JPH0829436A - スピードセンサ - Google Patents

スピードセンサ

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JPH0829436A
JPH0829436A JP16104394A JP16104394A JPH0829436A JP H0829436 A JPH0829436 A JP H0829436A JP 16104394 A JP16104394 A JP 16104394A JP 16104394 A JP16104394 A JP 16104394A JP H0829436 A JPH0829436 A JP H0829436A
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JP
Japan
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shaft
rotation
speed sensor
flexible
input
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Pending
Application number
JP16104394A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Aoshima
孝之 青島
Masaki Hirota
真佐樹 広田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組付性の向上によるコスト低減が可能で、か
つセンサ性能の向上及び軽量化を可能としたスピードセ
ンサを提供すること。 【構成】 トランスミッション200に外方から連結す
るハウジング101内の軸受け102に回転自在に軸支
され、先端部に磁電変換素子103により回転検出され
る回転検出用マグネット104を取付けると共に、後端
部を可撓性を有する連結手段により前記トランスミッシ
ョン200の回転を取り出す回転伝達軸201に連結す
る入力回転軸3を備えたスピードセンサ1において、前
記連結手段が、回転伝達軸201に連結する連結部2
と、連結部2と入力回転軸との間に設けられる可撓性を
有するフレキシブル軸部4とからなり、連結部2、フレ
キシブル軸部4、及び入力回転軸3が合成樹脂素材によ
り一体成形されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のトランスミッ
ションに装着され、このトランスミッションの回転を電
気信号に変換して指示計器に出力するスピードセンサに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車に搭載されるスピード
センサとして、ハウジング内に配置されたマグネットに
自動車のトランスミッションの回転を伝達し、この回転
による磁界の変化を磁電変換素子で電気信号に変換し、
この電気信号をスピードメータに出力する半導体式のス
ピードセンサが多く用いられている。
【0003】図4はこのような従来のスピードセンサと
して実開平5−27678号公報に開示されたスピード
センサ100を示す。
【0004】このスピードセンサ100は、トランスミ
ッション200に外方から連結するハウジング101内
の軸受け102に回転自在に軸支され、先端部に磁電変
換素子103により回転検出される回転検出用マグネッ
ト104を取付けると共に、後端部を可撓性を有する連
結手段105によりトランスミッション200の回転を
取り出す回転伝達軸201に連結する入力回転軸106
を備えている。
【0005】ハウジング101は、一端側がエンドキャ
ップ110で閉塞されると共に、他端側が内周面に雌ね
じ部107aを形成した取付凹部107を有して開放端
となっている円筒状部材で形成されており、軸受け10
2はハウジング101内の段部101aに衝合するよう
に圧入されてハウジング101内に固定されている。
【0006】入力回転軸106は先端部に形成される小
径軸部106aと、この小径軸部106aに連接して後
端側に形成される大径軸部106bと、この大径軸部1
06bの略中央部の外周に沿って形成されるフランジ部
106cとを有して段付軸として形成されている。更に
この入力回転軸106の大径軸部106bには、軸心部
に沿って後端に開口する非円形の係合孔106dが穿設
されている。そして、この入力回転軸106はその小径
軸部106aを先頭にして取付凹部107側から軸受け
102に挿入してそのフランジ部106cを軸受け10
2の取付凹部107側端面に当接させることによって、
その大径軸部106bが軸受け102に回転自在に支持
されてハウジング101内に取付けられている。
【0007】また、回転検出用マグネット104はハウ
ジング101内に取付けられた入力回転軸106の小径
軸部106aに、小径軸部106aの先端部を治具を用
いてかしめることによって取付けられている。このとき
回転検出用マグネット104の回転を検出する磁電変換
素子103はエンドキャップ110側に取付けた回路基
板108に回転検出用マグネット104に対向するよう
に設けられている。
【0008】さらに、連結手段105は、図5に示すよ
うに可撓性を有するフレキシブル軸部105aと、この
フレキシブル軸部105aの一端側に形成された入力回
転軸106の係合孔106dの孔形に相応する非円形断
面の係合軸部105bと、フレキシブル軸部105aの
他端側に連結された回転伝達軸201へ連結する連結部
105cとを有して構成されている。このフレキシブル
軸部105aと係合軸部105bは、例えばメータケー
ブルの金属製インナケーブルを切断してなる素材をフレ
キシブル軸部105aとなる部位を除いて熱処理し、そ
の後熱処理部分を非円形断面となるようにプレス加工し
て係合軸部105bを形成することによって一体に形成
されている。また、連結部105cは、一端側に開口す
る嵌合孔105dと外周面に軸方向に突出形成されたキ
ー105eとを備えた円形断面の軸部材として構成され
ており、嵌合孔105dをフレキシブル軸部105aの
他端部に嵌合させると共に、この嵌合部位をかしめるこ
とによってフレキシブル軸部105aに連結されてい
る。そしてこの連結手段105はその係合軸部105b
を入力回転軸106の係合孔106dに挿入させると共
に、抜け止め用ブッシュ109(実開平5−92735
号公報、図9の抜止具5に相当する)を入力回転軸10
6とフレキシブル軸部105aとの間に連係させて抜け
止めを図ることによって入力回転軸106に連結してい
る。
【0009】このときの抜け止め用ブッシュ109は図
6に示すようにゴム素材を用いた有底円筒体からなり、
底部にフレキシブル軸部105aの外径よりも小径の係
合孔109aが穿設されると共に、開口端側の内周面に
係合突起109bが周方向に等間隔に複数形成されてい
る。そしてこの抜け止め用ブッシュ109は図4に示す
ように連結手段105を組付けた入力回転軸106のフ
ランジ部106cより後端側の大径軸部106bに外挿
されると共に、その係合突起109bを大径軸部106
bの外周部に形成された環状溝106eに係合させ、か
つその係合孔109aをフレキシブル軸部105aに密
着嵌合させて取付けられている。
【0010】このように組付けられたスピードセンサ1
00は、トランスミッション200の回転と同期して回
転する回転伝達軸201のキー溝201bにキー105
eを係合させるようにして連結部105cを回転伝達軸
201の軸孔201aに挿入すると共に、取付凹部10
7の雌ねじ107aを回転伝達軸201を内部に配設し
てトランスミッション200側に設けられたスリーブ2
02の雄ねじ202aに螺合させることによって取付け
られる。
【0011】そして、スピードセンサ100は、前記取
付けの際に図4に示すように連結手段105の係合軸部
105bと回転伝達軸201との間に寸法精度の誤差に
よる心ずれ(心ずれ量S)が生じた場合でも、連結手段
105のフレキシブル軸部105aが撓むことにより心
ずれ量Sを吸収することができるようになっており、こ
れによって入力回転軸106及び回転伝達軸201への
前記偏心による偏荷重の伝達が阻止されて入力回転軸1
06及び回転伝達軸201の適正な回転を確保する取付
け状態が得られるようになっている。
【0012】このように取付けられたスピードセンサ1
00は、トランスミッション200の回転と同期して回
転する回転伝達軸201の回転を、連結手段105を介
して入力回転軸106に伝達するようになっており、入
力回転軸106の回転に伴なう回転検出用マグネット1
04の磁界の変化を磁電変換素子103により検出し
て、その電気信号を回路基板108と図外の指示計器と
を接続する端子130により指示計器に出力し、所定の
速度表示を行うようになっている。
【0013】なお、図5中、符号120はリング状の制
動マグネット,符号121は摺動ワッシャ,符号122
はスラストワッシャ,及び符号123はパッキンをそれ
ぞれ示す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のス
ピードセンサ100は、連結手段105が入力回転軸1
06と別体に形成され、かつその係合軸部105bを単
に入力回転軸106の係合孔106dに挿入して何等抜
け止めを図ること無く組付けられているので、抜け止め
用ブッシュ109が必要となり、部品点数及び組付工数
の増加により、組付作業性が悪く、ひいてはコスト高を
招くという課題を有している。
