JPH0829620B2 - 画像形成方法 - Google Patents
画像形成方法Info
- Publication number
- JPH0829620B2 JPH0829620B2 JP61128814A JP12881486A JPH0829620B2 JP H0829620 B2 JPH0829620 B2 JP H0829620B2 JP 61128814 A JP61128814 A JP 61128814A JP 12881486 A JP12881486 A JP 12881486A JP H0829620 B2 JPH0829620 B2 JP H0829620B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- light
- image forming
- image
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/382—Contact thermal transfer or sublimation processes
- B41M5/38242—Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by the use of different kinds of energy to effect transfer, e.g. heat and light
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/002—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor using materials containing microcapsules; Preparing or processing such materials, e.g. by pressure; Devices or apparatus specially designed therefor
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Color Printing (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプリンターや複写機、フアクシミリ等に利用
できる画像形成方法、転写記録媒体及び画像形成装置に
関する。
できる画像形成方法、転写記録媒体及び画像形成装置に
関する。
〈従来の技術〉 近年、情報産業の急速な発展に伴ない、種々の情報処
理システムが開発され、また、それぞれの情報処理シス
テムに適した記録方法および装置も開発、採用されてい
る。このような記録方法の一つとして、感熱転写記録方
法は、使用する装置が軽量かつコンパクトで騒音がな
く、操作性、保守性にも優れており、最近広く使用され
ている。この方法によれば、普通紙を被転写媒体として
使用可能である。
理システムが開発され、また、それぞれの情報処理シス
テムに適した記録方法および装置も開発、採用されてい
る。このような記録方法の一つとして、感熱転写記録方
法は、使用する装置が軽量かつコンパクトで騒音がな
く、操作性、保守性にも優れており、最近広く使用され
ている。この方法によれば、普通紙を被転写媒体として
使用可能である。
しかしながら、従来の感熱転写記録方法にも欠点がな
い訳ではない。それは、従来の感熱転写記録方法は転写
記録性能、すなわち印字品質が表面平滑度により大きく
影響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が行
なわれるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著しく
印字品質が低下することである。しかし、最も典型的な
被転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高い
紙はむしろ特殊であり、通常の紙は繊維の絡み合いによ
り種々な程度の凹凸を有する。したがって、従来の感熱
転写記録方法によれば、印字された像のエツジ部がシヤ
ープでなかったり、像の一部が欠けたりして、印字品質
を低下させることになる。
い訳ではない。それは、従来の感熱転写記録方法は転写
記録性能、すなわち印字品質が表面平滑度により大きく
影響され、平滑性の高い被転写媒体には良好な印字が行
なわれるが、平滑性の低い被転写媒体の場合には著しく
印字品質が低下することである。しかし、最も典型的な
被転写媒体である紙を使用する場合にも、平滑性の高い
紙はむしろ特殊であり、通常の紙は繊維の絡み合いによ
り種々な程度の凹凸を有する。したがって、従来の感熱
転写記録方法によれば、印字された像のエツジ部がシヤ
ープでなかったり、像の一部が欠けたりして、印字品質
を低下させることになる。
また、従来の感熱転写記録方法ではインク層の被転写
媒体への転写は、熱ヘツドからの熱のみによって行われ
るが、限られた短い時間内に熱ヘツドを所定温度まで冷
却しなければならないこと、また、熱ヘツド面を構成し
ている発熱セグメント間の熱的クロストークを防止しな
ければならないこと等のために、理論的にも熱ヘツドか
らの供給熱量を大きくすることは困難である。そのた
め、従来の感熱転写記録方法では高速記録は難しかった
ものである。
媒体への転写は、熱ヘツドからの熱のみによって行われ
るが、限られた短い時間内に熱ヘツドを所定温度まで冷
却しなければならないこと、また、熱ヘツド面を構成し
ている発熱セグメント間の熱的クロストークを防止しな
ければならないこと等のために、理論的にも熱ヘツドか
らの供給熱量を大きくすることは困難である。そのた
め、従来の感熱転写記録方法では高速記録は難しかった
ものである。
また、熱伝導は電気や光などに較べて応答レスポンス
が遅いため、従来の熱ヘツドによる記録において、中間
調の再現が可能にまで熱パルスを制御することは一般に
困難であり、また、従来の感熱転写インク層は、階調性
のある転写機能を備えていないため、中間調記録はでき
なかったものである。
が遅いため、従来の熱ヘツドによる記録において、中間
調の再現が可能にまで熱パルスを制御することは一般に
困難であり、また、従来の感熱転写インク層は、階調性
のある転写機能を備えていないため、中間調記録はでき
なかったものである。
また、従来の感熱転写記録方法では、1回の転写で1
色の画像しか得ることができないため、多色の画像を得
るには、複数回の転写を繰り返えして色を重ね合わせる
ことが必要であった。しかし、色の異なる画像を正確に
重ね合わせることは非常に困難であり、色ずれのない画
像を得ることは難しかった。特に、1つの画素に注目し
た場合、1つの画素では色の重ね合わせは、ほとんどな
されておらず、結局従来の感熱転写記録方法では色のず
れた画素の重合体により多色の画像を形成していた。こ
のため、従来の感熱転写記録方法では鮮明な多色画像は
得られなかった。
色の画像しか得ることができないため、多色の画像を得
るには、複数回の転写を繰り返えして色を重ね合わせる
ことが必要であった。しかし、色の異なる画像を正確に
重ね合わせることは非常に困難であり、色ずれのない画
像を得ることは難しかった。特に、1つの画素に注目し
た場合、1つの画素では色の重ね合わせは、ほとんどな
されておらず、結局従来の感熱転写記録方法では色のず
れた画素の重合体により多色の画像を形成していた。こ
のため、従来の感熱転写記録方法では鮮明な多色画像は
得られなかった。
また、従来の感熱転写記録方法で多色の画像を得よう
とした場合、複数のサーマルヘツドを設けたり、あるい
は被転写媒体に逆送、停止等複雑な動きをさせなければ
ならず、装置全体が大きく複雑になったり、記録速度が
低下する等の欠点があった。
とした場合、複数のサーマルヘツドを設けたり、あるい
は被転写媒体に逆送、停止等複雑な動きをさせなければ
ならず、装置全体が大きく複雑になったり、記録速度が
低下する等の欠点があった。
また、発色剤と顕色剤とを用いて多色の可視像を形成
するものとして米国特許4,399,209がある。米国特許4,3
99,209は感光性組成物と発色剤とを含有したカプセルを
基材上に配列した記録媒体を用い、記録画像に応じて変
換された紫外光によりカプセル内の感光性組成物を硬化
させて転写像を形成し、更にこの転写像を顕色層を有す
る被記録媒体に重ねて被記録媒体上に可視像を形成する
ものである。
するものとして米国特許4,399,209がある。米国特許4,3
99,209は感光性組成物と発色剤とを含有したカプセルを
基材上に配列した記録媒体を用い、記録画像に応じて変
換された紫外光によりカプセル内の感光性組成物を硬化
させて転写像を形成し、更にこの転写像を顕色層を有す
る被記録媒体に重ねて被記録媒体上に可視像を形成する
ものである。
このような従来の記録方法は、光のエネルギーだけを
照射して記録媒体上に転写像を形成するため、鮮明な記
録画像を高速で得るには、光に対して高感度の記録媒体
を用いたり、あるいはエネルギーの高い光を照射する必
要がある。
照射して記録媒体上に転写像を形成するため、鮮明な記
録画像を高速で得るには、光に対して高感度の記録媒体
を用いたり、あるいはエネルギーの高い光を照射する必
要がある。
しかしながら、高感度の記録媒体は、保存性に問題が
あり、取扱いが不便であった。また、単一のエネルギー
で感光性組成物を高速で硬化させるほどの高エネルギー
を得るのは難しく、装置が大型化する傾向にあった。特
に、光エネルギーの場合には高エネルギーを得るのが難
しく、装置が大型化した。
あり、取扱いが不便であった。また、単一のエネルギー
で感光性組成物を高速で硬化させるほどの高エネルギー
を得るのは難しく、装置が大型化する傾向にあった。特
に、光エネルギーの場合には高エネルギーを得るのが難
しく、装置が大型化した。
〈発明の目的〉 そこで本発明は、上記従来の感熱転写記録法の問題点
を解決する画像形成方法、即ち、表面平滑度の低い最も
一般的に用いられる普通紙に対して高品位の転写像を形
成でき、また高速記録が可能で、また中間調記録も可能
で、多色の転写画像を得る場合にも被転写媒体に複雑な
動きをさせる必要がなく、鮮明な多色画像が得られる画
像形成方法およびこれに用いる転写記録媒体及び画像形
成装置を提供することを主たる目的とする。
を解決する画像形成方法、即ち、表面平滑度の低い最も
一般的に用いられる普通紙に対して高品位の転写像を形
成でき、また高速記録が可能で、また中間調記録も可能
で、多色の転写画像を得る場合にも被転写媒体に複雑な
動きをさせる必要がなく、鮮明な多色画像が得られる画
像形成方法およびこれに用いる転写記録媒体及び画像形
成装置を提供することを主たる目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明による画像形成方法は、光および熱が付与され
ることによって、溶融温度、軟化温度またはガラス転移
点が上昇する固体状の光熱感応成分を含む転写記録層を
有する転写記録媒体に、光は転写記録層が昇温されてい
る時付与する条件で、光および熱の少なくとも一方を記
録情報に対応させて付与する工程、および転写記録層を
加熱することにより、前工程で光および熱の両方が付与
された部分以外の部分を被転写媒体に転写する工程を有
することを特徴とするものである。
ることによって、溶融温度、軟化温度またはガラス転移
点が上昇する固体状の光熱感応成分を含む転写記録層を
有する転写記録媒体に、光は転写記録層が昇温されてい
る時付与する条件で、光および熱の少なくとも一方を記
録情報に対応させて付与する工程、および転写記録層を
加熱することにより、前工程で光および熱の両方が付与
された部分以外の部分を被転写媒体に転写する工程を有
することを特徴とするものである。
また本発明による転写記録媒体は、転写記録層が昇温
されている時に光が付与されることによって、溶融温
度、軟化温度またはガラス転移点が上昇する固体状の光
熱感応成分を含む転写記録層を有することを特徴とする
ものである。
されている時に光が付与されることによって、溶融温
度、軟化温度またはガラス転移点が上昇する固体状の光
熱感応成分を含む転写記録層を有することを特徴とする
ものである。
また本発明による画像形成装置は、転写記録媒体の転
写記録層に形成された転写像を被転写媒体に転写するこ
とにより画像を形成する装置で、加熱手段と、光照射手
段と、前記転写記録層に形成された転写像を前記被記録
媒体に転写する転写手段とを具備し、前記加熱手段と前
記光照射手段のうち少なくとも一方が画信号に基づいて
作動する事を特徴とするものである。
写記録層に形成された転写像を被転写媒体に転写するこ
とにより画像を形成する装置で、加熱手段と、光照射手
段と、前記転写記録層に形成された転写像を前記被記録
媒体に転写する転写手段とを具備し、前記加熱手段と前
記光照射手段のうち少なくとも一方が画信号に基づいて
作動する事を特徴とするものである。
本発明による画像形成方法において、転写像は、転写
特性を支配する物性を変化させて形成されるものである
が、この物性は使用する転写記録媒体の種類により任意
に定められるものであり、例えば、転写像を熱溶融状態
にして転写する転写記録媒体の場合には、溶融温度、軟
化温度又は、ガラス転移点などであり、また、転写像を
粘着状態又は、被転写媒体への浸透性状態にして転写す
る転写記録媒体の場合には、同一温度における粘度であ
る。また、転写像を形成するに用いる複数種のエネルギ
ーも、使用する転写記録媒体の種類により任意に定めら
れ、例えば、光電子ビーム、熱、圧力、などが適宜組合
わされて用いられる。
特性を支配する物性を変化させて形成されるものである
が、この物性は使用する転写記録媒体の種類により任意
に定められるものであり、例えば、転写像を熱溶融状態
にして転写する転写記録媒体の場合には、溶融温度、軟
化温度又は、ガラス転移点などであり、また、転写像を
粘着状態又は、被転写媒体への浸透性状態にして転写す
る転写記録媒体の場合には、同一温度における粘度であ
る。また、転写像を形成するに用いる複数種のエネルギ
ーも、使用する転写記録媒体の種類により任意に定めら
れ、例えば、光電子ビーム、熱、圧力、などが適宜組合
わされて用いられる。
本発明による画像形成法の理解のために、光と熱エネ
ルギーにより潜像が形成される転写記録媒体を用いた例
を挙げて第1a図〜第1d図により説明する。第1a図は〜第
1d図の各グラフの時間軸(横軸)はそれぞれ対応してい
る。また、転写記録層には感応成分として、後述する反
応開始剤、高分子化成分が含まれている。第1a図はサー
マルヘツド等の加熱手段を時間0〜t3の間発熱駆動させ
た場合の加熱手段の表面温度の上昇およびその後の温度
降下の様子を示すものである。この加熱手段に圧接され
ている転写記録媒体は、加熱手段の温度変化に伴い、第
1b図に示すような温度変化を示す。即ち、t1の時間遅れ
をもって温度上昇し、同様にt3より遅れてt4の時刻に最
高温度に達し以降温度が下降する。此の転写記録層はガ
ラス転移点Tgoを有し、Tgo以上の温度領域で急激に軟化
し粘度が減少する。此の様子を第1c図の曲線Aで示し
た。時刻t2でTgoに達した以降最大温度に達する時刻t4
迄粘度降下が続き、温度低下と共に再び粘度は増加して
Tgoに降下する時刻t6迄急激な粘度増加を示す。此の場
合転写記録層は加熱前と基本的に物性の変化を受けてお
らず、次の転写工程で温度Tgo以上に加熱すれば上記し
たと同じ様に粘度の現象を示す。従って被転写媒体と圧
接して転写に必要な加熱、例えばTgo以上に加熱をすれ
ば従来の熱転写記録の転写メカニズムと同様な理由で転
写記録層は転写されることになるが、本発明の場合に
は、第1d図に示すように、時刻t2より加熱と同様に光照
射した場合、転写記録層に含まれている例えば反応開始
剤が活性化され温度が反応速度を大きくするに充分なだ
け上昇していると、重合性モノマーが重合する確率が飛
躍的に大きくなる為、硬化が急激に進む。
ルギーにより潜像が形成される転写記録媒体を用いた例
を挙げて第1a図〜第1d図により説明する。第1a図は〜第
1d図の各グラフの時間軸(横軸)はそれぞれ対応してい
る。また、転写記録層には感応成分として、後述する反
応開始剤、高分子化成分が含まれている。第1a図はサー
マルヘツド等の加熱手段を時間0〜t3の間発熱駆動させ
た場合の加熱手段の表面温度の上昇およびその後の温度
降下の様子を示すものである。この加熱手段に圧接され
ている転写記録媒体は、加熱手段の温度変化に伴い、第
1b図に示すような温度変化を示す。即ち、t1の時間遅れ
をもって温度上昇し、同様にt3より遅れてt4の時刻に最
高温度に達し以降温度が下降する。此の転写記録層はガ
ラス転移点Tgoを有し、Tgo以上の温度領域で急激に軟化
し粘度が減少する。此の様子を第1c図の曲線Aで示し
た。時刻t2でTgoに達した以降最大温度に達する時刻t4
迄粘度降下が続き、温度低下と共に再び粘度は増加して
Tgoに降下する時刻t6迄急激な粘度増加を示す。此の場
合転写記録層は加熱前と基本的に物性の変化を受けてお
らず、次の転写工程で温度Tgo以上に加熱すれば上記し
たと同じ様に粘度の現象を示す。従って被転写媒体と圧
接して転写に必要な加熱、例えばTgo以上に加熱をすれ
ば従来の熱転写記録の転写メカニズムと同様な理由で転
写記録層は転写されることになるが、本発明の場合に
は、第1d図に示すように、時刻t2より加熱と同様に光照
射した場合、転写記録層に含まれている例えば反応開始
剤が活性化され温度が反応速度を大きくするに充分なだ
け上昇していると、重合性モノマーが重合する確率が飛
躍的に大きくなる為、硬化が急激に進む。
こうして加熱と光照射とが同時に行なわれると、転写
記録層は第1c図の曲線Bに示す様な挙動を示す。そして
反応が進むと共にガラス転移点が上昇し反応が終了する
時刻t5ではTgoからTg′に変化する。この様子を第1d図
に示した。従って次の転写工程で加熱するとTg′に変化
した部分と変化しない部分とでの性質の相異が生じる。
これに伴って、転写記録層が転写を開始する温度である
転写開始温度である転写開始温度Taも変化し、Ta′とな
る。そこで例えばTa<Tr<Ta′を満たすTrに加熱すれば
粘度が低下した部分とそうでない部分との差異が生じ被
転写媒体に粘度低下した部分のみの転写がされる。転写
工程の温度安定精度に依るがこのときTg′−Tgoは約20
℃以上が好ましい。特に、40℃以上が好ましい。このよ
うにして画信号に応じて加熱又は非加熱を制御し、同時
に光照射する事で転写像を形成する事ができる。
記録層は第1c図の曲線Bに示す様な挙動を示す。そして
反応が進むと共にガラス転移点が上昇し反応が終了する
時刻t5ではTgoからTg′に変化する。この様子を第1d図
に示した。従って次の転写工程で加熱するとTg′に変化
した部分と変化しない部分とでの性質の相異が生じる。
これに伴って、転写記録層が転写を開始する温度である
転写開始温度である転写開始温度Taも変化し、Ta′とな
る。そこで例えばTa<Tr<Ta′を満たすTrに加熱すれば
粘度が低下した部分とそうでない部分との差異が生じ被
転写媒体に粘度低下した部分のみの転写がされる。転写
工程の温度安定精度に依るがこのときTg′−Tgoは約20
℃以上が好ましい。特に、40℃以上が好ましい。このよ
うにして画信号に応じて加熱又は非加熱を制御し、同時
に光照射する事で転写像を形成する事ができる。
又、転写像形成工程に於ける加熱温度は、転写特性を
支配する物性が変化する反応速度を速くする為及びその
反応を安定に行なう為にも、画像形成素体を70℃以上好
ましくは80℃以上に設定する事が良好な結果を与える。
支配する物性が変化する反応速度を速くする為及びその
反応を安定に行なう為にも、画像形成素体を70℃以上好
ましくは80℃以上に設定する事が良好な結果を与える。
転写記録層の転写特性を支配する物性としては、以上
説明したガラス転移点以外にも、溶融温度、軟化温度等
が考えられるが、いずれの場合も複数種のエネルギーの
