JPH08306539A - シートトランス - Google Patents

シートトランス

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JPH08306539A
JPH08306539A JP7105570A JP10557095A JPH08306539A JP H08306539 A JPH08306539 A JP H08306539A JP 7105570 A JP7105570 A JP 7105570A JP 10557095 A JP10557095 A JP 10557095A JP H08306539 A JPH08306539 A JP H08306539A
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coil
fixing
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sheet transformer
lead
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Katsunori Omura
勝規 大村
Taketoshi Murakami
雄才 村上
Koji Nakajima
浩二 中嶋
Munekazu Sato
宗計 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種の映像機器、産業機器、音響機器などに
使用されるシートトランスに関するものであり、大電流
対応可能な高結合、小形、薄形のシートトランスを安価
に提供することを目的とするものである。 【構成】 打抜きコイル13に三層絶縁導線によりなる
コイル12を面対向するように積層する構成とすること
により大電流、高結合、小形、薄形シートトランスを実
現したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の映像機器、産業機
器、音響機器などに使用するシートトランスに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、シートトランスは小形化・薄形化
を目指した高周波化が進み、磁心となるフェライトコア
は動作周波数に適した性能が得られるようになってきて
いるが、コイル部は高周波化による渦電流により巻線抵
抗が増加するため、コイル部の温度上昇が大きくなって
きている。そこで高周波損失を低減させるためにコイル
部にプリントコイルを用いることで温度上昇の低減を図
っている。
【0003】以下に従来のシートトランスについて図1
7により説明する。同図によると、1はEE型またはE
I型の磁心、2は複数枚接着積層されてコイル部2aと
なるプリントコイルと呼ばれる導体箔からなるコイル
で、3はコイル2の一端側からそれぞれ一辺側に引出さ
れた引出部であり、図示していないが、引出部3は対向
する辺側にも上記コイル2の他端側からそれぞれ引出さ
れて設けられ、適宜接続されて、シートトランスの上記
コイル部を2aで一次側巻線、2次側巻線を形成するも
のである。
【0004】なお、磁心1は上記コイル部2aの形成
後、このコイル部2aに組み込むとともに絶縁性、耐電
圧性を考慮して、コイル2間およびコイル2と磁心1間
に絶縁性の樹脂層などを介在させてシートトランスを構
成するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、コイル2間やコイル2と磁心1間に絶縁
樹脂層などを設けて、空間距離や沿面距離を確保してい
るため、小形化の実現が困難となり、また、樹脂封止を
行って小形化を図った場合はコストの上昇を招くものと
なっていた。
【0006】また、コイル2は薄い導体箔(35〜70
μm)で形成されるので大電流への対応が困難であり、
特開昭62−293705号公報や実開平6−7022
3号公報などに三層絶縁被覆電線を使用したものが開示
されているが、大電流対応時は線径を太くする必要があ
り、コイル2の厚さが大きくなって巻線の高結合化や薄
形化に課題を有するものであった。
【0007】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、高結合化、薄形化、低価格化が可能なシートトラン
スを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のシートトランスは、1次巻線、2次巻線の
いずれか一方に導体板を打ち抜いた打抜きコイルを使用
するとともに、他方に三層絶縁導線をスパイラル状に巻
回したコイルを用い、この打抜きコイルと三層絶縁導線
をスパイラル状に巻回したコイルを面対向するように積
層してコイル部を形成し、磁心を組み込んで構成するも
のである。
【0009】
【作用】以上のように三層絶縁導線を用いることによっ
て大電流対応を可能とするとともに、絶縁樹脂層を削減
して、空間・沿面距離を小さくして1次巻線・2次巻線
間の高結合化、薄形化、低価格化を図れるものである。
【0010】
【実施例】
(実施例1)以下本発明のシートトランスの一実施例を
図1〜図5により説明する。同図によると、13は一般
的に0.1〜0.4mm程度の厚みの導体板を渦巻状に
打ち抜いて形成された打抜きコイルであり、内側の引出
し部分の端部は折曲され、打抜きコイル13との重畳部
分に絶縁層を介して外部へ引出されている。12は三層
絶縁導線を渦巻状に巻線して形成されたコイルであり、
上記打抜きコイル13と面対向するように三層絶縁導線
により形成されたコイル12と打抜きコイル13を図
4、図5のように接着剤で接着固定して積層し、コイル
ユニット12b1またはコイルユニット12b2を形成
し、これらを適宜積み重ねて、接着固定してコイル部1
2cを形成し、EE型またはEI型のフェライトからな
る磁心11を組み込んでシートトランスを構成するもの
である。
【0011】以上のように上記実施例においては三層絶
縁導線のコイル12と打抜きコイル13を交互に配置す
るようにコイル部12cを形成したので、三層絶縁導線
を用いることによって大電流化を図るとともに、この三
層絶縁導線の三層絶縁を用いて巻線相互間、およびコイ
ル12と磁心11間の絶縁性の強化を図ったので空間、
沿面距離が少なくてすみ、薄形化やコストの削減を可能
とするものである。
【0012】(実施例2)本発明の他の実施例を図6に
より説明する。なお、説明にあたっては上述の実施例1
との相違点のみ説明し、他は省略して説明すると、14
は固定片であり、対向して積層した打抜きコイル13と
コイル12を挟持固定するものであり、接着による固定
でなく、機械的に固定できるので接着の硬化時間が削減
でき、コイルの組立工数の低減を図れるものである。
【0013】(実施例3)本発明の他の実施例を図7〜
図10により説明する。同図によると、25はコイル支
持体であり、対向する一方の両側にガイド壁25aと他
の対向する両側に凹部引出溝25cを有する壁25bを
一体に設けた絶縁性樹脂よりなるものであり、中央には
内壁25d(内壁25dの内側には磁心21の磁脚が挿
入される中央孔が設けられている。)も併せて一体に設
けてある。
【0014】22はスパイラル状に形成された三層絶縁
導線からなるコイルであり、1次巻線または2次巻線の
いずれか一方となるものである。
【0015】23は導体板をスパイラル状に打ち抜いた
コイルであり、1次巻線または2次巻線のいずれかの他
方となるものである。
【0016】上記コイル22と打ち抜いたコイル23は
面対向して少なくとも片面に配置結合してシート状のコ
イル部23aを形成し、これに磁心21を組み込み、コ
イル22の引出線27を引出溝25cに通し、打ち抜い
たコイル23の端部もそれぞれ引出溝25cに通してい
る。
【0017】特に、コイル22の引出線は引出溝25c
によって、配置の位置決めが行えるので電源基板(図示
せず)との接続端子は不要となり、直接接続を可能とし
ている。
【0018】また、ガイド壁25aと内壁25dによっ
てコイル部23aの位置を規制するとともに磁心21の
位置も規制して安定した電気特性と絶縁特性を得ること
ができるものである。
【0019】なお、図9のように打ち抜いたコイル23
を用いずに図10のような平角導線をスパイラル状に巻
回したコイル23aを用いても同様の効果を得ることが
できる。
【0020】(実施例4)以下、本発明の実施例につい
て図11により説明する。なお、基本的には図7による
実施例と同様であるので同一部分は説明を省略して説明
すると、29はコイル支持体25に積層して形成された
コイル部23aを固定するテープであり、これによって
積層されたコイル部23a相互を固定できるので接着剤
および接着工程を省略でき、組立工数の削減ができるこ
とになる。また、コイル支持体25のガイド壁25aを
高くし、凹部引出溝25cを設けることでテープ29を
貼る位置も決まり作業性の向上を図ることも可能であ
る。
【0021】なお、図12のようにコイル部23aをコ
イル支持体25に固定板30をはめ込んで固定して、コ
イル部23aの位置決めを作業性良く行うことも可能で
ある。
【0022】(実施例5)次に図13の他の実施例につ
いて説明する。なお、基本的には図7による実施例と同
様であるので同一部分は説明を省略して説明すると、3
5bは支持体35の壁35aに設けられた凹部引出溝で
あり、図7における凹部引出溝25cに相当するもので
あるが、引出溝35b内に突起部35cを設けたことに
より、引出線27の挿入位置からの飛び出しを防止し、
電源基板(図示せず)への接続の作業性を向上させるも
のとなる。
【0023】なお、上記実施例においては、三層絶縁導
線22の引出線27の位置規制について述べたが、図1
4のごとく、導体板をスパイラル状に打ち抜いたコイル
31においても同様の効果を有するものである。
【0024】(実施例6)図15はコイル支持体35に
特徴を有する他の実施例であり、基本的には図7の実施
例と同様であるので、異なる点のみ説明すると、35は
壁35bに突起部35cを、内壁35dに突起部35e
を設けたコイル支持体であり、コイル部24の装着をよ
り容易にし、さらにコイル部24自体の飛び出しを防止
できるものである。
【0025】(実施例7)図16もコイル支持体25に
特徴を有する他の実施例であり、基本的には図7の実施
例と同様であるので異なる点のみ説明すると、36は本
発明のシートトランスが装着されるプリント基板であ
り、37aはコイル支持体37に設けられた基板固定用
爪であり、プリント基板36には上記基板固定用爪37
aが挿入され、上記プリント基板36にコル支持体37
を装着する基板挿入孔38が設けられている。
【0026】以上のように上記実施例においては、シー
トトランスの自重を支えることができるので、振動、落
下などの外的環境変化に対するシートトランスとプリン
ト基板との電気的、機械的接続の信頼性を向上できるも
のである。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上のようにシートトランスの
1次巻線、2次巻線のいずれか一方に三層絶縁導線を用
い、他方に導体板を打ち抜いたものを用いることによっ
て、三層絶縁導線の高絶縁性を利用してシートコイルの
薄形化を図るとともに、更に以下のような効果を有する
ものである。
【0028】(1)三層絶縁導線を用いたコイルと導体
板を打ち抜いたコイルを面対向させて積層したので高結
合化が図れる。
【0029】(2)固定片でコイル部を挟持したものに
あっては、接着剤を不要としたので接着の硬化時間が削
減でき、組立工数の低減が図れる。
【0030】(3)内壁とガイド壁とこのガイド壁に引
出溝を設けたコイル支持体上にコイル部を積層したもの
にあってはコイル部、磁心および引出線の位置決めを容
易に確実に行えるので、安定した電気特性や絶縁特性が
得られるものである。
【0031】(4)また、コイル部を固定手段で固定し
たものにあっては、固定用接着剤の使用を不要として、
組立工数の削減を図れるものであり、(5)また、引出
溝に突起部を設けたものや、ガイド壁や内壁に突起を設
けたものにあっては、引出線の飛び出しやコイル部の飛
び出しを防止し、組立の作業性の向上が図れるものであ
り、(6)また、コイル支持体にプリント基板の挿入孔
に挿入され、コイル支持体をプリント基板に接着固定す
る固定爪を設けたものにあっては、プリント基板への装
着後発生する振動、落下などによる電気的・機械的接続
信頼性を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシートトランスの一実施例の斜視図
【図2】同要部である三層絶縁導線よりなるコイルの斜
視図
【図3】同要部である導電板を打ち抜いて形成したスパ
イラル状のコイルの斜視図
【図4】同要部であるコイル部の側断面図
【図5】同要部であるコイル部の側断面図
【図6】同他の実施例の要部である固定片とコイル部の
状態を示す側断面図
【図7】同他の実施例の斜視図
【図8】同要部である三層絶縁導線の斜視図
【図9】同要部である導電板を打ち抜いて形成したスパ
イラル状のコイルの斜視図
【図10】同要部である平角導線をスパイラル状に巻回
したコイルの斜視図
【図11】同他の実施例の要部であるコイル支持体を積
層されたコイル部を固定した状態を説明する斜視図
【図12】同他の実施例の斜視図
【図13】同他の実施例の要部であるコイル支持体の引
出溝の側面図
【図14】同他の実施例の要部であるコイル支持体の側
面図
【図15】同他の実施例の支持体の要部である側断面図
【図16】同他の実施例の要部である支持体のプリント
基板への装着を説明する斜視図
【図17】従来のシートトランスの斜視図
【符号の説明】
11,21 磁心 12,22 コイル 13,23,31 打抜きコイル 25,35,37 コイル支持体 25a ガイド壁 25b,35b 壁 25d,35d 内壁 25c,35b 凹部引出溝 29 テープ 30 固定片 35c,35e 突起部 36 プリント基板 37a 基板固定用爪 38 基板挿入孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 宗計 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次、2次巻線の一方に導体板を打ち抜
    いたコイルを、他方に三層絶縁導線をスパイラル状に巻
    回したコイルを面対向するように積層したものに磁心を
    組み込んでなるシートトランス。
  2. 【請求項2】 積層されたコイルを挟持、固定する固定
    片を用いる請求項1記載のシートトランス。
  3. 【請求項3】 コイルの引出線を通す引出溝を設けた壁
    と、略中央に孔とこの孔の周囲に内壁を有するコイル支
    持体と、このコイル支持体に装着させる少なくとも一方
    が三層絶縁導線をスパイラル状にして形成されたコイル
    と、他方が導体板をスパイラル状に打ち抜いたコイルと
    を積層してなるコイル部と、上記コイル部の引出線を上
    記引出溝に導出してなるシートトランス。
  4. 【請求項4】 コイル支持体に装着されたコイル部を固
    定するテープまたは固定片などの固定手段を用いる請求
    項3記載のシートトランス。
  5. 【請求項5】 コイル支持体の壁に設けた引出溝に引出
    線を位置規制する突起部を設けた請求項3記載のシート
    トランス。
  6. 【請求項6】 コイル支持体のガイド壁または内壁の少
    なくともいずれか一方にコイル固定用の突起を設けた請
    求項3または請求項5記載のシートトランス。
  7. 【請求項7】 コイル支持体にシートトランスをプリン
    ト基板の挿入孔に挿入して上記シートトランスを装着固
    定する固定用爪を設けてなる請求項3記載のシートトラ
    ンス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE112007002320T5 (de) 2006-10-31 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp. Transformator des Blechtyps und Entladungsleuchtenbeleuchtungsvorrichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007002320T5 (de) 2006-10-31 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp. Transformator des Blechtyps und Entladungsleuchtenbeleuchtungsvorrichtung
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