JPH08310101A - 水性インキを用いた印刷方法、及び水性インキ - Google Patents

水性インキを用いた印刷方法、及び水性インキ

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JPH08310101A
JPH08310101A JP12516395A JP12516395A JPH08310101A JP H08310101 A JPH08310101 A JP H08310101A JP 12516395 A JP12516395 A JP 12516395A JP 12516395 A JP12516395 A JP 12516395A JP H08310101 A JPH08310101 A JP H08310101A
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JP
Japan
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water
based ink
ink
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roller
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JP12516395A
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English (en)
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Masayuki Nagashima
正幸 長島
Toshio Nagaoka
敏男 長岡
Shusuke Yamamoto
秀典 山本
Masato Sakakibara
正登 榊原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 環境衛生を高めたインキの使用により環境保
護に寄与する。 【構成】 水性インキを、インキング手段14等を介し
て薄膜状にし、非画線部にインキ反発性物質を設けた版
(シリコーン平版)16aに供給してパターン化された
水性インキ層を形成し、パターン化された水性インキ層
を被印刷物に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水性インキを用いた
印刷方法、及び水性インキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水性インキを用いた印刷方法
として、凸版を用いたフレキソ印刷方法や、水性グラビ
ア印刷方法が知られている。また、油性インキを用いた
印刷方法として、平版印刷方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
水性インキを用いた印刷方法のうち、フレキソ印刷方法
は、樹脂製の凸版を用いるため、解像度を高くすること
が困難である。また、グラビア印刷方法は、グラビア版
がドクターと接触する構造であり、水性インキは、潤滑
作用が低いため、ドクターや版の磨耗が発生しやすく、
また、グラビア版のコストが高いという問題がある。一
方、油性インキを用いた印刷方法は、溶剤臭が発生する
ため、それを抑制する手段が必要となる。さらに、油性
インキに対しては油性洗浄剤を使用しなければならない
ので、その廃油処理に特別の手段が必要となるという問
題がある。
【0004】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、環境衛生を高めたインキの
使用により環境保護に寄与するとともに、併せて、印刷
条件のシンプル化,洗浄の簡素化,装置のコンパクト化
を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、水性インキを、インキング手
段を介して薄膜状にし、非画線部にインキ反発性物質を
設けた乾式平版に供給してパターン化された水性インキ
層を形成し、前記パターン化された水性インキ層を被印
刷物に転写することを特徴とする。請求項2の発明は、
請求項1に記載の水性インキを用いた印刷方法におい
て、前記乾式平版をクッション層を介して版胴に保持さ
れるように構成するとともに、前記パターン化された水
性インキ層を、前記乾式平版から被印刷物に直接転写す
ることを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1に記
載の水性インキを用いた印刷方法において、前記パター
ン化された水性インキ層を、前記乾式平版からブランケ
ット胴を介して被印刷物に転写することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載
の水性インキを用いた印刷方法において、前記インキン
グ手段は、複数のローラを介して前記水性インキを供給
するように構成されており、前記複数のローラを介して
前記水性インキが前記乾式平版に転移する間に、前記水
性インキの粘度を増加させることを特徴とする。請求項
5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の水性
インキを用いた印刷方法において、前記インキング手段
に供給する前記水性インキの粘度は、0.2ps〜10
psであることを特徴とする。
【0006】請求項6の発明は、アクリル系樹脂を含有
する水性インキにおいて、プロピレングリコール,ジプ
ロピレングリコール,又はトリエチレングリコールモノ
ブチルエーテルの単独体又はこれらの混合体を含有させ
るとともに、前記アクリル系樹脂の含有量を少なくする
ことによって粘性を低下させたことを特徴とする。請求
項7の発明は、請求項6に記載の水性インキにおいて、
前記水性インキは、前記アクリル系樹脂を10〜20重
量%、前記プロピレングリコール,前記ジプロピレング
リコール,又は前記トリエチレングリコールモノブチル
エーテルの単独体又はこれらの混合体を15〜20重量
%含有させたものであることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1〜5の発明においては、乾式平版を用
いた印刷方式において、水性インキが使用される。ま
た、水性インキは、インキング手段により薄膜状にさ
れ、増粘される。従って、油性物質を使用しないので、
廃油の発生をなくすことができる。また、多数のローラ
を設けなくても、印刷に必要なインキの諸物性を得るこ
とができ、印刷装置を簡略化することができる。
【0008】請求項6,7の発明においては、粘性の低
い水性インキであるので、廃油の発生をなくすことがで
きる。また、オフセット印刷方式に適用することによ
り、ローラ数を少なくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明による印刷方式の一
実施例を示す図である。インキつぼ11は、インキが貯
められている部分であり、その内部にインキ元ローラ1
2が配置されている。呼び出しローラ13は、図中、左
右方向に移動してインキ元ローラ12及び練りローラ1
4に当接可能に配置されている。練りローラ14は、複
数のローラ群からなり、その端部のローラは、インキ着
けローラ15に接触している。この中で、練りローラ1
4の1つは、軸方向に移動可能に取り付けられている。
インキ着けローラ15は、版胴16に接触している。版
胴16に取り付けられている版16aは、シリコーン平
版(乾式平版)であり、例えば東レ(株)製の水なし平
版である。この版16aは、支持体上に光接着性樹脂層
(厚みが数μm程度)を形成し、さらにその上部にシリ
コーン樹脂層(厚みが数μm程度)を形成したものであ
る。
【0010】この印刷方式に使用されるインキは、水性
インキ(水性フレキソインキ等)である。そして、その
粘性は、約0.2〜10ps程度であり、従来の油性イ
ンキの粘性の約1/200程度である。水性インキの組
成としては、例えばインキ顔料が10〜20重量%、ア
クリル系樹脂が10〜20重量%、ポリエチレンWAX
が1重量%、IPAが2重量%、プロピレングリコール
が15〜20重量%、水が45〜55重量%の混合体で
ある。本発明による水性インキのアクリル系樹脂の含有
量は、従来より公知のインキと比較して少なく、これに
よってインキの粘性が低くなっている。
【0011】実施例における水性インキの組成は、シア
ニンブルーが13重量%、体質顔料が3重量%、アクリ
ル系樹脂が18重量%、WAXが1重量%、IPAが2
重量%、プロピレングリコールが19重量%、水が44
重量%とした。このときの粘度は2ps、表面張力は3
2dyn/cm、引火点は70゜以上(非危険物扱いと
なる)であった。なお、インキ顔料が多いときは、消包
剤を混合する。また、プロピレングリコールに代えて、
ジプロピレングリコール、トリエチレングリコールモノ
ブチルエーテルも使用しうる。
【0012】以上の印刷方式において、インキ元ローラ
12と呼び出しローラ13とが当接した状態で回転する
と、呼び出しローラ13にインキが供給される。呼び出
しローラ13には、少量のインキが供給される。次に、
呼び出しローラ13が図1中、右方向に移動され、呼び
出しローラ13と練りローラ14とが接触し、この状態
で回転すると、インキは、練りローラ14、インキ着け
ローラ15を介して、版16aに供給される。また、練
りローラ14の1つは、軸方向に往復移動し、インキ供
給むらやゴーストを防止する。インキは、インキ元ロー
ラ12から版16aまで供給される間に自然乾燥し、イ
ンキの諸物性が変化する。すなわち、インキの粘性が高
くなることによりインキ凝集力等が変化する。これによ
り、印刷に適した粘性を有するようになり、版16aと
インキとの接着,反発の関係から、インキを画線部に付
着させ、画像を形成することが可能となる。ここで、水
性インキが自然乾燥するのは、ローラに供給されるイン
キが極めて少量であり、ローラ上では薄膜状となるから
である。
【0013】印刷基体への印刷は、従来例と同様に、版
16aからブランケットを介した通常のオフセット方式
を用いて行うことができる。また、版16aと版胴16
との間にクッション層を設けることにより、印刷を行っ
ても良い。
【0014】本発明は、均等の範囲内で種々の変形が可
能である。例えばインキ供給方式としては、実施例に示
したもの以外に、ファニッシャーバンク方式や、アニロ
ックスローラ方式等を用いることも可能である。また、
全体のローラ本数は、実施例の本数に限定されるもので
はなく、さらに少なくすることが可能である。
【0015】
【発明の効果】請求項1〜5の発明によれば、油性物質
を使用しないので、廃油の発生をなくして、環境衛生を
高めることができる。また、多数のローラを設けなくて
も、印刷を行うことができ、印刷条件のシンプル化、洗
浄の簡素化、装置のコンパクト化を図ることができる。
請求項6,7の発明によれば、この水性インキの使用に
より、油性洗浄剤を使用する必要がないので、廃油の発
生をなくすことができる。また、印刷装置のローラ数を
少なくして、印刷条件のシンプル化、洗浄の簡素化、及
び装置のコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷方式の一実施例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 インキつぼ 12 インキ元ローラ 13 呼び出しローラ 14 練りローラ 15 インキ着けローラ 16 版胴 16a 版
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 正登 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性インキを、インキング手段を介して
    薄膜状にし、非画線部にインキ反発性物質を設けた乾式
    平版に供給してパターン化された水性インキ層を形成
    し、前記パターン化された水性インキ層を被印刷物に転
    写することを特徴とする水性インキを用いた印刷方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の水性インキを用いた印
    刷方法において、 前記乾式平版をクッション層を介して版胴に保持される
    ように構成するとともに、前記パターン化された水性イ
    ンキ層を、前記乾式平版から被印刷物に直接転写するこ
    とを特徴とする水性インキを用いた印刷方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の水性インキを用いた印
    刷方法において、 前記パターン化された水性インキ層を、前記乾式平版か
    らブランケット胴を介して被印刷物に転写することを特
    徴とする水性インキを用いた印刷方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の水
    性インキを用いた印刷方法において、 前記インキング手段は、複数のローラを介して前記水性
    インキを供給するように構成されており、 前記複数のローラを介して前記水性インキが前記乾式平
    版に転移する間に、前記水性インキの粘度を増加させる
    ことを特徴とする水性インキを用いた印刷方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載の水
    性インキを用いた印刷方法において、 前記インキング手段に供給する前記水性インキの粘度
    は、0.2ps〜10psであることを特徴とする水性
    インキを用いた印刷方法。
  6. 【請求項6】 アクリル系樹脂を含有する水性インキに
    おいて、 プロピレングリコール,ジプロピレングリコール,又は
    トリエチレングリコールモノブチルエーテルの単独体又
    はこれらの混合体を含有させるとともに、前記アクリル
    系樹脂の含有量を少なくすることによって粘性を低下さ
    せたことを特徴とする水性インキ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の水性インキにおいて、 前記水性インキは、前記アクリル系樹脂を10〜20重
    量%、前記プロピレングリコール,前記ジプロピレング
    リコール,又は前記トリエチレングリコールモノブチル
    エーテルの単独体又はこれらの混合体を15〜20重量
    %含有させたものであることを特徴とする水性インキ。
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