付与前後での、溶融温度、軟化温度等の不可逆変化を利
用して転写記録層中に転写像を形成するものである。ま
た、軟化温度、溶融温度、ガラス転移点はほぼ同様の傾
向で変動し、従ってガラス転移点を用いた前述の説明は
そのまま溶融温度、軟化温度を用いた説明でもある。次
に、軟化温度を用いて本発明の原理を説明する。
説明したガラス転移点以外にも、溶融温度、軟化温度等
が考えられるが、いずれの場合も複数種のエネルギーの
付与前後での、溶融温度、軟化温度等の不可逆変化を利
用して転写記録層中に転写像を形成するものである。ま
た、軟化温度、溶融温度、ガラス転移点はほぼ同様の傾
向で変動し、従ってガラス転移点を用いた前述の説明は
そのまま溶融温度、軟化温度を用いた説明でもある。次
に、軟化温度を用いて本発明の原理を説明する。
転写記録層の軟化温度をTsとする。転写記録層の粘土
は、Ts以上の温度領域で急激に減少する。この様子を第
1c図の曲線Aで示した。時刻t2でTsに達した以降最大温
度に達する時刻t4迄粘土降下が続き、温度低下と共に再
び粘度は増加しTsに降下する時刻t6迄急激な粘土増加を
示す。この場合転写記録層は加熱前と基本的に物性の変
化を受けておらず、次の転写工程で温度Ts以上に加熱す
れば上記したと同じ様に粘度の減少を示す。
は、Ts以上の温度領域で急激に減少する。この様子を第
1c図の曲線Aで示した。時刻t2でTsに達した以降最大温
度に達する時刻t4迄粘土降下が続き、温度低下と共に再
び粘度は増加しTsに降下する時刻t6迄急激な粘土増加を
示す。この場合転写記録層は加熱前と基本的に物性の変
化を受けておらず、次の転写工程で温度Ts以上に加熱す
れば上記したと同じ様に粘度の減少を示す。
従って、被転写媒体と圧接して転写に必要な加熱、例
えばTs以上に加熱をすれば従来の熱転写記録の転写メカ
ニズムと同様な理由で転写記録層は転写されることにな
るが、本発明の場合には、第1d図に示すように、時刻t2
より加熱と同時に光照射した場合、転写記録層が軟化し
転写記録層に含まれている例えば反応開始剤が活性化さ
れ温度が反応速度を大きくするに充分なだけ上昇してい
ると、重合性モノマーが重合する確率が飛躍的に大きく
なる為、硬化が急激に進む。
えばTs以上に加熱をすれば従来の熱転写記録の転写メカ
ニズムと同様な理由で転写記録層は転写されることにな
るが、本発明の場合には、第1d図に示すように、時刻t2
より加熱と同時に光照射した場合、転写記録層が軟化し
転写記録層に含まれている例えば反応開始剤が活性化さ
れ温度が反応速度を大きくするに充分なだけ上昇してい
ると、重合性モノマーが重合する確率が飛躍的に大きく
なる為、硬化が急激に進む。
こうして加熱と光照射とが同時に行なわれると、転写
記録層は1c図の曲線Bに示す様な挙動を示す。そして反
応が進むと共に軟化温度が上昇し架橋が終了する時刻t5
ではTsからT′sに変化する。この様子を第1d図に示し
た。但し、第1b図及び第1d図に示したTg,Tg′をTs,Ts′
とする。従って次の転写工程で加熱するとT′sに変化
した部分と変化しない部分とでの性質の相異が生じる。
これに伴って、転写記録層が転写を開始する温度である
転写開始温度Taも変化し、T′aとなる。そこで例えば
Ta<Tr<T′aを満すTrに加熱すれば被転写媒体に軟化
温度の上昇しない部分のみの転写がされる。転写工程の
温度安定精度に依るがこのときのT′s−Tsは約20℃以
上が好ましい。特に、40℃以上が好ましい。このように
して、画信号に応じて加熱又は非加熱を制御し、同時に
光照射する事で転写像を形成する事ができる。
記録層は1c図の曲線Bに示す様な挙動を示す。そして反
応が進むと共に軟化温度が上昇し架橋が終了する時刻t5
ではTsからT′sに変化する。この様子を第1d図に示し
た。但し、第1b図及び第1d図に示したTg,Tg′をTs,Ts′
とする。従って次の転写工程で加熱するとT′sに変化
した部分と変化しない部分とでの性質の相異が生じる。
これに伴って、転写記録層が転写を開始する温度である
転写開始温度Taも変化し、T′aとなる。そこで例えば
Ta<Tr<T′aを満すTrに加熱すれば被転写媒体に軟化
温度の上昇しない部分のみの転写がされる。転写工程の
温度安定精度に依るがこのときのT′s−Tsは約20℃以
上が好ましい。特に、40℃以上が好ましい。このように
して、画信号に応じて加熱又は非加熱を制御し、同時に
光照射する事で転写像を形成する事ができる。
尚、本発明における転写開始温度は、次の様にして測
定する。
定する。
ポリエチレンテレフタレート(PET)フイルム上に塗
布された6μ厚の転写記録層と被転写媒体として用いる
表面平滑度(ベツク平滑度)が50〜200秒、厚さ0.2mmの
上質紙とを対向させて転写記録媒体と上質紙とを次に示
す2つのロールで挾持して2.5mm/sec.の速度で搬送す
る。2つのロールのうち第1のロールは転写記録媒体側
に配され、300Wのハロゲンヒータ内蔵の鉄ロールであり
直径は40mmである。又、上質紙側の第2のロールは直径
40mmの鉄ロールの表面が0.5mm厚のフツ素ゴムで被覆さ
れており、2つのロールは線圧4kg/cmの圧力で対向して
いる。第1のロールの表面をサーミスタで検出し、所定
の温度に維持する様にハロゲンヒーターを制御する。2
つのロールの間を通過した後4秒後に上質紙を平面に保
ちながら、転写記録媒体を略90°の角度で、ロールの搬
送速度と等速で引張り転写記録媒体と上質紙とを剥離
し、転写記録層の上質紙への転写の有無を観察する。こ
うして徐々にヒートロール(第1のロール)の表面温度
を上昇させながら(昇温速度10℃/MIN.以下)転写画像
の光学濃度が飽和したときの温度を測定し、転写開始温
度を知る。
布された6μ厚の転写記録層と被転写媒体として用いる
表面平滑度(ベツク平滑度)が50〜200秒、厚さ0.2mmの
上質紙とを対向させて転写記録媒体と上質紙とを次に示
す2つのロールで挾持して2.5mm/sec.の速度で搬送す
る。2つのロールのうち第1のロールは転写記録媒体側
に配され、300Wのハロゲンヒータ内蔵の鉄ロールであり
直径は40mmである。又、上質紙側の第2のロールは直径
40mmの鉄ロールの表面が0.5mm厚のフツ素ゴムで被覆さ
れており、2つのロールは線圧4kg/cmの圧力で対向して
いる。第1のロールの表面をサーミスタで検出し、所定
の温度に維持する様にハロゲンヒーターを制御する。2
つのロールの間を通過した後4秒後に上質紙を平面に保
ちながら、転写記録媒体を略90°の角度で、ロールの搬
送速度と等速で引張り転写記録媒体と上質紙とを剥離
し、転写記録層の上質紙への転写の有無を観察する。こ
うして徐々にヒートロール(第1のロール)の表面温度
を上昇させながら(昇温速度10℃/MIN.以下)転写画像
の光学濃度が飽和したときの温度を測定し、転写開始温
度を知る。
又、軟化温度の測定はサーマル・メカニカル・アナリ
シル(TMA)により行なう。これは原理的には試料に一
定荷重で針を押しつけた状態で徐々に昇温して針が試料
に浸入する様子を知る事で、その軟化温度を知るもので
ある。ここでは次の条件でTMAの測定を行なうものとす
る。即ち、1mm厚のAl基材上に20μ厚に転写記録層を塗
布する。ここに70g/cm2の圧で針を押し当てる(具体的
には先端が平面の針を用い、この先端の平面面積が0.7m
m2の針を500mgの荷重で試料に押し当てる)。そして10
℃/MIN.の昇温速度で針の浸入する様子を測定する。瞬
時に針が侵入しない場合浸入速度が急激に増加する温度
を軟化温度と決める。
シル(TMA)により行なう。これは原理的には試料に一
定荷重で針を押しつけた状態で徐々に昇温して針が試料
に浸入する様子を知る事で、その軟化温度を知るもので
ある。ここでは次の条件でTMAの測定を行なうものとす
る。即ち、1mm厚のAl基材上に20μ厚に転写記録層を塗
布する。ここに70g/cm2の圧で針を押し当てる(具体的
には先端が平面の針を用い、この先端の平面面積が0.7m
m2の針を500mgの荷重で試料に押し当てる)。そして10
℃/MIN.の昇温速度で針の浸入する様子を測定する。瞬
時に針が侵入しない場合浸入速度が急激に増加する温度
を軟化温度と決める。
以上の説明を参考にして、多色の場合の画像形成法に
ついて説明する。第2a図〜第2d図は本発明の転写記録媒
体とサーマルヘツドとの関係を示した部分図で、記録信
号に従って変調された熱エネルギーを、転写特性を支配
する物性を変化させたい画像形成素体の色調により選択
された波長の光エネルギーと共に付与するものである。
「変調」とは画信号に応じてエネルギーの付与する位置
を変更することをいい、「共に」とは光エネルギーと熱
エネルギーを同時に付与する場合でもよいし、光エネル
ギーと熱エネルギーを別々に付与する場合でもよい。
ついて説明する。第2a図〜第2d図は本発明の転写記録媒
体とサーマルヘツドとの関係を示した部分図で、記録信
号に従って変調された熱エネルギーを、転写特性を支配
する物性を変化させたい画像形成素体の色調により選択
された波長の光エネルギーと共に付与するものである。
「変調」とは画信号に応じてエネルギーの付与する位置
を変更することをいい、「共に」とは光エネルギーと熱
エネルギーを同時に付与する場合でもよいし、光エネル
ギーと熱エネルギーを別々に付与する場合でもよい。
本発明の多色転写記録媒体1は、ベースフイルム1b上
に転写記録層1aを設けて構成されている。転写記録層1a
は、微小な画像形成素体31の分布層となっていて、各画
像形成素体31は異なる色調を呈する。例えば、第2a図〜
第2d図に示した実施例では、各画像形成素体31にはシア
ン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)およびブラ
ツク(K)のいずれかの色材が含有されている。しか
し、各像形成素体31に含有される色材は、シアン,マゼ
ンタ,イエロー,ブラツクに限るものではなく、用途に
応じてどのような色の色材を用いてもかまわない。各画
像形成素体31には、色材の他に光及び熱のエネルギーが
付与されたときに、転写特性を支配する物性が急激に変
化する感応成分を含有する。画像形成素体31は、基材1b
上にバインダーにより設けてもよいし、また、加熱によ
り溶融してもかまわない。
に転写記録層1aを設けて構成されている。転写記録層1a
は、微小な画像形成素体31の分布層となっていて、各画
像形成素体31は異なる色調を呈する。例えば、第2a図〜
第2d図に示した実施例では、各画像形成素体31にはシア
ン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y)およびブラ
ツク(K)のいずれかの色材が含有されている。しか
し、各像形成素体31に含有される色材は、シアン,マゼ
ンタ,イエロー,ブラツクに限るものではなく、用途に
応じてどのような色の色材を用いてもかまわない。各画
像形成素体31には、色材の他に光及び熱のエネルギーが
付与されたときに、転写特性を支配する物性が急激に変
化する感応成分を含有する。画像形成素体31は、基材1b
上にバインダーにより設けてもよいし、また、加熱によ
り溶融してもかまわない。
各画像形成素体31の感応成分は、含有する色材によっ
て波長依存性を有する。すなわち、イエローの色材を含
有した画像形成素体31は、熱と波長λ(Y)の光が加え
られたとき、架橋が急激に進み硬化する。同様に、マゼ
ンタの色材の含有する画像形成素体31は、熱と波長λ
(M)の光、シアンの色材を含有する画像形成素体31は
熱と波長λ(C)の光、ブラツクの色材を含有する画像
形成素体31は熱と波長λ(K)の光がそれぞれ加えられ
たとき、架橋が進み硬化する。硬化した画像形成素体31
は、次に転写工程で加熱されても粘度が低下せず、被転
写媒体に転写しない。熱と光は記録情報に応じて付与す
る。
て波長依存性を有する。すなわち、イエローの色材を含
有した画像形成素体31は、熱と波長λ(Y)の光が加え
られたとき、架橋が急激に進み硬化する。同様に、マゼ
ンタの色材の含有する画像形成素体31は、熱と波長λ
(M)の光、シアンの色材を含有する画像形成素体31は
熱と波長λ(C)の光、ブラツクの色材を含有する画像
形成素体31は熱と波長λ(K)の光がそれぞれ加えられ
たとき、架橋が進み硬化する。硬化した画像形成素体31
は、次に転写工程で加熱されても粘度が低下せず、被転
写媒体に転写しない。熱と光は記録情報に応じて付与す
る。
さて、本発明の画像形成方法は転写記録媒体1をサー
マルヘツド20に重ね、サーマルヘツド20の発熱部全域を
カバーするように光を照射する。照射する光は画像形成
素体31が反応する波長のものを順次照射する。例えば、
画像形成素体31がシアン,マゼンタ,イエロー,ブラツ
クのいずれかに着色されている場合、波長λ(C),λ
(M),λ(Y)及びλ(K)の光を順次照射する。
マルヘツド20に重ね、サーマルヘツド20の発熱部全域を
カバーするように光を照射する。照射する光は画像形成
素体31が反応する波長のものを順次照射する。例えば、
画像形成素体31がシアン,マゼンタ,イエロー,ブラツ
クのいずれかに着色されている場合、波長λ(C),λ
(M),λ(Y)及びλ(K)の光を順次照射する。
つまり、まず転写記録媒体1の転写記録層1a側から波
長λ(Y)の光を照射するとともに、例えばサーマルヘ
ツド20の発熱抵抗体20b,20d,20eおよび20fを発熱させ
る。すると、イエローの色材の含有する画像形成素体31
のうち、熱と波長λ(Y)の光の両方が加えられた画像
形成素体31(第2a図でハツチングの施された部分。以
下、硬化した画像形成素体をハツチングで示す。)が硬
化する。
長λ(Y)の光を照射するとともに、例えばサーマルヘ
ツド20の発熱抵抗体20b,20d,20eおよび20fを発熱させ
る。すると、イエローの色材の含有する画像形成素体31
のうち、熱と波長λ(Y)の光の両方が加えられた画像
形成素体31(第2a図でハツチングの施された部分。以
下、硬化した画像形成素体をハツチングで示す。)が硬
化する。
次に、第2b図に示すように転写記録層1aに波長λ
(M)の光を照射するとともに、発熱抵抗体20a,20e及
び20fを発熱させると、マゼンタの色材の含有する画像
形成素体31のうち、熱と波長λ(M)の光が加えられた
画像形成素体31が硬化する。更に、第2c図,第2d図に示
すように、波長λ(C)の光、波長λ(K)の光を照射
するとともに、所望の発熱抵抗体を加熱させると、光と
熱の加えられた画像形成素体31が硬化し、最終的に硬化
しなかった画像形成素体31により転写記録層1に転写像
が形成される。この転写像は次の転写工程で第2e図に示
すように被転写媒体10に転写される。
(M)の光を照射するとともに、発熱抵抗体20a,20e及
び20fを発熱させると、マゼンタの色材の含有する画像
形成素体31のうち、熱と波長λ(M)の光が加えられた
画像形成素体31が硬化する。更に、第2c図,第2d図に示
すように、波長λ(C)の光、波長λ(K)の光を照射
するとともに、所望の発熱抵抗体を加熱させると、光と
熱の加えられた画像形成素体31が硬化し、最終的に硬化
しなかった画像形成素体31により転写記録層1に転写像
が形成される。この転写像は次の転写工程で第2e図に示
すように被転写媒体10に転写される。
転写像が形成された転写記録媒体を転写工程で、被転
写媒体と接面させて、転写記録媒体又は被転写媒体側か
ら加熱し転写像を被転写媒体に選択的に転写して画像を
形成する。従ってこのときの加熱温度は、転写工程にお
いて転写像のみが選択的に転写するように定められる。
また、転写を効率的に行なうために、同時に加圧するこ
とも有効である。加圧は、特に、表面平滑度の低い被転
写媒体を用いる場合有効である。
写媒体と接面させて、転写記録媒体又は被転写媒体側か
ら加熱し転写像を被転写媒体に選択的に転写して画像を
形成する。従ってこのときの加熱温度は、転写工程にお
いて転写像のみが選択的に転写するように定められる。
また、転写を効率的に行なうために、同時に加圧するこ
とも有効である。加圧は、特に、表面平滑度の低い被転
写媒体を用いる場合有効である。
又転写工程で加熱する事は安定的で保存性に優れた堅
牢な多色画像を得るのに適している。
牢な多色画像を得るのに適している。
以上第2a図〜第2d図で説明した実施例では、光をサー
マルヘツド20の全域に照射し、サーマルヘツド20の発熱
抵抗体を選択的に発熱させて画像を形成する方法を示し
たが、転写記録媒体のある部分を一様に加熱して(第2a
図で示すサーマルヘツド20でいうならば、全発熱抵抗体
を発熱させる場合)、光照射を選択的に行なう事によっ
ても同様に多色の画像を形成する事ができる。即ち、記
録信号に従って変調され、且つ転写特性を支配する物性
を変化させたい画像形成素体の色調により選択された波
長の光エネルギーを熱エネルギーと共に付与する。
マルヘツド20の全域に照射し、サーマルヘツド20の発熱
抵抗体を選択的に発熱させて画像を形成する方法を示し
たが、転写記録媒体のある部分を一様に加熱して(第2a
図で示すサーマルヘツド20でいうならば、全発熱抵抗体
を発熱させる場合)、光照射を選択的に行なう事によっ
ても同様に多色の画像を形成する事ができる。即ち、記
録信号に従って変調され、且つ転写特性を支配する物性
を変化させたい画像形成素体の色調により選択された波
長の光エネルギーを熱エネルギーと共に付与する。
第2a図に示した例で説明すれば、発熱抵抗体20b,20d,
20e及び20fを発熱させる代わりに、サーマルヘツド20は
全体を一様に発熱させ、発熱抵抗体20b,20d,20eおよび2
0fに相当する位置に波長λ(Y)の光を照射する。波長
λ(M)の光を照射する場合も、サーマルヘツド20全体
を発熱させ、発熱抵抗体20a,20e及び20fに相当する位置
に光照射する。波長λ(C),波長λ(K)の光を照射
する場合も同様にする。
20e及び20fを発熱させる代わりに、サーマルヘツド20は
全体を一様に発熱させ、発熱抵抗体20b,20d,20eおよび2
0fに相当する位置に波長λ(Y)の光を照射する。波長
λ(M)の光を照射する場合も、サーマルヘツド20全体
を発熱させ、発熱抵抗体20a,20e及び20fに相当する位置
に光照射する。波長λ(C),波長λ(K)の光を照射
する場合も同様にする。
以上の説明に於て、便宜上一様に全体を加熱する手段
にサーマルヘツドを用いたが、ヒートロールや加熱板の
様な一様加熱手段を用いる事ができる。
にサーマルヘツドを用いたが、ヒートロールや加熱板の
様な一様加熱手段を用いる事ができる。
以上説明した本発明の画像形成方法において、中間調
記録をするには、例えば次のようにする。
記録をするには、例えば次のようにする。
即ち前述した通り、本発明に依れば基本的に1記録画
素毎に複数色(たとえばY,M,C,R,G,B,BK,W)の8通りの
色を表現可能である。従ってこれらを組合せて、いわゆ
るフルカラーの表現をも可能である。すなわち第3図に
示す(a)〜(z)の様に複数の画素30aで構成される
マトリクス30の中にいくつの記録画素を配列するかで疑
似中間調表現が可能である為、この原理を8色に適用す
る事で鮮やかなフルカラー表現が可能である。
素毎に複数色(たとえばY,M,C,R,G,B,BK,W)の8通りの
色を表現可能である。従ってこれらを組合せて、いわゆ
るフルカラーの表現をも可能である。すなわち第3図に
示す(a)〜(z)の様に複数の画素30aで構成される
マトリクス30の中にいくつの記録画素を配列するかで疑
似中間調表現が可能である為、この原理を8色に適用す
る事で鮮やかなフルカラー表現が可能である。
こうした手法は多々提案されており、そのうちいくつ
かが実用化されているが本発明に於いても、その特質か
らして従来のデジタル画像形成手段(例えばインクジエ
ツト法、レーザ電子写真法、静電記録法、感熱記録法等
々)を適用しうる中間調記録方法は、基本的に応用可能
である。
かが実用化されているが本発明に於いても、その特質か