【0015】また、スピードセンサ100は、連結手段
105のフレキシブル軸部105aの軸方向の長さを充
分な可撓性を奏する長さに設計することが難かしく、吸
収できる係合軸部105bと回転伝達軸201との偏心
量Sが小さくなってセンサ性能の低下を招くという課題
を有している。
【0016】すなわち、スピードセンサ100において
は、連結部105cがフレキシブル軸部105aに重合
するように連結しているのでフレキシブル軸部105a
の可撓性を奏する有効長が減ずること、及び抜け止め用
ブッシュ109を嵌着させるために入力回転軸106の
フランジ部106cの後方側(回転伝達軸201側)へ
大径軸部106bを延設させる必要があり、この大径軸
部106bの延設分だけ限られたスペース内に設計され
るフレキシブル軸部105aの長さが短くなること、に
よりフレキシブル軸部105aの軸方向の長さを充分な
可撓性を奏する長さに設計することが難かしい。
【0017】さらに、スピードセンサ100において
は、フレキシブル軸部105aと連結部105cとが単
なる金属のかしめにより連結されているため、相互に空
転して入力回転軸106と回転伝達軸201との同期回
転が不能となる虞れがあり、この点でもセンサ性能の低
下を招くという課題を有している。
【0018】その上、スピードセンサ100において
は、入力回転軸106が快削鋼等の金属で形成されてい
るので、回転性が悪くセンサ性能の低下を招きかつ重量
の増大をもたらすと共に、入力回転軸106の先端面を
かしめて回転検出用マグネット104を取付ける際に機
械的応力により回転検出用マグネット104を破損する
虞れがあり、組付作業性が悪いという課題を有してい
る。
【0019】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は組付性の向上によるコスト
低減が可能で、かつセンサ性能の向上及び軽量化を可能
としたスピードセンサを提供するにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、トランスミッションに外
方から連結するハウジング内の軸受けに回転自在に軸支
され、先端部に磁電変換素子により回転検出される回転
検出用マグネットを取付けると共に、後端部を可撓性を
有する連結手段により前記トランスミッションの回転を
取り出す回転伝達軸に連結する入力回転軸3を備えたス
ピードセンサにおいて、前記連結手段が、前記回転伝達
軸に連結する連結部と、この連結部と前記入力回転軸と
の間に設けられる可撓性を有するレキシブル軸部とから
なり、前記連結部、フレキシブル軸部、及び入力回転軸
が合成樹脂素材により一体成形されていることを特徴と
している。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載のス
ピードセンサであって、前記入力回転軸及び連結部2の
軸心部に軸方向の肉ぬすみ部を設けたことを特徴として
いる。
【0022】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載のスピードセンサであって、前記回転検出用マ
グネットが前記入力回転軸の先端部の熱かしめにより取
付けられていることを特徴としている。
【0023】さらに請求項4記載の発明は、請求項1乃
至3のいずれか1項記載のスピードセンサであって、前
記合成樹脂素材がポリフェニレンサルファイドであるこ
とを特徴としている。
【0024】
【作用】請求項1乃至4記載の発明は、前記した構成に
なっているので次の作用を奏する。
【0025】すなわち、請求項1記載の発明は、トラン
スミッションの回転を取り出す回転伝達軸の連結部、可
撓性を有するフレキシブル軸部、及び先端部に回転検出
用マグネットを取付ける入力回転軸が前記フレキシブル
軸部を中間に位置するようにして合成樹脂素材により一
体形成されているので、従来必要とした抜け止め用ブッ
シュが不要となると共に、前記入力回転軸と前記連結部
との間に空転の生じる虞れが無くなって、前記入力回転
軸と前記回転伝達軸との間で同期回転が確保でき、かつ
前記フレキシブル軸部を前記入力回転軸と前記連結部と
の間に可撓性を奏するに充な長さを有して形成すること
ができ、この結果入力回転軸と回転伝達軸との間に心ず
れが生じたときにもその心ずれを効率良く吸収すること
ができる。
【0026】その上請求項1記載の発明は、連結部、フ
レキシブル軸部、及び入力回転軸を合成樹脂素材で形成
したので、軽量化と共に軸受けに対する入力回転軸の良
好な回転性が確保できる。
【0027】請求項2記載の発明は、入力回転軸及び連
結部に肉ぬすみ部を設けたので、前記入力回転軸及び連
結部がそり、あるいは/及び変形を防止して均一な肉厚
に形成でき、前記入力回転軸の良好な回転性と共に、前
