JPH08295128A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH08295128A JPH08295128A JP10433595A JP10433595A JPH08295128A JP H08295128 A JPH08295128 A JP H08295128A JP 10433595 A JP10433595 A JP 10433595A JP 10433595 A JP10433595 A JP 10433595A JP H08295128 A JPH08295128 A JP H08295128A
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Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両傾斜時における凝縮水の良好な排水性を
確保しつつ、蒸発器3のサイドプレート3c下方を通過
するバイパス空気流による冷房能力低下を抑制する。 【構成】 蒸発器3の最下方部に配設されたサイドプレ
ート3cにおいて、その空気上流側端部から所定量だけ
空気下流側に位置する部位に、水抜き穴3dを設けると
ともに、サイドプレート3cの空気上流側端部をケース
1の底部に当接する。これにより、サイドプレート3c
の下方側へ、蒸発器3で冷却されない高温空気が直接流
入するのを阻止する。そして、蒸発器3である程度冷却
された空気が水抜き穴3dからサイドプレート3cの下
方側へ流れるようにする。蒸発器3の傾斜により、凝縮
水Bが蒸発器3の空気上流側へ流出するときは、水抜き
穴3dからサイドプレート3cの下方側へ凝縮水Bを流
す。
確保しつつ、蒸発器3のサイドプレート3c下方を通過
するバイパス空気流による冷房能力低下を抑制する。 【構成】 蒸発器3の最下方部に配設されたサイドプレ
ート3cにおいて、その空気上流側端部から所定量だけ
空気下流側に位置する部位に、水抜き穴3dを設けると
ともに、サイドプレート3cの空気上流側端部をケース
1の底部に当接する。これにより、サイドプレート3c
の下方側へ、蒸発器3で冷却されない高温空気が直接流
入するのを阻止する。そして、蒸発器3である程度冷却
された空気が水抜き穴3dからサイドプレート3cの下
方側へ流れるようにする。蒸発器3の傾斜により、凝縮
水Bが蒸発器3の空気上流側へ流出するときは、水抜き
穴3dからサイドプレート3cの下方側へ凝縮水Bを流
す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸発器による冷房能力の
確保と、凝縮水の排水性の向上とを両立させ車両用空調
装置に関するもので、特に車両天井部に設置され、車室
内後部に冷風を吹き出すように構成された後席冷房用の
空調装置として好適なものである。
確保と、凝縮水の排水性の向上とを両立させ車両用空調
装置に関するもので、特に車両天井部に設置され、車室
内後部に冷風を吹き出すように構成された後席冷房用の
空調装置として好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワゴン車(1ボックスカー)等の
後席冷房用の空調装置は、車両天井部に設置され、車室
内後部に冷風を吹き出すように構成されている。車室内
の居住性を阻害しないようにするため、車両天井部から
車室内下方への装置突出量を極力小さくすることが要求
される。
後席冷房用の空調装置は、車両天井部に設置され、車室
内後部に冷風を吹き出すように構成されている。車室内
の居住性を阻害しないようにするため、車両天井部から
車室内下方への装置突出量を極力小さくすることが要求
される。
【0003】それ故、後席冷房用の空調装置は、横長
で、上下方向の寸法の小さい薄型に設計されている。従
って、この空調装置に内蔵される蒸発器も、図7に示す
ように横長の薄型形状に設計される。ここで、図7に示
す蒸発器3は周知のサーペインタイプのもので、冷媒通
路穴を多数個並列形成した多穴偏平チューブ3aと、コ
ルゲートフィン3bと、このコルゲートフィン3b保護
用に上下端部に配設されたサイドプレート3cとを一体
ろう付けしたものである。
で、上下方向の寸法の小さい薄型に設計されている。従
って、この空調装置に内蔵される蒸発器も、図7に示す
ように横長の薄型形状に設計される。ここで、図7に示
す蒸発器3は周知のサーペインタイプのもので、冷媒通
路穴を多数個並列形成した多穴偏平チューブ3aと、コ
ルゲートフィン3bと、このコルゲートフィン3b保護
用に上下端部に配設されたサイドプレート3cとを一体
ろう付けしたものである。
【0004】この蒸発器3は、チューブ3aの蛇行形状
の屈曲回数を減らして冷媒圧力損失を低減するため、チ
ューブ3aが水平方向に延びる、いわゆる横置きタイプ
として構成されている。送風空気は、図8(a)(b)
の破線Aに示すように、チューブ3aの長手方向とは直
角方向に送風されて、チューブ3aの間に配設されたコ
ルゲートフィン3bを介して冷媒と熱交換して冷却され
る。
の屈曲回数を減らして冷媒圧力損失を低減するため、チ
ューブ3aが水平方向に延びる、いわゆる横置きタイプ
として構成されている。送風空気は、図8(a)(b)
の破線Aに示すように、チューブ3aの長手方向とは直
角方向に送風されて、チューブ3aの間に配設されたコ
ルゲートフィン3bを介して冷媒と熱交換して冷却され
る。
【0005】なお、図示しない送風機は、ケース1の側
方位置に配置され、蒸発器3の空気上流側部位の2点鎖
線位置6からケース1内に空気を流入させるようになっ
ている。蒸発器3で冷却された冷風を吹き出す吹出口5
は車室後方に向かって開口している。上記した横置きタ
イプの蒸発器3では、サイドプレート3cが必然的に、
