JPH0830161B2 - 平版印刷インキ - Google Patents
平版印刷インキInfo
- Publication number
- JPH0830161B2 JPH0830161B2 JP23046188A JP23046188A JPH0830161B2 JP H0830161 B2 JPH0830161 B2 JP H0830161B2 JP 23046188 A JP23046188 A JP 23046188A JP 23046188 A JP23046188 A JP 23046188A JP H0830161 B2 JPH0830161 B2 JP H0830161B2
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- JP
- Japan
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- ink
- lithographic printing
- printing
- printing ink
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は特に銅および銅合金に対する防錆能力に優れ
た平版印刷インキに関するものである。
た平版印刷インキに関するものである。
(従来の技術) 平版印刷は,画線部に対応する部分を感脂性面とし,
非画線部に対応する部分を親水性面とした刷版を用いて
印刷を行う印刷方式であり,印刷時には,まず版面に水
着けローラーにより湿し水が供給され,その後3本もし
くは4本のインキ着ローラーにより平版印刷インキが供
給される。従って印刷機の練ローラー上には版面に接す
るインキ着けローラー上の平版印刷インキを伝わって水
滴もしくは水膜の状態で湿し水が存在するようになる。
このため,撥水性の平版印刷インキは印刷機の練ローラ
ーに充分付着しなくなることがある。その現象をできる
だけ押えるために印刷機としては練ローラーの一部を親
油性の高い銅または銅合金ロールとしているものが近年
では多くなっている。このような銅または銅合金メッキ
ロールを装備している印刷機において印刷を行う場合に
は,湿し水中に添加する湿し水添加剤の種類と量によっ
ては湿し水添加剤,平版印刷インキと空気中の酸素との
相互作用から印刷機の銅メッキロールを腐触もしくは錆
びさせることがあった。これを予防するためには湿し水
の添加剤の量を減少させるか,または湿し水のpHを低く
しすぎない湿し水添加剤を選定する必要がある。しかし
ながら,このような処置を採用することによって,平版
印刷インキの種類によっては長時間での印刷における汚
れが懸念される場合がしばしばあった。すなわち,湿し
水添加剤は版の非画線部を保護し,かつ不感脂化させる
ためのものであり,多くの場合湿し水タンクに一定の割
合で添加して、印刷時の汚れ防止効果を発揮するもの
で,これを減少することは汚れ防止効果を減少させるこ
とになるからである。また,湿し水のpHは低い方が版へ
の整面効果が高く汚れ防止効果があるが,pHの高い湿し
水は汚れ防止効果が低いものとなるからである。
非画線部に対応する部分を親水性面とした刷版を用いて
印刷を行う印刷方式であり,印刷時には,まず版面に水
着けローラーにより湿し水が供給され,その後3本もし
くは4本のインキ着ローラーにより平版印刷インキが供
給される。従って印刷機の練ローラー上には版面に接す
るインキ着けローラー上の平版印刷インキを伝わって水
滴もしくは水膜の状態で湿し水が存在するようになる。
このため,撥水性の平版印刷インキは印刷機の練ローラ
ーに充分付着しなくなることがある。その現象をできる
だけ押えるために印刷機としては練ローラーの一部を親
油性の高い銅または銅合金ロールとしているものが近年
では多くなっている。このような銅または銅合金メッキ
ロールを装備している印刷機において印刷を行う場合に
は,湿し水中に添加する湿し水添加剤の種類と量によっ
ては湿し水添加剤,平版印刷インキと空気中の酸素との
相互作用から印刷機の銅メッキロールを腐触もしくは錆
びさせることがあった。これを予防するためには湿し水
の添加剤の量を減少させるか,または湿し水のpHを低く
しすぎない湿し水添加剤を選定する必要がある。しかし
ながら,このような処置を採用することによって,平版
印刷インキの種類によっては長時間での印刷における汚
れが懸念される場合がしばしばあった。すなわち,湿し
水添加剤は版の非画線部を保護し,かつ不感脂化させる
ためのものであり,多くの場合湿し水タンクに一定の割
合で添加して、印刷時の汚れ防止効果を発揮するもの
で,これを減少することは汚れ防止効果を減少させるこ
とになるからである。また,湿し水のpHは低い方が版へ
の整面効果が高く汚れ防止効果があるが,pHの高い湿し
水は汚れ防止効果が低いものとなるからである。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は,前記のような課題を解決するものであり,
印刷適性を損なわないで,かつ湿し水添加剤を主たる原
因とする印刷機の銅メッキロールもしくは銅合金ロール
の腐触または錆びを生じさせない平版印刷インキを提供
するものである。
印刷適性を損なわないで,かつ湿し水添加剤を主たる原
因とする印刷機の銅メッキロールもしくは銅合金ロール
の腐触または錆びを生じさせない平版印刷インキを提供
するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、湿し水を使用する平版印刷用印刷インキで
あって、印刷機の銅メッキロールもしくは銅合金ロール
の腐食防止剤としてベンゾトリアゾール類を印刷インキ
中に0.01〜1重量%含有してなることを特徴とする平版
印刷インキに関するものである。
あって、印刷機の銅メッキロールもしくは銅合金ロール
の腐食防止剤としてベンゾトリアゾール類を印刷インキ
中に0.01〜1重量%含有してなることを特徴とする平版
印刷インキに関するものである。
本発明においてベンゾトリアゾール類とは,ベンゾト
リアゾール,並びにそのベンゼン環にメチル基,エチル
基などのアルキル基,塩素,臭素などのハロゲン原子等
が置換した誘導体をいう。
リアゾール,並びにそのベンゼン環にメチル基,エチル
基などのアルキル基,塩素,臭素などのハロゲン原子等
が置換した誘導体をいう。
本発明におけるベンゾトリアゾール類を0.01重量%以
上含有させることは,全ての平版印刷インキの処方設計
において適用できるものであり,光沢,着肉性等の印刷
効果および汚れ,水巾等の印刷適性を損なうことなく効
果的に印刷機の銅または銅合金メッキロールを防錆する
ことができるものである。
上含有させることは,全ての平版印刷インキの処方設計
において適用できるものであり,光沢,着肉性等の印刷
効果および汚れ,水巾等の印刷適性を損なうことなく効
果的に印刷機の銅または銅合金メッキロールを防錆する
ことができるものである。
全ての平版印刷インキとは,酸化重合型,ヒートセッ
ト型等の印刷インキであり,インキに使用している樹
脂,乾性油,溶剤,補助剤,顔料等は全ての種類のもの
に適用できるものであり,従来公知の平版印刷インキは
全て本発明の対象になり得るものである。
ト型等の印刷インキであり,インキに使用している樹
脂,乾性油,溶剤,補助剤,顔料等は全ての種類のもの
に適用できるものであり,従来公知の平版印刷インキは
全て本発明の対象になり得るものである。
平版印刷インキヘのベンゾトリアゾール類の含有量は
0.01重量%以上1重量%以下の範囲である。
0.01重量%以上1重量%以下の範囲である。
含有量が0.05重量%未満では錆の発生抑制の効果を充
分に発揮することができず3重量%を超える場合は平版
印刷インキ特に酸化重合型の平版印刷インキの乾燥を阻
害することがあるので好ましくない。
分に発揮することができず3重量%を超える場合は平版
印刷インキ特に酸化重合型の平版印刷インキの乾燥を阻
害することがあるので好ましくない。
また平版印刷インキにベンゾトリアゾール類を含有さ
せるに際しては,ベンゾトリアゾール類を製品としての
平版印刷インキに添加してもよいし,平版印刷インキの
製造時に添加してもよい。ただし,ベンゾトリアゾール
類を平版印刷インキの製造時に添加するにあたっては,
フラッシング工程を経る平版印刷インキの場合には好ま
しくは,フラッシング工程が終了した後の工程で添加す
る方が本発明の所期の効果を充分に発揮することができ
る。
せるに際しては,ベンゾトリアゾール類を製品としての
平版印刷インキに添加してもよいし,平版印刷インキの
製造時に添加してもよい。ただし,ベンゾトリアゾール
類を平版印刷インキの製造時に添加するにあたっては,
フラッシング工程を経る平版印刷インキの場合には好ま
しくは,フラッシング工程が終了した後の工程で添加す
る方が本発明の所期の効果を充分に発揮することができ
る。
その理由は,ベンゾトリアゾール類は僅かに水溶性な
のでフラッシング工程中に流れ出すことがあるからであ
る。
のでフラッシング工程中に流れ出すことがあるからであ
る。
また,ベンゾトリアゾール類を平版印刷インキに含有
させる方法は,ベンゾトリアゾール類を直接に平版印刷
インキにミックスしてもよいし,アルコール系溶媒等に
溶解してから,所定量だけ平版印刷インキに混合しても
よく,いずれの方法によってもよい。
させる方法は,ベンゾトリアゾール類を直接に平版印刷
インキにミックスしてもよいし,アルコール系溶媒等に
溶解してから,所定量だけ平版印刷インキに混合しても
よく,いずれの方法によってもよい。
(作用・効果) 本発明によれば,印刷効果,印刷適性を損なうことな
く,印刷機の銅または銅合金メッキロールを腐触,着
色,変色もしくは錆びさせることのない平版印刷インキ
を得ることができる。本発明の平版印刷インキによれ
ば,湿し水添加剤の種類と量を制限しなくても印刷機の
銅または銅合金メッキロールを腐触もしくは錆びさせる
ことがないので,長時間印刷における汚れ等の問題の発
生を解消することができる。(実施例) 以下実施例により本発明を説明する。
く,印刷機の銅または銅合金メッキロールを腐触,着
色,変色もしくは錆びさせることのない平版印刷インキ
を得ることができる。本発明の平版印刷インキによれ
ば,湿し水添加剤の種類と量を制限しなくても印刷機の
銅または銅合金メッキロールを腐触もしくは錆びさせる
ことがないので,長時間印刷における汚れ等の問題の発
生を解消することができる。(実施例) 以下実施例により本発明を説明する。
比較例 下記の処方で通常の製造方法でワニス,インキを作成
する。
する。
ロジン変性フェノール樹脂ワニス処方 (単位:重量%) タマノール356 50.0 (ロジン変性フェノール 荒川化学製) アマニ油 15.03号ソルベント(日本石油製) 35.0 合計 100.0 インキ処方 リオノールブルーFG7330 17.0 (東洋インキ製造製) ロジン変性フェノール樹脂ワニス 68.03号ソルベント(日本石油製) 15.0 合計 100.0 上記処方のインキを東京インキ(製)連続給水用エッ
チ液No.1RQ7を1重量%水道水に添加した湿し水で乳化
させ,下記の錆び試験を行った。
チ液No.1RQ7を1重量%水道水に添加した湿し水で乳化
させ,下記の錆び試験を行った。
実施例1 比較例のインキ処方中にベンゾトリアゾールを0.05重
量%含有させたインキを作成し,錆び試験を行った。
量%含有させたインキを作成し,錆び試験を行った。
実施例2 比較例のインキ処方中にベンゾトリアゾールを0.1重
量%含有させたインキを作成し同様の試験を行った。
量%含有させたインキを作成し同様の試験を行った。
実施例3 比較例のインキ処方中にベンゾトリアゾールを1重量
%含有させたインキを作成し,同様の試験を行った。
%含有させたインキを作成し,同様の試験を行った。
実施例4 比較例のインキ処方中に4−メチルベンゾトリアゾー
ルを1重量%含有させたインキを作成し,同様の試験を
行った。
ルを1重量%含有させたインキを作成し,同様の試験を
行った。
実施例5 比較例のインキ処方中に5−メチルベンゾトリアゾー
ルを1重量%含有させたインキを作成し,同様の試験を
行った。
ルを1重量%含有させたインキを作成し,同様の試験を
行った。
実施例6 比較例のインキ処方中に5−クロルベンゾトリアゾー
ルを1重量%含有させたインキを作成し,同様の試験を
行った。
ルを1重量%含有させたインキを作成し,同様の試験を
行った。
(錆び試験) 平版印刷インキを湿し水でハイスピードミキサーによ
り3分間1500〜2000rpmで20重量%乳化させ,その乳化
インキを銅板(表面をサンドペーパーにより均一に磨い
ておく)上に10μm厚に塗布した後,常温で一昼夜放置
する。その後,乳化インキを除去して銅板上の錆びの発
生の度合を肉眼で判定する。
り3分間1500〜2000rpmで20重量%乳化させ,その乳化
インキを銅板(表面をサンドペーパーにより均一に磨い
ておく)上に10μm厚に塗布した後,常温で一昼夜放置
する。その後,乳化インキを除去して銅板上の錆びの発
生の度合を肉眼で判定する。
錆び試験結果を次表にまとめて示す。
(印刷試験) 前記比較例実施例のインキを用いて,森印刷機製オフ
輪印刷機システム35により2日間の印刷を室温28〜30
℃,湿度60〜70%で行った後印刷機の銅ロールの変色の
度合を肉眼で判定した。
輪印刷機システム35により2日間の印刷を室温28〜30
℃,湿度60〜70%で行った後印刷機の銅ロールの変色の
度合を肉眼で判定した。
湿し水:東京インキ(製)連続給水用エッチ液No.1 RQ7 1重量% IPA 10重量% を含む水道水 用 紙:パールコート 三菱製紙(製) 印刷試験結果を次表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−129272(JP,A) 特開 昭57−76072(JP,A) 特開 昭58−131099(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】湿し水を使用する平版印刷用印刷インキで
あって、印刷機の銅メッキロールもしくは銅合金ロール
の腐食防止剤としてベンゾトリアゾール類を印刷インキ
中に0.01〜1重量%含有してなることを特徴とする平版
印刷インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23046188A JPH0830161B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 平版印刷インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23046188A JPH0830161B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 平版印刷インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0277476A JPH0277476A (ja) | 1990-03-16 |
| JPH0830161B2 true JPH0830161B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=16908215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23046188A Expired - Fee Related JPH0830161B2 (ja) | 1988-09-14 | 1988-09-14 | 平版印刷インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830161B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009040953A (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-26 | Sakata Corp | オフセット印刷用インキ組成物 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5776072A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-12 | Matsui Shikiso Kagaku Kogyosho:Kk | Reversible thermo-color ink composition |
| JPS58131099A (ja) * | 1982-01-29 | 1983-08-04 | ぺんてる株式会社 | 水性インキ金属チツプボ−ルペン |
| JPS59129272A (ja) * | 1983-01-13 | 1984-07-25 | Shiyachihata Kogyo Kk | 多用途インキ |
-
1988
- 1988-09-14 JP JP23046188A patent/JPH0830161B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0277476A (ja) | 1990-03-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |