JPH08296445A - 内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸気制御装置

Info

Publication number
JPH08296445A
JPH08296445A JP7103852A JP10385295A JPH08296445A JP H08296445 A JPH08296445 A JP H08296445A JP 7103852 A JP7103852 A JP 7103852A JP 10385295 A JP10385295 A JP 10385295A JP H08296445 A JPH08296445 A JP H08296445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
control valve
engine
time control
engine speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7103852A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Matsumoto
功 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP7103852A priority Critical patent/JPH08296445A/ja
Publication of JPH08296445A publication Critical patent/JPH08296445A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低速高負荷時における吸気系の体積効率を向
上させる内燃機関の吸気制御装置を提供する。 【構成】 吸気弁5を介して燃焼室4に通じる機関吸気
通路内に吸気時間制御弁13を配置した内燃機関の吸気
制御装置において、機関回転数に応じて吸気時間制御弁
の開閉時間を制御する吸気時間制御弁駆動手段12と、
吸気時間制御弁駆動手段12を、機関回転数が所定値未
満の高負荷回転時に、前記吸気時間制御弁13の閉時期
をBDCに保持し、機関回転数の上昇に伴って該吸気時
間制御弁13の開時期をTDC側に遅延時間を早め、機
関回転数が所定値以上の時に、機関回転数の上昇に伴っ
て該吸気時間制御弁13の閉時期をBDCより遅延する
と共に、該吸気時間制御弁13の開時期を早めるよう制
御する制御手段20と、を備えて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸気制御装置
に関し、特に吸気系の動的脈動効果により体積効率を向
上させる内燃機関の吸気制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関(以下機関と記す)の出力を向
上させるため体積効率を向上させる技術が種々研究開発
されている。先ず、体積効率に関する技術背景を以下に
簡単に説明する。体積効率は、吸気系入口の圧力と温度
における吸入新気の体積を総行程容積で除算して求めら
れ、機関の吸い込み能力を表す。体積効率は、定常的要
因や動的要因による影響を受ける。定常的要因には、吸
気ポートの温度や圧力、壁温、吸入空気抵抗、空気過剰
率、および吸気弁や排気弁の開閉時期、等があり、動的
要因には、吸気管や排気管内の圧力振動、および多気筒
機関における気筒間の吸気干渉、等がある。
【0003】動的要因とは、吸気、排気が間欠的に行わ
れることに起因する吸気系や排気系の圧力振動による要
因で、圧力振動がその発生したサイクルの吸気過程に直
接影響する場合を慣性効果と言い、高速回転や吸気管が
長いときに圧力振動が次のサイクルの吸気過程に影響を
及ぼす場合を脈動(共鳴)効果と言う。
【0004】多気筒機関では複数の吸気圧力振動を考慮
する必要がある。その要点として下記の3点が上げられ
る。 〔1〕吸気ポートにおける圧力振動は、吸気弁からサー
ジタンクまでの吸気管構成で決まる短周期成分と、サー
ジタンク上流の吸気管構成で決まる長周期成分とからな
る。 〔2〕短周期成分は機関の高速時の体積効率を向上さ
せ、長周期成分は低速時の体積効率を向上させる。 〔3〕低速時の体積効率の向上は、各気筒により発生さ
れる長周期成分が重ね合わされることにより生じる。
【0005】次に、従来技術による6気筒機関における
吸気系の動的効果について説明する。一端が各気筒に独
立に連結され他端がサージタンクで合流する気筒毎に独
立の吸気通路と、一端がサージタンクに連結され他端が
エアクリーナに接続される共通吸気通路とを備え、エア
クリーナを介して外気を吸入するようにした独立吸気構
成の機関がある。この構成は、気筒数が多い程単位時間
当たりの吸気回数が多くなるので、気筒数が多い程、す
なわち6気筒は4気筒と比して、長周期成分が平滑さ
れ、長周期成分効果がなくなる。従ってこの構成では体
積効率として高速時の短周期成分のみが得られる。
【0006】従来技術による他の吸気構成として、6気
筒を吸気順序1、5、3、6、2、4が隣り合わせにな
らず、吸気行程が重ならない2つのグループ、すなわち
1、2、3の第1グループと4、5、6の第2グループ
に分けて、一端が各グループの各気筒に独立に連結され
他端がグループ毎に共通の吸気通路に合流して連結され
る気筒毎に独立の吸気通路と、グループ毎に共通の吸気
通路の終端部を合流させてエアクリーナに接続して外気
を吸入する2分割吸気構成としたものがある。この構成
によれば、気筒間干渉によって長周期成分が打ち消され
ないので体積効率として低速時の長周期成分効果が得ら
れ、かつ高速時の短周期成分効果も得られる。
【0007】上述の2つの吸気構成は機関の回転数によ
らず不変であり、従って吸気系の固有振動数は機関の回
転数によらず一定である。一方、機関のピストン往復運
動により生じる吸気系内空気の圧力振動は、機関の回転
数に応じてその周期が変化し吸気系の固有振動数と同期
した時に増幅され機関の体積効率、従って吸気効率を向
上させる。しかしながら、上述の2つの吸気構成では、
吸気系の固有振動数と同期する機関の回転数は1つに限
られてしまう。そこで、機関の回転数に応じて等価吸気
管長を切り換える可変吸気構成が考えられた。この可変
吸気構成の例として多気筒内燃機関の吸気制御装置(実
開昭59−148425号公報参照)がある。この装置
は前記2分割吸気構成において2つのグループの各共通
吸気通路間を連通する連通孔とその連通孔を開閉する制
御弁を設け、低速、高速時に閉じ、中速時に開き、制御
弁を開閉することにより固有振動数の異なる2つの吸気
系構成に切り換え可能とし、機関の回転数の全域に渡っ
て吸気効率を向上させたものである。このように可変吸
気系は、機関の回転数に応じて固有振動数の異なる吸気
系に切り換え、機関の回転数全域に渡って吸気効率を向
上させている。
【0008】可変吸気構成の他の例として特開昭62−
82228号公報に開示された多気筒機関の吸気制御装
置がある。この吸気制御装置は、機関の回転に同期して
開閉される吸気ポートと、その吸気ポート上流の吸気通
路に設けられ少なくとも低速高負荷時にその吸気通路を
吸気ポートの開口時期よりも後であって吸入上死点以降
に開いて吸気開始時期を遅延させる制御弁と、その制御
弁よりも上流側の吸気通路に設けられその制御弁が開弁
時にその制御弁の下流側で生じる吸気負圧波を反転させ
る反転部と、を備え、吸気行程終期に燃焼室に吸気の押
し込み効果を計り、この押し込み効果により吸気の高充
填効率を確保し、機関の出力の向上を計ったものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
実開昭59−148425の吸気制御装置は、低速高負
荷域において制御弁を閉じて吸気管長を長くし体積効率
を向上させようとするものであるが、吸気管内に発生す
る脈動は吸気系の固有振動数に同期してもなお小さく、
体積効率が不十分であり、トルク不足が生じるという問
題がある。
【0010】また特開昭62−82228の吸気制御装
置は、通常の吸気弁が機関のシリンダ内ピストン上死点
(TDC)手前5〜20°(ピストン1往復で360
°)から開き、空気流入の遅れ分を見込んだピストン下
死点(BDC)後30〜50°で閉じるのに対し、この
装置は、吸気弁が閉じた直後に吸入空気を遮断する制御
弁を閉じるように設定されており、吸入空気量は吸気弁
が閉じた時の気筒内の体積で決定されるので、特に低速
高負荷時や高速時に吸気の押し込み効果が不足し、すな
わち体積効率が不十分であり、トルク不足が生じるとい
う問題がある。
【0011】それゆえ本発明は前記問題を解決し、低速
高負荷時の体積効率を向上させる内燃機関の吸気制御装
置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明による内燃機関の吸気制御装置は、吸気弁を介して燃
焼室に通じる機関吸気通路内に吸気時間制御弁を配置し
た内燃機関の吸気制御装置において、機関回転数に応じ
て吸気時間制御弁の開閉時間を制御する吸気時間制御弁
駆動手段と、該吸気時間制御弁駆動手段を、機関回転数
が所定値未満の高負荷回転時に、前記吸気時間制御弁の
閉時期をBDCに保持し、機関回転数の上昇に伴って該
吸気時間制御弁の開時期をTDC側に遅延時間を早め、
機関回転数が所定値以上の時に、機関回転数の上昇に伴
って該吸気時間制御弁の閉時期をBDCより遅延すると
共に、該吸気時間制御弁の開時期を早めるよう制御する
