JPH08294135A - 消磁回路及び電流制限装置 - Google Patents

消磁回路及び電流制限装置

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JPH08294135A
JPH08294135A JP7095118A JP9511895A JPH08294135A JP H08294135 A JPH08294135 A JP H08294135A JP 7095118 A JP7095118 A JP 7095118A JP 9511895 A JP9511895 A JP 9511895A JP H08294135 A JPH08294135 A JP H08294135A
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JP
Japan
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switch
degaussing
characteristic thermistor
thermal
responsive
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Application number
JP7095118A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ikeda
豊 池田
Yuichi Takaoka
祐一 高岡
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP96302747A priority patent/EP0739145B1/en
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H5/00Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection
    • H02H5/04Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection responsive to abnormal temperature
    • H02H5/047Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection responsive to abnormal temperature using a temperature responsive switch
    • H02H5/048Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal non-electric working conditions with or without subsequent reconnection responsive to abnormal temperature using a temperature responsive switch additionally responsive to excess current due to heating of the switch
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/29Picture reproducers using cathode ray tubes using demagnetisation or compensation of external magnetic fields
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/50Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position
    • H01H1/504Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position by thermal means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】高温状態となるPTCやリレー回路を使用する
ことなく、既存の必須部品を利用しながらの確実な消磁
動作を実現することができる消磁回路及び電流制限装置
を提供する。 【構成】PTC15を介して消磁コイル8の一端側に直
列接続された熱応動スイッチ16を備えており、かつ、
この熱応動スイッチ16が平滑コンデンサ4への突入電
流を抑制するNTC7の発熱に伴って電流遮断動作を行
