JPH08298781A - ブリッジ型インバ−タ装置 - Google Patents
ブリッジ型インバ−タ装置Info
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- JPH08298781A JPH08298781A JP7317405A JP31740595A JPH08298781A JP H08298781 A JPH08298781 A JP H08298781A JP 7317405 A JP7317405 A JP 7317405A JP 31740595 A JP31740595 A JP 31740595A JP H08298781 A JPH08298781 A JP H08298781A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ装置のスイッチのスイッチング損
失を低減する。 【構成】 インバータ装置のスイッチ回路5aを、第1
及び第2の主スイッチTR1 、TR2 と、第1及び第2
の補助スイッチS1 、S2 と、第1〜第4のリアクトル
L1 〜L4 と、第1〜第4のコンデンサC1 〜C4 と、
第1〜第8のダイオードD1 〜D8 で構成する。第1及
び第2の主スイッチTR1 、TR2 をZVS動作させ
る。第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 をターンオ
ン時にZCS、ターンオフ時にZVS動作させる。
失を低減する。 【構成】 インバータ装置のスイッチ回路5aを、第1
及び第2の主スイッチTR1 、TR2 と、第1及び第2
の補助スイッチS1 、S2 と、第1〜第4のリアクトル
L1 〜L4 と、第1〜第4のコンデンサC1 〜C4 と、
第1〜第8のダイオードD1 〜D8 で構成する。第1及
び第2の主スイッチTR1 、TR2 をZVS動作させ
る。第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 をターンオ
ン時にZCS、ターンオフ時にZVS動作させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブリッジ型又はハーフ
ブリッジ型又は多相のインバータ装置に関する。
ブリッジ型又は多相のインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】直流を
交流に変換するためのブリッジ型インバータのスイッチ
をオン・オフ動作させると、スイッチング損失が生じ
る。この種の問題を解決するために部分共振を使用して
スイッチをZCS(ゼロ電流スイッチング)又はZVS
(ゼロ電圧スイッチング)させることによってスイッチ
ング損失、サージ電圧、ノイズの軽減を図ることが提案
されている。しかし、主スイッチのみならず部分共振用
スイッチの損失の低減を確実且つ容易に達成することが
できるインバータ装置が要求されている。また、部分共
振回路の構成を簡単にすることが要求されている。
交流に変換するためのブリッジ型インバータのスイッチ
をオン・オフ動作させると、スイッチング損失が生じ
る。この種の問題を解決するために部分共振を使用して
スイッチをZCS(ゼロ電流スイッチング)又はZVS
(ゼロ電圧スイッチング)させることによってスイッチ
ング損失、サージ電圧、ノイズの軽減を図ることが提案
されている。しかし、主スイッチのみならず部分共振用
スイッチの損失の低減を確実且つ容易に達成することが
できるインバータ装置が要求されている。また、部分共
振回路の構成を簡単にすることが要求されている。
【0003】そこで本発明の目的は、上記要求に応える
ことができるブリッジ型インバータ装置を提供すること
にある。
ことができるブリッジ型インバータ装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に従う発明は、実施例を示す図面の符号を参
照して説明すると、直流電源の一端と他端との間に1個
又は複数個のスイッチ回路が接続され、前記スイッチ回
路によって負荷に第1の方向の電流とこれと反対の第2
の方向の電流を流すように構成されたブリッジ型又はハ
ーフブリッジ型又は多相ブリッジ型インバータ装置にお
いて、少なくとも1個の前記スイッチ回路が、前記直流
電源1の一端と他端との間に接続された第1及び第2の
主スイッチTR1 、TR2 の直列回路から成り、前記第
1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中点
が負荷に接続されている主変換回路と、前記第1及び第
2の主スイッチTR1 、TR2 に逆並列接続された第1
及び第2のダイオードD1、D2 と、第1の補助スイッ
チS1 と第1のリアクトルL1 との直列回路であって、
前記第1の補助スイッチS1 が前記第1のリアクトルL
1 よりも前記電源1の一端側に配置され、前記第1の補
助スイッチS1 と前記第1のリアクトルL1とが前記電
源1の一端と前記第1及び第2の主スイッチTR1 、T
R2 の相互接続中点との間に接続されている第1の補助
回路と、第2の補助スイッチS2 と第2のリアクトルL
2 との直列回路であって、前記第2の補助スイッチS2
が前記第2のリアクトルL2 よりも前記電源1の他端側
に配置され、前記第2のリアクトルL2 と前記第2の補
助スイッチS2 とが前記第1及び第2の主スイッチTR
1 、TR2 の相互接続中点と前記電源1の他端との間に
接続されている第2の補助回路と、その一端が前記第1
及び第2のリアクトルL1 、L2 の相互接続中点に接続
された第1のコンデンサC1 と、その一端が前記第1及
び第2のリアクトルL1 、L2 の相互接続中点に接続さ
れた第2のコンデンサC2 と、前記第1のコンデンサC
1 の他端と前記第1のリアクトルL1 の前記第1の補助
スイッチS1 側の端子との間に接続された第3のダイオ
ードD3 と、前記第2のリアクトルL2 の前記第2の補
助スイッチS2 側の端子と前記第2のコンデンサC2 の
他端との間に接続された第4のダイオードD4 と、前記
第1のコンデンサC1 と前記第2のリアクトルL2 と前
記第2の補助スイッチS2 とが直列に接続されている回
路に対して並列に接続された第5のダイオードD5 と、
前記第1の補助スイッチS1 と前記第1のリアクトルL
1 と前記第2のコンデンサC2 とが直列に接続されてい
る回路に対して並列に接続された第6のダイオードD6
と、前記第1のコンデンサC1 と前記第3のダイオード
D3 との間に接続された第3のリアクトルL3 と、前記
第2のコンデンサC2 と前記第4のダイオードD4 との
間に接続された第4のリアクトルL4 と、前記第1のコ
ンデンサC1 と前記第3のダイオードD3 との間で前記
第3のリアクトルL3 に対して直列に接続された第7の
ダイオードD7 と、前記第2のコンデンサC2 と前記第
4のダイオードD4 との間で前記第4のリアクトルL4
に対して直列に接続された第8のダイオードD8 と、そ
の一端が前記電源1の一端に接続され、その他端が前記
第3のダイオードD3 と前記第7のダイオードD7 との
間に接続された第3のコンデンサC3 と、その一端が前
記電源1の他端に接続され、その他端が前記第4のダイ
オードD4 と前記第8のダイオードD8 との間に接続さ
れた第4のコンデンサC4 と、前記第1及び第2の主ス
イッチTR1 、TR2 をデッド・タイムを有して一定の
周期で交互にオン制御するための第1及び第2の主制御
パルスを発生し、前記第1の補助スイッチS1 をオン制
御するための第1の補助制御パルスを少なくと前記第2
の主制御パルスの後縁から前記第1の主制御パルスの前
縁までの期間の一部を含むように発生し、前記第2の補
助スイッチS2 をオン制御するための第2の補助制御パ
ルスを少なくとも前記第1の主制御パルスの後縁から前
記第2の主制御パルスの前縁までの期間の一部を含み且
つ前記第1の補助制御パルスとの間に所定の時間間隙を
有するように発生するスイッチ制御回路とを具備してい
ることを特徴とするインバータ装置に係わるものであ
る。なお、請求項2に示すように、第1及び第2の主ス
イッチTR1 、TR2 に並列に第1及び第2の補助共振
用コンデンサCa 、Cb を接続することができる。ま
た、請求項3、又は4又は5に示すように、第1及び第
2の補助ダイオードDa 、Db を設けることができる。
また、請求項6及び7に示すように、第3及び第4のコ
ンデンサC3 、C4 又は第1及び第2の補助スイッチS
1 、S2 に並列にクランプ用ダイオードDe 、Df を接
続することができる。また、請求項8に示すように、第
1及び第2のリアクトルL1 、L2 に直列に第1及び第
2の補助スイッチS1 、S2 の寄生容量の放電防止用ダ
イオードDg、Df を接続することができる。また、請
求項9に示すように、請求項1における第1及び第2の
リアクトルL1 、L2 の代りに1つのリアクトルLa を
第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中
点と第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 の相互接続
中点との間に接続することができる。また、請求項10
に示すように、請求項9の回路に第1及び第2の補助共
振用コンデンサCa 、Cb を付加することができる。ま
た、請求項11、12、13に示すように補助ダイオー
ドDa 、Db を付加することができる。また、請求項1
4に示すように、第3及び第4のコンデンサC3 、C4
に並列にクランプ用ダイオードDe 、Df を接続するこ
とができる。また、請求項15に示すように、第1及び
第2の補助スイッチS1 、S2 の寄生容量の放電防止用
ダイオードDg 、Dh を第1及び第2の補助スイッチS
1 、S2 に直列に接続することができる。また、請求項
16及び17に示すように第1及び第2の補助充電用ダ
イオ−ドD21、D22を設けることが望ましい。また、請
求項18及び19に示すように請求項1〜8及び請求項
9〜17のインバ−タ装置に対して第1及び第2のスイ
ッチング損失低減用コンデンサCx1、Cx2と第1、第
2、第3及び第4のスイッチング損失低減用ダイオ−ド
Dx1、Dx2、Dx3、Dx4を付加することができる。
の請求項1に従う発明は、実施例を示す図面の符号を参
照して説明すると、直流電源の一端と他端との間に1個
又は複数個のスイッチ回路が接続され、前記スイッチ回
路によって負荷に第1の方向の電流とこれと反対の第2
の方向の電流を流すように構成されたブリッジ型又はハ
ーフブリッジ型又は多相ブリッジ型インバータ装置にお
いて、少なくとも1個の前記スイッチ回路が、前記直流
電源1の一端と他端との間に接続された第1及び第2の
主スイッチTR1 、TR2 の直列回路から成り、前記第
1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中点
が負荷に接続されている主変換回路と、前記第1及び第
2の主スイッチTR1 、TR2 に逆並列接続された第1
及び第2のダイオードD1、D2 と、第1の補助スイッ
チS1 と第1のリアクトルL1 との直列回路であって、
前記第1の補助スイッチS1 が前記第1のリアクトルL
1 よりも前記電源1の一端側に配置され、前記第1の補
助スイッチS1 と前記第1のリアクトルL1とが前記電
源1の一端と前記第1及び第2の主スイッチTR1 、T
R2 の相互接続中点との間に接続されている第1の補助
回路と、第2の補助スイッチS2 と第2のリアクトルL
2 との直列回路であって、前記第2の補助スイッチS2
が前記第2のリアクトルL2 よりも前記電源1の他端側
に配置され、前記第2のリアクトルL2 と前記第2の補
助スイッチS2 とが前記第1及び第2の主スイッチTR
1 、TR2 の相互接続中点と前記電源1の他端との間に
接続されている第2の補助回路と、その一端が前記第1
及び第2のリアクトルL1 、L2 の相互接続中点に接続
された第1のコンデンサC1 と、その一端が前記第1及
び第2のリアクトルL1 、L2 の相互接続中点に接続さ
れた第2のコンデンサC2 と、前記第1のコンデンサC
1 の他端と前記第1のリアクトルL1 の前記第1の補助
スイッチS1 側の端子との間に接続された第3のダイオ
ードD3 と、前記第2のリアクトルL2 の前記第2の補
助スイッチS2 側の端子と前記第2のコンデンサC2 の
他端との間に接続された第4のダイオードD4 と、前記
第1のコンデンサC1 と前記第2のリアクトルL2 と前
記第2の補助スイッチS2 とが直列に接続されている回
路に対して並列に接続された第5のダイオードD5 と、
前記第1の補助スイッチS1 と前記第1のリアクトルL
1 と前記第2のコンデンサC2 とが直列に接続されてい
る回路に対して並列に接続された第6のダイオードD6
と、前記第1のコンデンサC1 と前記第3のダイオード
D3 との間に接続された第3のリアクトルL3 と、前記
第2のコンデンサC2 と前記第4のダイオードD4 との
間に接続された第4のリアクトルL4 と、前記第1のコ
ンデンサC1 と前記第3のダイオードD3 との間で前記
第3のリアクトルL3 に対して直列に接続された第7の
ダイオードD7 と、前記第2のコンデンサC2 と前記第
4のダイオードD4 との間で前記第4のリアクトルL4
に対して直列に接続された第8のダイオードD8 と、そ
の一端が前記電源1の一端に接続され、その他端が前記
第3のダイオードD3 と前記第7のダイオードD7 との
間に接続された第3のコンデンサC3 と、その一端が前
記電源1の他端に接続され、その他端が前記第4のダイ
オードD4 と前記第8のダイオードD8 との間に接続さ
れた第4のコンデンサC4 と、前記第1及び第2の主ス
イッチTR1 、TR2 をデッド・タイムを有して一定の
周期で交互にオン制御するための第1及び第2の主制御
パルスを発生し、前記第1の補助スイッチS1 をオン制
御するための第1の補助制御パルスを少なくと前記第2
の主制御パルスの後縁から前記第1の主制御パルスの前
縁までの期間の一部を含むように発生し、前記第2の補
助スイッチS2 をオン制御するための第2の補助制御パ
ルスを少なくとも前記第1の主制御パルスの後縁から前
記第2の主制御パルスの前縁までの期間の一部を含み且
つ前記第1の補助制御パルスとの間に所定の時間間隙を
有するように発生するスイッチ制御回路とを具備してい
ることを特徴とするインバータ装置に係わるものであ
る。なお、請求項2に示すように、第1及び第2の主ス
イッチTR1 、TR2 に並列に第1及び第2の補助共振
用コンデンサCa 、Cb を接続することができる。ま
た、請求項3、又は4又は5に示すように、第1及び第
2の補助ダイオードDa 、Db を設けることができる。
また、請求項6及び7に示すように、第3及び第4のコ
ンデンサC3 、C4 又は第1及び第2の補助スイッチS
1 、S2 に並列にクランプ用ダイオードDe 、Df を接
続することができる。また、請求項8に示すように、第
1及び第2のリアクトルL1 、L2 に直列に第1及び第
2の補助スイッチS1 、S2 の寄生容量の放電防止用ダ
イオードDg、Df を接続することができる。また、請
求項9に示すように、請求項1における第1及び第2の
リアクトルL1 、L2 の代りに1つのリアクトルLa を
第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中
点と第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 の相互接続
中点との間に接続することができる。また、請求項10
に示すように、請求項9の回路に第1及び第2の補助共
振用コンデンサCa 、Cb を付加することができる。ま
た、請求項11、12、13に示すように補助ダイオー
ドDa 、Db を付加することができる。また、請求項1
4に示すように、第3及び第4のコンデンサC3 、C4
に並列にクランプ用ダイオードDe 、Df を接続するこ
とができる。また、請求項15に示すように、第1及び
第2の補助スイッチS1 、S2 の寄生容量の放電防止用
ダイオードDg 、Dh を第1及び第2の補助スイッチS
1 、S2 に直列に接続することができる。また、請求項
16及び17に示すように第1及び第2の補助充電用ダ
イオ−ドD21、D22を設けることが望ましい。また、請
求項18及び19に示すように請求項1〜8及び請求項
9〜17のインバ−タ装置に対して第1及び第2のスイ
ッチング損失低減用コンデンサCx1、Cx2と第1、第
2、第3及び第4のスイッチング損失低減用ダイオ−ド
Dx1、Dx2、Dx3、Dx4を付加することができる。
【0005】
【発明の作用及び効果】各請求項の発明によれば、第1
及び第2の主スイッチTR1 、TR2 のタ−ンオフ及び
オ−ンオン時、及び第1及び第2の補助スイッチS1 、
S2 のタ−ンオフ時はZVSとなるので、スイッチング
損失の低減、サージ電圧の低減、ノイズの低減が図られ
る。また、中点電位を持たない単一電源で部分共振動作
を得ることができ、電源の構成が簡単になる。また、請
求項2及び10の発明によれば、第1及び第2の補助共
振用コンデンサCa 、Cb によって共振回路にエネルギ
ーを供給し、安定した共振動作を得ることができる。ま
た、請求項3〜8、11〜15よれば、付加したダイオ
ードによって電圧を制限することができる。また、請求
項16及び17によれば第1及び第2のコンデンサC1
、C2 を完全に充電することが可能になる。また、請
求項18の発明によれば第1及び第2のリアクトルL1
、L2 にダイオ−ドDx1、Dx2を介して第1及び第2
のスイッチング損失低減用コンデンサCx1、Cx2が並列
に接続されるので、第1及び第2の補助スイッチS1 、
S2 のタ−ンオフ直前に第1及び第2のリアクトルL1
、L2 に流れていた電流I1 、I2 の第3及び第4の
コンデンサC3 、C4 への転流量が低下する。即ち、第
1及び第2のリアクトルL1 、L2 の電流の一部は第1
及び第2の補助スイッチS1、S2 のタ−ンオフ時に第
1及び第2のスイッチング損失低減用コンデンサCx1、
Cx2に転流する。この結果、第1及び第2の補助スイッ
チS1 、S2 のタ−ンオフ時の第3及び第4のコンデン
サC3 、C4 の電圧Vc3、Vc4の上昇速度が遅くなり、
第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 の電圧の上昇も
遅くなる。第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 はオ
フ制御されても、ストレ−ジ作用(キャリア蓄積作用)
によってこの電流Is1、Is2は直ちに零にならず、少し
の間流れ続ける。このストレ−ジ作用によって流れる電
流はスイッチング損失となる。第1及び第2の補助スイ
ッチS1 、S2 のスイッチング損失はここを流れる電流
とこの電圧との積である。従って、前述したようにタ−
ンオフ時に第1及び第2補助スイッチS1 、S2 の電圧
が低下すると、ここでのスイッチング損失も低下する。
請求項19の発明においても、請求項18の発明と同
様の目的で第1及び第2のスイッチング損失低減用コン
デンサCx1、Cx2が設けられているので請求項18と同
様な効果を得ることができる。
及び第2の主スイッチTR1 、TR2 のタ−ンオフ及び
オ−ンオン時、及び第1及び第2の補助スイッチS1 、
S2 のタ−ンオフ時はZVSとなるので、スイッチング
損失の低減、サージ電圧の低減、ノイズの低減が図られ
る。また、中点電位を持たない単一電源で部分共振動作
を得ることができ、電源の構成が簡単になる。また、請
求項2及び10の発明によれば、第1及び第2の補助共
振用コンデンサCa 、Cb によって共振回路にエネルギ
ーを供給し、安定した共振動作を得ることができる。ま
た、請求項3〜8、11〜15よれば、付加したダイオ
ードによって電圧を制限することができる。また、請求
項16及び17によれば第1及び第2のコンデンサC1
、C2 を完全に充電することが可能になる。また、請
求項18の発明によれば第1及び第2のリアクトルL1
、L2 にダイオ−ドDx1、Dx2を介して第1及び第2
のスイッチング損失低減用コンデンサCx1、Cx2が並列
に接続されるので、第1及び第2の補助スイッチS1 、
S2 のタ−ンオフ直前に第1及び第2のリアクトルL1
、L2 に流れていた電流I1 、I2 の第3及び第4の
コンデンサC3 、C4 への転流量が低下する。即ち、第
1及び第2のリアクトルL1 、L2 の電流の一部は第1
及び第2の補助スイッチS1、S2 のタ−ンオフ時に第
1及び第2のスイッチング損失低減用コンデンサCx1、
Cx2に転流する。この結果、第1及び第2の補助スイッ
チS1 、S2 のタ−ンオフ時の第3及び第4のコンデン
サC3 、C4 の電圧Vc3、Vc4の上昇速度が遅くなり、
第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 の電圧の上昇も
遅くなる。第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 はオ
フ制御されても、ストレ−ジ作用(キャリア蓄積作用)
によってこの電流Is1、Is2は直ちに零にならず、少し
の間流れ続ける。このストレ−ジ作用によって流れる電
流はスイッチング損失となる。第1及び第2の補助スイ
ッチS1 、S2 のスイッチング損失はここを流れる電流
とこの電圧との積である。従って、前述したようにタ−
ンオフ時に第1及び第2補助スイッチS1 、S2 の電圧
が低下すると、ここでのスイッチング損失も低下する。
請求項19の発明においても、請求項18の発明と同
様の目的で第1及び第2のスイッチング損失低減用コン
デンサCx1、Cx2が設けられているので請求項18と同
様な効果を得ることができる。
【0006】
【第1の実施例】次に、図1〜図4を参照して本発明の
第1の実施例のブリッジ型インバータ装置を説明する。
このインバータ装置は図1に示すように、直流電源1の
直流電圧をブリッジ型インバータ回路によって交流に変
換して負荷2に供給するように構成されている。直流電
源1は整流回路又は電池から成り、負荷2は負荷接続端
子2a、2bに接続された例えば出力トランス3とここ
に接続された負荷回路4とから成る。
第1の実施例のブリッジ型インバータ装置を説明する。
このインバータ装置は図1に示すように、直流電源1の
直流電圧をブリッジ型インバータ回路によって交流に変
換して負荷2に供給するように構成されている。直流電
源1は整流回路又は電池から成り、負荷2は負荷接続端
子2a、2bに接続された例えば出力トランス3とここ
に接続された負荷回路4とから成る。
【0007】インバータ回路はハーフブリッジ構成の第
1及び第2のスイッチ回路5a、5bの組み合せから成
る。第1のスイッチ回路5aはブリッジ回路の第1のア
ームを構成するための第1及び第2の主スイッチTR1
、TR2 と第1及び第2のダイオードD1 、D2 を有
する他に、ZVS又はZCSを達成するために、第1及
び第2の補助スイッチS1 、S2 と、第1、第2、第3
及び第4のコンデンサC1 、C2 、C3 、C4 と、第
1、第2、第3及び第4のリアクトルL1 、L2 、L3
、L4 と、第3、第4、第5、第6、第7及び第8の
ダイオードD3 、D4、D5 、D6 、D7 、D8 と、コ
ンデンサ充電手段としての第1及び第2の抵抗R1 、R
2 とを有する。第2のスイッチ回路5bはブリッジ回路
の第2のアームを構成するために第3及び第4の主スイ
ッチTR3 、TR4 と、第9及び第10のダイオードD
9 、D10を有する他に、ZVS、ZCSを達成するため
に、第3及び第4の補助スイッチS3 、S4 と、第5、
第6、第7及び第8のコンデンサC5 、C6 、C7 、C
8 と、第5、第6、第7及び第8のリアクトルL5 、L
6、L7 、L8 と、第11〜第16のダイオードD11〜
D16とを有する。
1及び第2のスイッチ回路5a、5bの組み合せから成
る。第1のスイッチ回路5aはブリッジ回路の第1のア
ームを構成するための第1及び第2の主スイッチTR1
、TR2 と第1及び第2のダイオードD1 、D2 を有
する他に、ZVS又はZCSを達成するために、第1及
び第2の補助スイッチS1 、S2 と、第1、第2、第3
及び第4のコンデンサC1 、C2 、C3 、C4 と、第
1、第2、第3及び第4のリアクトルL1 、L2 、L3
、L4 と、第3、第4、第5、第6、第7及び第8の
ダイオードD3 、D4、D5 、D6 、D7 、D8 と、コ
ンデンサ充電手段としての第1及び第2の抵抗R1 、R
2 とを有する。第2のスイッチ回路5bはブリッジ回路
の第2のアームを構成するために第3及び第4の主スイ
ッチTR3 、TR4 と、第9及び第10のダイオードD
9 、D10を有する他に、ZVS、ZCSを達成するため
に、第3及び第4の補助スイッチS3 、S4 と、第5、
第6、第7及び第8のコンデンサC5 、C6 、C7 、C
8 と、第5、第6、第7及び第8のリアクトルL5 、L
6、L7 、L8 と、第11〜第16のダイオードD11〜
D16とを有する。
【0008】主変換回路を形成するための第1及び第2
の主スイッチTR1 、TR2 の直列回路は電源1の一端
と他端との間に接続され、第1及び第2の主スイッチT
R1、TR2 の相互接続中点は出力端子としての第1の
負荷接続端子2aに接続されている。第1及び第2のダ
イオードD1 、D2 は第1及び第2の主スイッチTR1
、TR2 に逆並列接続されている。第3及び第4の主
スイッチTR3 、TR4の直列回路も電源1の一端と他
端との間に接続され、第3及び第4の主スイッチTR3
、TR4 の相互接続中点が第2の負荷接続端子2bに
接続されている。第9及び第10のダイオードD9 、D
10は第3及び第4の主スイッチTR3 、TR4 に逆並列
接続されている。なお、第1〜第4の主スイッチTR1
〜TR4 をソースがサブストレートに接続された構造の
絶縁ゲート型(MOS型)電界効果トランジスタとし、
ここに内蔵されているダイオードを第1、第2、第9及
び第10のダイオードD1 、D2 、D9 、D10とするこ
とができる。
の主スイッチTR1 、TR2 の直列回路は電源1の一端
と他端との間に接続され、第1及び第2の主スイッチT
R1、TR2 の相互接続中点は出力端子としての第1の
負荷接続端子2aに接続されている。第1及び第2のダ
イオードD1 、D2 は第1及び第2の主スイッチTR1
、TR2 に逆並列接続されている。第3及び第4の主
スイッチTR3 、TR4の直列回路も電源1の一端と他
端との間に接続され、第3及び第4の主スイッチTR3
、TR4 の相互接続中点が第2の負荷接続端子2bに
接続されている。第9及び第10のダイオードD9 、D
10は第3及び第4の主スイッチTR3 、TR4 に逆並列
接続されている。なお、第1〜第4の主スイッチTR1
〜TR4 をソースがサブストレートに接続された構造の
絶縁ゲート型(MOS型)電界効果トランジスタとし、
ここに内蔵されているダイオードを第1、第2、第9及
び第10のダイオードD1 、D2 、D9 、D10とするこ
とができる。
【0009】電源1の一端と前記第1及び第2の主スイ
ッチTR1 、TR2 の相互接続中点との間に第1の補助
スイッチS1 と第1のリアクトルL1 との直列回路から
成る第1の補助回路が接続されている。第1及び第2の
主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中点と電源1の他
端との間には第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッ
チS2 との直列回路から成る第2の補助回路が接続され
ている。互いに同一容量の第1及び第2のコンデンサC
1 、C2 の一端は第1及び第2のリアクトルL1 、L2
の相互接続中点にそれぞれ接続されている。第1のコン
デンサC1 の他端は第3のリアクトルL3 と第7のダイ
オードD7 と第3のダイオードD3 を介して第1のリア
クトルL1 の第1の補助スイッチS1 側の端子に接続さ
れ、第2のコンデンサC2 の他端は第4のリアクトルL
4 と第8のダイオードD8 と第4のダイオードD4 を介
して第2のリアクトルL2 の第2の補助スイッチS2 側
の端子に接続されている。第5のダイオードD5 は第2
の補助スイッチS2 の電源1側の端子(エミッタ)と第
1のコンデンサC1 の他端(上端)との間に接続されて
いる。即ち、第5のダイオードD5 は第1のコンデンサ
C1 と第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2
との直列接続回路に対して並列に接続されている。第6
のダイオードD6 は第2のコンデンサC2 の他端(下
端)と第1の補助スイッチS1 の電源1側の端子(コレ
クタ)との間に接続されている。即ち、第6のダイオー
ドD6 は第1の補助スイッチS1 と第1のリアクトルL
1 と第2のコンデンサC2 との直列接続回路に対して並
列に接続されている。充電用抵抗R1 、R2 は第5及び
第6のダイオードD5 、D6 に並列に接続されている。
第3のコンデンサC3 の一端は第1の補助スイッチS1
のコレクタに接続され、この他端は第3及び第7のダイ
オードD3 、D7 の相互接続中点に接続されている。第
4のコンデンサC4 の一端は第4及び第8のダイオード
D4 、D8 の相互接続中点に接続され、この他端は第2
の補助スイッチS2 のエミッタに接続されている。な
お、第3及び第4のコンデンサC3 、C4 の容量は第1
及び第2のコンデンサC1 、C2 の容量と同一であって
もよいし、異なっていてもよい。この実施例ではC3 、
C4 はC1 、C2 より小さい容量とされている。また、
リアクトルL3 、L4 のインダクタンス値はL1 、L2
と同一であってもよいし、異なっていてもよい。この実
施例ではL3 、L4 はL1 、L2 より小さい。
ッチTR1 、TR2 の相互接続中点との間に第1の補助
スイッチS1 と第1のリアクトルL1 との直列回路から
成る第1の補助回路が接続されている。第1及び第2の
主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中点と電源1の他
端との間には第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッ
チS2 との直列回路から成る第2の補助回路が接続され
ている。互いに同一容量の第1及び第2のコンデンサC
1 、C2 の一端は第1及び第2のリアクトルL1 、L2
の相互接続中点にそれぞれ接続されている。第1のコン
デンサC1 の他端は第3のリアクトルL3 と第7のダイ
オードD7 と第3のダイオードD3 を介して第1のリア
クトルL1 の第1の補助スイッチS1 側の端子に接続さ
れ、第2のコンデンサC2 の他端は第4のリアクトルL
4 と第8のダイオードD8 と第4のダイオードD4 を介
して第2のリアクトルL2 の第2の補助スイッチS2 側
の端子に接続されている。第5のダイオードD5 は第2
の補助スイッチS2 の電源1側の端子(エミッタ)と第
1のコンデンサC1 の他端(上端)との間に接続されて
いる。即ち、第5のダイオードD5 は第1のコンデンサ
C1 と第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2
との直列接続回路に対して並列に接続されている。第6
のダイオードD6 は第2のコンデンサC2 の他端(下
端)と第1の補助スイッチS1 の電源1側の端子(コレ
クタ)との間に接続されている。即ち、第6のダイオー
ドD6 は第1の補助スイッチS1 と第1のリアクトルL
1 と第2のコンデンサC2 との直列接続回路に対して並
列に接続されている。充電用抵抗R1 、R2 は第5及び
第6のダイオードD5 、D6 に並列に接続されている。
第3のコンデンサC3 の一端は第1の補助スイッチS1
のコレクタに接続され、この他端は第3及び第7のダイ
オードD3 、D7 の相互接続中点に接続されている。第
4のコンデンサC4 の一端は第4及び第8のダイオード
D4 、D8 の相互接続中点に接続され、この他端は第2
の補助スイッチS2 のエミッタに接続されている。な
お、第3及び第4のコンデンサC3 、C4 の容量は第1
及び第2のコンデンサC1 、C2 の容量と同一であって
もよいし、異なっていてもよい。この実施例ではC3 、
C4 はC1 、C2 より小さい容量とされている。また、
リアクトルL3 、L4 のインダクタンス値はL1 、L2
と同一であってもよいし、異なっていてもよい。この実
施例ではL3 、L4 はL1 、L2 より小さい。
【0010】第2のスイッチ回路5bは第1のスイッチ
回路5aと実質的に同一の回路であって、第3及び第4
の主スイッチTR3 、TR4 のZVSを達成するために
電源1の一端と前記第3及び第4の主スイッチTR3 、
TR4 の相互接続中点との間に第3の補助スイッチS3
と第5のリアクトルL5 との直列回路から成る第3の補
助回路が接続されている。第3及び第4の主スイッチT
R3 、TR4 の相互接続中点と電源1の他端との間には
第6のリアクトルL6 と第4の補助スイッチS4 との直
列回路から成る第4の補助回路が接続されている。第5
及び第6のコンデンサC5 、C6 の一端は第5及び第6
のリアクトルL5 、L6 の相互接続中点に接続されてい
る。第5のコンデンサC5 の他端は第7のリアクトルL
7 と第15のダイオードD15と第11のダイオードD11
を介して第5のリアクトルL5 の第3の補助スイッチS
3 側の端子に接続され、第6のコンデンサC6 の他端は
第8のリアクトルL8 と第16のダイオードD16と第1
2のダイオードD12を介して第6のリアクトルL6 の第
4の補助スイッチS4 側の端子に接続されている。第1
3のダイオードD13は第4の補助スイッチS4 の下側端
子(エミッタ)と第5のコンデンサC5 の他端(上端)
との間に接続されている。即ち、第13のダイオードD
13は第5のコンデンサC5 と第6のリアクトルL6 と第
4の補助スイッチS4 との直列接続回路に対して並列に
接続されている。第14のダイオードD14は第6のコン
デンサC6 の他端(下端)と第3の補助スイッチS3 の
上側端子(コレクタ)との間に接続されている。即ち、
第14のダイオードD14は第3の補助スイッチS3 と第
5のリアクトルL5 と第6のコンデンサC6 との直列接
続回路に対して並列に接続されている。充電用抵抗R3
、R4 は第15及び第16のダイオードD15、D16に
並列に接続されている。第7のコンデンサC7 の一端は
第3の補助スイッチS3 のコレクタに接続され、この他
端は第11及び第13のダイオードD11、D13の相互接
続中点に接続されている。また、第8のコンデンサC8
の一端は第12及び第16のダイオードD12、D16の相
互接続中点に接続され、この他端は第4の補助スイッチ
S4 のエミッタに接続されている。
回路5aと実質的に同一の回路であって、第3及び第4
の主スイッチTR3 、TR4 のZVSを達成するために
電源1の一端と前記第3及び第4の主スイッチTR3 、
TR4 の相互接続中点との間に第3の補助スイッチS3
と第5のリアクトルL5 との直列回路から成る第3の補
助回路が接続されている。第3及び第4の主スイッチT
R3 、TR4 の相互接続中点と電源1の他端との間には
第6のリアクトルL6 と第4の補助スイッチS4 との直
列回路から成る第4の補助回路が接続されている。第5
及び第6のコンデンサC5 、C6 の一端は第5及び第6
のリアクトルL5 、L6 の相互接続中点に接続されてい
る。第5のコンデンサC5 の他端は第7のリアクトルL
7 と第15のダイオードD15と第11のダイオードD11
を介して第5のリアクトルL5 の第3の補助スイッチS
3 側の端子に接続され、第6のコンデンサC6 の他端は
第8のリアクトルL8 と第16のダイオードD16と第1
2のダイオードD12を介して第6のリアクトルL6 の第
4の補助スイッチS4 側の端子に接続されている。第1
3のダイオードD13は第4の補助スイッチS4 の下側端
子(エミッタ)と第5のコンデンサC5 の他端(上端)
との間に接続されている。即ち、第13のダイオードD
13は第5のコンデンサC5 と第6のリアクトルL6 と第
4の補助スイッチS4 との直列接続回路に対して並列に
接続されている。第14のダイオードD14は第6のコン
デンサC6 の他端(下端)と第3の補助スイッチS3 の
上側端子(コレクタ)との間に接続されている。即ち、
