JPH08313802A - 広角レンズ - Google Patents

広角レンズ

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JPH08313802A
JPH08313802A JP7121633A JP12163395A JPH08313802A JP H08313802 A JPH08313802 A JP H08313802A JP 7121633 A JP7121633 A JP 7121633A JP 12163395 A JP12163395 A JP 12163395A JP H08313802 A JPH08313802 A JP H08313802A
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JP
Japan
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lens
lens group
group
negative
refractive power
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JP7121633A
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English (en)
Inventor
Takanori Yamanashi
山梨隆則
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/04Reversed telephoto objectives
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B9/00Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or -
    • G02B9/34Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having four components only
    • G02B9/58Optical objectives characterised both by the number of the components and their arrangements according to their sign, i.e. + or - having four components only arranged - + + -

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対称型広角レンズの大口径比化の課題に対し
て、サジタルコマ収差や像面湾曲の改善を行い、十分な
開口効率を有する光学系。 【構成】 負屈折力の第1群G1と、開口絞りを含み、
正屈折力の第2群G2と、負屈折力の第3群G3との3
つの基本レンズ群によって構成し、第2群G2は、開口
絞りを挟んで正屈折力の前群G21と後群G22の2つのレ
ンズ群にて構成し、第1群G1は、少なくとも1枚の物
体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有し、第2群
の前群G21は、正レンズと負レンズを含む接合レンズを
少なくとも一組有し、第2レンズ群の後群G22は、正レ
ンズと負レンズを含む接合レンズの少なくとも一組にて
構成し、第3群G3は、少なくとも1枚の像面側に凸面
を向けた負メニスカスレンズにて構成し、何れかのレン
ズ群内に非球面を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広角レンズに関し、特
に、写真レンズや電子映像機器用光学系に好適で、画角
が広く大口径比で、比較的小型の対称型の広角レンズに
関する。
【0002】
【従来の技術】画角が72°程度以上の広角レンズにお
いて、一眼レフレックスカメラ用の結像レンズは、ミラ
ー可動空間を設ける必要がある。そのため、物体側より
負屈折力の前群と正屈折力の後群からなる逆望遠タイプ
を採用することにより、バックフォーカスを確保してい
た。このタイプの場合、開口絞りに関して非対称な屈折
力配置となり、軸外諸収差の悪化を招いていた。特に、
大口径比化に伴い、倍率色収差や像面湾曲あるいはサジ
タルコマ収差等が顕著となる傾向があった。さらに、レ
ンズ構成枚数も多くなり、透過率の低下、レンズ面のゴ
ースト像の発生の原因となっていた。
【0003】一方で、レンジファイダーを有するカメラ
等では、バックフォーカスの制限が緩い。そのため、収
差補正上で有利な対称型の広角レンズが、球面系による
独自の提案として、米国特許第2,721,499号や
米国特許第2,781,695号等を代表にしてなされ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの対称型の広角
レンズは、写真レンズに限らず、航空測量用にも応用さ
れた。また、一方では、複写用の光学系としても使用さ
れた。しかし、第1レンズ群が負屈折力であり、発散性
軸上光束が第2レンズ群に入射して収差補正上の負担を
大きくするために、口径比が小さいことが一般的であっ
た。
【0005】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、写真レンズや電子映像機器用
光学系を対象とし、上記対称型広角レンズの大口径比化
の課題に対して、サジタルコマ収差や像面湾曲の改善を
行い、十分な開口効率を有する光学系を提供することで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の広角レンズは、物体側から順に、負屈折力を有する
第1レンズ群と、開口絞りを含み、正屈折力を有する第
2レンズ群と、負屈折力を有する第3レンズ群との3つ
の基本レンズ群によって構成し、前記第2レンズ群は、
開口絞りを挟んで正屈折力の前群(G21)と後群
(G22)の2つのレンズ群にて構成し、前記第1レンズ
群は、少なくとも1枚の物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズを有し、前記第2レンズ群の前群は、正レン
ズと負レンズを含む接合レンズを少なくとも一組有し、
前記第2レンズ群の後群は、正レンズと負レンズを含む
接合レンズの少なくとも一組にて構成し、前記第3レン
ズ群は、少なくとも1枚の像面側に凸面を向けた負メニ
スカスレンズにて構成し、何れかのレンズ群内に非球面
を有することを特徴とするものである。
【0007】本発明のもう1つの広角レンズは、物体側
から順に、負屈折力を有する第1レンズ群と、開口絞り
を含み、正屈折力を有する第2レンズ群と、負屈折力を
有する第3レンズ群との3つの基本レンズ群によって構
成し、前記第2レンズ群は、開口絞りを挟んで正屈折力
の前群(G21)と後群(G22)の2つのレンズ群にて構
成し、前記第1レンズ群は、少なくとも1枚の物体側に
凸面を向けた負メニスカスレンズを有し、前記第2レン
ズ群の前群は、正レンズと負レンズを含む接合レンズを
少なくとも一組有し、前記第2レンズ群の後群は、正レ
ンズと負レンズを含む接合レンズの少なくとも一組にて
構成し、前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の像面側
に凸面を向けた負メニスカスレンズにて構成し、何れか
のレンズ群内に非球面を有し、以下の条件(1)〜
(4)を満足することを特徴とするものである。 0.2<−f1 /f<30 ・・・(1) 0.15<f1 /f3 <25 ・・・(2) 0.2<f21/f22<5 ・・・(3) −3<e’/f<20 ・・・(4) ただし、f1 :第1レンズ群の焦点距離、 f3 :第3レンズ群の焦点距離、 f :全系の焦点距離、 f21:第2レンズ群の前群の焦点距離、 f22:第2レンズ群の後群の焦点距離、 e’:第1レンズ群と第2レンズ群の前群を1つのレン
ズ群とし、かつ、第2レンズ群の後群と第3レンズ群を
1つのレンズ群としたときの主点間隔、 である。
【0008】これらにおいて、例えば第1レンズ群に少
なくとも1面の非球面を使用することが望ましい。
【0009】
【作用】以下、本発明において上記構成をとる理由と作
用について説明する。本発明で対象とする対称型広角レ
ンズは、開口絞りを含む収斂系の前後に、ほぼコンセン
トリックに配置された負メニスカスレンズ群を有する。
この光学系は、収差補正上から考えれば非常に有利であ
り、広角系に顕著となり球面のみを使用した光学系にお
いて補正が困難とされるサジタルコマ収差の補正を容易
にし、画角の冪級数として展開される歪曲収差も、光学
系の対称性のために比較的に容易に補正することができ
る。
【0010】しかしながら、写真レンズ等のように、画
面中心から周辺部まで像面が平坦であることが要求され
ることは、広角レンズにとっては困難な課題であった。
一方で、描写性を考えるときや、粒状性の細かいフィル
ムを使用する場合には、光学系が大口径であることが要
求される。従来の提案においては、画角が一定であって
も比較的に大口径とされた口径比1:3.4で画角が9
0°の提案が前記の米国特許第2,721,499号に
示されているが、第1レンズ群に2枚の負メニスカスレ
ンズを使用している。また、画角120°で口径比が
1:5.6の提案が米国特許第3,154,628号に
示されているが、第1レンズ群と第3レンズ群にそれぞ
れ3枚構成の負メニスカスレンズが使用されている。
【0011】これらに鑑みて、現在の製造技術により、
これらの優れた光学系を改善することを意図して、非球
面レンズを効果的に使用し、歪曲収差やサジタルコマ収
差等の劣化を招かずに、大口径比化を実現したものが上
記の本発明の広角レンズである。
【0012】ここで、本発明の広角レンズの内容の具体
的説明及び条件式の説明をする。
【0013】本発明の光学系は、開口絞りを有する結像
系である第2レンズ群のみでは広画角化が困難であるた
めに、物体側に負屈折力の第1レンズ群を配置すること
で、第2レンズ群への入射角度を緩めている。これによ
り、サジタルコマ収差の改善が可能となる。また、発散
性のレンズ群の配置によりバックフォーカスを長くとる
効果も有する。一方で、負屈折力の第3レンズ群を配置
することで、広角系レンズで特に大きな特徴となってい
る像面湾曲収差の補正を可能としている。以上が光学系
の基本構成からくる特性である。当然、対称性により倍
率色収差や歪曲収差の補正は極めて良好になし得る。し
かし、実際の近軸配置が異なれば、見掛け上の対称性と
は別に、歪曲収差や倍率色収差が残存することはいうま
でもない。そこで、光学系の基本的な近軸屈折力配置に
ついての条件式について説明する。
【0014】まず、条件式(1)は、第1レンズ群の屈
折力を規定する。この条件式の下限の0.2を越える
と、小型化に有利であるが、収差補正上で多くのレンズ
構成枚数を要することとなり、好ましくない。また、上
限値30を越えると、収差補正上で非常に有利となる
が、第1レンズ群が大型化し、かつ、第3レンズ群もこ
れを補償するために大型化し、望ましくない。
【0015】条件式(2)は、第1レンズ群と第3レン
ズ群の屈折力の比率を示し、負レンズ群の対称性を規定
するものである。下限の0.15を越えるときに、第1
レンズ群の相対的な屈折力が大きくなり、複数のレンズ
群で構成する必要が生じることに加えて、サジタルコマ
収差の増大が顕著になり、第1レンズ群自体の大型化が
強く要求される結果となる。また、対称性の欠如により
全系の残存収差も増すので、結果として好ましくない。
上限値25を越えるとき、第3レンズ群の屈折力が相対
的に大きくなるために対称性の欠如となり、像面平坦性
や倍率色収差さらに歪曲収差の補正に支障をきたすこと
になり、好ましくない。
【0016】条件式(3)は、第2レンズ群の屈折力の
中の前群(G21)と後群(G22)の屈折力比を規定し、
開口絞り前後の屈折力における対称性を意味する。下限
値0.2を越えるとき、前群の相対的な屈折力が大きく
なりすぎ、球面収差補正をはじめ対称性よって補償する
ことの可能な収差の補正に支障をきたす。また、上限値
5を越えるとき、逆に、後群の相対的な屈折力が大きく
なりすぎて、球面収差以外に非点隔差の増大やメリディ
オナルコマ収差の補正に難点を生ずる傾向がでるので、
好ましくない。
【0017】次に、条件式(4)は、第1レンズ群と第
3レンズ群の主点間隔を規定するためのものである。下
限値−3を越えるときに、小型化の方向であるが第1レ
ンズ群をはじめ屈折力が大きくなる傾向となり、収差補
正上から無理が生ずる。また、上限値20を越えるとき
に、第1レンズ群と第3レンズ群の実間隔が大きくなる
ことを意味し、第1レンズ群の必要以上の大型化を招
き、望ましい状態とはならない。
【0018】次に、上記の基本光学系に非球面を使用す
ることで、新たに広角化あるいは大口径比化を意図する
のが本発明の主旨である。一方で、光学系の全長短縮や
構成枚数の削減の方向も実際にはこれと同じことであ
り、非球面による面の屈折力の制御に他ならない。
【0019】本発明においては、より高い仕様の要求に
応えることを主目的とし、開口効率の低下を招かずに結
像性能を維持するかあるいは改善することは、全く同じ
光学系では実現できず、偏心誤差感度のみが増大するこ
とを認識している。そのため、補正すべき収差と使用す
る非球面を明確にして、上記の広角化や大口径比化を論
理的に実現するものである。
【0020】これについて、先ず大口径比比に伴う球面
収差の補正及び開口効率維持のため、光量の増える軸外
光束、特に周辺光束の補正を行う意図で非球面を使用す
る例を、後記に数値データを示す実施例1を通して説明
する。
【0021】この実施例は、仕様から口径比は普通であ
るが結像性能の改善と全長の短縮に視点を置いている例
である。本発明の光学系のように、第1レンズ群が負屈
折力を持つ負群先行型の光学系では、第2レンズ群に球
面収差補正上の負担が増す。これは発散性の光束が第2
レンズ群に入射するからであり、第2レンズ群で球面収
差補正に寄与する面を非球面化することで、補正不足の
球面収差をフルコレクション型にすることは可能であ
る。また、広角レンズでは、像面湾曲の影響で周辺像面
が平坦でなく性能劣化に直接の関係を持つことが多い。
そこで、レンズ面で周辺像面の補正に効きやすい最終レ
ンズ群に非球面を使用することで、補正が可能である。
ここでは、収斂性レンズとは逆に、周辺光束に対して発
散性の屈折力を強めることで像面を起こしてフラットネ
スを高めるものである。
【0022】次に、実施例1の光学系の作用について説
明する。この実施例のレンズ構成は、図1の断面図に示
す。第1レンズ群G1で補正過剰となる球面収差は、第
2レンズ群G2の第1面に非球面を使用することによっ
て、必要以上に補正過剰とならぬようにして、第2レン
ズ群G2の収斂作用により補正される。特に、第2レン
ズ群G2最終面の屈折面の収斂作用は強い。また、第3
レンズ群G3の発散作用で補償されて像面に到達する。
3次球面収差係数は補正不足であり、5次球面収差係数
は補正過剰となっており、全系で良好に補正される。こ
の5次球面収差係数についても、第2レンズ群G2の非
球面を使用した第1面と最終レンズ面での収差発生量が
大きく、相互に補正作用を持っている。また、7次収差
係数の作用は極めて緩い。
【0023】コマ収差係数について見ると、第1レンズ
群G1と第2レンズ群G2で補正不足になるのを第3レ
ンズ群G3によって像面を起こす作用を持つ。ここにお
いても、収差発生面が第2レンズ群G2第1面の非球面
と第2レンズ群G2最終レンズ面である。このことは、
高次収差補正係数においても同様である。
【0024】非点収差についても、群として見た場合
に、補正状況はコマ収差と似ており、第1レンズ群G1
と第2レンズ群G2とで補正不足の像面を第3レンズ群
G3で起こす作用をしている。しかし、高次収差係数の
作用においては、第3レンズ群G3の凹面に対して非球
面を使用した結果、5次収差係数が作用して像面を補正
している。また、歪曲収差に対しても、第3レンズ群G
3の非球面の作用によって補正を良好にしている。
【0025】この実施例の収差係数の数値例をレンズ群
毎に下記の表1に示す。第3レンズ群G3の非球面の作
用で発生する収差係数値に下線を付記する。 表1 SA3 SA5 CM3 CM5 AS3 AS5 DT3 DT5 G1 0.04287 0.0025 -0.0629 -0.00089-0.01766 0.0017 -0.61219 0.12823 G2 -0.09276 0.00795-0.1549 -0.06756-0.07656 0.06185-0.27615 0.13781 G3 0.03201 0.00334 0.26607 0.01467 0.19953-0.74142 1.75811-5.49181 ──────────────────────────────────── Σ -0.01789 0.01378 0.04826-0.05378 0.10532-0.67786 0.86977-5.22577 。
【0026】また、高次コマ収差についても、第3レン
ズ群G3の非球面が作用している。すなわち、従来の球
面系では、大口径比化、広角化に対する軸外収差である
非点収差、歪曲収差並びにコマ収差の補正は、未だ十分
でなかったことが分かる。
【0027】なお、上記表1で、SA3 は3次球面収差
係数、SA5 は5次球面収差係数、CM3 は3次コマ収
差係数、CM5 は5次コマ収差係数、AS3 は3次非点
収差係数、AS5 は5次非点収差係数、DT3 は3次歪
曲収差係数、DT5 は5次歪曲収差係数である。また、
Σは、各群の収差係数の緩和である。また、この例で
は、第2レンズ群G2内に空気レンズがあり、これが収
差発生面となり微妙な収差補正に関係する。ここで残留
する高次収差は、非球面によって発生する高次収差によ
りバランスし得る。
【0028】次に、画角が90°程度で口径比が1:
2.8程度のレンズ系の場合についての効果を説明す
る。ここでは、後記の実施例5について説明する。この
実施例のレンズ構成は、図5の断面図に示すように、対
称型の非常に簡単な構成となっている。非球面は、第1
レンズ群G1、第2レンズ群G2及び第3レンズ群G3
のそれぞれに1面を使用している。すなわち、基本構成
のみでは、色収差の補正による屈折力配置が決定すると
きに、諸収差を補正しうる能力がレンズ系になければ、
高い仕様へ対応をすることが困難となる。しかしなが
ら、非球面を効果的に使用することで、結像性能を向上
することが可能となる。
【0029】第1レンズ群G1の第1面は、非球面を使
用することで、軸外収差である歪曲収差の補正に直接的
に作用する。また、第2レンズ群G2へ射出する軸外光
束を緩和して、サジタルコマ収差の発生を抑える作用を
持つ。この場合、補正過剰のコマ収差を発生すること
で、逆に全系のバランスをすることを可能としている。
この作用は画角が広くなる程効果を発揮するが、球面系
のみでは、多くの負メニスカスレンズを配置することで
解決しようとしている同仕様の米国特許第3,132,
199号のものがある。しかし、このものは、要求され
る結像性能を満たすことがいかに困難かを示す例に他な
らないと言えよう。
【0030】次に、比較的に屈折力の大きい第2レンズ
群G2の後群G22の最終面に使用されている非球面は、
軸外メリディオナルコマ収差、非点収差、歪曲収差や像
面湾曲収差の補正を容易にしている。また、第3レンズ
群G3のメニスカスレンズの凸面に非球面を使用するこ
とによって、軸外コマ収差、歪曲収差、像面湾曲収差の
補正に寄与している。この例の各レンズ群についての収
差係数を表2に示す。また、その収差図を図12に示
す。
【0031】 表2 SA3 SA5 CM3 CM5 AS3 AS5 DT3 DT5 G1 0.07095 0.0067 -0.40601-0.04613 0.25962-0.03896-1.87280 0.54515 G2 -0.11656 0.04792 0.23886 0.25829-0.40952 0.11010 0.06285 0.56511 G3 0.01487 0.00115 0.15299 0.00939 0.18057-0.21544 2.14757-3.36526 ──────────────────────────────────── Σ −0.03074 0.05577−0.01416 0.22154
0.03067−0.14430 0.33762−2.25501 。
【0032】ここで、第1レンズ群G1の第1面に使用
した非球面は、離心率が1であり、有効径付近の非球面
量は396μmと比較的大きいことで、周辺部の光束に
対する作用の大きさを表している。特に、非球面におけ
