JPH0831086A - 動圧軸受装置 - Google Patents
動圧軸受装置Info
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- JPH0831086A JPH0831086A JP17759694A JP17759694A JPH0831086A JP H0831086 A JPH0831086 A JP H0831086A JP 17759694 A JP17759694 A JP 17759694A JP 17759694 A JP17759694 A JP 17759694A JP H0831086 A JPH0831086 A JP H0831086A
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Links
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Landscapes
- Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡易な構成で、環境温度変化に伴う動圧力及
び軸受ロスの変動を減少することを可能とする。 【構成】 軸受24側を、当該軸受24の体積磁気歪み
が熱膨張を打ち消す磁性の鉄系合金材料から形成すると
ともに、軸31側を、15PPM/℃以上の線膨張係数
を有する非磁性金属材料から形成し、上記軸受24の線
膨張係数が前記軸31の線膨張係数より実質的に小さく
なるように構成し、軸受隙間が高温時には狭められ、一
方低温時には広げられるようにしたもの。
び軸受ロスの変動を減少することを可能とする。 【構成】 軸受24側を、当該軸受24の体積磁気歪み
が熱膨張を打ち消す磁性の鉄系合金材料から形成すると
ともに、軸31側を、15PPM/℃以上の線膨張係数
を有する非磁性金属材料から形成し、上記軸受24の線
膨張係数が前記軸31の線膨張係数より実質的に小さく
なるように構成し、軸受隙間が高温時には狭められ、一
方低温時には広げられるようにしたもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受流体の動圧を利用
した動圧軸受装置に関する。
した動圧軸受装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、動圧軸受装置によって軸と軸
受とを相対的に回転可能に支承するように構成した回転
体の駆動装置が種々知られている。例えば、ディスク駆
動用のスピンドルモータにおいては、SUS材と同系統
若しくは銅合金等よりなるラジアル滑り軸受としてのメ
タルと、SUS材等よりなる軸との間に、オイル等の潤
滑油(軸受流体)を充填しておき、その軸受流体の動圧
により非接触摺動部を形成している。
受とを相対的に回転可能に支承するように構成した回転
体の駆動装置が種々知られている。例えば、ディスク駆
動用のスピンドルモータにおいては、SUS材と同系統
若しくは銅合金等よりなるラジアル滑り軸受としてのメ
タルと、SUS材等よりなる軸との間に、オイル等の潤
滑油(軸受流体)を充填しておき、その軸受流体の動圧
により非接触摺動部を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述の如く、
軸をSUS材より形成し、メタルをSUS材と同系統若
しくは銅合金より形成した動圧軸受装置にあっては、環
境温度変化に伴う軸受流体の粘性変化の影響を強く受け
る。例えば軸の直径を4mmとし、軸受隙間を4μm、
環境温度変化を常温の±30°Cとすると、軸受流体が
通常のオイルである場合には、その粘度は高温側では常
温時の約1/3倍に、低温側では約3倍となる。
軸をSUS材より形成し、メタルをSUS材と同系統若
しくは銅合金より形成した動圧軸受装置にあっては、環
境温度変化に伴う軸受流体の粘性変化の影響を強く受け
る。例えば軸の直径を4mmとし、軸受隙間を4μm、
環境温度変化を常温の±30°Cとすると、軸受流体が
通常のオイルである場合には、その粘度は高温側では常
温時の約1/3倍に、低温側では約3倍となる。
【0004】一方、軸受流体の動圧力は、軸とメタルと
の間の隙間の自乗に反比例し、軸受流体の粘度に比例す
るという関係がある。従って仮に粘度だけの影響を受け
るとすると、高温時における動圧力は1/3に低下して
しまうことになる。
の間の隙間の自乗に反比例し、軸受流体の粘度に比例す
るという関係がある。従って仮に粘度だけの影響を受け
るとすると、高温時における動圧力は1/3に低下して
しまうことになる。
【0005】また軸受ロス(粘性抵抗)は隙間に反比例
し、粘度に比例するという関係がある。従って仮に粘度
だけの影響を受けるとすると、低温時に軸受ロスは3倍
に増大してしまうことになる。
し、粘度に比例するという関係がある。従って仮に粘度
だけの影響を受けるとすると、低温時に軸受ロスは3倍
に増大してしまうことになる。
【0006】このときラジアル滑り軸受をセラミックよ
り形成すれば、上記問題点、すなわち高温時の動圧力の
低下及び低温時の軸受ロスの増大を防止することができ
るが、セラミックを用いての軸受加工は複雑であり、軸
受が高価になってしまうという問題がある。また寸法精
度が出し難いという問題点もある。
り形成すれば、上記問題点、すなわち高温時の動圧力の
低下及び低温時の軸受ロスの増大を防止することができ
るが、セラミックを用いての軸受加工は複雑であり、軸
受が高価になってしまうという問題がある。また寸法精
度が出し難いという問題点もある。
【0007】そこで本発明は、簡易な構成で、環境温度
変化に伴う動圧力及び軸受ロスの変動を良好に減少する
ことができるようにした動圧軸受装置を提供することを
目的とする。
変化に伴う動圧力及び軸受ロスの変動を良好に減少する
ことができるようにした動圧軸受装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の動圧軸受装置は、相対的に回転可能に嵌合され
た軸と軸受との間に、動圧を生ぜしめる軸受流体が充填
された動圧軸受装置において、上記軸受の線膨張係数が
前記軸の線膨張係数より実質的に小さくなるように、前
記軸受を、当該軸受の体積磁気歪みが熱膨張を打ち消す
磁性の鉄系合金材料から形成するとともに、前記軸を、
15PPM/℃以上の線膨張係数を有する非磁性金属材
料から形成した構成を有している。
本発明の動圧軸受装置は、相対的に回転可能に嵌合され
た軸と軸受との間に、動圧を生ぜしめる軸受流体が充填
された動圧軸受装置において、上記軸受の線膨張係数が
前記軸の線膨張係数より実質的に小さくなるように、前
記軸受を、当該軸受の体積磁気歪みが熱膨張を打ち消す
磁性の鉄系合金材料から形成するとともに、前記軸を、
15PPM/℃以上の線膨張係数を有する非磁性金属材
料から形成した構成を有している。
【0009】
【作用】このような手段における動圧軸受装置によれ
ば、磁性の鉄系合金材料からなる軸受の体積磁気歪みが
熱膨張を打ち消す方向に働くとともに、非磁性金属材料
からなる軸側が、所定値以上の線膨張係数を有すること
によって、軸受の線膨張係数が軸の線膨張係数より実質
的に小さくなされる。従って軸受隙間が、高温時には狭
められ、低温時には広げられるようになっている。
ば、磁性の鉄系合金材料からなる軸受の体積磁気歪みが
熱膨張を打ち消す方向に働くとともに、非磁性金属材料
からなる軸側が、所定値以上の線膨張係数を有すること
によって、軸受の線膨張係数が軸の線膨張係数より実質
的に小さくなされる。従って軸受隙間が、高温時には狭
められ、低温時には広げられるようになっている。
【0010】
【実施例】以下、本発明を軸回転型のHDDスピンドル
モータに適用した実施例について図面に基づき説明す
る。図1に示されているHDDスピンドルモータは、フ
レーム1側に組み付けられた固定部材としてのステータ
組2と、このステータ組2に対して、図示上側から積層
状に組み付けられた回転部材としてのロータ組3とから
構成されている。このうちステータ組2を構成している
ステータコア21は、上記フレーム1の略中心位置に立
設された略円筒状の軸受ホルダー22の外周部に嵌着さ
れており、当該ステータコア21の突極部に巻線23が
巻回されている。
モータに適用した実施例について図面に基づき説明す
る。図1に示されているHDDスピンドルモータは、フ
レーム1側に組み付けられた固定部材としてのステータ
組2と、このステータ組2に対して、図示上側から積層
状に組み付けられた回転部材としてのロータ組3とから
構成されている。このうちステータ組2を構成している
ステータコア21は、上記フレーム1の略中心位置に立
設された略円筒状の軸受ホルダー22の外周部に嵌着さ
