JPH08307602A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH08307602A
JPH08307602A JP7107452A JP10745295A JPH08307602A JP H08307602 A JPH08307602 A JP H08307602A JP 7107452 A JP7107452 A JP 7107452A JP 10745295 A JP10745295 A JP 10745295A JP H08307602 A JPH08307602 A JP H08307602A
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JP
Japan
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rotation
gear
image recording
image
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP7107452A
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English (en)
Inventor
Takao Adachi
高夫 足立
Takashi Sakamoto
多賀司 阪本
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7107452A priority Critical patent/JPH08307602A/ja
Publication of JPH08307602A publication Critical patent/JPH08307602A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光形状の再現性の良い画像記録装置を提供
する。 【構成】 搬送ローラ7が1回転する間に第1〜第Nギ
アおよびローラ駆動パルスモータ9のそれぞれが整数回
転し、搬送ローラ7が次の回転を始めるT3には搬送ロ
ーラ7および駆動部30は先の露光を始めたT1時点と
位相的に等価な回転位置から回転を始める。 【効果】 搬送ローラ7および駆動部30の各部品の真
円からの変形具合ならびに偏心や第1〜第Nギアの歯の
ピッチのバラツキによる画像の歪みの位相を毎回同じに
することができ、良好な走査線配列再現性を確保でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像記録媒体をを所
定の方向に搬送しつつこの画像記録媒体に走査線順次に
画像を記録する画像記録装置において、画像記録におけ
る走査線配列の再現性を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、平面型製版用カラースキ
ャナなどの画像走査記録装置では、感材を露光用スキャ
ンビームスポットで周期的に走査し、走査線の平行配列
からなる網点画像を記録している。したがって、このよ
うな網点画像記録では感材に対して走査線が規則正しく
配列される必要があるが、実際には露光用スキャンビー
ムスポットが様々な外乱振動を受け、これが特に網点画
像にムラを発生させる大きな原因となっていた。
【0003】これを解決するために、感材を送り搬送す
るためのローラ搬送系において駆動源としてパルスモー
タを使用している場合には、高い減速比を持った回転伝
達系を使用するといったように、機械の各部所の固有振
動数に対して振動源の振動周波数を大幅にずらして、極
力振動を伝えないことを考える。具体的には、数分の1
程度の減速比を持つ減速器を数段重ね合わせて、最終的
に数百分の1程度の減速比を得るなどの構成にしてい
る。また、このような構成にした場合にはパルスモータ
の回転数が大きいため、速度の微調整が可能になった
り、駆動のためのトルクを低く設定できるため、出力の
小さいパルスモータを使用することができるといった利
点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の方法
では低周波数側の振動による画像のムラはある程度除去
することができる。しかしながら、回転伝達系が減速器
を数段重ね合わせてパルスモータの回転駆動力を搬送ロ
ーラに伝達するという構成であることから、搬送ロー
ラ、パルスモータの回転軸および回転伝達系を構成する
各部品の真円からの変形具合ならびに偏心によって、搬
送ローラの回転による周速度が変化する。このために露
光画像に歪みが生じるとともに、さらにその歪みが周期
