JPH08304505A - 架空送電線における故障様相および故障区間の標定方法 - Google Patents

架空送電線における故障様相および故障区間の標定方法

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JPH08304505A
JPH08304505A JP7112801A JP11280195A JPH08304505A JP H08304505 A JPH08304505 A JP H08304505A JP 7112801 A JP7112801 A JP 7112801A JP 11280195 A JP11280195 A JP 11280195A JP H08304505 A JPH08304505 A JP H08304505A
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neural network
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JP7112801A
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Hiroshi Horibata
啓史 堀端
Takeshi Kawamura
武司 川村
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
    • Y04S10/52Outage or fault management, e.g. fault detection or location

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  • Locating Faults (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ニューラルネットワークの学習が円滑に進行
し、誤標定の可能性が低い架空送電線における故障様相
および故障区間の標定方法を提供する。 【構成】 架空地線GWの電流を検出するための電流検
出センサ3を所定数の鉄塔1ごとに設ける。各センサ3
に対応する入力ユニットと各鉄塔1に対応する出力ユニ
ットとを含むニューラルネットワークを設ける。ニュー
ラルネットワークの学習時において出力ユニットに
「0」と「1」の間の3つ以上のレベルを与える。
「0」か「1」の2つのレベルを与えていた従来に比
べ、入力変化に対するる出力変化を小さくすることがで
き、ニューラルネットワークの学習を円滑に進行させる
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は架空送電線における故
障様相および故障区間標定方法に関し、特に、架空地線
の故障電流および位相分布に基づいて架空送電線におけ
る故障様相および故障区間を標定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】架空送電線において故障が発生した場合
には必ず送電線を巡視し、故障点の発見および電力設備
の保守・点検を行なう必要がある。しかし、一般に送電
線は、山・川など地理条件の厳しいところを通っている
ので、巡視の効率が非常に低い。そこで、故障様相(鉄
塔地絡、径間地絡、短絡など)および故障区間(故障発
生場所)を標定できるシステムがあれは巡視の効率を飛
躍的に向上させることができる。
【0003】図4は従来の架空送電線における故障様相
および故障区間標定システムの構成を示す図である。図
4において、鉄塔1a,1b,1c,…には架空送電線
2が張り渡されているとともに、頂部には架空地線GW
が張り渡されている。架空地線GWは架空送電線2を雷
害から守るためのものであって、架空送電線2に雷が直
撃するのを防止し、また雷による静電誘導のために架空
送電線2に異常電圧が発生するのを防止する。架空地線
GWの複数箇所(図では鉄塔1a,1c)には電流検出
センサ3が設置されていて、電流検出センサ3の検出信
号がたとえば架空地線GW内を挿通する光ファイバ4を
介して地上の中央装置5に伝送される。中央装置5は電
流検出センサ3の検出信号に基づいて、たとえば故障様
相が鉄塔地絡であり、故障点は鉄塔1bであるという判
定を下す。
【0004】しかし、従来の標定システムでは、故障が
発生するたびに電流検出センサ3の検出信号から送電線
2の故障電流および位相分布を計算し、その計算結果に
基づいて送電線2の故障様相および故障区間を標定して
いたので、迅速な標定を行なうことができなかった。
【0005】そこで、本願発明者らは、特願平5−28
2342号において、迅速でかつ精度の高い標定が可能
な新しい標定システムを提案した。この標定システムに
おいては、故障様相標定用のニューラルネットワーク
と、各故障様相に対応した故障区間標定用のニューラル
