JPH08314407A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH08314407A
JPH08314407A JP7118569A JP11856995A JPH08314407A JP H08314407 A JPH08314407 A JP H08314407A JP 7118569 A JP7118569 A JP 7118569A JP 11856995 A JP11856995 A JP 11856995A JP H08314407 A JPH08314407 A JP H08314407A
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JP
Japan
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power supply
display
circuit
voltage
high voltage
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Pending
Application number
JP7118569A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinpei Yao
晋平 矢尾
Keiichi Kaneko
啓一 金子
Takashi Fujisaki
隆 藤崎
Hideo Kimura
英夫 木村
Tomokatsu Kishi
智勝 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラズマディスプレイパネルの電源投入時/
切断時の誤動作の抑止に関する。 【構成】 低電圧Vcc,接地電位GND 及び高電圧Vsを
生成する電源部11と、低電圧Vcc,接地電位GND 及び高
電圧Vsを電源電圧として用いて所定の表示をする表示
部12と、電源部11から表示部12に入力された低電圧Vc
c,接地電位GND を電源部11に帰還させる帰還回路FCを
有し、電源部11は、表示部12から帰還された低電圧Vcc
もしくは接地電位GND が入力されたのちに高電圧Vsを
表示部12に出力すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に関し、より詳
しくは、PDP(プラズマディスプレイパネル)の電源
投入時/切断時の誤動作の抑止に関する。
【0002】
【従来の技術】以下で従来例に係るPDPについて図面
を参照しながら説明する。従来のPDPは、図11
(a)に示すように電源部81と表示部82とを有する
(以下でこの装置を第1の装置と称する)。電源部81
は交流電圧から、5V程度の低電圧Vcc,185V程
度の高電圧Vs及び接地電位GNDを生成する回路であ
る。
【0003】表示部82は、電源部81によって生成さ
れた低電圧Vcc,高電圧Vs及び接地電位GNDを電
源電圧として用い、所定の表示を行う装置である。な
お、電源部81には接続端子p1,p2,p3が設けら
れており、表示部82には接続端子q1,q2,q3が
設けられており、かつ接続端子p1,p2,p3と接続
端子q1,q2,q3とがそれぞれコネクタなどの接続
器によって接続されている。
【0004】上記装置によれば、電源部81によって交
流電圧から低電圧Vcc,高電圧Vs及び接地電位GN
Dが生成されて、接続端子p1,p2,p3から接続端
子q1,q2,q3を介して表示部82に供給される。
このとき、低電圧Vccは表示部82内の不図示の制御
回路に入力され、高電圧Vsは表示部82内の不図示の
X,Yドライバを介してPDPに入力されるわけだが、
低電圧Vccが制御回路に入力されず、当該装置の起動
準備が整っていないうちに185V程度の高電圧Vsが
先に入力されてしまうと、X,Yドライバが破損するな
どの問題があるため、特に電源投入時には、低電圧Vc
cを表示部に供給した後に高電圧Vsを供給する必要が
ある。
【0005】よってそれを回避すべく、Vsを伝達する
端子p2とq2との間には、図11(b)に示すような
抵抗Rと接地されたコンデンサCからなる遅延回路D0
が設けられており、これによって同図(c)に示すよう
にVsが遅延され、Vccが供給されてからVsが供給
されるようになっている。また、図12に、別の従来の
PDPの回路構成を示す(以下この装置を第2の装置と
称する)。
【0006】この第2の装置は、電源部91と表示部9
2とを有し、さらに表示部92はXドライバ93,Yド
ライバ94,制御回路95及びPDPパネル96とを有
する。上記装置によれば、電源部91によって生成され
た低電圧Vccが制御回路95に、高電圧VsがXドラ
イバ93,Yドライバ94にそれぞれ電源電圧として印
加され、制御回路95の制御に基づいてXドライバ9
3,Yドライバ94がPDPパネル96に高電圧Vsを
印加して所定の動作をすることでPDPパネル96に表
示がなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の表示装
置によれば、以下に示すような問題が生じる。すなわ
ち、図11に示すような第1の装置においては、電源投
入時の回路保護の目的で、高電圧Vsを伝達する端子p
2,q2の間に遅延回路D0が挿入されているが、Vs
は185V程度と極めて高い電圧であるので、これに対
応できる抵抗R,コンデンサCの素子がかなり大きくな
り、装置規模の縮小化が困難になる。
【0008】また、図12に示すような第2の装置にお
いては、電源切断時に、PDPパネルのX電極XとY電
極Yとの間に残留する電荷(以下これを残留電荷と称す
る)によって、図13に示すようにY電極Yの電位が不
定電位になってしまい、この不定電位が原因で表示部内
部で回路の誤動作が起こり、ひいては回路故障につなが
るといった問題が生じていた。
【0009】本発明は、係る従来例の問題点に鑑みて創
作されたものであり、装置規模を縮小しつつ電源投入時
に生じる内部回路の不安定状態を回避し、また電源切断
時にパネル内に残留する電荷による回路の誤動作を極力
抑止することが可能になる表示装置の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、第1に、図
1に示すように低電圧,接地電位及び高電圧を生成する
電源部と、前記低電圧,接地電位及び高電圧を電源電圧
として用いて所定の表示をする表示部と、前記電源部か
ら前記表示部に入力された低電圧もしくは接地電位を前
記電源部に帰還させる帰還回路を有し、前記電源部は、
前記表示部から帰還された低電圧もしくは接地電位が入
力されたのちに前記高電圧を前記表示部に出力すること
を特徴とする第1の表示装置によって達成され、第2
に、図3に示すように低電圧,接地電位及び高電圧を生
成する電源部と、前記低電圧,接地電位及び高電圧を電
源電圧として用いて所定の表示をする表示部と、前記電
源部からの低電圧もしくは接地電位が入力されたことを
認識して前記電源部に認識信号を出力する認識信号生成
回路を有し、前記電源部は、前記認識信号が入力された
のちに前記高電圧を前記表示部に出力することを特徴と
する第2の表示装置によって達成され、第3に、前記電
源部は、図1(b)に示すように前記表示部から帰還さ
れた低電圧もしくは接地電位が入力された時点から一定
時間経過したのちに前記高電圧を出力する遅延回路を有
することを特徴とする第1の表示装置によって達成さ
れ、第4に、前記認識信号生成回路は、前記電源部から
の低電圧もしくは接地電位が入力された時点から一定時
間経過した後に認識信号を出力する遅延回路を備えたこ
とを特徴とする第2の表示装置によって達成され、第5
に、図4に示すように前記一定時間は、電源切断後、前
記高電圧が電源切断の時点から電源投入前の初期値まで
低下する時間よりも長い時間であることを特徴とする第
3又は第4の表示装置によって達成され、第6に、図
5,図8に示すように電源電圧を供給する電源部と、表
示パネルを備え、前記電源電圧に基づいて前記表示パネ
ルに所定の表示をする表示部とを有する表示装置であっ
て、電源切断時に、該電源切断を検出する検出回路と、
前記電源切断が検出されたのちに、前記表示パネルに残
留する電荷を消去させる残留電荷消去回路を有すること
を特徴とする第6の表示装置によって達成され、第7
に、前記残留電荷消去回路を駆動する電源電圧として内
蔵電池を用いることを特徴とする第6の表示装置によっ
て達成され、第8に、前記電源電圧は低電圧、高電圧の
二種類の電圧からなり、前記残留電荷消去回路を駆動す
る電源電圧として前記高電圧を用いることを特徴とする
第6の表示装置によって達成され、第9に、前記残留電
荷消去回路は、電源切断が検出された時点から一定時間
経過した後に前記表示パネルに残留する電荷を消去させ
る遅延回路を有することを特徴とする第6,第7又は第
8の表示装置によって達成され、第10に、電源切断後
の動作手順を記憶した記憶手段を備えたことを特徴とす
る第6,第7,第8又は第9記載の表示装置によって達
成され、第11に、前記残留電荷消去回路は、電源切断
後の前記残留電荷の消去時には電源の再投入を禁止する
電源再投入禁止信号を前記電源部に出力することを特徴
とする第6,第7,第8,第9又は第10記載の表示装
置によって達成され、第12に、前記表示部は、プラズ
マディスプレイパネルであることを特徴とする第1,第
2,第3,第4,第5,第6,第7,第8,第9,第1
0又は第11の表示装置によって達成される。
【0011】
【作 用】本発明の第1の表示装置によれば、図1に示
すように電源部から表示部に入力された低電圧もしくは
接地電位を電源部に帰還させる帰還回路を有し、電源部
は、表示部から帰還された低電圧もしくは接地電位が入
力されたのちに高電圧を表示部に出力している。
【0012】このため、低電圧が表示部に入力されたの
ちに、表示部に高電圧を出力することを確実に実行で
き、また図11に示すような従来の第1の装置のよう
に、電源部と表示部との間に、素子の大きな抵抗とコン
デンサからなる遅延回路を設ける必要がないので、装置
の規模を増大させることなく、電源投入時に生じがちな
誤動作を確実に抑止することが可能になる。
【0013】また、本発明の第2の表示装置によれば、
図3に示すように、電源部から低電圧もしくは接地電位
が表示部に入力されたことを認識して電源部に認識信号
を出力する認識信号生成回路を有し、かつ電源部は、認
識信号が入力されたのちに高電圧を表示部に出力してい
る。このため、低電圧が表示部に入力されたのちに、表
示部に高電圧を出力することを確実に実行でき、また図
11に示す従来の第1の装置のように、電源部と表示部
との間に素子の大きな抵抗とコンデンサからなる遅延回
路D0を設ける必要がないので、装置の規模を増大させ
ることなく、電源投入時に生じがちな誤動作を確実に抑
止することが可能になる。
【0014】さらに、本発明の第3の表示装置によれ
ば、図1(b)に示すように本発明の第1の表示装置の
電源部は、表示部から帰還された低電圧もしくは接地電
位が入力された時点から一定時間経過したのちに高電圧
を出力する遅延回路を有する。このため、低電圧もしく
は接地電位が入力されたのちに一定時間経過した後に高
電圧が電源部から出力されることにより、低電圧が表示
部に入力されたのちに、表示部に高電圧を出力するとい
う動作をより確実に実行でき、また低電圧もしくは接地
電位が表示部に入力された直後に高電圧を入力させる場
合に比して、電源投入時の動作が安定になる。
【0015】また、本発明の第4の表示装置によれば、
本発明の第2の表示装置の認識信号生成回路は、電源部
からの低電圧もしくは接地電位が入力された時点から一
定時間経過した後に認識信号を出力する遅延回路を備え
ている。このため、低電圧もしくは接地電位が入力され
たのちに一定時間経過した後に認識信号が認識信号生成
回路から出力され、認識信号が入力されたのちに高電圧
が表示部に出力されることにより、低電圧が表示部に入
力されたのちに、表示部に高電圧を出力するという動作
を確実に実行できる。
【0016】さらに、本発明の第5の表示装置によれ
ば、図4に示すように本発明の第3又は第4の表示装置
における一定時間は、電源投入し、電源切断後に、高電
圧が電源切断の時点から初期値まで低下する時間以上で
あるため、表示部内で高電圧が初期値まで十分低下する
以前に電源が再投入されて再び表示部に高電圧が印加さ
れ、それによって表示部の回路動作が不安定になること
を極力抑止することが可能になる。
【0017】また本発明に係る第6の表示装置によれ
ば、図5,図8に示すように電源電圧を供給する電源部
と、表示パネルを備え、電源電圧に基づいて表示パネル
に所定の表示をする表示部とを有する表示装置であっ
て、電源切断時に、該電源切断を検出する検出回路と、
電源切断が検出されたのちに、表示パネルに残留する電
荷を消去させる残留電荷消去回路を有する。
【0018】このため、電源切断時に表示パネルに電荷
が残留しても、電源切断時が検出回路で検出され、その
後表示パネルに残留された電荷が残留電荷消去回路で消
去されることにより、従来この残留電荷が原因で生じて
いた表示部内の回路の誤動作や、回路破壊を抑止するこ
とが可能になる。更に、本発明の第7の表示装置によれ
ば、本発明の第6の表示装置における残留電荷消去回路
を駆動する電源電圧として内蔵電池を用いているので、
電源切断後も残留電荷消去回路に安定した電源電圧を供
給することができ、残留電荷消去回路を安定動作させ、
確実に残留電荷を消去させることが可能になる。
【0019】また、本発明の第8の表示装置によれば、
本発明の第6の表示装置における電源電圧は低電圧、高
電圧の二種類の電圧からなり、残留電荷消去回路を駆動
する電源電圧として高電圧を用いているので、電源切断
後、高電圧が緩やかに低下するような回路の場合にはこ
の高電圧を電源電圧として用いても、本発明の第7の表
示装置同様、残留電荷消去回路を安定動作させることが
可能になる。
【0020】さらに、本発明の第9の表示装置によれ
ば、本発明の第6,第7又は第8の残留電荷消去回路
は、電源切断が検出された時点から一定時間経過した後
に表示パネルに残留する電荷を消去させているので、電
源切断直後の回路が不安定な状態から残留電荷の消去を
開始する場合に比して、残留電荷の消去動作を安定化す
ることが可能になる。
【0021】さらに、本発明の第10の表示装置によれ
ば、本発明の第6,第7,第8又は第9の表示装置に電
源切断後の動作手順を記憶した記憶手段を備えているの
で、記憶手段に記憶された動作手順に沿って残留電荷の
消去動作を円滑に行うことが可能になる。また、本発明
の第11の表示装置によれば、本発明の第6,第7,第
8,第9又は第10の表示装置において、残留電荷消去
回路は、電源切断後の残留電荷のリーク時には電源の再
投入を禁止する電源再投入禁止信号を電源部に出力して
いるので、残留電荷を消去させている間に電源が再投入
され、表示パネル内に電荷がチャージされることによっ
て生じる誤動作などを抑止することが可能になる。
【0022】さらに、本発明の第12の表示装置によれ
ば、本発明の第1,第2,第3,第4,第5,第6,第
7,第8,第9,第10又は第11の表示装置の表示部
として、高電圧が印加され、容量性成分を有する表示パ
ネルであるプラズマディスプレイパネルを用いているの
で、本発明の表示装置の例として好適である。
【0023】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。 (1)第1の実施例 以下で本発明の第1の実施例に係る表示装置について説
明する。この表示装置は、図1(a)に示すように、所
定の画像を表示するPDPを有する表示部12と、これ
に電源電圧を供給する電源部11とからなる装置であ
る。
【0024】電源部11は図1(a)に示すように交流
電圧から5V程度の低電圧Vcc,185V程度の高電
圧Vs,接地電位GNDを生成して、表示部12に供給
する回路である。これは接続端子p11,p12,p1
3,p14を備え、これらのうち接続端子p11,p1
3,p14はそれぞれ低電圧Vcc,高電圧Vs,接地
電位GNDの出力端子であって、接続端子p12は、後
述する帰還電圧Vrの入力端子である。
【0025】また、電源部11は帰還電圧Vrが入力さ
れたのちに高電圧Vsを出力する高電圧生成回路13を
備えている。表示部12は所定の画像を表示する不図示
のPDPを有する装置であって、不図示のPDPと、接
続端子q11,q12,q13,q14を備え、これら
のうち接続端子q11,q13,q14はそれぞれ低電
圧Vcc,高電圧Vs,接地電位GNDの入力端子とな
り、接続端子q12は後述の帰還電圧Vrの出力端子と
なっている。
【0026】接続端子q11から入力された5V程度の
低電圧Vccは不図示の制御回路に入力され、接続端子
q13から入力された185V程度の高電圧Vsは不図
示のXドライバ,Yドライバを介して不図示のPDPに
供給される。この制御回路の制御下でXドライバ,Yド
ライバが駆動され、これによってPDPに所定の表示が
なされる。
【0027】また、表示部12には接続端子q11から
q12に向けて帰還回路FCが形成されており、これに
よって低電圧Vccは帰還電圧Vrとして接続端子q1
2を介して接続端子p12に入力され、電源部11に帰
還される。さらに電源部11と表示部12とは接続端子
p11,p12,p13,p14と接続端子q11,q
12,q13,q14とをそれぞれ介して、コネクタ等
の接続器で接続されている。
【0028】以下で、上記装置の動作について説明す
る。まず、電源投入時には電源部11から接続端子p1
1,p14を介して低電圧Vcc、接地電位GNDがそ
れぞれ出力される。この時点ではまだ高電圧Vsは出力
されていない。接続端子p11,p14からそれぞれ出
力された低電圧Vcc,接地電位GNDは接続端子q1
1,q14から表示部12に入力される。
【0029】表示部12に低電圧Vccが入力される
と、その低電圧は帰還回路FCを介して接続端子q12
から帰還電圧Vrとして接続端子p12に出力され、接
続端子p12から高電圧生成回路13に入力される。高
電圧生成回路13は図1(b)に示すようにコンパレー
タ13Aと遅延回路13Bと高電圧出力回路13Cとを
有する回路であって、電源投入前の初期状態では帰還電
圧Vrが0であるため、コンパレータ13Aの出力はハ
イレベル(以下これを“H”と記す)である。
【0030】図4(a)に示すように低電圧Vccが出
力され、ほぼ同時に帰還電圧Vrが帰還されて高電圧生
成回路13に入力されると、これが抵抗R1,R2のブ
リーダー比によって分割され、コンパレータ13Aの反
転入力(−)に入力される。この時点でコンパレータ1
3Aの非反転入力(+)に入力されるべき高電圧Vsは
まだ出力されていないのでコンパレータ13Aの出力は
ローレベル(以下これを“L”と記す)になる。この
“L”が遅延回路13Bに入力されると、図4(a)に
示すように遅延回路13Bによって一定時間T1だけ遅
延されたのちに高電圧出力回路13Cに入力される。こ
うして高電圧出力回路13Cに“L”が入力されると、
高電圧Vsが高電圧出力回路13Cから出力される。
【0031】こうして出力された高電圧Vsが、接続端
子p13から接続端子q13を介して、表示部12に入
力される。以上の動作を経て、高電圧生成回路13に帰
還電圧Vrが入力されたのちに、高電圧生成回路13か
ら高電圧Vsが出力され、接続端子p13,q13を介
して表示部12に入力されることになる。
【0032】上記したようなPDPを有する表示装置に
おいては低電圧Vccは不図示の制御回路に入力され、
高電圧Vsは不図示のX,Yドライバを介してPDPに
入力されるが、低電圧Vccが制御回路に入力されず、
当該装置の起動準備が整っていないうちに185V程度
の高電圧Vsが先に入力されてしまうと、X,Yドライ
バが破損するなどの問題があるため、特に電源投入時に
は、低電圧Vccを表示部に供給した後に高電圧Vsを
供給する必要があるが、本実施例に係る表示装置では表
示部12に低電圧Vccを帰還電圧Vrとして電源部1
1に帰還させる帰還回路FCが設けられており、電源部
11には帰還電圧Vrが入力された後に高電圧Vsを表
示部12に出力する高電圧生成回路13が設けられてい
るので、低電圧Vccが表示部12に入力されたのちに
高電圧Vsを表示部12に出力することを確実に実行す
ることができる。
【0033】これにより、従来のように抵抗やコンデン
サからなり、素子規模の大きい遅延回路を電源部11と
表示部12との接続部に挿入することなく、表示部12
に低電圧Vccが入力されたのちに高電圧Vccを供給
することができるので、装置規模を増大させることな
く、確実に電源投入時の誤動作を抑止することが可能に
なる。
【0034】なお、本実施例では高電圧出力回路13を
図1(b)に示すような回路構成にしているが本発明は
これに限らず、図1(c)に示すように、帰還電圧Vr
が入力された時点から一定時間遅延させたのちに高電圧
Vsを出力する出力遅延回路13Dを内蔵していればよ
い。また、本実施例では図1に示すように低電源Vcc
を電源部11に帰還させる電圧を帰還電圧Vrと称して
いるが本発明はこれに限らず、図2に示すように、接地
電位GNDを電源部11に帰還させて帰還電圧Vrとし
ても、同様の効果を奏する。
【0035】(2)第2の実施例 以下で本発明の第2の実施例に係る表示装置について図
を参照しながら説明する。なお第1の実施例と共通する
事項については重複を避けるため説明を省略する。本実
施例に係る表示装置は、図3(a)に示すように、所定
の画像を表示するPDPを有する表示部32と、これに
電源電圧を供給する電源部31とからなる装置である。
【0036】電源部31は図3(a)に示すように交流
電圧から5V程度の低電圧Vcc,185V程度の高電
圧Vs,接地電位GNDを生成して、表示部32に供給
する回路である。これは接続端子p31,p32,p3
3,p34を備え、これらのうち接続端子p31,p3
3,p34からそれぞれ低電圧Vcc,高電圧Vs,接
地電位GNDが出力される。なお接続端子p32は、後
述する認識信号Vonの入力端子である。
【0037】表示部32は所定の画像を表示する不図示
のPDPを有する装置であって、不図示のPDPと、接
続端子q31,q32,q33,q34を備え、これら
のうち接続端子q31,q33,q34はそれぞれ低電
圧Vcc,高電圧Vs,接地電位GNDの入力端子とな
り、接続端子q32は後述の認識信号Vonの出力端子
となっている。
【0038】また、表示部32は低電源Vccが入力さ
れたのちに、認識信号Vonを電源部31に出力する認
識信号生成回路33を備えている。接続端子q31から
入力された5V程度の低電圧Vccは不図示の制御回路
に入力され、接続端子q33から入力された185V程
度の高電圧Vsは不図示のXドライバ,Yドライバを介
してPDPに供給される。この制御回路の制御下でXド
ライバ,Yドライバが駆動され、これによってPDPに
所定の表示がなされる。
【0039】さらに電源部31と表示部32とは接続端
子p31,p32,p33,p34と接続端子q31,
q32,q33,q34とをそれぞれ介して、コネクタ
等の接続器で接続されている。以下で、上記装置の動作
について説明する。まず、電源投入時には電源部31か
ら接続端子p31,p34を介して低電圧Vcc、接地
電位GNDがそれぞれ出力される。この時点ではまだ電
源部31から高電圧Vsは出力されていない。
【0040】接続端子p31,p34からそれぞれ出力
された低電圧Vcc,接地電位GNDは接続端子q3
1,q34から表示部32に入力される。表示部32に
低電圧Vccが入力されると、その低電圧Vccは接続
端子q31に接続された認識信号生成回路33にも同時
に入力される。認識信号生成回路33は、図3(b)に
示すようにコンパレータ33A,遅延回路33Bからな
る回路である。
【0041】この回路に低電圧Vccが入力されると、
コンパレータ33Aの出力が“H”になり、これが遅延
回路33Bに入力され、遅延回路33Bによって一定時
間遅延されて認識信号Vonが生成される。この認識信
号Vonが認識信号生成回路33から接続端子q32に
出力され、接続端子p32を介して電源部31に入力さ
れ、これが入力されてはじめて電源部31の接続端子p
33から高電圧Vsが出力され、接続端子q33を介し
て表示部32に入力されることになる。
【0042】この間の動作のタイミングチャートを図4
(b)に示す。この図4(b)に示すように、低電圧V
ccが立ち上がって表示部32に入力されてから一定時
間T3だけ遅延されたのちに認識信号Vonが立上がっ
て電源部に出力され、その立上がりとほぼ同時に高電圧
Vsが立ち上がって表示部32に出力されていることが
わかる。
【0043】このように、本実施例に係る表示装置では
表示部32の内部に低電圧Vccが入力された後に認識
信号Vonを電源部31に出力する認識信号生成回路3
3が設けられており、電源部31はこの認識信号Von
が入力された後に高電圧Vsを表示部32に出力するの
で、低電圧Vccが表示部12に入力されたのちに高電
圧Vsを表示部12に出力することを確実に実行でき
る。
【0044】これにより、第1の実施例と同様にして、
従来のように規模の大きい抵抗やコンデンサからなる遅
延回路を接続部に挿入することなく、表示部32に低電
圧Vccが入力されたのちに高電圧Vccを供給するこ
とができるので、装置規模を増大させることなく、確実
に電源投入時の誤動作を抑止することが可能になる。 (3)第3の実施例 以下で本発明の第3の実施例に係る表示装置について図
を参照しながら説明する。この表示装置は図5に示すよ
うに、所定の画像を表示するPDPパネルPPを有する
表示部42と、これに電源電圧を供給する電源部41と
を有する装置である。
【0045】電源部41は表示部42に駆動用の電源電
圧である5V程度の低電圧Vcc,185V程度の高電
圧Vsを出力する回路である。表示部42はXドライバ
XD,YドライバYD,電源切断検出回路43,残留電
荷消去回路44,制御回路45及びPDPパネルPPを
有し、低電圧Vccと高電圧Vsを電源電圧としてPD
Pパネルに所定の表示をする装置である。
【0046】XドライバXD,YドライバYDは、電源
部41から供給される高電圧Vsをサスティン電圧とし
てPDPパネルPPを構成するX電極X,Y電極Yに印
加する回路である。電源切断検出回路43は、図5に示
すように電池からなる補助電源43A,CPU43B,
ROM46を有し、電源部41から高電圧Vs,低電圧
Vccが供給されなくなった時点(以下で電源切断時と
称する)を検出し、検出結果である切断認識信号CSを
制御回路45に伝達する回路である。
【0047】補助電源43Aは電源切断後に電源切断検
出回路43と制御回路45の電源電圧Vcc2を供給す
る回路である。CPU43Bは電源切断検出回路43の
動作を制御する回路装置であって、ROM46は記憶手
段の一例であって、表示部42全体の動作手順を示すシ
ーケンスが記憶されているテーブル1,テーブル2を有
する。テーブル1には電源投入後通常の表示をする際の
動作手順を示す第1のシーケンスが記憶されており、テ
ーブル2には電源切断後の動作手順を示す第2のシーケ
ンスが記憶されている。
【0048】また残留電荷消去回路44はX電極Xに接
続されたスイッチング回路であって、制御回路45から
電源切断時に出力されるリーク信号LSが入力されたと
きにONしてPDPパネルPPに残留する電荷を消去さ
せる回路である。制御回路45は、当該表示部42の表
示に係る一切の動作を制御する回路である。なお、電源
切断時にはリーク信号LSを残留電荷消去回路44に出
力する。またこの電源電圧は通常動作時には低電圧Vc
cである。
【0049】以下で上記装置の動作について説明する。
まず電源が投入され、電源部41から低電圧Vcc,高
電圧Vsが表示部42に印加される。このときには残留
電荷消去回路44はOFFしている。低電圧Vccは制
御回路45に印加され、制御回路45はこの低電圧Vc
cを電源電圧として動作する。また、この低電圧Vcc
は同時に電源切断検出回路43にも入力されており、具
体的にはダイオードD41を介してCPU43Bに入力
される。このときには電源切断検出回路43は低電圧V
ccを電源電圧として動作する。
【0050】また、高電圧VsはXドライバXD,Yド
ライバYDに、これらの電源電圧として供給され、PD
PパネルPPのX電極X,Y電極Yに高電圧Vsが印加
される。そして、制御回路45の制御下でXドライバX
D,YドライバYDがPDPパネルPPにサスティン電
圧を印加し、所定の画像がPDPパネルPPに表示され
る。
【0051】ここまで、上記装置は図6に示すように、
ROM46内蔵のテーブル1に記憶されている第1のシ
ーケンスで駆動されている。すなわち、X電極Xに電圧
を供給/非供給する際の切替信号であるXup,Xdown
の立上がりに同期してX電極Xの電位がそれぞれ立上が
り/立ち下がり動作をし、同様にして、Y電極Yに電圧
を供給/非供給する際の切替信号であるYup,Ydown
の立上がりに同期してY電極Yの電位がそれぞれ立上が
り/立ち下がり動作をする。
【0052】その後、電源が切断されて電源部41から
低電圧Vccと高電圧Vsが供給されなくなった場合の
動作について以下で説明する。電源切断時には、PDP
パネルPPには高電圧Vsの印加によって蓄積された電
荷がまだ残留している。低電圧Vccが電源部から供給
されなくなるので、これに代わって補助電源43Aから
出力される補助電源電圧Vcc2(Vcc2<Vcc、
この場合には3V程度)がCPU43Bと制御回路45
の電源電圧となる。
【0053】CPU43Bは電源電圧が低電圧Vccか
ら補助電源電圧Vcc2へ変わることにより、電源が切
断されたことを認識し、電源切断認識信号CSを制御回
路45に出力する。これにより制御回路45は、図6に
示すようにROM46内蔵のテーブル1にある第1のシ
ーケンスからテーブル2にある第2のシーケンスに制御
シーケンスを切り替え、同時に残留電荷消去回路44に
リーク信号LSを出力する。
【0054】残留電荷消去回路44にリーク信号LSが
出力されると、スイッチング回路がONして、PDPパ
ネルPPのX電極Xの電位が強制的に接地電位GNDに
低下し、PDPパネルPPに残留している電荷が接地電
位GNDに落ち、残留電荷は消去される(図6)。この
間、同時にCPU43Bから電源部41には図6に示す
ような電源再投入禁止信号Vchkが入力されており、
この間には電源の再投入は行われないようになってい
る。
【0055】以上により、本実施例に係る表示装置によ
れば、電源切断された後にそれを検出し、PDPパネル
PP間に残留している電荷を消去させているので、従来
この残留電荷によって生じていたX電極の不定電位によ
る当該装置の誤動作や、回路破壊などを抑止することが
可能になる。また、この残留電荷の消去期間には、電源
再投入禁止信号Vchkが電源部41に出力され、仮に
誤って電源を投入しようとしても電源の再投入はこの間
はなされないので、残留電荷の消去中に電源が再投入さ
れることで生じる誤動作などを抑止することが可能にな
る。
【0056】なお、本実施例では補助電源43Aとして
内蔵の3V程度の電池を用いているが、本発明はこれに
限らず、図7に示すように高電圧Vsが緩やかに立ち下
がるような回路定数を設定したような場合には、この高
電圧Vsを直列接続された抵抗のブリーダー比で分割し
て3V程度の直流電圧を生成し、補助電源43Aの替り
としても、同様の効果を奏する。
【0057】(4)第4の実施例 以下で本発明の第4の実施例に係る表示装置について図
を参照しながら説明する。第3の実施例と共通する事項
については重複を避けるため説明を省略する。この表示
装置は図8に示すように、所定の画像を表示するPDP
パネルPPを有する表示部52と、これに電源電圧を供
給する電源部51とを有する装置である。
【0058】電源部51は表示部52に駆動用の電源電
圧である低電圧Vcc,高電圧Vsを出力する回路であ
る。表示部52はXドライバXD,YドライバYD,電
源切断検出回路53,残留電荷消去回路54,制御回路
55及びPDPパネルPPを有し、低電圧Vccと高電
圧Vsを電源電圧としてPDPパネルに所定の表示をす
る装置である。
【0059】電源切断検出回路53は補助電源53A,
CPU53B及びROM56を有する。上記までの回路
の構成部については第3の実施例とほぼ同様なので、詳
述はしない。本実施例の回路の第3の実施例と異なる特
徴点は、残留電荷消去回路54の構成と、制御シーケン
スを記憶したROM56が、電源投入後、通常の表示動
作をする際の動作手順を示す第1のシーケンスのみを記
憶しているという2点である。
【0060】残留電荷消去回路54は、図8に示すよう
にXドライバXDの最終段に設けられ、図9に示すよう
にスイッチング素子となるMOSトランジスタT1〜T
4を有し、高電圧Vs、リーク信号LS、切断認識信号
Cdown、補助電源電圧Vcc2(通常動作時には低電圧
Vcc)に基づいてON/OFFして、電源切断時にP
DPパネルPPの残留電荷を消去する回路である。
【0061】以下で上記装置の動作について説明する。
まず電源が投入され、電源部51から低電圧Vcc,高
電圧Vsが表示部52に印加される。低電圧Vccは制
御回路55に印加されて制御回路55はこの低電圧Vc
cを電源電圧として駆動される。また、この低電圧Vc
cは同時に電源切断検出回路53にも入力されており、
具体的にはダイオードD51を介してCPU53Bに入
力される。このときには電源切断検出回路53は低電圧
Vccを電源電圧として駆動されている。
【0062】また、高電圧VsはXドライバXD,Yド
ライバYDに、これらの電源電圧として供給され、PD
PパネルPPのX電極X,Y電極Yに高電圧Vsが印加
される。そして、制御回路55の制御下でXドライバX
D,YドライバYDがPDPパネルPPにサスティン電
圧が印加/非印加され、所定の画像がPDPパネルPP
に表示される。
【0063】このとき残留電荷消去回路54には、低電
圧Vccと、“L”の切断認識信号Cdown、高電圧Vs
と“H”のリーク信号LSが入力されており、MOSト
ランジスタT1はON、MOSトランジスタT2はOF
F、MOSトランジスタT3はON、MOSトランジス
タT4はOFFしているので、XドライバXDから出力
される高電圧Vsがそのまま図8に示すX電極Xに印加
される。また、このとき制御回路は図10に示すような
シーケンス、すなわちROM56内蔵のテーブル1に記
憶されている第1のシーケンスで駆動されている。
【0064】その後電源が切断されて電源部51から低
電圧Vccと高電圧Vsが供給されなくなるたとき、電
源切断時に、PDPパネルPPには高電圧Vsの印加に
よって蓄積された電荷がまだ残留している。低電圧Vc
cが電源部51から供給されなくなるので、これに代わ
って補助電源53Aから出力される補助電源電圧Vcc
2(Vcc2<Vcc)がCPU53Bと制御回路55
の電源電圧となる。
【0065】CPU53Bは電源電圧が低電圧Vccか
ら補助電源電圧Vcc2へ変動することにより、電源が
切断されたことを認識し、切断認識信号Cdownを残留電
荷消去回路54に出力する。同時に、制御回路55もま
た電源電圧が補助電源電圧Vcc2に代わったことによ
り電源切断を認識し、“L”のリーク信号LSを残留電
荷消去回路54に出力する。
【0066】このとき残留電荷消去回路54には、低電
圧Vccと、“H”の切断認識信号Cdown、高電圧Vs
と“L”のリーク信号LSが入力されており、MOSト
ランジスタT1はOFF、MOSトランジスタT2はO
N、MOSトランジスタT3はOFF、MOSトランジ
スタT4はONしているので、X電極Xの電位が接地電
位GNDまで低下して、PDPパネルPPに残留する残
留電荷が消去される。
【0067】以上により、本実施例に係る表示装置によ
れば、第3の実施例と同様に、電源切断された後にそれ
を検出し、PDPパネルPP間に残留している電荷を消
去させているので、従来この残留電荷によって生じてい
たX電極の不定電位による当該装置の誤動作や、回路破
壊などを抑止することが可能になる。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の表示装置
によれば、表示部は電源部からの低電圧もしくは接地電
位を電源部に帰還させる帰還回路を有し、かつ電源部
は、表示部から帰還された低電圧もしくは接地電位が入
力されたのちに高電圧を表示部に出力している。
【0069】このため、低電圧が表示部に入力されたの
ちに、表示部に高電圧を出力することを確実に実行で
き、装置の規模を増大させることなく、電源投入時に生
じがちな誤動作を確実に抑止することが可能になる。ま
た、本発明の第2の表示装置によれば、表示部は電源部
からの低電圧もしくは接地電位が入力されたことを認識
して電源部に認識信号を出力する認識信号生成回路を有
し、かつ電源部は、認識信号が入力されたのちに高電圧
を表示部に出力している。
【0070】このため、低電圧が表示部に入力されたの
ちに、表示部に高電圧を出力することを確実に実行で
き、装置の規模を増大させることなく、電源投入時に生
じがちな誤動作を確実に抑止することが可能になる。さ
らに、本発明の第3の表示装置によれば、本発明の第1
の表示装置の電源部は、表示部から帰還された低電圧も
しくは接地電位が入力された時点から一定時間経過した
のちに高電圧を出力する遅延回路を有するので、低電圧
が表示部に入力されたのちに、表示部に高電圧を出力す
るという動作をより確実に実行できる。
【0071】また、本発明の第4の表示装置によれば、
本発明の第2の表示装置の認識信号生成回路は、電源部
からの低電圧もしくは接地電位が入力された時点から一
定時間経過した後に認識信号を出力する遅延回路を備え
ているので、低電圧が表示部に入力されたのちに、表示
部に高電圧を出力するという動作を確実に実行できる。
【0072】さらに、本発明の第5の表示装置によれ
ば、本発明の第3又は第4の表示装置における一定時間
は、電源投入し、電源切断後に、高電圧が電源切断の時
点から初期値まで低下する時間以上であるため、表示部
内で高電圧が初期値まで十分低下する以前に電源が再投
入されて再び表示部に高電圧が印加され、それによって
表示部の回路動作が不安定になることを極力抑止するこ
とが可能になる。
【0073】また本発明に係る第6の表示装置によれ
ば、電源電圧を供給する電源部と、容量性負荷を有する
表示パネルを備え、電源電圧に基づいて表示パネルに所
定の表示をする表示部とを有する表示装置であって、電
源切断時に、該電源切断を検出する検出回路と、電源切
断が検出されたのちに、表示パネルに残留する電荷を消
去させる残留電荷消去回路を有する。
【0074】このため、電源切断時に容量性負荷を有す
る表示パネルに電荷が残留しても、この残留電荷が原因
で従来生じていた表示部内の回路の誤動作や、回路破壊
を抑止することが可能になる。更に、本発明の第7の表
示装置によれば、本発明の第6の表示装置における残留
電荷消去回路を駆動する電源電圧として内蔵電池を用い
ているので、電源切断後も残留電荷消去回路に安定した
電源電圧を供給することができ、残留電荷消去回路を安
定動作させ、確実に残留電荷を消去させることが可能に
なる。
【0075】また、本発明の第8の表示装置によれば、
本発明の第6の表示装置における電源電圧は低電圧、高
電圧の二種類の電圧からなり、残留電荷消去回路を駆動
する電源電圧として高電圧を用いているので、電源切断
後、高電圧が緩やかに低下するような回路の場合にはこ
の高電圧を電源電圧として用いても、本発明の第7の表
示装置同様、残留電荷消去回路を安定動作させることが
可能になる。
【0076】さらに、本発明の第9の表示装置によれ
ば、本発明の第6,第7又は第8の残留電荷消去回路
は、電源切断が検出された時点から一定時間経過した後
に表示パネルに残留する電荷を消去させているので、電
源切断直後の回路が不安定な状態から残留電荷の消去を
開始する場合に比して、残留電荷の消去動作を安定化す
ることが可能になる。
【0077】さらに、本発明の第10の表示装置によれ
ば、本発明の第6,第7,第8又は第9の表示装置に電
源切断後の動作手順を記憶した記憶手段を備えているの
で、記憶手段に記憶された動作手順に沿って残留電荷の
消去動作を円滑に行うことが可能になる。また、本発明
の第11の表示装置によれば、本発明の第6,第7,第
8,第9又は第10の表示装置において、残留電荷消去
回路は、電源切断後の残留電荷のリーク時には電源の再
投入を禁止する電源再投入禁止信号を電源部に出力して
いるので、残留電荷を消去させている間に電源が再投入
され、表示パネル内に電荷がチャージされることによっ
て生じる誤動作などを抑止することが可能になる。
【0078】さらに、本発明の第12の表示装置によれ
ば、本発明の第1,第2,第3,第4,第5,第6,第
7,第8,第9,第10又は第11の表示装置の表示部
として、高電圧が印加され、容量性成分を有する表示パ
ネルであるプラズマディスプレイパネルを用いているの
で、本発明の表示装置の例として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る表示装置を説明す
る第1の図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係る表示装置を説明す
る第2の図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係る表示装置の回路構
成図である。
【図4】本発明の第1,第2の実施例に係る表示装置の
動作を説明するタイミングチャートである。
【図5】本発明の第3の実施例に係る表示装置の回路構
成図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係る表示装置の動作を
説明する第1のタイミングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施例に係る表示装置の動作を
説明する第2のタイミングチャートである。
【図8】本発明の第4の実施例に係る表示装置を説明す
る回路構成図である。
【図9】本発明の第4の実施例に係る表示装置の要部を
説明する回路構成図である。
【図10】本発明の第4の実施例に係る表示装置の動作
を説明するタイミングチャートである。
【図11】従来の第1の表示装置を説明する図である。
【図12】従来の第2の表示装置の回路構成図である。
【図13】従来の第2の表示装置の問題点を説明する図
である。
【符号の説明】
11 電源部 12 表示部 13 高電圧生成回路 13A コンパレータ 13B 遅延回路 13C 高電圧出力回路 13D 出力遅延回路 21 電源部 22 表示部 23 高電圧生成回路 31 電源部 32 表示部 33 認識信号生成回路 33A コンパレータ 33B 遅延回路 41 電源部 42 表示部 43 電流切断検出回路 43A 補助電源 43B CPU 44 残留電荷消去回路 45 制御回路 46 ROM X X電極 Y Y電極 XD Xドライバ YD Yドライバ 51 電源部 52 表示部 53 電流切断検出回路 53A 補助電源 53B CPU 54 残留電荷消去回路 55 制御回路 56 ROM Vcc 低電圧 Vs 高電圧 GND 接地電位 Vr 帰還電圧 Von 認識信号 LS リーク信号 CS 切断認識信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤崎 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 木村 英夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岸 智勝 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低電圧,接地電位及び高電圧を生成する
    電源部と、前記低電圧,接地電位及び高電圧を電源電圧
    として用いて所定の表示をする表示部と、前記電源部か
    ら前記表示部に入力された低電圧もしくは接地電位を前
    記電源部に帰還させる帰還回路を有し、 前記電源部は、前記表示部から帰還された低電圧もしく
    は接地電位が入力されたのちに前記高電圧を前記表示部
    に出力することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 低電圧,接地電位及び高電圧を生成する
    電源部と、前記低電圧,接地電位及び高電圧を電源電圧
    として用いて所定の表示をする表示部と、前記電源部か
    らの低電圧もしくは接地電位が入力されたことを認識し
    て前記電源部に認識信号を出力する認識信号生成回路を
    有し、 前記電源部は、前記認識信号が入力されたのちに前記高
    電圧を前記表示部に出力することを特徴とする表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電源部は、前記表示部から帰還され
    た低電圧もしくは接地電位が入力された時点から一定時
    間経過したのちに前記高電圧を出力する遅延回路を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記認識信号生成回路は、前記電源部か
    らの低電圧もしくは接地電位が入力された時点から一定
    時間経過した後に認識信号を出力する遅延回路を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記一定時間は、電源切断後、前記高電
    圧が電源切断の時点から電源投入前の初期値まで低下す
    る時間よりも長い時間であることを特徴とする請求項3
    又は請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 電源電圧を供給する電源部と、表示パネ
    ルを備え、前記電源電圧に基づいて前記表示パネルに所
    定の表示をする表示部とを有する表示装置であって、 電源切断時に、該電源切断を検出する検出回路と、 前記電源切断が検出されたのちに、前記表示パネルに残
    留する電荷を消去させる残留電荷消去回路を有すること
    を特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 前記残留電荷消去回路を駆動する電源電
    圧として内蔵電池を用いることを特徴とする請求項6記
    載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記電源電圧は低電圧、高電圧の二種類
    の電圧からなり、前記残留電荷消去回路を駆動する電源
    電圧として前記高電圧を用いることを特徴とする請求項
    6記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記残留電荷消去回路は、電源切断が検
    出された時点から一定時間経過した後に前記表示パネル
    に残留する電荷を消去させる遅延回路を有することを特
    徴とする請求項6,請求項7又は請求項8記載の表示装
    置。
  10. 【請求項10】 電源切断後の動作手順を記憶した記憶
    手段を備えたことを特徴とする請求項6,請求項7,請
    求項8又は請求項9記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記残留電荷消去回路は、電源切断後
    の前記残留電荷の消去時には電源の再投入を禁止する電
    源再投入禁止信号を前記電源部に出力することを特徴と
    する請求項6,請求項7,請求項8,請求項9又は請求
    項10記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記表示部は、プラズマディスプレイ
    パネルであることを特徴とする請求項1,請求項2,請
    求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7,請
    求項8,請求項9,請求項10又は請求項11記載の表
    示装置。
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