JPH01259995A - 平版印刷版用不感脂化処理組成物 - Google Patents
平版印刷版用不感脂化処理組成物Info
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- JPH01259995A JPH01259995A JP8818388A JP8818388A JPH01259995A JP H01259995 A JPH01259995 A JP H01259995A JP 8818388 A JP8818388 A JP 8818388A JP 8818388 A JP8818388 A JP 8818388A JP H01259995 A JPH01259995 A JP H01259995A
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- Japan
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- desensitizing
- phytic acid
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は平版印刷版不感脂化処理液に関するものである
。更に詳しく述べるならば、本発明は?イチン酸又はそ
の機能的誘導体を主成分とする不感脂化処理用組成物に
おいて、アルカリ金属塩を添加することにより印刷機の
版胴と平版印刷版との付着をなくし、自動排版印刷機を
使用する場合の排版時のトラブルを解消しようとする不
感脂化処理液に関するものである。
。更に詳しく述べるならば、本発明は?イチン酸又はそ
の機能的誘導体を主成分とする不感脂化処理用組成物に
おいて、アルカリ金属塩を添加することにより印刷機の
版胴と平版印刷版との付着をなくし、自動排版印刷機を
使用する場合の排版時のトラブルを解消しようとする不
感脂化処理液に関するものである。
電子写真法を、製版基本原理として用いるオフセット平
版印刷原版は、シート基材と、その上に形成され、かつ
酸化亜鉛などのような光導電性物質を主成分とする光導
電感光層とからなるものであるゆこの原版上に所望パタ
ーンによる感光処理を施し、これを感脂性の現像液で現
像することにより、トナー画像を有する平版印刷版を製
造することができる。
版印刷原版は、シート基材と、その上に形成され、かつ
酸化亜鉛などのような光導電性物質を主成分とする光導
電感光層とからなるものであるゆこの原版上に所望パタ
ーンによる感光処理を施し、これを感脂性の現像液で現
像することにより、トナー画像を有する平版印刷版を製
造することができる。
オフセット平版印刷版の他の製造方法としては、シート
状基材と、その上に形成され、バインダーと無機顔料を
含む画像受理層とからなる原版を作成し、この受理層上
に、別途作成した電子写真画像を転写して印刷版を形成
する方法も知られている。
状基材と、その上に形成され、バインダーと無機顔料を
含む画像受理層とからなる原版を作成し、この受理層上
に、別途作成した電子写真画像を転写して印刷版を形成
する方法も知られている。
オフセット平版印刷版のさらに他の製造方法としては、
画像受理層を有する原版に、油性インキによる筆記又は
タイプ印字を直接施し、印刷版を得る、所謂、ダイレク
トイメージ用オフセットマスター(直溝マスター)製造
法も知られている。
画像受理層を有する原版に、油性インキによる筆記又は
タイプ印字を直接施し、印刷版を得る、所謂、ダイレク
トイメージ用オフセットマスター(直溝マスター)製造
法も知られている。
上記のような従来の印刷版を用いてオフセット平版印刷
を行なう場合、版面上の非画像部分を親水性化するため
、この部分に不惑脂化処理を施すことが必要である。特
に、光導電性感光層を有する平版印刷原版を用いる場合
、本来親水性であるべき非画像部分も、かなりの親油性
を示すのが過半であるので、この部分に不惑脂化処理を
施すことが重要である。この処理が不十分であると、印
刷中に印刷版の非画像部分に汚れが生じ、これが印刷物
の汚れの原因になり易く特に長期にわたって印刷を継続
する場合、地汚れのない鮮明な印刷物を安定して得るこ
とができなくなる。
を行なう場合、版面上の非画像部分を親水性化するため
、この部分に不惑脂化処理を施すことが必要である。特
に、光導電性感光層を有する平版印刷原版を用いる場合
、本来親水性であるべき非画像部分も、かなりの親油性
を示すのが過半であるので、この部分に不惑脂化処理を
施すことが重要である。この処理が不十分であると、印
刷中に印刷版の非画像部分に汚れが生じ、これが印刷物
