JPH08298568A - 入出力機器 - Google Patents

入出力機器

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JPH08298568A
JPH08298568A JP7103386A JP10338695A JPH08298568A JP H08298568 A JPH08298568 A JP H08298568A JP 7103386 A JP7103386 A JP 7103386A JP 10338695 A JP10338695 A JP 10338695A JP H08298568 A JPH08298568 A JP H08298568A
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medium
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JP7103386A
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Makoto Suzuki
鈴木  誠
Takemi Yamamoto
健美 山本
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像の入力部と出力部を備える入出力機器に
おいて、入出力部を一体にし、媒体固定部材を別体とし
て、相互の相対的位置を移動させることによって入出力
を行う簡易な入出力機器を構成する。 【構成】 入出力ペン16の一端に画像入力部を設け、
他端に画像出力部を設け、更に画像データを無線送受信
可能な赤外線投受光部を設ける。入出力ペン16が着脱
可能に保持された保持具18が移動機構20によりX方
向に移動可能に設けられ、媒体固定板14に支持された
媒体Pは移動機構20によりY方向に移動される。この
保持具18をモータにより媒体に対して相対移動させな
がら入出力ペン16により画像の読取りや画像の出力が
行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像データの入力や出力
が可能な入出力機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、入力機器としては、キーボードに
加え、簡便な入力機構として、マウス、トラックボー
ル、タッチパネル、タブレットが用いられてきた。ま
た、出力機器としては、電子写真方式、インクジェット
方式などのディスクトップ型のプリンタ、および液晶パ
ネルが用いられてきた。
【0003】前述した入力機器においては、キーボード
の場合は、小型化に限界があり、また図形の入力ができ
ないという問題がある。マウスの場合は文字の入力が困
難で、平面が存在しないと入力できないという問題があ
る。トラックボールの場合は文字の入力が困難で細かい
入力ができないという問題がある。タッチパネルとタブ
レットの場合は大きな設置面積を必要とし、小型の入力
機器に採用しにくいという問題がある。
【0004】また、出力機器においては、ディスクトッ
プ型の電子写真方式やインクジェット方式は小型化が進
んでいるものの、まだ携帯には不便であり、液晶パネル
はハードコピーをとることができないといった問題があ
る。
【0005】一方、小型化された入出力機器としては、
携帯可能な独立タイプのものが提案されており、例え
ば、柱型の筐体に画像の読取ヘッドと、読取画像の印字
出力ヘッドとを一体に組み込んだものが知られている。
この携帯型入出力機器においては、画像読取りの際に
は、作業者が筐体を持って読取りヘッドを記録媒体に対
向させ媒体上を移動させることにより画像を読み込み、
画像複写の際には、作業者が印字出力ヘッドを媒体上で
移動させることにより複写するものである。このため、
筐体には、媒体に接触して回転するエンコーダにより筐
体の移動量を検出する移動量検出機構を備えている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の小型入出力機器
は、携帯が可能となったものの次のような問題点が存在
する。即ち、読取りヘッドや印字出力ヘッドの読取範囲
/印字範囲が小さいため、読取りや印字の際には媒体に
対して相対移動を必要とする。読取範囲/印字範囲より
も媒体の画像形成領域のほうが大きいからである。作業
者が読取りヘッドや印字ヘッドを組み込んだ前記筐体を
持ってこれを任意方向に移動させるため、まっすぐに移
動されずに正確な読取りが行われなかったり、正確な印
字が行われなかったりする場合がある。つまり、広い領
域の読取りや印字が難しいという問題点がある。また、
広い領域に対応するためには読取動作/印字動作を何回
も繰り返さなければならず、媒体との間の位置決めが難
しいという問題がある。既に読み取った領域とまだ読み
取っていない領域との識別が作業者には困難であり、過
不足なく読み取ることができないのである。印字の場合
も同様である。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、読取領域や印字領域
よりも広い領域に対しても、媒体からの画像読取りや媒
体への画像出力を容易に過不足なく行うことができる入
出力機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため、本発明の請求項1の入出力機器においては、入力
機構が、媒体を保持するための媒体保持部材と、前記保
持部材に保持された媒体の画像を読取り、画像データを
発生する読取部と、前記媒体保持部材と読取部との間に
相対移動を発生させる移動発生手段とを備えている。
【0009】また、請求項2の入出力機器は、前記読取
部と前記媒体保持部材との間で前記画像データの送受信
を行う送受信手段を備え、前記媒体保持部材には前記画
像データの処理手段を更に備えている。
【0010】また、請求項3の入出力機器は、前記処理
手段が、外部機器との間でデータの送受信を行う外部送
受信手段を備えている。
【0011】また、請求項4の入出力機器は、前記移動
発生手段が、前記読取部を保持する読取部保持部材を含
み、前記媒体保持部材と読取部保持部材の内、一方が他
方を保持している。
【0012】また、請求項5の入出力機器は、前記媒体
保持部材が前記読取部保持部材を保持している。
【0013】また、請求項6の入出力機器は、前記読取
部保持部材が前記読取部を着脱可能に保持するための着
脱手段を備えている。
【0014】また、請求項7の入出力機器は、前記移動
発生手段が、前記媒体保持部材に保持された媒体に対
し、前記読取部を略平行に二次元走査する走査機構であ
る。
【0015】また、請求項8の入出力機器は、前記移動
発生手段が、前記媒体を1方向に搬送する媒体搬送手段
と、その媒体搬送手段の媒体搬送方向に対し直交する方
向に前記読取部保持部材を移動する保持部材移動手段と
を有している。
【0016】一方、請求項9の入出力機器は、出力機構
が、媒体を保持するための媒体保持部材と、前記保持部
材に保持された媒体に対して画像データに基づいて画像
印字を行う出力部と、前記媒体保持部材と出力部との間
に相対移動を発生させる移動発生手段とを備えている。
【0017】また、請求項10の入出力機器は、前記出
力部と前記媒体保持部材との間で前記画像データの送受
信を行う送受信手段を備え、前記媒体保持部材には前記
画像データの処理手段を備えている。
【0018】また、請求項11の入出力機器は、前記処
理手段が、外部機器との間でデータの送受信を行う外部
送受信手段を備えている。
【0019】また、請求項12の入出力機器は、前記移
動発生手段が、前記出力部を保持する出力部保持部材を
含み、前記媒体保持部材と出力部保持部材の内、一方が
他方を保持している。
【0020】また、請求項13の入出力機器は、前記媒
体保持部材が前記出力部保持部材を保持している。
【0021】また、請求項14の入出力機器は、前記出
力部保持部材が前記出力部を着脱可能に保持するための
着脱手段を備えている。
【0022】また、請求項15の入出力機器は、前記移
動発生手段が前記媒体保持部材に保持された媒体に対し
前記出力部を略平行に二次元走査する走査機構である。
【0023】また、請求項16の入出力機器は、前記移
動発生手段が、前記媒体を1方向に搬送する媒体搬送手
段と、その媒体搬送手段の媒体搬送方向に対し直交する
方向に前記出力部保持部材を移動する保持部材移動手段
とを有している。
【0024】また、請求項17の入出力機器は、前記送
受信手段が、データの無線送受信が可能な無線送信回路
と無線受信回路とを含んでいる。
【0025】また、請求項18の入出力機器は、前記送
受信手段が、データの赤外線送受信が可能な赤外線発光
素子と赤外線受光素子とを含んでいる。
【0026】また、請求項19の入出力機器は、前記外
部送受信手段が、データの無線送受信が可能な無線送信
回路と無線受信回路とを含んでいる。
【0027】また、請求項20の入出力機器は、前記外
部送受信手段が、データの赤外線送受信が可能な赤外線
発光素子と赤外線受光素子とを含んでいる。
【0028】また、請求項21の入出力機器は、前記読
取部と前記出力部とが一体にされている。
【0029】
【作用】上述の構成を有する請求項1の入出力機器にお
いては、移動発生手段が媒体を保持するための媒体保持
部材と読取部との間に相対移動を発生させて画像の入力
が行われる。
【0030】請求項2の入出力機器においては、送受信
手段が読取部と媒体保持部材との間で画像データの送受
信を行ない、処理手段が前記画像データの処理を行う。
【0031】請求項3の入出力機器においては、外部送
受信手段が外部機器との間でデータの送受信を行う。こ
のため、読み取られた画像データが外部機器にて処理可
能となる。
【0032】請求項4の入出力機器においては、媒体保
持部材と読取部保持部材の内、一方の部材が他方の部材
を保持するため、比較的簡単な構造で、精度の良い位置
合わせができる。
【0033】請求項5の入出力機器においては、媒体保
持部材が読取部保持部材を保持している。入力機構の構
造が安定したものとなり、入力用の媒体に対する入力部
の位置合わせを容易に行うことができる。
【0034】請求項6の入出力機器においては、着脱手
段により読取部が着脱可能に保持される。このため、読
取部を必要に応じて種々のものに容易に変更することが
できる。例えば、モノクロの読取部をカラー読取部に変
更する等種々の変更ができる。また、出力部に変更すれ
ば、入力機構から出力機構に容易に変更が可能である。
【0035】請求項7の入出力機器においては、移動発
生手段としての走査機構が、媒体保持部材に保持された
媒体に対し、読取部を略平行に二次元走査する。
【0036】請求項8の入出力機器においては、媒体搬
送手段が媒体を1方向に搬送し、保持部材移動手段が前
記媒体搬送手段の媒体搬送方向に対し直交する方向に読
取部保持部材を移動する。この構成により入出力機器の
出力機構は小型化される。
【0037】請求項9の入出力機器においては、移動発
生手段が媒体を保持するための媒体保持部材と出力部と
の間に相対移動を発生させて媒体への画像の出力が行わ
れる。
【0038】請求項10の入出力機器においては、送受
信手段が出力部と媒体保持部材との間で画像データの送
受信を行う。処理手段は前記画像データの処理を行な
う。
【0039】請求項11の入出力機器においては、外部
送受信手段が外部機器との間でデータの送受信を行う。
このため、外部機器により処理された画像データを受信
して媒体に出力可能となる。
【0040】請求項12の入出力機器においては、媒体
保持部材と出力部保持部材の内、一方の部材が他方の部
材を保持するため、比較的簡単な構造で、媒体と出力部
との間で精度の良い位置合わせができる。
【0041】請求項13の入出力機器においては、媒体
保持部材が出力部保持部材を保持している。出力機構の
構造が安定したものとなり出力用の媒体に対する出力部
の位置合わせを容易に行うことができる。
【0042】請求項14の入出力機器においては、着脱
手段により出力部が着脱可能に保持される。このため、
出力部を必要に応じて種々のものに容易に変更すること
ができる。例えば、モノクロの出力部をカラー出力部に
変更する等種々の変更ができる。また、入力部に変更す
れば、出力機構から入力機構に容易に変更が可能であ
る。
【0043】請求項15の入出力機器においては、移動
発生手段としての走査機構が、媒体保持部材に保持され
た媒体に対し、出力部を略平行に二次元走査する。
【0044】請求項16の入出力機器においては、媒体
搬送手段が媒体を1方向に搬送し、保持部材移動手段が
前記媒体搬送手段の媒体搬送方向に対し直交する方向に
出力部保持部材を移動させる。この構成により入出力機
器の出力機構は小型化される。
【0045】請求項17の入出力機器においては、送受
信手段としての無線送信回路と無線受信回路がデータの
無線送受信を行う。このため、媒体保持部材と出力部あ
るいは媒体保持部材と読取部との間のデータ送受信が無
線化され、使用者が配線などに煩わされることがない。
【0046】請求項18の入出力機器においては、前記
送受信手段としての赤外線発光素子と赤外線受光素子が
データの赤外線送受信を行う。このため、媒体保持部材
と出力部あるいは媒体保持部材と読取部との間のデータ
送受信が無線化され、使用者が配線などに煩わされるこ
とがないばかりか、LEDやフォトダイオード等の簡単
な回路で構成できる。
【0047】請求項19の入出力機器においては、外部
送受信手段としての無線送信回路と無線受信回路がデー
タの無線送受信を行う。このため、媒体保持部材と外部
機器との間のデータ送受信が無線化され、使用者が配線
などに煩わされることがない。
【0048】請求項20の入出力機器においては、前記
外部送受信手段としての赤外線発光素子と赤外線受光素
子がデータの赤外線送受信を行う。このため、媒体保持
部材外部機器との間のデータ送受信が無線化され、使用
者が配線などに煩わされることがないばかりか、LED
やフォトダイオード等の簡単な回路で構成できる。
【0049】請求項21の入出力機器においては、前記
読取部と前記出力部とが一体に構成されており、入力作
業から出力作業に容易に切換ができる。
【0050】
【実施例】以下、本発明を入出力機器に具体化した一実
施例について図面に基づいて説明する。
【0051】本実施例は、入力部と出力部とをペン形状
に一体化したものであり、この入出力ペンを媒体に対し
て相対移動させる機構を備えたものである。好適には、
電子手帳などの携帯型データ処理装置として媒体からの
画像データ読取機能と媒体への画像出力機能とを備えた
ものがよい。
【0052】以下、電子手帳型の携帯型データ処理機器
の入出力機器について図1を参照して説明する。
【0053】携帯型データ処理機器12の一側には入出
力機器10が設けられている。この入出力機器10は、
基部としての媒体固定板14と、後述する入出力用ペン
16を着脱可能に保持する入出力用ペン保持具18と、
移動機構20から構成されている。この移動機構20は
前記媒体固定板14の両端部に立設された側壁部14
a,14bにそれぞれ支持されており、その内部に媒体
を図中a方向に搬送する媒体搬送装置と、前記入出力用
ペン保持具18を図中b方向に移動する保持具移動装置
と、媒体装着検出装置とを内蔵している。前記入出力用
ペン16は他の部材と別体に構成し、データの送受信
は、入出力媒体固定板14の赤外線発光・受光素子22
と入出力ペン16に一体に設けられた赤外線発光・受光
素子を介して無線方式、赤外線送受信方式により行われ
る。
【0054】次に、入出力ペン16のの構成を、図2の
構成図と図3のブロック図を用いて説明する。
【0055】入出力用ペン16は、略四角柱形状をな
し、その筐体の長手方向に沿った一対の対向面には、そ
の一方には読取部としての入力部30の画像入力窓30
aが形成され、他方には出力部32の印字出力部32a
が形成されている。また、入出力用ペン16の残りの4
側面のうちの一面略中間部には、赤外線を投受光するた
めの開口窓34aが形成されている。更に、入出力用ペ
ン16には、前記入力部30と前記出力部32と前記赤
外線を投受光するための赤外線発光・受光素子34と制
御回路36、さらに電力を供給するバッテリ38が内蔵
されている。
【0056】入力部30は、前記媒体固定板14上に保
持された媒体の画像を入力するものであり、照明装置と
結像レンズとCCDとから構成された一般的なもので
あ。このCCDは本実施例の場合一列の光電変換素子
(読取素子列)を配列したものであるが、2次元配列の
ものも採用することができる。また、密着型のセンサを
採用することもできる。尚、本実施例の場合はモノクロ
仕様であるが、カラー仕様の別の入出力ペンの場合は、
入力部30は、RGBの3原色に対応してCCDをそれ
ぞれ設け、結像レンズと各CCDとの間にビームスプリ
ッタを配置する等の公知の内部構造となる。尚、本実施
例の場合は入力部には媒体との相対移動量を検出するた
めの移動量検出機構を備えていないが、従来のもののよ
うに回転可能な検出板を前記開口窓34aから露出さ
せ、後述の移動機構20により移動されたときにこの検
出板が媒体に接触して回転し、移動量を検出する読取移
動量検出器を備えた構成としてもよい。この場合には、
読み取った画像データを記憶する読取画像メモリを内蔵
することになる。
【0057】一方、出力部32は、本実施例の場合モノ
クロのインクジェットヘッドであり、入力部30の画像
入力分解能と同じ分解能を構成するノズル列を備えてい
る。インクジェットヘッドとしては、インクタンク内蔵
型が好ましい。尚、ノズルの目づまり防止のため、キャ
ップが入出力用ペン16のノズル列の開孔部が覆われる
ように着脱可能に装着されていてもよい。このインクジ
ェットヘッドからは、一列のインク滴が前記入出力用ペ
ン保持具18の移動に応じて吐出される。
【0058】また、インクジェット出力方式に換えて、
サーマル印字方式のものも準備される。サーマル印字方
式のものとしては、サーマルヘッドとそのサーマルヘッ
ドの一列に配列された発熱素子に当接するインクリボン
と、そのインクリボンをサーマルヘッドの発熱素子群に
送給し、使用済みのインクリボンを巻取るモータ駆動型
のリボン送り機構とを出力部32に組み込んだタイプの
ものが好適である。このリボン送り機構のリボン送り速
度は、前記入出力用ペン保持具18の移動速度に対応し
たものとなっている。このタイプのサーマル印字方式
は、周知であるので詳細な説明は省略する。また、感熱
紙を使用するサーマル印字方式の場合は、前記インクリ
ボンは不要になる。また、モノクロ印字に換えて、カラ
ー仕様の入出力用ペン16の場合には、インクジェット
印字方式の時は三原色の吐出ノズルを備えたタイプの印
字ヘッドが採用され、サーマル印字方式の時には三原色
の内の一色毎に交互に着色されたカラーインクリボンを
内蔵した出力ヘッドが採用される。このように、使用さ
れる用途に応じて入出力用ペン16が準備される。
【0059】尚、本実施例の場合、出力部32には媒体
との相対移動量を検出するための移動量検出機構を備え
ていないが、従来のもののように回転可能な検出板を前
記印字出力部32aの近傍に露出させ、後述の移動機構
20により移動されたときにこの検出板が媒体に接触し
て回転し、移動量を検出する出力移動量検出器を備えた
構成としてもよい。この場合には、前記読取画像メモリ
から印字データを読みだして移動量検出機構からのデー
タに基づいて印字出力が行われる。
【0060】前記制御回路36には入力部30と出力部
32と赤外線発光・受光素子34とが接続されており、
バッテリ38により作動する。制御回路36は、図示外
の電源スイッチのオンにより動作し、赤外線受光素子か
ら受信した赤外線パルスの数やその周期等を判別し、指
令信号の種類を判別する。
【0061】指令信号が画像読取信号ならば前記入力部
30を有効化し、画像読取素子群からの信号を赤外線発
光素子から送信する。画像読取素子の各々は、受光した
光の強度が所定のしきい値よりも大きいときはオフ信号
を、受光した光の強度が所定のしきい値より小さいとき
はオン信号を出力しており、制御回路36は画像読取素
子各々のオンまたはオフ信号を、所定の順番で赤外線パ
ルスに変換して出力するのである。携帯型データ処理機
器12はこの赤外線パルス信号を受信し、そのオンまた
はオフ信号の受信順番が予め決まっているので一ドット
列の画像信号として読取バッファに記憶するのである。
【0062】一方、指令信号が画像印字信号の場合なら
ば、制御回路36は前記出力部32を有効化し、携帯型
データ処理機器12の赤外線発光・受光素子22から赤
外線パルスに変換された1ドット列のオンオフ信号の受
信を待ち、1列分の各ドットのオンオフ信号に基づいて
オン信号に対応するインクノズルからをインクを吐出さ
せる。これにより、オン信号とされたドットのみの印字
を行う。
【0063】つぎに、移動機構20を図4を用いて説明
する。図4は移動機構の構成を上方から見た場合の模式
図であり、図中下方が媒体挿入側である。
【0064】移動機構20は前述したように、前記媒体
固定板14の両端部に立設された側壁部14a,14b
にそれぞれ支持されており、直方体の外形を呈してい
る。略コ字型の入出力用ペン保持具18の基端部18a
が移動機構20の底壁部と上壁部とに挟持され図中左右
方向にスライド可能に支持されている。
【0065】この入出力用ペン保持具18は樹脂成形さ
れたものであり、基端部には後述のスクリューネジ42
に螺合するベアリングを備え、その基端部から所定距離
隔てて突出する一対の突出片18bが形成され、これら
の突出片18bの先端には入出力用ペン16の離脱防止
片18cが互いに向き合うように形成されている。この
突出片18bは前記入出力用ペン16を弾性的に挟持
し、必要に応じて入出力用ペン16の入力部近傍と出力
部近傍とが交互に切換え保持される。また、他の仕様の
入出力用ペンも着脱可能である。この入出力用ペン保持
具18が、本発明の着脱手段を備えた読取部保持部材ま
たは、着脱手段を備えた出力部保持部材に相当するので
ある。
【0066】この入出力用ペン保持具18に入出力用ペ
ン16が保持されたとき、入出力用ペン16は前記媒体
固定板14の媒体支持面に対して直交する状態となり、
その入力部30の読取素子列は、媒体固定板14の媒体
支持面に平行且つ図1中のa方向と平行に位置決めされ
る。また、出力部32のインクジェットノズル列も、媒
体固定板14の媒体支持面に平行且つ図1中のa方向と
平行に位置決めされる。尚、着脱手段としての入出力用
ペン16の着脱のための構成としては、前記したものの
他に、保持具18に入出力用ペン16の着脱ネジを設
け、これにより着脱するようにしてもよい。周知のクラ
ンプ機構を採用することも可能である。
【0067】また、移動発生手段としての移動機構20
の底壁20aには、前記スクリューネジ42を正逆回転
させるパルスモータ40が固定されており、このパルス
モータ40の正逆転により入出力用ペン保持具18が図
1中b方向に移動される。一方、移動機構20の底壁2
0aには、前記スクリューネジ42よりも媒体送り込み
側に媒体送りローラ46,送り従動ローラ48が前記b
方向に平行な軸線の周りを回動可能に支持されており、
それらのローラ46,48は移動機構20の底壁に形成
された開口から下方に露出すると共に、付勢手段として
のバネにより前記媒体固定板14に付勢されている。前
記媒体送りローラ46は、移動機構20の底壁に固定さ
れた媒体送りパルスモータ44により回転駆動され、媒
体固定板14上の媒体を図1中a方向に搬送する。この
ように、前記パルスモータ40,スクリューネジ42等
により本発明の保持部移動手段が構成されており、前記
媒体送りローラ46,媒体送りパルスモータ44により
本発明の媒体移動手段が構成されている。
【0068】また、移動機構20の底壁には前記媒体送
りローラ46の近傍に、媒体検出開口が形成され、それ
を覆うように媒体検出センサ50が固定されている。こ
の媒体検出センサ50は機械的なスイッチであり、その
作動片が前記媒体検出開口を介して前記媒体固定板14
に接触し、その作動片が媒体によって上に持ち上げられ
ている場合にスイッチがオンするように構成されてい
る。尚、このスイッチ片としては機械的なスイッチの他
に光反射型のスイッチ等が使用できる。
【0069】尚、移動発生手段の構成としては、前述し
たものが最も小型化が可能であるが、この他には多少大
型になるが次の走査機構でもよい。即ち、入出力用ペン
を着脱可能に保持する入出力用ペン保持具18を媒体固
定板に固定保持された媒体に対し、略平行、好ましくは
平行にXY方向に移動させる走査機構である。このXY
方向は互いに交差するものであって、好ましくは直交座
標系がよい。また、移動発生手段の構成としては、媒体
固定板と入出力ペンが連結している必要もなく、移動発
生手段が媒体固定板と別体であってもよいのである。ま
た、本実施例においては媒体固定板に移動機構が保持さ
れた形式であるが、この逆の保持関係でもよいことはい
うまでもない。要するに、媒体と入出力用ペンとの間に
相対移動を発生し得る全ての態様を含むのである。
【0070】次に、電気的な構成を説明する。図5に示
すように、携帯型データ処理機器12の処理制御回路5
2は、周知のCPU,ROM,RAMから構成されてお
り、これらと入出力インターフェースとの間はバスライ
ンにより接続されている。その処理制御回路52には、
前記移動機構20のパルスモータ40と前記媒体送りパ
ルスモータ44が駆動回路(図示せず)を介して接続さ
れており、前記媒体検出センサ50と前記赤外線発光・