ネットワークとが中央装置5に設けられる。他の構成は
図4で示した標定システムと同じである。
【0006】ニューラルネットワークは、図5に示すよ
うに、入力層6、中間層7および出力層8を含む。入力
層6は複数の入力ユニット6.1〜6.7,…を含み、
出力層8は複数の出力ユニット8.1〜8.7,…を含
む。
【0007】故障様相標定用のニューラルネットワーク
では、入力ユニット6.1〜6.7,…はそれぞれ電流
検出センサ3に対応して設けられ、出力ユニット8.1
〜8.7,…はそれぞれ故障様相に対応して設けられ
る。
【0008】また、故障区間標定用のニューラルネット
ワークでは、入力ユニット6.1〜6.7,…はそれぞ
れ電流検出センサ3に対応して設けられ、出力ユニット
8.1〜8.7,…はそれぞれ鉄塔1a,1b,1c,
…に対応して設けられる。
【0009】ニューラルネットワークの学習は次のよう
にして行なわれる。まず、図4で示した送電線路におい
て発生が予想されるすべての故障についてEMTP(El
ectro Mgnectic Transient Program)シミュレーション
が実施され、各故障発生時の架空地線GWの故障電流お
よび位相分布が計算される。
【0010】次いで、各センサ設置鉄塔1a,1b,1
c,…での電流値が最大電流または予め定められた一定
値で除算されて0以上1以下の値に正規化され、電流入
力データが作成される。また、隣接するセンサ3間の位
相差がsin関数またはcos関数によって−1以上1
以下の値に正規化され、位相入力データが作成される。
【0011】次に、故障様相標定用のニューラルネット
ワークでは、上述した電流入力データおよび位相入力デ
ータが入力ユニット6.1〜6.7,…に与えられ、故
障様相に対応する出力ユニットの出力が「1」に設定さ
れ、それ以外の出力ユニットの出力は「0」に設定され
る。これにより、電流および位相分布と故障様相の相関
がニューラルネットワークに学習される。
【0012】また、故障区間標定用のニューラルネット
ワークでは、上述した電流入力データおよび位相入力デ
ータが入力ユニット6.1〜6.7,…に与えられ、故
障鉄塔に対応する出力ユニットの出力が「1」に設定さ
れ、それ以外の出力ユニットの出力は「0」に設定され
る。これにより、電流および位相分布と故障区間の相関
がニューラルネットワークに学習される。
【0013】学習の終了した故障様相標定用および故障
区間標定用のニューラルネットワークは中央装置5に設
けられ、各ニューラルネットワークの入力ユニット6.
1〜6.7,…の各々には対応の電流検出センサ3の出
力信号が正規化されて入力される。
【0014】故障が生じて架空地線GWに故障電流が流
れると、故障電流が電流検出センサ3に検出される。故
障様相標定用のニューラルネットワークは、電流検出セ
ンサ3の出力信号に応答して故障様相を瞬時に標定す
る。すなわち、その故障様相に対応した出力ユニットの
出力が「1」となり、その他の出力ユニットの出力が
「0」となる。
【0015】これにより、その故障様相に応じた故障区
間標定用のニューラルネットワークが活性化され、電流
検出センサ3の出力信号に応答して故障鉄塔を瞬時に標
定する。すなわち、その故障鉄塔に対応した出力ユニッ
トの出力が「1」となり、その他の出力ユニットの出力
が「0」となる。
【0016】図示しない表示装置は、これらのニューラ
ルネットワークの出力に応答して故障様相および故障鉄
塔を表示し、作業者に伝える。作業者は、その情報に基
づいて送電線を巡視し、電力設備の保守・点検を行な
う。
【0017】なお、図6に示すように、鉄塔1に2条の
架空地線GW1,GW2が張り渡され、2条の架空地線
GW1,GW2の各々に電流検出センサ3.1〜3.4
が設けられている場合は、架空地線GW1,GW2間の
電流値差および位相差の分布から故障様相および故障鉄
塔が標定される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなニ
ューラルネットワークを用いた標定システムでは、故障
鉄塔が該鉄塔に隣接する鉄塔に変化しても電流検出セン
サ3で検出される故障電流の変化は微小であるにもかか
わらず、ニューラルネットワークの出力データ
を「,,,0,1,0,,,」から「,,,0,0,
1,,,」に変化させなければならないため、入力デー
タの変化に対する出力データの変化が大きく、ニューラ
ルネットワークの学習が円滑に進行しない可能性があ
る。
【0019】また、EMTPシミュレーションによる模
擬計算結果と、実際に送電線に故障が発生したときに検
出される電流・位相度の差異(誤差)が大きくなり、故
障様相および故障区間を誤って標定してしまう可能性が
ある。
【0020】また、故障様相標定用のニューラルネット
ワークと、各故障様相に対応する故障区間標定用のニュ
ーラルネットワークとを設ける必要があり、システムが
大型化するという問題がある。
【0021】それゆえに、この発明の主たる目的は、ニ
ューラルネットワークの学習が円滑に進行し、誤標定の
可能性が低く、システムの小型化を図ることができる架
空送電線路における故障様相および故障区間の標定方法
を提供することである。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の架空送電線に
おける故障様相および故障区間の標定方法は、架空送電
線および架空地線を複数の区間に分割し、前記架空送電
線の故障時に前記架空地線に流れる電流を検出するため
の故障電流検出センサを所定の数の区間ごとに設け、前
記複数の区間のうちのいずれかの区間でいずれかの様相
の故障が前記架空送電線に生じたことに応じて前記架空
地線に現れる故障電流および位相分布を模擬的に計算
し、各故障電流検出センサに対応して設けられた入力ユ
ニットと、各区間に対応して設けられた出力ユニットと
を含むニューラルネットワークによって前記模擬的に計
算した故障電流および位相分布と前記故障区間および故
障様相の相関を学習し、各故障電流検出センサの出力を
前記ニューラルネットワークの入力ユニットに与え、そ
の出力ユニットの出力レベルに基づいて前記架空送電線
の故障様相および故障区間を標定する方法において、前
記ニューラルネットワークによって学習する際、前記故
障区間に対応する出力ユニットの出力レベルを第1のレ
ベルに設定し、該故障区間から所定の区間数だけ離れた
正常な区間に対応する出力ユニットの出力レベルを第2
のレベルに設定し、前記故障区間と前記正常な区間との
間の区間に対応する出力ユニットの出力レベルを前記第
1のレベルと前記第2のレベルの間のレベルに設定する
ことを特徴としている。
【0023】また、前記故障区間と前記故障電流検出セ
ンサの間の距離に応じて、前記故障区間に対応する出力
ユニットの出力レベルと該故障区間に隣接する区間に対
応する出力ユニットの出力レベルとのレベル差を変えて
もよい。
【0024】また、前記故障様相に応じて、前記故障区
間に対応する出力ユニットの出力レベルと該故障区間に
隣接する区間に対応する出力ユニットの出力レベルとの
レベル差を変えてもよい。
【0025】
【作用】この発明の架空送電線路における故障様相およ
び故障区間の標定方法にあっては、ニューラルネットワ
ークの学習の際、故障区間に対応する出力ユニットを第
1のレベルに設定し、故障区間から所定の区間数だけ離
れた正常な区間に対応する出力ユニットを第2のレベル
に設定し、故障区間と正常区間の間の区間に対応する出
力ユニットを第1のレベルと第2のレベルの間のレベル
に設定する。したがって、故障区間に対応する出力ユニ
ットを第1のレベルに設定し、それに隣接する区間に対
応する出力ユニットを第2のレベルに設定していた従来
に比べ、入力データの変化に対する出力データの変化を
小さくすることができ、ニューラルネットワークの学習
の進行を円滑にすることができる。また、故障発生の可
能性の高い複数の区間を標定するので、1つの故障区間
のみを標定していた従来に比べ誤標定の可能性が小さく
なる。
【0026】また、故障区間と電流検出センサの間の距
離に応じて故障区間に対応する出力ユニットの出力レベ
ルと故障区間に隣接する区間に対応する出力ユニットの
出力レベルとのレベル差を変えれば、たとえば故障区間
と電流検出センサの間の距離が小さいほど前記レベル差
を大きくして、より分解能の高い標定を行なうことがで
きる。
【0027】また、故障様相に応じて、故障区間に対応
する出力ユニットの出力レベルと故障区間に隣接する区
間に対応する出力ユニットの出力レベルとを変えれば、
1つのニューラルネットワークで故障様相と故障区間の
両方を標定することができ、従来のように故障様相標定
用のニューラルネットワークと故障区間標定用のニュー
ラルネットワークとを別々に設ける必要がない。したが
って、システムの小型化を図ることができる。
【0028】
【実施例】図1は、この発明の一実施例による架空送電
線における故障様相および故障区間標定システムのニュ
ーラルネットワークの出力を示す図である。他の構成お
よび動作は図4〜図6で示した標定システムと同じであ
るので説明は省略される。
【0029】図1を参照して、この標定システムが図4
〜図6で示した標定システムと異なる点は、ニューラル
ネットワークの学習時にニューラルネットワークの出力
ユニットの出力レベルが「0」と「1」の2つのレベル
だけでなく、「0」と「1」の間の3つ以上のレベルで
設定される点である。
【0030】基本的には、故障鉄塔に対応する出力ユニ
ットは「1」に設定され、その故障鉄塔に隣接する鉄塔
に対応する出力ユニットは「1」よりも少し小さいレベ
ルに設定される。
【0031】図1では、故障鉄塔に対応する25番の出
力ユニットが「1」に、故障鉄塔に隣接する鉄塔に対応
する24番および26番の出力ユニットが「0.8」
