JPH08295174A - 車両用照明灯制御装置 - Google Patents

車両用照明灯制御装置

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JPH08295174A
JPH08295174A JP12558495A JP12558495A JPH08295174A JP H08295174 A JPH08295174 A JP H08295174A JP 12558495 A JP12558495 A JP 12558495A JP 12558495 A JP12558495 A JP 12558495A JP H08295174 A JPH08295174 A JP H08295174A
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誠一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両がトンネル等の暗所に進入する前に照明
灯を自動点灯させることのできる車両用照明灯制御装置
を、多大な費用と時間をかけることなく、簡単な構成で
提供する。 【構成】 道路情報を記憶する記憶手段15と、車両の
現在位置を検出する現在位置検出手段20と、記憶手段
に記憶される道路情報と現在位置検出手段で検出される
車両の現在位置情報とから車両用照明灯の点灯または消
灯の必要性を判断する判断手段32とを備える。道路情
報は、昼夜を問わず照明灯を点灯しながら走行すべき道
路エリアの両端近傍地点に関するデータ17として記憶
手段に記憶される。さらに判断手段は、時計手段33か
らの現在時刻データを参照して、照明灯の点灯および消
灯を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等車両用照明灯
の点灯および消灯の必要性を判断して自動的に点灯およ
び消灯制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用照明灯の点灯および消灯を自動制
御する方法として、車両にフォトダイオード等を利用し
た自動ライトコントロール装置を搭載し、周囲が暗くな
ったことを検知して自動的に照明灯(特に前照灯)を点
灯させることが提案され、実用化されている。
【0003】ところが、この方法では、たとえばトンネ
ル内走行時に前照灯を点灯させる場合、車両がトンネル
に進入して周囲が暗くなったことをフォトダイオードが
検知した後に前照灯が点灯されることになり、トンネル
進入直後には前照灯が不点灯のままで走行しなければな
らない。このように、上記した従来の自動ライトコント
ロール装置では、周囲が急激に暗くなる場合に、それを
検知してから実際に前照灯を点灯させるまでの間に一定
のタイムラグが不可避であり、安全性に欠けるものであ
った。
【0004】そこで、トンネルの出入り口の道路側に送
信機能を備えた周囲情報検出装置(いわゆるビーコン送
信機)を設置し、そのトンネルの位置情報、地域交通情
報あるいは周囲の明るさの情報等を車両に送信し、車両
内に設置される照明灯制御装置がこれを受信して照明灯
の点灯、消灯を自動制御することが提案されている(特
開平3−57736)。
【0005】この従来技術によれば、トンネル内に進入
する前に前照灯を自動点灯させることができるので、車
両走行の安全性が確保される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、個々の車両に照明灯制御装置を搭載す
るだけでなく、各所のトンネル、あるいは昼間でも照明
灯の点灯が必要となる高架下や地下駐車場等の出入り口
のすべてに周囲情報検出装置を設置しなければならな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
従来技術の問題点を解消し、多大な費用と時間をかける
ことなく、車両用照明灯の自動制御装置を提供すること
を目的とする。
【0008】すなわち、本発明は、道路情報を記憶する
記憶手段と、車両の現在位置を検出する現在位置検出手
段と、記憶手段に記憶される道路情報と現在位置検出手
段で検出される車両の現在位置情報とから車両用照明灯
の点灯または消灯の必要性を判断する判断手段と、を有
してなることを特徴とする車両用照明灯制御装置であ
る。
【0009】記憶手段に記憶される道路情報は、好適に
は、照明灯を点灯すべき道路エリアの両端近傍地点に関
するデータを含む。
【0010】さらに時計手段を設け、道路情報および現
在位置情報に加えて、時計手段からの現在時刻情報をも
判断手段に入力し、判断手段がこれら各情報に基づいて
車両用照明灯の点灯または消灯の必要性を判断するよう
に構成することができる。
【0011】さらに、判断手段による判断結果に基づい
て、雨天時においてワイパの作動を制御するように構成
することができる。
【0012】本発明の車両用照明灯制御装置は、ナビゲ
ーション装置に組み込んで構成することができる。すな
わち、道路情報を記憶する道路情報記憶手段と、車両の
現在位置を検出する現在位置検出手段と、道路情報記憶
手段に記憶される道路情報と現在位置検出手段で検出さ
れる車両の現在位置情報とから車両の進路を判断する進
路判断手段とを有するナビゲーション装置において、道
路情報から照明灯を点灯すべき道路エリアを作成して各
道路エリアの両端近傍地点に関するデータを記憶する照
明灯制御データ記憶手段と、時計手段と、照明灯制御デ
ータ、現在位置情報および時計手段からの現在時刻情報
に基づいて車両用照明灯の点灯および消灯を制御する照
明灯制御手段と、を有してなることを特徴とする車両用
照明灯制御装置である。
【0013】
【作用】道路情報、特にトンネルや高架下、地下駐車場
等、昼夜を問わず照明灯を点灯しながら走行すべき道路
エリアの両端近傍地点に関するデータが記憶部に記憶さ
れている。走行中の車両が該道路エリアに進入する直前
地点を通過したことが、現在位置検出手段からの現在位
置データによって確認されると、照明灯を自動点灯させ
るように制御する。照明灯を点灯させるとともに、雨天
時のワイパ作動をOFFとするように連動制御すること
ができる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による車両用照明
灯制御装置の構成を示す。この制御装置は、ナビゲーシ
ョン装置に組み込まれて構成されている。
【0015】ナビゲーション装置のデータ記憶部10
は、CD−ROMやICカード等の記憶媒体よりなり、
音声データ11、地図データ12、道路データ13、地
名データ14等の各種データが記憶されている。
【0016】現在位置検出部20は、GPS衛星受信装
置21を備え、GPS衛星からの電波を受信して車両の
現在位置座標を決定するが、さらに、地磁気センサ2
2、距離センサ23、ステアリングセンサ24等の各種
センサにより検出される方位や実走行距離に関するデー
タを補正データとして用いることにより、高精度の位置
検出を行うことができるように構成されている。
【0017】出発地および目的地等の位置情報は、キー
ボード等よりなる入力部29にて、使用者の操作により
入力される。
【0018】演算処理部25には、これら入力部29、
データ記憶部10および現在位置検出部20からの各種
データが入力される。CPU26は、これらデータを基
にして、ROM27に記憶されるプログラムにしたがっ
て、現在地から目的地までの経路を算出する。RAM2
8は、CPU26により判断された経路等のデータを格
納するワーキングメモリである。これらROM27およ
びRAM28はデータバスラインでCPU26と接続さ
れている。
【0019】CPU26は、その判断結果にしたがっ
て、音声データ11を合成して音声指示信号を作成し、
音声出力部30から出力させることにより、運転者に対
する進路誘導を行う。また、CRTディスプレイや液晶
ディスプレイ等よりなる表示部31には、地図データ1
2や道路データ13等に基づいて作図された道路地図が
表示されており、この道路地図上に、現在位置検出部2
0で検出された現在位置が表示されるとともに、CPU
26による判断結果としての推奨経路が表示される。
【0020】以上に述べた構成は、概ね、従来のナビゲ
ーション装置として公知の構成である。
【0021】本実施例においては、データ記憶部10
に、照明灯の自動制御のために必要なデータを記憶する
照明灯制御データ記憶部15が設けられ、エリアデータ
16および照明ON/OFFポイントデータ17が記憶
されている。
【0022】ここで、エリアデータ16とは、トンネ
ル、鉄道や道路の高架下、地下駐車場等、昼間であって
も照明灯を点灯させる必要がある一定領域に関するデー
タを言い、地図データ12および道路データ13に基づ
いて作成される。また、山間部等において複数のトンネ
ルが断続的に頻出する道路領域をまとめて一つのエリア
としてエリアデータ16を作成することができる。さら
に、エリアデータ16として登録されている各エリアの
両端位置を照明ON/OFFポイントデータ17として
記憶しておく。
【0023】本実施例には、さらに、CPUよりなる照
明灯制御部32が設けられる。照明灯制御部32には、
照明灯制御データ記憶部15に記憶されたエリアデータ
16および照明ON/OFFポイントデータ17が入力
されるとともに、前記現在位置検出部20で検出された
現在位置データが演算処理部25を介して入力される。
さらに、時計手段33からの現在時刻データが入力され
る。
【0024】照明灯制御部32は、現在車両走行中であ
ることを検出する走行検出部34からの検出信号を受け
て起動スイッチ35がONとなることによって起動し、
エリアデータ16、照明ON/OFFポイントデータ1
7、現在位置データおよび時間帯データの各種データを
基に、照明灯の点灯/消灯の必要性を判断し、その判断
結果に基づいて、車両に装着されるヘッドライト36お
よびスモールライト37の点灯/消灯を自動制御する。
【0025】たとえば、エリアデータ16として記憶さ
れているトンネルに進入する直前の地点(たとえばトン
ネル入口手前約200m地点、高速道路の場合には手前
約400m地点)が照明ONポイントデータとして記憶
されている場合、照明灯制御部32は、該直前地点に車
両が到達したことを、現在位置検出部20からの現在位
置データで判別して、ヘッドライト36を自動点灯させ
る。同様にして、照明OFFポイントデータとして記憶
されている地点(たとえばトンネル出口直後の地点)を
通過したことが現在位置データより判定された場合に
は、ヘッドライト36を自動消灯させる。
【0026】既述したように、トンネルが連続する山間
部エリアにあっては、個々のトンネルごとにエリアデー
タ16を作成することに代えて、連続する複数のトンネ
ルの最初のトンネル入口から最後のトンネル出口までの
道路領域をまとめて一つのエリアとして扱うことができ
る。このようにしてエリアデータ16が作成されると、
最初のトンネル入口の直前地点で自動点灯された後、最
後のトンネルを出るまでの間、照明灯は点灯し続けるこ
とになるため、運転者に対してトンネルが連続する区間
であることを予告し、安全運転を促すことができる。
【0027】なお、高架下や地下駐車場等では、ヘッド
ライト36を点灯させずにスモールライト37のみを点
灯させるように制御してもよい。また、エリア内の暗さ
の度合いをフォトダイオード等で検出して、ヘッドライ
ト36およびスモールライト37のいずれかを選択的に
点灯させるように制御してもよい。
【0028】また、時計手段33からの現在時刻データ
が、エリアデータ16および照明ON/OFFポイント
データ17とは別個独立して照明灯制御部32に入力さ
れることから、照明灯制御部32は、車両走行エリアに
かかわらず、夕刻時に点灯し、早朝時に消灯するように
自動制御する。この場合、夕刻時にはまずスモールライ
ト37を点灯した後にヘッドライト36を点灯し、早朝
時には先にヘッドライト36を消灯した後にスモールラ
イト37を消灯するように、ヘッドライトとスモールラ
イトの点灯または消灯を時間差制御することも可能であ
る。なお、点灯または消灯すべき時刻は季節によって異
なるので、時計手段33にはカレンダーが併用されてい
る。
【0029】車両が停止した場合、これを走行検出部3
4が検出して起動スイッチ35をOFFとする。照明灯
制御部32は、このOFF信号を受けて、ヘッドライト
36、スモールライト37が点灯中である場合には、こ
れらを消灯すべく制御した後、その作動を終了する。こ
れにより、ライト消し忘れによるバッテリの浪費が防止
される。
【0030】さらに、本実施例では、照明灯の点灯およ
び消灯制御に連動して、雨天時のワイパ38の作動を制
御するものとしている。すなわち、雨天時には運転者の
判断でワイパ作動スイッチを入力することでワイパを作
動させているが、トンネルや地下駐車場等の照明点灯エ
リアでは雨天時であってもワイパ作動が不要となるた
め、従来は、運転者は該エリアへの進入および通過の都
度ワイパ作動スイッチのON/OFFを繰り返さなけれ
ばならず、面倒であるだけでなく、ワイパ作動スイッチ
のON/OFF操作に気を取られて安全運転が疎かにな
りがちであった。本実施例によれば、該エリアへの進入
および通過が照明灯制御部32で判別されるため、その
判別結果を用いて、照明灯のON/OFF自動制御と同
時に、ワイパ作動のON/OFF自動制御を行うことが
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、簡単な構成で車両用照
明灯の自動制御を行うことができ、運転者が周囲の明暗
を判断して点灯/消灯操作を行う必要がなくなるため、
運転の安全性向上に大きく寄与する。
【0032】また、照明灯の点灯が必要とされるエリア
に進入する前に点灯するように制御されることで、運転
者に注意を促し、道路予知のための情報を与えることが
できるので、さらに安全性が向上する。
【0033】本発明は、特に、ナビゲーション装置に組
み込んで構成することにより、該ナビゲーション装置に
記憶されている道路情報データやGPS等で検出される
現在位置データを利用することができ、効率的なシステ
ム構築が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車両用照明灯制御装置をナビゲー
ション装置に組み込んで構成した一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
15 照明灯制御データ記憶部 16 エリアデータ 17 照明ON/OFFポイントデータ 20 現在位置検出部 32 照明灯制御部 33 時計手段 34 走行検出部 35 起動スイッチ 36 ヘッドライト 37 スモールライト 38 ワイパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 秀樹 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路情報を記憶する記憶手段と、車両
    の現在位置を検出する現在位置検出手段と、前記記憶手
    段に記憶される道路情報と前記現在位置検出手段で検出
    される車両の現在位置情報とから車両用照明灯の点灯ま
    たは消灯の必要性を判断する判断手段と、を有してなる
    ことを特徴とする車両用照明灯制御装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段に記憶される道路情報
    は、照明灯を点灯すべき道路エリアの両端近傍地点に関
    するデータを含むことを特徴とする請求項1の車両用照
    明灯制御装置、
  3. 【請求項3】 さらに時計手段が設けられ、前記道路
    情報および前記現在位置情報に加えて、前記時計手段か
    らの現在時刻情報が前記判断手段に入力され、前記判断
    手段は、これら各情報に基づいて車両用照明灯の点灯ま
    たは消灯の必要性を判断することを特徴とする請求項1
    の車両用照明灯制御装置、
  4. 【請求項4】 さらに、前記判断手段による判断結果
    に基づいて、雨天時においてワイパの作動を制御するこ
    とを特徴とする請求項1の車両用照明灯制御装置、
  5. 【請求項5】 道路情報を記憶する道路情報記憶手段
    と、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、前
    記道路情報記憶手段に記憶される前記道路情報と前記現
    在位置検出手段で検出される車両の現在位置情報とから
    車両の進路を判断する進路判断手段とを有するナビゲー
    ション装置において、道路情報から照明灯を点灯すべき
    道路エリアを作成して各道路エリアの両端近傍地点に関
    するデータを記憶する照明灯制御データ記憶手段と、時
    計手段と、前記照明灯制御データ、前記現在位置情報お
    よび前記時計手段からの現在時刻情報に基づいて車両用
    照明灯の点灯および消灯を制御する照明灯制御手段と、
    を有してなることを特徴とする車両用照明灯制御装置。
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