的に変化し、感材フィルム上の露光領域が変わる度に位
相の違いとなって現れるため、露光形状再現性(副走査
方向繰り返し精度)が悪くなる。これは感材フィルムな
どに同じ画像を複数回繰り返して露光する場合、とりわ
けカラー画像に対するY(イエロー),M(マゼン
タ),C(シアン),K(ブラック)の4色版などの刷
り重ね用の版を生成する際に大きな問題となる。
【0005】そして、その悪影響が最も顕著に現れるの
は搬送ローラの周方向精度(真円度)であるが、露光形
状再現性を良くするためにこの搬送ローラを精密に加工
するのは非常に困難な上、かなりのコスト高となる。
【0006】さらに、回転伝達系を構成する各部品にお
いては、その偏心による微細なズレが露光形状再現性に
影響するのに加えて、その部品がギアによって構成され
ている場合、そのギアの歯のピッチの微妙なズレも露光
形状再現性に悪影響を及ぼす。
【0007】図6の画像Aおよび画像Bは、ローラ搬送
系によって副走査方向に送られる感材の表面を一定ピッ
チで主走査方向に走るスキャンビームスポットが描く画
像を示している。図6の画像Aが示すように、本来なら
スキャンビームスポットは直線を副走査方向に一定ピッ
チで描くはずであるが、上記の理由により搬送ローラの
周速度が変化し、描画された直線のピッチにバラツキが
生じている。この様子をグラフに表したのが図7(a)
である。図7(a)のグラフGLは搬送ローラの回転角
度に対する走査ピッチの変化を表している。さらに、図
6の画像Bは図6の画像Aと同じ画像を異なる露光スタ
ート位置から描画し始めた露光結果を示したものであ
る。また、図7(b)において、実線LA、およびLB
はそれぞれ図6の画像Aおよび図6の画像Bに対応した
描画時間を示している。これらの図から分かるように露
光スタート位置が異なると、描画された直線のピッチの
バラツキ方が異なり、これらを重ね合わせた場合に、ス
タート点とエンド点はぴったり合致しているがその間が
全くあわなくなってしまう。つまり、露光形状再現性が
崩れることになるのである。
【0008】
【発明の目的】この発明は、従来技術における上述の問
題の克服を意図しており、走査線配列の再現性の良い画
像記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明の第1の装置は、画像記録媒体を所定の方
向に搬送しつつ前記画像記録媒体に走査線順次に画像を
記録する画像記録装置において、画像記録媒体を送り搬
送する搬送ローラと、前記搬送ローラを駆動する駆動モ
ータと、前記駆動モータ回転軸の回転を前記搬送ローラ
に伝達する回転伝達系とを備え、前記搬送ローラ、前記
駆動モータおよび前記回転伝達系のそれぞれの回転位相
が等価になる周期を持ち、前記回転位相が等価な状態か
ら画像記録を開始することを特徴とする。
【0010】この発明の第2の装置は第1の装置におい
て、前記周期が前記搬送ローラが1回転する時間であっ
て、前記周期が前記回転伝達系の各部の回転周期の整数
倍であることを特徴とする。
【0011】この発明の第3の装置は第1または第2の
装置において、前記回転伝達系がギアの組合せにより構
成されていることを特徴とする。
【0012】この発明の第4の装置は第1、第2または
第3の装置が複数色の刷り重ね用の版を生成するスキャ
ナであることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1〜請求項4の発明では、搬送ローラ、
駆動モータおよび回転伝達系のそれぞれの回転位相が等
しい状態から画像記録を開始する構成となっているた
め、画像記録処理において、搬送ローラ、駆動モータの
回転軸および回転伝達系を構成する各部品の真円からの
変形具合ならびに偏心による画像の歪み具合が、画像記
録を開始する時点で常に同じになるため走査線配列の再
現性が良い。
【0014】さらに、請求項3の画像記録装置では回転
伝達系がギアによって構成されているため、ギアの歯の
ピッチの微妙なズレによる記録画像の歪みに対しても、
画像の歪みが画像記録を開始する時点で常に同じになる
ため走査線配列の再現性が良い。
【0015】
【実施例】
【0016】
【1.実施例の処理原理】この発明の実施例である画像
記録装置は平面型製版用出力スキャナとして構成されて
おり、後で詳述する図5などに示されているように、こ
の実施例の装置は、ローラ駆動パルスモータ9の回転軸
による回転を減速器15内の変速ギヤ群で減速し、感材
の搬送ローラ7に与えるようになっている(全体図は図
2参照)。これらの要素9,7,15についての回転に
