JPH08300373A - 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 - Google Patents
繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法Info
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- JPH08300373A JPH08300373A JP7113250A JP11325095A JPH08300373A JP H08300373 A JPH08300373 A JP H08300373A JP 7113250 A JP7113250 A JP 7113250A JP 11325095 A JP11325095 A JP 11325095A JP H08300373 A JPH08300373 A JP H08300373A
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- Japan
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- thermoplastic resin
- fiber
- reinforced thermoplastic
- hollow body
- sheet
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- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な断面形状を持つ成形体であっても、そ
の成形が容易で、しかも簡単に良好な表面加飾を行うこ
とのできる繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法を提
供する。 【構成】 表面に加飾が施された繊維強化熱可塑性樹脂
シート1を、加飾が施された面1aが外側となるように
連続的に中空状体2に賦形しつつ、その賦形途上の開口
部分を介して中空状体2内に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を発泡させながら供給し、あるいは供給後に発泡さ
せ、その発泡圧により、中空状体2の外面を規制部材1
04に沿わせて所望断面形状に賦形する。
の成形が容易で、しかも簡単に良好な表面加飾を行うこ
とのできる繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法を提
供する。 【構成】 表面に加飾が施された繊維強化熱可塑性樹脂
シート1を、加飾が施された面1aが外側となるように
連続的に中空状体2に賦形しつつ、その賦形途上の開口
部分を介して中空状体2内に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を発泡させながら供給し、あるいは供給後に発泡さ
せ、その発泡圧により、中空状体2の外面を規制部材1
04に沿わせて所望断面形状に賦形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱可塑性樹脂発泡体か
らなる芯材層と、繊維強化熱可塑性樹脂層からなる表皮
層とからなり、かつ、その表皮層の表面には加飾が施さ
れた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法に関する。
らなる芯材層と、繊維強化熱可塑性樹脂層からなる表皮
層とからなり、かつ、その表皮層の表面には加飾が施さ
れた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】表面に加飾が施された繊維強化樹脂成形
体の製造方法としては、従来、繊維強化樹脂成形体を引
き抜き成形する際、塗膜を形成した離型性フィルムを、
樹脂が含浸した繊維基材とともに引き抜き成形金型内に
引き込むことにより、繊維強化樹脂の成形と同時にその
成形体表面に塗膜を転写する方法(特開平3−1848
32号)や、同じく繊維強化樹脂成形体を引き抜き成形
する際、金型から引き抜いた高温状態の成形体表面に、
フィルムまたはシートなどの表面化粧材を接着剤を介し
て押圧して連続的に積層していく方法(特開平4−32
3024号)などが知られている。
体の製造方法としては、従来、繊維強化樹脂成形体を引
き抜き成形する際、塗膜を形成した離型性フィルムを、
樹脂が含浸した繊維基材とともに引き抜き成形金型内に
引き込むことにより、繊維強化樹脂の成形と同時にその
成形体表面に塗膜を転写する方法(特開平3−1848
32号)や、同じく繊維強化樹脂成形体を引き抜き成形
する際、金型から引き抜いた高温状態の成形体表面に、
フィルムまたはシートなどの表面化粧材を接着剤を介し
て押圧して連続的に積層していく方法(特開平4−32
3024号)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、複雑な断面
形状の成形体を得ようとすると、前者の方法を用いた場
合には、離型性フィルムを複雑な断面形状に沿わせて、
しわなく金型内に挿入することが困難であるばかりでな
く、塗装を必要とする部分に正しくフィルムを位置させ
ることも困難である。また、後者の方法を用いた場合で
も、金型から引き抜いた複雑な断面形状を持つ成形体の
表面に、フィルムないしはシート状の表面化粧材をしわ
なく沿わせて積層することは極めて困難である。
形状の成形体を得ようとすると、前者の方法を用いた場
合には、離型性フィルムを複雑な断面形状に沿わせて、
しわなく金型内に挿入することが困難であるばかりでな
く、塗装を必要とする部分に正しくフィルムを位置させ
ることも困難である。また、後者の方法を用いた場合で
も、金型から引き抜いた複雑な断面形状を持つ成形体の
表面に、フィルムないしはシート状の表面化粧材をしわ
なく沿わせて積層することは極めて困難である。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされた
もので、その目的は、複雑な断面形状を持つ成形体であ
っても、その成形が容易で、しかも簡単に表面加飾を行
うことのできる繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
を提供することにある。
もので、その目的は、複雑な断面形状を持つ成形体であ
っても、その成形が容易で、しかも簡単に表面加飾を行
うことのできる繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
は、実施例図面である図1,図2に示すように、表面に
加飾が施された繊維強化熱可塑性樹脂シート1を、加飾
が施された面1aが外側となるように連続的に中空状体
2に賦形しつつ、中空状体2の内部に発泡性熱可塑性樹
脂組成物3を発泡させながら供給し、その発泡圧により
中空状体2の外面を規制部材104に沿わせて所望断面
形状に賦形することによって特徴づけられる。
め、本発明の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法
は、実施例図面である図1,図2に示すように、表面に
加飾が施された繊維強化熱可塑性樹脂シート1を、加飾
が施された面1aが外側となるように連続的に中空状体
2に賦形しつつ、中空状体2の内部に発泡性熱可塑性樹
脂組成物3を発泡させながら供給し、その発泡圧により
中空状体2の外面を規制部材104に沿わせて所望断面
形状に賦形することによって特徴づけられる。
【0006】ここで、発泡性熱可塑性樹脂組成物3を、
上記のように中空状体2内に発泡させながら供給するこ
とに代えて、中空状体2内に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を供給した後に、加熱により中空状体2内で発泡させ
てもよい。
上記のように中空状体2内に発泡させながら供給するこ
とに代えて、中空状体2内に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を供給した後に、加熱により中空状体2内で発泡させ
てもよい。
【0007】また、以上の各方法において、繊維強化熱
可塑性樹脂シート1を内部からの圧力により規制部材1
04に沿わせて賦形するときの加飾面の損傷を避けるた
めに、繊維強化熱可塑性樹脂シート1の加飾が施された
面1aに、あらかじめフィルム4を積層しておいてもよ
い(図4参照)。
可塑性樹脂シート1を内部からの圧力により規制部材1
04に沿わせて賦形するときの加飾面の損傷を避けるた
めに、繊維強化熱可塑性樹脂シート1の加飾が施された
面1aに、あらかじめフィルム4を積層しておいてもよ
い(図4参照)。
【0008】更に、繊維強化熱可塑性樹脂シート1の加
飾面に、あらかじめ凹凸を備えたフィルム5を積層して
おくことにより、中空状体2内での発泡性熱可塑性樹脂
組成物3の発泡圧で中空状体2の外面を規制部材に沿わ
せて所望断面形状に賦形すると同時に、フィルム5の凹
凸を繊維強化熱可塑性樹脂シート1の加飾面に転写する
方法を採用することができる(図6参照)。
飾面に、あらかじめ凹凸を備えたフィルム5を積層して
おくことにより、中空状体2内での発泡性熱可塑性樹脂
組成物3の発泡圧で中空状体2の外面を規制部材に沿わ
せて所望断面形状に賦形すると同時に、フィルム5の凹
凸を繊維強化熱可塑性樹脂シート1の加飾面に転写する
方法を採用することができる(図6参照)。
【0009】更にまた、本発明は、表面に加飾が施され
た繊維強化熱可塑性樹脂層10aと発泡性熱可塑性樹脂
組成物層10bとからなる複合シート10を、加飾が施
された面が外側となるように連続的に中空状体20に賦
形した後、加熱により内面側の発泡性熱可塑性樹脂組成
物を発泡させ、その発泡圧により、中空状体20の外面
を規制部材に沿わせて所望断面形状に賦形する方法を採
用することができる(図3参照)。
た繊維強化熱可塑性樹脂層10aと発泡性熱可塑性樹脂
組成物層10bとからなる複合シート10を、加飾が施
された面が外側となるように連続的に中空状体20に賦
形した後、加熱により内面側の発泡性熱可塑性樹脂組成
物を発泡させ、その発泡圧により、中空状体20の外面
を規制部材に沿わせて所望断面形状に賦形する方法を採
用することができる(図3参照)。
【0010】この場合においても、複合シート10の加
飾が施された繊維強化熱可塑性樹脂層10aの表面に、
加飾面の損傷を避けるためのフィルム4をあらかじめ積
層しておくことができる。
飾が施された繊維強化熱可塑性樹脂層10aの表面に、
加飾面の損傷を避けるためのフィルム4をあらかじめ積
層しておくことができる。
【0011】また、複合シート10を用いる方法におい
ても、その繊維強化熱可塑性樹脂層10aの表面に、凹
凸を備えたフィルム5を積層しておくことにより、中空
状体20の内側での発泡性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧
により、中空状体20の外面を規制部材に沿わせて所望
断面形状に賦形すると同時に、フィルム5の凹凸を繊維
強化熱可塑性樹脂層10aの外面に転写する方法を採用
することができる。
ても、その繊維強化熱可塑性樹脂層10aの表面に、凹
凸を備えたフィルム5を積層しておくことにより、中空
状体20の内側での発泡性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧
により、中空状体20の外面を規制部材に沿わせて所望
断面形状に賦形すると同時に、フィルム5の凹凸を繊維
強化熱可塑性樹脂層10aの外面に転写する方法を採用
することができる。
【0012】さて、以上の本発明各方法において、繊維
強化熱可塑性樹脂シート1および複合シート10は、単
層としてもよいし、複数層に積層したものを用いてもよ
い。また、本発明各方法で言う中空状体2、20とは、
シートの側縁部が相互に突き合わされ、あるいは重ね合
わされた状態で内側に空隙が形成されるように賦形され
た状態のもののほか、側縁部間に若干の隙間を生じてい
る状態のものをも含む。
強化熱可塑性樹脂シート1および複合シート10は、単
層としてもよいし、複数層に積層したものを用いてもよ
い。また、本発明各方法で言う中空状体2、20とは、
シートの側縁部が相互に突き合わされ、あるいは重ね合
わされた状態で内側に空隙が形成されるように賦形され
た状態のもののほか、側縁部間に若干の隙間を生じてい
る状態のものをも含む。
【0013】そして、繊維強化熱可塑性樹脂シート1、
あるいは複合シート10を、上記のような中空状体2あ
るいは20に賦形する方法としては、合成樹脂製のシュ
ーやロールなどでシートを徐々に曲げていく方法、およ
び、シートが徐々に曲げられて中空状体に賦形されるよ
うなシート通路が設けられた金型を用い、その金型内を
シートを通過させる方法などを採用することができる。
中空状体への賦形に際しては、シートの割れや裂けを防
ぐために、遠赤外線ヒータや熱風ブロアで加熱し、熱可
塑性樹脂を軟化状態としながら賦形することが望まし
い。
あるいは複合シート10を、上記のような中空状体2あ
るいは20に賦形する方法としては、合成樹脂製のシュ
ーやロールなどでシートを徐々に曲げていく方法、およ
び、シートが徐々に曲げられて中空状体に賦形されるよ
うなシート通路が設けられた金型を用い、その金型内を
シートを通過させる方法などを採用することができる。
中空状体への賦形に際しては、シートの割れや裂けを防
ぐために、遠赤外線ヒータや熱風ブロアで加熱し、熱可
塑性樹脂を軟化状態としながら賦形することが望まし
い。
【0014】ここで、軟化状態とは、JIS−K−72
06に準じて測定された、ビカット軟化温度以上に熱可
塑性樹脂が加熱された状態を指す。一般的には、熱可塑
性樹脂が変形を始め、機械的性質が低下する温度まで加
熱された状態を指す。
06に準じて測定された、ビカット軟化温度以上に熱可
塑性樹脂が加熱された状態を指す。一般的には、熱可塑
性樹脂が変形を始め、機械的性質が低下する温度まで加
熱された状態を指す。
【0015】中空状体2あるいは20への賦形に用いる
シートは、1枚のシートの両側縁部どうしを突き合わ
せ、あるいは重ね合わせ、もしくは若干の隙間を介して
突き合わせるほか、複数枚のシートを用いて、これらを
互いに平行にした状態で、これらの側縁部どうしを突き
合わせ、あるいは重ね合わせ、もしくは若干の隙間を介
して突き合わせることで、全体として1つの中空状体に
賦形してもよい。
シートは、1枚のシートの両側縁部どうしを突き合わ
せ、あるいは重ね合わせ、もしくは若干の隙間を介して
突き合わせるほか、複数枚のシートを用いて、これらを
互いに平行にした状態で、これらの側縁部どうしを突き
合わせ、あるいは重ね合わせ、もしくは若干の隙間を介
して突き合わせることで、全体として1つの中空状体に
賦形してもよい。
【0016】また、中空状体2内に発泡性熱可塑性樹脂
組成物3を発泡させながら供給する方法としては、中空
状体2の賦形途上の開口部分から押出機のノズルを中空
状体2内に臨ませ、そのノズルから発泡性熱可塑性樹脂
組成物3を発泡させながら押出す方法を採用することが
できる。この場合、押出機内で、分解型発泡剤もしくは
揮発型発泡剤を含有してなる発泡性熱可塑性樹脂組成物
3をガス発生温度以上で混練し、発生したガスを熱可塑
性樹脂に分散させ、発泡性熱可塑性樹脂組成物3の溶融
温度以上に温度調節したノズルから中空状体2内に押出
す。あるいは、熱可塑性樹脂を溶融温度以上で混練しな
がら、二酸化炭素や窒素などのガスを圧入して熱可塑性
樹脂に分散させ、熱可塑性樹脂の溶融温度以上に温度調
節したノズルから中空状体2内に押出す。
組成物3を発泡させながら供給する方法としては、中空
状体2の賦形途上の開口部分から押出機のノズルを中空
状体2内に臨ませ、そのノズルから発泡性熱可塑性樹脂
組成物3を発泡させながら押出す方法を採用することが
できる。この場合、押出機内で、分解型発泡剤もしくは
揮発型発泡剤を含有してなる発泡性熱可塑性樹脂組成物
3をガス発生温度以上で混練し、発生したガスを熱可塑
性樹脂に分散させ、発泡性熱可塑性樹脂組成物3の溶融
温度以上に温度調節したノズルから中空状体2内に押出
す。あるいは、熱可塑性樹脂を溶融温度以上で混練しな
がら、二酸化炭素や窒素などのガスを圧入して熱可塑性
樹脂に分散させ、熱可塑性樹脂の溶融温度以上に温度調
節したノズルから中空状体2内に押出す。
【0017】一方、中空状体2内に、発泡性熱可塑性樹
脂組成物3を発泡させる前に供給する方法としては、同
様にして押出機のノズルを中空状体2内に臨ませ、熱可
塑性樹脂の溶融温度以上で、かつ、発泡剤の分解温度以
下で押し出す方法や、あらかじめ製造した、発泡剤を含
有するシート状またはペレット状あるいは棒状の熱可塑
性樹脂組成物、もしくは発泡ビーズを、連続的に中空状
体2内に供給する方法を採用することができる。
脂組成物3を発泡させる前に供給する方法としては、同
様にして押出機のノズルを中空状体2内に臨ませ、熱可
塑性樹脂の溶融温度以上で、かつ、発泡剤の分解温度以
下で押し出す方法や、あらかじめ製造した、発泡剤を含
有するシート状またはペレット状あるいは棒状の熱可塑
性樹脂組成物、もしくは発泡ビーズを、連続的に中空状
体2内に供給する方法を採用することができる。
【0018】また、発泡性熱可塑性樹脂組成物3を中空
状体2内に供給した後に発泡させる方法、あるいは、複
合シート10を中空状体20に賦形した後、内側の発泡
性熱可塑性樹脂層10bの樹脂を発泡させる方法として
は、その中空状体を高温に加熱した金型に挿入する方法
や、中空状体の内側に熱風を吹き込む方法などが挙げら
れる。内部に熱風を吹き込む場合は、製造装置の構造
を、発泡性熱可塑性樹脂組成物3の供給口や規制部材1
04の内部を通じて空気配管を施し、中空状体内部に熱
風を供給できる構造とする必要がある。
状体2内に供給した後に発泡させる方法、あるいは、複
合シート10を中空状体20に賦形した後、内側の発泡
性熱可塑性樹脂層10bの樹脂を発泡させる方法として
は、その中空状体を高温に加熱した金型に挿入する方法
や、中空状体の内側に熱風を吹き込む方法などが挙げら
れる。内部に熱風を吹き込む場合は、製造装置の構造
を、発泡性熱可塑性樹脂組成物3の供給口や規制部材1
04の内部を通じて空気配管を施し、中空状体内部に熱
風を供給できる構造とする必要がある。
【0019】中空状体2,20を発泡性熱可塑性樹脂組
成物の発泡圧により賦形する方法としては、中空状体を
金型内へ挿入し、発泡性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧で
中空状体外面を金型内面に押しつけて賦形する方法や、
周囲から加熱して発泡性熱可塑性樹脂組成物を発泡させ
ながら、中空状体の外面をロールやシューで規制して賦
形する方法等を挙げることができる。金型内で賦形する
場合は、真空引きや圧縮空気によって賦形を補助しても
よい。
成物の発泡圧により賦形する方法としては、中空状体を
金型内へ挿入し、発泡性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧で
中空状体外面を金型内面に押しつけて賦形する方法や、
周囲から加熱して発泡性熱可塑性樹脂組成物を発泡させ
ながら、中空状体の外面をロールやシューで規制して賦
形する方法等を挙げることができる。金型内で賦形する
場合は、真空引きや圧縮空気によって賦形を補助しても
よい。
【0020】ここで、中空状体2,20を、内側の発泡
性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧により規制部材に沿わせ
て所望断面形状に賦形するに当たり、発泡性熱可塑性樹
脂組成物の発泡動作で生じる発泡圧のみでは中空状体を
規制部材に押しつけるだけの圧力が得られない場合、中
空状体の内側に補助的に別途圧力を付与してもよく、本
発明各方法は、このような補助的な圧力を用いる場合を
も含む。補助的な圧力を付与する場合、規制部材の構造
は、その内部を通じて中空状体内部に気体を供給できる
ような配管を持つ構造とすることが好ましい。
性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧により規制部材に沿わせ
て所望断面形状に賦形するに当たり、発泡性熱可塑性樹
脂組成物の発泡動作で生じる発泡圧のみでは中空状体を
規制部材に押しつけるだけの圧力が得られない場合、中
空状体の内側に補助的に別途圧力を付与してもよく、本
発明各方法は、このような補助的な圧力を用いる場合を
も含む。補助的な圧力を付与する場合、規制部材の構造
は、その内部を通じて中空状体内部に気体を供給できる
ような配管を持つ構造とすることが好ましい。
【0021】また、中空状体2,20を内部の発泡圧に
より所望断面形状に賦形する際、中空状体を展延させな
がら賦形することも可能である。すなわち、中空状体の
外周長よりも成形品の外周長が大きくなるように賦形す
ることも可能であり、この場合、中空状体の展延を考慮
し、展延後に目的とする加飾面が得られるように加飾を
施さなければならないことに留意すべきである。
より所望断面形状に賦形する際、中空状体を展延させな
がら賦形することも可能である。すなわち、中空状体の
外周長よりも成形品の外周長が大きくなるように賦形す
ることも可能であり、この場合、中空状体の展延を考慮
し、展延後に目的とする加飾面が得られるように加飾を
施さなければならないことに留意すべきである。
【0022】次に、本発明各方法で用いる繊維強化熱可
塑性樹脂シート1、および複合シート10の繊維強化熱
可塑性樹脂層10aに用いられる熱可塑性樹脂として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサルファイド、
ポリフェニレンオキサイド、ポリエーテルスルホン、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリメチルメタクリレート
等が挙げられる。また、このような熱可塑性樹脂を主成
分とする共重合体やグラフト樹脂、あるいはブレンド樹
脂、例えば塩素化ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニ
ル共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニ
ル−塩化ビニル共重合体、ウレタン−塩化ビニル共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体、アクリロニトリル−スチレン共重合体、シラン変性
ポリエチレン、アクリル酸変性ポリプロピレン、マレイ
ン酸変性ポリエチレンなども使用可能である。また、熱
可塑性エラストマや架橋熱可塑性樹脂も使用することが
できる。これらのうち、成形温度を考慮すると、120
〜250°Cといった比較的低温で成形可能な、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、塩素化ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニル共重
合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合体、ウレタン−塩化ビニル共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アク
リロニトリル−スチレン共重合体を用いることが好まし
い。
塑性樹脂シート1、および複合シート10の繊維強化熱
可塑性樹脂層10aに用いられる熱可塑性樹脂として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、
ポリフッ化ビニリデン、ポリフェニレンサルファイド、
ポリフェニレンオキサイド、ポリエーテルスルホン、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリメチルメタクリレート
等が挙げられる。また、このような熱可塑性樹脂を主成
分とする共重合体やグラフト樹脂、あるいはブレンド樹
脂、例えば塩素化ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニ
ル共重合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニ
ル−塩化ビニル共重合体、ウレタン−塩化ビニル共重合
体、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合
体、アクリロニトリル−スチレン共重合体、シラン変性
ポリエチレン、アクリル酸変性ポリプロピレン、マレイ
ン酸変性ポリエチレンなども使用可能である。また、熱
可塑性エラストマや架橋熱可塑性樹脂も使用することが
できる。これらのうち、成形温度を考慮すると、120
〜250°Cといった比較的低温で成形可能な、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、塩素化ポリ塩化ビニル、エチレン−塩化ビニル共重
合体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、酢酸ビニル−塩
化ビニル共重合体、ウレタン−塩化ビニル共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、アク
リロニトリル−スチレン共重合体を用いることが好まし
い。
【0023】また、本発明で使用する熱可塑性樹脂は、
単独であっても併用してもよく、物性を損なわない範囲
で、ジブチル錫マレートポリマー、ジブチル錫ビス(モ
ノアルキルマレート)などの有機錫マレート系、ジブチ
ル錫ラウレート、モノブチル錫脂肪酸塩などの有機錫ラ
ウレート系、ジオクチル錫サルファイド、ジブチル錫3
メルカプトプロピオネートなどの有機錫メルカプト系、
三塩基性硫酸鉛、塩基性亜硫酸鉛などの鉛基、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸鉛などの金属石鹸といっ
た熱安定剤、脂肪酸エステルワックス、低分子量ポリエ
チレンワックス、金属石鹸、多価アルコール、脂肪族ア
ルコール、脂肪酸アミドなどの滑剤、アクリル系樹脂、
オレフィン系樹脂などの加工助剤、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレーなどの可塑剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、改質剤、着色剤のような添加剤、及び、タ
ルク、マイカ、炭酸カルシウム、木粉、繊維強化熱硬化
性樹脂粉砕粉などの充填材が配合されていてもよい。
単独であっても併用してもよく、物性を損なわない範囲
で、ジブチル錫マレートポリマー、ジブチル錫ビス(モ
ノアルキルマレート)などの有機錫マレート系、ジブチ
ル錫ラウレート、モノブチル錫脂肪酸塩などの有機錫ラ
ウレート系、ジオクチル錫サルファイド、ジブチル錫3
メルカプトプロピオネートなどの有機錫メルカプト系、
三塩基性硫酸鉛、塩基性亜硫酸鉛などの鉛基、ステアリ
ン酸カルシウム、ステアリン酸鉛などの金属石鹸といっ
た熱安定剤、脂肪酸エステルワックス、低分子量ポリエ
チレンワックス、金属石鹸、多価アルコール、脂肪族ア
ルコール、脂肪酸アミドなどの滑剤、アクリル系樹脂、
オレフィン系樹脂などの加工助剤、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレーなどの可塑剤、酸化防止剤、紫
外線吸収剤、改質剤、着色剤のような添加剤、及び、タ
ルク、マイカ、炭酸カルシウム、木粉、繊維強化熱硬化
性樹脂粉砕粉などの充填材が配合されていてもよい。
【0024】本発明の繊維強化熱可塑性樹脂シート1、
および−複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10
aに用いられる繊維としては、本発明各方法において加
えられる熱により溶融軟化および炭化しないものが使用
可能であり、具体的には、ガラス繊維、炭素繊維、シリ
コン・チタン・炭素繊維、ボロン繊維、微細な金属繊
維、あるいはアラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリア
ミド繊維などの有機繊維、絹、綿、麻などの天然繊維を
挙げることができるが、強度、コストを考慮すると、ガ
ラス繊維、炭素繊維が好ましい。フィラメントの直径は
1〜50μm、特に3〜30μmが好ましい。フィラメ
ントの直径が1μmより小さい場合、繊維による補強効
果は小さくなり、また、50μmより大きい場合は、熱
可塑性樹脂と繊維の接触面積が、同種同重量の繊維と比
較して小さくなるため、この場合にも繊維による補強効
果は小さくなって好ましくない。
および−複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10
aに用いられる繊維としては、本発明各方法において加
えられる熱により溶融軟化および炭化しないものが使用
可能であり、具体的には、ガラス繊維、炭素繊維、シリ
コン・チタン・炭素繊維、ボロン繊維、微細な金属繊
維、あるいはアラミド繊維、ポリエステル繊維、ポリア
ミド繊維などの有機繊維、絹、綿、麻などの天然繊維を
挙げることができるが、強度、コストを考慮すると、ガ
ラス繊維、炭素繊維が好ましい。フィラメントの直径は
1〜50μm、特に3〜30μmが好ましい。フィラメ
ントの直径が1μmより小さい場合、繊維による補強効
果は小さくなり、また、50μmより大きい場合は、熱
可塑性樹脂と繊維の接触面積が、同種同重量の繊維と比
較して小さくなるため、この場合にも繊維による補強効
果は小さくなって好ましくない。
【0025】繊維強化熱可塑性樹脂シート1、あるいは
複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10a中の繊
維は、5〜80重量%の範囲、特に10〜50重量%の
範囲とすることが好ましい。繊維の含有量が5重量%よ
り少ないと補強効果は少なく、80重量%より多いと繊
維間を結着する樹脂が少なくなるために却って弱くな
る。