らして従来のデジタル画像形成手段(例えばインクジエ
ツト法、レーザ電子写真法、静電記録法、感熱記録法等
々)を適用しうる中間調記録方法は、基本的に応用可能
である。
又前述した通り1記録画素で複数段の中間調を表現す
る事、及びこの画素をマトリクスに分配して多段調を表
現する事も可能であり高解像高品質の画像が得られる。
る事、及びこの画素をマトリクスに分配して多段調を表
現する事も可能であり高解像高品質の画像が得られる。
前述した説明では、第2e図で示されている様に各素体
が被転写媒体(記録紙等)上で離散的に点在している
が、これはあくまで説明上での便宜上の形態で、実際に
は転写した素体は被転写媒体の表面上で2次元的に拡が
り、結果的に第2図の例で言えばサーマルヘツドの各発
熱素子に対応して各画素を正しく形成する。
が被転写媒体(記録紙等)上で離散的に点在している
が、これはあくまで説明上での便宜上の形態で、実際に
は転写した素体は被転写媒体の表面上で2次元的に拡が
り、結果的に第2図の例で言えばサーマルヘツドの各発
熱素子に対応して各画素を正しく形成する。
又前述した転写像の形成方法では画像形成素体が色毎
に異なる分光感度を有する例を示したが、この特性は本
発明に於て必須なものとは限らない。例えば温度特性が
異なる2種の光と熱とに反応し、しかも温度特性が異な
る素材を用いれば分光特性は同じでも与える熱エネルギ
ーで区別する事ができる。つまり画像形成素体として温
度依存性の画像形成素体を用い、この画像形成素体に一
様に光照射するとともに熱エネルギーを記録情報と画像
形成素体の色調によって変化させて加えるようにしても
かまわない。
に異なる分光感度を有する例を示したが、この特性は本
発明に於て必須なものとは限らない。例えば温度特性が
異なる2種の光と熱とに反応し、しかも温度特性が異な
る素材を用いれば分光特性は同じでも与える熱エネルギ
ーで区別する事ができる。つまり画像形成素体として温
度依存性の画像形成素体を用い、この画像形成素体に一
様に光照射するとともに熱エネルギーを記録情報と画像
形成素体の色調によって変化させて加えるようにしても
かまわない。
すなわち第4図に示す通り温度T1以上で感光して硬化
する画像形成素体Bと温度T2(>T1)以上で感光して硬
化する画像形成素体Rとが分布層を形成した転写記録媒
体を用いる(第4a図)。素体Bを青、素体Rを赤とす
る。第2図にならって説明すると、素体B及びRが感応
する波長成分を有する光λ(B,R)を照射すると同時
に、素体B,R共に硬化させるには温度T2以上とすればよ
いから発熱抵抗体20Cは第4c図で示す通りt0〜t2の期間
発熱し、温度t2以上に素体BとRを加熱する。一方Bの
み硬化させるにはT1以上T2以下に加熱する必要があるか
ら第4c図で示す通りt0〜t1の期間、発熱抵抗体20a,20d
は発熱し対応する素体Bを硬化させる。
する画像形成素体Bと温度T2(>T1)以上で感光して硬
化する画像形成素体Rとが分布層を形成した転写記録媒
体を用いる(第4a図)。素体Bを青、素体Rを赤とす
る。第2図にならって説明すると、素体B及びRが感応
する波長成分を有する光λ(B,R)を照射すると同時
に、素体B,R共に硬化させるには温度T2以上とすればよ
いから発熱抵抗体20Cは第4c図で示す通りt0〜t2の期間
発熱し、温度t2以上に素体BとRを加熱する。一方Bの
み硬化させるにはT1以上T2以下に加熱する必要があるか
ら第4c図で示す通りt0〜t1の期間、発熱抵抗体20a,20d
は発熱し対応する素体Bを硬化させる。
この様にした後被転写媒体10に硬化してない素体を転
写し画像を得る(第4b図)。この例の場合赤(R)の部
分と黒(BとR)の部分の2色の画像が得られる。
写し画像を得る(第4b図)。この例の場合赤(R)の部
分と黒(BとR)の部分の2色の画像が得られる。
以上、第2a図〜第2e図を用いて説明した実施例では、
本発明の転写記録媒体を用いて多色画像を得る例を示し
たが、画像形成素体に含有する色材として1種類の色材
を用いれば、モノカラーの画像を得ることも可能であ
る。この場合、感応成分を色材に対応させてかえる必要
がない。
本発明の転写記録媒体を用いて多色画像を得る例を示し
たが、画像形成素体に含有する色材として1種類の色材
を用いれば、モノカラーの画像を得ることも可能であ
る。この場合、感応成分を色材に対応させてかえる必要
がない。
第2a図〜第2e図の説明では、転写記録層1aは、粒子状
の画像形成素体を塗布したもので構成されているが、均
一に溶融塗布した連続層であってもかまわない。また、
粒子状の画像形成素体を第5図に示すようにコア部31a
と壁材31bとからなるカプセル状の素体31としてもかま
わない。画像形成をカプセル状とした場合には、コア部
に色材と感応成分を含有させる。多色の転写画像を得る
場合には、転写記録層は粒子状あるいはカプセル状の画
像形成素体を用いるのが好ましい。尚、転写記録層がカ
プセル状の画像形成素体で構成されている場合には、転
写工程で画像形成素体の壁材が破壊されてコア部が主に
転写し、被転写記録媒体上に転写画像が形成される。従
って転写工程での加熱温度は、画像形成素体の壁材が破
壊し転写特性を支配する物性について転写像のみが選択
的に転写するように定められる。
の画像形成素体を塗布したもので構成されているが、均
一に溶融塗布した連続層であってもかまわない。また、
粒子状の画像形成素体を第5図に示すようにコア部31a
と壁材31bとからなるカプセル状の素体31としてもかま
わない。画像形成をカプセル状とした場合には、コア部
に色材と感応成分を含有させる。多色の転写画像を得る
場合には、転写記録層は粒子状あるいはカプセル状の画
像形成素体を用いるのが好ましい。尚、転写記録層がカ
プセル状の画像形成素体で構成されている場合には、転
写工程で画像形成素体の壁材が破壊されてコア部が主に
転写し、被転写記録媒体上に転写画像が形成される。従
って転写工程での加熱温度は、画像形成素体の壁材が破
壊し転写特性を支配する物性について転写像のみが選択
的に転写するように定められる。
転写記録層を、粒子状の画像形成素体で構成した場
合、画像形成素体の分布密度は素体の基材に対する投影
面積で考えて、25%〜最密状態が好ましい。
合、画像形成素体の分布密度は素体の基材に対する投影
面積で考えて、25%〜最密状態が好ましい。
本発明に用いる転写記録媒体としては、熱および光エ
ネルギーにより物性変化による転写像を形成できるもの
であれば任意の転写記録媒体を使用することができる。
熱および光エネルギーを与えることにより溶融温度、軟
化点、ガラス転移点、粘度などの物性が変わる転写記録
層を用いれば、転写像を形成することができる。
ネルギーにより物性変化による転写像を形成できるもの
であれば任意の転写記録媒体を使用することができる。
熱および光エネルギーを与えることにより溶融温度、軟
化点、ガラス転移点、粘度などの物性が変わる転写記録
層を用いれば、転写像を形成することができる。
例えば、転写記録層中に色材と、感応成分として高分
子成分を含む転写記録媒体が挙げられる。高分子化成分
を高分子化することで、その部分の転写記録層の溶融温
度等が高くなり高分子化されない部分が転写像を形成す
る。転写記録層がカプセル状の画像形成素体で構成され
ている場合には、複数種のエネルギーが付与された部分
のコア部の溶融温度等が高くなり転写像が形成される。
転写記録層をなす画像形成素体には、感応成分と着色成
分が含有されているが、感応成分には光及び熱のエネル
ギーのように複数のエネルギーが照射されたときに物性
変化の反応が開始するもの、あるいは物性変化の反応速
度が急激に変化するものを用いることが好ましい。
子成分を含む転写記録媒体が挙げられる。高分子化成分
を高分子化することで、その部分の転写記録層の溶融温
度等が高くなり高分子化されない部分が転写像を形成す
る。転写記録層がカプセル状の画像形成素体で構成され
ている場合には、複数種のエネルギーが付与された部分
のコア部の溶融温度等が高くなり転写像が形成される。
転写記録層をなす画像形成素体には、感応成分と着色成
分が含有されているが、感応成分には光及び熱のエネル
ギーのように複数のエネルギーが照射されたときに物性
変化の反応が開始するもの、あるいは物性変化の反応速
度が急激に変化するものを用いることが好ましい。
高分子化成分としては、重合反応又は架橋反応を越す
成分であり、モノマー,オリゴマー又はポリマーが挙げ
られる。オリゴマーまたはポリマーとしては、例えばポ
リケイ皮酸ビニル、P−メトキシケイ皮酸−コハク酸半
エステル、ポリビニルスチルピリジニウム、ポリメチル
ビニルケトン、ポリエチレングリコールアクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリプロピ
レングリコールジアクリレートなど、あるいはエポキシ
系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリアクリル酸系樹脂、ポリマレイン酸系樹脂、シリコ
ーン系樹脂などの末端あるいは側鎖に反応基を有するも
のが挙げられる。更に、具体的にはアクリル酸エステ
ル、アクリル酸アミド、メタクリル酸エステル、メタク
リル酸アミドなどが挙げられる。
成分であり、モノマー,オリゴマー又はポリマーが挙げ
られる。オリゴマーまたはポリマーとしては、例えばポ
リケイ皮酸ビニル、P−メトキシケイ皮酸−コハク酸半
エステル、ポリビニルスチルピリジニウム、ポリメチル
ビニルケトン、ポリエチレングリコールアクリレート、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、ポリプロピ
レングリコールジアクリレートなど、あるいはエポキシ
系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリアミド系樹脂、
ポリアクリル酸系樹脂、ポリマレイン酸系樹脂、シリコ
ーン系樹脂などの末端あるいは側鎖に反応基を有するも
のが挙げられる。更に、具体的にはアクリル酸エステ
ル、アクリル酸アミド、メタクリル酸エステル、メタク
リル酸アミドなどが挙げられる。
重合性モノマーとしてはエチレングリコールジアクリ
レート、プロピレングリコールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート1,4−ブタジオールジア
クリレート、N,N′−メチレンビスアクリルアミド、メ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、シクロヘキ
シルアクリレート、ベンジルアクリレート、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、N−ジアセトンアクリルアミド、スチレン、アクリ
ロニトリル、ビニルアセタート、エチレングリコールジ
アクリレート、ブチレングリコールジメタクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジメタクリレート、ジエチレングルコールジアク
リレート、トリエチレングルコールジアクリレートなど
が挙げられる。
レート、プロピレングリコールジアクリレート、エチレ
ングリコールジメタクリレート1,4−ブタジオールジア
クリレート、N,N′−メチレンビスアクリルアミド、メ
チルアクリレート、メチルメタクリレート、シクロヘキ
シルアクリレート、ベンジルアクリレート、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、N−メチロールアクリルアミ
ド、N−ジアセトンアクリルアミド、スチレン、アクリ
ロニトリル、ビニルアセタート、エチレングリコールジ
アクリレート、ブチレングリコールジメタクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジメタクリレート、ジエチレングルコールジアク
リレート、トリエチレングルコールジアクリレートなど
が挙げられる。
高分子化成分の反応を生じさせるために必要に応じ
て、反応開始剤が添加される。反応開始剤としてアゾ化
合物、有機イオウ化合物、カルギニル化合物、ハロゲン
化合物などのラジカル開始剤が好ましい。例えば、ベン
ゾフエノン、ベンジル、ベンゾインエチルエーテル、4
−N,N−ジメチルアミノ−4′−メトキシ−ベンゾフエ
ノン等のカルボニル化合物、ジブチルスルフイド、ベン
ジル・ジスフイルド、デシルフエニルスルフイド等の有
機硫黄化合物、ジ−tert−ブチルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシド等の過酸化物四塩化炭素、臭化銀、2
−ナフタリンスルホニルクロライド等のハロゲン化合
物、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゼンジアゾニウ
ムクロライド等の窒素化合物等があげられる。
て、反応開始剤が添加される。反応開始剤としてアゾ化
合物、有機イオウ化合物、カルギニル化合物、ハロゲン
化合物などのラジカル開始剤が好ましい。例えば、ベン
ゾフエノン、ベンジル、ベンゾインエチルエーテル、4
−N,N−ジメチルアミノ−4′−メトキシ−ベンゾフエ
ノン等のカルボニル化合物、ジブチルスルフイド、ベン
ジル・ジスフイルド、デシルフエニルスルフイド等の有
機硫黄化合物、ジ−tert−ブチルパーオキシド、ベンゾ
イルパーオキシド等の過酸化物四塩化炭素、臭化銀、2
−ナフタリンスルホニルクロライド等のハロゲン化合
物、アゾビスイソブチロニトリル、ベンゼンジアゾニウ
ムクロライド等の窒素化合物等があげられる。
また、特に、光と熱エネルギーの両方を受けて転写像を
形成する場合の転写記録層の構成には、上記した光エネ
ルギーを受けて作用する反応開始剤と高分子化成分との
反応で反応速度の温度依存性の大きい組合せとなるよう
に、反応開始剤と高分子化成分の種類を選べばよい。
形成する場合の転写記録層の構成には、上記した光エネ
ルギーを受けて作用する反応開始剤と高分子化成分との
反応で反応速度の温度依存性の大きい組合せとなるよう
に、反応開始剤と高分子化成分の種類を選べばよい。
例えば熱溶融性のウレタンアクリレート系の重合性モ
ノマーを高分子化成分とし、2−クロロチオキサントン
あるいはエチル−P−ジメチルアミノベンゾエートの反
応開始剤の組合せが挙げられ、転写性の調整剤として、
アクリル系樹脂をバインダーとして加える事が挙げられ
る。
ノマーを高分子化成分とし、2−クロロチオキサントン
あるいはエチル−P−ジメチルアミノベンゾエートの反
応開始剤の組合せが挙げられ、転写性の調整剤として、
アクリル系樹脂をバインダーとして加える事が挙げられ
る。
着色成分は、光学的に認識できる画像を形成するため
に含有させる成分であり、各種顔料、染料が適宜用いら
れる。このような顔料、染料の例としては、カーボンブ
ラツクや黄鉛、モリブデン赤、ベンガラ等の無機顔料、
ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、ブリリアントカ
ーミン6B、レークレツドC、パーマネントレツドF5R、
フタロシアニンブルー、ビクトリアブルーレーク、フア
ストスカイブルー等の有機顔料、ロイコ染料、フタロシ
アニン染料等の着色剤などがあげられる。
に含有させる成分であり、各種顔料、染料が適宜用いら
れる。このような顔料、染料の例としては、カーボンブ
ラツクや黄鉛、モリブデン赤、ベンガラ等の無機顔料、
ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、ブリリアントカ
ーミン6B、レークレツドC、パーマネントレツドF5R、
フタロシアニンブルー、ビクトリアブルーレーク、フア
ストスカイブルー等の有機顔料、ロイコ染料、フタロシ
アニン染料等の着色剤などがあげられる。
その他、転写記録層にはハイドロキノン、P−メトキ
シフエノール、P−tert−ブチルカテコール2,2′−メ
チレン−ビス(4−エチル−6−tert−ブチルフエノー
ル)などの安定化剤が含まれていても良い。
シフエノール、P−tert−ブチルカテコール2,2′−メ
チレン−ビス(4−エチル−6−tert−ブチルフエノー
ル)などの安定化剤が含まれていても良い。
更に反応開始剤のエネルギーに対する活性化を高める
為のP−ニトロアニリン、1,2−ベンゾアントラキノ
ン、P−P′−ジメチルアミノベンゾフエノル、アント
ラキノン、2,6−ジニトロアニリンミヒラーケトンなど
の増感剤が転写記録層に含まれていても良い。
為のP−ニトロアニリン、1,2−ベンゾアントラキノ
ン、P−P′−ジメチルアミノベンゾフエノル、アント
ラキノン、2,6−ジニトロアニリンミヒラーケトンなど
の増感剤が転写記録層に含まれていても良い。
本発明の転写記録媒体は、着色材、感応成分の他にバ
インダーとして樹脂、ワツクスあるいは液晶を混合して
もよい。
インダーとして樹脂、ワツクスあるいは液晶を混合して
もよい。
バインダーとして使用される樹脂としては、ポリエス
テル系、ポリアミド系、ポリウレタン系、ポリウレア
系、ポリビニル系、シリコン系、ポリアセチレン系、ポ
リエーテル系のポヒポリマーあるいはコポリマーが挙げ
られ、これらを一種あるいは2種類以上混合して用いて
もよい。
テル系、ポリアミド系、ポリウレタン系、ポリウレア
系、ポリビニル系、シリコン系、ポリアセチレン系、ポ
リエーテル系のポヒポリマーあるいはコポリマーが挙げ
られ、これらを一種あるいは2種類以上混合して用いて
もよい。
また、ワツクス類のバインダーとしては、キヤンデリ
ラワツクス、カルナウバワツクス、ライスワツクスなど
の植物系ワツクス、みつろう、鯨ろうなどの動物性ワツ
クス、セレシン、モンタンワツクスなどの鉱物系ワツク
ス、パラフインワツクスなどの石油ワツクス、ポリエチ
レンワツクス、サゾールワツクス、モンタンワツクス誘
導体、パラフインワツクス誘導体、硬化ひまし油、硬化
ひまし油誘導体、ステアリン酸などの脂肪酸や脂肪酸ア
ミドエステルからなる合成ワツクスがある。本発明にお
いてはこれらワツクス類を1種類あるいは2種類以上混
合して用いてもよい。
ラワツクス、カルナウバワツクス、ライスワツクスなど
の植物系ワツクス、みつろう、鯨ろうなどの動物性ワツ
クス、セレシン、モンタンワツクスなどの鉱物系ワツク
ス、パラフインワツクスなどの石油ワツクス、ポリエチ
レンワツクス、サゾールワツクス、モンタンワツクス誘
導体、パラフインワツクス誘導体、硬化ひまし油、硬化
ひまし油誘導体、ステアリン酸などの脂肪酸や脂肪酸ア
ミドエステルからなる合成ワツクスがある。本発明にお
いてはこれらワツクス類を1種類あるいは2種類以上混
合して用いてもよい。
更にバインダーとして使用する液晶としては、コレス
テロールヘキサノエート、コレステロールデカノエー
ト、コレステロールm−アルミカーボネート、コレステ
ロールメチルカーボネート、4′−メトキシベンジリデ
ン−4−アセトキシアニリン、4′−メトキシベンジリ
デン−4−メチルアニリン、4′−エトキシベンジリデ
ン−4−ジアノアニリン、N,N′−ビスベンジリデン−
3、3′−ジメトキシベンジジンなどが挙げられる。
テロールヘキサノエート、コレステロールデカノエー
ト、コレステロールm−アルミカーボネート、コレステ
ロールメチルカーボネート、4′−メトキシベンジリデ
ン−4−アセトキシアニリン、4′−メトキシベンジリ
デン−4−メチルアニリン、4′−エトキシベンジリデ
ン−4−ジアノアニリン、N,N′−ビスベンジリデン−
3、3′−ジメトキシベンジジンなどが挙げられる。
転写記録層を構成する画像形成素体にマイクロカプセ
ルを使用する場合には、コア部に上記説明した材料を含
有させる。マイクロカプセルの壁材に用いられる材料と
しては、ゼラチンとアラビアゴム、エチルセルロース、
ニトロセルロース等のセルロース系尿素ホルマリン、ナ
イロン、テトロン、ポリウレタン、ポリカーボネイト、
無水マレイン酸系共重合体、塩化ビニリデン、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリスチレン、PET等のポリマ
ー系等が挙げられる。
ルを使用する場合には、コア部に上記説明した材料を含
有させる。マイクロカプセルの壁材に用いられる材料と
しては、ゼラチンとアラビアゴム、エチルセルロース、
ニトロセルロース等のセルロース系尿素ホルマリン、ナ
イロン、テトロン、ポリウレタン、ポリカーボネイト、
無水マレイン酸系共重合体、塩化ビニリデン、ポリ塩化
ビニル、ポリエチレン、ポリスチレン、PET等のポリマ
ー系等が挙げられる。
本発明の転写記録媒体は、転写記録層の厚みは1〜20
μが好ましく、特に3〜10μが好ましい。転写記録層が
マイクロカプセルの画像形成素体で構成されている場合
には、マイクロカプセルの粒径は1〜20μが好ましく、
特に3〜10μの粒径が好ましい。また、マイクロカプセ
ルの粒径分布は、数平均径に対して±50%以下が好まし
く、特に±20%以下が好ましい。マイクロカプセルの壁
材の厚さは、0.1〜2.0μが好ましく、特に0.1〜0.5%μ
が好ましい。
μが好ましく、特に3〜10μが好ましい。転写記録層が
マイクロカプセルの画像形成素体で構成されている場合
には、マイクロカプセルの粒径は1〜20μが好ましく、
特に3〜10μの粒径が好ましい。また、マイクロカプセ
ルの粒径分布は、数平均径に対して±50%以下が好まし
く、特に±20%以下が好ましい。マイクロカプセルの壁
材の厚さは、0.1〜2.0μが好ましく、特に0.1〜0.5%μ
が好ましい。
マイクロカプセルの画像形成素体を基材に結着させる
には、例えばポリビニルアルコール(PVA)やエポキシ
系接着剤などの塗布用バインダーにより行う。塗布用バ
インダーの厚みは、0.1〜1μが好ましい。
には、例えばポリビニルアルコール(PVA)やエポキシ
系接着剤などの塗布用バインダーにより行う。塗布用バ
インダーの厚みは、0.1〜1μが好ましい。
本発明の多色画像形成方法に使用する多色転写記録媒
体は、転写記録層を構成する画像形成素体が、色材の種
類によって波長依存性を有する必要がカラー画像を再現
する場合にある。前にも述べた様に、転写記録層がn種
類の色の画像形成素体により構成されている場合には、
着色された色ごとに異なる波長の光、即ちn種類の異な
る波長で急激に反応速度が変化する様な感応成分の組合
せで画像形成素体の分布層を構成する。この様な感応成
分の組合せとして、例えば、増感剤として の様におよそ400〜500nmで感光するものと、また 様におよそ480〜600nmで感光するものを用いる事によっ
て2色記録を可能にする。この場合両者の感光域は、48
0〜500nmの波長域が重なってはいるが感度の低い領域で
もあり、また光源を適当に選択する事で、殆ど完全に両
者を分離できる。
体は、転写記録層を構成する画像形成素体が、色材の種
類によって波長依存性を有する必要がカラー画像を再現
する場合にある。前にも述べた様に、転写記録層がn種
類の色の画像形成素体により構成されている場合には、
着色された色ごとに異なる波長の光、即ちn種類の異な
る波長で急激に反応速度が変化する様な感応成分の組合
せで画像形成素体の分布層を構成する。この様な感応成
分の組合せとして、例えば、増感剤として の様におよそ400〜500nmで感光するものと、また 様におよそ480〜600nmで感光するものを用いる事によっ
て2色記録を可能にする。この場合両者の感光域は、48
0〜500nmの波長域が重なってはいるが感度の低い領域で
もあり、また光源を適当に選択する事で、殆ど完全に両
者を分離できる。
また、これらに340〜400nmで感光するアゾ化合物や30
0〜400nmで感光するハロゲン化合物を組合せる事によっ
て3色の画像形成素体を用いる事ができる為、フルカラ
ー記録へと展開が可能となる。
0〜400nmで感光するハロゲン化合物を組合せる事によっ
て3色の画像形成素体を用いる事ができる為、フルカラ
ー記録へと展開が可能となる。
更に、反応開始剤の組合せとして、2−クロロチオ
キサントン/エチルP−ジメチルアミノベンゾエイト
と、ジクロロベンゾフエノン/エチルP−ジメチルア
ミノベンゾエイトの組合せを用いることもできる。この
組合せに対して使用する光源としては、ピーク波長が
390nmの蛍光灯とピーク波長313nmの蛍光灯が使用でき
る。同一反応量を得る(転写濃度が等しい)ために必要
な照射エネルギーは−の組合せを1とすると、−
は4、−の組合せは1.1,−は5である。
キサントン/エチルP−ジメチルアミノベンゾエイト
と、ジクロロベンゾフエノン/エチルP−ジメチルア
ミノベンゾエイトの組合せを用いることもできる。この
組合せに対して使用する光源としては、ピーク波長が
390nmの蛍光灯とピーク波長313nmの蛍光灯が使用でき
る。同一反応量を得る(転写濃度が等しい)ために必要
な照射エネルギーは−の組合せを1とすると、−
は4、−の組合せは1.1,−は5である。
従って、の照射エネルギーを1、の照射エネルギ
ーを1.1とすることで、,の反応を区別することが
できる。
ーを1.1とすることで、,の反応を区別することが
できる。
また異なる色調を呈する画像形成素体に含まれる感応
成分の波長依存性がほぼ等しい場合も、着色剤のフイル
タ効果によって波長依存性を持たせる事が可能である。
例えば着色剤が青の場合、この青の着色剤は青い光の波
長約400〜500nmを反射及び透過し、緑〜赤の500〜700nm
の波長の光を吸収する。従って、青い着色剤を含有する
画像形成素体は青い光に感応する。同様な理由で赤い着
色剤を有する場合赤い光に感応する事ができる。そこで
青から赤までの光に感応しうる感応成分を有してもその
着色剤によって波長依存性を持たせる事が出来る。
成分の波長依存性がほぼ等しい場合も、着色剤のフイル
タ効果によって波長依存性を持たせる事が可能である。
例えば着色剤が青の場合、この青の着色剤は青い光の波
長約400〜500nmを反射及び透過し、緑〜赤の500〜700nm
の波長の光を吸収する。従って、青い着色剤を含有する
画像形成素体は青い光に感応する。同様な理由で赤い着
色剤を有する場合赤い光に感応する事ができる。そこで
青から赤までの光に感応しうる感応成分を有してもその
着色剤によって波長依存性を持たせる事が出来る。
本発明で使用する転写記録媒体は、空気中の酸素のた
めに転写記録層のラジカル反応が抑圧されることがあ
る。これを防止するために、例えばポリビニルアルコー
ル水溶液に界面活性剤を少量加えたものを酸素防止層と
して転写記録層上に塗布するのが好ましい。この酸素防
止層は転写像形成後水洗いして除去する。又、マイクロ
カプセル化された素体の場合は壁材に酸素防止層として
の機能を持たせる事ができる。
めに転写記録層のラジカル反応が抑圧されることがあ
る。これを防止するために、例えばポリビニルアルコー
ル水溶液に界面活性剤を少量加えたものを酸素防止層と
して転写記録層上に塗布するのが好ましい。この酸素防
止層は転写像形成後水洗いして除去する。又、マイクロ
カプセル化された素体の場合は壁材に酸素防止層として
の機能を持たせる事ができる。
本発明で使用する転写記録媒体は、例えば次のように
して製造することができる。
して製造することができる。
感応成分、反応開発剤、増感剤、安定剤、着色材等の
組成分を溶融混合してアプリケーター等により基材上に
塗布して本発明の転写記録媒体を作成する。また、転写
記録層が画像形成素体により構成されている場合には、
前記成分を各色毎に噴霧乾燥法等によって、微小な画像
形成素体とし、更にポリエステル樹脂等のバインダーと
共に各色画像形成素体をメチルエチルケトン、エチレン
グリコールジアセタート等の溶剤中で充分混合した後、
ポリイミド等のフイルム上へソルベントコートを行い、
更に80℃で3分間乾燥させて溶剤を除去する事によって
所望の記録媒体を得る事ができる。
組成分を溶融混合してアプリケーター等により基材上に
塗布して本発明の転写記録媒体を作成する。また、転写
記録層が画像形成素体により構成されている場合には、
前記成分を各色毎に噴霧乾燥法等によって、微小な画像
形成素体とし、更にポリエステル樹脂等のバインダーと
共に各色画像形成素体をメチルエチルケトン、エチレン
グリコールジアセタート等の溶剤中で充分混合した後、
ポリイミド等のフイルム上へソルベントコートを行い、
更に80℃で3分間乾燥させて溶剤を除去する事によって
所望の記録媒体を得る事ができる。
画像形成素体が、マイクロカプセルにより構成されて
いる場合には、例えば後述の実施例に詳述されているよ
うな方法によりマイクロカプセルの画像形成素体を製造
し、粒子状の画像形成素体の場合と同様にして、基材上
にソルベントコート法により塗布する。
いる場合には、例えば後述の実施例に詳述されているよ
うな方法によりマイクロカプセルの画像形成素体を製造
し、粒子状の画像形成素体の場合と同様にして、基材上
にソルベントコート法により塗布する。
上記した例は、複数種のエネルギーを付与した部分の
溶融温度が高くなる場合を示したが、転写記録媒体とし
て、複数種のエネルギーを受けて軟化する又は溶融温度
等が低くなる感応成分を用いた場合には、複数種のエネ
ルギーを受けた部分が転写像を形成する。このような感
応成分としては、 ・ポリメチルビニルケトン、 ・ポリビニルフエニルケトン、 ・メチルビニルケトンやメチルイソプロベニルケトンと
エチレン、スチレン等との共重合体、 ・エチレンと一酸化炭素との共重合体、 ・塩化ビニル、アクリラートなどと一酸化炭素との共重
合体、 ・ポリビニルフエニルケトン、 ・ポリアミド−イミド、 ・ポリアミド、 ・ポリスルホン、 等が挙げられる。
溶融温度が高くなる場合を示したが、転写記録媒体とし
て、複数種のエネルギーを受けて軟化する又は溶融温度
等が低くなる感応成分を用いた場合には、複数種のエネ
ルギーを受けた部分が転写像を形成する。このような感
応成分としては、 ・ポリメチルビニルケトン、 ・ポリビニルフエニルケトン、 ・メチルビニルケトンやメチルイソプロベニルケトンと
エチレン、スチレン等との共重合体、 ・エチレンと一酸化炭素との共重合体、 ・塩化ビニル、アクリラートなどと一酸化炭素との共重
合体、 ・ポリビニルフエニルケトン、 ・ポリアミド−イミド、 ・ポリアミド、 ・ポリスルホン、 等が挙げられる。
本発明の記録媒体に使用する基材としては、特に限定
されるものではなく、従来より公知のものをそのまま使
用できる。例えば、支持体としてはポリエステル、ポリ
カーボネート、トリアセチルセルロース、ナイロン、ポ
リイミド等が挙げられる。
されるものではなく、従来より公知のものをそのまま使
用できる。例えば、支持体としてはポリエステル、ポリ
カーボネート、トリアセチルセルロース、ナイロン、ポ
リイミド等が挙げられる。
本発明において記録層の組成は、例えば着色剤が0.1
〜10重量%、感応成分が20〜95重量%が好適である。ま
た、感応成分に反応開始剤を含有させる場合には、反応
開始剤は記録層の重量に対して0.001〜20重量%が好適
である。バインダーは0〜90重量%が好適である。
〜10重量%、感応成分が20〜95重量%が好適である。ま
た、感応成分に反応開始剤を含有させる場合には、反応
開始剤は記録層の重量に対して0.001〜20重量%が好適
である。バインダーは0〜90重量%が好適である。
本発明の画像形成方法のいくつかの態様例を挙げる
と、 (1)転写記録媒体に対して、光又は熱エネルギーの少
なくとも一方を記録情報に対応させて付与させる条件で
光と熱エネルギーの両者を付与させて、転写開始温度等
が異なる転写像を形成する。
と、 (1)転写記録媒体に対して、光又は熱エネルギーの少
なくとも一方を記録情報に対応させて付与させる条件で
光と熱エネルギーの両者を付与させて、転写開始温度等
が異なる転写像を形成する。
(2)圧力を受けた部分で反応開始剤と高分子化成分が
混合する構成になっており、光と熱エネルギーを受けて
作用する反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧
力、熱又は光エネルギーの少なくとも1つを記録情報に
対応させて付与させる条件で圧力、熱および光エネルギ
ーの三者を付与して溶融温度等が異なる転写像を形成す
る。
混合する構成になっており、光と熱エネルギーを受けて
作用する反応開始剤を含む転写記録媒体に対して、圧
力、熱又は光エネルギーの少なくとも1つを記録情報に
対応させて付与させる条件で圧力、熱および光エネルギ
ーの三者を付与して溶融温度等が異なる転写像を形成す
る。
以上掲げた画像形成方法の態様において、圧力の好ま
しい範囲は5〜100kg/cm2で、特に20〜50kg/cm2が好ま
しい。また、光のエネルギーは250〜600nm、好ましくは
300〜500nmの波長で、10μJ/cm2〜10mJ/cm2が好まし
く、特に20〜200μJ/cm2が好ましい。熱のエネルギーは
転写記録媒体が50〜180℃、特に70〜120℃となるように
加熱するのが好ましい。
しい範囲は5〜100kg/cm2で、特に20〜50kg/cm2が好ま
しい。また、光のエネルギーは250〜600nm、好ましくは
300〜500nmの波長で、10μJ/cm2〜10mJ/cm2が好まし
く、特に20〜200μJ/cm2が好ましい。熱のエネルギーは
転写記録媒体が50〜180℃、特に70〜120℃となるように
加熱するのが好ましい。
次に本発明の画像形成方法について、いくつかのプロ
セスの例を第6図〜第11図により説明する。
セスの例を第6図〜第11図により説明する。
第6図〜第11図に示す装置の例は、いずれも転写記録
媒体の転写記録層に形成された転写像を被転写媒体に転
写することにより画像を形成する装置で加熱手段と、光
照射手段と、前記転写記録層に形成された転写像を前記
被記録媒体に転写する転写手段とを有し、前記加熱手段
と前記光照射手段のうち少なくとも一方が画信号に基づ
いて作動する。
媒体の転写記録層に形成された転写像を被転写媒体に転
写することにより画像を形成する装置で加熱手段と、光
照射手段と、前記転写記録層に形成された転写像を前記
被記録媒体に転写する転写手段とを有し、前記加熱手段
と前記光照射手段のうち少なくとも一方が画信号に基づ
いて作動する。
第6図は本発明の画像形成方法を実施するための装置
の一例を示す概略図である。すなわち、第6図に示す装
置は、複数の加熱素子を備えた単一の加熱手段を、画信
号に応じて選択的に駆動するとともに、少なくとも前記
駆動された加熱素子の位置に、記録しようとする画像の
色調により異なる光を照射して多色の転写像を形成する
ための形成方法を実施するためのもので、1は熱により
溶融又は軟化した状態で光を照射する事により、溶融温
度又は軟化点が上昇する転写記録層1aをフイルム1bに配
した本発明の転写記録媒体、2は転写記録媒体1を巻回
した供給ロール、3は転写記録媒体1に光を一様照射す
るための低圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハロイド、蛍
光灯、ミセノンランプ、等の光照射手段、4は画信号に
基づいて制御回路5により熱パルスを発生せしめるサー
マルヘツド等の加熱手段である。転写記録媒体1に通電
して発熱させる通電発熱型の転写記録媒体を用いる事も
可能であり、此の場合加熱手段4は通電の為の電気パル
スを発生せしめる通電ヘツドである。この加熱手段4
は、複数の加熱素子(加熱素子は、例えば加熱手段がサ
ーマルヘツドの場合は第2a図に示す発熱抵抗体を指す。
加熱手段が通電ヘツドの場合は電極を指す。)を備えて
いる。加熱素子は一例に配列されるもの、マトリクス状
に配列されるもの、又は複数列配列されるものがある。
の一例を示す概略図である。すなわち、第6図に示す装
置は、複数の加熱素子を備えた単一の加熱手段を、画信
号に応じて選択的に駆動するとともに、少なくとも前記
駆動された加熱素子の位置に、記録しようとする画像の
色調により異なる光を照射して多色の転写像を形成する
ための形成方法を実施するためのもので、1は熱により
溶融又は軟化した状態で光を照射する事により、溶融温
度又は軟化点が上昇する転写記録層1aをフイルム1bに配
した本発明の転写記録媒体、2は転写記録媒体1を巻回
した供給ロール、3は転写記録媒体1に光を一様照射す
るための低圧水銀灯、高圧水銀灯、メタルハロイド、蛍
光灯、ミセノンランプ、等の光照射手段、4は画信号に
基づいて制御回路5により熱パルスを発生せしめるサー
マルヘツド等の加熱手段である。転写記録媒体1に通電
して発熱させる通電発熱型の転写記録媒体を用いる事も
可能であり、此の場合加熱手段4は通電の為の電気パル
スを発生せしめる通電ヘツドである。この加熱手段4
は、複数の加熱素子(加熱素子は、例えば加熱手段がサ
ーマルヘツドの場合は第2a図に示す発熱抵抗体を指す。
加熱手段が通電ヘツドの場合は電極を指す。)を備えて
いる。加熱素子は一例に配列されるもの、マトリクス状
に配列されるもの、又は複数列配列されるものがある。
又加熱素子は各々分離したものでも、連続的な棒状の
通電発熱素材を複数の電極で分離されたものでもよい。
通電発熱素材を複数の電極で分離されたものでもよい。
8,9は転写手段で、8は内部にヒーター7をもつヒー
トロールであり、9は前記ヒートロール8に対向配置さ
れ、普通紙やOHPシート等の被転写媒体10及び転写記録
媒体1をはさんで押圧するピンチローラ、11は転写記録
後転写記録媒体を巻取る巻取りロールである。記録画像
12は被転写媒体10に形成されて転写記録媒体から分離さ
れる。
トロールであり、9は前記ヒートロール8に対向配置さ
れ、普通紙やOHPシート等の被転写媒体10及び転写記録
媒体1をはさんで押圧するピンチローラ、11は転写記録
後転写記録媒体を巻取る巻取りロールである。記録画像
12は被転写媒体10に形成されて転写記録媒体から分離さ
れる。
さて、供給ロール2から送り出された転写記録媒体1
は、サーマルヘツド4により画信号に基づいた熱パルス
が与えられる。サーマルヘツド4により転写記録媒体1
に熱パルスが与えられるのと同時にランプ3から波長の
異なる光が順次(色)画信号に基づいた熱パルスに同期
して照射される。転写像形成工程の原理は第2a図〜第2d
図で説明したとおりである。図に示すランプ3は模式的
に示したものであり、複数のランプにより波長の異なる
光を照射するとよい。すなわち、1つのランプで1つの
波長の光を照射するならば、画像形成素体の呈する色調
の種類と同数のランプが必要になる。
は、サーマルヘツド4により画信号に基づいた熱パルス
が与えられる。サーマルヘツド4により転写記録媒体1
に熱パルスが与えられるのと同時にランプ3から波長の
異なる光が順次(色)画信号に基づいた熱パルスに同期
して照射される。転写像形成工程の原理は第2a図〜第2d
図で説明したとおりである。図に示すランプ3は模式的
に示したものであり、複数のランプにより波長の異なる
光を照射するとよい。すなわち、1つのランプで1つの
波長の光を照射するならば、画像形成素体の呈する色調
の種類と同数のランプが必要になる。
サーマルヘツド4及びランプ3により転写記録層1aに
転写像が形成され、この転写像はヒートロール8及びピ
ンチローラ9により被転写媒体10に転写される。
転写像が形成され、この転写像はヒートロール8及びピ
ンチローラ9により被転写媒体10に転写される。
此の場合、前述した様に画信号に基づいて制御される
のは基本的にサーマルヘツド等の選択的加熱手段の1つ
であり、制御回路は従って簡素なものとしうる。その結
果小型な高信頼性の装置の実現及び安定的な画像形成が
容易となる。
のは基本的にサーマルヘツド等の選択的加熱手段の1つ
であり、制御回路は従って簡素なものとしうる。その結
果小型な高信頼性の装置の実現及び安定的な画像形成が
容易となる。
又画信号に応じて加熱と光照射との双方を制御する事
も可能である。例えば、熱を第2a図〜第2d図に示す例と
同様に加えて、発熱した発熱抵抗体に対応した位置に光
を照射する。つまり、第2a図〜第2d図に示す例では光を