第14のダイオードD14は第3の補助スイッチS3 と第
5のリアクトルL5 と第6のコンデンサC6 との直列接
続回路に対して並列に接続されている。充電用抵抗R3
、R4 は第15及び第16のダイオードD15、D16に
並列に接続されている。第7のコンデンサC7 の一端は
第3の補助スイッチS3 のコレクタに接続され、この他
端は第11及び第13のダイオードD11、D13の相互接
続中点に接続されている。また、第8のコンデンサC8
の一端は第12及び第16のダイオードD12、D16の相
互接続中点に接続され、この他端は第4の補助スイッチ
S4 のエミッタに接続されている。
【0011】図1では相互間の接続ラインの一部が図示
の都合で省略されているが、各スイッチTR1 〜TR4
、S1 〜S4 の制御端子(ベース)は制御回路6に接
続されている。制御回路6は図2に原理的に示すよう
に、第1、第2、第3及び第4の主制御パルス発生回路
7、8、9、10と、第1〜第4の補助制御パルス発生
回路11、12、13、14と、発振器15と、位相制
御回路16とを有する。第1及び第2の主制御パルス発
生回路7、8は発振器15に制御されて図3(A)、
(B)に示す第1及び第2の主制御パルスを一定の周期
で発生し、これを第1及び第2の主スイッチTR1 、T
R2 のベースに供給する。第3及び第4の主制御パルス
発生回路9、10は発振器15と位相制御回路16に制
御されて図3(C)、(D)に示す第3及び第4の主制
御パルスを発生し、これを第3及び第4の主スイッチT
R3 、TR4 のベースに供給する。第1及び第2の主制
御パルスと第3及び第4の主制御パルスとは相互間に位
相差を有している他は同一である。図3(A)、(B)
の第1及び第2の主制御パルスは相互に時間間隙(デッ
ド・タイム)Ta を有して交互に発生し、図3(C)、
(D)の第3及び第4の主制御パルスも時間間隙Ta を
有して交互に発生する。この時間間隙Ta は各コンデン
サC1 、C2 、C5 、C6 が充電された状態において補
助スイッチS1 、S2 、S3 、S4 がオンになり、共振
動作でC1 、C2 、C5 、C6 の電荷のほぼ全部が放出
されるまでに要する時間に設定されている。即ち、Ta
はC1 L2 又はC2 L1 の共振電流の波形の0度〜90
度区間以上に設定されている。
の都合で省略されているが、各スイッチTR1 〜TR4
、S1 〜S4 の制御端子(ベース)は制御回路6に接
続されている。制御回路6は図2に原理的に示すよう
に、第1、第2、第3及び第4の主制御パルス発生回路
7、8、9、10と、第1〜第4の補助制御パルス発生
回路11、12、13、14と、発振器15と、位相制
御回路16とを有する。第1及び第2の主制御パルス発
生回路7、8は発振器15に制御されて図3(A)、
(B)に示す第1及び第2の主制御パルスを一定の周期
で発生し、これを第1及び第2の主スイッチTR1 、T
R2 のベースに供給する。第3及び第4の主制御パルス
発生回路9、10は発振器15と位相制御回路16に制
御されて図3(C)、(D)に示す第3及び第4の主制
御パルスを発生し、これを第3及び第4の主スイッチT
R3 、TR4 のベースに供給する。第1及び第2の主制
御パルスと第3及び第4の主制御パルスとは相互間に位
相差を有している他は同一である。図3(A)、(B)
の第1及び第2の主制御パルスは相互に時間間隙(デッ
ド・タイム)Ta を有して交互に発生し、図3(C)、
(D)の第3及び第4の主制御パルスも時間間隙Ta を
有して交互に発生する。この時間間隙Ta は各コンデン
サC1 、C2 、C5 、C6 が充電された状態において補
助スイッチS1 、S2 、S3 、S4 がオンになり、共振
動作でC1 、C2 、C5 、C6 の電荷のほぼ全部が放出
されるまでに要する時間に設定されている。即ち、Ta
はC1 L2 又はC2 L1 の共振電流の波形の0度〜90
度区間以上に設定されている。
【0012】第1の補助制御パルス発生回路11は第2
の主制御パルス発生回路8に接続され、図3(E)に示
すように図3(B)の第2の主制御パルスの後縁時点t
6 から一定時間後のt7 からt9 までのパルスを発生す
る。第1の補助スイッチS1に供給する第1の補助制御
パルスの幅は第2の補助制御パルスとの間にデッドタイ
ムを有し且つ少なくとも第2の主制御パルスの後縁時点
から第1の制御パルスの前縁時点の間の一部を含むよう
に決定される。第2の補助制御パルス発生回路12は第
1の主制御パルス発生回路7に接続され、図3(F)に
示すように図3(A)の第1の主制御パルスの後縁時点
t0 から一定時間後のt1 〜t4 のパルスを発生する。
第2の補助スイッチS2 に供給する第2の補助制御パル
スの幅は第1の補助制御パルスとの間にデッドタイムを
有し且つ少なくとも第1の主制御パルスの後縁時点t0
から第2の主制御パルスの前縁時点t2 の間の一部を含
むように決定される。第3及び第4の補助制御パルス発
生回路13、14は図2に示すように第4及び第3の主
制御パルス発生回路10、9に接続され、第1及び第2
の補助制御パルスと第1及び第2の主制御パルスとの関
係と同様な関係が第4及び第3の主制御パルスとの間に
得られるように第3及び第4の補助制御パルスが形成さ
れる。
の主制御パルス発生回路8に接続され、図3(E)に示
すように図3(B)の第2の主制御パルスの後縁時点t
6 から一定時間後のt7 からt9 までのパルスを発生す
る。第1の補助スイッチS1に供給する第1の補助制御
パルスの幅は第2の補助制御パルスとの間にデッドタイ
ムを有し且つ少なくとも第2の主制御パルスの後縁時点
から第1の制御パルスの前縁時点の間の一部を含むよう
に決定される。第2の補助制御パルス発生回路12は第
1の主制御パルス発生回路7に接続され、図3(F)に
示すように図3(A)の第1の主制御パルスの後縁時点
t0 から一定時間後のt1 〜t4 のパルスを発生する。
第2の補助スイッチS2 に供給する第2の補助制御パル
スの幅は第1の補助制御パルスとの間にデッドタイムを
有し且つ少なくとも第1の主制御パルスの後縁時点t0
から第2の主制御パルスの前縁時点t2 の間の一部を含
むように決定される。第3及び第4の補助制御パルス発
生回路13、14は図2に示すように第4及び第3の主
制御パルス発生回路10、9に接続され、第1及び第2
の補助制御パルスと第1及び第2の主制御パルスとの関
係と同様な関係が第4及び第3の主制御パルスとの間に
得られるように第3及び第4の補助制御パルスが形成さ
れる。
【0013】
【動作】図1のインバータ回路の基本的動作は周知のイ
ンバータと同一である。即ち、図1及び図4の主スイッ
チTR1 、TR4 が同時にオンの期間に電源1と第1の
主スイッチTR1 と負荷2と第4の主スイッチTR4 と
から成る回路で第1の方向の電流が負荷2に流れ、第2
及び第3の主スイッチTR2 、TR3 が同時にオンの期
間に電源1と第3の主スイッチTR3 と負荷2と第2の
主スイッチTR2とから成る回路で負荷2に第2の方向
の電流が流れる。
ンバータと同一である。即ち、図1及び図4の主スイッ
チTR1 、TR4 が同時にオンの期間に電源1と第1の
主スイッチTR1 と負荷2と第4の主スイッチTR4 と
から成る回路で第1の方向の電流が負荷2に流れ、第2
及び第3の主スイッチTR2 、TR3 が同時にオンの期
間に電源1と第3の主スイッチTR3 と負荷2と第2の
主スイッチTR2とから成る回路で負荷2に第2の方向
の電流が流れる。
【0014】次に、第1〜第4の主スイッチTR1 〜T
R4 のターンオン及びターンオフ期間における動作を説
明する。但し、図3のt0 〜t2 に示す第1の主スイッ
チTR1 のターンオフ及び第2の主スイッチTR2 のタ
ーンオンの期間の動作と、t6 〜t8 に示す第2の主ス
イッチTR2 のターンオフ及び第1の主スイッチTR1
のターンオンの期間の動作と、第3の主スイッチTR3
のターンオフ及び第4の主スイッチTR4 のターンオフ
の期間の動作と、第4の主スイッチTR4 のターンオフ
及び第3の主スイッチTR3 のターンオフの期間の動作
とは実質的に同一であるので、図3のt0 〜t5 期間の
動作を図4を参照して詳しく説明し、その他の期間の動
作の説明を省略する。
R4 のターンオン及びターンオフ期間における動作を説
明する。但し、図3のt0 〜t2 に示す第1の主スイッ
チTR1 のターンオフ及び第2の主スイッチTR2 のタ
ーンオンの期間の動作と、t6 〜t8 に示す第2の主ス
イッチTR2 のターンオフ及び第1の主スイッチTR1
のターンオンの期間の動作と、第3の主スイッチTR3
のターンオフ及び第4の主スイッチTR4 のターンオフ
の期間の動作と、第4の主スイッチTR4 のターンオフ
及び第3の主スイッチTR3 のターンオフの期間の動作
とは実質的に同一であるので、図3のt0 〜t5 期間の
動作を図4を参照して詳しく説明し、その他の期間の動
作の説明を省略する。
【0015】
【コンデンサ充電動作】この実施例では、例えば第1、
第4、第6及び第7のコンデンサC1 、C4 、C6 、C
7 を図1に示す方向に予め充電することが必要になる。
この充電を行うために、第1、第4の主スイッチTR1
、TR4 をオンにする。これにより、第1の主スイッ
チTR1 と第1のコンデンサC1 と第1の抵抗R1 の回
路で充電電流が流れ、第1のコンデンサC1 が電源電圧
Vに充電される。また、第1の主スイッチTR1 と第2
のリアクトルL2 と第4のダイオードD4 と第4のコン
デンサC4 の回路で第4のコンデンサC4 が図1に示す
極性に充電される。また第4の抵抗R4 と第6のコンデ
ンサC6 と第4の主スイッチTR4 の回路にも電流が流
れ、第6のコンデンサC6 が充電される。また、第7の
コンデンサC7 もC4と同様な回路で充電される。勿
論、上記とは逆に、第2、第3、第5及び第8のコンデ
ンサC2 、C3 、C5 、C8 を予め充電することもでき
る。第1〜第4の主スイッチTR1 〜TR4 によるイン
バータ動作が開始した後には、共振における損失分が主
スイッチTR1 〜TR4 を介して補給される。
第4、第6及び第7のコンデンサC1 、C4 、C6 、C
7 を図1に示す方向に予め充電することが必要になる。
この充電を行うために、第1、第4の主スイッチTR1
、TR4 をオンにする。これにより、第1の主スイッ
チTR1 と第1のコンデンサC1 と第1の抵抗R1 の回
路で充電電流が流れ、第1のコンデンサC1 が電源電圧
Vに充電される。また、第1の主スイッチTR1 と第2
のリアクトルL2 と第4のダイオードD4 と第4のコン
デンサC4 の回路で第4のコンデンサC4 が図1に示す
極性に充電される。また第4の抵抗R4 と第6のコンデ
ンサC6 と第4の主スイッチTR4 の回路にも電流が流
れ、第6のコンデンサC6 が充電される。また、第7の
コンデンサC7 もC4と同様な回路で充電される。勿
論、上記とは逆に、第2、第3、第5及び第8のコンデ
ンサC2 、C3 、C5 、C8 を予め充電することもでき
る。第1〜第4の主スイッチTR1 〜TR4 によるイン
バータ動作が開始した後には、共振における損失分が主
スイッチTR1 〜TR4 を介して補給される。
【0016】
【ターンオフ、ターンオン動作】図4は負荷回路4を無
負荷とし、負荷2をトランスのみの遅れ負荷とした場合
における図3のt0 〜t5 区間及びこの近傍における図
1の各部の状態を示す。第1のコンデンサC1 がほぼ電
源電圧Vに充電されているt0 時点で第1の主スイッチ
TR1 がオフになり、これから所定時間後のt1 で第2
の補助スイッチS2 がオンになると、第1のコンデンサ
C1 のエネルギーが、第1のコンデンサC1 と第2のリ
アクトルL2 と第2の補助スイッチS2 と第5のダイオ
ードD5 とから成る共振回路で放出され、第1のコンデ
ンサC1 の電圧Vc1は図4(D)に示すように正弦波の
90〜180度区間の波形で低下する。この時第5のダ
イオードD5 がオンであるので、第2の主スイッチTR
2 の両端には第1のコンデンサC1 の電圧Vc1が印加さ
れることになり、図4(I)に示すようにt1 〜t2で
第2の主スイッチTR2 の電圧Vtr2 がゼロに向って低
下する。また、第1の主スイッチTR1 の電圧Vtr1 は
電源電圧Vから第2の主スイッチTR2 の電圧Vtr2 を
差し引いた値になり、図4(H)に示すようにゆっくり
と立上る。t1時点で第2の補助スイッチS2 がオンに
なると、第4のコンデンサC4 の放電回路として第4の
コンデンサC4 と第8のダイオードD8 と第4のリアク
トルL4と第2のコンデンサC2 と第2のリアクトルL2
と第2の補助スイッチS2 とから成る回路が形成さ
れ、このループの共振電流も流れる。この第4のコンデ
ンサC4 の共振回路の共振周波数は第1のコンデンサC
1 の共振回路の共振周波数よりも幾らか低いので、第4
のコンデンサC4 の電圧Vc4は図4(G)に示すように
t2 よりも少し後のt3 でゼロになる。また、第2のコ
ンデンサC2 は図4(E)に示すように充電される。第
2のリアクトルL2 の電流I2 は図4(F)に示すよう
にt1 時点から正弦波の0〜90度区間の波形で流れ
る。t2 時点で第2のリアクトルL2 の電流I2 が正弦
波のほぼピーク値に達すると、この第2のリアクトルL
2 の電圧が0Vとなり、また第1のコンデンサC1 の電
圧Vc1もゼロになり、第2のダイオードD2 の逆バイア
スが解除され、第2のリアクトルL2 の蓄積エネルギー
の放出による電流I2 は第2のダイオードD2 に転流
し、第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2 と
第2のダイオードD2 の閉回路を循環電流として流れ
る。なお、第2のコンデンサC2 の充電はt2 以後まで
続き、この電圧Vc2がt3 で電源電圧Vになった時に終
了する。第2のダイオードD2 が順バイアスに転換する
時点t2 又はこの近傍又はこれよりも後に第2の主スイ
ッチTR2 にオン制御信号を与えると、第2の主スイッ
チTR2 のZVSが達成される。第2の主スイッチTR
2 のオン開始時点の好ましい範囲はt2 〜t4 である。
第2のダイオードD2 又は第2の主スイッチTR2 がオ
ンしている間に第4のコンデンサC4 は放電し、第2の
コンデンサC2 は充電される。しかし、第2のコンデン
サC2 の電圧Vc2が電源電圧V以上になると、第6のダ
イオードD6 がオンになり、第2及び第4のリアクトル
L2 、L4 のエネルギーは電源1又は負荷2に帰還され
る。第4のコンデンサC4 の電圧Vc4がゼロになったt
3 時点以後においても第2の補助スイッチS2 をオンの
ままにしておくと、第2のリアクトルL2 と第2の補助
スイッチS2 と第2のダイオードD2 の閉回路を循環電
流が流れ続け、電力損失が生じる。そこで、第2の補助
スイッチS2 をt3 後のt4 でオフにする。このt4 時
点では第4のコンデンサC4 の電圧Vc4及び図4(J)
に示す第2の補助スイッチS2 の電圧Vs2はゼロである
ので、第2の補助スイッチS2 はZVSとなる。第2の
補助スイッチS2 がt4 でオフになると、ここに流れて
いた電流が第2のリアクトルL2 と第4のダイオードD
4 と第4のコンデンサC4 と第2のダイオードD2 又は
第2の主スイッチTR2 の閉回路に転流し、第4のコン
デンサC4 が充電され、この電圧Vc4が図4(G)に示
すように正弦波の0〜90度区間の波形で高くなり、電
源電圧Vになる。以上の動作でt5 時点で第1のコンデ
ンサC1 の電圧Vc1はゼロであり、第2及び第4のコン
デンサC2 、C4 の電圧Vc2、Vc4は電源電圧Vに充電
され、第3のコンデンサC3 の電圧は電源電圧Vに保た
れているので、図3のt6 で第2の主スイッチTR2 を
ターンオフし、t8 で第1の主スイッチTR1 をターン
オンするための条件が整ったことになる。
負荷とし、負荷2をトランスのみの遅れ負荷とした場合
における図3のt0 〜t5 区間及びこの近傍における図
1の各部の状態を示す。第1のコンデンサC1 がほぼ電
源電圧Vに充電されているt0 時点で第1の主スイッチ
TR1 がオフになり、これから所定時間後のt1 で第2
の補助スイッチS2 がオンになると、第1のコンデンサ
C1 のエネルギーが、第1のコンデンサC1 と第2のリ
アクトルL2 と第2の補助スイッチS2 と第5のダイオ
ードD5 とから成る共振回路で放出され、第1のコンデ
ンサC1 の電圧Vc1は図4(D)に示すように正弦波の
90〜180度区間の波形で低下する。この時第5のダ
イオードD5 がオンであるので、第2の主スイッチTR
2 の両端には第1のコンデンサC1 の電圧Vc1が印加さ
れることになり、図4(I)に示すようにt1 〜t2で
第2の主スイッチTR2 の電圧Vtr2 がゼロに向って低
下する。また、第1の主スイッチTR1 の電圧Vtr1 は
電源電圧Vから第2の主スイッチTR2 の電圧Vtr2 を
差し引いた値になり、図4(H)に示すようにゆっくり
と立上る。t1時点で第2の補助スイッチS2 がオンに
なると、第4のコンデンサC4 の放電回路として第4の
コンデンサC4 と第8のダイオードD8 と第4のリアク
トルL4と第2のコンデンサC2 と第2のリアクトルL2
と第2の補助スイッチS2 とから成る回路が形成さ
れ、このループの共振電流も流れる。この第4のコンデ
ンサC4 の共振回路の共振周波数は第1のコンデンサC
1 の共振回路の共振周波数よりも幾らか低いので、第4
のコンデンサC4 の電圧Vc4は図4(G)に示すように
t2 よりも少し後のt3 でゼロになる。また、第2のコ
ンデンサC2 は図4(E)に示すように充電される。第
2のリアクトルL2 の電流I2 は図4(F)に示すよう
にt1 時点から正弦波の0〜90度区間の波形で流れ
る。t2 時点で第2のリアクトルL2 の電流I2 が正弦
波のほぼピーク値に達すると、この第2のリアクトルL
2 の電圧が0Vとなり、また第1のコンデンサC1 の電
圧Vc1もゼロになり、第2のダイオードD2 の逆バイア
スが解除され、第2のリアクトルL2 の蓄積エネルギー
の放出による電流I2 は第2のダイオードD2 に転流
し、第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2 と
第2のダイオードD2 の閉回路を循環電流として流れ
る。なお、第2のコンデンサC2 の充電はt2 以後まで
続き、この電圧Vc2がt3 で電源電圧Vになった時に終
了する。第2のダイオードD2 が順バイアスに転換する
時点t2 又はこの近傍又はこれよりも後に第2の主スイ
ッチTR2 にオン制御信号を与えると、第2の主スイッ
チTR2 のZVSが達成される。第2の主スイッチTR
2 のオン開始時点の好ましい範囲はt2 〜t4 である。
第2のダイオードD2 又は第2の主スイッチTR2 がオ
ンしている間に第4のコンデンサC4 は放電し、第2の
コンデンサC2 は充電される。しかし、第2のコンデン
サC2 の電圧Vc2が電源電圧V以上になると、第6のダ
イオードD6 がオンになり、第2及び第4のリアクトル
L2 、L4 のエネルギーは電源1又は負荷2に帰還され
る。第4のコンデンサC4 の電圧Vc4がゼロになったt
3 時点以後においても第2の補助スイッチS2 をオンの
ままにしておくと、第2のリアクトルL2 と第2の補助
スイッチS2 と第2のダイオードD2 の閉回路を循環電
流が流れ続け、電力損失が生じる。そこで、第2の補助
スイッチS2 をt3 後のt4 でオフにする。このt4 時
点では第4のコンデンサC4 の電圧Vc4及び図4(J)
に示す第2の補助スイッチS2 の電圧Vs2はゼロである
ので、第2の補助スイッチS2 はZVSとなる。第2の
補助スイッチS2 がt4 でオフになると、ここに流れて
いた電流が第2のリアクトルL2 と第4のダイオードD
4 と第4のコンデンサC4 と第2のダイオードD2 又は
第2の主スイッチTR2 の閉回路に転流し、第4のコン
デンサC4 が充電され、この電圧Vc4が図4(G)に示
すように正弦波の0〜90度区間の波形で高くなり、電
源電圧Vになる。以上の動作でt5 時点で第1のコンデ
ンサC1 の電圧Vc1はゼロであり、第2及び第4のコン
デンサC2 、C4 の電圧Vc2、Vc4は電源電圧Vに充電
され、第3のコンデンサC3 の電圧は電源電圧Vに保た
れているので、図3のt6 で第2の主スイッチTR2 を
ターンオフし、t8 で第1の主スイッチTR1 をターン
オンするための条件が整ったことになる。
【0017】第2の主スイッチTR2 のターンオフ時に
は、この直後に第1の補助スイッチS1 がオンになり、
第2のコンデンサC2 と第6のダイオードD6 と第1の
補助スイッチS1 と第1のリアクトルL1 との共振回路
が形成され、この回路で図4のt1 〜t2 区間に相当す
る電流が流れる。また、第3のコンデンサC3 の放電が
第3のコンデンサC3 と第1の補助スイッチS1 と第1
のリアクトルL1 と第1のコンデンサC1 と第7のダイ
オードD7 の閉回路で生じる。第1のリアクトルL1 の
電流がピークに達すると、この電圧がゼロになり、第1
のダイオードD1 が順バイアスとなり、第1のリアクト
ルL1 と第1のダイオードD1 と第1の補助スイッチS
1 の回路が形成される。第2の主スイッチTR2 のター
ンオフ、第1の主スイッチTR1 のターンオン時の第
1、第2及び第3のコンデンサC1、C2 、C3 の電圧
変化は図4の(E)、(D)、(G)と同一であり、第
1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 と第1の補助ス
イッチS1 のZVSが達成される。なお、第2のスイッ
チ回路5bにおいても同様の動作が生じ、同様の作用効
果が得られる。
は、この直後に第1の補助スイッチS1 がオンになり、
第2のコンデンサC2 と第6のダイオードD6 と第1の
補助スイッチS1 と第1のリアクトルL1 との共振回路
が形成され、この回路で図4のt1 〜t2 区間に相当す
る電流が流れる。また、第3のコンデンサC3 の放電が
第3のコンデンサC3 と第1の補助スイッチS1 と第1
のリアクトルL1 と第1のコンデンサC1 と第7のダイ
オードD7 の閉回路で生じる。第1のリアクトルL1 の
電流がピークに達すると、この電圧がゼロになり、第1
のダイオードD1 が順バイアスとなり、第1のリアクト
ルL1 と第1のダイオードD1 と第1の補助スイッチS
1 の回路が形成される。第2の主スイッチTR2 のター
ンオフ、第1の主スイッチTR1 のターンオン時の第
1、第2及び第3のコンデンサC1、C2 、C3 の電圧
変化は図4の(E)、(D)、(G)と同一であり、第
1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 と第1の補助ス
イッチS1 のZVSが達成される。なお、第2のスイッ
チ回路5bにおいても同様の動作が生じ、同様の作用効
果が得られる。
【0018】図4では無負荷として説明したが、負荷2
が抵抗とみなせる場合には、負荷2に印加される電圧に
対応した電流が第1〜第4の主スイッチTR1 〜TR4
を通って流れる。この時、主スイッチTR1 〜TR4 の
ストレージ電流が流れたとしても、ターンオフ時点で第
1〜第4の主スイッチTR1 〜TR4 の電圧が急に立上
らないので、電力損失は小さい。
が抵抗とみなせる場合には、負荷2に印加される電圧に
対応した電流が第1〜第4の主スイッチTR1 〜TR4
を通って流れる。この時、主スイッチTR1 〜TR4 の
ストレージ電流が流れたとしても、ターンオフ時点で第
1〜第4の主スイッチTR1 〜TR4 の電圧が急に立上
らないので、電力損失は小さい。
【0019】本実施例は次の効果を有する。 (1) 主スイッチTR1 〜TR4 のタ−ンオン及びタ
−ンオフ時及び補助スイッチS1 〜S4 のタ−ンオフ時
はZVSとなり、補助スイッチS1 〜S4 のタ−ンオン
時はZCS(ゼロ電流スイッチ)となるので、スイッチ
ング損失の低減、サージ電圧の低減、ノイズの低減が図
られる。 (2) スナバ回路に実質的に損失が生じないので、効
率向上が達成される。 (3) 一定周波数のPWM制御が可能になり、電圧制
御を容易に行うことができる。 (4) 中点電位を持たない単一電源で部分共振動作を
得ることができ、構成が簡単になる。 (5) ダイオードD1 又はD2 を通ってリアクトルL
1 又はL2 の循環電流が流れる期間があるので、ターン
オン時点の自由度が高くなる。
−ンオフ時及び補助スイッチS1 〜S4 のタ−ンオフ時
はZVSとなり、補助スイッチS1 〜S4 のタ−ンオン
時はZCS(ゼロ電流スイッチ)となるので、スイッチ
ング損失の低減、サージ電圧の低減、ノイズの低減が図
られる。 (2) スナバ回路に実質的に損失が生じないので、効
率向上が達成される。 (3) 一定周波数のPWM制御が可能になり、電圧制
御を容易に行うことができる。 (4) 中点電位を持たない単一電源で部分共振動作を
得ることができ、構成が簡単になる。 (5) ダイオードD1 又はD2 を通ってリアクトルL
1 又はL2 の循環電流が流れる期間があるので、ターン
オン時点の自由度が高くなる。
【0020】
【第2の実施例】次に、図5を参照して本発明の第2の
実施例に係わるブリッジ型インバータ装置を説明する。
但し、図5及び後述する図6〜図9、図11〜図20及
び図22において図1と共通する部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。図5のインバータ回路は図
1のインバータ回路に4つの補助共振用コンデンサCa
、Cb 、Cc 、Cd を付加したものである。第1及び
第2の補助共振用コンデンサCa 、Cb は第1及び第2
の主スイッチTR1 、TR2 に並列に接続されている。
また、コンデンサCc 、Cd は第3及び第4の主スイッ
チTR3 、TR4 に並列に接続されている。図5の回路
において上記以外の構成は図1と同一である。
実施例に係わるブリッジ型インバータ装置を説明する。
但し、図5及び後述する図6〜図9、図11〜図20及
び図22において図1と共通する部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。図5のインバータ回路は図
1のインバータ回路に4つの補助共振用コンデンサCa
、Cb 、Cc 、Cd を付加したものである。第1及び
第2の補助共振用コンデンサCa 、Cb は第1及び第2
の主スイッチTR1 、TR2 に並列に接続されている。
また、コンデンサCc 、Cd は第3及び第4の主スイッ
チTR3 、TR4 に並列に接続されている。図5の回路
において上記以外の構成は図1と同一である。
【0021】図5の主スイッチTR1 〜TR4 及び補助
スイッチS1 〜S4 は図1のこれ等と同様に図3に示す
ように駆動される。従って、図5の回路のインバータの
基本動作は図1のそれと同一である。ところで、図1の
回路において、もし第1、第2、第5及び第6のコンデ
ンサC1 、C2 、C5 、C6 の電圧が不足して電源電圧
Vとならないと、ZVSが良好に達成されない。又第
1、第2、第5及び第6のコンデンサC1 、C2 、C5
、C6 が電源電圧Vまで完全に充電されたとしても、
スイッチ回路の配線のインダクタンスによってLdi/dt
による電圧がスイッチ間に発生してZVSとならない。
図5の第1及び第2の補助共振用コンデンサCa 〜Cd
は上述のような問題を解決するために設けられている。
スイッチS1 〜S4 は図1のこれ等と同様に図3に示す
ように駆動される。従って、図5の回路のインバータの
基本動作は図1のそれと同一である。ところで、図1の
回路において、もし第1、第2、第5及び第6のコンデ
ンサC1 、C2 、C5 、C6 の電圧が不足して電源電圧
Vとならないと、ZVSが良好に達成されない。又第
1、第2、第5及び第6のコンデンサC1 、C2 、C5
、C6 が電源電圧Vまで完全に充電されたとしても、
スイッチ回路の配線のインダクタンスによってLdi/dt
による電圧がスイッチ間に発生してZVSとならない。
図5の第1及び第2の補助共振用コンデンサCa 〜Cd
は上述のような問題を解決するために設けられている。
【0022】第1のコンデンサC1 及び第4のコンデン
サC4 及び第2の補助共振用コンデンサCb が電源電圧
Vに充電され、コンデンサCa がゼロボルトの状態で第
1の主スイッチTR1 をオフにし、その後第2の補助ス
イッチS2 をオンにすると、第1のコンデンサC1 の放
電による共振電流及び第4のコンデンサC4 の放電によ
る共振電流が図1の回路と同様に流れる。これと同時に
第2の補助共振用コンデンサCb と第2のリアクトルL
2 と第2の補助スイッチS2 とから成る回路にも共振が
生じる。これにより、第2の主スイッチTR2 の両端に
は第2の補助共振用コンデンサCb の電圧又はこれと同
一の第1のコンデンサC1 の電圧Vc1が印加されること
になり、第2の主スイッチTR2 の電圧Vtr2 がゼロに
向って低下する。また、第1の主スイッチTR1 の電圧
Vtr1 は電源電圧Vから第2の主スイッチTR2 の電圧
Vtr2 を差し引いた値になり、ゆっくりと立上る。図5
の回路で第2の補助共振用コンデンサCb から第2のリ
アクトルL2 にエネルギーを供給するので、共振回路の
エネルギー不足が補われる。この作用効果は第2の主ス
イッチTR2 のターンオフ、第1の主スイッチTR1 の
ターンオン時にも第1の補助共振用コンデンサCa に基
づいて得られる。なお、第1及び第2の補助共振用コン
デンサCa 、Cb は電源1の端子間に直接に接続されて
いるので、電源電圧Vまで確実に充電される。従って、
インバータの起動後に抵抗R1 〜R4を回路から切り離
すことができる。図5の回路において、コンデンサCa
〜Cd の補助共振以外の動作は図1の回路と同一である
ので、第1の実施例と同一の作用効果を有する。
サC4 及び第2の補助共振用コンデンサCb が電源電圧
Vに充電され、コンデンサCa がゼロボルトの状態で第
1の主スイッチTR1 をオフにし、その後第2の補助ス
イッチS2 をオンにすると、第1のコンデンサC1 の放
電による共振電流及び第4のコンデンサC4 の放電によ
る共振電流が図1の回路と同様に流れる。これと同時に
第2の補助共振用コンデンサCb と第2のリアクトルL
2 と第2の補助スイッチS2 とから成る回路にも共振が
生じる。これにより、第2の主スイッチTR2 の両端に
は第2の補助共振用コンデンサCb の電圧又はこれと同
一の第1のコンデンサC1 の電圧Vc1が印加されること
になり、第2の主スイッチTR2 の電圧Vtr2 がゼロに
向って低下する。また、第1の主スイッチTR1 の電圧
Vtr1 は電源電圧Vから第2の主スイッチTR2 の電圧
Vtr2 を差し引いた値になり、ゆっくりと立上る。図5
の回路で第2の補助共振用コンデンサCb から第2のリ
アクトルL2 にエネルギーを供給するので、共振回路の
エネルギー不足が補われる。この作用効果は第2の主ス
イッチTR2 のターンオフ、第1の主スイッチTR1 の
ターンオン時にも第1の補助共振用コンデンサCa に基
づいて得られる。なお、第1及び第2の補助共振用コン
デンサCa 、Cb は電源1の端子間に直接に接続されて
いるので、電源電圧Vまで確実に充電される。従って、
インバータの起動後に抵抗R1 〜R4を回路から切り離
すことができる。図5の回路において、コンデンサCa
〜Cd の補助共振以外の動作は図1の回路と同一である
ので、第1の実施例と同一の作用効果を有する。
【0023】
【第3の実施例】図6の第3の実施例のインバータ装置
は、図1の回路に第1〜第4の補助ダイオードDa 〜D
d を付加したものであり、この他は図1と全く同一に構
成されている。第1の補助ダイオードDa は第1のリア
クトルL1 と第3のダイオードD3 との相互接続中点と
電源1の他端(グランド)との間に接続され、第2の補
助ダイオードDb は第2のリアクトルL2 と第4のダイ
オードD4 の相互接続中点と電源1の一端との間に接続
されている。第3及び第4の補助ダイオードDc 、Dd
もDa 、Db と同様に接続されている。
は、図1の回路に第1〜第4の補助ダイオードDa 〜D
d を付加したものであり、この他は図1と全く同一に構
成されている。第1の補助ダイオードDa は第1のリア
クトルL1 と第3のダイオードD3 との相互接続中点と
電源1の他端(グランド)との間に接続され、第2の補
助ダイオードDb は第2のリアクトルL2 と第4のダイ
オードD4 の相互接続中点と電源1の一端との間に接続
されている。第3及び第4の補助ダイオードDc 、Dd
もDa 、Db と同様に接続されている。
【0024】ダイオードDa 、Db は第3及び第4のコ
ンデンサC3 、C4 が第1及び第2のリアクトルL1 、
L2 のエネルギーで電源電圧Vよりも高く充電されるこ
とを防ぐための帰還用ダイオードである。即ち、第3及
び第4のコンデンサC3 、C4 が電源電圧Vよりも高く
なろうとすると、第1及び第2の補助ダイオードDa、
Db がオンになって第1及び第2のリアクトルL1 、L
2 のエネルギーを電源1に帰還する。図6においてこの
他は図1と同様に動作するので、同様の作用効果を有す
る。
ンデンサC3 、C4 が第1及び第2のリアクトルL1 、
L2 のエネルギーで電源電圧Vよりも高く充電されるこ
とを防ぐための帰還用ダイオードである。即ち、第3及
び第4のコンデンサC3 、C4 が電源電圧Vよりも高く
なろうとすると、第1及び第2の補助ダイオードDa、
Db がオンになって第1及び第2のリアクトルL1 、L
2 のエネルギーを電源1に帰還する。図6においてこの
他は図1と同様に動作するので、同様の作用効果を有す
る。
【0025】なお、第1及び第2の補助ダイオードDa
、Db を図6で破線で示すように接続変更できる。即
ち、図6において、後述する図12と同様に第1の補助
ダイオードDa のカソードを第7のダイオードD7 のカ
ソードに接続し、第2の補助ダイオードDb のアノード
を第8のダイオードD8 のアノードに接続するように変
形すること、又は後述する図13に示すように第1の補
助ダイオードDa のカソードを第7のダイオードD7 の
アノードに接続し、第2の補助ダイオードD6 のアノー
ドを第8のダイオードD8 のカソードに接続するように
変形することができる。この様に接続変更しても、第1
及び第2の補助ダイオードDa 、Db が第1及び第2の
リアクトルL1 、L2 に対して直列に接続され、この余
ったエネルギーの放出回路が形成される。
、Db を図6で破線で示すように接続変更できる。即
ち、図6において、後述する図12と同様に第1の補助
ダイオードDa のカソードを第7のダイオードD7 のカ
ソードに接続し、第2の補助ダイオードDb のアノード
を第8のダイオードD8 のアノードに接続するように変
形すること、又は後述する図13に示すように第1の補
助ダイオードDa のカソードを第7のダイオードD7 の
アノードに接続し、第2の補助ダイオードD6 のアノー
ドを第8のダイオードD8 のカソードに接続するように
変形することができる。この様に接続変更しても、第1
及び第2の補助ダイオードDa 、Db が第1及び第2の
リアクトルL1 、L2 に対して直列に接続され、この余
ったエネルギーの放出回路が形成される。
【0026】
【第4の実施例】図7に示す第4の実施例のインバータ
装置は、図1の回路に第1及び第2のクランプ用ダイオ
ードDe 、Df を付加したものである。第1のクランプ
用ダイオードDe は第3及び第7のコンデンサC3 、C
7 に並列に接続され、第2のクランプ用ダイオードDf
は第4及び第8のコンデンサC4 、C8 に接続されてい
る。
装置は、図1の回路に第1及び第2のクランプ用ダイオ
ードDe 、Df を付加したものである。第1のクランプ
用ダイオードDe は第3及び第7のコンデンサC3 、C
7 に並列に接続され、第2のクランプ用ダイオードDf
は第4及び第8のコンデンサC4 、C8 に接続されてい
る。
【0027】第1及び第2のクランプ用ダイオードDe
、Df を設けると、例えば第1のスイッチ回路5aの
ダイオードD1 、D2 を通る循環電流が流れている時に
第3及び第4のコンデンサC3 、C4 が放電してこの電
圧がゼロになってもリアクトルL3 、L4 のエネルギー
が残っていて第3及び第4のコンデンサC3 、C4 が逆
方向に充電される恐れがある。しかし、図7に示すよう
にクランプ用ダイオードDe 、Df を設けると、ここを
通ってリアクトルL3 、L4 のエネルギーが電源に帰還
され、C3 、C4 の電圧はゼロにクランプされる。
、Df を設けると、例えば第1のスイッチ回路5aの
ダイオードD1 、D2 を通る循環電流が流れている時に
第3及び第4のコンデンサC3 、C4 が放電してこの電
圧がゼロになってもリアクトルL3 、L4 のエネルギー
が残っていて第3及び第4のコンデンサC3 、C4 が逆
方向に充電される恐れがある。しかし、図7に示すよう
にクランプ用ダイオードDe 、Df を設けると、ここを
通ってリアクトルL3 、L4 のエネルギーが電源に帰還
され、C3 、C4 の電圧はゼロにクランプされる。
【0028】なお、クランプ用ダイオードDe 、Df を
図7で点線で示すように第1及び第2の補助スイッチS
1 、S2 に逆並列接続することができる。この場合に
は、第3及び第4のコンデンサC3 、C4 に対して第3
及び第4のダイオードD3 、D4 を介してクランプ用ダ
イオードDe 、Df が並列に接続される。
図7で点線で示すように第1及び第2の補助スイッチS
1 、S2 に逆並列接続することができる。この場合に
は、第3及び第4のコンデンサC3 、C4 に対して第3
及び第4のダイオードD3 、D4 を介してクランプ用ダ
イオードDe 、Df が並列に接続される。
【0029】
【第5の実施例】図8の第5の実施例のインバータ装置
は、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 のコレクタ
・エミッタ間の寄生容量の放電防止用ダイオードDg 、
Dh を有している。第1の寄生容量放電防止用ダイオー
ドDg は第1のリアクトルL1 に直列に接続され、第2
の寄生容量放電防止用ダイオードDh は第2のリアクト
ルL2 に直列に接続されている。なお、第2のスイッチ
回路5bにも同様なダイオードDg 、Dh が設けられて
いる。
は、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 のコレクタ
・エミッタ間の寄生容量の放電防止用ダイオードDg 、
Dh を有している。第1の寄生容量放電防止用ダイオー
ドDg は第1のリアクトルL1 に直列に接続され、第2
の寄生容量放電防止用ダイオードDh は第2のリアクト
ルL2 に直列に接続されている。なお、第2のスイッチ
回路5bにも同様なダイオードDg 、Dh が設けられて
いる。
【0030】第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 の
寄生容量は、第3及び第4のコンデンサC3 、C4 と並
列に接続されているので、第3及び第4のコンデンサC
3 、C4 と同時に充電される。第3及び第4のコンデン
サC3 、C4 は第3及び第4のダイオードD3 、D4 に
よって放電が防止されるが、第1及び第2の補助スイッ
チS1 、S2 の寄生容量は第1及び第2の主スイッチT
R1 、TR2 又はダイオードD1 、D2 と第1及び第2
のリアクトルL1 、L2 を介して放電しようとする。し
かし、図8の回路ではこの放電をダイオードDg 、Dh
で阻止する。これによる寄生容量の放電による損失を減
少させることができる。
寄生容量は、第3及び第4のコンデンサC3 、C4 と並
列に接続されているので、第3及び第4のコンデンサC
3 、C4 と同時に充電される。第3及び第4のコンデン
サC3 、C4 は第3及び第4のダイオードD3 、D4 に
よって放電が防止されるが、第1及び第2の補助スイッ
チS1 、S2 の寄生容量は第1及び第2の主スイッチT
R1 、TR2 又はダイオードD1 、D2 と第1及び第2
のリアクトルL1 、L2 を介して放電しようとする。し
かし、図8の回路ではこの放電をダイオードDg 、Dh
で阻止する。これによる寄生容量の放電による損失を減
少させることができる。
【0031】なお、放電防止用ダイオードDg 、Dh を
第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 に直列に接続す
ることができる。また、図8において、放電防止用ダイ
オードDg のアノードと電源1の他端(グランド)との
間に第6図に示した第1の帰還用タイオ−ドDa を接続
し、第2の放電防止ダイオ−ドDh のカソ−ドと電源1
の一端(上端)との間に図6に示した第2の帰還用ダイ
オ−ドDb を接続することができる。
第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 に直列に接続す
ることができる。また、図8において、放電防止用ダイ
オードDg のアノードと電源1の他端(グランド)との
間に第6図に示した第1の帰還用タイオ−ドDa を接続
し、第2の放電防止ダイオ−ドDh のカソ−ドと電源1
の一端(上端)との間に図6に示した第2の帰還用ダイ
オ−ドDb を接続することができる。
【0032】
【第6の実施例】次に、図9及び図10を参照して第9
の実施例のインバータ装置を説明する。図9のインバー
タ装置では図1の第1及び第2のリアクトルL1 、L2
の代りに1つのリアクトルLa が設けられている。リア
クトルLa は第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2
の相互接続中点と第1及び第2の補助スイッチS1 、S
2の相互接続中点の間に接続されている。また、第1及
び第2のコンデンサC1 、C2 の相互接続中点は第1及
び第2の主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中点に接
続されている。第1及び第2の補助スイッチS1 、S2
はリアクトルを介さないで相互に直列に接続されてい
る。図9において上記以外は図1と同一に形成されてい
る。この図9ではLa 、L3 、L4 が請求項9における
第1、第2及び第3のリアクトルとなる。なお、ブロッ
クで示す第2のスイッチ回路5bは第1のスイッチ回路
5aと同一に形成されている。
の実施例のインバータ装置を説明する。図9のインバー
タ装置では図1の第1及び第2のリアクトルL1 、L2
の代りに1つのリアクトルLa が設けられている。リア
クトルLa は第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2
の相互接続中点と第1及び第2の補助スイッチS1 、S
2の相互接続中点の間に接続されている。また、第1及
び第2のコンデンサC1 、C2 の相互接続中点は第1及
び第2の主スイッチTR1 、TR2 の相互接続中点に接
続されている。第1及び第2の補助スイッチS1 、S2
はリアクトルを介さないで相互に直列に接続されてい
る。図9において上記以外は図1と同一に形成されてい
る。この図9ではLa 、L3 、L4 が請求項9における
第1、第2及び第3のリアクトルとなる。なお、ブロッ
クで示す第2のスイッチ回路5bは第1のスイッチ回路
5aと同一に形成されている。
【0033】図9の第1及び第2の主スイッチTR1 、
TR2 、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 は、図
1のこれ等と同様に図3に従って駆動される。また、コ
ンデンサC1 、C3 、C4 の初期充電も第1の実施例と
同様に行う。図10は図4と同様な区間の各部の波形を
示す。第1、第3及び第4のコンデンサC1 、C3 、C
4 がそれぞれ電源電圧Vまで充電され、第1の主スイッ
チTR1 がオン、第2の主スイッチTR2 がオフの状態
から図10のt0 で第1の主スイッチTR1 をオフし、
その直後のt1 で第2の補助スイッチS2 をオンにする
と、第1のコンデンサC1 のエネルギーはC1 、La 、
S2 、D5 から成る共振回路で放電する。また、第4の
コンデンサC4 のエネルギーはC4 、D8 、L4 、C2
、La 、S2 の共振回路で放電する。要するに図9の
回路では、図1の第2のリアクトルL2 の代りに共通リ
アクトルLa を通って第1及び第4のコンデンサC1 、
C4の共振による放電回路が形成される。これにより、
第1、第2及び第4のコンデンサC、C2 、C4 の電圧
Vc1、Vc2、Vc4は図10(D)、(E)、(G)に示
すように図4と同様に変化し、第1及び第2の主スイッ
チTR1 、TR2 の電圧Vtr1 、Vtr2 も図10
(H)、(I)に示すように図4と同様に変化し、リア
クトルLa の電流I1 も図10(F)に示すように変化
する。なお、リアクトルLa の電流の向きは第1の補助
スイッチS1 のオンの時には図10(F)と逆になる。
リアクトルLa の電流I1 がピークに達すると、リアク
トルLa の電圧はゼロになり、t2 時点で第2のダイオ
ードD2 がオンになる。これにより、リアクトルLa と
第2の補助スイッチS2 と第2のダイオードD2 の循環
回路が形成される。図1の第2のリアクトルL2 の代り
に図9では共通リアクトルLa を通って電流が流れる
が、その他の動作は基本的に図1の回路と基本的に同一
であるので、第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2
、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 のZVSが
達成され、第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
TR2 、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 は、図
1のこれ等と同様に図3に従って駆動される。また、コ
ンデンサC1 、C3 、C4 の初期充電も第1の実施例と
同様に行う。図10は図4と同様な区間の各部の波形を
示す。第1、第3及び第4のコンデンサC1 、C3 、C
4 がそれぞれ電源電圧Vまで充電され、第1の主スイッ
チTR1 がオン、第2の主スイッチTR2 がオフの状態
から図10のt0 で第1の主スイッチTR1 をオフし、
その直後のt1 で第2の補助スイッチS2 をオンにする
と、第1のコンデンサC1 のエネルギーはC1 、La 、
S2 、D5 から成る共振回路で放電する。また、第4の
コンデンサC4 のエネルギーはC4 、D8 、L4 、C2
、La 、S2 の共振回路で放電する。要するに図9の
回路では、図1の第2のリアクトルL2 の代りに共通リ
アクトルLa を通って第1及び第4のコンデンサC1 、
C4の共振による放電回路が形成される。これにより、
第1、第2及び第4のコンデンサC、C2 、C4 の電圧
Vc1、Vc2、Vc4は図10(D)、(E)、(G)に示
すように図4と同様に変化し、第1及び第2の主スイッ
チTR1 、TR2 の電圧Vtr1 、Vtr2 も図10
(H)、(I)に示すように図4と同様に変化し、リア
クトルLa の電流I1 も図10(F)に示すように変化
する。なお、リアクトルLa の電流の向きは第1の補助
スイッチS1 のオンの時には図10(F)と逆になる。
リアクトルLa の電流I1 がピークに達すると、リアク
トルLa の電圧はゼロになり、t2 時点で第2のダイオ
ードD2 がオンになる。これにより、リアクトルLa と
第2の補助スイッチS2 と第2のダイオードD2 の循環
回路が形成される。図1の第2のリアクトルL2 の代り
に図9では共通リアクトルLa を通って電流が流れる
が、その他の動作は基本的に図1の回路と基本的に同一
であるので、第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2
、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 のZVSが
達成され、第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0034】
【第7の実施例】図11の回路は図9の回路に第1及び
第2の補助共振用コンデンサCa 、Cbを付加したもの
である。図9の第1及び第2の補助共振用コンデンサC
a 、Cbは第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 に
並列に接続され、図5の回路と同様に共振のエネルギー
の供給源として働く。
第2の補助共振用コンデンサCa 、Cbを付加したもの
である。図9の第1及び第2の補助共振用コンデンサC
a 、Cbは第1及び第2の主スイッチTR1 、TR2 に
並列に接続され、図5の回路と同様に共振のエネルギー
の供給源として働く。
【0035】
【第8の実施例】図12の回路は図9の回路に第1及び
第2の補助ダイオードDa 、Db を付加したものであ
る。第1の補助ダイオードDa の一端は電源1の他端
(グランド)に接続され、他端は第7のダイオードD7
と第3のコンデンサC3 との間に接続されている。第2
の補助ダイオードDb の一端は第4のコンデンサC4 と
第8のダイオードD8 との間に接続され、他端は電源1
の一端に接続されている。図12の第1及び第2の補助
ダイオードDa 、Db は図6に示した第3の実施例と同
一の作用効果を有する。
第2の補助ダイオードDa 、Db を付加したものであ
る。第1の補助ダイオードDa の一端は電源1の他端
(グランド)に接続され、他端は第7のダイオードD7
と第3のコンデンサC3 との間に接続されている。第2
の補助ダイオードDb の一端は第4のコンデンサC4 と
第8のダイオードD8 との間に接続され、他端は電源1
の一端に接続されている。図12の第1及び第2の補助
ダイオードDa 、Db は図6に示した第3の実施例と同
一の作用効果を有する。
【0036】
【第9の実施例】図13は図12の第1及び第2の補助
ダイオードDa 、Db の接続箇所を変えたインバータ装
置を示す。この図13では第1の補助ダイオードDa の
カソードが第7のダイオードD7 のアノードに接続さ
れ、第2の補助ダイオードDb のアノードが第8のダイ
オードD8 のカソードに接続されている。このように接
続しても第3及び第8の実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
ダイオードDa 、Db の接続箇所を変えたインバータ装
置を示す。この図13では第1の補助ダイオードDa の
カソードが第7のダイオードD7 のアノードに接続さ
れ、第2の補助ダイオードDb のアノードが第8のダイ
オードD8 のカソードに接続されている。このように接
続しても第3及び第8の実施例と同様の作用効果が得ら
れる。
【0037】
【第10の実施例】図14の回路は、図9の回路に第1
及び第2の補助ダイオードDa 、Db を付加したもので
ある。第1及び第2の補助ダイオードDa 、Db は第1
及び第2の補助スイッチS1 、S2 に逆並列接続されて
いる。図14の第1及び第2の補助ダイオードDa 、D
b は第3、第8、第9の実施例と同様にリアクトルLa
の余ったエネルギーを電源に帰還する作用を有すると共
に、図7のダイオードDe 、Df と同様にクランプ作用
を有する。
及び第2の補助ダイオードDa 、Db を付加したもので
ある。第1及び第2の補助ダイオードDa 、Db は第1
及び第2の補助スイッチS1 、S2 に逆並列接続されて
いる。図14の第1及び第2の補助ダイオードDa 、D
b は第3、第8、第9の実施例と同様にリアクトルLa
の余ったエネルギーを電源に帰還する作用を有すると共
に、図7のダイオードDe 、Df と同様にクランプ作用
を有する。
【0038】
【第11の実施例】図15の回路は図9の回路に第1及
び第2のクランプ用ダイオードDe 、Dfを付加したも
のである。図15において第1及び第2のクランプ用ダ
イオードDe 、Df は図7と同様に第3及び第4のコン
デンサC3 、C4 に並列に接続されている。この図15
の回路は図7と同一の作用効果を有する。
び第2のクランプ用ダイオードDe 、Dfを付加したも
のである。図15において第1及び第2のクランプ用ダ
イオードDe 、Df は図7と同様に第3及び第4のコン
デンサC3 、C4 に並列に接続されている。この図15
の回路は図7と同一の作用効果を有する。
【0039】
【第12の実施例】図16の回路は図9の回路に第1及
び第2の補助スイッチS1 、S2 のコレクタ・エミッタ
間の寄生容量の放電を阻止する第1及び第2の放電防止
用ダイオードDg 、Dh を付加したものである。第1及
び第2の放電防止用ダイオードDg、Dh は第1及び第
2の補助スイッチS1 、S2 の直列回路に対して直列に
接続され、且つ第1及び第2の補助スイッチS1 、S2
と共通のリアクトルLa との間に配置されている。図1
6の回路は図8の回路と同一の作用効果を有する。
び第2の補助スイッチS1 、S2 のコレクタ・エミッタ
間の寄生容量の放電を阻止する第1及び第2の放電防止
用ダイオードDg 、Dh を付加したものである。第1及
び第2の放電防止用ダイオードDg、Dh は第1及び第
2の補助スイッチS1 、S2 の直列回路に対して直列に
接続され、且つ第1及び第2の補助スイッチS1 、S2
と共通のリアクトルLa との間に配置されている。図1
6の回路は図8の回路と同一の作用効果を有する。
【0040】
【第13の実施例】次に、図17の第13の実施例のハ
ーフブリッジ型インバータ装置を説明する。図17のイ
ンバータ装置は、図9のインバータ装置の第2のスイッ
チ回路5bの代りに、第1及び第2の変換用コンデンサ
C11、C12を設けたものである。コンデンサC11、C12
の直列回路は電源1の一端と他端との間に接続され、こ
の相互接続中点に負荷2が接続されている。このハーフ
ブリッジ装置のスイッチ回路5aは図9と同一であるの
で、図9と同一の作用効果を得ることができる。なお、
図1、図5〜図8、及び図11〜図16のスイッチ回路
5aを使用して図17と同様のハーフブリッジ回路を構
成し、同様の作用効果を得ることができる。
ーフブリッジ型インバータ装置を説明する。図17のイ
ンバータ装置は、図9のインバータ装置の第2のスイッ
チ回路5bの代りに、第1及び第2の変換用コンデンサ
C11、C12を設けたものである。コンデンサC11、C12
の直列回路は電源1の一端と他端との間に接続され、こ
の相互接続中点に負荷2が接続されている。このハーフ
ブリッジ装置のスイッチ回路5aは図9と同一であるの
で、図9と同一の作用効果を得ることができる。なお、
図1、図5〜図8、及び図11〜図16のスイッチ回路
5aを使用して図17と同様のハーフブリッジ回路を構
成し、同様の作用効果を得ることができる。
【0041】
【第14の実施例】図18に示す第14の実施例のイン
バ−タ装置は、図1のインバ−タ装置に第1及び第2の
補助充電用ダイオ−ドD21、D22を付加した他は図1と
同一に構成されている。第1の補助充電用ダイオ−ドD
21は第1のコンデンサC1 の上端(他端)と第1のリア
クトルL1 の第1の補助スイッチS1 側の端子との間に
接続され、第2の補助充電用ダイオ−ドD22は第2のリ
アクトルL2 の第2の補助スイッチS2 側の端子と第2
のコンデンサC2 の下端(他端)との間に接続されてい
る。
バ−タ装置は、図1のインバ−タ装置に第1及び第2の
補助充電用ダイオ−ドD21、D22を付加した他は図1と
同一に構成されている。第1の補助充電用ダイオ−ドD
21は第1のコンデンサC1 の上端(他端)と第1のリア
クトルL1 の第1の補助スイッチS1 側の端子との間に
接続され、第2の補助充電用ダイオ−ドD22は第2のリ
アクトルL2 の第2の補助スイッチS2 側の端子と第2
のコンデンサC2 の下端(他端)との間に接続されてい
る。
【0042】この第1及び第2の補助充電用ダイオ−ド
D21、D22は第1及び第2のコンデンサC1 、C2 の充
電に寄与する。即ち、第2の補助スイッチS2 のオフの
後に、第2のリアクトルL2 と第2の補助充電用ダイオ
−ドD22と第2のコンデンサC2 の閉回路が形成され、
第2のコンデンサC2 が第2のリアクトルL2 のエネル
ギで充電される。また、第1の補助スイッチS1 のオフ
の後には、L1 −C1−D21の回路が形成され、第1の
リアクトルL1 のエネルギで第1のコンデンサC1 が充
電される。なお、図1の回路では、第1及び第2のコン
デンサC1 、C2 は第1及び第2の補助スイッチS1 、
S2 のオン期間に第3及び第4のコンデンサC3 、C4
の電荷に基づいて充電されるが、完全に充電されないこ
とがある。しかし、図18の回路でダイオ−ドD21、D
22を通した充電によってこの種の問題が生じなくなる。
また、第2及び第1のコンデンサC2 、C1 が所望値ま
で充電された後には、L2 −D22−D6 −1−D2 の回
路、L1 −D1 −1−D5−D21の回路に電流が流れ
る。
D21、D22は第1及び第2のコンデンサC1 、C2 の充
電に寄与する。即ち、第2の補助スイッチS2 のオフの
後に、第2のリアクトルL2 と第2の補助充電用ダイオ
−ドD22と第2のコンデンサC2 の閉回路が形成され、
第2のコンデンサC2 が第2のリアクトルL2 のエネル
ギで充電される。また、第1の補助スイッチS1 のオフ
の後には、L1 −C1−D21の回路が形成され、第1の
リアクトルL1 のエネルギで第1のコンデンサC1 が充
電される。なお、図1の回路では、第1及び第2のコン
デンサC1 、C2 は第1及び第2の補助スイッチS1 、
S2 のオン期間に第3及び第4のコンデンサC3 、C4
の電荷に基づいて充電されるが、完全に充電されないこ
とがある。しかし、図18の回路でダイオ−ドD21、D
22を通した充電によってこの種の問題が生じなくなる。
また、第2及び第1のコンデンサC2 、C1 が所望値ま
で充電された後には、L2 −D22−D6 −1−D2 の回
路、L1 −D1 −1−D5−D21の回路に電流が流れ
る。
【0043】
【第15の実施例】図19に示す第15の実施例は、図
9の回路に図18と同様に第1及び第2の補助充電用ダ
イオ−ドD21、D22を付加したものである。これによ
り、第18図の回路と同様な作用効果を得ることができ
る。即ち、La −D22−C2 の回路で第2のコンデンサ
C2 が充電され、La −C1 −D21の回路で第1のコン
デンサC1 が充電される。なお、第2及び第1のコンデ
ンサC2 、C1 が所望値まで充電された後は、La −D
22−D6 −1−D2 の回路、La −D1 −1−D5 −D
21の回路でリアクトルLa の電流が流れる。
9の回路に図18と同様に第1及び第2の補助充電用ダ
イオ−ドD21、D22を付加したものである。これによ
り、第18図の回路と同様な作用効果を得ることができ
る。即ち、La −D22−C2 の回路で第2のコンデンサ
C2 が充電され、La −C1 −D21の回路で第1のコン
デンサC1 が充電される。なお、第2及び第1のコンデ
ンサC2 、C1 が所望値まで充電された後は、La −D
22−D6 −1−D2 の回路、La −D1 −1−D5 −D
21の回路でリアクトルLa の電流が流れる。
【0044】
【第16の実施例】図20に示すインバータ装置は、図
1のインバータ装置に対して第1〜第4のスイッチング
損失低減用コンデンサCx1〜Cx4と第1〜第8のスイッ
チング損失低減用ダイオードDx1〜Dx8を追加し、この
他は図1と同一に構成したものである。第1のスイッチ
ング損失低減用コンデンサCx1と第1のスイッチング損
失低減用ダイオードDx1とは互いに直列に接続され、こ
の直列回路が第1のリアクトルL1 に並列に接続されて
いる。第2のスイッチング損失低減用コンデンサCx2と
第2のスイッチング損失低減用ダイオードDx2は互いに
直列に接続され、この直列回路が第2のリアクトルL2
に並列に接続されている。第3のスイッチング損失低減
用ダイオードDx3のアノードは第2の補助スイッチS2
の下端即ちエミッタに接続され、このカソードは第1の
スイッチング損失低減用コンデンサCx1の上端に接続さ
れている。従って、第3のスイッチング損失低減用ダイ
オードDx3は第1のスイッチング損失低減用コンデンサ
Cx1と第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2
とが互いに直列に接続された回路に対して並列接続され
ている。第4のスイッチング損失低減用ダイオードDx4
のアノードは第2のスイッチング損失低減用コンデンサ
Cx2の下端に接続され、このカソードは第1の補助スイ
ッチS1 の上端即ちコレクタに接続されている。従っ
て、この第4のスイッチング損失低減用ダイオードDx4
は、第2のスイッチング損失低減用コンデンサCx2と第
1のリアクトルL1 と第1の補助スイッチS1 とが互い
に直列に接続された回路に対して並列接続されている。
第2のスイッチ回路5bは第1のスイッチ回路5aと同
一構成であるので、コンデンサCx3とダイオードDx5の
直列回路はリアクトルL5 に並列に接続され、コンデン
サCx4とダイオードDx6の回路はリアクトルL6 に並列
に接続され、ダイオードDx7はコンデンサCx3とリアク
トルL6 と補助スイッチS4 とが互いに直列に接続され
た回路に対して並列に接続され、ダイオードDx8はコン
デンサCx4とリアクトルL5 と補助スイッチS3 とが互
いに直列に接続された回路に対して並列に接続されてい
る。
1のインバータ装置に対して第1〜第4のスイッチング
損失低減用コンデンサCx1〜Cx4と第1〜第8のスイッ
チング損失低減用ダイオードDx1〜Dx8を追加し、この
他は図1と同一に構成したものである。第1のスイッチ
ング損失低減用コンデンサCx1と第1のスイッチング損
失低減用ダイオードDx1とは互いに直列に接続され、こ
の直列回路が第1のリアクトルL1 に並列に接続されて
いる。第2のスイッチング損失低減用コンデンサCx2と
第2のスイッチング損失低減用ダイオードDx2は互いに
直列に接続され、この直列回路が第2のリアクトルL2
に並列に接続されている。第3のスイッチング損失低減
用ダイオードDx3のアノードは第2の補助スイッチS2
の下端即ちエミッタに接続され、このカソードは第1の
スイッチング損失低減用コンデンサCx1の上端に接続さ
れている。従って、第3のスイッチング損失低減用ダイ
オードDx3は第1のスイッチング損失低減用コンデンサ
Cx1と第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2
とが互いに直列に接続された回路に対して並列接続され
ている。第4のスイッチング損失低減用ダイオードDx4
のアノードは第2のスイッチング損失低減用コンデンサ
Cx2の下端に接続され、このカソードは第1の補助スイ
ッチS1 の上端即ちコレクタに接続されている。従っ
て、この第4のスイッチング損失低減用ダイオードDx4
は、第2のスイッチング損失低減用コンデンサCx2と第
1のリアクトルL1 と第1の補助スイッチS1 とが互い
に直列に接続された回路に対して並列接続されている。
第2のスイッチ回路5bは第1のスイッチ回路5aと同
一構成であるので、コンデンサCx3とダイオードDx5の
直列回路はリアクトルL5 に並列に接続され、コンデン
サCx4とダイオードDx6の回路はリアクトルL6 に並列
に接続され、ダイオードDx7はコンデンサCx3とリアク
トルL6 と補助スイッチS4 とが互いに直列に接続され
た回路に対して並列に接続され、ダイオードDx8はコン
デンサCx4とリアクトルL5 と補助スイッチS3 とが互
いに直列に接続された回路に対して並列に接続されてい
る。
【0045】図20のインバータ装置の基本的動作は図
1のインバータ装置のそれと同一である。図21は図2
0の各部の状態を図4と同様に示す。図21の(A)〜
(J)は図4の(A)〜(J)と同一箇所の状態を示
す。図21の(K)(L)は第1及び第2のスイッチン
グ損失低減用コンデンサCx1、Cx2の電圧Vcx1 、Vcx
2 を示す。図21のt1 で第2の補助スイッチS2 がタ
ーンオンすると、第1のスイッチング損失低減用コンデ
ンサCx1に蓄積されていた電荷がこのコンデンサCx1と
第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2 と第3
のスイッチング損失低減用ダイオードDx3の共振回路で
放出され、このコンデンサCx1の電圧Vcx1 はt2 で零
になる。なお、図20においても第2の補助スイッチS
2 のターンオン時には図1と同様にC1 −L2 −S2 −
D5 の共振回路も形成される。その後、t4 で第2の補
助スイッチS2 がオフになると、L2 −D4 −C4 −D
2 の回路が図1の装置と同様に形成されると共に、L2
−Dx2−Cx2の閉回路が形成され、コンデンサC4 、C
x2の電圧Vc4、Vcx2 が図21(G)、(L)に示すよ
うに電源電圧Vに向かって徐々に高くなる。図1の回路
のように図20の第2のスイッチング損失低減用コンデ
ンサCx2を有さない場合には第2のリアクトルL2 の電
流I2 の全部が第4のコンデンサC4 に転流し、図21
(G)のt4 〜t5 区間で点線で示すように第4のコン
デンサC4 の電圧Vc4は急速に上昇し、第2の補助スイ
ッチS2 の電圧も同様に上昇する。これに対し、図20
の装置では第2のリアクトルL2 の電流の一部が第2の
スイッチング損失低減用コンデンサCx2に転流するの
で、第4のコンデンサC4 の電圧Vc4の上昇速度が図2
1(G)のt4 〜t5 で実線で示すように低下する。と
ころで、第2の補助スイッチS2 はトランジスタであ
り、キャリアの蓄積作用を有し、図21のt4 でオフ制
御されても図21(F)のt4 〜t5 区間で点線で示す
ように電流Is2が流れ続け、第2の補助スイッチS2 に
電力損失が生じる。この第2の補助スイッチS2におけ
る電力損失はここを流れる電流Is2とここの電圧即ち第
4のコンデンサC4 の電圧Vc4の積である。t4 〜t5
においては第4のコンデンサC4 の電圧Vc4及び第2の
補助スイッチS2 の電圧が低くなるので、スイッチング
損失も小さくなる。なお、第1、第3及び第4の補助ス
イッチS1 、S3 、S4 のターンオフ時においても、第
2の補助スイッチS2 のターンオフ時と同様な作用効果
が得られる。また、図20のコンデンサCx1〜Cx4、ダ
イオードDx1〜Dx8を図5〜図8及び図18のインバー
タ装置に同様に付加することができる。
1のインバータ装置のそれと同一である。図21は図2
0の各部の状態を図4と同様に示す。図21の(A)〜
(J)は図4の(A)〜(J)と同一箇所の状態を示
す。図21の(K)(L)は第1及び第2のスイッチン
グ損失低減用コンデンサCx1、Cx2の電圧Vcx1 、Vcx
2 を示す。図21のt1 で第2の補助スイッチS2 がタ
ーンオンすると、第1のスイッチング損失低減用コンデ
ンサCx1に蓄積されていた電荷がこのコンデンサCx1と
第2のリアクトルL2 と第2の補助スイッチS2 と第3
のスイッチング損失低減用ダイオードDx3の共振回路で
放出され、このコンデンサCx1の電圧Vcx1 はt2 で零
になる。なお、図20においても第2の補助スイッチS
2 のターンオン時には図1と同様にC1 −L2 −S2 −
D5 の共振回路も形成される。その後、t4 で第2の補
助スイッチS2 がオフになると、L2 −D4 −C4 −D
2 の回路が図1の装置と同様に形成されると共に、L2
−Dx2−Cx2の閉回路が形成され、コンデンサC4 、C
x2の電圧Vc4、Vcx2 が図21(G)、(L)に示すよ
うに電源電圧Vに向かって徐々に高くなる。図1の回路
のように図20の第2のスイッチング損失低減用コンデ
ンサCx2を有さない場合には第2のリアクトルL2 の電
流I2 の全部が第4のコンデンサC4 に転流し、図21
(G)のt4 〜t5 区間で点線で示すように第4のコン
デンサC4 の電圧Vc4は急速に上昇し、第2の補助スイ
ッチS2 の電圧も同様に上昇する。これに対し、図20
の装置では第2のリアクトルL2 の電流の一部が第2の
スイッチング損失低減用コンデンサCx2に転流するの
で、第4のコンデンサC4 の電圧Vc4の上昇速度が図2
1(G)のt4 〜t5 で実線で示すように低下する。と
ころで、第2の補助スイッチS2 はトランジスタであ
り、キャリアの蓄積作用を有し、図21のt4 でオフ制
御されても図21(F)のt4 〜t5 区間で点線で示す
ように電流Is2が流れ続け、第2の補助スイッチS2 に
電力損失が生じる。この第2の補助スイッチS2におけ
る電力損失はここを流れる電流Is2とここの電圧即ち第
4のコンデンサC4 の電圧Vc4の積である。t4 〜t5
においては第4のコンデンサC4 の電圧Vc4及び第2の
補助スイッチS2 の電圧が低くなるので、スイッチング
損失も小さくなる。なお、第1、第3及び第4の補助ス
イッチS1 、S3 、S4 のターンオフ時においても、第
2の補助スイッチS2 のターンオフ時と同様な作用効果
が得られる。また、図20のコンデンサCx1〜Cx4、ダ
イオードDx1〜Dx8を図5〜図8及び図18のインバー
タ装置に同様に付加することができる。
【0046】
【第17の実施例】図22に示すインバータ装置は、図
9のインバータ装置に第1及び第2のスイッチング損失
低減用コンデンサCx1、Cx2と第1、第2、第3及び第
4のスイッチング損失低減用ダイオードDx1、Dx2、D
x3、Dx4を追加した他は図9と同一に構成したものであ
る。第1のスイッチング損失低減用コンデンサCx1と第
1のスイッチング損失低減用ダイオードDx1との第1の
直列回路及び第2のスイッチング損失低減用コンデンサ
Cx2と第2のスイッチング損失低減用ダイオードDx2と
の第2の直列回路は共通のリアクトルLaにそれぞれ並
列接続されている。但し、第1及び第2のスイッチング
損失低減用ダイオードDx1、Dx2は互いに逆極性に接続
されている。第3のスイッチング損失低減用ダイオード
Dx3は第2の補助スイッチS2 のエミッタと第1のスイ
ッチング損失低減用コンデンサCx1の一方の端子との間
に接続されている。結局、このダイオードDx3は第1の
スイッチング損失低減用コンデンサCx1と共通のリアク
トルLaと第2の補助スイッチS2 との直列回路に対し
て並列に接続されている。第4のスイッチング損失低減
用ダイオードDx4は第2のスイッチング損失低減用コン
デンサCx2の一端と第1の補助スイッチS1 のコレクタ
との間に接続されている。結局、このダイオードDx4は
第1の補助スイッチS1 と共通のリアクトルLaと第2
のスイッチング損失低減用コンデンサCx2の直列回路に
対して並列に接続されている。
9のインバータ装置に第1及び第2のスイッチング損失
低減用コンデンサCx1、Cx2と第1、第2、第3及び第
4のスイッチング損失低減用ダイオードDx1、Dx2、D
x3、Dx4を追加した他は図9と同一に構成したものであ
る。第1のスイッチング損失低減用コンデンサCx1と第
1のスイッチング損失低減用ダイオードDx1との第1の
直列回路及び第2のスイッチング損失低減用コンデンサ
Cx2と第2のスイッチング損失低減用ダイオードDx2と
の第2の直列回路は共通のリアクトルLaにそれぞれ並
列接続されている。但し、第1及び第2のスイッチング
損失低減用ダイオードDx1、Dx2は互いに逆極性に接続
されている。第3のスイッチング損失低減用ダイオード
Dx3は第2の補助スイッチS2 のエミッタと第1のスイ
ッチング損失低減用コンデンサCx1の一方の端子との間
に接続されている。結局、このダイオードDx3は第1の
スイッチング損失低減用コンデンサCx1と共通のリアク
トルLaと第2の補助スイッチS2 との直列回路に対し
て並列に接続されている。第4のスイッチング損失低減
用ダイオードDx4は第2のスイッチング損失低減用コン
デンサCx2の一端と第1の補助スイッチS1 のコレクタ
との間に接続されている。結局、このダイオードDx4は
第1の補助スイッチS1 と共通のリアクトルLaと第2
のスイッチング損失低減用コンデンサCx2の直列回路に
対して並列に接続されている。
【0047】図22のインバータ装置の基本的動作は図
9のインバータ装置のそれと同一である。図23は図2
1の各部の状態を図10と同様に示す。図23の(A)
〜(J)は図10の(A)〜(J)と同一箇所の状態を
示す。図23の(K)(L)は第1及び第2のスイッチ
ング損失低減用コンデンサCx1、Cx2の電圧Vcx1 、V
cx2 を示す。図23のt1 で第2の補助スイッチS2 が
ターンオンすると、第1のスイッチング損失低減用コン
デンサCx1に蓄積されていた電荷がこのコンデンサCx1
と共通リアクトルLaと第2の補助スイッチS2 と第3
のスイッチング損失低減用ダイオードDx3の共振回路で
放出され、このコンデンサCx1の電圧Vcx1 はt2 で零
になる。なお、図22においても第2の補助スイッチS
2 のターンオン時には図9と同様にC1 −La−S2 −
D5 の共振回路も形成される。その後、t4 で第2の補
助スイッチS2 がオフになると、La−D4 −C4 −D
2の回路が図9の装置と同様に形成されると共に、La
−Dx2−Cx2の閉回路が形成され、コンデンサC4 、C
x2の電圧Vc4、Vcx2 が図23(G)、(L)に示すよ
うに電源電圧Vに向かって徐々に高くなる。図9の回路
のように図22の第2のスイッチング損失低減用コンデ
ンサCx2を有さない場合には共通リアクトルLaの電流
I2 の全部が第4のコンデンサC4 に転流し、図23
(G)のt4 〜t5 区間で点線で示すように第4のコン
デンサC4 の電圧Vc4は急速に上昇し、第2の補助スイ
ッチS2 の電圧も同様に上昇する。これに対し、図22
の装置では共通リアクトルL2 の電流の一部が第2のス
イッチング損失低減用コンデンサCx2に転流するので、
第4のコンデンサC4 の電圧Vc4の上昇速度が図23
(G)のt4 〜t5 で実線で示すように低下する。とこ
ろで、第2の補助スイッチS2 はトランジスタであり、
キャリアの蓄積作用を有し、図23のt4 でオフ制御さ
れても図23(F)のt4 〜t5 区間で点線で示すよう
に電流Is2が流れ続け、第2の補助スイッチS2 に電力
損失が生じる。この第2の補助スイッチS2 における電
力損失はここを流れる電流Is2とここの電圧即ち第4の
コンデンサC4の電圧Vc4の積である。t4 〜t5 にお
いては第4のコンデンサC4 の電圧Vc4及び第2の補助
スイッチS2 の電圧が低くなるので、スイッチング損失
も小さくなる。なお、第1の補助スイッチS1 のターン
オフ時においても、第2の補助スイッチS2 のターンオ
フ時と同様な作用効果が得られる。また、図22のコン
デンサCx1、Cx2、ダイオードDx1〜Dx4を図11〜図
17及び図19のインバータ装置にも付加することがで
きる。
9のインバータ装置のそれと同一である。図23は図2
1の各部の状態を図10と同様に示す。図23の(A)
〜(J)は図10の(A)〜(J)と同一箇所の状態を
示す。図23の(K)(L)は第1及び第2のスイッチ
ング損失低減用コンデンサCx1、Cx2の電圧Vcx1 、V
cx2 を示す。図23のt1 で第2の補助スイッチS2 が
ターンオンすると、第1のスイッチング損失低減用コン
デンサCx1に蓄積されていた電荷がこのコンデンサCx1
と共通リアクトルLaと第2の補助スイッチS2 と第3
のスイッチング損失低減用ダイオードDx3の共振回路で
放出され、このコンデンサCx1の電圧Vcx1 はt2 で零
になる。なお、図22においても第2の補助スイッチS
2 のターンオン時には図9と同様にC1 −La−S2 −
D5 の共振回路も形成される。その後、t4 で第2の補
助スイッチS2 がオフになると、La−D4 −C4 −D
2の回路が図9の装置と同様に形成されると共に、La
−Dx2−Cx2の閉回路が形成され、コンデンサC4 、C
x2の電圧Vc4、Vcx2 が図23(G)、(L)に示すよ
うに電源電圧Vに向かって徐々に高くなる。図9の回路
のように図22の第2のスイッチング損失低減用コンデ
ンサCx2を有さない場合には共通リアクトルLaの電流
I2 の全部が第4のコンデンサC4 に転流し、図23
(G)のt4 〜t5 区間で点線で示すように第4のコン
デンサC4 の電圧Vc4は急速に上昇し、第2の補助スイ
ッチS2 の電圧も同様に上昇する。これに対し、図22
の装置では共通リアクトルL2 の電流の一部が第2のス
イッチング損失低減用コンデンサCx2に転流するので、
第4のコンデンサC4 の電圧Vc4の上昇速度が図23
(G)のt4 〜t5 で実線で示すように低下する。とこ
ろで、第2の補助スイッチS2 はトランジスタであり、
キャリアの蓄積作用を有し、図23のt4 でオフ制御さ
れても図23(F)のt4 〜t5 区間で点線で示すよう
に電流Is2が流れ続け、第2の補助スイッチS2 に電力
損失が生じる。この第2の補助スイッチS2 における電
力損失はここを流れる電流Is2とここの電圧即ち第4の
コンデンサC4の電圧Vc4の積である。t4 〜t5 にお
いては第4のコンデンサC4 の電圧Vc4及び第2の補助
スイッチS2 の電圧が低くなるので、スイッチング損失
も小さくなる。なお、第1の補助スイッチS1 のターン
オフ時においても、第2の補助スイッチS2 のターンオ
フ時と同様な作用効果が得られる。また、図22のコン
デンサCx1、Cx2、ダイオードDx1〜Dx4を図11〜図
17及び図19のインバータ装置にも付加することがで
きる。
【0048】
【第18の実施例】図24に示すインバ−タ装置は、ス
イッチング損失低減用ダイオ−ドDx1、Dx2、Dx5、D
x6の接続箇所を変えた他は図20と同一に形成したもの
である。図24において、第1及び第5のスイッチング
損失低減用ダイオ−ドDx1、Dx5のカソ−ドは第3及び
第11のダイオ−ドD3 、D11のアノ−ドに接続され、
第2及び第6のスイッチング損失低減用ダイオ−ドDx
2、Dx6のアノ−ドは第4及び第12のダイオ−ドD4
、D12のカソ−ドに接続されている。この様に接続変
更しても図24の回路は図20の回路と実質的に同一の
動作をなし、同一の効果を得ることができる。なお、第
1及び第2のスイッチング損失低減用ダイオ−ドDx1、
Dx2のいずれか一方、又はダイオ−ドDx5、Dx6のいず
れか一方のみを図24のように接続変更することもでき
る。
イッチング損失低減用ダイオ−ドDx1、Dx2、Dx5、D
x6の接続箇所を変えた他は図20と同一に形成したもの
である。図24において、第1及び第5のスイッチング
損失低減用ダイオ−ドDx1、Dx5のカソ−ドは第3及び
第11のダイオ−ドD3 、D11のアノ−ドに接続され、
第2及び第6のスイッチング損失低減用ダイオ−ドDx
2、Dx6のアノ−ドは第4及び第12のダイオ−ドD4
、D12のカソ−ドに接続されている。この様に接続変
更しても図24の回路は図20の回路と実質的に同一の
動作をなし、同一の効果を得ることができる。なお、第
1及び第2のスイッチング損失低減用ダイオ−ドDx1、
Dx2のいずれか一方、又はダイオ−ドDx5、Dx6のいず
れか一方のみを図24のように接続変更することもでき
る。
【0049】
【第19の実施例】図25に示すインバ−タ装置は図2
0の第3、第4、第11及び第12のダイオ−ドD2 、
D4 、D11、D12の接続箇所を変えた他は図20と同一
に形成したものである。図25では第3及び第11のダ
イオ−ドD3 、D11のカソ−ドが第1及び第5のスイッ
チング損失低減用ダイオ−ドDx1、Dx5のアノ−ドに接
続され、第4及び第12のダイオ−ドD4 、D12のアノ
−ドが第2及び第6のスイッチング損失低減用ダイオ−
ドDx2、Dx6のカソ−ドに接続されている。図25の回
路は図20の回路と実質的に同一の動作をなし、同一の
効果を得ることができる。なお、図25においてダイオ
−ドD3 、D4 のいずれか一方又はダイオ−ドD11、D
12のいずれか一方のみを図25のように接続し、他方を
図20のように接続することができる。
0の第3、第4、第11及び第12のダイオ−ドD2 、
D4 、D11、D12の接続箇所を変えた他は図20と同一
に形成したものである。図25では第3及び第11のダ
イオ−ドD3 、D11のカソ−ドが第1及び第5のスイッ
チング損失低減用ダイオ−ドDx1、Dx5のアノ−ドに接
続され、第4及び第12のダイオ−ドD4 、D12のアノ
−ドが第2及び第6のスイッチング損失低減用ダイオ−
ドDx2、Dx6のカソ−ドに接続されている。図25の回
路は図20の回路と実質的に同一の動作をなし、同一の
効果を得ることができる。なお、図25においてダイオ
−ドD3 、D4 のいずれか一方又はダイオ−ドD11、D
12のいずれか一方のみを図25のように接続し、他方を
図20のように接続することができる。
【0050】
【第20の実施例】図26のインバ−タ装置は図22の
第1及び第2のスイッチング損失低減用ダイオ−ドDx
1、Dx2の接続箇所を変えた他は図22と同一に形成し
たものである。図26では第1のスイッチング損失低減
用ダイオ−ドDx1のカソ−ドが第3のダイオ−ドD3 の
アノ−ドに接続され、第2のスイッチング損失低減用ダ
イオ−ドD2 のアノ−ドが第4のダイオ−ドD4 のカソ
−ドに接続されている。図26の回路は図22の回路と
実質的に同一の動作をなし、同一の効果を得ることがで
きる。なお、第1及び第2のスイッチング損失低減用ダ
イオ−ドDx1、Dx2のいずれか一方のみを図26に示す
ように接続し、他方を図22に示すように接続すること
もできる。
第1及び第2のスイッチング損失低減用ダイオ−ドDx
1、Dx2の接続箇所を変えた他は図22と同一に形成し
たものである。図26では第1のスイッチング損失低減
用ダイオ−ドDx1のカソ−ドが第3のダイオ−ドD3 の
アノ−ドに接続され、第2のスイッチング損失低減用ダ
イオ−ドD2 のアノ−ドが第4のダイオ−ドD4 のカソ
−ドに接続されている。図26の回路は図22の回路と
実質的に同一の動作をなし、同一の効果を得ることがで
きる。なお、第1及び第2のスイッチング損失低減用ダ
イオ−ドDx1、Dx2のいずれか一方のみを図26に示す
ように接続し、他方を図22に示すように接続すること
もできる。
【0051】
【第21の実施例】図27のインバ−タ装置は図22の
第3及び第4のダイオ−ドD3 、D4 の接続箇所を変え
た他は図22と同一に形成したものである。図27では
第3のダイオ−ドD3 のカソ−ドが第1のスイッチング
損失低減用ダイオ−ドDx1のアノ−ドに接続され、第4
のダイオ−ドD4 のアノ−ドが第2のスイッチング損失
低減用ダイオ−ドDx2のカソ−ドに接続されている。図
27の回路は図22の回路と実質的に同一の動作をな
し、同一の効果を得ることができる。なお、図27の第
3及び第4のダイオ−ドD3 、D4 のいずれか一方を図
27のように接続し、他方を図22のように接続するこ
とができる。
第3及び第4のダイオ−ドD3 、D4 の接続箇所を変え
た他は図22と同一に形成したものである。図27では
第3のダイオ−ドD3 のカソ−ドが第1のスイッチング
損失低減用ダイオ−ドDx1のアノ−ドに接続され、第4
のダイオ−ドD4 のアノ−ドが第2のスイッチング損失
低減用ダイオ−ドDx2のカソ−ドに接続されている。図
27の回路は図22の回路と実質的に同一の動作をな
し、同一の効果を得ることができる。なお、図27の第
3及び第4のダイオ−ドD3 、D4 のいずれか一方を図
27のように接続し、他方を図22のように接続するこ
とができる。
【0052】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 各実施例における第1のスイッチ回路5aに相
当するものを3個又は多数個用意して3相又は多相結線
することによって3相又は多相ブリッジ型インバータ装
置を構成することができる。 (2) 主スイッチTR1 〜TR4 、補助スイッチS1
〜S4 を電界効果トランジスタ等の半導体スイッチにす
ることができる。また、これ等を逆並列のダイオード内
蔵素子とすることができる。 (3) 各実施例において、例えば第2の補助スイッチ
S2 のオン開始時点を図4のt0 時点即ち図4(C)で
点線で示すように第1の主スイッチTR1 のオフ転換時
点とすること又はこの時点t0 よりも少し前の時点にす
ることができる。この様にしても第1及び第2の主スイ
ッチTR1 、TR2 のターンオン及びターンオフ時のZ
VS、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 のターン
オン時のZCS(ゼロ電流スイッチ)、ターンオフ時の
ZVSが可能である。 (4) 各実施例において、充電抵抗R1 〜R4 を省
き、独立の充電回路で各コンデンサの初期充電を行うこ
とができる。また、充電抵抗R1 〜R4 をスイッチに置
き換えて選択的に充電電流を流すことができる。
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 各実施例における第1のスイッチ回路5aに相
当するものを3個又は多数個用意して3相又は多相結線
することによって3相又は多相ブリッジ型インバータ装
置を構成することができる。 (2) 主スイッチTR1 〜TR4 、補助スイッチS1
〜S4 を電界効果トランジスタ等の半導体スイッチにす
ることができる。また、これ等を逆並列のダイオード内
蔵素子とすることができる。 (3) 各実施例において、例えば第2の補助スイッチ
S2 のオン開始時点を図4のt0 時点即ち図4(C)で
点線で示すように第1の主スイッチTR1 のオフ転換時
点とすること又はこの時点t0 よりも少し前の時点にす
ることができる。この様にしても第1及び第2の主スイ
ッチTR1 、TR2 のターンオン及びターンオフ時のZ
VS、第1及び第2の補助スイッチS1 、S2 のターン
オン時のZCS(ゼロ電流スイッチ)、ターンオフ時の
ZVSが可能である。 (4) 各実施例において、充電抵抗R1 〜R4 を省
き、独立の充電回路で各コンデンサの初期充電を行うこ
とができる。また、充電抵抗R1 〜R4 をスイッチに置
き換えて選択的に充電電流を流すことができる。
【図1】第1の実施例のインバータ装置を示す回路図で
ある。
ある。
【図2】図1の制御回路を示すブロック図である。
【図3】図2の各部の波形図である。
【図4】図1の各部の波形図である。
【図5】第2の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図6】第3の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図7】第4の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図8】第5の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図9】第6の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図10】図9の各部の波形図である。
【図11】第7の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図12】第8の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図13】第9の実施例のインバータ装置の回路図であ
る。
る。
【図14】第10の実施例のインバータ装置の回路図で
ある。
ある。
【図15】第11の実施例のインバータ装置の回路図で
ある。
ある。
【図16】第12の実施例のインバータ装置の回路図で
ある。
ある。
【図17】第13の実施例のインバータ装置の回路図で
ある。
ある。
【図18】第14の実施例のインバ−タ装置を示す回路
図である。
図である。
【図19】第15の実施例のインバ−タ装置を示す回路
図である。
図である。
【図20】第16の実施例のインバ−タ装置を示す回路
図である。
図である。
【図21】図20の各部の状態を示す波形図である。
【図22】第17の実施例のインバ−タ装置を示す回路
図である。
図である。
【図23】図22の各部の状態を示す波形図である。
【図24】第18の実施例のインバータ装置を示す回路
図である。
図である。
【図25】第19の実施例のインバ−タ装置を示す回路
図である。
図である。
【図26】第20の実施例のインバ−タ装置を示す回路
図である。
図である。
【図27】第21の実施例のインバ−タ装置を示す回路
図である。
図である。
TR1 〜TR4 主スイッチ S1 〜S4 補助スイッチ
Claims (19)
- 【請求項1】 直流電源の一端と他端との間に1個又は
複数個のスイッチ回路が接続され、前記スイッチ回路に
よって負荷に第1の方向の電流とこれと反対の第2の方
向の電流を流すように構成されたブリッジ型又はハーフ
ブリッジ型又は多相ブリッジ型インバータ装置におい
て、少なくとも1個の前記スイッチ回路が、 前記直流電源(1)の一端と他端との間に接続された第
1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )の直列回路
から成り、前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、T
R2 )の相互接続中点が負荷に接続されている主変換回
路と、 前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )に逆
並列接続された第1及び第2のダイオード(D1 、D2
)と、 第1の補助スイッチ(S1 )と第1のリアクトル(L1
)との直列回路であって、前記第1の補助スイッチ
(S1 )が前記第1のリアクトル(L1 )よりも前記電
源(1)の一端側に配置され、前記第1の補助スイッチ
(S1 )と前記第1のリアクトル(L1 )とが前記電源
(1)の一端と前記第1及び第2の主スイッチ(TR1
、TR2 )の相互接続中点との間に接続されている第
1の補助回路と、 第2の補助スイッチ(S2 )と第2のリアクトル(L2
)との直列回路であって、前記第2の補助スイッチ
(S2 )が前記第2のリアクトル(L2 )よりも前記電
源(1)の他端側に配置され、前記第2のリアクトル
(L2 )と前記第2の補助スイッチ(S2 )とが前記第
1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )の相互接続
中点と前記電源(1)の他端との間に接続されている第
2の補助回路と、 その一端が前記第1及び第2のリアクトル(L1 、L2
)の相互接続中点に接続された第1のコンデンサ(C1
)と、 その一端が前記第1及び第2のリアクトル(L1 、L2
)の相互接続中点に接続された第2のコンデンサ(C2
)と、 前記第1のコンデンサ(C1 )の他端と前記第1のリア
クトル(L1 )の前記第1の補助スイッチ(S1 )側の
端子との間に接続された第3のダイオード(D3 )と、 前記第2のリアクトル(L2 )の前記第2の補助スイッ
チ(S2 )側の端子と前記第2のコンデンサ(C2 )の
他端との間に接続された第4のダイオード(D4 )と、 前記第1のコンデンサ(C1 )と前記第2のリアクトル
(L2 )と前記第2の補助スイッチ(S2 )とが直列に
接続されている回路に対して並列に接続された第5のダ
イオード(D5 )と、 前記第1の補助スイッチ(S1 )と前記第1のリアクト
ル(L1 )と前記第2のコンデンサ(C2 )とが直列に
接続されている回路に対して並列に接続された第6のダ
イオード(D6 )と、 前記第1のコンデンサ(C1 )と前記第3のダイオード
(D3 )との間に接続された第3のリアクトル(L3 )
と、 前記第2のコンデンサ(C2 )と前記第4のダイオード
(D4 )との間に接続された第4のリアクトル(L4 )
と、 前記第1のコンデンサ(C1 )と前記第3のダイオード
(D3 )との間で前記第3のリアクトル(L3 )に対し
て直列に接続された第7のダイオード(D7 )と、 前記第2のコンデンサ(C2 )と前記第4のダイオード
(D4 )との間で前記第4のリアクトル(L4 )に対し
て直列に接続された第8のダイオード(D8 )と、 その一端が前記電源(1)の一端に接続され、その他端
が前記第3のダイオード(D3 )と前記第7のダイオー
ド(D7 )との間に接続された第3のコンデンサ(C3
)と、 その一端が前記電源(1)の他端に接続され、その他端
が前記第4のダイオード(D4 )と前記第8のダイオー
ド(D8 )との間に接続された第4のコンデンサ(C4
)と、 前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )をデ
ッド・タイムを有して一定の周期で交互にオン制御する
ための第1及び第2の主制御パルスを発生し、前記第1
の補助スイッチ(S1)をオン制御するための第1の補助
制御パルスを少なくと前記第2の主制御パルスの後縁か
ら前記第1の主制御パルスの前縁までの期間の一部を含
むように発生し、前記第2の補助スイッチ(S2)をオン
制御するための第2の補助制御パルスを少なくとも前記
第1の主制御パルスの後縁から前記第2の主制御パルス
の前縁までの期間の一部を含み且つ前記第1の補助制御
パルスとの間に所定の時間間隙を有するように発生する
スイッチ制御回路とを具備していることを特徴とするイ
ンバータ装置。 - 【請求項2】 更に、前記第1及び第2の主スイッチ
(TR1 、TR2 )に並列に接続された第1及び第2の
補助共振用コンデンサ(Ca 、Cb )を有していること
を特徴とする請求項1に従うインバータ装置。 - 【請求項3】 更に、その一端が前記電源(1)の他端
に接続され、その他端が前記第1の補助スイッチ(S1
)と前記第1のリアクトル(L1 )との相互接続点に
接続された第1の補助ダイオード(Da )と、その一端
が前記第2のリアクトル(L2 )と前記第2の補助スイ
ッチ(S2 )の相互接続点に接続され、その他端が前記
電源(1)の一端に接続された第2の補助ダイオード
(Db )とを有していることを特徴とする請求項1又は
2に従うインバータ装置。 - 【請求項4】 更に、その一端が前記電源(1)の他端
に接続され、その他端が前記第3のコンデンサ(C3 )
と前記第7のダイオード(D7 )との間に接続された第
1の補助ダイオード(Da )と、その一端が前記第4の
コンデンサ(C4 )と前記第8のダイオード(D8 )と
の間に接続され、その他端が前記電源(1)の一端に接
続された第2の補助ダイオード(Db )とを有している
ことを特徴とする請求項1又は2に従うインバータ装
置。 - 【請求項5】 更に、その一端が前記電源(1)の他端
に接続され、その他端が前記第3のリアクトル(L3 )
と前記第7のダイオード(D7 )との間に接続された第
1の補助ダイオード(Da )と、その一端が前記第4の
リアクトル(L4 )と前記第8のダイオード(D8 )と
の間に接続され、その他端が前記電源(1)の一端に接
続された第2の補助ダイオード(Db )とを有している
ことを特徴とする請求項1又は2に従うインバータ装
置。 - 【請求項6】 更に、前記第3及び第4のコンデンサ
(C3 、C4 )に並列接続された第1及び第2のクラン
プ用ダイオード(De 、Df )を有していることを特徴
とする請求項1又は2又は3又は4又は5に従うインバ
ータ装置。 - 【請求項7】 更に、前記第1及び第2の補助スイッチ
(S1 、S2 )の逆並列接続された第1及び第2のクラ
ンプ用ダイオード(De 、Df )を有していることを特
徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に従うイン
バータ装置。 - 【請求項8】 更に、前記第1及び第2の補助スイッチ
(S1 、S2 )に直列に接続された前記第1及び第2の
寄生容量放電防止用ダイオード(Dg 、Dh)を有して
いることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は
5又は6又は7に従うインバータ装置。 - 【請求項9】 直流電源の一端と他端との間に1個又は
複数個のスイッチ回路が接続され、前記スイッチ回路に
よって負荷に第1の方向の電流とこれと反対の第2の方
向の電流を流すように構成されたブリッジ型又はハーフ
ブリッジ型又は多相ブリッジ型インバータ装置におい
て、少なくとも1個の前記スイッチ回路が、 前記直流電源(1)の一端と他端との間に接続された第
1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )の直列回路
から成り、前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、T
R2 )の相互接続中点が負荷に接続されている主変換回
路と、 前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )に逆
並列接続された第1及び第2のダイオード(D1 、D2
)と、 前記電源(1)の一端と他端との間に接続された第1及
び第2の補助スイッチ(S1 、S2 )の直列回路と、 前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )の相
互接続中点と前記第1及び第2の補助スイッチ(S1 、
S2 )の相互接続中点との間に接続された第1のリアク
トル(La )と、 その一端が前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、T
R2 )の相互接続中点に接続された第1のコンデンサ
(C1 )と、 その一端が前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、T
R2 )の相互接続中点に接続された第2のコンデンサ
(C2 )と、 前記第1のコンデンサ(C1 )の他端と前記第1及び第
2の補助スイッチ(S1 、S2 )の相互接続中点との間
に接続された第3のダイオード(D3 )と、 前記第1及び第2の補助スイッチ(S1 、S2 )の相互
接続中点と前記第2のコンデンサ(C2 )の他端との間
に接続された第4のダイオード(D4 )と、 前記第1のコンデンサ(C1 )と前記第1のリアクトル
(La )と前記第2の補助スイッチ(S2 )とが直列に
接続されている回路に対して並列に接続された第5のダ
イオード(D5 )と、 前記第1の補助スイッチ(S1 )と前記第1のリアクト
ル(La )と前記第2のコンデンサ(C2 )とが直列に
接続されている回路に対して並列に接続された第6のダ
イオード(D6 )と、 前記第1のコンデンサ(C1 )と前記第3のダイオード
(D3 )との間に接続された第2のリアクトル(L3 )
と、 前記第2のコンデンサ(C2 )と前記第4のダイオード
(D4 )との間に接続された第3のリアクトル(L4 )
と、 前記第1のコンデンサ(C1 )と前記第3のダイオード
(D3 )との間で前記第2のリアクトル(L3 )に対し
て直列に接続された第7のダイオード(D7 )と、 前記第2のコンデンサ(C2 )と前記第4のダイオード
(D4 )との間で前記第3のリアクトル(L4 )に対し
て直列に接続された第8のダイオード(D8 )と、 その一端が前記電源(1)の一端に接続され、その他端
が前記第3のダイオード(D3 )と前記第7のダイオー
ド(D7 )との間に接続された第3のコンデンサ(C3
)と、 その一端が前記電源(1)の他端に接続され、その他端
が前記第4のダイオード(D4 )と前記第8のダイオー
ド(D8 )との間に接続された第4のコンデンサ(C4
)と、 前記第1及び第2の主スイッチ(TR1 、TR2 )をデ
ッド・タイムを有して一定の周期で交互にオン制御する
ための第1及び第2の主制御パルスを発生し、前記第1
の補助スイッチ(S1)をオン制御するための第1の補助
制御パルスを少なくと前記第2の主制御パルスの後縁か
ら前記第1の主制御パルスの前縁までの期間の一部を含
むように発生し、前記第2の補助スイッチ(S2)をオン
制御するための第2の補助制御パルスを少なくとも前記
第1の主制御パルスの後縁から前記第2の主制御パルス
の前縁までの期間の一部を含み且つ前記第1の補助制御
パルスとの間に所定の時間間隙を有するように発生する
スイッチ制御回路とを具備していることを特徴とするイ
ンバータ装置。 - 【請求項10】 更に、前記第1及び第2の主スイッチ
(TR1 、TR2 )に並列に接続された第1及び第2の
補助共振用コンデンサ(Ca 、Cb )を有していること
を特徴とする請求項9に従うインバータ装置。 - 【請求項11】 更に、その一端が前記電源(1)の他
端に接続され、その他端が前記第3のコンデンサ(C3
)と前記第7のダイオード(D7 )との間に接続され
た第1の補助ダイオード(Da )と、その一端が前記第
4のコンデンサ(C4 )と前記第8のダイオード(D8
)との間に接続され、その他端が前記電源(1)の一
端に接続された第2の補助ダイオード(Db )とを有し
ていることを特徴とする請求項9又は10に従うインバ
ータ装置。 - 【請求項12】 更に、その一端が前記電源(1)の他
端に接続され、その他端が前記第2のリアクトル(L3
)と前記第7のダイオード(D7 )との間に接続され
た第1の補助ダイオード(Da )と、その一端が前記第
3のリアクトル(L4)と前記第8のダイオード(D8 )
との間に接続され、その他端が前記電源(1)の一端に
接続された第2の補助ダイオード(Db )とを有してい
ることを特徴とする請求項9又は10に従うインバータ
装置。 - 【請求項13】 更に、前記第1及び第2の補助スイッ
チ(S1 、S2 )に並列接続された第1及び第2の補助
ダイオード(Da 、Db )を有していることを特徴とす
る請求項9又は10に従うインバータ装置。 - 【請求項14】 更に、前記第3及び第4のコンデンサ
(C3 、C4 )に逆並列接続された第1及び第2のクラ
ンプ用ダイオード(De 、Df )を有していることを特
徴とする請求項9又は10に従うインバータ装置。 - 【請求項15】 更に、前記第1及び第2の補助スイッ
チ(S1 、S2 )に直列に第1及び第2の寄生容量放電
防止用ダイオード(Dg 、Dh )が接続されていること
を特徴とする請求項9又は10又は11又は12又は1
3又は14に従うインバータ装置。 - 【請求項16】 更に、前記第1のコンデンサ(C1 )
の他端と前記第1のリアクトル(L1 )の前記第1の補
助スイッチ(S1 )側の端子との間に接続された第1の
補助充電用ダイオ−ト(D21)と、前記第2のコンデン
サ(C2 )の他端と前記第2のリアクトル(L2 )の前
記第2の補助スイッチ(S2 )側の端子との間に接続さ
れた第2の補助充電用ダイオ−ド(D22)とを有してい
ることを特徴とする請求項1乃至8記載のインバ−タ装
置。 - 【請求項17】 更に、前記第1のコンデンサ(C1 )
の他端と前記第1及び第2の補助スイッチ(S1 、S2
)の相互接続中点との間に接続された第1の補助充電
用ダイオ−ド(D21)と、前記第1及び第2の補助スイ
ッチ(S1 、S2 )の相互接続中点と前記第2のコンデ
ンサ(C2 )の他端との間荷接続された第2の補助充電
用ダイオ−ド(D22)とを有していることを特徴とする
請求項9乃至15記載のインバ−タ装置。 - 【請求項18】 更に、 前記第1のリアクトル(L1 )に並列に接続された第1
のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx1)と第1の
スイッチング損失低減用ダイオード(Dx1)との直列回
路と、 前記第2のリアクトル(L2 )に並列に接続された第2
のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx2)と第2の
スイッチング損失低減用ダイオード(Dx2)との直列回
路と、 前記第1のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx1)
と前記第2のリアクトル(L2 )と前記第2の補助スイ
ッチ(S2 )とが互いに直列に接続されている回路に対
して並列に接続された第3のスイッチング損失低減用ダ
イオード(Dx3)と、 前記第2のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx2)
と前記第1のリアクトル(L1 )と前記第1の補助スイ
ッチ(S1 )とが互いに直列に接続されている回路に対
して並列に接続された第4のスイッチング損失低減用ダ
イオード(Dx4)とを備えていることを特徴とする請求
項1乃至8記載のインバータ装置。 - 【請求項19】 更に、 前記第1のリアクトル(La)に並列に接続された第1
のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx1)と第1の
スイッチング損失低減用ダイオード(Dx1)との直列回
路と、 前記第1のリアクトル(La)に並列に接続された第2
のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx2)と前記第
1のスイッチング損失低減用ダイオード(Dx1)と反対
の極性を有する第2のスイッチング損失低減用ダイオー
ド(Dx2)との直列回路と、 前記第1のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx1)
と前記第1のリアクトル(La)と前記第2の補助スイ
ッチ(S2 )とが互いに直列に接続されている回路に対
して並列に接続された第3のスイッチング損失低減用ダ
イオード(Dx3)と、 前記第2のスイッチング損失低減用コンデンサ(Cx2)
と前記第1のリアクトル(La)と前記第1の補助スイ
ッチ(S1 )とが互いに直列に接続されている回路に対
して並列に接続された第4のスイッチング損失低減用ダ
イオード(Dx4)とを備えていることを特徴とする請求
項9乃至17記載のインバータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7317405A JPH08298781A (ja) | 1995-03-02 | 1995-11-10 | ブリッジ型インバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-68775 | 1995-03-02 | ||
| JP6877595 | 1995-03-02 | ||
| JP7317405A JPH08298781A (ja) | 1995-03-02 | 1995-11-10 | ブリッジ型インバ−タ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08298781A true JPH08298781A (ja) | 1996-11-12 |
Family
ID=26409969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7317405A Pending JPH08298781A (ja) | 1995-03-02 | 1995-11-10 | ブリッジ型インバ−タ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08298781A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009027803A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Sony Corp | スイッチング電源装置 |
| JP2010004596A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | スイッチング電源装置 |
| US8508965B2 (en) | 2008-06-25 | 2013-08-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Inverter and method for operating the inverter |
| CN112953289A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-06-11 | 哈尔滨工业大学 | 谐振直流环节软开关逆变器及其调制方法 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP7317405A patent/JPH08298781A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009027803A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Sony Corp | スイッチング電源装置 |
| JP2010004596A (ja) * | 2008-06-18 | 2010-01-07 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | スイッチング電源装置 |
| US8508965B2 (en) | 2008-06-25 | 2013-08-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Inverter and method for operating the inverter |
| CN112953289A (zh) * | 2021-04-15 | 2021-06-11 | 哈尔滨工业大学 | 谐振直流环节软开关逆变器及其调制方法 |
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