JPH08314566A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

Info

Publication number
JPH08314566A
JPH08314566A JP7123880A JP12388095A JPH08314566A JP H08314566 A JPH08314566 A JP H08314566A JP 7123880 A JP7123880 A JP 7123880A JP 12388095 A JP12388095 A JP 12388095A JP H08314566 A JPH08314566 A JP H08314566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
signal
flops
flop
functional module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7123880A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Yoneyama
敦夫 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP7123880A priority Critical patent/JPH08314566A/ja
Publication of JPH08314566A publication Critical patent/JPH08314566A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レイアウト設計者が機能モジュールのセット
アップ時間と遅延時間との相関関係を容易に変更でき、
比較的短期間で動作周波数の向上が図れる機能モジュー
ルを備えた半導体集積回路を得る。 【構成】 機能モジュール1は、フリップフロップ2、
アドレスバッファ5、デコーダ6、フリップフロップ
3、センスアンプ7、フリップフロップ4及び出力バッ
ファ8の順で信号の授受が行われる。フリップフロップ
2〜4はそれぞれ制御信号Sa〜Scとして、タイミン
グ信号STを受けるとタイミング信号STの応答して動
作し、“H”あるいは“L”の固定電圧を受けると、そ
の入出力がスルーされる。したがって、タイミング信号
を受けるフリップフロップとして、フリップフロップ2
〜4のうちの一を選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路に関
し、特にタイミング信号に応答して所定の出力信号を出
力する同期型の機能モジュールを含んだ半導体集積回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】システムのオンチップ化が進むにつれて
ASIC(Application Specific IC)設計における、
RAM,ROM等の一定の機能を有する機能モジュール
の搭載は益々増加してきている。さらに、この機能モジ
ュールはチップの周波数を決定する大きな要因となって
いる。このようなASIC設計の場合、機能モジュール
のタイミング特性は機能モジュールの周辺回路を配置,
配線して設計するレイアウト設計者(チップ設計者)に
大きな影響をもたらしている。
【0003】以下に上記した機能モジュールがレイアウ
ト設計者に与えている影響について、従来の半導体集積
回路の図面を参照しながら説明する。図10は機能モジ
ュールの1つである同期型RAMの構成を模式的に示し
た説明図である。
【0004】図10に示すように、機能モジュール20
は、フリップフロップ(F/F)2、アドレスバッファ
5、デコーダ6、センスアンプ7及び出力バッファ8か
ら構成される。フリップフロップ2はタイミング信号S
Tを受け、タイミング信号STに応答して動作し、入力
信号S10(アドレス信号)を取り込みアドレスバッフ
ァ5に伝達する。
【0005】アドレスバッファ5は、フリップフロップ
2から得た信号をバッファリングしてデコーダ6に出力
する。デコーダ6はアドレスバッファ5の出力をデコー
ドしてワード線(図示せず)を選択的に活性状態する等
のデコード処理を行い、選択されたメモリセル内容をビ
ット線あるいはビット線対(共に図示せず)に読み出さ
せる。
【0006】センスアンプ7はビット線に現れた電位あ
るいはビット線対に現れた電位差をセンスして増幅して
その出力を出力バッファ8に与える。出力バッファ8は
センスアンプ7の出力に基づき出力信号S20を機能モ
ジュール20外部に出力する。
【0007】図11は図10で示したタイミング信号S
T、入力信号S10及び出力信号S20のタイミング図
である。なお、図10で示したフリップフロップ2はタ
イミング信号STの立ち上がりエッジをトリガとしてい
る。
【0008】図11に示すように、タイミング信号ST
の立ち上がりタイミングt10と入力信号S10の変化タ
イミングt01の差がセットアップ時間TSとなる。すな
わち、セットアップ時間TSは、タイミング信号STの
立ち上がり時刻以前に、入力信号S10の値が確定して
いる時刻との時間差を意味する。そして、タイミング信
号STが立ち上がった時刻t10から出力信号S20が確
定する時刻t12までの時間差TDが、機能モジュール2
0の遅延時間となる。
【0009】このように、従来、同期型の機能モジュー
ル20は、その内部構成が固定されてているため、当然
の如く、セットアップ時間TS、遅延時間TDは固定で
あった。
【0010】図12は図10で示した構成の機能モジュ
ールとその他の回路ブロックを組み合わせて構成される
信号処理回路の1部を示す説明図である。
【0011】同図に示すように、フリップフロップ11
はタイミング信号STを受け、タイミング信号STに応
答して動作し信号S11を回路ブロック12に出力す
る。回路ブロック12は信号S11に基づき信号S12
を機能モジュール20に出力する。
【0012】機能モジュール20において、フリップフ
ロップ2はタイミング信号STに応答して信号S12を
