JPH082976Y2 - ラインフィルタ - Google Patents
ラインフィルタInfo
- Publication number
- JPH082976Y2 JPH082976Y2 JP191491U JP191491U JPH082976Y2 JP H082976 Y2 JPH082976 Y2 JP H082976Y2 JP 191491 U JP191491 U JP 191491U JP 191491 U JP191491 U JP 191491U JP H082976 Y2 JPH082976 Y2 JP H082976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- magnetic core
- line filter
- case
- type magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Insulating Of Coils (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器の電源ラインノ
イズを防止するラインフィルタに関するものである。
イズを防止するラインフィルタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にラインフィルタは電源線路におけ
る一対の線路とアース間で発生するコモンモードノイズ
成分を主に防止するために用いられ、その電気回路は図
7のようになっている。これはライン電流により発生す
る磁束が閉磁路磁心4を磁気飽和させないように巻線1
及び2が互いにライン電流により発生する磁束を打ち消
し合う方向に配置された構成となっている。
る一対の線路とアース間で発生するコモンモードノイズ
成分を主に防止するために用いられ、その電気回路は図
7のようになっている。これはライン電流により発生す
る磁束が閉磁路磁心4を磁気飽和させないように巻線1
及び2が互いにライン電流により発生する磁束を打ち消
し合う方向に配置された構成となっている。
【0003】具体的構造としては図5,図6に示すよう
に樹脂成型体から成るコイルボビン3に一方の巻線1を
施し別のコイルボビン3に他方の巻線2を施し、これら
のコイルボビン3をケース6に装着し、フェライト等か
ら成るUU型磁心4を両サイドからコイルボビン3内に
挿入し、このUU型磁心4の外周部をステンレス金属板
等から成るコアバンド5にて固定してラインフィルタを
構成しており、このコアバンド5を含むUU型磁心4と
ケース6等の樹脂成型体との固定には接着9、ワニス含
浸10等の手段で行っていた。
に樹脂成型体から成るコイルボビン3に一方の巻線1を
施し別のコイルボビン3に他方の巻線2を施し、これら
のコイルボビン3をケース6に装着し、フェライト等か
ら成るUU型磁心4を両サイドからコイルボビン3内に
挿入し、このUU型磁心4の外周部をステンレス金属板
等から成るコアバンド5にて固定してラインフィルタを
構成しており、このコアバンド5を含むUU型磁心4と
ケース6等の樹脂成型体との固定には接着9、ワニス含
浸10等の手段で行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記の構成においてラ
インフィルタを製作するに当たり、UU型磁心4として
用いるフェライトコアは焼成物であり寸法管理が難しい
ため寸法公差が大きく、ケース6等の成型物に対しガタ
が起きやすく、その上応力に弱いためケース6等の樹脂
成型体との固定には細心の注意を払った上で特性を落と
してでも接着をしたり、工程上不利でしかも美観を損う
ワニス含浸を行っていた。
インフィルタを製作するに当たり、UU型磁心4として
用いるフェライトコアは焼成物であり寸法管理が難しい
ため寸法公差が大きく、ケース6等の成型物に対しガタ
が起きやすく、その上応力に弱いためケース6等の樹脂
成型体との固定には細心の注意を払った上で特性を落と
してでも接着をしたり、工程上不利でしかも美観を損う
ワニス含浸を行っていた。
【0005】本考案は上記課題の対策として接着やワニ
ス含浸を行わず、特性も劣化させずにUU型磁心とケー
ス等の樹脂成型体を固定したラインフィルタを安価にて
提供するものである。
ス含浸を行わず、特性も劣化させずにUU型磁心とケー
ス等の樹脂成型体を固定したラインフィルタを安価にて
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案は、ケースの中間壁の両端に磁心の内面に当接
し磁心の締め付けによって変形する変形部を設け、この
変形部とUU型磁心の外周に配置するコアバンドとの間
にUU型磁心を挟み込むことで固定してラインフィルタ
を構成したものである。
に本考案は、ケースの中間壁の両端に磁心の内面に当接
し磁心の締め付けによって変形する変形部を設け、この
変形部とUU型磁心の外周に配置するコアバンドとの間
にUU型磁心を挟み込むことで固定してラインフィルタ
を構成したものである。
【0007】
【作用】上記手段によると、コアバンドにて締め付けた
分だけ変形部が変形するため寸法公差をカバーしてUU
型磁心とケース等の樹脂成型体を固定することができ、
しかもUU型磁心に余分な応力を掛けないので特性劣化
を起こさない。また接着やワニス含浸等の工程が省ける
ため低コスト化,高信頼性化を可能とする。
分だけ変形部が変形するため寸法公差をカバーしてUU
型磁心とケース等の樹脂成型体を固定することができ、
しかもUU型磁心に余分な応力を掛けないので特性劣化
を起こさない。また接着やワニス含浸等の工程が省ける
ため低コスト化,高信頼性化を可能とする。
【0008】
【実施例】以下に本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本考案に係わるラインフィルタの一実施例
を表わす平面断面図であり、図2は本考案に係わるケー
スの一実施例を表わす斜視図で、図3は本考案に係わる
一実施例を表わす斜視図である。
する。図1は本考案に係わるラインフィルタの一実施例
を表わす平面断面図であり、図2は本考案に係わるケー
スの一実施例を表わす斜視図で、図3は本考案に係わる
一実施例を表わす斜視図である。
【0009】図2に示すようなケース16の中間壁17
の両端の磁心ガイド用の凹欠部19にUU型磁心14を
コアバンド15にて締め付ける際にUU型磁心14の共
通磁脚により変形する変形部18を設けたケース16に
図3に示すような一方の磁脚上に配置される端子付のコ
イルボビン13に一方の巻線11を施したものと他方の
磁脚上に配置される端子付のコイルボビン13に一方の
巻線と同じ巻数でしかも巻方向が異なる他方の巻線12
を施したものを収納し、UU型磁心14を挿入した後そ
の外周上にコアバンド15を取付けてラインフィルタを
構成している。
の両端の磁心ガイド用の凹欠部19にUU型磁心14を
コアバンド15にて締め付ける際にUU型磁心14の共
通磁脚により変形する変形部18を設けたケース16に
図3に示すような一方の磁脚上に配置される端子付のコ
イルボビン13に一方の巻線11を施したものと他方の
磁脚上に配置される端子付のコイルボビン13に一方の
巻線と同じ巻数でしかも巻方向が異なる他方の巻線12
を施したものを収納し、UU型磁心14を挿入した後そ
の外周上にコアバンド15を取付けてラインフィルタを
構成している。
【0010】上記作業においてUU型磁心14は、コア
バンド15に締め付けられた力がUU型磁心14の共通
磁脚を通じケース16に設けた変形部18を変形させ、
変形後の変形部18とコアバンド15に挟まれることで
組立後のガタが全くなくなり接着等の手段が不必要とな
り、特性劣化の阻止、信頼性試験結果の向上につながる
ことになる。
バンド15に締め付けられた力がUU型磁心14の共通
磁脚を通じケース16に設けた変形部18を変形させ、
変形後の変形部18とコアバンド15に挟まれることで
組立後のガタが全くなくなり接着等の手段が不必要とな
り、特性劣化の阻止、信頼性試験結果の向上につながる
ことになる。
【0011】この変形部18の大きさはUU型磁心14
の寸法公差内で最大となる大きさからケース16の中間
壁17の寸法公差内で最小となる大きさを引いた値より
大きい値になるよう、また変形したときの変形限度サイ
ズがUU型磁心14の寸法公差内で最小となる大きさか
らケース16の中間壁17の寸法公差内で最大となる大
きさを引いた値より小さい値になるように設計してお
く。本実施例において変形部18はケース16の成型時
より薄肉部として設けたが、シリコンゴム等から成る緩
衝材をケース成型後に取り付けてもよい。また、変形部
をケース16にではなく図4に示すようにコイルボビン
13の端面に設けても同じ効果が得られる。
の寸法公差内で最大となる大きさからケース16の中間
壁17の寸法公差内で最小となる大きさを引いた値より
大きい値になるよう、また変形したときの変形限度サイ
ズがUU型磁心14の寸法公差内で最小となる大きさか
らケース16の中間壁17の寸法公差内で最大となる大
きさを引いた値より小さい値になるように設計してお
く。本実施例において変形部18はケース16の成型時
より薄肉部として設けたが、シリコンゴム等から成る緩
衝材をケース成型後に取り付けてもよい。また、変形部
をケース16にではなく図4に示すようにコイルボビン
13の端面に設けても同じ効果が得られる。
【0012】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案によるライ
ンフィルタは、磁心の寸法公差の善し悪しにかかわらず
コアバンドにて締め付けた分だけ変形部が変形する構造
となるためその寸法公差をカバーしてUU型磁心とケー
ス等の樹脂成型体を固定することができ、しかもUU型
磁心に余分な応力をかけないので特性劣化を起こさな
い。また成型体自身に付随させることが可能であるか
ら、新たなコストアップを図らずに接着、ワニス含浸等
の工程が省けるため、多大な低コスト化、及び高信頼性
化を可能とし、本考案の工業上の効果は極めて大とな
る。
ンフィルタは、磁心の寸法公差の善し悪しにかかわらず
コアバンドにて締め付けた分だけ変形部が変形する構造
となるためその寸法公差をカバーしてUU型磁心とケー
ス等の樹脂成型体を固定することができ、しかもUU型
磁心に余分な応力をかけないので特性劣化を起こさな
い。また成型体自身に付随させることが可能であるか
ら、新たなコストアップを図らずに接着、ワニス含浸等
の工程が省けるため、多大な低コスト化、及び高信頼性
化を可能とし、本考案の工業上の効果は極めて大とな
る。
【図1】本考案に係わるラインフィルタの一実施例を表
わす平面断面図
わす平面断面図
【図2】 本考案に係
わるケースの一実施例を表わす斜視図
わるケースの一実施例を表わす斜視図
【図3】 本考案に係
わる一実施例を表わす斜視図
わる一実施例を表わす斜視図
【図4】 本考案に係
わる他の実施例のラインフィルタのコイルボビンの斜視
図
わる他の実施例のラインフィルタのコイルボビンの斜視
図
【図5】 従来例を説
明するための平面断面図
明するための平面断面図
【図6】従来の他の例を説明するための平面断面図
【図7】ラインフィルタの電気回路図を示したもの
11 一方の巻線 12 他方の巻線 13 コイルボビン 14 UU型磁心 15 コアバンド 16 ケース 17 中間壁 18 変形部 19 凹欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−151310(JP,A) 特開 平2−146707(JP,A) 実開 昭62−17111(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 閉磁路磁心の相対向する磁脚に巻線を施
したコイルボビンを装着し、このコイルボビンを収納す
る側板と中間壁とによって形成したケースを備え上記中
間壁の両端に磁心の内面に当接し磁心の締め付けによっ
て変形する変形部を設け、上記閉磁路磁心の外周にコア
バンドを取付けてなるラインフィルタ。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP191491U JPH082976Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ラインフィルタ |
| US07/716,510 US5155457A (en) | 1990-06-18 | 1991-06-17 | Line filter assembly |
| DE69123643T DE69123643T2 (de) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | Leitungsfiltereinrichtung |
| EP91109952A EP0462562B1 (en) | 1990-06-18 | 1991-06-18 | Line filter assembly |
| US07/876,341 US5227745A (en) | 1990-06-18 | 1992-04-30 | Line filter assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP191491U JPH082976Y2 (ja) | 1991-01-25 | 1991-01-25 | ラインフィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0499517U JPH0499517U (ja) | 1992-08-27 |
| JPH082976Y2 true JPH082976Y2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=31729642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP191491U Expired - Fee Related JPH082976Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1991-01-25 | ラインフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082976Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006270055A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-10-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 共振型トランスおよびそれを用いた電源ユニット |
| US20140300440A1 (en) * | 2013-04-05 | 2014-10-09 | Hamilton Sundstrand Corporation | Inductor gap spacer |
-
1991
- 1991-01-25 JP JP191491U patent/JPH082976Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0499517U (ja) | 1992-08-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |