JPH0830749B2 - 制御棒引抜き監視装置 - Google Patents
制御棒引抜き監視装置Info
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- JPH0830749B2 JPH0830749B2 JP63039585A JP3958588A JPH0830749B2 JP H0830749 B2 JPH0830749 B2 JP H0830749B2 JP 63039585 A JP63039585 A JP 63039585A JP 3958588 A JP3958588 A JP 3958588A JP H0830749 B2 JPH0830749 B2 JP H0830749B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、沸騰水型原子炉における制御棒の引抜きに
よる局部出力上昇を監視する制御棒引抜き監視装置に関
する。
よる局部出力上昇を監視する制御棒引抜き監視装置に関
する。
(従来の技術) 沸騰水型原子炉の炉心には、多数の燃料集合体が配置
されるとともにこれら燃料集合体の間に制御棒が規則的
に配置されている。これら制御棒は核分裂の連鎖反応を
制御するものであるが、原子炉の出力を所定値に維持す
るために多数の制御棒のうちから所定の制御棒が引抜か
れる。このように制御棒が引抜かれると、この引抜かれ
た制御棒付近の連鎖反応が多くなって局部的に出力が上
昇する。この局部出力の上昇が高すぎると原子炉の運転
に支障を来たす恐れがあるので、制御棒の引抜きによる
局部出力が監視されている。
されるとともにこれら燃料集合体の間に制御棒が規則的
に配置されている。これら制御棒は核分裂の連鎖反応を
制御するものであるが、原子炉の出力を所定値に維持す
るために多数の制御棒のうちから所定の制御棒が引抜か
れる。このように制御棒が引抜かれると、この引抜かれ
た制御棒付近の連鎖反応が多くなって局部的に出力が上
昇する。この局部出力の上昇が高すぎると原子炉の運転
に支障を来たす恐れがあるので、制御棒の引抜きによる
局部出力が監視されている。
ところで、かかる制御棒引抜きによる局部出力上昇の
監視は次のように行なわれている。第3図は沸騰水型原
子炉の炉心の断面図であって、上部に全体断面図を示
し、下部に部分拡大図を示してある。ここで、説明を簡
単にするために部分拡大図を参照して説明する。この部
分拡大図は炉心における座標(13〜27,9〜23)の断面を
示しており、燃料集合体1が規則的に配列されるととも
にこれら燃料集合体1の間に規則的に制御棒2が配置さ
れている。そして、中性子束検出器3がそれぞれ制御棒
2を2本づつ毎に配置されている。従って、中性子束検
出器3が4本で制御棒2の4本を囲む如く配置されてい
る。なお、これら中性子束検出器3は第4図に示すよう
に検出用管4の内部にそれぞれ各検出器5−1〜5−4
が設けられたものとなっており、各検出器5−1〜5−
4はそれぞれ他の中性子束検出器3における各検出器と
炉心内において同一平面上に配置されている。
監視は次のように行なわれている。第3図は沸騰水型原
子炉の炉心の断面図であって、上部に全体断面図を示
し、下部に部分拡大図を示してある。ここで、説明を簡
単にするために部分拡大図を参照して説明する。この部
分拡大図は炉心における座標(13〜27,9〜23)の断面を
示しており、燃料集合体1が規則的に配列されるととも
にこれら燃料集合体1の間に規則的に制御棒2が配置さ
れている。そして、中性子束検出器3がそれぞれ制御棒
2を2本づつ毎に配置されている。従って、中性子束検
出器3が4本で制御棒2の4本を囲む如く配置されてい
る。なお、これら中性子束検出器3は第4図に示すよう
に検出用管4の内部にそれぞれ各検出器5−1〜5−4
が設けられたものとなっており、各検出器5−1〜5−
4はそれぞれ他の中性子束検出器3における各検出器と
炉心内において同一平面上に配置されている。
しかして、このように構成された炉心内において座標
(22,18)の制御棒2つまり制御棒2aが引抜かれると、
この制御棒2aの引抜きによる局部出力を監視するために
この制御棒2aを囲む4つの中性子束検出3,つまり座標
(24,20)(16,20)(16,12)(24,12)の中性子束検出
器3が選択される。そして、これら選択された中性子束
検出器3からの各中性子束検出信号の加算平均値が求め
られ、この後この平均値に基づいて局部出力の上昇が監
視される。
(22,18)の制御棒2つまり制御棒2aが引抜かれると、
この制御棒2aの引抜きによる局部出力を監視するために
この制御棒2aを囲む4つの中性子束検出3,つまり座標