うものである。また、本発明にかかる電流制限装置は、
NTC7及びPTC15間に介装された熱応動スイッチ
16を備えており、この熱応動スイッチ16がNTC7
の発熱に伴って屈曲動作する熱応動体を具備するととも
に、この熱応動体の屈曲動作に伴って開操作される可動
接点及び固定接点を具備したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消磁回路と、この消磁
回路を構成する電流制限装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カラーテレビジョン受像機や
カラーモニターディスプレイなどの電源回路にはブラウ
ン管自動消磁用の消磁回路が組み込まれており、これら
の電源回路及び消磁回路は図9で示すような第1の回路
構成を有するのが一般的となっている。つまり、この電
源回路は、商用交流電源1に接続されたラインフィルタ
2と、メイン回路3に接続された平滑コンデンサ4と、
これら間に介装された整流ダイオードブリッジ5とを備
えたものであり、ラインフィルタ2と整流ダイオードブ
リッジ5との間には、メインスイッチ6と、平滑コンデ
ンサ4への突入電流を抑制するための負特性サーミスタ
(以下、NTCという)7とがそれぞれ配設されてい
る。なお、図中の仮想線で示すように、NTC7が平滑
コンデンサ4及び整流ダイオードブリッジ5間に配設さ
れている場合もあるほか、このNTC7に代えて固定抵
抗(図示していない)を用いることも行われている。
【0003】そして、この際における消磁回路は電源回
路に対して並列接続されたうえ、整流ダイオードブリッ
ジ5とメインスイッチ6との間及びラインフィルタ2と
NTC7との間から商用交流電源1を取り出す構成とさ
れたものであり、ブラウン管(図示していない)の消磁
動作を行う消磁コイル8と、この消磁コイル8の一端側
に直列接続された第1の正特性サーミスタ(以下、PT
Cという)9と、消磁コイル8の他端側とPTC9との
間に並列接続された第2のPTC10とを備えている。
なお、ここでのPTC9は温度上昇を伴う抵抗値変化に
よって消磁コイル8へと流れる消磁電流を漸減させるも
のであり、PTC10は消磁残留電流を低減すべくPT
C9を加熱するものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来構
成の電源回路及び消磁回路におけるメインスイッチ6を
閉操作した場合には、NTC7または固定抵抗と、第1
及び第2のPTC9,10とが発熱することになり、メ
インスイッチ6の閉操作中には2〜3w程度の電力消費
が常に生じているため、各種の部品が搭載されたプリン
ト配線基板(図示していない)の損傷や他部品の劣化が
発生することになる。特に、この際におけるPTC10
は150℃以上の高温状態となることから、その寿命の
短縮化が避けられないことになっていた。
【0005】そこで、これらの不都合を回避すべく、リ
レー回路を電源回路と消磁回路との間に介装してなる第
2の回路構成、つまり、図10で示すような構成を採用
することも行われている。すなわち、この従来例構成
は、PTC10を設けることなく、PTC9の一端側に
メカニカルリレー11を設けたうえ、リレー制御信号に
基づくリレー駆動回路12の動作に伴うメカニカルリレ
ー11の開操作によって消磁電流を遮断するものであ
る。しかしながら、このような構成を採用した際にはリ
レー駆動回路12が必要であるため、このリレー駆動回
路12による基板占有面積が増えることになるばかり
か、高価なメカニカルリレー11の使用に伴ってコスト
上昇を招くというような不都合が生じることになってし
まう。
【0006】本発明は、これらの不都合に鑑みて創案さ
れたものであって、高温状態となるPTCやリレー回路
を使用することなく、既存の必須部品を利用しながらの
確実な消磁動作を実現することができる消磁回路及び電
流制限装置の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる第1の消
磁回路は、平滑コンデンサと、この平滑コンデンサへの
突入電流を抑制するNTCまたは固定抵抗とを備えた電
源回路に対して並列接続されたものであり、上記目的を
達成するために、PTCを介して消磁コイルの一端側に
直列接続された熱応動スイッチを備えており、かつ、こ
の熱応動スイッチがNTCまたは固定抵抗の発熱に伴っ
て電流遮断動作を行うものであることを特徴としてい
る。そして、第2の消磁回路は、熱応動スイッチがNT
Cまたは固定抵抗及び前記PTCの発熱に伴って電流遮
断動作を行うものであることを特徴とする。
【0008】また、本発明にかかる第3の消磁回路は、
