JPH08296992A - 脱臭機能付き熱交換器 - Google Patents
脱臭機能付き熱交換器Info
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- JPH08296992A JPH08296992A JP7098632A JP9863295A JPH08296992A JP H08296992 A JPH08296992 A JP H08296992A JP 7098632 A JP7098632 A JP 7098632A JP 9863295 A JP9863295 A JP 9863295A JP H08296992 A JPH08296992 A JP H08296992A
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Abstract
化触媒10aをバインダー10cを用いて塗布して成る
ものである。 【効果】 接触面積の大きな熱交換フィンに脱臭コート
を塗布するため、臭気のワンパス除去率が高くなり、従
来にない脱臭速度が得られ、また常温酸化触媒の作用に
より吸着した臭気成分を常温或で分解するためにメンテ
ナンスフリーとすることができる。
Description
湿機、自動車等の放熱・冷却のための熱交換フィンを有
する機器における脱臭機能付き熱交換器に関するもので
ある。
フィンを有する機器における脱臭方法としては、古くか
らは活性炭を用いたものが一般的である。これは、ペレ
ット、粒状もしくはハニカム状に成型された活性炭表面
の微細孔に拡散もしくは循環通風により庫内の臭気成分
を吸着させるものである。
る。これは、オゾンの酸化能力により一部臭気を分解
し、残りの臭気を酸化マンガンを主成分とするオゾン分
解脱臭触媒に吸着させるとともに、余剰オゾンをオゾン
分解脱臭触媒で分解するものである。
電加熱により再生するものが提案され、商品化されてい
る。これは、抵抗発熱体の表面に吸着剤と貴金属系酸化
触媒を担持し、通常は常温による吸着脱臭を行い、吸着
性能が低下した時点において抵抗発熱体に通電を行い3
00℃以上に加熱することにより、表面に吸着した臭気
成分を酸化分解して吸着性能を再生するものである。
62−255741号公報に開示されるように熱交換器
と別途に光触媒層を塗布した反射板と殺菌灯を配設した
ものが提案されている。
臭器のうち吸着作用を用いたものでは、以下のような問
題点がある。すなわち、活性炭を用いたものでは吸着量
が次第に増していって脱臭効果が低下してきてついには
吸着飽和となり脱臭効果がなくなり、場合によっては逆
に臭気発生源となってしまう。オゾンによる場合でも臭
気濃度が高い場合にはオゾン分解脱臭触媒に次第に臭気
が吸着していき、活性炭と同様に脱臭効果が低下してい
る。さらに、脱臭効果がなくなった時点で脱臭剤を交換
する必要がある。
商品に搭載された形では空間速度(SV値)が大き過ぎ
るために臭気ガスと脱臭剤の十分な接触時間が得られ
ず、ワンパスでの臭気除去率が低くなり、十分な脱臭性
能が得られていない。空間速度を小さくして脱臭性能を
上げればよいが、そのためには吸着剤そのものまたは適
当な担体で大きなハニカムを成型しなくてはならず、コ
ストの高いものとなってしまう。
法においては脱臭剤を交換する必要がないが、加熱再生
のためには脱臭素子をおよそ300℃以上に昇温させる
必要があり、周囲の温度が不必要に上昇してしまった
り、安全面においても危険性が高い。
に開示のものにおいても、接触面積が小さいために臭気
ガスと光触媒層の十分な接触時間が得られずワンパスの
臭気除去率が低く、十分な脱臭性能は得られない。さら
に、光触媒自体の臭気吸着性は良好でないため、殺菌灯
が点灯している間でないと脱臭効果はない。
てなされたものであり、接触面積の大きな熱交換器のフ
ィン表面に、常温酸化触媒もしくは常温酸化触媒と吸着
剤より成る脱臭コートをバインダーを用いて塗布し、さ
らに必要に応じて光透過窓もしくは紫外線を放射するラ
ンプを熱交換器の上流または下流の流路に配設したもの
である。
過する間に熱交換フィン表面に塗布された脱臭コートと
接触し、吸着される。吸着された臭気は常温酸化触媒の
酸化作用により常温において炭酸ガスと水に分解され、
無臭にして脱着するため再生される。
を図面とともに説明する。図1及び図3は本発明の一実
施例を示すエアコンの要部構成図であり、図2は本発明
の熱交換器アルミフィンの要部拡大断面図である。図4
乃至図6は本発明に用いた吸着剤及び常温酸化触媒の粉
末でのそれぞれアンモニア、アセトアルデヒド及び酢酸
に対する吸着性能比較の説明図である。図7は、本発明
の熱交換器における臭気の吸着再生破過試験結果の説明
図である。図8は本発明の熱交換器における8畳室内脱
臭速度の説明図である。
り、熱交換器1のアルミフィン9の表面にはプライマー
処理層11が形成され、その上に脱臭コート10が塗布
されている。脱臭コート10は、常温酸化触媒10aと
吸着剤10bをバインダー10cを用いて塗布されてい
る。
400(nm)以下の波長領域の紫外線を放射するライ
トである。3はアルミ反射板でありライト2から放射す
る紫外線を効率よく脱臭コートに吸収させるものであ
る。4は送風機であり、5は吸気口、6は吹出口、7は
プレフィルター、8はルーバーである。
レフィルターにより埃等の微粒子を捕集された後、臭気
成分は熱交換器1を通過する間に脱臭コート10に吸着
される。このときの除去率は、強運転で風量8(m3/
min)の場合約86(%)となり、弱運転の風量5.
5(m3/min)の場合約92(%)となる。
媒である酸化チタンが励起されるため臭気成分は常温に
おいて酸化分解され、無臭となって脱着し、吹出口6か
ら出て行く。紫外線が照射されていなくても、臭気成分
は吸着剤に保持し続け、吸着量が飽和してきた時点で紫
外線を照射することにより吸着した臭気成分を酸化分解
して、再生される。
イト2の代わりに蛍光灯、自然光などの室内光を取り入
れて熱交換器1に照射するための光透過窓12を流路に
配設した場合である。この場合、蛍光灯及び自然光に含
まれる400(nm)以下の波長の紫外線により酸化チ
タンが励起され、同様にして臭気成分を常温で酸化分解
する。
た吸着剤及び常温酸化触媒の喫煙時に発生する主要な臭
気成分であるそれぞれアンモニア、アセトアルデヒド、
酢酸及び吸着困難なガスである硫化ジメチルに対する吸
着性能の比較である。測定方法は、27リットル密閉容
器に吸着剤もしくは常温酸化触媒の粉4gを設置し、そ
れぞれ初期濃度が170(ppm)、65(ppm)、
140(ppm)、100(ppm)となるようにガス
を封入した後、ガスが粉中を循環するようにフィンを回
す。このときの容器内のガス濃度の時間変化をガスセン
サーによって測定した。
トであるZSM5中のNaイオンをそれぞれ水素、Pt
(プラチナ),Pd(鉛),Ag(銀),Cu(銅)イ
オンで重量比1(%)をイオン交換して得られたH−Z
SM5、Pt−ZSM5、Pd−ZSM5、Ag−ZS
M5、Cu−ZSM5は本検討に用いたガスに対して従
来の一般的な吸着剤である活性炭よりも吸着性能が優れ
ている。
示した。また、常温酸化触媒である酸化チタンも本検討
ガスに対してそこそこの吸着性能を示しているが、硫化
ジメチル等の硫黄化合物系のガスに対してはほとんど吸
着せず、アセトアルデヒド等の中性ガスに対して吸着性
能が劣る。また、従来より常温触媒として応用されてい
る酸化マンガン、酸化銅も硫化ジメチル及びアセトアル
デヒドに対して吸着困難であり、とりわけ水分が被毒に
なるという大きな欠点がある。
による吸着量の回復性能を測定した結果である。担体と
してエアコン室内機の熱交換器の表面積と同等の205
(セル/in2)のアルミハニカムを用い、これにベー
マイト処理した後、脱臭コート処理したものである。
能の良好なCu−ZSM5を60(wt%)、Pd−Z
SM5を30(wt%)、Ag−ZSM5を10(wt
%)の比率で、常温酸化触媒であるアナターゼ型酸化チ
タン粉を6.3(wt%)、前記配合比の吸着剤粉を1
6.7(wt%)、バインダーとしてテルニック工業の
コロイダルシリカ系無機バインダーであるベタック#9
70GD(固形分54%)34.4(wt%)、イオン
交換水を42.6(wt%)をボールミルにて2時間混
合した後ハニカムにコートし、100℃1時間乾燥後、
400℃1時間焼き付け、焼き付け後コート量を40
(g/L)としたものである。
して酢酸15(ppm)をSV=22500(1/h
r)で吸着飽和させたときの初期性能と、この後これを
24時間紫外線強度3.5(mW/cm2)の下に放置
した後に同一破過試験を行ったものである。これより吸
着性能は回復している。
内機の熱交換フィンに熱交換効率を低下させない程度に
薄く処理した場合の8畳室内の脱臭速度である。比較と
して空気清浄器用ペレット状活性炭フィルター590×
228(mm)をエアコン室内機に取り付けた場合の脱
臭速度を示す。エアコン運転条件は強運転の風量8(m
3/min)である。本発明では、従来の活性炭フィル
ターよりも約4倍の脱臭速度が得られる なお、この脱臭機能付き熱交換器は、エアコンに限ら
