JPH08310072A - 画像情報記録装置 - Google Patents

画像情報記録装置

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JPH08310072A
JPH08310072A JP12183495A JP12183495A JPH08310072A JP H08310072 A JPH08310072 A JP H08310072A JP 12183495 A JP12183495 A JP 12183495A JP 12183495 A JP12183495 A JP 12183495A JP H08310072 A JPH08310072 A JP H08310072A
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JP12183495A
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English (en)
Inventor
Satoshi Ouchi
敏 大内
Yasuo Otsuka
康男 大塚
Mikio Shiraishi
幹夫 白石
Naohiro Ozawa
直弘 小沢
Akihiro Asada
昭広 浅田
Tomoo Kobori
智生 小堀
Kazuhisa Kobayashi
和久 小林
Shuichi Nakano
修一 中野
Satoshi Makio
諭 槙尾
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】印字ヘッドの位置検出が正確で、かつ加減速時
の印字位置の割り出しが容易に行え、更に、印字ヘッド
の絶対位置検出手段とステッピングモータの駆動によ
り、印字ヘッドの高精度な位置出しが容易にできる。 【構成】 画像情報記録装置の印字機構が、印字ヘッド
と、前記印字ヘッドを搭載するヘッド台と、前記ヘッド
台を記録媒体上で往復走査させる往復動作手段と、前記
往復動作手段に駆動力を与える駆動力発生手段と、均一
間隔の位置検出パタ−ンを設けた部分と前記印字ヘッド
の絶対位置検出部分とからなる前記印字ヘッドの位置検
出手段と、から構成され、前記絶対位置検出部分には、
印字ヘッドの左右両端でのクリ−ニング位置情報あるい
は待機位置情報をもたせ、更に、前記位置検出パタ−ン
を設けた部分には、その厚み方向に所定方向に所定種類
の検出デ−タを多重記録させまたは複数種類の位置情報
を重畳して記録させること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像情報を紙に印字す
る印字機構を有する装置に係り、特に高速かつ高精度の
印字能力を有し、コンピュータ等のアウトプット情報シ
ステムに好適な画像情報記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会を反映して、各種の情報
端末装置が開発され、その周辺機器である画像情報記録
装置は、例えばプリンタ装置、コピー装置およびファク
シミリ装置が代表例としてあげられる。
【0003】従来の画像情報記録装置には、印字ヘッド
部が紙面上を往復運動しながら印字するシャトル式の記
録技術がある。シャトル式の記録技術においては、日経
エレクトロニクス(1976.4.19)図5に記載の
ように、ステッピングモータにより駆動されるスパイラ
ルシャフトに連動して印字ヘッド搭載のヘッド台を往復
駆動し、普通紙に印字していく構成があげられる。ま
た、このスパイラルシャフト以外にベルトもしくはタイ
ミングベルトにて印字ヘッド部を駆動する構成等もあげ
られる。印字タイミングや、印字スピードはステッピン
グモータの駆動とメカニズムの精度により調整し制御さ
れているものである。
【0004】このシャトル式の記録技術においては、印
字ヘッド部が小型軽量の上、安価であるという点で有利
である反面、走査時間がかかり、かつ往復動作でスパイ
ラルシャフトの慣性力による高速時の不安定制御の問題
や、ベルトの伸縮性やタイミングベルトの場合は歯付プ
ーリとの噛み合い振動等により、位置ズレが生じるた
め、特に高速かつ高精度化印字のためには大きな障害と
なる点、従来充分に認識されていなかった。
【0005】また、記録方式の例としては特開平6−1
06736の様にインク微粒子噴射型画像情報記録装置
(以下インクジェット式と呼称する。)においては、ラ
ンニングコストが少なく、記録用紙を選ばずメリットは
大きい。また印字ヘッドのインク吹出し口をモノクロ用
配列を原色分だけ並べれば良いので、簡単にカラー化が
可能で、かつ印字ヘッドの配列を傾けるだけで一走査当
りのインク吹出し口の密度が高くなるので高精細化が可
能である。しかし一方で、インクのメンテナンスと印字
ヘッド目づまりが課題となっている。
【0006】一方、高度情報化に対応するため、情報端
末装置は、高効率、高精度、大容量化し、かつコストパ
フォーマンスまでも要求されている。これに伴い、特に
インクジェット式画像情報記録装置の制御およびメンテ
ナンスも簡単、高効率かつ高精度化が要求されている。
これに対して前記の公知例はこの様な低コスト、高効
率、高精度なメカ制御や微細な印字データの再現には対
応しておらず、高精細カラー化、高密度情報の印字、ユ
ーザのメンテナンス容易化までは対応していない。 ま
た、従来の画像情報記録装置は、検出パターンを均一間
隔で設けた印字ヘッド走査方向の位置検出手段とは別
に、絶対位置検出部分とを合わせもつ構成となってお
り、部品点数の低減は考慮されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、本発
明の印字機構のシャトル式に対して、高速、高精細化、
すなわち、スパイラルシャフト式の高速時の安定制御、
ベルト式における位置精度、さらにインクジェット式に
対しては、印字ヘッドのメンテナンス容易化、さらに全
体の小形化等の前記従来技術の問題点を解決し、低コス
ト、高効率、高精度印字データの再現、および高精細カ
ラー化、高密度情報の印字、ユーザのメンテナンス容易
化、を確実に行わせるのに好適な画像情報記録装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、印字ヘッド搭載のヘッド台(以下、シャトルと呼称
する。)を記録媒体に沿い往復走査させるスパイラルシ
ャフトと、これを駆動する駆動力発生手段と、印字ヘッ
ドの走査方向の位置検出手段と印字ヘッドの絶対位置検
出手段を用いた印字機構における印字ヘッド駆動手段を
画像情報記録装置に備える。
【0009】さらには、上記駆動力発生手段をステッピ
ングモータとして画像情報記録装置に備える。
【0010】さらには、上記位置検出手段を光学式リニ
アエンコーダとして画像情報記録装置に備える。
【0011】さらには、位置検出部分と絶対位置検出部
分を合わせ持つ上記位置検出手段スケール部を備える。
【0012】さらには、上記絶対位置検出部分には、左
