JPH08297003A - 変位計測方法とその方法に用いる変位計測装置 - Google Patents
変位計測方法とその方法に用いる変位計測装置Info
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- JPH08297003A JPH08297003A JP7103587A JP10358795A JPH08297003A JP H08297003 A JPH08297003 A JP H08297003A JP 7103587 A JP7103587 A JP 7103587A JP 10358795 A JP10358795 A JP 10358795A JP H08297003 A JPH08297003 A JP H08297003A
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電磁回路を利用した、簡単で効率的な電気
的、物理的、化学的変位の計測方法を提供する。 【構成】 例えば発振回路による矩形波に応じてON・
OFFするスイッチに接続した電磁回路で、電源接続直
後に発生する過渡応答信号Sの状態から電気的変位を計
測する。過渡応答信号Sの波高値Sh、パルス周期S
p、パルス減衰時間Stは、電磁回路の抵抗成分R、容
量成分C、誘導成分L、印加電圧Eの変化に従って変動
する。従って、過渡応答信号Sをオシログラフ等を用い
て測定すれば、電磁回路の電気的変位を計測することが
可能となる。また、前記抵抗成分R、容量成分C、誘導
成分Lを、長さ等の物理的変位、化学反応に用いる電極
等に現れる化学的変位に連動させれば、その物理的変位
や化学的変位を過渡応答信号Sの状態から計測すること
ができる。
的、物理的、化学的変位の計測方法を提供する。 【構成】 例えば発振回路による矩形波に応じてON・
OFFするスイッチに接続した電磁回路で、電源接続直
後に発生する過渡応答信号Sの状態から電気的変位を計
測する。過渡応答信号Sの波高値Sh、パルス周期S
p、パルス減衰時間Stは、電磁回路の抵抗成分R、容
量成分C、誘導成分L、印加電圧Eの変化に従って変動
する。従って、過渡応答信号Sをオシログラフ等を用い
て測定すれば、電磁回路の電気的変位を計測することが
可能となる。また、前記抵抗成分R、容量成分C、誘導
成分Lを、長さ等の物理的変位、化学反応に用いる電極
等に現れる化学的変位に連動させれば、その物理的変位
や化学的変位を過渡応答信号Sの状態から計測すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的変位や、物理的
又は化学的変位の変位計測方法とその変位計測方法に用
いる変位計測装置に関する。
又は化学的変位の変位計測方法とその変位計測方法に用
いる変位計測装置に関する。
【0002】
【0003】電気的変位計測:一般に電気的変位として
は、電気抵抗、電磁誘導量、電気容量が代表的である。
は、電気抵抗、電磁誘導量、電気容量が代表的である。
【0004】電気抵抗の変位計測には、最も簡単には電
圧計と電流計による電圧降下法が用いられ、そして、こ
の電圧降下法で使用される計器の内部抵抗を無視できな
い場合等のより精密な測定には、ホイートストンブリッ
ジを応用した組試験器が一般的に用いられる。また電磁
誘導量の変位計測には、自己インダクタンスをファラデ
ィ則によって求める方法の他、クーロン則、ビオ・サバ
ール則、フレミング左手・右手則、レンツ則を利用した
計測手段が目的に応じて用いられる。そして電気容量の
変位計測には、静電容量をVc−Q特性曲線によって求
める方法や、静電力をクーロン則によって求める方法が
用いられる。これらの変位計測方法は、いずれの場合も
若干の手操作と計算手段を伴うため、より効率的で簡易
な変位計測方法の提供が望まれている。
圧計と電流計による電圧降下法が用いられ、そして、こ
の電圧降下法で使用される計器の内部抵抗を無視できな
い場合等のより精密な測定には、ホイートストンブリッ
ジを応用した組試験器が一般的に用いられる。また電磁
誘導量の変位計測には、自己インダクタンスをファラデ
ィ則によって求める方法の他、クーロン則、ビオ・サバ
ール則、フレミング左手・右手則、レンツ則を利用した
計測手段が目的に応じて用いられる。そして電気容量の
変位計測には、静電容量をVc−Q特性曲線によって求
める方法や、静電力をクーロン則によって求める方法が
用いられる。これらの変位計測方法は、いずれの場合も
若干の手操作と計算手段を伴うため、より効率的で簡易
な変位計測方法の提供が望まれている。
【0005】物理的変位計測:多くの物理的現象は、い
ずれも簡単な変換手段によって長さの変化、即ち変位と
して抽出可能である。
ずれも簡単な変換手段によって長さの変化、即ち変位と
して抽出可能である。
【0006】従来、物理的変位の簡易計測には、ノギ
ス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ等を用いる機械式
計測方法が一般的であったが、計測圧による計測対象物
の弾性変形、熱膨張係数差による計測機械の各部熱変
形、Abbe原理からのずれ、ゲージ読み取り誤差、磨
耗・腐食・曲りによる計測機械の経年変化等が生じるた
め、精度的に限界があった。そこで近年、このような問
題点を解決する1手法としてコンピュータ数値制御方式
をとり入れたXYZ3次元寸法・形状測定法が実用化さ
れ、1μmを越えるような計測精度が得られている。そ
して更に、0.1μmの計測精度を実現できるレーザ干
渉を応用した方法、0.01μmの計測精度を実現でき
る差動変圧センサを用いた方法が提案されており、産
業、研究の領域で広く活用されている。
ス、マイクロメータ、ダイヤルゲージ等を用いる機械式
計測方法が一般的であったが、計測圧による計測対象物
の弾性変形、熱膨張係数差による計測機械の各部熱変
形、Abbe原理からのずれ、ゲージ読み取り誤差、磨
耗・腐食・曲りによる計測機械の経年変化等が生じるた
め、精度的に限界があった。そこで近年、このような問
題点を解決する1手法としてコンピュータ数値制御方式
をとり入れたXYZ3次元寸法・形状測定法が実用化さ
れ、1μmを越えるような計測精度が得られている。そ
して更に、0.1μmの計測精度を実現できるレーザ干
渉を応用した方法、0.01μmの計測精度を実現でき
る差動変圧センサを用いた方法が提案されており、産
業、研究の領域で広く活用されている。
【0007】これらの変位計測方法は主として、電気磁
気形のセンサを用いるタイプと光電気形のセンサを用い
るタイプの2種に大別される。電気磁気形のセンサとし
ては、差動変圧器、渦電流素子、ひずみゲージ、容量素
子、ホール素子、インダクトシン、磁気スケールが利用
され、そして光電気形のセンサとしては、光干渉、明暗
変化、モアレ、光強度変化、光点変位、焦点ずれ等の現
象が応用利用される。しかし、これらセンサを用いる変
位計測方法は、大規模で複雑な装置構成がどうしても要
求されるため、専門的な利用技術や高額の設備投資、維
持費用を必要とし、また、短時間に変動するような高周
波変位では一部の光電気形を除いて計測が困難となって
いるのが現状である。
気形のセンサを用いるタイプと光電気形のセンサを用い
るタイプの2種に大別される。電気磁気形のセンサとし
ては、差動変圧器、渦電流素子、ひずみゲージ、容量素
子、ホール素子、インダクトシン、磁気スケールが利用
され、そして光電気形のセンサとしては、光干渉、明暗
変化、モアレ、光強度変化、光点変位、焦点ずれ等の現
象が応用利用される。しかし、これらセンサを用いる変
位計測方法は、大規模で複雑な装置構成がどうしても要
求されるため、専門的な利用技術や高額の設備投資、維
持費用を必要とし、また、短時間に変動するような高周
波変位では一部の光電気形を除いて計測が困難となって
いるのが現状である。
【0008】化学的変位計測:化学的変位としては、電