制御手段と、を備えていることを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明の内燃機関の吸気制御装置は、機関回転
数が所定値未満の低速高負荷時に、吸気時間制御弁の閉
時期をBDCに保持し、機関回転数の上昇に伴って吸気
時間制御弁の開時期をTDC側に遅延時間を早めるよう
に、吸気時間制御弁駆動手段を制御することにより、機
関回転数の変化に応じて吸気系の固有振動数に同期した
圧力振動が得られて増幅され体積効率が向上する。ま
た、機関回転数が所定値以上の時に、機関回転数の上昇
に伴って吸気時間制御弁の閉時期をBDCより遅延する
と共に、吸気時間制御弁の開時期を早めるよう制御する
ので、吸入空気量の不足による吸気の押し込み効果の不
足を回避でき吸気効率が向上する。
【0014】
【実施例】図1は本発明の実施例に採用した6気筒の機
関1の吸気系と排気系を示す構成図であり、図2は図1
に示す機関の吸気系の断面構成と電子制御ユニットを示
す図である。シリンダヘッド3aには6気筒分の燃焼室
4、吸気弁5および排気弁7が設けられており、シリン
ダブロック3b内には6気筒分のピストン2が包み込ま
れている。吸気ポート6には燃料噴射弁14から機関1
の燃焼サイクル毎に燃料が噴射される。吸入空気もま
た、順にエアクリーナ11、吸気ダクト10、サージタ
ンク9a、吸気通路8a〜8c、またはエアクリーナ1
1、吸気ダクト10、サージタンク9b、吸気通路8d
〜8fを経由し、吸気弁5が開いている時に噴射燃料と
の混合気として吸気ポート6を介して機関1の各気筒1
a〜1f内へ供給される。6気筒1a〜1fは吸気順序
1、5、3、6、2、4が隣り合わせにならず、吸気行
程が重ならない2つのグループに分けられている。すな
わち吸気順序が1、2、3の第1グループ1a〜1cと
吸気順序が4、5、6の第2グループ1d〜1fとに分
けられ、第1グループに吸気通路8a〜8c、サージタ
ンク9aが対応し、第2グループに吸気通路8d〜8
f、サージタンク9bが対応する。また、吸気ダクト1
0内にはスロットル弁31が設けられており、スロット
ル弁31の開度はアクセルペダル(図示せず)の踏み込
み量に応じて制御され、スロットルセンサ32により検
出される。
【0015】吸気時間制御弁13a〜13fはそれぞれ
吸気通路8a〜8f内に設けられ、各気筒1a〜1fへ
の吸入空気の供給時期を可変する機能を有する。詳細は
図3〜図5を用いて後で説明する。吸気切替弁18は第
1グループのサージタンク9aと第2グループのサージ
タンク9b間を低速高負荷時に閉じ、低速低負荷または
高速時に開いて連通させる開閉弁であり、機関の回転数
に応じて固有振動数の異なる吸気系に切り換えて体積効
率を向上させるためのものである。
【0016】機関1の排気系も吸気系と同様に2つのグ
ループに分けられている。各排気弁7に連結される各排
気管はグループ毎に共通排気管に連結され、各グループ
の共通排気管内には触媒コンバータ19がそれぞれ設け
られ排気ガスを浄化している。またこれらの共通排気管
はさらに排気ダクトに連結され、排気ダクト内にも触媒
コンバータ19が設けられている。
【0017】電子制御ユニット20はデジタルコンピュ
ータからなり、双方向性バス21を介して相互に接続さ
れるROM22、RAM23、CPU24、入力ポート
25および出力ポート26を備える。電子制御ユニット
20は機関1の燃料噴射量、燃料噴射時期、点火時期、
スロットル開度、等の制御を実行すると共に本発明によ
る後述の吸気制御を実行する。
【0018】電子制御ユニット20は負荷センサ15、
クランク角センサ16、エアフローメータ17から入力
データを得る。負荷センサ15はスロットルセンサ32
から出力されるアナログ電圧をA/Dコンバータ29を
介して入力ポート25に入力する。クランク角センサ1
6は所定クランク角度毎のパルス信号を入力ポート25
に直接入力する。エアフローメータ17は吸入空気量に
比例したアナログ電圧をA/Dコンバータ30を介して
入力ポート25に入力する。
【0019】電子制御ユニット20は駆動回路27、2
8によりそれぞれ吸気時間制御弁駆動手段(アクチュエ
ータ)12と吸気切替弁18を駆動制御する。アクチュ
エータ12は電子制御ユニット20の駆動回路27から
通電されその通電極性が切り替わる時に90°揺動して
吸気時間制御弁13a〜13fを高速開閉する。吸気切
替弁18は駆動回路28により開閉される。
【0020】図3は低速時のピストンの移動に連れて変
化する吸気弁開口面積と吸気ポート圧力を示す図であ
り、図4は中速時のピストンの移動に連れて変化する吸
気弁開口面積と吸気ポート圧力を示す図である。これら
の図において、横軸は上段がクランク角度で示されるピ
ストン位置を、下段が時刻を示し、縦軸は上段が吸気弁
開口面積を、下段が吸気ポート圧力を示す。先ず、図3
を用いて気筒1aのピストン往復運動を代表として本発
明による低速時の吸気制御の作用を説明する。
【0021】吸気行程においてピストン2が往復運動す
るときの吸気弁5の開閉時期は機械的に定まっており、
吸気弁5はピストン2がTDC(破線で示す)の手前5
〜20°に在る時刻t0 (2点鎖線で示す)に開き始
め、BDC(破線で示す)後30〜50°の時刻t
5 (2点鎖線で示す)に閉じる。時刻t0 から時刻t5
の間、吸気弁5のリフト量が上昇下降し、それに伴い吸
気弁5の開口面積は図示する山の様に変化する。吸気弁
5が時刻t0 に開き始めると吸気時間制御弁13aはま
だ閉じているので、ピストン2がTDCに来る時刻t1
(破線で示す)から吸気ポート6と吸気時間制御弁13
aとの間には負圧が発生する。時刻t2 に吸気時間制御
弁13aが開くと新気がエアクリーナ11、吸気ダクト
10、サージタンク9a、吸気通路8aを順に経由して
吸気ポート6へ急激に流入し、負圧は徐々に0に向かい
時刻t3 に正圧に切り替わる。ピストン2がBDCに来
る時刻t 4 に吸気時間制御弁13aが閉じた後、新気の
流入がなくなるので正圧は徐々に0に向かう。なお、図
中Tで示す時刻t2 からt4 までの時間は吸気系の固有
周期であり、機関1の回転数によらず一定である。
【0022】次に、図4を用いて気筒1a内のピストン
往復運動を代表として本発明による中速時の吸気制御の
作用を説明する。低速時と同様に、吸気弁5はピストン
2がTDCの手前5〜20°に在る時刻t0 (2点鎖線
で示す)に開き始め、BDC後30〜50°の時刻t5
(2点鎖線で示す)に閉じ、時刻t0 から時刻t5
間、吸気弁5の開口面積は図示する山の様に変化する。
吸気弁5が時刻t0 に開き始めると吸気時間制御弁13
aはまだ閉じているので、ピストン2がTDCに来る時
刻t1 (破線で示す)から吸気ポート6と吸気時間制御
弁13aとの間には負圧が発生する。時刻t2 (1点鎖
線で示す)に吸気時間制御弁13aが開くと新気がエア
クリーナ11、吸気ダクト10、サージタンク9a、吸
気通路8aを順に経由して吸気ポート6へ急激に流入
し、負圧は徐々に0に向かい時刻t3に正圧に切り替わ
る。ピストン2がBDC(破線で示す)を過ぎた時刻t
4 (1点鎖線で示す)に吸気時間制御弁13aが閉じた
後、新気の流入がなくなるので正圧は徐々に0に向か
う。なお、図中Tで示す時刻t2 からt4 までの時間は
図3と同様で一定である。
【0023】図5は機関の低中速高負荷時における回転
数に対する制御弁開閉時期を示す図である。本図におい
て、横軸は機関の回転数、縦軸はピストンクランク角を
示す。上段の実線は吸気時間制御弁13を閉じる時期を
示し、下段の実線は吸気時間制御弁13を開く時期を示
す。また、上段の破線は吸気弁5を閉じる時期を示し、
下段の破線は吸気弁5を開く時期を示す。吸気弁5の開
閉時期は図3および図4と同じであるので説明を省略す
る。下記〔1〕〜〔4〕のような吸気時間制御弁13の
開閉時期のマップを予め作成しROM22に格納してお
く。各吸気時間制御弁13a〜13fは、負荷センサ1
5から検出される負荷が高負荷と判定されたとき、この
マップに基づきクランク角センサ16から検出される機
関回転数とクランク角に応じて開閉制御される。
【0024】吸気時間制御弁13の開閉時期はクランク
角センサ16から検出される機関回転数Nに応じて下記
のように制御される。なお、下記の機関回転数N1 、N
2 、N3 は機関によって異なるが実施例では2000、
4000、5000rpmである。 〔1〕機関1の回転数Nが0<N<N1 のとき、BDC
で閉じ、Nが大きい程TDC後早めに開く。これはBD
Cで吸気ポート圧力が極大となるように吸気系の固有周
期TだけBDCより早めに開くためである。これにより
脈動(共鳴)効果が得られる。 〔2〕機関1の回転数NがN1 ≦N<N2 のとき、Nが
大きい程TDC後早めに開き、かつNが大きい程BDC
後遅れて閉じる。これは制御弁13の開口面積が大とな
る時間帯に吸気させるためと、開時期より吸気系の固有
周期Tだけ遅らせて閉じてその閉じた時に吸気ポート圧
力が極大となるようにするためである。これにより脈動
効果が得られる。なお、N1 ≦N<N2 のときの回転数
Nに比例して開時期を早める変化量は、0<N<N1
ときの変化量よりも回転数Nに比例して閉時期を遅らせ
る分だけ少ない。 〔3〕機関1の回転数NがN2 ≦N≦N3 のとき、Nが
大きい程TDC後早めに開き、かつNが大きい程BDC
後遅れて閉じる。これは吸気弁5が閉じた時に吸気ポー
ト圧力が極大となるように吸気時間制御弁13の開時期
を制御するためである。これにより脈動効果が得られ
る。 〔4〕機関1の回転数NがN>N3 のとき、全開とす
る。このとき吸気切替弁18は開きとなるので前記Tよ
り短い固有周期による脈動効果が得られる。
【0025】図6は機関の回転数と負荷に対する切替弁
開閉の関係を示す図である。本図に示すように、吸気切
替弁18は機関回転数Nが低速(N<NL )高負荷のと
きに閉じ、機関回転数Nが低速(N<NL )低負荷およ
び機関回転数Nが高速(N≧NL )のときに開く。この
ような吸気切替弁18の開閉時期のマップを予め作成し
ROM22に格納しておく。このマップに基づき吸気切
替弁18は負荷センサ15から検出される負荷とクラン
ク角センサ16から検出される機関回転数とに応じて開
閉される。なお、機関回転数NL は機関によって異なる
がおよそ4000〜5000rpmの範囲にある。
【0026】図7は機関の回転数と機関トルクの関係を
示す図である。本図に示すように、機関回転数Nが低速
(N<NL )高負荷のときは吸気切替弁18が閉じたと
きの吸気系の固有周期と同期する機関回転数NSLで機関
の発生トルクは極大となり、低速側に実線で示されるよ
うなトルク曲線が得られる。何故ならば、図1に示すよ
うな吸気行程がほとんど重ならない気筒グループに2分
割した吸気系において吸気切替弁18が閉じているとき
は、吸気中に吸気ポート6に発生する負圧波はサージタ
ンク9a、9bを越えて吸気ダクト10に接続される分
岐部まで伝搬反射することによって圧力振動が発生す
る。この圧力振動は固有周期をもち、機関回転数NSL
ときの吸気行程時の圧力振動とこの固有周期とが同期す
ることによりこの圧力振動が増幅され吸入空気量が増大
されるからである。本発明の吸気制御装置によれば体積
効率がさらに向上し一点鎖線で示すようなトルク特性が
得られ、機関のトルク特性が改善される。
【0027】機関回転数Nが低速(N<NL )低負荷お
よび機関回転数Nが高速(N≧NL)のときは吸気切替
弁18が開いたときの吸気系の固有周期と同期する機関
回転数NSHで機関の発生トルクは極大となり、高速側に
実線で示されるようなトルク曲線が得られる。何故なら
ば、吸気切替弁18が開いているときは、サージタンク
9a、9bが連通することにより各気筒の吸気行程によ
って発生する圧力振動は平滑化され、サージタンク9
a、9bの下流側で発生する振動となる。従って、固有
周期は吸気切替弁18が閉じたときの固有周期より短く
なり図示する高速側に実線で示されるようなトルク曲線
が得られるのである。
【0028】また低速低負荷時に体積効率を向上させな
い理由は機関のポンプ損失を減らして燃費を向上させる
ためである。これは吸気切替弁18を閉じると脈動が大
きくなりポンプ損失が上がり燃費が悪くなるからであ
る。従って、低速高負荷の高トルクを必要とするときの
み吸気切替弁18を閉じるようにしている。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内燃機関の
吸気制御装置によれば、低速高負荷時および高速時の吸
気効率が向上する。また、低速高負荷時に吸気流を速く
することができ、気筒内の混合気を拡散できノック等に
対する燃焼改善が計られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に採用した機関の吸排気系の構
成図である。
【図2】図1に示す機関の吸気系の断面構成と電子制御
ユニットを示す図である。
【図3】低速時のピストン移動に連れて変化する吸気弁
開口面積と吸気ポート圧力を示す図である。
【図4】中速時のピストン移動に連れて変化する吸気弁
開口面積と吸気ポート圧力を示す図である。
【図5】機関の回転数に対する制御弁開閉時期を示す図
である。
【図6】機関の回転数と負荷に対する切替弁開閉の関係
を示す図である。
【図7】機関の回転数と機関トルクの関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…機関 2…ピストン 3a…シリンダヘッド 3b…シリンダブロック 4…燃焼室 5…吸気弁 6…吸気ポート 7…排気弁 8a〜8f…吸気通路 9a、9b…サージタンク 10…吸気ダクト 11…エアクリーナ 12…吸気時間制御弁駆動手段(アクチュエータ) 13a〜13f…吸気時間制御弁 14…燃料噴射弁 15…負荷センサ 16…クランク角センサ 17…エアフローメータ 18…吸気切替弁 19…触媒コンバータ 20…電子制御ユニット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気弁を介して燃焼室に通じる機関吸気
    通路内に吸気時間制御弁を配置した内燃機関の吸気制御
    装置において、 機関回転数に応じて吸気時間制御弁の開閉時間を制御す
    る吸気時間制御弁駆動手段と、 該吸気時間制御弁駆動手段を、機関回転数が所定値未満
    の高負荷回転時に、前記吸気時間制御弁の閉時期をBD
    Cに保持し、機関回転数の上昇に伴って該吸気時間制御
    弁の開時期をTDC側に遅延時間を早め、機関回転数が
    所定値以上の時に、機関回転数の上昇に伴って該吸気時
    間制御弁の閉時期をBDCより遅延すると共に、該吸気
    時間制御弁の開時期を早めるよう制御する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする内燃機関の吸気制御装
    置。
JP7103852A 1995-04-27 1995-04-27 内燃機関の吸気制御装置 Pending JPH08296445A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103852A JPH08296445A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 内燃機関の吸気制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7103852A JPH08296445A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 内燃機関の吸気制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08296445A true JPH08296445A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14364980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7103852A Pending JPH08296445A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 内燃機関の吸気制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08296445A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111932A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の空燃比制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011111932A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Honda Motor Co Ltd 内燃機関の空燃比制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001263110A (ja) 可変動弁エンジンの制御装置
JP2009513875A (ja) 排気ガス再循環システム
JPH02169818A (ja) 2サイクルエンジン
JPH11117777A (ja) 内燃機関の制御方法
JP4054711B2 (ja) 可変動弁式内燃機関
JPH08177471A (ja) 2サイクルエンジン
JPH08296445A (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JP3903832B2 (ja) 内燃機関の制御方法
JP3620381B2 (ja) 可変動弁エンジンの制御装置
JPH0663453B2 (ja) 2サイクル内燃機関
JPS5924822Y2 (ja) 内燃機関の吸気装置
JPH062550A (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JP2691932B2 (ja) 可変サイクルエンジンの制御装置
JPH10103092A (ja) 電磁式吸・排気弁を有するエンジン制御装置
JPH0433377Y2 (ja)
JP2009052505A (ja) 内燃機関
JPS63297729A (ja) エンジンのバルブタイミング制御装置
JP3427396B2 (ja) 機械式過給機付エンジンの吸気装置
JPH08284668A (ja) 機械式過給機付きエンジン
JP2754976B2 (ja) 内燃機関の可変吸気制御装置
JPH11107762A (ja) 内燃機関の吸気制御装置
JPH0658071B2 (ja) 2サイクル内燃機関の空燃比制御装置
KR100240400B1 (ko) 가변밸브 타이밍장치를 채용한 차량의 연료분사종료시기 지연방법
JPH0433378Y2 (ja)
JPH0658075B2 (ja) 2サイクル内燃機関の空燃比制御装置