一様に照射するが、加熱と光照射の双方を制御する場合
は、光の照射位置がサーマルヘツドの発熱位置と合致す
るように制御される。こうして、画像形成素体として波
長依存性のものを使用した場合は、画像形成素体の色に
応じて光の波長を順次変化させ、画像形成素体として温
度依存性のものを使用した場合は、画像形成素体の色に
応じて加熱温度を変化させる。
も可能である。例えば、熱を第2a図〜第2d図に示す例と
同様に加えて、発熱した発熱抵抗体に対応した位置に光
を照射する。つまり、第2a図〜第2d図に示す例では光を
一様に照射するが、加熱と光照射の双方を制御する場合
は、光の照射位置がサーマルヘツドの発熱位置と合致す
るように制御される。こうして、画像形成素体として波
長依存性のものを使用した場合は、画像形成素体の色に
応じて光の波長を順次変化させ、画像形成素体として温
度依存性のものを使用した場合は、画像形成素体の色に
応じて加熱温度を変化させる。
以上のように加熱と光照射の双方を制御する場合、転
写像の物性変化のコントラストを大きくする為に有利で
あり、シヤープな画像を得る事が容易となる。又片方が
劣化した場合の画像に与える影響も半減する為、高信頼
な装置を得る事ができやすい。
写像の物性変化のコントラストを大きくする為に有利で
あり、シヤープな画像を得る事が容易となる。又片方が
劣化した場合の画像に与える影響も半減する為、高信頼
な装置を得る事ができやすい。
以上、多色画像の形成について説明したが、転写記録
層1aに含有する色材を一種とすれば、第6図に示す装置
でモノカラー画像の形成も可能である。以下に示す装置
についても同様である。
層1aに含有する色材を一種とすれば、第6図に示す装置
でモノカラー画像の形成も可能である。以下に示す装置
についても同様である。
本発明の画像形成装置の形態として、転写像を形成す
る工程を複数備える事も可能である。つまり第7図に示
すように、加熱手段及び光照射手段を1つの転写像形成
ユニツトとし、前記転写像形成ユニツトを複数配列して
なる転写像形成部と、前記転写像形成部で形成された転
写像を被記録媒体に転写する転写手段を具備し、各転写
像形成ユニツトで各々1色の転写像の形成が行われる。
第7図の例ではイエローの転写像を形成する工程は光照
射手段としてランプ3Yと加熱手段としてサーマルヘツド
4Yによって、マゼンタの工程はランプ3Mとサーマルヘツ
ド4Mによって、シアンの工程はランプ3Cのサーマルヘツ
ド4Cによって、黒の工程はランプ3Kとサーマルヘツド4K
によって順次転写像形成が行なわれ、黒の工程を通過し
て多色の転写像が形成された後、被転写媒体10に転写を
行い多色画像を得る。
る工程を複数備える事も可能である。つまり第7図に示
すように、加熱手段及び光照射手段を1つの転写像形成
ユニツトとし、前記転写像形成ユニツトを複数配列して
なる転写像形成部と、前記転写像形成部で形成された転
写像を被記録媒体に転写する転写手段を具備し、各転写
像形成ユニツトで各々1色の転写像の形成が行われる。
第7図の例ではイエローの転写像を形成する工程は光照
射手段としてランプ3Yと加熱手段としてサーマルヘツド
4Yによって、マゼンタの工程はランプ3Mとサーマルヘツ
ド4Mによって、シアンの工程はランプ3Cのサーマルヘツ
ド4Cによって、黒の工程はランプ3Kとサーマルヘツド4K
によって順次転写像形成が行なわれ、黒の工程を通過し
て多色の転写像が形成された後、被転写媒体10に転写を
行い多色画像を得る。
この転写像形成工程を複数設ける画像形成方法は、高
速化を計る上で有利な手段となりうる。特に画信号に応
じてサーマルヘツド等の加熱手段を用いる時は、加熱手
段が加熱・冷却を高速に繰返す必要がある。今、仮に加
熱手段の加熱・冷却に要する時間が4mSec.とする。転写
像形成工程が1つで、そこで4回の加熱冷却を前述した
Y,M,C,Kのプロセスに分けて行なうとすれば1走査線を
処理するのに最低4mSec.×4=16mSec.を要する計算に
なる。一方転写像形成工程が4つあり、それらが上記の
例に対応してY,M,C,Kの転写像を形成する役割を分担し
ていれば4mSec.で1走査線を処理する事を並列処理され
る為可能である。この様に高速処理が容易であり高速な
多色記録装置を得られる。
速化を計る上で有利な手段となりうる。特に画信号に応
じてサーマルヘツド等の加熱手段を用いる時は、加熱手
段が加熱・冷却を高速に繰返す必要がある。今、仮に加
熱手段の加熱・冷却に要する時間が4mSec.とする。転写
像形成工程が1つで、そこで4回の加熱冷却を前述した
Y,M,C,Kのプロセスに分けて行なうとすれば1走査線を
処理するのに最低4mSec.×4=16mSec.を要する計算に
なる。一方転写像形成工程が4つあり、それらが上記の
例に対応してY,M,C,Kの転写像を形成する役割を分担し
ていれば4mSec.で1走査線を処理する事を並列処理され
る為可能である。この様に高速処理が容易であり高速な
多色記録装置を得られる。
一方前述した1転写像形成工程を有する場合は原理的
に画像毎に多色の形成を1ケ所で行なう為、色ずれが生
じにくく、鮮明な多色画像が得られる長所を有する。
に画像毎に多色の形成を1ケ所で行なう為、色ずれが生
じにくく、鮮明な多色画像が得られる長所を有する。
第8図は本発明の画像形成方法の他の態様を実施する
ための装置の概略図である。第8図に示す実施例は、光
照射が画信号に基づいて制御され、熱は一様に与えられ
るものである。すなわち、第2a図に示した例で説明すれ
ば、発熱抵抗体20b,20d,20e及び20fを発熱させる代わり
に、サーマルヘツド20の全体を一様に発熱させ、発熱抵
抗体20b,20d,20e及び20fに相当する位置に波長λ(Y)
の光を照射する。波長λ(M)の光を照射する場合も、
発熱抵抗体20,20e及び20fに相当する位置に光照射す
る。波長λ(C)、波長λ(K)の光を照射する場合も
同様にする。
ための装置の概略図である。第8図に示す実施例は、光
照射が画信号に基づいて制御され、熱は一様に与えられ
るものである。すなわち、第2a図に示した例で説明すれ
ば、発熱抵抗体20b,20d,20e及び20fを発熱させる代わり
に、サーマルヘツド20の全体を一様に発熱させ、発熱抵
抗体20b,20d,20e及び20fに相当する位置に波長λ(Y)
の光を照射する。波長λ(M)の光を照射する場合も、
発熱抵抗体20,20e及び20fに相当する位置に光照射す
る。波長λ(C)、波長λ(K)の光を照射する場合も
同様にする。
従って14は転写記録媒体1を一様加熱する加熱器で、
例えばヒートローラ8の様なものでもよいし、セラミク
ス基材上にヒーターを配したもの等を用いる事もでき
る。勿論加熱温度の高精度な制御を目的とした温度セン
サーとフイードバツクヒーター制御回路を設ける場合も
ある。一方15は画信号に基づいて制御回路により光照射
するランプアレイであり、転写記録層1aの分光感度に依
って選択されるもので、可視光域に感度をもつ場合には
LEDアレイ、レーザーアレイ、液晶シヤツターアレイな
どである。またランプアレイの代りにレーザー走査系が
用いられてもよい。又紫外域に感度をもつ場合には紫外
線ランプアレイ又は紫外線を光学系で走査する方法が用
いられる。
例えばヒートローラ8の様なものでもよいし、セラミク
ス基材上にヒーターを配したもの等を用いる事もでき
る。勿論加熱温度の高精度な制御を目的とした温度セン
サーとフイードバツクヒーター制御回路を設ける場合も
ある。一方15は画信号に基づいて制御回路により光照射
するランプアレイであり、転写記録層1aの分光感度に依
って選択されるもので、可視光域に感度をもつ場合には
LEDアレイ、レーザーアレイ、液晶シヤツターアレイな
どである。またランプアレイの代りにレーザー走査系が
用いられてもよい。又紫外域に感度をもつ場合には紫外
線ランプアレイ又は紫外線を光学系で走査する方法が用
いられる。
第8図に示す装置では画信号に基づいて制御されるの
が基本的に応答性に優れ且つ拡散性を小さくしうる光で
ある為、高速・高画質を得る事が容易である。
が基本的に応答性に優れ且つ拡散性を小さくしうる光で
ある為、高速・高画質を得る事が容易である。
本発明の画像形成方法を応用した装置の形態として転
写像形成工程と転写工程を備えた記録ユニツトを複数組
合せた構成も可能である。つまり、加熱手段、光照射手
段及び転写手段を1つの記録ユニツトとして、この記録
ユニツトを複数設けて、各記録ユニツト毎に転写像形
成、転写を繰返えし、被転写媒体に転写像を重ね合わせ
て画像を形成することもできる。図面で説明すれば、第
9図に示す通り第1の記録ユニツトIで此の場合2色の
画像を形成し、その後第2のユニツトIIで更に異なる2
色の転写像を転写して多色画像を得る。勿論1色の画像
を1つの記録ユニツトで形成してもよいし、第1の記録
ユニツトIで例えばY,M,Cの3色の画像を形成後第2の
記録ユニツトIIで黒の画像を形成する等々考えられる。
写像形成工程と転写工程を備えた記録ユニツトを複数組
合せた構成も可能である。つまり、加熱手段、光照射手
段及び転写手段を1つの記録ユニツトとして、この記録
ユニツトを複数設けて、各記録ユニツト毎に転写像形
成、転写を繰返えし、被転写媒体に転写像を重ね合わせ
て画像を形成することもできる。図面で説明すれば、第
9図に示す通り第1の記録ユニツトIで此の場合2色の
画像を形成し、その後第2のユニツトIIで更に異なる2
色の転写像を転写して多色画像を得る。勿論1色の画像
を1つの記録ユニツトで形成してもよいし、第1の記録
ユニツトIで例えばY,M,Cの3色の画像を形成後第2の
記録ユニツトIIで黒の画像を形成する等々考えられる。
このように、各記録ユニツト毎に転写像形成、転写を
繰返えす画像形成方法は、高速化を計る事及び色分離性
の向上等に有利である。例えばY,M,Cを記録するユニツ
トを備え、Y,M,Cの転写像を被転写媒体に転写し得、次
のユニツトでは黒一色の転写像を独立に形成し、Y,M,C
の画像の上に黒の転写像を重ねて転写をする。
繰返えす画像形成方法は、高速化を計る事及び色分離性
の向上等に有利である。例えばY,M,Cを記録するユニツ
トを備え、Y,M,Cの転写像を被転写媒体に転写し得、次
のユニツトでは黒一色の転写像を独立に形成し、Y,M,C
の画像の上に黒の転写像を重ねて転写をする。
なお、第6図〜第9図に示すプロセス態様において、
加熱した後光照射、逆に光照射後加熱する事もできる。
そして加熱、光照射面は同方向よりでもよいし図示した
ものと逆でもよい。又、着色剤として顔料、染料の他に
発色剤又は発色剤を発色させる顕色剤を用いて画像形成
素体が色調を呈するようにしてもかまわない。そして発
色反応は転写像形成工程で行なわれても転写工程でも、
又はその後でもよい。更に被転写記録媒体に例えば顕色
剤を付与しておき転写された発色剤との反応で発色する
様なものでもよい。こうした発色剤の例としては、ロイ
コ染料、ジアゾ基等があげられる。一方発色反応を用い
ない顔料、染料等の着色剤を含む場合は、一般的に記録
前の媒体の保存性や記録後の画像保存性に優れると同時
に、色調の再現精度の高い高品位の多色画像を得る事が
容易である。
加熱した後光照射、逆に光照射後加熱する事もできる。
そして加熱、光照射面は同方向よりでもよいし図示した
ものと逆でもよい。又、着色剤として顔料、染料の他に
発色剤又は発色剤を発色させる顕色剤を用いて画像形成
素体が色調を呈するようにしてもかまわない。そして発
色反応は転写像形成工程で行なわれても転写工程でも、
又はその後でもよい。更に被転写記録媒体に例えば顕色
剤を付与しておき転写された発色剤との反応で発色する
様なものでもよい。こうした発色剤の例としては、ロイ
コ染料、ジアゾ基等があげられる。一方発色反応を用い
ない顔料、染料等の着色剤を含む場合は、一般的に記録
前の媒体の保存性や記録後の画像保存性に優れると同時
に、色調の再現精度の高い高品位の多色画像を得る事が
容易である。
第10図は光と熱と圧力により転写像を形成するプロセ
スの1態様を示すものである。1は圧力によりカプセル
を開裂し光反応開始剤が高分子化成分と混合して、前述
の様に光と熱エネルギーとで溶融温度、軟化点等を上昇
させることができる転写記録層をフイルムに配した転写
記録媒体である。13は上記した通り圧力をほぼ一様に転
写記録媒体に付与しカプルは開裂する為の紫外線透過性
圧着部材であり、石英ガラス等を用いて形成したもので
ある。他は第6図に示した態様と同様である。
スの1態様を示すものである。1は圧力によりカプセル
を開裂し光反応開始剤が高分子化成分と混合して、前述
の様に光と熱エネルギーとで溶融温度、軟化点等を上昇
させることができる転写記録層をフイルムに配した転写
記録媒体である。13は上記した通り圧力をほぼ一様に転
写記録媒体に付与しカプルは開裂する為の紫外線透過性
圧着部材であり、石英ガラス等を用いて形成したもので
ある。他は第6図に示した態様と同様である。
第11図は転写像の形成工程の前に第3の工程を付与す
るプロセスの1態様で、第11図では16として加圧ローラ
が設けられており、圧力を付与して光と熱エネルギーに
反応する状態に変える例であり、転写記録媒体1は第10
図の例と同様のものが使用可能である。
るプロセスの1態様で、第11図では16として加圧ローラ
が設けられており、圧力を付与して光と熱エネルギーに
反応する状態に変える例であり、転写記録媒体1は第10
図の例と同様のものが使用可能である。
前記した通り、本発明に於いては、光および熱のエネ
ルギーが同時に加わった時に急速に性質が変化する転写
記録媒体を用いる為、従来の方法にあった様な環境温度
に影響を得る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけだ
も特性変化を得る転写記録媒体を用いる方法に比べて、
対環境安定性が高くなり、常に安定の高精細な画像を得
る事が可能となった。更に此の理由に依り転写記録媒体
の保存性や記録画像の保存性が向上した。
ルギーが同時に加わった時に急速に性質が変化する転写
記録媒体を用いる為、従来の方法にあった様な環境温度
に影響を得る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけだ
も特性変化を得る転写記録媒体を用いる方法に比べて、
対環境安定性が高くなり、常に安定の高精細な画像を得
る事が可能となった。更に此の理由に依り転写記録媒体
の保存性や記録画像の保存性が向上した。
又例えば熱だけを用いる方法は系の熱応答性に記録速
度が支配されたり、1つのエネルギーのみで画像形成に
必要なエネルギーを転写記録媒体に与える為に時間を大
きく必要とする従来の方法に対し、本発明は光および熱
のエネルギーで制御するために高速記録に適している。
度が支配されたり、1つのエネルギーのみで画像形成に
必要なエネルギーを転写記録媒体に与える為に時間を大
きく必要とする従来の方法に対し、本発明は光および熱
のエネルギーで制御するために高速記録に適している。
また、光および熱のエネルギーで転写像を形成するた
め、転写像を形成する物性変化の過程を段階的に調整す
ることが容易となって中間調記録ができるものである。
め、転写像を形成する物性変化の過程を段階的に調整す
ることが容易となって中間調記録ができるものである。
更に、本発明の画像形成方法は、波長の異なる光を短
時間で連続的に照射することにより多色の転写像を形成
することができ、従来の多色感熱転写記録方法が転写記
録媒体に複雑な動きをさせて多色の画像を形成していた
のに対し、本発明の多色画像形成方法では転写記録媒体
あるいは被記録媒体に複雑な動きをさせる必要がなく、
高速度で多色の画像を得ることができる。
時間で連続的に照射することにより多色の転写像を形成
することができ、従来の多色感熱転写記録方法が転写記
録媒体に複雑な動きをさせて多色の画像を形成していた
のに対し、本発明の多色画像形成方法では転写記録媒体
あるいは被記録媒体に複雑な動きをさせる必要がなく、
高速度で多色の画像を得ることができる。
また、転写像を形成する工程と転写する工程とは独立
である為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転
写する上で適した条件を転写像形成の条件とは独立に自
由に設定可能である。従って被転写媒体は普通紙は勿
論、表面平滑度の低い紙やトランスベアレンシー等高範
な被転写媒体を適用しても高品位な画像を得る事が可能
である。また同時に優れた定着性をも得る事ができるも
のである。
である為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転
写する上で適した条件を転写像形成の条件とは独立に自
由に設定可能である。従って被転写媒体は普通紙は勿
論、表面平滑度の低い紙やトランスベアレンシー等高範
な被転写媒体を適用しても高品位な画像を得る事が可能
である。また同時に優れた定着性をも得る事ができるも
のである。
本発明による画像形成方法では、転写像の形成工程と
転写工程は分離され、転写工程では既に転写記録層中に
転写像が形成されているので、像様の選択的なエネルギ
ー付与の制約が解除される。このため、転写工程におい
ては被転写媒体の表面性状に応じて鮮明な画像が転写形
成されるに必要なエネルギーを転写記録媒体に与えるこ
とができる。また転写記録層中に形成されている転写像
は、熱溶融像のような単なる性状変化像ではなく転写特
性を支配する物性を変化させて成る像であるから、変化
前後の物性の差を転写工程で利用することによって確実
に転写を実現でき、また、転写像の忠実な転写も可能と
なるものである。例えば、従来の熱転写記録方法のよう
に熱溶融像を転写像とした場合、転写像形成工程から転
写工程に至るまでに熱溶融像が完全に維持されることが
必要であるが、両工程間における冷却現像による転写性
の低下や、熱溶融像の周囲への熱伝導による像のボケが
避けられない。
転写工程は分離され、転写工程では既に転写記録層中に
転写像が形成されているので、像様の選択的なエネルギ
ー付与の制約が解除される。このため、転写工程におい
ては被転写媒体の表面性状に応じて鮮明な画像が転写形
成されるに必要なエネルギーを転写記録媒体に与えるこ
とができる。また転写記録層中に形成されている転写像
は、熱溶融像のような単なる性状変化像ではなく転写特
性を支配する物性を変化させて成る像であるから、変化
前後の物性の差を転写工程で利用することによって確実
に転写を実現でき、また、転写像の忠実な転写も可能と
なるものである。例えば、従来の熱転写記録方法のよう
に熱溶融像を転写像とした場合、転写像形成工程から転
写工程に至るまでに熱溶融像が完全に維持されることが
必要であるが、両工程間における冷却現像による転写性
の低下や、熱溶融像の周囲への熱伝導による像のボケが
避けられない。
ところが、本発明の場合には、転写特性を支配する物
性、例えば転写記録層の融点、軟化点、同一温度におけ
る粘度等を像状に変化させて転写像としているから、こ
の物性変化が転写工程まで記憶されており、しかも、転
写像形成工程後に、該物性を変化させるエネルギーが付
与されない限り、転写像の転写性の低下や、像ボケは生
じない。このために、被転写媒体の表面平滑度が低い場
合でも、像品位の高い画像形成が可能となり、また、転
写像の画質が劣化することなく被転写媒体に転写させる
ことができるものである。
性、例えば転写記録層の融点、軟化点、同一温度におけ
る粘度等を像状に変化させて転写像としているから、こ
の物性変化が転写工程まで記憶されており、しかも、転
写像形成工程後に、該物性を変化させるエネルギーが付
与されない限り、転写像の転写性の低下や、像ボケは生
じない。このために、被転写媒体の表面平滑度が低い場
合でも、像品位の高い画像形成が可能となり、また、転
写像の画質が劣化することなく被転写媒体に転写させる
ことができるものである。
また、本発明の画像形成方法によれば、転写記録媒体
あるいは被転写媒体に複雑な動きをさせることなく、多
色の転写像を形成することができる。本発明の画像形成
方法で使用する多色転写記録媒体は、基体上に異なる色
調を呈する画像形成素体の分布層を有しており、複数の
エネルギーを付与する条件を変えることによって、所望
の色の画像形成素体を被転写媒体に転写させることがで
きる。このため、複数のエネルギーを付与する条件を短
時間に順次変えていくことによって、転写記録媒体ある
いは被転写媒体に複雑な動きをさせることなく、被転写
媒体を一方向に進めたまま高速度で多色の転写像を得る
ことができるものである。
あるいは被転写媒体に複雑な動きをさせることなく、多
色の転写像を形成することができる。本発明の画像形成
方法で使用する多色転写記録媒体は、基体上に異なる色
調を呈する画像形成素体の分布層を有しており、複数の
エネルギーを付与する条件を変えることによって、所望
の色の画像形成素体を被転写媒体に転写させることがで
きる。このため、複数のエネルギーを付与する条件を短
時間に順次変えていくことによって、転写記録媒体ある
いは被転写媒体に複雑な動きをさせることなく、被転写
媒体を一方向に進めたまま高速度で多色の転写像を得る
ことができるものである。
又、本発明の画像形成方法では、1つの画素に色ずれ
がなく、画像全体が非常に鮮明なものとなる。
がなく、画像全体が非常に鮮明なものとなる。
また、本発明による画像形成方法では、転写像形成の
ための信号化されたエネルギーの付与と、転写のための
一様なエネルギーの付与が機能的に分離されており、従
来の熱転写記録方法のように転写形成のための信号化さ
れたエネルギーが同時に転写のためのエネルギーとして
使われなければならない場合と較べて、エネルギー付与
の条件が緩和される。例えば、本発明においては転写像
形成のためのエネルギー量は、転写記録層の物性の変化
を生じさせるだけでよく、また、転写のためのエネルギ
ーは、信号化されていない一様なエネルギーでよいか
ら、転写像形成のためのエネルギー量と、転写のための
エネルギー量をそれぞれ独立に決めることができる。こ
のためエネルギー付与の条件が緩和され、高速記録が容
易に実現できるものである。
ための信号化されたエネルギーの付与と、転写のための
一様なエネルギーの付与が機能的に分離されており、従
来の熱転写記録方法のように転写形成のための信号化さ
れたエネルギーが同時に転写のためのエネルギーとして
使われなければならない場合と較べて、エネルギー付与
の条件が緩和される。例えば、本発明においては転写像
形成のためのエネルギー量は、転写記録層の物性の変化
を生じさせるだけでよく、また、転写のためのエネルギ
ーは、信号化されていない一様なエネルギーでよいか
ら、転写像形成のためのエネルギー量と、転写のための
エネルギー量をそれぞれ独立に決めることができる。こ
のためエネルギー付与の条件が緩和され、高速記録が容
易に実現できるものである。
また、従来の熱転写記録装置に用いられていたサーマ
ルヘツドは、熱応答速度は最も高速のものでも1〜5mse
c程度であって、それよりも速い繰り返し周期で駆動し
ようとすると温度の上昇、降下が1周期内で充分に行な
うことができなくなり、加熱不足や逆に温度が下がりき
らずに畜熱の影響が画像品質に現われる。これが高速化
をはばむ最大要因の1つであったが、本発明の様に複数
種のエネルギーを用いれば、例えばサーマルヘツドと光
照射とを組合せると、サーマルヘツドが蓄熱してきても
光照射されているときだけ転写特性を支配する物性を変
化させることができるので、サマルヘツドが畜熱しても
畜熱の影響を受けず、それだけ従来のサーマルヘツドを
使用してもより短かい繰返し周期で記録動作を行なう事
が可能となる。このため本発明によれば、高速記録が容
易となる。
ルヘツドは、熱応答速度は最も高速のものでも1〜5mse
c程度であって、それよりも速い繰り返し周期で駆動し
ようとすると温度の上昇、降下が1周期内で充分に行な
うことができなくなり、加熱不足や逆に温度が下がりき
らずに畜熱の影響が画像品質に現われる。これが高速化
をはばむ最大要因の1つであったが、本発明の様に複数
種のエネルギーを用いれば、例えばサーマルヘツドと光
照射とを組合せると、サーマルヘツドが蓄熱してきても
光照射されているときだけ転写特性を支配する物性を変
化させることができるので、サマルヘツドが畜熱しても
畜熱の影響を受けず、それだけ従来のサーマルヘツドを
使用してもより短かい繰返し周期で記録動作を行なう事
が可能となる。このため本発明によれば、高速記録が容
易となる。
又、本発明による画像形成方法は、複数種のエネルギ
ーを付与して転写像を形成するものであり、従来の熱だ
けによって転写像を形成する場合に較べて、それだけ転
写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整すること
ができること、また、複数種のエネルギーの1つに応答
レスポンスが速く、強度の段階的調整が容易な例えば光
を使用することができるので中間調を持つ画像の形成が
容易になるものである。例えば3段階の光照射の強度又
は時間を設定し加熱との組合せで、4段階(3段階+非
加熱)の段調表現が可能となる。
ーを付与して転写像を形成するものであり、従来の熱だ
けによって転写像を形成する場合に較べて、それだけ転
写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整すること
ができること、また、複数種のエネルギーの1つに応答
レスポンスが速く、強度の段階的調整が容易な例えば光
を使用することができるので中間調を持つ画像の形成が
容易になるものである。例えば3段階の光照射の強度又
は時間を設定し加熱との組合せで、4段階(3段階+非
加熱)の段調表現が可能となる。
また、こうした制御が高速に行なわれる必要が望まれ
るが、光などの様に応答レスポンスが速いエネルギーを
併用できる事も高速の中間調記録を可能にするものであ
る。
るが、光などの様に応答レスポンスが速いエネルギーを
併用できる事も高速の中間調記録を可能にするものであ
る。
前記した通り、本発明に於いては、光および熱のエネ
ルギーが同時に加わった時にのみ急激に性質が異なる転
写記録媒体を用いる為、従来の方法にあった様な環境温
度に影響を得る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけ
でも特性変化を得る転写記録媒体を用いる方法に比べ
て、対環境安定性が高くなり、常に安定に高精細な画像
を得る事が可能となった。更に此の理由に依り転写記録
媒体の保存性や記録画像の保存性が向上した。
ルギーが同時に加わった時にのみ急激に性質が異なる転
写記録媒体を用いる為、従来の方法にあった様な環境温
度に影響を得る熱のみを用いる方法や光エネルギーだけ
でも特性変化を得る転写記録媒体を用いる方法に比べ
て、対環境安定性が高くなり、常に安定に高精細な画像
を得る事が可能となった。更に此の理由に依り転写記録
媒体の保存性や記録画像の保存性が向上した。
又、例えば熱だけを用いる従来の方法は、系の熱応答
性に記録速度が支配されたり、画像形成に必要なエネル
ギーを転写記録媒体に与える為に多くの時間を必要とす
るに対し、本発明は2つ以上のエネルギーで制御するた
めに高速記録に適している。
性に記録速度が支配されたり、画像形成に必要なエネル
ギーを転写記録媒体に与える為に多くの時間を必要とす
るに対し、本発明は2つ以上のエネルギーで制御するた
めに高速記録に適している。
また、光および熱のエネルギーで、転写像を形成する
ため、転写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整
することが容易となって中間調記録ができるものであ
る。
ため、転写像を形成する物性変化の程度を段階的に調整
することが容易となって中間調記録ができるものであ
る。
また、転写像を形成する工程を転写する工程とは独立
である為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転
写する上で適した条件を転写像形成の条件とは独立に自
由に設定可能である。従って被転写媒体は普通紙は勿
論、表面平滑度の低い紙やトランスペアレンシー等高範
な被転写媒体を適用しても高品位な画像を得る事が可能
である。また同時に優れた定着性をも得る事ができるも
のである。また、転写記録層として非連続な画像形成素
体を用いる場合には、転写記録層の切れがよく鮮明な転
写画像を得ることができる。
である為、被転写媒体に転写像を高品位に且つ安定に転
写する上で適した条件を転写像形成の条件とは独立に自
由に設定可能である。従って被転写媒体は普通紙は勿
論、表面平滑度の低い紙やトランスペアレンシー等高範
な被転写媒体を適用しても高品位な画像を得る事が可能
である。また同時に優れた定着性をも得る事ができるも
のである。また、転写記録層として非連続な画像形成素
体を用いる場合には、転写記録層の切れがよく鮮明な転
写画像を得ることができる。
更に本発明の画像形成方法は、例えば波長の異なる光
を短時間で連続的に照射することにより多色の転写像を
形成することができ、従来の多色感熱転写記録方法が転
写記録媒体に複雑な動きをさせて多色の画像を形成して
いたのに対し、本発明の画像形成方法では転写記録媒体
あるいは被記録媒体に複雑な動きをさせる必要がなく、
高速度で多色の画像を得ることができる。
を短時間で連続的に照射することにより多色の転写像を
形成することができ、従来の多色感熱転写記録方法が転
写記録媒体に複雑な動きをさせて多色の画像を形成して
いたのに対し、本発明の画像形成方法では転写記録媒体
あるいは被記録媒体に複雑な動きをさせる必要がなく、
高速度で多色の画像を得ることができる。
また、本発明は、付与するエネルギーが光および熱の
エネルギーにより分担され、1つ1つのエネルギー自体
はそれほど高いエネルギーを必要としないため、装置を
コンパクトにまとめることができる。
エネルギーにより分担され、1つ1つのエネルギー自体
はそれほど高いエネルギーを必要としないため、装置を
コンパクトにまとめることができる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に具体的に説明す
る。
る。
実施例1 第1表に示す成分をクロロホルム溶剤で混合して、厚
さ6μのポリイミド上に光遮断下でソルベントコート法
により塗布し、本発明の転写記録媒体を作成した。転写
記録層の厚みは5μであった。これをロール状に巻回し
て第6図に示す装置に組込んだ。
さ6μのポリイミド上に光遮断下でソルベントコート法
により塗布し、本発明の転写記録媒体を作成した。転写
記録層の厚みは5μであった。これをロール状に巻回し
て第6図に示す装置に組込んだ。
サーマルヘツド4としては8ドツト/mmのA−4サイ
ズのライン・タイプで発熱素子列がエツジ部に配列され
ているものを用い、転写記録媒体1の基材1b側が発熱素
子に接する様に配し、転写記録媒体1のテンシヨンによ
り発熱素子に押圧される様にした。そして対向した部所
で転写記録媒体1より2cm離して約2KWの高圧水銀灯3を
配置した。
ズのライン・タイプで発熱素子列がエツジ部に配列され
ているものを用い、転写記録媒体1の基材1b側が発熱素
子に接する様に配し、転写記録媒体1のテンシヨンによ
り発熱素子に押圧される様にした。そして対向した部所
で転写記録媒体1より2cm離して約2KWの高圧水銀灯3を
配置した。
次に画信号に応じてサーマルヘツドの発熱を制御す
る。本実施例においては光と熱が与えられてガラス転移
点が上昇すると共に転写開始温度が上昇する転写記録層
を扱う為、ネガ記録となる。即ちサーマルヘツドの制御
はマーク信号(黒)の場合は通電せずマーク信号でない
(白)の時に通電して発熱させる。此の発熱時の通電エ
ネルギーは0.8w/dot×2.0msec.であった。こうして高圧
水銀灯で光照射を一様にしながら上記した様な要領で画
信号に応じてサーマルヘツドを制御、駆動し5msec./lin
eの繰返し周期で同期して転写記録媒体をステツピング
モータとドライブゴムロールとで搬送した。
る。本実施例においては光と熱が与えられてガラス転移
点が上昇すると共に転写開始温度が上昇する転写記録層
を扱う為、ネガ記録となる。即ちサーマルヘツドの制御
はマーク信号(黒)の場合は通電せずマーク信号でない
(白)の時に通電して発熱させる。此の発熱時の通電エ
ネルギーは0.8w/dot×2.0msec.であった。こうして高圧
水銀灯で光照射を一様にしながら上記した様な要領で画
信号に応じてサーマルヘツドを制御、駆動し5msec./lin
eの繰返し周期で同期して転写記録媒体をステツピング
モータとドライブゴムロールとで搬送した。
こうして転写記録層1a中に転写像を形成した後、表面
平滑度10〜30秒の範囲にある普通紙を転写記録層に重ね
て、ヒートロール8とピンチロール9とで挟んで搬送し
た。ヒートロール8は300wのヒータを内部に持ち、表面
を2mm厚のシリコンゴムで被覆したアルミロールで表面
を90〜100℃に保つ様ヒータを制御した。ピンチロール
9はJISゴム硬度計の硬度50°のシリコンゴムロールで
押圧を1〜1.5Kg/cm2とした。こうして普通紙に得た画
像は鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事がで
きた。
平滑度10〜30秒の範囲にある普通紙を転写記録層に重ね
て、ヒートロール8とピンチロール9とで挟んで搬送し
た。ヒートロール8は300wのヒータを内部に持ち、表面
を2mm厚のシリコンゴムで被覆したアルミロールで表面
を90〜100℃に保つ様ヒータを制御した。ピンチロール
9はJISゴム硬度計の硬度50°のシリコンゴムロールで
押圧を1〜1.5Kg/cm2とした。こうして普通紙に得た画
像は鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事がで
きた。
実施例2 第2表に示す成分を、溶剤ジクロロメタンで溶融混合
して濃度約10%した。その後、この溶液を厚さ6μのア
ラミドフイルム上に光遮断下でアプリケータにより5μ
塗布し転写記録層とした。転写記録層の乾燥後、酸素に
より転写記録層のラジカル反応が抑制されるのを防止す
るために、濃度10%のポリビニールアルコール(PVA)
水溶液を界面活性剤として脂肪酸アルキロードアミドを
少量(約0.1%)加えた溶液を酸素防止層として転写記
録層上に塗布し、本発明の転写記録媒体を作成した。酸
素防止層はアプリケータにより5μの厚さに塗布した。
して濃度約10%した。その後、この溶液を厚さ6μのア
ラミドフイルム上に光遮断下でアプリケータにより5μ
塗布し転写記録層とした。転写記録層の乾燥後、酸素に
より転写記録層のラジカル反応が抑制されるのを防止す
るために、濃度10%のポリビニールアルコール(PVA)
水溶液を界面活性剤として脂肪酸アルキロードアミドを
少量(約0.1%)加えた溶液を酸素防止層として転写記
録層上に塗布し、本発明の転写記録媒体を作成した。酸
素防止層はアプリケータにより5μの厚さに塗布した。
この本発明の転写記録媒体をロール状に巻いて、第6
図に示す装置に組み込み、転写画像の形成を行なった。
サーマルヘツド4には、8ドツト/mmのA−4サイズの
ライン・タイプを用いた。光源3にはピーク波長370nm
の蛍光灯を用いた。サーマルヘツドには、周期400mSec.
で画信号に応じてパルス巾50mSec.、0.06W/dotの電力を
印加した。また、蛍光灯は、サーマルヘツドに同期して
照度15mW/cm2、パルス巾50mSec.で一様照射した。
図に示す装置に組み込み、転写画像の形成を行なった。
サーマルヘツド4には、8ドツト/mmのA−4サイズの
ライン・タイプを用いた。光源3にはピーク波長370nm
の蛍光灯を用いた。サーマルヘツドには、周期400mSec.
で画信号に応じてパルス巾50mSec.、0.06W/dotの電力を
印加した。また、蛍光灯は、サーマルヘツドに同期して
照度15mW/cm2、パルス巾50mSec.で一様照射した。
こうして転写像形成工程で転写記録層中に転写像を形
成した後、転写記録媒体を第6図に示す装置から一旦取
り出し、水洗いして転写記録層上の酸素防止層を取り除
いた。その後再び転写像の形成された本発明の転写記録
媒体を第6図に示す装置に組み込み、転写工程に搬送し
た。
成した後、転写記録媒体を第6図に示す装置から一旦取
り出し、水洗いして転写記録層上の酸素防止層を取り除
いた。その後再び転写像の形成された本発明の転写記録
媒体を第6図に示す装置に組み込み、転写工程に搬送し
た。
転写工程においてヒートロール8とピンチロール9と
の間の圧力は、25Kg/cm2であった。また、ヒートロール
の表面温度は130±10℃であった。ヒートロール8とピ
ンチロール9の構造は、実施例1と同様のものを用い
た。使用した被転写記録媒体は、表面平滑度が10〜30秒
の範囲に入るものであった。
の間の圧力は、25Kg/cm2であった。また、ヒートロール
の表面温度は130±10℃であった。ヒートロール8とピ
ンチロール9の構造は、実施例1と同様のものを用い
た。使用した被転写記録媒体は、表面平滑度が10〜30秒
の範囲に入るものであった。
こうして、被転写記録媒体に形成された転写画像は、
鮮明で高品位のものであった。
鮮明で高品位のものであった。
実施例3 第2表の成分にかえて、第3表に示す成分を使用した
他は、実施例2と同様にして本発明の転写記録媒体を作
成した。
他は、実施例2と同様にして本発明の転写記録媒体を作
成した。
この本発明の転写記録媒体を用いて実施例2に同様に
して、表面平滑度が10〜30秒の範囲にある普通紙に転写
画像を形成した。但し、サーマルヘツド4には、画信号
に応じて100mSec.の周期でパルス巾35mSec.,0.05w/dot
の電力を印加した。また、光源3には、ピーク波長が31
3nmの蛍光灯を用いた。蛍光灯は、サーマルヘツド4に
同期して、パルス巾50mSec.で一様照射した。蛍光灯の
照度は、8mW/cm2であった。
して、表面平滑度が10〜30秒の範囲にある普通紙に転写
画像を形成した。但し、サーマルヘツド4には、画信号
に応じて100mSec.の周期でパルス巾35mSec.,0.05w/dot
の電力を印加した。また、光源3には、ピーク波長が31
3nmの蛍光灯を用いた。蛍光灯は、サーマルヘツド4に
同期して、パルス巾50mSec.で一様照射した。蛍光灯の
照度は、8mW/cm2であった。
実施例4 第2表に示す成分を、第4表に示す成分にかえて、実
施例2と同様にして本発明の転写記録媒体を作成した。
但し、本実施例においては基材として厚さ5μのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フイルムを用いた。ま
た、第4表に示す重合性モノマーは溶融温度が約60℃で
あった。
施例2と同様にして本発明の転写記録媒体を作成した。
但し、本実施例においては基材として厚さ5μのポリエ
チレンテレフタレート(PET)フイルムを用いた。ま
た、第4表に示す重合性モノマーは溶融温度が約60℃で
あった。
この本発明の転写記録媒体を用いて実施例2と同様に
して、表面平滑度が10〜30秒の範囲にある普通紙に転写
画像を形成した。但し、本実施例においては、サーマル
ヘツドは、画信号に応じて5mSec.の周期でパルス巾2mSe
c.,0.18w/dotの電力を印加した。また、蛍光灯はピーク
波長が370nmのものを用い、照度が50mW/cm2であった。
蛍光灯はサーマルヘツドに同期して、パルス巾2.4mSec.
で一様照射した。
して、表面平滑度が10〜30秒の範囲にある普通紙に転写
画像を形成した。但し、本実施例においては、サーマル
ヘツドは、画信号に応じて5mSec.の周期でパルス巾2mSe
c.,0.18w/dotの電力を印加した。また、蛍光灯はピーク
波長が370nmのものを用い、照度が50mW/cm2であった。
蛍光灯はサーマルヘツドに同期して、パルス巾2.4mSec.
