JPH08311979A - 透水性グレーチング - Google Patents
透水性グレーチングInfo
- Publication number
- JPH08311979A JPH08311979A JP12333095A JP12333095A JPH08311979A JP H08311979 A JPH08311979 A JP H08311979A JP 12333095 A JP12333095 A JP 12333095A JP 12333095 A JP12333095 A JP 12333095A JP H08311979 A JPH08311979 A JP H08311979A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- material layer
- bottom plate
- permeable material
- grating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Sewage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 通水可能な透水材層を充てんしてなる透水性
グレーチングにおいて、透水材層の剥がれ、割れを防止
する。 【構成】 鉄鋼製のグレーチング本体1は格子部4を有
し、この格子部4の上に凹部9を形成する。凹部9内の
格子部4上に多数の通水穴7を有する底板部8を敷設固
定し、この底板部8上に骨材と樹脂結合剤を混練した透
水材層2を充てんする。底板部8は硬質樹脂板で構成す
ることにより、パンチング鋼板で底板部を構成する場合
のように溶接等による歪みが生じるようなことがないた
め、その上からの荷重を格子部4の全面にわたって均等
にかけることができて透水材層2の割れを防止できる点
で有利である。樹脂製の底板部8は透水材層2の樹脂結
合剤との接着力が強くて透水材層2の剥がれを防止でき
る点で有利である。
グレーチングにおいて、透水材層の剥がれ、割れを防止
する。 【構成】 鉄鋼製のグレーチング本体1は格子部4を有
し、この格子部4の上に凹部9を形成する。凹部9内の
格子部4上に多数の通水穴7を有する底板部8を敷設固
定し、この底板部8上に骨材と樹脂結合剤を混練した透
水材層2を充てんする。底板部8は硬質樹脂板で構成す
ることにより、パンチング鋼板で底板部を構成する場合
のように溶接等による歪みが生じるようなことがないた
め、その上からの荷重を格子部4の全面にわたって均等
にかけることができて透水材層2の割れを防止できる点
で有利である。樹脂製の底板部8は透水材層2の樹脂結
合剤との接着力が強くて透水材層2の剥がれを防止でき
る点で有利である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溝ふた、排水口用ふ
た、樹木の根元覆い板等に用いられている透水性グレー
チングに関する。
た、樹木の根元覆い板等に用いられている透水性グレー
チングに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の透水性グレーチングとして、例
えば、特公平5−36581号公報に開示されているよ
うに格子部とこれの外周を囲む外枠とからなるグレーチ
ング本体の前記格子部の上面に凹部を形成し、この凹部
内にセラミック粒子を結合剤によって多孔質状に結合し
たものを充てんして透水材層(通水部)を形成したもの
がある。透水材層は、雨水等の透過性を確保しつつ、滑
り止めや着色装飾付与のために形成されている。
えば、特公平5−36581号公報に開示されているよ
うに格子部とこれの外周を囲む外枠とからなるグレーチ
ング本体の前記格子部の上面に凹部を形成し、この凹部
内にセラミック粒子を結合剤によって多孔質状に結合し
たものを充てんして透水材層(通水部)を形成したもの
がある。透水材層は、雨水等の透過性を確保しつつ、滑
り止めや着色装飾付与のために形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の透水性グレーチングでは、グレーチング本体の格子部
の上に直接、透水材層を形成してあるので、経時的に透
水材層が割れたり、剥がれやすかった。特に、透水材層
はこの上を通過する自動車等の荷重を受けて振動するこ
とにより格子部のエッジに食い込んで割れやすく、また
自動車タイヤのスリップ等を受けることにより剥がれや
