JPH08310497A - 飛行機の非常時避難システムを作動準備状態にし解除し起動するための機構、飛行機の非常時避難システムとともに使用するための連動装置、飛行機の非常時避難スライドシステムが作動準備状態であるかどうかを示すための装置、および飛行機の非常時スライド避難システムを起動するための機構 - Google Patents

飛行機の非常時避難システムを作動準備状態にし解除し起動するための機構、飛行機の非常時避難システムとともに使用するための連動装置、飛行機の非常時避難スライドシステムが作動準備状態であるかどうかを示すための装置、および飛行機の非常時スライド避難システムを起動するための機構

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JPH08310497A
JPH08310497A JP8118621A JP11862196A JPH08310497A JP H08310497 A JPH08310497 A JP H08310497A JP 8118621 A JP8118621 A JP 8118621A JP 11862196 A JP11862196 A JP 11862196A JP H08310497 A JPH08310497 A JP H08310497A
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D25/00Emergency apparatus or devices, not otherwise provided for
    • B64D25/08Ejecting or escaping means
    • B64D25/14Inflatable escape chutes

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  • Emergency Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、飛行機の非常時避難システム
を作動準備状態にし、解除し、および起動するための機
構を提供する。 【解決手段】 この発明を用いる非常時避難システム
は、脱出スライドと、非常時避難システムを起動するた
めの、仕切り板の後ろに密封される加圧されたガスを含
む空気圧リザーバ148とを含む。スライドは、スライ
ドの一方の端部に接続される係留棒16を含む。避難シ
ステムが作動準備状態にされると、係留棒は、扉14の
下の、飛行機の胴体12に固定される。避難システムが
作動準備状態にあるときに扉が開かれると、システムは
起動してスライドを広げて膨張させる。システムが解除
されると、係留棒は扉の底部に固定され、非常時避難シ
ステムは扉が開いても起動されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は一般に非常時システムを作動
準備状態にし、解除し、および起動させるための機構に
関し、より特定的には民間旅客機の非常時避難システム
を作動準備状態にし、解除し、および起動させるための
機構に関する。
【0002】
【発明の背景】民間旅客機は、業務用または旅客用入口
扉とともに使用するための膨張可能なスライドを有する
非常時避難システムを含むことがしばしばある。一般
に、このスライドは、折り畳まれた、収縮した形態で扉
の内側に接続される。飛行機が離陸する前に、乗務員は
スライド避難システムを作動準備状態にする。システム
が作動準備状態にされると、スライドのベースは、扉の
下の、飛行機の胴体に固定される。作動準備状態にある
システムでは、スライドに関連付けられた扉が開くと、
避難システムが起動する。システムは、起動すると、1
つ以上の、加圧されたガスの空気圧リザーバを用いて、
扉が開くのを促進し、スライドを広げて膨張させる。乗
務員がシステムを解除すると、スライドのベースは扉に
固定される。したがって、扉が開くと、スライドのベー
スは扉とともに移動し、システムは起動しない。
【0003】この非常時スライド避難システムには3つ
の主な問題点がある。第1に、通常の飛行および着陸の
後、乗務員がシステムを解除することなく扉を開くこと
がある。これにより、スライドが広がって膨張し、航空
会社側の当惑および財政上の出費をもたらす。
【0004】第2に、扉が開いているときに、乗務員が
意図せずしてシステムを作動準備状態にすることが時に
ある。これは、スライドのベースの固定を解除させる。
意図せずして起動されたスライドほど劇的ではないが、
これも、飛行機を再び飛行可能とするのに乗務員がスラ
イドを再固定しなければならないため、航空会社にとっ
て財政上の出費をもたらす。
【0005】第3に、非常時スライド避難システムを起
動するための機構は、その避難システムを起動するため
に、加圧されたガスの空気圧リザーバ内の仕切り板を貫
くのに機械的連係に依存する。この機械的連係は製造お
よび維持するのに複雑でありかつ費用がかかり、正しく
設置および/または維持されない場合には信頼性のない
ものとなり得る。
【0006】これらの問題のいくつかを解決するための
試みがなされてきた。たとえば、日本国特許第3,15
7,297号は、扉が開いているときは作動準備状態に
することを防ぐインターロックを含む、飛行機のスライ
ド避難システムを作動準備状態にし解除するための機構
を教示している。したがって、扉が開いている間は、乗
務員はスライドを扉から固定解除することはできない。
しかしながら、このインターロック(連動)機構は、製
造および設置するのに、不要なほど複雑でありかつ費用
がかかる。
【0007】この発明は前述の問題に対する改良された
解決法を提供する。
【0008】
【発明の概要】この発明は、飛行機の非常時避難システ
ムを作動準備状態にし、解除し、および起動するための
機構を提供する。この発明を用いる非常時避難システム
は、脱出スライドと、非常時避難システムを起動するた
めの、仕切り板の後ろに密封される加圧されたガスを含
む空気圧リザーバとを含む。スライドは、スライドの一
方の端部に接続される係留棒を含む。避難システムが作
動準備状態にされると、係留棒は、扉の下の、飛行機の
胴体に固定される。避難システムが作動準備状態にある
ときに扉が開かれると、システムは起動してスライドを
広げて膨張させる。システムが解除されると、係留棒は
扉の底部に固定され、非常時避難システムは扉が開いて
も起動されない。
【0009】この発明は、飛行機の床部に、扉の各側で
設置される床部取付具の対を含む。各床部取付具は、係
留棒を受けるためのノッチを含む。各床部取付具に含ま
れるつめは、それが係留棒をノッチに保持する位置(シ
ステム作動準備状態)から、係留棒がノッチから引出さ
れてドアの下側端縁に固定され得る位置(システム解
除)に回転可能である。
【0010】この発明にさらに含まれるのは、扉が閉じ
られてロックされる際の床部取付具との係合のための、
飛行機の扉に設置される支持用取付具の対である。各支
持用取付具は、下方に延びる第1の顎部を含む。扉が閉
じられてロックされると、この顎部は係留棒の端部領域
の機内寄り部分を取囲む。
【0011】支持用取付具の各々は、係留棒の端部領域
の機外寄り部分を部分的に取囲むよう回転し得る、第2
の下方に延びる顎部をさらに含む。係留棒を係合するた
めの第2の顎部の回転は、避難システムを解除し、ドア
に位置するハンドルを回転させることによって行なわれ
る。第2の顎部が、その、係留棒を取囲む位置に回転す
ると、各床部取付具のつめは、扉がその開いた状態の方
へ移動する際に床部取付具のノッチから係留棒が抜ける
位置にさらに回転する。連動装置は、第2の顎部を作動
させる連係に組入れられ、係留棒を解放するような方向
に第2の顎部が回転するのを防ぐことによって顎部と支
持用取付具との間における(およびゆえに扉への)係留
棒の継続した固定を確実にする。この連動装置の特徴に
より、避難システムの不注意な操作による、係留棒の偶
発的解放または落下が防がれる。
【0012】非常時避難システムを作動準備状態にし解
除するハンドルを、システムが作動準備状態にされる位
置に回転させると、第2の顎部は、係留棒の端部領域を
部分的に取囲まない位置に回転し、係留棒は床部取付具
のつめによって床部取付具の凹部に保持される。システ
ムが作動準備状態となっている状態で扉が開かれると、
脱出スライドは自動的に展開される。
【0013】この発明の現在の好ましい実施例は、非常
時避難システムを信頼性をもって起動させるための構成
を含む。この起動構成に含まれるのは、扉をその開いた
位置に動かす空気圧リザーバに取付けられる導火爆管で
ある。バッテリまたはほかの電力源は2つの直列接続さ
れるスイッチを介して導火爆管に接続される。システム
を作動準備状態にし解除するハンドルが作動準備状態位
置にあるとき、第1のスイッチは閉じられる。内側の扉
ハンドルがその開いた位置に動かされると、第2のスイ
ッチが閉じる。したがって、システムが作動準備状態に
ある状態で扉が開かれると、電流が導火爆管に流れ、そ
れが仕切り板を貫いて、第1の空気圧リザーバによって
ドアを開くように動かし、次いで、第2の空気圧リザー
バによってスライドを膨張させる。
【0014】この発明は、非常時避難システムが作動準
備状態にあることを視覚的に示すフラグをさらに設け
る。このフラグは床部取付具のつめから延び、つめがロ
ック位置からロック解除位置に回転すると第1の位置か
ら第2の位置に移動する。つめがロック位置にあるとき
は(係留棒は床部取付具によって固定される)、フラグ
の鮮明に色付けされた領域(またはほかの表示)を容易
に認めることができる。
【0015】この発明の前述の局面および付随する利点
の多くは、それが添付の図面と関連して以下の詳細な説
明を参照することによってよりよく理解されれば、より
容易に理解されるであろう。
【0016】
【好ましい実施例の詳細な説明】図1は、飛行機の業務
用または旅客用入口扉14に取付けられる、この発明に
従う機構10の好ましい実施例を示す。機構10は、扉
12を通って飛行機から速やかに出るために展開され得
る非常時スライド避難システムを作動準備状態にし解除
する。この避難システムは(図1には図示せず)、扉1
4の内側面に固定されるコンテナ内に収縮され折り畳ま
れた形態で収容される膨張可能なスライドを含む。スラ
イドのベースは、コンテナの下側端部から延びる。機構
10がシステムを作動準備状態にすると、スライドのベ
ースは、扉14の下の、飛行機の胴体12に固定され
る。システムが作動準備状態にされたときに扉14を開
くと、システムはスライドを膨張させて広げる。
【0017】図1において、スライドの端部は、扉14
の最下部に位置する係留棒16に固定される。機構10
は、システムを作動準備状態にするために、係留棒16
を、扉14下の飛行機の胴体12に接続する。したがっ
て、避難システムがスライドを起動させると、スライド
のベースは扉14下の胴体に固定され、スライドは広が
って膨張する。システムを解除するためには、機構10
は係留棒16を扉14に接続する。ゆえに、扉14が開
くと、スライドは扉とともに移動する。
【0018】機構10は、それがスライド避難システム
を作動準備状態にするときに係留棒16の端部を受ける
ための、扉14の対向する端部に取付けられる床部取付
具18を含む。各床部取付具18は、扉14の最下部に
取付けられる対応する支持用取付具20と着脱可能なよ
うに噛み合う。避難システムが解除されると、支持用取
付具20は係留棒の端部を扉14に固定する。
【0019】扉14が閉じられてロックされると、扉1
4は、支持用取付具20を床部取付具18と垂直に整列
させて、支持用取付具を床部取付具と噛み合わせる。特
定的には、図1の扉14は、その掛け金が外されるかま
たはロック解除されると飛行機の胴体に対して上方に移
動するタイプの、業務用または旅客用入口扉である。そ
の後、扉は外方向に揺動して飛行機への入口を開く。扉
14が閉じられる際には、扉14は、内方向へ揺動し、
次いで胴体12に対して下方に移動して、扉の掛け金を
掛けるかまたは扉をロックする。したがって、扉14を
閉じると、各支持用取付具20はその関連付けられる床
部取付具18と垂直に整列する。さらに、扉14をロッ
クすると、支持用取付具20は床部取付具18との係合
のために(扉とともに)下方へ動く。乗務員は扉14の
内側にある扉ハンドル21を第1の位置から第2の位置
へ回転させて扉14をロックおよびロック解除する。
【0020】図1に図示されるように、トルク管22は
支持用取付具20の間を延びる。避難システム作動準備
シーケンス中は、支持用取付具20が係留棒16を解放
するよう、トルク管22は一方の方向に回転する。避難
システム解除シーケンス中は、係留棒16をつかむよ
う、トルク管22は他方の方向へ回転する。トルク管2
2を必要な方向に回転させるために、扉14の内側に取
付けられるハンドル24が第1の位置と第2の位置との
間で操作される。ハンドルからのトルクをトルク管に伝
達するために、プッシュプルケーブル26がハンドル2
4を扉14の最下部でトルク管22に接続する。ブッシ
ュプルケーブル26は、それがハンドル24とトルク管
22との間において軸力を伝達することを可能にする、
相対的に硬い外側鎧装を有するタイプのものである。ハ
ンドル24が回転し、それに次いで、トルク管22が回
転すると、鎧装内に摺動可能なように取付けられたケー
ブルは上方および下方に延ばされる。代替的に、従来的
な連係ロッド、または非限定的な例示的例としてのプー
リーシステム等のほかの構造を用いて、ハンドル24か
らのトルクをトルク管22に伝達することもできる。
【0021】図2を参照すると、係留棒16は、断面の
外形が実質的に矩形である中間体部分28を含む。円筒
形の端部部分30は、中間体部分28の各端部から、中
間体部分28の長手軸におおむね平行な共通軸に沿って
延びる。
【0022】各床部取付具18は、飛行機の胴体12に
取付けるためのベース32を含む。好ましくは、ベース
32は、それを胴体12に取付けるためにボルト36
(または別のタイプの貫通留め具)が通って延びる、水
平に延びるフランジ34を含む。ベース32は、それと
飛行機の胴体12との間にシム(図示せず)を挿入しま
たは取外すことによって、上方および下方に調整可能で
ある。加えて、ベース32の機内寄りおよび機外寄りの
位置、つまり、扉へ向かうまたは扉から離れる方向にお
けるベースの位置は、ベースと胴体12との間に挿入さ
れるのこ歯付プレート(図示せず)を用いて調整可能で
ある。プレート上ののこ歯状切欠きはベース32の底部
上に形成されるのこ歯状切欠きと選択的に噛み合わされ
て、ベースの機内寄りおよび機外寄りの位置を調整す
る。
【0023】図4を参照すると、ノッチ状凹部40は各
ベース32の中央領域に位置する。凹部40は扉14と
対面せず、係留棒16の円筒形端部部分30を受けるた
めに位置される。扉14から遠ざかるように下方に傾斜
する、おおむね平坦な、滑らかな面の部分38は、ノッ
チ40の下側面を形成する。係留棒16の中間体部分に
面するノッチ40の端部は、図2に図示される態様で、
係留棒の円筒形部分30がノッチ40内に延び得るよう
開口している。ノッチ40の対向する端部は、上方かつ
外方に延びる壁部44によって末端をなされる。第2の
壁部44は、ベース32の対向する側面に沿って延び
る。
【0024】壁部44の間に位置するのは、ピン46の
まわりを回転するために取付けられるダイヤモンド形の
つめ42である。ノッチ40に近い方のつめ42の端部
がその最も下方の位置またはロック解除位置に回転する
と、係留棒16の円筒形端部部分30はノッチ40内に
移動しまたはノッチ40から引出され得る(図3および
図4)。つめ42の端部がその最も上方の回転位置また
はロック位置にあるときには、係留棒の円筒形部分30
はノッチ40内に捕捉され保持される(図5および図
6)。つめ42は、それをロック位置に保持する重心を
有する。加えて、ねじりばね(図示せず)が、つめ42
をロック位置に片寄せるよう、ピン46の周囲を取囲
む。したがって、係留棒16の円筒形部分30がノッチ
40に位置されると、つめ42は係留棒を床部取付具1
8にロックする。
【0025】フラグ48は、ノッチ40に対向する、つ
め42の端部に取付けられる。フラグは、一方の脚部が
つめ42に取付けられる、おおむねL形のブラケット5
0を含む。他方の脚部は上方に延びる。一方の脚部が他
方の脚部よりも長い、おおむねV形のプレート52は、
L形ブラケット50の横脚部に取付けられる。V形プレ
ート52の長脚部は、V形プレートが下方に開いた状態
で、L形プレート50の上方に延びる脚部に取付けられ
る。ブラケット50とプレート52とは、貫通型留め
具、溶接、半田付け、接着剤等を用いる等の、当該分野
において公知の任意の方法で互いに接続されてもよい。
後でより詳細に論じられるように、好ましくは、フラグ
48の少なくともある部分は、黄、オレンジ、または赤
等の、容易に人目を引く色を塗布される。
【0026】扉14に最も近い、床部取付具18のベー
ス32の部分は、扉14に向かって角をなすように上方
に延びるフィンガー状突起54を含む。後でより詳細に
説明されるように、フィンガー54は、扉14が閉じた
状態になると、支持用取付具20上の連動装置を起動さ
せる。
【0027】図2で最もよくわかるように、支持用取付
具20は扉14に取付け可能なベースプレート56を含
む。ベースプレート56から下方へ延びるのは顎部58
である。図5に示されるように、扉14が閉じられてロ
ックされると、顎部58の丸みを付けられた内側端縁5
9が係留棒16の円筒状端部部分を部分的に取囲むよ
う、顎部58は床部取付具18の壁部44の間に位置さ
れる。
【0028】図2にさらに見られるように、第1の連係
部材または溝付ベルクランク60は、ベースプレート5
6の垂直に延びる平坦面57に回転可能なように取付け
られる。より特定的には、ベルクランク60にプレスば
めされるかもしくはほかの態様で連結されるピンまたは
車軸62は、ベースプレート56にある好適に寸法取り
された開口部を通過して、トルク管22の一方の端部に
接続する。係留棒16の軸の中心線に実質的に平行であ
るトルク管22の回転は次いで車軸62を回転させて、
ベルクランク60を回転させる。
【0029】ベルクランク60の一方の端部にあるの
は、扉14から概して遠ざかる方を指す方向に車軸62
から遠ざかるように延びる接続アーム64である。接続
アーム64の遠端にあるのは、丸みを付けられた端部領
域を有する溝68である。溝68の長手軸は、接続アー
ム64の長手軸と実質的に一致する。
【0030】ベルクランク60の対向する端部にあるの
は、接続アーム64と鈍角をなすよう車軸62から下方
へ延びる連動アーム66である。連動アーム66の遠端
は鳩尾形を形成する。
【0031】第2の連係部材70は、ベルクランク60
の下かつ機内寄りの位置で、平坦面57に、回転可能な
ように取付けられる。より特定的には、各ベースプレー
ト56の底部機内寄り部分は、飛行機の床部に向かって
下方へ延びる、2つの隔たった、実質的に平行なフラン
ジ領域76および78を形成するよう構成される。
【0032】フランジ76と78との間を上方に延びる
のは、第2の連係部材70の第1のアーム80である。
第2の連係部材70(つまり第1のアーム80)が、係
留棒16の長手軸におおむね平行である軸の周囲を回転
可能なよう、ピンまたは車軸82は、フランジ76およ
び78の整列した開口部と、第2の連係部材70の第1
のアームの開口部とを通過する。
【0033】第2の連係部材70の第1のアーム80
は、車軸82を取囲む、おおむね矩形の断面の中央領域
81を含む。飛行機の扉から最も遠い、第1のアーム8
0の端部は、下方に向いたフィンガー84を形成する。
さらに詳細に記載されるように、フィンガー84は扉を
開くシーケンス中につめ42を圧迫して、つめ42が氷
またはほかの異物によって適所で詰まるかまたは動かな
くならないようにすることを保証する。
【0034】飛行機の扉14に近い方の第1のアーム8
0の端部領域は、(1)第1のアーム80とベースプレ
ート56との間に第2の相互接続を設け、(2)避難シ
ステムが解除され飛行機の扉14が開かれると、係留棒
16が床部取付具から解放されるよう、つめ42を下方
へ回転させ、(3)避難システムが解除され扉がその開
いた位置と閉じた位置との間を動いているときに、係留
棒16を飛行機の扉14に固定するために、係留棒16
の円筒形端部部分30を取囲むようベースプレート56
の顎部58と相互作用するよう、寸法決めされ配置され
る。
【0035】第1のアーム80の、ベースプレート56
との第2の相互接続を設けるために、第1のアーム80
は、2つの上方に延びる、実質的に平行な、隔たったフ
ランジ領域90および92を含む。溝68を含む、ベル
クランク60の端部は、フランジ領域90と92との間
を延びる。ピンまたは車軸98は、フランジ領域90お
よび92の好適にサイズ決めされた開口部を通過する。
溝68内には、車軸98を適応させるための中央通路を
有する円筒形ローラがある。ローラ96は、この後論じ
るこの発明の操作シーケンス中に、フランジ領域90お
よび92(およびしたがって、第2の連係部材70の第
1のアーム80)を溝68に沿って横方向に移動させ
る。
【0036】図2ないし図5からわかるように、第1の
アーム80のフランジ領域90は車軸82を受けるフラ
ンジ90の領域から遠ざかるように角をなして下方に延
びて、顎部94を形成する。顎部94は、外形が幾分フ
ック状であり、非常時避難システムが解除されると係留
棒16の円筒形部分30を部分的に取囲むよう構成され
る。図4に示されるように、およびより詳細に記載され
るように、顎部94は、飛行機の扉14に面する円筒形
部分30の部分を取囲み、非常時避難システムが解除さ
れると係留棒16を飛行機の扉14に固定するよう支持
用取付具20の顎部58と協働して作用する(図3およ
び図4に図示)。
【0037】フランジ90および92の下側領域は、フ
ランジと第1のアーム80の中央領域81との間の移行
部を形成するよう丸みを付けられる。フランジ90およ
び92の丸みを付けられた下側部分の間には、円筒形ロ
ーラ88がある。図3に見られるように、飛行機の扉1
4が閉じられ、非常時避難システムが解除された状態に
あるとき、円筒形ローラ88とフランジ90および92
の丸みを付けられた端縁とはつめ42を圧迫して、扉1
4に面するつめ42の端部を下方に回転させる。図4に
示されかつこの後詳細に記載される態様で避難システム
が解除され飛行機の扉が開かれる際に、つめ42をこの
回転した位置に動かすことによって、係留棒16の円筒
形部分30を床部取付具の凹部40から移動させること
が可能となる。
【0038】図2において概して参照番号100で示さ
れる連動装置は、非常時避難システムが解除され飛行機
の扉14が開いているときに係留棒16を解放させるよ
うな態様でのこの発明の操作を防ぐ。このような連動装
置がなければ、扉ハンドル24を作動準備状態位置に回
転させて、それによって、係留棒16を解放してそれを
扉14の下側端縁から下方に落下させることが可能とな
るであろう。
【0039】図2ないし図6に示される構成では、連動
部100は、扉14に最も近い、ベースプレート56の
下側角部領域に取付けられる。ベースプレート56の平
坦面57に隣接して位置されるベルクランク102は、
上方に延びる係合アーム104を含む。駆動アーム10
6は係合アーム104と鈍角をなし、飛行機の扉14か
ら遠ざかるように上方を指す。ピン110は、ベルクラ
ンク102が係留棒16の長手軸に平行である回転軸の
まわりを回転し得るよう、係合アーム104と駆動アー
ム106との間を延びるベルクランク102の部分を通
過する。
【0040】係合アーム104の上側端部には、ベルク
ランク60の溝68に向かって内方向に延びるフィンガ
ー112がある。連動部のベルクランク102とベース
プレート56の平坦面57との間にあるねじりばね11
8は、ベルクランク102を図2に示される位置に片寄
せるようピン110の周囲を取囲む。この位置では、係
合アーム104はベルクランク60の方向に動かされ、
係合アーム104のフィンガー112はベルクランク6
0が半時計回りに回転するのを防ぐ。
【0041】駆動アーム106の端部領域は、ベルクラ
ンク102から遠ざかったところで直角に突出するよう
曲げられるかまたはほかの態様で形成される。駆動アー
ム106の直角に突出した部分には調整可能な停止部1
16(図2ないし図6においてはボルトとして図示され
る)がある。扉が閉じられると、図3および図5に示さ
れるように、停止部116は床部取付具18のフィンガ
ー状領域54の上面を圧迫する。この発明の好ましい実
施例では、停止部116を形成するボルトの頭部は、衝
撃力を散らして摩耗を低減することになる柔軟な材料で
被覆される。停止部116が床部取付具18に押し付け
られると、連動装置100のベルクランク102は、溝
付ベルクランク60の連動アーム66がベルクランク1
02のフィンガー112を通過して上方に揺動する位置
に回転させられる。より詳細に記載されるように、扉が
閉じられて機構ハンドル24がシステム解除位置からシ
ステム作動準備状態位置に動かされると、上述の態様で
ベルクランク102が回転することによって、係留棒1
6は扉14から解放される。
【0042】避難システムが解除され扉14の掛け金が
掛かっていないとき、支持用取付具20は図4に示され
るように床部取付具18の上に位置する。したがって、
停止部116はもはや床部取付具18のフィンガー54
を圧迫せず、ねじりばね118はベルクランク102の
係合アーム104を動かして溝付ベルクランク60の連
動アーム66に当接させる。これにより、連動部のベル
クランク102の係合アーム104のフィンガー112
は溝付ベルクランク60の連動アーム66の下に位置さ
れ、それによって、スライド避難システムが偶発的に作
動準備状態となってその結果係留棒16が不注意に解放
されるのを防ぐ。
【0043】この発明は、飛行機の通常の出発および到
着の間におけるこの発明の操作と、非常時避難中におけ
るこの発明の操作とを考慮することによってより十分理
解され得る。
【0044】飛行機の出発準備の際、飛行機の扉14は
その閉じられる位置に揺動される。扉が閉じられてはい
るがまだ掛け金が掛かっていない状態を示す図4に見ら
れるように、係留棒16の円形端部部分30は支持用取
付具20の顎部58と94との間にしっかりとつかま
れ、それによって、係留棒16を扉14の底部に保持す
る。ベルクランク106のフィンガー112はベルクラ
ンク60の上側端部の下を延び、それによって、ベルク
ランク60を回転させて係留棒16を顎部58と94と
の間における固定から解放するような態様で扉14のハ
ンドル24(図4には図示せず)が回転するのを防ぐ。
システムがこの状態にあるとき、床部取付具18のつめ
42はその上側端部が凹部40の開口部と交差して延び
るよう片寄せられる。扉14の掛け金が掛けられると、
扉は下方に動き、各ベースプレート56を動かして関連
付けられる床部取付具18に当接させる。図3に示され
るように、飛行機の扉14の掛け金を掛けることによ
り、係留棒16の円形端部部分30は床部取付具18の
凹部40に置かれる。このシーケンスのこの時点では、
係留棒16は、ベースプレート56の顎部58および9
4によって扉の底部に固定されたままである。さらに、
飛行機の扉14がその、下方の、掛け金が掛けられる位
置へ動くと、ローラ88と、ベースプレート56の第1
のアーム80の丸みの付いた角部86とが、床部取付具
18のつめ42の上側端部を下方に押すことが注目され
得る。これにより、つめ42の上側端部は、それがベー
スプレート56の凹部40の開口部を横切って延びない
よう下方に回転する。加えて、扉14が下方に動くと、
ベルクランク102の停止部116の端部が、床部取付
具18の、上方に延びるフィンガー状部分54と接触す
る。扉が図3の、完全に下方のかつ掛け金が掛けられた
位置にあるとき、ベルクランク60の上側端部をベルク
ランク102のフィンガー112を超えて下方に通過さ
せる位置にベルクランク102が回転する状態で、停止
部116はベースプレート56のフィンガー状突起54
を圧迫する。
【0045】操作シーケンスの次のステップは、離陸の
ために非常時避難システムを作動準備状態にすることで
ある。システムを作動準備状態にするためには、機構1
0のためのハンドル24は、プッシュプルケーブル26
にベルクランク60を(図2ないし図6に示される向き
に対して)時計回りの方向に回転させる位置に回転され
る。図5を特に参照すると、ベルクランク60の回転は
第1のアーム80の対応する回転を生じさせて、顎部9
4は係留棒16の円形端部30から離れるように回転す
る。加えて、第1のアーム80の回転によって、ローラ
88と第1のアーム80の丸みを付けられた角部とが、
上方にかつつめ42の端部から離れるように移動する。
これによりつめ42は解放され、つめ42は、それが、
係留棒の円形端部部分30が凹部40から移動するのを
防ぐのに十分な量だけ凹部40の開口部を横切って延び
る、片寄せられた位置に戻る。乗務員に対する、システ
ムを作動準備状態にする肯定の触知可能表示を与えるた
めに、ベルクランク60が作動準備状態位置に回転する
とベルクランク60の上側端縁は停止機構と接触する。
図2に最もよく見られるように、この停止機構は、ベー
スプレート56の表面においてベルクランク60の上の
位置から直角に外方へ突出するフランジ120を含む。
ボルト116または同様の調整可能な停止装置は、フラ
ンジ120を通って上方に延びる。ベルクランク60が
作動準備状態位置に揺動すると、ベルクランクの上側端
縁はボルト116の頭部に対して押しつけられて、幾分
可撓性のプッシュプルケーブル26の代わりに固体部材
によって連結されるハンドル構造の作動を真似る「ボト
ムアウト」効果を与える。
【0046】飛行機が通常どおり目的地に到着すると、
乗務員は、機構10のハンドル24を解除位置に回転さ
せることによってシステムを解除する。これにより、ベ
ルクランク60は、図3に示される既に説明した位置に
回転する。ベルクランク60が解除位置に揺動すると、
ベルクランク60の上側端部の上側面が停止機構と接触
して、ハンドル24が解除位置に達したという触知可能
な表示を与える。この触知可能な表示を与える停止機構
は、ハンドル24がシステム作動準備状態位置にあるこ
とを示すための、既に説明した停止機構と同様の構成で
ある。特定的には、ベースプレート56においてベルク
ランク60の上側端部の上の位置から、直角に突出する
フランジ122が延びている。調整可能な停止部116
(示される構造ではボルトである)は、フランジ122
を通って上方に延びる。
【0047】システムが解除状態にある状態で、乗務員
が飛行機の扉14の掛け金を外すと、扉14は図4に関
連して説明された位置に向かって上方へ移動する。扉が
図4に示される位置に移動すると、ベルクランク102
は回転することができる(図3および図4においては半
時計回り)ので、ベルクランク102のフィンガー状突
起112はベルクランク60の上側端部の下を延び、そ
れによって、機構ハンドル24がシステム作動準備状態
位置に動くのを防ぐ態様でベルクランク60を固定す
る。図4に関連して前に述べたように、係留棒16の円
形端部部分30は、支持用取付具20の顎部58および
94によって円を描かれてつかまれる。加えて、扉14
が上方に移動すると、つめ42は、その上側端部が床部
取付具18の凹部40の開口部を横切って延びる、片寄
せられた位置に戻る。係留棒16はしたがって床部の底
部に固定され、脱出スライドを展開することなく扉が開
かれるだろう。
【0048】非常時避難システムを展開するための、こ
の発明の操作は、図5および図6に関連して理解され得
る。特に、既に述べたように、図5は、飛行機の扉が閉
じられて掛け金を掛けられ、この発明は非常時避難シス
テムを作動状態にするよう操作される状態を示す。作動
準備状態では係留棒16の円筒形端部部分30は床部取
付具18の凹部40にある。床部取付具18の各つめ4
2は、その上側端部が凹部40への開口部上を延びる位
置に片寄せられるため、円筒形端部部分30(およびし
たがって係留棒16)は飛行機の床部に固定される。
【0049】図6に示されるように、扉14の掛け金が
掛けられると、扉は上方に動いて支持ブラケット20を
床部取付具18から離し、次いで、係留棒16およびし
たがって、脱出スライドのベースが、開くドアの底部に
固定される状態で、扉14は開いた位置へ揺動し得る。
扉が開く際、非常時避難システムは起動されて、乗客お
よび乗務員が出られるよう脱出スライドが下方に延びる
ように脱出スライドを速やかに膨張させる。
【0050】第2の連係部材70の、下方を向いたフィ
ンガー84は、係留棒16に近い方のつめ42の端部が
図3に示されるロック解除位置で凍結しないことを保証
するよう働く。より特定的には、氷の形成またはほかの
理由から、つめ42は、ロック位置へ戻るための片寄せ
にもかかわらず、ロック解除位置に凍結するかもしれな
い。したがって、支持用取付具20が図4に示されるよ
うにつめ42から離れても、つめはロック解除位置に残
るだろう。これは、床部取付具18が係留棒16を正し
く固定しないであろうため、機構10がスライド避難シ
ステムを作動準備状態にする際に問題となる。
【0051】ゆえに、機構10がスライド避難システム
を作動準備状態にすると、フィンガー84が図5および
図6に示されるように下方の位置へ回転する。したがっ
て、扉14が図5に示されるようにロックされると、フ
ィンガー84は係留棒16から遠い方のつめ42の端部
を圧迫して、つめをロック位置に押し戻す。
【0052】非常時避難脱出スライドを展開するために
この発明に関連して種々の構成が用いられ得るが、この
発明の現在の好ましい実施例は、機構ハンドル24が作
動準備状態位置にありかつ内側の扉ハンドル21がその
開いた位置にあるときにのみ起動を可能にする電気的連
動システムを用いる。この好ましい構成は図7に概略的
に示される。図7の構成では、バッテリパック132ま
たはほかの電力源が、空気圧リザーバ148に取付けら
れる電気的導火爆管(squib )146に接続される。電
流が電気的導火爆管146に供給されると、爆発充電が
点火されて、空気圧リザーバ148内の仕切り板を貫く
貫通子を駆動する。空気圧リザーバ148によって与え
られた空気圧は気圧抵抗器150を作動させて扉14を
速やかに開き、第2の空気圧リザーバ(図示せず)によ
って脱出スライドを膨張させる。
【0053】図7の構成では、脱出スライドは、機構ハ
ンドル24がシステム作動準備状態位置にありかつ内側
の扉ハンドル21が開いた位置にあるときに展開され得
る。特に、スイッチ124は、システムが作動準備状態
にあるときのみスイッチ124が閉じられる(導通す
る)よう、ハンドル24(またはこの発明の何らかのほ
かの要素)に機械的に結合される。同様の態様で、直列
接続されるスイッチ126は、飛行機の内側扉ハンドル
21がその開いた状態にあるときにのみ閉じられる(導
通する)。
【0054】バッテリパック132は、ニッケル−カド
ミウムバッテリのような再充電可能なバッテリ134を
含む。加えて、バッテリパック132は、トリクル充電
器138と高速充電器140とを有するバッテリ充電器
136を含む。高速充電器140はバッテリ134を速
やかに充電し、一方、トリクル充電器138はバッテリ
の十分に充電された状態を維持する。飛行機からの電力
はトリクル充電器138と高速充電器140とに平行し
て供給される。次いで、トリクル充電器138および高
速充電器140がバッテリ134と並行して電力を供給
する。
【0055】テストスイッチ142および安全スイッチ
144はバッテリパック132とともに含まれる。安全
スイッチ144は、整備中における導火爆管の意図しな
い活性化を防ぐよう導火爆管146への電力を遮断する
ためのものである。テストスイッチ142は、押されな
ければ、開いた状態にあるままである。乗務員がテスト
スイッチ144を押すと、それは光源(図示せず)を従
来の回路に結合し、これが、トリクル充電器および/ま
たは高速充電器がバッテリ134に電力を与えておりか
つバッテリ充電が所定のレベルよりも上である場合には
光源を輝かせる。
【0056】この発明の好ましい実施例を例示し記載し
たが、この発明の精神および範囲から逸脱することなく
さまざまな変更をそこになすことができる。例示的な、
非限定的例として、プッシュプルケーブル26はロッド
等の連係部材と置換えられてもよく、再充電可能バッテ
リ132は、バッテリ充電器136の必要性をなくす、
長期耐用の非再充電式のものであってもよい。当業者に
よってなされ得るこれらのならびに他の代替物、置換物
および修正物を考慮して、これにおいて付与される特許
の範囲は前掲の特許請求の範囲の定義によってのみ限定
されることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従って構成され、飛行機の扉および
床部に接続される、作動準備および解除機構の好ましい
実施例の斜視図である。
【図2】部分的に分解された形態における、作動準備お
よび解除機構の一方の端部の拡大斜視図である。
【図3】扉が閉じてロックされた状態で図示され、かつ
作動準備および解除機構が解除状態で示される、図1の
作動準備および解除機構の一方の端部の図である。
【図4】扉は閉じられてはいるがロック解除されている
状態で示され、かつ作動準備および解除機構が解除状態
で示される、図3の機構を示す図である。
【図5】扉は閉じてロックされ、かつ作動準備および解
除機構は非常時スライド避難システムを作動準備状態に
するよう操作される状態での、図3に示される機構を示
す図である。
【図6】扉は閉じてはいるがロック解除された状態で示
され、かつ作動準備および解除機構は作動準備状態で示
される、図3に示される機構を示す図である。
【図7】図1に示される作動準備および解除機構を用い
る非常時避難システムの操作のための電気的システムの
概略図である。
【符号の説明】
18 床部取付具 20 支持用取付具 24 ハンドル 32 ベース 42 つめ 58 顎部 60 第1の連係部材 70 第2の連係部材 80 アーム 94 顎部 124 スイッチ 126 スイッチ 132 バッテリパック 146 導火爆管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド・ブロックマイヤー アメリカ合衆国、98005 ワシントン州、 ベルビュー、エヌ・イー、ワンハンドレッ ドアンドフォーティース・アベニュ、235 (72)発明者 池田 勝也 栃木県鹿沼市松原3−108 (72)発明者 近藤 壽夫 愛知県名古屋市緑区有松町桶狭間嵐廻間66 −394 (54)【発明の名称】 飛行機の非常時避難システムを作動準備状態にし解除し起動するための機構、飛行機の非常時避 難システムとともに使用するための連動装置、飛行機の非常時避難スライドシステムが作動準備 状態であるかどうかを示すための装置、および飛行機の非常時スライド避難システムを起動する ための機構

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛行機の非常時避難システムを作動準備
    状態にし/解除し起動するための機構であって、前記シ
    ステムは係留棒がその一方の端部に接続される脱出スラ
    イドを含み、前記システムは前記係留棒が飛行機の扉に
    接続されると解除され、前記システムは前記係留棒が扉
    の下の、飛行機の胴体に接続すると作動準備状態とな
    り、前記扉は閉じられロックされる位置から開かれロッ
    ク解除される位置へ移動可能であり、前記機構は、 (a) 扉の下の、飛行機の胴体に取付可能な床部取付
    具を含み、前記床部取付具は、(i) 前記係留棒を受
    けるためのノッチを規定するベースと、(ii) 前記ベ
    ースに取付けられるつめとを含み、前記つめは、ベース
    に対し、前記係留棒がノッチ内に位置するとき前記係留
    棒がノッチから移動するのを防ぐロック位置から、前記
    係留棒がノッチから移動することを可能にするロック解
    除位置へ回転可能であり、前記機構はさらに、 (b) 飛行機の扉に取付可能であり、扉が閉じられロ
    ックされると前記床部取付具と係合する支持用取付具を
    含み、前記支持用取付具は下方に延びる第1の顎部を含
    み、前記顎部は、ノッチの一方の側に位置され、扉が閉
    められロックされるとその方向へ面し、前記機構はさら
    に、 (c) 前記係留棒の長手軸におおむね平行な回転軸に
    沿って前記支持用取付具に回転可能に取付けられる第1
    の連係部材を含み、前記第1の連係部材は端部が前記回
    転軸から遠ざかるように延びる接続アームを含み、前記
    接続アームの前記端部には溝が定義され、前記接続アー
    ムは第1の位置から第2の位置へ回転可能でありかつ第
    2の位置から第1の位置へ回転可能であり、前記機構は
    さらに、 (d) 前記係留棒の長手軸におおむね平行な回転軸に
    沿って前記支持用取付具に回転可能なように取付けられ
    る第2の連係部材を含み、前記第2の連係部材は、
    (i) ひじ状の屈曲部と端部とを有する屈曲したアー
    ムを含み、前記端部は、そこから横方向に延びかつ第1
    の連係部材の溝で受けられるピンを含み、前記第2の連
    係部材はさらに、(ii) おおむね前記第1の顎部方向
    に面する第2の顎部を含み、それによって、扉が閉じら
    れロックされると、前記第1の連係部材の前記接続アー
    ムの前記第1の位置から前記第2の位置への回転は、前
    記ひじ状の屈曲部に前記つめを圧迫させて前記つめをロ
    ック解除位置に回転させ、かつ前記第2の顎部を前記第
    1の顎部方向へ回転させて、前記係留棒が前記床部取付
    具の前記ノッチに位置するときに前記係留棒を前記第1
    の顎部と前記第2の顎部との間に捕捉し、それによっ
    て、非常時避難システムを解除し、前記第1の連係部材
    の前記接続アームの前記第2の位置から前記第1の位置
    への回転は、前記ひじ状の屈曲部を前記つめから離して
    前記つめをロック位置に回転させ、かつ前記第2の顎部
    を前記第1の顎部から離れるように回転させ、それによ
    って、前記係留棒が前記床部取付具のノッチにあるとき
    に前記顎部の間から前記係留棒を解放して非常時避難シ
    ステムを作動準備状態にする、飛行機の非常時避難シス
    テムを作動準備状態にし/解除し起動するための機構。
  2. 【請求項2】 前記非常時避難システムは、仕切り板の
    後ろに密封される加圧されたガスを含む空気圧リザーバ
    を含み、前記扉は、前記扉を開くための開いた位置に可
    動でありかつ扉を閉じるための閉じた位置に可動である
    扉ハンドルを含み、前記機構はさらに、 (a) 前記第1の連係部材に連結され、前記第1の連
    係部材を回転させるための機構ハンドルと、 (b) 開いた位置と閉じた位置とを有しかつ前記機構
    ハンドルに結合される第1のスイッチとを含み、前記第
    1のスイッチは、前記非常時避難システムが作動準備状
    態にあるときは閉じ、前記非常時避難システムが解除さ
    れるときは開き、前記機構はさらに、 (c) 開いた位置と閉じた位置とを有しかつ前記扉ハ
    ンドルに結合可能な第2のスイッチを含み、前記第2の
    スイッチは、前記扉ハンドルがその開いた位置にあると
    きは閉じられ、前記扉ハンドルが閉じた位置にあるとき
    は開かれ、前記機構はさらに、 (d) 電力源と、 (e) 前記空気圧リザーバに取付可能であり、前記空
    気圧リザーバ内の仕切り板を貫くよう電気的に活性化可
    能な導火爆管とを含み、前記導火爆管と、前記第1およ
    び第2のスイッチと、前記電力源とはすべて互いに電気
    的に直列接続され、前記第1および第2のスイッチが閉
    じると、前記電力源は前記導火爆管に電力を供給し、そ
    れによって、前記導火爆管を活性化し前記空気圧リザー
    バ内の仕切り板を貫いて前記非常時避難システムを起動
    させる、請求項1に記載の機構。
  3. 【請求項3】 前記つめから延びるフラグをさらに含
    み、前記非常時避難システムが作動準備状態にあるかど
    うか、および前記非常時避難システムが解除状態にある
    かどうかを示す視覚的表示として働くよう、前記つめが
    前記ロック位置から前記ロック解除位置へ回転すると、
    前記フラグは第1の位置から第2の位置へ移動する、請
    求項1に記載の機構。
  4. 【請求項4】 前記支持用取付具に接続される解除用停
    止部をさらに含み、前記接続アームの下方への回転を制
    限して前記非常時避難システムが解除されたことを触知
    可能なように表示するよう前記連係部材の前記接続アー
    ムが前記第1の位置から前記第2の位置へ回転すると前
    記第1の連係部材が前記解除用停止部に突き当たる、請
    求項1に記載の機構。
  5. 【請求項5】 前記第1の連係部材は前記解除用停止部
    の下を延びる連動アームを含み、前記接続アームが前記
    第1の位置から前記第2の位置へ回転すると前記連動ア
    ームは上方に回転して前記解除用停止部に突き当たる、
    請求項4に記載の機構。
  6. 【請求項6】 前記支持用取付具に接続される作動準備
    用停止部をさらに含み、前記接続アームの上方への回転
    を制限して前記非常時避難システムが作動準備状態であ
    ることを触知可能に示すよう前記第1の連係部材の前記
    接続アームが前記第2の位置から前記第1の位置へ回転
    すると前記第1の連係部材が前記作動準備用停止部に突
    き当たる、請求項1または4に記載の機構。
  7. 【請求項7】 前記作動準備用停止部は前記第1の連係
    部材の前記接続アームの上で前記支持用取付具に接続
    し、前記接続アームが前記第2の位置から前記第1の位
    置へ回転すると前記接続アームは前記作動準備用停止部
    に突き当たる、請求項6に記載の機構。
  8. 【請求項8】 前記溝において回転するための、前記ピ
    ンを共軸的に取囲むローラをさらに含む、請求項1に記
    載の機構。
  9. 【請求項9】 前記支持用取付具に接続される連動連係
    部材をさらに含み、前記連動連係部材は、前記第1の連
    係部材に係合して前記第1の連係部材が前記第2の位置
    から前記第1の位置へ回転するのを防ぐロック位置か
    ら、前記第1の連係部材から解放されるロック解除位置
    へ回転可能であり、前記連動連係部材は、前記ロック位
    置に留まるために前記連動連係部材を片寄せるねじりば
    ねを含む、請求項1に記載の機構。
  10. 【請求項10】 前記連動連係部材は、第1のアームお
    よび第2のアームと、前記第1のアームと前記第2のア
    ームとの間の頂点とを有するベルクランクの形態をと
    り、前記頂点は前記支持用取付具に回転可能なように取
    付けられる、請求項9に記載の機構。
  11. 【請求項11】 前記床部取付具は前記扉が閉じられロ
    ックされると前記連動連係部材の前記第1のアームに接
    触し、それによって、前記第1のアームに対して押さえ
    る力をかけて前記連動連係部材を前記ロック解除する位
    置へ回転させる、請求項10に記載の機構。
  12. 【請求項12】 飛行機の非常時避難システムとともに
    使用するための連動装置であって、前記システムは、係
    留棒がその一方の端部に接続される脱出スライドと、飛
    行機の扉下の、飛行機の胴体に取付けられ、前記係留棒
    を保持するための床部取付具と、前記システムを作動準
    備状態にし解除するための機構とを含み、前記機構は、
    飛行機の扉に取付けられ、かつ対向する顎部を含み、前
    記顎部は、前記システムを解除する位置である、飛行機
    の前記扉に前記係留棒を接続するために前記床部取付具
    から前記係留棒を移動させるために前記係留棒をつかむ
    ためのつかみ位置と、作動準備状態にする位置である、
    前記床部取付具に保持されるよう前記係留棒を解放する
    開いた位置との間で可動であり、前記機構は、前記つか
    み位置と前記開いた位置との間で前記顎部を動かすため
    の連係を含み、前記連動装置は、 前記機構に取付可能なベルクランクを含み、前記ベルク
    ランクは、第1および第2のアームと、前記第1のアー
    ムと前記第2のアームとの間にある頂点とを含み、前記
    ベルクランクが作動準備および解除のための前記機構に
    取付けられると前記ベルクランクは前記頂点のまわりを
    実質的に回転可能であり、前記ベルクランクはロック位
    置からロック解除位置へ回転可能であり、前記ロック位
    置では、前記第1のアームは作動準備および解除のため
    の前記機構の前記連係と係合して前記顎部が前記つかみ
    位置から前記開いた位置へ移動するのを防ぎ、前記ロッ
    ク解除位置では前記第1のアームは前記連係から解放さ
    れ、前記ベルクランクは、前記ロック位置に留まるよう
    前記ベルクランクを片寄せるねじりばねを含む、飛行機
    の非常時避難システムとともに使用するための連動装
    置。
  13. 【請求項13】 前記扉が閉じられロックされると前記
    第2のアームは前記床部取付具に接触し、前記接触によ
    って、押す力が前記第2のアームに対してかけられて、
    それがベルクランクを前記ロック解除位置に回転させ
    る、請求項12に記載の連動装置。
  14. 【請求項14】 飛行機の非常時避難スライドシステム
    が作動準備状態であるかどうかを示すための装置であっ
    て、前記システムは、飛行機の扉の下で胴体に取付けら
    れる床部取付具を含み、前記床部取付具はロック位置と
    ロック解除位置との間で回転可能なつめを含み、前記シ
    ステムが作動準備状態になると前記つめは前記ロック位
    置に回転され、前記システムが解除されると前記つめは
    前記ロック解除位置に回転され、前記装置は前記つめに
    取付可能なフラグを含み、前記フラグの位置は前記シス
    テムが作動準備状態であるかどうかを視覚的に示す、飛
    行機の非常時避難スライドシステムが作動準備状態にあ
    るかどうかを示すための装置。
  15. 【請求項15】 前記フラグは、ベースと、前記ベース
    から横方向に延びるアームとを含み、前記ベースは前記
    つめに取付可能である、請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】 飛行機の非常時スライド避難システム
    を起動させるための機構であって、前記避難システム
    は、仕切り板の後ろに密封される加圧されたガスを含む
    空気圧リザーバを含み、前記システムは飛行機の扉に接
    続され、前記扉は、前記扉を開くための開いた位置に可
    動でありかつ前記扉を閉じるための閉じた位置に可動で
    あるハンドルを有し、前記機構は、 (a) 閉じた位置と開いた位置とを有する第1のスイ
    ッチと、 (b) 閉じた位置と開いた位置とを有しかつ前記扉ハ
    ンドルに結合可能な第2のスイッチとを含み、前記第2
    のスイッチは、前記扉ハンドルが前記開いた位置にある
    とき閉じられ、前記扉ハンドルが前記閉じた位置にある
    とき開かれ、前記機構はさらに、 (c) 電力源と、 (d) 前記空気圧リザーバに取付可能であり、前記空
    気圧リザーバ内の仕切り板を貫くよう電気的に活性化さ
    れ得る導火爆管とを有し、前記導火爆管と、前記第1お
    よび第2のスイッチと、前記電力源とはすべて互いに電
    気的に直列接続され、前記第1および第2のスイッチが
    閉じると、前記電力源は前記導火爆管に電力を供給して
    前記導火爆管を活性化して前記空気圧リザーバ内の仕切
    り板を貫き、それによって前記非常時避難システムを起
    動させる、飛行機の非常時スライド避難システムを起動
    させるための機構。
  17. 【請求項17】 前記電力源はバッテリであり、前記機
    構はバッテリを再充電するためのバッテリ充電器をさら
    に含む、請求項16に記載の機構。
  18. 【請求項18】 前記バッテリ充電器はトリクル充電器
    と高速充電器とを含む、請求項17に記載の機構。
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