JPH08304575A - 軽水炉炉心 - Google Patents
軽水炉炉心Info
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- JPH08304575A JPH08304575A JP7112718A JP11271895A JPH08304575A JP H08304575 A JPH08304575 A JP H08304575A JP 7112718 A JP7112718 A JP 7112718A JP 11271895 A JP11271895 A JP 11271895A JP H08304575 A JPH08304575 A JP H08304575A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ウラン燃料と同等の最大線出力密度及びボイド
反応度係数を有するMOX燃料を用いた軽水炉用燃料集
合体及び軽水炉炉心を提供する。 【構成】核分裂性物質を含む燃料物質を内包する燃料棒
9を9×9以上の格子状に配列した燃料棒9の集合群
と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャンネル
ボックス10からなる複数の燃料集合体8を格子状に等
間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減
速材が存在する軽水炉炉心であり、燃料集合体8内の燃
料棒9あるいは減速材を内包する減速棒5の中で最外周
に位置している燃料棒9あるいは減速棒5の中心を結ぶ
ことによって、燃料集合体8の1体を含む格子領域を、
内側の燃料領域と外側の減速材領域に分けたとき、燃料
領域に対する減速材領域の面積の比を0.81より大き
くなる関係に設定する。
反応度係数を有するMOX燃料を用いた軽水炉用燃料集
合体及び軽水炉炉心を提供する。 【構成】核分裂性物質を含む燃料物質を内包する燃料棒
9を9×9以上の格子状に配列した燃料棒9の集合群
と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャンネル
ボックス10からなる複数の燃料集合体8を格子状に等
間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減
速材が存在する軽水炉炉心であり、燃料集合体8内の燃
料棒9あるいは減速材を内包する減速棒5の中で最外周
に位置している燃料棒9あるいは減速棒5の中心を結ぶ
ことによって、燃料集合体8の1体を含む格子領域を、
内側の燃料領域と外側の減速材領域に分けたとき、燃料
領域に対する減速材領域の面積の比を0.81より大き
くなる関係に設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽水炉炉心に関し、特
にMOX燃料集合体を用いた軽水炉炉心に関するもので
ある。
にMOX燃料集合体を用いた軽水炉炉心に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の軽水炉の炉心の構成を図2に示
す。炉心は、格子状に等間隔に配置された多数の燃料集
合体1、燃料集合体1間に挿入される制御棒2及び炉内
計装系3とを有している。
す。炉心は、格子状に等間隔に配置された多数の燃料集
合体1、燃料集合体1間に挿入される制御棒2及び炉内
計装系3とを有している。
【0003】また、図3は9×9燃料集合体1の横断面
図を示している。燃料集合体1は、四角筒のチャンネル
ボックス6と、このチャンネルボックス6の内部に収納
された燃料バンドルからなる。燃料バンドルは、正方格
子状に規則正しく配列された複数本の燃料棒4と中性子
減速棒であるウォ−タ−ロッド5から構成される。ま
た、チャンネルボックス6内の燃料ハンドルの存在しな
い領域には、未飽和の軽水が存在する。一方、チャンネ
ルボックス6の周囲には、制御棒2あるいは中性子検出
器計装管3が挿入でき飽和水の領域であるギャップ水7
が存在する。
図を示している。燃料集合体1は、四角筒のチャンネル
ボックス6と、このチャンネルボックス6の内部に収納
された燃料バンドルからなる。燃料バンドルは、正方格
子状に規則正しく配列された複数本の燃料棒4と中性子
減速棒であるウォ−タ−ロッド5から構成される。ま
た、チャンネルボックス6内の燃料ハンドルの存在しな
い領域には、未飽和の軽水が存在する。一方、チャンネ
ルボックス6の周囲には、制御棒2あるいは中性子検出
器計装管3が挿入でき飽和水の領域であるギャップ水7
が存在する。
【0004】このような軽水炉においては、燃料集合体
は燃料健全性を損なわないように出力ピ−キングを一定
値以下に抑えて単位長さ当たりの出力すなわち線出力密
度を制限値以下にする必要がある。
は燃料健全性を損なわないように出力ピ−キングを一定
値以下に抑えて単位長さ当たりの出力すなわち線出力密
度を制限値以下にする必要がある。
【0005】また、ウラン資源を有効に活用するという
観点から、軽水炉から取り出された使用済燃料中のプル
トニウムを再び軽水炉の燃料物質として用いることが考
えられている。これは、ウラン燃料集合体中のウラン燃
料棒の一部あるいは大部分をプルトニウムを富化した混
合酸化物燃料(MOX:Mixed Oxide)の燃料棒で置き換え
たMOX燃料集合体を、ウラン燃料集合体と共に軽水炉
に装荷して使用するものである。このときMOX燃料集
合体の特性はウラン燃料集合体の特性に近い方が望まし
い。
観点から、軽水炉から取り出された使用済燃料中のプル
トニウムを再び軽水炉の燃料物質として用いることが考
えられている。これは、ウラン燃料集合体中のウラン燃
料棒の一部あるいは大部分をプルトニウムを富化した混
合酸化物燃料(MOX:Mixed Oxide)の燃料棒で置き換え
たMOX燃料集合体を、ウラン燃料集合体と共に軽水炉
に装荷して使用するものである。このときMOX燃料集
合体の特性はウラン燃料集合体の特性に近い方が望まし
い。
【0006】また、プルトニウムの有効利用、MOX燃
料集合体の成型加工、輸送費のコスト低減の観点から、
燃料集合体一体当たりのプルトニウム装荷量をできるだ
け大きくすることが望ましい。しかし、MOX燃料集合
体において、プルトニウム装荷割合を増加させた場合、
ウランとプルトニウムの核特性の違いにより炉心特性上
ウラン炉心との差異を生じる可能性がある。
料集合体の成型加工、輸送費のコスト低減の観点から、
燃料集合体一体当たりのプルトニウム装荷量をできるだ
け大きくすることが望ましい。しかし、MOX燃料集合
体において、プルトニウム装荷割合を増加させた場合、
ウランとプルトニウムの核特性の違いにより炉心特性上
ウラン炉心との差異を生じる可能性がある。
【0007】すなわち、核分裂性核種であるプルトニウ
ム239,プルトニウム241の熱中性子吸収断面積は、ウラ
ン235より大きいためMOX燃料の中性子スペクトルが
ウラン燃料の中性子スペクトルよりも硬くなり、減速材
による中性子減速効果が低下する。
ム239,プルトニウム241の熱中性子吸収断面積は、ウラ
ン235より大きいためMOX燃料の中性子スペクトルが
ウラン燃料の中性子スペクトルよりも硬くなり、減速材
による中性子減速効果が低下する。
【0008】その結果、ボイド反応度係数絶対値の増大
による過渡時の熱的余裕の低下、減速材反応度係数の減
少、制御棒価値の低下に伴う炉停止余裕の低下等が生じ
る。このMOX燃料とウラン燃料の特性の差を小さくす
るためには、MOX燃料の水対燃料比を増加させ中性子
減速効果を向上させる必要がある。
による過渡時の熱的余裕の低下、減速材反応度係数の減
少、制御棒価値の低下に伴う炉停止余裕の低下等が生じ
る。このMOX燃料とウラン燃料の特性の差を小さくす
るためには、MOX燃料の水対燃料比を増加させ中性子
減速効果を向上させる必要がある。
【0009】このMOX燃料集合体での中性子減速効果
を向上させる手段として、特開昭63-293493号公報に記
載されているように、MOX燃料集合体の中央部に配置
された一本の太径ウォ−タ−ロッド近傍の4本の燃料棒
をこれと同径のウォ−タ−ロッド4本に置き換える方法
が用いられている。また、特開昭63-172990号公報に記
載されているように、中央部に配置するウォ−タ−ロッ
ドの径を増加させる方法が用いられている。
を向上させる手段として、特開昭63-293493号公報に記
載されているように、MOX燃料集合体の中央部に配置
された一本の太径ウォ−タ−ロッド近傍の4本の燃料棒
をこれと同径のウォ−タ−ロッド4本に置き換える方法
が用いられている。また、特開昭63-172990号公報に記
載されているように、中央部に配置するウォ−タ−ロッ
ドの径を増加させる方法が用いられている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MOX
燃料集合体でのボイド反応度係数を改善する手段として
考えられた特開昭63-293493号公報記載のウォ−タ−ロ
ッドの本数を増やす方法では、ウォ−タ−ロッドを増や
すために燃料棒を減少させるため、燃料棒の平均線出力
密度が増加し、燃料集合体1体あたりのプルトニウム装
荷量は減少するという問題があった。
燃料集合体でのボイド反応度係数を改善する手段として
考えられた特開昭63-293493号公報記載のウォ−タ−ロ
ッドの本数を増やす方法では、ウォ−タ−ロッドを増や
すために燃料棒を減少させるため、燃料棒の平均線出力
密度が増加し、燃料集合体1体あたりのプルトニウム装
荷量は減少するという問題があった。
【0011】また、特開昭63-172990号公報に記載され
ているように、中央部に配置するウォ−タ−ロッドの径
を増加させる方法では、ボイド反応度係数の改善効果は
十分ではなかった。
ているように、中央部に配置するウォ−タ−ロッドの径
を増加させる方法では、ボイド反応度係数の改善効果は
十分ではなかった。
【0012】本発明の目的は、MOX燃料集合体を用い
た軽水炉炉心において、プルトニウム装荷量を減らすこ
となく、また、線出力密度も増大することなく、ボイド
反応度係数をウラン燃料集合体と同等にできる軽水炉炉
心を提供することにある。
た軽水炉炉心において、プルトニウム装荷量を減らすこ
となく、また、線出力密度も増大することなく、ボイド
反応度係数をウラン燃料集合体と同等にできる軽水炉炉
心を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、核分裂性物質を含む燃料物質を内包する
燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒の集
合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャン
ネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に等間
隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減速
材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体内の
前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の中で
最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速棒の
中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含む格
子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分けた
とき、前記燃料領域が存在する全ての断面において、前
記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を0.8
1より大きくなる関係に設定することを特徴とする。
に、本発明は、核分裂性物質を含む燃料物質を内包する
燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒の集
合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャン
ネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に等間
隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減速
材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体内の
前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の中で
最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速棒の
中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含む格
子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分けた
とき、前記燃料領域が存在する全ての断面において、前
記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を0.8
1より大きくなる関係に設定することを特徴とする。
【0014】また、核分裂性物質を含む燃料物質を内包
する燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒
の集合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチ
ャンネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に
等間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる
減速材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体
内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の
中で最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速
棒の中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含
む格子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分
けたとき、前記燃料領域が存在する全ての断面におい
て、前記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を
0.81より大きくなる関係に設定することを特徴とす
る。
する燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒
の集合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチ
ャンネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に
等間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる
減速材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体
内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の
中で最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速
棒の中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含