受光素子22が更に接続されている。この処理制御回路
52は本発明の処理手段に相当するものである。
【0071】次に、その作用を説明する。まず、入力動
作について図6のフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0072】まず、使用者が入出力用ペン16の入力部
30を媒体固定板14側にして、入出力用ペン保持具1
8にセットする。この時、入出力用ペン16の赤外線発
光・受光素子34からの赤外線パルス入出力側を携帯型
データ処理機器12の赤外線発光・受光素子22に指向
させる。この時、入力部30の画像読取素子列は図1中
のa方向に平行に配列されている。この後、入出力ペン
16の電源スイッチを入れてから紙などの媒体Pを、前
記移動機構20の媒体送りローラ46,送り従動ローラ
48と前記媒体固定板14との間に、媒体挿入側(図1
の手前側)から挿入する。この時、媒体Pは読取画像が
担持された面を上側にすることは勿論である。
【0073】この後、携帯型データ処理機器12の読取
スイッチをオンすると、図6に示すフローチャートに従
って処理制御回路52のCPUは動作する。
【0074】この読取スイッチがオンされると、パルス
モータ40を駆動し、スクリューネジ42を回転させて
入出力用ペン16と入出力用ペン保持具18とを原点、
一例として左端へ移動させる(ステップS60;以下単
にS60のように記す)。次に、媒体検出センサ50に
より媒体Pが検出されているか否かを判別し(S6
2)、媒体検出を待つ。媒体が検出された場合には(S
62;YES)、媒体送りパルスモータ44を所定量駆
動して媒体送りローラ46を規定量回転させて媒体Pを
図1中のa方向に搬送し(S64)、再び、媒体検出セ
ンサ50により媒体Pが検出されているか否かを判別す
る(S66)。
【0075】媒体Pの存在が検出されない場合には処理
を終了し、媒体Pの存在が検出された場合には(S6
6;NO)、赤外線発光・受光素子22から赤外線パル
スに変換した画像読取信号を送信する(S68)。画像
読取信号は、入出力用ペン16の発光・受光素子34に
受信され、入出力用ペン16の制御回路36は前記入力
部30を有効化する。このため、画像読取素子群はオン
オフ信号を発生し、制御回路36はこのオンオフ信号を
所定のドット順に赤外線パルスに変換して赤外線発光・
受光素子22から送信する。1ドット列の全てのドット
のオンオフ信号を出力すると制御回路36は再び画像読
取信号の受信を待つ。
【0076】処理制御回路52のCPUは、入出力用ペ
ン16から1ドット列のオンオフ信号を受信すると、そ
れをRAM中の読取バッファに記憶させるとともに、前
記パルスモータ40を1ステップ駆動させる(S7
0)。この1ステップの駆動により、前記入出力用ペン
保持具18は、図1中の右方へ1読取ドット列分だけ移
動することとなる。この後、1行の読取が終了したか否
かを判別し(S72)、1行読取が終了していない場合
には(S72;NO)、前記ステップS68の処理に戻
り、1行分の画像読取が行われる。この時、ステップS
70においては、読み取られた1ドット列分のオンオフ
データは読取バッファ内に展開され、1行分のビットマ
ップデータが展開される。尚、1行の読取が終了したか
否かの判別は、入出力用ペン保持具18の原点から最大
移動位置までの移動量の駆動が行われたか否かを判別す
ればよい。また、予め、読取範囲を指定する場合には読
取開始位置からの駆動量の形式で判別できる。もちろ
ん、読取終了位置を検出するセンサを別途設けてセンサ
検出することも可能である。
【0077】1行読取が終了した場合には(S72;Y
ES)、前記パルスモータ40を逆転させて入出力用ペ
ン保持具18を原点位置に復帰させた後(S74)、前
記ステップS64の処理に戻る。S64では、前述のよ
うに媒体がa方向に規定量だけ搬送されることとなる
が、この規定量は前記入力部30の媒体搬送方向に沿っ
た読取範囲と同一とすることが好ましい。つまり、前回
読取が行われた行の次の行の読取が行われることとな
る。このようにして、ステップS66にて媒体Pの存在
が検出されなくなるまで入力部による画像読取が繰り返
し行われ、読取バッファには媒体Pの1頁分の画像デー
タが記憶されることになる。
【0078】このようにして入力された1頁分の画像デ
ータは、後述するように出力部32から画像出力が可能
である。この読み取った画像データに基づいて文字認識
等の処理を行うことも可能になる。この場合は、作業者
が手書きした文字等を読取り、文字認識して認識した文
字をキャラクタジェネレータから読みだして印字するこ
とも可能となるのである。
【0079】次に、出力動作について図7のフローチャ
ートを参照しながら説明する。
【0080】使用者が入出力用ペン16の出力部32を
媒体固定板14側にして、入出力用ペン保持具18にセ
ットする。この時、入出力用ペン16の赤外線発光・受
光素子34からの赤外線パルス入出力側を携帯型データ
処理機器12の赤外線発光・受光素子22に指向させ
る。この時、出力部32のインクジェットノズル列は図
1中のa方向に平行に配列されている。この後、入出力
ペン16の電源スイッチを入れてから紙などの媒体P
を、前記移動機構20の媒体送りローラ46,送り従動
ローラ48と前記媒体固定板14との間に挿入し、携帯
型データ処理機器12の印字出力スイッチをオンする
と、図7に示すフローチャートに従って処理制御回路5
2のCPUは動作する。
【0081】この印字出力スイッチがオンされると、前
記読取バッファの画像データを印字バッファに転送する
とともに、パルスモータ40を駆動し、スクリューネジ
42を回転させて入出力用ペン16と入出力用ペン保持
具18とを原点へ移動させる(S80)。印字バッファ
は、出力部32による1行分印字に必要なドットパター
ンデータが記憶されるものであって、印字開始時には、
第1行目に相当するドットパターンデータが前記読取バ
ッファから転送されるのである。
【0082】次に、媒体検出センサ50により媒体Pが
検出されているか否かを判別し(S82)、媒体検出を
待つ。媒体が検出された場合には(S82;YES)、
媒体送りパルスモータ44を所定量駆動して媒体送りロ
ーラ46を規定量回転させて媒体Pを図1中のa方向に
搬送し(S84)、未印字部分があるか否かが判別され
た後(S86)、再び、媒体検出センサ50により媒体
Pが検出されているか否かを判別する(S88)。この
