JPH0831047A - データ記録再生装置 - Google Patents

データ記録再生装置

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JPH0831047A
JPH0831047A JP6161288A JP16128894A JPH0831047A JP H0831047 A JPH0831047 A JP H0831047A JP 6161288 A JP6161288 A JP 6161288A JP 16128894 A JP16128894 A JP 16128894A JP H0831047 A JPH0831047 A JP H0831047A
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JP
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data
signal
circuit
recording
area
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JP6161288A
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Shosuke Tanaka
章介 田中
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 PLL回路を用いずに各ヘリカルトラックの
IDデータを再生することができるデータ記録再生装置
を提供する。 【構成】 チャネルデコーダ回路34は、RFゲート回
路322、FM識別回路324、PG信号発生回路32
6、ウィンドウ信号発生回路328、データ速度検出回
路330、および、クロック発振回路332から構成さ
れており、磁気記録テープ12のID領域16i から読
み出された再生信号RFのデータ速度を検出し、検出し
たデータ速度に基づいて再生信号RFからID領域16
i のデータをNRZ信号に変換して信号CDSおよびそ
のタイミングを示す信号TPとしてIDデコーダ36に
対して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばヘリカルトラッ
ク形式の記録フォーマットで磁気テープに記録されたデ
ータを再生するデータ記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ヘリカルスキャン形式の記録フ
ォーマットで磁気テープにディジタル形式の記録データ
を記録し、記録されたデータを再生するデータ記録再生
装置が盛んに用いられている。ヘリカルスキャン方式の
記録フォーマットにおいては、例えば、磁気テープの走
行方向に対して斜めに設けられた各ヘリカルトラックの
識別に用いられる識別データ(IDデータ)はヘリカル
トラックの中心のID領域の部分に、記録データはID
領域の両側に設けられたデータ領域に記録される。
【0003】ID領域は、例えば、クロック再生のため
の信号を得るためのデータが記録されているプリアンブ
ル領域、所定の同期信号が記録された同期信号領域、各
ヘリカルトラックのトラック番号が記録されているID
領域およびポストアンブル領域から構成されている。従
来のデータ記録再生装置においては、記録データの再生
に用いるクロック信号を得るために、PLL回路を用い
たセルフクロック方式が採られることが普通であった。
つまり、プリアンブル領域から得られたデータの変化点
(トランジェントエッジ)からクロック情報を取り出
し、ほぼ同一周波数で発信する電圧制御発振回路(VC
O)が生成するクロック信号の位相をロックし、このク
ロック信号を用いて記録データをデコードしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】同一のデータ記録再生
装置において、例えばサーチ動作、ジョグ動作およびシ
ャトル動作といった、複数の通常のデータ再生時とは異
なるデータ速度でデータの再生を行うことが要求され
る。複数のデータ速度でデータ再生を行うためにはクロ
ック信号の周波数を変化させる必要がある。しかしなが
ら、クロック信号を発生するPLL回路のVCOの発振
周波数の可変範囲を広くとると、本来発振すべき周波数
と異なる周波数のクロック信号を発生する疑似ロックと
呼ばれる現象が生じやすくなる。PLL回路の疑似ロッ
クの発生を防止するためには、プリアンブル領域のデー
タ数を多くすればよいが、プリアンブル領域のデータを
増やすと、その分、例えばデータ領域といった他の領域
に記録可能なデータが減ってしまうという問題がある。
【0005】本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑
みてなされたものであり、PLL回路を用いずにデータ
の再生に必要なクロック信号を生成することができるデ
ータ記録再生装置を提供することを目的とする。また、
本発明は、異なる複数のデータ速度でデータを再生する
場合であってもプリアンブル領域を広くせずにすみ、こ
のような場合であっても、記録媒体上の実効的なデータ
を記録する領域を狭める必要がないデータ記録再生装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のデータ記録再生装置は、それぞれ少なくとも
識別データおよび所定のデータパターンとが記録されて
いる磁気テープのヘリカルトラックに記録されたデータ
を再生するデータ記録再生装置であって、前記磁気テー
プのヘリカルトラックを読み出して得た再生信号から前
記データパターンそれぞれの時間長を測定し、該時間長
それぞれに基づいて該ヘリカルトラックそれぞれのデー
タ速度を検出するデータ速度検出手段と、前記データ速
度検出手段が検出したデータ速度それぞれに対応するタ
イミングで、前記再生信号から前記ヘリカルトラックそ
れぞれの識別データを再生する識別データ再生手段とを
有する。
【0007】好適には、前記データ速度検出手段は、前
記再生信号の変化点を検出し、該変化点を計数して前記
データパターンを抽出するデータパターン抽出手段と、
前記データパターン抽出手段が抽出したデータパターン
の時間長を所定のクロック信号で計数して前記時間長そ
れぞれを測定する計数手段とを有する。好適には、前記
データパターンは、少なくとも前記ヘリカルトラックそ
れぞれの識別データを記録する領域に前置されたプリア
ンブルの一部である。好適には、磁気テープのヘリカル
トラックそれぞれに、少なくとも識別データおよび所定
のデータパターンとを記録する記録手段を有する。
【0008】
【作用】データ速度検出手段は、磁気記録テープのヘリ
カルトラックの識別データ(IDデータ)を記録するI
D領域のプリアンブル部分の時間長を計測して、IDデ
ータの読み出されるデータ速度を検出する。識別データ
再生手段は、データ速度検出手段が検出したデータ速度
でIDデータの検出を行う。
【0009】
【実施例1】以下、図1〜図8の各図を参照して本発明
の第1の実施例を説明する。まず、図1を参照して本発
明のデータ記録再生装置1の構成を説明する。図1は、
第1の実施例における本発明のデータ記録再生装置1の
構成を示す図である。図1に示すように、データ記録再
生装置1は、テープ系(TTP)10、データ処理系2
0、データ再生系30、データ記録系40および制御系
50から構成される。
【0010】ディスク系10は、テープリール100,
102、ヘッドシリンダ104、ヘッドシリンダ104
に配設された再生ヘッド106と記録ヘッド108、お
よび、テープリール100,102およびヘッドシリン
ダ104を回転させる駆動装置(図示せず)から構成さ
れており、制御系50の制御に従って、磁気記録テープ
12を複数の異なったテープ送り速度で任意の方向に走
行させる。なお、磁気記録テープ12の記録フォーマッ
トは、図3を参照して後述する。
【0011】データ処理系20は、図3を参照して後述
する磁気記録テープ12の各ヘリカルトラック120i
のデータ領域14i ,18i から再生ヘッド106およ
び再生信号処理回路32を介して読み出された再生信号
(RF)からデータを再生して出力データODとして出
力し、あるいは、入力データIDとして入力されたデー
タを記録信号処理回路42および記録ヘッド108を介
してデータ領域14i,18i に書き込む。データ再生
系30は、再生信号処理回路(RFA)32、チャネル
デコーダ回路(RCD)34、IDデコーダ(RID
D)36から構成されており、磁気記録テープ12のI
D領域16i (iは整数、以下同じ)に記録された、図
5を参照して後述するIDデータ(ID)164i を検
出して制御回路52に対して出力する。なお、チャネル
デコーダ回路34の構成および動作は、図2〜図7を参
照して後述する。
【0012】データ記録系40は、IDコーダ(WID
C)46、チャネルコーダ(WCC)44、および、記
録信号処理回路(RECA)42から構成されており、
プリアンブルデータ、同期データ、IDデータおよびポ
ストアンブルデータを、図5を参照して後述する各ヘリ
カルトラック120i のID領域16i の各領域プリア
ンブル領域(PR)160i ,同期データ領域(SYN
C)162i 、IDデータ領域(ID)164i および
ポストアンブル領域(PO)166i それぞれに記録す
る。制御系50は、制御回路(SCPU)52、操作端
末56、および、制御回路52、IDデコーダ36およ
びIDコーダ46を双方向に接続するシステムバス54
から構成されており、図3を参照して後述するID領域
16i に記録された各データの処理、および、データ記
録再生装置1の各構成要素の制御等を行う。
【0013】以下、図2〜図5を参照してチャネルデコ
ーダ回路34の構成および動作を説明し、図6および図
7を参照してチャネルデコーダ回路34のデータ速度検
出回路330およびFM識別回路324の構成および動
作を説明する。
【0014】まず、図2を参照してチャネルデコーダ回
路34の構成を説明する。図2は、図1に示したチャネ
ルデコーダ回路34の構成を示す図である。図2に示す
ように、チャネルデコーダ回路34は、RFゲート回路
(RFG)322、FM識別回路(FMD)324、P
G信号発生回路(PG)326、ウィンドウ信号発生回
路(WG)328、データ速度検出回路(SD)33
0、および、クロック発振回路(OSC)332から構
成されており、磁気記録テープ12のID領域16i
ら読み出された再生信号RFデータ速度を検出し、検出
したデータ速度に基づいて再生信号RFからID領域1
i のデータをNRZ信号に変換して信号CDSおよび
そのタイミングを示す信号TPとしてIDデコーダ36
に対して出力する。
【0015】以下、図2〜図7を参照してチャネルデコ
ーダ回路34の動作を説明する。図3は、図1に示した
磁気記録テープ12のヘリカルトラック120i の構成
を示す図である。図3に示すように、磁気記録テープ1
2の記録領域は、テープ走行方向に対して斜めに設けら
れた多数のヘリカルトラック120i から構成されてお
り、各ヘリカルトラック120i は、データ領域1
i ,18i およびID領域16i から構成されてい
る。
【0016】図4は、図3に示したヘリカルトラック1
20i の各領域(データ領域14i,18i およびID
領域16i )と、図2に示したチャネルデコーダ回路3
4の信号PG,RFW,RFGSの関係を示す図であっ
て、(A)はヘリカルトラック120i のデータ領域1
i ,18i とID領域16i を示し、(B)は信号P
Gの波形を示し、(C)は信号RFWの波形を示し、
(D)は信号RFGSの波形を示す。
【0017】図5は、図4に示したID領域16i の構
成、および、ID領域16i に記録されるデータを示す
図であって、(A)はID領域16i の記録フォーマッ
トを示し、(B)は(A)に示したID領域16i のプ
リアンブル領域160i 、同期データ領域162i 、I
Dデータ領域164i およびポストアンブル領域166
i からそれぞれFM信号として再生されたプリアンブル
データ、同期データ、IDデータおよびポストアンブル
データのデータ波形を示し、(C)はFM信号と論理値
の関係を示す。図5(A),(B)に示すように、ID
領域16i は、プリアンブルデータ(0000h、hは
16進数を示す。以下同じ)が記録されるプリアンブル
領域160i 、同期データ(AAh)が記録される同期
データ領域162i 、IDデータ(例えば01h)が記
録されるIDデータ領域164i およびポストアンブル
データ(0h)が記録されるポストアンブル領域166
i から構成され、これらの領域から得られるデータ波形
は図5(B)に示す通りとなる。
【0018】PG信号発生回路326は、再生信号処理
回路32から入力された再生信号RFからヘリカルトラ
ック120i のデータ領域14i の先頭を検出し、図4
(B)に示す信号PGSを生成してウィンドウ信号発生
回路328に対して出力する。クロック発振回路332
は、図8(A)に示して後述する所定の周波数、例えば
32MHzのクロック信号MCを生成し、FM識別回路
324、ウィンドウ信号発生回路328およびデータ速
度検出回路330に対して出力する。
【0019】ウィンドウ信号発生回路328は、PG信
号発生回路326から入力された信号PGSおよびクロ
ック発振回路332から入力されたクロック信号MCに
基づいて、図4(B)に示した信号PGから遅延時間T
だけ遅れたタイミングで、図4(A)に示すヘリカルト
ラック120i のID領域16i に対応する再生信号R
FWを生成し、信号RFWをRFゲート回路322に対
して出力する。RFゲート回路322は、図4(C)に
示した信号RFWが論理値1の間、再生信号RFを通過
させ、図4(D)に示すID領域16i に対応する再生
信号RFを信号RFGSとしてFM識別回路324に対
して出力する。
【0020】データ速度検出回路330は、図4(C)
に示した信号RFWが論理値1である間、図6および図
7を参照して後述するように、信号RFGSのデータ速
度をクロック信号CMで計数(カウント)することによ
り測定し、その測定結果を信号SPとしてFM識別回路
324に対して出力する。FM識別回路324は、信号
SPに基づいて、信号RFGSの変化点を検出して信号
RFTSとしてデータ速度検出回路330に対して出力
するとともに、信号RFGSをNRZ信号に変換し、信
号CDS,TPとしてIDデコーダ36に対して出力す
る。
【0021】以下、図6を参照してデータ速度検出回路
330およびFM識別回路324の構成を説明する。図
6は、図2に示したデータ速度検出回路330およびF
M識別回路324の構成を示す図である。図6に示すよ
うに、データ速度検出回路330はRFW信号変化点検
出回路(RFWT)344、変化点カウンタ(TC)3
46および時間カウンタ(TMC)348から構成さ
れ、FM識別回路324は、RF信号変化点検出回路
(RFT)340、変化点間時間カウンタ(TTC)3
42から構成される。
【0022】以下、データ速度検出回路330およびF
M識別回路324の動作を説明する。図7は、図6に示
したデータ速度検出回路330およびFM識別回路32
4の各信号の波形を示す図であって、(A)は信号RF
GSの波形を示し、(B)は信号RFTSの信号を示
し、(C)3K/4パルス(図6に図示せず)の波形を
示し、(D)は信号CDSの波形を示し、(E)は信号
TPの波形を示す。
【0023】RF信号変化点検出回路340は、RFゲ
ート回路322から入力された信号RFGSの変化点を
検出し、図7(B)に示す信号RFTSを生成して変化
点間時間カウンタ342および変化点カウンタ346に
対して出力する。RFW信号変化点検出回路344は、
ウィンドウ信号発生回路328から入力された信号RF
Wの変化点を検出して、信号RFWSとして変化点カウ
ンタ346に対して出力する。
【0024】変化点カウンタ346は、信号RFWSが
信号RFWの変化点を検出してから信号RFTSの数を
計数して信号START,STOPを生成し、時間カウ
ンタ348に対して出力する。時間カウンタ348は、
信号STARTが活性化して(論理値1になって)から
信号STOPが活性化するまでクロック信号MCを計数
して、プリアンブルデータに対応する信号RFTS(信
号RF)のデータ速度を図7(A)に示す信号RFGS
の一周期に対応する信号MCが、数値Kだけあることを
計数して検出し、数値Kを信号SPとして変化点間時間
カウンタ342に対して出力する。
【0025】変化点間時間カウンタ342は、図7
(B)に示す信号RFTSの立ち上がり点からクロック
信号〔K×3/4〕個(ただし、記号〔X〕は、Xを超
えない整数を示す)だけ遅れたタイミングで立ち下がる
図7(D)に示す信号3K/4を生成する。変化点間時
間カウンタ342は、信号3K/4が立ち下がる点にお
ける信号RFGSの論理値を保持して出力することによ
り、信号RFGSをNRZ符号に変換し、再生した図5
に示したID領域16i に記録されたIDデータ等を再
生し、図7(D)に示す信号CDSとしてIDデコーダ
36に対して出力する。さらに、変化点間時間カウンタ
342は、図7(C)に示した信号3K/4、および、
図7(B)に示した信号RFTSに基づいて、図7
(E)に示すタイミングの信号TPを生成してIDデコ
ーダ36に対して出力する。
【0026】なお、以上述べたデータ記録再生装置1の
各構成要素の内、データ速度検出回路330が本発明に
係るデータ速度検出手段に相当し、FM識別回路324
が本発明に係る識別データ再生手段に相当する。また、
データ速度検出回路330の変化点カウンタ346が本
発明に係るデータパターン抽出手段に相当し、データ速
度検出回路330の時間カウンタ348が本発明に係る
計数手段に相当する。また、データ記録系40が本発明
に係る記録手段に相当する。
【0027】以下、上述した各図および図8を参照して
データ記録再生装置1の動作を説明する。図8は、チャ
ネルデコーダ回路34の各部分の動作を示す図であっ
て、(A)はクロック信号MCの波形を示し、(B)は
図1および図2に示した信号RFの波形を示し、(C)
は図4(C)に示した信号RFWの波形を示し、(D)
は図7(B)に示した信号RFTSの波形を示し、
(E)は図7(B)に示した信号PGSの波形を示し、
(F)は変化点カウンタ346が、信号PGSが立ち下
がってから信号STARTを活性化するまでの期間を論
理値0で示し、(G)は変化点カウンタ346が出力す
る信号STARTの波形を示し、(H)は変化点カウン
タ346が、信号STARTを活性化してから信号ST
OPを活性化するまでの期間を論理値0で示し、(I)
は信号STOPの波形を示し、(J)は信号SPの波形
を示し、(K)は図7(D)に示した信号CDSの波形
を示す。
【0028】まず、データ記録再生装置1が磁気記録テ
ープ12にデータを記録する場合について説明する。操
作端末56を介してデータ記録再生装置1の利用者から
所定の操作情報が入力されると、制御回路52は操作情
報に従って、データ記録再生装置1の各構成要素を制御
し、磁気記録テープ12を所定の速度で走行させる。デ
ータ処理系20に入力データIDとして入力されたデー
タは、データ処理系20を介して記録信号処理回路42
に入力される。
【0029】一方、IDコーダ46は、システムバス5
4を介した制御回路52の制御に従って、磁気記録テー
プ12の各ヘリカルトラック120i のID領域16i
に記録するデータを生成して信号WIDSとしてチャネ
ルコーダ44に対して出力する。チャネルコーダ44
は、信号WIDSに基づいて、ID領域16i に記録す
るプリアンブルデータ、同期データ、IDデータおよび
ポストアンブルデータを生成し、信号WCSとして記録
信号処理回路42に対して出力する。記録信号処理回路
42は、図5(A)に示したID領域16i のプリアン
ブル領域160i 、同期データ、IDデータおよびポス
トアンブル領域166i それぞれに、プリアンブルデー
タ、同期データ、IDデータ、および、ポストアンブル
データを記録し、入力データIDとして入力されたデー
タを記録ヘッド108を介してID領域16i のデータ
領域14i ,18i に記録する。
【0030】以下、データ記録再生装置1が磁気記録テ
ープ12からデータを読み出す動作を説明する。操作端
末56を介してデータ記録再生装置1の利用者から所定
の操作情報が入力されると、制御回路52は操作情報に
従ってデータ記録再生装置1の各構成要素を制御し、磁
気記録テープ12を所定の速度で走行させる。再生信号
処理回路32は、再生ヘッド106を介して信号REA
Dとして読み出した信号を等化処理して信号RDとして
データ処理系20に対して出力し、信号RFとしてチャ
ネルデコーダ回路34に対して出力する。データ処理系
20は、信号RDを再生してヘリカルトラック120i
のデータ領域14i ,18i に記録されたデータを再生
して出力データODとして出力する。
【0031】図8(B)に示す信号RFは、チャネルデ
コーダ回路34のRFゲート回路322およびPG信号
発生回路326に入力され、PG信号発生回路326は
図8(D)に示す信号PGSを生成してウィンドウ信号
発生回路328に対して出力する。ウィンドウ信号発生
回路328は、信号PGS、および、図8(A)に示す
クロック信号MCに基づいて図8(C)に示す信号RF
Wを生成してデータ速度検出回路330に対して出力す
る。RFゲート回路322は、信号RFWが活性化して
いる(論理値1である)期間だけ信号RFを通過させて
信号RFGSとしてFM識別回路324に対して出力す
るデータ速度検出回路330のRF信号変化点検出回路
340は、図8(D)に示す信号RFTSを生成して変
化点間時間カウンタ342に対して出力する。一方、R
FW信号変化点検出回路344は、図8(C)に示した
信号RFWの変化点を検出して変化点カウンタ346に
対して出力する。
【0032】変化点カウンタ346は、図8(E)に示
す信号PGSが論理値0になってから一定数、例えば7
個の、図8(D)に示す信号RFTSを、図8(F)に
示す期間だけ計数して図8(G)に示す信号START
を活性化して時間カウンタ348に対して出力し、さら
に一定数、例えば3個の信号RFTSを、図8(H)に
示す期間だけ計数して、図8(I)に示す信号STOP
を活性化して時間カウンタ348に対して出力する。時
間カウンタ348は、信号STARTが活性化してから
信号STOPが活性化するまでの期間、つまり、図8
(F)に示すnから図8(I)に示すmまでの期間、ク
ロック信号MCを計数して、信号RF、1周期分のクロ
ック信号MCの数、数値Kを信号SPとして変化点間時
間カウンタ342に対して出力する。信号SPは、図8
(J)に示すタイミングで、その時点で再生の対象とな
っているヘリカルトラック120i に対応する新たなデ
ータとなる。
【0033】変化点間時間カウンタ342は、信号RF
TS,信号RFGSおよびクロック信号MCに基づい
て、図7(C)に示す信号3K/4を生成し、この信号
3K/4を用いて信号RFGSをNRZ符号に変換し、
図8(K)に示す信号CDSとしてIDデコーダ36に
対して出力する。なお、図8(K)に示す期間aのデー
タはプリアンブルデータであり、期間bのデータは同期
データのデータであり、期間cのデータはIDデータ、
例えば01hであり、期間dのデータはポストアンブル
データ(0h)である。さらに、変化点間時間カウンタ
342は、図7(E)に示す信号TPを生成してIDデ
コーダ36に対して出力する。IDデコーダ36は、信
号CDS,TPに基づいて、例えば同期データに後置さ
れたデータをIDデータとして識別し、システムバス5
4を介して制御回路52に対して出力する。制御回路5
2は、以上述べたように再生したIDデータを、例えば
データの検索等の処理に用いる。
【0034】以上述べたように、本発明のデータ記録再
生装置1によれば、PLL回路をプリアンブルデータに
対応する再生信号RFに同期させてからIDデータを再
生する必要がないので、プリアンブル領域PRを広げる
必要がなく、疑似ロック現象の発生といった不具合も発
生しない。以上説明したデータ記録再生装置1におい
て、各信号の波形およびその論理値は例示であり、設計
上の都合により任意に変更することができる。また、例
えばチャネルデコーダ回路34を適切な変形により、他
の記録媒体、例えば光学式ディスクを用いた記録再生装
置のIDデータの再生に用いることも可能である。ま
た、必ずしもRF信号、1周期分のクロック信号MCを
計数する必要はなく、例えば2周期分のクロック信号M
Cを計数するように構成してもよい。以上述べた第1の
実施例に示した他、本発明のデータ記録再生装置は、例
えば各構成要素を同等の機能を有する回路で置換する、
あるいは、適宜、同等の機能を有するソフトウェア的な
手段で実現する等、種々の構成をとることが可能であ
る。
【0035】
【実施例2】以下、図9〜図11を参照して本発明の第
2の実施例を説明する。図9は、第2の実施例における
図7(C)に示した信号3K/4を発生する3K/4発
生回路60の構成を示す図である。3K/4発生回路6
0は、図7(C)に示した信号3K/4を発生する回路
を簡単な回路で実現したものである。3K/4発生回路
60は、時間カウンタ600と3K/4パルス発生回路
(3K/4PG)602とから構成されている。以下、
図10を参照して3K/4発生回路60の動作を説明す
る。図10は、3K/4発生回路60の動作を示す図で
あって、(A)はクロック信号MCを示し、(B)はプ
リアンブル部分の再生信号を示し、(C)はクロック信
号MCが計数される期間を示し、(D)は時間カウンタ
600内部のカウントパルス(CP)を示し、(E)は
時間カウンタ600の計数値のビット2〜ビットp
(〔b2 〜bp 〕)を示し、(F)は時間カウンタ60
0内部のデータロード信号を示し、(G)は時間カウン
タ600内のダウンカウンタ(DC)を示す。
【0036】図10に示すように、時間カウンタ600
は、図10(B)に示す再生信号のプリアンブル部分の
信号の、図10(C)に示す3T分のゲート期間を、図
10(A)に示すクロック信号MCで計数する。つま
り、時間カウンタ600は、図10(D)に示す期間の
クロック信号(カウントパルスCP)を計数し、3Kに
相当するカウント値を得る。時間カウンタ600が計数
したカウント値から下位2ビット(ビット1,0)を除
くと、図10(E)に示すように、時間カウンタ600
によるクロック信号MCの計数の終了後、直ちに計数値
3K/4を得ることができる。
【0037】この信号3K/4は、時間カウンタ600
内部のダウンカウンタに、図10(F)に示すタイミン
グでロードされる。時間カウンタ600のダウンカウン
タは、クロック信号MCが入力されるたびに、ロードさ
れた計数値3K/4をカウントダウンしてゆき、図10
(G)に示すように、計数値が0になった場合に信号3
K/4を論理値1にする。
【0038】基本的には、変化点間時間カウンタ342
において用いる信号3K/4に要求される精度は、3K
/4±K/4である。従って、3K/4発生回路60を
用いて信号RFのデータ速度の8倍程度のクロックを用
いた場合、本発明のデータ記録再生装置1においては、
従来の同形式のデータ記録再生装置で必要であったPL
L回路が不要となる。
【0039】信号3K/4に要求される精度が3K/4
±K/4である理由を、図11を参照して説明する。図
11は、信号3K/4に要求される精度を説明する図で
あって、(A)は再生信号を示し、(B)〜(D)は、
信号3K/4の立ち上がり点を示す。図11(A)に示
すように、再生信号を正確に識別するためには、図4
(A)の期間a〜bに信号3K/4の立ち上がり点があ
ればよい、つまり、図4(B)〜(D)に示すいずれの
点(再生信号の立下り点からの遅延時間Td1〜Td
3)で信号3K/4が立ち上がっても、正常に再生信号
を識別することが可能である。
【発明の効果】以上述べたように本発明のデータ記録再
生装置によれば、PLL回路を用いずにデータの再生に
必要なクロック信号を生成することができるデータ記録
再生装置を実現することができる。また、本発明によれ
ば、異なる複数のデータ速度でデータを再生する場合で
あってもプリアンブル領域を広くせずにすむ。また、本
発明によれば、プリアンブル領域を広くしないにもかか
わらず、PLL回路を用いた場合に生じやすかった疑似
ロック等の不具合が生じない。また、本発明によれば、
記録媒体上の実効的なデータを記録する領域を狭めるこ
とがないので、高密度なデータの記録再生が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における本発明のデータ記録再生
装置の構成を示す図である。
【図2】図1に示したチャネルデコーダ回路の構成を示
す図である。
【図3】図1に示した磁気記録テープのヘリカルトラッ
クの構成を示す図である。
【図4】図3に示したヘリカルトラックの各領域と、図
2に示したチャネルデコーダ回路の信号PG,RFW,
RFGSの関係を示す図であって、(A)はヘリカルト
ラックのデータ領域とID領域を示し、(B)は信号P
GSの波形を示し、(C)は信号RFWの波形を示し、
(D)は信号RFGSの波形を示す。
【図5】図4に示したID領域の構成、および、ID領
域に記録されるデータを示す図であって、(A)はID
領域の記録フォーマットを示し、(B)は(A)に示し
たID領域の各領域PR,SYNC,ID,POからそ
れぞれFM信号として再生されたプリアンブルデータ、
同期データ、IDデータおよびポストアンブルデータの
データ波形を示し、(C)はFM信号と論理値の関係を
示す。
【図6】図2に示したデータ速度検出回路およびFM識
別回路の構成を示す図である。
【図7】図6に示したデータ速度検出回路およびFM識
別回路の各信号の波形を示す図であって、(A)は信号
RFGSの波形を示し、(B)は信号RFTSの信号を
示し、(C)3K/4パルス(図6に図示せず)の波形
を示し、(D)は信号CDSの波形を示し、(E)は信
号TPの波形を示す。
【図8】チャネルデコーダ回路の各部分の動作を示す図
であって、(A)はクロック信号MCの波形を示し、
(B)は図1および図2に示した信号RFの波形を示
し、(C)は図4(C)に示した信号RFWの波形を示
し、(D)は図7(B)に示した信号RFTSの波形を
示し、(E)は図7(B)に示した信号PGSの波形を
示し、(F)は変化点カウンタが、信号PGSが立ち下
がってから信号STARTを活性化するまでの期間を論
理値0で示し、(G)は変化点カウンタが出力する信号
STARTの波形を示し、(H)は変化点カウンタが、
信号STARTを活性化してから信号STOPを活性化
するまでの期間を論理値0で示し、(I)は信号STO
Pの波形を示し、(J)は信号SPの波形を示し、
(K)は図7(D)に示した信号CDSの波形を示す。
【図9】第2の実施例における図7(C)に示した信号
3K/4を発生する3K/4発生回路の構成を示す図で
ある。
【図10】3K/4発生回路の動作を示す図であって、
(A)はクロック信号MCを示し、(B)はプリアンブ
ル部分の再生信号を示し、(C)はクロック信号MCが
計数される期間を示し、(D)は時間カウンタ内部のカ
ウントパルス(CP)を示し、(E)は時間カウンタ6
00の計数値のビット2〜ビットp(〔b2 〜bp〕)
を示し、(F)は時間カウンタ内部のデータロード信号
を示し、(G)は時間カウンタ内のダウンカウンタ(D
C)を示す。
【図11】信号3K/4に要求される精度を説明する図
であって、(A)は再生信号を示し、(B)〜(D)
は、信号3K/4の立ち上がり点を示す。
【符号の説明】
1…データ記録再生装置、10…テープ系、12…磁気
記録テープ、120…ヘリカルトラック、14,18…
データ領域、16…ID領域、160…プリアンブル領
域、162…同期データ領域、164…IDデータ領
域、166…ポストアンブル領域、20…データ処理
系、30…データ再生系、32…再生信号処理回路、3
4…チャネルデコーダ回路、322…RFゲート回路、
324…FM識別回路、326…PG信号発生回路、3
28…ウィンドウ信号発生回路、330…データ速度検
出回路、322…RFゲート回路、340…RF信号変
化点検出回路、342…変化点間時間カウンタ、344
…RFW信号変化点検出回路、346…変化点カウン
タ、348…時間カウンタ、36…IDデコーダ、40
…データ記録系、42…記録信号処理回路、44…チャ
ネルコーダ44、46…IDコーダ、50…制御系、5
2…制御回路、54…システムバス、56…操作端末、
60…3K/4発生回路、600…時間カウンタ、60
2…3K/4パルス発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ少なくとも識別データおよび所定
    のデータパターンとが記録されている磁気テープのヘリ
    カルトラックに記録されたデータを再生するデータ記録
    再生装置であって、 前記磁気テープのヘリカルトラックを読み出して得た再
    生信号から前記データパターンそれぞれの時間長を測定
    し、該時間長それぞれに基づいて該ヘリカルトラックそ
    れぞれのデータ速度を検出するデータ速度検出手段と、 前記データ速度検出手段が検出したデータ速度それぞれ
    に対応するタイミングで、前記再生信号から前記ヘリカ
    ルトラックそれぞれの識別データを再生する識別データ
    再生手段とを有するデータ記録再生装置。
  2. 【請求項2】前記データ速度検出手段は、前記再生信号
    の変化点を検出し、該変化点を計数して前記データパタ
    ーンを抽出するデータパターン抽出手段と、 前記データパターン抽出手段が抽出したデータパターン
    の時間長を所定のクロック信号で計数して前記時間長そ
    れぞれを測定する計数手段とを有する請求項1に記載の
    データ記録再生装置。
  3. 【請求項3】前記データパターンは、少なくとも前記ヘ
    リカルトラックそれぞれの識別データを記録する領域に
    前置されたプリアンブルの一部である請求項1または2
    に記載のデータ記録再生装置。
  4. 【請求項4】磁気テープのヘリカルトラックそれぞれ
    に、少なくとも識別データおよび所定のデータパターン
    とを記録する記録手段を有する請求項1〜3のいずれか
    に記載のデータ記録再生装置。
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