の汚れの原因になり易く特に長期にわたって印刷を継続
する場合、地汚れのない鮮明な印刷物を安定して得るこ
とができなくなる。
現在、この不感脂化処理液すなわちエッチ液としては、
大別するとつぎのようなものが知られている。
大別するとつぎのようなものが知られている。
(I)有機酸、無機酸およびそれらの塩等を主成分とす
るもの。(例えば、特公昭43−28404号)(2)
フェロシアン塩、又はフェリシアン塩を主成分とするも
の。(例えば、特公昭39−8416号)(3)フィチ
ン酸を主成分として用いたもの(特公昭45−2460
9号) しかし、上記の既知不感脂化処理液(I)は、不感脂化
効率が低く、このために印刷中に印刷物に生ずる地汚れ
が著しく、鮮明な印刷物を長期にわたって安定に得るこ
とは困憶である。
るもの。(例えば、特公昭43−28404号)(2)
フェロシアン塩、又はフェリシアン塩を主成分とするも
の。(例えば、特公昭39−8416号)(3)フィチ
ン酸を主成分として用いたもの(特公昭45−2460
9号) しかし、上記の既知不感脂化処理液(I)は、不感脂化
効率が低く、このために印刷中に印刷物に生ずる地汚れ
が著しく、鮮明な印刷物を長期にわたって安定に得るこ
とは困憶である。
また、上記既知不感脂化処理液(2)は、上述の既知不
感脂化処理液(I)にくらべると、その不感脂化効果は
かなり高いが、しかし、その効果そのものは必ずしも充
分ではなく、さらに、光や熱に対して不安定であるとい
う欠点があり、このため紙粉の発生の多い中性紙の印刷
や、或は印刷の際の印圧が高いときに、印刷物に印刷汚
れが発生しやすいという問題がある。
感脂化処理液(I)にくらべると、その不感脂化効果は
かなり高いが、しかし、その効果そのものは必ずしも充
分ではなく、さらに、光や熱に対して不安定であるとい
う欠点があり、このため紙粉の発生の多い中性紙の印刷
や、或は印刷の際の印圧が高いときに、印刷物に印刷汚
れが発生しやすいという問題がある。
さらに既知不感脂化処理液(2)には、人体に有毒7な
シアンイオン(CN−)が含まれるという重大な問題が
ある6例えばフェロシアンイオン(Fe(CN)a−’
)は、それ自体安定で、人体に無害であるといわれてい
るが、それが使用される環境の条件によっては分解して
シアンイオンを発生する危険がありこのためその使用に
当っては細心の注意が必要である。
シアンイオン(CN−)が含まれるという重大な問題が
ある6例えばフェロシアンイオン(Fe(CN)a−’
)は、それ自体安定で、人体に無害であるといわれてい
るが、それが使用される環境の条件によっては分解して
シアンイオンを発生する危険がありこのためその使用に
当っては細心の注意が必要である。
上記のような従来の不惑脂化処理液の諸問題に鑑み、作
業安全性を考慮して、安全な天然物を使用する処理液、
すなわちフィチン酸を用いる不感脂化処理液(3)が提
案された。
業安全性を考慮して、安全な天然物を使用する処理液、
すなわちフィチン酸を用いる不感脂化処理液(3)が提
案された。
当初、この既知不感脂化処理液(3)はそのキレート化
力が極度に低く、従ってその不感脂化効果も実用に耐え
るようなものではなかった。
力が極度に低く、従ってその不感脂化効果も実用に耐え
るようなものではなかった。
しかしながら、フィチン酸の安全性に注目して進められ
た研究の成果により、これを各種の添加剤と併用するこ
とにより十分な不感脂化処理効果を発揮することができ
るようになってきた。本発明者らは、特開昭62−14
5257号において、フィチン酸、二価金属化合物、お
よびエチレングリコール モノ−又はジ−アルキルエー
テルを主成分として含み、不感脂化効果が高く印刷版の
非画線部上に強靭な親水化皮膜を迅速に形成し、鮮明な
印刷物を得ることができる不感脂化処理液を提案した。
た研究の成果により、これを各種の添加剤と併用するこ
とにより十分な不感脂化処理効果を発揮することができ
るようになってきた。本発明者らは、特開昭62−14
5257号において、フィチン酸、二価金属化合物、お
よびエチレングリコール モノ−又はジ−アルキルエー
テルを主成分として含み、不感脂化効果が高く印刷版の
非画線部上に強靭な親水化皮膜を迅速に形成し、鮮明な
印刷物を得ることができる不感脂化処理液を提案した。
しかし、この不感脂化処理液はエツチングプロセッサー
での絞りが不十分な場合、印刷時に印刷機のシリンダー
にマスター版が付着して剥がれなくなるという欠点を有
している。一般に、不感脂化処理は、エツチングプロセ
ッサーを用いて、印刷版を不感脂化処理液中を数秒間走
行させることにより行なわれ、マスター版面中に付着し
た余分の処理液は出口のロールで絞られるようになって
いる。ところが、この処理のために印刷版はエツチング
プロセッサー中を通過し、このときに版の裏面にも不感
脂化処理液が付着してしまう。すなわち、このようにマ
スターの背面に不感脂化処理液が多かれ少なかれ付着す
るということは避けられないため、印刷後にマスター印
刷版がシリンダーに付着し、引きはがしが困難になると
いう問題を生ずる。この現象は使用の際に大きな問題と
なるおそれがある。特に、自動排版印刷機を使用する場
合には、マスターの排版時に排出できなくなるという問
題を生ずる。
での絞りが不十分な場合、印刷時に印刷機のシリンダー
にマスター版が付着して剥がれなくなるという欠点を有
している。一般に、不感脂化処理は、エツチングプロセ
ッサーを用いて、印刷版を不感脂化処理液中を数秒間走
行させることにより行なわれ、マスター版面中に付着し
た余分の処理液は出口のロールで絞られるようになって
いる。ところが、この処理のために印刷版はエツチング
プロセッサー中を通過し、このときに版の裏面にも不感
脂化処理液が付着してしまう。すなわち、このようにマ
スターの背面に不感脂化処理液が多かれ少なかれ付着す
るということは避けられないため、印刷後にマスター印
刷版がシリンダーに付着し、引きはがしが困難になると
いう問題を生ずる。この現象は使用の際に大きな問題と
なるおそれがある。特に、自動排版印刷機を使用する場
合には、マスターの排版時に排出できなくなるという問
題を生ずる。
本発明は、フィチン酸とNi、Coなどの二価金属化合
物を主成分とする従来の平版印刷版不感脂処理液の前述
のような欠点、すなわち、十分な不感脂化効果を持って
いるが、しかし、マスター印刷版と印刷機シリンダーと
の付着を促進するという問題点を解決しようとするもの
である。
物を主成分とする従来の平版印刷版不感脂処理液の前述
のような欠点、すなわち、十分な不感脂化効果を持って
いるが、しかし、マスター印刷版と印刷機シリンダーと
の付着を促進するという問題点を解決しようとするもの
である。
本発明の平版印刷版用不感脂化処理組成物は、0.4〜
20重景%の、フィチン酸おらびその機能的誘導体から
選ばれた少なくとも1種からなるフィチン酸成分と、 前記フィチン酸成分1モルに対し、1〜10モルの、下
記一般式(I): MXm (I) 〔上式中、Mは二価の金属原子を表わし、Xは、一価、
または二価の陰イオン性原子、または原子団を表わし、
mは1、または2の整数を表わす〕の化合物から選ばれ
た少なくとも1種からなる、二価金属化合物成分と、お
よび 0.1〜IO重量%の、下記一般式(II):AnY
(If) 〔上式中、Aはアルカリ金属原子を表わし、Yは、一価
、または二価の陰イオン性原子または原子団を表わし、
nは1、または2の整数を表わす〕の化合物から選ばれ
た少なくとも1種からなるアルカリ金属化合物成分と、 を含む水溶液を含んでなることを特徴とするものである
。
20重景%の、フィチン酸おらびその機能的誘導体から
選ばれた少なくとも1種からなるフィチン酸成分と、 前記フィチン酸成分1モルに対し、1〜10モルの、下
記一般式(I): MXm (I) 〔上式中、Mは二価の金属原子を表わし、Xは、一価、
または二価の陰イオン性原子、または原子団を表わし、
mは1、または2の整数を表わす〕の化合物から選ばれ
た少なくとも1種からなる、二価金属化合物成分と、お
よび 0.1〜IO重量%の、下記一般式(II):AnY
(If) 〔上式中、Aはアルカリ金属原子を表わし、Yは、一価
、または二価の陰イオン性原子または原子団を表わし、
nは1、または2の整数を表わす〕の化合物から選ばれ
た少なくとも1種からなるアルカリ金属化合物成分と、 を含む水溶液を含んでなることを特徴とするものである
。
本発明者らは、不感脂化処理液に用いられるフィチン酸
が、印刷版の印刷機シリンダーへの付着の原因となると
いう問題点を有しているが、しかしシアン化合物を含有
せず無公害であるという特性に着目し、処理後の改善法
について鋭意研究を行なった。その結果、フィチン酸は
、それ自体粘着性を有しており、このため、印刷版に塗
布された不感脂化処理液が乾燥してくると、マスター印
刷版面に粘着性のある被膜を形成し、このためシリンダ
ー表面とそれに接触するマスター背面とが付着してしま
うということが判明した。不感脂化処理液中のフィチン
酸の含有量が多くなるほど乾燥被膜の接着(粘着)力が
増加する。また、不感脂化処理効果を高める目的で処理
液にNi、Go。