ず、冷蔵庫、除湿機、自動車等の熱交換器を有するすべ
ての機器に応用できる。
ような構成出あるから、請求項1記載の発明は、接触面
積の大きな熱交換フィンに脱臭コートを塗布するため、
臭気のワンパス除去率が高くなり、従来にない脱臭速度
が得られる。また、常温酸化触媒の作用により吸着した
臭気成分を常温域で分解するためにメンテナンスフリー
となる。さらに、熱交換器を担体として応用するために
別途担体が不要となり、低コスト化を図ることができ
る。
は、吸着剤と常温酸化触媒との複合により常温酸化触媒
で吸着できない臭気成分も吸着でき、脱臭能力が向上す
る。さらに吸着飽和した時点で再生すればよいため、再
生頻度が少なくなり、省エネを実現できる。
触媒として光触媒を用いるため、水分による被毒に強
く、殺菌作用も得られる。吸着剤としてZSM5をイオ
ン交換したものを用いるため、吸湿しにくく、ほとんど
の臭気成分を吸着でき、脱臭性能が向上する。
光の導入で臭気成分を分解するため省エネを図ることが
できる。さらに請求項6記載の発明は、紫外線を放射す
るライトを配設するため酸化能力が向上し、タバコのタ
ール分解できる。そのうえ、殺菌作用が増し、熱交換器
でのかびの発生を抑えられる。
応用エアコンの要部構成図である。
のフィンの要部拡大断面図である。
応用エアコンの要部構成図である。
ニア吸着性能の説明図である。
アルデヒド吸着性能の説明図である。
着性能の説明図である。
メチル吸着性能の説明図である。
着性能の回復を示す説明図である。
畳室内の脱臭速度の説明図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 熱交換器のアルミフィン表面に、常温酸
化触媒をバインダーを用いて塗布して成ることを特徴と
する脱臭機能付き熱交換器。 - 【請求項2】 熱交換器のアルミフィン表面に、常温酸
化触媒と吸着剤をバインダーを用いて塗布して成ること
を特徴とする脱臭機能付き熱交換器。 - 【請求項3】 上記常温酸化触媒として光触媒である酸
化チタンを用いたことを特徴とする請求項1もしくは請
求項2記載の脱臭機能付き熱交換器。 - 【請求項4】 上記吸着剤として合成ゼオライトである
ZSM5のNaイオンをイオン交換したH−ZSM5、
Cu−ZSM5、Pd−ZSM5、Pd−ZSM5、P
t−ZSM5、Ag−ZSM5のうちの1種以上を用い
たことを特徴とする請求項2記載の脱臭機能付き熱交換
器。 - 【請求項5】 上記熱交換器の上流部もしくは下流部の
流路の一部に、自然光もしくは室内光を導入し、熱交換
器に照射するように光透過窓を配設して成ることを特徴
とする請求項1もしくは請求項2記載の脱臭機能付き熱
交換器。 - 【請求項6】 上記熱交換器の上流部もしくは下流部の
流路に紫外線を放射するランプを熱交換器に照射するよ
う配設して成ることを特徴とする請求項1もしくは請求
項2記載の脱臭機能付き熱交換器。
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|---|---|---|---|
| JP07098632A JP3093953B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 脱臭機能付き熱交換器 |
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ID=14224890
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