む格子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分
けたとき、前記燃料領域が存在する全ての断面におい
て、前記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を
0.81より大きくなる関係に設定することを特徴とす
る。
【0015】また、核分裂性物質を含む燃料物質を内包
する燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒
の集合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチ
ャンネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に
等間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる
減速材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体
内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の
中で最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速
棒の中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含
む格子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分
けたとき、前記燃料領域が存在する全ての断面におい
て、前記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を
0.82以上となる関係に設定することを特徴とする。
する燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒
の集合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチ
ャンネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に
等間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる
減速材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体
内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の
中で最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速
棒の中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含
む格子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分
けたとき、前記燃料領域が存在する全ての断面におい
て、前記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を
0.82以上となる関係に設定することを特徴とする。
【0016】また、核分裂性物質を含む燃料物質を内包
する燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒
の集合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチ
ャンネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に
等間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる
減速材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体
内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の
中で最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速
棒の中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含
む格子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分
けたとき、前記燃料領域が存在する全ての断面におい
て、前記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を
0.82以上1.16以下となる関係に設定することを特
徴とする。
する燃料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒
の集合群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチ
ャンネルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に
等間隔に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる
減速材が存在する軽水炉炉心において、前記燃料集合体
内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内包する減速棒の
中で最外周に位置している前記燃料棒あるいは前記減速
棒の中心を結ぶことによって、前記燃料集合体1体を含
む格子領域を、内側の燃料領域と外側の減速材領域に分
けたとき、前記燃料領域が存在する全ての断面におい
て、前記燃料領域に対する前記減速材領域の面積の比を
0.82以上1.16以下となる関係に設定することを特
徴とする。
【0017】
【作用】本発明によれば、燃料集合体の格子ピッチPを
一定に保ったまま、内側の燃料棒領域に対して外側の減
速材領域を大きくすることにより、この燃料領域外側の
大量な冷却材による中性子減速を利用して、MOX燃料
を燃料物質として使用した際に生じやすいボイド反応度
係数の絶対値の増加を抑えることができる。
一定に保ったまま、内側の燃料棒領域に対して外側の減
速材領域を大きくすることにより、この燃料領域外側の
大量な冷却材による中性子減速を利用して、MOX燃料
を燃料物質として使用した際に生じやすいボイド反応度
係数の絶対値の増加を抑えることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る軽水炉炉心を
図を用いて説明する。また、各実施例に示すMOX燃料
集合体を用いた軽水炉炉心(以下、MOX炉心と称す)
では、図2で示す炉心の1/3の燃料集合体にMOX燃
料(例えば、ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)
を、残り2/3の燃料集合体にウラン燃料を用いた場合
を示すが、本発明は必ずしもこの割合に限定されること
なく、他の割合であっても同等の効果が得られる。
図を用いて説明する。また、各実施例に示すMOX燃料
集合体を用いた軽水炉炉心(以下、MOX炉心と称す)
では、図2で示す炉心の1/3の燃料集合体にMOX燃
料(例えば、ウラン・プルトニウム混合酸化物燃料)
を、残り2/3の燃料集合体にウラン燃料を用いた場合
を示すが、本発明は必ずしもこの割合に限定されること
なく、他の割合であっても同等の効果が得られる。
【0019】図1は、本発明の第1の実施例を示し、M
OX炉心の燃料集合体として燃料集合体8を用いたもの
である。燃料集合体8は、9×9の格子状に配列された
燃料棒9と、中央部の2本の、水を減速材として内包す
る減速棒である太径ウォ−タ−ロッド5と、これら燃料
棒9、ウォ−タ−ロッド5を取り囲むチャンネルボック
ス10から構成されている。また、燃料集合体8の装荷
ピッチPは154.94mm、燃料棒9のピッチHは14.
34mm、チャンネルボッスク10の内幅は132.5m
m、チャンネルボックス10の肉厚は2.5mm、燃料棒9
の外径は11.2mmである。
OX炉心の燃料集合体として燃料集合体8を用いたもの
である。燃料集合体8は、9×9の格子状に配列された
燃料棒9と、中央部の2本の、水を減速材として内包す
る減速棒である太径ウォ−タ−ロッド5と、これら燃料
棒9、ウォ−タ−ロッド5を取り囲むチャンネルボック
ス10から構成されている。また、燃料集合体8の装荷
ピッチPは154.94mm、燃料棒9のピッチHは14.
34mm、チャンネルボッスク10の内幅は132.5m
m、チャンネルボックス10の肉厚は2.5mm、燃料棒9
の外径は11.2mmである。
【0020】本実施例の第1の比較例として、従来技術
のウラン炉心に用いられている9×9型燃料集合体を図
4に示す。この燃料集合体11は、9×9の格子状に配
列された燃料棒12と、中央部の2本の太径ウォ−タ−
ロッド5と、これら燃料棒12、ウォ−タ−ロッド5を
取り囲むチャンネルボックス13から構成されている。
この従来技術の9×9型燃料集合体において、燃料集
合体11の装荷ピッチPは154.94mm、燃料棒12
のピッチHは14.38mm、チャンネルボッスク13の
内幅は134.1mm、チャンネルボックス13の肉厚は
2.5mm、燃料棒12の外径は11.2mmである。
のウラン炉心に用いられている9×9型燃料集合体を図
4に示す。この燃料集合体11は、9×9の格子状に配
列された燃料棒12と、中央部の2本の太径ウォ−タ−
ロッド5と、これら燃料棒12、ウォ−タ−ロッド5を
取り囲むチャンネルボックス13から構成されている。
この従来技術の9×9型燃料集合体において、燃料集
合体11の装荷ピッチPは154.94mm、燃料棒12
のピッチHは14.38mm、チャンネルボッスク13の
内幅は134.1mm、チャンネルボックス13の肉厚は
2.5mm、燃料棒12の外径は11.2mmである。
【0021】図1に示す本発明の第1の実施例の燃料集
合体8と、この従来技術の燃料集合体11とは、燃料集
合体の装荷ピッチPは変えず、燃料棒のピッチHを狭く
して燃料領域を狭くし、燃料棒外側の減速材領域を大き
くしたという点で異なる。さらに第2の比較例として、
図4の従来技術の9×9型燃料集合体11をMOX炉心
に装荷したものを考える。
合体8と、この従来技術の燃料集合体11とは、燃料集
合体の装荷ピッチPは変えず、燃料棒のピッチHを狭く
して燃料領域を狭くし、燃料棒外側の減速材領域を大き
くしたという点で異なる。さらに第2の比較例として、
図4の従来技術の9×9型燃料集合体11をMOX炉心
に装荷したものを考える。
【0022】以上において、図1に示す本発明の第1の
実施例の燃料集合体8を用いたMOX炉心と、第1の比
較例である図4に示す従来技術の燃料集合体11用いた
ウラン炉心と、第2の比較例である同じく従来技術の燃
料集合体11用いたMOX炉心のボイド反応度係数の比
較を図5に示す。
実施例の燃料集合体8を用いたMOX炉心と、第1の比
較例である図4に示す従来技術の燃料集合体11用いた
ウラン炉心と、第2の比較例である同じく従来技術の燃
料集合体11用いたMOX炉心のボイド反応度係数の比
較を図5に示す。
【0023】図5において、縦軸は、軽水炉の炉心平均
燃焼度30GWd/tでのボイド反応度係数を、横軸の
パラメ−タ−は、最外周の燃料棒の中心を結んだ内側の
燃料領域に対する外側の減速材領域の比を表したもので
ある。A点が従来技術のウラン炉心、B点が従来技術の
MOX炉心、C点が本発明の第1の実施例燃料集合体8
を用いたMOX炉心をそれぞれ示す。
燃焼度30GWd/tでのボイド反応度係数を、横軸の
パラメ−タ−は、最外周の燃料棒の中心を結んだ内側の
燃料領域に対する外側の減速材領域の比を表したもので
ある。A点が従来技術のウラン炉心、B点が従来技術の
MOX炉心、C点が本発明の第1の実施例燃料集合体8
を用いたMOX炉心をそれぞれ示す。
【0024】A点のウラン炉心の約−6.2[%k/k/%ボイ
ド]と比較して、B点のMOX炉心のボイド反応度係数
は約−7.3[%k/k/%ボイド]であり、A点に比べると絶
対値で約20%大きい。しかし、C点の本発明の燃料集
合体8を用いたMOX炉心のボイド反応度係数は約−
6.5[%k/k/%ボイド]であり、A点のウラン炉心のボイ
ド反応度係数との差は5%以内となる。
ド]と比較して、B点のMOX炉心のボイド反応度係数
は約−7.3[%k/k/%ボイド]であり、A点に比べると絶
対値で約20%大きい。しかし、C点の本発明の燃料集
合体8を用いたMOX炉心のボイド反応度係数は約−
6.5[%k/k/%ボイド]であり、A点のウラン炉心のボイ
ド反応度係数との差は5%以内となる。
【0025】これは、燃料棒ピッチHを密にし、内側燃
料領域に対して外側減速材領域の面積を大きくした結
果、外側減速材の中性子吸収効果が大きくなって、ボイ
ド率が変化したときの内側燃料領域内での中性子変化が
相対的に小さくなり、反応度変化が小さくなったためで
ある。
料領域に対して外側減速材領域の面積を大きくした結
果、外側減速材の中性子吸収効果が大きくなって、ボイ
ド率が変化したときの内側燃料領域内での中性子変化が
相対的に小さくなり、反応度変化が小さくなったためで
ある。
【0026】本発明の第2の実施例は、第1の実施例の
MOX炉心の燃料集合体8の燃料棒9のピッチHを1
4.27mm、チャンネルボッスク10の内幅を131.5
4mmとして、燃料棒ピッチHをより密にして内側燃料領
域に対する、外側減速材領域の面積の比をより大きくし
たものである。この第2の実施例のMOX炉心のボイド
反応度係数を図5においてF点で示す。
MOX炉心の燃料集合体8の燃料棒9のピッチHを1
4.27mm、チャンネルボッスク10の内幅を131.5
4mmとして、燃料棒ピッチHをより密にして内側燃料領
域に対する、外側減速材領域の面積の比をより大きくし
たものである。この第2の実施例のMOX炉心のボイド
反応度係数を図5においてF点で示す。
【0027】MOX炉心における、従来例のB点と本発
明の第1の実施例C点、第2の実施例F点より、本発明
で定義した内側燃料領域に対する外側減速材領域の面積
比を従来例の0.81より大きくすることによって、ボ
イド反応度係数を効率良く改善できる。さらに、内側燃
料領域に対する外側減速材領域の面積比を0.82以上
とすることによって、MOX炉心のボイド反応度係数と
従来型ウラン炉心のボイド反応度係数の差を5%以内と
することができ、MOX燃料の装荷割合を増加したMO
X炉心においても、ウラン炉心と同等の熱的余裕を確保
できる。
明の第1の実施例C点、第2の実施例F点より、本発明
で定義した内側燃料領域に対する外側減速材領域の面積
比を従来例の0.81より大きくすることによって、ボ
イド反応度係数を効率良く改善できる。さらに、内側燃
料領域に対する外側減速材領域の面積比を0.82以上
とすることによって、MOX炉心のボイド反応度係数と
従来型ウラン炉心のボイド反応度係数の差を5%以内と
することができ、MOX燃料の装荷割合を増加したMO
X炉心においても、ウラン炉心と同等の熱的余裕を確保
できる。
【0028】また、図1に示す本発明の第1の実施例で
ある、9×9の格子上に燃料棒を配置した体系では、製
造公差及び、熱的余裕により、燃料棒間隙は2mmまでが
限界であるので、本発明で定義した内側燃料領域に対す
る外側減速材領域の面積比は1.16が上限である。
ある、9×9の格子上に燃料棒を配置した体系では、製
造公差及び、熱的余裕により、燃料棒間隙は2mmまでが
限界であるので、本発明で定義した内側燃料領域に対す
る外側減速材領域の面積比は1.16が上限である。
【0029】次に、第1の実施例による最大線出力密度
改善効果を説明する。第1の実施例に対する第3の比較
例として、9×9型燃料集合体を図6に示す。この燃料
集合体14は、図4に示すMOX燃料集合体11におい
て、ボイド反応度係数の低減を図ることを目的に、中央
部の2本の太径ウォ−タ−ロッド5に隣接する2本の燃
料棒をウォ−タ−ロッド15に置き換えたもので、その
他の構成は図4の燃料集合体11と同じである。
改善効果を説明する。第1の実施例に対する第3の比較
例として、9×9型燃料集合体を図6に示す。この燃料
集合体14は、図4に示すMOX燃料集合体11におい
て、ボイド反応度係数の低減を図ることを目的に、中央
部の2本の太径ウォ−タ−ロッド5に隣接する2本の燃
料棒をウォ−タ−ロッド15に置き換えたもので、その
他の構成は図4の燃料集合体11と同じである。
【0030】この燃料集合体14を用いたMOX炉心の
ボイド反応度係数及び最大線出力密度を図7のD点に示
す。図7には前述したA点、B点、C点も併せて示して
ある。B点の従来MOX炉心と比較すると、ボイド反応
度係数の値は約−7.0[%k/k/%ボイド]と若干の改善は
見られが、A点で示すウラン炉心よりその絶対値は依然
として約15%大きく、また、燃料棒が少なくなり、平
均線出力密度が増加した結果、最大線出力密度は増加し
て約12.3[kW/ft]となる。
ボイド反応度係数及び最大線出力密度を図7のD点に示
す。図7には前述したA点、B点、C点も併せて示して
ある。B点の従来MOX炉心と比較すると、ボイド反応
度係数の値は約−7.0[%k/k/%ボイド]と若干の改善は
見られが、A点で示すウラン炉心よりその絶対値は依然
として約15%大きく、また、燃料棒が少なくなり、平
均線出力密度が増加した結果、最大線出力密度は増加し
て約12.3[kW/ft]となる。
【0031】さらに第4の比較例として、9×9型MO
X燃料集合体を図8に示す。この燃料集合体16は、図
6に示すMOX燃料集合体14において、ウォ−タ−ロ
ッド15の本数を増やし8本とし、それらのウォ−タ−
ロッド15を燃料棒配列の外周よりの1辺が7列の燃料
棒で構成される正方形の4つの頂点及びその4辺の中点
上に配置したものである。
X燃料集合体を図8に示す。この燃料集合体16は、図
6に示すMOX燃料集合体14において、ウォ−タ−ロ
ッド15の本数を増やし8本とし、それらのウォ−タ−
ロッド15を燃料棒配列の外周よりの1辺が7列の燃料
棒で構成される正方形の4つの頂点及びその4辺の中点
上に配置したものである。
【0032】この燃料集合体16を用いたMOX炉心の
ボイド反応度係数及び最大線出力密度を図7においてE
点で示す。D点の燃料集合体14を用いたMOX炉心と
比較すると、ボイド反応度係数は−6.5[%k/k/%ボイ
ド]と改善され、本発明の燃料集合体8を用いたMOX
炉心と等しくなる。しかし、ウォ−タ−ロッド15の本
数が多くなるので最大線出力密度が増加し約13.4[kW
/ft]となる。また、プルトニウムの装荷量も本発明の第
1の実施例と比較して10%以上少なくなってしまう。
ボイド反応度係数及び最大線出力密度を図7においてE
点で示す。D点の燃料集合体14を用いたMOX炉心と
比較すると、ボイド反応度係数は−6.5[%k/k/%ボイ
ド]と改善され、本発明の燃料集合体8を用いたMOX
炉心と等しくなる。しかし、ウォ−タ−ロッド15の本
数が多くなるので最大線出力密度が増加し約13.4[kW
/ft]となる。また、プルトニウムの装荷量も本発明の第
1の実施例と比較して10%以上少なくなってしまう。
【0033】図7により、ウォ−タ−ロッドの本数を増
加させると、ボイド反応度係数は改善されるが、同時に
最大線出力密度も増加してしまい、また、プルトニウム
の装荷量は減少してしまう。従って、ただウォ−タ−ロ
ッドの本数を増加させるだけではA点のウラン炉心のボ
イド反応度係数の値に達する前に最大線出力密度が設計
上の限界に達していまい、本発明の目的は達せられない
ことがわかる。
加させると、ボイド反応度係数は改善されるが、同時に
最大線出力密度も増加してしまい、また、プルトニウム
の装荷量は減少してしまう。従って、ただウォ−タ−ロ
ッドの本数を増加させるだけではA点のウラン炉心のボ
イド反応度係数の値に達する前に最大線出力密度が設計
上の限界に達していまい、本発明の目的は達せられない
ことがわかる。
【0034】一方、内側燃料領域に対して外側減速材領
域を大きくすることによって、ウォ−タ−ロッドの本数
を増やさず、最大線出力密度を変えることなく、また、
プルトニウム装荷量をできるだけ多くしつつ、ボイド反
応度係数をウラン炉心と等しくしたMOX炉心を構成す
ることができる。
域を大きくすることによって、ウォ−タ−ロッドの本数
を増やさず、最大線出力密度を変えることなく、また、
プルトニウム装荷量をできるだけ多くしつつ、ボイド反
応度係数をウラン炉心と等しくしたMOX炉心を構成す
ることができる。
【0035】本発明の第3の実施例は、MOX炉心の燃
料集合体として図9に示した燃料集合体17を用いたも
のである。燃料集合体17のA−A’の横断面を図10
に示す。この燃料集合体17は、図1に示す9×9MO
X燃料集合体8において燃料棒配列の外周よりの1辺が
7列の燃料棒で構成される正方形の4つの頂点と、最外
周の4辺の中点に位置する燃料棒を部分長燃料棒21と
したものである。
料集合体として図9に示した燃料集合体17を用いたも
のである。燃料集合体17のA−A’の横断面を図10
に示す。この燃料集合体17は、図1に示す9×9MO
X燃料集合体8において燃料棒配列の外周よりの1辺が
7列の燃料棒で構成される正方形の4つの頂点と、最外
周の4辺の中点に位置する燃料棒を部分長燃料棒21と
したものである。
【0036】部分長燃料棒21は、燃料棒9の長さを短
くしたものであり、部分長燃料棒21が充たしてない上
部を減速材領域としたものである。図10は、部分長燃
料棒21が充たしてない燃料集合体17の上部の減速材
領域の断面を示したものである。本実施例では、部分長
燃料棒21の燃料長さは、燃料有効長の15/24であ
る。しかしながら、部分長燃料棒21の燃料長さと図9
における配置は必ずしもこれに限定されるものではな
い。この実施例は、図11で示す従来技術の9×9型燃
料集合体18の4本の部分長燃料棒21を外側に移動
し、かつ燃料棒ピッチHその他仕様を図1の燃料集合体
8と同じにしたものである。燃料集合体18は、図4に
示す9×9型燃料集合体11の燃料棒配列の外周よりの
1辺が7列の燃料棒で構成される正方形の4つの頂点及
びその4辺の中点上の燃料棒を上述の部分長燃料棒21
としたものの上部断面である。
くしたものであり、部分長燃料棒21が充たしてない上
部を減速材領域としたものである。図10は、部分長燃
料棒21が充たしてない燃料集合体17の上部の減速材
領域の断面を示したものである。本実施例では、部分長
燃料棒21の燃料長さは、燃料有効長の15/24であ
る。しかしながら、部分長燃料棒21の燃料長さと図9
における配置は必ずしもこれに限定されるものではな
い。この実施例は、図11で示す従来技術の9×9型燃
料集合体18の4本の部分長燃料棒21を外側に移動
し、かつ燃料棒ピッチHその他仕様を図1の燃料集合体
8と同じにしたものである。燃料集合体18は、図4に
示す9×9型燃料集合体11の燃料棒配列の外周よりの
1辺が7列の燃料棒で構成される正方形の4つの頂点及
びその4辺の中点上の燃料棒を上述の部分長燃料棒21
としたものの上部断面である。
【0037】第3の実施例の燃料集合体17をMOX炉
心に用いることによって、従来技術の燃料集合体18を
MOX炉心に用いた場合と比較して、プルトニウム装荷
量、最大線出力密度を変えることなく、ボイド反応度係
数を改善することができる。
心に用いることによって、従来技術の燃料集合体18を
MOX炉心に用いた場合と比較して、プルトニウム装荷
量、最大線出力密度を変えることなく、ボイド反応度係
数を改善することができる。
【0038】本発明の第4の実施例は、MOX炉心の燃
料集合体として図12に示す燃料集合体19を用いたも
のである。この燃料集合体19は、図1に示す9×9M
OX燃料集合体8において、2本の太径ウォ−タ−ロッ
ド5とそれに隣接する2本の燃料棒9の位置に、角管型
ウォ−タ−ロッド20を配置したものである。この第4
の実施例の燃料集合体19をMOX炉心に用いることに
より、ボイド反応度係数を改善することができる。
料集合体として図12に示す燃料集合体19を用いたも
のである。この燃料集合体19は、図1に示す9×9M
OX燃料集合体8において、2本の太径ウォ−タ−ロッ
ド5とそれに隣接する2本の燃料棒9の位置に、角管型
ウォ−タ−ロッド20を配置したものである。この第4
の実施例の燃料集合体19をMOX炉心に用いることに
より、ボイド反応度係数を改善することができる。
【0039】以上、本実施例では燃料集合体の装荷ピッ
チPを154.94mmとしたが、本発明はこれ限定され
るものではない。また、チャンネルボックスの形状、肉
厚も本実施例の値に限定されるものではない。
チPを154.94mmとしたが、本発明はこれ限定され
るものではない。また、チャンネルボックスの形状、肉
厚も本実施例の値に限定されるものではない。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、プルトニウム装荷量を
大幅に減らすことなく、線出力密度も大幅に高くするこ
となく、ボイド反応度係数をウラン燃料集合体と同等に
できる軽水炉用燃料集合体及びその燃料集合体を利用し
た軽水炉炉心を提供できる。
大幅に減らすことなく、線出力密度も大幅に高くするこ
となく、ボイド反応度係数をウラン燃料集合体と同等に
できる軽水炉用燃料集合体及びその燃料集合体を利用し
た軽水炉炉心を提供できる。
【図1】本発明の第1の実施例の9×9型燃料集合体を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】軽水炉炉心の断面図である。
【図3】9×9燃料集合体を示す全体構造図である。
【図4】本発明の第1の実施例に対する第1の比較例の
従来型9×9型燃料集合体を示す断面図である。
従来型9×9型燃料集合体を示す断面図である。
【図5】本発明と比較例のボイド反応度係数を示す図で
ある。
ある。
【図6】本発明の第1の実施例に対する第3の比較例の
9×9型燃料集合体を示す断面図である。
9×9型燃料集合体を示す断面図である。
【図7】本発明と比較例のボイド反応度係数と最大線出
力密度を示す図である。
力密度を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施例に対する第4の比較例の
9×9型燃料集合体を示す断面図である。
9×9型燃料集合体を示す断面図である。
【図9】本発明の第3の実施例の9×9型燃料集合体を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図10】本発明の第3の実施例の9×9型燃料集合体
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図11】本発明の第3の実施例に対する比較例の従来
型9×9型燃料集合体を示す断面図である。
型9×9型燃料集合体を示す断面図である。
【図12】本発明の第3の実施例の9×9型燃料集合体
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1,8,11,14,16,17,18,19…燃料集
合体、2…制御棒、3…中性子検出器計装管、6,1
0,13…チャンネルボックス、5…太径ウォ−タ−ロ
ッド、7…ギャップ水、4,9,12…燃料棒、15…
ウォ−タ−ロッド、20…角管型ウォ−タ−ロッド、2
1…部分長燃料棒
合体、2…制御棒、3…中性子検出器計装管、6,1
0,13…チャンネルボックス、5…太径ウォ−タ−ロ
ッド、7…ギャップ水、4,9,12…燃料棒、15…
ウォ−タ−ロッド、20…角管型ウォ−タ−ロッド、2
1…部分長燃料棒
Claims (7)
- 【請求項1】核分裂性物質を含む燃料物質を内包する燃
料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒の集合
群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャンネ
ルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に等間隔
に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減速材
が存在する軽水炉炉心において、 前記燃料集合体内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内
包する減速棒の中で最外周に位置している前記燃料棒あ
るいは前記減速棒の中心を結ぶことによって、前記燃料
集合体1体を含む格子領域を、内側の燃料領域と外側の
減速材領域に分けたとき、前記燃料領域に対する前記減
速材領域の面積の比を0.81より大きくなる関係に設
定することを特徴とする軽水炉炉心。 - 【請求項2】核分裂性物質を含む燃料物質を内包する燃
料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒の集合
群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャンネ
ルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に等間隔
に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減速材
が存在する軽水炉炉心において、 前記燃料集合体内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内
包する減速棒の中で最外周に位置している前記燃料棒あ
