JPH08312117A - 内装材 - Google Patents

内装材

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JPH08312117A
JPH08312117A JP14812795A JP14812795A JPH08312117A JP H08312117 A JPH08312117 A JP H08312117A JP 14812795 A JP14812795 A JP 14812795A JP 14812795 A JP14812795 A JP 14812795A JP H08312117 A JPH08312117 A JP H08312117A
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JP
Japan
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backing
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JP14812795A
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Inventor
Nobuki Miyauchi
信喜 宮宇地
Yasushi Kaneko
金子  靖
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Toli Corp
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Toli Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願発明の目的は、内装材裏打ち材の少なく
とも上層に短繊維を充填して、反り上りがなく、さらに
寸法安定性などの物性の良い内装材を提供し、さらにこ
の内装材裏打ち材層へ粉砕した繊維内装材を充填するこ
とによって、廃棄される繊維内装材を再利用し、しかも
装飾材の再利用量を増加できるような内装材を提供する
ことである。 【構成】 本願発明の内装材は、反り上りがなく、さら
に寸法安定性、形状安定性などの物性を高めるため、裏
打ち材層を各々の層に含有する短繊維量率の異なる3層
を積層したものとしている。ここで、含有される短繊維
は粉砕した繊維内装材を用いてもよい。また、本願発明
の内装材の裏面にはエンボスが施されており、さらに表
面層はPVCシートやカーペット生機等が使用可能であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、カーペット特にタイ
ルカーペット、そしてビニル床材、壁装材等の内装材に
関し、特に裏打ち材に合成樹脂および短繊維が含まれる
内装材に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、内装材の一種として重要な位置を
占めている繊維内装材は、使用期間を過ぎ、廃棄される
際には、焼却もしくは埋立処分されるのが一般的である
が、焼却処分の場合は有毒ガスが発生する等危険性があ
り、また、埋立処分の場合は処分場の確保が困難である
等環境保護の面からも好ましくない。
【0003】そこで、この廃棄される繊維内装材をある
程度粉砕して、他の内装材の裏打ち層などに混入し、再
利用することが行なわれてきた。(実開昭59−132
581号、実開昭59−132582号)
【0004】しかし、これらは粉砕した繊維内装材を含
有した層が1層しかなく、充填できる粉砕繊維内装材の
量も限られており、また反りが発生するなど形状安定性
に乏しく、さらに寸法安定性も満足できるものではなか
った。さらに、製品としての仕上げも繊維が入っている
為、平滑性に乏しく美しいものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】本願発明の目的
は、内装材裏打ち材の少なくとも中間層に短繊維を充填
して反り上りがなく、さらに寸法安定性の良い内装材を
提供し、さらに、この内装材裏打ち材へ粉砕した繊維内
装材を充填することによって、廃棄される繊維内装材を
再利用し、しかもその再利用量を増加できるような内装
材を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記問題点
を解決した発明で表面層と上層、中間層、下層とが積層
された裏打ち材により構成され、少なくとも裏打ち材中
間層には短繊維が含有され、短繊維の含有量は裏打ち材
中間層の方が裏打ち材上層や裏打ち材下層よりも多いこ
とを特徴とする内装材、をその要旨とする。
【0007】本願発明を図面に基づいて説明する。図1
は本願発明内装材であり、1は裏打ち材上層、2は裏打
ち材中間層、3は裏打ち材下層である。これら1、2、
3を順に上から積層したものが裏打ち材層4となる。こ
の裏打ち材層4はPVC、PE、PP、APAO、ホッ
トメルト樹脂等の合成樹脂によって形成される。また、
裏打ち材層4には短繊維が含有される。短繊維はナイロ
ン、ポリエステルなどの合成繊維や羊毛などの天然繊
維、及びガラス繊維などの無機繊維が含まれる。これら
の短繊維はカーペット屑に含まれるパイル、基布、繊維
補強材の粉砕物が使用可能である。
【0008】本願発明において、特に重要な点は、裏打
ち材にタイルカーペットなどの繊維内装材の粉砕物が可
能な限り充填されて、リサイクルに供され、環境保護の
面から有用であることである。上に示したとおり、裏打
ち材層4は上層と中間層、下層に分かれており、中間層
には上層、下層よりも多くの短繊維が充填されている。
中間層の繊維量は1〜80%で、上、下層の繊維量は0
〜30%の混入である。
【0009】このように裏打ち材層4を3層に分けるこ
とによって、厚みの揃った、全厚(3.5mm以上)の
厚手のシートを作る事が出来る。
【0010】裏打ち材上層および下層3には、短繊維の
充填量は20%以下、望ましくは10%が望ましい。裏
打ち材下層3の繊維充填量を中間層1のそれよりも少な
くすることにより、寸法安定性が得られ、また、充填繊
維中にガラス繊維が含まれる時、下層3の繊維含有量を
少なくすることにより、施工作業者がチクチクするのが
防止される。また、上層の繊維充填量を中間層より少な
くすることにより、表面層の表面平滑性が得られる。
【0011】さらに、本願内装材表面には、エンボスロ
ールに通すなど既知の方法によりエンボス5を施してい
るので、置敷きしてもずれる事がない。よって施工を簡
易化することができる。
【0012】また、表面層6には、図2に示すような合
成樹脂を用いたシートや図3に示すようなカーペットの
生機、さらに織布、不織布などを用いる事ができ、ま
た、素材も限定されない。これにより、多種多様な内装
材に応用が可能である。
【0013】
【実施例】次に実施例を説明する。この実施例の構成を
図2に示す。
【配合】
【表1】 (単
位:重量%) 裏打ち材 表面層 上層 中間層 下層 PVC樹脂 70 25 15 25 TCP屑 0 10 45 10 可塑剤 27 15 10 15 炭酸カルシウム 0 47 28 47 安定剤 3 2 1.8 2 顔料 0 1.0 0.2 1.0 印刷層 印刷シート ― ― ― シート厚(mm) 0.5 0.5 1.5 1.0 ただし、TCP屑というのはタイルカーペットを粉砕
し、10メッシュのふるいを通したものであり、繊維含
有量は約10重量%である。また、表面層は、既存のも
のを用いた。
【製造法】表1の配合、シート厚に従って裏打ち材上
層、中間層、下層をカレンダー加工によってそれぞれ製
造する。そして、表面層、裏打ち材上層、中間層、下層
をこの順に上から積層してラミネートロール(150〜
160℃)により加熱圧着し、それから、裏面にエンボ
スロールによりエンボスを付け、本願内装材を完成させ
た。
【0014】
【比較例】次に比較例を説明する。
【配合】
【表2】 (単位:重量
%) 表面層 中間層 下層 PVC樹脂 58.1 25.6 25.6 TCP屑 ― ― ― 可塑剤 21.3 11.4 11.4 炭酸カルシウム 14.6 58.5 58.5 安定剤 4.0 3.3 3.3 顔料 2.0 1.2 1.2 シート厚(mm) 0.3 1.2 0.5
【製造法】上記配合で表面層、中間層、下層をカレンダ
ー加工によってそれぞれ製造する。そして、表面層、中
間層、下層をこの順で積層し、ラミネートロールによっ
て加熱圧着し、比較例のシートを製造した。
【0015】
【実施例と比較例との比較】実施例と比較例との物性比
較を下に示す。 実施例1 比較例1 全厚(mm) 4.42 2.02 残留凹み率(%) 3.70 4.90 加熱伸縮率V(%) −0.393 −0.393 H(%) +0.023 +0.129 加熱反り V(%) +1.5 +7.7 H(%) +1.5 +4.2 吸収伸縮率V(%) +0.059 −0.485 H(%) +0.033 +0.179 吸収反り V(%) −0.9 −9.1 H(%) 0 0 なお、各種物性値の測定方法を次に示す。 全厚測定 室温20±2℃、湿度65±10%(以下標準条件とい
う)下で、試験片50mm×50mmを1時間調整し、
その後厚さを測定する。 残留凹み率測定 と同様に調整し、その後0.56kgf/mm2の加
重を10分間負荷し、負荷を解除してから60分後の厚
さを測定する。そして次の式で残留凹み率を算出する。 加熱伸縮率 試料を標準条件で12時間以上調整し、その後300m
m×300mmに切断する。その試料片を80±2℃の
オーブンに表面を上にして水平に置き、6時間加熱す
る。その後標準条件にて1時間調整し、その後の試料の
長さを測定する。そして次式より算出する。 加熱反り と同様の試験を行い、試験片の各辺の中央の反りを測
定する。 吸水伸縮率 試験片303mm×303mmを標準条件下12時間以
上調整し、長さを測定する。その後試験片を吸水槽(水
温20±1℃)に72時間浸水し、その後標準条件下時
間調整し、長さを測定する。次式によって吸水伸縮率を
算出する。 吸水反り と同様の試験を行い、試験片の各辺の中央の反りを測
定する。
【0016】〔発明の作用〕本願発明内装材は、裏打ち
材層に短繊維を含有し、さらに裏打ち材層を各々の層に
含有する短繊維率の異なる3層、裏打ち材上層、裏打ち
材中間層、裏打ち材下層の積層構造にすることによっ
て、内装材にとって重要である反り上がりがなく、さら
に寸法安定性などの物性に優れている。さらに上層、中
間層および下層にも繊維充填剤を配合することによっ
て、廃棄処分されたタイルカーペットの屑等が最も多く
活用される。
【0017】
【発明の効果】 裏打ち材層が3層構造となっており、各々の層に短繊
維が含有されており、さらに各々の層の短繊維含有率が
異なるため、反り上がりがなく、さらに寸法安定性など
の物性に優れている。 表面にエンボス加工を施すことにより、置敷き施工が
可能である。 表面層を替えることによって、多種多様の内装材に応
用できる。 タイルカーペットやその他の繊維内装材の廃棄物が、
本願内装材裏打ち材層に多量に充填されることによっ
て、廃棄物の再利用が増え、埋立て、焼却などの廃棄物
が減少するので、環境保護の面で効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の内装材
【図2】本願発明の内装材(表面層:PVCクリア層+
印刷層)
【図3】本願発明の内装材(表面層:カーペット生機)
【符号の説明】
1・・・裏打ち材上層 2・・・裏打ち材中間層 3・・・裏打ち材下層 4・・・裏打ち材層 5・・・裏面エンボス 6・・・表面層 6’・・表面層(PVCクリア層+印刷層) 6”・・表面層(カーペット生機) 7・・・本願発明内装材 8・・・PVCクリア層 9・・・印刷層 10・・・本願発明内装材(表面層:PVCクリア層+
印刷層) 11・・・パイル 12・・・不織布 13・・・本願発明の内装材(表面層:カーペット生
機)
【手続補正書】
【提出日】平成7年8月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、カーペット特にタイ
ルカーペット、そしてビニル床材、壁装材等の内装材に
関し、特に裏打ち材に合成樹脂および短繊維が含まれる
内装材に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、内装材の一種として重要な位置を
占めている繊維内装材は、使用期間を過ぎ、廃棄される
際には、焼却もしくは埋立処分されるのが一般的である
が、焼却処分の場合は有毒ガスが発生する等危険性があ
り、また、埋立処分の場合は処分場の確保が困難である
等環境保護の面からも好ましくない。
【0003】そこで、この廃棄される繊維内装材をある
程度粉砕して、他の内装材の裏打ち層などに混入し、再
利用することが行なわれてきた。(実開昭59−132
581号明細書、実開昭59−132582号明細書)
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかし、これらは
粉砕した繊維内装材を含有した層が1層しかなく、充填
できる粉砕繊維内装材の量も限られており、また反りが
発生するなど形状安定性に乏しく、さらに寸法安定性も
満足できるものではなかった。さらに、製品としての仕
上げも繊維が入っている為、平滑性に乏しく美しいもの
ではなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明の目的は、内装
材裏打ち材の少なくとも中間層に短繊維を充填して反り
上りがなく、さらに寸法安定性の良い内装材を提供し、
さらに、この内装材裏打ち材へ粉砕した繊維内装材を充
填することによって、廃棄される繊維内装材を再利用
し、しかもその再利用量を増加できるような内装材を提
供する。本願発明は、上記問題点を解決した発明で表面
層と上層、中間層、下層とが積層された裏打ち材により
構成され、少なくとも裏打ち材中間層には短繊維が含有
され、短繊維の含有量は裏打ち材中間層の方が裏打ち材
上層や裏打ち材下層よりも多いことを特徴とする内装
材、をその要旨とする。
【0006】本願発明を図面に基づいて説明する。「図
1」は本願発明内装材断面図であり、1は裏打ち材上
層、2は裏打ち材中間層、3は裏打ち材下層である。こ
れら上層、中間層、下層を積層したものが裏打ち材層4
となる。この裏打ち材層4はポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(P
P)、アモルファスポリ−α−オレフィン(APA
O)、その他のホットメルト樹脂等の合成樹脂によって
形成され、また、裏打ち材層4には短繊維fが含有され
る。短繊維はナイロン、ポリエステルなどの合成繊維や
羊毛などの天然繊維、及びガラス繊維などの無機繊維が
含まれる。これらの短繊維はカーペット屑に含まれるパ
イル、基布、繊維補強材の粉砕物が使用可能である。こ
の裏打ち材層4に表面層6を積層し、本願発明内装材7
が得られる。
【0007】本願発明において、特に重要な点は、裏打
ち材にタイルカーペットなどの繊維内装材の粉砕物が可
能な限り充填されて、リサイクルに供され、環境保護の
面から有用であることである。上に示したとおり、裏打
ち材層4は上層と中間層、下層に分かれており、中間層
には上層、下層よりも多くの短繊維fが充填されてい
る。中間層の短繊維量は1〜80%で、上、下層の短繊
維量は0〜30%の混入である。このように裏打ち材層
4を3層に分けることによって、均一な厚さの望ましく
は全厚3.5mm以上の厚手のシートを作る事が出来
る。
【0008】裏打ち材上層1および下層3には、短繊維
の充填量は望ましくは20%以下、さらに望ましくは1
0%以下である。裏打ち材下層3の繊維充填量を中間層
2のそれよりも少なくすることにより、寸法安定性が得
られ、また、充填繊維中にガラス繊維が含まれる時、下
層3の繊維含有量を少なくすることにより、施工作業者
がチクチクするのが防止される。また、上層1の繊維充
填量を中間層より少なくすることにより、表面層6の表
面平滑性が得られる。また、表面層6に適宜エンボス模
様が付与されてもよい。さらに、本願内装材裏打ち材の
下地と接着する面(裏面)には、エンボスロールに通す
等の方法でエンボス5を施すことにより、置敷きしても
ずれる事がなく、施工を簡素化することができる。
【0009】「図2」は他の実施態様の本願内装材断面
図、「図3」は本願発明によるカーペット断面図であ
る。「図2」において1は裏打ち材上層、2は裏打ち材
中間層、3は裏打ち材下層、4は裏打ち層、fは短繊
維、表面層6’として透明樹脂層8、模様層9を積層
し、内装材10が作成される。模様層6は印刷模様、そ
の他マーブル模様等の不規則模様や無地着色模様でもよ
い。「図3」においてパイル11は基布12にタフティ
ングされて、パイル生機6”が形成され、このパイル生
機が裏打ち材4と積層されてカーペット13が得られ
る。
【0010】
【実施例】「図2」の構成において表面層と裏打ち層の
各層を「表1」の通りの配合で形成した。
【0011】
【表1】 (単
位:重量%) 裏打ち材 表面層 上層 中間層 下層 PVC樹脂 70 25 15 25 TCP屑 0 10(1) 45(4.5) 10(1) 可塑剤 27 15 10 15 炭酸カルシウム 0 47 28 47 安定剤 3 2 1.8 2 顔料 0 1.0 0.2 1.0 シート厚(mm) 0.5 0.5 1.5 1.0 ただし、TCP屑というのはタイルカーペットを粉砕
し、10メッシュのふるいを通したものである。TCP
屑の欄のカッコ内は、全量に対する短繊維総量(単位:
重量%)を示す。
【0012】「表1」の配合組成、シート厚の裏打ち材
上層、中間層、下層をカレンダー加工によって作製し、
表面層、印刷層、および裏打ち材各層を150〜160
℃のラミネートロールにより加熱圧着して積層し、さら
に、裏打ち層下層裏面にエンボスロールによりエンボス
を付与し、本願内装材を得た。
【0013】
【比較例】
【表2】 (単位:重量
%) 表面層 中間層 下層 PVC樹脂 58.1 25.6 25.6 TCP屑 ― ― ― 可塑剤 21.3 11.4 11.4 炭酸カルシウム 14.6 58.5 58.5 安定剤 4.0 3.3 3.3 顔料 2.0 1.2 1.2 シート厚(mm) 0.3 1.2 0.5
【0014】「表2」配合の表面層、中間層、下層をカ
レンダー加工によってそれぞれ製造し、ラミネートロー
ルによって加熱圧着し、比較例のシート床材を製造し
た。
【0015】
【表3】 実施例 比較例 全厚(mm) 4.42 2.02 残留凹み率(%) 3.70 4.90 加熱伸縮率V(%) −0.393 −0.393 H(%) +0.023 +0.129 加熱反り V(%) +1.5 +7.7 H(%) +1.5 +4.2 吸水伸縮率V(%) +0.059 −0.485 H(%) +0.033 +0.179 吸水反り V(%) −0.9 −9.1 H(%) 0 0
【0016】実施例と比較例の性能比較を「表3」に示
す。実施例は比較例より全厚は厚いにも拘らず、短繊維
が上層1.0重量%、中間層4.5重量%、下層1.0
