JPH08313260A - 車両用方位検出装置 - Google Patents
車両用方位検出装置Info
- Publication number
- JPH08313260A JPH08313260A JP12001595A JP12001595A JPH08313260A JP H08313260 A JPH08313260 A JP H08313260A JP 12001595 A JP12001595 A JP 12001595A JP 12001595 A JP12001595 A JP 12001595A JP H08313260 A JPH08313260 A JP H08313260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- vehicle
- sensor
- azimuth
- disturbance magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Navigation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 磁場を地磁気に対し三次元的に把握すること
で外乱磁場を検出し、外乱磁場が検出された場合には地
磁気センサによる方位データを排除する。 【構成】 車両のルーフ後部に設けられたセンサケース
50内に地磁気センサ11が略水平に、磁場のZ方向成分を
検出する磁場Z成分センサ13が略鉛直に配設されてい
る。磁場Z成分センサ13のコイルに生じる電圧が所定閾
値を超えた場合に外乱磁場が存在すると判断し、その判
定結果に基づき、地磁気センサ11で得られた車両の方位
データを排除し、地磁気に依存しない他のセンサにより
車両の方位を検出する。即ち、単一の磁場Z成分センサ
13のみで外乱磁場が検出可能であり、距離を置いて複数
センサを配設する必要がない。従って、装置の小型化が
可能となる。また、外乱磁場が検出された場合には地磁
気センサ11で得られた方位データを排除することによ
り、車両方位検出における信頼性が向上する。
で外乱磁場を検出し、外乱磁場が検出された場合には地
磁気センサによる方位データを排除する。 【構成】 車両のルーフ後部に設けられたセンサケース
50内に地磁気センサ11が略水平に、磁場のZ方向成分を
検出する磁場Z成分センサ13が略鉛直に配設されてい
る。磁場Z成分センサ13のコイルに生じる電圧が所定閾
値を超えた場合に外乱磁場が存在すると判断し、その判
定結果に基づき、地磁気センサ11で得られた車両の方位
データを排除し、地磁気に依存しない他のセンサにより
車両の方位を検出する。即ち、単一の磁場Z成分センサ
13のみで外乱磁場が検出可能であり、距離を置いて複数
センサを配設する必要がない。従って、装置の小型化が
可能となる。また、外乱磁場が検出された場合には地磁
気センサ11で得られた方位データを排除することによ
り、車両方位検出における信頼性が向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用方位検出装置に
関し、特に、外乱磁場による車両の進行方位検出の異常
を防止する装置に関する。
関し、特に、外乱磁場による車両の進行方位検出の異常
を防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用方位検出装置としては、例
えば特開平63− 85312号公報に開示された装置が知られ
ている。この公報に開示された装置のブロック図を図5
に示して、説明する。
えば特開平63− 85312号公報に開示された装置が知られ
ている。この公報に開示された装置のブロック図を図5
に示して、説明する。
【0003】図5に示されるように、地磁気を基準に車
両の進行方位を検出する一対の磁気センサ70及び71が、
得られた方位検出出力をAD変換に備えて調整する調整
回路72を介して、各々の方位検出出力をAD変換する一
対のAD変換器73及び74に接続されている。ただし、前
記磁気センサ70及び71は、車両搭載時には一定距離を置
いて搭載される。前記AD変換器73及び74は、前記磁気
センサ70及び71により得られた各々の方位データを比較
する比較器75に接続されている。前記AD変換器73及び
74は、前記比較器75において前記磁気センサ70により得
られた方位データと前記磁気センサ71により得られた方
位データとの差が所定値を超えた場合に、外乱磁場(高
圧線、線路等による乱れた磁場)が存在すると判断し、
外乱磁場を検出する外乱磁場検出回路76に接続されてい
る。また、前記AD変換器73及び74は、その前後に検出
した方位データを記憶する記憶回路77に各々接続されて
いる。
両の進行方位を検出する一対の磁気センサ70及び71が、
得られた方位検出出力をAD変換に備えて調整する調整
回路72を介して、各々の方位検出出力をAD変換する一
対のAD変換器73及び74に接続されている。ただし、前
記磁気センサ70及び71は、車両搭載時には一定距離を置
いて搭載される。前記AD変換器73及び74は、前記磁気
センサ70及び71により得られた各々の方位データを比較
する比較器75に接続されている。前記AD変換器73及び
74は、前記比較器75において前記磁気センサ70により得
られた方位データと前記磁気センサ71により得られた方
位データとの差が所定値を超えた場合に、外乱磁場(高
圧線、線路等による乱れた磁場)が存在すると判断し、
外乱磁場を検出する外乱磁場検出回路76に接続されてい
る。また、前記AD変換器73及び74は、その前後に検出
した方位データを記憶する記憶回路77に各々接続されて
いる。
【0004】そして、前記外乱磁場検出回路76と前記記
憶回路77とが、外乱磁場の影響を受けている間の方位デ
ータを排除し、その間の方位データをその前後に検出し
た方位データから推定して補完するための演算を行う演
算処理回路78に接続され、補完した方位を表示する表示
装置79に接続されている。
憶回路77とが、外乱磁場の影響を受けている間の方位デ
ータを排除し、その間の方位データをその前後に検出し
た方位データから推定して補完するための演算を行う演
算処理回路78に接続され、補完した方位を表示する表示
装置79に接続されている。
【0005】この車両用方位検出装置の作用を説明す
る。前記磁気センサ70及び71から得られる方位データに
ついて、前記磁気センサ70の方位データD1、前記磁気
センサ71の方位データD2とする。また、前記外乱磁場
検出回路において、D1とD2との差が外乱磁場検出基
準値Dnを超える場合に外乱磁場が存在し、得られたデ
ータがその影響を受けていると判断する。
る。前記磁気センサ70及び71から得られる方位データに
ついて、前記磁気センサ70の方位データD1、前記磁気
センサ71の方位データD2とする。また、前記外乱磁場
検出回路において、D1とD2との差が外乱磁場検出基
準値Dnを超える場合に外乱磁場が存在し、得られたデ
ータがその影響を受けていると判断する。
【0006】車両が外乱磁場の影響を受ける領域に進入
する前と通過した後では、前記方位データD1と方位デ
ータD2との差がDnを超えず、前記D1とD2が前記
記憶回路77に記憶されるとともに、前記演算処理回路78
により方位が演算される。車両が外乱磁場の影響を受け
る領域を通過する時には、前記方位データD1と方位デ
ータD2との差がDnを超えるため、前記外乱磁場検出
回路により外乱磁場が検出され、前記演算処理回路によ
り前記磁気センサ70及び71から得られた方位データが排
除される。この間の方位データは、外乱磁場の影響を受
ける領域に進入する直前の方位データと通過した直後の
方位データとを前記記憶回路77から読み出し、これらの
データに基づいて前記演算処理回路78により内挿補完さ
れる。このようにして得られた方位を前記表示装置79に
表示する車両用方位検出装置である。
する前と通過した後では、前記方位データD1と方位デ
ータD2との差がDnを超えず、前記D1とD2が前記
記憶回路77に記憶されるとともに、前記演算処理回路78
により方位が演算される。車両が外乱磁場の影響を受け
る領域を通過する時には、前記方位データD1と方位デ
ータD2との差がDnを超えるため、前記外乱磁場検出
回路により外乱磁場が検出され、前記演算処理回路によ
り前記磁気センサ70及び71から得られた方位データが排
除される。この間の方位データは、外乱磁場の影響を受
ける領域に進入する直前の方位データと通過した直後の
方位データとを前記記憶回路77から読み出し、これらの
データに基づいて前記演算処理回路78により内挿補完さ
れる。このようにして得られた方位を前記表示装置79に
表示する車両用方位検出装置である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
車両用方位検出装置においては、二つの地磁気センサか
らの方位データを比較して外乱磁場を検出するため、両
センサの方位データの差が必要とされる。そのため、外
乱磁場の影響を受ける領域への進入前後において同じ外
乱磁場の影響を受けない方位データを得るため、両セン
サ間にある程度の水平方向の距離が必要とされるという
問題点があった。そこで、本発明の車両用方位検出装置
は、磁場を地磁気に対して三次元的に把握することによ
り外乱磁場の検出を行い、検出した車両進行方位が外乱
磁場の影響を受けて異常であることを判断することを目
的とする。
車両用方位検出装置においては、二つの地磁気センサか
らの方位データを比較して外乱磁場を検出するため、両
センサの方位データの差が必要とされる。そのため、外
乱磁場の影響を受ける領域への進入前後において同じ外
乱磁場の影響を受けない方位データを得るため、両セン
サ間にある程度の水平方向の距離が必要とされるという
問題点があった。そこで、本発明の車両用方位検出装置
は、磁場を地磁気に対して三次元的に把握することによ
り外乱磁場の検出を行い、検出した車両進行方位が外乱
磁場の影響を受けて異常であることを判断することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車両に搭載され、車両の進行方位を検出す
る車両用方位検出装置において、磁場の水平成分を検出
する水平成分検出手段と、該水平成分検出手段の検出結
果に基づき、車両の進行方位を検出する方位検出手段
と、磁場の鉛直成分を検出する鉛直成分検出手段と、該
鉛直成分検出手段の検出結果に基づき、外乱磁場を検出
する外乱磁場検出手段と、該外乱磁場検出手段の検出結
果に基づき、前記方位検出手段の検出結果が異常である
と判断する異常判断手段と、を具備することを特徴とす
る。
に本発明は、車両に搭載され、車両の進行方位を検出す
る車両用方位検出装置において、磁場の水平成分を検出
する水平成分検出手段と、該水平成分検出手段の検出結
果に基づき、車両の進行方位を検出する方位検出手段
と、磁場の鉛直成分を検出する鉛直成分検出手段と、該
鉛直成分検出手段の検出結果に基づき、外乱磁場を検出
する外乱磁場検出手段と、該外乱磁場検出手段の検出結
果に基づき、前記方位検出手段の検出結果が異常である
と判断する異常判断手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記手段によれば、磁場の水平成分を前記水平
成分検出手段により検出し、その検出結果に基づき、前
記方位検出手段により車両の進行方位を検出する。同時
に、磁場の鉛直成分を前記鉛直成分検出手段により検出
し、その検出結果に基づき、前記外乱磁場検出手段によ
り外乱磁場を検出する。そして、前記外乱検出手段の検
出結果に基づき、前記異常判断手段により前記方位検出
手段の検出結果が異常であると判断する。
成分検出手段により検出し、その検出結果に基づき、前
記方位検出手段により車両の進行方位を検出する。同時
に、磁場の鉛直成分を前記鉛直成分検出手段により検出
し、その検出結果に基づき、前記外乱磁場検出手段によ
り外乱磁場を検出する。そして、前記外乱検出手段の検
出結果に基づき、前記異常判断手段により前記方位検出
手段の検出結果が異常であると判断する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例の構造を図1から図4に示し
て、説明する。図1は本実施例のブロック図であり、図
2(a)は地磁気センサ、(b)は磁場Z成分センサの
概略図であり、図3は車両に取付けられた状態の地磁気
センサの概略図である。ただし、矢印Fが車両前方、矢
印Rが車両後方である。
て、説明する。図1は本実施例のブロック図であり、図
2(a)は地磁気センサ、(b)は磁場Z成分センサの
概略図であり、図3は車両に取付けられた状態の地磁気
センサの概略図である。ただし、矢印Fが車両前方、矢
印Rが車両後方である。
【0011】図1に示されるように、水平成分検出手段
である地磁気センサ11は、地磁気の水平成分を三次元系
X,Y,Z方向におけるX,Y成分とし、地磁気のX成
分により生じる電圧とY成分により生じる電圧とに基づ
き、車両の方位データである地磁気に対する方位角を検
出するためのセンサである。即ち、前記地磁気センサ11
は、地球上の絶対方位を検出するためのセンサである。
前記地磁気センサ11は、車両の方位データを検出する方
位検出手段である方位データ検出部12に接続されてい
る。鉛直成分検出手段である磁場Z成分センサ13は、地
磁気に対する磁場の鉛直成分を三次元系のX,Y,Z方
向におけるZ成分とし、Z成分により生じる電圧に基づ
き、外乱磁場を検出するためのセンサである。そして、
前記磁場Z成分センサ13は、外乱磁場を検出する外乱磁
場検出手段である出力電圧判断部14に接続されている。
である地磁気センサ11は、地磁気の水平成分を三次元系
X,Y,Z方向におけるX,Y成分とし、地磁気のX成
分により生じる電圧とY成分により生じる電圧とに基づ
き、車両の方位データである地磁気に対する方位角を検
出するためのセンサである。即ち、前記地磁気センサ11
は、地球上の絶対方位を検出するためのセンサである。
前記地磁気センサ11は、車両の方位データを検出する方
位検出手段である方位データ検出部12に接続されてい
る。鉛直成分検出手段である磁場Z成分センサ13は、地
磁気に対する磁場の鉛直成分を三次元系のX,Y,Z方
向におけるZ成分とし、Z成分により生じる電圧に基づ
き、外乱磁場を検出するためのセンサである。そして、
前記磁場Z成分センサ13は、外乱磁場を検出する外乱磁
場検出手段である出力電圧判断部14に接続されている。
【0012】前記方位データ検出部12と前記出力電圧判
断部14は、前記出力電圧判断部14の判断結果に基づき、
前記方位データ検出部12からの方位データが外乱磁場の
影響を受けて異常であると判断する異常判断手段である
方位データ出力部15に各々接続されている。そして、前
記方位データ出力部15は、車両の現在位置を検出する現
在位置検出部16に接続されている。
断部14は、前記出力電圧判断部14の判断結果に基づき、
前記方位データ検出部12からの方位データが外乱磁場の
影響を受けて異常であると判断する異常判断手段である
方位データ出力部15に各々接続されている。そして、前
記方位データ出力部15は、車両の現在位置を検出する現
在位置検出部16に接続されている。
【0013】前記現在位置検出部16には、衛星からの信
号により地球上の絶対位置(緯度、経度及び高度)を検
出するGPS測位装置17が、振動ジャイロや光ファイバ
ージャイロ等の車両の回転角度を検出して車両の相対方
位を検出するジャイロセンサ18が各々接続されている。
また、前記現在位置検出部16には、車両の車速情報を出
力する車速信号出力装置19及びCD−ROM等の地図情
報装置20、車両の位置を表示するディスプレイ21が各々
接続されている。
号により地球上の絶対位置(緯度、経度及び高度)を検
出するGPS測位装置17が、振動ジャイロや光ファイバ
ージャイロ等の車両の回転角度を検出して車両の相対方
位を検出するジャイロセンサ18が各々接続されている。
また、前記現在位置検出部16には、車両の車速情報を出
力する車速信号出力装置19及びCD−ROM等の地図情
報装置20、車両の位置を表示するディスプレイ21が各々
接続されている。
【0014】図2(a)に示されるように、前記地磁気
センサ11は、励磁コイル31が環状パーマロイコア30に巻
き付けられ、X方向コイル32とY方向コイル33とが十字
形状に交差して前記環状パーマロイコア30の外径をまた
ぐように巻き付けられた構造である。
センサ11は、励磁コイル31が環状パーマロイコア30に巻
き付けられ、X方向コイル32とY方向コイル33とが十字
形状に交差して前記環状パーマロイコア30の外径をまた
ぐように巻き付けられた構造である。
【0015】図2(b)に示されるように、前記磁場Z
成分センサ13は、環状パーマロイコア40に励磁コイル41
が巻き付けられ、前記環状パーマロイコア40の外径をま
たぐようにZ方向コイル42が巻き付けられた構造であ
る。
成分センサ13は、環状パーマロイコア40に励磁コイル41
が巻き付けられ、前記環状パーマロイコア40の外径をま
たぐようにZ方向コイル42が巻き付けられた構造であ
る。
【0016】図3に示されるように、車両においてルー
フ後部に取り付けられた箱状のセンサケース50内に前記
地磁気センサ11が略水平として、前記磁場Z成分センサ
13が略鉛直として各々前記センサケース50の底面よりわ
ずかに距離を持たせて配設されている。
フ後部に取り付けられた箱状のセンサケース50内に前記
地磁気センサ11が略水平として、前記磁場Z成分センサ
13が略鉛直として各々前記センサケース50の底面よりわ
ずかに距離を持たせて配設されている。
【0017】本実施例の作用を説明する。前記地磁気セ
ンサ11において、前記励磁コイル31に交流電圧を印加
し、前記X方向コイル32に生じる電圧V1と前記Y方向コ
イル33に生じる電圧V2を前記方位データ検出部12が測定
し、前記方位データ検出部12で地磁気に対する車両の方
位データである方位角Iが式 I=tan-1(V1/V2) により検
出される。
ンサ11において、前記励磁コイル31に交流電圧を印加
し、前記X方向コイル32に生じる電圧V1と前記Y方向コ
イル33に生じる電圧V2を前記方位データ検出部12が測定
し、前記方位データ検出部12で地磁気に対する車両の方
位データである方位角Iが式 I=tan-1(V1/V2) により検
出される。
【0018】同時に、前記磁場Z成分センサ13におい
て、前記励磁コイル41に交流電圧を印加し、前記Z方向
コイル42に生じる電圧V3を前記出力電圧判断部14が測定
し、外乱磁場を検出する。これは、地磁気には地平面に
わずかながらZ方向(鉛直方向)の成分が存在するが、
非常に微弱であるため、通常では前記Z方向コイル42に
生じる電圧V3はほぼ一定である。しかし、外乱磁場は地
磁気に対し、明らかな三次元的磁場を有するため、外乱
磁場の鉛直成分により前記電圧V3に変化が生じる。そこ
で、前記電圧V3に変化を検知することで、外乱磁場の検
出が可能となる。ところが、実際には車両の走行、路面
の傾斜等により、前記Z方向コイル42の電圧値が常に一
定とはならないので、前記電圧V3が所定しきい電圧値Vt
を超える場合に外乱磁場の存在を判断し、外乱磁場を検
出するものである。
て、前記励磁コイル41に交流電圧を印加し、前記Z方向
コイル42に生じる電圧V3を前記出力電圧判断部14が測定
し、外乱磁場を検出する。これは、地磁気には地平面に
わずかながらZ方向(鉛直方向)の成分が存在するが、
非常に微弱であるため、通常では前記Z方向コイル42に
生じる電圧V3はほぼ一定である。しかし、外乱磁場は地
磁気に対し、明らかな三次元的磁場を有するため、外乱
磁場の鉛直成分により前記電圧V3に変化が生じる。そこ
で、前記電圧V3に変化を検知することで、外乱磁場の検
出が可能となる。ところが、実際には車両の走行、路面
の傾斜等により、前記Z方向コイル42の電圧値が常に一
定とはならないので、前記電圧V3が所定しきい電圧値Vt
を超える場合に外乱磁場の存在を判断し、外乱磁場を検
出するものである。
【0019】そして、前記方位データ出力部15で、前記
出力電圧判断部14で判断された外乱磁場の有無により、
前記方位検出部12で得られた車両の方位データが異常で
あるか否かが判断される。
出力電圧判断部14で判断された外乱磁場の有無により、
前記方位検出部12で得られた車両の方位データが異常で
あるか否かが判断される。
【0020】これらの外乱磁場の検出及び方位データの
異常判断のフローチャートを図4に示し、図1及び2中
の構成部分を用いて詳細を説明する。まず、ステップ60
で前記Z方向コイル42に生じた電圧V3が前記所定しきい
電圧値Vt以下か否かにより、外乱磁場の有無が前記出力
電圧判断部14において判断される。
異常判断のフローチャートを図4に示し、図1及び2中
の構成部分を用いて詳細を説明する。まず、ステップ60
で前記Z方向コイル42に生じた電圧V3が前記所定しきい
電圧値Vt以下か否かにより、外乱磁場の有無が前記出力
電圧判断部14において判断される。
【0021】NOの場合、即ち外乱磁場があると判断さ
れた場合には、ステップ61に進み、前記方位データ出力
部15において、前記方位データ検出部12で検出された方
位データが異常であると判断され、方位データの取り込
みを中止し、処理を終了する。YESの場合、即ち外乱
磁場がないと判断された場合には、ステップ62に進み、
前記方位データ出力部15において、前記方位データ検出
部12で検出された方位データが正常であると判断され、
方位データの取り込みを行う。そして、ステップ63に進
み、前記現在位置検出部16へ方位データを出力する。
れた場合には、ステップ61に進み、前記方位データ出力
部15において、前記方位データ検出部12で検出された方
位データが異常であると判断され、方位データの取り込
みを中止し、処理を終了する。YESの場合、即ち外乱
磁場がないと判断された場合には、ステップ62に進み、
前記方位データ出力部15において、前記方位データ検出
部12で検出された方位データが正常であると判断され、
方位データの取り込みを行う。そして、ステップ63に進
み、前記現在位置検出部16へ方位データを出力する。
【0022】ここで、ステップ60での外乱磁場の判断基
準を前記所定しきい電圧値Vtとしたが、例えば、前記Z
方向コイル42に生じた電圧V3の変化率等としてもよく実
施例に限定されるものではない。
準を前記所定しきい電圧値Vtとしたが、例えば、前記Z
方向コイル42に生じた電圧V3の変化率等としてもよく実
施例に限定されるものではない。
【0023】前記現在位置検出部16では、前記方位デー
タ出力部15、前記GPS測位装置17、前記ジャイロセン
サ18及び前記車速信号出力装置19からの情報により、車
両の現在位置を検出し、前記地図情報装置20から読み出
した地図に重ねて車両の現在位置を前記ディスプレイ21
に表示する。また、前記方位データ出力部15により、前
記方位データ検出部12で検出された方位データが前記出
力電圧判断部14の検出結果に基づき異常であると判断さ
れた場合(図4中のステップ61)は、前記ジャイロセン
サ18で得られた相対方位のみで車両の進行方位を検出す
る。
タ出力部15、前記GPS測位装置17、前記ジャイロセン
サ18及び前記車速信号出力装置19からの情報により、車
両の現在位置を検出し、前記地図情報装置20から読み出
した地図に重ねて車両の現在位置を前記ディスプレイ21
に表示する。また、前記方位データ出力部15により、前
記方位データ検出部12で検出された方位データが前記出
力電圧判断部14の検出結果に基づき異常であると判断さ
れた場合(図4中のステップ61)は、前記ジャイロセン
サ18で得られた相対方位のみで車両の進行方位を検出す
る。
【0024】本実施例によれば、前記磁場Z成分センサ
13のみで外乱磁場の検出が可能である。即ち、複数のセ
ンサの方位検出結果を比較するために、センサ間に所定
距離を設ける必要がないため、前記センサケース50のよ
うに一体化が可能となり、装置の小型化が可能となる。
また、外乱磁場の影響を受けて前記方位データ検出部12
の検出結果が異常であると判断することが可能となるこ
とより、方位検出における信頼性を向上できる。
13のみで外乱磁場の検出が可能である。即ち、複数のセ
ンサの方位検出結果を比較するために、センサ間に所定
距離を設ける必要がないため、前記センサケース50のよ
うに一体化が可能となり、装置の小型化が可能となる。
また、外乱磁場の影響を受けて前記方位データ検出部12
の検出結果が異常であると判断することが可能となるこ
とより、方位検出における信頼性を向上できる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、磁場を地磁気に対し三
次元的に把握し、外乱磁場を検出することにより、単一
のセンサにより外乱磁界の検出が可能となる。従って、
複数センサの検出結果を比較するためのセンサ間の所定
距離が必要なく、装置の小型化が可能となる。また、外
乱磁場の影響を受けて方位検出結果が異常であると判断
することが可能となることより、方位検出における信頼
性を向上できる。
次元的に把握し、外乱磁場を検出することにより、単一
のセンサにより外乱磁界の検出が可能となる。従って、
複数センサの検出結果を比較するためのセンサ間の所定
距離が必要なく、装置の小型化が可能となる。また、外
乱磁場の影響を受けて方位検出結果が異常であると判断
することが可能となることより、方位検出における信頼
性を向上できる。
【図1】図1は本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図2(a)は本発明の実施例におけるX,Y成
分検出用地磁気センサの概略図である。図2(b)は本
発明の実施例におけるZ成分検出用地磁気センサの概略
図である。
分検出用地磁気センサの概略図である。図2(b)は本
発明の実施例におけるZ成分検出用地磁気センサの概略
図である。
【図3】図3は本発明の実施例における車両に取付けら
れた状態の地磁気センサの概略図である。
れた状態の地磁気センサの概略図である。
【図4】図4は本発明の実施例の外乱磁場の検出及び方
位データの異常判断のフローチャートである。
位データの異常判断のフローチャートである。
【図5】図5は従来の車両用方位検出装置のブロック図
である。
である。
10・・・・地磁気センサ 11・・・・X,Y成分検出用地磁気センサ 12・・・・方位データ検出部 13・・・・Z成分検出用地磁気センサ 14・・・・出力電圧判断部 15・・・・方位データ出力部 16・・・・現在位置検出部 17・・・・GPS測位装置 18・・・・ジャイロセンサ 19・・・・車速信号出力装置 20・・・・地図情報装置 21・・・・ディスプレイ
Claims (1)
- 【請求項1】 車両に搭載され、磁場の水平成分を検出
する水平成分検出手段と、 該水平成分検出手段の検出結果に基づき、車両の進行方
位を検出する方位検出手段と、 磁場の鉛直成分を検出する鉛直成分検出手段と、 該鉛直成分検出手段の検出結果に基づき、外乱磁場を検
出する外乱磁場検出手段と、 該外乱検出手段の検出結果に基づき、前記方位検出手段
の検出結果が異常であると判断する異常判断手段と、を
具備することを特徴とする車両用方位検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12001595A JPH08313260A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 車両用方位検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12001595A JPH08313260A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 車両用方位検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313260A true JPH08313260A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14775799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12001595A Pending JPH08313260A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 車両用方位検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08313260A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006075534A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Olympus Corp | 位置検出装置および被検体内導入システム |
| JP2008281494A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Fujitsu Ltd | 位置検出携帯端末装置、方位決定方法および方位決定プログラム |
| CN102445201A (zh) * | 2011-09-28 | 2012-05-09 | 东北林业大学 | 用于水下载体的地磁异常特征点匹配导航方法 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP12001595A patent/JPH08313260A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006075534A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Olympus Corp | 位置検出装置および被検体内導入システム |
| JP2008281494A (ja) * | 2007-05-11 | 2008-11-20 | Fujitsu Ltd | 位置検出携帯端末装置、方位決定方法および方位決定プログラム |
| CN102445201A (zh) * | 2011-09-28 | 2012-05-09 | 东北林业大学 | 用于水下载体的地磁异常特征点匹配导航方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5331563A (en) | Navigation device and direction detection method therefor | |
| JP2006234581A (ja) | 電子コンパス及び方位測定方法 | |
| JPH04238216A (ja) | ジャイロのスケールファクタの算出方法 | |
| JPH0833302B2 (ja) | 位置検出装置 | |
| JPH08313260A (ja) | 車両用方位検出装置 | |
| JP3390624B2 (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JP3971236B2 (ja) | ロケーション装置 | |
| JP3197345B2 (ja) | 車両用経路誘導装置 | |
| JPH0781872B2 (ja) | 位置検出精度判定方法およびその方法を用いた車両誘導装置 | |
| JP2870258B2 (ja) | 地磁気方位センサの着磁補正方法 | |
| JP3191505B2 (ja) | 車両用経路誘導装置 | |
| JP3337866B2 (ja) | 車両用方位検出装置 | |
| JPH05187879A (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JPH06147908A (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JP2006329713A5 (ja) | ||
| JP3163833B2 (ja) | 車両用経路表示装置 | |
| KR100542714B1 (ko) | 3축 지자기 센서를 이용한 고가도로/지하도로 판별장치 및 그제어방법 | |
| JP2005291732A (ja) | ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム | |
| KR20040038469A (ko) | 차량의 네비게이션장치 및 그 제어방법 | |
| KR19980028621A (ko) | 차량항법시스템의 지자기센서 자동보정방법 | |
| JPH01277714A (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
| JPS6290508A (ja) | 移動体方位検知装置 | |
| JPH0833299B2 (ja) | 車両用方位計 | |
| JP3224374B2 (ja) | 磁気式レーンマーカを用いる車両の位置検出装置、ならびに位置検出方法 | |
| JP2815534B2 (ja) | 進行方位検出装置 |