に、23番および27番の出力ユニットが「0.6」
に、22番および28番の出力ユニットが「0.4」
に、21番および29番の出力ユニットが「0.2」
に、20番および30番の出力ユニットが「0」に設定
された状態が示される。
【0032】この実施例においては、ニューラルネット
ワークの出力が「0」と「1」の間の3つ以上のレベル
(図1では6つのレベル)に設定されるので、ニューラ
ルネットワークの出力は「0」と「1」の2つのレベル
に設定されていた従来に比べ、入力の変化に対する出力
の変化が小さくなる。したがって、ニューラルネットワ
ークの学習が円滑に進行する。また、複数の鉄塔(図1
では9つの鉄塔)の故障発生の可能性を標定するので、
1つの鉄塔の故障のみを標定していた従来に比べて、誤
標定の可能性が小さくなると共に、全く異なる区間との
誤標定件数が大幅に減少する。
【0033】図2は、図1に示した標定システムの改良
例を示す図である。この改良例では、故障鉄塔に対応す
る出力ユニットの出力レベルすなわち「1」と、その故
障鉄塔に隣接する鉄塔に対応する出力ユニットの出力レ
ベルとのレベル差は、故障鉄塔とセンサ設置鉄塔の間の
距離が小さいほど大きく設定され、故障鉄塔とセンサ設
置鉄塔の間の距離が大きいほど小さく設定される。
【0034】たとえばセンサ設置鉄塔近傍の故障におい
ては、図2(a)に示すように、故障鉄塔に対応する5
5番の出力ユニットが「1」に、故障鉄塔に隣接する鉄
塔に対応する54番および56番の出力ユニットが
「0.5」に、53番および57番の出力ユニットが
「0」に設定される。これに対し、センサ設置鉄塔から
離れた地点での故障においては、図2(b)に示すよう
に、故障鉄塔に対応する75番の出力ユニットが「1」
に、故障鉄塔に隣接する鉄塔に対応する74番および7
6番の出力ユニットが「0.8」に、73番および77
番の出力ユニットが「0.4」に、72番および78番
の出力ユニットが「0.1」に、71番および79番の
出力ユニットが「0」に設定される。
【0035】この改良例では、故障鉄塔の変化に対する
電流検出センサ3の出力変化が比較的大きいセンサ設置
鉄塔近傍の故障では出力ユニット間の出力レベル差を大
きく設定し、故障鉄塔の変化に対する電流検出センサ3
の出力変化が比較的小さいセンサ設置鉄塔から離れた地
点での故障では出力ユニット間の出力レベルのレベル差
を小さく設定するので、ニューラルネットワークの学習
の進行を妨げることなく、より分解能の高い標定を行な
うことができる。
【0036】図3は、図1に示した標定システムの他の
改良例を示す図である。この改良例では、故障様相に応
じて、故障鉄塔に対応する出力ユニットの出力レベルす
なわち「1」と、その故障鉄塔に隣接する鉄塔に対応す
る出力ユニットの出力レベルとのレベル差が変えられ
る。
【0037】図3においては、故障様相が短絡系故障で
あるか径間地絡系故障であるか鉄塔地絡系故障であるか
に応じて、故障鉄塔に対応する25番の出力ユニットの
出力レベルと、それに隣接する鉄塔の対応する23番お
よび24番の出力ユニットの出力レベルのレベル差が、
それぞれ0.2、0.4および0.5に設定される。
【0038】次に、ニューラルネットワークの出力ユニ
ットの出力に基づいて故障様相を判定する方法について
説明する。まず、ニューラルネットワークの出力ユニッ
トの出力レベルをVj(j=1,2,3,…)、出力レ
ベルVjの最大値をVmax、出力レベルの最小値をV
minとし、出力レベル比Rj=(Vj−Vmin)/
(Vmax−Vmin)を求める。出力レベル比Rjは
0以上1以下の値となる。
【0039】次に、図3に示した鉄塔地絡、径間地絡ま
たは短絡が生じた場合にニューラルネットワークの出力
ユニットの各々が出力すべきレベルをTWj、EAjお
よびLSjとし、TWj、EAjおよびLSjの各々と
出力ユニットの出力レベルVjとの二乗誤差(TWj−
Vj)2 、(EAj−Vj)2 および(LSj−Vj)
2 を求める。そして、二乗誤差の総和が最も小さくなる
式に対応する故障様相が発生したと判定する。
【0040】この実施例では、1つのニューラルネット
ワークの出力から故障様相と故障区間の両方を標定でき
るので、故障様相標定用のニューラルネットワークと故
障区間標定用のニューラルネットワークの両方が必要で
あった従来に比べ、標定システムの小型化を図ることが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ニュ
ーラルネットワークの学習の際、出力ユニットを3つ以
上のレベルに設定するので、出力ユニットを2つのレベ
ルに設定しいてた従来に比べ、入力データに対する出力
データの変化を小さくすることができ、ニューラルネッ
トワークの学習の進行を円滑にすることができる。ま
た、故障発生の可能性のある複数の区間を標定するの
で、1つの故障区間のみを標定していた従来に比べ誤標
定の可能性が小さくなると共に、全く異なる区間との誤
標定ケースが大幅に減少する。
【0042】また、故障区間と電流検出センサの間の距
離に応じて故障区間に対応する出力ユニットの出力レベ
ルと故障区間に隣接する区間に対応する出力ユニットの
出力レベルとのレベル差を変えれば、たとえば故障区間
と電流検出センサの間の距離が小さいほど前記レベル差
を大きくして、より分解能の高い標定を行なうことがで
きる。
【0043】また、故障様相に応じて、故障区間に対応
する出力ユニットの出力レベルと故障区間に隣接する区
間に対応する出力ユニットの出力レベルとのレベル差を
変えれば、1つのニューラルネットワークで故障様相と
故障区間の両方を標定することができ、従来のように故
障様相標定用のニューラルネットワークと故障区間標定
用のニューラルネットワークとを別々の設ける必要がな
い。したがって、システムの小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による架空送電線における
故障様相および故障区間標定システムのニューラルネッ
トワークの出力を示す図である。
【図2】図1に示した標定システムの改良例を示す図で
ある。
【図3】図1に示した標定システムの他の改良例を示す
図である。
【図4】従来の架空送電線における故障様相および故障
区間標定システムの構成を示す図である。
【図5】従来の他の架空送電線における故障様相および
故障区間標定システムを示す図である。
【図6】従来のさらに他の架空送電線における故障様相
および故障区間標定システムを示す図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 鉄塔 2 架空送電線 3,3.1〜3.4 電流検出センサ 4 光ファイバ 5 中央装置 6 入力層 6.1 〜6.7 入力ユニット 7 中間層 8 出力層 8.1〜8.7 出力ユニット GW,GW1,GW2 架空地線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架空送電線および架空地線を複数の区間
    に分割し、 前記架空送電線の故障時に前記架空地線に流れる電流を
    検出するための故障電流検出センサを所定の数の区間ご
    とに設け、 前記複数の区間のうちのいずれかの区間でいずれかの様
    相の故障が前記架空送電線に生じたことに応じて前記架
    空地線に現れる故障電流および位相分布を模擬的に計算
    し、 各故障電流検出センサに対応して設けられた入力ユニッ
    トと、各区間に対応して設けられた出力ユニットとを含
    むニューラルネットワークによって前記模擬的に計算し
    た故障電流および位相分布と前記故障区間および故障様
    相との相関を学習し、 各故障電流検出センサの出力を前記ニューラルネットワ
    ークの入力ユニットに与え、その出力ユニットの出力レ
    ベルに基づいて前記架空送電線の故障様相および故障区
    間を標定する方法において、 前記ニューラルネットワークによって学習する際、前記
    故障区間に対応する出力ユニットの出力レベルを第1の
    レベルに設定し、該故障区間から所定の区間数だけ離れ
    た正常な区間に対応する出力ユニットの出力レベルを第
    2のレベルに設定し、前記故障区間と前記正常な区間と
    の間の区間に対応する出力ユニットの出力レベルを前記
    第1のレベルと前記第2のレベルの間のレベルに設定す
    ることを特徴とする、架空送電線における故障様相およ
    び故障区間の標定方法。
  2. 【請求項2】 前記故障区間と前記故障電流検出センサ
    の間の距離に応じて、前記故障区間に対応する出力ユニ
    ットの出力レベルと該故障区間に隣接する区間に対応す
    る出力ユニットの出力レベルとのレベル差を変えること
    を特徴とする、請求項1に記載の架空送電線における故
    障様相および故障区間の標定方法。
  3. 【請求項3】 前記故障様相に応じて、前記故障区間に
    対応する出力ユニットの出力レベルと該故障区間に隣接
    する区間に対応する出力ユニットの出力レベルとのレベ
    ル差を変えることを特徴とする、請求項1に記載の架空
    送電線における故障様相および故障区間の標定方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112036005A (zh) * 2020-07-21 2020-12-04 广东电网有限责任公司广州供电局 一种雷电感应电压的计算方法和装置
CN114994454A (zh) * 2022-05-11 2022-09-02 长春理工大学 一种opgw光缆全状态检测分析方法及系统

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