(24,20)(16,20)(16,12)(24,12)の中性子束検出
器3が選択される。そして、これら選択された中性子束
検出器3からの各中性子束検出信号の加算平均値が求め
られ、この後この平均値に基づいて局部出力の上昇が監
視される。
しかしながら、このような監視の方法では各中性子束
検出信号の加算平均値を用いているので、局部出力の上
昇が顕著に現れないという問題がある。つまり、制御棒
2aが引抜かれた場合、これによる局部出力上昇の影響が
最も現れるのは座標(24,20)の中性子束検出器3であ
るが、この中性子束検出器3の中性子束検出信号が局部
出力上昇の影響の現れない他の中性子束検出器3の中性
子束検出信号と単に加算平均されるので、その局部出力
上昇が相殺されるからである。
検出信号の加算平均値を用いているので、局部出力の上
昇が顕著に現れないという問題がある。つまり、制御棒
2aが引抜かれた場合、これによる局部出力上昇の影響が
最も現れるのは座標(24,20)の中性子束検出器3であ
るが、この中性子束検出器3の中性子束検出信号が局部
出力上昇の影響の現れない他の中性子束検出器3の中性
子束検出信号と単に加算平均されるので、その局部出力
上昇が相殺されるからである。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように制御棒引抜きによる局部出力上昇が正確
に監視できなかった。
に監視できなかった。
そこで本発明は、制御棒引抜きによる局部出力上昇を
正確に監視できる制御棒引抜き監視装置を提供すること
を目的とする。
正確に監視できる制御棒引抜き監視装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、原子炉炉心内に配列された多数の燃料集合
体の間に規則的に配置された制御棒を引抜いたときに生
じる局部的な出力上昇を原子炉炉心内に配置された各中
性子束検出器からの中性子束検出信号を受けて監視する
制御棒引抜き監視装置において、引抜かれる制御棒を囲
む如く配置された各中性子束検出器からの中性子束検出
信号を選択して取込み,これら中性子束検出信号に対し
て選択された各中性子束検出器への制御棒の引抜きによ
る中性子束の影響度を加えて各中性子束検出信号の平均
値を求める局部平均算出手段と、この局部平均算出手段
で求められた局部中性子束平均値に基づいて局部出力上
昇の判定を行う局部出力判定手段とを備えて上記目的を
達成しようとする制御棒引抜き監視装置である。
体の間に規則的に配置された制御棒を引抜いたときに生
じる局部的な出力上昇を原子炉炉心内に配置された各中
性子束検出器からの中性子束検出信号を受けて監視する
制御棒引抜き監視装置において、引抜かれる制御棒を囲
む如く配置された各中性子束検出器からの中性子束検出
信号を選択して取込み,これら中性子束検出信号に対し
て選択された各中性子束検出器への制御棒の引抜きによ
る中性子束の影響度を加えて各中性子束検出信号の平均
値を求める局部平均算出手段と、この局部平均算出手段
で求められた局部中性子束平均値に基づいて局部出力上
昇の判定を行う局部出力判定手段とを備えて上記目的を
達成しようとする制御棒引抜き監視装置である。
(作用) このような手段を備えたことにより、制御棒が引抜か
れると局部平均算出手段によりこの制御棒を囲む如く配
置された各中性子束検出器からの中性子束検出信号が選
択され,これら中性子束検出信号に対して制御棒の引抜
きによる中性子束の影響度を加えて各中性子束検出信号
の平均値が求められ、この求められた局部中性子束平均
値に基づいて局部出力判定手段により局部出力上昇が判
定される。
れると局部平均算出手段によりこの制御棒を囲む如く配
置された各中性子束検出器からの中性子束検出信号が選
択され,これら中性子束検出信号に対して制御棒の引抜
きによる中性子束の影響度を加えて各中性子束検出信号
の平均値が求められ、この求められた局部中性子束平均
値に基づいて局部出力判定手段により局部出力上昇が判
定される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
する。
第1図は制御棒引抜き監視装置の全体構成図である。
なお、説明の度合い上第3図を参照する。中性子束検出
器3の各検出器から出力される中性子束検出信号はそれ
ぞれ局部出力モニタ6−1,6−2,…6−nに送られると
ともに一括して平均出力モニタ7に送られている。各局
部出力モニタ6−1〜6−nはそれぞれ中性子束検出信
号を受けて中性子束を監視するとともに中性子束検出信
号に対応した信号を制御棒引抜き監視装置8の局部出力
選択算出部9へ送出するものである。又、平均出力モニ