記入力回転軸及び連結部の良好な組付性が確保できる。
【0028】また、請求項3記載の発明は、回転検出用
マグネットを熱かしめにより入力回転軸に取付けるよう
にしたので、取付けが容易であると共に取付けの際に機
械的な応力負荷が無く回転検出用マグネットを損傷する
虞れが無い。
【0029】さらに、請求項4記載の発明は、合成樹脂
素材としてポリフェニレンサルファイドを用いたので、
軽量化と共に、耐熱性及び耐衝撃性を備えた入力回転
軸、フレキシブル軸部、及び連結部の一体成形体を得る
ことができる。
【0030】
【実施例】以下本発明を図示した実施例に基づいて具体
的に説明する。
【0031】図1は一実施例としてのスピードセンサ1
を示す。このスピードセンサ1は、入力回転軸と、この
入力回転軸をトランスミッションの回転を取り出す回転
伝達軸へ連結する可撓性を有する連結手段とが相違する
のみで、他の構成は前述した従来のスピードセンサ10
0と同一構成になっている。このため、同一構成要素は
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0032】このスピードセンサ1は、前記した可撓性
を有する連結手段が、トランスミッション200の回転
を取り出す回転伝達軸201に連結する連結部2と、こ
の連結部2と入力回転軸3との間に設けられる可撓性を
有するフレキシブル軸部4とからなり、図2に示すよう
に連結部2、フレキシブル軸部4、及び入力回転軸3が
合成樹脂素材により一体形成されている。
【0033】このとき連結部2は、回転伝達軸201の
軸孔201a内に挿入可能な円形断面の軸体として形成
されると共に、その外周面に回転伝達軸201のキー溝
201bに係合するキー21が軸方向に沿うように突出
形成されており、かつその軸方向の長さがフレキシブル
軸部4に重合連結する部分が無い分従来の連結部105
cよりも短くされている。
【0034】また、入力回転軸3は先端部に形成される
小径軸部31と、この小径軸部31の後端側に連結して
形成される大径軸部32と、この大径軸部32の後端部
にさらに大径に形成されるフランジ部33とを有して形
成され、その軸方向の長さがフランジ部33の後端側に
大径軸部32の延設部分が無い分前述した従来の入力回
転軸106よりも短く形成されている。
【0035】さらに、フレキシブル軸部4は、入力回転
軸3と連結部2との間に位置し、入力回転軸3の大径軸
部32及び連結部2よりも小径の軸体として形成される
と共に、その外周面に複数の環状リブ41が形成されて
良好な可撓性を奏するように形成されている。
【0036】そして、好ましくは、連結部2及び入力回
転軸3は、本実施例のようにそれぞれの軸心部に軸方向
の肉ぬすみ部5及び6を設けることができ、この肉ぬす
み部5及び6により、連結部2及び入力回転軸3は、そ
りあるいは/及び変形を防止して均一な肉厚に形成でき
る。
【0037】また、このときの一体成形素材はナイロ
ン、液晶ポリマ、ポリフェニレンサルファイド等の合成
樹脂素材が用いられるが、特にポリフェニレンサルファ
イドが耐熱性及び耐衝撃性の点で優れている。
【0038】このようにスピードセンサ1における連結
部2、フレキシブル軸部4、及び入力回転軸3は合成樹
脂素材で一体成形されるので、従来必要とした抜け止め
用ブッシュ109が不要となるばかりでなく、フレキシ
ブル軸部4の軸方向の長さLが連結部2及び入力回転軸
3の長さを従来のものよりも短く形成したこと、及びフ
レキシブル軸部4と連結部2及び入力回転軸3との重合
する連結部分が無いことにより、充分な可撓性を奏する
長さに設定することができる。
【0039】このため連結部2及び入力回転軸3を一体
に備えたフレキシブル軸部4は、例えば図4に示すよう
に連結部2側が入力回転軸3側に対してフレキシブル軸
部4を介して大きく撓むことができる可撓性を有してい
る。
【0040】そしてこの一体成形体は入力回転軸3を先
頭にして取付凹部107側からハウジング101内に挿
入し、入力回転軸3をハウジング101内に固定した軸
受け102に回転自在に組付けてハウジング101内に
取付けられる。すなわち、入力回転軸3は、そのフラン
ジ部33を軸受け102の取付凹部107側の端面に衝
合させると共に、その小径軸部31側を軸受け102の
他側に突き出した状態で、その大径軸部32を軸受け1
02に回転自在に軸支させ、かつ軸受け102の他側に
突き出した大径軸部32及び小径軸部31にそれぞれ摺
動ワッシャ121及びスラストワッシャ122を外挿す
ると共に、スラストワッシャ122よりも先端部に位置
する小径軸部31に回転検出用マグネット104を取付
けて組付けられている。
【0041】なお、このときの摺動ワッシャ121は軸
受け102の取付凹部107の反対側端面と、スラスト