すかった。
の透水性グレーチングでは、グレーチング本体の格子部
の上に直接、透水材層を形成してあるので、経時的に透
水材層が割れたり、剥がれやすかった。特に、透水材層
はこの上を通過する自動車等の荷重を受けて振動するこ
とにより格子部のエッジに食い込んで割れやすく、また
自動車タイヤのスリップ等を受けることにより剥がれや
すかった。
【0004】そこで、本発明者はグレーチング本体の格
子部の上に厚さ1.6mm程度の薄いパンチング鋼板
(底板部)を敷設し溶接固定したうえで、そのパンチン
グ鋼板の上に透水材層を充てんすることにより、亜鉛メ
ッキの施された透水性グレーチングを試作した。これに
よれば透水材層の前記したような割れや剥がれの防止機
能を向上させることができ、また亜鉛メッキにより耐食
性を向上させることができるが、次のような問題が生じ
ることを知見した。
子部の上に厚さ1.6mm程度の薄いパンチング鋼板
(底板部)を敷設し溶接固定したうえで、そのパンチン
グ鋼板の上に透水材層を充てんすることにより、亜鉛メ
ッキの施された透水性グレーチングを試作した。これに
よれば透水材層の前記したような割れや剥がれの防止機
能を向上させることができ、また亜鉛メッキにより耐食
性を向上させることができるが、次のような問題が生じ
ることを知見した。
【0005】(1) パンチング鋼板をグレーチング本
体に点溶接したとき歪みが生じ、また溶融亜鉛メッキ時
に薄いパンチング鋼板とグレーチング本体との温度差に
よる膨張歪みにより、膨張歪みの大きい部分は点溶接の
破断となり、部分的に3〜5mm位浮いた状態になっ
た。このようになると、充てんした透水材層の肉厚が不
均一となり、浮いた部分の肉厚が薄くなるとともに、そ
の上からの荷重が歪んだ部分に集中し、その部分の透水
材層が割れたりする。こうした歪みはパンチング鋼板の
厚さを厚くすれば解消されるが、そうすればグレーチン
グ全体の重量が重くなり、グレーチングの敷設作業が困
難になる。 (2) 雨水等がパンチング鋼板(底板部)の通水穴を
通ることにより、パンチング鋼板のメッキ層の亜鉛が早
期に腐食することになり、この亜鉛の酸化物が透水材層
とパンチング鋼板との接着力を低下させ、経時的な剥が
れの原因にもなる。
体に点溶接したとき歪みが生じ、また溶融亜鉛メッキ時
に薄いパンチング鋼板とグレーチング本体との温度差に
よる膨張歪みにより、膨張歪みの大きい部分は点溶接の
破断となり、部分的に3〜5mm位浮いた状態になっ
た。このようになると、充てんした透水材層の肉厚が不
均一となり、浮いた部分の肉厚が薄くなるとともに、そ
の上からの荷重が歪んだ部分に集中し、その部分の透水
材層が割れたりする。こうした歪みはパンチング鋼板の
厚さを厚くすれば解消されるが、そうすればグレーチン
グ全体の重量が重くなり、グレーチングの敷設作業が困
難になる。 (2) 雨水等がパンチング鋼板(底板部)の通水穴を
通ることにより、パンチング鋼板のメッキ層の亜鉛が早
期に腐食することになり、この亜鉛の酸化物が透水材層
とパンチング鋼板との接着力を低下させ、経時的な剥が
れの原因にもなる。
【0006】本発明は、このような知見に基づいてなさ
れたもので、透水材層の割れや剥がれの防止効果を一層
高めることができ、耐久性の向上を図ることのできる透
水性グレーチングを提供することを目的とする。
れたもので、透水材層の割れや剥がれの防止効果を一層
高めることができ、耐久性の向上を図ることのできる透
水性グレーチングを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の透水性グレーチ
ングは、金属製のグレーチング本体が、格子部と、その
格子部の外周囲に形成した下部外枠と、その下部外枠の
上に形成した上部外枠とからなり、前記格子部の上面
に、多数の通水穴を設けた硬質樹脂製の底板部を敷設固
定して上方開放状の凹部を形成し、その凹部に、骨材と
樹脂結合剤を混練したものを透間を有する透水状態に充
てんして透水材層を形成していることを特徴とするもの
である。
ングは、金属製のグレーチング本体が、格子部と、その
格子部の外周囲に形成した下部外枠と、その下部外枠の
上に形成した上部外枠とからなり、前記格子部の上面
に、多数の通水穴を設けた硬質樹脂製の底板部を敷設固
定して上方開放状の凹部を形成し、その凹部に、骨材と
樹脂結合剤を混練したものを透間を有する透水状態に充
てんして透水材層を形成していることを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】底板部を硬質樹脂板で構成すると、前述した薄
いパンチング鋼板製の底板部のような溶接等による歪み
が生じるようなことがないため、その上からの荷重を格
子部の全面にわたって均等にかけることができて透水材
層が割れにくくなる。樹脂製の底板部は、透水材層の樹
脂結合剤との接着力が強くて透水材層が剥がれにくくな
り、又底板部自体は軽量でグレーチング全体の重量をさ
ほど増やすこともない。
いパンチング鋼板製の底板部のような溶接等による歪み
が生じるようなことがないため、その上からの荷重を格
子部の全面にわたって均等にかけることができて透水材
層が割れにくくなる。樹脂製の底板部は、透水材層の樹
脂結合剤との接着力が強くて透水材層が剥がれにくくな
り、又底板部自体は軽量でグレーチング全体の重量をさ
ほど増やすこともない。
【0009】硬質樹脂製の底板部は、溶接による結合手
段に代えて、例えば結束バンド、針金、あるいは紐等を
その通水穴に通してグレーチング本体の格子部に対し結
合固定することで足りるため、又それ自体軽量で取扱い
易いため、かかる固定作業は前述した薄いパンチング鋼
板を点溶接する作業に比較して容易に行える。
段に代えて、例えば結束バンド、針金、あるいは紐等を
その通水穴に通してグレーチング本体の格子部に対し結
合固定することで足りるため、又それ自体軽量で取扱い
易いため、かかる固定作業は前述した薄いパンチング鋼
板を点溶接する作業に比較して容易に行える。
【0010】
【実施例】本発明に係る透水性グレーチングの一実施例
を図面に基づき説明する。図1は透水性グレーチングの
一部を破断して示す斜視図、図2は透水材層充てん前の
状態で示す一部の拡大断面図であって、1は亜鉛メッキ
された鉄鋼製のグレーチング本体、2は透水材層、3は
接着剤層、4は格子部、8は底板部、9は凹部である。
を図面に基づき説明する。図1は透水性グレーチングの
一部を破断して示す斜視図、図2は透水材層充てん前の
状態で示す一部の拡大断面図であって、1は亜鉛メッキ
された鉄鋼製のグレーチング本体、2は透水材層、3は
接着剤層、4は格子部、8は底板部、9は凹部である。
【0011】グレーチング本体1は、格子部4の外周囲
に下部外枠5を形成し、この下部外枠5の上に上部外枠
6を形成してなり、格子部4の上面には多数の通水穴7
を有する底板部8を敷設して固定し、上部外枠6と底板
部8とで上方開放状の凹部9を形成している。凹部9の
深さは10〜20mmである。
に下部外枠5を形成し、この下部外枠5の上に上部外枠
6を形成してなり、格子部4の上面には多数の通水穴7
を有する底板部8を敷設して固定し、上部外枠6と底板
部8とで上方開放状の凹部9を形成している。凹部9の
深さは10〜20mmである。
【0012】下部外枠5は一対の鋼板製のエンドプレー
ト5aとサイドプレート5bを方形状に枠組して溶接し
てなる。格子部4は、下部外枠5のサイドプレート5
b,5b間に所定間隔をおいて並列させた複数の鋼板製
のメインバー4aと、このメインバー4aに直交する方
向へ所定間隔をおいて並列させた複数の鋼製ツイストバ
ー等からなるクロスバー4bとからなり、各クロスバー
4bはメインバー4aの上端に圧接溶接等の固着手段で
結合している。また、メインバー4aの長手方向両端は
下部外枠5のサイドプレート5bに溶接で結合し、クロ
スバー4bの長手方向両端は下部外枠5のエンドプレー
ト5aに溶接で結合している。
ト5aとサイドプレート5bを方形状に枠組して溶接し
てなる。格子部4は、下部外枠5のサイドプレート5
b,5b間に所定間隔をおいて並列させた複数の鋼板製
のメインバー4aと、このメインバー4aに直交する方
向へ所定間隔をおいて並列させた複数の鋼製ツイストバ
ー等からなるクロスバー4bとからなり、各クロスバー
4bはメインバー4aの上端に圧接溶接等の固着手段で
結合している。また、メインバー4aの長手方向両端は
下部外枠5のサイドプレート5bに溶接で結合し、クロ
スバー4bの長手方向両端は下部外枠5のエンドプレー
ト5aに溶接で結合している。
【0013】上部外枠6は、下部外枠5のエンドプレー
ト5aの上端に溶接で結合した一対のエンドプレート6
aと、下部外枠5のサイドプレート5bの上端に一体形
成した一対のサイドプレート6bとからなる。
ト5aの上端に溶接で結合した一対のエンドプレート6
aと、下部外枠5のサイドプレート5bの上端に一体形
成した一対のサイドプレート6bとからなる。
【0014】グレーチング本体1は上記のように組み立
てた後に溶融亜鉛メッキ、又は亜鉛と3〜60%アルミ
ニウムの合金メッキを施して耐食性を向上させる。
てた後に溶融亜鉛メッキ、又は亜鉛と3〜60%アルミ
ニウムの合金メッキを施して耐食性を向上させる。
【0015】上記底板部8は硬質の樹脂板、例えば、硬
質塩化ビニール等で構成され、その板厚は1.5mm、
通水穴7の穴径は3mm、通水穴7のピッチは7mmで
ある。この底板部8は上記格子部4の上面に敷設する。
この際、樹脂製の結束バンド10を用意し、この結束バ
ンド10を適宜箇所の通水穴7に通してクロスバー4b
又はメインバー4aにくくり付けることが格子部4の上
面に対し底板部8を密着状態に一体的に結合固定できる
点で好ましい。結束バンド10は、図2に示すように、
バンド本体11の片面に滑り止め用の凹凸12を列設
し、バンド本体11の長手方向一端に通し部13を一体
に形成している。通し部13はバンド本体11の長手方
向他端を通し得る通し穴14を有し、この通し穴14内
に前記凹凸12と係合する抜け止め爪15を設けてい
る。結束バンド10は通し部13が凹部9側になるよう
に納めることによって後述する透水材層2に含まれる樹
脂結合剤、又は接着剤層3を形成する場合はこの接着剤
層3で通し部13を接着することが、バンド本体11の
緩みを確実に防止できる点で好ましい。
質塩化ビニール等で構成され、その板厚は1.5mm、
通水穴7の穴径は3mm、通水穴7のピッチは7mmで
ある。この底板部8は上記格子部4の上面に敷設する。
この際、樹脂製の結束バンド10を用意し、この結束バ
ンド10を適宜箇所の通水穴7に通してクロスバー4b
又はメインバー4aにくくり付けることが格子部4の上
面に対し底板部8を密着状態に一体的に結合固定できる
点で好ましい。結束バンド10は、図2に示すように、
バンド本体11の片面に滑り止め用の凹凸12を列設
し、バンド本体11の長手方向一端に通し部13を一体
に形成している。通し部13はバンド本体11の長手方
向他端を通し得る通し穴14を有し、この通し穴14内
に前記凹凸12と係合する抜け止め爪15を設けてい
る。結束バンド10は通し部13が凹部9側になるよう
に納めることによって後述する透水材層2に含まれる樹
脂結合剤、又は接着剤層3を形成する場合はこの接着剤
層3で通し部13を接着することが、バンド本体11の
緩みを確実に防止できる点で好ましい。
【0016】次に説明する接着剤層3は必ずしも使用す
る必要はないが、使用した方が底板部8と後述する透水
材層2との接着力をより高めることができる点で好まし
い。グレーチング本体1の凹部9内の底板部8の上面に
接着剤を塗布し乾燥して接着剤層3を形成する。この接
着剤層3は底板部8の上面のみならず、上部外枠6のエ
ンドプレート6a及びサイドプレート6bの両プレート
若しくはそのいずれか片方のプレートの内面にも塗布形
成するもよい。接着剤層3の厚みは20〜100μm程
度とする。この程度の厚みであれば、接着剤層3は底板
部8の通水穴7(径3mm程度)の内周に沿って形成さ
れ、通水穴7の径を小さくしても通水穴7を塞いでしま
うようなことはない。接着剤としては1液性のウレタン
樹脂系を用い、そのほかにポリエステル樹脂系、エポキ
シ樹脂系、ゴム系の接着剤であってもよい。接着剤には
ストロンチウムクロメート等の防錆顔料を配合してもよ
い。
る必要はないが、使用した方が底板部8と後述する透水
材層2との接着力をより高めることができる点で好まし
い。グレーチング本体1の凹部9内の底板部8の上面に
接着剤を塗布し乾燥して接着剤層3を形成する。この接
着剤層3は底板部8の上面のみならず、上部外枠6のエ
ンドプレート6a及びサイドプレート6bの両プレート
若しくはそのいずれか片方のプレートの内面にも塗布形
成するもよい。接着剤層3の厚みは20〜100μm程
度とする。この程度の厚みであれば、接着剤層3は底板
部8の通水穴7(径3mm程度)の内周に沿って形成さ
れ、通水穴7の径を小さくしても通水穴7を塞いでしま
うようなことはない。接着剤としては1液性のウレタン
樹脂系を用い、そのほかにポリエステル樹脂系、エポキ
シ樹脂系、ゴム系の接着剤であってもよい。接着剤には
ストロンチウムクロメート等の防錆顔料を配合してもよ
い。
【0017】接着剤層3の塗布後、骨材と樹脂結合剤を
混練したものを上記凹部9内に骨材間に透間を有する透
水状態に充てんして透水材層2を形成する。透水材層2
の骨材や樹脂結合剤としては、例えば、粉砕された色ガ
ラス粒子(粒径2〜10mm程度)を重量比20〜70
%の割合で骨材となる砂利(色ガラスと同程度の粒径)
と混練し、これに結合剤としてエポキシ系樹脂を重量比
6〜12%の割合で加えて混合したものを使用すること
により彩色を有しかつ強度に優れる透水材層2を得るこ
とができる。ところで、色ガラス粒子を用いれば、いろ
いろな彩色や模様を形成できるばかりでなく、長期間経
過しても退色しない特徴がある。この色ガラス粒子は、
粉砕しただけで用いては鋭利な角があり、転んだときに
危険である。したがって粉砕したものを砂や鋼粒子と共
に混練して鋭利な角をとったガラス粒子を造粒して用い
る。ガラス粒子が重量比20%以下では、彩色効果がで
にくく、70%を越えるとガラス粒子が衝撃に弱いため
に強度的に問題になる。結合剤が重量比6%以下では結
合力が弱くなり、12%を越えると骨材同士のすき間を
埋めるようになり透水性がなくなってくる。そのほか
に、骨材としては砂利のみでもよく、また破砕されたゴ
ムチップ、セラミック粒子等を用いることもできる。樹
脂結合剤としては骨材の材料に対応させてウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ゴム系のもの等を用いること
もできる。
混練したものを上記凹部9内に骨材間に透間を有する透
水状態に充てんして透水材層2を形成する。透水材層2
の骨材や樹脂結合剤としては、例えば、粉砕された色ガ
ラス粒子(粒径2〜10mm程度)を重量比20〜70
%の割合で骨材となる砂利(色ガラスと同程度の粒径)
と混練し、これに結合剤としてエポキシ系樹脂を重量比
6〜12%の割合で加えて混合したものを使用すること
により彩色を有しかつ強度に優れる透水材層2を得るこ
とができる。ところで、色ガラス粒子を用いれば、いろ
いろな彩色や模様を形成できるばかりでなく、長期間経
過しても退色しない特徴がある。この色ガラス粒子は、
粉砕しただけで用いては鋭利な角があり、転んだときに
危険である。したがって粉砕したものを砂や鋼粒子と共
に混練して鋭利な角をとったガラス粒子を造粒して用い
る。ガラス粒子が重量比20%以下では、彩色効果がで
にくく、70%を越えるとガラス粒子が衝撃に弱いため
に強度的に問題になる。結合剤が重量比6%以下では結
合力が弱くなり、12%を越えると骨材同士のすき間を
埋めるようになり透水性がなくなってくる。そのほか
に、骨材としては砂利のみでもよく、また破砕されたゴ
ムチップ、セラミック粒子等を用いることもできる。樹
脂結合剤としては骨材の材料に対応させてウレタン系樹
脂、ポリエステル系樹脂、ゴム系のもの等を用いること
もできる。
【0018】グレーチング本体1は、底板部8以外の全
体を鋳造方法で一体構造に製造するものであってもよ
い。また、グレーチング本体1において凹部9の構成部
材と格子部4とは別部材で製造したのち両者を一体的に
結合するものであってもよい。底板部8の通水穴7の穴
形状は丸穴以外に長穴あるいは多角形穴等であってもよ
い。硬質樹脂製の底板部8をグレーチング本体1の格子
部4上に固定するに際し、上記結束バンド10を用いる
に代えて、針金あるいは紐等の締結部材であってもよ
い。
体を鋳造方法で一体構造に製造するものであってもよ
い。また、グレーチング本体1において凹部9の構成部
材と格子部4とは別部材で製造したのち両者を一体的に
結合するものであってもよい。底板部8の通水穴7の穴
形状は丸穴以外に長穴あるいは多角形穴等であってもよ
い。硬質樹脂製の底板部8をグレーチング本体1の格子
部4上に固定するに際し、上記結束バンド10を用いる
に代えて、針金あるいは紐等の締結部材であってもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、透水材層
はグレーチング本体の格子部の上に通水穴を有する底板
部を敷設したうえで充てんしてあるので、透水材層が自
動車等の荷重を受けて振動する等しても格子部のエッジ
に食い込んだり、割れたりするのを防止できる。
はグレーチング本体の格子部の上に通水穴を有する底板
部を敷設したうえで充てんしてあるので、透水材層が自
動車等の荷重を受けて振動する等しても格子部のエッジ
に食い込んだり、割れたりするのを防止できる。
【0020】とくに、上記底板部は硬質樹脂板で構成し
てあるので、薄いパンチング鋼板で底板部を構成する場
合のように溶接等による歪みが生じるようなこともな
く、その上からの荷重を格子部の全面にわたって均等に
かけることができて透水材層の割れ防止にきわめて有利
である。また、樹脂製の底板部は透水材層の樹脂結合剤
との接着力を強くすることができるため、透水材層の剥
がれ防止効果を一層高めることができる。さらに樹脂製
の底板部は軽量でグレーチング全体の重量をさほど増や
すことがなく、また格子部に対して一体的に結合する場
合も結束バンド、針金、紐等で結合できるため、溶接に
よる結合作業に比べて簡易に作業することができて作業
性の向上を図ることができる。
てあるので、薄いパンチング鋼板で底板部を構成する場
合のように溶接等による歪みが生じるようなこともな
く、その上からの荷重を格子部の全面にわたって均等に
かけることができて透水材層の割れ防止にきわめて有利
である。また、樹脂製の底板部は透水材層の樹脂結合剤
との接着力を強くすることができるため、透水材層の剥
がれ防止効果を一層高めることができる。さらに樹脂製
の底板部は軽量でグレーチング全体の重量をさほど増や
すことがなく、また格子部に対して一体的に結合する場
合も結束バンド、針金、紐等で結合できるため、溶接に
よる結合作業に比べて簡易に作業することができて作業
性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例である透水性グレーチングの
一部を破断して示す斜視図である。
一部を破断して示す斜視図である。
【図2】透水性グレーチングの一部を透水材層充てん前
の状態で示す拡大断面図である。
の状態で示す拡大断面図である。
1 グレーチング本体 2 透水材層 3 接着材層 4 格子部 5 下部外枠 6 上部外枠 7 通水穴 8 底板部 9 凹部 10 結束バンド
Claims (1)
- 【請求項1】 金属製のグレーチング本体が、格子部
と、その格子部の外周囲に形成した下部外枠と、その下
部外枠の上に形成した上部外枠とからなり、 前記格子部の上面に、多数の通水穴を設けた硬質樹脂製
の底板部を敷設固定して上方開放状の凹部を形成してお
り、 前記凹部に、骨材と樹脂結合剤を混練したものを透間を
有する透水状態に充てんして透水材層を形成しているこ
とを特徴とする透水性グレーチング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12333095A JP2701015B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 透水性グレーチング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12333095A JP2701015B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 透水性グレーチング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08311979A true JPH08311979A (ja) | 1996-11-26 |
| JP2701015B2 JP2701015B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=14857896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12333095A Expired - Fee Related JP2701015B2 (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 透水性グレーチング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2701015B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP12333095A patent/JP2701015B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2701015B2 (ja) | 1998-01-21 |
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