が、印刷版の印刷機シリンダーへの付着の原因となると
いう問題点を有しているが、しかしシアン化合物を含有
せず無公害であるという特性に着目し、処理後の改善法
について鋭意研究を行なった。その結果、フィチン酸は
、それ自体粘着性を有しており、このため、印刷版に塗
布された不感脂化処理液が乾燥してくると、マスター印
刷版面に粘着性のある被膜を形成し、このためシリンダ
ー表面とそれに接触するマスター背面とが付着してしま
うということが判明した。不感脂化処理液中のフィチン
酸の含有量が多くなるほど乾燥被膜の接着(粘着)力が
増加する。また、不感脂化処理効果を高める目的で処理
液にNi、Go。
Cu、Mg等の金属塩を添加することが提案されている
。しかし、この場合、フィチン酸と金属塩とのキレート
物が生成し、これが、乾燥被膜の接着作用を著しく増加
させることが判明した。そこで本発明の不惑脂化処理液
では、前記一般式(II)のアルカリ金属化合物成分を
添加することにより、フィチン酸およびフィチン酸と金
属塩とのキレート物の接着作用を低下せしめ、それによ
って印刷版のシリンダー付着を防止したものである。
。しかし、この場合、フィチン酸と金属塩とのキレート
物が生成し、これが、乾燥被膜の接着作用を著しく増加
させることが判明した。そこで本発明の不惑脂化処理液
では、前記一般式(II)のアルカリ金属化合物成分を
添加することにより、フィチン酸およびフィチン酸と金
属塩とのキレート物の接着作用を低下せしめ、それによ
って印刷版のシリンダー付着を防止したものである。
すなわち、本発明の不惑脂化処理組成物は不感脂化作用
が強く、強靭な親水化被膜を迅速に形成することができ
、熱や光の照射を受けてもその不感脂化力を低下させる
ことなく、かつ、人体に無害であり、しかもそれが塗布
される印刷版が印刷機シリンダーに付着(粘着)し、剥
離困難になることのないものである。
が強く、強靭な親水化被膜を迅速に形成することができ
、熱や光の照射を受けてもその不感脂化力を低下させる
ことなく、かつ、人体に無害であり、しかもそれが塗布
される印刷版が印刷機シリンダーに付着(粘着)し、剥
離困難になることのないものである。
本発明の不感脂化処理液において、フィチン酸成分とし
て、フィチン酸またはフィチン酸の機能的誘導体が用い
られる。フィチン酸の機能的誘導体は、一価、または二
価の金属とフィチン酸との水溶性塩、例えば、ナトリウ
ムフィテート、カリウムフィテート、及びカルシウムフ
ィテート、などから選ぶことができる。また、フィチン
酸成分の不感脂化処理組成物中の含有率は、0.4〜2
0重量%であり、1〜10重量%であることが好ましい
。
て、フィチン酸またはフィチン酸の機能的誘導体が用い
られる。フィチン酸の機能的誘導体は、一価、または二
価の金属とフィチン酸との水溶性塩、例えば、ナトリウ
ムフィテート、カリウムフィテート、及びカルシウムフ
ィテート、などから選ぶことができる。また、フィチン
酸成分の不感脂化処理組成物中の含有率は、0.4〜2
0重量%であり、1〜10重量%であることが好ましい
。
フィチン酸成分の含有率が0.4%重量%より低いとき
は、不惑脂化効果が不十分となり、また、それが20重
量%より高くなると、耐剛性が低下するという不都合を
生ずる。
は、不惑脂化効果が不十分となり、また、それが20重
量%より高くなると、耐剛性が低下するという不都合を
生ずる。
本発明の不感脂化処理液において、不感脂化に効果のあ
る二価金属化合物成分は一般式(I)MXm(I) 〔但し、Mは二価金属原子を表し、Xは一価または二価
の陰イオン性原子または原子団を表し、mは1または2
の整数を表す。〕 なる化合物からなるものである。一般式(I)において
、Mにより表される二価の金属原子は、ニッケル、マン
ガン、マグネシウム、コバルト、銅(If)などから選
ばれる。またXで表される陰イオン性原子又は原子団は
、硫酸基(根)、酢酸基(根)、ハロゲン原子、クエン
酸基(根)、リン酸−水素基(根)およびリン酸二水素
基(根)から選ばれることが好ましい。また、二価金属
化合物成分の含有量は、フィチン酸成分1モルに対して
、1〜10モルであり、4〜6モルであることが好まし
い。二価金属化合物成分の含有率が、フィチン酸成分1
モルに対し1モルより低いときは得られる組成物の不感
脂化効果が不満なものになるという不都合を生じ、また
、それが10モルより高いときは得られる印刷版の耐剛
性が低下し、また、不感脂化(エッチ)処理液中に沈澱
物が発生しやすくなるという不都合を生ずる。
る二価金属化合物成分は一般式(I)MXm(I) 〔但し、Mは二価金属原子を表し、Xは一価または二価