で一様照射した。
実施例6 第5表及び第6表に示す成分をそれぞれクロロホルム
溶剤で混合し、噴霧乾燥法により、色調の違う2種類の
画像形成素体を作成した。できた画像形成素体の粒径
は、ほぼ8〜12μの範囲に入っていた。
溶剤で混合し、噴霧乾燥法により、色調の違う2種類の
画像形成素体を作成した。できた画像形成素体の粒径
は、ほぼ8〜12μの範囲に入っていた。
第5表で示す画像形成素体中の増感剤は、約350〜440
nmの帯域の光を吸収し、反応を開始する。また、この増
感剤は、黄色味を帯びている為、着色剤として混合した
ブリリアントカーミン6Bと混色し、画像形成時には赤色
となる。
nmの帯域の光を吸収し、反応を開始する。また、この増
感剤は、黄色味を帯びている為、着色剤として混合した
ブリリアントカーミン6Bと混色し、画像形成時には赤色
となる。
また第6表で示す画像形成素体中の増感剤は、約500
〜600nmの帯域の光を吸収し反応を開始する。この増感
剤はマゼンタ味を帯びている為、着色剤として混合した
フタロシアニングリーンと混色し、画像形成時には黒色
となる。
〜600nmの帯域の光を吸収し反応を開始する。この増感
剤はマゼンタ味を帯びている為、着色剤として混合した
フタロシアニングリーンと混色し、画像形成時には黒色
となる。
この2種類の画像形成素体を等量バインダー中に入
れ、均一に分散させた。これを厚さ6μのポリイミドフ
イルム上に光遮断下で塗布し、本発明の転写記録媒体を
作成した。この本発明の転写記録媒体をロール状に巻い
て第6図に示す装置に組み込んだ。
れ、均一に分散させた。これを厚さ6μのポリイミドフ
イルム上に光遮断下で塗布し、本発明の転写記録媒体を
作成した。この本発明の転写記録媒体をロール状に巻い
て第6図に示す装置に組み込んだ。
本実施例で用いたサーマルヘツド4は、8ドツト/mm
のA−4サイズのライン・タイプで発熱本列がエツジ部
に配列されたものであった。また、光源3としては、第
13図に示す分光特性aと分光特性bをそれぞれをもった
40wタイプの2本の蛍光灯3a,3bを転写記録媒体より2cm
離して用いた。第13図に示すグラフaの分光特性をもつ
蛍光灯3aにはジアゾ複写機用蛍光灯を用い、蛍光体とし
ては(SrMg)2P2O3:Eu2+を使用した。他の蛍光体としてS
r3(PO4)2,Sr2P2O3:Eu2+等も使用できるが、増感剤の
波長特性に最適な前記蛍光体を使用した。第13図に示す
グラフbの分校特性をもつ蛍光灯3bには、高演色緑色蛍
光灯を用い、蛍光体としては、(La,Ce,Tb)2O3・0.2SiO2
・0.9P2O5を使用した。他の蛍光体としてMgAl11O19:CeT
b,Y2SiO5:Ce,Tb等も使用できるが、実用効率、働程特性
の点で前記蛍光体を使用した。
のA−4サイズのライン・タイプで発熱本列がエツジ部
に配列されたものであった。また、光源3としては、第
13図に示す分光特性aと分光特性bをそれぞれをもった
40wタイプの2本の蛍光灯3a,3bを転写記録媒体より2cm
離して用いた。第13図に示すグラフaの分光特性をもつ
蛍光灯3aにはジアゾ複写機用蛍光灯を用い、蛍光体とし
ては(SrMg)2P2O3:Eu2+を使用した。他の蛍光体としてS
r3(PO4)2,Sr2P2O3:Eu2+等も使用できるが、増感剤の
波長特性に最適な前記蛍光体を使用した。第13図に示す
グラフbの分校特性をもつ蛍光灯3bには、高演色緑色蛍
光灯を用い、蛍光体としては、(La,Ce,Tb)2O3・0.2SiO2
・0.9P2O5を使用した。他の蛍光体としてMgAl11O19:CeT
b,Y2SiO5:Ce,Tb等も使用できるが、実用効率、働程特性
の点で前記蛍光体を使用した。
サーマルヘツド4の発熱素子は、画信号に応じて制御
回路5により制御される。此の場合光と熱が与えられて
ガラス転移点が上昇すると共に転写開始温度が上昇する
転写記録層1aを扱う為、ネガ記録である。本実施例は
黒、赤の2色記録についてであるので、サーマルヘツド
4の制御はマーク信号(黒又は赤)の場合は通電せずマ
ーク信号でない(白)の時に通電して発熱させる。此の
発熱時に通電 エネルギーは0.8w/dot×2.0msecであっ
た。
回路5により制御される。此の場合光と熱が与えられて
ガラス転移点が上昇すると共に転写開始温度が上昇する
転写記録層1aを扱う為、ネガ記録である。本実施例は
黒、赤の2色記録についてであるので、サーマルヘツド
4の制御はマーク信号(黒又は赤)の場合は通電せずマ
ーク信号でない(白)の時に通電して発熱させる。此の
発熱時に通電 エネルギーは0.8w/dot×2.0msecであっ
た。
第12図に本実施例の駆動タイミングチヤートを示す。
先づ、画信号の赤に相当する発熱抵抗体には通電せず
画信号の白に相当する部分に2msecの通電を行なうと同
時に、ジアゾ複写機用蛍光灯3aを一様に照射する。照射
時間は発熱抵抗体への通電開始時より4msecの期間とし
た。照射終了後1msec経過してから、即ち、通電開始時
より5msec後に今後は画信号の黒に相当する発熱抵抗体
には通電せず画信号の白に相当する部分に2msecの通電
を行なうと同時に高演色緑色蛍光灯3bを一様に照射し
た。照射時間は前述と同様に4msecである。以上の様な
要領で、黒、赤、白の画信号に応じてサーマルヘツド4
を制御駆動し、10msec/lineの繰返し周期で同期して転
写記録媒体1を図示しないステツピングモータとヒート
ロール8とで搬送した。こうして転写像を成形した後、
表面平滑度が10〜30秒の範囲にある普通紙である記録紙
10を転写像面に重ねて、ヒートロール8とピンチロール
9とで挟んで搬送した。ヒートロール8は300Wのヒータ
7を内部に持ち表面を2mm厚のシリコンゴムで被覆した
アルミロールで表面を90〜100℃に保つ様ヒータを制御
した。ピンチロール9はJISゴム硬度計の硬度50°のシ
リコンゴムから成り押圧を1〜1.5Kg/cm2とした。こう
して普通紙に得た2色の画像は色ズレが無く、しかも彩
度が高く鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事
ができた。
画信号の白に相当する部分に2msecの通電を行なうと同
時に、ジアゾ複写機用蛍光灯3aを一様に照射する。照射
時間は発熱抵抗体への通電開始時より4msecの期間とし
た。照射終了後1msec経過してから、即ち、通電開始時
より5msec後に今後は画信号の黒に相当する発熱抵抗体
には通電せず画信号の白に相当する部分に2msecの通電
を行なうと同時に高演色緑色蛍光灯3bを一様に照射し
た。照射時間は前述と同様に4msecである。以上の様な
要領で、黒、赤、白の画信号に応じてサーマルヘツド4
を制御駆動し、10msec/lineの繰返し周期で同期して転
写記録媒体1を図示しないステツピングモータとヒート
ロール8とで搬送した。こうして転写像を成形した後、
表面平滑度が10〜30秒の範囲にある普通紙である記録紙
10を転写像面に重ねて、ヒートロール8とピンチロール
9とで挟んで搬送した。ヒートロール8は300Wのヒータ
7を内部に持ち表面を2mm厚のシリコンゴムで被覆した
アルミロールで表面を90〜100℃に保つ様ヒータを制御
した。ピンチロール9はJISゴム硬度計の硬度50°のシ
リコンゴムから成り押圧を1〜1.5Kg/cm2とした。こう
して普通紙に得た2色の画像は色ズレが無く、しかも彩
度が高く鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事
ができた。
実施例7 第7表および第8表に示す成分を用い、以下に示すよ
うにして本発明の転写記録媒体を作成した。すなわち、
まず微粉体状のシリカ0.55部を、0.1N塩酸18部と水20部
に加え分散させる。此の分散液40部と、第7表及び第8
表の各素体成分を各々塩化メチレンに溶解し、25%溶液
とした溶液55部とを室温下、ホモジナイザーで4500回
転、15分間撹拌し造粒を各々の素体毎に行った。この分
散液を2時間、60℃に加温し撹拌を続けた。此の時点で
数平均粒径は第7表及び第8表のどちらの画像形成素体
も8.6μであった。こうして各々の素体毎に得た分散液
を等量混合してアプリケータに依りPETフイルム上に画
像形成素体がほぼ一層となるようにして光遮断下で塗布
し、乾燥後100℃に加熱し各素体を基材上に融着して転
写記録層とした。
うにして本発明の転写記録媒体を作成した。すなわち、
まず微粉体状のシリカ0.55部を、0.1N塩酸18部と水20部
に加え分散させる。此の分散液40部と、第7表及び第8
表の各素体成分を各々塩化メチレンに溶解し、25%溶液
とした溶液55部とを室温下、ホモジナイザーで4500回
転、15分間撹拌し造粒を各々の素体毎に行った。この分
散液を2時間、60℃に加温し撹拌を続けた。此の時点で
数平均粒径は第7表及び第8表のどちらの画像形成素体
も8.6μであった。こうして各々の素体毎に得た分散液
を等量混合してアプリケータに依りPETフイルム上に画
像形成素体がほぼ一層となるようにして光遮断下で塗布
し、乾燥後100℃に加熱し各素体を基材上に融着して転
写記録層とした。
更に、酸素防止層となる実施例2と同じPVA層を約5
μの厚さで転写記録層上に塗布し、本発明の転写記録媒
体を作成した。
μの厚さで転写記録層上に塗布し、本発明の転写記録媒
体を作成した。
この本発明の転写記録媒体をロール状に巻いて第6図
の装置に組み込み、実施例2と同様にして、表面平滑度
が10〜30秒の普通紙に転写画像を形成した。このときの
駆動シーケンスを第14図に示した、光源3には、ピーク
波長370nmの蛍光灯3dと、ピーク波長313nmの蛍光灯3cを
用いた。ピーク波長が370nmの蛍光灯により、第7表の
成分からなる画像形成素体が高分子化する。また、ピー
ク波長が313nmの蛍光灯により、第8表の成分からなる
画像形成素体が高分子化する。サーマルヘツドには、周
期70msec.で画信号に応じてパルス巾35msec.,0.05w/dot
の電力を印加した。また、蛍光灯3c及び蛍光灯3dは、サ
ーマルヘツドに同期してパルス幅50msec.で一様照射し
た。蛍光灯の照度は、蛍光灯3cが15mW/cm2、蛍光灯3dが
10mW/cm2であった。尚、第14図に示したモータパルス
は、転写記録媒体の搬送に用いるステツピングモータを
駆動するパルスである。
の装置に組み込み、実施例2と同様にして、表面平滑度
が10〜30秒の普通紙に転写画像を形成した。このときの
駆動シーケンスを第14図に示した、光源3には、ピーク
波長370nmの蛍光灯3dと、ピーク波長313nmの蛍光灯3cを
用いた。ピーク波長が370nmの蛍光灯により、第7表の
成分からなる画像形成素体が高分子化する。また、ピー
ク波長が313nmの蛍光灯により、第8表の成分からなる
画像形成素体が高分子化する。サーマルヘツドには、周
期70msec.で画信号に応じてパルス巾35msec.,0.05w/dot
の電力を印加した。また、蛍光灯3c及び蛍光灯3dは、サ
ーマルヘツドに同期してパルス幅50msec.で一様照射し
た。蛍光灯の照度は、蛍光灯3cが15mW/cm2、蛍光灯3dが
10mW/cm2であった。尚、第14図に示したモータパルス
は、転写記録媒体の搬送に用いるステツピングモータを
駆動するパルスである。
こうして、被転写記録媒体上には色ずれのない鮮明な
2色画像が得られた。
2色画像が得られた。
実施例8 第9表〜第12表に示す成分をそれぞれ溶剤で混合し、
実施例10と同様にして色調の違う4種類の画像形成素体
を作成した。できた画像形成素体の粒径は、4種類とも
ほぼ8〜12μの範囲内に入っていた。
実施例10と同様にして色調の違う4種類の画像形成素体
を作成した。できた画像形成素体の粒径は、4種類とも
ほぼ8〜12μの範囲内に入っていた。
第9表〜第12表で示す画像形成素体中の増感剤又は光
開始剤は第9表から順に約280〜340nm、約340〜380nm、
約380〜450nm、約450〜600nmの帯域の光を吸収し、反応
を開始する。また、画像形成時の色は、順に黒、シア
ン、イエロー、マゼンタである。
開始剤は第9表から順に約280〜340nm、約340〜380nm、
約380〜450nm、約450〜600nmの帯域の光を吸収し、反応
を開始する。また、画像形成時の色は、順に黒、シア
ン、イエロー、マゼンタである。
これら4種類の画像形成素体を等量バインダー中に入
れ、均一に分散させた。これを厚さ6μのポリイミドフ
イルム上に光遮断下で塗布し、本発明の転写記録媒体を
作成した。この本発明の転写記録媒体をロール状に巻い
て第15図に示す装置に組み込んだ。
れ、均一に分散させた。これを厚さ6μのポリイミドフ
イルム上に光遮断下で塗布し、本発明の転写記録媒体を
作成した。この本発明の転写記録媒体をロール状に巻い
て第15図に示す装置に組み込んだ。
本実施例では光源3として、高演色緑色蛍光灯3b、ジ
アゾ複写機用蛍光灯3a、ブラツクライト3e、健康線ラン
プ3fを配置した。また特にジアゾ複写機用蛍光灯3aの前
面にはシヤープカツトフイルタ18を、ブラツクライト3e
の前面には、シヤープカツトフイルタ19の各色の画像形
成素体に対応した所望の分光特性を得る為に配置した。
フイルム18としては、シヤープカツトフイルターL−38
を用いた。またフイルタ19としては、シヤープカツトフ
イルタL−1Aを用いた。
アゾ複写機用蛍光灯3a、ブラツクライト3e、健康線ラン
プ3fを配置した。また特にジアゾ複写機用蛍光灯3aの前
面にはシヤープカツトフイルタ18を、ブラツクライト3e
の前面には、シヤープカツトフイルタ19の各色の画像形
成素体に対応した所望の分光特性を得る為に配置した。
フイルム18としては、シヤープカツトフイルターL−38
を用いた。またフイルタ19としては、シヤープカツトフ
イルタL−1Aを用いた。
第16図は本実施例における光源の分光特性を示し、a
およびbの曲線は、実施例10で使用した蛍光灯と同様の
蛍光を使用した。eおよびfの特性を示す蛍光灯は東芝
製蛍光ランプを使用した。サーマルヘツドは実施例10と
同様のものを用いた。本実施例においても、光と熱が与
えられてガラス転移点が上昇すると共に転写開始温度が
上昇する転写記録層を扱う為、ネガ記録である。
およびbの曲線は、実施例10で使用した蛍光灯と同様の
蛍光を使用した。eおよびfの特性を示す蛍光灯は東芝
製蛍光ランプを使用した。サーマルヘツドは実施例10と
同様のものを用いた。本実施例においても、光と熱が与
えられてガラス転移点が上昇すると共に転写開始温度が
上昇する転写記録層を扱う為、ネガ記録である。
こうして、先づ、画信号のイエローに相当する発熱抵
抗体には通電せず、画信号の白に相当する部分に2msec
の通電を行なうと同時にジアゾ複写機用蛍光灯3aを一様
に照射する。照射時間は4msecとした。照射終了後1msec
経過してから、画信号のマゼンタに相当する発熱抵抗体
には通電せず、画信号の白に相当する部分に2msecの通
電を行なうと同時に高演色緑色蛍光灯3bを一様に照射し
た。照射時間はイエローの場合と同時に4msecである。
同様にシアンの場合にはブラツクライト3eを、ブラツク
の場合には健康線ランプ3fを照射する事によって、4色
全ての転写像形成を終了する。蛍光灯の制御は点燈制御
回路により行う。以上の様な要領でイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラツクの画信号に応じてサーマルヘツド
を制御駆動し20msec/lineの繰り返し周期に同期して転
写記録媒体1を図示しないステツピングモータとヒート
ロール8とで搬送した。こうして転写像を形成した後、
表面平滑度10〜30秒の普通紙である記録紙10を転写像面
に重ねて、ヒートロール8とピンチロール9とで挟んで
搬送した。ヒートロール8は300Wのヒータ7を内部に持
ち表面を2mm厚のシリコンゴムで被覆したアルミロール
で表面を90〜100℃に保つ様ヒータ7を制御した。ピン
チロール9はJISゴム硬度計の硬度50°のシリコンゴム
ロールで押圧を1〜1.5Kg/cm2とした。こうして普通紙
に得たフルカラーの画像は色ズレが無く、しかも彩度が
高く鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事がで
きた。
抗体には通電せず、画信号の白に相当する部分に2msec
の通電を行なうと同時にジアゾ複写機用蛍光灯3aを一様
に照射する。照射時間は4msecとした。照射終了後1msec
経過してから、画信号のマゼンタに相当する発熱抵抗体
には通電せず、画信号の白に相当する部分に2msecの通
電を行なうと同時に高演色緑色蛍光灯3bを一様に照射し
た。照射時間はイエローの場合と同時に4msecである。
同様にシアンの場合にはブラツクライト3eを、ブラツク
の場合には健康線ランプ3fを照射する事によって、4色
全ての転写像形成を終了する。蛍光灯の制御は点燈制御
回路により行う。以上の様な要領でイエロー、マゼン
タ、シアン、ブラツクの画信号に応じてサーマルヘツド
を制御駆動し20msec/lineの繰り返し周期に同期して転
写記録媒体1を図示しないステツピングモータとヒート
ロール8とで搬送した。こうして転写像を形成した後、
表面平滑度10〜30秒の普通紙である記録紙10を転写像面
に重ねて、ヒートロール8とピンチロール9とで挟んで
搬送した。ヒートロール8は300Wのヒータ7を内部に持
ち表面を2mm厚のシリコンゴムで被覆したアルミロール
で表面を90〜100℃に保つ様ヒータ7を制御した。ピン
チロール9はJISゴム硬度計の硬度50°のシリコンゴム
ロールで押圧を1〜1.5Kg/cm2とした。こうして普通紙
に得たフルカラーの画像は色ズレが無く、しかも彩度が
高く鮮明で、定着性の良好な高品位な画像を得る事がで
きた。
実施例9 実施例10と同様の本発明の転写記録媒体をロール状に
巻いて第17図に示す装置に組み込んだ。
巻いて第17図に示す装置に組み込んだ。
こうして第17図に示す様に転写記録媒体1の基材1b側
からA4サイズを一様に加熱する加熱器14と、それに対向
した部所に転写記録媒体1に接して第18図で示す形態の
A−4サイズでかつ2列の液晶シヤツターアレイ21を設
けた。一個のシヤツター21aのアパーチヤーサイズは0.4
×0.4mmで、その配列ピツチは縦横0.5mmである。又、2
列のうち転写記録媒体1の進行方向に向って手前側のA
列には、波長500nm以上の光を多く通す黄色フイルタ21b
(富士フイルターSC50)を貼り合わせ、他のB列には波
長500nm以下の光を多く通す青色フイルタ21b(富士フイ
ルターSP1)を貼り合わせた。シヤツターアレイ21上方
にはシヤツターアレイを一様に照射する白色光源20を設
けた。ここでは2kwキセノンランプを使用した。白色光
源からの光はシヤツターアレイを介する以外は転写記録
媒体1に照射しない様に図示しない遮光体で遮光されて
いる。
からA4サイズを一様に加熱する加熱器14と、それに対向
した部所に転写記録媒体1に接して第18図で示す形態の
A−4サイズでかつ2列の液晶シヤツターアレイ21を設
けた。一個のシヤツター21aのアパーチヤーサイズは0.4
×0.4mmで、その配列ピツチは縦横0.5mmである。又、2
列のうち転写記録媒体1の進行方向に向って手前側のA
列には、波長500nm以上の光を多く通す黄色フイルタ21b
(富士フイルターSC50)を貼り合わせ、他のB列には波
長500nm以下の光を多く通す青色フイルタ21b(富士フイ
ルターSP1)を貼り合わせた。シヤツターアレイ21上方
にはシヤツターアレイを一様に照射する白色光源20を設
けた。ここでは2kwキセノンランプを使用した。白色光
源からの光はシヤツターアレイを介する以外は転写記録
媒体1に照射しない様に図示しない遮光体で遮光されて
いる。
上記構造にて画信号に応じてシヤツターアレイ21を制
御する。本実施例は、黒・赤の2色ネガ記録についであ
るから先ず黄色フイルタ21bを貼ったシヤツターアレイ
A列では、赤信号に相当するシヤツター21aは閉じ、他
のシヤツター21aは28msec開きその後12msec閉じる。そ
れと同時に青色フイルタ21cを貼ったシヤツターアレイ
のB列では、1ライン前の画信号の黒に相当するシヤツ
ター21aを閉じ他のシヤツター21aは28msec開き、その後
12msec閉じる。以上のような要領で黒、赤の画信号に応
じてシヤツターアレイ21を制御駆動し、40msec/lineの
繰り返し周期に同期して転写記録媒体を図示しないステ
ツピングモータとヒートロール8で搬送した。こうして
転写像を形成した後、表面平滑度10〜30秒の普通紙であ
る記録紙10を転写像面に重ねて、ヒートロール8とピン
チロール9とで挟んで搬送した。ヒートロール8は300W
のヒータ7を内部に持ち表面を2mm厚のシリコンゴムで
被覆したアルミロールで表面を90〜100℃に保つ様ヒー
タ7を制御した。ピンチロール9はJISゴム硬度計の硬
度50°のシリコンゴムロールで押圧を1〜1.5Kg/cm2と
した。こうして普通紙に得た2色の画像は色ズレが無
く、しかも彩度が高く鮮明で、定着性の良好な高品位な
画像を得る事ができた。
御する。本実施例は、黒・赤の2色ネガ記録についであ
るから先ず黄色フイルタ21bを貼ったシヤツターアレイ
A列では、赤信号に相当するシヤツター21aは閉じ、他
のシヤツター21aは28msec開きその後12msec閉じる。そ
れと同時に青色フイルタ21cを貼ったシヤツターアレイ
のB列では、1ライン前の画信号の黒に相当するシヤツ
ター21aを閉じ他のシヤツター21aは28msec開き、その後
12msec閉じる。以上のような要領で黒、赤の画信号に応
じてシヤツターアレイ21を制御駆動し、40msec/lineの
繰り返し周期に同期して転写記録媒体を図示しないステ
ツピングモータとヒートロール8で搬送した。こうして
転写像を形成した後、表面平滑度10〜30秒の普通紙であ
る記録紙10を転写像面に重ねて、ヒートロール8とピン
チロール9とで挟んで搬送した。ヒートロール8は300W
のヒータ7を内部に持ち表面を2mm厚のシリコンゴムで