る固有面係数を示すと、以下の表3のように大きな値を
とる。 表3 SA SA5 CM3 CM5 AS3 AS5 DT3 DT5
1面 0.00129 0.00013-0.09522-0.00262 0.10555 0.00011-0.92766 0.18319 9面 -0.07110 0.05596 0.74665 0.28818-0.18588 0.03465 0.69385-0.36207 11面 -0.00831-0.00045 0.01565 0.00422 0.09016-0.19631 1.05322-2.46005 。
【0033】表3の非球面使用面おける収差係数によっ
て、球面収差は第2レンズ群G2、コマ収差は第1レン
ズ群G1と第2レンズ群G2の非球面の作用が大きい。
非点収差は、3次収差係数においては各レンズ群の作用
の寄与があるが、高次収差の発生状況から、第3レンズ
群G3の寄与が大きいことが分かる。また、歪曲収差に
おいても、非点収差と同様であり、第3レンズ群G3の
非球面の作用が大きいのが分かる。
【0034】さらに、非球面の収差補正の効果について
は、第1レンズ群G1及び第2レンズ群G2における凹
面に使用することでも、同様の効果を期待することがで
きる。これについては、後記する実施例7において示し
ている。この実施例では、画角で75°程度であるが、
この種のレンズ系では口径比1:2.08と大口径であ
り、色収差をはじめ軸外諸収差を良好に補正するのに第
1レンズ群G1の負メニスカスレンズの凹面、第2レン
ズ群G2の第1面及び第3レンズ群G3の負メニスカス
レンズの凹面に非球面を使用して、十分な開口効率と結
像性能を実現している。このレンズ構成を図7に、収差
図を図14に示してある。
【0035】
【実施例】以下、本発明の広角レンズの実施例1〜7に
ついて説明する。実施例1は、焦点距離が28.25で
口径比が1:2.85の広角レンズであり、レンズ断面
図を図1に示す。構成は、第1レンズ群G1は、物体側
に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚から構成し、第
2レンズ群G2の前群G21は、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズと、両凸レンズと両凹レンズの接合レ
ンズとからなり、開口絞りを隔てて、第2レンズ群G2
の後群G22は、両凹レンズ、両凸レンズ及び像面側に凸
面を向けた負メニスカスレンズによる3枚接合レンズと
からなる。第3レンズ群G3は、像面側に凸面を向けた
負メニスカスレンズ1枚からなる。
【0036】非球面は、第2レンズ群G2の最も物体側
の面に使用され、凸面に周辺部での非球面量が増して屈
折力をゾーナル付近まて除々に弱めて、補正不足となる
球面収差の補正を容易にしている。また、第3レンズ群
G3を構成する負メニスカスレンズの凹面に非球面が使
用され、周辺像面の平坦化に役割を持っている。この面
では非球面量は小さいが、レンズ周辺部に行くに従い面
の屈折力が強まるように構成されている。この実施例の
収差図を図8に示す。図中、(a)は球面収差、(b)
は非点収差、(c)は倍率色収差、(d)は歪曲収差を
示している。
【0037】実施例2は、焦点距離が28.25で口径
比が1:2.83の広角レンズであり、レンズ断面図を
図2に示す。構成は、第1レンズ群G1は、物体側に凸
面を向けた負メニスカスレンズと物体側に凸面を向けた
正メニスカスレンズの2枚から構成し、第2レンズ群G
2の前群G21は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズと両凸レンズの接合レンズからなり、開口絞りを隔
てて、第2レンズ群G2の後群G22は、両凹レンズ両凸
レンズの接合レンズと、像側の面の曲率が強い両凸レン
ズから構成する。また、第3レンズ群G3は、像面側に
凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚からなる。このレ
ンズ群構成は、フォーカシング時の収差の補償に特に留
意して決められること、さらに、色収差補正が群内で行
われることが基本的な設計思想になっている。
【0038】ここで、非球面は、第1レンズ群G1の最
終面である凹面にレンズ周辺部に行くに従って面の屈折
力が強まり、軸外収差の補正、例えばサジタルコマ収差
の微妙なバランスに寄与する。また、第3レンズ群G3
の前面である凹面に使用して、レンズ周辺部に行くに従
って面の屈折力を強めることで、像面の平坦性の向上に
寄与する。この非球面量は、有効径付近で287μmと
比較的に大きく、周辺像面への効果が大きいことを意味
している。この実施例の図8と同様な収差図を図9に示
す。この収差図から、球面収差、非点収差、倍率色収差
及び歪曲収差が良好に補正されていることが明確であ
る。
【0039】実施例3は、焦点距離が28.25で口径
比が1:2.82の広角レンズであり、レンズ断面図を
図3に示す。構成は、第1レンズ群G1は、物体側に凸
面を向けた負メニスカスレンズ1枚から構成し、第2レ
ンズ群G2の前群G21は、物体側に凸面を向けた厚肉の
正メニスカスレンズと、両凸レンズと曲率の強い両凹レ
ンズと物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの3枚
接合レンズとからなり、開口絞りを隔てて、第2レンズ
群G2の後群G22は、両凹レンズと両凸レンズの接合レ
ンズと、屈折力の小さい両凹レンズと両凸レンズの接合
レンズとから構成する。また、第3レンズ群G3は、像
面側に凸面を向けた曲率の強い負メニスカスレンズ1枚
からなる。
【0040】非球面は、第1レンズ群G1の負メニスカ
スレンズの後面に使用され、レンズ周辺部に行くに従い
面の屈折力が強まる。これにより、サジタルコマ収差の
補正をさらに容易にすることが可能となった。また、第
2レンズ群G2の前群G21の3枚接合レンズの最も物体
側の面に使用され、レンズ面の周辺部に行くに従い収斂
性の屈折力が弱まるように作用し得る形状をとり、球面
収差の補正を容易にする。この構成により、広角化と大
口径比化をさらに進めることができることを確認した。
この実施例の図8と同様な収差図を図10に示す。この
収差図から明らかなように、球面収差、倍率色収差、歪
曲収差共に極めて良好に補正し得た。歪曲収差はほとん
どゼロである。
【0041】実施例4は、焦点距離が28.2で口径比
が1:2.88の広角レンズであり、レンズ断面図を図
4に示す。全長については、望遠比は2.3であり、小
型化されている。構成は、第1レンズ群G1は、物体側
に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚から構成し、第
2レンズ群G2の前群G21は、両凸レンズと両凹レンズ
の接合レンズからなり、開口絞りを隔てて、第2レンズ
群G2の後群G22は、像側に曲率の強い凹面を向けた両
