JPH083147Y2 - 防音形エンジン発電機の保護装置 - Google Patents

防音形エンジン発電機の保護装置

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JPH083147Y2
JPH083147Y2 JP1988076582U JP7658288U JPH083147Y2 JP H083147 Y2 JPH083147 Y2 JP H083147Y2 JP 1988076582 U JP1988076582 U JP 1988076582U JP 7658288 U JP7658288 U JP 7658288U JP H083147 Y2 JPH083147 Y2 JP H083147Y2
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和男 肥後
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、防音形エンジン発電機の保護装置に関し、
特に、防音ケースの開閉部を開いた時に発電機等が異常
に昇温することを防止できるようにした防音形エンジン
発電機の保護装置に関するものである。
〈従来の技術〉 一般に、防音形エンシン発電機の防音ケースには、例
えば、エンジンの点検や整備、あるいは、電気回路部品
の点検や整備のために開閉部が設けられる。これらの開
閉部は点検作業や整備作業に必要とされる相当の大きさ
に形成されている。
また、防音形エンジン発電機においては、防音ケース
内を冷却するために、防音ケース内に冷却ファンを設け
て、外部から吸入した空気を防音ケース内で所定の経路
に沿って流してエンジン、発電機等を冷却し、その後外
部に排出するように構成されている。当然のことなが
ら、防音ケース内での冷却風の経路は上記の開閉部を閉
じた状態を前提として設定されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 このために、例えば、冷却ファンの近くに設けられた
開閉部を開くと、冷却ファンが吸引する空気の全量が開
閉部を経て吸入され、あるいは、吐出されることにな
り、防音ケース内の開閉部より遠方の部分には冷却風の
流れが殆ど無くなり、その部分に配置された機器が異常
に昇温するおそれがある。
例えば、第1図及び第2図に示すように、防音ケース
2内にその一端から他端に順にラジエータ3、ラジエー
タファン4、エンジン5、発電機6及びコントローラ7
を並べて配置し、防音ケース2の横側部、即ち、エンジ
ン5の横側部と発電機6の横側部に開閉部8・10を設け
た防音形エンジン発電機1において、エンジン5の点検
あるいは整備のためにその横側の開閉部(エンジン点検
口)8を開閉する扉9を開いてエンジン5を運転する
と、ラジエータファン4が防音ケース2内から吸入する
(あるいは、防音ケース2内に吹き出す)空気のほぼ全
量が開閉部8から吸入され(あるいは開閉部8を吹き抜
け)、発電機6及びコントローラ7には殆ど冷却風が当
たらなくなる。そして、発電機6がエンジン5によって
駆動されているので、発電による発熱で異常に昇温する
おそれがある。
また、発電機6あるいはコントローラ7の点検や整備
のために発電機6の横側の開閉部(発電機点検口)10を
覆うコントロールパネル11が開かれた場合にも、開閉部
10が冷却風の入口(あるいは出口)として機能し、発電
機6及びコントローラ7に冷却風が当たり難くなり、冷
却不足から発電機6が異常昇温するおそれがある。
本考案は、上記の事情を考慮してなされたものであっ
て、防音ケースの開閉部を開いた時に発電機等が異常に
昇温することを防止できるようにした防音形エンジン発
電機の保護装置を提供することを目的とするものであ
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案に係る防音形エンジン発電機の保護装置は、上
記の目的を達成するために、例えば第1図及び第2図に
示すように、防音ケース(2)内にその一端から他端に
かけてラジエータ(3)、ラジエータファン(4)、エ
ンジン(5)及び発電機(6)をこの順に配置し、ラジ
エータファン(4)によって外部より防音ケース(2)
内に吸い込んだ冷却風を防音ケース(2)内で所定の経
路に沿って流して発電機(6)、エンジン(5)及びラ
ジエータ(3)の冷却を行う防音形エンジン発電機にお
いて、防音ケース(2)のエンジン(5)に対向する部
分及び発電機(6)に対向する部分にそれぞれ開閉部
(8)・(10)を設け、開閉部(8)・(10)に各開閉
部(8)・(10)を開閉する蓋体(9)・(11)を配置
するとともに、蓋体(9)・(11)の開閉動作に連動し
て作動するスイッチ(12)・(13)を配置し、このスイ
ッチ(12)・(13)は発電機(6)の発電・発電停止を
切換えるスイッチであり、蓋体(9)・(11)を開くと
スイッチ(12)・(13)が発電機(6)の発電を停止さ
せる一方、蓋体(9)・(11)を閉じるとスイッチ(1
2)・(13)が発電機(6)に発電を行わせるように構
成したことを特徴としている。
〈作用〉 上記のような防音形エンジン発電機において、蓋体
