JPH08312765A - 制御仕様判別装置 - Google Patents

制御仕様判別装置

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JPH08312765A
JPH08312765A JP7119630A JP11963095A JPH08312765A JP H08312765 A JPH08312765 A JP H08312765A JP 7119630 A JP7119630 A JP 7119630A JP 11963095 A JP11963095 A JP 11963095A JP H08312765 A JPH08312765 A JP H08312765A
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JP
Japan
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vehicle
neutral
neutral signal
signal line
control
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JP7119630A
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Inventor
Shinji Takeuchi
伸二 竹内
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の始動前にA/T車またはM/T車
であるかの判別を完了することで、内燃機関の始動直後
から車両の仕様に適合した制御を可能とすること。 【構成】 A/T車において、ニュートラル信号線32
はスタータスイッチ35とニュートラルスイッチ33と
の配線途中からECU10のディジタル入力回路17に
配線接続され、M/T車ではニュートラル信号線32は
配線接続されていない。このため、A/T車では、ニュ
ートラルスイッチ33がオンであるときにはスタータ3
6を介してグランド0V(バッテリ41の−端子電圧)
となり、内燃機関の始動前でニュートラルスイッチ33
がオフであるときにはオープンとなる。これにより、E
CU10は内燃機関の始動前であってもニュートラル信
号線32の端子電圧を検出することで、A/T車または
M/T車であるかを判定でき、内燃機関の始動直後から
車両の仕様に適合した制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機(Automati
c Transmission)を搭載した車両(以下、『A/T車』
という)及び手動変速機(Manually Shifted Transmissi
on)を搭載した車両(以下、『M/T車』という)の両
方の制御用プログラムをメモリ内に記憶し、A/T車ま
たはM/T車に応じた制御用プログラムを択一的に選択
することができる制御仕様判別装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、制御仕様判別装置に関連する先行
技術文献としては、特開平4−224262号公報にて
開示されたものが知られている。
【0003】このものでは、A/T車及びM/T車の両
方の制御用プログラムをメモリ内に記憶し、車種・仕様
等に応じてA/T車かM/T車かを判別し、両制御プロ
グラムから択一的に選択し、その選択状態を維持するこ
とでA/T車仕様またはM/T車仕様に対応した内燃機
関(エンジン)制御を行う技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記装置では、ECU
(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)のCP
UにD(ドライブ)レンジ信号が入力されたときにはA
/T車、Dレンジ信号が入力されないときにはM/T車
と判別している。ところが、A/T車における内燃機関
の始動はP(パーキング)レンジまたはN(ニュートラ
ル)レンジのときに可能であり、イグニッションスイッ
チをオンとしたのちにDレンジにシフトされるまでA/
T車の判別ができず、この期間内においてはA/T車と
しての制御ができないという不具合があった。
【0005】そこで、この発明は、かかる不具合を解決
するためになされたもので、内燃機関の始動前にA/T
車またはM/T車であるかの判別を完了することで、内
燃機関の始動直後から車両の仕様に適合した制御を実施
可能とする制御仕様判別装置の提供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる制御仕
様判別装置は、A/T車またはM/T車を制御する共通
のECUと、前記A/T車ではシフト位置がニュートラ
ルレンジ及びパーキングレンジのときオンでその他のレ
ンジのときオフとなり、前記M/T車ではシフト位置に
関係なくオンのままであるニュートラル検出手段と、前
記A/T車の前記ECUのみ配線接続し、前記ニュート
ラル検出手段の状態により遷移するニュートラル信号を
入力するニュートラル信号線と、前記ニュートラル信号
線からの前記ニュートラル信号の有無に基づき前記A/
T車または前記M/T車であるかを判別する仕様判別手
段とを具備するものである。
【0007】請求項2にかかる制御仕様判別装置は、請
求項1における前記仕様判別手段が、前記M/T車に対
応するように制御プログラムを初期設定し、前記ニュー
トラル信号線からの前記ニュートラル信号が入力された
ときに前記A/T車に対応するように前記制御プログラ
ムの設定を変更するものである。
【0008】請求項3にかかる制御仕様判別装置は、請
求項1または請求項2の具備する手段に加えて、前記仕
様判別手段による判別結果を記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された判別結果を所定の状態が現出する
まで保持する保持手段とを具備するものである。
【0009】
【作用】請求項1の制御仕様判別装置においては、A/
T車ではシフト位置がニュートラルレンジ及びパーキン
グレンジのときオンでその他のレンジのときオフとなる
ニュートラル検出手段の状態により遷移するニュートラ
ル信号がニュートラル信号線を介してECUに入力され
る。また、M/T車ではシフト位置に関係なくニュート
ラル検出手段によるニュートラル信号はオンのままであ
るが、ニュートラル信号線が配線接続されていないので
ECUにはニュートラル信号は入力されない。そして、
仕様判別手段ではニュートラル信号線からのニュートラ
ル信号の有無に基づきA/T車またはM/T車であるか
が判別される。
【0010】請求項2の制御仕様判別装置では、請求項
1における仕様判別手段にてM/T車に対応するように
制御プログラムが初期設定され、ニュートラル信号線か
らのニュートラル信号が入力されたときにA/T車に対
応するように制御プログラムの設定が変更される。
【0011】請求項3の制御仕様判別装置では、請求項
1または請求項2の作用に加えて、記憶手段で仕様判別
手段による判別結果が記憶され、その記憶状態が保持手
段にて所定の状態が現出するまで保持される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。
【0013】図1は本発明の一実施例にかかる制御仕様
判別装置の全体構成を示すブロック図である。
【0014】図1において、10はECUであり、EC
U10は、A/T車及びM/T車で共通に使用されそれ
ぞれの内燃機関を制御する。ECU10はマイクロコン
ピュータ11、アナログ入力回路16、ディジタル入力
回路17、出力回路18、図示しない機関回転数検出回
路及び電源回路等により構成される。
【0015】ECU10のマイクロコンピュータ11は
主として、CPU12、制御用プログラムや制御定数等
を記憶するROM13、各種演算データや入出力データ
を一時的に記憶するRAM14、所定データやダイアグ
コード等を記憶保持するスタンバイRAM15等からな
る。アナログ入力回路16は、O2 (酸素)センサ2
0、水温センサ21、吸入空気量センサ22等からの各
アナログ信号を読込んでマイクロコンピュータ11に各
データを送出する。また、ディジタル入力回路17は、
エアコンスイッチ31からの信号、A/T車のみ配線接
続されるニュートラル信号線32からのニュートラル信
号NSW、スタータ信号線34からのスタータ信号ST
S等の各ディジタル信号を読込んでマイクロコンピュー
タ11に各データを送出する。そして、出力回路18
は、マイクロコンピュータ11からの出力信号により燃
料噴射弁50、点火装置51、アイドルスピードコント
ロール(Idle Speed Control:アイドル回転数制御;以
下、単に『ISC』という)装置52を駆動する。
【0016】次に、ニュートラル信号NSW及びスター
タ信号STSについて図1を参照して詳細に説明する。
【0017】A/T車では、イグニッションスイッチ4
0がオンでスタータスイッチ35がオンされたときに、
車両が運転者の意図に反して動きださないよう、シフト
位置がN(ニュートラル)レンジまたはP(パーキン
グ)レンジ以外では、スタータスイッチ35がオンされ
てもスタータ36は作動されない。即ち、バッテリ41
に直列に接続されたイグニッションスイッチ40及びス
タータスイッチ35に更に、シフト位置がNレンジまた
はPレンジのときだけオンとなるニュートラルスイッチ
33が直列に接続されている。
【0018】一方、M/T車では、ニュートラルスイッ
チ33が常にショート状態とされ、イグニッションスイ
ッチ40がオンでスタータスイッチ35がオンされる
と、いつでもスタータ36は作動される。
【0019】A/T車において、ニュートラル信号線3
2はスタータスイッチ35とニュートラルスイッチ33
との配線途中からECU10のディジタル入力回路17
に配線接続されており、ニュートラルスイッチ33がオ
ンであるときにはスタータ36を介してグランド0V
(バッテリ41の−端子電圧)となり、内燃機関始動前
でニュートラルスイッチ33がオフであるときにはオー
プンとなる。また、A/T車またはM/T車において、
スタータ信号線34はニュートラルスイッチ33とスタ
ータ36との配線途中からECU10のディジタル入力
回路17に配線接続されており、スタータ36が作動状
態、つまり電源電圧+BV(バッテリ41の+端子電
圧)が印加されているとき電源電圧+BVとなり、スタ
ータ36が非作動状態のときスタータ36を介してグラ
ンド0V(バッテリ41の−端子電圧)となる。
【0020】次に、本発明の一実施例にかかる制御仕様
判別装置で使用されているECU10のマイクロコンピ
ュータ11内のCPU12の処理手順を図2及び図3の
フローチャートに基づいて説明する。
【0021】まず、図2の初期設定ルーチンにおけるス
テップS101で、A/T車またはM/T車であるかの
判別フラグXATが0とされ、即ち、M/T車として初
期設定され、更に、その他の初期設定処理が実行され、
本ルーチンを終了する。
【0022】次に、図3のメインルーチンにおけるステ
ップS201で、ニュートラルスイッチ33がオン(O
N)、即ち、ニュートラル信号NSWが0Vでグランド
に接続された状態であるかが判定される。ステップS2
01の判定条件が成立するときには、ステップS202
に移行し、ニュートラル信号線32が配線されているた
め、A/T車と判定でき、A/T車またはM/T車であ
ることを示す判別フラグXATが1とされ、A/T車と
して設定される。
【0023】一方、ステップS201で、ニュートラル
スイッチ33がオンでないときには、A/T車でシフト
位置がNレンジまたはPレンジ以外であるかまたはM/
T車であるため、ステップS202がスキップされ判別
フラグXATは初期設定のままの0であり変更されな
い。このように、A/T車では内燃機関の始動時にスタ
ータ36を作動するためには、シフト位置をNレンジま
たはPレンジとしてニュートラルスイッチ33をオンと
する必要があり、内燃機関の始動前に必ずステップS2
02の処理が実行されることでA/T車の判別が可能と
なる。ここで、一度、A/T車の判別処理が実行された
のちでは、電源オンによる初期設定が実行されない限り
M/T車の設定に戻ることはない。
【0024】そして、ステップS203で、判別フラグ
XAT=1であるかが判定される。ステップS203の
判定条件が成立するときには、ステップS204に移行
し、A/T車との判定に基づき、ISC装置52による
内燃機関のISC目標回転数が700rpmに設定され
る。一方、ステップS203の判定条件が成立しないと
きには、ステップS205に移行し、M/T車との判定
に基づき、ISC装置52による内燃機関のISC目標
回転数が650rpmに設定される。ステップS204
またはステップS205の処理ののちステップS206
に移行し、図示しないスロットルバルブが全閉状態であ
る等のISC制御条件を満足すると、ISC制御処理が
実行される。
【0025】ISC制御とは内燃機関のアイドリング時
において、アイドル回転数を安定させるため、内燃機関
の機関回転数を検出し、目標回転数より低下すると増加
させ、また、目標回転数より上昇すると減少させるよう
に、ガソリン機関であれば吸入空気量等を制御、ディー
ゼル機関であれば燃料噴射量を制御するものである。そ
して、A/T車では更に、シフト位置がNレンジまたは
Pレンジであるか、その他のDレンジ等であるかによっ
て目標回転数を変更し制御している。このように、A/
T車とM/T車とで目標回転数を変更するのは、A/T
車ではトルクコンバータの負荷があり、機関回転数をニ
ュートラル状態でもM/T車より高く設定しないと安定
し難いためである。
【0026】次にステップS207に移行して、その他
の制御処理として、内燃機関に対する基本的な制御であ
る吸入空気量センサ22による基本燃料噴射量演算、O
2 センサ20によるA/F(空燃比)フィードバック制
御、水温センサ21による燃料噴射量や点火時期の補正
制御等が実行され、本ルーチンを終了する。
【0027】ここで、本実施例における非常に稀な場合
として、図4に示すように、イグニッションスイッチ4
0をオフ(OFF)→オン(ON)、即ち、ECU10
の電源をオフ(OFF)→オン(ON)とした直後にス
タータスイッチ35をオフ(OFF)→オン(ON)と
すると、A/T車でシフト位置がNレンジまたはPレン
ジであってもニュートラル信号線32のニュートラル信
号NSWが+BV(バッテリ41の+端子電圧)の“H
i ”レベルとなりA/T車であることが検出できない。
【0028】更に、A/T車であってもスタータスイッ
チ35をオン(ON)→オフ(OFF)とした直後にニ
ュートラルスイッチ33をオン(ON)→オフ(OF
F)とすると、即ち、シフト位置をNレンジまたはPレ
ンジ以外とすると、ニュートラル信号線32のニュート
ラル信号NSWが“Hi ”レベルとなるためA/T車で
あることを判別できないことになる。
【0029】このような不具合は、A/T車またはM/
T車であるかの判別フラグXATをスタンバイRAM1
5の記憶領域に設定することで、一度、A/T車として
判別したのちにおいては、上記のような場合であって
も、A/T車をM/T車と誤判定することが回避され
る。
【0030】ところで、本実施例では、M/T車にはニ
ュートラル信号線32は接続されないが、ECU10側
の空き端子にノイズ等が入力し“Lo ”レベルであると
誤判定されA/T車として一度、誤記憶されるとバッテ
リ41を外すまでM/T車としての判別ができない。
【0031】このような場合に対処するためのECU1
0のマイクロコンピュータ11内のCPU12の処理手
順を図5のフローチャートに基づいて説明する。つま
り、イグニッションスイッチ40のオフ(OFF)→オ
ン(ON)、即ち、制御プログラムの初期設定の所定回
数毎に判別し直すことで解決するものである。
【0032】まず、ステップS301で、スタンバイR
AM15が正常であるかが判定される。ステップS30
1の判定条件が成立せず、スタンバイRAM15が異常
であるときには、ステップS302に移行し、後述のス
テップS305で初期設定を実行するため、カウンタC
INITが3に設定される。ステップS301の判定条
件が成立するときには、ステップS302をスキップ
し、ステップS303に移行し、カウンタCINITが
「1」インクリメントされる。次にステップS304に
移行して、カウンタCINITが3を越えているかが判
定される。ステップS304の判定条件が成立し、カウ
ンタCINITが4となると、ステップS305に移行
し、カウンタCINITが0とされると共にA/T車ま
たはM/T車であるかの判別フラグXATが0とされ、
初期設定におけるM/T車とされる。一方、ステップS
304の判定条件が成立せず、カウンタCINITが3
以内ならば、ステップS305がスキップされ、判別フ
ラグXATはスタンバイRAM15の記憶状態のまま使
用するとして、本ルーチンを終了する。
【0033】このように、本実施例の制御仕様判別装置
は、A/T車またはM/T車を制御する共通のECU1
0と、前記A/T車ではシフト位置がN(ニュートラ
ル)レンジ及びP(パーキング)レンジのときオンでそ
の他のレンジのときオフとなり、前記M/T車ではシフ
ト位置に関係なくオンの状態を維持するニュートラルス
イッチ33からなるニュートラル検出手段と、前記A/
T車のECU10にニュートラルスイッチ33からのニ
ュートラル信号NSWを入力するニュートラル信号線3
2と、ニュートラル信号線32からのニュートラル信号
NSWの有無に基づき前記A/T車または前記M/T車
であるかを判別するECU10のマイクロコンピュータ
11内のCPU12にて達成される仕様判別手段とを具
備するものであり、これを請求項1の実施例とすること
ができる。
【0034】したがって、A/T車ではシフト位置がN
レンジ及びPレンジのときオンでその他のレンジのとき
オフとなるニュートラルスイッチ33の状態により遷移
するニュートラル信号NSWがニュートラル信号線32
を介してECU10に入力される。また、M/T車では
シフト位置に関係なくニュートラルスイッチ33はオン
のままであるが、ニュートラル信号線32が配線接続さ
れていないのでECU10にはニュートラル信号NSW
は入力されない。そして、ECU10のマイクロコンピ
ュータ11内のCPU12にて達成される仕様判別手段
ではニュートラル信号線32からのニュートラル信号N
SWの有無に基づきA/T車またはM/T車であるかが
判別される。
【0035】故に、A/T車またはM/T車の判定が内
燃機関の始動前にされることで、内燃機関の始動直後か
ら車両の仕様に適合した制御が実行可能となり、安定し
た機関回転数等を得ることができる。また、M/T車で
はニュートラル信号線の配線接続が不要となり、コスト
削減が達成できる。
【0036】また、本実施例の制御仕様判別装置は、E
CU10のマイクロコンピュータ11内のCPU12に
て達成される仕様判別手段が、前記M/T車に対応する
ように制御プログラムを初期設定し、ニュートラル信号
線32からのニュートラル信号NSWが入力されたとき
に前記A/T車に対応するように前記制御プログラムの
設定を変更するものであり、これを請求項2の実施例と
することができる。
【0037】したがって、ECU10のマイクロコンピ
ュータ11内のCPU12にて達成される仕様判別手段
でM/T車に対応するように制御プログラムが初期設定
され、ニュートラル信号線32からのニュートラル信号
NSWが入力されたときにA/T車に対応するように制
御プログラムの設定が変更される。このため、ニュート
ラル信号線32からのニュートラル信号NSWが入力さ
れたときのみにA/T車であると判定するだけなので、
制御プログラムが簡素化される。
【0038】そして、本実施例の制御仕様判別装置は、
更に、ECU10のマイクロコンピュータ11内のCP
U12にて達成される仕様判別手段による判別結果を記
憶するスタンバイRAM15からなる記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された判別結果を所定の状態が現出する
まで保持するECU10のマイクロコンピュータ11内
のCPU12にて達成される保持手段とを具備するもの
であり、これを請求項3の実施例とすることができる。
【0039】したがって、記憶手段としてのスタンバイ
RAM15にてECU10のマイクロコンピュータ11
内のCPU12にて達成される仕様判別手段による判別
結果が記憶され、その記憶状態がECU10のマイクロ
コンピュータ11内のCPU12にて達成される保持手
段にて所定の状態が現出するまで保持される。このた
め、A/T車またはM/T車の判別結果が一度、記憶さ
れると所定の状態が現出するまで保持されることで、そ
ののちにおける誤判定の防止が達成できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の制御仕
様判別装置によれば、A/T車ではシフト位置がニュー
トラルレンジ及びパーキングレンジのときオンでその他
のレンジのときオフとなるニュートラル検出手段の状態
により遷移するニュートラル信号がニュートラル信号線
を介してECUに入力され、M/T車ではシフト位置に
関係なくニュートラル検出手段によるニュートラル信号
はオンのままであるが、ニュートラル信号線が配線接続
されていないのでECUにはニュートラル信号は入力さ
れず、仕様判別手段ではニュートラル信号線からのニュ
ートラル信号の有無に基づきA/T車またはM/T車で
あるかが判別される。これにより、内燃機関の始動前に
A/T車またはM/T車であるかの判別が完了されるた
め、内燃機関の始動直後から車種に適合した制御が可能
となり安定した内燃機関制御を実行することができる。
また、M/T車ではニュートラル信号線の配線接続が不
要となりコスト削減することができる。
【0041】請求項2の制御仕様判別装置によれば、請
求項1の効果に加えて、仕様判別手段にてM/T車に対
応するように制御プログラムが初期設定され、ニュート
ラル信号線からのニュートラル信号が入力されたときに
A/T車に対応するように制御プログラムの設定が変更
される。このように、ニュートラル信号線からのニュー
トラル信号が入力されたときのみにA/T車であると判
定するだけなので、制御プログラムを簡素化することが
できる。
【0042】請求項3の制御仕様判別装置によれば、請
求項1または請求項2の効果に加えて、記憶手段で仕様
判別手段による判別結果が記憶され、その記憶状態が保
持手段にて所定の状態が現出するまで保持される。この
ように、一度、仕様判別された判別結果が記憶保持され
ることでノイズ等による誤判定を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例にかかる制御仕様判
別装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】 図2は本発明の一実施例にかかる制御仕様判
別装置で使用されているCPUの初期設定の処理手順を
示すフローチャートである。
【図3】 図3は本発明の一実施例にかかる制御仕様判
別装置で使用されているCPUのメイン処理手順を示す
フローチャートである。
【図4】 図4は本発明の一実施例にかかる制御仕様判
別装置における各信号状態を示すタイムチャートであ
る。
【図5】 図5は本発明の一実施例にかかる制御仕様判
別装置で使用されているCPUの初期設定の他の処理手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 ECU(電子制御ユニット) 11 マイクロコンピュータ 12 CPU 15 スタンバイRAM 32 ニュートラル信号線 33 ニュートラルスイッチ(ニュートラル検出手
段) 34 スタータ信号線 35 スタータスイッチ 36 スタータ 40 イグニッションスイッチ 41 バッテリ NSW ニュートラル信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動変速機を搭載した車両または手動変
    速機を搭載した車両を制御する共通の電子制御ユニット
    と、 前記自動変速機を搭載した車両ではシフト位置がニュー
    トラルレンジ及びパーキングレンジのときオンでその他
    のレンジのときオフとなり、前記手動変速機を搭載した
    車両ではシフト位置に関係なくオンの状態を維持するニ
    ュートラル検出手段と、 前記自動変速機を搭載した車両の前記電子制御ユニット
    のみ配線接続し、前記ニュートラル検出手段の状態によ
    り遷移するニュートラル信号を入力するニュートラル信
    号線と、 前記ニュートラル信号線からの前記ニュートラル信号の
    有無に基づき前記自動変速機を搭載した車両または前記
    手動変速機を搭載した車両であるかを判別する仕様判別
    手段とを具備することを特徴とする制御仕様判別装置。
  2. 【請求項2】 前記仕様判別手段は、 前記手動変速機を搭載した車両に対応するように制御プ
    ログラムを初期設定し、前記ニュートラル信号線からの
    前記ニュートラル信号が入力されたときに前記自動変速
    機を搭載した車両に対応するように前記制御プログラム
    の設定を変更することを特徴とする請求項1に記載の制
    御仕様判別装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記仕様判別手段による判別結果
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された判別結果を所定の状態が現出
    するまで保持する保持手段とを具備することを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の制御仕様判別装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159823A (ja) * 2009-01-08 2010-07-22 Isuzu Motors Ltd 自動変速装置
JP2018162766A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 株式会社デンソー 電子制御装置

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