JPH0829708B2 - 自動車用制御回路の故障個所判定方法 - Google Patents

自動車用制御回路の故障個所判定方法

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JPH0829708B2
JPH0829708B2 JP61109575A JP10957586A JPH0829708B2 JP H0829708 B2 JPH0829708 B2 JP H0829708B2 JP 61109575 A JP61109575 A JP 61109575A JP 10957586 A JP10957586 A JP 10957586A JP H0829708 B2 JPH0829708 B2 JP H0829708B2
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昭光 蝦名
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Jidosha Kiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、動力舵取装置等の電子回路故障時にける
故障個所を判定する自動車用制御回路の故障個所判定方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、自動車のステアリング制御は電子回路が多用さ
れるようになってきた。例えば、動力舵取装置の場合、
舵角量,エンジン回転数,車速などの値に応じてソレノ
イドバルブを駆動し、動力舵取装置に供給するオイル流
量を制御して最適な操舵力が得られるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこのような従来の装置はセンサが各所に
分散していると、電気信号を用いているため、従来の自
動車整備の分野では電気回路の取扱いに不慣れなサービ
スマンが多く、故障個所の発見が難しく、時間がかかる
という問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、テスタ等の汎用の直
流計器を用いて、優先度の高い順に、容易にかつ速やか
に故障個所を判定することのできる自動車用制御回路の
故障個所判定方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために本発明は、異なる場
所の異常を検出する複数のセンサ(1)からの信号に対
応する出力信号を送出すると共に、これらのセンサ
(1)から異常検出信号が入力されたときには、優先度
の高い異常検出信号に対応する出力信号を送出する出力
信号送出手段(2)と、この出力信号送出手段(2)か
らの出力信号に基づき、前記センサ(1)の何れも異常
を検出していない場合には、高周波の信号を出力し、前
記センサ(1)が異常を検出している場合には出力信号
送出手段(2)からの出力信号に応じた低周波のパルス
信号を出力する信号出力手段(3)とを設け、前記高周
波の信号の周波数を所定の直流計器(テスタ)の動作追
従周波数より高目の適当な周波数(例えば50Hz)として
定めたうえ、信号出力手段(3)からの出力信号のレベ
ルを前記直流計器(テスタ)を用いて測定し、その測定
結果から故障個所を判定するようにしたものである。
〔作用〕
したがって、この発明によれば、複数のセンサ(1)
の何れも異常を検出していない場合には、高周波の信号
が信号出力手段(3)より出力される。この場合、信号
出力手段(3)からの出力信号のレベルを直流計器(テ
スタ)を用いて測定すると、その測定結果はその出力信
号の振幅値の略半分の値を示す。
これに対して、センサ(1)が異常を検出している場
合には、出力信号送出手段(2)からの出力信号に応じ
た低周波のパルス信号が信号出力手段(3)より出力さ
れる。この場合、信号出力手段(3)からの出力信号の
レベルを直流計器(テスタ)を用いて測定すると、その
測定結果はその出力信号の各パルス毎にその振幅値を示
す。
なお、複数のセンサ(1)から異常検出信号が入力さ
れた場合には、優先度の高い異常検出信号に対応する出
力信号が出力信号送出手段(2)より送出される。これ
により、信号出力手段(3)からの出力信号のレベルを
直流計器(テスタ)を用いて測定すると、優先度の高い
異常がまず最初に検出される。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
る。同図において、11はソレノイド(動力舵取装置に
供給するオイル流量を制御するバルブを駆動するソレノ
イド)の断線を検出するためのソレノイド断線センサ、
2はソレノイドのショートを検出するソレノイドショ
ートセンサ、13は舵角信号の異常を検出する舵角信号
異常センサ、14はエンジン信号異常センサ、15は車速
信号異常センサであり、これらは特開昭61-54363号公
報、特開昭60-56671号公報に詳細に開示されている。
2は入力端子2aが最上位優先度で入力端子2eが最低位
優先度となっているプライオリティエンコーダ、3はプ
リセッタブルカウンタ、4は発振器、5は出力端子であ
る。プライオリティエンコーダ2は、いずれの入力端子
にも異常検出信号が供給されていないとき、すなわち動
力舵取装置の制御回路が正常な場合、全ての出力端子か
ら「0」レベルの出力信号を送出するようになってい
る。プリセッタブルカウンタ3は、プライオリティエン
コーダ2の全ての出力端子の信号が「0」レベルのと
き、発振器4の出力信号をそのまま出力するようになっ
ている。
このように構成された装置の動作は次の通りである。
全てのセンサが異常を検出していないとき、プライオリ
ティエンコーダ2は全ての出力端子から「0」レベルの
信号を出力している。これにより、プリセッタブルカウ
ンタ3は、発振器4の出力信号をそのまま出力する。こ
のとき、発振器4の発振周波数を所定の直流計器(本実
施例では、テスタ)の動作周波数より若干高目の適当な
周波数(例えば、50Hz程度)にしておき、テスタを直流
レンジにしてこの出力信号のレベルを測定すると、テス
タはこの出力信号に完全に追従できないので、その測定
結果はその出力信号の振幅値の略半分の値を示す。この
ため、テスタがこのような値の電圧を指示すれば、動力
舵取装置の制御回路が正常であることがわかる。
今、例えばいずれかの故障が発生すると、その故障を
検出したセンサから異常検出信号が発生し、それがプラ
イオリティエンコーダ2に供給される。この結果、プラ
イオリティエンコーダ2は、故障状況に応じた出力信号
を出力する。プリセッタブルカウンタ3は、プライオリ
ティエンコーダ2からの出力信号に対応して、発振器4
の出力信号を分周した信号を出力する。この信号は例え
ば第1表に示すような信号としておく。
すなわち、プリセッタブルカウンタ3からの出力信号
をテスタの動作追従周波数よりも低い周波数のパルス信
号とし、所定時間Tの間のパルス数をプライオリティエ
ンコーダ2からの出力信号に応じて変化させるようにす
る。このとき、第2図(b)〜(f)におけるパルスの
継続時間は、テスタにおいてその振幅値が十分測定でき
る値としておく(例えば、一定電圧出力時間を1秒以上
とする)。なお、第2図(a)は、全てのセンサが異常
を検出していないときのプリセッタブルカウンタ3の出
力波形である。
ここで、プリセッタブルカウンタ3からの出力信号の
レベルをテスタで測定すると、その測定結果はその出力
信号の各パルス毎にその振幅値を示す。すなわち、出力
端子5にテスタを接続したとき、所定時間Tの間にテス
タの針が5回パルスの振幅値を示したらソレノイド断
線、4回ならソレノイドショートと故障内容に応じて出
力信号が決まる。これにより、テスタの針の振れ回数か
ら、容易にかつ速やかに故障内容を知ることができる。
2種類以上の故障が発生しているとき、プライオリテ
ィエンコーダ2は、優先度の高い異常検出信号に対応す
る出力信号を出力している。このため、テスタで検出さ
れる故障は優先度の高い故障内容だけであるが、この故
障を修理した後に再度テスタの指示を確認すれば、今度
は優先度の低い方の故障内容が検出できる。すなわち、
本実施例によれば、優先度の高い故障が先ず最初に検出
され、修理後、次に優先度の高い故障が検出され、以下
同様にして優先度の高い順に故障が検出されるものとな
り、優先度の高い順に修理しながら、またその修理の完
了を確認しながら、全ての故障を抜けなく検出して行く
ことが可能となる。
第3図はこの発明を動力舵取装置に適用したもののブ
ロック図である。同図において、10は車速センサであ
り、車速異常時は端子10aから「0」レベルの信号を送
出するようになっている。11はエンジン回転センサであ
り、エンジン信号異常時は端子11aから「0」レベルの
信号を送出するようになっている。12は舵角センサであ
り、舵角信号異常時は端子12aから「0」レベルの信号
を送出するようになっている。13は出力検出部であり、
ソレノイドショート時は端子13aから「1」レベルの信
号を送出し、ソレノイド断線時は端子13bから「0」レ
ベルの信号を送出するようになっている。14は出力制御
回路、15はソレノイド、16a〜16dはインバータ、17はノ
ア回路、18はクロック回路、19はアンド回路、20はオア
回路、21a〜21eはゲート回路、22〜26はパターンメモリ
である。この回路の動作は第1図の回路と同様である
が、第2図(b)〜(f)に示すような波形を出力する
パターンメモリ22〜26の部分について詳細に説明する。
パターンメモリ22〜26は第4図(a)〜(e)に示す
ようなパターンが記憶された8ビットのメモリ22a〜26a
を有している。また、パターンメモリ22〜26は、第5図
(a)〜(e)に示すような8ビットのうち所定の1ビ
ットだけ「1」レベルとされたシフトレジスタ22b〜26b
を有しており、この「1」レベルのビットが2秒毎にリ
ング状に隣接するビットに移るようになっており、この
シフトレジスタ22b〜26bがメモリ22a〜26aのそれぞれの
ビットと論理積処理されるようになっている。
例えば、パターンメモリ22は第6図に示すようになっ
ている。同図において、22aは第4図(a)に示したパ
ターンメモリ、22bは第5図(a)に示したシフトレジ
スタ、22c〜22kはアンド回路、22lはオア回路、22mはモ
ノマルチバイブレータである。このように構成されたパ
ターンメモリ22において、シフトレジスタ22bの「1」
レベルのビットは2秒毎に隣接ビット、例えば左側のビ
ットに移るようになっているので、メモリ22aとシフト
レジスタ22bの「1」レベルが一致したアンド回路22f〜
22kは「1」レベルの出力を順次に送出する。このた
め、この信号がオア回路22lを介してモノマルチバイブ
レータ22mへ与えられ、モノマルチバイブレータ22mが駆
動される。このとき、モノマルチバイブレータ22mの動
作時間を1秒程度に設定しておけば、第2図(b)に示
す信号が得られる。他のパターンメモリ21〜26も同様に
構成されている。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなように、本発明によれ
ば、複数のセンサの何れも異常を検出していない場合に
は、高周波の信号が信号出力手段より出力され、直流計
器(テスタ)での測定結果は信号出力手段からの出力信
号の振幅値の略半分の値を示し、これに対して、センサ
が異常を検出している場合には、直流計器(テスタ)の
針の振れ回数によって故障個所を判定することが可能と
なり、テスタ等の汎用の直流計器を用いて、容易にかつ
速やかに故障個所を判定することができるようになる。
また、本発明によれば、2種類以上の故障が発生して
いる場合には、優先度の高い故障が先ず最初に検出さ
れ、修理後、次に優先度の高い故障が検出され、以下同
様にして優先度の高い順に故障が検出されるものとな
り、優先度の高い順に修理しながら、またその修理の完
了を確認しながら、全ての故障を抜けなく検出して行く
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はプリセッタブルカウンタからの出力信号の一例を示す
波形図、第3図は他の実施例を示すブロック図、第4
図,第5図および第6図はパターンメモリの動作を説明
するための図である。 11〜15……センサ、2……プライオリティエンコー
ダ、3……プリセッタブルカウンタ、4……発振器、5
……出力端子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる場所の異常を検出する複数のセンサ
    からの信号に対応する出力信号を送出すると共に、これ
    らのセンサから異常検出信号が入力されたときには、優
    先度の高い異常検出信号に対応する出力信号を送出する
    出力信号送出手段と、 この出力信号送出手段からの出力信号に基づき、前記セ
    ンサの何れも異常を検出していない場合には、高周波の
    信号を出力し、前記センサが異常を検出している場合に
    は前記出力信号送出手段からの出力信号に応じた低周波
    のパルス信号を出力する信号出力手段とを備え、 前記高周波の信号の周波数を所定の直流計器の動作追従
    周波数より高目の適当な周波数として定めたうえ、 前記信号出力手段からの出力信号のレベルを前記直流計
    器を用いて測定し、その測定結果から故障個所を判定す
    るようにしたことを特徴とする 自動車用制御回路の故障個所判定方法。
JP61109575A 1986-05-15 1986-05-15 自動車用制御回路の故障個所判定方法 Expired - Lifetime JPH0829708B2 (ja)

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