JPH08296569A - トロコイドポンプ、トロコイドモータ及び流量計 - Google Patents

トロコイドポンプ、トロコイドモータ及び流量計

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Publication number
JPH08296569A
JPH08296569A JP10502395A JP10502395A JPH08296569A JP H08296569 A JPH08296569 A JP H08296569A JP 10502395 A JP10502395 A JP 10502395A JP 10502395 A JP10502395 A JP 10502395A JP H08296569 A JPH08296569 A JP H08296569A
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JP
Japan
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fluid
inner rotor
discharge
fluid supply
discharge path
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Pending
Application number
JP10502395A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadatomo Kuribayashi
定友 栗林
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K Seven Co Ltd
Original Assignee
K Seven Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by K Seven Co Ltd filed Critical K Seven Co Ltd
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Publication of JPH08296569A publication Critical patent/JPH08296569A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2/00Rotary-piston machines or pumps
    • F04C2/08Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C2/10Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member
    • F04C2/102Rotary-piston machines or pumps of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of internal-axis type with the outer member having more teeth or tooth-equivalents, e.g. rollers, than the inner member the two members rotating simultaneously around their respective axes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな寸法で大きな流量を得ることができ、
簡単な可動機構により流量可変となすことのできるトロ
コイドポンプを提供する。 【構成】 インナーロータ10とアウターロータ12と
が噛み合わされ、インナーロータ10には複数の流体流
通孔16が形成されており、インナーロータ10の径方
向内方には流体吸入吐出経路部材20が配置されてい
る。流体吸入吐出経路部材20には、流体流通孔16に
対応する軸方向位置にて流体吸入マニホールド22a及
び流体吐出マニホールド22bが形成されており、これ
らマニホールド22a,22bとそれぞれ連通し流体吸
入口6及び流体吐出口8とそれぞれ連通せる流体吸入経
路及び流体吐出経路が形成されている。アウターロータ
12を駆動回転軸14により回転駆動する。流体吸入吐
出経路部材20は操作レバー33によりインナーロータ
10に対し回動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロコイドポンプ、ト
ロコイドモータ及び流量計に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】内接形
のギヤポンプの1つにトロコイドポンプがある。従来の
トロコイドポンプでは、トロコイド歯形を有するインナ
ーロータとアウターロータとを噛み合わせてケーシング
内に回転可能な様に取付け、上記アウターロータには周
方向に適宜の間隔で配列された径方向流体流通孔を形成
しておき、上記ケーシングにはアウターロータの径方向
外方にてそれぞれ適宜の周方向角度範囲内に流体吸入経
路及び流体吐出経路を形成し、インナーロータまたはア
ウターロータを駆動回転させることにより、インナーロ
ータとアウターロータとの間に形成されるポンプ隔室に
流体吸入経路から流体流通孔を介して流体を吸入し、ポ
ンプ隔室から流体流通孔を介して流体吐出経路へと流体
を吐出させる様にしている。
【0003】この様な従来のトロコイドポンプでは、ア
ウターロータの径方向外方においてポンプ隔室と流体吸
入経路及び流体吐出経路との接続を行っているので、流
量の割には寸法が大きいという問題があった。この様な
問題は、同様な構造を有するトロコイドモータや流量計
にも存する。
【0004】また、従来のトロコイドポンプでは、流量
可変とすることはなされていないし、また、仮に流量可
変となす場合には、複雑な或は寸法の大きな可動機構を
要するという問題がある。同様に、従来のトロコイドモ
ータでも変速可能とはされておらず、同様の機構を有す
る従来の流量計でも測定範囲可変とはされていないし、
また、仮に変速可能または測定範囲可変となす場合に
は、複雑な或は寸法の大きな可動機構を要するという問
題がある。
【0005】そこで、本発明は、小さな寸法で大きな流
量を得ることのできるトロコイドポンプ、トロコイドモ
ータまたは流量計を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明は、簡単且つ寸法の小さな可
動機構により流量可変となすことのできるトロコイドポ
ンプを提供することを目的とする。
【0007】更に、本発明は、簡単且つ寸法の小さな可
動機構により変速可能となすことのできるトロコイドモ
ータを提供することを目的とする。
【0008】更に、本発明は、簡単且つ寸法の小さな可
動機構により測定範囲可変となすことのできる流量計を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的を達成するものとして、トロコイド歯形を有するイン
ナーロータとアウターロータとが噛み合わされてケーシ
ング内にて回転可能な様に取付けられており、上記イン
ナーロータには径方向に貫通せる複数の流体流通孔が周
方向に配列されて形成されており、上記インナーロータ
の径方向内方には流体吸入吐出経路部材が配置されてお
り、該流体吸入吐出経路部材に対し上記インナーロータ
は相対回転可能とされており、上記流体吸入吐出経路部
材の外周部には上記流体流通孔に対応する軸方向位置に
て周方向の第1の角度範囲に流体吸入マニホールドが形
成されており且つ周方向の第2の角度範囲に流体吐出マ
ニホールドが形成されており、上記流体吸入吐出経路部
材には上記流体吸入マニホールド及び上記流体吐出マニ
ホールドとそれぞれ連通し外部との接続のための流体吸
入口及び流体吐出口とそれぞれ連通せる流体吸入経路及
び流体吐出経路が形成されており、上記インナーロータ
または上記アウターロータを駆動回転体となしているこ
とを特徴とする、トロコイドポンプ、が提供される。
【0010】本発明によるトロコイドポンプの一態様に
おいては、上記流体流通孔は上記インナーロータの歯形
の谷部に形成されている。
【0011】本発明によるトロコイドポンプの一態様に
おいては、上記流体吸入吐出経路部材は上記インナーロ
ータの回転中心を中心として回動可能である。
【0012】本発明によるトロコイドポンプの一態様に
おいては、上記流体吸入吐出経路部材を回動させるため
の操作手段が付されている。
【0013】本発明によるトロコイドポンプの一態様に
おいては、上記ケーシングに上記流体吸入口及び上記流
体吐出口が形成されており、上記流体吸入吐出経路部材
は上記流体吸入口及び上記流体吐出口に対応する軸方向
位置まで延びており、上記流体吸入吐出経路部材の外周
部には上記流体吸入口及び上記流体吐出口にそれぞれ対
応する軸方向位置にて流体吸入溝及び流体吐出溝が形成
されており、これら流体吸入溝及び流体吐出溝はそれぞ
れ上記流体吸入経路及び上記流体吐出経路と連通してい
る。
【0014】また、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、トロコイド歯形を有するインナーロータ
とアウターロータとが噛み合わされてケーシング内にて
回転可能な様に取付けられており、上記インナーロータ
には径方向に貫通せる複数の流体流通孔が周方向に配列