の陰イオン性原子または原子団を表し、mは1または2
の整数を表す。〕 なる化合物からなるものである。一般式(I)において
、Mにより表される二価の金属原子は、ニッケル、マン
ガン、マグネシウム、コバルト、銅(If)などから選
ばれる。またXで表される陰イオン性原子又は原子団は
、硫酸基(根)、酢酸基(根)、ハロゲン原子、クエン
酸基(根)、リン酸−水素基(根)およびリン酸二水素
基(根)から選ばれることが好ましい。また、二価金属
化合物成分の含有量は、フィチン酸成分1モルに対して
、1〜10モルであり、4〜6モルであることが好まし
い。二価金属化合物成分の含有率が、フィチン酸成分1
モルに対し1モルより低いときは得られる組成物の不感
脂化効果が不満なものになるという不都合を生じ、また
、それが10モルより高いときは得られる印刷版の耐剛
性が低下し、また、不感脂化(エッチ)処理液中に沈澱
物が発生しやすくなるという不都合を生ずる。
本発明の不惑脂化処理組成物において、シリンダー付着
防止に効果のあるアルカリ金属化合物成分は一船式′(
II)の化合物: AnY (■) 〔但し、Aはアルカリ金属原子を表し、Yは一価または
二価の陰イオン性原子または原子団を表す。
防止に効果のあるアルカリ金属化合物成分は一船式′(
II)の化合物: AnY (■) 〔但し、Aはアルカリ金属原子を表し、Yは一価または
二価の陰イオン性原子または原子団を表す。
nは1または2の整数を表す、〕
からなるものである。一般式(n)において、Aにより
表されるアルカリ金属原子は、ナトリウム、およびカリ
ウムから選ばれることが好ましい。またYで表される陰
イオン性原子または原子団は、ハロゲン原子、硫酸基(
根)、酢酸基(根)、リン酸−水素基(根)およびリン
酸二水素基(根)から選ばれることが好ましい。また、
アルカリ金属化合物成分の不惑脂化処理組成物中の含有
量は、0.1〜10重量%であり、0.5〜5重景%で
あることが好ましい、アルカリ金属化合物成分の含有率
が0.1重量%より低いときは、得られる塗布乾燥被膜
の粘着性低下が不十分となり、また、10重量%より高
くなると、印刷物に地汚れが発生しやすくなるという不
都合を生ずる。
表されるアルカリ金属原子は、ナトリウム、およびカリ
ウムから選ばれることが好ましい。またYで表される陰
イオン性原子または原子団は、ハロゲン原子、硫酸基(
根)、酢酸基(根)、リン酸−水素基(根)およびリン
酸二水素基(根)から選ばれることが好ましい。また、
アルカリ金属化合物成分の不惑脂化処理組成物中の含有
量は、0.1〜10重量%であり、0.5〜5重景%で
あることが好ましい、アルカリ金属化合物成分の含有率
が0.1重量%より低いときは、得られる塗布乾燥被膜
の粘着性低下が不十分となり、また、10重量%より高
くなると、印刷物に地汚れが発生しやすくなるという不
都合を生ずる。
本発明の不感脂化処理組成物は、前記フィチン酸成分と
、二価金属化合物成分と、アルカリ金属化合物成分を必
須成分として含むものであるが、それ以外に、不惑脂化
処理効果向上のための添加剤として、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエー
テルなどのグリコールエーテル類の溶媒、ポリアクリル
酸、変性ポリアクリル酸、ポリアクリル酸共重合体およ
びその金属塩類、ポリエチレングリコールなどの親水性
ポリマー、クエン酸、酒石酸、マロン酸、リンゴ酸、ア
ジピン酸などの有機酸類などを少量含んでいてもよい。
、二価金属化合物成分と、アルカリ金属化合物成分を必
須成分として含むものであるが、それ以外に、不惑脂化
処理効果向上のための添加剤として、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、エチレングリコールジブチルエー
テルなどのグリコールエーテル類の溶媒、ポリアクリル
酸、変性ポリアクリル酸、ポリアクリル酸共重合体およ
びその金属塩類、ポリエチレングリコールなどの親水性
ポリマー、クエン酸、酒石酸、マロン酸、リンゴ酸、ア
ジピン酸などの有機酸類などを少量含んでいてもよい。
また、防腐剤として、デヒドロ酢酸ソーダ、サリチル酸
などを、および湿潤剤として、界面活性剤などを本発明
の不惑脂化処理組成物に添加してもよい。
などを、および湿潤剤として、界面活性剤などを本発明
の不惑脂化処理組成物に添加してもよい。
本発明の不惑脂化処理液において、フィチン酸成分と二
価金属化合物成分とに更に、アルカリ金属化合物成分を
添加することによって、平版印刷版、特に酸化亜鉛含有