ついての周期および位相の関係を一般化して概念的に示
したものが図1であり、本実施例における具体的構成を
説明する前にこの図1を参照して実施例装置の特徴の一
般的原理について説明する。なお理解を容易にする目的
で、図1では、複数の画像を順次に記録する際に各画像
の副走査方向の幅が搬送ローラ7の1回転分の送り長さ
より小さい場合を示している。
【0017】図1の軸Tは時間を表していて、画像露光
部における露光期間のほか、 ・搬送ローラ(実施例では搬送ローラ7)、 ・回転伝達系内の各種ギヤ(実施例では減速器15内の
各種ギア)、 ・駆動モータ回転軸(実施例では搬送モータ9) のそれぞれの回転周期を表している。またn1,nNおよ
びmは正の整数を表している。またこの図1は、搬送ロ
ーラの1回転以下で最初の画像についての記録が終了す
る場合を例としている。この図1から分かるように、こ
の実施例の画像記録装置は搬送ローラが1回転する間に
第1〜第Nギアおよび駆動モータ回転軸(以下併せて
「駆動部」という。)のそれぞれが整数回転するため、
搬送ローラが1回転して露光開始時点T1と同じ位相に
なった時点T3で第1〜第Nギアおよび駆動モータ回転
軸も露光開始時点T1と同じ位相になる。すなわち、搬
送ローラ回転軸の1回転に相当する周期TPは、この搬
送ローラの回転位相だけでなく、駆動モータ回転軸の回
転位相および回転伝達系の各種ギアのそれぞれの回転位
相も露光開始時T1と等価になるような周期である。換
言すれば、任意のひとつの時点(たとえば時点T1)で
の各要素の回転位相を「位相原点」として定義すると
き、周期TPごとに各要素が位相原点と等価な回転位相
にある。このような関係は、各ギヤのギヤ比を後述する
ような関係で定めることにより達成される。
【0018】そして、このような構成を持つローラ駆動
系では、ひとつの画像についての露光記録を開始すると
きにおける、駆動部の各部の回転位相と、次の画像につ
いての露光記録を開始するときにおける駆動部の各部の
回転位相とを等価にすることが可能である。すなわち、
最初の画像記録を開始した時点を「駆動モータの位相原
点φ=0」と定義すれば、φ=2Mπ(ラジアン:M=
正の整数)の位相で次の画像についての記録を開始すれ
ば、それぞれの画像記録開始時点における各部の回転位
相は常にφ=0またはそれと等価な位相になるため、そ
れぞれの画像記録開始後の走査線配列に歪みが生じて
も、その歪みの大きさや位相は各記録画像について同じ
になり、各記録画像における走査線配列の再現性が高ま
ることになる。以下では位相原点φ=0とそれと等価な
位相φ=2Mπとを総称して「等価基準点」と呼ぶこと
にする。
【0019】ところで、図1の例でも示されているよう
に、記録すべき画像の送り方向の幅が搬送ローラの1周
の長さの整数倍になっていないのが通例である。これに
対処するために、たとえばφ=0から最初の画像記録を
行ってφ=2aπ(aは非整数)の回転位相でその画像
についての記録が完了した場合は、φ=2aπより大き
く、かつkが整数であるような回転位相φ=2kπまで
搬送ローラなどの空回転を行い、回転位相がφ=2kπ
になった時点で次の画像についての露光記録を開始すれ
ばよい。図1の例ではk=1に相当する。
【0020】このようにこの実施例の画像記録装置では
露光を始める際に必ず搬送ローラおよび駆動部を等価基
準点から回転させ始めることによって、搬送ローラおよ
び駆動部の各部品の真円からの変形具合ならびに偏心や
ギアの歯のピッチのバラツキによる画像の歪みの位相を
毎回同じにすることができ、良好な走査線配列の再現性
を確保できる。
【0021】
【2.機構的全体構成と装置配列】図2はこの発明の画
像記録装置の実施例としての平面型製版用出力スキャナ
の全体構成図である。レーザー発振器1を出た画像描画
用に変調を受けたレーザービームLBは、その後回転体
ミラー3で角度振りされ、F−θレンズ4を通って感材
露光面5上で結像されて感材露光面5上を等速で移動走
査するスキャンビームスポットSBとなる。一方、搬送
ローラ7は図2の手前側の図示しないもう一つ以上のロ
ーラとでロール感材8を挟んで回転し、矢符AAの方へ
ロール感材8を搬送する。この両者の動作によって、感
材露光面に走査線順次に2次元画像が形成される。主走
査方向はスキャンビームスポットSBの移動方向であ
り、副走査方向は矢符AAと逆の方向である。なお、こ
の装置は走査線配列再現性ないしは露光形状再現性に優
れているため、感材露光面5上に示したようなカラー画
像のY,M,C,Kの4版を副走査方向に配列して露光
する際などのように、重ね刷りを行う複数の版を作成す
る場合に特に有効である。それは、走査線配列の歪みが
各版ごとに異なっている場合は、重ね刷りをした場合に
それらが相互にずれて視覚的に色ズレなどの障害の原因
となるためである。
【0022】ローラ駆動パルスモータ9は、処理部10
から送られてくるパルスモータ駆動信号PSによって高
速回転駆動され、その出力は減速器15によって適正な
回転数に減速されて搬送ローラ7を回転させる。回転体
ミラー駆動モータ12は処理部10から送られてくる回
転体ミラー駆動信号KSによって回転体ミラー3を回転
させる。スタートセンサ14は、スキャンビームスポッ
トSBが感材露光面5に到達する直前のスタートセンサ
14を横切るタイミングを検出し、主走査方向の露光ス
タート位置を決定する。ロータリエンコーダ19の内部
構造は図8(a)に図示しているが、このロータリエン
コーダ19は搬送ローラ7の所定の回転原点を捉えると
開始点パルス信号GSを発生して処理部10に送り、次
の画像の副走査方向の露光スタート位置を決定する。な
お、図3はロータリーエンコーダ19において発生され
る開始点パルス信号の様子を示した図である。この図3
に示されているように開始点パルス信号GSは搬送ロー
ラ7の回転原点を捉える毎に発生される。この開始点パ
ルスは搬送ローラ7の1回転ごとに生成されるが、その
うちの任意のひとつを「位相原点φ=0」を示すパルス
として定義することができるとともに、1回転ごとに生
じるパルスの全体がこの実施例における「等価基準点」
を規定するパルスである。
【0023】処理部10はマイクロコンピュータなどを
含み、レーザー発振器1を変調駆動するレーザー駆動信
号LSの発生、回転体ミラー駆動信号KSの発生および
パルスモータ駆動信号PSの発生を行う。また、スター
トセンサ信号SSを取り込み、主走査方向の露光スター
ト位置の決定、および開始点パルス信号GSを取り込
み、前項で示した処理原理を基に処理の制御を行う。カ
ラー入力スキャナ11はカラー原稿を読み取ってYMC
Kの画像信号YSを処理部10に送る。
【0024】このような構成において最初にY版のため
の画像記録が行われ、その後にM版、C版、K版のため
の画像記録が順次に行われる。この発明の特徴に応じ
て、各版の画像記録開始はすべて等価基準点の何れかで
行われる。
【0025】
【3.実施例における処理】次に、この実施例の平面型
製版用出力スキャナにおいて露光処理を搬送ローラ7の
等価基準点から開始させるための構成と処理とを説明す
る。
【0026】図4はこの実施例の平面型出力スキャナの
露光終了後から次の露光を開始するまでの制御フローチ
ャートを示しており、この処理は処理部10内のマイク
ロコンピュータの制御で行われる。まず、ステップS1
では搬送ローラ7を低速で空回転させる。つぎにステッ
プS2では開始点パルスGSが検出されないうちはステ
ップS1の空回転を続け、検出されると次のステップS
3に移る判定処理を行う。そして開始点パルスGSが検
出されるとステップS3では、次の露光処理を開始す
る。このような処理によって露光処理を必ず搬送ローラ
7が等価基準点に位置した時点で始まることとなる。
【0027】さらに、この実施例の平面型出力スキャナ
では、既述した原理に従って、搬送ローラ7が等価基準
点に位置しているときには、駆動部30も等価基準点に
位置するような構成になっている。以下、それについて
説明していく。
【0028】図5において、ギアA22〜ギアF27の
各ギアで減速器15を構成している。図中のハッチング
はそれぞれのギアの歯を表しており、クロスハッチング
の部分は2つのギアのかみ合っている部分を示してい
る。この実施例の平面型出力スキャナでは搬送ローラが
1回転する間に駆動部30(この実施例ではギアA22
〜ギアF27およびローラ駆動パルスモータ)の各部が
整数回転する構成となっているが、そのために、ギアA
22〜ギアF27の対になっている各段のギア比を特定
のものとしている。具体的には、各段のギア比の分母が
その段の小さい方のギアが、搬送ローラ7が1回転する
間の回転数の約数であるように設定している。
【0029】ギア比とはかみ合って駆動しているギア同
志(例えばギアA22とギアD25など)の歯の数の比
のことであり、具体的にはギアA22とギアD25のギ
ア比をギア比rADと表すと、 ギア比rAD=(ギアA22の歯の数)/(ギアD25の
歯の数) となる。同様に、ギアB23とギアE26のギヤ比rB
E、およびギアC24とギアF27のギア比rCFについ
ては、 ギア比rBE=(ギアB23の歯の数)/(ギアE26の
歯の数) ギア比rCF=(ギアC24の歯の数)/(ギアF27の
歯の数) となる。そして、例えばギアA22とギアD25のギア
比rADが1/5ということはギアA22が5回転してよ
うやくギアD25が一回転するということを意味してい
る。
【0030】さらに減速比と以上3つのギア比との関係
を示しておく。減速比とは搬送ローラ7の回転数とロー
ラ駆動パルスモータ9の回転軸の回転数の比のことであ
るから、図5の場合の減速比Rは各段のギア比で表す
と、 減速比R=rAD×rBE×rCF ・・・(1)式 となる。
【0031】以上を踏まえて以下において、減速比R=
1/300とした場合のギア比の組合わせ方によって搬
送ローラ7が1回転する間に駆動部30の各部が整数回
転したり、しなかったりする例を示す。減速比R=1/
300ということは、ローラ駆動パルスモータ9の回転
軸が300回転すると搬送ローラ7が一回転することを
意味している。
【0032】この実施例の場合、rAD=1/5、rBE=
1/6、rCF=1/10としている。この場合(1)式
より 1/300=(1/5)×(1/6)×(1/10) を満たしている。
【0033】この場合、 ・ローラ駆動パルスモータ9が300回転すると、ギア
A22が300回転する、 ・ギアA22が300回転するとギア比rAD=1/5よ
り、ギアD25が60回転する、 ・ギアD25が60回転するとギアB23が60回転
し、ギア比rBE=1/6より、ギアE26が10回転す
る、 ・ギアE26が10回転するとギアC24が10回転
し、ギア比rCF=1/10より、ギアF27が1回転す
る、 ・ギアF27が1回転すると、ようやく搬送ローラ7が
1回転する。
【0034】このとき、ギア比rAD=1/5の分母5は
その段の小さい方のギアであるギアA22が搬送ローラ
7が1回転する間の回転数である300の約数、ギア比
rBE=1/6の分母6はギアB23が搬送ローラ7が1
回転する間の回転数である60の約数、ギア比rCF1/
10の分母10はギアC24が搬送ローラ7が1回転す
る間の回転数である10の約数になっている。
【0035】このような実施例の構成に対する比較例と
して、ギア比rAD=5/12、ギア比rBE=1/15、
ギア比rCF=3/25の場合を取り上げる。この場合も
(1)式より 1/300=(5/12)×(1/15)×(3/2
5) を満たしている。
【0036】この場合、 ・ローラ駆動パルスモータ9が300回転すると、ギア
A22が300回転する、 ・ギアA22が300回転するとギア比rAD=5/12
より、ギアD25が125回転する、 ・ギアD25が125回転するとギアB23が125回
転し、ギア比rBE=1/15より、ギアE26が25/
3回転する、 ・ギアE26が25/3回転するとギアC24が25/
3回転し、ギア比rCF=3/25より、ギアF27が1
回転する、 ・ギアF27が1回転するとようやく搬送ローラ7が1
回転する。
【0037】このとき、ギア比rAD5/12の分母12
はその段の小さい方のギアであるギアA22が、搬送ロ
ーラ7が1回転する間の回転数である125の約数では
ない。
【0038】以上のようにこの実施例の場合には、搬送
ローラ7がちょうど1回転する間のギアA22〜ギアF
27の各ギアの回転数がちょうど整数になっており、搬
送ローラ7が等価基準点にいるときに、駆動部30も等
価基準点にあるようになっている。ところが、上記比較
例では、ギアE26とギアC24の回転数が整数ではな
いので、搬送ローラ7が等価基準点にいるときに駆動部
30が等価基準点に揃わなくなってしまう。
【0039】したがって、この実施例では走査線配列の
再現性が確保されるが、比較例では回転伝達系の内部に
おける位相のズレがあるため、搬送ローラの同じ回転位
置から回転を開始しても走査線配列の再現性が確保され
ないことになる。
【0040】以上述べてきたようにこの実施例の平面型
出力スキャナでは、画像の露光処理を開始する際に搬送
ローラ7が必ず等価基準点で回転を始めることに加え、
搬送ローラ7が等価基準点に位置するときには駆動部3
0の各部も等価基準点に位置する構成になっている。し
たがって露光の際の走査線のピッチの揺らぎが露光の度
に同じになるため走査線配列の再現性ないしは露光形状
の再現性が良好である。
【0041】
【4.変形例】この実施例ではロータリエンコーダで搬
送ローラの等価基準点を捉えることによって露光処理の
開始のタイミングを得る構成としているが、等価基準点
は相対的なものであり、ひとつの回転位相を位相原点と
して任意に定めればそれに応じて定まるものであるか
ら、搬送ローラの任意の回転位置を原点としてそれをセ
ンサ等で捉える構成にしても良い。なおその際には、図
8(b)に示したような任意に設定した原点を捉える原
点エンコーダを用いてもよい。
【0042】また、この実施例では回転伝達系の構成部
材としてギアを用いているが、ローラ駆動パルスモータ
を直接搬送ローラに直結して回転を伝達する構成として
も良い。直結した場合におけるこの発明の「回転伝達
系」は連結シャフトに相当する。また、ギアの代わりに
タイミングベルトやトランザクションドライブ等を用い
ても良い。なおそのうち、短時間で同じ状態が再現する
伝達系を用いる方が搬送ローラの空回転時間が短くて済
む。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4の発明では、搬送ローラ、駆動モータおよび回転伝達
系のそれぞれの回転位相が等しい状態から画像記録を開
始する構成となっているため、画像記録処理において、
搬送ローラ、駆動モータの回転軸および回転伝達系を構
成する各部品の真円からの変形具合ならびに偏心による
画像の歪み具合が、画像記録を開始する時点で常に同じ
になるため走査線配列の再現性が良い。
【0044】さらに、請求項3の画像記録装置では回転
伝達系がギアによって構成されているため、ギアの歯の
ピッチの微妙なズレによる記録画像の歪みに対しても、
画像の歪みが画像記録を開始する時点で常に同じになる
ため走査線配列の再現性が良い。
【0045】とりわけ請求項4の画像記録装置では、記
録された複数の版を用いて刷り重ねるため、刷版毎の画
像が精度良く重なるため仕上りが良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である画像記録装置の原理説明
図である。
【図2】実施例の平面型出力スキャナの全体構成図であ
る。
【図3】実施例におけるロータリーエンコーダによって
発生される開始点パルス信号を示す図である。
【図4】実施例における露光終了後から次の露光を開始
するまでの制御フローチャートである。
【図5】実施例における駆動部および搬送ローラの構成
を示す構成図である。
【図6】感材の表面をスキャンビームスポットが描く画
像を示す図である。
【図7】搬送ローラの回転角度に対する走査ピッチの変
化を示す図である。
【図8】実施例におけるロータリエンコーダおよび変形
例における原点エンコーダの構成を示す構成図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 3 回転体ミラー 4 F−θレンズ 5 感材露光面 7 搬送ローラ 8 ロール感材 9 ローラ駆動パルスモータ 10 処理部 12 回転体ミラーモータ 14 スタートセンサ 15 減速器 19 ロータリエンコーダ 22〜27 ギアA〜ギアF 30 駆動部 LB レーザビーム SB スキャンビームスポット PS パルスモータ駆動信号KS SS スタートセンサ信号 LS レーザ駆動信号 GS 開始点パルス信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像記録媒体を所定の方向に搬送しつつ
    前記画像記録媒体に走査線順次に画像を記録する画像記
    録装置において、 画像記録媒体を送り搬送する搬送ローラと、 前記搬送ローラを駆動する駆動モータと、 前記駆動モータの回転軸の回転を前記搬送ローラに伝達
    する回転伝達系と、を備え、 前記搬送ローラ、前記駆動モータの回転軸および前記回
    転伝達系のそれぞれの回転位相が等価になる周期を持
    ち、前記回転位相が等価な状態から画像記録を開始する
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像記録装置において、 前記周期が前記搬送ローラが1回転する時間であって、
    前記周期が前記回転伝達系の各部の回転周期の整数倍で
    あることを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の画像記録装置
    において前記回転伝達系がギアの組合せにより構成され
    ていることを特徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3の画
    像記録装置が複数色の刷り重ね用の版を生成するスキャ
    ナであることを特徴とする画像記録装置。
JP7107452A 1995-05-01 1995-05-01 画像記録装置 Pending JPH08307602A (ja)

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