ワッシャ122との間に介在して制動マグネット120
とスラストワッシャ122との結着を防止している。
【0042】このとき回転検出用マグネット104は、
図3に示すように入力回転軸3の小径軸部31の先端面
に押し付けられる加熱治具10を用いた熱かしめにより
熱変形した変形部34とスラストワッシャ122との間
に保持されて取付けられている(図1参照)。この回転
検出用マグネット104の取付けは、ポンチ等を用いた
金属加工に比べて容易であると共に、機械的応力の負荷
も無いので回転検出用マグネット104の破損の虞れも
無く、作業性の向上を図ることができる。
【0043】このように連結部2、入力回転軸3、及び
フレキシブル軸部4からなる一体成形体を組付けた後、
ハウジング101の取付凹部107と反対側の開口部
を、図外の指示計器に接続する端子130及び磁電変換
素子103を備えた回路基板108を内部に取付けたエ
ンドキャップ110で閉塞してスピードセンサ1が構成
されている。
【0044】そしてこのスピードセンサ1は前述したス
ピードセンサ100と同様に、トランスミッション20
0の回転と同期して回転する回転伝達軸201のキー溝
201bにキー21を係合させるようにして連結部2を
回転伝達軸201の軸孔201aに挿入すると共に、取
付凹部107の雌ねじ107aを回転伝達軸201を内
部に配設してトランスミッション200側に設けられた
スリーブ202の雄ねじ202aに螺合させることによ
って取付けられ、トランスミッション200の回転を回
転伝達軸201を介して,連結部2及びフレキシブル軸
部4との一体成形体としての入力回転軸3に伝達し、入
力回転軸3の回転に伴なう回転検出用マグネット104
の磁界の変化を磁電変換素子103により検出して、そ
の電気信号を端子130により指示計器に出力し、所定
の速度表示を行なうようになっている。
【0045】このように構成されたスピードセンサ1
は、入力回転軸3、フレキシブル軸部4及び連結部2か
らなる一体成形体を合成樹脂素材で形成したので、軽量
化と共に軸受け102に対する入力回転軸3の良好な回
転性を確保することができ、かつ従来必要とした抜け止
め用ブッシュ109が不要となって部品点数及び組付工
数の減少により組付作業性の向上及びコスト低減を図る
ことができる。
【0046】その上、入力回転軸3は、肉ぬすみ部6を
設けることによりそりあるいは/及び変形のない均一な
肉厚に形成することができ、前記した合成樹脂素材によ
る良好な回転性と相俟って一層良好な回転性を奏するこ
とができる。
【0047】また、スピードセンサ1における入力回転
軸3は連結部2及びフレキシブル軸部4との一体成形体
として構成したので、入力回転軸3と回転伝達軸201
との間で空転を生じる虞れがなく、両軸3,201は常
に同期して回転することができる。
【0048】さらにスピードセンサ1は、フレキシブル
軸部4の軸方向の長さLを充分な可撓性を奏する長さに
設計したので、従来のスピードセンサ100と同様に連
結部2を回転伝達軸201へ連結する際に、入力回転軸
3と回転伝達軸201との間に心ずれSが生じたとして
もその心ずれをフレキシブル軸部4で効率良く吸収する
ことができ、この結果前記心ずれSによる偏荷重の入力
回転軸3及び回転伝達軸201への伝達が阻止されて両
軸3,201の軋みや回転ムラを抑制して円滑な回転が
確保でき、前記した入力回転軸3を合成樹脂素材で形成
したこと及び肉ぬすみ部6を設けたことによる良好な回
転性及び入力回転軸3と回転伝達軸201との間で空転
の虞れがないことと相俟ってセンサ性能の一層の向上を
図ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明は次の
効果を奏する。すなわち、請求項1記載の発明によれ
ば、トランスミッションの回転を取り出す回転伝達軸の
連結部、可撓性を有するフレキシブル軸部、及び先端部
に回転検出用マグネットを取付ける入力回転軸が前記フ
レキシブル軸部を中間に位置するようにして合成樹脂素
材により一体成形されているので、軽量化に伴なって軸
受けに対する入力移転軸の良好な回転性を得ることがで
きると共に、従来必要とした抜け止め用ブッシュが不要
となって部品点数及び組付工数の減少による組付作業性
の向上とコスト低減を可能としたスピードセンサを提供
することができる。
【0050】その上、請求項1記載の発明によれば、前
記した一体成形により 入力回転軸と回転伝達軸との間で空転を生じることな
く常に両軸の同期回転が確保できること、 フレキシブル軸部を入力回転軸と連結部との間に可撓
性を奏するに充分な長さを有して形成することができる
ので、前記連結部が連結される回転伝達軸と前記入力回
転軸との間に心ずれを生じたとしても、その心ずれをフ
レキシブル軸部で効率よく吸収して前記心ずれによる偏
荷重の前記入力回転軸及び前記回転伝達軸への伝達を阻
止することができ、この結果前記入力回転軸及び前記回
転伝達軸の円滑な回転を確保することができること、及
び 前記したように入力回転軸を合成樹脂素材で形成する
ことにより軸受けに対する良好な回転性が得られるこ
と、とが相俟ってセンサ性能の向上したスピードセンサ
を提供することができる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、入力回転軸
及び連結部に肉ぬすみ部を設けたので、前記入力回転軸
及び連結部がそり、あるいは/及び変形を防止して均一
な肉厚に形成でき、前記入力回転軸の一層良好な回転性
と共に、前記入力回転軸及び連結部の良好な組付性が確
保でき、この結果組付作業性及びセンサ性能の一層向上
したスピードセンサを提供することができる。
【0052】また、請求項3記載の発明によれば、回転
検出用マグネットを熱かしめにより入力回転軸に取付け
るようにしたので、取付けが容易であると共に取付けの
際に機械的な応力負荷が無く回転検出用マグネットを損
傷する虞れが無く、この結果組付作業性の一層向上した
スピードセンサを提供することができる。
【0053】さらに、請求項4記載の発明によれば、合
成樹脂素材としてポリフェニレンサルファイドを用いた
ので、軽量化と共に、耐熱性及び耐衝撃性を備えた入力
回転軸、フレキシブル軸部、及び連結部の一体成形体を
得ることができこの結果センサ性能の一層向上したスピ
ードセンサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としてのスピードセンサの断面図であ
る。
【図2】図1のスピードセンサに用いる入力回転軸、フ
レキシブル軸部、及び連結部からなる一体成形体の断面
図である。
【図3】図2の一体成形体の作動説明図である。
【図4】従来のスピードセンサの断面図である。
【図5】図4のスピードセンサに用いる連結手段の部分
断面図である。
【図6】図4のスピードセンサに用いる抜け止め用ブッ
シュの一部切欠いた斜視図である。
【符号の説明】
1 スピードセンサ 2 連結部(回転伝達軸への) 3 入力回転軸 4 フレキシブル軸部 5,6 肉ぬすみ部 101 ハウジング 102 軸受け 103 磁電変換素子 104 回転検出用マグネット 200 トランスミッション 201 回転伝達軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスミッションに外方から連結する
    ハウジング内の軸受けに回転自在に軸支され、先端部に
    磁電変換素子により回転検出される回転検出用マグネッ
    トを取付けると共に、後端部を可撓性を有する連結手段
    により前記トランスミッションの回転を取り出す回転伝
    達軸に連結する入力回転軸を備えたスピードセンサにお
    いて、 前記連結手段が、前記回転伝達軸に連結する連結部と、
    この連結部と前記入力回転軸との間に設けられる可撓性
    を有するレキシブル軸部とからなり、前記連結部、フレ
    キシブル軸部、及び入力回転軸が合成樹脂素材により一
    体成形されていることを特徴とするスピードセンサ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスピードセンサであっ
    て、 前記入力回転軸及び連結部の軸心部に軸方向の肉ぬすみ
    部を設けたことを特徴とするスピードセンサ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のスピードセンサで
    あって、 前記回転検出用マグネットが前記入力回転軸の先端部の
    熱かしめにより取付けられていることを特徴とするスピ
    ードセンサ。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載のス
    ピードセンサであって、 前記合成樹脂素材がポリフェニレンサルファイドである
    ことを特徴とするスピードセンサ。
JP16104394A 1994-07-13 1994-07-13 スピードセンサ Pending JPH0829436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102998476A (zh) * 2012-11-28 2013-03-27 烟台鑫海矿山机械有限公司 一种测速传感器
CN106199040A (zh) * 2016-06-28 2016-12-07 蚌埠大洋传感系统工程有限公司 一种电容式速度传感器

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