JPH0831310B2 - ラピットスタート形蛍光ランプ - Google Patents
ラピットスタート形蛍光ランプInfo
- Publication number
- JPH0831310B2 JPH0831310B2 JP59007124A JP712484A JPH0831310B2 JP H0831310 B2 JPH0831310 B2 JP H0831310B2 JP 59007124 A JP59007124 A JP 59007124A JP 712484 A JP712484 A JP 712484A JP H0831310 B2 JPH0831310 B2 JP H0831310B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alumina
- fluorescent lamp
- lamp
- rapid start
- starting voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/30—Vessels; Containers
- H01J61/35—Vessels; Containers provided with coatings on the walls thereof; Selection of materials for the coatings
Landscapes
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] 本発明は、省電力化を目的としてクリプトンガスを含
むガスを封入ガスとして使用するラピッドスタート形蛍
光ランプの始動特性を改善するためのラピッドスタート
形蛍光ランプに関する。
むガスを封入ガスとして使用するラピッドスタート形蛍
光ランプの始動特性を改善するためのラピッドスタート
形蛍光ランプに関する。
[発明の背景] 省電力を目的としたクリプトンガスを含む封入ガスを
使用するラピッドスタート形蛍光ランプはアルゴン単一
封入ガスを使用する一般のラピッドスタート形蛍光ラン
プよりも始動電圧が上昇する欠点がある。始動電圧を下
げるため透明導電性被膜(ネサ膜)の抵抗値を下げて対
策していた。例えば、40Wサイズのラピッドスタート形
蛍光ランプでは、ランプ完成後のネサ膜の抵抗値(ガラ
ス管の両端各158mmを除いた中央部872mmの間の抵抗値)
は一般形が200kΩ以下であれば0℃でも200V以下で始動
するのに対し、省電力形では70kΩ以下にする必要があ
った。一方、ランプ完成後のネサ膜抵抗値を30kΩ以下
にすると、点灯時間が2000時間を経過した頃からランプ
表面に黄褐ないし黒色の斑点(以下、この現象を水銀汚
れと呼ぶ)を生じ、著しく外観を損う欠点がある。した
がって、ランプ完成後のネサ膜の抵抗値を30〜70kΩの
狭い範囲に制御せねばならず、量産時の歩留りの低下や
品質のバラツキが大きくなるという問題があった。
使用するラピッドスタート形蛍光ランプはアルゴン単一
封入ガスを使用する一般のラピッドスタート形蛍光ラン
プよりも始動電圧が上昇する欠点がある。始動電圧を下
げるため透明導電性被膜(ネサ膜)の抵抗値を下げて対
策していた。例えば、40Wサイズのラピッドスタート形
蛍光ランプでは、ランプ完成後のネサ膜の抵抗値(ガラ
ス管の両端各158mmを除いた中央部872mmの間の抵抗値)
は一般形が200kΩ以下であれば0℃でも200V以下で始動
するのに対し、省電力形では70kΩ以下にする必要があ
った。一方、ランプ完成後のネサ膜抵抗値を30kΩ以下
にすると、点灯時間が2000時間を経過した頃からランプ
表面に黄褐ないし黒色の斑点(以下、この現象を水銀汚
れと呼ぶ)を生じ、著しく外観を損う欠点がある。した
がって、ランプ完成後のネサ膜の抵抗値を30〜70kΩの
狭い範囲に制御せねばならず、量産時の歩留りの低下や
品質のバラツキが大きくなるという問題があった。
また、最近、需要の伸びている3波長形蛍光体を省電
力ラピッドスタート形蛍光ランプに使用すると、更に始
動電圧が上昇し、0℃で200V以下で始動するにはランプ
完成後のネサ膜の抵抗値を20kΩ以下にする必要がある
が、水銀汚れが発生するので実施化が困難であった。
力ラピッドスタート形蛍光ランプに使用すると、更に始
動電圧が上昇し、0℃で200V以下で始動するにはランプ
完成後のネサ膜の抵抗値を20kΩ以下にする必要がある
が、水銀汚れが発生するので実施化が困難であった。
[発明の目的] 本発明の目的は、省電力化を目的としてクリプトンガ
スを含むガスを封入ガスとして使用するラピッドスター
ト形蛍光ランプの始動特性を改善するためのラピッドス
タート形蛍光ランプを提供することにある。
スを含むガスを封入ガスとして使用するラピッドスター
ト形蛍光ランプの始動特性を改善するためのラピッドス
タート形蛍光ランプを提供することにある。
[発明の概要] 本発明の要旨は、蛍光ランプ用ガラス管の内面に透明
導電性被膜が被着され、 前記透明導電性被膜上にα−アルミナを含有した蛍光
体層が形成され、 前記ガラス管内にはクリプトンガスを含む封入ガスが
封入されていることを特徴とするラピッドスタート形蛍
光ランプにある。
導電性被膜が被着され、 前記透明導電性被膜上にα−アルミナを含有した蛍光
体層が形成され、 前記ガラス管内にはクリプトンガスを含む封入ガスが
封入されていることを特徴とするラピッドスタート形蛍
光ランプにある。
[発明の実施例] 本発明者らは、始動電圧を低下する効果のある添加剤
を探索した結果、α−アルミナが最も効果が大きいこと
を見出した。検討したアルミナの特性を第1表に示す。
第1図はこれらのアルミナのX線回折図である。第1表
のアルミナNo.3,5及び10はα−アルミナのほぼ単一の回
折パターンを示し、No.20とNo.30とはわずかにγ−アル
ミナの回折パターンを含むが、いずれも始動電圧を下げ
る効果がある。ここでは、No.3,5,10,20 及び30のアルミナをα−アルミナと呼ぶ。
を探索した結果、α−アルミナが最も効果が大きいこと
を見出した。検討したアルミナの特性を第1表に示す。
第1図はこれらのアルミナのX線回折図である。第1表
のアルミナNo.3,5及び10はα−アルミナのほぼ単一の回
折パターンを示し、No.20とNo.30とはわずかにγ−アル
ミナの回折パターンを含むが、いずれも始動電圧を下げ
る効果がある。ここでは、No.3,5,10,20 及び30のアルミナをα−アルミナと呼ぶ。
一方、No.100のγ−アルミナでは、始動電圧を下げる
効果は殆んど見られなかった。
効果は殆んど見られなかった。
第2図は、第2表の各蛍光体を用い、省電力タイプの
ラピッドスタート形蛍光ランプを試作した結果をまとめ
たものである。破線は、第1表No.5のα−アルミナを添
加したランプの結果であり、実線はα−アルミナを添加
していないランプの結果である。どの蛍光体の場合で
も、ランプ完成後の同一ネサ膜抵抗値で比較すると、α
−アルミナを添加した方が始動電圧が確実に低下してい
る。
ラピッドスタート形蛍光ランプを試作した結果をまとめ
たものである。破線は、第1表No.5のα−アルミナを添
加したランプの結果であり、実線はα−アルミナを添加
していないランプの結果である。どの蛍光体の場合で
も、ランプ完成後の同一ネサ膜抵抗値で比較すると、α
−アルミナを添加した方が始動電圧が確実に低下してい
る。
蛍光ランプの蛍光膜にアルミナを添加することは公知
である。例えば、特公昭40−14855号には、5〜100nmの
アルミナを1〜6%添加して膜強度を向上させる例が述
べられているが、アルミナの結晶構造及びラピッドスタ
ート形蛍光ランプの始動電圧については言及されていな
い。また、特開昭57−115755号には、γ−アルミナを混
入したハロ蛍光体層を被着し、更に、この上に希土類蛍
光体層を被着したラピッドスタート形蛍光ランプの例が
述べられているが、アルミナの結晶構造は実施例にある
ように、γ形を使用している。
である。例えば、特公昭40−14855号には、5〜100nmの
アルミナを1〜6%添加して膜強度を向上させる例が述
べられているが、アルミナの結晶構造及びラピッドスタ
ート形蛍光ランプの始動電圧については言及されていな
い。また、特開昭57−115755号には、γ−アルミナを混
入したハロ蛍光体層を被着し、更に、この上に希土類蛍
光体層を被着したラピッドスタート形蛍光ランプの例が
述べられているが、アルミナの結晶構造は実施例にある
ように、γ形を使用している。
これに対して、本発明は、α−アルミナがラピッドス
タート形蛍光ランプの始動電圧を下げる効果があること
を始めて見出したものであり、新規なものである。