重量%混入されているため、残留凹みもやや優れるとと
もに、加熱および吸水伸縮率、ならびに反りが優れ、と
くに実施例の値は比較例の各々加熱伸縮率H(水平方
向)は約20%、加熱反りは20〜40%、吸水伸縮率
は10〜20%、吸水反りV(垂直方向)は10%以下
であり、Hは0で極めて優れた性能が得られた。
【0017】なお、各種物性値の測定方法を次に示す。 全厚測定 室温20±2℃、湿度65±10%(以下標準条件とい
う)下で、試験片50mm×50mmを1時間調整し、
その後厚さを測定する。 残留凹み率測定 と同様に調整し、その後0.56kgf/mm2の加
重を10分間負荷し、負荷を解除してから60分後の厚
さを測定する。そして次の「式1」で残留凹み率を算出
する。
【0018】
【式1】
【0019】加熱伸縮率 試料を標準条件で12時間以上調整し、その後300m
m×300mmに切断する。その試料片を80±2℃の
オーブンに表面を上にして水平に置き、6時間加熱す
る。その後標準条件にて1時間調整し、その後の試料の
長さを測定する。そして「式2」により算出する。
【0020】
【式2】
【0021】加熱反り と同様の試験を行い、試験片の各辺の中央の反りを測
定する。 吸水伸縮率 試験片303mm×303mmを標準条件下12時間以
上調整し、長さを測定する。その後試験片を吸水槽(水
温20±1℃)に72時間浸水し、その後標準条件下時
間調整して、長さを測定し、「式3」によって吸水伸縮
率を算出する。
【0022】
【式3】
【0023】吸水反り と同様の試験を行い、試験片の各辺の中央の反りを測
定する。
【0024】
【発明の作用】本願発明内装材は、裏打ち材層に短繊維
を含有し、さらに裏打ち材層を各々の層に含有する短繊
維率の異なる3層、即ち、上層、中間層、下層の積層構
造にし、かつ中間層の短繊維の含有量を最も多くするこ
とによって、内装材の反り上がりがない特徴を示し、さ
らに寸法安定性などの物性に優れている。さらに上層、
中間層および下層にも繊維充填剤を配合することによっ
て、廃棄処分されたタイルカーペットの屑等が最も多く
活用される。
【0025】
【発明の効果】 裏打ち材層が3層構造となっており、各々の層に短繊
維が含有されており、さらに各々の層の短繊維含有率が
異なるため、反り上がりがなく、さらに寸法安定性など
の物性に優れている。 タイルカーペットやその他の繊維内装材の廃棄物が、
本願内装材裏打ち材層に多量に充填されることによっ
て、廃棄物の再利用が増え、埋立て、焼却などの廃棄物
が減少するので、環境保護の面で効果的である。 裏打ち材裏面にエンボス加工を施すことにより、置敷
き施工が可能である。 表面層を替えることによって、多種多様の内装材に応
用できる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の内装材断面図
【図2】本願発明の他の実施態様の内装材の断面図
【図3】本願発明のカーペットの断面図
【符号の説明】 1・・・裏打ち材上層 2・・・裏打ち材中間層 3・・・裏打ち材下層 4・・・裏打ち材層 5・・・裏面エンボス 6・・・表面層 6’・・表面層(PVCクリア層+印刷層) 6”・・表面層(カーペット生機) 7・・・本願発明内装材 11・・・パイル 12・・・不織布 13・・・本願発明カーペット f ・・・短繊維
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04F 15/16 8702−2E E04F 15/16 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面層と上層、中間層、下層とが積層さ
    れた裏打ち材により構成され、少なくとも裏打ち材中間
    層には単繊維が含有され、単繊維の含有量は裏打ち材中
    間層の方が裏打ち材上層や裏打ち材下層よりも多いこと
    を特徴とする内装材。
  2. 【請求項2】 裏打ち層中にカーペット屑の粉砕物が配
    合されている請求項1の内装材。
  3. 【請求項3】 単繊維がカーペットパイル粉砕物および
    /またはガラス繊維粉砕物である請求項1〜2の内装
    材。
  4. 【請求項4】 裏打ち層中間層に単繊維が1〜80重量
    %充填された請求項1〜3の内装材。
  5. 【請求項5】 裏打ち層上、下層には0〜30重量%の
    単繊維が添加された請求項1〜3の内装材。
JP14812795A 1995-05-22 1995-05-22 内装材 Pending JPH08312117A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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