感光層を有する平版印刷版に対し、十分な不惑脂化処理
効果を与えながら、その塗布乾燥被膜の粘着性を低下さ
せ、それによって印刷版の印刷機シリンダーへの付着を
防止することができる。
価金属化合物成分とに更に、アルカリ金属化合物成分を
添加することによって、平版印刷版、特に酸化亜鉛含有
感光層を有する平版印刷版に対し、十分な不惑脂化処理
効果を与えながら、その塗布乾燥被膜の粘着性を低下さ
せ、それによって印刷版の印刷機シリンダーへの付着を
防止することができる。
以下に、本発明を実施例により、さらに説明するが、こ
れらは本発明の範囲を限定するものではない。なお、実
施例中の「部」および「%」は、特に指定しない限り、
電量部、および重量%を表わす。
れらは本発明の範囲を限定するものではない。なお、実
施例中の「部」および「%」は、特に指定しない限り、
電量部、および重量%を表わす。
実施斑上
下記成分を下記組成:
フィチン酸 50部塩化ニ
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 20部(分子量200) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノブチルエーテル 16部NaC150
部 水
850部で混合し、得られた液状組成物のpHを、20
%NaOH水溶液により3.7に調整し、不感脂化処理
液を調製した。
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 20部(分子量200) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノブチルエーテル 16部NaC150
部 水
850部で混合し、得られた液状組成物のpHを、20
%NaOH水溶液により3.7に調整し、不感脂化処理
液を調製した。
市販の酸化亜鉛・樹脂分散系の電子写真感光材料に電子
写真製版機で画像を形成した印刷版の印刷面に上記不感
脂化処理液で自動エツチング装置(リコーエッチングプ
ロセッサー)によるエツチング処理に施して、オフセッ
ト印刷版を作成し、湿し水としては、この不感脂化処理
液を20倍に希釈したものを使用してオフセット印刷を
行った。
写真製版機で画像を形成した印刷版の印刷面に上記不感
脂化処理液で自動エツチング装置(リコーエッチングプ
ロセッサー)によるエツチング処理に施して、オフセッ
ト印刷版を作成し、湿し水としては、この不感脂化処理
液を20倍に希釈したものを使用してオフセット印刷を
行った。
その結果5000枚の連続印刷で、汚れのない鮮明な印
刷物が得られ、また、この5000枚の連続印刷の後に
印刷版と、印刷域シリンダーとの付着がないことが確認
された。この結果を第1表に示す。
刷物が得られ、また、この5000枚の連続印刷の後に
印刷版と、印刷域シリンダーとの付着がないことが確認
された。この結果を第1表に示す。
災施■11主
実施例2.3において、NaC1の添加量を、それぞれ
20部と5部にしたこと以外は実施例1と同様にして不
惑脂化処理液を調製した。5000枚の印刷テスト結果
を第1表に示す。
20部と5部にしたこと以外は実施例1と同様にして不
惑脂化処理液を調製した。5000枚の印刷テスト結果
を第1表に示す。
実施■土
下記成分を下記組成:
フィチン酸 75部塩化ニ
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 20部(分子量200) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノブチルエーテル 16部NaC150
部 水
825部で混合し、得られた組成物のpiを、3.6に
調整し、不惑脂化処理液を調製した。5000枚の印刷
テストの結果を第1表に示す。
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 20部(分子量200) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノブチルエーテル 16部NaC150
部 水
825部で混合し、得られた組成物のpiを、3.6に
調整し、不惑脂化処理液を調製した。5000枚の印刷
テストの結果を第1表に示す。
実詣■工
下記成分を下記組成:
フィチン酸 40部酢酸ニ
ッケル 10部ポリエチレン
グリコール 80部(分子量600) アニオン性変性ポリアクリル酸ソーダ 20部エチレ
ングリコールモノメチルエーテル 30部KCI
40部水
780部で混合し