タ7は全中性子束検出信号を受けて加算平均して炉心内
における平均中性子束を算出する機能を有するものであ
る。
なお、説明の度合い上第3図を参照する。中性子束検出
器3の各検出器から出力される中性子束検出信号はそれ
ぞれ局部出力モニタ6−1,6−2,…6−nに送られると
ともに一括して平均出力モニタ7に送られている。各局
部出力モニタ6−1〜6−nはそれぞれ中性子束検出信
号を受けて中性子束を監視するとともに中性子束検出信
号に対応した信号を制御棒引抜き監視装置8の局部出力
選択算出部9へ送出するものである。又、平均出力モニ
タ7は全中性子束検出信号を受けて加算平均して炉心内
における平均中性子束を算出する機能を有するものであ
る。
さて、局部出力選択算出部9は、原子炉手動制御装置
10からの制御棒選択信号Qを受けて引抜かれる制御棒を
囲む如く配置された4つの中性子束検出器からの各中性
子束検出信号を選択して取込み,これら中性子束検出信
号に対して選択された各中性子束検出器への制御棒の引
抜きによる中性子束の影響度を加えて各中性子束検出信
号の平均値つまり局部中性子束平均値を求める局部平均
算出手段としての機能を有するものである。具体的に第
3図に示す制御棒s1が引抜かれれば4つの中性子束検出
器p1〜p4が選択され、又制御棒s2が引抜かれれば4つの
中性子束検出器p1,p2,p5,p6が選択される。又、局部中
性子束平均値の算出は次の通り行なわれる。すなわち、
第2図に示すように4つの中性子束検出器3a,3b,3c,3d
に囲まれた制御棒2bが引抜かれた場合を考えると、各中
性子束検出器3a〜3dのそれぞれの間の距離を「4」とす
れば各中性子束検出器3cと3dとを結ぶ線分に制御棒2bか
ら垂線を下ろすと各中性子束検出器3c,3d間は「3:1」に
分割される。これにより、中性子束検出器3cと制御棒2b
との距離は となり、又中性子束検出器3dと制御棒2bとの距離は となる。しかして、各中性子束検出器3a,3b,3c,3dから
制御棒2bまでの距離の比は となり、簡単にして となる。よって、比重は となる。かくして、局部中性子束平均値はこれら比重を
それぞれ各中性子束検出器3a,3b,3c,3dから出力される
各中性子束検出信号に乗算して加算し、この加算値を前
記比重の和で除算して求められる。そうして、このよう
にして求められた局部中性子束平均値を示す局部中性子
束平均信号kは局部出力判定手段11に送られている。
10からの制御棒選択信号Qを受けて引抜かれる制御棒を
囲む如く配置された4つの中性子束検出器からの各中性
子束検出信号を選択して取込み,これら中性子束検出信
号に対して選択された各中性子束検出器への制御棒の引
抜きによる中性子束の影響度を加えて各中性子束検出信
号の平均値つまり局部中性子束平均値を求める局部平均
算出手段としての機能を有するものである。具体的に第
3図に示す制御棒s1が引抜かれれば4つの中性子束検出
器p1〜p4が選択され、又制御棒s2が引抜かれれば4つの
中性子束検出器p1,p2,p5,p6が選択される。又、局部中
性子束平均値の算出は次の通り行なわれる。すなわち、
第2図に示すように4つの中性子束検出器3a,3b,3c,3d
に囲まれた制御棒2bが引抜かれた場合を考えると、各中
性子束検出器3a〜3dのそれぞれの間の距離を「4」とす
れば各中性子束検出器3cと3dとを結ぶ線分に制御棒2bか
ら垂線を下ろすと各中性子束検出器3c,3d間は「3:1」に
分割される。これにより、中性子束検出器3cと制御棒2b
との距離は となり、又中性子束検出器3dと制御棒2bとの距離は となる。しかして、各中性子束検出器3a,3b,3c,3dから
制御棒2bまでの距離の比は となり、簡単にして となる。よって、比重は となる。かくして、局部中性子束平均値はこれら比重を
それぞれ各中性子束検出器3a,3b,3c,3dから出力される
各中性子束検出信号に乗算して加算し、この加算値を前
記比重の和で除算して求められる。そうして、このよう
にして求められた局部中性子束平均値を示す局部中性子
束平均信号kは局部出力判定手段11に送られている。
この局部出力判定手段11は局部中性子束平均値に基づ
いて局部出力上昇の判定を行う機能を有するもので、利
得算出部12,利得乗算部13、トリップレベル算出部14及
びトリップ判定部15から構成されている。利得算出部12
は局部中性子束平均信号k及び平均出力モニタ7からの
平均出力信号eとを受けてこの平均出力信号eを比較信
号として局部中性子束平均値の利得、つまりk/eを算出
する機能を持ったものであり、利得乗算部13は利得k/e
を局部中性子束平均信号kに対して乗算して局部出力信
号rとして送出する機能を持ったものである。一方、ト
リップレベル算出部14は、原子炉に供給される一次冷却
水の流量を測定する流量変換器16からの流量検出信号を
受け、一次冷却水の流量に応じた局部出力のトリップレ
ベルtpに変換して送出する機能を有するものである。ト
リップ判定部15は局部出力信号r及びトリップレベルtp
を受けて局部出力信号rのレベルがトリップレベルtp以
上であれば制御棒引抜き阻止信号Wを原子炉手動制御装
置10へ送出する機能を持ったものである。
いて局部出力上昇の判定を行う機能を有するもので、利
得算出部12,利得乗算部13、トリップレベル算出部14及
びトリップ判定部15から構成されている。利得算出部12
は局部中性子束平均信号k及び平均出力モニタ7からの
平均出力信号eとを受けてこの平均出力信号eを比較信
号として局部中性子束平均値の利得、つまりk/eを算出
する機能を持ったものであり、利得乗算部13は利得k/e
を局部中性子束平均信号kに対して乗算して局部出力信
号rとして送出する機能を持ったものである。一方、ト
リップレベル算出部14は、原子炉に供給される一次冷却
水の流量を測定する流量変換器16からの流量検出信号を
受け、一次冷却水の流量に応じた局部出力のトリップレ
ベルtpに変換して送出する機能を有するものである。ト
リップ判定部15は局部出力信号r及びトリップレベルtp
を受けて局部出力信号rのレベルがトリップレベルtp以
上であれば制御棒引抜き阻止信号Wを原子炉手動制御装
置10へ送出する機能を持ったものである。
次に上記の如く構成された装置の作用について説明す
る。
る。
第3図に示す制御棒2aが引抜かれると、この制御棒2a
が引抜かれたことを示す制御棒選択信号Qが原子炉手動
制御装置10から局部出力選択算出部9に送られる。この
局部出力選択算出部9は入力した制御棒選択信号Qから
制御棒2aを囲む4つの中性子束検出器、つまり座標(2
4,20)(16,20)(16,12)(24,12)の中性子束検出器
3を選択し、これら中性子束検出器3からの各中性子束
検出信号を入力する。そして、座標(24,20)の中性子
束検出器3の中性子束検出信号に対して比重「1」を乗
算し、座標(16,22)の中性子束検出器3の中性子束検
出信号に対して比重 を乗算し、座標(16,12)の中性子束検出器3の中性子
束検出信号に対して比重「1/3」を乗算し、さらに座標
(24,12)の中性子束検出器3の中性子束検出信号に対
して比重 を乗算する。さらに、これら比重の乗算値を加算し、こ
の加算値を比重の和で除算して局部中性子束平均値を求
めてその局部中性子束平均信号kを送出する。具体的に
例えば、制御棒2aの引抜きにより座標(24,20)の中性
子束検出器3の中性子束検出信号が「10」から「100」
へ、座標(16,22)の中性子束検出器3の中性子束検出
信号が「50」から「100」へ、座標(16,12)の中性子束
検出器3の中性子束検出信号が「100」から「120」へ、
さらに座標(24,12)の中性子束検出器3の中性子束検
出信号が「50」から「100」へ変化すると、局部中性子
束平均値は「39.5」から「103」へ変化する。なお、単
に加算平均すると、局部中性子束平均値は「52.5」から
「105」への変化となる。つまり、変化の倍率が大きく
異なる。
が引抜かれたことを示す制御棒選択信号Qが原子炉手動
制御装置10から局部出力選択算出部9に送られる。この
局部出力選択算出部9は入力した制御棒選択信号Qから
制御棒2aを囲む4つの中性子束検出器、つまり座標(2
4,20)(16,20)(16,12)(24,12)の中性子束検出器
3を選択し、これら中性子束検出器3からの各中性子束
検出信号を入力する。そして、座標(24,20)の中性子
束検出器3の中性子束検出信号に対して比重「1」を乗
算し、座標(16,22)の中性子束検出器3の中性子束検
出信号に対して比重 を乗算し、座標(16,12)の中性子束検出器3の中性子
束検出信号に対して比重「1/3」を乗算し、さらに座標
(24,12)の中性子束検出器3の中性子束検出信号に対
して比重 を乗算する。さらに、これら比重の乗算値を加算し、こ
の加算値を比重の和で除算して局部中性子束平均値を求
めてその局部中性子束平均信号kを送出する。具体的に
例えば、制御棒2aの引抜きにより座標(24,20)の中性
子束検出器3の中性子束検出信号が「10」から「100」
へ、座標(16,22)の中性子束検出器3の中性子束検出
信号が「50」から「100」へ、座標(16,12)の中性子束
検出器3の中性子束検出信号が「100」から「120」へ、
さらに座標(24,12)の中性子束検出器3の中性子束検
出信号が「50」から「100」へ変化すると、局部中性子
束平均値は「39.5」から「103」へ変化する。なお、単
に加算平均すると、局部中性子束平均値は「52.5」から
「105」への変化となる。つまり、変化の倍率が大きく
異なる。
又、このとき平均出力モニタ7は全ての中性子束検出
器3からの各中性子束検出信号を受けて加算し、この加
算値を中性子束検出器3の本数で除算して平均出力信号
eを送出している。しかして、利得算出部12は局部中性
子束平均信号kを平均出力信号eで除算して局部中性子
束平均の利得k/eを求め、次に利得乗算部13はこの利得k
/eを受けて局部中性子束平均信号kに乗算し、この乗算
値を局部出力rとしてトリップ判定部15に送出する。
器3からの各中性子束検出信号を受けて加算し、この加
算値を中性子束検出器3の本数で除算して平均出力信号
eを送出している。しかして、利得算出部12は局部中性
子束平均信号kを平均出力信号eで除算して局部中性子
束平均の利得k/eを求め、次に利得乗算部13はこの利得k
/eを受けて局部中性子束平均信号kに乗算し、この乗算
値を局部出力rとしてトリップ判定部15に送出する。
一方、流量変換器16は原子炉へ供給される一次冷却水
の流量を検出してその流量検出信号を出力している。ト
リップレベル算出部14はこの流量検出信号を受けて流量
に応じたトリップレベルtpに変換してトリップ判定部15
に送出する。かくして、このトリップ判定部15は局部出
力rとトリップレベルtpとを比較して、例えば局部出力
rのレベルがトリップレベルtp以上となれば制御棒引抜
き阻止信号Wを原子炉手動制御装置10へ送出する。この
結果、制御棒3の引抜きは停止される。
の流量を検出してその流量検出信号を出力している。ト
リップレベル算出部14はこの流量検出信号を受けて流量
に応じたトリップレベルtpに変換してトリップ判定部15
に送出する。かくして、このトリップ判定部15は局部出
力rとトリップレベルtpとを比較して、例えば局部出力
rのレベルがトリップレベルtp以上となれば制御棒引抜
き阻止信号Wを原子炉手動制御装置10へ送出する。この
結果、制御棒3の引抜きは停止される。
このように上記一実施例においては、制御棒2が引抜
かれるとこの制御棒2を囲む如く配置された各中性子束
検出器3からの中性子束検出信号を選択し,これら選択
された中性子束検出信号に対して距離の比重を乗算して
各中性子束検出信号の平均値を求め、この求められた局
部中性子束平均値に基づいて局部出力の上昇を判定する
ので、制御棒2の引抜きによる影響の大きい中性子束検
出器の出力に対して相対的に増加させるとともに制御棒
2の引抜きによる影響の少ない中性子束検出器の出力に
対して相対的に減衰させて、制御棒2が引抜かれたとき
の局部出力上昇を顕著に示すことができる。従って、局
部出力上昇を正確に監視できる。
かれるとこの制御棒2を囲む如く配置された各中性子束
検出器3からの中性子束検出信号を選択し,これら選択
された中性子束検出信号に対して距離の比重を乗算して
各中性子束検出信号の平均値を求め、この求められた局
部中性子束平均値に基づいて局部出力の上昇を判定する
ので、制御棒2の引抜きによる影響の大きい中性子束検
出器の出力に対して相対的に増加させるとともに制御棒
2の引抜きによる影響の少ない中性子束検出器の出力に
対して相対的に減衰させて、制御棒2が引抜かれたとき
の局部出力上昇を顕著に示すことができる。従って、局
部出力上昇を正確に監視できる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、
上記一実施例では各中性子束検出信号に対して距離の比
重を乗算して局部中性子束平均信号を求めているが、距
離の比重に変えて核的距離(ミンフリーパス)の逆数や
立体角に反比例する値、さらにこれら値に各中性子束検
出器の効率に影響する物理量,制御棒に対する中性子束
検出器の感度等やこれら値を複数組合わせた値にしても
よい。
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、
上記一実施例では各中性子束検出信号に対して距離の比
重を乗算して局部中性子束平均信号を求めているが、距
離の比重に変えて核的距離(ミンフリーパス)の逆数や
立体角に反比例する値、さらにこれら値に各中性子束検
出器の効率に影響する物理量,制御棒に対する中性子束
検出器の感度等やこれら値を複数組合わせた値にしても
よい。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、制御棒引抜きに
よる局部出力上昇を正確に監視できる制御棒引抜き監視
装置を提供できる。
よる局部出力上昇を正確に監視できる制御棒引抜き監視
装置を提供できる。
第1図及び第2図は本発明に係わる制御棒引抜き監視装
置の一実施例を説明するための図であって、第1図は全
体構成図、第2図は局部中性子束平均値を算出を説明す
るための模式図、第3図は沸騰水型原子炉の断面図、第
4図は中性子束検出器の外観図である。 1……燃料棒、2……制御棒、3……中性子束検出器、
6−1〜6−n……局部出力モニタ、7……平均出力モ
ニタ、8……制御棒引抜き監視装置、9……局部出力選
択算出部、10……原子炉手動制御装置、11……局部出力
判定手段、12……利得算出部、13……利得乗算部、14…
…トリップレベル算出部、15……トリップ判定部、16…
…流量変換器。
置の一実施例を説明するための図であって、第1図は全
体構成図、第2図は局部中性子束平均値を算出を説明す
るための模式図、第3図は沸騰水型原子炉の断面図、第
4図は中性子束検出器の外観図である。 1……燃料棒、2……制御棒、3……中性子束検出器、
6−1〜6−n……局部出力モニタ、7……平均出力モ
ニタ、8……制御棒引抜き監視装置、9……局部出力選
択算出部、10……原子炉手動制御装置、11……局部出力
判定手段、12……利得算出部、13……利得乗算部、14…
…トリップレベル算出部、15……トリップ判定部、16…
…流量変換器。
Claims (1)
- 【請求項1】原子炉炉心内に配列された多数の燃料集合
体の間に規則的に配置された制御棒を引抜いたときに生
じる局部的な出力上昇を前記原子炉炉心内に配置された
各中性子束検出器からの中性子束検出信号を受けて監視
する制御棒引抜き監視装置において、引抜かれる前記制
御棒を囲む如く配置された前記各中性子束検出器からの
中性子束検出信号を選択して取込み,これら中性子束検
出信号に対して選択された前記各中性子束検出器への前
記制御棒の引抜きによる中性子束の影響度を加えて前記
各中性子束検出信号の平均値を求める局部平均算出手段
と、この局部平均算出手段で求められた局部中性子束平
均値に基づいて局部出力上昇の判定を行う局部出力判定
手段とを具備したことを特徴とする制御棒引抜き監視装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63039585A JPH0830749B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 制御棒引抜き監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63039585A JPH0830749B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 制御棒引抜き監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01214794A JPH01214794A (ja) | 1989-08-29 |
| JPH0830749B2 true JPH0830749B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=12557173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63039585A Expired - Fee Related JPH0830749B2 (ja) | 1988-02-24 | 1988-02-24 | 制御棒引抜き監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830749B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106782686B (zh) * | 2015-11-20 | 2023-11-21 | 国核(北京)科学技术研究院有限公司 | 装载185盒燃料组件的堆芯的探测器布置方法及其堆芯 |
| JP6453262B2 (ja) * | 2016-03-09 | 2019-01-16 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 制御棒操作監視方法及び制御棒操作監視システム |
-
1988
- 1988-02-24 JP JP63039585A patent/JPH0830749B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01214794A (ja) | 1989-08-29 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |