JPH08301180A - 耐衝突型二重船側構造 - Google Patents

耐衝突型二重船側構造

Info

Publication number
JPH08301180A
JPH08301180A JP13580795A JP13580795A JPH08301180A JP H08301180 A JPH08301180 A JP H08301180A JP 13580795 A JP13580795 A JP 13580795A JP 13580795 A JP13580795 A JP 13580795A JP H08301180 A JPH08301180 A JP H08301180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner shell
lining
side structure
collision
ship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP13580795A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Kawamoto
要次 川本
Koichi Hagiwara
孝一 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP13580795A priority Critical patent/JPH08301180A/ja
Publication of JPH08301180A publication Critical patent/JPH08301180A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、衝突に耐える二重船側構造に関
し、特に内殻が内張りをそなえて荷油等の流出を防止で
きるようにしたものである。 【構成】 鋼製の船側外板1と鋼製の内殻2とからなる
二重船側構造において、内殻2の内側に木製の根太5を
介し鋼製の薄板からなる内張り4が取付けられており、
内殻2と内張り4との隙間6は液密に形成される。内張
り4の板厚は、内殻2の板厚よりも著しく薄い1.5〜
3mm程度に設定され、例えば内殻2の板厚20mmに対し、
内張り4の板厚は2.3mmに設定される。これにより他
船との衝突で船側構造の変形に伴い衝突エネルギーを吸
収しながら内殻2まで破断されても、内張り4は大幅に
変形しつつ、なお且つ液密状態を維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船側に他船が衝突して
きたような場合にも耐えられる二重船側構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の二重船側構造としては図4(要部
斜視図)に示すようなものがあり、船側外板1に近接し
て平板状の内殻2が設けられている。そして、船側外板
1と内殻2とはストリンガーデッキ3で連結され、船側
外板1も内殻2も、それぞれロンジ材1a,2aで補強
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の二重船側構造では、内殻2の内方に荷油を満載
した状態で、その側方から軽荷喫水状態の他船が船首部
を突込むように衝突してきた場合(図5参照)、他船の
船首バルブが本船の船側外板1を突き破って平板状の内
殻2を内方へ押圧するようになると、同内殻2も突き破
られる恐れがある。
【0004】本発明は、このような問題点の解消をはか
ろうとするもので、船側への他船の衝突時に、他船の船
首部により内殻まで押圧されるような場合、その衝突エ
ネルギーを十分に吸収しながら船側外板および内殻が変
形し破断した状態になっても、なお内殻の内張りで荷油
等の流出を回避できるようにした耐衝突型二重船側構造
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
め、本発明の耐衝突型二重船側構造は、鋼製の船側外板
の内方に離隔して鋼製内殻をそなえた二重船側構造にお
いて、上記内殻の内側にスペーサを介し同内殻の板厚よ
りも著しく薄い板厚の鋼製内張りが設けられ、同内張り
と上記内殻との隙間が液密に形成されていることを特徴
としている。
【0006】また、本発明の耐衝突型二重船側構造は、
上記スペーサが多数の木製根太で構成され、上記内張り
の周縁部が屈曲して上記内殻に溶接されていることを特
徴としている。
【0007】さらに、本発明の耐衝突型二重船側構造
は、上記内張りの板厚が1.5〜3mm程度に設定されて
いることを特徴としている。
【0008】また、本発明の耐衝突型二重船側構造は、
上記内殻の板厚がほぼ20mmであるのに対し、上記内張り
の板厚がほぼ2.3mmに設定されていることを特徴とし
ている。
【0009】
【作用】上述の本発明の耐衝突型二重船側構造では、船
側へ他船が衝突した場合に、他船の船首バルブの押圧に
よる本船の船側外板および内殻の変形に伴い、その衝突
エネルギーが吸収されてゆき、ついに内殻まで突き破ら
れるような事態になっても、同内殻の内側にスペーサを
介して設けられた著しく薄い内張りは、大幅に変形しつ
つ、なお且つ液密状態を維持できるので、同内張りの内
方の荷油等の流出を防止する作用が行なわれる。
【0010】また上記スペーサが多数の木製根太で構成
され、上記内張りの周縁部が屈曲して上記内殻に溶接さ
れていると、他船との衝突時に上記内張りが上記内殻の
変形破断から独立して大幅に変形できるようになり、同
内張りによる液密保持の作用が的確に行なわれるように
なる。
【0011】さらに、上記内張りの板厚が1.5〜3mm
程度に設定されていると、他船との衝突時に上記内殻ま
で破断してから、上記内張りがさらに変形しつつも破断
に耐える耐破断性が十分に維持されるようになり、特に
上記内殻の板厚がほぼ20mmで上記内張りの板厚がほぼ
2.3mmに設定されると、通常の大型タンカーの場合、
その荷油流出を招かないための耐衝突性能が大幅に向上
するようになる。
【0012】
【実施例】以下図面により、本発明の一実施例としての
耐衝突型二重船側構造について説明すると、図1はその
二重船側構造を含む船体要部の鳥瞰図、図2はその二重
船側構造の一部を拡大して示す斜視図である。
【0013】図1,2に示すように、タンカーにおける
鋼製船側外板1の内方に離隔して鋼製内殻2をそなえた
二重船側構造において、内殻2を船側外板1の内側に連
結するストリンガーデッキ3が設けられるほか、船側外
板1および内殻2にはそれぞれ補強用のロンジ材1a,
2aが取付けられている。また船側構造の高さの中間部
を縦通隔壁7に連結するため、内殻2と縦通隔壁7とを
連結するストラット8が設けられている。
【0014】そして、内殻2の内側に、スペーサとして
の多数の木製根太5を介し、同内殻2の板厚よりも著し
く薄い板厚の鋼製内張り4が設けられている。なお、根
太5は、内殻2に立てた図示しない短いスタッドボルト
で止められるが、内張り4と根太5との間には必要に応
じ接着剤が施される。
【0015】内殻2と内張り4との隙間6は液密に形成
されるようになっており、このため内張り4の周縁部4
aが屈曲して内殻2に溶接されている。また内殻2に接
続されるストラット8の端部の周辺部近傍でも、内張り
4を内殻2に液密に結合する図示しないシール材が施さ
れている。内張り4の板厚は荷油の油圧にも配慮して
1.5〜3mm程度に設定されるが、本実施例では、内殻
2の板厚が20mmであるのに対し、内張り4の板厚は2.
3mmに設定されている。
【0016】本実施例の耐衝突型二重船側構造は上述の
ように構成されているので、船側へ他船が衝突した場合
に、他船の船首バルブの押圧による本船の船側外板1お
よび内殻2の変形に伴い、その衝突エネルギーが吸収さ
れてゆき、ついに内殻2まで突き破られるような事態に
なっても、同内殻2の内側にスペーサとしての根太5を
介して設けられた著しく薄い内張り4は、大幅に変形し
つつ、なお且つ液密状態を維持することができる。した
がって、同内張り4の内方の荷油等の流出を防止するこ
とができる。
【0017】また、スペーサとして多数の木製根太5が
用いられ、しかも内張り4の周縁部4aが屈曲して内殻
2に溶接されているので、他船との衝突時に内張り4が
内殻2の変形破断から独立して大幅に変形できるように
なり、同内張り4による液密保持が的確に行なわれるよ
うになる。
【0018】さらに、内張り4の板厚が内殻2の板厚に
比べて著しく薄い1.5〜3mm程度に設定されている
と、他船との衝突時に内殻2まで破断してから、内張り
4がさらに変形しつつも破断に耐える耐破断性が十分に
維持されるようになる。特に内殻2の板厚がほぼ20mmで
内張り4の板厚がほぼ2.3mmに設定されると、通常の
大型タンカーの場合、その荷油流出を招かないための耐
衝突性能が大幅に向上するようになる。
【0019】すなわち、図3に示すように、内張り4に
用いられる板厚が2.3mmの薄い鋼板の場合、内殻2に
用いられる板厚が20mmの厚い鋼板に比べ、破断伸びは約
2倍になる。荷油の境界を形成する内張り4の破断伸び
が内殻2のそれの2倍になると、荷油流出が生じるまで
の衝突エネルギーの吸収量はおよそ2倍になる。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の耐衝突型
二重船側構造によれば、次のような効果が得られる。 (1) 船側へ他船が衝突した場合に、他船の船首バルブの
押圧による本船の船側外板および内殻の変形に伴い、そ
の衝突エネルギーが吸収されてゆき、ついに内殻まで突
き破られるような事態になっても、同内殻の内側にスペ
ーサを介して設けられた著しく薄い内張りは、大幅に変
形しつつ、なお且つ液密状態を維持できるので、同内張
りの内方の荷油等の流出を防止することができる。 (2) 上記スペーサが多数の木製根太で構成され、上記内
張りの周縁部が屈曲して上記内殻に溶接されていると、
他船との衝突時に上記内張りが上記内殻の変形破断から
独立して大幅に変形できるようになり、同内張りによる
液密保持が的確に行なわれるようになる。 (3) 上記内張りの板厚が上記内殻の板厚よりも著しく薄
い1.5〜3mm程度に設定されていると、他船との衝突
時に上記内殻まで破断してから、上記内張りがさらに変
形しつつも破断に耐える耐破断性が十分に維持されるよ
うになり、特に上記内殻の板厚がほぼ20mmで上記内張り
の板厚がほぼ2.3mmに設定されると、通常の大型タン
カーの場合、その荷油流出を招かないための耐衝突性能
が大幅に向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての耐衝突型二重船側構
造を含む船体要部の鳥瞰図である。
【図2】図1の二重船側構造の一部を拡大して示す斜視
図である。
【図3】厚板と薄板の破断伸びに関する実験結果を示す
グラフである。
【図4】従来の二重船側構造を示す斜視図である。
【図5】船舶どうしの衝突状態の一例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 船側外板 1a ロンジ材 2 内殻 2a ロンジ材 3 ストリンガーデッキ 4 内張り 4a 内張り周縁部 5 スペーサとしての木製根太 6 隙間 7 縦通隔壁 8 ストラット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼製の船側外板の内方に離隔して鋼製内
    殻をそなえた二重船側構造において、上記内殻の内側に
    スペーサを介し同内殻の板厚よりも著しく薄い板厚の鋼
    製内張りが設けられ、同内張りと上記内殻との隙間が液
    密に形成されていることを特徴とする、耐衝突型二重船
    側構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の耐衝突型二重船側構造
    において、上記スペーサが多数の木製根太で構成され、
    上記内張りの周縁部が屈曲して上記内殻に溶接されてい
    ることを特徴とする、耐衝突型二重船側構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の耐衝突型二重
    船側構造において、上記内張りの板厚が1.5〜3mm程
    度に設定されていることを特徴とする、耐衝突型二重船
    側構造。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の耐衝突型二重
    船側構造において、上記内殻の板厚がほぼ20mmであるの
    に対し、上記内張りの板厚がほぼ2.3mmに設定されて
    いることを特徴とする、耐衝突型二重船側構造。
JP13580795A 1995-05-09 1995-05-09 耐衝突型二重船側構造 Withdrawn JPH08301180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13580795A JPH08301180A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 耐衝突型二重船側構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13580795A JPH08301180A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 耐衝突型二重船側構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08301180A true JPH08301180A (ja) 1996-11-19

Family

ID=15160289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13580795A Withdrawn JPH08301180A (ja) 1995-05-09 1995-05-09 耐衝突型二重船側構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08301180A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006021394A2 (de) 2004-08-26 2006-03-02 Lindenau Gmbh Doppelhüllentankschiff
JP2014226986A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社新来島どっく チップ専用船の貨物倉内構造
JP2014226987A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社新来島どっく チップ専用船の倉内トランク構造
JP2015514044A (ja) * 2012-04-11 2015-05-18 ホカン・ロセン 船舶船体および船舶

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006021394A2 (de) 2004-08-26 2006-03-02 Lindenau Gmbh Doppelhüllentankschiff
DE102004041593A1 (de) * 2004-08-26 2006-03-02 Lindenau Gmbh Schiffswerft Und Maschinenfabrik Doppelhüllentankschiff
DE102004041593B4 (de) * 2004-08-26 2007-02-15 Lindenau Gmbh Schiffswerft Und Maschinenfabrik Doppelhüllenschiff
JP2015514044A (ja) * 2012-04-11 2015-05-18 ホカン・ロセン 船舶船体および船舶
US9616973B2 (en) 2012-04-11 2017-04-11 Håkan Rosén Marine hull and marine vessel
JP2014226986A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社新来島どっく チップ専用船の貨物倉内構造
JP2014226987A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 株式会社新来島どっく チップ専用船の倉内トランク構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6706406B1 (en) Composite steel structural plastic sandwich plate systems
US5674586A (en) Pressure tolerant fuel tank panels
EP0938410B1 (en) Composite steel structural plastic sandwich plate systems
US3941272A (en) Cryogenic transport
US6112931A (en) Blast attenuating containers
US3811593A (en) Double wall cargo tank having insulating secondary barrier
HU227004B1 (hu) Kompozit rétegelt szerkezeti elem és eljárás ennek elõállítására
JPH08301180A (ja) 耐衝突型二重船側構造
US5379711A (en) Retrofittable monolithic box beam composite hull system
US7434526B2 (en) Double shell tank ship
JPH01164696A (ja) 上甲板上にドームを有する船舶
US3536226A (en) Self-supporting cargo tank with partially perforated sandwich panels
JP3076940B2 (ja) 移動用タンカー
US4989752A (en) Frangible roof joint for storage tanks
JP4941732B2 (ja) 圧力容器
KR0176274B1 (ko) 유조선의 이중 선각구조
RU2108262C1 (ru) Двойной борт судна
US7207283B2 (en) Marine craft
KR20070020382A (ko) 이중 셸 탱크선
JPS6311113Y2 (ja)
EP0445893A1 (en) Vessel for conveying a liquid cargo
JP2002521000A (ja) スチール構造とプラスチックの複合サンドイッチプレートシステム
JP2000142884A (ja) ドームルーフタンクの放爆構造
JPH07329881A (ja) 船舶の緩衝装置
JPS5829031Y2 (ja) 緊急圧力解放蓋

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020806