JPH08297130A - 回転センサ用電磁ピックアップ装置 - Google Patents

回転センサ用電磁ピックアップ装置

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JPH08297130A
JPH08297130A JP7104194A JP10419495A JPH08297130A JP H08297130 A JPH08297130 A JP H08297130A JP 7104194 A JP7104194 A JP 7104194A JP 10419495 A JP10419495 A JP 10419495A JP H08297130 A JPH08297130 A JP H08297130A
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JP
Japan
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holding
electromagnetic pickup
resin
hole
reinforcing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7104194A
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English (en)
Inventor
Hideo Tawara
秀男 俵
Hidetoshi Saito
英敏 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08297130A publication Critical patent/JPH08297130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円環状の電磁ピックアップと、これを保持す
る保持部材とを簡単な構造により強固に結合することで
ある。 【構成】 円環状電磁ピックアップ1と保持部材2とを
樹脂により一体成形し、その樹脂により電磁ピックアッ
プ1を覆う外装部9を形成すると共に、保持部材2に設
けた保持穴15に上記樹脂を通して出力線8を覆う保持
突起部11を設け、前記保持穴15の縁を外装部9の樹
脂と保持突起部11の樹脂とにより挾み込んだ構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の車輪などの
回転体の回転数や回転速度を検知する回転センサに用い
られる電磁ピックアップ装置及びその装置を取付けた軸
受け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪軸受け装置の回転部にセン
シングロータを取付け、固定部にそのセンシングロータ
と対向して電磁ピックアップを配置した回転センサは従
来から知られている。この場合電磁ピックアップはキャ
ップ状の保持部材に取付けられ、その保持部材を固定部
に嵌着することにより前記の回転センサを構成するよう
にしている。
【0003】このような保持部材を用いた電磁ピックア
ップ装置は、電磁ピックアップが棒状の磁極子を有する
もの(特開昭63−166601号公報参照)と、円環
状の磁極子を有するもの(特開平5−264562号公
報参照)に大きく分類できる。
【0004】このうち前者の棒状の磁極子を有する電磁
ピックアップ装置は、電磁ピックアップが比較的小形に
形成されるため、保持部材の1ヶ所にこれを固定するだ
けで強い結合力が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、後者の円
環状の磁極子を有するものでは、電磁ピックアップが大
形になるため、前記のように1ヶ所のみの固定では、外
部から強い振動が加わると電磁ピックアップが変形した
り、振動したり或いは破損するなどの問題が生じる恐れ
がある。
【0006】そこで、この発明は円環状の磁極子を有
し、全体として円環状に形成された電磁ピックアップ
と、その保持部材とからなる電磁ピックアップ装置にお
いて、電磁ピックアップと保持部材の結合強度を強固に
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は円環状の電磁ピックアップと、その保
持部材とから成る回転センサ用電磁ピックアップ装置に
おいて、前記保持部材は電磁ピックアップの一方の端面
と対面する保持部を有し、その保持部に保持穴が設けら
れ、前記電磁ピックアップは前記保持部に樹脂により一
体成形され、その樹脂により電磁ピックアップを覆う外
装部と、電磁ピックアップのコイルの出力線又は出力端
子の引出し部分を覆う保持突起部が形成され、その保持
突起部が前記保持穴を通って反対面に突き出し、その保
持穴の縁の両面を外装部と保持突起部の樹脂により挾み
込んだ構成としたものである。
【0008】上記の構成によると、電磁ピックアップと
保持部材は、外装部が保持部材と接合されると共に、保
持穴の縁の両面を樹脂により挾み込んで両者を結合す
る。
【0009】また、前記保持部に前記保持穴以外に他の
補強穴を設け、前記樹脂によりその補強穴を通って保持
部の反対面に突き出す補強突起部が形成され、前記補強
穴の縁の両面を外装部と補強突起部の樹脂により挾み込
んだ構成とすることができる。
【0010】この構成によると、補強穴の縁においても
その両面が樹脂により挾み込まれ、結合力が増す。
【0011】前記の保持穴と補強穴とが同寸法・同形状
であり、前記電磁ピックアップの軸心から等距離の位置
にかつ軸心まわりに一定間隔で形成されている構成を採
用すると、保持部材の穴に方向性が無くなる。
【0012】前記保持穴及び補強穴に、保持部の反対面
に突き出した筒状周縁部を設けた構成を採用すると各穴
の筒状周縁部が、樹脂の径方向へずれ動きが防止され、
更に樹脂と保持部材との接触範囲が増加する。
【0013】前記筒状周縁部の外周に前記樹脂より低い
溶融温度をもつ樹脂を密着させた構成を採用すると、電
磁ピックアップと保持部材の一体成形の際の温度で低溶
融温度樹脂が溶融し、これにより保持部材の穴周辺と樹
脂とが接合される。
【0014】上述の各電磁ピックアップ装置の保持部材
をセンシングロータと電磁ピックアップとを対向させて
固定部に取付けてなる軸受け装置は、その電磁ピックア
ップ装置の部分において前述の諸作用がある。
【0015】
【実施例】図1に示した第1実施例の電磁ピックアップ
装置は、電磁ピックアップ1と保持部材2とからなる。
電磁ピックアップ1は円環状の永久磁石3の片面に、コ
イル4を巻装したボビン5を重ね、上記永久磁石3とボ
ビン5の内周面と外周面とをそれぞれ強磁性体でなる内
筒6と外筒7により挾み、また、コイル4の両端を出力
線8に接続し、前記の各部材の周囲を樹脂により覆って
円環状の外装部9を形成すると共に、前記出力線8の引
出し部分も上記と同じ樹脂成形により覆って保持突起部
11を形成している。
【0016】保持部材2は円板状の保持部12とその周
縁を前記出力線8と反対側に屈曲して、円筒状の嵌合部
13を形成することにより、全体としてキャップ状に形
成される。嵌合部13の一部にその全周にわたる折り重
ねによるツバ14を形成している。また、前記保持部1
2の一ヶ所に保持穴15が設けられる。
【0017】前記の電磁ピックアップ1と保持部材2と
は前記の樹脂により一体成形され、前記の外装部9を形
成する樹脂は保持部12の片方の面に接合される。また
前記の保持突起部11は前記の保持穴15の径よりも若
干大きい径を有し、その保持穴15から反対面に突き出
し、保持穴15の縁の両面を外装部9側の樹脂と保持突
起部11側の樹脂により挾み込んでいる。
【0018】第1実施例の電磁ピックアップ装置は以上
のごときものであり、電磁ピックアップ1と保持部材2
は、外装部9を形成する樹脂により接合一体化されると
共に、保持穴15の縁の両面の挾み込みにより結合され
る。
【0019】なお、コイル4の端部は前記のように出力
線8に接続して引出す方法の他に、端子に接続して引出
す方法もある。この点は後述の他の実施例においても同
様である。
【0020】図2は、上記の電磁ピックアップ装置16
を用いた車輪軸受け装置の一例である。ハブロータ17
を有する車軸18のまわりに内輪19が嵌合され、その
内輪19とハブロータ17の間の車軸18の外周面に内
レース21が形成されている。また、内輪19を貫通し
た車軸18の先端部にセンシングロータ22が取付けら
れる。
【0021】車軸18のまわりに外輪23が嵌合され、
その外輪23に形成した2列の外レース25が前記の内
レース21及び内輪19と対向し、その対向部分に転動
体26を介在している。外輪23は、その取付けツバ2
7により車両の一部に固定される。
【0022】電磁ピックアップ装置16は、その保持部
材2の嵌合部13を外輪23の端部内周面に嵌合すると
共に、そのツバ14を外輪23の端面に当てることによ
り取付けられ、電磁ピックアップ1はセンシングロータ
22と所要のギャップをおいて対面する。センシングロ
ータ22はその対向面に両極磁石面を周方向に交互に配
置したもの、或いは、強磁性体からなり、その対向面に
凹凸を周方向に一定間隔で設けたものであり、その回転
により電磁ピックアップ1のコイルに回転速度に応じて
変化する電圧を誘起させる。
【0023】次に、図3に示した第2実施例の電磁ピッ
クアップ装置16は、保持部12に1ヶ所〜数ヶ所の補
強穴28を形成し、その補強穴28にも樹脂を流入させ
て、保持部12の反対面に突き出し補強突起部29を設
けたものである。この補強突起部29の部分において
も、その補強穴28の縁の両面が外装部9と補強突起部
29の樹脂により挾み込まれ、これにより結合強度を増
している。その他の構成は第1実施例と同じである。
【0024】なお、図4(a)(b)に示すように、保
持部12の中心から同一半径上に周方向に一定間隔をお
いて同寸法・同形状の複数の穴30を設けておくと、そ
のいずれか1つの穴30を保持穴15の穴として選定
し、他の穴30を補強穴28の穴として選定することが
でき、保持部材2の方向性が無くなり、組立の作業性が
向上する。
【0025】図5に示した第3実施例は、前記の第2実
施例の構成に加えて、保持穴15、補強穴28の各周縁
に反対側に突き出す筒状周縁部31を形成したものであ
る。
【0026】この筒状周縁部31により、樹脂の穴径方
向への動きが更に抑制されると共に、樹脂の接合範囲が
増加して樹脂と保持部材2と界面から水が侵入しにくく
なる。
【0027】更に、上記筒状周縁部31の外周に前記の
樹脂より低い溶融温度をもった低温溶融樹脂32を予め
密着せしめ、その上で前記の樹脂による一体成形を行
う。その一体成形の熱により低温溶融樹脂32が溶融
し、保持部材2と樹脂の双方を接合して、この界面の気
密性を向上させる。
【0028】なお、上記第2、第3実施例の場合も、前
記第1実施例と同様にして、車輪軸受け装置に取付けて
使用される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明は、簡単な構成によって電磁ピックアップとその保
持部材が強固に結合され、良好な耐振性を示すので、自
動車の車輪周辺のように振動が激しく、かつ低コストが
要求される部分に使用されると効果的である。
【0030】請求項2に記載の発明は、補強突起部の存
在により、電磁ピックアップと保持部材との結合力が増
大する効果がある。
【0031】請求項3に記載の発明は、保持部材の穴の
位置に方向性が無いので、その穴を区別して組立てる必
要がなく、能率的な作業が可能である。
【0032】請求項4に記載の発明は、穴の縁に存在す
る筒状周縁部により、樹脂の穴径方向への動きが更に抑
制され、このような筒状周縁部を持たない構造に比べ
て、より大きな結合強度が得られる。また、その筒状周
縁部により、樹脂と保持部材との接触範囲が増加するた
め、この界面から水が侵入しにくくなり、長期にわたる
高い信頼性が確保される。
【0033】請求項5に記載の発明は、低温溶融樹脂の
溶融により、樹脂と保持部材とが接合され、この界面の
気密性が向上する。
【0034】請求項6に記載の発明は、以上の各効果を
有する軸受け装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図
【図2】第1実施例の装置を用いた車輌軸受けの断面図
【図3】第2実施例の断面図
【図4】(a) 同上の保持部材の変形例の一部平面図 (b) 図(a)の断面図
【図5】第3実施例の断面図
【符号の説明】 1 電磁ピックアップ 2 保持部材 3 永久磁石 4 コイル 5 ボビン 6 内筒 7 外筒 8 出力線 9 外装部 11 保持突起部 12 保持部 13 嵌合部 14 ツバ 15 保持穴 16 電磁ピックアップ装置 17 ハブロータ 18 車軸 19 内輪 21 内レース 22 センシングロータ 23 外輪 25 外レース 26 転動体 27 ツバ 28 補強穴 29 補強突起部 30 穴 31 筒状周縁部 32 低温溶融樹脂

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状の電磁ピックアップと、その保持
    部材とから成る回転センサ用電磁ピックアップ装置にお
    いて、前記保持部材は電磁ピックアップの一方の端面と
    対面する保持部を有し、その保持部に保持穴が設けら
    れ、前記電磁ピックアップは前記保持部に樹脂により一
    体成形され、その樹脂により電磁ピックアップを覆う外
    装部と、電磁ピックアップのコイルの出力線又は出力端
    子の引出し部分を覆う保持突起部が形成され、その保持
    突起部が前記保持穴を通って反対面に突き出し、その保
    持穴の縁の両面を外装部と保持突起部の樹脂により挾み
    込んだことを特徴とする回転センサ用電磁ピックアップ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記保持部に前記保持穴以外に他の補強
    穴を設け、前記樹脂によりその補強穴を通って保持部の
    反対面に突き出す補強突起部が形成され、前記補強穴の
    縁の両面を外装部と補強突起部の樹脂により挾み込んだ
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転センサ用電磁ピ
    ックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記の保持穴と補強穴とが同寸法・同形
    状であり、前記電磁ピックアップの軸心から等距離の位
    置に、かつ軸心まわりに一定間隔で形成されていること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の回転センサ用電磁
    ピックアップ装置。
  4. 【請求項4】 前記保持穴及び補強穴に、保持部の反対
    面に突き出した筒状周縁部を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の回転センサ用電磁ピッ
    クアップ装置。
  5. 【請求項5】 前記筒状周縁部の外周に前記樹脂より低
    い溶融温度をもつ樹脂を密着させたことを特徴とする請
    求項4に記載の回転センサ用電磁ピックアップ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の回転
    センサ用電磁ピックアップ装置の保持部材を、センシン
    グロータと前記電磁ピックアップとを対向させて固定部
    に取付けたことを特徴とする軸受け装置。
JP7104194A 1995-04-27 1995-04-27 回転センサ用電磁ピックアップ装置 Pending JPH08297130A (ja)

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