアップロール5の長手方
向の長さ(cm)、Gは導電性ロール6と芯材5との間
の距離(cm)である。これにより、二次転写時にバッ
クアップロール5と二次転写ロール4の間に最適の転写
電圧が印加される。図4は転写電圧演算回路に格納され
ているバックアップロール抵抗値に対する最適転写電圧
のテーブルの一例の説明図である。
【0056】同図はバックアップロールの抵抗値(lo
gSR、SRはバックアップロールの表面抵抗値)とバ
イアスロール抵抗に対する最適な転写電圧(V)の範囲
を示すものであって、下限aはトナーの中間転写体への
付着力に打ち勝って記録媒体へ転写するに必要な転写電
界を発生できる転写電圧を示し、上限bは転写電界が高
くなり過ぎて中間転写体と記録媒体間でパッシェン放電
を発生し、トナーの帯電異常により画質欠陥や転写効率
の低下を起こす転写電圧を示す。
【0057】この関係から、バックアップロールの抵抗
値(二次転写ロールの抵抗を含めて)が高抵抗になるほ
ど最適な転写電圧が高くなることが分かる。この関係の
データを転写電圧演算回路にデジタルあるいはアナログ
の形でテーブルとして格納して置き、前記した演算を行
う。図5は本実施例における転写手順を説明するフロー
チヤートである。
【0058】転写プロセスでバックアップロールの抵抗
値の測定は転写プロセス毎に実行するか、あるいは画像
形成ジョブの開始時に行うかは画像形成装置の主制御装
置で設定されるものとする。まず、画像形成プロセスが
スタートし、バックアップロールの抵抗検出モードであ
るとき(S−1のYes)は、図3の開閉スイッチ22
を閉成し(S−2)、転写電圧印加回路10から所定の
電圧を印加する(S−3)。
【0059】この電圧の印加に応じてバックアップロー
ルの沿面を流れる電流を抵抗検出回路7で検出し、その
検出電流値に基づいて転写電圧演算回路8が最適転写電
圧を演算し(S−4)、この演算結果に基づいて最適転
写電圧を決定する。次いで、開閉スイッチ22を開放し
て(S−5)抵抗検出回路7をバックアップロール5か
ら切離す。
【0060】作像プロセスが進行して二次転写ロールに
トナー像が一次転写され、中間転写体と二次転写ロール
の間に給送された記録媒体にトナー像が二次転写される
時にバックアップロールと二次転写ロールの間に上記の
最適転写電圧を印加し(S−6)、二次転写プロセスを
実行する(S−7)。そして、さらに画像形成ジョブが
ある場合はS−6に戻り、ジョブ終了の場合はエンドと
なる。
【0061】なお、S−1において、抵抗検出モードで
ない場合((S−1のNo)はS−6に行き、二次転写
プロセスを実行する。図6は本実施例におけるバックア
ップロールと転写回路の他の構成例の説明図であって、
バックアップロール5は導電体5dの表面を半導電性の
薄層フィルム5eで被覆してなり、この薄層フィルム5
eに当接して導電性ロール6が配置される。
【0062】この導電性ロール6と導電性の芯材5cと
の間に転写回路26が設置されており、導電性ロール6
と芯材5cとの間に流れる電流値に基づいて最適転写電
圧が演算される。上記導電体5dとしては導電性カーボ
ンを分散させたゴムローラまたは金属ロールが用いられ
る。
【0063】一方、上記薄層フィルム5eとしてはPV
dF、ポリエステルフィルム、PFA、あるいはアクリ
ルにカーボンブラック等の帯電防止剤を適当量を分散さ
せて抵抗を制御した材料が用いられ、その体積抵抗率は
108 Ω・cm以上である。薄層フィルム5eはその厚
さが薄いほど導電体5dが二次転写ロール4に近接する
ので、二次転写ロール4との間に印加される転写電圧が
低くても十分な転写電界を得ることができる。しかし、
ピンホールの発生や製造安定性の問題から、本例ではそ
の厚さを10μm〜100μmに設定した。
【0064】また、薄層フィルム5eは誘電率が高いほ
ど薄層化と同一の効果を発揮するので、本例ではPVd
F( 誘電率8)を使用した。この場合、導電体5dを被
覆している薄層フィルム5eの厚さ方向に電流が流れ、
且つ、低電圧で十分な転写電界を得るために、薄層フィ
ルム5eは極めて薄く形成されているので、過電流の発
生を防止するためには薄層フィルム5eの体積低効率を
大きく設定する必要が生じる。
【0065】しかし、一般に、半導電性材料の多くは高
電界中において体積低効率が大幅に低下する特性を有し
ているので、このバックアップロール5の構成では薄層
フィルム5eの材料および二次転写ロール4に印加する
電圧を自由に選択することができなくなるという問題が
懸念される。これに対し、前記図3示した例では絶縁材
5aを被覆している薄層フィルム5bの沿面方向へ電流
が流れるので、電圧印加ロール12と薄層フィルム5b
との接触点が薄層フィルム5bと中間転写体2との接触
点から十分に離れていれば、薄層フィルム5eの体積低
効率をそれほど大きく設定する必要はない。
【0066】このため、図6に示す例に関する上記した
問題が懸念されることはなく、薄層フィルム5eの材料
及び二次転写ロール4の間に印加する電圧を自由に選択
することができる。また、二次転写ロール4と中間転写
体2との接触位置から薄層フィルム5eと導電性ロール
との接地位置までの抵抗値は下記の理由により107 Ω
以上であることが好ましい。
【0067】すなわち、この種の画像形成装置では、装
置に人体が触れた場合の安全性や、記録媒体のジャム
(所謂、紙詰まり)による発火等の事故防止を考慮して
電源の電流容量は数mA以下に制限されており、二次転
写ロールが中間転写体に直接接触して過電流が流れる
と、電源の電流リミッターが働いて電源電圧が降下し、
過電流の継続的な通電を防止するように構成されてい
る。
【0068】また、このような構成は中間転写体に傷や
(ピンホール)等の孔が発生し、その部分に電流が集中
して中間転写体を大きく損傷させたり、発火させたりす
ることを防止するためにも有効である。従って、小サイ
ズの記録媒体への転写時や記録媒体が無い場合に、過電
流の大きさを単位長さ当たり100μA以下とすれば、
電流リミッターが働いて電源電圧が急激に降下すること
がなく、転写不良や中間転写体の損傷を防止することが
できる。
【0069】このような理由から、この構成例において
は転写電圧が約1000Vであるので、バックアップロ
ールと中間転写体との接触位置から導電性ロールの接地
位置までの体積抵抗を単位長さ(1cm)当たり107
Ω以上に設定するのが好ましいのである。バックアップ
ロール5に当接する抵抗検出用の導電性ロール6は、体
積抵抗率が106 Ω・cm以下の金属または導電性ゴム
から構成されている。
【0070】ここでは抵抗検出用電極として導電性ロー
ルを用いたが、これに限られるものではなく、例えば導
電性ブラシ、あるいはフィルム状導電部材等が適用でき
ることは言うまでも無い。さて、図6に示した例ではバ
ックアップロール5を構成する導電体5dと抵抗検出用
の導電性ロール6との間に所定の電位差を持たせ電流検
出によって抵抗を算出するようになっている。すなわ
ち、抵抗検出時には開閉スイッチ22を閉成して転写電
圧印加回路10からバックアップロール5の芯材5cに
所定の電圧、例えば500Vを印加する。なお、このと
き、二次転写ロール4は中間転写体2から退避させてお
く。
【0071】上記電圧の印加に応じてバックアップロー
ル5から導電性ロール6に流れる電流値に基づいて抵抗
検出回路7がバックアップロール5の抵抗値を検出し、
検出した抵抗値に対応する最適転写電圧が転写電圧演算
回路8で演算される。転写電圧演算回路8には前記図3
での説明と同様に図4に示したようなテーブルが格納さ
れている。
【0072】転写電圧演算回路8で演算された結果は転
写電圧制御回路9に与えられ、転写電圧制御回路9は転
写電圧印加回路10を制御して上記最適転写電圧がバッ
クアップロール5に印加できるようにする。そして、二
次転写時には二次転写ロール4が記録媒体を介して中間
転写体2に押接し、転写電圧印加回路10から最適転写
電圧がバックアップロール5と二次転写ロール4の間に
印加されて所定の二次転写が実行される。
【0073】このように、本例では導電性ロール6によ
って二次転写電圧の印加と抵抗計測時の電位差付与を兼
用したことで構成を簡略化している。さらに、本例では
二次転写に先だって抵抗検出を行い二次転写電圧の印加
時には抵抗検出用ロールである導電性ロール6をフロー
ティングすなわち、バックアップロール5から切り離す
ことで二次転写中に導電性ロール6からの不必要な電流
が流出するのを防止しており、このことで容量の小さな
電源が使用できる。
【0074】なお、抵抗検出用の導電性ロール6の長さ
を短くしバックアップロール5の画像領域外に配置する
ことにより、二次転写中での抵抗検出を可能とすること
もできる。このように本実施例によれば、従来バイアス
ロールをスタンバイ時または転写プロセス前のプレサイ
クル時に中間転写体に接触させ抵抗検出していたのに比
べ、二次転写直前の抵抗検出が可能となり、環境や経時
変化に伴うバックアップロールの抵抗値の変化に応じた
最適転写電圧を決定して高画質の画像形成が可能となる
と共に、記録媒体のトナー汚れ等の問題も回避される。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転写電圧を印加するバイアスロールすなわち二次転写ロ
ールが中間転写体に直接接触しても中間転写体に過大な
電流が流れることはないので、各種サイズの記録媒体に
ついて安定した転写電界を形成することができ、転写不
良を防止して良好な記録画像を形成することが可能とな
ると共に、中間転写体を構成するベルトの損傷を未然に
防止することができる。
【0076】また、バックアップロールの抵抗値を二次
転写直前に精度よく検出でき、当該バックアップロール
の抵抗値に応じた最適な転写電圧を印加することができ
るので、バックアップロールの抵抗値が、製造時のばら
つき、環境変動、長期使用時の劣化などにより変動して
も安定的に高品質な画質を形成することが可能な画像形
成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による画像形成装置の要部構成を説明
する模式図である。
【図2】 本発明を適用したカラー電子写真複写機の概
略構成を説明する要部模式図である。
【図3】 本実施例におけるバックアップロールと転写
回路の構成例の説明図である。
【図4】 転写電圧演算回路に格納されているバックア
ップロール抵抗値に対する最適転写電圧のテーブルの一
例の説明図である。
【図5】 本実施例における転写手順を説明するフロー
チヤートである。
【図6】 本実施例におけるバックアップロールと転写
回路の他の構成例の説明図である。
【図7】 中間転写体を用いた画像形成装置の一例とし
ての電子複写機の概略構造を説明する模式図である。
【図8】 図7に示した画像形成装置の要部構成を説明
する模式図である。
【図9】 二次転写部の抵抗検出による二次転写電圧の
制御を行う従来の構成を説明する模式図である。
【符号の説明】
1・・・・潜像担持体(感光体ドラム)、2・・・・中
間転写体、3・・・・一次転写器、4・・・・二次転写
ロール、5・・・・バックアップロール、6・・・・抵
抗検出用の導電性ロール、7・・・・抵抗検出回路、8
・・・・転写電圧演算回路、9・・・・転写電圧制御回
路、10・・・・転写電圧印加回路、11・・・・記録
媒体、12・・・・電圧印加ロール、13・・・・帯電
器、14・・・・現像器、15・・・・トレイ、16・
・・・フィードローラ、17・・・・送り出しローラ、
18・・・・クリーナー、19・・・・剥離爪、20・
・・・搬送ベルト、21・・・・定着器、22・・・・
開閉スイッチ、23・・・・二次転写ロール退避機構、
24・・・・ドラムクリーナー、25・・・・除電器、
26・・・・転写回路、30・・・・原稿走査部、31
・・・・原稿載置台、40・・・・画像処理部、50・
・・・作像プロセス制御部、60・・・・作像部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に応じたトナー像が形成される
    潜像担持体と、一次転写器により前記潜像担持体からト
    ナー像が一次転写される中間転写体と、前記中間転写体
    の表面に当接して前記トナー像を記録媒体へ二次転写す
    る二次転写ロールと、前記二次転写ロールと対向する位
    置で前記中間転写体を裏面側から支持する半導電性のバ
    ックアップロールと、前記バックアップロールに当接し
    て配置された導電性ロールと、前記二次転写ロールと前
    記バックアップロールとの間に転写電圧を印加する転写
    電圧印加回路と、前記二次転写ロールの退避時に前記バ
    ックアップロールの抵抗値を検出する抵抗検出回路と、
    前記抵抗検出回路の検出信号に応じて前記二次転写ロー
    ルに印加する転写電圧を決定する転写電圧演算回路と、
    前記転写電圧演算回路の演算出力に応じた転写電圧を出
    力するよう前記転写電圧印加回路を制御する転写電圧制
    御回路とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記転写電圧印加回
    路が前記バックアップロールに当接回転する電圧印加ロ
    ールを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記転写電圧印加回
    路の転写電圧出力を前記二次転写ロールに接続してなる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3において、前記二次転
    写時に前記導電性ロールを前記抵抗検出回路7から切離
    す開閉スイッチを備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、少なくとも前記バッ
    クアップロールの抵抗値検出時に前記二次転写ロールを
    前記中間転写体から退避させる二次転写ロール退避機構
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7356276B2 (en) 2005-01-05 2008-04-08 Samsung Electronics Co., Ltd. High voltage generator and method of sensing roller resistance
JP2012203254A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US10527973B1 (en) 2018-08-15 2020-01-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Image forming apparatus

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