JPH08312314A - 内燃ピストン機関における給排気弁装置 - Google Patents
内燃ピストン機関における給排気弁装置Info
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- JPH08312314A JPH08312314A JP11490195A JP11490195A JPH08312314A JP H08312314 A JPH08312314 A JP H08312314A JP 11490195 A JP11490195 A JP 11490195A JP 11490195 A JP11490195 A JP 11490195A JP H08312314 A JPH08312314 A JP H08312314A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なく、構造を簡素化と、振動及
び作動音の減少化を図ることのできる内燃ピストン機関
における給排気弁装置を提供する。 【構成】 シリンダ4内にクランク軸20と連動するピ
ストン18を往復動可能に配設し、シリンダヘッド5に
吸気通路7及び排気通路8を備えた内燃ピストン機関に
おいて、前記シリンダヘッド5に、前記吸気通路7及び
排気通路8をそれぞれ横切って当該シリンダヘッド5を
貫通する円筒状の吸気側弁室11及び排気側弁室12を
並設し、両弁室11,12には、それぞれ前記吸気通路
7及び排気通路8と連通可能な弁口13a,14aを有
する吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14をそれ
ぞれ回転可能に貫通させ、両回転弁体13,14を前記
クランク軸20に連動手段を介して連動連結してなるこ
と。
び作動音の減少化を図ることのできる内燃ピストン機関
における給排気弁装置を提供する。 【構成】 シリンダ4内にクランク軸20と連動するピ
ストン18を往復動可能に配設し、シリンダヘッド5に
吸気通路7及び排気通路8を備えた内燃ピストン機関に
おいて、前記シリンダヘッド5に、前記吸気通路7及び
排気通路8をそれぞれ横切って当該シリンダヘッド5を
貫通する円筒状の吸気側弁室11及び排気側弁室12を
並設し、両弁室11,12には、それぞれ前記吸気通路
7及び排気通路8と連通可能な弁口13a,14aを有
する吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14をそれ
ぞれ回転可能に貫通させ、両回転弁体13,14を前記
クランク軸20に連動手段を介して連動連結してなるこ
と。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガソリン機関等の内燃
ピストン機関における吸排気弁装置に関するものであ
る。
ピストン機関における吸排気弁装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】内燃ピストン機関は、概ね、シリンダ
と、シリンダ内で往復動するピストンと、ピストンの往
復運動を回転運動に変換するクランク機構と、シリンダ
燃焼室への混合ガスの吸入及び排出をそれぞれ定期的に
行わせる給排気弁装置とによって構成される。しかし
て、従来の給排気弁装置は、シリンダのヘッド部に設け
られた吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する往復動
型の弁体、両弁体を開閉するための開閉機構とからな
る。
と、シリンダ内で往復動するピストンと、ピストンの往
復運動を回転運動に変換するクランク機構と、シリンダ
燃焼室への混合ガスの吸入及び排出をそれぞれ定期的に
行わせる給排気弁装置とによって構成される。しかし
て、従来の給排気弁装置は、シリンダのヘッド部に設け
られた吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する往復動
型の弁体、両弁体を開閉するための開閉機構とからな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の給排気弁装置
は、往復動型の弁体を採用し、この弁体を開閉する開閉
機構が、カム軸、タペット、押し棒、弁てこ、弁ばね等
によって構成されるため、部品点数が多く、構造が非常
に複雑化する上に、作動時に激しい振動や騒音を伴うと
いった問題がある。
は、往復動型の弁体を採用し、この弁体を開閉する開閉
機構が、カム軸、タペット、押し棒、弁てこ、弁ばね等
によって構成されるため、部品点数が多く、構造が非常
に複雑化する上に、作動時に激しい振動や騒音を伴うと
いった問題がある。
【0004】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、部品点数が少なく、構造の簡素化と、振動及び作
動音の減少化を図ることのできる内燃ピストン機関にお
ける給排気弁装置を提供することを目的とする。
ので、部品点数が少なく、構造の簡素化と、振動及び作
動音の減少化を図ることのできる内燃ピストン機関にお
ける給排気弁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
給排気弁装置は、シリンダ4内にクランク軸20と連動
するピストン18を往復動可能に配設し、シリンダヘッ
ド5に吸気通路7及び排気通路8を備えた内燃ピストン
機関において、前記シリンダヘッド5に、前記吸気通路
7及び排気通路8をそれぞれ横切って当該シリンダヘッ
ド5を貫通する円筒状の吸気側弁室11及び排気側弁室
12を並設し、両弁室11,12には、それぞれ前記吸
気通路7及び排気通路8と連通可能な弁口13a,14
aを有する吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14
をそれぞれ回転可能に貫通させ、両回転弁体13,14
を前記クランク軸20に連動手段を介して連動連結して
なることを特徴とする。
給排気弁装置は、シリンダ4内にクランク軸20と連動
するピストン18を往復動可能に配設し、シリンダヘッ
ド5に吸気通路7及び排気通路8を備えた内燃ピストン
機関において、前記シリンダヘッド5に、前記吸気通路
7及び排気通路8をそれぞれ横切って当該シリンダヘッ
ド5を貫通する円筒状の吸気側弁室11及び排気側弁室
12を並設し、両弁室11,12には、それぞれ前記吸
気通路7及び排気通路8と連通可能な弁口13a,14
aを有する吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14
をそれぞれ回転可能に貫通させ、両回転弁体13,14
を前記クランク軸20に連動手段を介して連動連結して
なることを特徴とする。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の内燃ピスト
ン機関における給排気弁装置にいて、前記連動手段が、
吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14にそれぞれ
設けたプーリー23,24と、クランク軸20に設けた
プーリー25と、これらのプーリー23,24,25に
掛張されるタイミングべルト26とからなることを特徴
とする。
ン機関における給排気弁装置にいて、前記連動手段が、
吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14にそれぞれ
設けたプーリー23,24と、クランク軸20に設けた
プーリー25と、これらのプーリー23,24,25に
掛張されるタイミングべルト26とからなることを特徴
とする。
【0007】請求項3は、請求項1または2に記載の内
燃ピストン機関における給排気弁装置にいて、前記吸気
側回転弁体13及び排気側回転弁体14がそれぞれ外周
面に耐熱性及び耐摩耗性の気密シール材15を備えてい
ることを特徴とする。
燃ピストン機関における給排気弁装置にいて、前記吸気
側回転弁体13及び排気側回転弁体14がそれぞれ外周
面に耐熱性及び耐摩耗性の気密シール材15を備えてい
ることを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1に係る給排気弁装置にあっては、吸気
側回転弁体13及び排気側回転弁体14の弁口13a,
14a相互の位置関係、及び両弁体13,14とクラン
ク軸20との回転比を、それぞれ内燃ピストン機関の作
動サイクルに応じて適宜に設定しておけば、クランク軸
20の回転に伴い吸気側回転弁体13及び排気側回転弁
体14がそれぞれ回転して、双方の弁口13a,14a
を介して吸気通路7及び排気通路8を開閉し、それによ
って吸気と排気とをそれぞれ定期的に行わせることがで
きる。しかして、この給排気弁装置は、複雑且つ多部品
からなる従来の給排気弁装置とは異なり、実質的に、吸
気側回転弁体13と排気側回転弁体14との2つの回転
弁体によって構成されるから、構造が極めて簡素化さ
れ、作動中に振動及び作動音を発生することが殆どなく
なる。
側回転弁体13及び排気側回転弁体14の弁口13a,
14a相互の位置関係、及び両弁体13,14とクラン
ク軸20との回転比を、それぞれ内燃ピストン機関の作
動サイクルに応じて適宜に設定しておけば、クランク軸
20の回転に伴い吸気側回転弁体13及び排気側回転弁
体14がそれぞれ回転して、双方の弁口13a,14a
を介して吸気通路7及び排気通路8を開閉し、それによ
って吸気と排気とをそれぞれ定期的に行わせることがで
きる。しかして、この給排気弁装置は、複雑且つ多部品
からなる従来の給排気弁装置とは異なり、実質的に、吸
気側回転弁体13と排気側回転弁体14との2つの回転
弁体によって構成されるから、構造が極めて簡素化さ
れ、作動中に振動及び作動音を発生することが殆どなく
なる。
【0009】請求項2に係る給排気弁装置にあっては、
連動手段を、吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体1
4に設けたプーリー23,24と、クランク軸20に設
けたプーリー25と、これらのプーリー23,24,2
5に掛張されるタイミングべルト26とで構成すること
によって、両回転弁体13,14とクランク軸20との
連動を正確且つ滑らかに行わせることができる。
連動手段を、吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体1
4に設けたプーリー23,24と、クランク軸20に設
けたプーリー25と、これらのプーリー23,24,2
5に掛張されるタイミングべルト26とで構成すること
によって、両回転弁体13,14とクランク軸20との
連動を正確且つ滑らかに行わせることができる。
【0010】請求項3に係る給排気弁装置にあっては、
吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14のそれぞれ
の外周面に耐熱性及び耐摩耗性の気密シール材15を備
えることによって、各弁室11,12の内周面に対する
各弁体13,14の密着性の向上と摩擦熱の減少化を図
ることができる。
吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14のそれぞれ
の外周面に耐熱性及び耐摩耗性の気密シール材15を備
えることによって、各弁室11,12の内周面に対する
各弁体13,14の密着性の向上と摩擦熱の減少化を図
ることができる。
【0011】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1は、4サイクル式の4シリンダ型ガソリン機関を例
示したもので、図2〜図6にその内部構造を示してい
る。このガソリン機関は、それぞれピストン摺動室2を
有する4つのシリンダ4が並設されたシリンダブロック
1と、このシリンダブロック1の上部に連設されたシリ
ンダヘッド5と、シリンダブロック1の下部に連設され
ていてクランク室3aを有するクランクケース3とを備
えている。シリンダヘッド5には各シリンダ4ごとに、
ピストン摺動室2の燃焼室6に通じる吸気通路7及び排
気通路8が設けられ、各シリンダ4の吸気通路7には吸
気マニホルド9の各吸気管9aが、また排気通路8には
排気マニホルド10の各排気管10aがそれぞれ接続さ
れている。図4の(A)は吸気通路7の断面形状を示
し、(B)は排気通路8の断面形状を示す。尚、シリン
ダブロック1とシリンダヘッド5とクランクケース3と
は、実際にはそれぞれ別体に形成されるものであるが、
図面上では図示を簡略化するために一体のものとしてい
る。
図1は、4サイクル式の4シリンダ型ガソリン機関を例
示したもので、図2〜図6にその内部構造を示してい
る。このガソリン機関は、それぞれピストン摺動室2を
有する4つのシリンダ4が並設されたシリンダブロック
1と、このシリンダブロック1の上部に連設されたシリ
ンダヘッド5と、シリンダブロック1の下部に連設され
ていてクランク室3aを有するクランクケース3とを備
えている。シリンダヘッド5には各シリンダ4ごとに、
ピストン摺動室2の燃焼室6に通じる吸気通路7及び排
気通路8が設けられ、各シリンダ4の吸気通路7には吸
気マニホルド9の各吸気管9aが、また排気通路8には
排気マニホルド10の各排気管10aがそれぞれ接続さ
れている。図4の(A)は吸気通路7の断面形状を示
し、(B)は排気通路8の断面形状を示す。尚、シリン
ダブロック1とシリンダヘッド5とクランクケース3と
は、実際にはそれぞれ別体に形成されるものであるが、
図面上では図示を簡略化するために一体のものとしてい
る。
【0012】シリンダヘッド5には、前記各吸気通路7
及び排気通路8をそれぞれ直交方向に横切って当該シリ
ンダヘッド5を貫通する吸気側弁室11及び排気側弁室
12が並設され、これらの両弁室11,12には、それ
ぞれ各吸気通路7及び排気通路8と連通可能な弁口13
a,14aを有する円柱状の吸気側回転弁体13及び排
気側回転弁体14がそれぞれ気密状態で回転可能に貫通
せしめられている。各回転弁体13,14の弁口13
a,14aは、図2にも示すように、当該回転弁体1
3,14を直径方向に貫通するように設けられ、その断
面形状は、吸気通路7及び排気通路8の断面形状に対応
する矩形状に形成される。尚、図2は吸気側回転弁体1
3の弁口13aのみを示しているが、排気側回転弁体1
4の弁口14aも吸気側回転弁体13の弁口13aと全
く同様である。
及び排気通路8をそれぞれ直交方向に横切って当該シリ
ンダヘッド5を貫通する吸気側弁室11及び排気側弁室
12が並設され、これらの両弁室11,12には、それ
ぞれ各吸気通路7及び排気通路8と連通可能な弁口13
a,14aを有する円柱状の吸気側回転弁体13及び排
気側回転弁体14がそれぞれ気密状態で回転可能に貫通
せしめられている。各回転弁体13,14の弁口13
a,14aは、図2にも示すように、当該回転弁体1
3,14を直径方向に貫通するように設けられ、その断
面形状は、吸気通路7及び排気通路8の断面形状に対応
する矩形状に形成される。尚、図2は吸気側回転弁体1
3の弁口13aのみを示しているが、排気側回転弁体1
4の弁口14aも吸気側回転弁体13の弁口13aと全
く同様である。
【0013】また、吸気側回転弁体13及び排気側回転
弁体14にはそれぞれの外周面に、耐熱性及び耐摩耗性
を有する材料、例えばカーボン材からなる気密シール材
15が周方向所要間隔おきに装着されている。このシー
ル材によって各弁体13,14と弁室11、12内周面
との密着性を維持できると共に、回転時に生ずる摩擦熱
を軽減することができる。このシール材15は、図5に
示すように、各弁体13,14の外周面にその長手方向
に条設された凹溝16にばね部材17を介して嵌装さ
れ、このばね部材17の付勢力で円筒状弁室11,12
の内周面に弾接されるようになっている。尚、このシー
ル材15の先端面は図示のように断面円弧状に形成して
ある。
弁体14にはそれぞれの外周面に、耐熱性及び耐摩耗性
を有する材料、例えばカーボン材からなる気密シール材
15が周方向所要間隔おきに装着されている。このシー
ル材によって各弁体13,14と弁室11、12内周面
との密着性を維持できると共に、回転時に生ずる摩擦熱
を軽減することができる。このシール材15は、図5に
示すように、各弁体13,14の外周面にその長手方向
に条設された凹溝16にばね部材17を介して嵌装さ
れ、このばね部材17の付勢力で円筒状弁室11,12
の内周面に弾接されるようになっている。尚、このシー
ル材15の先端面は図示のように断面円弧状に形成して
ある。
【0014】各シリンダ4内のピストン18は、クラン
クケース3に軸架されたクランク軸20のクランク腕2
1にコンロッド19を介して連結されている。図6は、
シリンダブロック1に配設された4つのシリンダ4の各
ピストン18の位置関係を示したもので、これらシリン
ダ4の点火順序は、例えば同図の左から順に爆発、圧
縮、排気、吸気位置となっている。尚、図1及び図3に
おいて22は、点火プラグを示す。
クケース3に軸架されたクランク軸20のクランク腕2
1にコンロッド19を介して連結されている。図6は、
シリンダブロック1に配設された4つのシリンダ4の各
ピストン18の位置関係を示したもので、これらシリン
ダ4の点火順序は、例えば同図の左から順に爆発、圧
縮、排気、吸気位置となっている。尚、図1及び図3に
おいて22は、点火プラグを示す。
【0015】また図1に示すように、シリンダヘッド5
の一端から突出した吸気側回転弁体13及び排気側回転
弁体14のそれぞれの端部には、それぞれ同一径のタイ
ミングプーリー23,24が取付けられ、またシリンダ
ブロック1の一端から突出したクランク軸20の端部に
は、上記各タイミングプーリー23,24の径の4分の
1の径を有するタイミングプーリー25が取付けられ、
これらタイミングプーリー23,24,25にタイミン
グベルト26が掛張され、しかして吸気側回転弁体13
及び排気側回転弁体14は、クランク軸20によって同
じ方向に回転駆動されると共に、このクランク軸20が
4回転するごとに各回転弁体13,14が1回転するよ
うになっている。
の一端から突出した吸気側回転弁体13及び排気側回転
弁体14のそれぞれの端部には、それぞれ同一径のタイ
ミングプーリー23,24が取付けられ、またシリンダ
ブロック1の一端から突出したクランク軸20の端部に
は、上記各タイミングプーリー23,24の径の4分の
1の径を有するタイミングプーリー25が取付けられ、
これらタイミングプーリー23,24,25にタイミン
グベルト26が掛張され、しかして吸気側回転弁体13
及び排気側回転弁体14は、クランク軸20によって同
じ方向に回転駆動されると共に、このクランク軸20が
4回転するごとに各回転弁体13,14が1回転するよ
うになっている。
【0016】次に、上記のような吸気側回転弁体13及
び排気側回転弁体14を有する給排気弁装置の作動状態
を、1つのシリンダ4について、図7の(A)〜(D)
及び図8の(A)〜(D)に従って説明する。
び排気側回転弁体14を有する給排気弁装置の作動状態
を、1つのシリンダ4について、図7の(A)〜(D)
及び図8の(A)〜(D)に従って説明する。
【0017】先ず図7の(A)は、ピストン18が上死
点にあって、4サイクルの排気工程が完了した時点を示
し、このとき吸気側回転弁体13の弁口13aは吸気通
路7と連通する直前の閉鎖状態にあり、また排気側回転
弁体14の弁口14aは排気通路8との連通を終えた直
後の閉鎖状態にある。斯かる状態から、クランク軸20
が図中矢印で示す時計回りに回転するに伴いピストン1
8が下降して吸気工程に入ると同時に、このクランク軸
20の回転に伴い各弁体13,14がクランク軸20に
対し1対4の回転比で回転しつつ、吸気側回転弁体13
の弁口13aが徐々に吸気通路7と連通して開弁状態と
なり、この吸気通路7からの混合ガスが燃焼室6内へ吸
い込まれてゆく。クランク軸20が図7(A)の図示位
置から(B)の図示位置まで90度回転した時点で、そ
の弁口13aが吸気通路7と合致して、最大限開弁した
状態となる。
点にあって、4サイクルの排気工程が完了した時点を示
し、このとき吸気側回転弁体13の弁口13aは吸気通
路7と連通する直前の閉鎖状態にあり、また排気側回転
弁体14の弁口14aは排気通路8との連通を終えた直
後の閉鎖状態にある。斯かる状態から、クランク軸20
が図中矢印で示す時計回りに回転するに伴いピストン1
8が下降して吸気工程に入ると同時に、このクランク軸
20の回転に伴い各弁体13,14がクランク軸20に
対し1対4の回転比で回転しつつ、吸気側回転弁体13
の弁口13aが徐々に吸気通路7と連通して開弁状態と
なり、この吸気通路7からの混合ガスが燃焼室6内へ吸
い込まれてゆく。クランク軸20が図7(A)の図示位
置から(B)の図示位置まで90度回転した時点で、そ
の弁口13aが吸気通路7と合致して、最大限開弁した
状態となる。
【0018】クランク軸20が図7(B)の図示位置か
ら(C)の図示位置まで更に90度回転して、ピストン
18が下死点に達した時点で、吸気工程が完了する。こ
のとき吸気側回転弁体13は、吸気通路7を閉鎖した状
態にあり、排気側回転弁体14はもちろん排気通路8を
閉鎖したままである。ピストン18がこの下死点から上
昇するに伴い圧縮工程が開始され、クランク軸20が
(C)の図示位置から90度回転した状態、つまり圧縮
工程の中間位置を図7(D)に示す。
ら(C)の図示位置まで更に90度回転して、ピストン
18が下死点に達した時点で、吸気工程が完了する。こ
のとき吸気側回転弁体13は、吸気通路7を閉鎖した状
態にあり、排気側回転弁体14はもちろん排気通路8を
閉鎖したままである。ピストン18がこの下死点から上
昇するに伴い圧縮工程が開始され、クランク軸20が
(C)の図示位置から90度回転した状態、つまり圧縮
工程の中間位置を図7(D)に示す。
【0019】ピストン18が上死点に近づくに従って燃
焼室6内の混合気の圧力が増し、しかしてピストン18
が上死点に達して混合気の圧力が最大限高まった時点、
即ち圧縮工程が完了する直前に、点火プラグ22により
燃焼室6内の混合ガスに点火されて、混合ガスが爆発す
ることになるが、図8(A)はこの圧縮工程の完了時の
状態を示す。このとき、両回転弁体13,14は、弁口
13a,14aが吸気通路7及び排気通路8に対しそれ
ぞれ殆ど直交する位置、つまり弁口13a,14aが吸
気通路7及び排気通路8から十分離れた位置にあって、
吸気通路7及び排気通路8をそれぞれ最も良好に閉鎖し
た状態にある。
焼室6内の混合気の圧力が増し、しかしてピストン18
が上死点に達して混合気の圧力が最大限高まった時点、
即ち圧縮工程が完了する直前に、点火プラグ22により
燃焼室6内の混合ガスに点火されて、混合ガスが爆発す
ることになるが、図8(A)はこの圧縮工程の完了時の
状態を示す。このとき、両回転弁体13,14は、弁口
13a,14aが吸気通路7及び排気通路8に対しそれ
ぞれ殆ど直交する位置、つまり弁口13a,14aが吸
気通路7及び排気通路8から十分離れた位置にあって、
吸気通路7及び排気通路8をそれぞれ最も良好に閉鎖し
た状態にある。
【0020】このように吸気通路7及び排気通路8が吸
気側回転弁体13及び排気側回転弁体14によってそれ
ぞれ完全に閉鎖された状態で、点火プラグ22による点
火によって混合気が爆発し、図8の(B)に示すような
爆発工程に入る。この(B)は、ピストン18が上死点
から下死点に至る中間にある爆発工程の中間位置を示
し、同図の(C)はピストン18が下死点に達した爆発
工程完了位置を示している。これらの図から明らかなよ
うに上記いずれの位置でも、吸気通路7及び排気通路8
は吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14により閉
鎖されている。
気側回転弁体13及び排気側回転弁体14によってそれ
ぞれ完全に閉鎖された状態で、点火プラグ22による点
火によって混合気が爆発し、図8の(B)に示すような
爆発工程に入る。この(B)は、ピストン18が上死点
から下死点に至る中間にある爆発工程の中間位置を示
し、同図の(C)はピストン18が下死点に達した爆発
工程完了位置を示している。これらの図から明らかなよ
うに上記いずれの位置でも、吸気通路7及び排気通路8
は吸気側回転弁体13及び排気側回転弁体14により閉
鎖されている。
【0021】図8の(C)に示すように、爆発工程完了
時点では、排気側回転弁体14の弁口14aは排気通路
8と連通する直前の閉鎖状態にあるが、ピストン18が
図8(B)に示す下死点から上昇を開始して排気工程に
移るに伴い、上記弁口14aが徐々に排気通路8と連通
して開弁し、燃焼室6内の排気ガスがこの弁口14aを
介して排気通路8から排出される。しかして、クランク
軸20が図8(C)の位置から90度回転して、同図
(D)に示すような排気工程の中間で上記弁口14aが
排気通路8と合致して最大限開弁した状態となり、図7
の(A)に示すような排気工程の完了時点までに燃焼室
6内の排気ガスが完全に排出され、その後引き続き吸気
工程に入る。以降、上述した図7(A)〜(D)及び図
8(A)〜(D)に示すような一連の動作が繰り返され
ることになる。
時点では、排気側回転弁体14の弁口14aは排気通路
8と連通する直前の閉鎖状態にあるが、ピストン18が
図8(B)に示す下死点から上昇を開始して排気工程に
移るに伴い、上記弁口14aが徐々に排気通路8と連通
して開弁し、燃焼室6内の排気ガスがこの弁口14aを
介して排気通路8から排出される。しかして、クランク
軸20が図8(C)の位置から90度回転して、同図
(D)に示すような排気工程の中間で上記弁口14aが
排気通路8と合致して最大限開弁した状態となり、図7
の(A)に示すような排気工程の完了時点までに燃焼室
6内の排気ガスが完全に排出され、その後引き続き吸気
工程に入る。以降、上述した図7(A)〜(D)及び図
8(A)〜(D)に示すような一連の動作が繰り返され
ることになる。
【0022】以上、1つのシリンダ4に関する吸気、圧
縮、爆発及び排気の4工程について説明したが、4つの
シリンダ4相互では、図6に例示するような関係とな
る。また、この実施例では4つのシリンダを備えたガソ
リン機関について例示したが、シリンダの数は任意とす
ることができる。また、ガソリン機関に限らずディーゼ
ル機関にも本発明給排気弁装置の適用が可能である。
縮、爆発及び排気の4工程について説明したが、4つの
シリンダ4相互では、図6に例示するような関係とな
る。また、この実施例では4つのシリンダを備えたガソ
リン機関について例示したが、シリンダの数は任意とす
ることができる。また、ガソリン機関に限らずディーゼ
ル機関にも本発明給排気弁装置の適用が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る給排気弁装置
は、構造が複雑で多部品からなる従来の給排気弁装置と
は異なり、実質的に、吸気側回転弁体と排気側回転弁体
との2つの回転弁体によって構成されるから、構造の著
しい簡素化を図ることができて、製作コストを大幅に低
減することができると共に、作動中における振動及び作
動音の発生を殆どなくすることができる。
は、構造が複雑で多部品からなる従来の給排気弁装置と
は異なり、実質的に、吸気側回転弁体と排気側回転弁体
との2つの回転弁体によって構成されるから、構造の著
しい簡素化を図ることができて、製作コストを大幅に低
減することができると共に、作動中における振動及び作
動音の発生を殆どなくすることができる。
【0024】請求項2に係る給排気弁装置によれば、連
動手段を、吸気側回転弁体及び排気側回転弁体にそれぞ
れ設けたプーリーと、クランク軸に設けたプーリーと、
これらのプーリーに掛張されるタイミングべルトとで構
成することによって、両回転弁体とクランク軸との連動
を正確且つ滑らかに行わせることができる。
動手段を、吸気側回転弁体及び排気側回転弁体にそれぞ
れ設けたプーリーと、クランク軸に設けたプーリーと、
これらのプーリーに掛張されるタイミングべルトとで構
成することによって、両回転弁体とクランク軸との連動
を正確且つ滑らかに行わせることができる。
【0025】請求項3に係る給排気弁装置によれば、吸
気側回転弁体及び排気側回転弁体のそれぞれの外周面に
耐熱性及び耐摩耗性の気密シール材を備えることによっ
て、各弁室の内周面に対する各弁体の気密性の向上と摩
擦熱の減少化を図ることができる。
気側回転弁体及び排気側回転弁体のそれぞれの外周面に
耐熱性及び耐摩耗性の気密シール材を備えることによっ
て、各弁室の内周面に対する各弁体の気密性の向上と摩
擦熱の減少化を図ることができる。
【図1】 本発明に係る内燃ピストン機関の外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 回転弁体を示す一部断面斜視図である。
【図3】 図1に示す内燃ピストン機関の縦断面図であ
る。
る。
【図4】 (A)は吸気通路の断面図であり、(B)は
排気通路の断面図である。
排気通路の断面図である。
【図5】 回転弁体に設けた気密シール材を示す断面説
明図である。
明図である。
【図6】 図1に示す内燃ピストン機関の全体概略配置
図である。
図である。
【図7】 (A)〜(D)は給排気弁装置の作動状態の
説明図である。
説明図である。
【図8】 (A)〜(D)は図7に引き続き給排気弁装
置の作動状態の説明図である。
置の作動状態の説明図である。
1 シリンダブロック 2 ピストン摺動室 3 クランクケース 3a クランク室 4 シリンダ 5 シリンダヘッド 6 燃焼室 7 吸気通路 8 排気通路 9 吸気マニホルド 9a 吸気管 10 排気マニホルド 10a 排気管 11 吸気側弁室 12 排気側弁室 13 吸気側回転弁体 13a 弁口 14 排気側回転弁体 14a 弁口 15 気密シール材 18 ピストン 19 コンロッド 20 クランク軸 21 クランク腕 22 点火プラグ 23 プーリー 24 プーリー 25 プーリー 26 タイミングベルト
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダ内にクランク軸と連動するピス
トンを往復動可能に配設し、シリンダヘッドに吸気通路
及び排気通路を備えた内燃ピストン機関において、前記
シリンダヘッドに、前記吸気通路及び排気通路をそれぞ
れ横切って当該シリンダヘッドを貫通する円筒状の吸気
側弁室及び排気側弁室を並設し、両弁室には、それぞれ
前記吸気通路及び排気通路と連通可能な弁口を有する吸
気側回転弁体及び排気側回転弁体をそれぞれ回転可能に
貫通させ、両回転弁体を前記クランク軸に連動手段を介
して連動連結してなる給排気弁装置。 - 【請求項2】 前記連動手段は、吸気側回転弁体及び排
気側回転弁体にそれぞれ設けたプーリーと、クランク軸
に設けたプーリーと、これらのタイミングプーリーに掛
張されるタイミングべルトとからなる請求項1に記載の
内燃ピストン機関における給排気弁装置。 - 【請求項3】 前記吸気側回転弁体及び排気側回転弁体
は、それぞれ外周面に耐熱性及び耐摩耗性の気密シール
材を備えてなる請求項1または2に記載の内燃ピストン
機関における給排気弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11490195A JPH08312314A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 内燃ピストン機関における給排気弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11490195A JPH08312314A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 内燃ピストン機関における給排気弁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08312314A true JPH08312314A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14649476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11490195A Pending JPH08312314A (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 内燃ピストン機関における給排気弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08312314A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015214984A (ja) * | 2009-04-09 | 2015-12-03 | ルイ・エー・グリーン | 2ストロークエンジンおよびこれに関係した方法 |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP11490195A patent/JPH08312314A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015214984A (ja) * | 2009-04-09 | 2015-12-03 | ルイ・エー・グリーン | 2ストロークエンジンおよびこれに関係した方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030228 |