未印字部分の有無の判別は、前記印字バッファにドット
パターンデータが残っているか否かの判別により行われ
る。未印字部分がない場合(S86;YES)と媒体が
ない場合(S88;YES)には処理を終了する。
【0083】今回は、印字開始であるため、赤外線発光
・受光素子22から赤外線パルスに変換した画像印字信
号を送信するとともに、印字バッファに記憶されたドッ
トパターンデータから印字開始側の1ドット列のドット
データを抽出し、所定の順序で各ドットのオンオフデー
タを赤外線パルスに変換して送信する(S90)。画像
印字信号は、入出力用ペン16の発光・受光素子34に
受信され、入出力用ペン16の制御回路36は前記出力
部32を有効化し、処理制御回路52からの1ドット列
分のドット列データの受信を待つ。1ドット列のオンオ
フ信号を受信した前記出力部32はオンに対応するイン
クジェットノズルからインクを吐出させ、1ドット列の
印字を行う。この1ドット列の印字の後、入出力用ペン
16の制御回路36は再び画像印字信号の受信を待つ。
尚、処理制御回路52は1ドット列の印字のための1ド
ット列分のドットデータを送信した後は、前記印字バッ
ファから当該ドットデータを削除し、印字バッファ内の
残ったドットパターンデータは印字開始側にシフトされ
ることになる。
【0084】この後、前記パルスモータ40を1ステッ
プ駆動させる(S92)。この1ステップの駆動によ
り、前記入出力用ペン保持具18は、図1中の右方へ1
印字ドット列分だけ移動することとなる。この後、1行
(図1中b方向の1行)の印字が終了したか否かを判別
し(S94)、1行印字が終了していない場合には(S
94;NO)、前記ステップS90の処理に戻り、1行
分の画像読取が行われる。前記S94の判別は、印字バ
ッファにドットパターンデータが残っているか否かによ
り行われ、残っているときには1行印字がまだ終了して
いないことを示している。
【0085】1行印字が終了した場合には(S94;Y
ES)、前記パルスモータ40を逆転させて入出力用ペ
ン保持具18を原点位置に復帰させると共に、前記読取
バッファの画像データから次の行に相当するドットパタ
ーンデータを抽出して印字バッファに転送し(S9
6)、前記ステップS84の処理に戻る。S84では、
前述のように媒体がa方向に規定量だけ搬送されること
となるが、この規定量は前記出力部32の媒体搬送方向
に沿った印字範囲と同一とすることが好ましい。つま
り、前回印字が行われた行に対して隣接する次の行の印
字が行われることとなる。
【0086】この1行印字がステップS86において印
字バッファにドットパターンデータがなくなったと判別
されるまで、若しくはステップS88において媒体Pが
なくなったと判別されるまで繰り返されることになる。
このようにして媒体Pに画像出力が行われるのである。
従って、入力動作により媒体から読み取られた画像が出
力動作により別の媒体に印字出力されるのである。
【0087】本実施例においては、このような画像複写
のみならず、外部機器から転送された画像データを読取
りバッファに記憶し、前述のようにして所望の媒体に印
字出力することができる。この場合は、前記処理制御回
路52に外部機器との相互インターフェイス(外部送信
手段,外部受信手段)をつければよく、その態様は、一
般的な有線結合でもよいし、無線方式でもよい。無線送
受信方式の場合にはシリアルデータをパルス変調する回
路を備えた無線送信回路と無線受信回路とを設けること
となる。本実施例のように赤外線発光素子と赤外線受光
素子をもうけて赤外光のパルス信号を送受信することも
可能である。また、前記入力部30から入力された画像
データを外部機器に送信する場合も同様である。
【0088】また、データ送受信手段として前記赤外線
発光・受光素子22,34を使用していたが、コスト的
に割高になるが、無線送受信が可能な無線送信回路と無
線受信回路とを、入出力用ペン側と媒体固定板(本発明
の基部に相当するもの)側にそれぞれ設けることも可能
である。もちろん、有線結合であってもよい。
【0089】つぎに、本発明を外部機器としてのコンピ
ュータ90の入出力装置に応用した第2実施例を図8の
構成図と図9のブロック図を使用して説明する。ここ
で、入出力機器100は入出力ペン16と媒体固定板1
02から構成する。入出力ペン16は図1の第1実施例
と同一の構成であるため、説明を省略する。媒体固定版
102には前記入出力ペン16の赤外線発光・受光素子
22との間でデータ送受信を行うための赤外線発光・受
光素子104が設けられている。また、媒体固定版10
2には第1実施例の移動機構20と同一の構成の移動機
構106が設けられている。移動機構106は、媒体を
搬送する媒体移動モータ110を備え、その搬送方向に
対し直交し且つ媒体固定板102の媒体支持面に平行な
方向に移動可能であり、前記入出力ペン16を着脱可能
に保持するペン保持具を備え、更に、ペン保持具を移動
させるペン駆動用モータ108を備え、媒体検出センサ
112を備えており、この詳細もまた前記移動機構20
と同一である。
【0090】図9のブロック図に示されているように、
入出力機器100のデータ処理回路114には前記ペン
駆動用モータ108,媒体移動モータ110,赤外線発
光・受光素子104,媒体,媒体検出センサ112がそ
れぞれ接続されており、外部機器としてのコンピュータ
90との間でデータ送受信するための無線送信・受信回
路116が接続されている。コンピュータ90には、こ
れに対応して無線送信・受信回路118が設けられてい
る。この構成とすることで前述したように、外部機器と
の間でデータの送受信が可能となり、媒体の読取り画像
をコンピュータ90にて処理することができるのであ
る。処理した画像データは入出力機器100のデータ処
理回路114に送信して別の媒体に印字出力することが
できる。
【0091】以上説明した実施例は、モノクロ画像の読
取り/モノクロ画像の印字出力に関するものであるが、
カラー画像の読取り/カラー画像の印字出力に関しても
容易に対応することができる。前述したように、入出力
ペンをモノクロ使用のものからカラー使用のものに交換
するのみでよい。媒体固定板とそれに設けられた移動機
構は同一のものを使用できるのである。また、カラーの
場合だけではなく、印字媒体が普通紙であっても感熱紙
であっても出力部がそれに対応した入出力ペンに交換す
るだけでよいことが理解されよう。読取り精度の違いに
ついても同様である。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の入出力
機器においては、入力機構の移動発生手段が媒体を保持
するための媒体保持部材と読取部との間に相対移動を発
生させて画像の入力が行われる。このため、読取領域よ
りも広い領域に対しても媒体からの画像読取りが容易に
過不足なく行うことができる。
【0093】請求項2の入出力機器においては、請求項
1の効果に加え、送受信手段が読取部と媒体保持部材の
処理手段との間で画像データの送受信を行なうため、全
体の制御を簡単にできる。
【0094】請求項3の入出力機器においては、請求項
1または2の効果に加え、外部送受信手段が外部機器と
の間でデータの送受信を行うため、読み取られた画像デ
ータが外部機器にて処理可能となる。
【0095】請求項4の入出力機器においては、請求項
1〜3の効果に加え、媒体保持部材と読取部保持部材の
内、一方の部材が他方の部材を保持するため、比較的簡
単な構造で、精度の良い位置合わせができる。
【0096】請求項5の入出力機器においては、請求項
4の効果に加え、媒体保持部材が読取部保持部材を保持
している。入力機構の構造が安定したものとなり、入力
用の媒体に対する入力部の位置合わせを容易に行うこと
ができる。
【0097】請求項6の入出力機器においては、請求項
5の効果に加え、着脱手段により読取部が着脱可能に保
持されため、読取部を必要に応じて種々のものに容易に
変更することができる。例えば、モノクロの読取部をカ
ラー読取部に変更する等種々の変更ができる。また、出
力部に変更すれば、入力機構から出力機構に容易に変更
が可能である。
【0098】請求項7の入出力機器においては、請求項
5または6の効果に加え、移動発生手段としての走査機
構が、媒体保持部材に保持された媒体に対し、読取部を
略平行に二次元走査するので、簡単な構造で媒体と読取
部との位置合わせを精度よく行うことができる。
【0099】請求項8の入出力機器においては、請求項
5または6の効果に加え、媒体搬送手段が媒体を1方向
に搬送し、保持部材移動手段が前記媒体搬送手段の媒体
搬送方向に対し直交する方向に読取部保持部材を移動さ
せるので、入出力機器の出力機構は小型化される。
【0100】請求項9の入出力機器においては、出力機
構の移動発生手段が媒体を保持するための媒体保持部材
と出力部との間に相対移動を発生させて媒体への画像の
出力が行われる。このため、出力部の出力領域よりも広
い領域に対しても画像出力が容易に過不足なく行うこと
ができる。
【0101】請求項10の入出力機器においては、請求
項9の効果に加え、送受信手段が出力部と媒体保持部材
の処理手段との間で画像データの送受信を行なうため、
全体の制御を簡単にできる。
【0102】請求項11の入出力機器においては、請求
項9または10の効果に加え、外部送受信手段が外部機
器との間でデータの送受信を行うため、外部機器にて処
理された画像データを受信して媒体に出力可能となる。
【0103】請求項12の入出力機器においては、請求
項9〜11の効果に加え、媒体保持部材と出力部保持部
材の内、一方の部材が他方の部材を保持するため、比較
的簡単な構造で、媒体と出力部との間で精度の良い位置
合わせができる。
【0104】請求項13の入出力機器においては、請求
項12の効果に加え、媒体保持部材が出力部保持部材を
保持している。出力機構の構造が安定したものとなり出
力用の媒体に対する出力部の位置合わせを容易に行うこ
とができる。
【0105】請求項14の入出力機器においては、請求
項13の効果に加え、着脱手段により出力部が着脱可能
に保持される。このため、出力部を必要に応じて種々の
ものに容易に変更することができる。例えば、モノクロ
の出力部をカラー出力部に変更する等種々の変更ができ
る。また、入力部に変更すれば、出力機構から入力機構
に容易に変更が可能である。
【0106】請求項15の入出力機器においては、請求
項13または14の効果に加え、移動発生手段としての
走査機構が、媒体保持部材に保持された媒体に対し、出
力部を略平行に二次元走査するので、簡単な構造で媒体
と出力部との位置合わせを精度よく行うことができる。
【0107】請求項16の入出力機器においては、請求
項13または14の効果に加え、媒体搬送手段が媒体を
1方向に搬送し、保持部材移動手段が前記媒体搬送手段
の媒体搬送方向に対し直交する方向に出力部保持部材を
移動する。この構成により入出力機器の出力機構は小型
化される。
【0108】請求項17の入出力機器においては、請求
項2または10の効果に加え、送受信手段としての無線
送信回路と無線受信回路がデータの無線送受信を行う。
このため、媒体保持部材と出力部あるいは媒体保持部材
と読取部との間のデータ送受信が無線化され、使用者が
配線などに煩わされることがない。
【0109】請求項18の入出力機器においては、請求
項2または10の効果に加え、送受信手段としての赤外
線発光素子と赤外線受光素子がデータの赤外線送受信を
行うため、媒体保持部材と出力部あるいは媒体保持部材
と読取部との間のデータ送受信が無線化され、使用者が
配線などに煩わされることがないばかりか、LEDやフ
ォトダイオード等の簡単な回路で構成でき安価になる。
【0110】請求項19の入出力機器においては、請求
項3または11の効果に加え、外部送受信手段としての
無線送信回路と無線受信回路がデータの無線送受信を行
うため、媒体保持部材と外部機器との間のデータ送受信
が無線化され、使用者が配線などに煩わされることがな
い。
【0111】請求項20の入出力機器においては、請求
項3または11の効果に加え、外部送受信手段としての
赤外線発光素子と赤外線受光素子がデータの赤外線送受
信を行うため、媒体保持部材外部機器との間のデータ送
受信が無線化され、使用者が配線などに煩わされること
がないばかりか、LEDやフォトダイオード等の簡単な
回路で構成でき安価になる。
【0112】請求項21の入出力機器においては、請求
項1〜20の効果に加え、読取部と出力部とが一体に構
成されており、入力作業から出力作業に容易に切換がで
き、これら紛失も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を携帯型データ処理装置に具体化した一
実施例の概略構成図である。
【図2】入出力ペンの概略構成図である。
【図3】入出力用ペンの電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図4】移動機構の構成を模式的に示した説明図であ
る。
【図5】携帯型データ処理装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図6】入力動作を示すフローチャートである。
【図7】出力動作を示すフローチャートである。
【図8】第2実施例の概略構成図である。
【図9】その電気的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 入出力機構 14 入出力媒体固定板 16 入出力ペン 18 入出力ペン保持具 20 移動機構 30 入力部 32 出力部 36 制御回路

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力機構を備える入出力機器において、 前記入力機構は、 媒体を保持するための媒体保持部材と、 前記保持部材に保持された媒体の画像を読取り、画像デ
    ータを発生する読取部と、 前記媒体保持部材と読取部との間に相対移動を発生させ
    る移動発生手段とを備えたことを特徴とする入出力機
    器。
  2. 【請求項2】 前記読取部と前記媒体保持部材との間で
    前記画像データの送受信を行う送受信手段を備え、前記
    媒体保持部材には前記画像データの処理手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の入出力機器。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、外部機器との間でデー
    タの送受信を行う外部送受信手段を備えることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の入出力機器。
  4. 【請求項4】 前記移動発生手段は、前記読取部を保持
    する読取部保持部材を含み、前記媒体保持部材と読取部
    保持部材の内、一方が他方を保持することを特徴とする
    請求項1乃至3に記載の入出力機器。
  5. 【請求項5】 前記媒体保持部材が前記読取部保持部材
    を保持することを特徴とする請求項4に記載の入出力機
    器。
  6. 【請求項6】 前記読取部保持部材は前記読取部を着脱
    可能に保持するための着脱手段を備えたことを特徴とす
    る請求項5に記載の入出力機器。
  7. 【請求項7】 前記移動発生手段は、前記媒体保持部材
    に保持された媒体に対し、前記読取部を略平行に二次元
    走査する走査機構であることを特徴とする請求項5また
    は請求項6に記載の入出力機器。
  8. 【請求項8】 前記移動発生手段は、前記媒体を1方向
    に搬送する媒体搬送手段と、その媒体搬送手段の媒体搬
    送方向に対し直交する方向に前記読取部保持部材を移動
    する保持部材移動手段とを有することを特徴とする請求
    項5または請求項6に記載の入出力機器。
  9. 【請求項9】 出力機構を備える入出力機器において、 前記出力機構は、 媒体を保持するための媒体保持部材と、 前記保持部材に保持された媒体に対して画像データに基
    づいて画像印字を行う出力部と、 前記媒体保持部材と出力部との間に相対移動を発生させ
    る移動発生手段とを備えたことを特徴とする入出力機
    器。
  10. 【請求項10】 前記出力と前記媒体保持部材との間で
    前記画像データの送受信を行う送受信手段を備え、前記
    媒体保持部材には前記画像データの処理手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項9に記載の入出力機器。
  11. 【請求項11】 前記処理手段は、外部機器との間でデ
    ータの送受信を行う外部送受信手段を備えることを特徴
    とする請求項9または請求項10に記載の入出力機器。
  12. 【請求項12】 前記移動発生手段は、前記出力部を保
    持する出力部保持部材を含み、前記媒体保持部材と出力
    部保持部材の内、一方が他方を保持することを特徴とす
    る請求項9乃至11に記載の入出力機器。
  13. 【請求項13】 前記媒体保持部材が前記出力部保持部
    材を保持することを特徴とする請求項12に記載の入出
    力機器。
  14. 【請求項14】 前記出力部保持部材は前記出力部を着
    脱可能に保持するための着脱手段を備えたことを特徴と
    する請求項13に記載の入出力機器。
  15. 【請求項15】 前記移動発生手段は、前記媒体保持部
    材に保持された媒体に対し、前記出力部を略平行に二次
    元走査する走査機構であることを特徴とする請求項13
    または請求項14に記載の入出力機器。
  16. 【請求項16】 前記移動発生手段は、前記媒体を1方
    向に搬送する媒体搬送手段と、その媒体搬送手段の媒体
    搬送方向に対し直交する方向に前記出力部保持部材を移
    動する保持部材移動手段とを有することを特徴とする請
    求項13または請求項14に記載の入出力機器。
  17. 【請求項17】 前記送受信手段は、データの無線送受
    信が可能な無線送信回路と無線受信回路とを含むことを
    特徴とする請求項2または請求項10に記載の入出力機
    器。
  18. 【請求項18】 前記送受信手段は、データの赤外線送
    受信が可能な赤外線発光素子と赤外線受光素子とを含む
    ことを特徴とする請求項2または10に記載の入出力機
    器。
  19. 【請求項19】 前記外部送受信手段は、データの無線
    送受信が可能な無線送信回路と無線受信回路とを含むこ
    とを特徴とする請求項3または請求項11に記載の入出
    力機器。
  20. 【請求項20】 前記外部送受信手段は、データの赤外
    線送受信が可能な赤外線発光素子と赤外線受光素子とを
    含むことを特徴とする請求項3または11に記載の入出
    力機器。
  21. 【請求項21】 前記読取部と前記出力部とを一体にし
    たことを特徴とする請求項1乃至20に記載の入出力機
    器。
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