JPH08304285A - 発光分光分析装置及びその使用方法 - Google Patents
発光分光分析装置及びその使用方法Info
- Publication number
- JPH08304285A JPH08304285A JP11439795A JP11439795A JPH08304285A JP H08304285 A JPH08304285 A JP H08304285A JP 11439795 A JP11439795 A JP 11439795A JP 11439795 A JP11439795 A JP 11439795A JP H08304285 A JPH08304285 A JP H08304285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- analysis
- solenoid valve
- port solenoid
- discharge chamber
- flow rate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 雰囲気ガス供給系20が3ポート電磁弁22
及び流量調節弁312、322を含んで構成され、流量
調節弁312、322が3ポート電磁弁22の入口部2
30、229側に接続されると共に、3ポート電磁弁2
2の出口部231側が放電室11側に接続されている発
光分光分析装置10。 【効果】 比較的少量のArガスをバイパス流路24を
介して放電室11側に流しておくと、分析を行なわない
ときでも放電室11側から3ポート電磁弁22内に空気
が侵入するのを常時確実に、かつ安いコストで防止する
ことができる。また予め流量調節弁322の流量を調整
しておき、分析を行なう際に3ポート電磁弁22を駆動
させると、分析流路25を介して所定量の清浄なArガ
スを放電室11側に確実に供給することができる。
及び流量調節弁312、322を含んで構成され、流量
調節弁312、322が3ポート電磁弁22の入口部2
30、229側に接続されると共に、3ポート電磁弁2
2の出口部231側が放電室11側に接続されている発
光分光分析装置10。 【効果】 比較的少量のArガスをバイパス流路24を
介して放電室11側に流しておくと、分析を行なわない
ときでも放電室11側から3ポート電磁弁22内に空気
が侵入するのを常時確実に、かつ安いコストで防止する
ことができる。また予め流量調節弁322の流量を調整
しておき、分析を行なう際に3ポート電磁弁22を駆動
させると、分析流路25を介して所定量の清浄なArガ
スを放電室11側に確実に供給することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発光分光分析装置及びそ
の使用方法に関し、より詳細には、例えば鉄鋼材料等に
おける微量成分の分析に用いられる発光分光分析装置及
びその使用方法に関する。
の使用方法に関し、より詳細には、例えば鉄鋼材料等に
おける微量成分の分析に用いられる発光分光分析装置及
びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄鋼品種の多様化、高品質化及び
製鋼加工技術の発展に伴い、鉄鋼中に含まれる微量成
分、特に窒素成分、酸素成分、硫黄成分、炭素成分等の
量を厳密にコントロールする技術が進歩してきており、
これらの技術の裏付けとして前記微量成分の定量分析が
重要になってきている。
製鋼加工技術の発展に伴い、鉄鋼中に含まれる微量成
分、特に窒素成分、酸素成分、硫黄成分、炭素成分等の
量を厳密にコントロールする技術が進歩してきており、
これらの技術の裏付けとして前記微量成分の定量分析が
重要になってきている。
【0003】また製鋼・精練工程はオンライン操業であ
るので、前記微量成分の分析は迅速、かつ正確に行なわ
れると共に、この分析結果が速やかに製鋼・精練工程に
フィードバックされる必要がある。
るので、前記微量成分の分析は迅速、かつ正確に行なわ
れると共に、この分析結果が速やかに製鋼・精練工程に
フィードバックされる必要がある。
【0004】従来から鉄鋼中の微量成分を分析するに
は、以下のような方法が用いられている。C(炭素)成
分の分析方法として、固体試料から採取した少量(0.
5〜3g)の試料を高周波電力により燃焼させ、赤外線
吸収法により分析する方法等がある。またN(窒素)成
分の分析方法として、固体試料から採取した少量(0.
5〜1g)の試料を不活性ガス搬送し、溶融熱伝導法に
より分析する方法等がある。またO(酸素)成分の分析
方法として、固体試料から採取した少量(0.5〜1
g)の試料を不活性ガス搬送して溶融させ、赤外線吸収
法により分析する方法、あるいはこの試料を不活性ガス
搬送し、溶融熱伝導法により分析する方法等がある。
は、以下のような方法が用いられている。C(炭素)成
分の分析方法として、固体試料から採取した少量(0.
5〜3g)の試料を高周波電力により燃焼させ、赤外線
吸収法により分析する方法等がある。またN(窒素)成
分の分析方法として、固体試料から採取した少量(0.
5〜1g)の試料を不活性ガス搬送し、溶融熱伝導法に
より分析する方法等がある。またO(酸素)成分の分析
方法として、固体試料から採取した少量(0.5〜1
g)の試料を不活性ガス搬送して溶融させ、赤外線吸収
法により分析する方法、あるいはこの試料を不活性ガス
搬送し、溶融熱伝導法により分析する方法等がある。
【0005】また、これらの微量成分を同時に分析する
分析法として、固体試料を切断、研磨した後、この試料
の研磨面を放電させることにより発光させ、そのスペク
トル線強度から成分濃度を分析する発光分光分析方法が
ある。
分析法として、固体試料を切断、研磨した後、この試料
の研磨面を放電させることにより発光させ、そのスペク
トル線強度から成分濃度を分析する発光分光分析方法が
ある。
【0006】しかし、前記した微量成分ごとに分析を行
なう分析方法においては、高い精度が得られるという長
所がある反面、試料の調製が煩雑であり、分析に人手と
時間を要するという短所がある。
なう分析方法においては、高い精度が得られるという長
所がある反面、試料の調製が煩雑であり、分析に人手と
時間を要するという短所がある。
【0007】一方、前記発光分光分析方法においては、
多種類の微量成分の分析を迅速に行なうことができると
いう長所があり、しかも最近のエレクトロニクス技術等
の進歩に伴い、この分析精度も向上してきている。した
がって、鉄鋼製造プロセスの管理に用いられる鉄鋼中の
微量成分の分析には、高度の分析精度と分析の迅速性と
を満足するこの発光分光分析方法が広く利用されるよう
になってきている。
多種類の微量成分の分析を迅速に行なうことができると
いう長所があり、しかも最近のエレクトロニクス技術等
の進歩に伴い、この分析精度も向上してきている。した
がって、鉄鋼製造プロセスの管理に用いられる鉄鋼中の
微量成分の分析には、高度の分析精度と分析の迅速性と
を満足するこの発光分光分析方法が広く利用されるよう
になってきている。
【0008】図6は従来の発光分光分析装置の放電室、
雰囲気ガス供給系近傍を概略的に示した断面図であり、
図中111は発光スタンドを示している。発光スタンド
111の一端部は水平面に対して斜め下方に突出して形
成されており、この突出部上面には試料台112が配設
され、試料台112の中央部には試料台孔112aが形
成されている。また試料台112の上面には、試料台孔
112aを塞ぐように試料台112に密接して分析用固
体試料12が配置されており、分析用固体試料12の近
傍には、分析用固体試料12を試料台112上に密接・
固定させるための試料固定手段13が配設されている。
また発光スタンド111の開放端側には集光レンズ11
3が配設されており、これら発光スタンド111、試料
台112、集光レンズ113、分析用固体試料12によ
り囲まれた内部に放電室11が構成されている。
雰囲気ガス供給系近傍を概略的に示した断面図であり、
図中111は発光スタンドを示している。発光スタンド
111の一端部は水平面に対して斜め下方に突出して形
成されており、この突出部上面には試料台112が配設
され、試料台112の中央部には試料台孔112aが形
成されている。また試料台112の上面には、試料台孔
112aを塞ぐように試料台112に密接して分析用固
体試料12が配置されており、分析用固体試料12の近
傍には、分析用固体試料12を試料台112上に密接・
固定させるための試料固定手段13が配設されている。
また発光スタンド111の開放端側には集光レンズ11
3が配設されており、これら発光スタンド111、試料
台112、集光レンズ113、分析用固体試料12によ
り囲まれた内部に放電室11が構成されている。
【0009】放電室11内における試料台孔112aと
対向する所定箇所には対向電極141が配設されてお
り、対向電極141は電源142に接続され、電源14
2は判断・制御部15に接続されている。これら対向電
極141、電源142、判断・制御部15等を含んで放
電手段14が構成されている。
対向する所定箇所には対向電極141が配設されてお
り、対向電極141は電源142に接続され、電源14
2は判断・制御部15に接続されている。これら対向電
極141、電源142、判断・制御部15等を含んで放
電手段14が構成されている。
【0010】発光スタンド111下部における集光レン
ズ113及び対向電極141近傍にはガス導入管30
1、302の一端部がそれぞれ接続され、ガス導入管3
01、302の他端部は継手303、ガス配管304を
介して流量計305に接続されている。流量計305は
継手306、ガス配管311を介して流量調節弁312
に接続され、流量調節弁312は2ポート電磁弁313
(JIS B 8373-1993)の出口部3134に接続されてい
る。また2ポート電磁弁313の入口部3133はガス
配管311、継手307、ガス配管308を介してガス
供給源309に接続されており、これらガス配管31
1、流量調節弁312、2ポート電磁弁312を含んで
メイン流路310が構成されている。一方、流量計30
5は継手306、ガス配管321を介して流量調節弁3
22に接続され、流量調節弁322はガス配管321、
継手307、ガス配管308を介してガス供給源309
に接続されており、これらガス配管321、流量調節弁
322を含んでバイパス流路320が構成されている。
ズ113及び対向電極141近傍にはガス導入管30
1、302の一端部がそれぞれ接続され、ガス導入管3
01、302の他端部は継手303、ガス配管304を
介して流量計305に接続されている。流量計305は
継手306、ガス配管311を介して流量調節弁312
に接続され、流量調節弁312は2ポート電磁弁313
(JIS B 8373-1993)の出口部3134に接続されてい
る。また2ポート電磁弁313の入口部3133はガス
配管311、継手307、ガス配管308を介してガス
供給源309に接続されており、これらガス配管31
1、流量調節弁312、2ポート電磁弁312を含んで
メイン流路310が構成されている。一方、流量計30
5は継手306、ガス配管321を介して流量調節弁3
22に接続され、流量調節弁322はガス配管321、
継手307、ガス配管308を介してガス供給源309
に接続されており、これらガス配管321、流量調節弁
322を含んでバイパス流路320が構成されている。
【0011】2ポート電磁弁313の基台3131上に
は略円柱形状の凹部3132が形成され、また基台31
31の両側面部には入口部3133、出口部3134が
それぞれ形成されており、入口部3133、出口部31
34には凹部3132に通じる導通孔3133a、31
34aがそれぞれ形成されている。また基台3131上
には、略円筒形状を有する鍔付きのプランジャーケース
3135が凹部3132と同心状に固定されており、プ
ランジャーケース3135及び凹部3132の内部には
略円柱形状のプランジャー3136が上下方向摺動可能
に配設されている。プランジャー3136下部にはパッ
キン3137が取り付けられており、パッキン3137
下面が導通孔3134a上部に当接すると、導通孔31
34aが塞がれるようになっている。またプランジャー
3136とプランジャーケース3135との間にはバネ
3138が介装されてプランジャー3136が押し下げ
られるようになっており、したがって通常の場合、導通
孔3133bはプランジャー3136により閉塞されて
いる。一方、プランジャー3136の上方には所定間隔
を有して略円柱形状の鉄心3139が取り付けられてお
り、鉄心3139及びプランジャー3136の周囲の所
定箇所にはコイル3140が配設されている。コイル3
140は電源330を介して判断・制御部15に接続さ
れており、判断・制御部15を操作して電源330を駆
動させ、コイル3140に電流を印加すると、強磁性体
となった鉄心3139にプランジャー3136が引きつ
けられ、導通孔3133bが開かれる。すると導通孔3
133a、凹部3132、導通孔3133bを介し、入
口部3133と出口部3134とが導通するようになっ
ている。また基台3131上にはプランジャー313
6、プランジャーケース3135、鉄心3139、コイ
ル3140等を覆う態様で本体ケース3141等が取り
付けられている。これら基台3131、プランジャーケ
ース3135、プランジャー3136、鉄心3139、
コイル3140、本体ケース3141等を含んで2ポー
ト電磁弁313が構成されている。
は略円柱形状の凹部3132が形成され、また基台31
31の両側面部には入口部3133、出口部3134が
それぞれ形成されており、入口部3133、出口部31
34には凹部3132に通じる導通孔3133a、31
34aがそれぞれ形成されている。また基台3131上
には、略円筒形状を有する鍔付きのプランジャーケース
3135が凹部3132と同心状に固定されており、プ
ランジャーケース3135及び凹部3132の内部には
略円柱形状のプランジャー3136が上下方向摺動可能
に配設されている。プランジャー3136下部にはパッ
キン3137が取り付けられており、パッキン3137
下面が導通孔3134a上部に当接すると、導通孔31
34aが塞がれるようになっている。またプランジャー
3136とプランジャーケース3135との間にはバネ
3138が介装されてプランジャー3136が押し下げ
られるようになっており、したがって通常の場合、導通
孔3133bはプランジャー3136により閉塞されて
いる。一方、プランジャー3136の上方には所定間隔
を有して略円柱形状の鉄心3139が取り付けられてお
り、鉄心3139及びプランジャー3136の周囲の所
定箇所にはコイル3140が配設されている。コイル3
140は電源330を介して判断・制御部15に接続さ
れており、判断・制御部15を操作して電源330を駆
動させ、コイル3140に電流を印加すると、強磁性体
となった鉄心3139にプランジャー3136が引きつ
けられ、導通孔3133bが開かれる。すると導通孔3
133a、凹部3132、導通孔3133bを介し、入
口部3133と出口部3134とが導通するようになっ
ている。また基台3131上にはプランジャー313
6、プランジャーケース3135、鉄心3139、コイ
ル3140等を覆う態様で本体ケース3141等が取り
付けられている。これら基台3131、プランジャーケ
ース3135、プランジャー3136、鉄心3139、
コイル3140、本体ケース3141等を含んで2ポー
ト電磁弁313が構成されている。
【0012】これらガス導入管301、302、ガス配
管304、308、流量計305、メイン流路310、
バイパス流路320、ガス供給源309等を含んで雰囲
気ガス供給系300が構成されている。
管304、308、流量計305、メイン流路310、
バイパス流路320、ガス供給源309等を含んで雰囲
気ガス供給系300が構成されている。
【0013】他方、発光スタンド111の突出部にはガ
ス排出管16が接続されている。これら放電室11、放
電手段14、雰囲気ガス供給系300等を含んで発光分
光分析装置30が構成されている。
ス排出管16が接続されている。これら放電室11、放
電手段14、雰囲気ガス供給系300等を含んで発光分
光分析装置30が構成されている。
【0014】このように構成された装置30の場合、分
析を行なわないときはバイパス流路320を介して流量
が約3リットル/minのAr(アルゴン:純度99.999ホ゛
リューム%)、He(ヘリウム:純度99.999ホ゛リューム%)
またはAr・He混合ガス等の雰囲気ガスを放電室11
内に連続的に導入し、放電室11内及び雰囲気ガス供給
系300内の空気を追い出しておく。次に分析用固体試
料12中の微量成分(N、O、C成分等)を分析する
際、まず試料固定手段13を用いて分析用固体試料12
を試料台112上に密接・固定させる。次に流量調節弁
312を調製した後、判断・制御部15を操作すると、
2ポート電磁弁313の入口部3133と出口部313
4とが導通し、メイン流路310及びバイパス流路32
0を介してトータル流量が約13リットル/minの雰囲気ガス
が放電室11内に導入される。そして所定時間経過した
ことが判断・制御部15において判断されると、ガス濃
度測定手段(図示せず)に分析指示が行なわれ、放電室
11内における雰囲気ガス濃度の分析が行なわれる。次
に分析用固体試料12が加熱手段(図示せず)により所
定温度まで加熱されたことが判断・制御部15において
判断されると、これからの信号により電源142が駆動
され、対向電極141と分析用固体試料12との間に電
圧が印加され、これらの間に所定時間放電が発生する。
この放電により生じた発光が集光レンズ113を介して
分光器(図示せず)に送られてスペクトル線が選択さ
れ、その測光値が判断・制御部15に入力され、微量成
分濃度が計算されて求められる。
析を行なわないときはバイパス流路320を介して流量
が約3リットル/minのAr(アルゴン:純度99.999ホ゛
リューム%)、He(ヘリウム:純度99.999ホ゛リューム%)
またはAr・He混合ガス等の雰囲気ガスを放電室11
内に連続的に導入し、放電室11内及び雰囲気ガス供給
系300内の空気を追い出しておく。次に分析用固体試
料12中の微量成分(N、O、C成分等)を分析する
際、まず試料固定手段13を用いて分析用固体試料12
を試料台112上に密接・固定させる。次に流量調節弁
312を調製した後、判断・制御部15を操作すると、
2ポート電磁弁313の入口部3133と出口部313
4とが導通し、メイン流路310及びバイパス流路32
0を介してトータル流量が約13リットル/minの雰囲気ガス
が放電室11内に導入される。そして所定時間経過した
ことが判断・制御部15において判断されると、ガス濃
度測定手段(図示せず)に分析指示が行なわれ、放電室
11内における雰囲気ガス濃度の分析が行なわれる。次
に分析用固体試料12が加熱手段(図示せず)により所
定温度まで加熱されたことが判断・制御部15において
判断されると、これからの信号により電源142が駆動
され、対向電極141と分析用固体試料12との間に電
圧が印加され、これらの間に所定時間放電が発生する。
この放電により生じた発光が集光レンズ113を介して
分光器(図示せず)に送られてスペクトル線が選択さ
れ、その測光値が判断・制御部15に入力され、微量成
分濃度が計算されて求められる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の発光分
光分析装置30においては、分析を行わないときに放電
室11及び雰囲気ガス供給系300に空気が混入しない
よう、バイパス流路320を通じて流量が3リットル/minの
雰囲気ガスを常時流している。しかし雰囲気ガス流量が
少なく、かつメイン流路310には雰囲気ガスが流され
ていないので、極微量の空気が流量調節弁312や2ポ
ート電磁弁313等のメイン流路310内に侵入し易
い。また一旦空気が例えば2ポート電磁弁313に侵入
すると、放電室11と2ポート電磁弁313との間の空
気分圧が高くなり、死角になっているプランジャー31
36と、プランジャーケース3135及び鉄心3139
下面との間にこの空気が滞留し易い。すると分析の際に
雰囲気ガスをメイン流路310に流したとき、侵入した
空気がこの雰囲気ガス中に少しずつ流出・混入しつつ放
電室11に送られ、放電室11を長時間汚染する。この
結果、C、N、O成分の分析を行う場合、空気中のCO
2 、N2 、O2 が各C、N、O成分におけるスペクトル
線のバックグラウンドとなり、分析精度に長時間悪影響
を及ぼすという課題があった。
光分析装置30においては、分析を行わないときに放電
室11及び雰囲気ガス供給系300に空気が混入しない
よう、バイパス流路320を通じて流量が3リットル/minの
雰囲気ガスを常時流している。しかし雰囲気ガス流量が
少なく、かつメイン流路310には雰囲気ガスが流され
ていないので、極微量の空気が流量調節弁312や2ポ
ート電磁弁313等のメイン流路310内に侵入し易
い。また一旦空気が例えば2ポート電磁弁313に侵入
すると、放電室11と2ポート電磁弁313との間の空
気分圧が高くなり、死角になっているプランジャー31
36と、プランジャーケース3135及び鉄心3139
下面との間にこの空気が滞留し易い。すると分析の際に
雰囲気ガスをメイン流路310に流したとき、侵入した
空気がこの雰囲気ガス中に少しずつ流出・混入しつつ放
電室11に送られ、放電室11を長時間汚染する。この
結果、C、N、O成分の分析を行う場合、空気中のCO
2 、N2 、O2 が各C、N、O成分におけるスペクトル
線のバックグラウンドとなり、分析精度に長時間悪影響
を及ぼすという課題があった。
【0016】一方、分析を行わないとき、メイン流路3
10、バイパス流路320に比較的大流量の雰囲気ガス
を流せば上記問題は改善されるが、雰囲気ガスの使用量
が増大し、コストが掛かるという課題があった。
10、バイパス流路320に比較的大流量の雰囲気ガス
を流せば上記問題は改善されるが、雰囲気ガスの使用量
が増大し、コストが掛かるという課題があった。
【0017】本発明はこのような課題に鑑みなされたも
のであり、分析を行なわないとき、通常の流量の雰囲気
ガスを使用して放電室や雰囲気ガス供給系に空気が侵入
するのを防止することができると共に、分析を行なうと
き、放電室が空気により長時間汚染されるのを防止する
ことができ、C、N、O成分の分析精度を常時高く維持
することができる発光分光分析装置及びその使用方法を
提供することを目的としている
のであり、分析を行なわないとき、通常の流量の雰囲気
ガスを使用して放電室や雰囲気ガス供給系に空気が侵入
するのを防止することができると共に、分析を行なうと
き、放電室が空気により長時間汚染されるのを防止する
ことができ、C、N、O成分の分析精度を常時高く維持
することができる発光分光分析装置及びその使用方法を
提供することを目的としている
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る発光分光分析装置は、放電室と放電手段
と雰囲気ガス供給系とを備えた発光分光分析装置におい
て、前記雰囲気ガス供給系が3ポート電磁弁及び第1、
第2の流量調節弁を含んで構成され、これら第1、第2
の流量調節弁が前記3ポート電磁弁の入口側に接続され
ると共に、該3ポート電磁弁の出口側が前記放電室側に
接続されていることを特徴としている(1)。
に本発明に係る発光分光分析装置は、放電室と放電手段
と雰囲気ガス供給系とを備えた発光分光分析装置におい
て、前記雰囲気ガス供給系が3ポート電磁弁及び第1、
第2の流量調節弁を含んで構成され、これら第1、第2
の流量調節弁が前記3ポート電磁弁の入口側に接続され
ると共に、該3ポート電磁弁の出口側が前記放電室側に
接続されていることを特徴としている(1)。
【0019】また本発明に係る発光分光分析装置(1)
の使用方法は、放電室内に雰囲気ガスを充満させた後、
試料台に載置した分析用固体試料の分析面と、該分析面
に対向配置された電極との間で放電させ、発生したスペ
クトルを分光分析して固体試料中の成分の分析を行なう
発光分光分析方法の実施に際し、分析を行なうときは第
1の流量調節弁、3ポート電磁弁を介して前記放電室内
に前記雰囲気ガスを供給する一方、分析を行なわないと
きは第2の流量調節弁、前記3ポート電磁弁を介して前
記放電室内に前記雰囲気ガスを供給することを特徴とし
ている(2)。
の使用方法は、放電室内に雰囲気ガスを充満させた後、
試料台に載置した分析用固体試料の分析面と、該分析面
に対向配置された電極との間で放電させ、発生したスペ
クトルを分光分析して固体試料中の成分の分析を行なう
発光分光分析方法の実施に際し、分析を行なうときは第
1の流量調節弁、3ポート電磁弁を介して前記放電室内
に前記雰囲気ガスを供給する一方、分析を行なわないと
きは第2の流量調節弁、前記3ポート電磁弁を介して前
記放電室内に前記雰囲気ガスを供給することを特徴とし
ている(2)。
【0020】
【作用】上記構成の発光分光分析装置(1)によれば、
雰囲気ガス供給系が3ポート電磁弁及び第1、第2の流
量調節弁を含んで構成され、これら第1、第2の流量調
節弁が前記3ポート電磁弁の入口側に接続されると共
に、該3ポート電磁弁の出口側が放電室側に接続されて
いるので、比較的少量の雰囲気ガスを前記第2の流量調
節弁、前記3ポート電磁弁の入口部及び出口部を介して
前記放電室側に流しておくと、分析を行なわないときで
も該放電室側から前記3ポート電磁弁内に空気が侵入す
るのを常時確実に、かつ安いコストで防止し得ることと
なる。また予め前記第1の流量調節弁の流量を調整して
おき、分析を行なう際に前記3ポート電磁弁を駆動させ
ると、前記3ポート電磁弁の出口部を介して所定量の清
浄な雰囲気ガスを前記放電室側に確実に供給し得ること
となる。
雰囲気ガス供給系が3ポート電磁弁及び第1、第2の流
量調節弁を含んで構成され、これら第1、第2の流量調
節弁が前記3ポート電磁弁の入口側に接続されると共
に、該3ポート電磁弁の出口側が放電室側に接続されて
いるので、比較的少量の雰囲気ガスを前記第2の流量調
節弁、前記3ポート電磁弁の入口部及び出口部を介して
前記放電室側に流しておくと、分析を行なわないときで
も該放電室側から前記3ポート電磁弁内に空気が侵入す
るのを常時確実に、かつ安いコストで防止し得ることと
なる。また予め前記第1の流量調節弁の流量を調整して
おき、分析を行なう際に前記3ポート電磁弁を駆動させ
ると、前記3ポート電磁弁の出口部を介して所定量の清
浄な雰囲気ガスを前記放電室側に確実に供給し得ること
となる。
【0021】また上記構成の発光分光分析装置(1)の
使用方法(2)によれば、放電室内に雰囲気ガスを充満
させた後、試料台に載置した分析用固体試料の分析面
と、該分析面に対向配置された電極との間で放電させ、
発生したスペクトルを分光分析して固体試料中の成分の
分析を行なう発光分光分析方法の実施に際し、分析を行
なうときは第1の流量調節弁、3ポート電磁弁を介して
前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給する一方、分析を
行なわないときは第2の流量調節弁、前記3ポート電磁
弁を介して前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給するの
で、前記雰囲気ガス供給系に空気が侵入して前記放電室
が長時間汚染されるのを防止し得ることとなり、C、
N、O成分を分析する場合、空気中のCO2 、N2 、O
2 が各C、N、O分析成分におけるスペクトル線のバッ
クグラウンドとなるのを排除し得ることとなる。この結
果、分析の都度必要とされていた検量線の校正を省略し
て分析を迅速に行ない得ると共に、分析精度を常時高く
維持し得ることとなる。
使用方法(2)によれば、放電室内に雰囲気ガスを充満
させた後、試料台に載置した分析用固体試料の分析面
と、該分析面に対向配置された電極との間で放電させ、
発生したスペクトルを分光分析して固体試料中の成分の
分析を行なう発光分光分析方法の実施に際し、分析を行
なうときは第1の流量調節弁、3ポート電磁弁を介して
前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給する一方、分析を
行なわないときは第2の流量調節弁、前記3ポート電磁
弁を介して前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給するの
で、前記雰囲気ガス供給系に空気が侵入して前記放電室
が長時間汚染されるのを防止し得ることとなり、C、
N、O成分を分析する場合、空気中のCO2 、N2 、O
2 が各C、N、O分析成分におけるスペクトル線のバッ
クグラウンドとなるのを排除し得ることとなる。この結
果、分析の都度必要とされていた検量線の校正を省略し
て分析を迅速に行ない得ると共に、分析精度を常時高く
維持し得ることとなる。
【0022】なお、前記流量調節弁に流量計が付設され
ている場合は該流量計により前記雰囲気ガスの供給量を
計測し、流量計が付設されていない場合は前記放電室と
前記3ポート電磁弁との間、あるいは該3ポート電磁弁
と前記流量調節弁との間に流量計を設け、該流量計によ
り前記雰囲気ガスの供給量を計測すればよい。
ている場合は該流量計により前記雰囲気ガスの供給量を
計測し、流量計が付設されていない場合は前記放電室と
前記3ポート電磁弁との間、あるいは該3ポート電磁弁
と前記流量調節弁との間に流量計を設け、該流量計によ
り前記雰囲気ガスの供給量を計測すればよい。
【0023】
【実施例及び比較例】以下、本発明に係る発光分光分析
装置及びその使用方法の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、従来例と同一機能を有する構成部品には同一
の符号を付すこととする。図1は実施例に係る発光分光
分析装置の放電室、雰囲気ガス供給系近傍を概略的に示
した断面図であり、図中221は3ポート電磁弁22
(JIS B 8374-1993)の基台を示している。基台221に
は凹部222が形成されており、凹部222が隔壁22
3、224、225で仕切られることによりバイパス室
226、出口室227、メイン室228がそれぞれ形成
されている。また基台221の右側には入口部229、
230が形成されており、この入口部229、230は
バイパス室226、メイン室228にそれぞれ接続され
ている。一方、基台221の左側には出口部231が形
成されており、出口部231は出口室227に接続され
ている。隔壁223、224、225の中央部には孔2
23a、224a、225aが同心上に形成されてお
り、孔223a、224a、225aには大径部232
a、小径部232b及び先端部232cにより構成され
た軸232が上下方向摺動可能に貫通して配設されてい
る。そして図1に示したように軸232が上方の所定位
置に設定されると、孔225aが先端部232c上面に
より塞がれる一方、孔224aと小径部232bとの間
に隙間が形成される。他方、軸232が下方の所定位置
に設定されると、孔224aが大径部232aにより塞
がれる一方、孔225aと先端部232cとの間に隙間
が形成されるようになっている。また隔壁223上には
軸232が通るパッキン236bが配設されており、バ
イパス室226と本体ケース235内とが導通しないよ
うになっている。さらに軸232上部には略T字形状の
プランジャー233が取り付けられており、プランジャ
ー233はバネ(図示せず)等により常時上方に付勢さ
れている。またプランジャー233下部の周囲にはコイ
ル234が配設され、コイル234は図6に示したもの
と同様の電源330及び判断・制御手段15に接続され
ている。そして電源330をオンしてコイル234に電
流を印加させると、発生した磁力によりプランジャー2
33上部がコイル234側に引きつけられ、プランジャ
ー233が前記付勢力に抗して下方に移動させられ一
方、電源330をオフすると磁力が消え、プランジャー
233が前記付勢力により上方に移動させられるように
なっている。また基台221上部にはプランジャー23
3、コイル234を覆うための本体ケース235がパッ
キン236aを介して取り付けられており、本体ケース
235内に空気が侵入しないようになっている。これら
基台221、入口部229、230、出口部231、プ
ランジャー233、コイル234、本体ケース235等
を含んで3ポート電磁弁22が構成されている。
装置及びその使用方法の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、従来例と同一機能を有する構成部品には同一
の符号を付すこととする。図1は実施例に係る発光分光
分析装置の放電室、雰囲気ガス供給系近傍を概略的に示
した断面図であり、図中221は3ポート電磁弁22
(JIS B 8374-1993)の基台を示している。基台221に
は凹部222が形成されており、凹部222が隔壁22
3、224、225で仕切られることによりバイパス室
226、出口室227、メイン室228がそれぞれ形成
されている。また基台221の右側には入口部229、
230が形成されており、この入口部229、230は
バイパス室226、メイン室228にそれぞれ接続され
ている。一方、基台221の左側には出口部231が形
成されており、出口部231は出口室227に接続され
ている。隔壁223、224、225の中央部には孔2
23a、224a、225aが同心上に形成されてお
り、孔223a、224a、225aには大径部232
a、小径部232b及び先端部232cにより構成され
た軸232が上下方向摺動可能に貫通して配設されてい
る。そして図1に示したように軸232が上方の所定位
置に設定されると、孔225aが先端部232c上面に
より塞がれる一方、孔224aと小径部232bとの間
に隙間が形成される。他方、軸232が下方の所定位置
に設定されると、孔224aが大径部232aにより塞
がれる一方、孔225aと先端部232cとの間に隙間
が形成されるようになっている。また隔壁223上には
軸232が通るパッキン236bが配設されており、バ
イパス室226と本体ケース235内とが導通しないよ
うになっている。さらに軸232上部には略T字形状の
プランジャー233が取り付けられており、プランジャ
ー233はバネ(図示せず)等により常時上方に付勢さ
れている。またプランジャー233下部の周囲にはコイ
ル234が配設され、コイル234は図6に示したもの
と同様の電源330及び判断・制御手段15に接続され
ている。そして電源330をオンしてコイル234に電
流を印加させると、発生した磁力によりプランジャー2
33上部がコイル234側に引きつけられ、プランジャ
ー233が前記付勢力に抗して下方に移動させられ一
方、電源330をオフすると磁力が消え、プランジャー
233が前記付勢力により上方に移動させられるように
なっている。また基台221上部にはプランジャー23
3、コイル234を覆うための本体ケース235がパッ
キン236aを介して取り付けられており、本体ケース
235内に空気が侵入しないようになっている。これら
基台221、入口部229、230、出口部231、プ
ランジャー233、コイル234、本体ケース235等
を含んで3ポート電磁弁22が構成されている。
【0024】3ポート電磁弁22の入口部229はガス
配管241を介して図6に示したものと同様の流量調節
弁322に接続され、流量調節弁322はガス配管24
2、継手26、ガス配管27を介して図6に示したもの
と同様のガス供給源309に接続されている。これら3
ポート電磁弁22のバイパス室226及び入口部22
9、ガス配管241、242等を含んでバイパス流路2
4が構成されている。また3ポート電磁弁22の入口部
230はガス配管251を介して図6に示したものと同
様の流量調節弁312に接続され、流量調節弁312は
ガス配管252、継手26、ガス配管27を介してガス
供給源309に接続されている。これら3ポート電磁弁
22のメイン室228及び入口部230、ガス配管25
1、252等を含んで分析流路25が構成されている。
一方、3ポート電磁弁22の出口部231は配管28を
介して図6に示したものと同様の流量計305に接続さ
れており、流量計305は図6に示したものと同様に配
管304、継手303、配管301、302を介して発
光スタンド111に接続されている。これらガス供給源
309、流量調節弁312、322、3ポート電磁弁2
2、流量計305等を含んで雰囲気ガス供給系20が構
成されている。その他の構成は図6に示したものと同様
であるので、ここではその構成の詳細な説明は省略する
こととする。これら放電室11、放電手段14、雰囲気
ガス供給系20等を含んで発光分光分析装置10が構成
されている。
配管241を介して図6に示したものと同様の流量調節
弁322に接続され、流量調節弁322はガス配管24
2、継手26、ガス配管27を介して図6に示したもの
と同様のガス供給源309に接続されている。これら3
ポート電磁弁22のバイパス室226及び入口部22
9、ガス配管241、242等を含んでバイパス流路2
4が構成されている。また3ポート電磁弁22の入口部
230はガス配管251を介して図6に示したものと同
様の流量調節弁312に接続され、流量調節弁312は
ガス配管252、継手26、ガス配管27を介してガス
供給源309に接続されている。これら3ポート電磁弁
22のメイン室228及び入口部230、ガス配管25
1、252等を含んで分析流路25が構成されている。
一方、3ポート電磁弁22の出口部231は配管28を
介して図6に示したものと同様の流量計305に接続さ
れており、流量計305は図6に示したものと同様に配
管304、継手303、配管301、302を介して発
光スタンド111に接続されている。これらガス供給源
309、流量調節弁312、322、3ポート電磁弁2
2、流量計305等を含んで雰囲気ガス供給系20が構
成されている。その他の構成は図6に示したものと同様
であるので、ここではその構成の詳細な説明は省略する
こととする。これら放電室11、放電手段14、雰囲気
ガス供給系20等を含んで発光分光分析装置10が構成
されている。
【0025】このように構成された装置10の場合、分
析を行なわないときはバイパス流路24を介して比較的
少量のAr、HeまたはAr・He混合ガス等の雰囲気
ガスを放電室11内に連続的に導入し、放電室11内及
び雰囲気ガス供給系20内の空気を追い出しておく。次
に分析用固体試料12中の微量成分(N、O、C成分
等)を分析する際、まず試料固定手段13を用いて分析
用固体試料12を試料台112上に密接・固定させる。
次に判断・制御部15を操作すると、電源330がオン
されて3ポート電磁弁22のプランジャー233が下方
に移動し、入口部230と出口部231とが導通し、分
析流路25を介して比較的多量の雰囲気ガスが放電室1
1内に導入される。そして所定時間経過したことが判断
・制御部15において判断されると、ガス濃度測定手段
(図示せず)に分析指示が行なわれ、放電室11内にお
ける雰囲気ガス濃度の分析が行なわれる。次に分析用固
体試料12が加熱手段(図示せず)により所定温度まで
加熱されたことが判断・制御部15において判断される
と、これからの信号により電源142が駆動され、対向
電極141と分析用固体試料12との間に電圧が印加さ
れ、これらの間に所定時間放電が発生する。この放電に
より生じた発光が集光レンズ113を介して分光器(図
示せず)に送られてスペクトル線が選択され、その測光
値が判断・制御部15に入力・演算され、目的とする微
量成分濃度が一度に求められる。分析終了後は電源33
0が自動的にオフされ、3ポート電磁弁22のプランジ
ャー233が上方に移動し、再びバイパス流路24を介
して比較的少量の雰囲気ガスが放電室11内に導入され
る。
析を行なわないときはバイパス流路24を介して比較的
少量のAr、HeまたはAr・He混合ガス等の雰囲気
ガスを放電室11内に連続的に導入し、放電室11内及
び雰囲気ガス供給系20内の空気を追い出しておく。次
に分析用固体試料12中の微量成分(N、O、C成分
等)を分析する際、まず試料固定手段13を用いて分析
用固体試料12を試料台112上に密接・固定させる。
次に判断・制御部15を操作すると、電源330がオン
されて3ポート電磁弁22のプランジャー233が下方
に移動し、入口部230と出口部231とが導通し、分
析流路25を介して比較的多量の雰囲気ガスが放電室1
1内に導入される。そして所定時間経過したことが判断
・制御部15において判断されると、ガス濃度測定手段
(図示せず)に分析指示が行なわれ、放電室11内にお
ける雰囲気ガス濃度の分析が行なわれる。次に分析用固
体試料12が加熱手段(図示せず)により所定温度まで
加熱されたことが判断・制御部15において判断される
と、これからの信号により電源142が駆動され、対向
電極141と分析用固体試料12との間に電圧が印加さ
れ、これらの間に所定時間放電が発生する。この放電に
より生じた発光が集光レンズ113を介して分光器(図
示せず)に送られてスペクトル線が選択され、その測光
値が判断・制御部15に入力・演算され、目的とする微
量成分濃度が一度に求められる。分析終了後は電源33
0が自動的にオフされ、3ポート電磁弁22のプランジ
ャー233が上方に移動し、再びバイパス流路24を介
して比較的少量の雰囲気ガスが放電室11内に導入され
る。
【0026】以下に、実施例に係る発光分光分析装置1
0を用いて雰囲気ガス供給系20の作動開始30分後か
ら鋼中C、N、O成分の分析を行ない、放電パルス回数
ごとのNの発光強度、分析成分の発光強度比I、バック
グラウンド濃度値wB 、分析精度について調査を行なっ
た結果について説明する。なお、上記した分析成分の発
光強度比Iとは、分析成分の発光強度とFeの標準スペ
クトル線発光強度との比をいう。また、上記バックグラ
ウンド濃度値WB は、図4、図5に示した検量線と下記
の数1式とに基づいて計算により求めた。
0を用いて雰囲気ガス供給系20の作動開始30分後か
ら鋼中C、N、O成分の分析を行ない、放電パルス回数
ごとのNの発光強度、分析成分の発光強度比I、バック
グラウンド濃度値wB 、分析精度について調査を行なっ
た結果について説明する。なお、上記した分析成分の発
光強度比Iとは、分析成分の発光強度とFeの標準スペ
クトル線発光強度との比をいう。また、上記バックグラ
ウンド濃度値WB は、図4、図5に示した検量線と下記
の数1式とに基づいて計算により求めた。
【0027】
【数1】w=a・I+b=a・(I−IB )=a・I−
a・IB =a・I−wB ただし、 w:分析成分の濃度(ppm) I:分析成分の発光強度比 a、b:係数 IB :分析成分のバックグラウンド強度比 wB :バックグラウンド濃度値 実験は下記の条件で行なった。分析用固体試料13とし
て、約10ppm レベルのC、N、O成分を含有する高純
度鋼を用いた。雰囲気ガスとして純度が99.999%
のArガスを使用した。最初、発光分光分析装置10が
休止している状態より雰囲気ガス供給系20を作動さ
せ、流量が約3リットル/minのArガスを約30分間ほどバ
イパス流路24を介して放電室11に供給した。また分
析した後から次の分析までの間はバイパス流路24を介
して流量が約3リットル/minのArガスを流した。一方、分
析を行なうときは放電5秒前から放電終了までの間、流
量が約13リットル/minのArガスを分析流路25を介して
放電室11に供給した。また放電は図2に示したように
ハイパワースパーク放電を15/1000秒間、スパー
ク放電を20/1000秒間、アークライク放電を12
0/1000秒間行なった。また測光は時間分解測光法
を用いて行ない、スパーク放電時における発光強度を測
光強度とした。またスペクトル線の波長は、Cのスペク
トル線が165.8nm、Nのスペクトル線が149.2
nm、Oのスペクトル線が130.2nm、Fe(鉄)の標
準スペクトル線が287.2nmのものをそれぞれ選択し
た。なお比較例として、図6に示した従来の発光分光分
析装置30を用いた場合を選んだ。
a・IB =a・I−wB ただし、 w:分析成分の濃度(ppm) I:分析成分の発光強度比 a、b:係数 IB :分析成分のバックグラウンド強度比 wB :バックグラウンド濃度値 実験は下記の条件で行なった。分析用固体試料13とし
て、約10ppm レベルのC、N、O成分を含有する高純
度鋼を用いた。雰囲気ガスとして純度が99.999%
のArガスを使用した。最初、発光分光分析装置10が
休止している状態より雰囲気ガス供給系20を作動さ
せ、流量が約3リットル/minのArガスを約30分間ほどバ
イパス流路24を介して放電室11に供給した。また分
析した後から次の分析までの間はバイパス流路24を介
して流量が約3リットル/minのArガスを流した。一方、分
析を行なうときは放電5秒前から放電終了までの間、流
量が約13リットル/minのArガスを分析流路25を介して
放電室11に供給した。また放電は図2に示したように
ハイパワースパーク放電を15/1000秒間、スパー
ク放電を20/1000秒間、アークライク放電を12
0/1000秒間行なった。また測光は時間分解測光法
を用いて行ない、スパーク放電時における発光強度を測
光強度とした。またスペクトル線の波長は、Cのスペク
トル線が165.8nm、Nのスペクトル線が149.2
nm、Oのスペクトル線が130.2nm、Fe(鉄)の標
準スペクトル線が287.2nmのものをそれぞれ選択し
た。なお比較例として、図6に示した従来の発光分光分
析装置30を用いた場合を選んだ。
【0028】図3はNの発光強度と放電パルス回数との
関係を示した図であり、(a)は実施例の場合、(b)
は比較例の場合を示している。比較例の場合、放電パル
ス回数が約1800回の時点でバックグラウンド強度に
ピークが表われている一方、実施例の場合、バックグラ
ウンド強度のピークは表われていない。この放電パルス
回数が約1800回の時点は、2ポート電磁弁313か
ら放電室11に流量が約13リットル/minのArガスが流れ
た時間に相当しており、比較例に係る装置30の2ポー
ト電磁弁313には空気が侵入し易いことが確認され
た。一方、実施例に係る装置10の雰囲気ガス供給系2
0には空気が侵入し難いことが確認された。
関係を示した図であり、(a)は実施例の場合、(b)
は比較例の場合を示している。比較例の場合、放電パル
ス回数が約1800回の時点でバックグラウンド強度に
ピークが表われている一方、実施例の場合、バックグラ
ウンド強度のピークは表われていない。この放電パルス
回数が約1800回の時点は、2ポート電磁弁313か
ら放電室11に流量が約13リットル/minのArガスが流れ
た時間に相当しており、比較例に係る装置30の2ポー
ト電磁弁313には空気が侵入し易いことが確認され
た。一方、実施例に係る装置10の雰囲気ガス供給系2
0には空気が侵入し難いことが確認された。
【0029】また、図4は実施例に係る装置及び方法に
より約2時間ごとに分析を行ない、分析成分の発光強度
比と成分濃度との時間的関係について調査した結果を示
した検量線グラフであり、(a)はC成分の場合、
(b)はN成分の場合、(c)はO成分の場合を示して
いる。また図5は比較例に係る装置及び方法により約2
時間ごとに分析を行ない、分析成分の発光強度比と成分
濃度との時間的関係について調査した結果を示した検量
線グラフであり、(a)はC成分の場合、(b)はN成
分の場合、(c)はO成分の場合を示している。
より約2時間ごとに分析を行ない、分析成分の発光強度
比と成分濃度との時間的関係について調査した結果を示
した検量線グラフであり、(a)はC成分の場合、
(b)はN成分の場合、(c)はO成分の場合を示して
いる。また図5は比較例に係る装置及び方法により約2
時間ごとに分析を行ない、分析成分の発光強度比と成分
濃度との時間的関係について調査した結果を示した検量
線グラフであり、(a)はC成分の場合、(b)はN成
分の場合、(c)はO成分の場合を示している。
【0030】図4、5よりから明らかなように、比較例
に係る発光分光分析装置30及びその使用方法では、2
ポート電磁弁313に空気が侵入、かつ滞留し易く、分
析成分(C、N、O)の発光強度比がいずれも長時間安
定せず、したがって分析のたびに検量線の校正を必要と
した。一方、実施例に係る発光分光分析装置10及びそ
の使用方法では、装置10の作動30分後には分析成分
(C、N、O)の発光強度比がいずれもほぼ安定してお
り、したがって分析のたびに検量線を校正する必要はな
かった。
に係る発光分光分析装置30及びその使用方法では、2
ポート電磁弁313に空気が侵入、かつ滞留し易く、分
析成分(C、N、O)の発光強度比がいずれも長時間安
定せず、したがって分析のたびに検量線の校正を必要と
した。一方、実施例に係る発光分光分析装置10及びそ
の使用方法では、装置10の作動30分後には分析成分
(C、N、O)の発光強度比がいずれもほぼ安定してお
り、したがって分析のたびに検量線を校正する必要はな
かった。
【0031】また、上記数1式と図4、図5に示した検
量線とに基づき、計算により求めたバックグラウンド濃
度値wB の時間的推移を下記の表1に示した。
量線とに基づき、計算により求めたバックグラウンド濃
度値wB の時間的推移を下記の表1に示した。
【0032】
【表1】
【0033】表1より明らかなように、比較例に係る発
光分光分析装置30及びその使用方法では、各分析成分
におけるバックグラウンド濃度値wB がいずれも長時間
安定しない一方、実施例に係る発光分光分析装置10及
びその使用方法では、バックグラウンド濃度値wB がい
ずれもほぼ安定している。
光分光分析装置30及びその使用方法では、各分析成分
におけるバックグラウンド濃度値wB がいずれも長時間
安定しない一方、実施例に係る発光分光分析装置10及
びその使用方法では、バックグラウンド濃度値wB がい
ずれもほぼ安定している。
【0034】また、実施例及び比較例に係る装置及び方
法により約1時間ごとに分析を行ない、分析値の分析精
度σについて調査した結果を下記の表2に示した。
法により約1時間ごとに分析を行ない、分析値の分析精
度σについて調査した結果を下記の表2に示した。
【0035】
【表2】
【0036】表2より明らかなように、比較例に係る発
光分光分析装置30及びその使用方法の場合に比べ、実
施例に係る発光分光分析装置10及びその使用方法にお
ける分析精度σは高い。
光分光分析装置30及びその使用方法の場合に比べ、実
施例に係る発光分光分析装置10及びその使用方法にお
ける分析精度σは高い。
【0037】上記結果から明らかなように、実施例に係
る発光分光分析装置10では、比較的少量のArガスを
流量調節弁312、3ポート電磁弁22の入口部230
及び出口部231、流量計305を介して放電室11側
に流しておくと、分析を行なわないときでも放電室11
側から3ポート電磁弁22内に空気が侵入するのを常時
確実に、かつ安いコストで防止することができる。また
予め流量調節弁322の流量を調整しておき、分析を行
なう際に3ポート電磁弁22を駆動させると、3ポート
電磁弁22の出口部231を介して所定量の清浄なAr
ガスを放電室11側に確実に供給することができる。
る発光分光分析装置10では、比較的少量のArガスを
流量調節弁312、3ポート電磁弁22の入口部230
及び出口部231、流量計305を介して放電室11側
に流しておくと、分析を行なわないときでも放電室11
側から3ポート電磁弁22内に空気が侵入するのを常時
確実に、かつ安いコストで防止することができる。また
予め流量調節弁322の流量を調整しておき、分析を行
なう際に3ポート電磁弁22を駆動させると、3ポート
電磁弁22の出口部231を介して所定量の清浄なAr
ガスを放電室11側に確実に供給することができる。
【0038】また実施例に係る発光分光分析装置10の
使用方法では、雰囲気ガス供給系20に空気が侵入して
放電室11が長時間汚染されるのを防止することがで
き、C、N、O成分を分析する場合、空気中のCO2 、
N2 、O2 が各C、N、O分析成分におけるスペクトル
線のバックグラウンドwB となるのを排除することがで
きる。この結果、分析の都度必要とされていた検量線の
校正を省略して分析を迅速に行なうことができると共
に、分析精度を常時高く維持することができる。
使用方法では、雰囲気ガス供給系20に空気が侵入して
放電室11が長時間汚染されるのを防止することがで
き、C、N、O成分を分析する場合、空気中のCO2 、
N2 、O2 が各C、N、O分析成分におけるスペクトル
線のバックグラウンドwB となるのを排除することがで
きる。この結果、分析の都度必要とされていた検量線の
校正を省略して分析を迅速に行なうことができると共
に、分析精度を常時高く維持することができる。
【0039】なお、上記した実施例に係る装置10で
は、3ポート電磁弁22に「常時閉タイプ」のものを用
いたが、別の実施例では「常時開タイプ」のものを用い
てもよい。
は、3ポート電磁弁22に「常時閉タイプ」のものを用
いたが、別の実施例では「常時開タイプ」のものを用い
てもよい。
【0040】また、上記した実施例に係る装置10及び
方法では、雰囲気ガスにArを用いたが、別の実施例で
は雰囲気ガスにHe、ArとHeとの混合ガスを用いて
もよい。
方法では、雰囲気ガスにArを用いたが、別の実施例で
は雰囲気ガスにHe、ArとHeとの混合ガスを用いて
もよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る発光分
光分析装置(1)にあっては、雰囲気ガス供給系が3ポ
ート電磁弁及び第1、第2の流量調節弁を含んで構成さ
れ、これら第1、第2の流量調節弁が前記3ポート電磁
弁の入口側に接続されると共に、該3ポート電磁弁の出
口側が放電室側に接続されているので、比較的少量の雰
囲気ガスを前記第2の流量調節弁、前記3ポート電磁弁
の入口部及び出口部を介して前記放電室側に流しておく
と、分析を行なわないときでも該放電室側から前記3ポ
ート電磁弁内に空気が侵入するのを常時確実に、かつ安
いコストで防止することができる。また予め前記第1の
流量調節弁の流量を調整しておき、分析を行なう際に前
記3ポート電磁弁を駆動させると、前記3ポート電磁弁
の出口部を介して所定量の清浄な雰囲気ガスを前記放電
室側に確実に供給することができる。
光分析装置(1)にあっては、雰囲気ガス供給系が3ポ
ート電磁弁及び第1、第2の流量調節弁を含んで構成さ
れ、これら第1、第2の流量調節弁が前記3ポート電磁
弁の入口側に接続されると共に、該3ポート電磁弁の出
口側が放電室側に接続されているので、比較的少量の雰
囲気ガスを前記第2の流量調節弁、前記3ポート電磁弁
の入口部及び出口部を介して前記放電室側に流しておく
と、分析を行なわないときでも該放電室側から前記3ポ
ート電磁弁内に空気が侵入するのを常時確実に、かつ安
いコストで防止することができる。また予め前記第1の
流量調節弁の流量を調整しておき、分析を行なう際に前
記3ポート電磁弁を駆動させると、前記3ポート電磁弁
の出口部を介して所定量の清浄な雰囲気ガスを前記放電
室側に確実に供給することができる。
【0042】また本発明に係る発光分光分析装置(1)
の使用方法(2)にあっては、放電室内に雰囲気ガスを
充満させた後、試料台に載置した分析用固体試料の分析
面と、該分析面に対向配置された電極との間で放電さ
せ、発生したスペクトルを分光分析して固体試料中の成
分の分析を行なう発光分光分析方法の実施に際し、分析
を行なうときは第1の流量調節弁、3ポート電磁弁を介
して前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給する一方、分
析を行なわないときは第2の流量調節弁、前記3ポート
電磁弁を介して前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給す
るので、前記雰囲気ガス供給系に空気が侵入して前記放
電室が長時間汚染されるのを防止することができ、C、
N、O成分を分析する場合、空気中のCO2 、N2 、O
2 が各C、N、O分析成分におけるスペクトル線のバッ
クグラウンドとなるのを排除することができる。この結
果、分析の都度必要とされていた検量線の校正を省略し
て分析を迅速に行なうことができると共に、分析精度を
常時高く維持することができる。
の使用方法(2)にあっては、放電室内に雰囲気ガスを
充満させた後、試料台に載置した分析用固体試料の分析
面と、該分析面に対向配置された電極との間で放電さ
せ、発生したスペクトルを分光分析して固体試料中の成
分の分析を行なう発光分光分析方法の実施に際し、分析
を行なうときは第1の流量調節弁、3ポート電磁弁を介
して前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給する一方、分
析を行なわないときは第2の流量調節弁、前記3ポート
電磁弁を介して前記放電室内に前記雰囲気ガスを供給す
るので、前記雰囲気ガス供給系に空気が侵入して前記放
電室が長時間汚染されるのを防止することができ、C、
N、O成分を分析する場合、空気中のCO2 、N2 、O
2 が各C、N、O分析成分におけるスペクトル線のバッ
クグラウンドとなるのを排除することができる。この結
果、分析の都度必要とされていた検量線の校正を省略し
て分析を迅速に行なうことができると共に、分析精度を
常時高く維持することができる。
【図1】実施例に係る発光分光分析装置の放電室、雰囲
気ガス供給系近傍を概略的に示した断面図である。
気ガス供給系近傍を概略的に示した断面図である。
【図2】実施例または比較例に係る発光分光分析装置の
放電手段を駆動した際、放電電流と時間との関係を示し
た放電電流波形図である。
放電手段を駆動した際、放電電流と時間との関係を示し
た放電電流波形図である。
【図3】Nの発光強度と放電パルス回数との関係を示し
た図であり、(a)は実施例の場合、(b)は比較例の
場合を示している。
た図であり、(a)は実施例の場合、(b)は比較例の
場合を示している。
【図4】実施例に係る装置及び方法により分析を行な
い、分析成分の発光強度比と成分濃度との時間的関係に
ついて調査した結果を示した検量線グラフであり、
(a)はC成分の場合、(b)はN成分の場合、(c)
はO成分の場合を示している。
い、分析成分の発光強度比と成分濃度との時間的関係に
ついて調査した結果を示した検量線グラフであり、
(a)はC成分の場合、(b)はN成分の場合、(c)
はO成分の場合を示している。
【図5】比較例に係る装置及び方法により分析を行な
い、分析成分の発光強度比と成分濃度との時間的関係に
ついて調査した結果を示した検量線グラフであり、
(a)はC成分の場合、(b)はN成分の場合、(c)
はO成分の場合を示している。
い、分析成分の発光強度比と成分濃度との時間的関係に
ついて調査した結果を示した検量線グラフであり、
(a)はC成分の場合、(b)はN成分の場合、(c)
はO成分の場合を示している。
【図6】従来の発光分光分析装置の放電室、雰囲気ガス
供給系近傍を概略的に示した断面図である。
供給系近傍を概略的に示した断面図である。
10 発光分光分析装置 11 放電室 14 放電手段 20 雰囲気ガス供給手段 22 3ポート電磁弁 229、230 入口部 231 出口部 305 流量計 312、322 流量調節弁
Claims (2)
- 【請求項1】 放電室と放電手段と雰囲気ガス供給系と
を備えた発光分光分析装置において、前記雰囲気ガス供
給系が3ポート電磁弁及び第1、第2の流量調節弁を含
んで構成され、これら第1、第2の流量調節弁が前記3
ポート電磁弁の入口側に接続されると共に、該3ポート
電磁弁の出口側が前記放電室側に接続されていることを
特徴とする発光分光分析装置。 - 【請求項2】 放電室内に雰囲気ガスを充満させた後、
試料台に載置した分析用固体試料の分析面と、該分析面
に対向配置された電極との間で放電させ、発生したスペ
クトルを分光分析して固体試料中の成分の分析を行なう
発光分光分析方法の実施に際し、分析を行なうときは第
1の流量調節弁、3ポート電磁弁を介して前記放電室内
に前記雰囲気ガスを供給する一方、分析を行なわないと
きは第2の流量調節弁、前記3ポート電磁弁を介して前
記放電室内に前記雰囲気ガスを供給することを特徴とす
る請求項1記載の発光分光分析装置の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11439795A JPH08304285A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 発光分光分析装置及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11439795A JPH08304285A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 発光分光分析装置及びその使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08304285A true JPH08304285A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14636663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11439795A Pending JPH08304285A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 発光分光分析装置及びその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08304285A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112400107A (zh) * | 2018-07-11 | 2021-02-23 | 株式会社岛津制作所 | 发光分析装置及其维护方法 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP11439795A patent/JPH08304285A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112400107A (zh) * | 2018-07-11 | 2021-02-23 | 株式会社岛津制作所 | 发光分析装置及其维护方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5095247A (en) | Plasma discharge apparatus with temperature sensing | |
| US11569081B2 (en) | Method for analyzing metal fine particles, and inductively coupled plasma mass spectrometry method | |
| Kniseley et al. | Application of inductively-coupled plasma excitation sources to the determination of trace metals in microliter volumes of biological fluids | |
| WO2010018738A1 (ja) | 分析方法および分析システム | |
| Leach et al. | Factors affecting the production of fast transient signals in single shot laser ablation inductively coupled plasma mass spectrometry | |
| US5252827A (en) | Method and apparatus for analysis of gases using plasma | |
| US10830705B2 (en) | Method and device for spectral analysis of a chemical composition of molten metals | |
| US4615225A (en) | In-situ analysis of a liquid conductive material | |
| JPH08304285A (ja) | 発光分光分析装置及びその使用方法 | |
| JPH0755780A (ja) | ガスクロマトグラフによる各種ガス中の超微量成分の高感度測定装置 | |
| Strauss et al. | Size-resolved analysis of fine and ultrafine particulate matter by laser-induced breakdown spectroscopy | |
| JPH06109639A (ja) | 発光分光分析方法 | |
| EP0193821A2 (en) | In-situ analysis of a liquid conductive material | |
| JP3058043B2 (ja) | 溶融金属のレーザー発光分光分析用プローブ及び分析方法 | |
| JP2722852B2 (ja) | 発光分光分析方法及び発光分光分析装置 | |
| JPS6217644A (ja) | グロ−放電発光分光分析方法及び装置 | |
| WO2024192627A1 (en) | Flame-based detectors with protected ignitor | |
| JP2677106B2 (ja) | 発光分光分析方法 | |
| JP2898433B2 (ja) | 金属試料中の微量炭素の分析方法 | |
| JPH0434444Y2 (ja) | ||
| JPH08114549A (ja) | 発光分光分析の方法と装置 | |
| JPH0862139A (ja) | 発光分光分析方法 | |
| JPS63210751A (ja) | グロ−放電発光分析装置 | |
| JPH0524046Y2 (ja) | ||
| JPH0211099B2 (ja) |