れており、当該ステータコア21の突極部に巻線23が
巻回されている。
【0011】また上記軸受ホルダー22の内周部には、
一体形成されたラジアル滑り軸受24,24が、軸方向
に所定間隔離して設けられており、それら一対のラジア
ル滑り軸受24,24によって、回転軸31が回転自在
に支承されている。すなわち上記両ラジアル滑り軸受2
4,24の内周面は、回転軸31の外周面に対して、所
定の潤滑材からなる軸受流体を介して非接触摺動部を構
成している。すなわち上記各ラジアル滑り軸受24の内
周面と回転軸31の外周面とによってラジアル方向の動
圧滑り面が構成されているとともに、上記回転軸31の
外周面に、動圧発生手段として、例えばヘリングボーン
状の動圧発生溝が複数個適所に形成されている。
一体形成されたラジアル滑り軸受24,24が、軸方向
に所定間隔離して設けられており、それら一対のラジア
ル滑り軸受24,24によって、回転軸31が回転自在
に支承されている。すなわち上記両ラジアル滑り軸受2
4,24の内周面は、回転軸31の外周面に対して、所
定の潤滑材からなる軸受流体を介して非接触摺動部を構
成している。すなわち上記各ラジアル滑り軸受24の内
周面と回転軸31の外周面とによってラジアル方向の動
圧滑り面が構成されているとともに、上記回転軸31の
外周面に、動圧発生手段として、例えばヘリングボーン
状の動圧発生溝が複数個適所に形成されている。
【0012】このとき上記ラジアル滑り軸受24は、例
えば磁性の鉄系合金材料から形成されているとともに、
回転軸31は、15PPM/℃以上の線膨張係数を有す
る非磁性金属材料から形成されている。より具体的に
は、上記回転軸31の非磁性金属材料は、例えば非磁性
SUS材からなり、15〜18PPM/℃の線膨張係数
を有している。
えば磁性の鉄系合金材料から形成されているとともに、
回転軸31は、15PPM/℃以上の線膨張係数を有す
る非磁性金属材料から形成されている。より具体的に
は、上記回転軸31の非磁性金属材料は、例えば非磁性
SUS材からなり、15〜18PPM/℃の線膨張係数
を有している。
【0013】またラジアル滑り軸受24の鉄系合金材料
は、例えば磁性SUS材からなっている。このラジアル
滑り軸受24の磁性SUS材は、体積磁気歪みが熱膨張
を打ち消す方向に働く特性を有しており、その実質的な
線膨張係数は、回転軸31の非磁性SUS材における線
膨張係数(15PPM/℃以上)より小さい値、例えば
10〜12PPM/℃に設定されている。
は、例えば磁性SUS材からなっている。このラジアル
滑り軸受24の磁性SUS材は、体積磁気歪みが熱膨張
を打ち消す方向に働く特性を有しており、その実質的な
線膨張係数は、回転軸31の非磁性SUS材における線
膨張係数(15PPM/℃以上)より小さい値、例えば
10〜12PPM/℃に設定されている。
【0014】さらに前記回転軸31の先端部(図示下側
部)は、前記軸受ホルダー22の図示下端側の開口部を
覆うスラスト受板25に摺動可能に滑り接触されてお
り、これら回転軸31の先端面とスラスト受板25の受
面とによって、スラスト方向の動圧滑り面が構成されて
いる。また上記回転軸31の先端部分には、鍔状の抜止
板32が固着されており、この抜止板32によってロー
タ組3の全体がステータ組2側から脱落しないようにな
っている。
部)は、前記軸受ホルダー22の図示下端側の開口部を
覆うスラスト受板25に摺動可能に滑り接触されてお
り、これら回転軸31の先端面とスラスト受板25の受
面とによって、スラスト方向の動圧滑り面が構成されて
いる。また上記回転軸31の先端部分には、鍔状の抜止
板32が固着されており、この抜止板32によってロー
タ組3の全体がステータ組2側から脱落しないようにな
っている。
【0015】このとき上記抜止板32は、環状の磁性リ
ング体から形成されているとともに、当該抜止板32の
外周面に対面するようにして、前記軸受ホルダー22の
内周壁面に環状磁石26が取り付けられており、その環
状磁石26によって、軸受流体を保持する磁路が形成さ
れている。
ング体から形成されているとともに、当該抜止板32の
外周面に対面するようにして、前記軸受ホルダー22の
内周壁面に環状磁石26が取り付けられており、その環
状磁石26によって、軸受流体を保持する磁路が形成さ
れている。
【0016】一方、上記回転軸31の軸方向外側端(図