タート形蛍光ランプの始動電圧を下げる効果があること
を始めて見出したものであり、新規なものである。
次に、本発明を第3図により説明する。第3図は本発
明によるラピッドスタート形蛍光ランプの断面構造を示
したものであり、ガラス管1の内側に透明導電性被膜2
が被着され、その上にα−アルミナを含む蛍光膜3が被
着されている。ガラス管1の両端には電極4,4が設けら
れており、ガラス管1内部には水銀と希ガスとが封入さ
れている。
明によるラピッドスタート形蛍光ランプの断面構造を示
したものであり、ガラス管1の内側に透明導電性被膜2
が被着され、その上にα−アルミナを含む蛍光膜3が被
着されている。ガラス管1の両端には電極4,4が設けら
れており、ガラス管1内部には水銀と希ガスとが封入さ
れている。
実施例1: ハロリン酸塩蛍光体100g、膜強化剤としてピロリン酸
カルシウム2g及び第1表No.5のα−アルミナ4gをカルボ
キシルメチルセルロースのアンモニウム塩の1%水溶液
と共にボールミルして蛍光体塗料を調製する。次にネサ
膜の抵抗値が70〜90kΩである。透明導電性被膜2を被
着したガラス管1に、上記蛍光体塗料を塗布,乾燥して
蛍光体膜3を形成する。続いて、このガラス管1を焼
成、封止した後、水銀及びクリプトン−ネオン−アルゴ
ン混合ガスを封入し、40Wサイズの省電力ラピッドスタ
ート形蛍光ランプを製作した。比較例として同時に同様
の方法でα−アルミナを添加しない蛍光ランプを製作し
た(比較例1)。ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び始動
電圧の測定結果を第3表に示す。
カルシウム2g及び第1表No.5のα−アルミナ4gをカルボ
キシルメチルセルロースのアンモニウム塩の1%水溶液
と共にボールミルして蛍光体塗料を調製する。次にネサ
膜の抵抗値が70〜90kΩである。透明導電性被膜2を被
着したガラス管1に、上記蛍光体塗料を塗布,乾燥して
蛍光体膜3を形成する。続いて、このガラス管1を焼
成、封止した後、水銀及びクリプトン−ネオン−アルゴ
ン混合ガスを封入し、40Wサイズの省電力ラピッドスタ
ート形蛍光ランプを製作した。比較例として同時に同様
の方法でα−アルミナを添加しない蛍光ランプを製作し
た(比較例1)。ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び始動
電圧の測定結果を第3表に示す。
第3表に示すように、本実施による蛍光ランプは0℃
の始動電圧が190Vであり、α−アルミナを4%添加する
ことにより始動電圧は6V低下した。なお、実施例1の0
℃始動電圧の最大値は194Vであり、全数定格電圧の200V
で点灯したが、比較例1では最大値が201Vであり、1/10
(本)が、200Vで点灯しなかった。
の始動電圧が190Vであり、α−アルミナを4%添加する
ことにより始動電圧は6V低下した。なお、実施例1の0
℃始動電圧の最大値は194Vであり、全数定格電圧の200V
で点灯したが、比較例1では最大値が201Vであり、1/10
(本)が、200Vで点灯しなかった。
実施例2〜4: 第4表に示す3波長形蛍光体100g、ピロリン酸カルシ
ウム2g及び第1表No.5のα−アルミナ2gを用い、実施例
1と同様の方法で蛍光体塗料を調合する。次に、ネサ膜
抵抗値が80〜180kΩである透明導電被膜2を被着したガ
ラス管1を用い、実施例1と同様の方法でラピッドスタ
ート形蛍光ランプを製作した。同時に、比較例としてα
−アルミナを添加しない蛍光ランプを製作した(比較例
2)。ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び0℃始動電圧の
測定結果を第5表に示す。
ウム2g及び第1表No.5のα−アルミナ2gを用い、実施例
1と同様の方法で蛍光体塗料を調合する。次に、ネサ膜
抵抗値が80〜180kΩである透明導電被膜2を被着したガ
ラス管1を用い、実施例1と同様の方法でラピッドスタ
ート形蛍光ランプを製作した。同時に、比較例としてα
−アルミナを添加しない蛍光ランプを製作した(比較例
2)。ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び0℃始動電圧の
測定結果を第5表に示す。
第5表に示すように、3波長形蛍光体の場合にはハロ
蛍光体の場合よりもα−アルミナ添加による始動電圧の
低下効果が大きく、ランプ完成後の同一ネサ膜抵抗値で
比較すると10V差となった。なお、実施例4の0℃始動
電圧の最大値は200Vで点灯したが、比較例2では最大値
が240Vであり、3/8(本)が200Vで点灯しなかった。
蛍光体の場合よりもα−アルミナ添加による始動電圧の
低下効果が大きく、ランプ完成後の同一ネサ膜抵抗値で
比較すると10V差となった。なお、実施例4の0℃始動
電圧の最大値は200Vで点灯したが、比較例2では最大値
が240Vであり、3/8(本)が200Vで点灯しなかった。
実施例5: 第1表No.5のα−アルミナ5gを用いる他は実施例4と
同じ方法で且つ同時にラピッドスタート形蛍光ランプを
製作した。ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び0℃始動電
圧の測定結果を第5表に併せて示す。0℃始動電圧は、
実施例4よりも更に5V低下した。
同じ方法で且つ同時にラピッドスタート形蛍光ランプを
製作した。ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び0℃始動電
圧の測定結果を第5表に併せて示す。0℃始動電圧は、
実施例4よりも更に5V低下した。
実施例6〜10: 第6表に示す3波長形蛍光体100gと第1表に示すいず
れかのα−アルミナ2gを用い、実施例1と同様の方法で
蛍光体塗料を調製する。次に透明導電性被膜2を被着し
てネサ膜抵抗値が80〜110kΩであるガラス管1に、先づ
γ−アルミナの3w/v%水懸濁液を塗布,乾燥して保護膜
を形成し、その上から上記蛍光体塗料を塗布し、以下、
実施例1と同様の方法でラピッドスタート形蛍光ランプ
を製作した。同時に比較例としてα−アルミナを添加し
てない蛍光ランプを製作した(比較例3)。
れかのα−アルミナ2gを用い、実施例1と同様の方法で
蛍光体塗料を調製する。次に透明導電性被膜2を被着し
てネサ膜抵抗値が80〜110kΩであるガラス管1に、先づ
γ−アルミナの3w/v%水懸濁液を塗布,乾燥して保護膜
を形成し、その上から上記蛍光体塗料を塗布し、以下、
実施例1と同様の方法でラピッドスタート形蛍光ランプ
を製作した。同時に比較例としてα−アルミナを添加し
てない蛍光ランプを製作した(比較例3)。
ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び0℃始動電圧の測定
結果を第7表に示す。比較例3は微粒のピロリン酸カル
シウムを添加していないので、比較例2よりも0℃始動
電圧が8V低い。α−アルミナとしての完全度が低くなる
程0℃始動電圧は上昇するが、比較例よりは低い。
結果を第7表に示す。比較例3は微粒のピロリン酸カル
シウムを添加していないので、比較例2よりも0℃始動
電圧が8V低い。α−アルミナとしての完全度が低くなる
程0℃始動電圧は上昇するが、比較例よりは低い。
実施例11〜12: 第4表に示す3波長形蛍光体100gと第1表No.10のα
−アルミナをポリエチレンオキシドの1%水溶液と共に
撹拌して蛍光体塗料を調製する。以下、実施例6〜10と
同様の方法でラピッドスタート形蛍光ランプを製作し
た。同時に、比較例としてα−アルミナを添加しない蛍
光ランプ(比較例4),及びα−アルミナの代りにγ−
アルミナを2%添加した蛍光ランプ(比較例5)を製作
した。
−アルミナをポリエチレンオキシドの1%水溶液と共に
撹拌して蛍光体塗料を調製する。以下、実施例6〜10と
同様の方法でラピッドスタート形蛍光ランプを製作し
た。同時に、比較例としてα−アルミナを添加しない蛍
光ランプ(比較例4),及びα−アルミナの代りにγ−
アルミナを2%添加した蛍光ランプ(比較例5)を製作
した。
ランプ完成後のネサ膜抵抗値及び0℃始動電圧の測定
結果を第8表に示す。ポリエチレンオキシド有機バイン
ダーを使用すると、始動電圧は上昇するがα−アルミナ
添加量を増やすことによって、定格電圧200Vで点灯可能
になる。また、γ−アルミナを添加しても始動性の改善
には殆んど効果が無いことが判った。
結果を第8表に示す。ポリエチレンオキシド有機バイン
ダーを使用すると、始動電圧は上昇するがα−アルミナ
添加量を増やすことによって、定格電圧200Vで点灯可能
になる。また、γ−アルミナを添加しても始動性の改善
には殆んど効果が無いことが判った。
その上、上述した比較例5のランプにおける100時間
光束劣化率は11%と悪く、これに対し、実施例12のラン
プは4%、実施例11のランプは2%と良かった。このこ
とはγ−アルミナの添加は始動電圧の低下に殆んど効果
がないばかりでなく、光束維持率にも悪影響を及ぼして
いることを示している。
光束劣化率は11%と悪く、これに対し、実施例12のラン
プは4%、実施例11のランプは2%と良かった。このこ
とはγ−アルミナの添加は始動電圧の低下に殆んど効果
がないばかりでなく、光束維持率にも悪影響を及ぼして
いることを示している。
さらに、実験したところ、α−アルミナの添加量は0.
2〜10wt%の範囲が良く、0.2wt%未満では始動電圧低下
の効果がほとんど見られず、10wt%を超えては光束が大
きく低下して実際的ではなかった。そして、α−アルミ
ナの比表面積は30m2/g〜0.2m2/gの範囲で実験的にその
効果を確認した。しかし、0.2m2/g未満でも始動電圧低
下の効果はあるものと推測される。そして、30m2/gを超
えると、α−アルミナの製法上からγ−アルミナの混入
率が増加して来るのでその効果は減少して来るものと思
われる。
2〜10wt%の範囲が良く、0.2wt%未満では始動電圧低下
の効果がほとんど見られず、10wt%を超えては光束が大
きく低下して実際的ではなかった。そして、α−アルミ
ナの比表面積は30m2/g〜0.2m2/gの範囲で実験的にその
効果を確認した。しかし、0.2m2/g未満でも始動電圧低
下の効果はあるものと推測される。そして、30m2/gを超
えると、α−アルミナの製法上からγ−アルミナの混入
率が増加して来るのでその効果は減少して来るものと思
われる。
以上から明らかなように、これらの実施例によれば、
省電力形のラピッドスタート形蛍光ランプの始動電圧
を、ネサ抵抗値(例えば、ランプの単位長さ当りのネサ
抵抗値)を下げることなく、下げることができる。従っ
て、ランプ完成後のネサ抵抗値を従来値よりも高く設定
しても、ランプの点灯が可能となり、かつ、ネサ抵抗値
が高いので、ランプの水銀汚れを本質的に低減できる。
また、許容できるネサ抵抗値の範囲が広がるので、ラン
プ量産時の歩留まりが向上するという効果もある。
省電力形のラピッドスタート形蛍光ランプの始動電圧
を、ネサ抵抗値(例えば、ランプの単位長さ当りのネサ
抵抗値)を下げることなく、下げることができる。従っ
て、ランプ完成後のネサ抵抗値を従来値よりも高く設定
しても、ランプの点灯が可能となり、かつ、ネサ抵抗値
が高いので、ランプの水銀汚れを本質的に低減できる。
また、許容できるネサ抵抗値の範囲が広がるので、ラン
プ量産時の歩留まりが向上するという効果もある。
[発明の効果] 本発明によれば、従来の省電力形のラピッドスタート
形蛍光ランプに比べて、ランプの始動電圧を低く抑える
ことができ、かつ、ランプ点灯時の水銀汚れの発生を少
なくすることができる。
形蛍光ランプに比べて、ランプの始動電圧を低く抑える
ことができ、かつ、ランプ点灯時の水銀汚れの発生を少
なくすることができる。
蛍光体層にα−アルミナを含有させることにより、省
電力形でないラピッドスタート形蛍光ランプのネサ抵抗
値(透明導電性被膜の電気抵抗値)に比べて、ネサ抵抗
値を特に下げることなく、ランプの始動電圧を低く抑え
ることができるためである。即ち、始動電圧の低減を、
ネサ抵抗値を引き下げることによってではなく、蛍光体
層にα−アルミナを含有させることによって達成してい
る。そして、ネサ抵抗値は引き下げる必要性がないの
で、ネサ抵抗値を引き下げることによって生じる水銀汚
れを本質的に低減できる。
電力形でないラピッドスタート形蛍光ランプのネサ抵抗
値(透明導電性被膜の電気抵抗値)に比べて、ネサ抵抗
値を特に下げることなく、ランプの始動電圧を低く抑え
ることができるためである。即ち、始動電圧の低減を、
ネサ抵抗値を引き下げることによってではなく、蛍光体
層にα−アルミナを含有させることによって達成してい
る。そして、ネサ抵抗値は引き下げる必要性がないの
で、ネサ抵抗値を引き下げることによって生じる水銀汚
れを本質的に低減できる。
第1図はアルミナのX線回折図、第2図は各種蛍光体に
α−アルミナを添加した場合としない場合とについてラ
ンプ完成後のネサ抵抗と始動電圧との関係を示すグラ
フ、第3図は本発明の一実施例に係る省電力形ラピッド
スタート形蛍光ランプの全体構成を示す図である。 1……ガラス管、2……透明導電性被膜(ネサ膜)、3
……α−アルミナを添加した蛍光膜、4……電極。
α−アルミナを添加した場合としない場合とについてラ
ンプ完成後のネサ抵抗と始動電圧との関係を示すグラ
フ、第3図は本発明の一実施例に係る省電力形ラピッド
スタート形蛍光ランプの全体構成を示す図である。 1……ガラス管、2……透明導電性被膜(ネサ膜)、3
……α−アルミナを添加した蛍光膜、4……電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−121261(JP,A) 特開 昭55−59649(JP,A) 特公 昭44−12274(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】蛍光ランプ用ガラス管の内面に透明導電性
被膜が被着され、 前記透明導電性被膜上にα−アルミナを含有した蛍光体
層が形成され、 前記ガラス管内にはクリプトンガスを含む封入ガスが封
入されていることを特徴とするラピッドスタート形蛍光
ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59007124A JPH0831310B2 (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | ラピットスタート形蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59007124A JPH0831310B2 (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | ラピットスタート形蛍光ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60151952A JPS60151952A (ja) | 1985-08-10 |
| JPH0831310B2 true JPH0831310B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=11657323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59007124A Expired - Lifetime JPH0831310B2 (ja) | 1984-01-20 | 1984-01-20 | ラピットスタート形蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831310B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5858277A (en) * | 1992-12-23 | 1999-01-12 | Osram Sylvania Inc. | Aqueous phosphor coating suspension for lamps |
| WO2007034414A2 (en) * | 2005-09-26 | 2007-03-29 | Koninklijke Philips Electronics, N.V. | Low-mercury-consuming fluorescent lamps with phosphor/alumina-containing layer |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55121261A (en) * | 1979-03-14 | 1980-09-18 | Toshiba Corp | Highly efficient rapidly starting fluorescent lamp |
-
1984
- 1984-01-20 JP JP59007124A patent/JPH0831310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60151952A (ja) | 1985-08-10 |
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