蒸発器3の上下の端面に水平方向に延びるようにして配
設されることになる。その結果、図8(a)に示すよう
に、蒸発器3の冷却作用により発生した凝縮水(実線
B)は、蒸発器3の水平方向に延びるチューブ3aの面
およびサイドプレート3cの面に沿って、送風空気(破
線A)の流れに乗って蒸発器3の空気下流側へ移行す
る。
方位置に配置され、蒸発器3の空気上流側部位の2点鎖
線位置6からケース1内に空気を流入させるようになっ
ている。蒸発器3で冷却された冷風を吹き出す吹出口5
は車室後方に向かって開口している。上記した横置きタ
イプの蒸発器3では、サイドプレート3cが必然的に、
蒸発器3の上下の端面に水平方向に延びるようにして配
設されることになる。その結果、図8(a)に示すよう
に、蒸発器3の冷却作用により発生した凝縮水(実線
B)は、蒸発器3の水平方向に延びるチューブ3aの面
およびサイドプレート3cの面に沿って、送風空気(破
線A)の流れに乗って蒸発器3の空気下流側へ移行す
る。
【0006】そのため、蒸発器3のサイドプレート3c
の空気下流側下端面と、空調装置ケース1の底部との間
に空隙8を形成し、この空隙8を通して凝縮水Bをケー
ス1底部に一体成形されたドレンパン9に導き、さらに
排水口10からケース1外へ排出するようにしている。
車両が急傾斜の下り坂を走行しているときは、空調装置
ケース1が図8(b)に示すように、蒸発器3の空気上
流側が下方へ向くように大きく傾斜する。従って、凝縮
水Bはこの傾斜を受けて蒸発器3の空気上流側の下端面
に向かって流れる。
の空気下流側下端面と、空調装置ケース1の底部との間
に空隙8を形成し、この空隙8を通して凝縮水Bをケー
ス1底部に一体成形されたドレンパン9に導き、さらに
排水口10からケース1外へ排出するようにしている。
車両が急傾斜の下り坂を走行しているときは、空調装置
ケース1が図8(b)に示すように、蒸発器3の空気上
流側が下方へ向くように大きく傾斜する。従って、凝縮
水Bはこの傾斜を受けて蒸発器3の空気上流側の下端面
に向かって流れる。
【0007】そこで、この凝縮水を排水するため、従来
構造では、蒸発器3の空気上流側の下端面と、空調装置
ケース1の底部との間にも空隙7を形成し、この空隙7
を通して凝縮水Bをケース1底部のドレンパン9に導く
ようにしている。また、蒸発器3の空気上流側の下端面
に向かって流れた凝縮水が、図示しない送風機側へ流出
するのを阻止するために、ケース1の底部において、蒸
発器3のサイドプレート3cの空気上流側端部からさら
に所定量だけ空気上流側に位置する部位に水漏れ防止板
4を配設している。
構造では、蒸発器3の空気上流側の下端面と、空調装置
ケース1の底部との間にも空隙7を形成し、この空隙7
を通して凝縮水Bをケース1底部のドレンパン9に導く
ようにしている。また、蒸発器3の空気上流側の下端面
に向かって流れた凝縮水が、図示しない送風機側へ流出
するのを阻止するために、ケース1の底部において、蒸
発器3のサイドプレート3cの空気上流側端部からさら
に所定量だけ空気上流側に位置する部位に水漏れ防止板
4を配設している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来構造で
は、蒸発器3のサイドプレート3cの空気上流側下端面
および空気下流側下端面とケース1の底部との間にそれ
ぞれ空隙7、8を形成しているので、蒸発器3の下方側
に前記両空隙7、8を通るバイパス空気路Cが常時形成
されてしまう。このバイパス空気路Cを通る空気は蒸発
器3によりほとんど冷却されないので、冷房能力低下の
原因となる。
は、蒸発器3のサイドプレート3cの空気上流側下端面
および空気下流側下端面とケース1の底部との間にそれ
ぞれ空隙7、8を形成しているので、蒸発器3の下方側
に前記両空隙7、8を通るバイパス空気路Cが常時形成
されてしまう。このバイパス空気路Cを通る空気は蒸発
器3によりほとんど冷却されないので、冷房能力低下の
原因となる。
【0009】また、バイパス空気路Cを通った高温空気
が蒸発器3の空気出口側で、蒸発器3を通過した低温空
気と急に混合されて、高温空気中の水分が結露して白霧
現象を起こすという問題もある。本発明は上記点に鑑み
てなされたもので、車両傾斜時における凝縮水の良好な
排水性を確保しつつ、蒸発器のサイドプレート下方を通
過するバイパス空気流による冷房能力低下を抑制できる
車両用空調装置を提供することを目的とする。
が蒸発器3の空気出口側で、蒸発器3を通過した低温空
気と急に混合されて、高温空気中の水分が結露して白霧
現象を起こすという問題もある。本発明は上記点に鑑み
てなされたもので、車両傾斜時における凝縮水の良好な
排水性を確保しつつ、蒸発器のサイドプレート下方を通
過するバイパス空気流による冷房能力低下を抑制できる
車両用空調装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、水平方向に延びるチューブ(3a)、この
チューブ(3a)に接合されたフィン(3b)、および
このフィン(3b)の最下部に接合され、水平方向に延
びるサイドプレート(3c)を有する横置きタイプの蒸
発器(3)と、この蒸発器(3)を収納するケース
(1)と、前記蒸発器(3)に送風する送風機(2)と
を備え、前記ケース(1)の底部には前記蒸発器(3)
で発生した凝縮水を排出する排水口(10)が設けられ
ており、前記サイドプレート(3c)の空気上流側端部
が前記ケース(1)の底部に当接し、前記サイドプレー
ト(3c)の空気下流側端部が前記ケース(1)の底部
との間に空隙(8)を介在するようにして、前記蒸発器
(3)が前記ケース(1)内に組付けられており、前記
サイドプレート(3c)のうち、空気上流側端部から所
定量だけ空気下流側に位置する部位に水抜き穴(3d)
が設けられている車両用空調装置を特徴とする。
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、水平方向に延びるチューブ(3a)、この
チューブ(3a)に接合されたフィン(3b)、および
このフィン(3b)の最下部に接合され、水平方向に延
びるサイドプレート(3c)を有する横置きタイプの蒸
発器(3)と、この蒸発器(3)を収納するケース
(1)と、前記蒸発器(3)に送風する送風機(2)と
を備え、前記ケース(1)の底部には前記蒸発器(3)
で発生した凝縮水を排出する排水口(10)が設けられ
ており、前記サイドプレート(3c)の空気上流側端部
が前記ケース(1)の底部に当接し、前記サイドプレー
ト(3c)の空気下流側端部が前記ケース(1)の底部
との間に空隙(8)を介在するようにして、前記蒸発器
(3)が前記ケース(1)内に組付けられており、前記
サイドプレート(3c)のうち、空気上流側端部から所
定量だけ空気下流側に位置する部位に水抜き穴(3d)
が設けられている車両用空調装置を特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明では、水平方向に延び
るチューブ(3a)、このチューブ(3a)に接合され
たフィン(3b)、およびこのフィン(3b)の最下部
に接合され、水平方向に延びるサイドプレート(3c)
を有する横置きタイプの蒸発器(3)と、この蒸発器
(3)を収納するケース(1)と、前記蒸発器(3)に
送風する送風機(2)とを備え、前記ケース(1)の底
部には前記蒸発器(3)で発生した凝縮水を排出する排
水口(10)が設けられており、前記サイドプレート
(3c)の空気上流側端部が前記ケース(1)の底部に
当接し、前記サイドプレート(3c)の空気下流側端部
が前記ケース(1)の底部との間に空隙(8)を介在す
るようにして、前記蒸発器(3)が前記ケース(1)内
に組付けられており、前記サイドプレート(3c)のう
ち、空気上流側端部から所定量だけ空気下流側に至る領
域に水抜き用切欠き部(3e)が設けられている車両用
空調装置を特徴とする。
るチューブ(3a)、このチューブ(3a)に接合され
たフィン(3b)、およびこのフィン(3b)の最下部
に接合され、水平方向に延びるサイドプレート(3c)
を有する横置きタイプの蒸発器(3)と、この蒸発器
(3)を収納するケース(1)と、前記蒸発器(3)に
送風する送風機(2)とを備え、前記ケース(1)の底
部には前記蒸発器(3)で発生した凝縮水を排出する排
水口(10)が設けられており、前記サイドプレート
(3c)の空気上流側端部が前記ケース(1)の底部に
当接し、前記サイドプレート(3c)の空気下流側端部
が前記ケース(1)の底部との間に空隙(8)を介在す
るようにして、前記蒸発器(3)が前記ケース(1)内
に組付けられており、前記サイドプレート(3c)のう
ち、空気上流側端部から所定量だけ空気下流側に至る領
域に水抜き用切欠き部(3e)が設けられている車両用
空調装置を特徴とする。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1または
2に記載の車両用空調装置において、前記ケース(1)
の底面のうち、前記サイドプレート(3c)の空気上流
側端部から所定量だけ空気上流側に位置する部位に、前
記凝縮水がさらに空気上流側に流出するのを阻止する水
洩れ防止板(4)が設けられていることを特徴とする。
2に記載の車両用空調装置において、前記ケース(1)
の底面のうち、前記サイドプレート(3c)の空気上流
側端部から所定量だけ空気上流側に位置する部位に、前
記凝縮水がさらに空気上流側に流出するのを阻止する水
洩れ防止板(4)が設けられていることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
3のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前
記送風機(2)は前記ケース(1)の側方に隣接配置さ
れて、前記送風機(2)の空気出口側が前記ケース
(1)の空気入口側に結合されており、前記送風機
(2)と前記ケース(1)は一体構造として車両天井部
に配設されていることを特徴とする。
3のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前
記送風機(2)は前記ケース(1)の側方に隣接配置さ
れて、前記送風機(2)の空気出口側が前記ケース
(1)の空気入口側に結合されており、前記送風機
(2)と前記ケース(1)は一体構造として車両天井部
に配設されていることを特徴とする。
【0014】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0015】
【発明の作用効果】請求項1〜4記載の発明によれば、
蒸発器のサイドプレートの空気上流側端部をケースの底
部に当接させて、サイドプレートの空気上流側端部にお
ける空隙を廃止しても、車両傾斜時に蒸発器の空気上流
側に落下した凝縮水をサイドプレートに設けた水抜き穴
または水抜き用切欠き部を通して凝縮水を排水口側へ良
好に排水できる。
蒸発器のサイドプレートの空気上流側端部をケースの底
部に当接させて、サイドプレートの空気上流側端部にお
ける空隙を廃止しても、車両傾斜時に蒸発器の空気上流
側に落下した凝縮水をサイドプレートに設けた水抜き穴
または水抜き用切欠き部を通して凝縮水を排水口側へ良
好に排水できる。
【0016】従って、従来装置のように、蒸発器下方側
のバイパス空気路を通る高温空気の流れを阻止できる。
一方、サイドプレートの空気上流側端部をケースの底部