(9)・(11)を閉じた状態では、ラジエータファン
(4)によって外部から防音ケース(2)内に吸い込ま
れ、防音ケース(2)内を所定の経路に沿って流れる冷
却風によって、発電機(6)、エンジン(5)等が順に
冷却されるが、例えば、蓋体(9)を開くと、開閉部
(8)の位置は、発電機(6)を冷却する必要上この開
閉部(8)よりも発電機(6)側に偏位した位置にある
冷却風の吸入口の位置よりもラジエータファン(4)に
対してより近い位置にあるため、ラジエータファン
(4)は、主として開閉部(8)を通して外部より冷却
風を防音ケース(2)内に吸い込む。
このため、開閉部(8)から吸い込まれた冷却風はそ
の下流側のラジエータ(3)の冷却は行うものの、発電
機(6)の冷却には寄与しない。
この結果、蓋体(9)を長時間開いた状態で発電機の
発電動作を継続させておくと、発電による発熱で発電機
(6)が異常に昇温するため、故障の原因となる。
一方、蓋体(11)を開くと、ラジエータファン(4)
は本来の冷却風吸入口の他に開閉部(10)からも冷却風
を防音ケース(2)内に吸い込む。ここで、開閉部(1
0)は発電機(6)に対向する部分に設けられているた
め、ここから防音ケース(2)内に流れ込む冷却風は、
発電機(6)に当たらず、そのままエンジン(5)側に
向かう。
このため、蓋体(11)を開いた状態では、発電機
(6)の冷却風量が不足する。この結果、蓋体(11)を
長時間開いた状態で発電機の発電動作を継続させる場合
も、上記同様の不具合がある。
しかるに、本考案では、蓋体(9)・(11)を開く
と、いずれの場合も、蓋体(9)・(11)の開閉動作に
連動するスイッチ(12)・(13)が発電機(6)の発電
を自動的に停止させるので、冷却風量が不足しても発電
機(6)が異常に昇温することがない。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る防音形エンジン発電
機の保護装置の電気回路図であり、第2図はその防音形
エンジン発電機の側面図であり、第3図はその横断平面
図であり、第4図はそのエンジン速度制御機構の平面図
である。
この防音形エンジン発電機1の防音ケース2内には、
その一端から他端に順にラジエータ3、ラジエータファ
ン4、エンジン5、発電機6及びコントローラ7が並べ
て配置され、防音ケース2の横側部、即ち、エンジン5
の横側と発電機6の横側にそれぞれ開閉部8・10が設け
られる。
エンジン5の横側の開閉部8は、上縁部をヒンジ14を
介して防音ケース2の上部に揺動可能に支持された扉9
によって開閉され、発電機6の横側の開閉部10は、ヒン
ジ15を介して防音ケース2の後部に揺動可能に支持され
たコントロールパネル11によって開閉される。
各開閉部8・10の縁枠8a・10aには扉9あるいはコン
トロールパネル11の開閉によって操作される各スイッチ
12・13が設けられる。これらのスイッチ12・13は第1図
に示すように発電機6の励磁回路6aに直列に接続され、
扉9あるいはコントロールパネル11を開いた時に励磁回
路6aを開き、扉9あるいはコントロールパネル11を閉じ
た時に励磁回路6aを閉じるように構成されている。
また、第3図に示すように、エンジン5には内部に循
環される潤滑油の圧力が所定値以下になるときに油圧低
下信号を出力する油圧センサ16が設けられるとともに、
発電機6の冷却風入口6b(あるいは冷却風出口6c)には
冷却風温度が所定値以上になるときに異常昇温信号を出
力する温度センサ17が設けられ、更に、第1図に示すよ
うに、これら油圧センサ16の油圧低下信号あるいは温度
センサ17の異常昇温信号を入力した時にエンジン5を停
止させる非常停止ユニット18が設けられる。
この非常停止ユニット18はエンジン5の始動開始時点
から発電電流が所定値に達するまでは作動せず、発電電
流が所定値に達した後に油圧センサ16の油圧低下信号あ
るいは温度センサ17の異常昇温信号を入力した時にエン
ジン停止制御機構20のストップソレノイド21に停止作動
指令を出力するように構成されている。
ストップソレノイド21はエンジン5が通常に運転され
ている時には通電され、第4図に仮想線で示すように、
戻しバネ22に抗して変速レバー23を運転位置に位置さ
せ、停止作動指令を入力するとその通電が停止され、第
4図に実線で示すように、戻しバネ22の弾性復元力によ
って変速レバー23が停止位置に変位させるようになって
いる。上記戻しバネ22は従来と同様に例えば第4図の点
線で示すように変速レバー23に架着してもよいが、ここ
では、ストップソレノイド21の出力端21aにプッシュプ
ルリンク24を介して連結された中間レバー25に架着して
ある。これにより、回転調整のために戻しバネ22のセッ
ト長さが変えられたり、変速レバー23やエンジン停止制
御機構20の連接点がこじれたりしてストップソレノイド
21の負荷が変動されることが防止され、エンジン停止制
御機構20の動作にばらつきが生じることが防止されてい
る。また、これにより、互いに対抗するストップソレノ
イド21の出力と戻しバネ22の弾性復元力とをともに中間
レバー25に作用させて、中間レバー25から変速レバー23
までのエンジン停止制御機構20の連接点での抵抗を著し