複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10a中の繊
維は、5〜80重量%の範囲、特に10〜50重量%の
範囲とすることが好ましい。繊維の含有量が5重量%よ
り少ないと補強効果は少なく、80重量%より多いと繊
維間を結着する樹脂が少なくなるために却って弱くな
る。
【0026】また、繊維強化熱可塑性樹脂シート1、あ
るいは複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10a
中の繊維の長さは、3mm以上が好ましく、連続繊維で
あることがより好ましい。強化繊維が長いほど得られる
繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の強度は強くなり、繊維長
が3mmより短いと補強効果は小さくなる。また、繊維
強化熱可塑性樹脂シート1あるいは繊維強化熱可塑性樹
脂層10aを展延させながら賦形するには、強化繊維が
製造品長手方向に配向していることが好ましい。すなわ
ち、連続繊維が製造品長手方向に配向していることが最
も好ましい。
るいは複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10a
中の繊維の長さは、3mm以上が好ましく、連続繊維で
あることがより好ましい。強化繊維が長いほど得られる
繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の強度は強くなり、繊維長
が3mmより短いと補強効果は小さくなる。また、繊維
強化熱可塑性樹脂シート1あるいは繊維強化熱可塑性樹
脂層10aを展延させながら賦形するには、強化繊維が
製造品長手方向に配向していることが好ましい。すなわ
ち、連続繊維が製造品長手方向に配向していることが最
も好ましい。
【0027】繊維強化熱可塑性樹脂シート1、あるいは
繊維強化熱可塑性樹脂層10aの厚みは、0.1〜10
mmが好ましく、0.3〜2mmの範囲がより好まし
い。厚みが0.1mmより薄いと繊維強化熱可塑性樹脂
シートないしは同層の強度は弱く、10mmより厚いと
中空状体への賦形が困難となる。
繊維強化熱可塑性樹脂層10aの厚みは、0.1〜10
mmが好ましく、0.3〜2mmの範囲がより好まし
い。厚みが0.1mmより薄いと繊維強化熱可塑性樹脂
シートないしは同層の強度は弱く、10mmより厚いと
中空状体への賦形が困難となる。
【0028】本発明において用いられる繊維強化熱可塑
性樹脂シート1の製造方法の一例としては、連続強化繊
維束をフィラメント状に解繊し、一方向に引き揃えた
後、熱可塑性樹脂よりなるフィルムを重ねて加熱ピンチ
ロール間を通過させ、溶融した熱可塑性樹脂をガラスフ
ィラメント間に侵入させてシート化する方法を挙げるこ
とができる。
性樹脂シート1の製造方法の一例としては、連続強化繊
維束をフィラメント状に解繊し、一方向に引き揃えた
後、熱可塑性樹脂よりなるフィルムを重ねて加熱ピンチ
ロール間を通過させ、溶融した熱可塑性樹脂をガラスフ
ィラメント間に侵入させてシート化する方法を挙げるこ
とができる。
【0029】また、繊維強化熱可塑性樹脂シート1の他
の製造方法の例としては、一方向に引き揃えらた連続強
化繊維束を、粉体熱可塑性樹脂が流動している槽内に引
き込み、強化繊維束をフィラメント状に解繊しながら粉
体熱可塑性樹脂を付着させた後、加熱ピンチロール間を
通過させることによって、熱可塑性樹脂を溶融させてフ
ィラメント間に侵入させ、シート化する方法を挙げるこ
とができる。
の製造方法の例としては、一方向に引き揃えらた連続強
化繊維束を、粉体熱可塑性樹脂が流動している槽内に引
き込み、強化繊維束をフィラメント状に解繊しながら粉
体熱可塑性樹脂を付着させた後、加熱ピンチロール間を
通過させることによって、熱可塑性樹脂を溶融させてフ
ィラメント間に侵入させ、シート化する方法を挙げるこ
とができる。
【0030】ここで、繊維強化熱可塑性樹脂シート1と
して、繊維がランダムな状態で配されているものを得よ
うとする場合には、上記のようにして得られる、粉体熱
可塑性樹脂が付着した強化繊維束を、ロータリカッタで
細断して無端ベルト上に落下させて集積した後、その上
方から別の無端ベルトを押しつけ、この上下の無端ベル
トで挟みつつ加圧した状態で加熱炉内を通過させること
により、細断された強化繊維に熱可塑性樹脂を含浸さ
せ、その後冷却ガイドロールを通過させてシート化する
方法を採用することができる。
して、繊維がランダムな状態で配されているものを得よ
うとする場合には、上記のようにして得られる、粉体熱
可塑性樹脂が付着した強化繊維束を、ロータリカッタで
細断して無端ベルト上に落下させて集積した後、その上
方から別の無端ベルトを押しつけ、この上下の無端ベル
トで挟みつつ加圧した状態で加熱炉内を通過させること
により、細断された強化繊維に熱可塑性樹脂を含浸さ
せ、その後冷却ガイドロールを通過させてシート化する
方法を採用することができる。
【0031】一方、本発明において用いられる複合シー
ト10の製造方法の一例としては、上記のいずれかの方
法によって得られた繊維強化熱可塑性樹脂シートの一面
に、あらかじめ製造された発泡性熱可塑性樹脂組成物シ
ートを加熱融着させる方法を挙げることができる。
ト10の製造方法の一例としては、上記のいずれかの方
法によって得られた繊維強化熱可塑性樹脂シートの一面
に、あらかじめ製造された発泡性熱可塑性樹脂組成物シ
ートを加熱融着させる方法を挙げることができる。
【0032】また、複合シート10の製造方法の他の例
としては、同じく前記したいずれかの方法で得られた繊
維強化熱可塑性樹脂シートの一面に、未発泡の発泡性熱
可塑性樹脂組成物を溶融状態でシート状に押出して積層
する方法を挙げることができる。
としては、同じく前記したいずれかの方法で得られた繊
維強化熱可塑性樹脂シートの一面に、未発泡の発泡性熱
可塑性樹脂組成物を溶融状態でシート状に押出して積層
する方法を挙げることができる。
【0033】次に、繊維強化熱可塑性樹脂シート1、ま
たは複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10aの
表面の加飾の態様としては、印刷、転写、メッキなどの
方法による繊維強化熱可塑性樹脂シートまたは同層表面
への装飾と、エンボスなどの微細な凹凸、木目調の細溝
などの凹凸を付与する立体的な装飾が挙げられる。ま
た、印刷が施された熱可塑性樹脂シートやフィルムを積
層することによって加飾してもよい。
たは複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10aの
表面の加飾の態様としては、印刷、転写、メッキなどの
方法による繊維強化熱可塑性樹脂シートまたは同層表面
への装飾と、エンボスなどの微細な凹凸、木目調の細溝
などの凹凸を付与する立体的な装飾が挙げられる。ま
た、印刷が施された熱可塑性樹脂シートやフィルムを積
層することによって加飾してもよい。
【0034】印刷による加飾の方法としては、グラビア
印刷、パッド印刷、スクリーン印刷等を挙げることがで
きる。印刷に用いられる塗料は、有機顔料、無機顔料を
有機溶剤に溶解もしくは分解させたものが使用可能であ
り、熱可塑性樹脂との接着性に優れた塗料を用いなけれ
ばならない。
印刷、パッド印刷、スクリーン印刷等を挙げることがで
きる。印刷に用いられる塗料は、有機顔料、無機顔料を
有機溶剤に溶解もしくは分解させたものが使用可能であ
り、熱可塑性樹脂との接着性に優れた塗料を用いなけれ
ばならない。
【0035】転写による加飾方法は、フィルムや紙など
に印刷したインク層を被加飾体に転写する方法であり、
転写の際に加熱、加圧を伴うホットスタンピングとよぼ
れる手法を採用することができ、この手法は加熱圧着に
よって塗料箔や金属箔などを被加飾体に積層する手法で
ある。
に印刷したインク層を被加飾体に転写する方法であり、
転写の際に加熱、加圧を伴うホットスタンピングとよぼ
れる手法を採用することができ、この手法は加熱圧着に
よって塗料箔や金属箔などを被加飾体に積層する手法で
ある。
【0036】メッキによる加飾の方法は、溶剤や機械加
工によって表面を荒らした被加飾体に導電性を付与し、
メッキ溶液中で金属皮膜を形成する化学電気メッキ法
や、金属皮膜を構成する金属を真空中で蒸着させて被加
飾体の表面に付着させて被覆する真空メッキ法等を採用
することができる。
工によって表面を荒らした被加飾体に導電性を付与し、
メッキ溶液中で金属皮膜を形成する化学電気メッキ法
や、金属皮膜を構成する金属を真空中で蒸着させて被加
飾体の表面に付着させて被覆する真空メッキ法等を採用
することができる。
【0037】繊維強化熱可塑性樹脂シート1(複合シー
ト10の繊維強化熱可塑性樹脂層10aとなる繊維強化
熱可塑性樹脂シートも含む)の表面に印刷、転写、メッ
キといった加飾を施すには、あらかじめ製造した繊維強
化熱可塑性樹脂シートを、印刷機や転写装置などの通常
使用される装置で処理すればよい。また、繊維強化熱可
塑性樹脂シートの製造の際に、その繊維強化熱可塑性樹
脂シートの熱可塑性樹脂が溶融状態にあるうちに、あら
かじめ印刷などで加飾された熱可塑性樹脂シートやフィ
ルムを積層してもよい。また、繊維強化熱可塑性樹脂シ
ートの表面に繊維模様の浮きだしが見られ、外観が悪い
場合には、繊維強化熱可塑性樹脂シートの表面に合成樹
脂シートまたはフィルムを接着積層して繊維模様を見え
ないようにしてから、その表面に加飾を行ってもよい。
ト10の繊維強化熱可塑性樹脂層10aとなる繊維強化
熱可塑性樹脂シートも含む)の表面に印刷、転写、メッ
キといった加飾を施すには、あらかじめ製造した繊維強
化熱可塑性樹脂シートを、印刷機や転写装置などの通常
使用される装置で処理すればよい。また、繊維強化熱可
塑性樹脂シートの製造の際に、その繊維強化熱可塑性樹
脂シートの熱可塑性樹脂が溶融状態にあるうちに、あら
かじめ印刷などで加飾された熱可塑性樹脂シートやフィ
ルムを積層してもよい。また、繊維強化熱可塑性樹脂シ
ートの表面に繊維模様の浮きだしが見られ、外観が悪い
場合には、繊維強化熱可塑性樹脂シートの表面に合成樹
脂シートまたはフィルムを接着積層して繊維模様を見え
ないようにしてから、その表面に加飾を行ってもよい。
【0038】一方、繊維強化熱可塑性樹脂シート1(複
合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10aとなる繊
維強化熱可塑性樹脂シートを含む)の表面に凹凸を設け
る加飾を施す場合の方法としては、表面に凹凸を有する
ロールをシートに押し当てることにより、その凹凸をシ
ート表面に転写する方法、シートの構成材料である熱可
塑性樹脂に無機フィラーやガラスビーズなどの充填材を
添加する方法、表面を荒く研磨したり、エッチングする
といった物理的な凹凸の付与法を採用することができ
る。ロールの凹凸の転写による加飾を行う場合、繊維強
化熱可塑性樹脂シートの熱可塑性樹脂が軟化状態で行う
ことが好ましい。
合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂層10aとなる繊
維強化熱可塑性樹脂シートを含む)の表面に凹凸を設け
る加飾を施す場合の方法としては、表面に凹凸を有する
ロールをシートに押し当てることにより、その凹凸をシ
ート表面に転写する方法、シートの構成材料である熱可
塑性樹脂に無機フィラーやガラスビーズなどの充填材を
添加する方法、表面を荒く研磨したり、エッチングする
といった物理的な凹凸の付与法を採用することができ
る。ロールの凹凸の転写による加飾を行う場合、繊維強
化熱可塑性樹脂シートの熱可塑性樹脂が軟化状態で行う
ことが好ましい。
【0039】次に、本発明各方法において用いられる発
泡性熱可塑性樹脂組成物3、または複合シート10の発
泡性熱可塑性樹脂組成物層10bの熱可塑性樹脂として
は、繊維強化熱可塑性樹脂シート1あるいは繊維強化熱
可塑性樹脂層10aに用いられる熱可塑性樹脂と同様の
ものを使用することができるが、繊維強化熱可塑性樹脂
シートないしは同層に用いられる樹脂に対して熱融着可
能な樹脂を用いることが望ましい。具体的には、同じ種
類の熱可塑性樹脂(同じモノマーより重合された熱可塑
性樹脂)どうしを用いることが好ましい。異なる種類の
熱可塑性樹脂を使用する場合の組み合わせとしては、例
えば、ポリエチレンとポリプロピレン、ポリエチレンと
酢酸ビニル−エチレン共重合体、ポリエチレンと塩素化
ポリエチレン、ポリスチレンとアクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン共重合体、ポリスチレンとアクリロニ
トリル−スチレン共重合体、ポリ塩化ビニルと塩素化ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニルとエチレン−塩化ビニル
共重合体、ポリ塩化ビニルと酢酸ビニル−塩化ビニル共
重合体、ポリ塩化ビニルとウレタン−塩化ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニルとポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニルとアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレン
テレフタレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体とアクリロニトリル−スチレン共重合体な
どが挙げられる。また、熱可塑性樹脂と変性した同じ種
類の熱可塑性樹脂の組み合わせも使用できる。この例と
しては、ポリエチレンとシラン変性ポリエチレン、ポリ
スチレンとアクリル酸変性ポリスチレン、ポリエチレン
とマレイン酸変性ポリエチレンなどが挙げられる。
泡性熱可塑性樹脂組成物3、または複合シート10の発
泡性熱可塑性樹脂組成物層10bの熱可塑性樹脂として
は、繊維強化熱可塑性樹脂シート1あるいは繊維強化熱
可塑性樹脂層10aに用いられる熱可塑性樹脂と同様の
ものを使用することができるが、繊維強化熱可塑性樹脂
シートないしは同層に用いられる樹脂に対して熱融着可
能な樹脂を用いることが望ましい。具体的には、同じ種
類の熱可塑性樹脂(同じモノマーより重合された熱可塑
性樹脂)どうしを用いることが好ましい。異なる種類の
熱可塑性樹脂を使用する場合の組み合わせとしては、例
えば、ポリエチレンとポリプロピレン、ポリエチレンと
酢酸ビニル−エチレン共重合体、ポリエチレンと塩素化
ポリエチレン、ポリスチレンとアクリロニトリル−ブタ
ジエン−スチレン共重合体、ポリスチレンとアクリロニ
トリル−スチレン共重合体、ポリ塩化ビニルと塩素化ポ
リ塩化ビニル、ポリ塩化ビニルとエチレン−塩化ビニル
共重合体、ポリ塩化ビニルと酢酸ビニル−塩化ビニル共
重合体、ポリ塩化ビニルとウレタン−塩化ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニルとポリメチルメタクリレート、ポリ
塩化ビニルとアクリロニトリル−ブタジエン−スチレン