に当接するとともに、サイドプレートのうち、空気上流
側端部から所定量だけ空気下流側に位置する部位に水抜
き穴を設けているから、水抜き穴に流入する空気は予め
蒸発器のフィン部分においてある程度冷却できる。
のバイパス空気路を通る高温空気の流れを阻止できる。
一方、サイドプレートの空気上流側端部をケースの底部
に当接するとともに、サイドプレートのうち、空気上流
側端部から所定量だけ空気下流側に位置する部位に水抜
き穴を設けているから、水抜き穴に流入する空気は予め
蒸発器のフィン部分においてある程度冷却できる。
【0017】同様に、請求項2記載の発明のごとくサイ
ドプレートの空気上流側端部に水抜き用切欠き部を設け
る場合においても、サイドプレートの空気上流側端部を
ケースの底部に当接しているから、予め蒸発器のフィン
部分を通過してある程度冷却された空気を水抜き用切欠
き部に流入させることができる。その結果、水抜き穴や
水抜き用切欠き部の設置による冷房能力の低下を僅少値
に押さえることができ、従来装置に比して冷房能力を向
上できるとともに、冷風中への高温空気の混入に起因す
る白霧現象も防止できる。
ドプレートの空気上流側端部に水抜き用切欠き部を設け
る場合においても、サイドプレートの空気上流側端部を
ケースの底部に当接しているから、予め蒸発器のフィン
部分を通過してある程度冷却された空気を水抜き用切欠
き部に流入させることができる。その結果、水抜き穴や
水抜き用切欠き部の設置による冷房能力の低下を僅少値
に押さえることができ、従来装置に比して冷房能力を向
上できるとともに、冷風中への高温空気の混入に起因す
る白霧現象も防止できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1、2において、1は後席冷房用の空調装置の
樹脂製ケース、2は送風機で、ケース1の側方に隣接配
置されている。この送風機2は、ケース1とほぼ同一の
高さに設計されており、遠心ファン2aと、ファン駆動
用モータ2bと、スクロールケーシング2cとを備えて
いる。
する。図1、2において、1は後席冷房用の空調装置の
樹脂製ケース、2は送風機で、ケース1の側方に隣接配
置されている。この送風機2は、ケース1とほぼ同一の
高さに設計されており、遠心ファン2aと、ファン駆動
用モータ2bと、スクロールケーシング2cとを備えて
いる。
【0019】このスクロールケーシング2cの下面部に
は車室内空気を吸入する空気吸入口2dが開口してお
り、またスクロールケーシング2cの上面部にはモータ
2bが固定されている。スクロールケーシング2cの空
気出口側は、ケース1の空気入口側に直結されており、
送風機2とケース1の部分から構成される後席冷房用空
調装置は一体構造として車両天井部に取付けられるよう
になっている。なお、図2の2点鎖線位置6はスクロー
ルケーシング2cの空気出口側とケース1の空気入口側
との結合位置を示す。
は車室内空気を吸入する空気吸入口2dが開口してお
り、またスクロールケーシング2cの上面部にはモータ
2bが固定されている。スクロールケーシング2cの空
気出口側は、ケース1の空気入口側に直結されており、
送風機2とケース1の部分から構成される後席冷房用空
調装置は一体構造として車両天井部に取付けられるよう
になっている。なお、図2の2点鎖線位置6はスクロー
ルケーシング2cの空気出口側とケース1の空気入口側
との結合位置を示す。
【0020】ケース1内には蒸発器3が収納されてお
り、この蒸発器3は車両エンジンにより駆動される圧縮
機(図示せず)を持つ冷凍サイクルに設けられ、冷媒の
蒸発潜熱により送風空気を冷却するものである。ケース
1の空気下流側端部に、蒸発器3で冷却された冷風を車
室内へ吹き出す吹出口5が設けられており、この吹出口
5が車室内の後方に向くようにして後席冷房用空調装置
は車両天井部に取付けられる。
り、この蒸発器3は車両エンジンにより駆動される圧縮
機(図示せず)を持つ冷凍サイクルに設けられ、冷媒の
蒸発潜熱により送風空気を冷却するものである。ケース
1の空気下流側端部に、蒸発器3で冷却された冷風を車
室内へ吹き出す吹出口5が設けられており、この吹出口
5が車室内の後方に向くようにして後席冷房用空調装置
は車両天井部に取付けられる。
【0021】蒸発器3は前述した図7に示す従来構造と
同一のサーペインタイプのものでよく、横長の薄型形状
に設計されている。この蒸発器3は、そのチューブ3a
が水平方向に延びる、いわゆる横置きタイプとして構成
されており、送風空気は、図2(a)(b)の破線Aに
示すように、チューブ3aの長手方向(図7の左右方
向)とは直角方向に送風されて、チューブ3aの間に配
設されたコルゲートフィン3bを介して冷媒と熱交換し
て冷却される。
同一のサーペインタイプのものでよく、横長の薄型形状
に設計されている。この蒸発器3は、そのチューブ3a
が水平方向に延びる、いわゆる横置きタイプとして構成
されており、送風空気は、図2(a)(b)の破線Aに
示すように、チューブ3aの長手方向(図7の左右方
向)とは直角方向に送風されて、チューブ3aの間に配
設されたコルゲートフィン3bを介して冷媒と熱交換し
て冷却される。
【0022】また、蒸発器3は前述したとおり、多穴偏
平チューブ3aと、コルゲートフィン3bと、このコル
ゲートフィン3b保護用に上下端部に配設されたサイド
プレート3cとを一体ろう付けしたものであって、これ
らの部材はアルミニュウム材で形成されており、下方側
のサイドプレート3cの空気下流側端部と、ケース1の
底部との間には空隙8が形成されている。
平チューブ3aと、コルゲートフィン3bと、このコル
ゲートフィン3b保護用に上下端部に配設されたサイド
プレート3cとを一体ろう付けしたものであって、これ
らの部材はアルミニュウム材で形成されており、下方側