示上側端)には、前記ロータ組3を構成するハブ33が
一体に回転するように固定されている。上記ハブ33
は、複数体の磁気ディスクを外周部に装着する略円筒形
状の胴部33aを有しているとともに、この胴部33a
の図示下端縁に鍔状の取付部33bを有しており、この
取付部33bに、バックヨーク34を介して駆動マグネ
ット35が環状に装着されている。上記駆動マグネット
35は、前記ステータコア21の外周端面に対して環状
に対向するように近接配置されている。
示上側端)には、前記ロータ組3を構成するハブ33が
一体に回転するように固定されている。上記ハブ33
は、複数体の磁気ディスクを外周部に装着する略円筒形
状の胴部33aを有しているとともに、この胴部33a
の図示下端縁に鍔状の取付部33bを有しており、この
取付部33bに、バックヨーク34を介して駆動マグネ
ット35が環状に装着されている。上記駆動マグネット
35は、前記ステータコア21の外周端面に対して環状
に対向するように近接配置されている。
【0017】さらに前記巻線23からは、端末線23a
が導出されており、該端末線23aは、上面に導体パタ
ーンが形成されたフレキシブル基板23bの所定位置
(半田付けランド部分)に半田付けされている。フレキ
シブル基板23bの導体パターンの終端には、可撓性リ
ード線23cの一端が接続されており、この可撓性リー
ド線23cの他端は、モータ外に延在して電源供給手段
23dに接続されている。そしてモータ外部の電源供給
手段23dから、可撓性リード線23c、導体パターン
及び端末線23aを介して巻線23に所定の駆動電圧を
印加することにより、磁気ディスクを装着したハブ33
の回転駆動が行われるように構成されている。
が導出されており、該端末線23aは、上面に導体パタ
ーンが形成されたフレキシブル基板23bの所定位置
(半田付けランド部分)に半田付けされている。フレキ
シブル基板23bの導体パターンの終端には、可撓性リ
ード線23cの一端が接続されており、この可撓性リー
ド線23cの他端は、モータ外に延在して電源供給手段
23dに接続されている。そしてモータ外部の電源供給
手段23dから、可撓性リード線23c、導体パターン
及び端末線23aを介して巻線23に所定の駆動電圧を
印加することにより、磁気ディスクを装着したハブ33
の回転駆動が行われるように構成されている。
【0018】また上記軸受ホルダー22の図示上端側の
開口部分には、前述した軸受流体の流出を防止するため
の磁性流体シール27が配置されている。この磁性流体
シール27は、軸受ホルダー22の内周壁に対して環状
に取り付けられた2体の磁石体27a,27aを有して
いるとともに、各環状磁石体27aの軸方向両端面に、
ポールピース27b,27b,27bがそれぞれ取り付
けられている。そしてこれらの各ポールピース27bの
内周端縁と、前記回転軸31の外周面との間に、磁性流
体27cが保持されており、この磁性流体27cによっ
て、前述した軸受流体のシール機能が得られるように構
成されている。
開口部分には、前述した軸受流体の流出を防止するため
の磁性流体シール27が配置されている。この磁性流体
シール27は、軸受ホルダー22の内周壁に対して環状
に取り付けられた2体の磁石体27a,27aを有して
いるとともに、各環状磁石体27aの軸方向両端面に、
ポールピース27b,27b,27bがそれぞれ取り付
けられている。そしてこれらの各ポールピース27bの
内周端縁と、前記回転軸31の外周面との間に、磁性流
体27cが保持されており、この磁性流体27cによっ
て、前述した軸受流体のシール機能が得られるように構
成されている。
【0019】このとき上記回転軸31の外周面には、上
記磁性流体シール27に対応する位置に磁性リング36
が装着されており、上述した各磁石体27aによる磁路
が、当該磁性リング36を通して形成されるようになっ
ている。
記磁性流体シール27に対応する位置に磁性リング36
が装着されており、上述した各磁石体27aによる磁路
が、当該磁性リング36を通して形成されるようになっ
ている。
【0020】このような実施例においては、磁性の鉄系
合金材料からなるラジアル滑り軸受24の体積磁気歪み
が熱膨張を打ち消す方向に働くとともに、回転軸31側
が、所定値以上の線膨張係数を有する非磁性金属材料か
らなることによって、軸受側の線膨張係数が軸側の線膨