されて形成されており、上記インナーロータの径方向内
方には流体供給排出経路部材が配置されており、該流体
供給排出経路部材に対し上記インナーロータは相対回転
可能とされており、上記流体供給排出経路部材の外周部
には上記流体流通孔に対応する軸方向位置にて周方向の
第1の角度範囲に流体供給マニホールドが形成されてお
り且つ周方向の第2の角度範囲に流体排出マニホールド
が形成されており、上記流体供給排出経路部材には上記
流体供給マニホールド及び上記流体排出マニホールドと
それぞれ連通し外部との接続のための流体供給口及び流
体排出口とそれぞれ連通せる流体供給経路及び流体排出
経路が形成されており、上記インナーロータまたは上記
アウターロータを出力回転体となしていることを特徴と
する、トロコイドモータ、が提供される。
【0015】本発明によるトロコイドモータの一態様に
おいては、上記流体流通孔は上記インナーロータの歯形
の谷部に形成されている。
【0016】本発明によるトロコイドモータの一態様に
おいては、上記流体供給排出経路部材は上記インナーロ
ータの回転中心を中心として回動可能である。
【0017】本発明によるトロコイドモータの一態様に
おいては、上記流体供給排出経路部材を回動させるため
の操作手段が付されている。
【0018】本発明によるトロコイドモータの一態様に
おいては、上記ケーシングに上記流体供給口及び上記流
体排出口が形成されており、上記流体供給排出経路部材
は上記流体供給口及び上記流体排出口に対応する軸方向
位置まで延びており、上記流体供給排出経路部材の外周
部には上記流体供給口及び上記流体排出口にそれぞれ対
応する軸方向位置にて流体供給溝及び流体排出溝が形成
されており、これら流体供給溝及び流体排出溝はそれぞ
れ上記流体供給経路及び上記流体排出経路と連通してい
る。
【0019】更に、本発明によれば、上記目的を達成す
るものとして、トロコイド歯形を有するインナーロータ
とアウターロータとが噛み合わされてケーシング内にて
回転可能な様に取付けられており、上記インナーロータ
には径方向に貫通せる複数の流体流通孔が周方向に配列
されて形成されており、上記インナーロータの径方向内
方には流体供給排出経路部材が配置されており、該流体
供給排出経路部材に対し上記インナーロータは相対回転
可能とされており、上記流体供給排出経路部材の外周部
には上記流体流通孔に対応する軸方向位置にて周方向の
第1の角度範囲に流体供給マニホールドが形成されてお
り且つ周方向の第2の角度範囲に流体排出マニホールド
が形成されており、上記流体供給排出経路部材には上記
流体供給マニホールド及び上記流体排出マニホールドと
それぞれ連通し外部との接続のための流体供給口及び流
体排出口とそれぞれ連通せる流体供給経路及び流体排出
経路が形成されており、上記インナーロータまたは上記
アウターロータの回転数または回転速度を検出する検出
手段を備えていることを特徴とする、流量計、が提供さ
れる。
【0020】本発明による流量計の一態様においては、
上記流体流通孔は上記インナーロータの歯形の谷部に形
成されている。
【0021】本発明による流量計の一態様においては、
上記流体供給排出経路部材は上記インナーロータの回転
中心を中心として回動可能である。
【0022】本発明による流量計の一態様においては、
上記流体供給排出経路部材を回動させるための操作手段
が付されている。
【0023】本発明による流量計の一態様においては、
上記ケーシングに上記流体供給口及び上記流体排出口が
形成されており、上記流体供給排出経路部材は上記流体
供給口及び上記流体排出口に対応する軸方向位置まで延
びており、上記流体供給排出経路部材の外周部には上記
流体供給口及び上記流体排出口にそれぞれ対応する軸方
向位置にて流体供給溝及び流体排出溝が形成されてお
り、これら流体供給溝及び流体排出溝はそれぞれ上記流
体供給経路及び上記流体排出経路と連通している。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の具体的実
施例を説明する。
【0025】図1は本発明によるトロコイドポンプの一
実施例を示す分解斜視図であり、図2、図3、図4及び
図5はいずれもこのトロコイドポンプの組立て状態を示
す断面図である。図6は本実施例の動作説明のための模
式図である。
【0026】これらの図において、2は第1ケーシング
部材であり、4は第2ケーシング部材であり、これらは
ボルトにより結合され一体化されてケーシングを構成し
ている。第2ケーシング部材4には、流体吸入口6及び
流体吐出口8が付設形成されている。尚、流体は例えば
油である。
【0027】ケーシング内の空洞にはインナーロータ1
0及びアウターロータ12が配置されている。インナー