共重合体、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレン
テレフタレート、アクリロニトリル−ブタジエン−スチ
レン共重合体とアクリロニトリル−スチレン共重合体な
どが挙げられる。また、熱可塑性樹脂と変性した同じ種
類の熱可塑性樹脂の組み合わせも使用できる。この例と
しては、ポリエチレンとシラン変性ポリエチレン、ポリ
スチレンとアクリル酸変性ポリスチレン、ポリエチレン
とマレイン酸変性ポリエチレンなどが挙げられる。
【0040】発泡性熱可塑性樹脂組成物3または発泡性
熱可塑性樹脂層10bに用いられる発泡剤としては、中
空状体内に発泡させながら供給する場合では、熱により
化学分解してガスを生成する分解型発泡剤と、揮発性液
体のガス化を利用する揮発型発泡剤を使用することがで
きる。また、熱可塑性樹脂を溶融温度以上で混練しなが
ら二酸化炭素や窒素などのガスを圧入し、熱可塑性樹脂
内に分散させ、圧を開放して発泡させてもよい。一方、
中空状体内に供給した後に発泡させる場合、分解型発泡
剤と、熱可塑性樹脂に揮発性液体や二酸化炭素、窒素な
どを溶け込ませ、分散させた、いわゆる発泡ビーズを使
用することができる。
熱可塑性樹脂層10bに用いられる発泡剤としては、中
空状体内に発泡させながら供給する場合では、熱により
化学分解してガスを生成する分解型発泡剤と、揮発性液
体のガス化を利用する揮発型発泡剤を使用することがで
きる。また、熱可塑性樹脂を溶融温度以上で混練しなが
ら二酸化炭素や窒素などのガスを圧入し、熱可塑性樹脂
内に分散させ、圧を開放して発泡させてもよい。一方、
中空状体内に供給した後に発泡させる場合、分解型発泡
剤と、熱可塑性樹脂に揮発性液体や二酸化炭素、窒素な
どを溶け込ませ、分散させた、いわゆる発泡ビーズを使
用することができる。
【0041】分解型発泡剤としては、アゾジカルボンア
ミド、アゾビスイソブチロニトリル、N,N′−ジニト
ロソペンタメチレンテトラミン、pp′−オキシビスベ
ンゼンスルホニルヒドラジド、アゾジカルボン酸バリウ
ム、トリヒドラジノトリアジン、p−トルエンスルホニ
ルヒドラジド、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウムな
どが挙げられる。
ミド、アゾビスイソブチロニトリル、N,N′−ジニト
ロソペンタメチレンテトラミン、pp′−オキシビスベ
ンゼンスルホニルヒドラジド、アゾジカルボン酸バリウ
ム、トリヒドラジノトリアジン、p−トルエンスルホニ
ルヒドラジド、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウムな
どが挙げられる。
【0042】揮発型発泡剤としては、プロパン、ブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水
素、塩化メチル、二塩化メチレンなどの炭素化脂肪族炭
化水素、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、2,
2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン、1,
1,1,2−テトラフルオロエタンなどのフロンガス等
を挙げることができる。
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水
素、塩化メチル、二塩化メチレンなどの炭素化脂肪族炭
化水素、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタン、2,
2−ジクロロ−1,1,1−トリフルオロエタン、1,
1,1,2−テトラフルオロエタンなどのフロンガス等
を挙げることができる。
【0043】発泡剤の配合量は、発泡剤の種類によって
発生するガス量が異なるので適宜調整しなければならな
いが、熱可塑性樹脂100重量部に対して0.5〜15
重量部の範囲で配合するのが好ましい。発泡剤の配合量
が少なすぎると発泡した成形体は得られず、また、発泡
剤の配合量が多すぎるとセルが破泡して緻密なセルが得
られない。例えばアゾジカルボンアミドを用いて発泡率
10倍の熱可塑性樹脂発泡体を製造する場合、樹脂10
0重量部に対して5〜7.5重量部を混合するのが適当
である。
発生するガス量が異なるので適宜調整しなければならな
いが、熱可塑性樹脂100重量部に対して0.5〜15
重量部の範囲で配合するのが好ましい。発泡剤の配合量
が少なすぎると発泡した成形体は得られず、また、発泡
剤の配合量が多すぎるとセルが破泡して緻密なセルが得
られない。例えばアゾジカルボンアミドを用いて発泡率
10倍の熱可塑性樹脂発泡体を製造する場合、樹脂10
0重量部に対して5〜7.5重量部を混合するのが適当
である。
【0044】発泡性熱可塑性樹脂組成物3ないしは発泡
性熱可塑性樹脂層10bの発泡によって得られる成形品
の内部発泡層(芯材層)の発泡倍率としては、製造品に
要求される強度や比重、使用する熱可塑性樹脂の種類等
に応じて適宜選択されるが、1.2〜20倍の範囲が好
ましく、2〜10倍の範囲が特に好ましい。発泡倍率が
1.2倍以下であると、発泡させることによる軽量化の
効果は小さく、発泡倍率が20倍以上であると、強度が
非常に弱いものとなる。
性熱可塑性樹脂層10bの発泡によって得られる成形品
の内部発泡層(芯材層)の発泡倍率としては、製造品に
要求される強度や比重、使用する熱可塑性樹脂の種類等
に応じて適宜選択されるが、1.2〜20倍の範囲が好
ましく、2〜10倍の範囲が特に好ましい。発泡倍率が
1.2倍以下であると、発泡させることによる軽量化の
効果は小さく、発泡倍率が20倍以上であると、強度が
非常に弱いものとなる。
【0045】さて、本発明において、繊維強化熱可塑性
樹脂シート1または複合シート10を内部からの圧力に
より規制部材に沿わせて賦形の際、加飾面の損傷、つま
り加飾面に傷が着いたり、印刷の塗料が溶融して剥離し
たり、あるいは所望の柄が得られなかったりすることを
避けることを目的として、加飾面にあらかじめ積層して
おくフィルム4の材質としては、中空状体の賦形に追従
して賦形可能なものであればよく、具体的には、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリフェニ
レンサルファイド、塩素化ポリ塩化ビニルなどが挙げら
れる。フィルムの厚みは、5〜100μmが好ましく、
10〜60μmが特に好ましい範囲である。5μmより
薄いと強度が弱く、100μmより厚いと繊維強化熱可
塑性樹脂シートないしは複合シートに追従させて賦形す
ることが困難となる。
樹脂シート1または複合シート10を内部からの圧力に
より規制部材に沿わせて賦形の際、加飾面の損傷、つま
り加飾面に傷が着いたり、印刷の塗料が溶融して剥離し
たり、あるいは所望の柄が得られなかったりすることを
避けることを目的として、加飾面にあらかじめ積層して
おくフィルム4の材質としては、中空状体の賦形に追従
して賦形可能なものであればよく、具体的には、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレ
ン、ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリフェニ
レンサルファイド、塩素化ポリ塩化ビニルなどが挙げら
れる。フィルムの厚みは、5〜100μmが好ましく、
10〜60μmが特に好ましい範囲である。5μmより
薄いと強度が弱く、100μmより厚いと繊維強化熱可
塑性樹脂シートないしは複合シートに追従させて賦形す
ることが困難となる。
【0046】この加飾面に積層したフィルム4は、繊維
強化熱可塑性樹脂発泡体の製造後、製品の表面から剥が
してもよいし、そのまま使用してもよいが、製造後、剥
がして使用する場合、その剥離を容易とするために、フ
ィルム4と加飾面との間に剥離層を設けておくことが好
ましい。
強化熱可塑性樹脂発泡体の製造後、製品の表面から剥が
してもよいし、そのまま使用してもよいが、製造後、剥
がして使用する場合、その剥離を容易とするために、フ
ィルム4と加飾面との間に剥離層を設けておくことが好
ましい。
【0047】剥離層は、加飾面の保護を目的とするフィ
ルム4を、加飾面から、その加飾を損なうことなく剥離
するための層であり、接着性の弱い樹脂で構成される。
具体的には、凝集力が弱く、低分子量で極性基の少ない
アクリル系樹脂を使用することができ、原料となるメタ
クリレート系モノマーと他のモノマーとの重量比や必要
に応じて配合される滑剤の量などで剥離性を調整する。
具体的には、ポリメチルメタクリレートを、エチルアク
リレート、ブチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレートなどで変性した樹脂を用いることができる。
ルム4を、加飾面から、その加飾を損なうことなく剥離
するための層であり、接着性の弱い樹脂で構成される。
具体的には、凝集力が弱く、低分子量で極性基の少ない
アクリル系樹脂を使用することができ、原料となるメタ
クリレート系モノマーと他のモノマーとの重量比や必要
に応じて配合される滑剤の量などで剥離性を調整する。
具体的には、ポリメチルメタクリレートを、エチルアク
リレート、ブチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタ
クリレートなどで変性した樹脂を用いることができる。
【0048】以上のような保護用のフィルム4を加飾面
に積層した繊維強化熱可塑性樹脂シートを得る方法とし
ては、インク層、剥離層、フィルムが積層されてなる熱
転写フィルムを用いると効率的である。すなわち、熱転
写フィルムを繊維強化熱可塑性樹脂シートに重ね、熱と
圧力を適宜に加えることによってインク層を繊維強化熱
可塑性樹脂シート表面に接着させ、これによって繊維強
化熱可塑性樹脂シートの表面に加飾を行うとともに、そ
のフィルムを剥がすことなく、繊維強化熱可塑性樹脂シ
ートに積層したままで、中空状体への賦形以下、続く工
程で使用すればよい。
に積層した繊維強化熱可塑性樹脂シートを得る方法とし
ては、インク層、剥離層、フィルムが積層されてなる熱
転写フィルムを用いると効率的である。すなわち、熱転
写フィルムを繊維強化熱可塑性樹脂シートに重ね、熱と
圧力を適宜に加えることによってインク層を繊維強化熱
可塑性樹脂シート表面に接着させ、これによって繊維強
化熱可塑性樹脂シートの表面に加飾を行うとともに、そ
のフィルムを剥がすことなく、繊維強化熱可塑性樹脂シ
ートに積層したままで、中空状体への賦形以下、続く工
程で使用すればよい。
【0049】ここで、以上のような熱転写フィルムのイ
ンク層には、通常に用いられるものを使用することがで
き、例えばアクリル樹脂や、アクリル樹脂と酢酸ビニル
−塩化ビニル共重合体のブレンド樹脂、メタリック顔料
などを用いることができる。このインク層には、繊維強
化熱可塑性樹脂シートとの接着性を強くするため、アク
リル−酢酸ビニル共重合体や低分子量アクリル樹脂など
の接着層を設けてもよい。また、熱硬化性樹脂や、紫外
線硬化性樹脂からなるインク層や、インク層を保護する
ハードコート層を設けてもよい。
ンク層には、通常に用いられるものを使用することがで
き、例えばアクリル樹脂や、アクリル樹脂と酢酸ビニル
−塩化ビニル共重合体のブレンド樹脂、メタリック顔料
などを用いることができる。このインク層には、繊維強
化熱可塑性樹脂シートとの接着性を強くするため、アク
リル−酢酸ビニル共重合体や低分子量アクリル樹脂など
の接着層を設けてもよい。また、熱硬化性樹脂や、紫外
線硬化性樹脂からなるインク層や、インク層を保護する
ハードコート層を設けてもよい。
【0050】一方、繊維強化熱可塑性樹脂シート1の加
飾面1aまたは複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂
層10aの表面に積層される、凹凸を有するフィルム5
を得る方法としては、フィルム形成時に無機フィラーや
ガラスビーズなどの充填材をフィルム原料に添加する方
法や、フィルム表面にグラビア印刷によってフィルムの
凸となる部分に熱硬化性ウレタン樹脂やメラミン樹脂を
塗工する方法や、表面を荒く研磨したり、エッチングす
るといった物理的に表面を凹凸化するような方法を採用
することができる。
飾面1aまたは複合シート10の繊維強化熱可塑性樹脂
層10aの表面に積層される、凹凸を有するフィルム5
を得る方法としては、フィルム形成時に無機フィラーや
ガラスビーズなどの充填材をフィルム原料に添加する方
法や、フィルム表面にグラビア印刷によってフィルムの
凸となる部分に熱硬化性ウレタン樹脂やメラミン樹脂を
塗工する方法や、表面を荒く研磨したり、エッチングす
るといった物理的に表面を凹凸化するような方法を採用
することができる。
【0051】
【作用】本発明は、表面に加飾が施された繊維強化熱可
塑性樹脂シートまたは複合シートを用い、これを中空状
体に賦形して、その内部における発泡性熱可塑性樹脂組
成物の発泡圧により、中空状体外面を規制部材に沿わせ
て所望形状に賦形することを特徴とするものであり、成
形体の表皮層となる繊維強化熱可塑性樹脂シートまたは
繊維強化熱可塑性樹脂層には賦形の前に既に加飾が施さ
れているため、複雑な断面形状を持ち、しかも表面加飾
が施された成形体を容易に製造することが可能である。
すなわち、加飾はシートの状態において施すため、その
加飾工程は容易となり、かつ、このような加飾済のシー
トを用いて以後の賦形工程が行われるため、成形体に微
細に入り組んだ部分や表面積の小さい突起部などがあっ
ても、これらの表面にも漏れなく加飾が施されることに
なる。
塑性樹脂シートまたは複合シートを用い、これを中空状
体に賦形して、その内部における発泡性熱可塑性樹脂組
成物の発泡圧により、中空状体外面を規制部材に沿わせ
て所望形状に賦形することを特徴とするものであり、成
形体の表皮層となる繊維強化熱可塑性樹脂シートまたは
繊維強化熱可塑性樹脂層には賦形の前に既に加飾が施さ
れているため、複雑な断面形状を持ち、しかも表面加飾
が施された成形体を容易に製造することが可能である。
すなわち、加飾はシートの状態において施すため、その
加飾工程は容易となり、かつ、このような加飾済のシー
トを用いて以後の賦形工程が行われるため、成形体に微
細に入り組んだ部分や表面積の小さい突起部などがあっ
ても、これらの表面にも漏れなく加飾が施されることに
なる。
【0052】また、繊維強化熱可塑性樹脂シートまたは
複合シートの加飾面に、加飾面保護用のフィルムを積層
しておけば、賦形用の規制部材との接触による加飾面の
損傷が抑制される。
複合シートの加飾面に、加飾面保護用のフィルムを積層
しておけば、賦形用の規制部材との接触による加飾面の
損傷が抑制される。
【0053】更に、凹凸を有するフィルムを繊維強化熱
可塑性樹脂シートまたは複合シートに積層した状態で、
そのフィルムを外側にした中空状体を経て、内部の発泡
性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧により中空状体外面を規
制部材に沿わせて賦形並びに凹凸の転写を行う場合、上
記の加飾面の保護作用と併せて、賦形と同時に表面に凹
凸の加飾が追加される。
可塑性樹脂シートまたは複合シートに積層した状態で、
そのフィルムを外側にした中空状体を経て、内部の発泡
性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧により中空状体外面を規
制部材に沿わせて賦形並びに凹凸の転写を行う場合、上
記の加飾面の保護作用と併せて、賦形と同時に表面に凹
凸の加飾が追加される。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、あらかじめ表面を加飾
した繊維強化熱可塑性樹脂シートまたは複合シートを中
空状体に賦形し、その内側における発泡性熱可塑性樹脂
組成物発泡圧により、中空状体並びにその内部の発泡性
熱可塑性樹脂を賦形するから、製品の断面形状に賦形さ
れた後にその表面に加飾を施す場合に比して、加飾の工
程を大幅に簡素化することができるばかりでなく、複雑
な断面形状の製品であっても、容易にその表面全面に漏
れなく加飾を施すこが可能であり、しかも加飾不良の生
じる恐れもない。
した繊維強化熱可塑性樹脂シートまたは複合シートを中
空状体に賦形し、その内側における発泡性熱可塑性樹脂
組成物発泡圧により、中空状体並びにその内部の発泡性
熱可塑性樹脂を賦形するから、製品の断面形状に賦形さ
れた後にその表面に加飾を施す場合に比して、加飾の工
程を大幅に簡素化することができるばかりでなく、複雑
な断面形状の製品であっても、容易にその表面全面に漏
れなく加飾を施すこが可能であり、しかも加飾不良の生
じる恐れもない。
【0055】また、シートの加飾面にあらかじめフィル
ムを積層しておくことで、賦形時において加飾面が損傷
する恐れがなく、また、そのフィルムを凹凸を有するも
のとしておけば、上記した各効果に加えて、芯材層とな
る発泡性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧により、賦形と同
時にその表面にエンボスなどの加飾を行うことができ、
効率的な加飾が行えるという利点もある。
ムを積層しておくことで、賦形時において加飾面が損傷
する恐れがなく、また、そのフィルムを凹凸を有するも
のとしておけば、上記した各効果に加えて、芯材層とな
る発泡性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧により、賦形と同
時にその表面にエンボスなどの加飾を行うことができ、
効率的な加飾が行えるという利点もある。
【0056】
【実施例】以下、本発明各方法を用いて、実際に繊維強
化熱可塑性樹脂発泡体を製造した例について、以下、比
較例とともに述べる。 <実施例1> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
g/km、繊維径23μm)4本を引き揃えて、下記の
〔表1〕に示す配合のポリ塩化ビニル樹脂の粉体がエア
により流動している槽内に引き込み、ガラス繊維束をフ
ィラメント単位に解しつつ、ポリ塩化ビニル樹脂粉を付
着させた。このポリ塩化ビニル樹脂が付着したガラス繊
維を平面状に引き揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡
績製ガラスクロス、96g/m2 )を重ねて、220°
Cに加熱されたピンチロールで10kg/cm2 にて加
圧しながら加熱し、ポリ塩化ビニル樹脂を溶融させてガ
ラス繊維間に侵入させた。次いで冷却ピンチロールで冷
却し、幅100mmにトリミングして、厚み0.4mm
のガラス繊維強化ポリ塩化ビニル樹脂シート(以下、こ
のシートを繊維強化熱可塑性樹脂シート11と称する)
を得た。
化熱可塑性樹脂発泡体を製造した例について、以下、比
較例とともに述べる。 <実施例1> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
g/km、繊維径23μm)4本を引き揃えて、下記の
〔表1〕に示す配合のポリ塩化ビニル樹脂の粉体がエア
により流動している槽内に引き込み、ガラス繊維束をフ
ィラメント単位に解しつつ、ポリ塩化ビニル樹脂粉を付
着させた。このポリ塩化ビニル樹脂が付着したガラス繊
維を平面状に引き揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡
績製ガラスクロス、96g/m2 )を重ねて、220°
Cに加熱されたピンチロールで10kg/cm2 にて加
圧しながら加熱し、ポリ塩化ビニル樹脂を溶融させてガ
ラス繊維間に侵入させた。次いで冷却ピンチロールで冷
却し、幅100mmにトリミングして、厚み0.4mm
のガラス繊維強化ポリ塩化ビニル樹脂シート(以下、こ
のシートを繊維強化熱可塑性樹脂シート11と称する)
を得た。
【0057】
【表1】
【0058】以上の繊維強化熱可塑性樹脂シート11の
片面に、グラビア印刷によってブラウン色を全面塗装
し、更に木目調の黒線を印刷して、図2(A)に断面図
を示すように、片面に加飾面1aを有する繊維強化熱可
塑性樹脂シート1(以下、このシートを繊維強化熱可塑
性樹脂シート1Aと称する)を得た。
片面に、グラビア印刷によってブラウン色を全面塗装
し、更に木目調の黒線を印刷して、図2(A)に断面図
を示すように、片面に加飾面1aを有する繊維強化熱可
塑性樹脂シート1(以下、このシートを繊維強化熱可塑
性樹脂シート1Aと称する)を得た。
【0059】発泡性熱可塑性樹脂組成物3 ポリ塩化ビニルを主成分とする下記の〔表2〕に示す配
合のものを用いた。配合に際しては、スーパミキサを用
いて樹脂温度が100°Cになるまで行った。
合のものを用いた。配合に際しては、スーパミキサを用
いて樹脂温度が100°Cになるまで行った。
【0060】
【表2】
【0061】金型および製造装置 図1に模式的断面図を示すように、シート繰り出し機1
01、押出機102、押出金型103、賦形金型10
4、冷却金型105および製品引き取り機106を主体
として構成される。
01、押出機102、押出金型103、賦形金型10
4、冷却金型105および製品引き取り機106を主体
として構成される。
【0062】シート繰り出し機101には、前記した繊
維強化熱可塑性樹脂シート1Aを巻回し、図中右方向へ
と繰り出し供給可能とした。なお、図1において左側を
上流側、右側を下流側と称する。
維強化熱可塑性樹脂シート1Aを巻回し、図中右方向へ
と繰り出し供給可能とした。なお、図1において左側を
上流側、右側を下流側と称する。
【0063】押出金型103は、外金型103aとコア
金型103bとからなり、これらの間に繊維強化熱可塑
性樹脂シート1Aを通過させる空隙を設けた。この空隙
は、金型103の上流側端面において逆U字形に開口
し、下流側に向かうほど次第に円筒状に変化しており、
この空隙内に繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aを導いて
通過させることにより、繊維強化熱可塑性樹脂シート1
Aを徐々に円筒状に賦形され、やがてその両側縁部どう
しが突き合わされて、直径31.8mmの断面真円の中
空状体2となるような構造を有している。
金型103bとからなり、これらの間に繊維強化熱可塑
性樹脂シート1Aを通過させる空隙を設けた。この空隙
は、金型103の上流側端面において逆U字形に開口
し、下流側に向かうほど次第に円筒状に変化しており、
この空隙内に繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aを導いて
通過させることにより、繊維強化熱可塑性樹脂シート1
Aを徐々に円筒状に賦形され、やがてその両側縁部どう
しが突き合わされて、直径31.8mmの断面真円の中
空状体2となるような構造を有している。
【0064】また、押出金型103のコア金型103b
は、繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aが完全に中空状体
2に賦形される途上の開口部分を通ってその上流側端部
が下方に屈曲し、その屈曲下端において押出機102に
連結されている。このコア金型103bには、押出機1
02と連通し、かつ、下流側端面において中空状体2内
に開口する直径5mmの樹脂流路103cが形成されて
おり、この樹脂流路103cを介して押出機102から
供給される、前記で示した発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を賦形が完了した中空状体2内に押出せるようになっ
ている。
は、繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aが完全に中空状体
2に賦形される途上の開口部分を通ってその上流側端部
が下方に屈曲し、その屈曲下端において押出機102に
連結されている。このコア金型103bには、押出機1
02と連通し、かつ、下流側端面において中空状体2内
に開口する直径5mmの樹脂流路103cが形成されて
おり、この樹脂流路103cを介して押出機102から
供給される、前記で示した発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を賦形が完了した中空状体2内に押出せるようになっ
ている。
【0065】賦形金型104は、その内面の断面形状
は、上流側端面部において直径31.8mmの真円形で
あり、下流側端面部においては図2(E)に示す最終の
製品断面と同じ断面形状・寸法であって、その両端間に
おいて徐々に変化している。
は、上流側端面部において直径31.8mmの真円形で
あり、下流側端面部においては図2(E)に示す最終の
製品断面と同じ断面形状・寸法であって、その両端間に
おいて徐々に変化している。
【0066】冷却金型105はの断面形状は、賦形金型
104の下流側端面部における断面形状と全く同じであ
る。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 押出金型103を170°Cに温度調節した状態で、そ
の上流側端面の開口部から、繊維強化熱可塑性樹脂シー
ト1Aを図2(B)に示すように加飾面1aが外側にく
るように断面逆U字形にして挿入して通過させ、この金
型103内で連続的に同図(C)に示すように中空状体
2に賦形するとともに、その中空状体2の内部に、樹脂
流路103cを介して前記した発泡性熱可塑性樹脂組成
物3を発泡させながら押出した。この状態を図2(D)
に示す。発泡性熱可塑性樹脂組成物3の押出し後、16
0°Cに加熱した賦形金型104内に導入し、発泡性熱
可塑性樹脂組成物3の発泡圧により中空状体2の外面を
賦形金型104の内面に押しあてることにより、賦形金
型104の内面断面形状に等しい断面形状に賦形した
後、冷却金型105で冷却し、図2(E)に示すよう
に、熱可塑性樹脂発泡体からなる芯材層Pの周囲を繊維
強化熱可塑性樹脂からなる表皮層Sで覆い、かつ、その
表皮層Sの外周面が加飾面1aとなった、断面異形形状
の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
104の下流側端面部における断面形状と全く同じであ
る。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 押出金型103を170°Cに温度調節した状態で、そ
の上流側端面の開口部から、繊維強化熱可塑性樹脂シー
ト1Aを図2(B)に示すように加飾面1aが外側にく
るように断面逆U字形にして挿入して通過させ、この金
型103内で連続的に同図(C)に示すように中空状体
2に賦形するとともに、その中空状体2の内部に、樹脂
流路103cを介して前記した発泡性熱可塑性樹脂組成
物3を発泡させながら押出した。この状態を図2(D)
に示す。発泡性熱可塑性樹脂組成物3の押出し後、16
0°Cに加熱した賦形金型104内に導入し、発泡性熱
可塑性樹脂組成物3の発泡圧により中空状体2の外面を
賦形金型104の内面に押しあてることにより、賦形金
型104の内面断面形状に等しい断面形状に賦形した
後、冷却金型105で冷却し、図2(E)に示すよう
に、熱可塑性樹脂発泡体からなる芯材層Pの周囲を繊維
強化熱可塑性樹脂からなる表皮層Sで覆い、かつ、その
表皮層Sの外周面が加飾面1aとなった、断面異形形状
の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
【0067】この繊維強化熱可塑性樹脂発泡体は、図2
(E)に示すa〜hの全面に、当初の繊維強化熱可塑性
樹脂シート1Aに施した印刷加飾が損なわれることなく
存在していることが確認された。 <実施例2> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造、発泡性熱可
塑性樹脂組成物3、並びに金型および製造装置につい
ては、実施例1と同じとした。
(E)に示すa〜hの全面に、当初の繊維強化熱可塑性
樹脂シート1Aに施した印刷加飾が損なわれることなく
存在していることが確認された。 <実施例2> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造、発泡性熱可
塑性樹脂組成物3、並びに金型および製造装置につい
ては、実施例1と同じとした。
【0068】繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 実施例1と同様に、170°Cに加熱した押出金型10
3に、繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aを加飾面1aが
外側にくるように断面逆U字形にして導入して中空状体
2に賦形した後、その中空状体2内に、樹脂流路103
cを介して発泡性熱可塑性樹脂組成物3を発泡させない
で押出した。その後、220°Cに加熱した賦形金型1
04に導入して発泡性熱可塑性樹脂組成物3を発泡さ
せ、その発泡圧により中空状体2の外面を賦形金型10
4並びに冷却金型105の内面に押しあて、賦形と冷却
を行って、図2(E)に示したものと全く同じ形状・構
造を持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
3に、繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aを加飾面1aが
外側にくるように断面逆U字形にして導入して中空状体
2に賦形した後、その中空状体2内に、樹脂流路103
cを介して発泡性熱可塑性樹脂組成物3を発泡させない
で押出した。その後、220°Cに加熱した賦形金型1
04に導入して発泡性熱可塑性樹脂組成物3を発泡さ
せ、その発泡圧により中空状体2の外面を賦形金型10
4並びに冷却金型105の内面に押しあて、賦形と冷却
を行って、図2(E)に示したものと全く同じ形状・構
造を持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
【0069】この繊維強化熱可塑性樹脂発泡体は、実施
例1と同様にa〜hの全面に、加飾印刷が施されている
ことが確認された。 <実施例3> 複合シート10の製造 〔表2〕に示したポリ塩化ビニルを主成分とする発泡性
熱可塑性樹脂組成物3を、押出機から165°Cに温度
調節されたシート形状金型を通して発泡させないで押出
しながら、前記した実施例1のにおいて製造した繊維
強化熱可塑性樹脂シート1Aの加飾面1aと反対側の面
に積層することにより、図3(A)に断面図を示すよう
に、表面に加飾面1aを持つ繊維強化熱可塑性樹脂層1
0aと、発泡性熱可塑性樹脂組成物層10bとからなる
複合シート10(以下、このシートを複合シート10A
と称する)を得た。
例1と同様にa〜hの全面に、加飾印刷が施されている
ことが確認された。 <実施例3> 複合シート10の製造 〔表2〕に示したポリ塩化ビニルを主成分とする発泡性
熱可塑性樹脂組成物3を、押出機から165°Cに温度
調節されたシート形状金型を通して発泡させないで押出
しながら、前記した実施例1のにおいて製造した繊維
強化熱可塑性樹脂シート1Aの加飾面1aと反対側の面
に積層することにより、図3(A)に断面図を示すよう
に、表面に加飾面1aを持つ繊維強化熱可塑性樹脂層1
0aと、発泡性熱可塑性樹脂組成物層10bとからなる
複合シート10(以下、このシートを複合シート10A
と称する)を得た。
【0070】金型および製造装置 実施例1ので示したものと同じものを用いた。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、図3
(B)のように加飾面1aが外側面にくるように複合シ
ート10Aを逆U字形に曲げて導入し、同図(C)に示
すような中空状体20に賦形した後、220°Cに加熱
した賦形金型104に導いて発泡性熱可塑性樹脂層10
bの樹脂を発泡させ、その発泡圧により中空状体20の
外面を賦形金型104並びに冷却金型105の内面に押
しあて、賦形の後に冷却して、図2(E)に示したもの
と同様の構造・形状を持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体
を得た。
(B)のように加飾面1aが外側面にくるように複合シ
ート10Aを逆U字形に曲げて導入し、同図(C)に示
すような中空状体20に賦形した後、220°Cに加熱
した賦形金型104に導いて発泡性熱可塑性樹脂層10
bの樹脂を発泡させ、その発泡圧により中空状体20の
外面を賦形金型104並びに冷却金型105の内面に押
しあて、賦形の後に冷却して、図2(E)に示したもの
と同様の構造・形状を持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体
を得た。
【0071】この繊維強化熱可塑性樹脂発泡体は、実施
例1,2と同様にa〜hの全面に、加飾印刷が施されて
いることが確認された。 <実施例4> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
kg/km、繊維径23μm)20本を引き揃えて、前
記した〔表1〕に示す配合のポリ塩化ビニルを主成分と
する粉体樹脂が流動している槽内に引き込み、ガラス繊
維束をフィラメント単位に解しつつ、その粉体樹脂を付
着させた。この樹脂粉が付着したガラス繊維を平面状に
引き揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡績製ガラスク
ロス、96g/m2 )を重ねて220°Cに加熱したピ
ンチロールで10kg/cm2 で加圧しながら加熱し、
ポリ塩化ビニル樹脂を溶融させてガラス繊維間に侵入さ
せた。次いでガラスクロスを積層していない側の面に、
軟質塩化ビニルシート(安藤産業製ワイピング加工シー
ト木目、厚み0.2mm、幅110mm)を重ね、冷却
ピンチロールに導入し、冷却しつつ軟質塩化ビニルシー
トを熱融着・積層して片面加飾を施した後、トリミング
して厚み0.6mm、幅100mmの繊維強化熱可塑性
樹脂シート1(以下、このシートを繊維強化熱可塑性樹
脂シート1Bと称する)を得た。
例1,2と同様にa〜hの全面に、加飾印刷が施されて
いることが確認された。 <実施例4> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
kg/km、繊維径23μm)20本を引き揃えて、前
記した〔表1〕に示す配合のポリ塩化ビニルを主成分と
する粉体樹脂が流動している槽内に引き込み、ガラス繊
維束をフィラメント単位に解しつつ、その粉体樹脂を付
着させた。この樹脂粉が付着したガラス繊維を平面状に
引き揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡績製ガラスク
ロス、96g/m2 )を重ねて220°Cに加熱したピ
ンチロールで10kg/cm2 で加圧しながら加熱し、
ポリ塩化ビニル樹脂を溶融させてガラス繊維間に侵入さ
せた。次いでガラスクロスを積層していない側の面に、
軟質塩化ビニルシート(安藤産業製ワイピング加工シー
ト木目、厚み0.2mm、幅110mm)を重ね、冷却
ピンチロールに導入し、冷却しつつ軟質塩化ビニルシー
トを熱融着・積層して片面加飾を施した後、トリミング
して厚み0.6mm、幅100mmの繊維強化熱可塑性
樹脂シート1(以下、このシートを繊維強化熱可塑性樹
脂シート1Bと称する)を得た。
【0072】発泡性熱可塑性樹脂組成物3、並びに
金型および製造装置については実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 実施例1における繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aに代
えて、上述の繊維強化熱可塑性樹脂シート1Bを用いる
ほかは、実施例1と同じとして、図2(E)に示したも
のと同じ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
金型および製造装置については実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 実施例1における繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aに代
えて、上述の繊維強化熱可塑性樹脂シート1Bを用いる
ほかは、実施例1と同じとして、図2(E)に示したも
のと同じ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
【0073】得られた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体は、
図2(E)のa〜hの全面に、軟質塩化ビニルシートに
よる加飾が損なわれることなく存在していた。 <実施例5> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
g/km、繊維径23μm)20本を引き揃えて、〔表
1〕に示したポリ塩化ビニルを主成分とする樹脂粉体が
エアにより流動している槽内に引き込み、ガラス繊維束
をフラメント単位に解しつつ、その樹脂粉体を付着させ
た。この樹脂粉体が付着したガラス繊維を平面状に引き
揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡績製ガラスクロ
ス、96g/m2 )を重ねて220°Cに加熱したピン
チロールで10kg/cm2 で加圧しながら加熱し、ポ
リ塩化ビニル樹脂を溶融させてガラス繊維間に侵入させ
た。次いでガラスクロスを積層していない側の面に、熱
転写フィルム(厚み25μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムに変性アクリル樹脂剥離層、アクリル樹脂
100重量部に酢酸ビニル樹脂を50重量部添加したカ
ラーインク層を順次積層したもの)を重ね、冷却ピンチ
ロールに導入し、冷却しつつ熱転写フィルムを積層した
後にトリミングし、厚み0.43mm、幅100mm
の、図4に模式的断面図を示すように、片面の最表層に
熱転写フィルムのポリエチレンテレフタレートフィルム
4が積層された繊維強化熱可塑性樹脂シート1(以下、
このシートを繊維強化熱可塑性樹脂シート1Cと称す
る)を得た。なお、熱転写フィルムは、あらかじめ製造
したポリエチレンテレフタレートフィルム4にグラビア
印刷機を用いて、剥離層、カラーインク層を積層するこ
とによって得た。
図2(E)のa〜hの全面に、軟質塩化ビニルシートに
よる加飾が損なわれることなく存在していた。 <実施例5> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
g/km、繊維径23μm)20本を引き揃えて、〔表
1〕に示したポリ塩化ビニルを主成分とする樹脂粉体が
エアにより流動している槽内に引き込み、ガラス繊維束
をフラメント単位に解しつつ、その樹脂粉体を付着させ
た。この樹脂粉体が付着したガラス繊維を平面状に引き
揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡績製ガラスクロ
ス、96g/m2 )を重ねて220°Cに加熱したピン
チロールで10kg/cm2 で加圧しながら加熱し、ポ
リ塩化ビニル樹脂を溶融させてガラス繊維間に侵入させ
た。次いでガラスクロスを積層していない側の面に、熱
転写フィルム(厚み25μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムに変性アクリル樹脂剥離層、アクリル樹脂
100重量部に酢酸ビニル樹脂を50重量部添加したカ
ラーインク層を順次積層したもの)を重ね、冷却ピンチ
ロールに導入し、冷却しつつ熱転写フィルムを積層した
後にトリミングし、厚み0.43mm、幅100mm
の、図4に模式的断面図を示すように、片面の最表層に
熱転写フィルムのポリエチレンテレフタレートフィルム
4が積層された繊維強化熱可塑性樹脂シート1(以下、
このシートを繊維強化熱可塑性樹脂シート1Cと称す
る)を得た。なお、熱転写フィルムは、あらかじめ製造
したポリエチレンテレフタレートフィルム4にグラビア
印刷機を用いて、剥離層、カラーインク層を積層するこ
とによって得た。
【0074】発泡性熱可塑性樹脂組成物3、並びに
金型および製造装置は、実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、上記の繊
維強化熱可塑性樹脂シート1Cをフィルム4が外側とな
るように逆U字形に曲げて挿入し、この金型103内で
中空状体とした後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組成
物3を発泡させながら押出した。押出し後、160°C
に加熱した賦形金型104に導入し、発泡性熱可塑性樹
脂組成物3の発泡圧により中空状体外面、従ってフィル
ム4の外面、を賦形金型104の内面に押しあてて賦形
し、冷却金型105で冷却した後、成形品の表面からフ
ィルム4を剥がすことにより、図2(E)と同じ形状・
構造を持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。得られ
た製品の全面に、熱転写による加飾が施されていること
が確認された。 <実施例6> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1、発泡性熱可塑性樹
脂組成物3、並びに金型および製造装置については実
施例5と同じとした。
金型および製造装置は、実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、上記の繊
維強化熱可塑性樹脂シート1Cをフィルム4が外側とな
るように逆U字形に曲げて挿入し、この金型103内で
中空状体とした後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組成
物3を発泡させながら押出した。押出し後、160°C
に加熱した賦形金型104に導入し、発泡性熱可塑性樹
脂組成物3の発泡圧により中空状体外面、従ってフィル
ム4の外面、を賦形金型104の内面に押しあてて賦形
し、冷却金型105で冷却した後、成形品の表面からフ
ィルム4を剥がすことにより、図2(E)と同じ形状・
構造を持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。得られ
た製品の全面に、熱転写による加飾が施されていること
が確認された。 <実施例6> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1、発泡性熱可塑性樹
脂組成物3、並びに金型および製造装置については実
施例5と同じとした。
【0075】繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、前記した
繊維強化熱可塑性樹脂シート1Cをフィルム4が外側と
なるように逆U字形に曲げて挿入し、この金型103内
で中空状体とした後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組
成物3を発泡させないで押出した。この組成物3を押し
出した後、220°Cに加熱した賦形金型104に導入
して発泡性熱可塑性樹脂組成物3を発泡させ、その発泡
圧により中空状体のフィルム4の積層面を賦形金型10
4並びに冷却金型105の内面に押しあて、賦形と冷却
を行った後、成形品の表面からフィルム4を剥がすこと
により、図2(E)の形状・構造を持つ繊維強化熱可塑
性樹脂発泡体を得た。得られた製品の全面に、実施例5
と同様に熱転写による加飾が施されていることが確認さ
れた。 <実施例7> 複合シート10の製造 実施例5ので得た繊維強化熱可塑性樹脂シート1Cの
転写フィルムの積層面と反対側の面に、〔表2〕に示し
た配合の発泡性熱可塑性樹脂組成物を、押出機から16
5°Cに温度調節されたシート形状金型を通して発泡さ
せないで押出し、図5に模式的断面図を示すように、表
面にポリエチレンテレフタレートフィルム4が積層され
た繊維強化熱可塑性樹脂樹脂層10a′および発泡性熱
可塑性樹脂組成物層10bからなる複合シート10(以
下、このシートを複合シート10Bと称する)を得た。
繊維強化熱可塑性樹脂シート1Cをフィルム4が外側と
なるように逆U字形に曲げて挿入し、この金型103内
で中空状体とした後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組
成物3を発泡させないで押出した。この組成物3を押し
出した後、220°Cに加熱した賦形金型104に導入
して発泡性熱可塑性樹脂組成物3を発泡させ、その発泡
圧により中空状体のフィルム4の積層面を賦形金型10
4並びに冷却金型105の内面に押しあて、賦形と冷却
を行った後、成形品の表面からフィルム4を剥がすこと
により、図2(E)の形状・構造を持つ繊維強化熱可塑
性樹脂発泡体を得た。得られた製品の全面に、実施例5
と同様に熱転写による加飾が施されていることが確認さ
れた。 <実施例7> 複合シート10の製造 実施例5ので得た繊維強化熱可塑性樹脂シート1Cの
転写フィルムの積層面と反対側の面に、〔表2〕に示し
た配合の発泡性熱可塑性樹脂組成物を、押出機から16
5°Cに温度調節されたシート形状金型を通して発泡さ
せないで押出し、図5に模式的断面図を示すように、表
面にポリエチレンテレフタレートフィルム4が積層され
た繊維強化熱可塑性樹脂樹脂層10a′および発泡性熱
可塑性樹脂組成物層10bからなる複合シート10(以
下、このシートを複合シート10Bと称する)を得た。
【0076】金型および製造装置は実施例1と同じと
した。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、複合シー
ト10Bをフィルム4が外側になるように逆U字形に曲
げて挿入し、この金型103内で中空状体とした後、2
20°Cに加熱した賦形金型104に導入して発泡性熱
可塑性樹脂組成物層10bの樹脂を発泡させ、その発泡
圧により中空状体外面(フィルム4)を賦形金型104
並びに冷却金型105に押しあてて、賦形と冷却を行っ
た後、成形品の表面のフィルム4を剥がすことにより、
図2(E)示した形状・構造を持つ繊維強化熱可塑性樹
脂発泡体を得た。得られた製品の全面に、実施例5,6
と同様に熱転写による加飾が施されていることが確認さ
れた。 <実施例8> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
g/km、繊維径23μm)20本を引き揃えて、〔表
1〕に示したポリ塩化ビニルを主成分とする樹脂粉体が
エアにより流動している槽内に引き込み、ガラス繊維束
をフラメント単位に解しつつ、その樹脂粉体を付着させ
た。この樹脂粉体が付着したガラス繊維を平面状に引き
揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡績製ガラスクロ
ス、96g/m2 )を重ねて220°Cに加熱したピン
チロールで10kg/cm2 で加圧しながら加熱し、ポ
リ塩化ビニル樹脂を溶融させてガラス繊維間に侵入させ
た。次いでガラスクロスを積層していない側の面に、熱
転写フィルム(厚み25μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムにポリウレタン樹脂ピッチ層、変性アクリ
ル樹脂剥離層、アクリル樹脂100重量部に酢酸ビニル
樹脂50重量部を添加したカラーインク層を順次積層し
たもの。ポリウレタン樹脂ピッチ層には長さ5mm、幅
0.5mm、高さ0.1mmの凸すじを4000本/m
2 の密度でランダムに配した)を重ね、冷却ピンチロー
ルに導入し、冷却しつつ熱転写フィルムを積層した後に
トリミングし、厚み0.43mm、幅100mmの、図
6に模式的断面図を示すように、片面の最表層に熱転写
フィルムのポリエチレンテレフタレートフィルム並びに
ポリウレタン樹脂ピッチ層からなる凹凸フィルム5が積
層された繊維強化熱可塑性樹脂シート1(以下、このシ
ートを繊維強化熱可塑性樹脂1Dと称する)を得た。な
お、熱転写フィルムは、あらかじめ製造したポリエチレ
ンテレフタレートフィルムに、グラビア印刷機を用いて
ポリウレタン樹脂ピッチ層、剥離層、カラーインク層を
積層することによって得た。
した。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、複合シー
ト10Bをフィルム4が外側になるように逆U字形に曲
げて挿入し、この金型103内で中空状体とした後、2
20°Cに加熱した賦形金型104に導入して発泡性熱
可塑性樹脂組成物層10bの樹脂を発泡させ、その発泡
圧により中空状体外面(フィルム4)を賦形金型104
並びに冷却金型105に押しあてて、賦形と冷却を行っ
た後、成形品の表面のフィルム4を剥がすことにより、
図2(E)示した形状・構造を持つ繊維強化熱可塑性樹
脂発泡体を得た。得られた製品の全面に、実施例5,6
と同様に熱転写による加飾が施されていることが確認さ
れた。 <実施例8> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造 ガラス繊維束(日東紡績製ガラスロービング、4400
g/km、繊維径23μm)20本を引き揃えて、〔表
1〕に示したポリ塩化ビニルを主成分とする樹脂粉体が
エアにより流動している槽内に引き込み、ガラス繊維束
をフラメント単位に解しつつ、その樹脂粉体を付着させ
た。この樹脂粉体が付着したガラス繊維を平面状に引き
揃えた状態で、ガラスクロス(日東紡績製ガラスクロ
ス、96g/m2 )を重ねて220°Cに加熱したピン
チロールで10kg/cm2 で加圧しながら加熱し、ポ
リ塩化ビニル樹脂を溶融させてガラス繊維間に侵入させ
た。次いでガラスクロスを積層していない側の面に、熱
転写フィルム(厚み25μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルムにポリウレタン樹脂ピッチ層、変性アクリ
ル樹脂剥離層、アクリル樹脂100重量部に酢酸ビニル
樹脂50重量部を添加したカラーインク層を順次積層し
たもの。ポリウレタン樹脂ピッチ層には長さ5mm、幅
0.5mm、高さ0.1mmの凸すじを4000本/m
2 の密度でランダムに配した)を重ね、冷却ピンチロー
ルに導入し、冷却しつつ熱転写フィルムを積層した後に
トリミングし、厚み0.43mm、幅100mmの、図
6に模式的断面図を示すように、片面の最表層に熱転写
フィルムのポリエチレンテレフタレートフィルム並びに
ポリウレタン樹脂ピッチ層からなる凹凸フィルム5が積
層された繊維強化熱可塑性樹脂シート1(以下、このシ
ートを繊維強化熱可塑性樹脂1Dと称する)を得た。な
お、熱転写フィルムは、あらかじめ製造したポリエチレ
ンテレフタレートフィルムに、グラビア印刷機を用いて
ポリウレタン樹脂ピッチ層、剥離層、カラーインク層を
積層することによって得た。
【0077】発泡性熱可塑性樹組成物3、並びに金
型および製造装置については、実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、繊維強化
熱可塑性樹脂シート1Dを凹凸フィルム5が外側となる
ように逆U字形に曲げて挿入し、金型103内で中空状
体に賦形した後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を発泡させながら押出した。この押し出し後、160
°Cに加熱した賦形金型104内に導入し、発泡圧によ
り中空状体外面を賦形金型104に押しあてて賦形した
後、冷却金型105で冷却し、冷却後の成形品の表面か
ら凹凸フィルム5を剥がし、図2(E)と同じ形状・構
造の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
型および製造装置については、実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、繊維強化
熱可塑性樹脂シート1Dを凹凸フィルム5が外側となる
ように逆U字形に曲げて挿入し、金型103内で中空状
体に賦形した後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を発泡させながら押出した。この押し出し後、160
°Cに加熱した賦形金型104内に導入し、発泡圧によ
り中空状体外面を賦形金型104に押しあてて賦形した
後、冷却金型105で冷却し、冷却後の成形品の表面か
ら凹凸フィルム5を剥がし、図2(E)と同じ形状・構
造の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
【0078】得られた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体に
は、その全面にわたって、熱転写フィルムのカラーイン
ク層による加飾が施されているとともに、凹凸フィルム
5のポリウレタン樹脂ピッチ層の凹凸が転写され、エン
ボスによる加飾が施されていることが確認された。 <実施例9> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造、発泡性熱可
塑性樹脂組成物3、並びに金型および製造装置は実施
例8と同じとした。
は、その全面にわたって、熱転写フィルムのカラーイン
ク層による加飾が施されているとともに、凹凸フィルム
5のポリウレタン樹脂ピッチ層の凹凸が転写され、エン
ボスによる加飾が施されていることが確認された。 <実施例9> 繊維強化熱可塑性樹脂シート1の製造、発泡性熱可
塑性樹脂組成物3、並びに金型および製造装置は実施
例8と同じとした。
【0079】繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、繊維強化
熱可塑性樹脂シート1Dを凹凸フィルム5が外側になる
ように逆U字形に曲げて挿入し、金型103内で中空状
体に賦形した後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を発泡させないで押出した。その押出し後、220°
Cに加熱した賦形金型104内に導入して発泡性熱可塑
性樹脂組成物3を発泡させ、その発泡圧により中空状体
外面を賦形金型104および冷却金型105の内面に押
しあて、賦形と冷却を行った後、成形品の表面から凹凸
フィルム5を剥がし、図2(E)と同等の形状・構造を
持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
熱可塑性樹脂シート1Dを凹凸フィルム5が外側になる
ように逆U字形に曲げて挿入し、金型103内で中空状
体に賦形した後、その内部に発泡性熱可塑性樹脂組成物
3を発泡させないで押出した。その押出し後、220°
Cに加熱した賦形金型104内に導入して発泡性熱可塑
性樹脂組成物3を発泡させ、その発泡圧により中空状体
外面を賦形金型104および冷却金型105の内面に押
しあて、賦形と冷却を行った後、成形品の表面から凹凸
フィルム5を剥がし、図2(E)と同等の形状・構造を
持つ繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
【0080】得られた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体に
は、実施例8と同様に、その全面にわたって熱転写フィ
ルムのカラーインク層による加飾が施され、かつ、凹凸
フィルム5の凹凸が転写によるエンボス加飾が施されて
いることが確認された。 <実施例10> 複合シート10の製造 実施例8ので製造した繊維強化熱可塑性樹脂シート1
Dの熱転写フィルムの積層面と反対側の面に、〔表2〕
に示した配合の発泡性熱可塑性樹脂組成物を、押出機か
ら165°Cに温度調節されたシート形状金型を通して
発泡させないで押出し、図7に模式的断面図を示すよう
に、表面にポリエチレンテレフタレートフィルムとポリ
ウレタン樹脂ピッチ層とからなる凹凸フィルム5が積層
された繊維強化熱可塑性樹脂樹脂層10a″および発泡
性熱可塑性樹脂組成物層10bからなる複合シート10
(以下、このシートを複合シート10Cと称する)を得
た。
は、実施例8と同様に、その全面にわたって熱転写フィ
ルムのカラーインク層による加飾が施され、かつ、凹凸
フィルム5の凹凸が転写によるエンボス加飾が施されて
いることが確認された。 <実施例10> 複合シート10の製造 実施例8ので製造した繊維強化熱可塑性樹脂シート1
Dの熱転写フィルムの積層面と反対側の面に、〔表2〕
に示した配合の発泡性熱可塑性樹脂組成物を、押出機か
ら165°Cに温度調節されたシート形状金型を通して
発泡させないで押出し、図7に模式的断面図を示すよう
に、表面にポリエチレンテレフタレートフィルムとポリ
ウレタン樹脂ピッチ層とからなる凹凸フィルム5が積層
された繊維強化熱可塑性樹脂樹脂層10a″および発泡
性熱可塑性樹脂組成物層10bからなる複合シート10
(以下、このシートを複合シート10Cと称する)を得
た。
【0081】金型および製造装置は実施例1と同じと
した。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、複合シー
ト10Cを凹凸フィルム5が外側となるように逆U字形
に曲げて挿入し、金型103内で中空状体に賦形した
後、220°Cに加熱した賦形金型104に導入して発
泡性熱可塑性樹脂組成物層10bの樹脂を発泡させ、そ
の発泡圧により、中空状体外面を賦形金型104並びに
冷却金型105の内面に押しあて、賦形と冷却を行った
のち、成形品の表面から凹凸フィルム5を剥がし、図2
(E)と同等の形状・構造を持つ繊維強化熱可塑性樹脂
発泡体を得た。
した。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 170°Cに温度調節した押出金型103に、複合シー
ト10Cを凹凸フィルム5が外側となるように逆U字形
に曲げて挿入し、金型103内で中空状体に賦形した
後、220°Cに加熱した賦形金型104に導入して発
泡性熱可塑性樹脂組成物層10bの樹脂を発泡させ、そ
の発泡圧により、中空状体外面を賦形金型104並びに
冷却金型105の内面に押しあて、賦形と冷却を行った
のち、成形品の表面から凹凸フィルム5を剥がし、図2
(E)と同等の形状・構造を持つ繊維強化熱可塑性樹脂
発泡体を得た。
【0082】この繊維強化熱可塑性樹脂発泡体には、実
施例8,9と同様に、全面にわたって熱転写フィルムの
カラーインク層による加飾が施され、かつ、凹凸フィル
ム5の凹凸が転写によるエンボス加飾が施されているこ
とが確認された。 <比較例1> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造 実施例1における繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aの製
造工程において製造した、印刷による加飾前の繊維強化
熱可塑性樹脂11を用いた。
施例8,9と同様に、全面にわたって熱転写フィルムの
カラーインク層による加飾が施され、かつ、凹凸フィル
ム5の凹凸が転写によるエンボス加飾が施されているこ
とが確認された。 <比較例1> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造 実施例1における繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aの製
造工程において製造した、印刷による加飾前の繊維強化
熱可塑性樹脂11を用いた。
【0083】発泡性熱可塑性樹脂組成物、並びに金
型および製造装置は実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 実施例1における繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aに代
えて、繊維強化熱可塑性樹脂シート11を用いるほか
は、実施例1と同じとし、図2(E)に示したものと同
等の形状・構造の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
