JPH08308992A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH08308992A
JPH08308992A JP14814695A JP14814695A JPH08308992A JP H08308992 A JPH08308992 A JP H08308992A JP 14814695 A JP14814695 A JP 14814695A JP 14814695 A JP14814695 A JP 14814695A JP H08308992 A JPH08308992 A JP H08308992A
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JP
Japan
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ball
closing
special
balls
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JP14814695A
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English (en)
Inventor
Toshihito Kishi
稔人 岸
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 閉鎖作動領域内に玉が入ったばあいに、利益
結果が多様となって、変動入賞装置の興趣を向上し得る
構成を備えたパチンコ機を提供する 【構成】 変動入賞装置10の閉鎖作動領域13内に、
前記特定通過口34のほかに、玉流入に伴って大当り作
動とは異なった遊技者に利益ある内容を発生させる特別
通過口35を設けたから、閉鎖作動領域13内に入った
玉は、普通通過口32、特定通過口34または特別通過
口35のいずれかに対応した、利益又は不利益を受ける
こととなり、利益態様の多様化を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】開閉翼片によって開閉制御される入賞玉
入口のみから玉流入が可能な閉鎖作動領域内に、普通通
過口と特定通過口とを設け、かつ開閉翼片を開放位置と
遮蔽位置とに変換する開閉駆動装置を備えた変動入賞装
置を備えたパチンコ機(いわゆる二種パチンコ機)は種
々提案されている。この変動入賞装置にあって、遊技盤
面に設けられた始動口に玉が流入すると、前記開閉駆動
装置が駆動されて開閉翼片が開放位置に変換されると共
に、前記特定通過口に玉が流入すると、前記開閉駆動装
置により開閉翼片が往復開放作動、または所定時間開放
作動からなる大当り作動が発生し、遊技者に所定の利益
が供与される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の変動入賞装置を
備えたパチンコ機において、閉鎖作動領域内に玉が入る
と、普通通過口と特定通過口のいずれかにのみ玉が入
り、特定通過口に入った場合に大当り作動となって、遊
技者に所定の利益が付与されるが、普通通過口に入った
場合には、単なる入賞玉として処理されてしまい、その
落差が大きい。従って、作動態様が二者択一となって、
単調とならざるをえないと共に、大当りの際に与えられ
る利益内容が大きなものであるから、賞球数のバランス
を保つために、特定通過口には比較的入りにくい状態と
せざるをえず、遊技者にとっては、面白みに欠けること
となる。
【0004】本発明は、閉鎖作動領域内に玉が入ったば
あいに、利益結果が多様となって、変動入賞装置の興趣
を向上し得る構成を備えたパチンコ機を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、変動入賞装置
の閉鎖作動領域内に、前記特定通過口のほかに、玉流入
に伴って大当り作動とは異なった遊技者に利益ある内容
を発生させる特別通過口を設けたことを特徴とするもの
である。尚、この遊技者に利益ある内容が発生している
状態を、以下では特別作動状態という。
【0006】
【作用】上述の構成にあって、閉鎖作動領域内に入った
玉は、普通通過口、特定通過口または特別通過口のいず
れかに玉が入る。このため、特別通過口に玉が入った場
合にも、大当りとは異なった、遊技者に利益ある内容が
発生するため、利益結果が多様となり、変化に富んだ作
動となる。
【0007】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。図1は、パチンコ機1の正面図であって、機枠2の
図示しない下部には玉受皿と、玉発射用の回転式ハンド
ル等が設けられる。また遊技盤3の盤面中央には本発明
に係る変動入賞装置10が配設される。
【0008】一方、前記変動入賞装置10の下方には始
動口5,5,6を備える入賞ケース4が配設される。こ
の両側の始動口5,5は、その玉流入に伴って、後述す
る開閉翼片16,16のソレノイドからなる開閉駆動装
置18(図3,4参照)を1回駆動し、中央の始動口6
はその玉流入に伴って開閉駆動装置18を2回駆動す
る。また始動口6には、開閉翼片7が設けられ、その開
放により玉が入り易い状態に変換される。その他、遊技
盤3には種々の入賞口が設けられている。また変動入賞
装置10の最上部にも一般入賞口が設けられている。
【0009】次に変動入賞装置10について説明する。
【0010】11は入賞ケースであって、その中央部に
側壁12,12及び底滞留部22等の周壁に囲繞された
奥に深い矩形状の閉鎖作動領域13が配設されている。
該閉鎖作動領域13上には天井片14上を傾斜案内とす
る入賞玉入口15が設けられ、入賞玉入口15の両側に
軸17により起立した遮蔽位置(図2鎖線位置)と、外
方へ横臥する開放位置(図2実線位置)とに傾動可能に
枢支された開閉翼片16,16が配設される。この開閉
翼片16,16は、入賞ケース11の背部に設けられた
ソレノイド等からなる開閉駆動装置18によって上述の
二位置に変換制御される。
【0011】また前記入賞玉入口15上には、液晶表示
装置,単数又は複数の表示部を有する7セグメント表示
器,及びドットマトリックスLED等からなる判定図柄
表示器19が配設されている。この判定図柄表示器19
は、大当り作動の開始と共に、図柄を変動し、停止して
いずれかの図柄を表示し、その図柄内容により、大当り
の連続回数と、各大当り中の入賞玉限度数を決定する。
また、大当り中にはその連続回数を表示する。
【0012】さらには、入賞ケース10の下部には、二
つの図柄を表示する普通図柄表示器50が配設される。
この普通図柄表示器50は、変動入賞装置10の両側位
置にある普通図柄始動ゲート51,51に玉が入ると変
動開始するものであり、「7・7」等の所定の数字の組
み合わせとなると、開閉翼片7,7が開放駆動して、始
動口6へ玉が流入し易くする。
【0013】前記入賞ケース11の基板部の両側には、
前記入賞玉入口15と連通する側路20,20が配設さ
れ、該側路20,20の出口となる開口部20a(図
2,3参照)を閉鎖作動領域13の底滞留部22に臨ま
せている。従って、入賞玉入口15に流入した玉は、側
路20,20により底滞留部22に案内されることとな
る。
【0014】一方、前記入賞ケース11の背部には装着
ケース23が固定されている。そして、前記閉鎖作動領
域13は図3で示すように、装着ケース23内により内
奥深く形成され、その内部で、下部接線方向に沿って前
記底滞留部22がほぼ位置するようにして円筒形移送体
25が軸26により左右方向に支持される。前記移送体
25の周面の内側には五個の永久磁石27が内蔵されて
いる。すなわち、前記移送体25の幅は玉の直径の5倍
相当であり、開閉駆動装置180度位相の違う位置で一
個置きに二個及び三個の磁石27が列設され、後述する
ように幅方向に流入した玉を磁石27で吸着可能とする
ようにしている。
【0015】そして、前記底滞留部22には、賞品玉を
発生さる玉流出樋と連通する玉入賞孔28が形成され、
該玉入賞孔28を下部可動ストッパ30で遮蔽するよう
にしている。
【0016】前記閉鎖作動領域13の内奥には、前記移
送体25の上部接線方向にほぼ沿って、上部棚台31が
形成され、さらにその奥に、振分け台部36が形成さ
れ、上部棚台31と振分け台部36間に、横溝状の普通
通過口32が形成される。この普通通過口32は賞品玉
を発生さる玉流出樋と連通している。また振分け台部3
6上には、普通通過口32に差し渡して、左右方向に移
動する振分け樋33(可動案内部材)が配設され、該振
分け樋33に流入した玉を大当り作動を生じさせる特定
通過口34と、特別作動を生じさせる特別通過口35,
35のいずれかに振分ける。
【0017】すなわち、振分け樋33は、下面に通過孔
33aが形成されていると共に、振分け台部36上に
は、その中央位置に、特定通過口34が、その左右に特
別通過口35,35が開口されており、該振分け樋33
の図8矢線で示す左右方向の往復移動に伴って、通過孔
33aに流入した玉を振分け台部36で支持しながら、
特定通過口34と、特別通過口35,35のいずれかに
案内するようにしている。特定通過口34と、特別通過
口35,35には、夫々センサーが具備されている。そ
して、その玉通過検知により、後述する、大当り作動
と、本発明の要部に係る特別作動を生じさせるようにし
ている。また、この各領域34,35,35を通過した
玉は、その下方で、普通通過口32を経由して遊技盤裏
面側へ流下する。
【0018】さらに前記移送体25の背後で、装着ケー
ス23の天井面には上部可動ストッパ38が軸37で支
持され、その垂下状態を遮蔽状態として玉の後方移動を
阻止し、図2で示すように、前記移送体25の上部に左
右方向に5個一列のみの玉の滞留を可能として、玉待機
領域sを形成するようにしている。
【0019】次に各駆動機構につき説明する。
【0020】前記移送体25は、図5で示すように、駆
動モータ40の駆動力を歯車列41を介して作用させる
ことにより、矢線のように時計方向へ常時回転させてい
る。この回転速度は、後述するように、開閉翼片16,
16の開閉作動、大当り作動等に対応して、低速回転と
高速回転とに変換され得る。
【0021】また前記下部可動ストッパ30の駆動は、
図3で示すように装着ケース23の底面に固定されたソ
レノイド43のロッドの端部に下部可動ストッパ30が
固定され、ソレノイド43の駆動により前記玉入賞孔2
8を開放する位置と、遮蔽する位置(図3)とに変換す
ることにより制御される。
【0022】前記振分け樋33の幅方向移動は、図7,
8で示すように前記装着ケース23の背面に固定された
駆動モータ44の駆動軸に、該軸と偏心させて回動軸4
6を設け、該回動軸46を前記駆動軸を中心として一方
向移動させると共に、回動軸46を案内軸45,45に
沿って左右方向へ移動可能としたスライド板47の中央
部に形成した縦孔48に挿入し、而して前記回動軸46
の回転をスライド板47の幅方向移動に変換するように
して行なわれる。そして、フォトセンサ49により振分
け樋33が中央に位置したときに、駆動モータ44を駆
動停止するようにしている。すなわち、フォトセンサ4
9によりスライド板47に形成した検出部を検出するよ
うにし、該検出時点で振分け樋33が中央に位置するよ
うにあらかじめ設定することにより、振分け樋33の中
央位置停止制御を可能としている。
【0023】前記上部可動ストッパ38は、前記装着ケ
ース23の天板上に固定したソレノイド50のロッドの
先端を軸37から少し偏心した連係軸51に連結し、そ
の前後移動により前記軸37を中心として上部可動スト
ッパ38を傾動することにより、図3の垂直位置(遮蔽
位置)と、同図矢線方向に移動した開放位置とに変換さ
れる。そして、垂直位置で、上述したように移送体25
の上部に玉が五個滞留可能な玉待機領域sを形成してい
る。
【0024】かかる構成につき、その作動を説明する。
【0025】常態では、下部可動ストッパ30及び上部
可動ストッパ38が開放位置となる第三の位置となって
おり、移送体25が低速回転でその前部が上方へ移動す
る時計方向回転を生じ、さらに、駆動モータ44の駆動
により、振分け樋33は幅方向へ往復移動している。
【0026】そして遊技盤面3に設けられた始動口5,
5,6のいずれかに打ち玉が流入すると、開閉駆動装置
18が一回又は二回、約0.3 秒間開放位置に変換され
る。そして次の打ち玉が開閉翼片16,16に案内され
て入賞玉入口15から流入すると、前記側路20,20
を経由して、10カウントスイッチにより玉検知され、こ
れに伴って、ソレノイド43が駆動して下部可動ストッ
パ30が玉入賞孔28を遮断する第一の位置となり、玉
は閉鎖作動領域13の底滞留部22の下部可動ストッパ
30上に案内される。そしてこのとき前記移送体25は
高速回転し、前記磁石27が当該玉位置と一致したとき
に、玉xは永久磁石27により移送体25の外周面に吸
着され、その回動とともに上方へ移送される。
【0027】このとき上部可動ストッパ38は開放位置
となっており、後方へさらに転動し、普通通過口32ま
たは往復移動している振分け樋33のいずれかに入る。
そして振分け樋33へ玉が流入すると、その左右往復移
動により、特定通過口34,特別通過口35,35のい
ずれかに玉が振り分けられる。そして、特定通過口34
に玉が入ると大当りとなり、大当り作動が次の通り開始
される。また、特別通過口35,35に玉が入ると、後
述するように、特定通過口34に伴う大当り作動とは別
の、遊技者に利益ある内容が発生する。
【0028】大当りとなると、まず判定図柄表示器19
にいずれかの図柄が表示され、その図柄の内容により、
大当り作動の連続回数と、各大当り作動中の入賞玉限度
数が選定される。
【0029】すなわち開閉駆動装置18により開閉翼片
16,16が往復開放操作を生じる。(尚、所定時間開
放としても良い。)そしてこの大当り中は、前記下部可
動ストッパ30は遮蔽位置に維持され、かつソレノイド
50が駆動して上部可動ストッパ38が天井から垂下し
た遮蔽位置となる第二の位置となり、かつ移送体25の
回転速度は低速回転となる。またこのとき、振分け樋3
3は中央位置で停止する。
【0030】この開閉作動中に流入した玉xは、図3,
5で示すように前記下部可動ストッパ30上に一旦待機
し、さらに前記移送体25の回転に伴って磁石27によ
り吸着され、上部可動ストッパ38により後方転動を妨
げられて、玉待機領域sに滞留する。さらに玉xの流入
と共に、この作動を繰り返し、玉待機領域sには最高5
個の玉が滞留することとなる。そして続いて円筒形移送
体25の表面で移送された玉は、既に玉待機領域sが他
の玉xにより占領されているから、行き場を失い、落下
して下部可動ストッパ30上に戻り、再び移送体25周
面に吸着されて再上昇する。すなわち、上述のように開
閉翼片16,16の開閉作動が終了するまで、移送体2
5の前面で、玉xの上昇と落下という変化に富んだ運動
が繰り返されることとなる。
【0031】前記開閉翼片16,16の開閉作動が満了
すると、移送体25の回転が停止し、同時に下部可動ス
トッパ30が退避して、玉入賞孔28が開口すると共
に、前記上部可動ストッパ38も後方へ傾動して開放位
置となる(第3の位置)。このため、図6で示すよう
に、下部可動ストッパ30上に滞留していた玉が一斉に
玉入賞孔28を流下すると共に、玉待機領域sに待機し
た最大5個の玉が一斉に後方へ移動する。そして中央に
停止している振分け樋33に流入するか、または普通通
過口32に落下することとなる。このとき玉はほぼ並ん
で、後方へ転動するから、振分け樋33への捕捉率が向
上することとなる。
【0032】この振分け樋33へ玉が流入すると、この
とき振分け樋33は中央に停止しているから、特定通過
口34のみに玉が流入し、再び大当り作動を生じる。こ
の大当りの連続作動は、後述するように初回に表示され
た判定図柄表示器19の表示図柄により決定される。
【0033】尚、大当り中における特別通過口35,3
5側への玉の流入を避けるために、この大当り中だけ
は、振分け樋33を中央に停止するようにしているが、
振分け樋33を左右往復移動させるようにしても良い。
この場合には、特定通過口34に入らずに、特別通過口
35,35に玉が入ると、大当りの更新がなされずに、
該大当り作動が終了することとなるが、その代わりに、
特別通過口35,35の流入に伴う、後述する遊技者に
利益ある内容が供与されることとなる。
【0034】そして開閉翼片16,16の開閉動作の最
終回は、下部可動ストッパ30はその遮蔽状態を維持し
ながらも、移送体25は高速回転となり、各装置は常態
時の動作に復帰することとなる。
【0035】次に、判定図柄表示器19の表示図柄と、
大当りの連続作動の限度回数と、各大当り作動中の入賞
玉限度数の関係について述べる。
【0036】前記特定通過口34へ玉が流入すると、大
当りとなると共に、判定図柄表示器19が10図柄で、所
定順序により循環変動し、約2.1 秒から2.5 秒後に停止
する。この図柄には「V」図柄が含まれ、この当り図柄
「V」が選定されると、大当り作動が15回継続( 最初の
大当りを含めると16回)する。またこの大当り作動時
に、入玉数が10個( 入賞玉限度数)カウントされるか、
または開閉翼片16,16が18回の開閉動作が終了する
と、一旦大当り作動が終了し、次の大当り作動へ移行す
る。
【0037】一方、「V」図柄以外の場合には、大当り
作動は最初の大当りを含めて2回のみとなり、大当り作
動時に入玉数が5個( 入賞玉限度数)カウントされる
か、または開閉翼片16,16が18回の開閉動作が終了
すると、大当り作動が終了する。
【0038】このように、判定図柄表示器19の図柄内
容により、大当りの連続回数が決定されると共に、各大
当り中の入賞玉限度数を変えて、利益の供与態様に変化
を生じさせている。
【0039】この判定図柄表示器19の図柄内容による
利益の供与態様は、当り図柄「V」以外に、小当り図柄
「X」(例)を含ませて、当り図柄「V」は上述のよう
に利益供与し、小当り図柄「X」の場合には、大当り作
動を5回継続し、入玉数が8個( 入賞玉限度数)カウン
トされるか、または開閉翼片16,16が18回開閉動作
するようにし、他の図柄の場合には、上述と同様とする
ようにしても良い。
【0040】これらの作動制御は、中央制御装置等から
成る制御装置により容易に実行することができる。
【0041】次に、上述の各構成において、前記特別通
過口35,35への玉流入に伴う、特定通過口34とは
別の、玉流入に伴って遊技者に利益ある内容(特別作動
状態)の実施例につき説明する。
【0042】第1例;上述したように、始動口5,5,
6への玉流入に伴う開閉翼片16,16の開放と共に、
通常では振分け樋33(可動案内部材)は左右往復する
が、特別通過口35,35に玉が入ると、次回の始動口
5,5,6への玉流入に伴う開放作動では、振分け樋3
3を中央位置に固定し、玉が振分け樋33に入ると、必
ず特定通過口34に玉が流下し、大当りとなるようにす
る。尚、別途図柄表示器を設けて(普通図柄表示器50
又は判定図柄表示器19を利用しても良い)、特別通過
口35,35に流入すると、図柄抽選し、所定図柄とな
った場合にのみ、振分け樋33を中央位置に固定しても
良い。また本例にあっては、大当りが発生すると、初期
状態へ復帰するようにしても良い。
【0043】第2例;特別通過口35,35に玉が入る
たびに、開閉駆動装置18を駆動して、開閉翼片16,
16が一回又は複数回開閉作動する。すなわち特別通過
口35,35に開閉翼片16,16の始動ゲートとして
の機能を持たせる。
【0044】第3例;特別通過口35,35に玉が入る
と、当りに伴って開閉翼片7を開放する普通図柄表示器
50の当り確率を向上させる。この場合に、当りとなる
組み合わせ図柄を変えずに、その確率のみを変えても良
く、または当りとなる組み合わせ図柄数を増加させるよ
うにしても良い。そしてこの構成にあっては、開閉翼片
7の開放頻度が向上し、始動口6への玉流入に伴って、
開閉翼片16,16が開放して、閉鎖作動領域13への
玉流入数が増加する。このため、特別通過口35,35
への玉の流入により、大当りとなる可能性が高くなるこ
ととなる。この場合にも、大当りが発生すると、初期状
態へ復帰するようにしても良い。
【0045】第4例;特別通過口35,35に玉が入る
と、次回に特定通過口34に玉が入って大当りとなった
ときに作動する判定図柄表示器19の、「V」図柄とな
る確率を向上させる。または大当り作動が15回継続( 最
初の大当りを含めると16回)する図形を増加させる。こ
の構成にあっては、大当り中における利得が向上するこ
ととなる。またこの場合に、特別通過口35,35に玉
が入ると同時に、判定図柄表示器19の表示が「V」
(又は同効の図形)に固定されて、次回に特定通過口3
4に玉が入ったときに、16ラウンドの大当りが確実に実
行されるようにしても良い。さらにこの場合にも、大当
りが発生すると、初期状態へ復帰するようにしても良
い。
【0046】第5例;盤面上に、入賞開閉器を設けてお
き、前記特別通過口35,35に玉が入るたびに、該入
賞開閉器を開放し、入賞玉を増加させる。
【0047】次に、本発明の他の構成の変動入賞装置6
0について説明する。図9〜12にあって、61は入賞
ケースであって、その中央部に周壁62に囲繞された矩
形状の閉鎖作動領域63が配設されている。また該閉鎖
作動領域63の上部両側位置で、周壁62には入賞玉入
口65,65が設けられ、入賞玉入口65,65に軸6
7により起立した遮蔽位置(図9鎖線位置)と、外方へ
横臥する開放位置(図9実線位置)とに傾動可能に枢支
された前記開閉翼片66,66が配設される。
【0048】一方、前記入賞ケース61の背部には装着
ケース70が固定され、図10で示すように、閉鎖作動
領域63は装着ケース70内により内奥深く形成され
る。また閉鎖作動領域63内には前方へ緩傾斜した傾斜
受棚72が配設され、さらに、該傾斜受棚72の前縁に
端縁を連接させて、裾板73が垂直状に配設され、裾板
73の前部を傾斜受棚72の端縁から下方へ直下状に連
続する流下路74としている。この流下路74の下底に
は、後述するように玉を後方へ排出する左側の普通通過
口76と、右側の特別通過口78と、その中央部の特定
通過口77とが設けられている。前記普通通過口76,
特別通過口78,特定通過口77には、夫々玉の流入を
検知して、夫々の通過口に対応する作動を生じさせるた
めのセンサが配設されている。
【0049】一方、前記傾斜受棚72上には入賞玉入口
65,65の高さ位置で、該入賞玉入口65,65から
流入した玉を受けて後方へ案内し、傾斜受棚72の後部
付近に落下させる後方案内板80が幅方向へ差し渡され
て配設されている。
【0050】そして、前記傾斜受棚72の後部には、玉
待機部81が配設されている。この玉待機部81は通常
は前記傾斜受棚72と昇降遮断板82により隔絶されて
いる。この昇降遮断板82は閉鎖作動領域63の内奥壁
83の前部に位置して内奥の一部となる飾り板を兼ねる
ものである。
【0051】また前記玉待機部81の背部には、前後動
変換機構90を介して前後移動制御される押出し板91
が配設されている。
【0052】前記流下路74の裾板73には、図9で示
すように回転振分体93が配設される。この回転振分体
93は左右に分断された円弧周壁94,94を基板95
の周縁から突設して構成され、前記円弧周壁94,94
間に幅の小さな普通流入口96aと、幅の大きな特別流
入口96bとを点対称位置に形成し、円弧周壁94,9
4内を案内路98としている。この回転振分体93の駆
動軸は前記裾板73から装着ケース70側へ突出して、
図11で示すおうに、パルスモータからなる可逆駆動モ
ータ99の駆動軸と連係している。
【0053】かかる構成につき、その作動を説明する。
前記回転振分体93は可逆駆動モータ99の作動によ
り、普通流入口96aが直上となる図12イの位置又
は、後述する特別作動状態にあっては、図12ロの位置
を中心として左右に揺動する。また、前記昇降遮断板8
2は、傾斜受棚72と、玉待機部81を隔絶する下降位
置(図10参照)に保持されている。
【0054】そして遊技盤面3に設けられた始動口(図
1の始動口5,5,6参照)に玉が流入すると、開閉駆
動装置68が一回又は二回開放位置に変換され、次の打
ち玉が開閉翼片66,66に案内されて玉が入賞玉入口
65,65から閉鎖作動領域63内へ流入すると、後方
案内板80から傾斜受棚72へ転動し、傾斜受棚72に
より流下路74へ案内されて流下する。このとき、回転
振分体93の流入口96aまたは流入口96bに捕捉さ
れると、案内路98から特定通過口77に流入し、大当
りとなって、次に記述する特別駆動状態となる。またそ
れ以外の玉は流下路74から普通通過口76,76に流
入して、賞品玉のみを発生させる。
【0055】次に大当り作動態様について説明する。前
記特定通過口77への玉流下をセンサが検知すると、ま
ず第一の駆動態様が実行される。
【0056】すなわち前記開閉駆動装置68により開閉
翼片66,66が、約28秒間に最高18回の往復開閉作動
を生じる。また、昇降遮断板82が上昇し、押出し板9
1が退避しているため玉待機部81が前方に開放され
る。さらには、図12ハで示すように前記回転振分体9
3が約90度回転して停止し、遮蔽位置となる。そして、
これにより、流入口96a,96bへの玉流入が不能と
なる。
【0057】かかる態様にあって、前記開閉翼片66,
66の開放に伴って、入賞玉入口65,65から玉が流
入すると、前記後方案内板80の後方傾斜により、傾斜
受棚72の後部に落下する。このとき、その慣性力によ
り、傾斜受棚72の前方案内作用に抗して玉待機部81
に玉が流入し待機する。この玉待機部81は幅方向に4
個の待機が可能である。そして、既に玉が待機している
位置に流入した他の玉は待機玉に跳ね返って、傾斜受棚
72の案内作用により、流下路74へ流下する。このと
き、その中央部では、流入口96a,96bが退避位置
となっているため、円弧周壁94,94の周面に案内さ
れて、側方へ移行し、普通通過口76,76を通過して
入賞玉となり、景品玉を排出することとなる。そしてこ
の入賞数が、カウントセンサにより3個検知されると、
次の第二の駆動態様となる。
【0058】まず、前記回転振分体93が回動し、退避
していた流入口96aまたは流入口96bのいずれかが
図12イ(特別作動状態では図12ロ)のように直上中
央位置(開放位置)で停止する。そして4個目の玉がカ
ウントセンサにより検知されると、前記回動モータ90
が駆動し、図8で示すように押出し板91が前進するこ
ととなる。このため、玉待機部81に待機していた玉が
前方へ押し出され、傾斜受棚72上を上方へ転がって、
ほぼ一斉に流下路74へ落下する。このため、玉待機部
81の中央部に位置した玉は、高確率で、流入口96内
に流下する。そして、この流入口96に流下した玉は流
出口97から特定通過口77へ流入し、他は普通通過口
76,76へ流入し、夫々景品玉を排出することとな
る。
【0059】そして特定通過口77への流入により、再
び、特別駆動状態が再開され、前記第一の駆動態様及び
第二の駆動態様が順次実行される。尚、この特別駆動状
態は、初回の開放を含めて最高16回までとなる。この回
数は、10カウント表示器55aに表示される。また、前
記開閉翼片66,66は、約9個の入賞検知により、閉
鎖状態に復帰する。
【0060】この後、常態に復帰し、前記押出し板91
が退避し、かつ昇降遮断板82が下降すると共に、回転
振分体93は左右の揺動運動を再開することとなる。
【0061】次に本発明の要部につき説明する。上述し
たように、流下路74の下底には、普通通過口76,特
定通過口77のほかに特別通過口78が配設されてい
る。そして、始動口の玉流入により開閉翼片66,66
が開放されて、傾斜受棚72上を転動してきた玉が、前
記特別通過口78に流入すると、大当り作動とは異なっ
た、遊技者に利益を付与する特別な状態(特別作動状
態)が発生する。この状態は、前記回転振分体93が回
転して幅の広い流入口96bが直上位置となることによ
り達成される。
【0062】そして、この流入口96bが上部位置とな
ることにより、次に開閉翼片66,66に伴って玉が入
ってきた場合に、その中央部の特定通過口77への捕捉
率が向上し、このため、大当りになりやすくなる。ま
た、これに伴う、大当り作動に伴う第二の駆動形態のと
きにも、前記広い幅の流入口96bが直上位置となるよ
うにしても良く、これにより、次のラウンドの大当り作
動に移行し易くなるという利益が発生する。
【0063】而して、かかる構成にあっては、始動口の
玉流入により閉鎖作動領域63に入ってきた玉が、回転
振分体93を介して特定通過口77に入らなくとも、特
別通過口78に流入すれば、次回での特定通過口77へ
の玉流入確率が向上することとなり、閉鎖作動領域63
への玉流入に伴う、遊技者の期待感が高揚することとな
る。
【0064】上述の特別作動状態が終了して、回転振分
体93が半回転し、幅の狭い流入口96aが直上位置と
なる初期状態へ復帰する態様は、次のものがある。 1) 普通通過口76に玉が流入すると終了する。 2) 特別通過口78に玉が流入すると終了する。従って
この場合には、特別通過口78はスイッチング作用を生
じ、その流入に伴って、特別作動状態の開始、及び終了
が発生する。 3) 大当り発生まで継続し、その大当り発生により初期
状態に復帰する。
【0065】尚、上述の構成にあっては、特別通過口7
8に流入すると、前記回転振分体93が回転して幅の広
い流入口96bが直上位置となるようにしたが、抽選手
段を介して広い流入口96bが直上位置となるようにし
ても良い。すなわち、別途図柄表示器を設けて、特別通
過口78に流入すると、図柄抽選し、所定図柄となった
場合にのみ、幅の広い流入口96bが直上位置となるよ
うにしても良い。
【0066】その他、本実施例にあっても、特別通過口
78の玉流入にともない、既に第一実施例で述べた、第
2例〜第5例の特別作動状態を実行するようにしても良
い。
【0067】
【発明の効果】本発明は、上述したように、変動入賞装
置の閉鎖作動領域内に、前記特定通過口のほかに、玉流
入に伴って大当り作動とは異なった遊技者に利益ある内
容を発生させる特別通過口を設けたから、閉鎖作動領域
内に入った玉は、普通通過口、特定通過口または特別通
過口のいずれかに対応した、利益又は不利益を受けるこ
ととなり、利益態様の多様化を実現でき、しかも、特別
通過口の創生により、遊技者に新たな期待感を醸成させ
ることができ、かつ特別通過口に関連付けられた新たな
作動を生じて、この種変動入賞装置を備えたパチンコ機
の興趣を増大することができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機1の要部を示す正面図であ
る。
【図2】変動入賞装置10の正面図である。
【図3】変動入賞装置10の縦断側面図である。
【図4】変動入賞装置10の斜視図である。
【図5】変動入賞装置10の入賞ケース11と装着ケー
ス23を分離して示す斜視図である。
【図6】装着ケース23内の駆動機構を示す斜視図であ
る。
【図7】振分け樋33の駆動機構を示す斜視図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】変動入賞装置60の正面図である。
【図10】変動入賞装置60の縦断側面図である。
【図11】回転振分体93の駆動機構の斜視図である。
【図12】回転振分体93の作動を示す説明図である。
【符号の説明】
10 変動入賞装置 13 閉鎖作動領域 15 入賞玉入口 16,16 開閉翼片 19 判定図柄表示器 32 普通通過口 33 振分け樋(可動案内部材) 34 特定通過口 35 特別通過口 50 普通図柄表示器 60 変動入賞装置 63 閉鎖作動領域 65,65 入賞玉入口 66,66 開閉翼片 76 普通通過口 77 特定通過口 78 特別通過口 93 回転振分体(可動案内部材) 96a,96b 流入口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉翼片によって開閉制御される入賞玉入
    口のみから玉流入が可能な閉鎖作動領域内に、普通通過
    口と特定通過口とを設け、かつ開閉翼片を開放位置と遮
    蔽位置とに変換する開閉駆動装置を備えた変動入賞装置
    と、 遊技盤面に設けられた始動口に玉が流入すると、前記開
    閉駆動装置を駆動して開閉翼片を開放位置に変換すると
    共に、閉鎖作動領域内の特定通過口に玉が流入すると、
    前記開閉駆動装置により開閉翼片が往復開放作動、また
    は所定時間開放作動からなる大当り作動を発生する制御
    内容を備えた制御装置とを備えたパチンコ機において、 変動入賞装置の閉鎖作動領域内に、前記特定通過口のほ
    かに、玉流入に伴って大当り作動とは異なった遊技者に
    利益ある内容を発生させる特別通過口を設けたことを特
    徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】前記閉鎖作動領域内に、特定通過口へ玉を
    案内するものであって、普通状態と、該普通状態に比し
    て特定通過口へ玉が流入し易い特別状態の二態様に変換
    される可動案内部材を備えると共に、前記特別通過口へ
    の玉流入に伴って発生する遊技者に利益ある内容が、前
    記可動案内部材を特別状態に変換するもの、または前記
    可動案内部材を特別状態に変換する選択肢を備えた抽選
    手段を駆動するものであることを特徴とする請求項1記
    載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】前記特別通過口への玉流入に伴って発生す
    る遊技者に利益ある内容が、特別通過口への玉流入によ
    り、変動入賞装置の入賞玉入口に設けられた開閉翼片
    を、所定回数開放作動するものであることを特徴とする
    請求項1記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】遊技盤面に設けられた始動口のいずれか
    に、開放状態により始動口へ入賞し易くなる開閉翼片を
    設け、所定当り図柄となると前記開閉翼片を開放状態に
    変換する普通図柄表示器を備えると共に、前記特別通過
    口への玉流入に伴って発生する遊技者に利益ある内容
    が、前記普通図柄の所定当り図柄となる確率を向上させ
    るようにしたものであることを特徴とする請求項1記載
    のパチンコ機。
  5. 【請求項5】表示図柄の内容により、大当り作動中の大
    当り継続回数又は継続時間等の大当り作動態様を選定す
    る判定図柄表示器を遊技盤面上に設けると共に、前記特
    別通過口への玉流入に伴って発生する遊技者に利益ある
    内容が、前記判定図柄表示器の大当り作動態様を有利と
    する所定当り図柄となる確率を向上させるようにしたも
    のであることを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  6. 【請求項6】前記特別通過口への玉流入に伴って発生す
    る遊技者に利益ある内容が、遊技面に設けた開閉入賞器
    を開放する構成であることを特徴とする請求項1記載の
    パチンコ機。
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