ロータ10の外歯とアウターロータ12の内歯とはトロ
コイド曲線状に形成及び配置されている。アウターロー
タ12のY方向端には端面板が付されており、該端面板
にはY方向に延在せる駆動回転軸14が取付けられてい
る。該駆動回転軸14は、第1ケーシング部材2を貫通
しており、ベアリングを介して第1ケーシング部材2に
回転可能な様に支持されている。駆動回転軸14は、必
要によりクラッチ等を介して不図示のモータ等の回転駆
動源の出力軸に接続されている。また、インナーロータ
10にはその外歯の谷部に径方向に貫通せる流体流通孔
16が形成されている。
【0028】尚、本明細書では、軸方向、周方向及び径
方向とは、特に指示しない限り、いずれも駆動回転軸1
4に関する方向(あるいはこれに相当する方向)を指
し、即ちXY方向を軸方向として指すものである。
【0029】ケーシング内には、流体吸入吐出経路部材
20が配置されている。該流体吸入吐出経路部材20
は、インナーロータ10の径方向内方に位置する第1部
分21Aと第2ケーシング部材4の径方向内方に位置す
る第2部分21Bとからなる。流体吸入吐出経路部材第
1部分21Aには、XY方向と直交する面内で対称的に
流体吸入マニホールド22a及び流体吐出マニホールド
22bが形成されている。これらのマニホールドはXY
方向と直交する面内でほぼ半円に近い形状であり、その
中間にはAB方向に延在せる仕切壁22cが形成されて
いて、上記流体吸入マニホールド22aと流体吐出マニ
ホールド22bとは互いには連通していない。流体吸入
吐出経路部材20には、上記流体吸入マニホールド22
a及び流体吐出マニホールド22bとそれぞれ連通し且
つXY方向に延びた流体吸入経路24a及び流体吐出経
路24bが形成されている。また、流体吸入吐出経路部
材第2部分21Bには、上記流体吸入口6及び流体吐出
口8に対応するXY方向位置において、周方向に適宜の
角度範囲にわたって、流体吸入溝26a及び流体吐出溝
26bが形成されている。これら流体吸入溝26a及び
流体吐出溝26bは、それぞれ上記流体吸入経路24a
及び流体吐出経路24bと連通している。
【0030】そして、流体吸入吐出経路部材20のX方
向端部には第1端面板部材30及び第2端面板部材32
が2本のボルト34a,34bで取付けられている。こ
のボルト34a,34bは上記流体吸入経路24a及び
流体吐出経路24bのX方向開口端を塞ぐ働きもしてい
る。第1端面板部材30の外周縁は第2ケーシング部材
4に対し摺動可能とされている。第2端面板部材32に
は、操作レバー33が付設されており、該操作レバー3
3を周方向に適宜の角度範囲内で回動させることによ
り、上記流体吸入吐出経路部材20をケーシングに対し
回動させることができる。
【0031】本実施例の動作を、図1〜図6を参照しな
がら、説明する。
【0032】先ず、図6(a)に示されている様に、操
作レバー33が流量最大(max)の位置にあるとす
る。このとき、流体吸入吐出経路部材20の仕切壁22
cは図4及び図6(a)に示されている様に、AB方向
を向いている。駆動回転軸14をY方向に見て反時計回
りに回転させると、図4に矢印で示す様に、インナーロ
ータ10及びアウターロータ12は反時計回りに回転す
る。これにともない、図4中の左半部では、インナーロ
ータ10とアウターロータ12との間に形成されるポン
プ隔室の容積が次第に増加するので、流体吸入口6から
流体吸入溝26a、流体吸入経路24a及び流体吸入マ
ニホールド22aを経て、インナーロータ10の流体流
通孔16からポンプ隔室内へと流体が吸入される。一
方、図4中の右半部では、インナーロータ10とアウタ
ーロータ12との間に形成されるポンプ隔室の容積が次
第に減少するので、インナーロータ10の流体流通孔1
6から流体吐出マニホールド22b、流体吐出経路口2
4b及び流体吐出溝26bを経て、流体吐出口8から外
部へと流体が吐出される。
【0033】次に、図6(b)に示されている様に、操
作レバー33が流量最小(min)の位置にあるとす
る。このとき、流体吸入吐出経路部材20の仕切壁22
cは図5及び図6(b)に示されている様に、AB方向
と直交する方向を向いている。駆動回転軸14をY方向
に見て反時計回りに回転させると、図5に矢印で示す様
に、インナーロータ10及びアウターロータ12は反時
計回りに回転する。これにともない、図5中の左半部で
はインナーロータ10とアウターロータ12との間に形
成されるポンプ隔室の容積が次第に増加し、図5中の右
半部ではインナーロータ10とアウターロータ12との
間に形成されるポンプ隔室の容積が次第に減少する。こ
のため、図5中の左下側の部分で流体吸入マニホールド
22aからポンプ隔室内へと吸入される流体の量と図5
中の右下側の部分でポンプ隔室から流体吸入マニホール
ド22aへと吐出される流体の量とが等しくなるので、
流体吸入経路24aを介して吸入される流体の量は0と
なる。また、図5中の左上側の部分で流体吐出マニホー
ルド22bからポンプ隔室内へと吸入される流体の量と
図5中の右上側の部分でポンプ隔室から流体吐出マニホ
ールド22bへと吐出される流体の量とが等しくなるの
で、流体吐出経路24bを介して吐出される流体の量は
0となる。
【0034】以上の様な本実施例によれば、アウターロ
ータ12の径方向外方では流体吸入経路及び流体吐出経
路との接続を行っておらず、インナーロータ10の径方
向内方において流体吸入経路24a及び流体吐出経路2
4bとの接続を行っているので、流量の割には装置寸法
を小さくすることができる。また、ポンプ流量は、イン
ナーロータ10の径方向内方に配置された流体吸入吐出
経路部材20を回動させるという簡単な構成を用いて、
容易に変化させることができる。また、隔室内への流体
吸入が径方向に外向きになされるので、遠心力に基づき
良好な吸入効率が得られる。
【0035】図7及び図8はいずれも本発明によるトロ
コイドモータの一実施例を示す部分分解斜視図であり、
図9はこのトロコイドモータの組立て状態を示す斜視図
であり、図10及び図11はいずれもこのトロコイドポ
ンプの組立て状態を示す断面図である。これらの図にお
いて、上記図1〜図6におけると同様の機能を有する部
材には同一の符号が付されている。尚、図7と図8とを
合わせることにより本実施例のトロコイドモータが示さ
れる。
【0036】本実施例において、第1ケーシング部材
2’には流体供給排出経路部材20’が一体的に形成さ
れている。そして、第2ケーシング部材4’は、流体供
給排出経路部材20’の外周面に対しベアリング17
A,17Bを介して回転可能な様に取付けられている。
また、アウターロータ12はボルトにより第2ケーシン
グ部材4’に固定されており、インナーロータ10は流
体供給排出経路部材20’の外周面に対し摺動回転可能
な様に配置されている。19はスペーサリングであり、
3A,3Bは押えプレートである。
【0037】流体供給排出経路部材20’には、上記ト
ロコイドポンプと同様に、流体供給マニホールド22
a’及び流体排出マニホールド22b’が形成されてお
り、その中間には仕切壁22c’が形成されている。ま
た、流体供給排出経路部材20’には、上記流体供給マ
ニホールド22a’及び流体排出マニホールド22b’
とそれぞれ連通し、且つXY方向に延びている流体供給
経路24a’及び流体排出経路24b’が形成されてい
る。これら流体供給経路24a’及び流体排出経路24
b’には、それぞれ流体供給口6’及び流体排出口8’
が連通している。
【0038】本実施例において、流体供給口6’から流
体を供給すると、該流体が流体供給経路24a’及び流
体供給マニホールド22a’を経て該流体供給マニホー
ルド22a’と連通せる流体流通孔16を介してインナ
ーロータ10とアウターロータ12との間の隔室へと供
給され、これにより、隔室内の容積を増加させるべくイ
ンナーロータ10及びアウターロータ12を図11中で
反時計回りに回転させるトルクが発生する。即ち、イン
ナーロータ10とアウターロータ12と流体供給排出経
路部材20’との配置は、上記トルクが発生する様に設
定されている。流体供給は図11中の左半部の隔室に対
しなされ、図11中の右半部の隔室からはロータ回転と
ともに流体流通孔16、流体排出マニホールド22b’
及び流体排出経路24b’を経て流体排出口8’から外
部へと流体が排出される。これにより、アウターロータ
12に固定された第2ケーシング部材4’が回転せしめ
られる。該第2ケーシング部材4’は、不図示のクラッ
チ等を介して被駆動機器の入力軸に接続される。
【0039】本実施例では流体供給排出経路部材20’
が第1ケーシング部材2’に対し固定されているものと
したが、上記トロコイドポンプの実施例で説明した様
に、回動可能としておくことにより、流体供給量に対す
る第2ケーシング部材4’の回転数の比率を自由に変化
させることができ、これによれば簡単な機構で変速モー
タが実現される。
【0040】以上の様な本実施例によれば、アウターロ
ータ12の径方向外方では流体供給経路及び流体排出経
路との接続を行っておらず、インナーロータ10の径方
向内方において流体供給経路24a’及び流体排出経路
24b’との接続を行っているので、流量の割には装置
寸法を小さくすることができる。また、変速は、インナ
ーロータ10の径方向内方に配置された流体供給排出経
路部材20’を回動させるという簡単な構成を用いて、
容易に行うことができる。
【0041】図12は本発明による流量計の一実施例を
示す一部切欠分解斜視図であり、図13はこの流量計の
組立て状態を示す側面図であり、図14及び図15はい
ずれもこの流量計の組立て状態を示す断面図である。こ
れらの図において、上記図1〜図11におけると同様の
機能を有する部材には同一の符号が付されている。
【0042】本実施例において、第2ケーシング部材
4”には流体供給排出経路部材20”が一体的に形成さ
れている。該流体供給排出経路部材20”は、XY方向
と直交する面内で対称的に流体供給マニホールド22
a”及び流体排出マニホールド22b”が形成されてい
る。これらのマニホールドはXY方向と直交する面内で
ほぼ半円に近い形状であり、その中間にはAB方向に延
在せる仕切壁22c”が形成されていて、上記流体供給
マニホールド22a”と流体排出マニホールド22b”
とは互いには連通していない。流体供給排出経路部材2
0”には、上記流体供給マニホールド22a”及び流体
排出マニホールド22b”とそれぞれ連通し且つXY方
向に延びた流体供給経路24a”及び流体排出経路24
b”が形成されている。これら流体供給経路24a”及
び流体排出経路24b”は、それぞれ流体供給口6”及
び流体排出口8”と連通している。
【0043】そして、アウターロータ12のY方向端に
は端面板が付されており、該端面板にはY方向に延在せ
る回転軸42が取付けられている。該回転軸42は、第
1ケーシング部材2を貫通しており、ベアリングを介し
て第1ケーシング部材2に回転可能な様に支持されてい
る。第1ケーシング部材2のY方向端面には回転計44
が付されている。上記回転軸42のY方向先端には、回
転計44の回転板46が取付けられており、該回転板4
4の回転速度を電気的計測部48により計測して電気的
信号を得、これに基づき表示部50に表示する。
【0044】本実施例において、流体供給口6”から流
体を供給すると、該流体が流体供給経路24a”及び流
体供給マニホールド22a”を経て該流体供給マニホー
ルド22a”と連通せる流体流通孔16を介してインナ
ーロータ10とアウターロータ12との間の隔室へと供
給され、これにより、隔室内の容積を増加させるべくイ
ンナーロータ10及びアウターロータ12を図15中で
反時計回りに回転させるトルクが発生する。即ち、イン
ナーロータ10とアウターロータ12と流体供給排出経
路部材20”との配置は、上記トルクが発生する様に設
定されている。流体供給は図15中の左半部の隔室に対
しなされ、図15中の右半部の隔室からはロータ回転と
ともに流体流通孔16、流体排出マニホールド22b”
及び流体排出経路24b”を経て流体排出口8’から外
部へと流体が排出される。これにより、アウターロータ
12に固定された回転軸42が回転せしめられ、回転計
44によりその回転数(流体の流量に相当)が測定され
る。
【0045】本実施例では流体供給排出経路部材20”
が第2ケーシング部材4”に対し固定されているものと
したが、上記トロコイドポンプの実施例で説明した様
に、回動可能としておくことにより、流体供給量に対す
る回転軸42の回転数の比率を自由に変化させることが
でき、これによれば簡単な機構で測定範囲可変の流量計
が実現される。
【0046】以上の様な本実施例によれば、アウターロ
ータ12の径方向外方では流体供給経路及び流体排出経
路との接続を行っておらず、インナーロータ10の径方
向内方において流体供給経路24a”及び流体排出経路
24b”との接続を行っているので、流量の割には装置
寸法を小さくすることができる。また、測定範囲は、イ
ンナーロータ10の径方向内方に配置された流体供給排
出経路部材20”を回動させるという簡単な構成を用い
て、容易に変化させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、インナー
ロータの径方向内方において流体吸入経路及び流体吐出
経路との接続を行っているので、流量の割には装置寸法
を小さくすることができる。また、流量は、インナーロ
ータの径方向内方に配置された流体吸入吐出経路部材や
流体供給排出経路部材を回動させるという簡単な構成を
用いて、容易に変化させることができ、かくして、簡単
且つ寸法の小さな可動機構により、流量可変となすこと
のできるトロコイドポンプや変速可能となすことのでき
るトロコイドモータや測定範囲可変となすことのできる
流量計が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトロコイドポンプの一実施例を示
す分解斜視図である。
【図2】本発明によるトロコイドポンプの一実施例の組
立て状態を示す断面図である。
【図3】本発明によるトロコイドポンプの一実施例の組
立て状態を示す断面図である。
【図4】本発明によるトロコイドポンプの一実施例の組
立て状態を示す断面図である。
【図5】本発明によるトロコイドポンプの一実施例の組
立て状態を示す断面図である。
【図6】本発明によるトロコイドポンプの一実施例の動
作説明のための模式図である。
【図7】本発明によるトロコイドモータの一実施例を示
す部分分解斜視図である。
【図8】本発明によるトロコイドモータの一実施例を示
す部分分解斜視図である。
【図9】本発明によるトロコイドモータの一実施例の組
立て状態を示す斜視図である。
【図10】本発明によるトロコイドモータの一実施例の
組立て状態を示す断面図である。
【図11】本発明によるトロコイドモータの一実施例の
組立て状態を示す断面図である。
【図12】本発明による流量計の一実施例を示す一部切
欠分解斜視図である。
【図13】本発明による流量計の一実施例の組立て状態
を示す側面図である。
【図14】本発明による流量計の一実施例の組立て状態
を示す断面図である。
【図15】本発明による流量計の一実施例の組立て状態
を示す断面図である。
【符号の説明】
2,2’ 第1ケーシング部材 3A,3B 押えプレート 4,4’,4” 第2ケーシング部材 6 流体吸入口 6’,6” 流体供給口 8 流体吐出口 8’,8” 流体排出口 10 インナーロータ 12 アウターロータ 14 駆動回転軸 16 流体流通孔 17A,17B ベアリング 19 スペーサリング 20 流体吸入吐出経路部材 20’,20” 流体供給排出経路部材 21A 第1部分 21B 第2部分 22a 流体吸入マニホールド 22a’,22a” 流体供給マニホールド 22b 流体吐出マニホールド 22b’,22b” 流体排出マニホールド 22c,22c’,22c” 仕切壁 24a 流体吸入経路 24a’,24a” 流体供給経路 24b 流体吐出経路 24b’,24b” 流体排出経路 26a 流体吸入溝 26b 流体吐出溝 30 第1端面板部材 32 第2端面板部材 33 操作レバー 34a,34b ボルト 42 回転軸 44 回転計 46 回転板 48 電気的計測部 50 表示部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トロコイド歯形を有するインナーロータ
    とアウターロータとが噛み合わされてケーシング内にて
    回転可能な様に取付けられており、上記インナーロータ
    には径方向に貫通せる複数の流体流通孔が周方向に配列
    されて形成されており、上記インナーロータの径方向内
    方には流体吸入吐出経路部材が配置されており、該流体
    吸入吐出経路部材に対し上記インナーロータは相対回転
    可能とされており、上記流体吸入吐出経路部材の外周部
    には上記流体流通孔に対応する軸方向位置にて周方向の
    第1の角度範囲に流体吸入マニホールドが形成されてお
    り且つ周方向の第2の角度範囲に流体吐出マニホールド
    が形成されており、上記流体吸入吐出経路部材には上記
    流体吸入マニホールド及び上記流体吐出マニホールドと
    それぞれ連通し外部との接続のための流体吸入口及び流
    体吐出口とそれぞれ連通せる流体吸入経路及び流体吐出
    経路が形成されており、上記インナーロータまたは上記
    アウターロータを駆動回転体となしていることを特徴と
    する、トロコイドポンプ。
  2. 【請求項2】 上記流体流通孔は上記インナーロータの
    歯形の谷部に形成されていることを特徴とする、請求項
    1に記載のトロコイドポンプ。
  3. 【請求項3】 上記流体吸入吐出経路部材は上記インナ
    ーロータの回転中心を中心として回動可能であることを
    特徴とする、請求項1または2に記載のトロコイドポン
    プ。
  4. 【請求項4】 上記流体吸入吐出経路部材を回動させる
    ための操作手段が付されていることを特徴とする、請求
    項3に記載のトロコイドポンプ。
  5. 【請求項5】 上記ケーシングに上記流体吸入口及び上
    記流体吐出口が形成されており、上記流体吸入吐出経路
    部材は上記流体吸入口及び上記流体吐出口に対応する軸
    方向位置まで延びており、上記流体吸入吐出経路部材の
    外周部には上記流体吸入口及び上記流体吐出口にそれぞ
    れ対応する軸方向位置にて流体吸入溝及び流体吐出溝が
    形成されており、これら流体吸入溝及び流体吐出溝はそ
    れぞれ上記流体吸入経路及び上記流体吐出経路と連通し
    ていることを特徴とする、請求項3または4に記載のト
    ロコイドポンプ。
  6. 【請求項6】 トロコイド歯形を有するインナーロータ
    とアウターロータとが噛み合わされてケーシング内にて
    回転可能な様に取付けられており、上記インナーロータ
    には径方向に貫通せる複数の流体流通孔が周方向に配列
    されて形成されており、上記インナーロータの径方向内
    方には流体供給排出経路部材が配置されており、該流体
    供給排出経路部材に対し上記インナーロータは相対回転
    可能とされており、上記流体供給排出経路部材の外周部
    には上記流体流通孔に対応する軸方向位置にて周方向の
    第1の角度範囲に流体供給マニホールドが形成されてお
    り且つ周方向の第2の角度範囲に流体排出マニホールド
    が形成されており、上記流体供給排出経路部材には上記
    流体供給マニホールド及び上記流体排出マニホールドと
    それぞれ連通し外部との接続のための流体供給口及び流
    体排出口とそれぞれ連通せる流体供給経路及び流体排出
    経路が形成されており、上記インナーロータまたは上記
    アウターロータを出力回転体となしていることを特徴と
    する、トロコイドモータ。
  7. 【請求項7】 上記流体流通孔は上記インナーロータの
    歯形の谷部に形成されていることを特徴とする、請求項
    6に記載のトロコイドモータ。
  8. 【請求項8】 上記流体供給排出経路部材は上記インナ
    ーロータの回転中心を中心として回動可能であることを
    特徴とする、請求項6または7に記載のトロコイドモー
    タ。
  9. 【請求項9】 上記流体供給排出経路部材を回動させる
    ための操作手段が付されていることを特徴とする、請求
    項8に記載のトロコイドモータ。
  10. 【請求項10】 上記ケーシングに上記流体供給口及び
    上記流体排出口が形成されており、上記流体供給排出経
    路部材は上記流体供給口及び上記流体排出口に対応する
    軸方向位置まで延びており、上記流体供給排出経路部材
    の外周部には上記流体供給口及び上記流体排出口にそれ
    ぞれ対応する軸方向位置にて流体供給溝及び流体排出溝
    が形成されており、これら流体供給溝及び流体排出溝は
    それぞれ上記流体供給経路及び上記流体排出経路と連通
    していることを特徴とする、請求項8または9に記載の
    トロコイドモータ。
  11. 【請求項11】 トロコイド歯形を有するインナーロー
    タとアウターロータとが噛み合わされてケーシング内に
    て回転可能な様に取付けられており、上記インナーロー
    タには径方向に貫通せる複数の流体流通孔が周方向に配
    列されて形成されており、上記インナーロータの径方向
    内方には流体供給排出経路部材が配置されており、該流
    体供給排出経路部材に対し上記インナーロータは相対回
    転可能とされており、上記流体供給排出経路部材の外周
    部には上記流体流通孔に対応する軸方向位置にて周方向
    の第1の角度範囲に流体供給マニホールドが形成されて
    おり且つ周方向の第2の角度範囲に流体排出マニホール
    ドが形成されており、上記流体供給排出経路部材には上
    記流体供給マニホールド及び上記流体排出マニホールド
    とそれぞれ連通し外部との接続のための流体供給口及び
    流体排出口とそれぞれ連通せる流体供給経路及び流体排
    出経路が形成されており、上記インナーロータまたは上
    記アウターロータの回転数または回転速度を検出する検
    出手段を備えていることを特徴とする、流量計。
  12. 【請求項12】 上記流体流通孔は上記インナーロータ
    の歯形の谷部に形成されていることを特徴とする、請求
    項11に記載の流量計。
  13. 【請求項13】 上記流体供給排出経路部材は上記イン
    ナーロータの回転中心を中心として回動可能であること
    を特徴とする、請求項11または12に記載の流量計。
  14. 【請求項14】 上記流体供給排出経路部材を回動させ
    るための操作手段が付されていることを特徴とする、請
    求項13に記載の流量計。
  15. 【請求項15】 上記ケーシングに上記流体供給口及び
    上記流体排出口が形成されており、上記流体供給排出経
    路部材は上記流体供給口及び上記流体排出口に対応する
    軸方向位置まで延びており、上記流体供給排出経路部材
    の外周部には上記流体供給口及び上記流体排出口にそれ
    ぞれ対応する軸方向位置にて流体供給溝及び流体排出溝
    が形成されており、これら流体供給溝及び流体排出溝は
    それぞれ上記流体供給経路及び上記流体排出経路と連通
    していることを特徴とする、請求項13または14に記
    載の流量計。
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