るいは前記減速棒の中心を結ぶことによって、前記燃料
集合体1体を含む格子領域を、内側の燃料領域と外側の
減速材領域に分けたとき、前記燃料領域が存在する全て
の断面において、前記燃料領域に対する前記減速材領域
の面積の比を0.81より大きくなる関係に設定するこ
とを特徴とする軽水炉炉心。 - 【請求項3】核分裂性物質を含む燃料物質を内包する燃
料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒の集合
群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャンネ
ルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に等間隔
に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減速材
が存在する軽水炉炉心において、 前記燃料集合体内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内
包する減速棒の中で最外周に位置している前記燃料棒あ
るいは前記減速棒の中心を結ぶことによって、前記燃料
集合体1体を含む格子領域を、内側の燃料領域と外側の
減速材領域に分けたとき、前記燃料領域が存在する全て
の断面において、前記燃料領域に対する前記減速材領域
の面積の比を0.82以上となる関係に設定することを
特徴とする軽水炉炉心。 - 【請求項4】核分裂性物質を含む燃料物質を内包する燃
料棒を9×9以上の格子状に配列した前記燃料棒の集合
群と、該集合群を囲む、断面形状が四角筒状のチャンネ
ルボックスからなる複数の燃料集合体を格子状に等間隔
に配置し、核分裂で発生する中性子を減速させる減速材
が存在する軽水炉炉心において、 前記燃料集合体内の前記燃料棒あるいは前記減速材を内
包する減速棒の中で最外周に位置している前記燃料棒あ
るいは前記減速棒の中心を結ぶことによって、前記燃料
集合体1体を含む格子領域を、内側の燃料領域と外側の
減速材領域に分けたとき、前記燃料領域が存在する全て
の断面において、前記燃料領域に対する前記減速材領域
の面積の比を0.82以上1.16以下となる関係に設定
することを特徴とする軽水炉炉心。 - 【請求項5】請求項1ないし請求項4において、前記燃
料集合体の少なくとも1体以上に、前記核分裂性物質と
してウラン・プルトニウム混合酸化物燃料を含む前記燃
料棒を有することを特徴とする軽水炉炉心。 - 【請求項6】請求項1ないし請求項4において、前記燃
料棒に部分長燃料棒を用いることを特徴とする軽水炉炉
心。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項4において、前記減
速棒に角管型減速棒を用いることを特徴とする軽水炉炉
心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7112718A JPH08304575A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 軽水炉炉心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7112718A JPH08304575A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 軽水炉炉心 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08304575A true JPH08304575A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14593788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7112718A Pending JPH08304575A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 軽水炉炉心 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08304575A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017032324A (ja) * | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン | 沸騰水型原子炉の炉心、燃料集合体およびチャンネルボックスならびにその耐震性を向上させる方法 |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP7112718A patent/JPH08304575A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017032324A (ja) * | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 株式会社グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン | 沸騰水型原子炉の炉心、燃料集合体およびチャンネルボックスならびにその耐震性を向上させる方法 |
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