解質溶液の導電率、電気的二重層形成の挙動を示す電極
容量、荷電体の電気泳動による電極電位等の化学反応に
基づくものがある。
解質溶液の導電率、電気的二重層形成の挙動を示す電極
容量、荷電体の電気泳動による電極電位等の化学反応に
基づくものがある。
【0009】この化学的変位計測で計測される電位、容
量等は、次に示すような、通常の電気回路で観測される
挙動とは異なる点がある。すなわち、『一般に電極間の
電圧・電流・抵抗の間にオーム則が成立しない』、『電
極の電気特性を単純な抵抗、インピーダンスで表現する
ことが難しい』、『電極に流れる電流によって電気化学
反応が起こるため、印加電圧等の計測条件を一定にして
も計測データは時間と共に変動することが多く定常状態
が得難い』、『電極反応によっては計測前の電極の状態
による履歴現象が現れるため、データの再現性が得難
い』というものである。これらの事情により、化学的変
位計測に用いられる計測装置については、高度に安定化
した電源を具備するポテンシオスタット、ガルバノスタ
ットを使用し、また精密な電気量を計測するためにクー
ロンメータ等を使用する必要があり、その操作に専門的
知識を要する結果を招いている。
量等は、次に示すような、通常の電気回路で観測される
挙動とは異なる点がある。すなわち、『一般に電極間の
電圧・電流・抵抗の間にオーム則が成立しない』、『電
極の電気特性を単純な抵抗、インピーダンスで表現する
ことが難しい』、『電極に流れる電流によって電気化学
反応が起こるため、印加電圧等の計測条件を一定にして
も計測データは時間と共に変動することが多く定常状態
が得難い』、『電極反応によっては計測前の電極の状態
による履歴現象が現れるため、データの再現性が得難
い』というものである。これらの事情により、化学的変
位計測に用いられる計測装置については、高度に安定化
した電源を具備するポテンシオスタット、ガルバノスタ
ットを使用し、また精密な電気量を計測するためにクー
ロンメータ等を使用する必要があり、その操作に専門的
知識を要する結果を招いている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来技術
に鑑みて本発明では、通常の施設であれば準備できる程
度の最小限の周辺機器と接続して使用可能である簡素な
電磁回路を利用することで、より簡単で効率的に電気的
変位を計測可能な、新たな計測原理に基づく変位計測方
法とその変位計測装置の提供を目的とする。また、同様
の電磁回路及び計測原理を用い、その電磁回路の構成成
分に計測対象物の物理的変位又は化学的変位を伝達し変
動させることによって、多用途で簡素且つ安価に変位計
測を行える物理的変位や化学的変位の変位計測方法とそ
の変位計測装置の提供を目的とする。加えて、高い周波
数応答性を有し、高感度で安定した計測値を得ることの
できる物理的、化学的変位の変位計測方法とその装置の
提供を目的とする。
に鑑みて本発明では、通常の施設であれば準備できる程
度の最小限の周辺機器と接続して使用可能である簡素な
電磁回路を利用することで、より簡単で効率的に電気的
変位を計測可能な、新たな計測原理に基づく変位計測方
法とその変位計測装置の提供を目的とする。また、同様
の電磁回路及び計測原理を用い、その電磁回路の構成成
分に計測対象物の物理的変位又は化学的変位を伝達し変
動させることによって、多用途で簡素且つ安価に変位計
測を行える物理的変位や化学的変位の変位計測方法とそ
の変位計測装置の提供を目的とする。加えて、高い周波
数応答性を有し、高感度で安定した計測値を得ることの
できる物理的、化学的変位の変位計測方法とその装置の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下に
述べる計測原理及び計測手段によって達成される。
述べる計測原理及び計測手段によって達成される。
【0012】計測原理
【0013】1.直列電磁回路:
【0014】図1とその等価回路図である図2に示すよ
うな電磁回路において、発振器OSCにより供給される
励起信号に応じて電流断続回路(例えば単純なON・O
FFスイッチ)SWが断続動作することで、誘導成分L
に電源による印加電圧Eが断続的に加えられる。この電
磁回路は、その内部容量から発生する容量成分Cを考慮
した図2の等価回路を参照すると分かるように、RLC
直列回路となる。抵抗成分R、誘導成分L、容量成分C
を含む回路においては、容量成分Cに蓄えられる静電エ
ネルギーと誘導成分Lに蓄えられる磁気エネルギーは相
互に交換され、そしてその過渡特性は複エネルギー過渡
特性を示し振動的となる。
うな電磁回路において、発振器OSCにより供給される
励起信号に応じて電流断続回路(例えば単純なON・O
FFスイッチ)SWが断続動作することで、誘導成分L
に電源による印加電圧Eが断続的に加えられる。この電
磁回路は、その内部容量から発生する容量成分Cを考慮
した図2の等価回路を参照すると分かるように、RLC
直列回路となる。抵抗成分R、誘導成分L、容量成分C
を含む回路においては、容量成分Cに蓄えられる静電エ
ネルギーと誘導成分Lに蓄えられる磁気エネルギーは相
互に交換され、そしてその過渡特性は複エネルギー過渡
特性を示し振動的となる。
【0015】今、t=0で電流断続回路SWがONとな
り、印加電圧Eにより直流電流iが流れるとすると、t
≧0の時間において次の数式1に示す微分方程式が成り
立つ。
り、印加電圧Eにより直流電流iが流れるとすると、t
≧0の時間において次の数式1に示す微分方程式が成り
立つ。
【数1】 L(di/dt)+Ri+(1/C)∫idt=E
【0016】ここで、電荷qを考える。即ち、q=∫i
dt、i=dq/dtの関係を用いて数式1を変形する
と数式2となる。
dt、i=dq/dtの関係を用いて数式1を変形する
と数式2となる。
【数2】(d2 q/dt2 )+(R/L)(dq/d
t)+(1/LC)q=E/L
t)+(1/LC)q=E/L
【0017】まず、定常解q1 は電流断続回路SWがO
Nになって十分時間が経過した後の電荷であるから、数
式3になる。
Nになって十分時間が経過した後の電荷であるから、数
式3になる。
【数3】q1 =CE
【0018】一方、過渡項q2 は数式4で表せる。
【数4】(d2 q2 /dt2 )+(R/L)(dq2 /
dt)+(1/LC)q2 =0
dt)+(1/LC)q2 =0
【0019】今、P=d/dtとおいて特性方程式を求
めると数式5のようになる。
めると数式5のようになる。
【数5】P2 +(R/L)P+(1/LC)=0
【0020】この数式5の2根をP1 ,P2 とすると数
式6のようになる。
式6のようになる。
【数6】P1 ,P2 =−(R/2L)±(1/2L)√
〔R2 −4(L/C)〕
〔R2 −4(L/C)〕
【0021】数式6の第2項判別式R2 −4(L/C)
は、R、C、Lの大きさによって、次の0、正、負の3
つの場合に分けられる。
は、R、C、Lの大きさによって、次の0、正、負の3
つの場合に分けられる。
【0022】.R2 −4(L/C)=0の場合、P1
=P2 =R/2L=−αとおく。
=P2 =R/2L=−αとおく。
【0023】.R2 −4(L/C)>0の場合、P
1 ,P2 =−(R/2L)±√〔R2 −4(L/C)〕
=−α±δとおく。
1 ,P2 =−(R/2L)±√〔R2 −4(L/C)〕
=−α±δとおく。
【0024】.R2 −4(L/C)<0の場合、P
1 ,P2 =−(R/2L)±j(1/2L)√〔4(L
/C)−R2 〕=−α±jβとおく。
1 ,P2 =−(R/2L)±j(1/2L)√〔4(L
/C)−R2 〕=−α±jβとおく。
【0025】これら各場合について数式4の解を求め
る。
る。
【0026】.P1 =P2 =−αの場合(第1過渡応
答特性例)
答特性例)
【0027】このときq2 は数式7で表せる。
【数7】
【0028】従って一般解は数式8である。
【数8】
【0029】従って、iは数式9となる。
【数9】
【0030】初期条件としてt=0でq=0,i=0。
これを数式8と数式9に適用して、K1 =−CE,K2
=−αCEを得る。従って、q,iは数式10及び数式
11となる。
これを数式8と数式9に適用して、K1 =−CE,K2
=−αCEを得る。従って、q,iは数式10及び数式
11となる。
【数10】
【数11】
【0031】qとiの時間経過を図3に示す。同図に示
すようにiはt=0の次の瞬間から増加して時刻tmで
最大値imとなり、そして以後は減少していく。その最
大値imは、di/dt=0より、次の数式12〜数式
14で求められる。
すようにiはt=0の次の瞬間から増加して時刻tmで
最大値imとなり、そして以後は減少していく。その最
大値imは、di/dt=0より、次の数式12〜数式
14で求められる。
【数12】
【0032】従ってtは数式13となる。
【数13】t=1/α
【0033】数式13を数式11に代入すると最大値i
mを得られる。
mを得られる。
【数14】 im=CEα/e=(CR/2L)(1/e)E
【0034】.P1 ,P2 =−α±δの場合(第2過
渡応答特性例)
渡応答特性例)
【0035】このときq2 は数式15で表せる。
【数15】
【0036】従ってqは数式16のようになり、これか
らiが数式17で表せる。
らiが数式17で表せる。
【数16】
【数17】
【0037】ここで初期条件:t=0でq=0,i=0
を数式16及び数式17に適用すると、数式18、数式
19が得られる。
を数式16及び数式17に適用すると、数式18、数式
19が得られる。
【数18】0=CE+K1 +K2
【数19】0=K1 P1 +K2 P2
【0038】これら数式18及び数式19からK1 とK
2 を求めると数式20及び数式21のようになる。
2 を求めると数式20及び数式21のようになる。
【数20】K1 =P2 CE/(P1 −P2 )=−〔(α
+δ)/2δ〕CE
+δ)/2δ〕CE
【数21】K2 =−P1 CE/(P1 −P2 )=〔(α
−δ)/2δ〕CE
−δ)/2δ〕CE
【0039】これらK1 とK2 を数式16及び数式17
に代入して数式22及び数式23を得る。
に代入して数式22及び数式23を得る。
【数22】
【数23】
【0040】qとiの時間経過を図4に示す。iはt=
0の次の瞬間から増大し、ある時刻tmで最大値imを
とった後、単調に減少する。
0の次の瞬間から増大し、ある時刻tmで最大値imを
とった後、単調に減少する。
【0041】.P1 ,P2 =−α±jβの場合(第3
過渡応答特性例)
過渡応答特性例)
【0042】このときq2 は数式24で表せる。
【数24】
【0043】従ってqは数式25のようになる。
【数25】
【0044】ここでK1 ′=K1 +K2 、K2 ′=j
(K1 +K2 )とおくと、q及びiは数式26及び数式
27のようになる。
(K1 +K2 )とおくと、q及びiは数式26及び数式
27のようになる。
【数26】
【数27】
【0045】初期条件:t=0でq=0,i=0を数式
26及び数式27に適用して数式28及び数式29を得
る。
26及び数式27に適用して数式28及び数式29を得
る。
【数28】K1 ′=−CE
【数29】K2 ′=−(α/β)CE
【0046】また、tan φ=β/αとおけば、sin φ、
cos φは数式30、数式31のようになる。
cos φは数式30、数式31のようになる。
【数30】sin φ=β/√(α2 +β2 )=√〔4(L
/C)−R2 〕/2√(L/C)
/C)−R2 〕/2√(L/C)
【数31】 cos φ=α/√(α2 +β2 )=R/2√(L/C)
【0047】これら数式28〜数式31を用いると、数
式26及び数式27は、数式32及び数式33で表せ
る。
式26及び数式27は、数式32及び数式33で表せ
る。
【数32】
【数33】
【0048】qとiの時間経過を図5に示す。qは不変
量CEと、時間と共に減少する交番流との和である。ま
た、iは振幅が減少する交番流である。
量CEと、時間と共に減少する交番流との和である。ま
た、iは振幅が減少する交番流である。
【0049】以上により、R、C、Lの大きさによっ
て、臨界振動、非振動、振動の3様の過渡応答を
示すと共に、流れる電流の最大値は数式14に例示する
如く、R、C、Lと印加電圧Eの大きさに依存すること
が知られる。
て、臨界振動、非振動、振動の3様の過渡応答を
示すと共に、流れる電流の最大値は数式14に例示する
如く、R、C、Lと印加電圧Eの大きさに依存すること
が知られる。
【0050】2.直並列電磁回路:
【0051】図1、図2と同様に、図6に示す電磁回路
においては次に示すような微分方程式が成り立つ。尚、
この電磁回路は図6から分かるようにRCL直並列回路
である。
においては次に示すような微分方程式が成り立つ。尚、
この電磁回路は図6から分かるようにRCL直並列回路
である。
【数34】L(diL /dt)+R(iL +ic)=E
【数35】L(diL /dt)=(∫icdt)/C
【0052】数式35よりicは数式36で表せる。
【数36】ic=LC(d2 iL /dt2 )
【0053】数式36を数式34へ代入すると数式37
となる。
となる。
【数37】RLC(d2 iL /dt2 )+L(diL /
dt)+RiL =E
dt)+RiL =E
【0054】d/dt=Pとおき、特性方程式を求める
と数式38が得られる。
と数式38が得られる。
【数38】RLCP2 +LP+R=0
【0055】この数式38の根P1 ,P2 は、数式39
となる。
となる。
【数39】P1 ,P2 =−(1/2RC)±√〔(1/
2RC)2 −(1/LC)〕
2RC)2 −(1/LC)〕
【0056】ここで、damping constant k、及びreso
nant period 或いはundamping period Toを次のよう
に定義する。
nant period 或いはundamping period Toを次のよう
に定義する。
【数40】k=(1/2R)√(L/C), To=2
π√(LC)
π√(LC)
【0057】この数式40を数式39に代入すると数式
41になる。
41になる。
【数41】P1 ,P2 =−(2πk/To)±j(2π
/To)√(1−k2 )
/To)√(1−k2 )
【0058】この数式41の過渡解は数式42となる。
【数42】
【0059】ここで、k=0,k<1,k=1,k>1
の4通りについて考える。
の4通りについて考える。
【0060】.k=0の場合:P1 ,P2 =±j(2
π/To)と純虚数で、過渡解は周期Toの正弦波とな
り、減衰することなく持続する。
π/To)と純虚数で、過渡解は周期Toの正弦波とな
り、減衰することなく持続する。
【0061】.0<k<1の場合:過渡項は振幅が数
式43で減衰する正弦波である。
式43で減衰する正弦波である。
【数43】
【0062】.k=1の場合:P1 =P2 =−2π/
Toとなり、過渡項は振動せず、時間と共に指数的に減
衰する。
Toとなり、過渡項は振動せず、時間と共に指数的に減
衰する。
【0063】.k>1の場合:P1 ,P2 は数式44
で示される実数となり、過渡項はk=1と同様である。
で示される実数となり、過渡項はk=1と同様である。
【数44】P1 ,P2 =−〔(2πk/To)±(2π
/To)√(k2 −1)〕
/To)√(k2 −1)〕
【0064】尚、damping constant kは、回路のQと
数式45のような関係を有する。
数式45のような関係を有する。
【数45】 Q=1/ω0 RC =To/2πRC =√(LC)/RC =(1/R)√(L/C) =2k
【0065】以上の計測原理、即ち、電源接続時に電磁
回路で発生する過渡応答信号が、該電磁回路を構成する
抵抗成分R、誘導成分L、容量成分C、印加電圧Eによ
って変化するという原理に基づけば、当該電磁回路の抵
抗成分、誘導成分、容量成分、印加電圧の一部又は全部
の成分の電気的変位は、その過渡応答信号を測定するこ
とによって計測することができる。また、それら電磁回
路を構成する抵抗成分、誘導成分、容量成分の少なくと
も1成分を物理的変位又は化学的変位に従って変動可能
とすることによって、当該電磁回路の抵抗成分、誘導成
分、容量成分のいずれか又は全部による電気的変位に読
みかえるようにすれば、その電磁回路の過渡応答信号を
測定することにより、物理的変位又は化学的変位を計測
することができる。
回路で発生する過渡応答信号が、該電磁回路を構成する
抵抗成分R、誘導成分L、容量成分C、印加電圧Eによ
って変化するという原理に基づけば、当該電磁回路の抵
抗成分、誘導成分、容量成分、印加電圧の一部又は全部
の成分の電気的変位は、その過渡応答信号を測定するこ
とによって計測することができる。また、それら電磁回
路を構成する抵抗成分、誘導成分、容量成分の少なくと
も1成分を物理的変位又は化学的変位に従って変動可能
とすることによって、当該電磁回路の抵抗成分、誘導成
分、容量成分のいずれか又は全部による電気的変位に読
みかえるようにすれば、その電磁回路の過渡応答信号を
測定することにより、物理的変位又は化学的変位を計測
することができる。
【0066】つまり本発明による変位計測方法は、電磁
回路の誘導成分、容量成分、抵抗成分、印加電圧のうち
の少なくとも1成分の電気的変位を、電源接続時に当該
電磁回路で発生する過渡応答信号の状態から計測するこ
とを特徴としている。そして、このような変位計測方法
を用い、電磁回路の誘導成分、容量成分、抵抗成分のう
ちの少なくとも1成分を物理的変位又は化学的変位に連
動させ、その物理的変位又は化学的変位を当該電磁回路
の電気的変位に変換して計測することを特徴とする。
回路の誘導成分、容量成分、抵抗成分、印加電圧のうち
の少なくとも1成分の電気的変位を、電源接続時に当該
電磁回路で発生する過渡応答信号の状態から計測するこ
とを特徴としている。そして、このような変位計測方法
を用い、電磁回路の誘導成分、容量成分、抵抗成分のう
ちの少なくとも1成分を物理的変位又は化学的変位に連
動させ、その物理的変位又は化学的変位を当該電磁回路
の電気的変位に変換して計測することを特徴とする。
【0067】この変位計測方法に用いられる電磁回路
は、上述のような抵抗成分、誘導成分、容量成分を直列
又は直並列で接続したものであり、この電磁回路に電源
と電流断続回路(例えばスイッチ等)を接続し、そして
電流断続回路の電磁回路側から過渡応答信号の出力端子
を引き出すようにする。但し、この電磁回路は誘導成分
を1以上含むものであることを必要とする。電源につい
は、乾電池やその他の一般的な商用電源でよく、電流断
続回路を共用したものであってもよい。
は、上述のような抵抗成分、誘導成分、容量成分を直列
又は直並列で接続したものであり、この電磁回路に電源
と電流断続回路(例えばスイッチ等)を接続し、そして
電流断続回路の電磁回路側から過渡応答信号の出力端子
を引き出すようにする。但し、この電磁回路は誘導成分
を1以上含むものであることを必要とする。電源につい
は、乾電池やその他の一般的な商用電源でよく、電流断
続回路を共用したものであってもよい。
【0068】このような電磁回路を用いた変位計測装置
としては、所定の周波数で矩形波/正弦波を出力する発
振回路と、この発振回路の出力を波形整形する波形整形
回路と、この波形整形回路の出力により電流路を断続す
る電流断続回路と、この電流断続回路の断続に従って電
流の流れる電磁回路と、発振回路及び電磁回路の電源
と、を備えてなる変位計測装置とすればよい。このよう
に発振回路を用いて電流断続回路のON・OFFを制御
すれば、一定の周波数で規則正しく断続動作させること
ができ、また、例えば励起信号を発振回路に提供して発
振させることで任意の周波数を設定できるので、計測に
適した電流断続回路の断続制御が可能となる。
としては、所定の周波数で矩形波/正弦波を出力する発
振回路と、この発振回路の出力を波形整形する波形整形
回路と、この波形整形回路の出力により電流路を断続す
る電流断続回路と、この電流断続回路の断続に従って電
流の流れる電磁回路と、発振回路及び電磁回路の電源
と、を備えてなる変位計測装置とすればよい。このよう
に発振回路を用いて電流断続回路のON・OFFを制御
すれば、一定の周波数で規則正しく断続動作させること
ができ、また、例えば励起信号を発振回路に提供して発
振させることで任意の周波数を設定できるので、計測に
適した電流断続回路の断続制御が可能となる。
【0069】電磁回路の抵抗成分、誘導成分、容量成分
のいずれか又は全部を、長さの変位、圧力変動による変
位、歪による変位、温度変化によるバイメタル等の変
位、物体の移動速度による変位、流体の流速/流量によ
る変位等々の物理的変位に連動させるについては、一般
的によく知られた伝達機構を用いればすむ。必要であれ
ば、印加電圧を発生する電源の出力調整機能と連動させ
る(この場合の出力調整機能には抵抗等を含むことにな
ると考えられるのでその抵抗等は電磁回路の構成成分と
みることができる)ことも可能である。また、電磁回路
の抵抗成分、誘導成分、容量成分のいずれか又は全部
を、種々の化学反応により使用電極等に発現する抵抗、
電圧、電流、容量、インダクタンス等の化学的変位に連
動させるについては、その使用電極等を一般的によく知
られた接続形式によって当該電磁回路の該当箇所に接続
すればすむ。このときも物理的変位の場合と同様、印加
電圧を発生する電源の出力調整機能と連動させることも
可能である。
のいずれか又は全部を、長さの変位、圧力変動による変
位、歪による変位、温度変化によるバイメタル等の変
位、物体の移動速度による変位、流体の流速/流量によ
る変位等々の物理的変位に連動させるについては、一般
的によく知られた伝達機構を用いればすむ。必要であれ
ば、印加電圧を発生する電源の出力調整機能と連動させ
る(この場合の出力調整機能には抵抗等を含むことにな
ると考えられるのでその抵抗等は電磁回路の構成成分と
みることができる)ことも可能である。また、電磁回路
の抵抗成分、誘導成分、容量成分のいずれか又は全部
を、種々の化学反応により使用電極等に発現する抵抗、
電圧、電流、容量、インダクタンス等の化学的変位に連
動させるについては、その使用電極等を一般的によく知
られた接続形式によって当該電磁回路の該当箇所に接続
すればすむ。このときも物理的変位の場合と同様、印加
電圧を発生する電源の出力調整機能と連動させることも
可能である。
【0070】上記のような電磁回路に発生する過渡応答
信号は、抵抗成分、誘導成分、容量成分、印加電圧に依
存するパルス状の減衰振動である。従って、この過渡応
答信号の測定装置としては、高入力インピーダンスを有
するオシログラフが適している。より簡単な装置として
は、高入力インピーダンスの入力インターフェースを付
加した発光素子表示装置やデジタル表示装置が利用でき
る。或いは、高度なデータ演算・表示が必要であれば、
高速A/D変換回路とパラレルインターフェース入力に
よるコンピュータ処理を用いることも可能である。
信号は、抵抗成分、誘導成分、容量成分、印加電圧に依
存するパルス状の減衰振動である。従って、この過渡応
答信号の測定装置としては、高入力インピーダンスを有
するオシログラフが適している。より簡単な装置として
は、高入力インピーダンスの入力インターフェースを付
加した発光素子表示装置やデジタル表示装置が利用でき
る。或いは、高度なデータ演算・表示が必要であれば、
高速A/D変換回路とパラレルインターフェース入力に
よるコンピュータ処理を用いることも可能である。
【0071】測定する過渡応答信号の状態としては、過
渡応答信号に含まれるインパルスのパルスハイト(波高