凹レンズと両凸レンズの接合レンズからなる。また、第
3レンズ群G3は、像面側に凸面を向けた負メニスカス
レンズ1枚からなる。特に、第2レンズ群G2の後群G
22が厚肉の負レンズを含むことは大きな特徴となってい
る。
【0042】非球面は、第2レンズ群G2の後群G22
最も像側面に使用されている。非球面形状は、レンズ外
周部に行くに従い収斂性が弱まる屈折力を持ち、像面平
坦性を補正するのに寄与する。非球面量は、有効径付近
で56μm程度である。この実施例の図8と同様な収差
図を図11に示す。この収差図から、実施例3と同様、
歪曲収差はほとんどゼロであることが分かる。
【0043】実施例5は、焦点距離が21.15で口径
比が1:2.85の広角レンズであり、レンズ断面図を
図5に示す。このレンズ系は、実施例4と似た6枚の構
成である。しかし、画角が90°を越え、かつ、大口径
比である。構成は、第1レンズ群G1は、物体側に凸面
を向けた負メニスカスレンズ1枚から構成し、第2レン
ズ群G2の前群G21は、両凸レンズと像面側に凸面を向
けた負メニスカスレンズの接合レンズからなり、開口絞
りを隔てて、第2レンズ群G2の後群G22は、両凹レン
ズと両凸レンズの接合レンズからなる。また、第3レン
ズ群G3は、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズ
1枚からなる。
【0044】非球面は、第1レンズ群G1の物体側面で
ある第1面と、第2レンズ群G2の最終面と、第3レン
ズ群G3の像側面すなわち最終面に使用する。第1面の
非球面は、負メニスカスレンズの凸面に使用し、周縁部
に行くに従い急激に非球面量が大きくなるような形状を
持ち、周辺光束へのサジタルコマ収差等の補正に効果的
に作用する。また、第2レンズ群G2の最終面に使用さ
れた非球面は、コマ収差補正や非点隔差の補正に有効に
作用する。また、第3レンズ群G3の負メニスカスレン
ズの凸面に使用されてている非球面は、レンズ周辺部に
おける面の屈折力を弱めており、像面の平坦性の改善に
効果的に作用する。このときの有効径付近での非球面量
は1013μmである。この実施例の図8と同様な収差
図を図12に示す。この実施例により、望遠比が2.6
で極めて像面性の良いレンズ系が得られた。
【0045】実施例6は、焦点距離が28.25で口径
比が1:2.08の広角レンズであり、レンズ断面図を
図6に示す。構成は、第1レンズ群G1は、物体側に凸
面を向けた厚肉の負メニスカスレンズ1枚から構成し、
第2レンズ群G2の前群G21は、物体側に凸面を向けた
正メニスカスレンズと、両凸レンズと両凹レンズの接合
レンズとからなり、開口絞りを隔てて、第2レンズ群G
2の後群G22は、物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズと両凸レンズと像面側に凸面を向けた負メニスカス
レンズとの3枚接合レンズからなる。また、第3レンズ
群G3は、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1
枚からなる。なお、第3レンズ群G3の負レンズは、バ
ックフォーカスの制限により、両凹レンズとなることは
知られているが、これは周辺性能向上にとって得策でな
いことは明らかである。また、第2レンズ群G2の最も
物体側のレンズは、第1レンズ群G1自体に分散の小さ
い硝種を選ぶことで決定づけられた。場合により、第1
レンズ群G1内の色収差補正に使用するときに、第1レ
ンズ群G1として使用されることはある。
【0046】非球面は、第2レンズ群G2の最も物体側
の凸面に使用され、レンズ周辺部に行くに従い面の屈折
力が弱まる形状をとり、コマ収差、球面収差を補正する
のに効果的に作用する。特に、大口径の場合には有効に
作用する。有効径付近での非球面量は、951μmと作
用は大きいことが分かる。また、第3レンズ群G3の凹
面に非球面を使用し、像面の平坦性の補正に使用され
る。口径比が大きいときに、開口効率の維持をするため
に周辺光束が大きくなるため、非球面量も増加し、有効
径付近で128μmを有する。この実施例の図8と同様
な収差図を図13に示す。歪曲収差に高次収差の残存が
認められるものの、非常に良好な補正が可能となった。
【0047】実施例7は、焦点距離が28.24で口径
比が1:2.08の広角レンズであり、レンズ断面図を
図7に示す。構成は、第1レンズ群G1は、物体側に凸
面を向けた2枚の負メニスカスレンズと、空気レンズを
隔てて物体側に強い曲率を有する正メニスカスレンズと
から構成し、第2レンズ群G2の前群G21は、物体側に
凸面を向けた負メニスカスレンズと正メニスカスレンズ
の接合レンズからなり、開口絞りを隔てて、第2レンズ
群G2の後群G22は、両凹レンズと両凸レンズの接合レ
ンズと、両凸レンズとからなる。また、第3レンズ群G
3は、像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズ1枚か
らなる。
【0048】非球面は、第1レンズ群G1の第1メニス
カスレンズの凹面に採用し、レンズの周辺部に行くに従
い発散性の屈折力が強まる形状をとり、周辺像面に対し
て残留しがちなサジタルコマ収差の補正に大きな効果を
有する。また、歪曲収差の補正にも効果を有する。ま
た、第2レンズ群G2の最も物体側に使用し、球面収差
補正に大きな効果を発揮する。このことは、大口径比化
にとり重要である。また、第3レンズ群G3の負メニス
カスレンズの凹面に使用することで、軸外像面の平坦性
を良好にするのに効果を発揮する。この実施例の図8と
同様な収差図を図14に示す。何れの収差についても、
極めて良好に補正されている。
【0049】なお、何れの場合にも、メリディオナル及
びサジタルコマ収差の補正は良好である点で、従来の球
面のみにより大型化するレンズ系や逆望遠タイプより
も、大幅な改善が見られている。
【0050】以下に、上記各実施例の数値データを示す
が、記号は上記の外、fは全系焦点距離、FNOはFナン
バー、ωは半画角、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半
径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2
は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズの
アッベ数である。なお、非球面形状は、xを光の進行方
向を正とした光軸とし、yを光軸と直行する方向にとる
と、下記の式にて表される。 x=(y2 /r)/[1+{1−P(y/
r)2 1/2 ]+A44 +A66 +A88 + A1010 ただし、rは近軸曲率半径、Pは円錐係数、A4、A6
A8、A10 はそれぞれ4次、6次、8次、10次の非球面
係数である。
【0051】実施例1 f=28.25 ,FNO=2.85,ω=37.55 ° r1 = 45.7477 d1 = 2.000 nd1 =1.52249 νd1 =59.79 r2 = 20.2273 d2 =13.505 r3 = 31.8802(非球面) d3 = 2.200 nd2 =1.77250 νd2 =49.60 r4 = 17.3560 d4 = 0.626 r5 = 17.9470 d5 = 5.000 nd3 =1.77250 νd3 =49.60 r6 = -18.0589 d6 = 0.850 nd4 =1.58267 νd4 =46.33 r7 = 61.2202 d7 = 3.461 r8 = ∞(絞り) d8 = 3.460 r9 = -175.6281 d9 = 2.000 nd5 =1.62364 νd5 =36.54 r10= 30.8634 d10= 5.362 nd6 =1.74400 νd6 =44.79 r11= -10.2656 d11= 2.749 nd7 =1.80518 νd7 =25.43 r12= -21.9822 d12=12.771 r13= -12.5639(非球面) d13= 1.650 nd8 =1.48749 νd8 =70.21 r14= -28.6432 非球面係数 第3面 P = 1.0000 A4 =-0.20326×10-4 A6 =-0.97541×10-7 A8 = 0.18268×10-9 A10=-0.19504×10-11 第13面 P = 1.0208 A4 =-0.53251×10-4 A6 = 0.10680×10-5 A8 =-0.10632×10-7 A10= 0.48187×10-10
【0052】実施例2 f=28.25 ,FNO=2.83,ω=37.66 ° r1 = 71.8061 d1 = 1.850 nd1 =1.48749 νd1 =70.21 r2 = 16.8902 d2 = 3.578 r3 = 24.6507 d3 = 5.296 nd2 =1.84666 νd2 =23.88 r4 = 25.6113(非球面) d4 = 5.443 r5 = 20.1463 d5 = 5.645 nd3 =1.80518 νd3 =25.43 r6 = 9.7186 d6 = 5.253 nd4 =1.56965 νd4 =49.33 r7 = -48.8544 d7 = 0.515 r8 = ∞(絞り) d8 = 1.714 r9 = -19.9631 d9 = 2.200 nd5 =1.60323 νd5 =42.32 r10= 18.6011 d10= 4.544 nd6 =1.77250 νd6 =49.60 r11= -24.3183 d11= 4.349 r12= 261.7147 d12= 2.898 nd7 =1.69680 νd7 =55.53 r13= -34.6477 d13=11.664 r14= -13.5483(非球面) d14= 0.900 nd8 =1.48749 νd8 =70.21 r15= -70.3472 非球面係数 第4面 P = 1.0000 A4 = 0.35387×10-5 A6 = 0.15947×10-7 A8 = 0.13970×10-10 A10=-0.20336×10-12 第14面 P = 1.0818 A4 =-0.41008×10-4 A6 = 0.61779×10-6 A8 =-0.57324×10-8 A10= 0.22400×10-10
【0053】実施例3 f=28.25 ,FNO=2.82,ω=37.503° r1 = 41.3997 d1 = 3.200 nd1 =1.61700 νd1 =62.80 r2 = 14.7518(非球面) d2 = 7.344 r3 = 21.6666 d3 = 7.110 nd2 =1.66680 νd2 =33.04 r4 = 35.1779 d4 = 3.117 r5 = 40.7851(非球面) d5 = 4.192 nd3 =1.79500 νd3 =45.29 r6 = -18.7082 d6 = 1.200 nd4 =1.62045 νd4 =38.12 r7 = 10.2699 d7 = 3.974 nd5 =1.49700 νd5 =81.61 r8 = 62.8082 d8 = 0.808 r9 = ∞(絞り) d9 = 0.583 r10= -212.1168 d10= 1.500 nd6 =1.58313 νd6 =59.38 r11= 14.3300 d11= 4.556 nd7 =1.74100 νd7 =52.65 r12= -19.3044 d12= 0.150 r13= -67.0967 d13= 1.000 nd8 =1.67270 νd8 =32.10 r14= 52.4027 d14= 1.982 nd9 =1.77250 νd9 =49.60 r15= -304.9685 d15=14.384 r16= -11.5442 d16= 1.200 nd10=1.65830 νd10=57.33 r17= -18.3544 非球面係数 第2面 P = 1.0000 A4 = 0.32710×10-5 A6 =-0.48022×10-7 A8 = 0.40963×10-9 A10=-0.12681×10-11 第5面 P = 1.0000 A4 =-0.32015×10-4 A6 =-0.16426×10-6 A8 = 0.56575×10-9 A10=-0.52037×10-11
【0054】実施例4 f=28.2 ,FNO=2.88,ω=37.462° r1 = 18.5447 d1 = 3.693 nd1 =1.67790 νd1 =55.33 r2 = 11.9475 d2 =15.687 r3 = 24.4378 d3 = 2.610 nd2 =1.77250 νd2 =49.60 r4 = -88.4690 d4 = 0.800 nd3 =1.63636 νd3 =35.37 r5 = 55.1463 d5 = 1.163 r6 = ∞(絞り) d6 = 0.850 r7 =-64133.6418 d7 =10.197 nd4 =1.71736 νd4 =29.51 r8 = 15.3380 d8 = 4.279 nd5 =1.77250 νd5 =49.60 r9 = -27.1236(非球面) d9 =16.764 r10= -14.2958 d10= 1.650 nd6 =1.48749 νd6 =70.21 r11= -40.8089 非球面係数 第9面 P = 1.0000 A4 = 0.19710×10-4 A6 = 0.68681×10-7 A8 =-0.73357×10-9 A10= 0.78900×10-11
【0055】実施例5 f=21.15 ,FNO=2.85,ω=45.811° r1 = 21.9601(非球面) d1 = 2.000 nd1 =1.65160 νd1 =58.52 r2 = 11.8035 d2 =18.104 r3 = 21.5082 d3 = 2.824 nd2 =1.78590 νd2 =44.19 r4 = -34.1116 d4 = 0.800 nd3 =1.58267 νd3 =46.33 r5 = -413.1548 d5 = 1.063 r6 = ∞(絞り) d6 = 1.271 r7 = -31.4484 d7 = 2.200 nd4 =1.72151 νd4 =29.24 r8 = 13.9583 d8 = 3.058 nd5 =1.75500 νd5 =52.33 r9 = -20.9744(非球面) d9 =15.141 r10= -10.1789 d10= 1.650 nd6 =1.48749 νd6 =70.21 r11= -16.2012(非球面) 非球面係数 第1面 P = 1.0000 A4 =-0.56299×10-5 A6 =-0.14684×10-7 A8 =-0.64865×10-10 A10= 0.18261×10-12 第9面 P = 1.0000 A4 = 0.32302×10-4 A6 = 0.84780×10-6 A8 =-0.27757×10-7 A10= 0.33334×10-9 第11面 P = 1.0000 A4 = 0.64096×10-4 A6 =-0.25094×10-6 A8 = 0.11385×10-8 A10= 0.92702×10-12
【0056】実施例6 f=28.25 ,FNO=2.08,ω=37.685° r1 = 140.9251 d1 =10.040 nd1 =1.48749 νd1 =70.21 r2 = 19.3851 d2 = 3.175 r3 = 29.6952(非球面) d3 = 2.000 nd2 =1.74100 νd2 =52.65 r4 = 63.4375 d4 = 6.529 r5 = 63.0315 d5 = 4.280 nd3 =1.77250 νd3 =49.60 r6 = -15.6267 d6 = 0.800 nd4 =1.58215 νd4 =42.09 r7 = 57.7250 d7 = 1.372 r8 = ∞(絞り) d8 = 1.475 r9 = 123.0481 d9 = 2.524 nd5 =1.62364 νd5 =36.54 r10= 16.4456 d10= 4.405 nd6 =1.77250 νd6 =49.60 r11= -19.3728 d11= 2.200 nd7 =1.84666 νd7 =23.88 r12= -31.8861 d12=11.576 r13= -23.4321(非球面) d13= 3.073 nd8 =1.48749 νd8 =70.21 r14= -961.4600 非球面係数 第3面 P = 1.0000 A4 =-0.26049×10-4 A6 =-0.15919×10-6 A8 = 0.20286×10-9 A10=-0.34506×10-11 第13面 P = 2.8226 A4 =-0.74032×10-4 A6 = 0.16831×10-6 A8 =-0.19821×10-8 A10= 0
【0057】実施例7 f=28.24 ,FNO=2.08,ω=37.548° r1 = 67.0467 d1 = 1.850 nd1 =1.60717 νd1 =40.26 r2 = 22.8105(非球面) d2 = 6.695 r3 = 128.5307 d3 = 1.300 nd2 =1.49700 νd2 =81.61 r4 = 26.7744 d4 = 2.025 r5 = 29.0729 d5 = 5.227 nd3 =1.80100 νd3 =34.97 r6 = 4926.3414 d6 =10.616 r7 = 28.5297(非球面) d7 = 4.687 nd4 =1.80518 νd4 =25.43 r8 = 11.2876 d8 = 7.334 nd5 =1.60300 νd5 =65.48 r9 = 300.5721 d9 = 1.000 r10= ∞(絞り) d10= 1.550 r11= -45.7434 d11= 1.943 nd6 =1.54041 νd6 =51.00 r12= 15.6189 d12= 4.014 nd7 =1.77250 νd7 =49.60 r13= -144.5286 d13= 0.221 r14= 80.4465 d14= 2.496 nd8 =1.79500 νd8 =45.29 r15= -44.4001 d15=12.595 r16= -14.5662(非球面) d16= 1.650 nd9 =1.62045 νd9 =38.12 r17= -39.6495 非球面係数 第2面 P = 1.3864 A4 = 0.31056×10-5 A6 =-0.18594×10-7 A8 = 0.91239×10-10 A10=-0.19778×10-12 第7面 P = 1.0000 A4 = 0.12792×10-5 A6 =-0.52811×10-7 A8 = 0.56840×10-9 A10=-0.24022×10-11 第16面 P = 1.5704 A4 =-0.27588×10-4 A6 = 0.22412×10-6 A8 =-0.35098×10-8 A10= 0.14958×10-10
【0058】次に、上記各実施例の前記条件(1)〜
(4)に関する値を次の表に示す。
【0059】
【0060】以上の本発明の広角レンズは、例えば次の
ように構成することができる。 〔1〕 物体側から順に、負屈折力を有する第1レンズ
群と、開口絞りを含み、正屈折力を有する第2レンズ群
と、負屈折力を有する第3レンズ群との3つの基本レン
ズ群によって構成し、前記第2レンズ群は、開口絞りを
挟んで正屈折力の前群(G21)と後群(G22)の2つの
レンズ群にて構成し、前記第1レンズ群は、少なくとも
1枚の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有
し、前記第2レンズ群の前群は、正レンズと負レンズを
含む接合レンズを少なくとも一組有し、前記第2レンズ
群の後群は、正レンズと負レンズを含む接合レンズの少
なくとも一組にて構成し、前記第3レンズ群は、少なく
とも1枚の像面側に凸面を向けた負メニスカスレンズに
て構成し、何れかのレンズ群内に非球面を有することを
特徴とする広角レンズ。
【0061】〔2〕 物体側から順に、負屈折力を有す
る第1レンズ群と、開口絞りを含み、正屈折力を有する
第2レンズ群と、負屈折力を有する第3レンズ群との3
つの基本レンズ群によって構成し、前記第2レンズ群
は、開口絞りを挟んで正屈折力の前群(G21)と後群
(G22)の2つのレンズ群にて構成し、前記第1レンズ
群は、少なくとも1枚の物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズを有し、前記第2レンズ群の前群は、正レン
ズと負レンズを含む接合レンズを少なくとも一組有し、
前記第2レンズ群の後群は、正レンズと負レンズを含む
接合レンズの少なくとも一組にて構成し、前記第3レン
ズ群は、少なくとも1枚の像面側に凸面を向けた負メニ
スカスレンズにて構成し、何れかのレンズ群内に非球面
を有し、以下の条件(1)〜(4)を満足することを特
徴とする広角レンズ。
【0062】 0.2<−f1 /f<30 ・・・(1) 0.15<f1 /f3 <25 ・・・(2) 0.2<f21/f22<5 ・・・(3) −3<e’/f<20 ・・・(4) ただし、f1 :第1レンズ群の焦点距離、 f3 :第3レンズ群の焦点距離、 f :全系の焦点距離、 f21:第2レンズ群の前群の焦点距離、 f22:第2レンズ群の後群の焦点距離、 e’:第1レンズ群と第2レンズ群の前群を1つのレン
ズ群とし、かつ、第2レンズ群の後群と第3レンズ群を
1つのレンズ群としたときの主点間隔、 である。
【0063】〔3〕 前記第1レンズ群に少なくとも1
面の非球面を使用したことを特徴とする上記〔1〕又は
〔2〕記載の広角レンズ。
【0064】〔4〕 前記第2レンズ群に少なくとも1
面の非球面を使用したことを特徴とする上記〔1〕又は
〔2〕記載の広角レンズ。
【0065】〔5〕 前記第3レンズ群に少なくとも1
面の非球面を使用したことを特徴とする上記〔1〕又は
〔2〕記載の広角レンズ。
【0066】〔6〕 前記第1レンズ群及び前記第2レ
ンズ群のそれぞれに少なくとも1面の非球面を使用した
ことを特徴とする上記〔1〕又は〔2〕記載の広角レン
ズ。
【0067】〔7〕 前記第2レンズ群及び前記第3レ
ンズ群のそれぞれに少なくとも1面の非球面を使用した
ことを特徴とする上記〔1〕又は〔2〕記載の広角レン
ズ。
【0068】〔8〕 前記第1レンズ群及び前記第3レ
ンズ群のそれぞれに少なくとも1面の非球面を使用した
ことを特徴とする上記〔1〕又は〔2〕記載の広角レン
ズ。
【0069】
〔9〕 前記第1レンズ群、前記第2レン
ズ群及び前記第3レンズ群のそれぞれに少なくとも1面
の非球面を使用したことを特徴とする上記〔1〕又は
〔2〕記載の広角レンズ。
【0070】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
で対象とする開口絞りを含む対称性のある収斂レンズ群
の前側と後側に負レンズ群を配置した広角レンズにおい
て、サジタルコマ収差というこのタイプの広角レンズ
(特に、画角が大きくなる場合)に特有のフレアを改善
するために、第1レンズ群のメニスカスレンズに非球面
を使用する。また、球面収差の補正に第2レンズ群の物
体側の面に、さらに、軸外の非点収差の補正に第2レン
ズ群の像側の面に非球面を使用する。さらに、像面の平
坦性を改善するのに、第3レンズ群に非球面を使用する
と大きな効果があり、レンズ系の広角化あるいは大口径
比に大きな効果を持たせることが可能である。また、少
ない構成枚数で良好なレンズ系を提供することが可能で
あることは言うまでもない。以上により、本発明による
と、従来にない広角で大口径比を有する広角レンズを、
比較的小型のレンズ系として提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の広角レンズの断面図であ
る。
【図2】本発明の実施例2の広角レンズの断面図であ
る。
【図3】本発明の実施例3の広角レンズの断面図であ
る。
【図4】本発明の実施例4の広角レンズの断面図であ
る。
【図5】本発明の実施例5の広角レンズの断面図であ
る。
【図6】本発明の実施例6の広角レンズの断面図であ
る。
【図7】本発明の実施例7の広角レンズの断面図であ
る。
【図8】実施例1の球面収差(a)、非点収差(b)、
倍率色収差(c)、歪曲収差(d)を示す収差図であ
る。
【図9】実施例2の図8と同様な収差図である。
【図10】実施例3の図8と同様な収差図である。
【図11】実施例4の図8と同様な収差図である。
【図12】実施例5の図8と同様な収差図である。
【図13】実施例6の図8と同様な収差図である。
【図14】実施例7の図8と同様な収差図である。
【符号の説明】
G1…第1レンズ群 G2…第2レンズ群 G3…第3レンズ群 G21…第2レンズ群の前群 G22…第2レンズ群の後群

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負屈折力を有する第1
    レンズ群と、開口絞りを含み、正屈折力を有する第2レ
    ンズ群と、負屈折力を有する第3レンズ群との3つの基
    本レンズ群によって構成し、前記第2レンズ群は、開口
    絞りを挟んで正屈折力の前群(G21)と後群(G22)の
    2つのレンズ群にて構成し、 前記第1レンズ群は、少なくとも1枚の物体側に凸面を
    向けた負メニスカスレンズを有し、 前記第2レンズ群の前群は、正レンズと負レンズを含む
    接合レンズを少なくとも一組有し、 前記第2レンズ群の後群は、正レンズと負レンズを含む
    接合レンズの少なくとも一組にて構成し、 前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の像面側に凸面を
    向けた負メニスカスレンズにて構成し、 何れかのレンズ群内に非球面を有することを特徴とする
    広角レンズ。
  2. 【請求項2】 物体側から順に、負屈折力を有する第1
    レンズ群と、開口絞りを含み、正屈折力を有する第2レ
    ンズ群と、負屈折力を有する第3レンズ群との3つの基
    本レンズ群によって構成し、前記第2レンズ群は、開口
    絞りを挟んで正屈折力の前群(G21)と後群(G22)の
    2つのレンズ群にて構成し、 前記第1レンズ群は、少なくとも1枚の物体側に凸面を
    向けた負メニスカスレンズを有し、 前記第2レンズ群の前群は、正レンズと負レンズを含む
    少なくとも一組の接合レンズを有し、 前記第2レンズ群の後群は、正レンズと負レンズを含む
    少なくとも一組の接合レンズにて構成し、 前記第3レンズ群は、少なくとも1枚の像面側に凸面を
    向けた負メニスカスレンズにて構成し、 何れかのレンズ群内に非球面を有し、 以下の条件(1)〜(4)を満足することを特徴とする
    広角レンズ。 0.2<−f1 /f<30 ・・・(1) 0.15<f1 /f3 <25 ・・・(2) 0.2<f21/f22<5 ・・・(3) −3<e’/f<20 ・・・(4) ただし、f1 :第1レンズ群の焦点距離、 f3 :第3レンズ群の焦点距離、 f :全系の焦点距離、 f21:第2レンズ群の前群の焦点距離、 f22:第2レンズ群の後群の焦点距離、 e’:第1レンズ群と第2レンズ群の前群を1つのレン
    ズ群とし、かつ、第2レンズ群の後群と第3レンズ群を
    1つのレンズ群としたときの主点間隔、 である。
  3. 【請求項3】 前記第1レンズ群に少なくとも1面の非
    球面を使用したことを特徴とする請求項1又は2記載の
    広角レンズ。
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