JPH08296434A - 空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッド - Google Patents

空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッド

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JPH08296434A
JPH08296434A JP10330795A JP10330795A JPH08296434A JP H08296434 A JPH08296434 A JP H08296434A JP 10330795 A JP10330795 A JP 10330795A JP 10330795 A JP10330795 A JP 10330795A JP H08296434 A JPH08296434 A JP H08296434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder head
cooled
air
cycle engine
supply device
Prior art date
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Pending
Application number
JP10330795A
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English (en)
Inventor
Masashi Fukuuchi
正志 福内
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリンダヘッド後部での冷却作用に優れた上
記二次エア供給装置を備えた空冷4サイクルエンジンの
シリンダヘッドを提供することを目的とする。 【構成】 排気カムシャフト3と吸気カムシャフト4が
シリンダヘッド1内に配置されるとともに、シリンダヘ
ッド1上部に突出させて二次エア供給装置Aを設けた空
冷4サイクルエンジンのシリンダヘッドにおいて、この
二次エア供給装置Aが、点火プラグSより下流方の位置
に配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本出願にかかる発明は、エンジ
ン、特に自動二輪車あるいはスノーモビル等に使用され
る二次エア供給装置を備えた空冷4サイクルエンジンの
シリンダヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車あるいはスノーモビル
等に搭載される空冷4サイクルエンジンには、先端が排
気通路に通じるリードバルブが配設され、排気通路へ新
鮮な空気(この空気は一般に「二次エア」と呼ばれる)
を供給して該排気通路内で排気ガス(排ガスともいう)
中のCO,HCを再燃焼させる排ガス浄化システムが採
用されたものがある。この種の先行技術として、特開昭
55−146224号,実公昭62−37936号があ
る。
【0003】ところで、上記リードバルブを備え二次エ
アを供給するための二次エア供給装置は、排気通路内へ
二次エアを供給する関係上、専ら、排気カムシャフト上
方に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、二次エア供給装置を排気カムシャフト上方に配
置したエンジンが、自動二輪車に搭載される場合、排気
管の取り回しとの関係から排気通路を車両の前方に向け
て配置することから、また、上記二次エア供給装置がエ
ンジン(シリンダヘッド)の上方に突出した状態となる
ため、シリンダヘッドの前部で上方に突出した該二次エ
ア供給装置が、車体の前方から流れて来る冷却風を乱
し、その下流側(シリンダヘッドの後部側)の冷却作用
が前方に比べて低下する。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みおこなわ
れたもので、シリンダヘッド後部での冷却作用に優れ
た、上記二次エア供給装置を備えた空冷4サイクルエン
ジンのシリンダヘッドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本請求項1記載の発明に
かかる空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッドは、排
気カムシャフトと吸気カムシャフトがシリンダヘッド内
に配置されるとともに、シリンダヘッド上部に二次エア
供給装置を設けた空冷4サイクルエンジンのシリンダヘ
ッドにおいて、上記二次エア供給装置が、点火プラグよ
り下流方の位置に配設されていることを特徴とする。
【0007】本請求項2記載の発明にかかる空冷4サイ
クルエンジンのシリンダヘッドは、上記請求項1記載の
空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッドにおいて、二
次エア供給装置に上流側からの冷却風を点火プラグ側に
導くガイド板を配設しておくと、シリンダヘッドのなか
で温度が高くなる点火プラグ近傍の冷却効率をより高め
ることができる。
【0008】本請求項3記載の発明にかかる空冷4サイ
クルエンジンのシリンダヘッドは、冷却風に対してその
上流側に排気カムシャフトとその下流方に吸気カムシャ
フトが配置されるとともに、シリンダヘッド上部に二次
エア供給装置を設けた空冷4サイクルエンジンのシリン
ダヘッドにおいて、上記吸気カムシャフト上方に上記二
次エア供給装置を配設したことを特徴とする。
【0009】本請求項4記載の発明にかかる空冷4サイ
クルエンジンのシリンダヘッドは、上記請求項1〜3ま
でのいずれか1の項に記載の空冷4サイクルエンジンの
シリンダヘッドにおいて、上記点火プラグの座部から上
方に筒体をシリンダヘッドに一体に設けると、シリンダ
ヘッドのなかで温度が高くなる各点火プラグ部分を極め
て有効に冷却することが可能となる。