取り込み、アドレスバッファ5、デコーダ6、センスア
ンプ7及び出力バッファ8で信号処理を施した後、出力
信号S20を回路ブロック13に出力する。
【0013】回路ブロック13は、出力信号S20に基
づく信号処理を施して信号S13に出力する。フリップ
フロップ14はタイミング信号STを受け、タイミング
信号STに応答して信号S13を受ける。
【0014】図13は、図12で示した信号処理回路の
一部の動作を示すタイミング図である。同図に示すよう
に、タイミング信号STの立ち上がりエッジ(立ち下が
りエッジ)から立ち上がりエッジ(立ち下がりエッジ)
までを期間が1周期となる。同図に示すように、時刻t
00にタイミング信号STが“H”に立ち上がると、時刻
t00から遅延時間d1経過後の時刻t01にフリップフロ
ップ11から信号S11が出力される。そして、時刻t
01から遅延時間d2経過後の時刻t02に回路ブロック1
2から信号S12が出力される。そして、時刻t02から
セットアップ時間TS経過後の時刻t10にタイミング信
号STが“H”に立ち上がる。
【0015】時刻t10にタイミング信号STが“H”に
立ち上がると、時刻t10から遅延時間TD経過後の時刻
t11に機能モジュール20から出力信号S20が出力さ
れる。そして、時刻t11から遅延時間d4経過後の時刻
t12に回路ブロック13から信号S13が出力される。
そして、時刻t12からフリップフロップ14のセットア
ップ時間s2経過後の時刻t20にタイミング信号STが
“H”に立ち上がる。
【0016】時刻t00〜時刻t10の期間を周期T1と
し、時刻t10〜時刻t20の期間を周期T2とした場合
の、周期T1及びT2の時間制約について考える。
【0017】周期T1について、前述したように、フリ
ップフロップ11の出力信号S11は時刻t00にタイミ
ング信号STが立ち上がってから遅延時間d1経過後に
はじめて決定する。そして、信号11を入力とする回路
ブロック12の出力信号S12は時刻t01から回路ブロ
ック遅延時間d2経過後にはじめて決定する。そして、
出力信号S12は、次にタイミング信号STが立ち上が
る時刻t10に対し、機能モジュール20のフリップフロ
ップ2のセットアップ時間TS以前に決定する必要があ
る。
【0018】すなわち、周期T1の最小値は、次の(I)
式で決定する。
【0019】T1=d1+d2+TS…(I) 一方、周期T2について、前述したように、機能モジュ
ール20の出力信号S20は、時刻t10にタイミング信
号STが立ち上がってから機能モジュール20の遅延時
間TD経過後の時刻t11にはじめて決定する。ここで、
機能モジュール20のフリップフロップ2の遅延時間も
遅延時間TDに含まれる。出力信号S20を入力とする
回路ブロック13の出力信号S13は時刻t11から回路
ブロック13の遅延時間d4経過後にはじめて決定す
る。そして、出力信号S13は、次にタイミング信号S
Tが立ち上がる時刻t20に対し、フリップフロップ14
のセットアップ時間s2以前に決定する必要がある。
【0020】すなわち、周期T2の最小値は、次の(II)
で決定する。
【0021】T2=TD+d4+s2…(II) このとき、タイミング信号STの実際の周期は、周期T
1と周期T2の大きい方で決定される。このとき、比較
的大きな回路構成である機能モジュール20を含む周期
T1あるいはT2が、信号処理回路の動作周波数の律則
となるケースが多くレイアウト設計者による設計期間の
増大、1チップ化した場合のチップ性能の低下を招いて
いる。
【0022】周期T1が律速となる、T1>T2の場合 1.周期T1を全く短縮させることなく、周期T1を満
足する動作周波数に決定する。
【0023】2.回路ブロック12の回路改訂を行い回
路ブロック12の遅延時間d2の減少による周期T1の
短縮を図る。
【0024】3.回路ブロック12の回路の1部をフリ
ップフロップ11の前段の回路に移し、回路ブロック遅
延時間d2を減少による周期T1の短縮を図る。
【0025】周期T2が律速となる、T1<T2の場合 4.周期T2を全く短縮させることなく、周期T2を満
足する動作周波数に決定する。
【0026】5.回路ブロック13の回路改訂を行い回
路ブロック13の遅延時間d4の減少による周期T2の
短縮を図る。
【0027】6.回路ブロック13の回路の1部をフリ
ップフロップ14の後段の回路移し、回路ブロック遅延
時間d4の減少による周期T2の短縮を図る。
【0028】その他として、フリップフロップ2の遅延
時間d1の削減、フリップフロップ14のセットアップ
時間s2の削減、機能モジュール20のセットアップ時
間TSの削減、遅延時間TDの削減が考えられる。しか
し、フリップフロップ11,14は規模の小さいセルで
あり、遅延時間d1、セットアップ時間s2の値自体も
小さく改訂を行っても効果はない。一方、機能モジュー
ル20は大規模セルであることが多く、セットアップ時
間TS、特に遅延時間TDは大きな値を持つことから、
レイアウト設計者からみれば最も自由度の欲するところ
である。
【0029】しかしながら、機能モジュール20は1つ
のセルとして扱っており、機能モジュール20内部の改
訂が困難なことが多く、レイアウト設計者による改訂は
非現実的である。たとえ機能モジュール自体の設計者で
あっても遅延時間TDの改訂は困難である。
【0030】以上のように、回路性能を低下させずに回
路開発を行う、予め定められたセルを利用して1チップ
ICを開発するレイアウト設計者は、機能モジュールそ
のものを改訂することができず、一般的に前述した対策
2.,3.,5.,6.試行錯誤的にを何回も行ってお
り、そのためレイアウト設計期間が増大してしまうとい
う問題点があった。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のレ
イアウト設計者では周期の律則となる機能モジュールを
改訂することができないため、機能ブロックの前後に接
続される比較的簡単な回路構成の周辺回路のみの改訂
で、回路の動作周波数を低下させないようにしていた。