く減少させ、ストップソレノイド21に掛かる負荷を減少
させてストップソレノイド21を小容量化するとともに、
その消費電力の節約が図られている。
尚、第2図に示すように、このエンジン5のエアクリ
ーナ26はメンテナンスを容易にするために、開閉部8に
臨む防音ケース2内のラジエータ3の横側に配置されて
おり、エアクリーナ26に接続された新気導入管27は、開
閉部8の上縁部、両開閉部8・10の間の支柱部28に沿っ
て防音ケース2内の底部まで導かれ、防音ケース2内の
底部で斜め下向きに開口させてある。これにより、エア
クリーナ26に防音ケース2内の底部の冷涼な空気を導入
できるとともに、新気導入管27が両開閉部8・10から防
音ケース2内の各機器の点検整備の邪魔にならなくな
り、また、新気導入管27が長くなることにより吸気音の
減衰効果を得ることができる。
さて、この防音形エンジン発電機の保護装置において
は、蓋9あるいはコントロールパネル11が開かれると、
発電機6の励磁回路6aが開かれるので、発電機6の発電
作用が停止されるので、発電機6の発熱が停止される。
その結果、発電機6が異常に昇温することが防止され
る。
また、このように発電機6の発電作用の停止はエンジ
ン5の運転には何等関係なく実行されるので、エンジン
5の点検や整備には何等支障は生じない上、エンジン5
の点検や整備に感電するおそれも無くなる。
また、発電機6の冷却風入口あるいは出口に温度セン
サ17を配置し、温度センサ17が所定の温度以上の高温を
検出した時にエンジン5が停止されるように構成した場
合には、一旦エンジン5が停止された後、通常の起動に
必要とされる一定時間以上経過しなければエンジン5の
温度が所定値よりも低くなっていても温度センサ17の応
答遅れによってエンジン5の再始動が不可能になるが、
ここでは、非常停止ユニット18がエンジン5の始動開始
時点から一定の時間は作動しないように構成されている
ので、一旦エンジン5が停止された後でも直ちにエンジ
ン5を再始動することができ使用勝手を良くすることが
できる。なお、再始動後、通常の起動に必要とされる一
定時間以上経過した後になお温度センサ17が高温を検出
しているときには、非常停止ユニット18が作動してエン
ジン5が停止される。
〈考案の効果〉 以上の本考案によれば、防音ケースの開閉部を開閉す
る蓋体が開かれ、発電機の冷却風量が不足するおそれが
ある場合には、蓋体の開閉動作に連動して作動するスイ
ッチが発電機の発電を自動的に停止させるので、例え
ば、エンジンの運転状態で点検整備のために蓋体を開い
ても発電機が異常昇温することがない。従って、かかる
異常昇温から発電機を有効に保護することができる。
また、発電機の発電停止はエンジンの運転とは無関係
に実行されるので、エンジンを運転させた状態でその点
検が行え、また整備ができる。従って、実使用状態での
点検・整備が行える利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る防音形エンジン発電機
の保護装置の電気回路図、第2図はその防音形エンジン
発電機の側面図、第3図はその横断平面図、第4図はそ
のエンジン速度制御機構の平面図である。 1……防音形エンジン発電機、2……防音ケース、6…
…発電機、6a……励磁回路、8……開閉部、9……扉、
10……開閉部、11……コントロールパネル、12……スイ
ッチ、13……スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】防音ケース(2)内にその一端から他端に
    かけてラジエータ(3)、ラジエータファン(4)、エ
    ンジン(5)及び発電機(6)をこの順に配置し、ラジ
    エータファン(4)によって外部より防音ケース(2)
    内に吸い込んだ冷却風を防音ケース(2)内で所定の経
    路に沿って流して発電機(6)、エンジン(5)及びラ
    ジエータ(3)の冷却を行う防音形エンジン発電機にお
    いて、 防音ケース(2)のエンジン(5)に対向する部分及び
    発電機(6)に対向する部分にそれぞれ開閉部(8)・
    (10)を設け、 開閉部(8)・(10)に各開閉部(8)・(10)を開閉
    する蓋体(9)・(11)を配置するとともに、蓋体
    (9)・(11)の開閉動作に連動して作動するスイッチ
    (12)・(13)を配置し、 このスイッチ(12)・(13)は発電機(6)の発電・発
    電停止を切換えるスイッチであり、蓋体(9)・(11)
    を開くとスイッチ(12)・(13)が発電機(6)の発電
    を停止させる一方、蓋体(9)・(11)を閉じるとスイ
    ッチ(12)・(13)が発電機(6)に発電を行わせるよ
    うに構成したことを特徴とする、エンジン発電機の保護
    装置。
JP1988076582U 1988-06-08 1988-06-08 防音形エンジン発電機の保護装置 Expired - Lifetime JPH083147Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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