値)又はパルス周期、そして過渡応答信号のパルス減衰
時間、即ち過渡応答信号発生から定常状態となるまでの
過渡時間が測定し易さの点で好適である。これらの値
は、電磁回路の構成成分である抵抗成分、誘導成分、容
量成分、印加電圧の絶対値に応じて定まる。そこで、各
成分の電力損失を無視できるように各成分の値を設定し
て電磁回路を動作させれば、パルスハイト、パルス周
期、パルス減衰時間のドリフトが無視できるため、現状
の技術において最大感度の計測が可能となり、現実的に
はナノボルト、マイクロセカンドのオーダの計測が可能
である。更に、これら各成分の変動に対して過渡応答信
号は十分高い周波数応答速度で発生するので、各成分に
対する伝達機構部品の慣性質量による応答遅れ以外、物
理的変位に対する計測値の応答遅れは無視できるレベル
にある。
渡応答信号に含まれるインパルスのパルスハイト(波高
値)又はパルス周期、そして過渡応答信号のパルス減衰
時間、即ち過渡応答信号発生から定常状態となるまでの
過渡時間が測定し易さの点で好適である。これらの値
は、電磁回路の構成成分である抵抗成分、誘導成分、容
量成分、印加電圧の絶対値に応じて定まる。そこで、各
成分の電力損失を無視できるように各成分の値を設定し
て電磁回路を動作させれば、パルスハイト、パルス周
期、パルス減衰時間のドリフトが無視できるため、現状
の技術において最大感度の計測が可能となり、現実的に
はナノボルト、マイクロセカンドのオーダの計測が可能
である。更に、これら各成分の変動に対して過渡応答信
号は十分高い周波数応答速度で発生するので、各成分に
対する伝達機構部品の慣性質量による応答遅れ以外、物
理的変位に対する計測値の応答遅れは無視できるレベル
にある。
【0072】また、電磁回路の各成分を化学的反応に基
づく化学的変位に連動させる場合、即ち上述した電気化
学反応の挙動を計測する目的で反応槽等に設置された電
極を当該電磁回路に接続する場合、十分速い速度で電流
断続回路を動作させることによって極めて短時間の内に
計測に要する十分な数のデータが得られることになり、
結果的に瞬間的に計測を完了させることができる。従っ
て、電極に余剰な電気化学反応が発生する前に計測を終
了させることができるうえ、電極の履歴現象そのものの
経過をも詳細に観測することができる。
づく化学的変位に連動させる場合、即ち上述した電気化
学反応の挙動を計測する目的で反応槽等に設置された電
極を当該電磁回路に接続する場合、十分速い速度で電流
断続回路を動作させることによって極めて短時間の内に
計測に要する十分な数のデータが得られることになり、
結果的に瞬間的に計測を完了させることができる。従っ
て、電極に余剰な電気化学反応が発生する前に計測を終
了させることができるうえ、電極の履歴現象そのものの
経過をも詳細に観測することができる。
【0073】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
て説明する。
【0074】第1実施例
【0075】図7に、図6に示すような直並列形の電磁
回路であるRCL直並列回路を用いた変位計測装置1の
構成例をブロック図で示している。RCL直並列回路2
は、それぞれ可変形の抵抗成分R、容量成分C、誘導成
分Lを含んで形成されている。この例においては、抵抗
成分Rとして500Ωの可変抵抗、容量成分Cとして1
000ピコファラッドのバリアブルキャパシタを用い、
そして誘導成分Lとして、0.01mmφ被膜銅線を7
0回中空巻きし、幅7mm、厚さ2mm、長さ15mm
の矩形状としたコイルに、幅6mm、厚さ1.8mm、
長さ50mmのフェライトコアを挿入したものを使用し
ている。
回路であるRCL直並列回路を用いた変位計測装置1の
構成例をブロック図で示している。RCL直並列回路2
は、それぞれ可変形の抵抗成分R、容量成分C、誘導成
分Lを含んで形成されている。この例においては、抵抗
成分Rとして500Ωの可変抵抗、容量成分Cとして1
000ピコファラッドのバリアブルキャパシタを用い、
そして誘導成分Lとして、0.01mmφ被膜銅線を7
0回中空巻きし、幅7mm、厚さ2mm、長さ15mm
の矩形状としたコイルに、幅6mm、厚さ1.8mm、
長さ50mmのフェライトコアを挿入したものを使用し
ている。
【0076】この変位計測装置1により電気的変位計測
を行うには、まず、外部入力端子3に外部から加える励
起信号ないしは自励により矩形波/正弦波発振回路4か
ら所定の周波数(任意設定)の矩形波/正弦波を出力
し、これを波形整形回路5で波形整形して電流断続回路
6に印加することで、電源7からRCL直並列回路2へ
電流が断続的に供給されるようにする。この電流断続に
伴ってRCL直並列回路2に発生する過渡応答信号S
(図8参照)を過渡応答信号出力端子8から、更に、電
流断続と同期する同期信号を同期信号出力端子9からそ
れぞれ得る。過渡応答信号出力端子8は、図6に示すよ
うに電流断続回路6の電磁回路側、即ちRCL直並列回
路2と電流断続回路6との接続部に設けられる。そし
て、得られた過渡応答信号Sに含まれるパルスの第1パ
ルスS1のパルスハイト(パルス波高値)Shを図9に
示すパルスハイト測定回路10を用いて計測する。
を行うには、まず、外部入力端子3に外部から加える励
起信号ないしは自励により矩形波/正弦波発振回路4か
ら所定の周波数(任意設定)の矩形波/正弦波を出力
し、これを波形整形回路5で波形整形して電流断続回路
6に印加することで、電源7からRCL直並列回路2へ
電流が断続的に供給されるようにする。この電流断続に
伴ってRCL直並列回路2に発生する過渡応答信号S
(図8参照)を過渡応答信号出力端子8から、更に、電
流断続と同期する同期信号を同期信号出力端子9からそ
れぞれ得る。過渡応答信号出力端子8は、図6に示すよ
うに電流断続回路6の電磁回路側、即ちRCL直並列回
路2と電流断続回路6との接続部に設けられる。そし
て、得られた過渡応答信号Sに含まれるパルスの第1パ
ルスS1のパルスハイト(パルス波高値)Shを図9に
示すパルスハイト測定回路10を用いて計測する。
【0077】その結果、過渡応答信号Sにおけるパルス
ハイトShは、電源7による印加電圧を大幅に上回るこ
とが確認された。そして、RCL直並列回路2の抵抗成
分Rを変動させることによって、図13に示すような抵
抗値と過渡応答信号SのパルスハイトShの関係が得ら
れた。また、同様に容量成分Cを変動させることによっ
て、図14に示すような容量値と過渡応答信号Sのパル
スハイトShの関係が得られた。このパルスハイトSh
が前述の最大値imに応じるものであることは容易に理
解できる。また、最大値imは印加電圧(電源電圧)E
によるものであることから、印加電圧Eの計測も可能で
あり、更に、これらの結果から、抵抗成分R、容量成分
C、印加電圧Eの2者或いは3者についての計測も可能
であることが分かる。
ハイトShは、電源7による印加電圧を大幅に上回るこ
とが確認された。そして、RCL直並列回路2の抵抗成
分Rを変動させることによって、図13に示すような抵
抗値と過渡応答信号SのパルスハイトShの関係が得ら
れた。また、同様に容量成分Cを変動させることによっ
て、図14に示すような容量値と過渡応答信号Sのパル
スハイトShの関係が得られた。このパルスハイトSh
が前述の最大値imに応じるものであることは容易に理
解できる。また、最大値imは印加電圧(電源電圧)E
によるものであることから、印加電圧Eの計測も可能で
あり、更に、これらの結果から、抵抗成分R、容量成分
C、印加電圧Eの2者或いは3者についての計測も可能
であることが分かる。
【0078】尚、図13のグラフは、RCL直並列回路
2において、バリアブルキャパシタの容量C=0ピコフ
ァラッド(つまり回路の浮遊容量のみ)、誘導成分Lは
コイルにコアを15mm挿入した状態で、そして抵抗成
分Rを26〜519Ω(回路抵抗含む)の間で変動させ
たときの実測値をプロットしたものである。また、図1
4のグラフは、RCL直並列回路2において、抵抗成分
R=82Ω、誘導成分Lはコイルにコアを15mm挿入
した状態で、そして容量成分Cを30〜1000ピコフ
ァラッドの間で変動させたときの実測値をプロットした
ものである。
2において、バリアブルキャパシタの容量C=0ピコフ
ァラッド(つまり回路の浮遊容量のみ)、誘導成分Lは
コイルにコアを15mm挿入した状態で、そして抵抗成
分Rを26〜519Ω(回路抵抗含む)の間で変動させ
たときの実測値をプロットしたものである。また、図1
4のグラフは、RCL直並列回路2において、抵抗成分
R=82Ω、誘導成分Lはコイルにコアを15mm挿入
した状態で、そして容量成分Cを30〜1000ピコフ
ァラッドの間で変動させたときの実測値をプロットした
ものである。
【0079】この例におけるパルスハイト測定回路10
は図9に示すように、過渡応答信号Sに含まれる電源7
によるDC分をDCクリップ回路11によりクリップし
てから、この過渡応答信号Sの第1パルスS1を波形整
形回路12により整形し、そしてこれを比較回路13に
入力して基準電圧発生回路14により発生される基準電
圧と比較測定し、その結果を表示回路15にて表示する
構成とされている。
は図9に示すように、過渡応答信号Sに含まれる電源7
によるDC分をDCクリップ回路11によりクリップし
てから、この過渡応答信号Sの第1パルスS1を波形整
形回路12により整形し、そしてこれを比較回路13に
入力して基準電圧発生回路14により発生される基準電
圧と比較測定し、その結果を表示回路15にて表示する
構成とされている。
【0080】一方、図10には、図7の変位計測装置1
による過渡応答信号Sに含まれるパルスのパルス周期S
pから電気的変位計測を行う場合のパルス周期測定回路
20の例を示している。このパルス周期測定回路20
は、バイステーブルマルチバイブレータ21を過渡応答
信号出力端子8と同期信号出力端子9に接続して過渡応
答信号S及び同期信号によりセット・リセットをかける
ことで、過渡応答信号Sの第1パルスS1と第2パルス
S2の各間隔に一致する持続時間の矩形波を発生し、こ
れを10〜100MHzのオシレータ22により変調し
た後、パルスカウンタ23でその変調パルスをカウント
することによって、過渡応答信号Sの第1パルスS1と
第2パルスS2の各時間幅を計測し、その結果を表示回
路24に表示する構成とされている。従って、RCL直
並列回路2の電気的変位によって生じる過渡応答信号S
のパルス周期Spの変化を測定することが可能である。
による過渡応答信号Sに含まれるパルスのパルス周期S
pから電気的変位計測を行う場合のパルス周期測定回路
20の例を示している。このパルス周期測定回路20
は、バイステーブルマルチバイブレータ21を過渡応答
信号出力端子8と同期信号出力端子9に接続して過渡応
答信号S及び同期信号によりセット・リセットをかける
ことで、過渡応答信号Sの第1パルスS1と第2パルス
S2の各間隔に一致する持続時間の矩形波を発生し、こ
れを10〜100MHzのオシレータ22により変調し
た後、パルスカウンタ23でその変調パルスをカウント
することによって、過渡応答信号Sの第1パルスS1と
第2パルスS2の各時間幅を計測し、その結果を表示回
路24に表示する構成とされている。従って、RCL直
並列回路2の電気的変位によって生じる過渡応答信号S
のパルス周期Spの変化を測定することが可能である。
【0081】第2実施例
【0082】図7に示す変位計測装置1のRCL直並列
回路2における誘導成分Lについて、長さ等の物理的変
位Aを計測する物理的変位センサ30の構成とした例を
図11に示す。即ち、上述のような被服銅線によるコイ
ル31を外周壁に配した筒状体32を形成し、この筒状
体32内に上述のようなフェライトコアによるコア33
を摺動可能に挿入してある。その際、コア33の一端側
と筒状体32の底部との間にスプリング34を配設する
ことでコア33の振動を防止している。コア33の他端
側は物理的変位Aを伝達する伝達シャフト35につなが
れており、この伝達シャフト35が筒状体32の口部に
設けた軸受36を介して延設され物理的変位Aを受けて
伝達し、それによりコア33が摺動することで誘導成分
Lが物理的変位Aに連動することになる。また、この回
路における抵抗成分Rは82Ωとしている。
回路2における誘導成分Lについて、長さ等の物理的変
位Aを計測する物理的変位センサ30の構成とした例を
図11に示す。即ち、上述のような被服銅線によるコイ
ル31を外周壁に配した筒状体32を形成し、この筒状
体32内に上述のようなフェライトコアによるコア33
を摺動可能に挿入してある。その際、コア33の一端側
と筒状体32の底部との間にスプリング34を配設する
ことでコア33の振動を防止している。コア33の他端
側は物理的変位Aを伝達する伝達シャフト35につなが
れており、この伝達シャフト35が筒状体32の口部に
設けた軸受36を介して延設され物理的変位Aを受けて
伝達し、それによりコア33が摺動することで誘導成分
Lが物理的変位Aに連動することになる。また、この回
路における抵抗成分Rは82Ωとしている。
【0083】この物理的変位センサ30を設けた変位計
測装置1と図9に示すパルスハイト測定回路10を用い
て長さ等の物理的変位Aの計測を行った結果、図15に
示すような物理的変位Aと、過渡応答信号Sのパルスハ
イトSh、パルス周期Sp、パルス減衰時間Stとの関
係が得られた。特に、図15のパルスハイトデータによ
れば、物理的変位Aを受けたコア33の変位が15mm
のときに53ボルト程度のパルスハイト変動が観測され
ており、従って、パルスハイトShの測定最大精度がナ
ノボルトオーダであれば、この変位計測方法において
は、最大感度10 -10 mmの物理的変位Aに対する計測
能力を得ることが可能である。また更に、図13の計測
結果から、抵抗成分Rの82Ωを30Ω前後に設定して
おけば10 -11 mmオーダーの物理的変位Aを計測する
ことも可能になることが分かる。
測装置1と図9に示すパルスハイト測定回路10を用い
て長さ等の物理的変位Aの計測を行った結果、図15に
示すような物理的変位Aと、過渡応答信号Sのパルスハ
イトSh、パルス周期Sp、パルス減衰時間Stとの関
係が得られた。特に、図15のパルスハイトデータによ
れば、物理的変位Aを受けたコア33の変位が15mm
のときに53ボルト程度のパルスハイト変動が観測され
ており、従って、パルスハイトShの測定最大精度がナ
ノボルトオーダであれば、この変位計測方法において
は、最大感度10 -10 mmの物理的変位Aに対する計測
能力を得ることが可能である。また更に、図13の計測
結果から、抵抗成分Rの82Ωを30Ω前後に設定して
おけば10 -11 mmオーダーの物理的変位Aを計測する
ことも可能になることが分かる。
【0084】尚、物理的変位センサ30は図11に示す
構成に限られるものではなく、その他の伝達機構が各種
可能であることはいうまでもない。また例えば、ポテン
シオメータに物理的変位Aを受けるようにし、該ポテン
シオメータをRCL直並列回路2の抵抗成分Rとして使
用することでも同様の物理的変位Aの計測が可能であ
り、更に、物理的変位Aを受けるようにしたキャパシタ
をRCL直並列回路2の容量成分Cとして使用すること
でも同様の物理的変位計測が可能である。或いは、抵抗
成分R、容量成分C、誘導成分Lを組み合わせて用いる
ことも可能である。これらについては特に例示するまで
もなく理解できるであろう。
構成に限られるものではなく、その他の伝達機構が各種
可能であることはいうまでもない。また例えば、ポテン
シオメータに物理的変位Aを受けるようにし、該ポテン
シオメータをRCL直並列回路2の抵抗成分Rとして使
用することでも同様の物理的変位Aの計測が可能であ
り、更に、物理的変位Aを受けるようにしたキャパシタ
をRCL直並列回路2の容量成分Cとして使用すること
でも同様の物理的変位計測が可能である。或いは、抵抗
成分R、容量成分C、誘導成分Lを組み合わせて用いる
ことも可能である。これらについては特に例示するまで
もなく理解できるであろう。
【0085】尚、図15のグラフは、RCL直並列回路
2において、バリアブルキャパシタの容量C=0(つま
り回路の浮遊容量のみ)、抵抗成分R=82Ωとし、そ
して、物理的変位センサ30のコイル31にコア33を
0〜15mm挿入したときのパルスハイトSh、パルス
周期Sp、パルス減衰時間Stの各実測値をプロットし
たものである。
2において、バリアブルキャパシタの容量C=0(つま
り回路の浮遊容量のみ)、抵抗成分R=82Ωとし、そ
して、物理的変位センサ30のコイル31にコア33を
0〜15mm挿入したときのパルスハイトSh、パルス
周期Sp、パルス減衰時間Stの各実測値をプロットし
たものである。
【0086】第3実施例
【0087】図7の変位計測装置1に用いている電流断
続回路6は単位時間当たりの断続回数を任意設定可能で
あり、また図2、図6に示したような電磁回路は最低で
も2MHzまで安定して動作可能である。従って、前述
した如く、長時間の計測によって非特異的な分極反応、
電析反応等の妨害反応を生ずるような電極の状態を観測
する等、極めて短時間の計測を必要とする電圧対電流特
性・電導度測定等の化学的変位の計測に好適である。
続回路6は単位時間当たりの断続回数を任意設定可能で
あり、また図2、図6に示したような電磁回路は最低で
も2MHzまで安定して動作可能である。従って、前述
した如く、長時間の計測によって非特異的な分極反応、
電析反応等の妨害反応を生ずるような電極の状態を観測
する等、極めて短時間の計測を必要とする電圧対電流特
性・電導度測定等の化学的変位の計測に好適である。
【0088】その一例を示すと、内径5.0mmφ、長
さ85mmのアルミニウムパイプ(内表面積1,335
mm2 )内に、0.3%NaCl水溶液層で囲んだ外径
3mmφ、長さ85mmのアルミニウムロッド(外表面
積800mm2 )を挿入したものを、RCL直並列回路
2の抵抗成分Rとして接続し、そして、該RCL直並列
回路2の容量成分Cは0(回路の浮遊容量のみ)、誘導
成分Lとしては第1実施例のそれを同様に用いる。この
計測装置1における電極電位と過渡応答信号Sのパルス
ハイトShとを同時測定した。
さ85mmのアルミニウムパイプ(内表面積1,335
mm2 )内に、0.3%NaCl水溶液層で囲んだ外径
3mmφ、長さ85mmのアルミニウムロッド(外表面
積800mm2 )を挿入したものを、RCL直並列回路
2の抵抗成分Rとして接続し、そして、該RCL直並列
回路2の容量成分Cは0(回路の浮遊容量のみ)、誘導
成分Lとしては第1実施例のそれを同様に用いる。この
計測装置1における電極電位と過渡応答信号Sのパルス
ハイトShとを同時測定した。
【0089】その結果、約300秒後に電極電位、電極
抵抗の各値は飽和し、それぞれ一定値に収束した。この
変化の様子を定性的にみると、電源接続後、最初の15
秒間で全変化量の80%、次の15秒間で全変化量の1
0%と、急速な電極電位の上昇と電極抵抗の増加がパル
スハイトShの減少として測定される。この結果から、
初めの30秒以内に主要な電極反応が進行することが確
認できる。
抵抗の各値は飽和し、それぞれ一定値に収束した。この
変化の様子を定性的にみると、電源接続後、最初の15
秒間で全変化量の80%、次の15秒間で全変化量の1
0%と、急速な電極電位の上昇と電極抵抗の増加がパル
スハイトShの減少として測定される。この結果から、
初めの30秒以内に主要な電極反応が進行することが確
認できる。
【0090】この第3実施例では図7の発振回路4の出
力信号周波数を60KHzとしているので、計測頻度は
60,000データ/秒であり、計測精度を高めるため
に10個のデータをサンプリングしたとしても1/60
00秒(約0.2msec)のサンプリングタイムしか
要しない。最大計測頻度を2MHzとすれば、サンプリ
ングタイムは50μsecにとどまり、しかもサンプリ
ングインターバルをゼロとすれば、50μsecごとの
計測とデータ処理が可能である。従って、高速で且つほ
ぼ連続的な計測が可能であることになり、また、この第
3実施例のように不可逆的反応を特徴とする電極反応の
時間的経過について反応初期から詳細に計測・記録する
ことが可能となる。
力信号周波数を60KHzとしているので、計測頻度は
60,000データ/秒であり、計測精度を高めるため
に10個のデータをサンプリングしたとしても1/60
00秒(約0.2msec)のサンプリングタイムしか
要しない。最大計測頻度を2MHzとすれば、サンプリ
ングタイムは50μsecにとどまり、しかもサンプリ
ングインターバルをゼロとすれば、50μsecごとの
計測とデータ処理が可能である。従って、高速で且つほ
ぼ連続的な計測が可能であることになり、また、この第
3実施例のように不可逆的反応を特徴とする電極反応の
時間的経過について反応初期から詳細に計測・記録する
ことが可能となる。
【0091】図12に、上記各実施例で用いたデータ処
理システム40についてブロック図で簡単に示してお
く。変位計測装置1から得られた過渡応答信号SはA/
D変換回路41により即時デジタル処理され、入力イン
タフェース42及びデータバス43を経てRAM44に
パラレル入力される。CPU45は、ROM46に記憶
した計測ルーチンに従ってRAM44に取り込んだデー
タを演算処理し、その結果を、出力インタフェース47
を介して表示装置48や印刷装置49に出力する。キー
ボード50は全システムのマニュアル制御に用いられ
る。このデータ処理システム40によれば、図9、図1
0に示したパルスハイト測定回路10、パルス周期測定
回路20の他にも、過渡応答信号Sのパルス減衰時間S
tを測定するパルス減衰時間測定回路の機能も実現可能
となる。加えて、データファイルやその他複雑なデータ
処理に対しても有効に利用することができる。
理システム40についてブロック図で簡単に示してお
く。変位計測装置1から得られた過渡応答信号SはA/
D変換回路41により即時デジタル処理され、入力イン
タフェース42及びデータバス43を経てRAM44に
パラレル入力される。CPU45は、ROM46に記憶
した計測ルーチンに従ってRAM44に取り込んだデー
タを演算処理し、その結果を、出力インタフェース47
を介して表示装置48や印刷装置49に出力する。キー
ボード50は全システムのマニュアル制御に用いられ
る。このデータ処理システム40によれば、図9、図1
0に示したパルスハイト測定回路10、パルス周期測定
回路20の他にも、過渡応答信号Sのパルス減衰時間S
tを測定するパルス減衰時間測定回路の機能も実現可能
となる。加えて、データファイルやその他複雑なデータ
処理に対しても有効に利用することができる。
【0092】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
電磁回路の過渡応答特性を利用して計測を行うので、煩
雑な計算や手操作を必要とせず、簡易で高感度、高精度
の電気的変位計測を実施することが可能となる。更に、
電磁回路の誘導成分、容量成分、抵抗成分のうちの少な
くとも1つを、長さ、圧力、歪、温度、物体の移動速
度、流体の流速、流量等の物理的変位、或いは電極等に
発現する抵抗、電圧、電流、容量、インダクタンス等の
化学的変位に連動させることで、過渡応答特性を利用し
た当該電磁回路の電気的変位計測で物理的変位や化学的
変位を簡易、高感度、高精度に計測可能となる。しかも
この場合、周波数の高い物理的変位にも有効で、また余
剰の電気化学反応に妨害されずに信頼性の高い計測を行
えるという優れた利点がある。
電磁回路の過渡応答特性を利用して計測を行うので、煩
雑な計算や手操作を必要とせず、簡易で高感度、高精度
の電気的変位計測を実施することが可能となる。更に、
電磁回路の誘導成分、容量成分、抵抗成分のうちの少な
くとも1つを、長さ、圧力、歪、温度、物体の移動速
度、流体の流速、流量等の物理的変位、或いは電極等に
発現する抵抗、電圧、電流、容量、インダクタンス等の
化学的変位に連動させることで、過渡応答特性を利用し
た当該電磁回路の電気的変位計測で物理的変位や化学的
変位を簡易、高感度、高精度に計測可能となる。しかも
この場合、周波数の高い物理的変位にも有効で、また余
剰の電気化学反応に妨害されずに信頼性の高い計測を行
えるという優れた利点がある。
【図1】本発明に係る電磁回路の一例を示す概略回路構
成図。
成図。
【図2】図1の回路の等化回路図。
【図3】電磁回路の第1過渡応答特性例を示すグラフ。
【図4】電磁回路の第2過渡応答特性例を示すグラフ。
【図5】電磁回路の第3過渡応答特性例を示すグラフ。
【図6】本発明に係る電磁回路の他の例を示す等化回路
図。
図。
【図7】本発明による変位計測装置の実施例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図8】図7の回路から得られる過渡応答信号を説明す
る信号波形図。
る信号波形図。
【図9】本発明の実施例で用いたパルスハイト測定回路
のブロック図。
のブロック図。
【図10】本発明の実施例で用いたパルス周期測定回路
のブロック図。
のブロック図。
【図11】本発明の実施例で用いた物理的変位センサの
構成を示す説明図。
構成を示す説明図。
【図12】本発明の実施例で用いたデータ処理システム
のブロック図。
のブロック図。
【図13】本発明の実施例において得られた抵抗成分と
パルスハイトとの関係を示すグラフ。
パルスハイトとの関係を示すグラフ。
【図14】本発明の実施例において得られた容量成分と
パルスハイトとの関係を示すグラフ。
パルスハイトとの関係を示すグラフ。
【図15】本発明の実施例において得られた物理的変位
とパルスハイト、パルス周期、パルス減衰時間との関係
を示すグラフ。
とパルスハイト、パルス周期、パルス減衰時間との関係
を示すグラフ。
1 変位計測装置 2 RCL直並列回路 3 外部入力端子 4 矩形波/正弦波発振回路 5 波形整形回路 6 電流断続回路 7 電源 8 過渡応答信号出力端子 9 同期信号出力端子 S 過渡応答信号 Sh パルスハイト(パルス波高値) Sp パルス周期 St パルス減衰時間
Claims (7)
- 【請求項1】 電磁回路の誘導成分、容量成分、抵抗成
分、印加電圧のうちの少なくとも1成分の電気的変位
を、電源接続時に当該電磁回路で発生する過渡応答信号
の状態から計測することを特徴とする変位計測方法。 - 【請求項2】 電磁回路の誘導成分、容量成分、抵抗成
分のうちの少なくとも1成分を物理的変位又は化学的変
位に連動させ、その物理的変位又は化学的変位を当該電
磁回路の電気的変位に変換して計測するようにした請求
項1記載の変位計測方法。 - 【請求項3】 過渡応答信号のパルス波高値を測定する
ことにより電気的変位を計測するようにした請求項1又
は請求項2記載の変位計測方法。 - 【請求項4】 過渡応答信号のパルス周期を測定するこ
とにより電気的変位を計測するようにした請求項1又は
請求項2記載の変位計測方法。 - 【請求項5】 過渡応答信号のパルス減衰時間を測定す
ることにより電気的変位を計測するようにした請求項1
又は請求項2記載の変位計測方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の変
位計測方法に用いる変位計測装置であって、 所定の周波数で矩形波/正弦波を出力する発振回路と、
この発振回路の出力を波形整形する波形整形回路と、こ
の波形整形回路の出力により電流路を断続する電流断続
回路と、この電流断続回路の断続に従って電流の流れる
電磁回路と、発振回路及び電磁回路の電源と、を備えて
なる変位計測装置。 - 【請求項7】 電磁回路をRCL直並列回路とした請求
項6記載の変位計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7103587A JPH08297003A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 変位計測方法とその方法に用いる変位計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7103587A JPH08297003A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 変位計測方法とその方法に用いる変位計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08297003A true JPH08297003A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=14357912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7103587A Pending JPH08297003A (ja) | 1995-04-27 | 1995-04-27 | 変位計測方法とその方法に用いる変位計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08297003A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003097940A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Ricoh Co Ltd | 形状測定方法、形状測定装置、形状測定用のコンピュータプログラムを格納する記憶媒体及び形状測定用のコンピュータプログラム |
| JP2013027081A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Equos Research Co Ltd | 電力伝送システム |
| JP2013027082A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Equos Research Co Ltd | 電力伝送システム |
| JP2023107028A (ja) * | 2022-01-21 | 2023-08-02 | アルプスアルパイン株式会社 | 位置情報取得装置 |
-
1995
- 1995-04-27 JP JP7103587A patent/JPH08297003A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003097940A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-03 | Ricoh Co Ltd | 形状測定方法、形状測定装置、形状測定用のコンピュータプログラムを格納する記憶媒体及び形状測定用のコンピュータプログラム |
| JP2013027081A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Equos Research Co Ltd | 電力伝送システム |
| JP2013027082A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Equos Research Co Ltd | 電力伝送システム |
| JP2023107028A (ja) * | 2022-01-21 | 2023-08-02 | アルプスアルパイン株式会社 | 位置情報取得装置 |
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