そのためレイアウト設計期間が増大するという問題点が
あった。
【0032】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、レイアウト設計者が機能モジュールのセ
ットアップ時間と遅延時間との相関関係を容易に変更で
き、比較的短期間で動作周波数の向上が図れる機能モジ
ュールを備えた半導体集積回路を得ることを目的とす
る。
【0033】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる請求項
1記載の半導体集積回路は、信号が順次伝達される複数
の信号処理部からなり、入力信号を受け、所定のタイミ
ング信号に応答して動作し、前記複数の信号処理部間で
信号の授受を行うことにより、前記入力信号に基づく出
力信号を出力する同期型の機能モジュールを有してお
り、前記複数の信号処理部は、制御入力を有し制御入力
に受ける信号に応答して信号処理を行う少なくとも一つ
のフリップフロップを含み、前記少なくとも一つのフリ
ップフロップのうち前記所定のタイミング信号を制御入
力に受けるフリップフロップの前記複数の信号処理部で
の信号伝達順次を可変設定する手段を設けている。
【0034】また、請求項2記載の半導体集積回路のよ
うに、前記少なくとも一つのフリップフロップは、互い
に隣接することなく設けられる複数のフリップフロップ
を含み、前記複数のフリップフロップは、前記制御入力
に所定の固定電圧を受けると常に入出力をスルーさせる
信号処理を行うように構成してもよい。
【0035】また、請求項3記載の半導体集積回路のよ
うに、前記複数のフリップフロップのうち、一のフリッ
プフロップの前記制御入力に前記所定のタイミング信号
を付与し、他のすべてのフリップフロップの前記制御入
力に前記所定の固定電圧を付与するように構成してもよ
い。
【0036】また、請求項4記載の半導体集積回路のよ
うに、前記可変設定する手段は、選択信号を受け、前記
選択信号に基づき、前記複数のフリップフロップのう
ち、一のフリップフロップの前記制御入力に前記所定の
タイミング信号を与え、他のすべてのフリップフロップ
の前記制御入力に前記所定の固定電圧を与える選択回路
を備えてもよい。
【0037】また、請求項5記載の半導体集積回路は、
前記少なくとも一つのフリップフロップは、互いに隣接
することなく設けられる複数のフリップフロップを含
み、前記複数のフリップフロップは、選択的に除去可能
であり、かつ除去されたフリップフロップの入出力間を
短絡することが可能である。
【0038】また、請求項6記載の半導体集積回路のよ
うに、前記複数のフリップフロップのうち、一のフリッ
プフロップの前記制御入力に前記所定のタイミング信号
を付与し、他のすべてのフリップフロップを除去し、そ
の入出力間を短絡してもよい。
【0039】
【作用】この発明における請求項1記載の半導体集積回
路は、所定のタイミング信号を制御入力に受けるフリッ
プフロップの複数の信号処理部での信号伝達順次を可変
設定する手段を設けたため、機能モジュールのセットア
ップ時間と遅延時間との相関関係を可変設定することが
できる。
【0040】また、請求項2記載の半導体集積回路にお
ける複数のフリップフロップは、制御入力に所定の固定
電圧を受けると常に入出力をスルーさせる信号処理を行
うため、不要なフリップフロップの制御入力に対して所
定の固定電圧を与えることにより、不要なフリップフロ
ップを信号伝搬用の単なる配線として動作を行うことが
できる。
【0041】また、請求項3記載の半導体集積回路のよ
うに、複数のフリップフロップのうち、一のフリップフ
ロップの制御入力に所定のタイミング信号を付与し、他
のすべてのフリップフロップの制御入力に所定の固定電
圧を付与するように構成して、所定のタイミング信号を
受けるフリップフロップの複数の信号処理部間の信号経
路上の位置により、機能モジュールのセットアップ時間
と遅延時間との相関関係を選択的に設定することができ
る。
【0042】また、請求項4記載の半導体集積回路にお
ける可変設定する手段は、選択信号に基づき、複数のフ
リップフロップのうち、一のフリップフロップの制御入
力に所定のタイミング信号を与え、他のすべてのフリッ
プフロップの制御入力に所定の固定電圧を与える選択回
路を備えたため、選択信号により、所定のタイミング信
号を受けるフリップフロップの複数の信号処理部間の信
号経路上の位置を決定することができる。
【0043】また、請求項5記載の半導体集積回路にお
ける複数のフリップフロップを選択的に除去し、除去さ
れたフリップフロップの入出力間を短絡することが可能
であるため、不要なフリップフロップを削除しその入出
力間を短絡することにより、機能ブロックの動作を損ね
ることなく不要なフリップフロップを物理的に削除する
ことができる。
【0044】そして、請求項6記載の半導体集積回路
は、複数のフリップフロップのうち、一のフリップフロ
ップの制御入力に所定のタイミング信号を付与し、他の
すべてのフリップフロップを除去し、その入出力間を短
絡することにより、所定のタイミング信号を受けるフリ
ップフロップの複数の信号処理部間の信号経路上の位置
により、機能モジュールのセットアップ時間と遅延時間
との相関関係を選択的に設定することができる。
【0045】
【実施例】
<第1の実施例>図1はこの発明の第1の実施例である
半導体集積回路の機能モジュール1の内部構成を模式的
に示した説明図である。
【0046】図1に示すように、機能モジュール1は、
フリップフロップ(F/F)2〜4、アドレスバッファ
5、デコーダ6、センスアンプ7及び出力バッファ8か
ら構成される。そして、フリップフロップ2、アドレス
バッファ5、デコーダ6、フリップフロップ3、センス
アンプ7、フリップフロップ4、出力バッファ8の順で
機能モジュール1の入出力間の信号経路が確立されてい
る。
【0047】フリップフロップ2は制御入力に制御信号
Saを受け、制御信号Saに応答して動作し、入力信号
を取り込みアドレスバッファ5に伝達する。
【0048】アドレスバッファ5は、フリップフロップ
2から得た信号をバッファリングしてデコーダ6に出力
する。デコーダ6はアドレスバッファ5の出力をデコー
ドしてワード線(図示せず)を選択的に活性状態する等
のデコード処理を行い、選択されたメモリセル内容をビ
ット線あるいはビット線対(共に図示せず)に読み出さ
せる。
【0049】フリップフロップ3は制御入力に制御信号
Sbを受け、制御信号Sbに応答して動作し、ビット線
あるいはビット線対に現れたメモリセル内容を取り込み
センスアンプ7に伝達する。
【0050】センスアンプ7はフリップフロップ3を介
して得たビット線に現れた電位あるいはビット線対に現
れた電位差をセンスし増幅してその出力をフリップフロ
ップ4に与える。
【0051】フリップフロップ4は制御入力に制御信号
Scを受け、制御信号Scに応答して動作し、センスア
ンプ7の出力を取り込み出力バッファ8に伝達する。出
力バッファ8はフリップフロップ4を介して得たセンス
アンプ7の出力に基づき出力信号を機能モジュール1外
部に出力する。
【0052】フリップフロップ2〜4はそれぞれ制御信
号Sa〜Scとして、タイミング信号STを受けるとタ
イミング信号STの応答して動作し、“H”あるいは
“L”の固定電圧を受けると、その入出力がスルーされ
る。
【0053】図6はフリップフロップ2(3,4)の内
部構成の一例を示す回路図である。同図に示すように、
NORゲート31はデータ入力Dと制御信号Sa(S
b,Sc)とを受ける。
【0054】NORゲート32は、NORゲート31の
出力と制御信号Saとを受け、NORゲート33はNO
Rゲート31の出力とNORゲート34の出力とを受
け、NORゲート34はNORゲート32の出力とNO
Rゲート33の出力とを受ける。
【0055】そして、NORゲート33の出力がデータ
出力Qとなり、NORゲート34の出力が反転データ出
力バーQとなる。
【0056】このような構成のフリップフロップ2は、
制御信号Saをクロックとして受け、制御信号Saの立
ち上がりエッジをトリガとしてデータ入力Dを内部に取
り込み、取り込んだデータをデータ出力Q及び反転デー
タ出力バーQとして次段の回路に出力する。
【0057】このとき、制御信号Saに“L”(接地レ
ベルGND)の固定電圧を与えると、データ入力Dがそ
のままスルーしてデータ出力Qとして現れる。すなわ
ち、フリップフロップ2が単なる信号伝搬用の配線とし
て機能する。
【0058】このような構成の機能モジュール1を有す
る第1の実施例の半導体集積回路を使用する際、レイア
ウト設計者がレイアウト時に機能モジュール1のセット
アップ時間、遅延時間を選択する方法について説明す
る。
【0059】第1の実施例の機能モジュール1は、内部
の3箇所にフリップフロップを挿入した機能モジュール
であるから、選択は3通りとなる。
【0060】第1の選択は、図2に示すように、機能モ
ジュール1のフリップフロップ2の制御信号Saとして
タイミング信号STを与え、フリップフロップ3,4の
制御入力Sb,Scとして“L”(GND)を与えるこ
とである。
【0061】第2の選択は、図3に示すように、機能モ
ジュール1のフリップフロップ3の制御信号Sbとして
タイミング信号STを与え、フリップフロップ2,4の
制御入力Sa,Scとして“L”(GND)を与えるこ
とである。
【0062】第3の選択は、図4に示すように、機能モ
ジュール1のフリップフロップ4の制御信号Scとして
タイミング信号STを与え、フリップフロップ2,3の
制御入力Sa,Sbとして“L”(GND)を与えるこ
とである。
【0063】ここで、さらにフリップフロップ2〜4そ
れぞれのセットアップ時間をs02,s03,s04、遅延時
間をd02,d03,d04とし、アドレスバッファ5、デコ
ーダ6、センスアンプ7及び出力バッファ8それぞれの
遅延時間をd05,d06,d07及びd08とすると、第1〜
第3の選択による機能モジュール1のセットアップ時間
TS1〜TS3と遅延時間TD1〜TD3とは以下のよ
うに決定する。
【0064】・第1の選択 TS1=s02 TD1=d02+d05+d06+d03+d07+d04+d08 ・第2の選択 TS2=d02+d05+d06+s03 TD2=d03+d07+d04+d08 ・第3の選択 TS3=d02+d05+d06+d03+d07+s04 TD3=d04+d08 ここでフリップフロップ2〜4のセットアップ時間と遅
延時間とがそれぞれ等しい(s02=s03=s04,d02=
d03=d04)とすると以下の関係(III)〜(V)が成り立
つ。
【0065】 TS1<TS2<TS3…(III) TD1>TD2>TD3…(IV) TS1+TD1=TS2+TD2=TS3+TD3…(V) このような構成の第1の実施例の機能モジュール1をレ
イアウト設計者に提供することにより、機能モジュール
を改訂できないレイアウト設計者でも、フリップフロッ
プ2〜4のうち一のフリップフロップのみにタイミング
信号STを与え、他のすべてのフリップフロップの制御
入力に接地レベルGNDを与えることにより、タイミン
グ信号STを制御入力に受けるフリップフロップの機能
ブロック内の各信号処理部での信号伝達順次を可変設定
可能にしたため、機能モジュール1のセットアップ時間
TSと遅延時間TDとの相関関係を容易に変更すること
ができる。
【0066】したがって、図12で示した回路構成の機
能モジュール20に置き換えて、機能モジュール1が挿
入された場合、図13で示したタイミング図において、
機能モジュール1の前段の回路による遅延時間(d1+
d2)が機能モジュール1の後の回路による遅延時間
(d4+s2)よりかなり大きい場合は第1の選択を行
い、遅延時間(d1+d2)より遅延時間(d4+s
2)がかなり大きければ第3の選択を行い、遅延時間
(d1+d2)と遅延時間(d4+s2)との差がさほ
どなければ第2の選択を行うことにより、周期T1と周
期T2との時間差を最小限にすることができる。
【0067】その結果、周期T1及び周期T2のうち、
大きな値をとる周期の期間を最小にして、第1の実施例
の半導体集積回路を含む回路の動作周波数を向上させる
ことができる。
【0068】なお、第1の実施例では機能モジュールと
しては、同期型RAM等の同期型機能モジュールであれ
ば限定されない。またこの第1の実施例ではフリップフ
ロップを機能モジュール1内に3箇所に挿入した場合を
説明したが、2箇所以上挿入すればよいことは容易に想
定できる。
【0069】<第2の実施例>図5はこの発明の第2の
実施例である半導体集積回路の機能モジュール15の内
部構成及びその周辺を模式的に示した説明図である。
【0070】図5に示すように、機能モジュール15
は、フリップフロップ(F/F)2′,3′、アドレス
バッファ5、デコーダ6、センスアンプ7及び出力バッ
ファ8から構成される。フリップフロップ2′は制御入
力に選択回路16からの制御信号S18を受け、制御信
号18に応答して動作し、入力信号を取り込みアドレス
バッファ5に伝達する。
【0071】アドレスバッファ5は、フリップフロップ
2′から得た信号をバッファリングしてデコーダ6に出
力する。デコーダ6はアドレスバッファ5の出力をデコ
ードしてワード線(図示せず)を選択的に活性状態する
等のデコード処理を行い、選択されたメモリセル内容を
ビット線あるいはビット線対(共に図示せず)に読み出
させる。
【0072】フリップフロップ3′は制御入力に選択回
路16からの制御信号S19を受け、制御信号19に応
答して動作し、ビット線あるいはビット線対に現れたメ
モリセル内容を取り込みセンスアンプ7に伝達する。な
お、フリップフロップ2′3′の内部構成は、図6で示
したフリップフロップ2の内部構成と同様である。
【0073】センスアンプ7はフリップフロップ3′を
介して得たビット線に現れた電位あるいはビット線対に
現れた電位差をセンスし増幅してその出力を出力バッフ
ァ8に与える。出力バッファ8はセンスアンプ7の出力
に基づき出力信号を機能モジュール15外部に出力す
る。
【0074】フリップフロップ2′及び3′はそれぞれ
制御入力にタイミング信号STを受けるとタイミング信
号STの応答して動作し、“H”あるいは“L”の固定
電圧(図5の例では“L”)を受けるとその入出力がス
ルーされる。
【0075】選択回路16は、インバータ17、AND
ゲート18及びANDゲート19から構成され、AND
ゲート18はタイミング信号ST及び選択信号SSがイ
ンバータ17を介して得られる信号を受け、その出力を
制御信号S18としてフリップフロップ2′の制御入力
に出力する。ANDゲート19は選択信号SS及びタイ
ミング信号STを受け、その出力を制御信号S19とし
てフリップフロップ3′の制御入力に出力する。
【0076】フリップフロップ11、回路ブロック1
2、回路ブロック13及びフリップフロップ14につい
ては、図12で示した従来例と同様であるため、説明は
省略する。これらの構成部11〜14は機能モジュール
15及び選択回路16とともに1チップ化してもよい
し、しなくてもよい。第2の実施例の半導体集積回路と
して必要不可欠な構成は機能モジュール15及び選択回
路16である。
【0077】このような構成の機能モジュール15を有
する第2の実施例の半導体集積回路を使用する際、レイ
アウト設計者がレイアウト時に機能モジュール15のセ
ットアップ時間、遅延時間を選択する方法について説明
する。
【0078】第2の実施例の機能モジュール15は、内
部の2箇所にフリップフロップを挿入した機能モジュー
ルであるから、選択は2通りとなる。
【0079】第1の選択は、“L”の選択信号SSを与
え、制御信号S18としてタイミング信号STを与え、
制御信号S19を“L”に固定することである。
【0080】第2の選択は、“H”の選択信号SSを与
え、制御信号S19としてタイミング信号STを与え、
制御信号S18を“L”に固定することである。
【0081】ここで、フリップフロップ2′,3′それ
ぞれのセットアップ時間をs02′,s03′遅延時間をd
02′,d03′とすると、第1及び第2の選択による機能
モジュール15のセットアップ時間TS1′及びTS
2′と遅延時間TD1′及びTD2′は以下のように決
定する。
【0082】・第1の選択 TS1′=s02′ TD1′=d02′+d05+d06+d03′+d07+d08 ・第2の選択 TS2′=d02′+d05+d06+s03′ TD2′=d03′+d07+d08 ここでフリップフロップ2′及び3′のセットアップ時
間と遅延時間とがそれぞれ等しい(s02′=s03′,d
02′=d03′)とすると以下の関係(VI)〜(VIII)が成り
立つ。
【0083】TS1′<TS2′…(VI) TD1′>TD2′…(VII) TS1′+TD1′=TS2′+TD2′…(VIII) このような構成の第2の実施例の機能モジュール15を
レイアウト設計者に提供することにより、機能モジュー
ルを改訂できないレイアウト設計者でも、選択信号SS
の“H”/“L”により、フリップフロップ2′及び
3′のうち一方のフリップフロップにタイミング信号S
Tを与え、他方のフリップフロップの制御入力に接地レ
ベルGNDを与えることにより、タイミング信号STを
制御入力に受けるフリップフロップの機能ブロック内の
信号処理部での信号伝達順次を可変設定して、機能モジ
ュール15のセットアップ時間TSと遅延時間TDとの
相関関係を容易に変更することができる。
【0084】したがって、機能モジュール15の前段の
回路による第1の遅延時間が機能モジュール15の後の
回路による第2の遅延時間より大きい場合は第1の選択
を行い、第1の遅延時間より第2の遅延時間が大きい、
あるいは第1の遅延時間と第2の遅延時間との差がさほ
どなければ第2の選択を行うことにより、第1の遅延時
間と機能モジュール15のタイミング信号STで決定す
る周期T1と第2の遅延時間と機能モジュール15の遅
延時間TDで決定する周期T2との時間差を最小限にす
ることができる。
【0085】その結果、周期T1及び周期T2のうち、
大きな値をとる周期の期間を最小にして、第2の実施例
の半導体集積回路を含む回路の動作周波数を向上させる
ことができる。
【0086】加えて、第2の実施例の半導体集積回路
は、選択信号SSを与えることにより適宜、機能モジュ
ール15のセットアップ時間TSと遅延時間TDとを変
更することができるため、周期T1と周期T2との大小
関係が実デバイス評価を行わないと明確にならない場
合、プロセスや動作条件で周期律則がかわる場合におい
ても有効である。
【0087】なお、第2の実施例では機能モジュールと
しては、同期型RAM等の同期型機能モジュールであれ
ば限定されない。またこの第2の実施例ではフリップフ
ロップを機能モジュール15内に2箇所に挿入した場合
を説明したが、第1の実施例のように3箇所挿入する
等、2箇所以上挿入すればよいことは容易に想定でき
る。加えて、選択回路16の回路構成もこれに限定され
ず、選択信号SSを複数設定してもよいことは勿論であ
る。
【0088】<第3の実施例>第1の実施例の機能モジ
ュール1ではフリップフロップの挿入箇所が多いほど実
際にはフリップフロップとして使用しない不要なフリッ
プフロップが増加し、機能モジュール1のセットアップ
時間、遅延時間、回路面積が増大する。
【0089】そこで、機能ブロック内に挿入したフリッ
プフロップ選択的に除去し、除去されたフリップフロッ
プの入出力間を短絡することが可能な構成の機能モジュ
ール21を含む半導体集積回路を第3の実施例として提
案する。なお、上記特徴以外はすべて図1で示した第1
の実施例の機能モジュール1と同様である。
【0090】上記した特徴を有する機能モジュール21
を含んだ第3の実施例の半導体集積回路を使用する際、
レイアウト設計者がレイアウト時に機能モジュール21
のセットアップ時間、遅延時間を選択する方法について
説明する。
【0091】第3の実施例の機能モジュール21は、第
1の実施例同様、内部の3箇所にフリップフロップを挿
入した機能モジュールであるから、選択は3通りとな
る。
【0092】第1の選択は、図7に示すように、機能モ
ジュール21のフリップフロップ2の制御信号Saとし
てタイミング信号STを与え、フリップフロップ3を除
去し、フリップフロップ3の入出力間を短絡線L2で配
線してデコーダ6,センスアンプ7間を電気的に接続す
るとともに、フリップフロップ4を除去し、フリップフ
ロップ4の入出力間に短絡線L3で配線してセンスアン
プ7,出力バッファ8間を電気的に接続する。
【0093】第2の選択は、図8に示すように、機能モ
ジュール21のフリップフロップ3の制御信号Sbとし
てタイミング信号STを与え、フリップフロップ2を除
去し、フリップフロップ2の入出力間を短絡線L1で配
線して機能モジュール21の前段の回路の出力とアドレ
スバッファ5とを電気的に接続するとともに、フリップ
フロップ4を除去し、フリップフロップ4の入出力間に
短絡線L3で配線してセンスアンプ7,出力バッファ8
間を電気的に接続する。
【0094】第3の選択は、図9に示すように、機能モ
ジュール21のフリップフロップ4の制御信号Scとし
てタイミング信号STを与え、フリップフロップ2を除
去し、フリップフロップ2の入出力間を短絡線L1で配
線して機能モジュール21の前段の回路の出力とアドレ
スバッファ5とを電気的に接続するとともに、フリップ
フロップ3を除去し、フリップフロップ3の入出力間を
短絡線L2で配線してデコーダ6,センスアンプ7間を
電気的に接続する。
【0095】このような構成の第3の実施例の機能モジ
ュール21をレイアウト設計者に提供することにより、
機能モジュールを改訂できないレイアウト設計者でも、
フリップフロップ2〜4のうち一のフリップフロップの
みにタイミング信号STを与え、他のすべてのフリップ
フロップを除去し、除去したフリップフロップの前段と
後段とを短絡することにより、第1の実施例同様、機能
モジュール1のセットアップ時間TSと遅延時間TDと
の相関関係を容易に変更することができる。
【0096】その結果、機能モジュール21のタイミン
グ信号STが関与する周期T1と遅延時間TDが関与す
る周期T2のうち、大きな値をとる方の周期の期間を最
小にして、第2の実施例の半導体集積回路を含む回路の
動作周波数を向上させることができる。
【0097】加えて、不要なフリップフロップを物理的
に削除することができるため、不要なフリップフロップ
間を信号が伝搬する際に生じる無駄な遅延時間を省略す
ることがにより一層回路動作周波数を向上させることが
できる。機能モジュール21中にフリップフロップを挿
入することによる回路規模の増大を最小限に抑えること
ができる。
【0098】また、不要なフリップフロップは除去され
るため、“H”あるいは“L”の固定電圧を受けるとそ
の入出力がスルーされるようにフリップフロップ2〜4
を構成する必要はない。
【0099】
【発明の効果】この発明における請求項1記載の半導体
集積回路は、所定のタイミング信号を制御入力に受ける
フリップフロップの複数の信号処理部での信号伝達順次
を可変設定する手段を設けたため、機能モジュールのセ
ットアップ時間と遅延時間との相関関係を可変設定する
ことができる。
【0100】その結果、機能モジュールの入力側に接続
される入力側回路と機能モジュールの出力側に接続され
る出力側回路とが存在する場合、入力側回路と機能モジ
ュールとの信号授受に関する第1の時間制約と出力側回
路と機能モジュールとの信号授受に関する第2の時間制
約とがほぼ同条件になるように、機能モジュールのセッ
トアップ時間と遅延時間との相関関係を変更することに
より、入力側回路、機能ブロック及び出力側回路で構成
される回路の律速時間を最小にして動作周波数を向上さ
せることができる。
【0101】また、請求項2記載の半導体集積回路にお
ける複数のフリップフロップは、制御入力に所定の固定
電圧を受けると常に入出力をスルーさせる信号処理を行
うため、不要なフリップフロップの制御入力に対して所
定の固定電圧を与えることにより、不要なフリップフロ
ップを信号伝搬用の単なる配線として動作を行うことが
できる。
【0102】また、請求項3記載の半導体集積回路のよ
うに、複数のフリップフロップのうち、一のフリップフ
ロップの制御入力に所定のタイミング信号を付与し、他
のすべてのフリップフロップの制御入力に所定の固定電
圧を付与するように構成して、所定のタイミング信号を
受けるフリップフロップの複数の信号処理部間の信号経
路上の位置により、機能モジュールのセットアップ時間
と遅延時間との相関関係を選択的に設定することができ
る。
【0103】その結果、上記入力側回路と上記出力側回
路とが存在する場合、上記第1及び第2の時間制約を考
慮して、上記第1の時間制約と上記第2の時間制約とを
ほぼ同条件にして機能モジュールのセットアップ時間と
遅延時間との相関関係が最適になるように、複数のフリ
ップフロップのうち、一のフリップフロップに対し所定
のタイミング信号を付与し、他のすべてのフリップフロ
ップに固定電圧を付与することにより、入力側回路、機
能ブロック及び出力側回路で構成される回路の律速時間
を最小にしてその動作周波数を向上させることができ
る。
【0104】また、請求項4記載の半導体集積回路にお
ける可変設定する手段は、選択信号に基づき、複数のフ
リップフロップのうち、一のフリップフロップの制御入
力に所定のタイミング信号を与え、他のすべてのフリッ
プフロップの制御入力に所定の固定電圧を与える選択回
路を備えたため、選択信号により、所定のタイミング信
号を受けるフリップフロップの複数の信号処理部間の信
号経路上の位置を決定することができる。
【0105】その結果、上記入力側回路と上記出力側回
路とが存在する場合、適切な選択信号を与えることによ
り、上記第1及び第2の時間制約を考慮して機能モジュ
ールのセットアップ時間と遅延時間との相関関係が最適
になるように、複数のフリップフロップのうち、一のフ
リップフロップに対し所定のタイミング信号を付与し、
他のすべてのフリップフロップに固定電圧を付与するこ
とができ、入力側回路、機能ブロック及び出力側回路で
構成される回路の律速時間を最小にしてその動作周波数
を向上させる効果を奏する。
【0106】また、請求項5記載の半導体集積回路にお
ける複数のフリップフロップを選択的に除去し、除去さ
れたフリップフロップの入出力間を短絡することが可能
であるため、不要なフリップフロップを削除しその入出
力間を短絡することにより、機能ブロックの動作を損ね
ることなく不要なフリップフロップを物理的に削除する
ことができる。
【0107】そして、請求項6記載の半導体集積回路
は、複数のフリップフロップのうち、一のフリップフロ
ップの制御入力に所定のタイミング信号を付与し、他の
すべてのフリップフロップを除去し、その入出力間を短
絡することにより、所定のタイミング信号を受けるフリ
ップフロップの複数の信号処理部間の信号経路上の位置
により、機能モジュールのセットアップ時間と遅延時間
との相関関係を選択的に設定することができる。
【0108】その結果、上記入力側回路と上記出力側回
路とが存在する場合、上記第1及び第2の時間制約を考
慮して、上記第1の時間制約と上記第2の時間制約とを
ほぼ同条件にして機能モジュールのセットアップ時間と
遅延時間との相関関係が最適になるように、複数のフリ
ップフロップのうち、一のフリップフロップに対し所定
のタイミング信号を付与し、他のすべてのフリップフロ
ップを削除しその入出力間を短絡することにより、入力
側回路、機能ブロック及び出力側回路で構成される回路
の律速時間を最小にしてその動作周波数を向上させるこ
とができる。
【0109】この際、不要なフリップフロップは物理的
に削除されるため、不要なフリップフロップ間を信号が
伝搬する際に生じる無駄な遅延時間を省略することがで
き、より一層回路動作周波数を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施例である半導体集積回
路における機能モジュールの内部構成を示す説明図であ
る。
【図2】 第1の実施例の機能モジュールの使用例を示
す説明図である。
【図3】 第1の実施例の機能モジュールの使用例を示
す説明図である。
【図4】 第1の実施例の機能モジュールの使用例を示
す説明図である。
【図5】 この発明の第2の実施例である半導体集積回
路における機能モジュールの内部構成及びその周辺を示
す説明図である。
【図6】 フリップフロップの内部構成の一例を示す回
路図である。
【図7】 第3の実施例の機能モジュールの使用例を示
す説明図である。
【図8】 第3の実施例の機能モジュールの使用例を示
す説明図である。
【図9】 第3の実施例の機能モジュールの使用例を示
す説明図である。
【図10】 従来の機能モジュールの内部構成を示す説
明図である。
【図11】 機能モジュールの動作を示すタイミング図
である。
【図12】 従来の機能モジュール及びその周辺部の回
路を示す説明図である。
【図13】 図12で示した回路の動作を示すタイミン
グ図である。
【符号の説明】
2〜4 フリップフロップ、5 アドレスバッファ、6
デコーダ、7 センスアンプ、8 出力バッファ、1
6 選択回路。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号が順次伝達される複数の信号処理部
    からなり、入力信号を受け、所定のタイミング信号に応
    答して動作し、前記複数の信号処理部間で信号の授受を
    行うことにより、前記入力信号に基づく出力信号を出力
    する同期型の機能モジュールを有する半導体集積回路で
    あって、 前記複数の信号処理部は、制御入力を有し制御入力に受
    ける信号に応答して信号処理を行う少なくとも一つのフ
    リップフロップを含み、前記少なくとも一つのフリップ
    フロップのうち前記所定のタイミング信号を制御入力に
    受けるフリップフロップの前記複数の信号処理部での信
    号伝達順次を可変設定する手段を設けたことを特徴とす
    る、半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも一つのフリップフロップ
    は、互いに隣接することなく設けられる複数のフリップ
    フロップを含み、前記複数のフリップフロップは、前記
    制御入力に所定の固定電圧を受けると常に入出力をスル
    ーさせる信号処理を行うことを特徴とする、請求項1記
    載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記複数のフリップフロップのうち、一
    のフリップフロップの前記制御入力に前記所定のタイミ
    ング信号を付与し、他のすべてのフリップフロップの前
    記制御入力に前記所定の固定電圧を付与する、請求項2
    記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記可変設定する手段は、選択信号を受
    け、前記選択信号に基づき、前記複数のフリップフロッ
    プのうち、一のフリップフロップの前記制御入力に前記
    所定のタイミング信号を与え、他のすべてのフリップフ
    ロップの前記制御入力に前記所定の固定電圧を与える選
    択回路を備える、請求項2記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも一つのフリップフロップ
    は、互いに隣接することなく設けられる複数のフリップ
    フロップを含み、前記複数のフリップフロップは、選択
    的に除去可能であり、かつ除去されたフリップフロップ
    の入出力間を短絡することが可能である、請求項1記載
    の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記複数のフリップフロップのうち、一
    のフリップフロップの前記制御入力に前記所定のタイミ
    ング信号を付与し、他のすべてのフリップフロップを除
    去し、その入出力間を短絡した、請求項5記載の半導体
    集積回路。
JP7123880A 1995-05-23 1995-05-23 半導体集積回路 Pending JPH08314566A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123880A JPH08314566A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7123880A JPH08314566A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08314566A true JPH08314566A (ja) 1996-11-29

Family

ID=14871658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7123880A Pending JPH08314566A (ja) 1995-05-23 1995-05-23 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08314566A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2735034B2 (ja) クロック信号分配回路
US7818699B1 (en) Dynamic core pipeline
CN112445740B (zh) 一种数据异步采集方法、系统和设备
JP3510618B2 (ja) バスブリッジ回路及びそのアクセス制御方法
US7307450B2 (en) Programmable logic block for designing an asynchronous circuit
JPH08314566A (ja) 半導体集積回路
US7735032B2 (en) Early HSS Rx data sampling
JPH10133768A (ja) クロックシステム、半導体装置、半導体装置のテスト方法、及びcad装置
CN115129639B (zh) Axi总线的延时调整装置
US7231620B2 (en) Apparatus, generator, and method for clock tree synthesis
US6418176B1 (en) Forwarded clock recovery with variable latency
US7353297B2 (en) Handling of write transactions in a data processing apparatus
Audet et al. Pipelining communications in large VLSI/ULSI systems
US20030121009A1 (en) Method for generating register transfer level code
US20060271806A1 (en) Method for improving the data transfer in semi synchronous clock domains integrated circuits at any possible m/n clock ratio
JPH1115783A (ja) 同期回路
US5557581A (en) Logic and memory circuit with reduced input-to-output signal propagation delay
EP2040381A1 (en) Semiconductor integrated circuit and layout technique thereof
CN115914491B (zh) 图像感测装置及方法
JP4319081B2 (ja) 低消費電力回路の設計支援装置
JP3107025B2 (ja) 半導体集積回路及びその試験方法
JP2962232B2 (ja) スキャンパス回路の自動配置配線方法
JPH0295284A (ja) 半導体集積回路装置
JPS6016016A (ja) タイミング作成方法
WO2002069132A2 (en) Improved high speed data capture circuit for a digital device