右両端の判別情報を備える。
【0013】さらには、上記絶対位置検出部分には、印
字ヘッドのクリーニング位置情報または待機位置情報を
備える。
【0014】さらには、上記印字機構をプリンタ装置に
備える。
【0015】さらには、上記印字機構をコピー装置に備
える。
【0016】さらには、上記印字機構をファクシミリ装
置に備える。
【0017】さらには、上記印字機構をコピー兼ファク
シミリ装置に備える。
【0018】さらには、上記印字機構をプリンタ兼ファ
クシミリ装置に備える。
【0019】さらには、上記印字機構をプリンタ兼コピ
ー装置に備える。
【0020】さらには、上記印字機構をコピー兼プリン
タ兼ファクシミリ装置に備える。
【0021】さらには、記録媒体上で往復走査させる印
字ヘッド駆動の加減速領域においても、印字動作を行わ
せる印字制御手段を設けた。
【0022】さらには、画像情報をインク微粒子を吹付
ることにより記録媒体に印字するインクジェット式印字
機構を上記プリンタ装置、コピー装置及びファクシミリ
装置及びこれらの複合機に備える。
【0023】さらには、印字機構は、カラー画像情報を
記録媒体に印字するカラー印字機能を上記装置に備え
る。
【0024】さらには、上記位置検出手段は、検出方向
の透過光または反射光の光量変動により位置検出を行う
透過光または反射光を用いた光学式センサ、あるいは磁
気信号を読み取る磁気センサ、あるいは透過光または反
射光と磁気により読み取る光磁気センサ、例えばフォト
センサとスリットまたはパターン印刷フィルム、あるい
は磁気ヘッドと着磁スケール、あるいは光ピックアップ
装置と光情報シート、あるいは光磁気ヘッドと光磁気情
報シートなどにより構成する。
【0025】さらには、上記位置検出手段における、磁
気ヘッド、光ピックアップ、光磁気ヘッド等により、ス
リット付フィルム、着磁スケール、光情報シート、光磁
気シート等に制御情報あるいは一般情報を記録または再
生する情報記録再生手段を備える。
【0026】さらには、上記位置検出手段により再生さ
れた再生データは、エラー検出手段により再生データの
エラーレートの大小を判別し、印字ヘッドの紙面上往
復、および印字パルスに関する印字速度と、n回打ちや
分割ピッチ記録等によるヘッドの印字タイミングにリン
クした高画質印字のために、印字媒体すなわち普通紙の
送り、それぞれの速度を所定値から大小に可変する可変
速度駆動手段とを備える。
【0027】さらには、上記位置検出手段における、ス
リットまたはパターン印刷フィルム、着磁スケール、光
情報シート、光磁気シート等に多重記録された二種類以
上の情報を備える。
【0028】さらには、上記位置検出手段における、ス
リットまたはパターン印刷フィルム、あるいは着磁スケ
ール、あるいは光情報シート、あるいは光磁気情報シー
トには、重畳し記録された複数種類の位置情報を備え
る。
【0029】さらには、解像度に対応して画像情報を記
録媒体に印字するマルチ高解像印字機能を備える。
【0030】さらには、画像情報を記録媒体に所定回数
繰返し印字する繰返し印字機能を備える。
【0031】さらには、印字タイミングを微小にオフセ
ットして印字するオフセット印字機能を備える。
【0032】さらには、600dpi以上の高解像印字
機能を備える。
【0033】
【作用】前記画像情報記録装置の印字機構で、印字ヘッ
ドの走査方向の位置検出手段と印字ヘッドの絶対位置検
出手段とスパイラルシャフトにより、高速時の位置検出
が確実に行え、メカ駆動の誤差を少くし、かつ印字ヘッ
ドの印字タイミングを高精度に制御し、印字タイミング
のずれを大きく低減する。
【0034】さらに、スパイラルシャフトを駆動する駆
動力発生手段であるステッピングモータにより、印字ヘ
ッドの走査方向の位置検出手段と印字ヘッドの絶対位置
検出手段と合わせて、印字タイミングの高速かつ高精度
制御が行える。また、位置検出手段にゴミ等の付着が生
じて一部機能しなくなった場合にも、ステッピングモー
タのステップ数による位置検出による印字ヘッドの位置
データ保障が行え、トラブルを回避するという作用があ
る。
【0035】さらに、位置検出手段に光学式リニアエン
コーダを用いることにより、情報スケールとセンサのギ
ャップがラフに設定でき、ズレに対しての誤差が少な
く、かつ組立性が良い。
【0036】さらに、位置検出手段の検出パターンを均
一間隔で設けた位置検出部分と検出パターンを設けない
絶対位置検出部分との複数の部分により構成されるスケ
ールを用いることにより、別に絶対位置検出手段として
のセンサを設ける必要はなく、メカコストを低減すると
いう作用がある。
【0037】さらに、上記絶対位置検出部分の左右両端
の判別情報により、電源ON時等に往復走査中間地点に
存在していた印字ヘッドが、左右の両端どちらかに移動
した場合の左右位置を正確に認識するので、次動作へは
最短時間にて移れる。
【0038】さらに、上記絶対位置検出部分のクリーニ
ング位置や印字ヘッド待機位置の情報により印字ヘッド
を円滑にクリーニングあるいはパージあるいはキャップ
作業を正確な位置にて行える作用がある。
【0039】さらに、上記印字機構を搭載したプリンタ
装置は、位置検出手段の解像度を変化させることが可能
であるので、高精度かつ高解像度印字にも対応可能であ
る。
【0040】さらに、上記印字機構を搭載したコピー装
置は、位置検出と絶対位置検出の併用により、無駄な印
字ヘッドの移動時間を削減でき、高速高精細印字が行え
る作用がある。
【0041】さらに、上記印字機構を搭載したファクシ
ミリ装置は、データ受信時間に印字ヘッドの位置を位置
検出と絶対位置検出の併用により、常に最適設定するの
で、印字時間を削減でき、かつ全ての印字キャラクター
が高精細にて印字できる。
【0042】さらに、上記印字機構を搭載したコピー兼
ファクシミリ装置あるいはプリンタ兼ファクシミリ装置
あるいはプリンタ兼コピー装置あるいはプリンタ兼コピ
ー兼ファクシミリ装置では、高精度印字制御が可能であ
り異なる解像度の画像情報を記録媒体に容易に印字する
という作用がある。
【0043】さらに、上記印字機構を有するプリンタ兼
ファクシミリ装置は、異なる解像度の画像情報を記録媒
体に容易に印字する。
【0044】さらに、上記印字機構を有するプリンタ兼
コピー装置は、異なる解像度の画像情報を記録媒体に容
易に印字する。
【0045】さらに、加減速領域における位置検出によ
る印字も誤差なく正確に行える。また、スパイラルシャ
フトの容積のみで駆動力を伝えるため、ベルト式の様に
駆動リール、ベルト、従動リールおよびベルト引張治具
等の大容積がいらず、かつ部品点数の低減が図れ、メカ
が小形になるという作用がある。
【0046】さらに、インクジェット印字方式を上記印
字機構に用いることにより、インクジェット印字ヘッド
の機械的メンテナンスの自動制御や高精度印字制御が行
えるのでカラー化等が容易である。
【0047】また、上記印字機構をカラー印字に応用す
ると、微細な色別印字あるいは超高精細カラー印字の制
御を容易にするという作用がある。
【0048】また、位置検出手段のデータ記録再生機能
による制御データおよび一般データの記録再生により、
印字ヘッドの印字タイミングおよび印字ヘッドの駆動速
度、印字ヘッドのクリーニング制御、印字回数データ記
録再生によるクリーニングタイミング制御、クリーニン
グ回数データ記録再生によるインク吸収剤の交換認知、
印字ヘッド位置認識による誤動作防止、印字位置の高精
度認識による印字タイミング微細制御およびオフセット
印字タイミング制御、カラー印字時の色別印字スピード
の微細制御および色別オフセット印字タイミング制御が
容易となる。
【0049】また、エラー検出手段により記録されたデ
ータ信号のエラーレートの大小を判別し、印字ヘッドの
紙面上往復、および印字パルスに関する印字速度と、n
回打ちや分割ピッチ記録等によるヘッドの印字タイミン
グにリンクした高画質印字のために、印字媒体すなわち
普通紙の送り速度を所定値から大小に可変し、画像デー
タ信号を忠実に漏れ無く高精細に再現する。加えて、位
置検出手段における、スリットあるいはパターン印刷フ
ィルム、着磁スケール、光情報シート、光磁気シート等
に二種類以上の多重データ情報を記録しておく。また、
これらのスケールに重畳し記録された複数種類の位置情
報を重畳し記録しておく。
【0050】これらエラー検出、あるいは多重データ情
報及び、重畳記録された複数種類の位置情報により、ま
た所定回数の繰返し印字機能により、画像情報に忠実な
印字制御が正確に行え、さらにオフセット印字機能と併
用して、グラデーションや強調や超高精細のモノクロか
らカラー印字を容易に行えるという作用がある。
【0051】また、マルチ解像度印字機能により1つの
印字ヘッドかつ一つの位置検出手段にて、複数の解像度
の印字制御が容易にできるという作用がある。
【0052】本発明の記録方式は、高解像度(600d
pi以上またはカラー記録)にて特に有効である。ま
た、カラー化における超微細から大粒子の印字やオフセ
ット印字の組合せが正確な位置で容易に実行でき、超高
精細のモノクロからカラー印字を行う。
【0053】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は、本発明による第一の一実施例であるプリン
タ装置の全体構成図、図2は、スパイラルシャフトと位
置検出手段と絶対位置検出手段を用いた本発明の基本構
成図、図3は、スパイラルシャフトと位置検出手段と絶
対位置検出手段を用いた本発明のインクジェット印字機
構の基本原理を示す図、図4は本発明のリニア位置検出
手段と絶対位置検出手段とステッピングモータの駆動パ
ルスの時間関係図、図5は、本発明のリニア位置検出手
段の検出パターンを均一間隔設けた部分と検出パターン
を設けない部分との複数の部分により構成するリニアス
ケールの概略図、図6は、複数の間隔の情報を重畳して
記録したリニアエンコーダの説明図、図7は、複数の間
隔の情報を記録したリニアエンコーダの別の例を示す説
明図、図8は、印字ヘッド位置と位置検出手段の出力関
係図、図9は、印字ヘッドの移動速度と時間の関係図、
図10は、印字ヘッドの位置と印字タイミングの関係図、
図11は、印字ヘッドの移動における加減速領域での通常
印字と本発明の印字状態の概略サンプル図、図12は、本
発明による第二の一実施例であるコピー装置の全体構成
図、図13は、本発明のコピー装置のブロック図、図14
は、本発明の第三の実施例であるファクシミリ装置の全
体構成図、図15は、本発明のファクシミリ装置のブロッ
ク図、図16は、本発明の位置検出手段にデータ情報を記
録再生機能を設けた場合の機能ブロック図、図17は、リ
ニア位置検出手段の多重データの記録再生データの概略
図、図18は、本発明のリニア位置検出手段にエラーレー
ト検知機能を設けた場合の本発明の制御ブロック図を示
す。
【0054】まず、始めに第一の一実施例を用いて本発
明の動作について説明する。
【0055】すなわち、本発明をコンピュータ等の情報
端末機器のプリンタ装置に適用する第一の実施例の概略
を図1を用いて説明する。図1は、この基本レイアウ
ト、すなわち本発明によるインクジェット普通紙印字機
構12を搭載したプリンタ装置13で、このプリンタ装
置13は、コンピュータ等の情報端末機器14で処理さ
れた画像情報を、情報端末機器14内で電気信号に変換
し外部ケーブル15を介してプリンタ装置13に送られ
る。プリンタ装置13内では、変換ブロック16におい
て電気信号を画像情報に変換し、図1の様に配置されて
いる普通紙印字機構12にて普通カット紙5にインク微
粒子を吹付ることにより印字する。
【0056】図2は、図1の内部構成の詳細であり、イ
ンクジェット式印字機構に本発明のスパイラルシャフト
と位置検出手段と絶対位置検出手段を適用した装置の内
部構成を示す図である。本機構において、スパイラルシ
ャフト1は、モータ2に直結しており、印字ヘッド3を
搭載しているシャトル4を駆動し、矢印Aの様に紙面5
上の往復運動を行わせる。このスパイラルシャフト1の
溝には、この回転により往復運動するピンあるいはボー
ルが収まっており、これらはシャトル4に保持されてい
る。これによりシャトル4は紙面5上を往復運動する。
【0057】印字タイミングはシャトル4に搭載されて
いる位置検出手段6、例えば位置および速度検出フォト
センサー6aとリニアスケ−ル6bによりヘッド往復運
動方向の印字ヘッド3の位置検知が可能で、これによ
り、紙面5上の所定位置に適切タイミングにて印字す
る。位置検出手段6はリニアエンコーダだけではなく、
モータ2の回転軸等に結合されたロータリタイプ、TT
Lで横壁とのフォーカスを測定する方法でもよい。
【0058】また、位置検出手段6は、フォトセンサと
スリット付フィルム、磁気ヘッドと着磁スケール、光ピ
ックアップ装置と光情報シート、あるいは光磁気ヘッド
と光磁気情報シート等により構成される。また、絶対位
置検出手段47(シャトル4の移動により遮蔽板47b
がフォトカプラ47aに挿入し検知する)あるいは後述
(図5)で示す印字領域の両側(片側でも良い)に移動
中の位置検出パターンとは異なる幅のマスキングを設け
ることにより、印字スタート及びエンドの位置を常に正
確に認識し、同じ位置で印字タイミング制御ができ、か
つ停電時後の印字ヘッド3の位置復活も容易にできる
(後述)。
【0059】紙5は、搬送モータ7に搬送ローラ8,9
及び蹴り出しローラ10,11の回転にて、例えばヘッ
ド幅1ライン印字ごとに、あるいは1/N(Nは実数)
ライン印字ごとに所定タイミングにて同量だけ搬送す
る。以上の様に本発明のスパイラルシャフト1を用いる
ことにより、タイミングベルト方式に比べ、メカスペー
スの低減化が行え、これによりパージ機構46を設けら
れる等、よりメカの小形化を実現可能にした。
【0060】次に、インクジェット式印字機構に本発明
のスパイラルシャフトと位置検出手段と絶対位置検出手
段を適用した場合の装置の詳細を図3に示す。
【0061】モータ2に直結しているスパイラルシャフ
ト1は、矢印Dの様に正逆回転し、この回転により、シ
ャトル4は矢印Aの様に紙面5上を往復動作する。シャ
トル4は、レール24にて、往復動作時にスムーズに保
持されており、シャトル4に搭載されたフォトセンサ6
aは、リニアスケール6bの目盛を読み取り位置を検出
する。一方、搬送モータ7からギア7a,7bを介して
駆動力の伝達がなされた搬送ローラ8,9及び蹴り出し
ローラ10,11は矢印E、Fのように回転し、搬送ロ
ーラ8,9及び蹴り出しローラ10,11に挾まれた印
字用紙5は矢印B方向にヘッド幅ごとに送られる。
【0062】これにより、紙面5上の印字ヘッド3の軌
跡は、矢印Cの様になり、往復方向の時に印字されてい
く。ここで、従来は往復の切替時には、スパイラルシャ
フト1のバックラッシュ等があり、モータ2の駆動量と
シャトル4の位置は正確に対応せず誤差を生じていた。
しかし、本発明ではフォトセンサ6a及びリニアスケー
ル6bにより、シャトル4の位置を正確に検出し、スパ
イラルシャフト1のバックラッシュの影響を除外視する
ことが可能となった。
【0063】図4は本発明のリニア位置検出手段と絶対
位置検出手段とステッピングモータの駆動パルスの時間
関係図を示す。
【0064】図の様に、印字ヘッド移動中、通常のリニ
ア位置検出手段の出力パルスは、モータの駆動パルスよ
り細かい間隔で出力するように設定できるので、モータ
の回転角では限界であった印字ヘッドの位置検出をより
細かく検出することが可能となった。また、絶対位置検
出手段をホームポジション、あるいは印字ヘッド移動の
往路上の印字開始点に設け、そこを通過した時点で所定
パルスを発生させれば、常に印字開始タイミングを一致
することができ、さらに、そこからのリニア位置検出手
段の出力パルスをカウントして計算すれば、印字ヘッド
の絶対位置をリアルタイムで認識できる。また、絶対位
置検出手段の出力のハイ、ローにより、ヘッドの印字終
了位置が余白の都合でランダムな位置に停止しても、あ
るいは万が一、電源を強制オフした場合でも、印字ヘッ
ドがホームポジションにいるか、いないかを瞬時に判断
できる。例えば、絶対位置検出手段の出力がローとなる
様に印字ヘッドを左右に移動し、ホームポジションで待
機させることが可能である。 またモータの駆動パルス
とリニア位置検出手段の出力パルスのズレ量の関係か
ら、印字ヘッドの移動方向が分かり、印字ヘッドを最短
時間でスタンバイ位置に待機させることができる。また
図5で後述している、リニア位置検出手段のリニアスケ
ールの検出パターンを両端で変化させ、両端の位置が認
識可能とすることにより、印字ヘッドのランダム位置か
らどちらかの端に寄せることができ、絶対位置検出手段
の出力のハイ、ローにより、モータの回転方向を判断す
ることが可能である。これにより最短時間で、常に印字
ヘッドのスタンバイ状態を作り出し、即印字できるの
で、電源オン時のむだ時間を削減できる。
【0065】また、ステッピングモータの駆動パルス数
とリニア位置検出手段の出力パルス数に所定の相関関係
を持たせることにより、高速時の印字制御やモータ回転
数の微調整も可能で、さらにリニア位置検出不可能な場
合、すなわち、リニアスケールにゴミ等の付着が生じて
も、異状なく位置検出をモータ駆動パルスから認識でき
る。また、逆も可能である。
【0066】さらに、絶対位置検出手段は、印字ヘッド
の往路と復路の両側に2個設けて、より応答性を良く
し、往路と復路のタイミングのオフセット量を認識し易
くしてもよい。この絶対位置検出手段は、光学式のフォ
トカプラーと遮蔽板、あるいはマグネットとコイル、機
械スイッチとプッシュ部の組合せでもよい。
【0067】図5は、本発明のリニア位置検出手段の検
出パターンを均一間隔設けた部分と検出パターンを設け
ない部分との複数の部分により構成するリニアスケール
の概略図を示す。図は、例えば光学式リニアスケールを
フォトカプラによって読み取る場合を示す。
【0068】(a)図は、印字ヘッドの移動領域に均一
間隔の検出パターンを設け、両端に遮蔽部を設けてい
る。これにより、両端の位置が認識可能とすることによ
り、印字ヘッドのランダム位置から、どちらかの端に印
字ヘッドを寄せることができ、絶対位置検出手段の出力
のハイ、ローとの併用により、次のモータの回転方向を
判断することが可能である。また、逆に両端の遮蔽部を
透過部としても同様の制御が可能である。
【0069】(b)図は、所定の検出パターンを均一間
隔で設けた部分と、各所定幅A、Bあるいはそれ以上の
間隔の遮蔽部を両端に設け、モータ駆動パルスとの併用
により、さらに高精度の印字ヘッドの位置認識が可能で
ある。また、逆に両端の遮蔽部を透過部としても同様の
制御が可能である。例えば、通常、モータ駆動パルス1
単位に対して、リニア位置検出手段の検出パルスが3単
位入るとすると、ホームポジション側はモータ駆動パル
ス1単位に対して検出パルス1個、反対側は検出パルス
2個読み取れる様にリニアスケールに設ける等すると、
印字ヘッドがどちらに移動しても、両側がどのポジショ
ンか、絶対位置検出手段無しでも認識できる。
【0070】図6は、複数の間隔の情報を重畳して記録
したリニアエンコーダの説明図である。間隔L1(例え
ば70.5ミクロンピッチ等)の間隔情報63と間隔L
2(例えば127ミクロンピッチ等)の間隔情報64と
を重畳し、濃淡の情報としてリニアエンコーダに記録す
るパターンを濃淡パターン65に示すように記録する。
このようにした記録パターンにより構成されるリニアエ
ンコーダから得られる信号波形66は、上記2つの間隔
の信号が重畳される。重畳された信号波形は、フィルタ
ーを用いて特定の波長に分離することができるため、間
隔L1を示す間隔情報63と間隔L2を示す間隔情報6
4に戻して、複数の間隔の情報を1つのリニアエンコー
ダで得ることができる。
【0071】図7は、図6に示したリニアエンコーダの
例と同様に、複数の間隔の情報を記録した別の例を示す
説明図である。図7では、L3の間隔(例えば70.5
ミクロンピッチ等)の間隔で記録したパターン67と間
隔L4(例えば127ミクロンピッチ等)の間隔で記録
したパターン68の2つの部分により構成されている。
これら2つの部分を1つのフォトセンサで読み取ると、
先ほどの図6で説明した重畳された波形66と同様の2
つの成分を持った波形が得られる。得られた波形は、先
ほどの図6の例と同様に、フィルターを通してもとの2
つの成分に分離することができ、間隔L3と間隔L4を
示す信号を得ることができる。
【0072】図6と図7で説明したように、複数の間隔
情報を重畳して記録することにより、1組のリニアエン
コーダで複数の間隔情報を得ることができ、このように
すると、異なる複数の記録ピッチに対応した印字位置制
御を1つのリニアエンコーダで実現することができる。
異なる用途向けに複数の記録ピッチを実現する画像情報
記録装置の簡略化及び高信頼化を実現することができる
という効果がある。
【0073】図8は、印字ヘッド位置と位置検出手段の
出力関係を示している。図8のリニアエンコーダ6の出
力は、ホームポジションを0とした場合、ホームポジシ
ョンから往路の状態を示している。往路の印字ヘッド3
は、0地点からa地点を通過し、b地点を通過してEN
D位置に到達する。ここで、0〜a地点は加速領域、a
〜b地点は定常速度領域、b〜END地点は減速領域を
示す。
【0074】位置検出データは、実際には、パルスとし
て得られるデータを計数して得られる。図8の様に、位
置検出手段の出力は印字ヘッド3の位置に対応し常に一
定間隔で出力し計数される。したがって定常速度領域で
は一定間隔のパルスが出力され、累積データより距離が
把握できる。一方、印字ヘッド3の移動において加減速
領域では一定速度でないため、出力パルスの時間間隔は
一定間隔とはならない。しかし、例えばこのパルス立上
りエッジにて印字タイミングを取れば、印字ヘッド3の
移動速度に関係なく常に一定間隔の印字が可能となる。
これは、復路においても同様のことである。
【0075】図9は、印字ヘッド3の移動速度と時間の
関係を示している。図8と同様に印字ヘッド3の位置
0、a、b及びENDを定義すると、往路の印字ヘッド
3は、0地点から除々に加速していき、a地点にて定常
速度となり、b地点まで移動した後、除々に減速し、一
時停止する。この間に印字ヘッド3の一走査分だけ記録
紙が送られ、その後、印字ヘッド3は復路行程に入る。
復路では速度方向が逆になるだけで、他は、往路と変わ
らない。
【0076】図10は印字ヘッド位置と印字タイミング
の関係を示している。(i)(ii)(iii)は、加速領域
(0〜a)定常速度領域(a〜b)、減速領域(b〜E
ND)に対応している。リニアエンコーダにより、常に
等間隔の出力を得ていれば、図の様に加減速領域を含め
たI〜XIVの全ての印字タイミングを容易に得ることがで
きる。図の往路において、加速領域の印字タイミング
は、徐々に早くなる。但し印字ヘッド3の移動速度に従
って、インク微粒子の飛びだし方向ベクトルが微妙に異
なるので、印字位置が微妙にズレる。すなわち、速度が
早ければ早いほど、空気抵抗の影響により、印字位置が
狙った位置より後方側へ流れる傾向にある。
【0077】したがって、本実施例では、位置検出手段
によって均等な印字位置に印字タイミングの照準を合わ
せ、かつその時の印字ヘッド3の移動速度に応じたタイ
ムラグすなわち場合により、より速くまたは遅延(ディ
レイ)を加味した印字タイミングとなっている。このデ
ィレイは印字ヘッド3のコントローラ25(後述)によ
って制御する。また、減速領域の印字タイミングは、加
速領域の逆となり、慣性により印字位置が狙った位置よ
り前方側へ流れる傾向を加味した印字タイミングとな
る。これにより、均等で正確な印字位置にインクを吹付
ることが可能である。
【0078】図11は、印字ヘッド3の移動における加
速領域での通常印字と本発明の印字状態の概略サンプル
図を示している。上述で説明した様に通常印字では、速
度が早ければ早いほど、大きいインク粒子は、空気抵抗
により印字位置が後方側へ流れる傾向にある。したがっ
て、インク粒子のバラツキあるいはメカ精度のバラツキ
等は必ず生じるので、図の様に通常印字では、印字位置
がΔXのズレを生じ、まばらになる。一方、本発明の位
置検出手段を用いた場合の印字状態は、上記バラツキの
影響をリニアエンコーダ6で除外するので、印字位置が
等間隔に揃う。
【0079】図12は、本発明のコピー装置の全体構成
図である。図12は、この基本レイアウト、すなわち本
発明によるインクジェット普通紙印字機構12を搭載し
たコピー装置の第二の実施例を示している。本発明のコ
ピー装置17は、画像情報を電気信号に変換するスキャ
ナー部18と、この電気信号を画像情報に変換する変換
ブロック16と、この画像情報をインク微粒子を吹付る
ことにより普通カット紙に印字する。普通紙印字機構1
2の構成は、図の様に配置されている。
【0080】図13は、本発明のコピー装置のブロック
図を示している。スキャナー部18は、読取りセンサ1
9、例えば、CCD、あるいは密着センサ、あるいはセ
ルフォックレンズ付密着センサで構成され、この読取り
センサ19をコントローラ21に制御されたモータ22
の駆動により駆動し、原稿20をスキャンニングする。
このとき原稿20の画像情報を電気信号に変換し、メモ
リ23に所定量蓄えられる。
【0081】一方コントローラ21により、印字ヘッド
3を駆動するモータ2及び印字用紙30搬送用の搬送ロ
ーラ28を駆動するモータ7を制御し、メモリ23から
呼び出された電気信号を変換ブロック16にて画像情報
に変換し、コントローラ25を介して印字ヘッド3の印
字ドライバ26に入力される。このとき、印字タイミン
グは、リニアエンコーダ6にて印字ヘッド3のアドレス
に適したタイミングを読み取り、コントローラ25にデ
ータを送る。コントローラ25はこれに基づいて印字ド
ライバ26に画像情報を送るタイミングを制御し、相対
的な印字タイミングを調整する。また、モータ2、モー
タ7、モータ22、その他回路系は電源29を介して電
力が供給される。
【0082】図14は、本発明のファクシミリ装置の全
体構成図、図14は、この基本レイアウト、すなわち本
発明の第三の実施例であるインクジェット普通紙印字機
構12を搭載したファクシミリ装置を示している。本発
明のプリンタ装置13は、画像情報を電気信号に変換す
るスキャナー部14と、この電気信号を電話通信網に送
受信する通信機部15と、この電気信号を画像情報に変
換し画像情報をインク微粒子を吹付ることにより普通カ
ット紙に印字する普通紙印字機構12は、図1の様に配
置されている。
【0083】図15は、本発明のファクシミリ装置のブ
ロック図を示している。スキャナー部18は、読取りセ
ンサ19、例えば、CCD、あるいは密着センサ、ある
いはセルフォックレンズ付密着センサで構成され、この
読取りセンサ19をコントローラ21に制御されたモー
タ22の駆動により駆動し、原稿20をスキャンニング
する。このとき原稿20の画像情報を通信用電気信号に
変換し、メモリ23に所定量蓄える。この通信用電気信
号を通信手段28に送り、電話回線29を介して、他の
ファクシミリに送信する。また、他のファクシミリから
受け取った通信用電気信号は、メモリ23に所定量蓄え
られる。
【0084】一方コントローラ21により、印字ヘッド
3を駆動するモータ2及び印字用紙5搬送用の搬送ロー
ラ28を駆動するモータ7を制御し、メモリ23から呼
び出された電気信号を変換ブロック16にて画像情報に
変換し、コントローラ25を介して印字ヘッド3の印字
ドライバ26に入力される。このとき、印字タイミング
は、リニアエンコーダ6にて印字ヘッド3のアドレスに
適したタイミングを読み取り、コントローラ25にデー
タを送る。コントローラ25はこれに基づいて印字ドラ
イバ26に画像情報を送るタイミングを制御し、相対的
な印字タイミングを調整する。モータ2、モータ7、モ
ータ22、その他回路系は電源29を介して電力が供給
される。
【0085】もちろん、本発明の印字機構はプリンタ装
置およびコピー装置およびファクシミリ装置の単体のみ
に限定されるものではなく、各種複合機、例えばプリン
タ兼コピー装置、プリンタ兼ファクシミリ装置、コピー
兼ファクシミリ装置あるいはプリンタ兼コピー兼ファク
シミリ装置等にも適用でき、より、高精細、高画質を必
要とするマルチファンクション画像情報記録装置には最
適である。
【0086】図16は、本発明の位置検出手段6にデー
タ情報を記録再生する機能を設けた場合の機能ブロック
図を示す。
【0087】始めに、リニア位置検出手段6は、磁気ヘ
ッドと着磁スケール、あるいは光ピックアップ装置と光
情報シート、あるいは光磁気ヘッドと光磁気情報シート
によって構成されており、データ記録再生機能による制
御データおよび一般データの記録再生ができる。これに
より、(a)図の様に、印字ヘッド3が所定ポジション
に来た場合、クリーニング、パージ動作制御信号を読み
取り、ダイレクトにクリーニング機構31、パージ機構
32に命令制御し、この動作を行う。また、(b)図の
様に、印字ヘッド3の往復動作回数やホームポジション
でのインク吹き出し回数の制御信号をリアルタイムで記
録再生し、往復動作回数認知回路33、またはパージ回
数認知回路34にて、これが所定回数以上か否かを判断
し、自動的に印字ヘッドのクリーニング動作、印字ヘッ
ドのパージ動作を行わせたり、パージによるインク吸収
剤の交換時期、インクカートリッジの交換時期を警告灯
35の点滅などにより、ユーザに認識させることが可能
である。そして、それぞれを交換すると、各回数L、
M、Nはゼロリセットされ、スケールに記録される。
【0088】また、(c)図の様に印字ヘッドの往復運
動のエンド位置にエンド情報を設けることで印字ヘッド
のエンド認識回路36での位置認識により、例えば電源
投入時、モータ2を駆動し印字ヘッド3をホームポジシ
ョンへ移動し、スタンバイ37動作を行わせたり、また
印字ヘッド3のオーバラン、停電時のヘッド位置回復等
の誤動作防止機能も容易に実現可能である。
【0089】また、カラー化による印字ヘッドの増加に
伴い、各印字ヘッドのクリーニング動作を1つのクリー
ニング機構で容易にでき、機構体積を低減可能である。
【0090】図17に本発明によるリニア位置検出手段
における、スリット付フィルム、着磁スケール、光情報
シート、光磁気シート等に二種類以上の多重データ情報
を記録した場合の制御ブロック図である。(a)図の様
に、本発明のリニアスケールには、例えば微妙にずらし
たピッチでAの制御情報が普通記録され、Bの制御情報
が深層記録されている場合、この多重データを読み出
し、データ認識回路39によりデータ選別され、回路4
0,41により、往路はAの制御情報に従って印字し、
復路はBの制御情報に従って印字する。これにより印字
ヘッドの往復の印字タイミングの微小なズレを吸収し、
同位置に正確に印字することが可能である。 また、高
精細モード選択手段38にてプリント画に微妙な濃淡を
付ける場合、例えばAの制御情報の他に、通常と印字濃
度の異なるBの制御情報がリニアスケールに多重記録さ
れていれば、データ認識回路39により、Aの制御情報
に従って通常の印字を行った後、微妙にインク吹き出し
量を変化させた繰り返し印字をBの制御情報に従って正
確に行い、インクの濃淡を設けることが可能である。
【0091】このとき印字タイミングを所定時期より前
後に微妙にずらすオフセット印字と併用して、グラデー
ションや、紙送り量の微調整制御と合わせて、1つの印
字ヘッドに搭載した1つの位置検出手段にて200〜6
40もしくは1280dpi相当以上のマルチ高解像度
印字が可能となる。
【0092】また、図(b)の様に、(a)におけるモ
ノクロ印字と同様に高精細モード選択手段38にてモー
ド選択し、データ認識回路39に従って、印字制御デー
タをマゼンダ、イエロー、シアン等の各色制御回路43
に送り、カラーヘッド44の印字を行わせる。高精細の
場合はデータ認識回路39を介して粒子形状変換制御回
路45にて印字位置の高精度認識による印字タイミング
微細制御およびオフセット印字タイミング制御、色別印
字スピードの微細制御および色別オフセット印字タイミ
ング(インクの色により物理性質が異なるため、高速、
高精細印字においては、印字タイミングが同時でも各色
により記録媒体に着色する位置が微妙なズレを生じるた
め、印字タイミングをズレ分だけ微小にオフセットす
る)制御、超微細から大粒子の印字粒子大きさ制御を行
う。これにより、インク吹出し量および印字タイミング
の微妙な制御、オフセット印字の組合せが正確な位置で
容易に実行でき、超高精細のモノクロからカラー印字が
可能となる。
【0093】図18は、本発明のリニアスケール部に記
録している所定パターンの再生データと本体に記憶され
ている通常パターンデータとのエラーレートを認識し、
このエラーレートに応じて、印字ヘッドの往復速度と印
字タイミングを可変速制御するための可変速度駆動手段
を含めたリニア位置検出手段のブロック図を示してい
る。
【0094】エラーレート検出手段40及びエラーレー
ト認識手段41において、リニアスケール上に前もって
記録されたパターンを位置検知手段6にて再生した再生
データと、本体内部に記憶されている本来の適正出力レ
ベルとのズレ量、すなわちエラーレートErが所定範囲
M内かどうか認識し、例えば0%〜M%(M=0〜5
0)であれば、通常印字制御手段42を介し、通常印字
速度、例えば、工場出荷時に調整されたメカ固有の適正
速度で印字する様、あるいは常に同じエラーレートにな
るように、可変速度制御手段43において印字ヘッド3
の往復駆動モータ2と印字ドライバ26を制御し、印字
タイミングの制御を行う。
【0095】これは、印字ヘッド往復運動の加速領域、
定常領域、往路、復路、起動領域、制動領域の各々でイ
ンク微細粒子の飛ぶ方向ベクトルが微妙に異なることに
対応して印字タイミングを適正化し、ズレの無い最適位
置に印字するために必要なデータで、気温、経年変化に
伴うメカ状況の変化、突発的な異物混入などによるヘッ
ド位置ズレにリアルタイムに対応し常に最適印字が可能
となる。
【0096】一方、エラーレートが所定範囲外、例えば
L%〜100%以上(L=50〜100)であれば、エラーレ
ートが上述の所定範囲内に入る様に印字ヘッド3の往復
駆動モータ2と印字タイミングの修正制御を行う。これ
が可変速度駆動手段である。これにより、メカ慣性によ
る印字ヘッド台4のストップ位置ズレ、長期保存によ
る、メカ負荷の増大による原稿一枚当りの印字スピード
の劣化を防ぐことが可能である。
【0097】
【発明の効果】本発明によれば、スパイラルシャフトに
より、ベルト駆動等に必要なリール部材を必要とせず且
つベルトの伸びや振動等に無関係になって位置再現性が
良く、また、ベルト式であってもリニア位置検出手段に
より、印字ヘッドの位置検出が正確で、かつ加減速時の
印字位置の割り出しが容易に行え、さらに、印字ヘッド
の絶対位置検出手段とステッピングモータの駆動によ
り、印字ヘッドの高精度な位置出しが容易にできる。こ
れにより印字情報の超高精細のモノクロからカラー印字
化が可能で、ファクシミリを情報端末機器、すなわち上
位概念的複合機として有効活用可能な形態とし、ユーザ
の使い勝手に多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をプリンタ装置に適用した例の全体構成
図である。
【図2】本発明におけるプリンタの基本構造図である。
【図3】本発明におけるプリンタの基本原理動作図であ
る。
【図4】本発明の位置検出手段と絶対位置検出手段とス
テッピングモータの関係図である。
【図5】本発明における位置検出手段のリニアスケール
上のパターン概略図である。
【図6】本発明における位置検出手段の重畳パターン概
略図である。
【図7】本発明における位置検出手段の重畳パターン概
略図である。
【図8】本発明の一実施例における位置検出手段出力と
印字ヘッドの関係図である。
【図9】本発明の一実施例における位置検出手段出力と
印字ヘッドの関係図である。
【図10】本発明の一実施例における位置検出手段出力
と印字ヘッドの関係図である。
【図11】本発明の一実施例における位置検出手段出力
と印字ヘッドの関係図である。
【図12】本発明の別の実施例であり、コピー装置に適
用した場合の全体構成図である。
【図13】本発明の別の実施例であり、コピー装置に適
用した場合の全体構成図である。
【図14】本発明を別の実施例であり、ファクシミリ装
置に適用した場合の全体構成図である。
【図15】本発明を別の実施例であり、ファクシミリ装
置に適用した場合の全体構成図である。
【図16】本発明の別の実施例の制御系ブロック図であ
る。
【図17】本発明の別の実施例の制御系ブロック図であ
る。
【図18】本発明の別の実施例の制御系ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 スパイラルシャフト 2 モータ 3 印字ヘッド 4 シャトル 5 印字用紙 6 リニア位置検出手段 7 搬送モータ 8 搬送ロ−ラ 9 搬送ローラ 10 蹴り出しローラ 11 蹴り出しローラ 12 インクジェット普通紙印字機構 13 ファクシミリ 14 スキャナー 15 通信機部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 直弘 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 浅田 昭広 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 小堀 智生 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 小林 和久 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像メディア研究所内 (72)発明者 中野 修一 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パ−ソナルメディア機器事業 部内 (72)発明者 槙尾 諭 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所パ−ソナルメディア機器事業 部内

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報を記録媒体に記録する印字機構
    を有する画像情報記録装置において、 前記記録を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドを搭載す
    るヘッド台と、前記ヘッド台を記録媒体に沿い往復走査
    させるスパイラルシャフトと、前記スパイラルシャフト
    に駆動力を与える駆動力発生手段と、前記印字ヘッドの
    走査方向の位置検出手段と、前記印字ヘッドの絶対位置
    検出手段と、を用いた印字機構を有することを特徴とす
    る画像情報記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の駆動力発生手段にステ
    ッピングモータを用いた印字機構を有することを特徴と
    する画像情報記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の位置検
    出手段に光学式リニアエンコーダを用いた印字機構を有
    することを特徴とする画像情報記録装置。
  4. 【請求項4】 画像情報を記録媒体に記録する印字機構
    を有する画像情報記録装置において、 前記記録を行う印字ヘッドと、前記印字ヘッドを搭載す
    るヘッド台と、前記ヘッド台を記録媒体上で往復走査さ
    せる往復動作手段と、前記往復動作手段に駆動力を与え
    る駆動力発生手段と、均一間隔の位置検出パタ−ンを設
    けた部分と前記印字ヘッドの絶対位置検出部分とからな
    る前記印字ヘッドの位置検出手段と、を用いた印字機構
    を有することを特徴とする画像情報記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の絶対位置検出部分に
    は、前記印字ヘッド往復走査の左端と右端との判別情報
    を有することを特徴とする画像情報記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の絶対位
    置検出部分には、印字ヘッドの左右両端での所定動作の
    位置情報を有することを特徴とする画像情報記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の位置情報として、印字
    ヘッドのクリーニング位置情報であることを特徴とする
    画像情報記録装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の位置情報として、印字
    ヘッドの待機位置情報であることを特徴とする画像情報
    記録装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8に記
    載の画像情報記録装置は、画像情報を記録媒体に記録す
    る印字機構を有するプリンタ装置であることを特徴とす
    る画像情報記録装置。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8に
    記載の画像情報記録装置は、画像を読み取って画像情報
    に変換するスキャナー手段と、前記画像情報を記録媒体
    に記録する印字機構を有するコピー装置であることを特
    徴とする画像情報記録装置。
  11. 【請求項11】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8に
    記載の画像情報記録装置は、画像情報を符号化変換して
    通信網に送出する機構と、通信網から電気信号を受け取
    り前記電気信号を画像情報に符号化変換する機構と、前
    記画像情報を記録媒体に記録する印字機構を有するファ
    クシミリ装置であることを特徴とする画像情報記録装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8に
    記載の画像情報記録装置は、画像情報を記録媒体に記録
    する印字機構を有するコピー装置兼ファクシミリ装置で
    あることを特徴とする画像情報記録装置。
  13. 【請求項13】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8に
    記載の画像情報記録装置は、画像情報を記録媒体に記録
    する印字機構を有するプリンタ装置兼ファクシミリ装置
    であることを特徴とする画像情報記録装置。
  14. 【請求項14】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8に
    記載の画像情報記録装置は、画像情報を記録媒体に記録
    する印字機構を有するプリンタ装置兼コピー装置である
    ことを特徴とする画像情報記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8に
    記載の画像情報記録装置は、画像情報を記録媒体に記録
    する印字機構を有するプリンタ装置兼コピー装置兼ファ
    クシミリ装置であることを特徴とする画像情報記録装
    置。
  16. 【請求項16】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14または請求項15
    に記載の印字機構において、駆動力発生手段の加減速時
    に、位置検出手段により検出されたヘッド台位置検出結
    果に基づいて印字制御する加減速印字制御手段を有する
    ことを特徴とする画像情報記録装置。
  17. 【請求項17】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15また
    は請求項16に記載の印字機構は、画像情報をインク微
    粒子を吹付ることにより紙に印字するインクジェット式
    印字機構を有することを特徴とする画像情報記録装置。
  18. 【請求項18】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16または請求項17に記載の印字機構は、カラー
    画像情報を記録媒体に印字するカラー印字機能を有する
    ことを特徴とする画像情報記録装置。
  19. 【請求項19】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の位置検
    出手段は、検出方向の透過光または反射光の光量変動に
    より位置検出を行う透過光または反射光を用いた光学式
    センサ、あるいは磁気信号を読み取る磁気センサ、ある
    いは透過光または反射光と磁気により読み取る光磁気セ
    ンサ、あるいは磁気ヘッドと着磁スケール、あるいは光
    ピックアップ装置と光情報シート、あるいは光磁気ヘッ
    ドと光磁気情報シート、により構成されていることを特
    徴とする画像情報記録装置。
  20. 【請求項20】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の位置検
    出手段には、スリットまたはパターン印刷フィルム、あ
    るいは着磁スケール、あるいは光情報シートに、制御情
    報あるいは一般情報を記録または再生するための情報記
    録再生手段を備えることを特徴とする画像情報記録装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の位置検
    出手段により検出された再生データと、前記再生データ
    のエラーレートの大小を判別するエラー検出手段を備
    え、検出されたエラーレートに従って印字ヘッドの速度
    を所定値から大小に可変する可変速度制御手段とを備え
    ていることを特徴とする画像情報記録装置。
  22. 【請求項22】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の位置検
    出手段における、スリットまたはパターン印刷フィル
    ム、あるいは着磁スケール、あるいは光情報シート、あ
    るいは光磁気情報シートに、その厚み方向に所定種類の
    検出データが多重記録されていることを特徴とする画像
    情報記録装置。
  23. 【請求項23】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の位置検
    出手段における、スリットまたはパターン印刷フィル
    ム、あるいは着磁スケール、あるいは光情報シート、あ
    るいは光磁気情報シートに、複数種類の位置情報を重畳
    して記録されていることを特徴とする画像情報記録装
    置。
  24. 【請求項24】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の印字機
    構は、所定解像度に対応して画像情報を記録媒体に印字
    するマルチ高解像印字機能を有することを特徴とする画
    像情報記録装置。
  25. 【請求項25】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の印字機
    構は、画像情報に対応して所定回数繰返し印字する繰返
    し印字機能を有することを特徴とする画像情報記録装
    置。
  26. 【請求項26】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の印字機
    構は、画像情報に対応して記録媒体にオフセット印字す
    るオフセット印字機能を有することを特徴とする画像情
    報記録装置。
  27. 【請求項27】 請求項9、請求項10、請求項11、
    請求項12、請求項13、請求項14、請求項15、請
    求項16、請求項17または請求項18に記載の印字機
    構は、600dpi以上の高解像度印字機能を有するこ
    とを特徴とする画像情報記録装置。
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