JPH08307684A - 色変換装置 - Google Patents

色変換装置

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JPH08307684A
JPH08307684A JP7106612A JP10661295A JPH08307684A JP H08307684 A JPH08307684 A JP H08307684A JP 7106612 A JP7106612 A JP 7106612A JP 10661295 A JP10661295 A JP 10661295A JP H08307684 A JPH08307684 A JP H08307684A
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JP
Japan
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color space
color
interpolation
conversion device
point data
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JP7106612A
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English (en)
Inventor
Hiroki Kubozono
浩喜 久保園
Shogo Oneda
章吾 大根田
Hiroaki Suzuki
博顕 鈴木
Manabu Komatsu
小松  学
Etsuro Morimoto
悦朗 森本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 6点補間方式と8点補間方式とを効果的に活
用可能にし,高速で,かつ高精度の色空間変換を実現さ
せる。 【構成】 6点補間方式用および8点補間方式用の格子
点データが格納されているルックアップテーブル106
と,入力画像データの色空間座標に基づいて6点補間か
8点補間かの処理を判定するフラグテーブル105と,
フラグテーブル105の判定結果に基づいてルックアッ
プテーブル106を参照し,入力画像データに対応する
色空間の補間演算を実行する演算器104とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,三角柱補間(6点補
間)方式により構築したメモリマップを用いて色空間変
換処理を実行する色変換装置に関し,より詳細には,L
UT(ルックアプテーブル)に色空間に必要な複数の格
子点データを格納しておき,LUTを選択的に切り換え
ることにより再現精度の高い色空間変換を実現する色変
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,色再現特性の異なる入出力デバイ
ス間において,原画色と再現色とを同一にするため,国
際照明委員会(CIE)で定められた表色系,すなわ
ち,機器の特性に依存しないデバイスインディペンディ
ントカラー(非機種依存の色)が適用されている。この
ため,自機で取り扱えるR(赤),G(緑),B(青)
空間,あるいは,Y(イエロー),M(マゼンタ),C
(シアン),K(ブラック)空間と,デバイスインディ
ペンデントカラー(XYZ,Lab)との色変換処理が
必要となる。そこで,この色変換方式の代表的なものと
して,三角柱補間(6点補間)方式や立方体補間(8点
補間)方式が知られている。
【0003】三角柱補間(6点補間)方式は,少ないメ
モリ容量で,かつ,処理速度が速い等の理由により特に
注目されてきている。この三角柱補間法(6点補間)に
あっては,例えば,入力色空間を複数の単位三角柱に分
割し,入力空間座標を含む単位三角柱を選択し,該選択
された単位三角柱の6個の頂点上の出力値(既知の値)
に基づいて出力Pにおける出力値を線形補間によって求
めるものである。なお,出力Pは,4色プリンタの場
合,インクを制御するY,M,C,K信号に相当する。
【0004】また,立方体補間(8点補間)方式は,
R,G,B空間を複数の単位立方体に分割し,各単位立
方体の8個の格子点に予め計算で求めた色補正値を設定
し,格子点の中間に位置する入力色分解信号の色補正値
を,8個の色補正値を線形補間するものである。すなわ
ち,一度に8点の格子点を用い高精度の色空間の変換を
実行するものであり,高精度の色変換を行うことができ
る利点がある。
【0005】また,上記メモリマップ方式を用いた色変
換装置の代表的なものとして,例えば,図7に示すよう
なシステム構成を有する色変換装置が知られている。図
において,701は入力画像データが取り込まれる入力
バッファ,702は三角柱補間(6点補間)方式を用い
て色変換する色空間変換装置であり,補間演算を行う演
算器705と補間に必要な情報が格納されているLUT
(ルックアップテーブル)706を内蔵している。ま
た,703は色空間変換装置702からのデータが取り
込まれる出力バッファ,704は出力バッファ703か
らの画像データを記録紙に作像するプリンタエンジンで
ある。
【0006】以上の構成において,色空間変換装置70
2に入力バッファ701から画像データが入力される。
ここで,色空間変換装置702はLUT706に格納さ
れている色変換情報(格子点データ)を参照し,演算器
705により線形補間(色変換)処理を実行する。この
色変換処理が実行された画像データは出力バッファ70
3を介して,プリンタエンジン704により記録紙に記
録される。
【0007】また,自機の出力機能と他の通信デバイス
への通信機能を備えたデジタル複写機などの多機能型の
装置が知られている。これは自機のプリンタを用いて画
像を出力する場合には,あらかじめ決められた色空間で
処理し,他の通信デバイスに画像データを転送する場
合,自機とは別な色空間で処理して転送処理を実行する
か,あるいは自機と同様な処理を行った後,他の通信デ
バイスに転送を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記に
示されるような従来の技術のあっては、以下のような問
題点があった。第1に,三角柱補間(6点補間)方式に
あっては少ないメモリ容量で高速に色変換処理が行える
が,メモリ容量に制限があるため高精度の色変換ができ
ない場合がある。一方,立方体補間(8点補間)方式
は,三角柱補間(6点補間)方式に対して高精度の色変
換ができるが,その分のメモリ容量が大きくなると共
に,線形補間時に8回の積和計算を行うために,処理時
間が長くなるという問題点があった。
【0009】第2に,デバイスインディペンデントカラ
ーで表現された色空間を,あらかじめ自機でどのくらい
再現できるかを確認しておきたい場合に,LUTには決
められた格子点データのみが格納されているため,選択
的に再現される色をシミュレートすることができず希望
の再現色が得られないという問題点があった。
【0010】第3に,例えば,イメージ全体の明るさを
変えたい,あるいは色合いを変えたいといった色補正処
理を行う場合,マトリックス演算や複雑な関数を用いて
処理しなければならず,煩わしい操作が必要となるとい
う問題点があった。
【0011】第4に,自機以外に,他の通信デバイスに
画像データを転送する場合,自機の色空間でデータ転送
を行うとデータ圧縮が容易に行われず,転送効率が低下
するという問題点があった。
【0012】さらに,図7に示すような三角柱補間(6
点補間)方式を用いた色変換装置にあっては,格子点デ
ータが書き込まれているLUTを参照して入力画像デー
タを一義的に色変換するため,ユーザーの好みに合った
画像,すなわち,意図する色を出力することができなか
ったり,LUTのメモリ容量に限界があるために格子点
の分割数を上げることができず,高精度の色再現が得ら
れないという問題点があった。
【0013】本発明は,上記に鑑みてなされたものであ
って,6点補間方式と8点補間方式とを効果的に活用可
能にし,高速で,かつ高精度の色空間変換を実現させる
ことを第1の目的とする。
【0014】また,6点補間方式と8点補間方式とを活
用する場合,両方式の選択をユーザーの条件で変更可能
にし,ユーザーの意図する色空間変換を高速で,かつ高
精度で実現させることを第2の目的とする。
【0015】また,デバイスインディペンデントカラー
で表現された色空間を,あらかじめ自機上で再現色をシ
ミュレーションさせ,補正精度を確認可能にさせること
を第3の目的とする。
【0016】また,色変換後の画像データを簡単に微調
整可能にし,高精度の色空間変換を実現させることを第
4の目的とする。
【0017】また,自機の色空間変換と通信デバイスへ
の画像転送の機能をもつ装置において,通信デバイスに
対し,処理しやすい色空間に変換して転送効率を向上さ
せることを第5の目的とする。
【0018】また,精度の高い色空間変換を可能とさせ
るLUTを用意し,高精度の色空間の変換を実現させる
ことを第6の目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る色変換装置にあっては,任意の三
次元入力空間におけるカラー画像の出力値を区分分割さ
れた前記三次元入力色空間上の格子点に設定された格子
点データを用いて補間することにより求める色変換装置
において,6点補間方式用および8点補間方式用の前記
格子点データが格納されているルックアップテーブル
と,入力画像データの色空間座標に基づいて6点補間か
8点補間かの処理を判定する補間処理判定手段と,前記
補間処理判定手段の判定結果に基づいて前記ルックアッ
プテーブルを参照し,前記入力画像データに対応する色
空間の補間演算を実行する演算手段とを具備するもので
ある。
【0020】また,請求項2に係る色変換装置にあって
は,前記補間処理判定手段に対し変更対象の色空間を指
定し,前記6点補間か8点補間の修正値を入力する入力
手段を具備するものである。
【0021】また,請求項3に係る色変換装置にあって
は,任意の三次元入力空間におけるカラー画像の出力値
を区分分割された前記三次元入力色空間上の格子点に設
定された格子点データを三角柱補間(6点補間)方式を
用いて補間することにより求める色変換装置において,
6点補間方式に用いる複数組の前記格子点データが格納
されている複数のルックアップテーブルと,前記ルック
アップテーブルを切り換えて選択する選択手段と,前記
選択手段により選択された前記ルックアップテーブルの
格子点データを参照し,入力画像データに対応する色空
間の補間演算を実行する演算手段と,前記演算手段によ
り演算された出力結果を表示出力する表示手段とを具備
するものである。
【0022】また,請求項4に係る色変換装置にあって
は,任意の三次元入力空間におけるカラー画像の出力値
を区分分割された前記三次元入力色空間上の格子点に設
定された格子点データを三角柱補間(6点補間)方式を
用いて補間することにより求める色変換装置において,
前記三次元入力色空間を均等色空間に変換するための格
子点データが格納されている第1のルックアップテーブ
ルと,前記均等色空間を前記三次元入力色空間に変換す
るための格子点データが格納されている第2のルックア
ップテーブルと,前記第1あるいは第2のルックアップ
テーブルを切り換えて選択する選択手段と,前記第1ル
ックアップテーブルの格子点データを用いて前記三次元
入力色空間を均等色空間に変換する演算手段と,前記演
算手段により変換された色空間に補正を加える画像補正
手段とを具備し,前記演算手段は前記画像補正手段によ
り補正された色空間を前記第2のルックアップテーブル
を用いて前記入力色空間に変換するものである。
【0023】また,請求項5に係る色変換装置にあって
は,任意の三次元入力空間におけるカラー画像の出力値
を区分分割された前記三次元入力色空間上の格子点に設
定された格子点データを三角柱補間(6点補間)方式を
用いて補間することにより求める色変換装置において,
自機用の色変換のための格子点データが格納されている
第1のルックアップテーブルと,通信用の色空間に対応
する格子点データが格納されている第2のルックアップ
テーブルと,前記第1あるいは第2のルックアップテー
ブルを切り換えて選択する選択手段と,前記選択手段に
より切り換えられたルックアップテーブルの格子点デー
タを用いて入力色空間を変換する演算手段とを具備する
ものである。
【0024】また,請求項6に係る色変換装置にあって
は,任意の三次元入力空間におけるカラー画像の出力値
を区分分割された前記三次元入力色空間上の格子点に設
定された格子点データを三角柱補間(6点補間)方式を
用いて補間することにより求める色変換装置において,
前記三次元入力色空間を変換するための分割数が異なる
複数の格子点データを格納してあるルックアップテーブ
ルと,前記ルックアップテーブルの格子点データを用い
て入力色空間を変換する演算手段とを具備するものであ
る。
【0025】
【作用】本発明の色変換装置(請求項1)は,通常の色
空間変換処理を小メモリ容量で高速に処理できる6点補
間方式を用いて実行し,必要に応じ8点補間方式を選択
し高精度の色空間変換を実行することにより,高速で,
かつ高精度の色空間の変換を実現させる。
【0026】また,本発明の色変換装置(請求項2)
は,色空間変換方式として6点補間方式と8点補間方式
とを併せもち,この2つの補間方式の選択を判定するフ
ラグテーブルをユーザーが書換えることにより,ユーザ
ーの意図する高精度の色空間変換を実現させる。
【0027】また,本発明の色変換装置(請求項3)
は,XYZ,Labなどのデバイスインディペンデント
カラー(非機種依存色)で表現された色空間を,複数の
ルックアップテーブルを用いてシミュレーションするこ
とにより,自機の再現可能な色をあらかじめ確認するこ
とができる。
【0028】また,本発明の色変換装置(請求項4)
は,色補正処理時に,例えば,イメージ全体の明るさや
色合いを変更したい場合,変更しやすい色空間に変換
し,その色空間を用いて微調整を加え,処理後に元の色
空間に戻すことにより,複雑な演算を用いずに簡単で高
速に処理することができる。
【0029】また,本発明の色変換装置(請求項5)
は,自機処理用の格子点データと通信用の格子点データ
を複数用意し,相手側デバイスに対し通信で定められて
いる色空間あるいは圧縮しやすい色空間に変換して送信
することにより,転送効率を向上させる。
【0030】また,本発明の色変換装置(請求項6)
は,色空間変換用の格子点の分割数をLUTに複数用意
し,精度の高い色空間変換ができるLUTを選択するこ
とにより,高精度の色空間変換を実現させる。
【0031】
【実施例】
〔実施例1〕 (実施例1の構成)以下,本発明に係る色変換装置の実
施例を添付図面を参照して説明する。まず、第1の発明
を実現するための実施例1について説明する。図1は,
実施例1に係る色変換装置のシステム構成を示すブロッ
ク図である。図において,101は入力画像データが取
り込まれる入力バッファ,102は色変換を実行する色
空間変換装置であり,補間演算を行う演算手段としての
演算器104,入力バッファ101の画像データの色空
間座標に基づいて6点補間か8点補間かにより処理する
かを判定する補間処理判定手段としてのフラグテーブル
105,補間に必要な格子点データが格納されているL
UT(ルックアップテーブル)106を内蔵している。
また,103は色空間変換装置102からのデータが取
り込まれる出力バッファである。
【0032】(実施例1の動作)以上の構成において,
色空間変換装置102に入力バッファ101から画像デ
ータが入力される。次に,フラグテーブル105によ
り,画像データの色空間変換を6点補間か8点補間かに
より行うかを判定する。この判定結果が6点補間と判定
されると,色空間変換装置102はLUT106に格納
されている色変換情報(格子点データ)から画像データ
の色空間座標に対応する6点を取り出し,演算器104
により6点の線形補間(色変換)処理を実行する。この
色変換処理が実行された画像データは出力バッファ10
3を介して,プリンタエンジンにより記録紙に記録され
る。
【0033】一方,フラグテーブル105により8点補
間方式で処理すべきと判定されると,色空間変換装置1
02はLUT106に格納されている色変換情報(格子
点データ)から画像データの色空間座標に対応する8点
を取り出し,演算器104により8点の線形補間(色変
換)処理を実行する。この色変換処理が実行された画像
データは出力バッファ103を介して,プリンタエンジ
ンにより記録紙に記録される。
【0034】(実施例1の効果)実施例1によれば、色
空間変換装置102が,小メモリ容量で高速処理可能な
6点補間,高精度の色変換に優れた8点補間の格子点デ
ータをLUT106に用意し,この2つの補間方式をフ
ラグテーブル105の判定結果に基づいて,入力された
画像データの色空間変換を実行するため,高速で,かつ
高精度な色変換を実現することができる。
【0035】〔実施例2〕 (実施例2の構成)次に、第2の発明を実現するための
実施例2について説明する。図2は,実施例2に係る色
変換装置のシステム構成を示すブロック図であり,図に
おいて,201は色変換処理後の出力色がカラー表示さ
れる画像表示装置(CRT),202は変更対象の色空
間座標のアドレスあるいは領域,およびフラグ(6点補
間/8点補間)の修正値を一時的に格納しておくための
バッファ,203は実施例1と同様に,画像データの色
空間座標に基づいてその処理を6点補間か8点補間かの
処理で行うかを判定する補間処理判定手段としてのフラ
グテーブル,204はバッファ202に接続され,数値
入力を行うための入力手段としての数値入力装置であ
り,実際にはテンキー等の装置を用いる。また,205
はフラグテーブル203の値を書き換えるためのメモリ
書込装置である。
【0036】(実施例2の動作)次に,以上のように構
成された色変換装置の動作について説明する。本実施例
は,実施例1のフラグテーブルに対しユーザーがフラグ
の修正を行うものである。まず,数値入力装置(テンキ
ー)204により,変更を希望する色空間座標のアドレ
スあるいは領域を指定する。さらに,この指定された色
空間座標のアドレスあるいは領域に対するフラグ,すな
わち,6点補間か8点補間かの修正値を代入する。そこ
で,これらの値をバッファ202に格納し,CRT20
1に表示する。ユーザーは,CRT201に表示された
フラグテーブルを確定した後,メモリ書込装置205に
よりフラグテーブル203を書き換える。
【0037】(実施例2の効果)実施例2によれば、ユ
ーザーにより6点補間方式か8点補間方式かを必要に応
じて修正することができるため,ユーザーの意図する高
精度な色空間変換が実現する。
【0038】〔実施例3〕 (実施例3の構成)次に、第3の発明を実現するための
実施例3について説明する。図3は,実施例3に係る色
変換装置のシステム構成を示すブロック図である。図に
おいて,301は入力画像データが取り込まれる入力バ
ッファ,302は色変換を実行する色空間変換装置,3
03は色空間変換装置302からのデータが取り込まれ
る出力バッファ,304は出力バッファ303からの画
像データを記録紙に記録するプリンタエンジン,305
は出力バッファ303からの画像データを表示出力する
表示手段としてのCRTである。
【0039】また,色空間変換装置302は,6点補間
方式を用いて補間演算を行う演算手段としての演算器3
06,補間に必要な格子点データがそれぞれ値を変えて
格納されているLUT(ルックアップテーブル)30
7,308,309を内蔵している。また,310はL
UT307〜309の接続を切り換える選択手段として
のセレクタである。なお,本実施例では,3つのLUT
を設けたが,必要に応じてさらに増やした構成であって
もよい。
【0040】(実施例3の動作)次に,以上のように構
成された色変換装置の動作について説明する。まず,シ
ミュレートを行う画像データを入力バッファ301に入
力する。さらに,シミュレートすべき格子点データが,
セレクタ310の切り換えによりLUT307〜309
から取り出される。次いで,色空間変換装置302の演
算器306は,6点補間方式に基づいて色空間の変換を
実行する。そして,色空間変換された結果を出力バッフ
ァ303を介してCRT305に出力する。そこで,ユ
ーザーは,このCRT305上の画面で色空間変換の精
度を確認する。
【0041】(実施例3の効果)実施例3によれば、色
空間変換装置302が,デバイスインディペンデントさ
れた色空間に対して,自機で対応する色空間にLUT3
07〜309を選択して色空間変換をシミュレーション
するため,あらかじめ変換後の再現色を確認することが
できる。
【0042】〔実施例4〕 (実施例4の構成)次に、第4の発明を実現するための
実施例4について説明する。図4は,実施例4に係る色
変換装置のシステム構成を示すブロック図である。図4
の構成は,前述の図3に対して,画像補正装置411,
セレクタ412を付加した構成となっている。すなわ
ち,401は入力画像データが取り込まれる入力バッフ
ァ,402は色変換を実行する色空間変換装置,403
は色空間変換装置402からのデータが取り込まれる出
力バッファ,404は出力バッファ403からの画像デ
ータを記録紙に記録するプリンタエンジン,405は画
像補正装置411からの画像データを表示出力するCR
Tである。
【0043】また,色空間変換装置402は,6点補間
方式を用いて補間演算を行う演算手段としての演算器4
06,補間に必要な格子点データがそれぞれ値を変えて
格納されている第1のルックアップテーブルとしてのL
UT407,第2のルックアップテーブルとしてのLU
T408,409を内蔵している。また,410はLU
T407〜409の接続を切り換えるセレクタである。
なお,本実施例では,3つのLUTを設けたが,必要に
応じてさらに増やした構成であってもよい。また,41
1は色空間変換の画像データをさらに微調整する画像補
正装置,412は出力バッファ403の後段に設けら
れ,出力バッファ403の出力側をプリンタエンジン4
04,画像補正装置411と切り換え可能に接続するセ
レクタである。
【0044】(実施例4の動作)次に,以上のように構
成された色変換装置の動作について,RGBで表現され
る色空間のデータの明るさを加減(調整)する場合を例
にとって説明する。まず,画像データは入力バッファ4
01に一時的に蓄えられる。この画像データは,入力バ
ッファ401を介して色空間変換装置402に入力され
る。色空間変換装置402では,セレクタ410の切り
換えにより格子点データが格納されているLUT407
を選択する。
【0045】ここで、LUT407がRGB→Lab変
換用の格子点データであるとすると,色空間変換装置4
02は演算器406により,RGB→Lab変換を実行
する。その後,この色空間変換された画像データを出力
バッファ403に蓄える。
【0046】次に,セレクタ412を画像補正装置41
1側に接続する。画像補正装置411は,出力バッファ
403に蓄えられている画像データを読み込み,CRT
405に表示出力する。ユーザーは,CRT405に表
示された画像を確認しながら,テンキーやポインティン
グデバイスを用いて,表示画像を希望する色となるよう
に補正を加える。なお,ここでは,例えば,画像データ
のうち明るさを示す明度特性を示すLの部分のデータに
微調整を加える。そして,補正結果を入力バッファ40
1にフィードバックして蓄える。
【0047】さらに,色空間変換装置402は,セレク
タ410によりLUT408,409を選択する。ここ
でLUT408がLab→RGB変換の格子点データが
格納されているとすると,演算器406はLUT408
の格子点データを参照しながら画像データをLab→R
GB変換し,該変換後の画像データを出力バッファ40
3に蓄える。そして,セレクタ412をプリンタエンジ
ン404側に切り換え,出力バッファ403の画像デー
タをプリンタエンジン404により記録紙に記録する。
【0048】(実施例4の効果)実施例4によれば、色
空間変換装置402が,画像補正装置411により色空
間変換後の画像データをCRT305に表示させながら
微調整を行うようにしたので,画像補正操作が簡単に行
え,かつ,高速に処理することができる。
【0049】〔実施例5〕 (実施例5の構成)次に、第5の発明を実現するための
実施例5について説明する。図5は,実施例5に係る色
変換装置のシステム構成を示すブロック図である。図に
おいて,501は入力画像データが取り込まれる入力バ
ッファ,502は色変換を実行する色空間変換装置,5
03は色空間変換装置502からのデータが取り込まれ
る出力バッファ,504は出力バッファ503からの画
像データを記録紙に記録するプリンタエンジン,505
は相手側デバイス(通信デバイス)に画像データを送信
する送信器である。
【0050】また,色空間変換装置502は,6点補間
方式を用いて補間演算を行う演算手段としての演算器5
06,補間に必要な格子点データが格納されている第1
のルックアップテーブルとしてのLUT507,第2の
ルックアップテーブルとしてのLUT508が設けられ
ており,LUT507にはXYZあるいはLab→CM
YK変換用の格子点データが,LUT508には通信用
のYCbCrの格子点データが格納されている。また,
509はLUT507,508の接続を切り換える選択
手段としてのセレクタ,510は出力バッファ503と
プリンタエンジン504,送信器505の接続を切り換
えるセレクタである。
【0051】(実施例5の動作)次に,以上のように構
成された色変換装置の動作を,まず,入力された画像デ
ータをプリンタエンジン504により出力する場合につ
いて説明する。入力画像データの色空間にはデバイスイ
ンディペンデントカラーといわれているXYZ空間ある
いはLab空間などを用いる。画像データは入力バッフ
ァ501に一時的に蓄えられ,入力バッファ501を介
して色空間変換装置502に入力される。色空間変換装
置502では,セレクタ509の切り換えにより格子点
データが格納されているLUT507を選択する。
【0052】ここで、LUT507にはXYZあるいは
Lab→CMYK変換用の格子点データが格納されてい
るので,色空間変換装置502は演算器506により,
入力画像データをプリンタエンジン504に適合したC
MYKデータに変換する。その後,この色空間変換され
た画像データを出力バッファ503に蓄え,該出力バッ
ファ503の出力をセレクタ510によりプリンタエン
ジン504に接続し,変換された画像データをプリンタ
エンジン504に与える。
【0053】一方,入力された画像データを送信器50
5により相手側デバイスに送信する場合について説明す
る。まず,上記と同様に,画像データは入力バッファ5
01に一時的に蓄えられ,入力バッファ501を介して
色空間変換装置502に入力される。色空間変換装置5
02では,セレクタ509の切り換えにより格子点デー
タが格納されているLUT508を選択する。
【0054】ここで、LUT508にはYCbCr変換
用の格子点データが格納されているので,色空間変換装
置502は演算器506により,入力画像データを通信
用に適合したYCbCrデータに変換する。その後,こ
の色空間変換された画像データを出力バッファ503に
蓄え,該出力バッファ503の出力をセレクタ510に
より送信器505に接続し,変換された画像データを送
信器505から相手側デバイスに送信する。
【0055】(実施例5の効果)実施例5によれば、色
空間変換装置502が,自機の色空間変換を実行する機
能の他に,相手側デバイスに送信するときに,通信で決
められている色空間あるいは圧縮しやすい色空間(実施
例では最も単純な輝度−色差のYCrCb空間)に変換
する機能を併せもつため,多機能化が実現すると共に,
通信時における処理をスムーズに行うことができる。
【0056】〔実施例6〕 (実施例6の構成)次に、第6の発明を実現するための
実施例6について説明する。図6は,実施例6に係る色
変換装置のシステム構成を示すブロック図である。図に
おいて,601は入力画像データが取り込まれる入力バ
ッファ,602は色変換を実行する色空間変換装置,6
03は色空間変換装置602からのデータが取り込まれ
る出力バッファ,604は出力バッファ603からの画
像データを記録紙に記録するプリンタエンジン,605
は出力バッファ603からの画像データを表示出力する
CRTである。
【0057】また,色空間変換装置602は,6点補間
方式を用いて補間演算を行う演算手段としての演算器6
06,補間に必要な分割数が異なり,頂点(格子点の最
大値,最小値)以外のデータがすべて異なる格子点デー
タがそれぞれ格納されているLUT(ルックアップテー
ブル)607,608,609を内蔵している。また,
610はLUT607〜609の接続を切り換えるセレ
クタである。なお,本実施例では,3つのLUTを設け
たが,必要に応じてさらに増やした構成であってもよ
い。
【0058】(実施例6の動作)次に,以上のように構
成された色変換装置の動作について説明する。まず,画
像データを入力バッファ601に入力する。さらに,ユ
ーザーが希望の分割数で処理できるようにセレクタ61
0を設定する。しかる後,格子点データがセレクタ61
0の切り換えによりLUT607〜609から取り出さ
れる。次いで,色空間変換装置602の演算器606
は,セレクタ610で接続されたLUTの格子点データ
を参照し,6点補間方式に基づいて色空間の変換を実行
する。そして,色空間変換された結果を出力バッファ6
03を介してCRT605に出力する。そこで,このC
RT605上の画面で色空間変換の精度を確認し,希望
の変換が得られた場合にはプリンタエンジン604に変
換後の画像データを送る。一方,上記変換が希望のもの
と異なる場合には,セレクタ610により別の格子点デ
ータが格納されているLUTを選択し,同様に変換処理
を実行させる。
【0059】(実施例6の効果)実施例6によれば、色
空間変換装置602が,LUT607〜609に分割数
の異なった格子点データを複数もたせ,このLUTに格
納された格子点データを参照して色空間変換を実行する
ため,高精度の色空間変換が実現する。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように,本発明に係る色変
換装置(請求項1)によれば,通常の色空間変換処理を
小メモリ容量で高速に処理できる6点補間方式を用いて
実行し,必要に応じ8点補間方式を選択し高精度の色空
間変換を実行することにより,6点補間方式と8点補間
方式とが効果的に活用され,高速で,かつ、高精度の色
空間変換を実現させることができる。
【0061】また,本発明の色変換装置(請求項2)に
よれば,色空間変換方式として6点補間方式と8点補間
方式とを併せもち,この2つの補間方式の選択を判定す
るフラグテーブルをユーザーが書換えることにより,6
点補間方式と8点補間方式の両方式の選択をユーザーの
条件で変更することができ,ユーザーの意図する色空間
変換を高速で,かつ、高精度で実現させることができ
る。
【0062】また,本発明の色変換装置(請求項3)に
よれば,XYZ,Labなどのデバイスインディペンデ
ントカラー(非機種依存色)で表現された色空間を,複
数のルックアップテーブルを用いてシミュレーションす
ることにより,デバイスインディペンデントカラーで表
現された色空間を,あらかじめ自機上で再現色をシミュ
レーションさせ,補正精度を確認することができる。
【0063】また,本発明の色変換装置(請求項4)に
よれば,色補正処理時に,例えば,イメージ全体の明る
さや色合いを変更したい場合,変更しやすい色空間に変
換し,その色空間を用いて微調整を加え,処理後に元の
色空間に戻すことにより,複雑な演算を用いずに画像デ
ータを簡単に微調整でき,加えて,高精度の色空間変換
を実現させることができる。
【0064】また,本発明の色変換装置(請求項5)に
よれば,自機処理用の格子点データと通信用の格子点デ
ータを複数用意し,相手側デバイスに対し通信で定めら
れている色空間あるいは圧縮しやすい色空間に変換して
送信することにより,通信デバイスに対し,処理しやす
い色空間に変換されるため,その転送効率を向上させる
ことができる。
【0065】また,本発明の色変換装置(請求項6)に
よれば,色空間変換用の格子点の分割数をLUTに複数
用意し,精度の高い色空間変換ができるLUTを選択す
ることにより,高精度の色空間変換を実現させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る色変換装置のシステム構成を示
すブロック図である。
【図2】実施例2に係る色変換装置のシステム構成を示
すブロック図である。
【図3】実施例3に係る色変換装置のシステム構成を示
すブロック図である。
【図4】実施例4に係る色変換装置のシステム構成を示
すブロック図である。
【図5】実施例5に係る色変換装置のシステム構成を示
すブロック図である。
【図6】実施例6に係る色変換装置のシステム構成を示
すブロック図である。
【図7】従来における色変換装置のシステム構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
102,302,402,502, 602 色空間変
換装置 104,306,406,506, 606 演算器 105,202 フラグテーブル 203 数値入力
装置 106 LUT 307〜309,407〜409,507〜508,6
07〜609 LUT 310,410,509,610,セレクタ 411 画像補正装置 405 CRT 505 送信器
フロントページの続き (72)発明者 小松 学 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 森本 悦朗 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の三次元入力空間におけるカラー画
    像の出力値を区分分割された前記三次元入力色空間上の
    格子点に設定された格子点データを用いて補間すること
    により求める色変換装置において,6点補間方式用およ
    び8点補間方式用の前記格子点データが格納されている
    ルックアップテーブルと,入力画像データの色空間座標
    に基づいて6点補間か8点補間かの処理を判定する補間
    処理判定手段と,前記補間処理判定手段の判定結果に基
    づいて前記ルックアップテーブルを参照し,前記入力画
    像データに対応する色空間の補間演算を実行する演算手
    段とを具備することを特徴とする色変換装置。
  2. 【請求項2】 前記補間処理判定手段に対し変更対象の
    色空間を指定し,前記6点補間か8点補間の修正値を入
    力する入力手段を具備することを特徴とする請求項1記
    載の色変換装置。
  3. 【請求項3】 任意の三次元入力空間におけるカラー画
    像の出力値を区分分割された前記三次元入力色空間上の
    格子点に設定された格子点データを三角柱補間(6点補
    間)方式を用いて補間することにより求める色変換装置
    において,6点補間方式に用いる複数組の前記格子点デ
    ータが格納されている複数のルックアップテーブルと,
    前記ルックアップテーブルを切り換えて選択する選択手
    段と,前記選択手段により選択された前記ルックアップ
    テーブルの格子点データを参照し,入力画像データに対
    応する色空間の補間演算を実行する演算手段と,前記演
    算手段により演算された出力結果を表示出力する表示手
    段とを具備することを特徴とする色変換装置。
  4. 【請求項4】 任意の三次元入力空間におけるカラー画
    像の出力値を区分分割された前記三次元入力色空間上の
    格子点に設定された格子点データを三角柱補間(6点補
    間)方式を用いて補間することにより求める色変換装置
    において,前記三次元入力色空間を均等色空間に変換す
    るための格子点データが格納されている第1のルックア
    ップテーブルと,前記均等色空間を前記三次元入力色空
    間に変換するための格子点データが格納されている第2
    のルックアップテーブルと,前記第1あるいは第2のル
    ックアップテーブルを切り換えて選択する選択手段と,
    前記第1ルックアップテーブルの格子点データを用いて
    前記三次元入力色空間を均等色空間に変換する演算手段
    と,前記演算手段により変換された色空間に補正を加え
    る画像補正手段とを具備し,前記演算手段は前記画像補
    正手段により補正された色空間を前記第2のルックアッ
    プテーブルを用いて前記入力色空間に変換することを特
    徴とする色変換装置。
  5. 【請求項5】 任意の三次元入力空間におけるカラー画
    像の出力値を区分分割された前記三次元入力色空間上の
    格子点に設定された格子点データを三角柱補間(6点補
    間)方式を用いて補間することにより求める色変換装置
    において,自機用の色変換のための格子点データが格納
    されている第1のルックアップテーブルと,通信用の色
    空間に対応する格子点データが格納されている第2のル
    ックアップテーブルと,前記第1あるいは第2のルック
    アップテーブルを切り換えて選択する選択手段と,前記
    選択手段により切り換えられたルックアップテーブルの
    格子点データを用いて入力色空間を変換する演算手段と
    を具備することを特徴とする色変換装置。
  6. 【請求項6】 任意の三次元入力空間におけるカラー画
    像の出力値を区分分割された前記三次元入力色空間上の
    格子点に設定された格子点データを三角柱補間(6点補
    間)方式を用いて補間することにより求める色変換装置
    において,前記三次元入力色空間を変換するための分割
    数が異なる複数の格子点データを格納してあるルックア
    ップテーブルと,前記ルックアップテーブルの格子点デ
    ータを用いて入力色空間を変換する演算手段とを具備す
    ることを特徴とする色変換装置。
JP7106612A 1995-04-28 1995-04-28 色変換装置 Pending JPH08307684A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008167422A (ja) * 2006-12-05 2008-07-17 Ricoh Co Ltd カラー処理装置、pdl処理装置、画像形成装置、カラー変換方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2008271103A (ja) * 2007-04-19 2008-11-06 Canon Inc 色変換装置および方法
US7777924B2 (en) 2005-06-29 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Color conversion device and color conversion program

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