被覆したアルミロールで表面を90〜100℃に保つ様ヒー
タ7を制御した。ピンチロール9はJISゴム硬度計の硬
度50°のシリコンゴムロールで押圧を1〜1.5Kg/cm2と
した。こうして普通紙に得た2色の画像は色ズレが無
く、しかも彩度が高く鮮明で、定着性の良好な高品位な
画像を得る事ができた。
実施例10 コア部として第13表に示す成分を用い、次に示す方法
によりマイクロカプセル状の画像形成素体を作製した。
によりマイクロカプセル状の画像形成素体を作製した。
すなわち、第13表に示す成分を混合したもの10gを、
まずパラフイン油に混合し、これを、カチオン又はノニ
オン等HLB値の少くとも10以上の界面活性剤とゼラチン1
g、アラビアゴム1gと共に水200mlに混合し、更にホモミ
キサーで8000〜10,000rpmで撹拌した。次にNH4OH(アン
モニア)を添加しpH11以上にすることによってマイクロ
カプセルスラリーを得、その後ヌツチエ濾過器で固液分
離し、真空乾燥器で35℃、10時間乾燥してマイクロカプ
セル状の画像形成素体を得た。この画像形成素体は、パ
ラフイン油に混合した第1表の成分がゼラチンとアラビ
アゴムとで被覆されたマイクロカプセルで、粒径7〜15
μ、平均粒径10μであった。
まずパラフイン油に混合し、これを、カチオン又はノニ
オン等HLB値の少くとも10以上の界面活性剤とゼラチン1
g、アラビアゴム1gと共に水200mlに混合し、更にホモミ
キサーで8000〜10,000rpmで撹拌した。次にNH4OH(アン
モニア)を添加しpH11以上にすることによってマイクロ
カプセルスラリーを得、その後ヌツチエ濾過器で固液分
離し、真空乾燥器で35℃、10時間乾燥してマイクロカプ
セル状の画像形成素体を得た。この画像形成素体は、パ
ラフイン油に混合した第1表の成分がゼラチンとアラビ
アゴムとで被覆されたマイクロカプセルで、粒径7〜15
μ、平均粒径10μであった。
得られた画像形成素体をポリエステル樹脂からなる付
着剤を用いて厚さ6μのPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)フイルム上に光遮断下で設けて転写記録層とし
た。付着剤の厚みは約1μであった。
着剤を用いて厚さ6μのPET(ポリエチレンテレフタレ
ート)フイルム上に光遮断下で設けて転写記録層とし
た。付着剤の厚みは約1μであった。
こうして作成した転写記録媒体1をロール状に巻回し
て供給ロール2として第6図に示す装置に組込み、転写
画像の形成を行なった。転写画像の形成にあたっては、
転写像形成の条件、転写の条件等すべての条件を実施例
1と同様にした。
て供給ロール2として第6図に示す装置に組込み、転写
画像の形成を行なった。転写画像の形成にあたっては、
転写像形成の条件、転写の条件等すべての条件を実施例
1と同様にした。
こうして普通紙に得た画像は鮮明で、定着性の良好な
高品位な画像を得る事ができた。
高品位な画像を得る事ができた。
実施例11 第14表〜第17表に示す成分をそれぞれコア部とし、実
施例14と同様の方法により4種類のマイクロカプセル状
の画像形成素体を得た。これら4種類の画像形成素体を
等量バインダ32中に分散し、厚さ6μのポリイミドから
なる基材1b上に光遮断下で設けて転写記録層1aとした。
転写記録層1aを構成する画像形成素体31の粒径は4種類
ともほぼ8〜12μの範囲に入っていた。こうして作成し
た転写記録媒体1をロール状に巻回して供給ロールとし
て第15図に示す装置に組込んだ。
施例14と同様の方法により4種類のマイクロカプセル状
の画像形成素体を得た。これら4種類の画像形成素体を
等量バインダ32中に分散し、厚さ6μのポリイミドから
なる基材1b上に光遮断下で設けて転写記録層1aとした。
転写記録層1aを構成する画像形成素体31の粒径は4種類
ともほぼ8〜12μの範囲に入っていた。こうして作成し
た転写記録媒体1をロール状に巻回して供給ロールとし
て第15図に示す装置に組込んだ。
第2表〜第5表で示す画像形成素体中の増感剤又は光
開始剤は第2表から順に約280〜340nm、約340〜380nm、
約380〜450nm、約450〜600nmの帯域の光を吸収し、反応
を開始する。また、画像形成時の色は、順に黒(BK)、
シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)であ
る。
開始剤は第2表から順に約280〜340nm、約340〜380nm、
約380〜450nm、約450〜600nmの帯域の光を吸収し、反応
を開始する。また、画像形成時の色は、順に黒(BK)、
シアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)であ
る。
転写画像の形成にあたっては、転写像形成の条件、転
写の条件等すべての条件を実施例12と同様にした。
写の条件等すべての条件を実施例12と同様にした。
こうして普通紙に得たフルカラーの画像は色ズレが無
く、しかも彩度が高く鮮明で、定着性の良好な高品位な
画像を得る事ができた。
く、しかも彩度が高く鮮明で、定着性の良好な高品位な
画像を得る事ができた。
第1a図,第1b図,第1c図および第1d図は光と熱のエネル
ギーにより潜像を形成する場合の転写像形成の原理を説
明する図、第2a図,第2b図,第2c図,第2d図および第4a
図は本発明の転写記録媒体とサーマルヘツドとの関係を
示した部分図、第2e図及び第4b図は本発明の転写記録媒
体と被転写媒体の関係を示す部分図、第3図は本発明の
画像形成方法において中間調の表現を実現する方法の1
例を示す図、第4c図,第12図及び第14図はそれぞれ駆動
タイミングチヤートを示す図、第5図は転写記録層をマ
イクロカプセルで構成した本発明の転写記録媒体の例を
示す部分図、第6図,第7図,第8図,第9図,第10
図,第11図,第15図及び第17図はそれぞれ本発明の態様
例を示す概略図、第13図は蛍光灯の分光特性を示す図、
第16図は第15図に示す例で使用する蛍光灯の分光特性を
示す図、第18図は第17図に示す例で使用する結晶アレイ
の部分図である。 1……転写記録媒体 2……供給ロール 3……ランプ 4……加熱手段 7……ヒーター 8……ヒートロール 9……ピンチロール 10……被転写媒体 11……巻取りロール 13……圧着部材 20……発熱抵抗体 31……画像形成素体
ギーにより潜像を形成する場合の転写像形成の原理を説
明する図、第2a図,第2b図,第2c図,第2d図および第4a
図は本発明の転写記録媒体とサーマルヘツドとの関係を
示した部分図、第2e図及び第4b図は本発明の転写記録媒
体と被転写媒体の関係を示す部分図、第3図は本発明の
画像形成方法において中間調の表現を実現する方法の1
例を示す図、第4c図,第12図及び第14図はそれぞれ駆動
タイミングチヤートを示す図、第5図は転写記録層をマ
イクロカプセルで構成した本発明の転写記録媒体の例を
示す部分図、第6図,第7図,第8図,第9図,第10
図,第11図,第15図及び第17図はそれぞれ本発明の態様
例を示す概略図、第13図は蛍光灯の分光特性を示す図、
第16図は第15図に示す例で使用する蛍光灯の分光特性を
示す図、第18図は第17図に示す例で使用する結晶アレイ
の部分図である。 1……転写記録媒体 2……供給ロール 3……ランプ 4……加熱手段 7……ヒーター 8……ヒートロール 9……ピンチロール 10……被転写媒体 11……巻取りロール 13……圧着部材 20……発熱抵抗体 31……画像形成素体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/004 521 (31)優先権主張番号 特願昭60−150597 (32)優先日 昭60(1985)7月9日 (33)優先権主張国 日本(JP) (31)優先権主張番号 特願昭60−199926 (32)優先日 昭60(1985)9月10日 (33)優先権主張国 日本(JP)
Claims (20)
- 【請求項1】光および熱が付与されることによって、溶
融温度、軟化温度またはガラス転移点が上昇する固体状
の光熱感応成分を含む転写記録層を有する転写記録媒体
に、光は転写記録層が昇温されている時付与する条件
で、光および熱の少なくとも一方を記録情報に対応させ
て付与する工程、および転写記録層を加熱することによ
り、前工程で光および熱の両方が付与された部分以外の
部分を被転写媒体に転写する工程を有することを特徴と
する画像形成方法。 - 【請求項2】光および熱が付与されることによって、溶
融温度、軟化温度またはガラス転移点が上昇する固体状
の光熱感応成分であって、圧力を受けて光と熱に感応す
る状態になる光熱感応成分を含む転写記録層を有する転
写記録媒体に、光は転写記録層が昇温されている時付与
する条件で、光熱および圧力の少なくとも1つを記録情
報に対応させて付与する工程、および転写記録層を加熱
することにより、前工程で光、熱および圧力が付与され
た部分以外の部分を被転写媒体に転写する工程を有する
ことを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項3】光および熱が付与されることによって、溶
融温度、軟化温度またはガラス転移点が上昇する固体状
の光熱感応成分および色材を含む微少な画像形成素体の
分布層を基材上に有する転写記録媒体に、光は画像形成
素体の分布層が昇温されている時付与する条件で、光お
よび熱の少なくとも一方を記録情報に対応させて付与す
る工程、および画像形成素体の分布層を加熱することに
より、前工程で光および熱の両方が付与された部分以外
の部分を被転写媒体に転写する工程を有することを特徴
とする画像形成方法。 - 【請求項4】光および熱が付与されることによって、溶
融温度、軟化温度またはガラス転移点が上昇する固体状
の画像形成素体であって、異なる色調を呈し、色調によ
り、溶融温度、軟化温度またはガラス転移点を上昇させ
るための光または熱の付与条件が異なる画像形成素体の
分布層を有する転写記録媒体に、画像形成素体の呈する
色調に対応して異なる光または熱の付与条件および光は
画像形成素体の分布層が昇温されている時付与する条件
で、光および熱の少なくとも一方を記録情報に対応させ
て付与する工程、および画像形成素体の分布層を加熱す
ることにより、前工程で光および熱の両方が付与された
部分以外の部分を被転写媒体に転写する工程を有するこ
とを特徴とする画像形成方法。 - 【請求項5】画像形成素体の色調により異なる光の付与
条件が異なる分光特性である特許請求の範囲(4)に記
載の画像形成方法。 - 【請求項6】画像形成素体の色調により異なる光の付与
条件が異なる照射エネルギーである特許請求の範囲
(4)に記載の画像形成方法。 - 【請求項7】画像形成素体の色調により異なる熱の付与
条件が異なる温度である特許請求の範囲(4)に記載の
画像形成方法。 - 【請求項8】光および熱が付与されることによって溶融
温度、軟化温度またはガラス転移点が上昇する固体状の
光熱感応成分と色材とを少なくとも含むコア部と、前記
コア部を被覆する壁材とからなる画像形成素体の分布層
を有する転写記録媒体に、光は画像形成素体の分布層が
昇温されている時付与する条件で、光および熱の少なく
とも一方を記録情報に対応させて付与する工程、および
画像形成素体の分布層を加熱することにより、前工程で
光および熱の両方が付与された部分以外の部分を被転写
媒体に転写する工程を有することを特徴とする画像形成
方法。 - 【請求項9】転写記録層が昇温されている時に光が付与
されることによって、溶融温度、軟化温度またはガラス
転移点が上昇する固体状の光熱感応成分を含む転写記録
層を有することを特徴とする転写記録媒体。 - 【請求項10】光熱感応成分が圧力を受けて光と熱に反
応する状態になるものである特許請求の範囲9に記載の
転写記録媒体。 - 【請求項11】画像形成素体の分布層が昇温されている
時に光が付与されることによって、溶融温度、軟化温度
またはガラス転移点が上昇する固体状の光熱感応成分お
よび色材を含む微少な画像形成素体の分布層を基材上に
有することを特徴とする転写記録媒体。 - 【請求項12】画像形成素体が光熱感応成分と色材とを
少なくとも含むコア部と、前記コア部を被覆する壁材と
からなる特許請求の範囲(11)に記載の転写記録媒体。 - 【請求項13】画像形成素体の分布層が昇温されている
時に光が付与されることによって、溶融温度、軟化温度
またはガラス転移点が上昇する固体状の画像形成素体で
あって、異なる色調を呈し、色調により、溶融温度、軟
化温度またはガラス転移点を上昇させるための光または
熱の付与条件が異なる画像形成素体の分布層を有するこ
とを特徴とする転写記録媒体。 - 【請求項14】画像形成素体が光熱感応成分と色材とを
少なくとも含むコア部と、前記コア部を被覆する壁材と
からなる特許請求の範囲(13)に記載の転写記録媒体。 - 【請求項15】画像形成素体の色調により異なる光の付
与条件が異なる分光特性である特許請求の範囲(13)又
は(14)に記載の転写記録媒体。 - 【請求項16】画像形成素体の色調により異なる光の付
与条件が異なる照射エネルギーである特許請求の範囲
(13)又は(14)に記載の転写記録媒体。 - 【請求項17】画像形成素体の色調により異なる熱の付
与条件が異なる温度である特許請求の範囲(13)又は
(14)に記載の転写記録媒体。 - 【請求項18】転写記録媒体の転写記録層に形成された
転写像を被転写媒体に転写することにより画像を形成す
る装置で、加熱手段と、光照射手段と、前記転写記録層
に形成された転写像を前記被記録媒体に転写する転写手
段とを具備し、前記加熱手段と前記光照射手段のうち少
なくとも一方が画信号に基づいて作動する事を特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項19】前記加熱手段、前記光照射手段及び前記
転写手段を1つの記録ユニットとし、前記記録ユニット
を複数設けた特許請求の範囲(18)に記載の画像形成装
置。 - 【請求項20】前記加熱手段及び前記光照射手段を1つ
の転写像形成ユニットとし、前記転写像形成ユニットを
複数配列してなる転写像形成部と、前記転写像形成部で
形成された転写像を被記録媒体に転写手段を具備する特
許請求の範囲(18)に記載の画像形成装置。
Applications Claiming Priority (12)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60120081 | 1985-06-03 | ||
| JP60120080 | 1985-06-03 | ||
| JP60131411 | 1985-06-17 | ||
| JP60134831 | 1985-06-20 | ||
| JP60150597 | 1985-07-09 | ||
| JP60-120080 | 1985-09-10 | ||
| JP60-199926 | 1985-09-10 | ||
| JP60-120081 | 1985-09-10 | ||
| JP60-131411 | 1985-09-10 | ||
| JP60-134831 | 1985-09-10 | ||
| JP60199926 | 1985-09-10 | ||
| JP60-150597 | 1985-09-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62174195A JPS62174195A (ja) | 1987-07-30 |
| JPH0829620B2 true JPH0829620B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=27552566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61128814A Expired - Fee Related JPH0829620B2 (ja) | 1985-06-03 | 1986-06-03 | 画像形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829620B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0241108B1 (en) | 1986-02-03 | 1992-05-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus |
| EP0322903B1 (en) * | 1987-12-29 | 1994-06-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical image recording apparatus |
| JPH01304992A (ja) * | 1988-06-01 | 1989-12-08 | Canon Inc | 記録媒体 |
| JP3002757B2 (ja) * | 1990-07-04 | 2000-01-24 | キヤノン株式会社 | 画像形成方法、記録媒体、及び可視化像の再生方法 |
| JPH04338758A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-26 | Brother Ind Ltd | 画像記録方法 |
| JPH0592674A (ja) * | 1991-10-02 | 1993-04-16 | Brother Ind Ltd | 受像シート |
| JP3362745B2 (ja) * | 1993-07-28 | 2003-01-07 | ブラザー工業株式会社 | 感光性マイクロカプセル型トナー |
| CA2243722A1 (en) | 1997-07-25 | 1999-01-25 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming system |
| CN107075238B (zh) | 2014-10-03 | 2019-04-09 | 株式会社钟化 | 用于聚碳酸酯及聚芳酯的流动性改进剂、聚碳酸酯树脂组合物、聚芳酯树脂组合物、以及树脂组合物的成型品 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0232866B2 (ja) * | 1984-06-04 | 1990-07-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dendoki |
| JPS61270742A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-12-01 | Seiko Epson Corp | 感光転写型画像形成系 |
-
1986
- 1986-06-03 JP JP61128814A patent/JPH0829620B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62174195A (ja) | 1987-07-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0205083B1 (en) | Image forming method and transfer recording medium therefor | |
| US4952478A (en) | Transfer recording medium comprising a layer changing its transferability when provided with light and heat | |
| US4990931A (en) | Image forming method and apparatus therefor | |
| JPS62174195A (ja) | 画像形成方法 | |
| JP2622113B2 (ja) | 転写記録媒体及び画像記録方法 | |
| JPH01133789A (ja) | 画像形成方法および記録媒体 | |
| EP0241108A2 (en) | Image recording apparatus | |
| JPS63139336A (ja) | 転写記録媒体 | |
| US5028579A (en) | Image forming method | |
| JPS6260694A (ja) | 画像形成方法 | |
| JPS6294843A (ja) | 画像形成方法および画像形成装置 | |
| JP2582817B2 (ja) | 記録媒体 | |
| JPH07111578B2 (ja) | 記録媒体 | |
| JP2531712B2 (ja) | 画像形成方法及び記録媒体 | |
| JPS63145304A (ja) | 光重合開始剤及び記録媒体 | |
| JPH01174503A (ja) | 光重合開始剤および記録媒体 | |
| JPH0662014B2 (ja) | 画像形成方法 | |
| JP2582814B2 (ja) | 記録媒体 | |
| Miyagawa et al. | Thermal microcapsule transfer technology for full-color printing controlled by photo and thermal energies | |
| JPS6330292A (ja) | 画像形成方法及び記録媒体 | |
| JPH01304992A (ja) | 記録媒体 | |
| JPH0829617B2 (ja) | 転写記録媒体および画像形成方法 | |
| JPH0714646B2 (ja) | 中間調画像形成方法及び中間調画像形成用転写記録媒体 | |
| JPS63139341A (ja) | 記録媒体 | |
| JPS63139338A (ja) | 記録媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |