JPH08299990A - 軟水化装置 - Google Patents
軟水化装置Info
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- JPH08299990A JPH08299990A JP13753895A JP13753895A JPH08299990A JP H08299990 A JPH08299990 A JP H08299990A JP 13753895 A JP13753895 A JP 13753895A JP 13753895 A JP13753895 A JP 13753895A JP H08299990 A JPH08299990 A JP H08299990A
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Landscapes
- Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 観賞魚用水槽内の水を軟水化する軟水化装置
に関し、手間を要せずかつ適切に軟水化できるようにす
る。 【構成】 この発明の軟水化装置は、直流電圧を出力す
る電源部1と、電源部1の正極に接続され、水30に浸
される第1電極31と、電源部1の負極に接続され、水
30に浸される第2電極32と、を備えるようにした。
に関し、手間を要せずかつ適切に軟水化できるようにす
る。 【構成】 この発明の軟水化装置は、直流電圧を出力す
る電源部1と、電源部1の正極に接続され、水30に浸
される第1電極31と、電源部1の負極に接続され、水
30に浸される第2電極32と、を備えるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、観賞魚用水槽などに
使用して水槽内の水を軟水化し熱帯魚や水草にとって好
適なものとする軟水化装置に関するものである。
使用して水槽内の水を軟水化し熱帯魚や水草にとって好
適なものとする軟水化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、観賞魚用水槽で熱帯魚を飼育する
ことが広く行われるようになってきたが、その熱帯魚や
水草には輸入したものが多く、硬度の低い水、すなわち
軟水を好む種類が多くなっている。一方、水槽に入れる
水は、一般にカルシウムイオンやマグネシウムイオンを
含有して硬度の高い硬水の状態になっており、また水槽
に入れる市販の天然砂利には、貝殻を多く含むため、そ
の貝殻から溶けだしたカルシウムイオン等も総硬度を上
げる要因となっている。このため、水槽内の硬水を軟化
して軟水の状態に保持する必要があるが、その軟水化方
法としては、例えばイオン交換樹脂や薬品による方法が
知られている。
ことが広く行われるようになってきたが、その熱帯魚や
水草には輸入したものが多く、硬度の低い水、すなわち
軟水を好む種類が多くなっている。一方、水槽に入れる
水は、一般にカルシウムイオンやマグネシウムイオンを
含有して硬度の高い硬水の状態になっており、また水槽
に入れる市販の天然砂利には、貝殻を多く含むため、そ
の貝殻から溶けだしたカルシウムイオン等も総硬度を上
げる要因となっている。このため、水槽内の硬水を軟化
して軟水の状態に保持する必要があるが、その軟水化方
法としては、例えばイオン交換樹脂や薬品による方法が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のイオン
交換樹脂や薬品による軟水化方法では、手間が掛かり、
またその軟水化の度合を適切に調整するのが困難であ
り、適切な水創りが難しい現状である。
交換樹脂や薬品による軟水化方法では、手間が掛かり、
またその軟水化の度合を適切に調整するのが困難であ
り、適切な水創りが難しい現状である。
【0004】この発明は上記に鑑み提案されたもので、
観賞魚用水槽内の水等を手間を要せずかつ軟水化の度合
を適切に調整できる軟水化装置を提供することを目的と
する。
観賞魚用水槽内の水等を手間を要せずかつ軟水化の度合
を適切に調整できる軟水化装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の軟水化装置は、直流電圧を出力する電源
部と、上記電源部の正極に接続され水に浸される第1電
極と、上記電源部の負極に接続され水に浸される第2電
極と、を備えるようにした。
に、この発明の軟水化装置は、直流電圧を出力する電源
部と、上記電源部の正極に接続され水に浸される第1電
極と、上記電源部の負極に接続され水に浸される第2電
極と、を備えるようにした。
【0006】
【作用】上述したように、この発明によれば、負極性の
第2電極には、水中に溶存しているカルシウムイオンや
マグネシウムイオンが析出するので、水の硬度が下がり
軟水化する。また、正極性の第1電極では、水の電気分
解により発生した酸素イオンが電気的に中和して酸素分
子とり、その結果水中に溶存する酸素濃度が高くなる。
第2電極には、水中に溶存しているカルシウムイオンや
マグネシウムイオンが析出するので、水の硬度が下がり
軟水化する。また、正極性の第1電極では、水の電気分
解により発生した酸素イオンが電気的に中和して酸素分
子とり、その結果水中に溶存する酸素濃度が高くなる。
【0007】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明の軟水化装置の全体構成
を示す図である。図において、電源部1は、交流100
Vを整流して直流電圧を出力し、その電源部1からの直
流電圧は、極性反転用のスイッチ2を介して水槽3内の
電極31と電極32に印加される。電極31は、主にプ
ラス電極として機能し、この電極31には例えば耐電蝕
性の高い白金(Pt)を用いる。また、電極32は主に
マイナス電極として機能し、この電極32には例えばス
テンレス(SUS)を用いる。
細に説明する。図1はこの発明の軟水化装置の全体構成
を示す図である。図において、電源部1は、交流100
Vを整流して直流電圧を出力し、その電源部1からの直
流電圧は、極性反転用のスイッチ2を介して水槽3内の
電極31と電極32に印加される。電極31は、主にプ
ラス電極として機能し、この電極31には例えば耐電蝕
性の高い白金(Pt)を用いる。また、電極32は主に
マイナス電極として機能し、この電極32には例えばス
テンレス(SUS)を用いる。
【0008】水槽3は、観賞魚用の水槽であり、ここで
は図示していない熱帯魚や水草が水30の中で飼育され
ている。この水槽3の水30には、上記の2つの電極3
1,32が浸してある。ここで、スイッチ2を、電極3
1がプラス電極に、電極32がマイナス電極になるよう
に切り換えて設定した場合について説明する。
は図示していない熱帯魚や水草が水30の中で飼育され
ている。この水槽3の水30には、上記の2つの電極3
1,32が浸してある。ここで、スイッチ2を、電極3
1がプラス電極に、電極32がマイナス電極になるよう
に切り換えて設定した場合について説明する。
【0009】この状態で水30は次の化学式(1)のよ
うに、水素イオンと酸素イオンとに電気分解する。
うに、水素イオンと酸素イオンとに電気分解する。
【化1】 この電気分解による水素イオンは、マイナスの電極32
で電気的に中和されて水素分子となり水素ガスとなって
空気中に拡散する。一方、酸素イオンは、プラスの電極
31で電気的に中和されて酸素分子となり酸素ガスとな
って空気中に拡散するとともにその一部は水30の中に
溶存するようになり、それだけ水30の中の溶存酸素の
濃度が高くなる。
で電気的に中和されて水素分子となり水素ガスとなって
空気中に拡散する。一方、酸素イオンは、プラスの電極
31で電気的に中和されて酸素分子となり酸素ガスとな
って空気中に拡散するとともにその一部は水30の中に
溶存するようになり、それだけ水30の中の溶存酸素の
濃度が高くなる。
【0010】また、水中に既に溶存して総硬度を上げる
主要因となっているカルシウムイオンやマグネシウムイ
オンは、次の化学式(2)、(3)に示すように、マイ
ナスの電極32でやはり電気的に中和され、カルシウム
やマグネシウムとなって結晶化し電極32の周りに付着
する。したがって、水30の中に溶存しているカルシウ
ムイオンやマグネシウムイオンの濃度を低減でき、水3
0の硬度を下げることができる。なお、これらの結晶化
物は、通常安定化して炭酸カルシウムや水酸化マグネシ
ウムの結晶体となる。
主要因となっているカルシウムイオンやマグネシウムイ
オンは、次の化学式(2)、(3)に示すように、マイ
ナスの電極32でやはり電気的に中和され、カルシウム
やマグネシウムとなって結晶化し電極32の周りに付着
する。したがって、水30の中に溶存しているカルシウ
ムイオンやマグネシウムイオンの濃度を低減でき、水3
0の硬度を下げることができる。なお、これらの結晶化
物は、通常安定化して炭酸カルシウムや水酸化マグネシ
ウムの結晶体となる。
【化2】
【化3】
【0011】この状態で、例えば3分程経過すると、電
極32は付着したカルシウムやマグネシウムで覆われる
ため、その除去を行う必要が生じる。そこで、この実施
例ではスイッチ2を一時的に切り換えてそれぞれの極性
を反転させ、電極31がマイナス電極に、電極32がプ
ラス電極になるように設定する。この極性反転により、
プラスの電極32の周囲には酸素分子が生成し、その酸
素分子生成によってカルシウムやマグネシウムが電極3
2から剥離し離脱する。電極32から離脱したカルシウ
ムやマグネシウムは、結晶化(固体化)し安定して通常
炭酸カルシウムや水酸化マグネシウムになっているの
で、水30には溶けず、そのままで水30の中に存在す
ることになり、その後適当なときに水槽3から取り出し
て除去すればよい。
極32は付着したカルシウムやマグネシウムで覆われる
ため、その除去を行う必要が生じる。そこで、この実施
例ではスイッチ2を一時的に切り換えてそれぞれの極性
を反転させ、電極31がマイナス電極に、電極32がプ
ラス電極になるように設定する。この極性反転により、
プラスの電極32の周囲には酸素分子が生成し、その酸
素分子生成によってカルシウムやマグネシウムが電極3
2から剥離し離脱する。電極32から離脱したカルシウ
ムやマグネシウムは、結晶化(固体化)し安定して通常
炭酸カルシウムや水酸化マグネシウムになっているの
で、水30には溶けず、そのままで水30の中に存在す
ることになり、その後適当なときに水槽3から取り出し
て除去すればよい。
【0012】このように、この実施例ではマイナスの電
極32に、水30の中に溶存しているカルシウムイオン
やマグネシウムイオンを析出させるようにしたので、水
の硬度を下げて軟水化することができる。この軟水化は
電気的に行うので、スイッチ2を切り換える等の簡単な
動作だけで手間を要せずに行うことができ、またその軟
水化の度合もほぼ通電時間の経過に比例するので、その
通電時間を管理することにより、適度の度合を持つ軟水
を安定して得ることができる。
極32に、水30の中に溶存しているカルシウムイオン
やマグネシウムイオンを析出させるようにしたので、水
の硬度を下げて軟水化することができる。この軟水化は
電気的に行うので、スイッチ2を切り換える等の簡単な
動作だけで手間を要せずに行うことができ、またその軟
水化の度合もほぼ通電時間の経過に比例するので、その
通電時間を管理することにより、適度の度合を持つ軟水
を安定して得ることができる。
【0013】また、プラスの電極31には酸素分子が生
成しその一部は水30の中に溶存するようになるので、
水中の溶存酸素の濃度を高めることができ、この点から
も熱帯魚等の生息に適した環境を作り出すことができ
る。
成しその一部は水30の中に溶存するようになるので、
水中の溶存酸素の濃度を高めることができ、この点から
も熱帯魚等の生息に適した環境を作り出すことができ
る。
【0014】さらに、スイッチ2の極性を一時的に反転
させることにより、電極32の周囲に付着したカルシウ
ムやマグネシウムを容易にその電極32から離脱させる
ことができるので、容易なメンテナンスで継続して繰り
返し軟水化装置としての機能を発揮させることができ
る。
させることにより、電極32の周囲に付着したカルシウ
ムやマグネシウムを容易にその電極32から離脱させる
ことができるので、容易なメンテナンスで継続して繰り
返し軟水化装置としての機能を発揮させることができ
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の軟水化装
置によれば、負極性の電極に、水中に溶存しているカル
シウムイオンやマグネシウムイオンを析出させるように
したので、水の硬度を下げて軟水化することができる。
この軟水化は電気的に行うので、スイッチを切り換える
等の簡単な動作だけで手間を要せずに行うことができ、
またその軟水化の度合もほぼ通電時間の経過に比例する
ので、その通電時間を管理することにより、適度の度合
を持つ軟水を安定して得ることができる。
置によれば、負極性の電極に、水中に溶存しているカル
シウムイオンやマグネシウムイオンを析出させるように
したので、水の硬度を下げて軟水化することができる。
この軟水化は電気的に行うので、スイッチを切り換える
等の簡単な動作だけで手間を要せずに行うことができ、
またその軟水化の度合もほぼ通電時間の経過に比例する
ので、その通電時間を管理することにより、適度の度合
を持つ軟水を安定して得ることができる。
【0016】また、正極性の電極には酸素分子が生成し
その一部は水中に溶存するようになるので、水中の溶存
酸素の濃度を高めることができ、この点からも熱帯魚等
の生息に適した環境を作り出すことができる。
その一部は水中に溶存するようになるので、水中の溶存
酸素の濃度を高めることができ、この点からも熱帯魚等
の生息に適した環境を作り出すことができる。
【図1】この発明の軟水化装置の全体構成を示す図であ
る。
る。
1 電源部 2 スイッチ 3 水槽 30 水 31,32 電極
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電圧を出力する電源部と、 上記電源部の正極に接続され水に浸される第1電極と、 上記電源部の負極に接続され水に浸される第2電極と、 を備えることを特徴とする軟水化装置。
- 【請求項2】 上記正極を上記第1電極に接続し上記負
極を上記第2電極に接続した第1状態と、上記正極を上
記第2電極に接続し上記負極を上記第1電極に接続した
第2状態とに切り換えるスイッチを設けたことを特徴と
する請求項1に記載の軟水化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13753895A JPH08299990A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 軟水化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13753895A JPH08299990A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 軟水化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08299990A true JPH08299990A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=15201033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13753895A Pending JPH08299990A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 軟水化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08299990A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009119572A1 (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 有限会社ターナープロセス | 飲料水の硬度を調整するための携帯用硬度調整装置 |
| US8226813B2 (en) | 2006-08-29 | 2012-07-24 | Koganei Corporation | Method of purifying water and apparatus therefor |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP13753895A patent/JPH08299990A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8226813B2 (en) | 2006-08-29 | 2012-07-24 | Koganei Corporation | Method of purifying water and apparatus therefor |
| WO2009119572A1 (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-01 | 有限会社ターナープロセス | 飲料水の硬度を調整するための携帯用硬度調整装置 |
| US8529737B2 (en) | 2008-03-25 | 2013-09-10 | Tanah Process Ltd. | Portable device for regulating hardness of drinking water |
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