【0010】本請求項5記載の発明にかかる空冷4サイ
クルエンジンのシリンダヘッドは、上記請求項4記載の
空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッドにおいて、上
記筒体に冷却フィンが付設されていると、各点火プラグ
部分をさらに有効に冷却することが可能となる。
【0011】
【作用】しかして、本請求項1記載の発明にかかる空冷
4サイクルエンジンのシリンダヘッドによれば、二次エ
ア供給装置が、点火プラグより下流方の位置に配設され
ているため、二次エア供給装置のような障害物が前方に
ないことに起因して冷却風が通りやすくなり、点火プラ
グ側に導かれて、シリンダヘッドのなかで温度が高くな
る点火プラグ部分を有効に冷却することが可能となる。
【0012】また、本請求項3記載の発明にかかる空冷
4サイクルエンジンのシリンダヘッドによれば、一般的
配置である排気カムシャフトが冷却風の上流側に、吸気
カムシャフトが下流側になるように、空冷4サイクルエ
ンジンを自動二輪車に搭載した場合、シリンダヘッド上
方に突出した二次エア供給装置によって冷却風が乱され
ることなく、排気カムシャフト及び吸気カムシャフトを
共に有効に冷却することが可能となり、且つ二次エア供
給装置によって導かれた冷却風によって点火プラグが積
極的に冷却される。
【0013】
【実施例】以下、本願発明の実施例にかかる空冷4サイ
クルエンジンのシリンダヘッドを図面を参照しながら具
体的に説明する。
【0014】図1は本願発明の実施例にかかる空冷4サ
イクルエンジンの平面図、図2は図1に示す空冷4サイ
クルエンジンのシリンダヘッドにおける二次エア供給装
置の配置構成を示す図1のI−I矢視部分断面図、図3
は図1に示す空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッド
における二次エア供給装置の配置構成を示す図1のII−
II矢視図(側面図)、図4は図1に示す空冷4サイクル
エンジンのシリンダヘッドにおける二次エア供給装置の
配置構成を示す図1のIII −III 矢視図(正面図:前方
から見た図)、図5は点火プラグ近傍の構成を示す図1
のIV−IV矢視部分拡大断面図である。
【0015】これらの図において、Aは二次エア供給装
置、1はシリンダヘッド、2は二次エア供給装置Aに配
設されているリードバルブ(二点鎖線参照)、3は排気
カムシャフト(図1では中心線でのみ表示)、4は吸気
カムシャフト(図1では中心線でのみ表示)、Sは点火
プラグである。
【0016】図1において、図の左方が自動二輪車に搭
載された場合に車体の前方(図1の符号F参照)となる
側で、車体に搭載された場合に前方となるシリンダヘッ
ド1の図1において左側に排気カムシャフト3が配設さ
れている。そして、車体に搭載された場合にその下流方
となるシリンダヘッド1の図1において右側に吸気カム
シャフト4が配設されている。
【0017】また、図1(あるいはその正面図である図
4)に図示するように、上記二次エア供給装置Aは、平
面的には各気筒の間、つまり並設されている点火プラグ
Sの中間位置の、吸気カムシャフト4上方に配設されて
いる。
【0018】そして、図2,図3に図示するように、上
記吸気カムシャフト4の上方には、上記シリンダヘッド
1の頭端から一部が突出するよう二次エア供給装置Aが
配設されている。
【0019】図2に図示するように、新鮮な空気(二次
エア)の流れを表す太線の矢印Wで示されるように、二
次エア供給装置Aのリードバルブ2から吸い込まれた新
鮮な空気は、吸入路5を通って、排気カムシャフト3の
下方(正確には、やや吸気カムシャフト4よりの排気カ
ムシャフト3の下方)に位置する排気通路6まで、供給
されるよう構成されている。
【0020】ところで、上記二次エア供給装置Aは、図
1,図3に図示するように、点火プラグSの下流側に配
置されている。つまり、点火プラグSは、排気カムシャ
フト3と吸気カムシャフト4の中間の位置に配設されて
いる。
【0021】また、この実施例では、前方(符号F参
照)からの冷却風Qをより有効に点火プラグS近傍に導
くガイド板G(図1,図2の二点鎖線参照)が、上記二
次エア供給装置Aの前部に付設されている。
【0022】また、図2に図示するように、排気カムシ
ャフト3を収容するカム室の下側に開口Jを設け、後方
の二次エア供給装置A近傍に、前方(符号F参照)から
の冷却風Qを導き、冷却効果を高めるよう構成されてい
る。
【0023】さらに、この実施例では、図1に図示すよ
うに、上記点火プラグSの両側には、冷却用フィン7が
前方(符号F参照)から流れて来る冷却風Qを、シリン
ダヘッドのなかで温度が高くなる点火プラグS周辺に集
めるよう配置されている。また、上記冷却用フィン7は
点火プラグSあるいはその近傍に向かう上記冷却風の流
れに対して整流板としても機能する。そして、この実施
例では、点火プラグS近傍の冷却効率をさらに高めるた
め、図5に図示するように、シリンダヘッド1の点火プ
ラグSの座部1Aから、冷却フィン9aの付いた冷却用
の筒体9が上方に延設されている。
【0024】なお、図1,図3において、8は図示しな
い気化器からシリンダ内に混合気を供給する吸気通路で
ある。
【0025】しかして、このように構成された本実施例
にかかる空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッドは、
上述のような状態で車両(自動二輪車)に搭載された状
態において、エンジンの冷却に関して、以下のように作
用する。
【0026】即ち、図1,図2において、車両前方から
の冷却風の流れを表す太線の破線で表した矢印Qで示す
ように、車両が走行すると、前方から、冷却風が流れて
来る。
【0027】このような状況において、冷却風は、最初
に、シリンダヘッド1前部に位置する排気カムシャフト
3部分が冷却され、ここで上下に分流された後、その下
流側に位置する点火プラグS周辺が冷却され、続いて、
さらにその下流側に位置する吸気カムシャフト4および
その上方の二次エア供給装置A付近に流れる。ここで、
上記筒体9は、温度の高い点火プラグS周辺の熱を効果
的に逃がすことになる。
【0028】この際、二次エア供給装置Aは吸気カムシ
ャフト4の上方に設けられているため、上記二次エア供
給装置Aに邪魔されることなく、また上記冷却フィン7
のガイド作用および整流作用と相まって、シリンダヘッ
ド1のうちで温度の高くなる点火プラグS周辺は、有効
に冷却される。つまり、従来のこの種のエンジンと異な
り、比較的乱れのない冷却風により、点火プラグS周辺
が冷却される。特に、この実施例では、平面配置構造に
おいて、正面から見て各気筒の点火プラグSの間(中
間)に上記二次エア供給装置Aが配置されているため、
また、上記ガイド板Gが前方から流れてくる冷却風Qを
点火プラグS近傍にさらに効果的に導くため、点火プラ
グS周辺はより多くの冷却風が円滑に供給される。
【0029】従って、上記構成を有するシリンダヘッド
は、冷却効率の高いシリンダヘッドとなるとともに、且
つ、各部位において、冷却性能的にバランスのとれたシ
リンダヘッドとなる。
【0030】勿論、上記二次エア供給装置Aから供給さ
れる新鮮な空気は、従来のエンジンと同様に、新鮮な空
気をエンジンの排気通路に供給するという、二次エア供
給装置自体の基本的作用は奏する。
【0031】
【発明の効果】本願発明にかかる空冷4サイクルエンジ
ンのシリンダヘッドによれば、シリンダヘッド後部(下
流側の部位)も前部(上流側の部位)とさほど遜色なく
冷却することができ、特に二次エア供給装置が点火プラ
グより下流方に配置されると温度の高くなる点火プラグ
近傍の冷却性能に優れた空冷4サイクルエンジンとな
る。
【0032】従って、このように構成されたシリンダヘ
ッドを具備した空冷4サイクルエンジンは、冷却性能的
にバランスの良い、且つ性能的に優れたエンジンとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施例にかかる空冷4サイクルエ
ンジンの平面図である。
【図2】 図1に示す空冷4サイクルエンジンのシリン
ダヘッドにおける二次エア供給装置の配置構成を示す図
1のI−I矢視部分断面図である。
【図3】 図1に示す空冷4サイクルエンジンのシリン
ダヘッドにおける二次エア供給装置の配置構成を示す図
1のII−II矢視図(側面図)である。
【図4】 図1に示す空冷4サイクルエンジンのシリン
ダヘッドにおける二次エア供給装置の配置構成を示す図
1のIII −III 矢視図(正面図)である。
【図5】 点火プラグ近傍の構成を示す図1のIV−IV矢
視部分拡大断面図である。
【符号の説明】
A…二次エア供給装置 1…シリンダヘッド 3…排気カムシャフト 4…吸気カムシャフト S…点火プラグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気カムシャフトと吸気カムシャフトが
    シリンダヘッド内に配置されるとともに、シリンダヘッ
    ド上部に二次エア供給装置を設けた空冷4サイクルエン
    ジンのシリンダヘッドにおいて、 上記二次エア供給装置が、点火プラグより下流方の位置
    に配設されていることを特徴とする空冷4サイクルエン
    ジンのシリンダヘッド。
  2. 【請求項2】 前記二次エア供給装置に上流側からの冷
    却風を点火プラグ側に導くガイド板が配設されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の空冷4サイクルエンジン
    のシリンダヘッド。
  3. 【請求項3】 冷却風に対してその上流側に排気カムシ
    ャフトとその下流方に吸気カムシャフトが配置されると
    ともに、シリンダヘッド上部に二次エア供給装置を設け
    た空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッドにおいて、 上記吸気カムシャフト上方に上記二次エア供給装置を配
    設したことを特徴とする空冷4サイクルエンジンのシリ
    ンダヘッド。
  4. 【請求項4】 前記点火プラグの座部から上方に筒体を
    シリンダヘッドに一体に設けたことを特徴とする請求項
    1〜3までのいずれか1の項に記載の空冷4サイクルエ
    ンジンのシリンダヘッド。
  5. 【請求項5】 前記筒体に冷却フィンが付設されている
    ことを特徴とする請求項4記載の空冷4サイクルエンジ
    ンのシリンダヘッド。
JP10330795A 1995-04-27 1995-04-27 空冷4サイクルエンジンのシリンダヘッド Pending JPH08296434A (ja)

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JP (1) JPH08296434A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7174867B2 (en) * 2003-11-25 2007-02-13 Honda Motor Co., Ltd. Air-cooled internal combustion engine
JP2010159703A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Honda Motor Co Ltd シリンダヘッドの冷却構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7174867B2 (en) * 2003-11-25 2007-02-13 Honda Motor Co., Ltd. Air-cooled internal combustion engine
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