PTCを介して消磁コイルの一端側に直列接続された第
1熱応動スイッチと、前記消磁コイルの他端側に直列接
続された第2熱応動スイッチとを備えており、かつ、こ
れら第1及び第2熱応動スイッチのそれぞれがNTCま
たは固定抵抗の発熱に伴って電流遮断動作を行うもので
あることを特徴としている。さらに、第4の消磁回路
は、これら第1及び第2熱応動スイッチのそれぞれがN
TCまたは固定抵抗及びPTCの発熱に伴って電流遮断
動作を行うものであることを特徴としている。
【0009】一方、本発明にかかる第1の電流制限装置
は、NTCまたは固定抵抗と、PTCと、両サーミスタ
間に介装された熱応動スイッチとを備えており、この熱
応動スイッチが、NTCまたは固定抵抗の発熱に伴って
屈曲動作する熱応動体を具備しているとともに、この熱
応動体の屈曲動作に伴って開操作される可動接点及び固
定接点を具備したものである。そして、第2の電流制限
装置における熱応動スイッチは、NTCまたは固定抵抗
及びPTCの発熱に伴って屈曲動作する熱応動体を具備
しており、この熱応動体の屈曲動作に伴って開操作され
る可動接点及び固定接点を具備したものであることを特
徴としている。
【0010】また、第3の電流制限装置は、NTCまた
は固定抵抗と、PTCと、両サーミスタ間に介装された
第1及び第2熱応動スイッチとを備えており、第1熱応
動スイッチが、NTCまたは固定抵抗及びPTCの発熱
に伴って屈曲動作する熱応動体を具備しているととも
に、この熱応動体の屈曲動作に伴って開操作される可動
接点及び固定接点を具備したものである一方、第2熱応
動スイッチが、NTCまたは固定抵抗の発熱に伴って屈
曲動作する熱応動体を具備しているとともに、この熱応
動体の屈曲動作に伴って開操作される可動接点及び固定
接点を具備したものである。
【0011】
【作用】上記第1及び第2の消磁回路によれば、NTC
または固定抵抗、もしくは、これら及びPTCの発熱に
伴って熱応動スイッチが消磁電流の遮断動作を行うこと
になり、従来例における第2のPTCやリレー回路を使
用する必要はなくなる。そして、第3及び第4の消磁回
路によれば、消磁コイルの両端側に設けられた熱応動ス
イッチがともに消磁電流の遮断動作を行うことになり、
この消磁コイルが電源回路から独立することになる結
果、この消磁コイルにおいて低周波電磁界が発生するこ
とを防止し得ることとなる。また、第1及び第2の電流
制限装置によれば、上記第1及び第2の消磁回路の要部
構成を一体的に実現することが可能となり、さらに、第
3の電流制限装置によれば、上記第3及び第4の消磁回
路の要部構成を一体的に実現することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明にかかる消磁回路及び電流制限
装置の実施例を、図面に基づいて説明する。
【0013】消磁回路の実施例 図1は本発明の第1実施例にかかる消磁回路の構成を簡
略化して示す説明図であり、図2及び図3のそれぞれは
第2及び第3実施例にかかる消磁回路の構成を示す説明
図である。なお、これらの図1ないし図3において、従
来例にかかる図9及び図10と互いに同一となる部品、
部分には同一符号を付している。
【0014】第1実施例にかかる消磁回路は、カラーテ
レビジョン受像機やカラーモニターディスプレイなどの
電源回路に対して組み込んだうえでブラウン管の自動消
磁用として使用されるものであり、これらの電源回路及
び消磁回路は図1で示すような回路構成を有している。
すなわち、ここでの電源回路は、商用交流電源1に接続
されたラインフィルタ2と、メイン回路3に接続された
平滑コンデンサ4と、これら間に介装された整流ダイオ
ードブリッジ5とを備えたものであり、ラインフィルタ
2及び整流ダイオードブリッジ5間には、メインスイッ
チ6と、平滑コンデンサ4への突入電流を抑制するため
のNTC7、または、NTC7に代わる固定抵抗(図示
していない)とがそれぞれ配設されている。
【0015】なお、このNTC7は平滑コンデンサ4と
整流ダイオードブリッジ5と間に介装されていてもよ
く、NTC7の有するB定数は2000K以上、R25
0.5〜100Ωの範囲内であることが条件とされる。
すなわち、NTC7のB定数が2000K未満である場
合及びR25が100Ω以上である場合には安定時の抵抗
値が十分下がらないことになり、また、0.5Ω以下の
25では突入電流が十分に抑制できないからである。
【0016】一方、この際における消磁回路は、電源回
路に対して並列接続され、かつ、整流ダイオードブリッ
ジ5とメインスイッチ6との間及びラインフィルタ2と
NTC7との間から商用交流電源1を取り出す構成とさ
れたものであり、ブラウン管(図示していない)の消磁
動作を行う消磁コイル8と、PTC15を介したうえで
消磁コイル8の一端側に対して直列接続された熱応動ス
イッチ16とを備えている。そして、この熱応動スイッ
チ16は、図1で示すように、電源回路を構成するNT
C7または固定抵抗の発熱に伴う開動作によって消磁コ
イル8へと流れる消磁電流の遮断動作を行うもの、つま
り、NTC7または固定抵抗と熱結合されたものとなっ
ている。なお、この遮断動作は消磁開始から1〜60秒
(望ましくは、1〜6秒)の範囲内で行われることが望
ましい。すなわち、1秒以下では消磁電流が十分に減衰
しないまま遮断されるために十分な消磁効果が得られ
ず、また、60秒以上では消磁電流が減衰しているにも
拘わらず残留電流による画揺れが発生し、画面をみてい
ると不快感が生じる場合があることになる。
【0017】さらに、この際におけるPTC15の有す
るR25は30Ω以下、キューリー点(C.P.)は40
〜100℃(望ましくは、50〜80℃)の範囲内であ
ることが条件となる。つまり、R25が30Ω以上である
と十分に大きな突入電流が得られず、また、C.P.が
40℃以下であるとPTC15の動作が周囲温度の影響
により大きく変動することになり、100℃以上では消
磁電流の減衰が遅くなるためである。また、熱応動スイ
ッチ16の接点開放温度は45〜130℃、復帰時の接
点閉温度は40〜130℃であることが条件とされてい
る。すなわち、動作温度が45℃以下では周囲温度の影
響を大きく受けることになる一方、NTC7の一般的な
使用温度が130℃以下とされているためである。
【0018】そこで、本実施例にかかる構成とされた消
磁回路においては、NTC7または固定抵抗と熱結合さ
れた熱応動スイッチ16が消磁電流の遮断動作を行うこ
とになる結果、従来例における第2のPTC10やメカ
ニカルリレー11を具備したリレー回路を使用する必要
がないことになる。なお、この第1実施例では、NTC
7または固定抵抗の発熱に伴って熱応動スイッチ16が
電流遮断動作を行うとしているが、これに限定されるこ
とはないのであり、図2で示す第2実施例にかかる構成
のように、PTC15を介して消磁コイル8の一端側に
直列接続された熱応動スイッチ16がNTC7または固
定抵抗のみならず、PTC15とも熱結合された、つま
り、これらの発熱に伴って電流遮断動作を行うものであ
ってもよいことは勿論である。
【0019】また、以上説明した第1実施例及び第2実
施例では、単一個の熱応動スイッチ16を使用すること
としているが、図3で示す第3実施例のような構成も採
用可能である。すなわち、この第3実施例にかかる消磁
回路は、PTC15を介して消磁コイル8の一端側に直
列接続された第1熱応動スイッチ17と、この消磁コイ
ル8の他端側に対して直列接続された第2熱応動スイッ
チ18とを備えたものであり、第1及び第2熱応動スイ
ッチ17,18のそれぞれは、NTC7または固定抵抗
の発熱に伴って電流遮断動作を行うものとなっている。
【0020】そして、このような構成を採用した場合に
は、第1及び第2熱応動スイッチ17,18の電流遮断
動作によって消磁コイル8が電源回路の商用交流電源1
から完全に独立した状態となるため、消磁コイル8にお
いてVDT障害等との関連で問題となっている低周波電
磁界が発生しないという利点が得られる。さらに、第3
実施例の構成では、第1及び第2熱応動スイッチ17,
18のそれぞれがNTC7または固定抵抗と熱結合され
るとしているが、このような構成に限定されることはな
いのであり、例えば、図示省略しているが、第1及び第
2熱応動スイッチ17,18のそれぞれがNTC7また
は固定抵抗及びPTC15と熱結合された構成の採用も
可能である。
【0021】電流制限装置の実施例 つぎに、本発明にかかる電流制限装置の実施例について
説明する。図4は第1実施例にかかる電流制限装置の概
略構成を示す説明図、図5はその要部の変形例を示す説
明図であり、図6ないし図8のそれぞれは第2ないし第
4実施例にかかる電流制限装置の概略構成を示す説明図
である。
【0022】第1実施例にかかる電流制限装置は、図1
で示した第1実施例の消磁回路における仮想線で囲んだ
領域内を具体化したものであり、この電流制限装置は、
図4(a)の側断面図及び図4(b)の平断面図でそれ
ぞれ簡略化して示すように、バネ端子20及び平板端子
21によって挟持されたNTC7と、一対のバネ端子2
2,23によって挟持されたPTC15と、NTC7及
びPTC15間に介装された熱応動スイッチ16と、こ
れらの部品を位置決め収納する樹脂やセラミック製など
のケース体24とを備えている。そして、このケース体
24には、NTC収納室24a及びPTC収納室24b
と、これら間を連通接続して大きく狭められたスイッチ
収納室24cとが設けられており、NTC収納室24a
内にはバネ端子20と平板端子21とで挟持されたNT
C7が位置決めして収納され、かつ、PTC収納室24
b内にはバネ端子22,23によって挟持されたPTC
15が位置決めして収納される一方、スイッチ収納室2
4c内には熱応動スイッチ16が収納されている。
【0023】また、ここでの熱応動スイッチ16は、加
熱されることによって屈曲動作を行うバイメタルや形状
記憶合金製などの熱応動体26と、ノーマリーON状態
の可動接点27及び固定接点28とを具備して構成され
たものであり、常温下で湾曲した形状を有する熱応動体
26の一端側(図では、上側)はスポット溶接などの手
法でもってNTC7を挟持する平板端子21に対して固
定的に取り付けられている。そして、この熱応動体26
の他端側(図では、下側)には可動接点27が設けられ
る一方、PTC15を挟持するバネ端子22の所定位置
には固定接点28が設けられており、これらの可動接点
27及び固定接点28間は加熱された熱応動体26の屈
曲動作によって開操作されるようになっている。なお、
ここでの熱応動体26が、図5で示すような構造、つま
り、熱応動体と可動片とが別になった構造を採用したう
えで平板端子21に対して掛り止めで取り付けられたも
のであってもよい。また、この際における熱応動スイッ
チとして、バイメタルに代わるサーマルリードスイッチ
を使用することも可能である。
【0024】すなわち、この第1実施例にかかる電流制
限装置では、NTC7とPTC15との間にケース体2
4を構成するスイッチ収納室24cが設けられ、また、
このスイッチ収納室24c内に収納された熱応動スイッ
チ16を構成する熱応動体26がNTC7を挟持する平
板端子21に対して取り付けられているために、熱応動
体26がNTC7の発熱に伴ってのみ加熱されて屈曲動
作することになり、この熱応動体26の屈曲動作によっ
て可動接点27及び固定接点28間がOFFとなるので
ある。
【0025】なお、図4(a)の側断面図では、PTC
15を挟持したうえで固定接点28が設けられたバネ端
子22の外端部がケース体24外にまで突出している
が、図1で示した消磁回路からも理解されるように、バ
ネ端子22の外端部がケース体24外にまで突出してい
る必要性がないことは勿論である。しかしながら、この
バネ端子22の外端部がケース体24外にまで突出して
いる場合には、その外側端部と平板端子21の外端部と
の間に別異のスイッチ29を設けておくことが可能とな
り、このスイッチ29をONすることによって熱応動ス
イッチ16のOFF中であっても消磁動作を行うことが
できるという利点がある。
【0026】そして、上記構成とされた電流制限装置に
おいては、つぎのような動作が行われることになる。す
なわち、まず、電源回路のメインスイッチ6が閉操作さ
れると、商用交流電源1からNTC7に対する負荷電流
が流れると同時に、消磁コイル8に対してはPTC15
を通じて消磁電流が流れることになり、NTC7で生じ
た発熱は平板端子21を介したうえで熱応動スイッチ1
6を構成する熱応動体26へと伝わる。そこで、この熱
応動体26は加熱されることによって屈曲動作すること
になり、熱応動体26の屈曲動作に伴ってノーマリーO
N状態となっていた可動接点27及び固定接点28間は
開操作されて熱応動スイッチ16はOFF状態となる。
【0027】その結果、消磁コイル8へと流れていた消
磁電流の流れは遮断されることになり、発熱していたP
TC15の温度は低下することになる。しかしながら、
この際におけるNTC7に対しては負荷電流が流れ続け
ており、このNTC7の発熱状態が継続しているため、
熱応動スイッチ16のOFF状態は続くことになる。ま
た、メインスイッチ6が開操作されると、NTC7の発
熱が終了して温度低下が生じることになり、このNTC
7によって加熱されていた熱応動スイッチ16が復帰温
度以下となれば、可動接点27及び固定接点28間が閉
操作されることによってノーマリーON状態へと復帰す
る。なお、熱応動スイッチ16が復帰しても、メインス
イッチ6が開操作されているのであるから、消磁コイル
8に対して消磁電流が流れることは起こらない。
【0028】ところで、電流制限装置の構成が上記に限
られることはなく、図6で示す第2実施例の構成を採用
することも可能である。すなわち、この第2実施例にか
かる電流制限装置は、図2で示した第2実施例の消磁回
路における仮想線で囲んだ領域内を具体化したものであ
り、この電流制限装置は、図6(a)の側断面図及び図
6(b)の平断面図でそれぞれ簡略化して示すように、
バネ端子20及び平板端子21によって挟持されたNT
C7と、一対のバネ端子22,23によって挟持された
PTC15と、NTC7及びPTC15間に介装された
熱応動スイッチ16と、これらの部品を収納する樹脂や
セラミック製などのケース体30とを備えている。
【0029】そして、ここでのケース体30は同一幅を
有する形状とされており、このケース体30内には、バ
ネ端子20及び平板端子21で挟持されたNTC7と、
バネ端子22,23によって挟持されたPTC15と、
熱応動スイッチ16との各々が位置決めしたうえで収納
されている。また、この際、熱応動スイッチ16を介し
て対面しあう平板端子21とバネ端子22との間には、
アルミナなどのような熱伝導性に優れた電気絶縁物から
なる一対の熱伝達部材31が介装されており、熱応動ス
イッチ16の両側は熱伝達部材31によって囲まれてい
る。なお、この熱応動スイッチ16の構成は第1実施例
の場合と同じであるから、ここでの説明は省略する。
【0030】そこで、この第2実施例においては、PT
C15の発熱も熱伝達部材31を介したうえでNTC7
側の平板端子21へと伝わることになり、その結果とし
て電流制限装置を構成する熱応動スイッチ16はNTC
7または固定抵抗のみならずPTC15によっても加熱
されることになる。すなわち、この第2実施例にかかる
電流制限装置を構成する熱応動スイッチ16は、NTC
7または固定抵抗及びPTC15の発熱に伴って屈曲動
作する熱応動体26を具備していることを特徴とするの
である。
【0031】さらに、以上説明した第1実施例及び第2
実施例にかかる電流制限装置は、単一個の熱応動スイッ
チ16を備えることによって構成されていたが、このよ
うな構成に限られることはなく、図3で示した第3実施
例の消磁回路における仮想線で囲んだ領域内を具体化し
た構成の電流制限装置を実現することも可能である。す
なわち、図7(a)の側断面図及び図7(b)の平断面
図でそれぞれ簡略化して示す構成とされた第3実施例に
かかる電流制限装置である。
【0032】この第3実施例にかかる電流制限装置は、
バネ端子20及び平板端子21によって挟持されたNT
C7と、一対のバネ端子22,23によって挟持された
PTC15と、NTC7及びPTC15間に介装された
第1熱応動スイッチ17と、一対の平板端子33,34
間に介装された第2熱応動スイッチ18と、これらの部
品を一括して位置決め収納するケース体35とを備えて
いる。そして、このケース体35の内部は、NTC収納
室35a及びPTC収納室35bと、これら間を連通接
続するスイッチ収納室35cとに仕切られており、NT
C収納室35aとスイッチ収納室35cとの間にはアル
ミナなどのような熱伝導性に優れた電気絶縁物からなる
熱伝達部材36が介装されている一方、PTC収納室3
5bとスイッチ収納室35cとの間にはケース体35か
ら延出された仕切壁35dが設けられている。
【0033】また、このケース体35のNTC収納室3
5a内には、バネ端子20と平板端子21とで挟持され
たNTC7が位置決めして収納され、かつ、PTC収納
室35b内にはバネ端子22,23によって挟持された
PTC15が位置決めしたうえで収納されているととも
に、スイッチ収納室35c内には第1及び第2熱応動ス
イッチ17,18が並列状態として収納されている。そ
して、ここでの第1熱応動スイッチ17は、第2実施例
における熱応動スイッチ16と同様、NTC7を挟持す
る平板端子21に対して一端側(図では、上側)が取り
付けられたバイメタルなどの熱応動体26と、常温下で
湾曲した形状を有する熱応動体26の他端側(図では、
下側)に設けられた可動接点27と、PTC15を挟持
するバネ端子22に設けられたうえで可動接点27とノ
ーマリーON状態の固定接点28とから構成されてい
る。なお、第1熱応動スイッチ17の動作は、第2実施
例における熱応動スイッチ16の動作と同じであるから
説明を省略する。
【0034】さらに、この際における第2熱応動スイッ
チ18は、熱伝達部材36を介して平板端子21と対面
する一方側の平板端子33に対して一端側(図では、下
側)が取り付けられたバイメタルなどの熱応動体37
と、ノーマリーON状態の可動接点38及び固定接点3
9とを具備したものであり、可動接点38は常温下で湾
曲した形状を有する熱応動体37の他端側(図では、下
側)に設けられる一方、固定接点39はケース体35の
仕切壁35dによって支持された平板端子34の所定位
置に設けられている。そこで、この第2熱応動スイッチ
18は、熱応動体37の屈曲動作に伴って可動接点38
及び固定接点39間の開操作を行うことになり、第1熱
応動スイッチ17と同時にOFF状態となることによっ
て消磁コイル8を電源回路の商用交流電源1から完全に
独立させるものとして機能することになる。
【0035】ところで、この第3実施例にかかる電流制
限装置では、第1及び第2熱応動スイッチ17,18の
それぞれが熱応動体26,37を用いて構成されたもの
であるとしているが、例えば、図8(a)の側断面図及
び図8(b)の平断面図で示すような変形例の採用も可
能である。すなわち、この変形例にかかる電流制限装置
は、ケース体40におけるスイッチ収納室40aをケー
ス体40から延出された仕切壁40b,40cで仕切る
とともに、第1及び第2熱応動スイッチ17,18の各
々を板バネ構造としておいたうえ、NTC7を挟持する
平板端子21によって支持される別異の熱応動体41
と、この熱応動体41及び第1及び第2熱応動スイッチ
17,18を連結する絶縁物からなる連結部材42とを
備えることによって構成されたものである。そして、こ
の変形例構成によれば、NTC7の発熱に伴って熱応動
体41が屈曲動作することになり、この熱応動体41の
屈曲動作によって連結部材42を介して互いに連結され
た第1及び第2熱応動スイッチ17,18が可動接点2
7,38及び固定接点28,39間の開操作を行う結
果、消磁コイル8へと流れていた消磁電流を遮断するこ
とが行われるのである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる消
磁回路及び電流制限装置によれば、従来例では必要であ
った消磁動作後においても発熱し、かつ、高温状態とな
るPTCや構成が複雑で占有面積の大きなリレー回路を
使用する必要がないことになる結果、消費電力の削減を
図るとともに、大幅に簡素化されて安価な構成を提供で
きるという効果が得られる。また、消磁回路における残
留電流を遮断して消磁コイルにおける低周波電磁界の発
生を防止することが可能となり、消磁回路において発生
する各種のノイズを低減することができるという効果も
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかる消磁回路の構成を簡略化し
て示す説明図である。
【図2】第2実施例にかかる消磁回路の構成を簡略化し
て示す説明図である。
【図3】第3実施例にかかる消磁回路の構成を簡略化し
て示す説明図である。
【図4】第1実施例にかかる電流制限装置の概略構成を
示す説明図である。
【図5】第1実施例にかかる電流制限装置の要部の変形
例を示す説明図である。
【図6】第2実施例にかかる電流制限装置の概略構成を
示す説明図である。
【図7】第3実施例にかかる電流制限装置の概略構成を
示す説明図である。
【図8】第3実施例の変形例にかかる電流制限装置の概
略構成を示す説明図である。
【図9】第1従来例にかかる消磁回路の構成を簡略化し
て示す説明図である。
【図10】第2従来例にかかる消磁回路の構成を簡略化
して示す説明図である。
【符号の説明】
4 平滑コンデンサ 7 NTC(負特性サーミスタ) 8 消磁コイル 15 PTC(正特性サーミスタ) 16 熱応動スイッチ 26 熱応動体 27 可動接点 28 固定接点
【手続補正書】
【提出日】平成8年4月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】ところで、電流制限装置の構成が上記に限
られることはなく、図6で示す第2実施例の構成を採用
することも可能である。すなわち、この第2実施例にか
かる電流制限装置は、図2で示した第2実施例の消磁回
路における仮想線で囲んだ領域内を具体化したものであ
り、この電流制限装置は、図6(a)の側断面図及び図
6(b)の平断面図でそれぞれ簡略化して示すように、
バネ端子20及び平板端子21によって挟持されたNT
C7と、平板端子22a及びバネ端子23によって挟持
されたPTC15と、NTC7及びPTC15間に介装
された熱応動スイッチ16と、これらの部品を収納する
樹脂やセラミック製などのケース体30とを備えてい
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】そして、ここでのケース体30は同一幅を
有する形状とされており、このケース体30内には、バ
ネ端子20及び平板端子21で挟持されたNTC7と、
平板端子22a及びバネ端子23によって挟持されたP
TC15と、熱応動スイッチ16との各々が位置決めし
たうえで収納されている。また、この際、熱応動スイッ
チ16を介して対面しあう平板端子21と平板端子22
との間には、アルミナなどのような熱伝導性に優れた
電気絶縁物からなる一対の熱伝達部材31が介装されて
おり、熱応動スイッチ16の両側は熱伝達部材31によ
って囲まれている。なお、この熱応動スイッチ16の構
成は第1実施例の場合と同じであるから、ここでの説明
は省略する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平滑コンデンサと、この平滑コンデンサへ
    の突入電流を抑制する負特性サーミスタまたは固定抵抗
    とを備えた電源回路に対して並列接続された消磁回路で
    あって、 正特性サーミスタを介して消磁コイルの一端側に直列接
    続された熱応動スイッチを備えており、かつ、この熱応
    動スイッチは前記負特性サーミスタまたは固定抵抗の発
    熱に伴って電流遮断動作を行うものであることを特徴と
    する消磁回路。
  2. 【請求項2】平滑コンデンサと、この平滑コンデンサへ
    の突入電流を抑制する負特性サーミスタまたは固定抵抗
    とを備えた電源回路に対して並列接続された消磁回路で
    あって、 正特性サーミスタを介して消磁コイルの一端側に直列接
    続された熱応動スイッチを備えており、かつ、この熱応
    動スイッチは前記負特性サーミスタまたは固定抵抗及び
    前記正特性サーミスタの発熱に伴って電流遮断動作を行
    うものであることを特徴とする消磁回路。
  3. 【請求項3】平滑コンデンサと、この平滑コンデンサへ
    の突入電流を抑制する負特性サーミスタまたは固定抵抗
    とを備えた電源回路に対して並列接続された消磁回路で
    あって、 正特性サーミスタを介して消磁コイルの一端側に直列接
    続された第1熱応動スイッチと、前記消磁コイルの他端
    側に直列接続された第2熱応動スイッチとを備えてお
    り、かつ、これら第1及び第2熱応動スイッチのそれぞ
    れは前記負特性サーミスタまたは固定抵抗の発熱に伴っ
    て電流遮断動作を行うものであることを特徴とする消磁
    回路。
  4. 【請求項4】平滑コンデンサと、この平滑コンデンサへ
    の突入電流を抑制する負特性サーミスタまたは固定抵抗
    とを備えた電源回路に対して並列接続された消磁回路で
    あって、 正特性サーミスタを介して消磁コイルの一端側に直列接
    続された第1熱応動スイッチと、前記消磁コイルの他端
    側に直列接続された第2熱応動スイッチとを備えてお
    り、かつ、これら第1及び第2熱応動スイッチのそれぞ
    れは前記負特性サーミスタまたは固定抵抗及び前記正特
    性サーミスタの発熱に伴って電流遮断動作を行うもので
    あることを特徴とする消磁回路。
  5. 【請求項5】負特性サーミスタまたは固定抵抗と、正特
    性サーミスタと、両サーミスタ間に介装された熱応動ス
    イッチとを備えており、 この熱応動スイッチは、前記負特性サーミスタまたは固
    定抵抗の発熱に伴って屈曲動作する熱応動体を具備して
    いるとともに、この熱応動体の屈曲動作に伴って開操作
    される可動接点及び固定接点を具備したものであること
    を特徴とする電流制限装置。
  6. 【請求項6】負特性サーミスタまたは固定抵抗と、正特
    性サーミスタと、両サーミスタ間に介装された熱応動ス
    イッチとを備えており、 この熱応動スイッチは、前記負特性サーミスタまたは固
    定抵抗及び前記正特性サーミスタの発熱に伴って屈曲動
    作する熱応動体を具備しているとともに、この熱応動体
    の屈曲動作に伴って開操作される可動接点及び固定接点
    を具備したものであることを特徴とする電流制限装置。
  7. 【請求項7】負特性サーミスタまたは固定抵抗と、正特
    性サーミスタと、両サーミスタ間に介装された第1及び
    第2熱応動スイッチとを備えており、 第1熱応動スイッチは、前記負特性サーミスタまたは固
    定抵抗及び前記正特性サーミスタの発熱に伴って屈曲動
    作する熱応動体を具備しているとともに、この熱応動体
    の屈曲動作に伴って開操作される可動接点及び固定接点
    を具備したものである一方、 第2熱応動スイッチは、前記負特性サーミスタまたは固
    定抵抗の発熱に伴って屈曲動作する熱応動体を具備して
    いるとともに、この熱応動体の屈曲動作に伴って開操作
    される可動接点及び固定接点を具備したものであること
    を特徴とする電流制限装置。
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