張係数より実質的に小さくなされる。従って軸受隙間
は、高温時には狭められて動圧力の低下が殆どなくな
り、一方低温時には、軸受隙間が広げられて軸受ロスの
増大が抑えられることとなり、環境温度変化に伴う動圧
力及び軸受ロスの変動が減少されるようになっている。
合金材料からなるラジアル滑り軸受24の体積磁気歪み
が熱膨張を打ち消す方向に働くとともに、回転軸31側
が、所定値以上の線膨張係数を有する非磁性金属材料か
らなることによって、軸受側の線膨張係数が軸側の線膨
張係数より実質的に小さくなされる。従って軸受隙間
は、高温時には狭められて動圧力の低下が殆どなくな
り、一方低温時には、軸受隙間が広げられて軸受ロスの
増大が抑えられることとなり、環境温度変化に伴う動圧
力及び軸受ロスの変動が減少されるようになっている。
【0021】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。例えば
軸受側の形成材は、上記実施例のものに限定されるもの
ではなく、体積磁気歪みが熱膨張を打ち消す方向に働
き、その結果線膨張係数が軸の線膨張係数より小さくな
る鉄系合金であれば他のものであっても良い。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。例えば
軸受側の形成材は、上記実施例のものに限定されるもの
ではなく、体積磁気歪みが熱膨張を打ち消す方向に働
き、その結果線膨張係数が軸の線膨張係数より小さくな
る鉄系合金であれば他のものであっても良い。
【0022】また軸受側の材質は従来と同じとしたまま
で、軸受を固定するハブ33を、体積磁気歪みが熱膨張
を打ち消す方向に働き、その結果線膨張係数が軸の線膨
張係数より小さくなる鉄系合金より形成しても良く、そ
のように構成しても同様な作用・効果を得ることができ
る。また軸受側とハブ側の両方を共に、上記鉄系合金よ
り形成しても上記実施例と同様な効果を得ることができ
るというのはいうまでもない。
で、軸受を固定するハブ33を、体積磁気歪みが熱膨張
を打ち消す方向に働き、その結果線膨張係数が軸の線膨
張係数より小さくなる鉄系合金より形成しても良く、そ
のように構成しても同様な作用・効果を得ることができ
る。また軸受側とハブ側の両方を共に、上記鉄系合金よ
り形成しても上記実施例と同様な効果を得ることができ
るというのはいうまでもない。
【0023】また上記実施例においては、動圧発生手段
としてヘリングボーン状の動圧発生溝を軸側に形成した
例が述べられているが、動圧発生溝は軸受の内周面に形
成してあっても良く、また動圧発生溝としては、例えば
特公昭63−60247号公報記載のようなスパイラル
状の溝であっても良い。
としてヘリングボーン状の動圧発生溝を軸側に形成した
例が述べられているが、動圧発生溝は軸受の内周面に形
成してあっても良く、また動圧発生溝としては、例えば
特公昭63−60247号公報記載のようなスパイラル
状の溝であっても良い。
【0024】また動圧発生手段としてはこれら溝に限定
されるものではなく、例えば特開平3−107612号
公報や実開平3−96426号公報記載のように回転体
または非回転体の何れか一方に回転体支承用の突出部を
設け、この突出部との間に楔状の隙間を形成して動圧効
果を生じさせるようにしたものであっても良い。
されるものではなく、例えば特開平3−107612号
公報や実開平3−96426号公報記載のように回転体
または非回転体の何れか一方に回転体支承用の突出部を
設け、この突出部との間に楔状の隙間を形成して動圧効
果を生じさせるようにしたものであっても良い。
【0025】さらに上記実施例においては、軸回転型の
モータに対する適用例が述べられているが、軸固定回転
型のモータに対しても勿論適用可能である。
モータに対する適用例が述べられているが、軸固定回転
型のモータに対しても勿論適用可能である。
【0026】さらにまた、上記実施例においては、磁気
ディスク駆動用のスピンドルモータに適用された動圧軸
受装置の例が述べられているが、本動圧軸受装置は他の
モータに対しても同様に適用できるというのはいうまで
もない。
ディスク駆動用のスピンドルモータに適用された動圧軸
受装置の例が述べられているが、本動圧軸受装置は他の
モータに対しても同様に適用できるというのはいうまで
もない。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明の動圧軸受装置
は、軸受側を、当該軸受の体積磁気歪みが熱膨張を打ち
消す磁性の鉄系合金材料から形成するとともに、軸側
を、15PPM/℃以上の線膨張係数を有する非磁性金
属材料から形成することによって上記軸受の線膨張係数
を軸の線膨張係数より実質的に小さくなるように構成し
たものであるから、軸受隙間が高温時には狭められ、一
方低温時には広げられるようになり、従って環境温度変
化に伴う動圧力及び軸受ロスの変動を減少することがで
き、動圧軸受装置の信頼性を向上させることができる。
は、軸受側を、当該軸受の体積磁気歪みが熱膨張を打ち
消す磁性の鉄系合金材料から形成するとともに、軸側
を、15PPM/℃以上の線膨張係数を有する非磁性金
属材料から形成することによって上記軸受の線膨張係数
を軸の線膨張係数より実質的に小さくなるように構成し
たものであるから、軸受隙間が高温時には狭められ、一
方低温時には広げられるようになり、従って環境温度変
化に伴う動圧力及び軸受ロスの変動を減少することがで
き、動圧軸受装置の信頼性を向上させることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す動圧軸受装置が適用さ
れた磁気ディスク駆動用のスピンドルモータの半横断面
図である。
れた磁気ディスク駆動用のスピンドルモータの半横断面
図である。
24 ラジアル滑り軸受 31 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 7/08 A
Claims (3)
- 【請求項1】 軸と軸受とを、両者間に充填した軸受流
体の動圧によって相対的に回転移動可能に支承する動圧
軸受装置において、 上記軸受を、当該軸受の体積磁気歪みが熱膨張を打ち消
す磁性の鉄系合金材料から形成するとともに、 前記軸を、15PPM/℃以上の線膨張係数を有する非
磁性金属材料から形成することにより、 上記軸受側の線膨張係数を、軸側の線膨張係数より実質
的に小さくしてなることを特徴とする動圧軸受装置。 - 【請求項2】 軸受の鉄系合金材料が、磁性SUS材で
あるとともに、軸の非磁性金属材料が、非磁性SUS材
であることを特徴とする請求項1記載の動圧軸受装置。 - 【請求項3】 非磁性金属材料からなる軸における必要
部位に、環状の磁性体を嵌め込んでなることを特徴とす
る請求項1記載の動圧軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17759694A JPH0831086A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 動圧軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17759694A JPH0831086A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 動圧軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831086A true JPH0831086A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16033767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17759694A Pending JPH0831086A (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 動圧軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831086A (ja) |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP17759694A patent/JPH0831086A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040212 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040412 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040917 |