型および製造装置は実施例1と同じとした。 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造 実施例1における繊維強化熱可塑性樹脂シート1Aに代
えて、繊維強化熱可塑性樹脂シート11を用いるほか
は、実施例1と同じとし、図2(E)に示したものと同
等の形状・構造の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体を得た。
【0084】成形品の加飾 得られた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の表面に、実施例
1のグラビア印刷で用いたブラウン色塗料を4方向から
スプレーにて噴霧することで、塗装を施した。次に、グ
ラビア印刷にて木目調の黒線を印刷した。印刷後、製品
の表面を観察したところ、図2(E)におけるd,e,
f,g,h面は、幅50mm、直径100mmのウレタ
ンゴムロールによって印刷できたが、a,b,cの各面
はには黒線の印刷ができなかった。 <比較例2> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造、発泡性熱可塑
性樹脂組成物、金型および製造装置、並びに繊維強
化熱可塑性樹脂発泡体の製造は、比較例1と同じとし
た。
1のグラビア印刷で用いたブラウン色塗料を4方向から
スプレーにて噴霧することで、塗装を施した。次に、グ
ラビア印刷にて木目調の黒線を印刷した。印刷後、製品
の表面を観察したところ、図2(E)におけるd,e,
f,g,h面は、幅50mm、直径100mmのウレタ
ンゴムロールによって印刷できたが、a,b,cの各面
はには黒線の印刷ができなかった。 <比較例2> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造、発泡性熱可塑
性樹脂組成物、金型および製造装置、並びに繊維強
化熱可塑性樹脂発泡体の製造は、比較例1と同じとし
た。
【0085】成形品の加飾 実施例4で用いた軟質塩化ビニルシートの裏面に、酢酸
ビニル樹脂接着剤を塗布し、得られた繊維強化熱可塑性
樹脂発泡体の表面に連続的に貼った。直径3mm、幅5
mmのロールを用いて、図2(E)示すa,b,c,
d,e,f,g,h面の順に上記シートを貼っていった
が、軟質塩化ビニルシートと繊維強化熱可塑性樹脂発泡
体の間にボイドが残存したり、しわが生じたりして、良
好な表面加飾状態を得ることができなかった。 <比較例3> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造、発泡性熱可塑
性樹脂組成物、金型および製造装置、並びに繊維強
化熱可塑性樹脂発泡体の製造は、比較例1と同じとし
た。
ビニル樹脂接着剤を塗布し、得られた繊維強化熱可塑性
樹脂発泡体の表面に連続的に貼った。直径3mm、幅5
mmのロールを用いて、図2(E)示すa,b,c,
d,e,f,g,h面の順に上記シートを貼っていった
が、軟質塩化ビニルシートと繊維強化熱可塑性樹脂発泡
体の間にボイドが残存したり、しわが生じたりして、良
好な表面加飾状態を得ることができなかった。 <比較例3> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造、発泡性熱可塑
性樹脂組成物、金型および製造装置、並びに繊維強
化熱可塑性樹脂発泡体の製造は、比較例1と同じとし
た。
【0086】成形品の加飾 得られた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の表面を遠赤外線
ヒータで190°Cにまで加熱しながら、その表面に、
実施例5で用いた熱転写フィルムを連続的に積層した。
直径3mm、幅5mmのロールを用いて、図2(E)に
示すa,b,c,d,e,f,g,h面の順に熱転写フ
ィルムを積層していったが、熱転写フィルムと繊維強化
熱可塑性樹脂発泡体との間にボイドが残存したり、しわ
が生じたりする部分があった。熱転写フィルムの積層、
冷却後、繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の表面からフィル
ムを剥がし、転写による加飾が施された成形品を得た
が、a面は転写状態が悪く、b,c面は全く転写でき
ず、良好な表面加飾状態は得られなかった。 <比較例4> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造、発泡性熱可塑
性樹脂組成物、金型および製造装置、並びに発泡性
熱可塑性樹脂発泡体の製造は、比較例1と同じとした。
ヒータで190°Cにまで加熱しながら、その表面に、
実施例5で用いた熱転写フィルムを連続的に積層した。
直径3mm、幅5mmのロールを用いて、図2(E)に
示すa,b,c,d,e,f,g,h面の順に熱転写フ
ィルムを積層していったが、熱転写フィルムと繊維強化
熱可塑性樹脂発泡体との間にボイドが残存したり、しわ
が生じたりする部分があった。熱転写フィルムの積層、
冷却後、繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の表面からフィル
ムを剥がし、転写による加飾が施された成形品を得た
が、a面は転写状態が悪く、b,c面は全く転写でき
ず、良好な表面加飾状態は得られなかった。 <比較例4> 繊維強化熱可塑性樹脂シートの製造、発泡性熱可塑
性樹脂組成物、金型および製造装置、並びに発泡性
熱可塑性樹脂発泡体の製造は、比較例1と同じとした。
【0087】成形品の加飾 得られた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の表面を遠赤外線
ヒータで190°Cにまで加熱しながら、その表面に、
実施例8で用いた熱転写フィルムを連続的に積層した。
直径3mm、幅5mmのロールを用いて、図2(E)に
示すa,b,c,d,e,f,g,h面の順に熱転写フ
ィルムを積層していったが、熱転写フィルムと繊維強化
熱可塑性樹脂発泡体との間にボイドが残存したり、しわ
が生じたりする部分があった。熱転写フィルムの積層、
冷却後、繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の表面からフィル
ムを剥がし、転写による加飾が施された成形品を得た
が、a面は転写状態が悪く、b,c面は熱転写による印
刷もエンボスも全く転写できず、良好な表面加飾状態は
得られなかった。
ヒータで190°Cにまで加熱しながら、その表面に、
実施例8で用いた熱転写フィルムを連続的に積層した。
直径3mm、幅5mmのロールを用いて、図2(E)に
示すa,b,c,d,e,f,g,h面の順に熱転写フ
ィルムを積層していったが、熱転写フィルムと繊維強化
熱可塑性樹脂発泡体との間にボイドが残存したり、しわ
が生じたりする部分があった。熱転写フィルムの積層、
冷却後、繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の表面からフィル
ムを剥がし、転写による加飾が施された成形品を得た
が、a面は転写状態が悪く、b,c面は熱転写による印
刷もエンボスも全く転写できず、良好な表面加飾状態は
得られなかった。
【図1】本発明実施例の金型および製造装置の一例を示
す模式的断面図
す模式的断面図
【図2】本発明の実施例1における各工程での材料並び
に成形品の断面形状を示す模式図
に成形品の断面形状を示す模式図
【図3】本発明の実施例3における各工程での材料の断
面形状を示す模式図
面形状を示す模式図
【図4】本発明の実施例5において用いた繊維強化熱可
塑性樹脂シート1Cの模式的断面図
塑性樹脂シート1Cの模式的断面図
【図5】本発明の実施例7で用いたフィルムが積層され
た複合シート10Bの模式的断面図
た複合シート10Bの模式的断面図
【図6】本発明の実施例8で用いた繊維強化熱可塑性樹
脂シート1Dの模式的断面図
脂シート1Dの模式的断面図
【図7】本発明の実施例10で用いた凹凸フィルムが積
層された複合シート10Cの模式的断面図
層された複合シート10Cの模式的断面図
1,1A,1C,1D 繊維強化熱可塑性樹脂シート 1a 加飾面 2,20 中空状体 3 発泡性熱可塑性樹脂組成物 4 フィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム) 5 凹凸フィルム(ポリエチレンテレフタレートフィル
ムおよびポリウレタン樹脂チップ層) 10,10A〜10C 複合シート 10a,10a′ 繊維強化熱可塑性樹脂層 10b 発泡性熱可塑性樹脂層 101 シート繰り出し機 102 押出機 103 押出金型 104 賦形金型 105 冷却金型 106 引き取り機
ムおよびポリウレタン樹脂チップ層) 10,10A〜10C 複合シート 10a,10a′ 繊維強化熱可塑性樹脂層 10b 発泡性熱可塑性樹脂層 101 シート繰り出し機 102 押出機 103 押出金型 104 賦形金型 105 冷却金型 106 引き取り機
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 105:08 B29L 9:00
Claims (7)
- 【請求項1】 表面に加飾が施された繊維強化熱可塑性
樹脂シートを、加飾が施された面が外側となるように連
続的に中空状体に賦形しつつ、当該中空状体内に発泡性
熱可塑性樹脂組成物を発泡させながら供給し、その発泡
圧により中空状体外面を規制部材に沿わせて所望断面形
状に賦形する、繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方
法。 - 【請求項2】 表面に加飾が施された繊維強化熱可塑性
樹脂シートを、加飾が施された面が外側となるように連
続的に中空状体に賦形しつつ、当該中空状体内に発泡性
熱可塑性樹脂組成物を供給した後、加熱によりその発泡
性熱可塑性樹脂組成物を中空状体内で発泡させ、その発
泡圧により、中空状体外面を規制部材に沿わせて所望断
面形状に賦形する、繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造
方法。 - 【請求項3】 上記繊維強化熱可塑性樹脂シートの加飾
が施された面に、あらかじめフィルムを積層しておくこ
とを特徴とする、請求項1または2に記載の繊維強化熱
可塑性樹脂発泡体の製造方法。 - 【請求項4】 上記繊維強化熱可塑性樹脂シートの加飾
が施された面に、あらかじめ凹凸を備えたフィルムを積
層しておき、上記中空状体内の発泡性熱可塑性樹脂組成
物の発泡圧により、中空状体外面を規制部材に沿わせて
所望断面形状に賦形すると同時に、フィルムの凹凸を繊
維強化熱可塑性樹脂シートの外面に転写することを特徴
とする、請求項1または2に記載の繊維強化熱可塑性樹
脂発泡体の製造方法。 - 【請求項5】 表面に加飾が施された繊維強化熱可塑性
樹脂層と発泡性熱可塑性樹脂組成物層とからなる複合シ
ートを、加飾が施された面が外側となるように連続的に
中空状体に賦形した後、加熱により内面側の発泡性熱可
塑性樹脂組成物を発泡させ、その発泡圧により、中空状
体外面を規制部材に沿わせて所望断面形状に賦形する、
繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。 - 【請求項6】 上記複合シートの加飾が施された面に、
あらかじめフィルムを積層しておくことを特徴とする、
請求項5に記載の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方
法。 - 【請求項7】 上記複合シートの加飾が施された面に、
あらかじめ凹凸を有するフィルムを積層しておき、上記
中空状体内の発泡性熱可塑性樹脂組成物の発泡圧によ
り、中空状体外面を規制部材に沿わせて所望断面形状に
賦形すると同時に、フィルムの凹凸を繊維強化熱可塑性
樹脂層の外面に転写することを特徴とする、請求項5に
記載の繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7113250A JPH08300373A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7113250A JPH08300373A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08300373A true JPH08300373A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14607392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7113250A Pending JPH08300373A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08300373A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11105048A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 加飾用繊維強化熱可塑性樹脂シートおよびそれを用いた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
| JPH11105047A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 加飾用繊維強化熱可塑性樹脂シートおよびそれを用いた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の加飾成形方法 |
| JP2016159520A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 積水化成品工業株式会社 | 繊維強化複合体及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP7113250A patent/JPH08300373A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11105048A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 加飾用繊維強化熱可塑性樹脂シートおよびそれを用いた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の製造方法 |
| JPH11105047A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-20 | Sekisui Chem Co Ltd | 加飾用繊維強化熱可塑性樹脂シートおよびそれを用いた繊維強化熱可塑性樹脂発泡体の加飾成形方法 |
| JP2016159520A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 積水化成品工業株式会社 | 繊維強化複合体及びその製造方法 |
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