、得られた組成物のpHを、3.9に調整し、不感脂化
処理液を調製した。 5000枚の印刷テストの結果を
第1表に示す。
ッケル 10部ポリエチレン
グリコール 80部(分子量600) アニオン性変性ポリアクリル酸ソーダ 20部エチレ
ングリコールモノメチルエーテル 30部KCI
40部水
780部で混合し
、得られた組成物のpHを、3.9に調整し、不感脂化
処理液を調製した。 5000枚の印刷テストの結果を
第1表に示す。
1施■工
下記成分を下記組成:
フィチン酸 70部塩化コ
バルト 20部シトラコン酸
IO部P−)ルエンスルホ
ン酸ソータ20部 エチレングリコールモノメチルエーテル 50部NaC
150部 水 7
80部で混合し、得られた組成物のpHを、4.0に調
製し、不感脂化処理液を調製した。5000枚の印刷テ
ストの結果を第1表に示す。
バルト 20部シトラコン酸
IO部P−)ルエンスルホ
ン酸ソータ20部 エチレングリコールモノメチルエーテル 50部NaC
150部 水 7
80部で混合し、得られた組成物のpHを、4.0に調
製し、不感脂化処理液を調製した。5000枚の印刷テ
ストの結果を第1表に示す。
止較■土
下記成分を下記組成:
フィチン酸 50部塩化ニ
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 20部(分子!200) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノプチルエー′チル 16部水
900部で
混合し、得られた液状組成物のpnを、20%。
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 20部(分子!200) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノプチルエー′チル 16部水
900部で
混合し、得られた液状組成物のpnを、20%。
NaOH水溶液により3.7に調整し、不感脂化処理液
を作成した。 5000枚の印刷テストの結果を第1表
に示す。
を作成した。 5000枚の印刷テストの結果を第1表
に示す。
止較拠l
下記成分を下記組成:
フィチン酸 75部塩化ニ
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 2061S(分子fi200
) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノブチルエーテル 16部水
875部で混
合し、得られた組成物のpHを3.6に調整し、不惑脂
化処理液を作成した。5000枚の印刷テストの結果を
第1表に示す。
ッケル・六水和物 4部ポリエチレング
リコール 2061S(分子fi200
) ポリアクリル酸ソーダ 10部エチレ
ングリコールモノブチルエーテル 16部水
875部で混
合し、得られた組成物のpHを3.6に調整し、不惑脂
化処理液を作成した。5000枚の印刷テストの結果を
第1表に示す。
止較孤1
下記成分を下記組成:
フィチン酸 40部酢酸ニ
ッケル 10部ポリエチレン
グリコール 80部(分子1600) アニオン性変性ポリアクリル酸ソーダ 20部エチレ
ングリコールモノメチルエーテル 10部水
820部で混合
し、得られた組成物のpHを、3.8に調整し、不感脂
化処理液を作成した。5000枚の印刷テストの結果を
第1表に示す。
ッケル 10部ポリエチレン
グリコール 80部(分子1600) アニオン性変性ポリアクリル酸ソーダ 20部エチレ
ングリコールモノメチルエーテル 10部水
820部で混合
し、得られた組成物のpHを、3.8に調整し、不感脂
化処理液を作成した。5000枚の印刷テストの結果を
第1表に示す。
止較■土
下記成分を下記組成:
フィチン酸 70部塩化コ
バルト 20部シトラコン酸
10部p−トルエンスルホ
ン酸ソータ20部 エチレングリコールモノメチルエーテル 50部水
830
部で混合し、得られた組成物のpHを、3.8に調製し
、不感脂化処理液を作成した。5000枚の印刷テスト
の結果を第1表に示す。
バルト 20部シトラコン酸
10部p−トルエンスルホ
ン酸ソータ20部 エチレングリコールモノメチルエーテル 50部水
830
部で混合し、得られた組成物のpHを、3.8に調製し
、不感脂化処理液を作成した。5000枚の印刷テスト
の結果を第1表に示す。
第1表
第−表に明瞭に示されているように、本発明の不感脂化
処理組成物(実施例1〜6)はいづれも良好な印刷汚れ
防止効果を示すとともに、印刷版の印刷機シリンダーへ
の付着に対しすぐれた防止効果を示した。しかし、比較
不感脂化処理組成物(比較例1〜4)は、いづれは良好
な印刷汚れ防止効果を示したが、印刷版を印刷機シリン
ダーへ付着せしめる結果となった。
処理組成物(実施例1〜6)はいづれも良好な印刷汚れ
防止効果を示すとともに、印刷版の印刷機シリンダーへ
の付着に対しすぐれた防止効果を示した。しかし、比較
不感脂化処理組成物(比較例1〜4)は、いづれは良好
な印刷汚れ防止効果を示したが、印刷版を印刷機シリン
ダーへ付着せしめる結果となった。
本発明の不感脂化処理組成物により、迅速、安全、かつ
、有効に平版印刷版の不惑脂化処理を実施することが可
能であり、かつ、印刷版に良好な印刷特性を付与するこ
とができ、しかも印刷版の印刷機シリンダーへの付着(
粘着)の発生を防止し得るものである。
、有効に平版印刷版の不惑脂化処理を実施することが可
能であり、かつ、印刷版に良好な印刷特性を付与するこ
とができ、しかも印刷版の印刷機シリンダーへの付着(
粘着)の発生を防止し得るものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、0.4〜20重量%の、フィチン酸およびその機能
的誘導体から選ばれた少なくとも1種からなるフィチン
酸成分と、 前記フィチン酸成分1モルに対し、1〜10モルの、下
記一般式( I ): MXm( I ) 〔上式中、Mは二価の金属原子を表わし、Xは、一価、
または二価の陰イオン性原子、または原子団を表わし、
mは1、または2の整数を表わす〕の化合物から選ばれ
た少なくとも1種からなる、二価金属化合物成分と、お
よび 0.1〜10重量%の、下記一般式(II):AnY(I
I) 〔上式中、Aはアルカリ金属原子を表わし、Yは、一価
、または二価の陰イオン性原子または原子団を表わし、
nは1、または2の整数を表わす〕の化合物から選ばれ
た少なくとも1種からなるアルカリ金属化合物成分と、 を含む水溶液を含んでなる平版印刷版用不感脂化処理組
成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8818388A JPH01259995A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 平版印刷版用不感脂化処理組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8818388A JPH01259995A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 平版印刷版用不感脂化処理組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01259995A true JPH01259995A (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=13935792
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8818388A Pending JPH01259995A (ja) | 1988-04-12 | 1988-04-12 | 平版印刷版用不感脂化処理組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01259995A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5714250A (en) * | 1994-12-28 | 1998-02-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Direct drawing type lithographic printing plate precursor |
-
1988
- 1988-04-12 JP JP8818388A patent/JPH01259995A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5714250A (en) * | 1994-12-28 | 1998-02-03 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Direct drawing type lithographic printing plate precursor |
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