のサイドプレート3cの空気下流側端部と、ケース1の
底部との間には空隙8が形成されている。
【0023】この空隙8は、サイドプレート3cの空気
下流側端部の下方位置に対応する、ケース1の底部に部
分的に凹部を設けることにより形成されている。一方、
下方側のサイドプレート3cの空気上流側端部の下方位
置には空隙が形成されておらず、下方側のサイドプレー
ト3cの空気上流側端部はケース1の底部に直接、当接
しており、これにより下方側のサイドプレート3cの空
気上流側端部の下方へ送風空気が流入しないようになっ
ている。もちろん、蒸発器3の上方側のサイドプレート
3cはケース1の内壁に全面的に当接するようにしてあ
るので、上方側のサイドプレート3cの上方にも送風空
気は流入しない。
下流側端部の下方位置に対応する、ケース1の底部に部
分的に凹部を設けることにより形成されている。一方、
下方側のサイドプレート3cの空気上流側端部の下方位
置には空隙が形成されておらず、下方側のサイドプレー
ト3cの空気上流側端部はケース1の底部に直接、当接
しており、これにより下方側のサイドプレート3cの空
気上流側端部の下方へ送風空気が流入しないようになっ
ている。もちろん、蒸発器3の上方側のサイドプレート
3cはケース1の内壁に全面的に当接するようにしてあ
るので、上方側のサイドプレート3cの上方にも送風空
気は流入しない。
【0024】そして、下方側のサイドプレート3cに
は、その空気上流側端部から所定量(例えば、5mm程
度)だけ空気下流側に位置する部位に水抜き穴3dが設
けられている。ここで、水抜き穴3dの形状は、本例で
は図1(a)に示すように、横長の長方形状となってい
る。蒸発器3は、上記した構成を持っているため、サイ
ドプレート3cの空気上流側端部がケース1の底部に当
接し、サイドプレート3cの空気下流側端部がケース1
の底部との間に空隙8を介在するようにして、ケース1
内に組付けられている。
は、その空気上流側端部から所定量(例えば、5mm程
度)だけ空気下流側に位置する部位に水抜き穴3dが設
けられている。ここで、水抜き穴3dの形状は、本例で
は図1(a)に示すように、横長の長方形状となってい
る。蒸発器3は、上記した構成を持っているため、サイ
ドプレート3cの空気上流側端部がケース1の底部に当
接し、サイドプレート3cの空気下流側端部がケース1
の底部との間に空隙8を介在するようにして、ケース1
内に組付けられている。
【0025】また、蒸発器3で発生した凝縮水(図2の
実線B)を排水するため、従来構造と同様に、ケース1
底部にドレンパン9および排水口10が一体成形されて
おり、排水口10から図示しないドレンホースを経て車
室外へ凝縮水を排出するようになっている。また、蒸発
器3の空気上流側の下端面に向かって流れた凝縮水が、
送風機2側へ流出するのを阻止するために、ケース1の
底部において、蒸発器3のサイドプレート3cの空気上
流側端部からさらに所定量だけ空気上流側に位置する部
位に水洩れ防止板4が一体成形されている。
実線B)を排水するため、従来構造と同様に、ケース1
底部にドレンパン9および排水口10が一体成形されて
おり、排水口10から図示しないドレンホースを経て車
室外へ凝縮水を排出するようになっている。また、蒸発
器3の空気上流側の下端面に向かって流れた凝縮水が、
送風機2側へ流出するのを阻止するために、ケース1の
底部において、蒸発器3のサイドプレート3cの空気上
流側端部からさらに所定量だけ空気上流側に位置する部
位に水洩れ防止板4が一体成形されている。
【0026】次に、上記構成において本実施例の作動を
説明する。図2(a)は車両が平坦な道路を走行してい
るときの状態を示しており、送風空気は破線Aのように
蒸発器3内を流れ、蒸発器3にて冷媒の蒸発潜熱により
冷却される。このとき、蒸発器3の下方側のサイドプレ
ート3cの空気上流側端部はケース1の底部に直接、当
接しているので、下方側のサイドプレート3cの空気上
流側端部の下方へ送風空気が流入しない。
説明する。図2(a)は車両が平坦な道路を走行してい
るときの状態を示しており、送風空気は破線Aのように
蒸発器3内を流れ、蒸発器3にて冷媒の蒸発潜熱により
冷却される。このとき、蒸発器3の下方側のサイドプレ
ート3cの空気上流側端部はケース1の底部に直接、当
接しているので、下方側のサイドプレート3cの空気上
流側端部の下方へ送風空気が流入しない。
【0027】しかし、送風空気の一部は蒸発器3に流入
した後に、水抜き穴3dからサイドプレート3cの下方
側へ流入するが、この水抜き穴3dへの流入空気は、蒸
発器3のコルゲートフィン3bの空気上流部分で冷却さ
れた後に水抜き穴3dを通過する。また、水抜き穴3d
への流入空気量もコルゲートフィン3bによる通風抵抗
により減少する。
した後に、水抜き穴3dからサイドプレート3cの下方
側へ流入するが、この水抜き穴3dへの流入空気は、蒸
発器3のコルゲートフィン3bの空気上流部分で冷却さ
れた後に水抜き穴3dを通過する。また、水抜き穴3d
への流入空気量もコルゲートフィン3bによる通風抵抗
により減少する。
【0028】従って、水抜き穴3dへの流入空気が存在
するとしても、それに基づく冷房能力の低下は、従来装
置におけるバイパス空気路Cを通る高温空気流による冷
房能力の低下に比して大幅に低減できる。また、蒸発器
3の冷却作用により発生した凝縮水は、実線Bに示すよ
うに送風空気Aの流れに乗って、チューブ3aの面に沿
って、蒸発器3の空気下流側に移行し、蒸発器3の空気
下流側端部から下方へ落下する。そして、空隙8を通っ
て、ドレンパン9に流入し、排水口10からケース1外
部に排出される。
するとしても、それに基づく冷房能力の低下は、従来装
置におけるバイパス空気路Cを通る高温空気流による冷
房能力の低下に比して大幅に低減できる。また、蒸発器
3の冷却作用により発生した凝縮水は、実線Bに示すよ
うに送風空気Aの流れに乗って、チューブ3aの面に沿
って、蒸発器3の空気下流側に移行し、蒸発器3の空気
下流側端部から下方へ落下する。そして、空隙8を通っ
て、ドレンパン9に流入し、排水口10からケース1外
部に排出される。
【0029】一方、車両が急傾斜の下り坂を走行すると
きは、図2(b)に示すように、蒸発器3の空気上流側
が下方へ向くように大きく傾斜する。従って、凝縮水B
はこの傾斜を受けて、送風空気の流れに逆らって、蒸発
器3の空気上流側の下端面に向かって流れる。図3
(a)は上記のように蒸発器3の空気上流側が下方へ傾
斜したときにおける、凝縮水の流れの挙動を拡大して示
すもので、蒸発器3の空気上流側端部と、水洩れ防止板
4との間の空間に凝縮水Bがある程度溜まり、この空間
に溜まった凝縮水Bのレベル(水位)が下方側のサイド
プレート3cの水抜き穴3dの位置まで達することによ
り、凝縮水Bはこの水抜き穴3dを通ってドレンパン9
へ落下し、そして排水口10からケース1外へ排出され
る。
きは、図2(b)に示すように、蒸発器3の空気上流側
が下方へ向くように大きく傾斜する。従って、凝縮水B
はこの傾斜を受けて、送風空気の流れに逆らって、蒸発
器3の空気上流側の下端面に向かって流れる。図3
(a)は上記のように蒸発器3の空気上流側が下方へ傾
斜したときにおける、凝縮水の流れの挙動を拡大して示
すもので、蒸発器3の空気上流側端部と、水洩れ防止板
4との間の空間に凝縮水Bがある程度溜まり、この空間
に溜まった凝縮水Bのレベル(水位)が下方側のサイド
プレート3cの水抜き穴3dの位置まで達することによ
り、凝縮水Bはこの水抜き穴3dを通ってドレンパン9
へ落下し、そして排水口10からケース1外へ排出され
る。
【0030】ここで、もし水洩れ防止板4が設けられて
いないときは、図3(b)に示すように凝縮水Bが水抜
き穴3dに流入せず、この水抜き穴3dより低くなって
いるケース1の最も空気上流側端に向かって流れ、ここ
から送風機2側へと流れ、送風機2の吸入口2dから車
室内に洩れ出るという不具合が生じる。この不具合を解
消するために、水洩れ防止板4が必要となる。
いないときは、図3(b)に示すように凝縮水Bが水抜
き穴3dに流入せず、この水抜き穴3dより低くなって
いるケース1の最も空気上流側端に向かって流れ、ここ
から送風機2側へと流れ、送風機2の吸入口2dから車
室内に洩れ出るという不具合が生じる。この不具合を解
消するために、水洩れ防止板4が必要となる。
【0031】ところで、図3(c)に示すように、蒸発
器3の空気上流側端部と、水抜き穴3dとの距離Lを大
きくすると、水抜き穴3dへ凝縮水Bを流入させるため
には、水洩れ防止板4の高さを高くして、水洩れ防止板
4部分に溜める凝縮水Bの量を増やす必要が生じる。水
洩れ防止板4の高さをあまり高くすることは送風抵抗の
増大をきたし、送風量の低下、冷房能力の低下等を招く
ので、避けなければならない。
器3の空気上流側端部と、水抜き穴3dとの距離Lを大
きくすると、水抜き穴3dへ凝縮水Bを流入させるため
には、水洩れ防止板4の高さを高くして、水洩れ防止板
4部分に溜める凝縮水Bの量を増やす必要が生じる。水
洩れ防止板4の高さをあまり高くすることは送風抵抗の
増大をきたし、送風量の低下、冷房能力の低下等を招く
ので、避けなければならない。
【0032】そこで、水抜き穴3dの開口位置は、サイ
ドプレート3cの空気上流側端部から所定値以内に制限
することが好ましい。また、水抜き穴3dに流入する空
気を冷却して冷房能力の低下を抑制するためには、水抜
き穴3dに流入する前に所定距離だけ、コルゲートフィ
ン3b部分を空気が通過する必要がある。本発明者らの
実験、検討によれば、水抜き穴3dの開口位置は、サイ
ドプレート3cの空気上流側端部から5mm程度の位置
に設定することが上記水洩れ防止板4の高さの抑制およ
び水抜き穴3dへの流入空気の冷却作用確保のために最
も好ましいことが分かった。
ドプレート3cの空気上流側端部から所定値以内に制限
することが好ましい。また、水抜き穴3dに流入する空
気を冷却して冷房能力の低下を抑制するためには、水抜
き穴3dに流入する前に所定距離だけ、コルゲートフィ
ン3b部分を空気が通過する必要がある。本発明者らの
実験、検討によれば、水抜き穴3dの開口位置は、サイ
ドプレート3cの空気上流側端部から5mm程度の位置
に設定することが上記水洩れ防止板4の高さの抑制およ
び水抜き穴3dへの流入空気の冷却作用確保のために最
も好ましいことが分かった。
【0033】また、水抜き穴3dの開口面積は、凝縮水
の発生量に応じて設定すればよく、水抜き穴3dへの流
入空気量を抑制するためには、凝縮水の排出可能な最低
の大きさに設定するのがよい。図4(a)、(b)はサ
イドプレート3c、水抜き穴3dおよび水洩れ防止板4
の大きさ、位置等の具体的寸法例を示すもので、単位は
mmであり、この具体的寸法例に基づいた試作品を実
験、検討したところ、凝縮水の排水性および冷房能力の
両面において、良好な結果が得られた。
の発生量に応じて設定すればよく、水抜き穴3dへの流
入空気量を抑制するためには、凝縮水の排出可能な最低
の大きさに設定するのがよい。図4(a)、(b)はサ
イドプレート3c、水抜き穴3dおよび水洩れ防止板4
の大きさ、位置等の具体的寸法例を示すもので、単位は
mmであり、この具体的寸法例に基づいた試作品を実
験、検討したところ、凝縮水の排水性および冷房能力の
両面において、良好な結果が得られた。
【0034】なお、車両が急傾斜の上り坂を走行すると
きは、蒸発器3の空気下流側が下方となる方向に、蒸発
器3が傾斜するので、凝縮水は蒸発器3の傾斜および送
風空気の流れに沿って、蒸発器3の空気下流側に移行す
る。従って、図2(a)の平坦路走行時と同様に、空隙
8からドレンパン9、排水口10を経てケース1外へ排
出される。
きは、蒸発器3の空気下流側が下方となる方向に、蒸発
器3が傾斜するので、凝縮水は蒸発器3の傾斜および送
風空気の流れに沿って、蒸発器3の空気下流側に移行す
る。従って、図2(a)の平坦路走行時と同様に、空隙
8からドレンパン9、排水口10を経てケース1外へ排
出される。
【0035】本発明は上述の実施例に限定されることな
く、種々変形可能であり、例えば、水洩れ防止板4は上
述の例のようにケース1の底部から平板状に突出成形す
るものに限らず、図5のようにケース1の底部の一部を
凸状に屈曲形成して、水洩れ防止板4を形成してもよ
い。また、図6に示すように、水抜き穴3dの代わり
に、サイドプレート3cの空気上流側端部から所定量だ
け空気下流側に至る領域に水抜き用切欠き部3eを設け
ても同様の作用効果を得ることができる。
く、種々変形可能であり、例えば、水洩れ防止板4は上
述の例のようにケース1の底部から平板状に突出成形す
るものに限らず、図5のようにケース1の底部の一部を
凸状に屈曲形成して、水洩れ防止板4を形成してもよ
い。また、図6に示すように、水抜き穴3dの代わり
に、サイドプレート3cの空気上流側端部から所定量だ
け空気下流側に至る領域に水抜き用切欠き部3eを設け
ても同様の作用効果を得ることができる。
【0036】すなわち、図6の他の例においては、図4
(a)の2個の長方形の水抜き穴3dに対応する位置に
2個の長方形の水抜き用切欠き部3eを形成したもの
で、具体的寸法の単位はmmである。本例においても、
サイドプレート3cの空気上流側端部(水抜き用切欠き
部3eの左右の突出部および中間の突出部)をケース1
の底面に当接させるのは前述の例と同じである。
(a)の2個の長方形の水抜き穴3dに対応する位置に
2個の長方形の水抜き用切欠き部3eを形成したもの
で、具体的寸法の単位はmmである。本例においても、
サイドプレート3cの空気上流側端部(水抜き用切欠き
部3eの左右の突出部および中間の突出部)をケース1
の底面に当接させるのは前述の例と同じである。
【0037】また、蒸発器3のフィン3bはサイドプレ
ート3cの空気上流側端部まで配設されており、従って
水抜き用切欠き部3eの形成部位までフィン3bは延び
ている。従って、フィン3b部分である程度冷却された
空気を水抜き用切欠き部3eに流入させることができる
ので、水抜き用切欠き部3eによる冷房能力低下を僅少
に押さえることができる。
ート3cの空気上流側端部まで配設されており、従って
水抜き用切欠き部3eの形成部位までフィン3bは延び
ている。従って、フィン3b部分である程度冷却された
空気を水抜き用切欠き部3eに流入させることができる
ので、水抜き用切欠き部3eによる冷房能力低下を僅少
に押さえることができる。
【0038】なお、水抜き穴3dおよび水抜き用切欠き
部3eの数は図4、6に示す2個に限らず、3個以上の
多数個に小分割したり、1個にしてもよく、必要に応じ
て種々変形できる。また、水抜き穴3dおよび水抜き用
切欠き部3eの形状についても、長方形とせずに、適宜
の穴形状で構成することもできる。また、蒸発器3とし
て、図7に示す多穴偏平チューブ3aを蛇行状に折り曲
げ形成したサーペンタイプのものに限らず、2枚の金属
薄板を積層し接合することによりチューブ3aを構成す
る、いわゆる積層型の蒸発器を使用できることはもちろ
んである。この場合も、積層型の蒸発器はそのチューブ
3aが水平方向に延びる横置きタイプであることは同じ
である。
部3eの数は図4、6に示す2個に限らず、3個以上の
多数個に小分割したり、1個にしてもよく、必要に応じ
て種々変形できる。また、水抜き穴3dおよび水抜き用
切欠き部3eの形状についても、長方形とせずに、適宜
の穴形状で構成することもできる。また、蒸発器3とし
て、図7に示す多穴偏平チューブ3aを蛇行状に折り曲
げ形成したサーペンタイプのものに限らず、2枚の金属
薄板を積層し接合することによりチューブ3aを構成す
る、いわゆる積層型の蒸発器を使用できることはもちろ
んである。この場合も、積層型の蒸発器はそのチューブ
3aが水平方向に延びる横置きタイプであることは同じ
である。
【図1】(a)は本発明の一実施例を示す装置の概略平
面断面図、(b)は同装置の正面図である。
面断面図、(b)は同装置の正面図である。
【図2】図1(b)のX−X断面図である。
【図3】(a)は図2(b)の要部拡大断面図、
(b)、(c)はそれぞれ(a)を変形した例の要部拡
大断面図である。
(b)、(c)はそれぞれ(a)を変形した例の要部拡
大断面図である。
【図4】(a)は本発明の一実施例における下方側サイ
ドプレートの具体的寸法例を示す平面図、(b)は水洩
れ防止板の具体的寸法例を示す要部拡大断面図である。
ドプレートの具体的寸法例を示す平面図、(b)は水洩
れ防止板の具体的寸法例を示す要部拡大断面図である。
【図5】本発明における水洩れ防止板の他の例を示す要
部拡大断面図である。
部拡大断面図である。
【図6】本発明における下方側サイドプレートの他の例
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図7】本発明および従来装置の説明に供する蒸発器の
斜視図である。
斜視図である。
【図8】従来装置の縦断面図である。
1…空調装置ケース、2…送風機、3…蒸発器、3a…
チューブ、3b…コルゲートフィン、3c…サイドプレ
ート、3d…水抜き穴、3e…水抜き用切欠き部、4…
水洩れ防止板、8…空隙、9…ドレンパン、10…排水
口。
チューブ、3b…コルゲートフィン、3c…サイドプレ
ート、3d…水抜き穴、3e…水抜き用切欠き部、4…
水洩れ防止板、8…空隙、9…ドレンパン、10…排水
口。
Claims (4)
- 【請求項1】 水平方向に延びるチューブ、このチュー
ブに接合されたフィン、およびこのフィンの最下部に接
合され、水平方向に延びるサイドプレートを有する横置
きタイプの蒸発器と、 この蒸発器を収納するケースと、 前記蒸発器に送風する送風機とを備え、 前記ケースの底部には前記蒸発器で発生した凝縮水を排
出する排水口が設けられており、 前記サイドプレートの空気上流側端部が前記ケースの底
部に当接し、前記サイドプレートの空気下流側端部が前
記ケースの底部との間に空隙を介在するようにして、前
記蒸発器が前記ケース内に組付けられており、 前記サイドプレートのうち、空気上流側端部から所定量
だけ空気下流側に位置する部位に水抜き穴が設けられて
いることを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】 水平方向に延びるチューブ、このチュー
ブに接合されたフィン、およびこのフィンの最下部に接
合され、水平方向に延びるサイドプレートを有する横置
きタイプの蒸発器と、 この蒸発器を収納するケースと、 前記蒸発器に送風する送風機とを備え、 前記ケースの底部には前記蒸発器で発生した凝縮水を排
出する排水口が設けられており、 前記サイドプレートの空気上流側端部が前記ケースの底
部に当接し、前記サイドプレートの空気下流側端部が前
記ケースの底部との間に空隙を介在するようにして、前
記蒸発器が前記ケース内に組付けられており、 前記サイドプレートのうち、空気上流側端部から所定量
だけ空気下流側に至る領域に水抜き用切欠き部が設けら
れていることを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記ケースの底面において、前記サイド
プレートの空気上流側端部から所定量だけ空気上流側に
位置する部位に、前記凝縮水がさらに空気上流側に流出
するのを阻止する水洩れ防止板が設けられていることを
特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記送風機は前記ケースの側方に隣接配
置されて、前記送風機の空気出口側が前記ケースの空気
入口側に結合されており、 前記送風機と前記ケースは一体構造として車両天井部に
配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のい
ずれか1つに記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10433595A JPH08295128A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10433595A JPH08295128A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08295128A true JPH08295128A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14378070
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10433595A Pending JPH08295128A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08295128A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999007568A1 (en) * | 1997-08-11 | 1999-02-18 | Denso Corporation | Air conditioner for vehicles |
| JP2000028227A (ja) * | 1998-07-09 | 2000-01-28 | Denso Corp | 積層型蒸発器 |
| US6070425A (en) * | 1997-08-11 | 2000-06-06 | Denso Corporation | Air-conditioning apparatus |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP10433595A patent/JPH08295128A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999007568A1 (en) * | 1997-08-11 | 1999-02-18 | Denso Corporation | Air conditioner for vehicles |
| US6070425A (en) * | 1997-08-11 | 2000-06-06 | Denso Corporation | Air-conditioning apparatus |
| GB2328277B (en) * | 1997-08-11 | 2001-04-18 | Denso Corp | Air-conditioning apparatus |
| US6796368B1 (en) | 1997-08-11 | 2004-09-28 | Denso Corporation | Air conditioning apparatus for vehicle |
| JP2000028227A (ja) * | 1998-07-09 | 2000-01-28 | Denso Corp | 積層型蒸発器 |
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