JPH08316075A - 巻鉄心製造装置 - Google Patents
巻鉄心製造装置Info
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- JPH08316075A JPH08316075A JP11989395A JP11989395A JPH08316075A JP H08316075 A JPH08316075 A JP H08316075A JP 11989395 A JP11989395 A JP 11989395A JP 11989395 A JP11989395 A JP 11989395A JP H08316075 A JPH08316075 A JP H08316075A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】鉄心の巻回作業を機械的に行なうことができる
巻鉄心製造装置を提供する。 【構成】巻枠Mの上方にプーリ25及び26とテンショ
ンローラ28とを配置し、巻枠Mの外周とプーリ25,
26とテンションローラ28とに無端ベルト30を8の
字形に掛け渡す。非晶質磁性合金の薄帯を所定枚数積層
したものからなる単位積層体を複数個積層して構成した
積層体ブロックBを、無端ベルト30の内側に供給し、
積層体ブロックBを無端ベルト30と巻枠Mとの間に巻
き込むことにより、巻枠Mの外周に積層体ブロックBを
巻き付けて巻鉄心を形成する。
巻鉄心製造装置を提供する。 【構成】巻枠Mの上方にプーリ25及び26とテンショ
ンローラ28とを配置し、巻枠Mの外周とプーリ25,
26とテンションローラ28とに無端ベルト30を8の
字形に掛け渡す。非晶質磁性合金の薄帯を所定枚数積層
したものからなる単位積層体を複数個積層して構成した
積層体ブロックBを、無端ベルト30の内側に供給し、
積層体ブロックBを無端ベルト30と巻枠Mとの間に巻
き込むことにより、巻枠Mの外周に積層体ブロックBを
巻き付けて巻鉄心を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非晶質磁性合金薄帯に
より巻鉄心を製造する巻鉄心製造装置に関するものであ
る。
より巻鉄心を製造する巻鉄心製造装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、低損失の磁性材料である非晶質
(アモルファス)磁性合金の薄帯(薄いストリップ)が
電気機器用の鉄心材料として注目されており、非晶質磁
性合金薄帯により鉄心を形成した配電用変圧器が実用化
されようとしている。
(アモルファス)磁性合金の薄帯(薄いストリップ)が
電気機器用の鉄心材料として注目されており、非晶質磁
性合金薄帯により鉄心を形成した配電用変圧器が実用化
されようとしている。
【0003】非晶質磁性合金薄帯は、その厚さが非常に
薄く(25μ程度)、取り扱いが面倒であるため、非晶
質磁性合金薄帯を用いて電気機器鉄心を構成する場合に
は、巻鉄心の構造を採用するのが有利である。
薄く(25μ程度)、取り扱いが面倒であるため、非晶
質磁性合金薄帯を用いて電気機器鉄心を構成する場合に
は、巻鉄心の構造を採用するのが有利である。
【0004】ケイ素鋼帯を用いた巻鉄心としては、1タ
ーンカット形の鉄心が多く用いられている。1ターンカ
ット形の巻鉄心を製造する際には、1ターン分よりも僅
かに長い長さを有するようにカットされた鋼帯を順次円
形の巻枠に巻回して、各ターンの鋼帯の両端を階段状に
重合わせ接合した円形の巻鉄心を製作し、次いでこの円
形の巻鉄心を矩形状に整形して焼鈍する方法がとられ
る。
ーンカット形の鉄心が多く用いられている。1ターンカ
ット形の巻鉄心を製造する際には、1ターン分よりも僅
かに長い長さを有するようにカットされた鋼帯を順次円
形の巻枠に巻回して、各ターンの鋼帯の両端を階段状に
重合わせ接合した円形の巻鉄心を製作し、次いでこの円
形の巻鉄心を矩形状に整形して焼鈍する方法がとられ
る。
【0005】ところが、前述のように、非晶質磁性合金
は非常に薄く、その取り扱いが面倒であるため、非晶質
磁性合金薄帯により巻鉄心を形成する場合に1ターンカ
ット形の構造を採用したのでは、能率よく鉄心を製造す
ることができない。
は非常に薄く、その取り扱いが面倒であるため、非晶質
磁性合金薄帯により巻鉄心を形成する場合に1ターンカ
ット形の構造を採用したのでは、能率よく鉄心を製造す
ることができない。
【0006】そこで、非晶質磁性合金薄帯を数枚ないし
は数十枚積層したものを単位積層体として、この単位積
層体を用いて巻鉄心を形成する方法が採用されている。
この方法では、2πt(tは単位積層体の厚さ)ずつ長
さが順次長くなる多数の単位積層体を形成し、この単位
積層体を長さが短いものから順に、それぞれの位置を長
手方向にずらしてn個積層することにより積層体ブロッ
クを構成する。このようにして得たm個の積層体ブロッ
クを、長さが短いものから順に矩形状の巻枠に巻き付け
て各積層体ブロックの両端を重合わせ接合することによ
り矩形状の巻鉄心を形成する。
は数十枚積層したものを単位積層体として、この単位積
層体を用いて巻鉄心を形成する方法が採用されている。
この方法では、2πt(tは単位積層体の厚さ)ずつ長
さが順次長くなる多数の単位積層体を形成し、この単位
積層体を長さが短いものから順に、それぞれの位置を長
手方向にずらしてn個積層することにより積層体ブロッ
クを構成する。このようにして得たm個の積層体ブロッ
クを、長さが短いものから順に矩形状の巻枠に巻き付け
て各積層体ブロックの両端を重合わせ接合することによ
り矩形状の巻鉄心を形成する。
【0007】図6は、一例として、1積層体ブロックの
単位積層体数nを3とした場合の1番目の積層体ブロッ
クB1 の構成を示したもので、この例では、順次2πt
(1ターン毎の周長の増加分)ずつ長さが長くなってい
る単位積層体U1 〜U3 をずらし寸法Lずつ長手方向に
位置をずらして積層することにより積層体ブロックB1
を構成している。同様に、単位積層体U4 ,U5 ,…が
順次3個ずつ積層されて2番目以降の積層体ブロックB
2 ,B3 ,…が構成される。
単位積層体数nを3とした場合の1番目の積層体ブロッ
クB1 の構成を示したもので、この例では、順次2πt
(1ターン毎の周長の増加分)ずつ長さが長くなってい
る単位積層体U1 〜U3 をずらし寸法Lずつ長手方向に
位置をずらして積層することにより積層体ブロックB1
を構成している。同様に、単位積層体U4 ,U5 ,…が
順次3個ずつ積層されて2番目以降の積層体ブロックB
2 ,B3 ,…が構成される。
【0008】図7は上記のようにして構成された積層体
ブロックを巻枠Mに巻き付けることにより構成した巻鉄
心の構造を示したもので、この例では、積層体ブロック
数mを3としている。巻枠Mには、単位積層体U1 〜U
3 からなる積層体ブロックB1 と、単位積層体U4 〜U
6 からなる積層体ブロックB2 と、単位積層体U7 〜U
9 からなる積層体ブロックB3 とが順次巻き付けられ、
各単位積層体の両端が、矩形状の巻枠Mの一方の短辺部
上で重合わせ接合されて、巻鉄心が構成されている。巻
鉄心の最外周にはステンレス鋼帯等からなる鋼帯Sが巻
回されてその形が保持され、この状態で全体が焼鈍され
て、継鉄部Y1 及びY2 と脚部C1 及びC2 とを有する
矩形状の巻鉄心が完成される。
ブロックを巻枠Mに巻き付けることにより構成した巻鉄
心の構造を示したもので、この例では、積層体ブロック
数mを3としている。巻枠Mには、単位積層体U1 〜U
3 からなる積層体ブロックB1 と、単位積層体U4 〜U
6 からなる積層体ブロックB2 と、単位積層体U7 〜U
9 からなる積層体ブロックB3 とが順次巻き付けられ、
各単位積層体の両端が、矩形状の巻枠Mの一方の短辺部
上で重合わせ接合されて、巻鉄心が構成されている。巻
鉄心の最外周にはステンレス鋼帯等からなる鋼帯Sが巻
回されてその形が保持され、この状態で全体が焼鈍され
て、継鉄部Y1 及びY2 と脚部C1 及びC2 とを有する
矩形状の巻鉄心が完成される。
【0009】この巻鉄心を用いて例えば配電用の変圧器
を構成する場合には、鋼帯Sを外して継鉄部Y1 に形成
された接合部を開き、巻枠Mを外した後、脚部C1 及び
C2にそれぞれ巻線を嵌装する。脚部C1 及びC2 に巻
線を嵌装した後、継鉄部Y1の接合部を閉じ、巻鉄心の
最外周にステンレス鋼帯Sを巻き付けて該鋼帯の両端を
溶接する。
を構成する場合には、鋼帯Sを外して継鉄部Y1 に形成
された接合部を開き、巻枠Mを外した後、脚部C1 及び
C2にそれぞれ巻線を嵌装する。脚部C1 及びC2 に巻
線を嵌装した後、継鉄部Y1の接合部を閉じ、巻鉄心の
最外周にステンレス鋼帯Sを巻き付けて該鋼帯の両端を
溶接する。
【0010】なお、焼鈍された非晶質磁性合金は非常に
脆い状態にあり、巻線を取り扱う際に破片が生じるおそ
れがあるため、鉄心に巻線を嵌装する際には、鉄心をカ
バーで覆う等の措置が講じられるが、本発明の要旨から
は外れるので、その詳細な説明は省略する。
脆い状態にあり、巻線を取り扱う際に破片が生じるおそ
れがあるため、鉄心に巻線を嵌装する際には、鉄心をカ
バーで覆う等の措置が講じられるが、本発明の要旨から
は外れるので、その詳細な説明は省略する。
【0011】従来は、上記のように、所定個数の単位積
層体を所定のずらし寸法Lずつずらして積層することに
より構成した積層体ブロックを、巻枠Mに巻き付けるこ
とにより、巻鉄心を製造する方法がとられていたが、積
層体ブロックを巻鉄心に巻き付けてその両端を接合する
工程では手作業を必要とするため、作業能率が悪く、鉄
心のコストが高くなるのを避けられなかった。
層体を所定のずらし寸法Lずつずらして積層することに
より構成した積層体ブロックを、巻枠Mに巻き付けるこ
とにより、巻鉄心を製造する方法がとられていたが、積
層体ブロックを巻鉄心に巻き付けてその両端を接合する
工程では手作業を必要とするため、作業能率が悪く、鉄
心のコストが高くなるのを避けられなかった。
【0012】なお、円形の巻鉄心を製造する装置として
は、図8に示すような製造装置(特公平6−9180
号)が提案されている。この巻鉄心製造装置において
は、フレーム1に設けられた長孔1aに沿ってシフトし
得る駆動軸2が設けられ、該駆動軸2に巻枠M´が取り
付けられている。駆動軸2にはガイドフランジ3が設け
られ、巻枠M´の一端がガイドフランジ3に当接されて
いる。フレーム1にはまた、長孔1aの一端側に互いに
近接した状態で配置された1対のガイドローラ4及び5
と、駆動軸2の周囲に分散配置された固定ローラ6ない
し13と、シリンダ14により駆動されるテンションロ
ーラ15及び16を備えたアキュムレータ17とが取り
付けられている。駆動軸2は図示しない付勢手段により
長孔1aの一端側(ガイドローラ4,5側)に付勢され
ている。巻枠M´とガイドローラ4,5と、固定ローラ
6ないし13と、テンションローラ15及び16とを図
示の順序で経由するように無端ベルト18が掛け渡され
ている。この無端ベルトは、アキュムレータ17の働き
により常時緊張状態に保持されている。
は、図8に示すような製造装置(特公平6−9180
号)が提案されている。この巻鉄心製造装置において
は、フレーム1に設けられた長孔1aに沿ってシフトし
得る駆動軸2が設けられ、該駆動軸2に巻枠M´が取り
付けられている。駆動軸2にはガイドフランジ3が設け
られ、巻枠M´の一端がガイドフランジ3に当接されて
いる。フレーム1にはまた、長孔1aの一端側に互いに
近接した状態で配置された1対のガイドローラ4及び5
と、駆動軸2の周囲に分散配置された固定ローラ6ない
し13と、シリンダ14により駆動されるテンションロ
ーラ15及び16を備えたアキュムレータ17とが取り
付けられている。駆動軸2は図示しない付勢手段により
長孔1aの一端側(ガイドローラ4,5側)に付勢され
ている。巻枠M´とガイドローラ4,5と、固定ローラ
6ないし13と、テンションローラ15及び16とを図
示の順序で経由するように無端ベルト18が掛け渡され
ている。この無端ベルトは、アキュムレータ17の働き
により常時緊張状態に保持されている。
【0013】またガイドローラ4及び5の間に向けて積
層体ブロックBを送給するコンベアベルト19が設けら
れ、該コンベアベルトにより送給された積層体ブロック
Bがガイドローラ4,5の間を通して無端ベルト18と
巻枠M´との間に供給されるようになっている。
層体ブロックBを送給するコンベアベルト19が設けら
れ、該コンベアベルトにより送給された積層体ブロック
Bがガイドローラ4,5の間を通して無端ベルト18と
巻枠M´との間に供給されるようになっている。
【0014】図8の装置を用いて巻鉄心を製造する際に
は、巻枠M´を図示の矢印P方向に回転駆動して無端ベ
ルト18を図示の矢印Q方向に走行させながら、コンベ
ア19により無端ベルト18と巻枠M´との間に積層体
ブロックBを供給する。無端ベルト18と巻枠M´との
間に供給された積層体ブロックBは、無端ベルト18に
より拘束されつつ巻枠M´に巻き付けられて、その両端
が重ね合わせ接合される。巻枠M´に積層体ブロックB
を巻回していくにつれて、鉄心の外径が巻き太りしてい
くため、駆動軸2は長孔1aの他端側(図8の左端側)
に移動していく。
は、巻枠M´を図示の矢印P方向に回転駆動して無端ベ
ルト18を図示の矢印Q方向に走行させながら、コンベ
ア19により無端ベルト18と巻枠M´との間に積層体
ブロックBを供給する。無端ベルト18と巻枠M´との
間に供給された積層体ブロックBは、無端ベルト18に
より拘束されつつ巻枠M´に巻き付けられて、その両端
が重ね合わせ接合される。巻枠M´に積層体ブロックB
を巻回していくにつれて、鉄心の外径が巻き太りしてい
くため、駆動軸2は長孔1aの他端側(図8の左端側)
に移動していく。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】円形の巻鉄心を製造す
る場合には、図8に示した巻鉄心製造装置を用いること
により、積層体ブロックを巻枠M´の回りに巻回してそ
の両端を重合わせ接合する作業を機械的に行なうことが
できる。
る場合には、図8に示した巻鉄心製造装置を用いること
により、積層体ブロックを巻枠M´の回りに巻回してそ
の両端を重合わせ接合する作業を機械的に行なうことが
できる。
【0016】しかしながら、上記のような構成では、巻
枠を矩形状にすると、その回転が困難になるため、矩形
状の巻鉄心を製造することは難しい。即ち、図8に示し
た装置において、巻枠を矩形状にした場合には、駆動軸
2とガイドローラ4,5との間の距離が時々刻々変化す
るが、この距離の変化に対応するためには、駆動軸2を
長孔1aに沿って往復変位させただけでは不十分であ
り、巻枠を円滑に回転させることができない。
枠を矩形状にすると、その回転が困難になるため、矩形
状の巻鉄心を製造することは難しい。即ち、図8に示し
た装置において、巻枠を矩形状にした場合には、駆動軸
2とガイドローラ4,5との間の距離が時々刻々変化す
るが、この距離の変化に対応するためには、駆動軸2を
長孔1aに沿って往復変位させただけでは不十分であ
り、巻枠を円滑に回転させることができない。
【0017】なお図8の装置において、ガイドローラ
4,5を上下に変位可能に設けて、矩形状の巻枠の角部
がガイドローラ4,5に近付いた際に両ガイドローラを
上下に大きく逃がしてやることが考えられるが、このよ
うに構成した場合には、ガイドローラ4,5が上下に逃
げた際に、単位積層体の接合部付近を巻枠に対して押さ
えつけることができなくなるため、接合部が上下に逃げ
たガイドローラ4,5の間の部分を通過する際に単位積
層体の端部が外側に開いてしまい、開いた(巻枠から離
反した)単位積層体の端部がベルトを介してガイドロー
ラ4に突き当たって巻鉄心の回転が阻止されるというト
ラブルが生じる。
4,5を上下に変位可能に設けて、矩形状の巻枠の角部
がガイドローラ4,5に近付いた際に両ガイドローラを
上下に大きく逃がしてやることが考えられるが、このよ
うに構成した場合には、ガイドローラ4,5が上下に逃
げた際に、単位積層体の接合部付近を巻枠に対して押さ
えつけることができなくなるため、接合部が上下に逃げ
たガイドローラ4,5の間の部分を通過する際に単位積
層体の端部が外側に開いてしまい、開いた(巻枠から離
反した)単位積層体の端部がベルトを介してガイドロー
ラ4に突き当たって巻鉄心の回転が阻止されるというト
ラブルが生じる。
【0018】従って、従来は、巻枠が円形以外の形状を
有しているときに積層体ブロックの巻回作業を機械的に
行うことができず、巻鉄心の製造を能率よく行うことが
できなかった。
有しているときに積層体ブロックの巻回作業を機械的に
行うことができず、巻鉄心の製造を能率よく行うことが
できなかった。
【0019】本発明の目的は、巻枠の形状の如何に係わ
りなく、積層体ブロックの巻回作業を機械的に行なうこ
とができるようにして巻鉄心を能率よく製造することが
できるようにした巻鉄心製造装置を提供することにあ
る。
りなく、積層体ブロックの巻回作業を機械的に行なうこ
とができるようにして巻鉄心を能率よく製造することが
できるようにした巻鉄心製造装置を提供することにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、中心部が主軸
により支持された巻枠と、主軸を回転駆動する巻枠駆動
装置と、巻枠の外周に沿う部分を有して巻枠の回転によ
り駆動されるように設けられた無端ベルトと、非晶質磁
性合金薄帯を複数枚積層したものからなる単位積層体を
n個(nは1以上の整数)ずつそれぞれの位置を長手方
向にずらした状態で積層した構造を有する積層体ブロッ
クを無端ベルトの内側に順次供給する積層体ブロック供
給装置とを備えて、積層体ブロック供給装置により順次
供給される積層体ブロックを無端ベルトの内側に巻き込
むことにより巻枠上に複数の積層体ブロックを巻回積層
して巻鉄心を製造する巻鉄心製造装置に係わるものであ
る。
により支持された巻枠と、主軸を回転駆動する巻枠駆動
装置と、巻枠の外周に沿う部分を有して巻枠の回転によ
り駆動されるように設けられた無端ベルトと、非晶質磁
性合金薄帯を複数枚積層したものからなる単位積層体を
n個(nは1以上の整数)ずつそれぞれの位置を長手方
向にずらした状態で積層した構造を有する積層体ブロッ
クを無端ベルトの内側に順次供給する積層体ブロック供
給装置とを備えて、積層体ブロック供給装置により順次
供給される積層体ブロックを無端ベルトの内側に巻き込
むことにより巻枠上に複数の積層体ブロックを巻回積層
して巻鉄心を製造する巻鉄心製造装置に係わるものであ
る。
【0021】本発明においては、無端ベルトが、主軸の
軸線方向から見た場合にほぼ8の字形を呈していて、該
8の字の一方のループを構成する部分が巻枠の外周に沿
って延びるように設けられている。積層体ブロック供給
装置は、無端ベルトがクロスする部分で該無端ベルトの
内側に積層体ブロックを供給するように設けられてい
る。
軸線方向から見た場合にほぼ8の字形を呈していて、該
8の字の一方のループを構成する部分が巻枠の外周に沿
って延びるように設けられている。積層体ブロック供給
装置は、無端ベルトがクロスする部分で該無端ベルトの
内側に積層体ブロックを供給するように設けられてい
る。
【0022】本発明において、積層体ブロックは、複数
の単位積層体を積層したものでもよく、単一の単位積層
体からなっているものでもよい。即ち、本発明は、複数
の単位積層体を積層して積層体ブロックを構成する工程
を予め行うことなく、複数の単位積層体を順次無端ベル
トの内側に供給して、それぞれの両端を巻枠の一辺上で
重ね合わせ接合することにより、巻鉄心を構成する場合
をも包含する。
の単位積層体を積層したものでもよく、単一の単位積層
体からなっているものでもよい。即ち、本発明は、複数
の単位積層体を積層して積層体ブロックを構成する工程
を予め行うことなく、複数の単位積層体を順次無端ベル
トの内側に供給して、それぞれの両端を巻枠の一辺上で
重ね合わせ接合することにより、巻鉄心を構成する場合
をも包含する。
【0023】本発明において、「8の字形」は、厳密な
意味で数字の8の字の形を呈している必要はなく、エン
ドレスのループを1回捻ることにより、クロス部(交差
部)を介して連続する2つのループを形成した形状であ
ればよい。本発明において、2つのループの内、一方の
ループは巻枠の外周に沿うように設けられるため、常に
巻枠の外周、または巻枠に既に巻かれた鉄心の外周に沿
った形状を呈することになるが、他方のループは該他方
のループを維持するために設けられるローラの配置に応
じて適宜の形状をとり得る。
意味で数字の8の字の形を呈している必要はなく、エン
ドレスのループを1回捻ることにより、クロス部(交差
部)を介して連続する2つのループを形成した形状であ
ればよい。本発明において、2つのループの内、一方の
ループは巻枠の外周に沿うように設けられるため、常に
巻枠の外周、または巻枠に既に巻かれた鉄心の外周に沿
った形状を呈することになるが、他方のループは該他方
のループを維持するために設けられるローラの配置に応
じて適宜の形状をとり得る。
【0024】本発明において、無端ベルトは、主軸の軸
線方向に間隔をあけて配置された対の単位無端ベルトに
より構成するのが望ましい。
線方向に間隔をあけて配置された対の単位無端ベルトに
より構成するのが望ましい。
【0025】またこの場合、巻枠の外周に配置された積
層体ブロックを、対の単位無端ベルトのそれぞれがクロ
スする位置の付近で巻枠側に押圧する加圧ローラを設け
ておくのが好ましい。
層体ブロックを、対の単位無端ベルトのそれぞれがクロ
スする位置の付近で巻枠側に押圧する加圧ローラを設け
ておくのが好ましい。
【0026】本発明に係わる巻鉄心製造装置の好ましい
構成では、主軸と平行な回転軸を有して巻枠の上方に配
置されたテンションローラと該テンションローラを付勢
する付勢手段とを備えたアキュムレータと、主軸の中心
軸線を含み垂直方向に延びる第1の基準面の両側にそれ
ぞれの軸線を主軸の中心軸線と平行させた状態で配置さ
れた第1及び第2のプーリとが設けられる。テンション
ローラは、巻枠を軸線方向に2等分する位置を垂直方向
に延びる第2の基準面の両側に位置させて、かつ該巻枠
の軸線方向の両端に相応する位置よりは内側に位置させ
た状態で配置された対の単位テンションローラにより構
成される。また第1のプーリは、第1の基準面よりも積
層体ブロック供給装置側に位置させた状態で、第2の基
準面の両側に配置された対の第1の単位プーリからなっ
ている。これら対の第1の単位プーリは巻枠の軸線方向
の両端に相応する位置よりも内側に配置されている。
構成では、主軸と平行な回転軸を有して巻枠の上方に配
置されたテンションローラと該テンションローラを付勢
する付勢手段とを備えたアキュムレータと、主軸の中心
軸線を含み垂直方向に延びる第1の基準面の両側にそれ
ぞれの軸線を主軸の中心軸線と平行させた状態で配置さ
れた第1及び第2のプーリとが設けられる。テンション
ローラは、巻枠を軸線方向に2等分する位置を垂直方向
に延びる第2の基準面の両側に位置させて、かつ該巻枠
の軸線方向の両端に相応する位置よりは内側に位置させ
た状態で配置された対の単位テンションローラにより構
成される。また第1のプーリは、第1の基準面よりも積
層体ブロック供給装置側に位置させた状態で、第2の基
準面の両側に配置された対の第1の単位プーリからなっ
ている。これら対の第1の単位プーリは巻枠の軸線方向
の両端に相応する位置よりも内側に配置されている。
【0027】第2のプーリは、第2の基準面の両側に配
置された対の第2の単位プーリからなっていて、該対の
第2の単位プーリは巻枠の軸線方向の両端に相応する位
置よりも外側に配置される。無端ベルトは主軸の軸線方
向に間隔をあけて配置された対の単位無端ベルトからな
っていて、各単位無端ベルトは、主軸の軸線方向から見
た場合にほぼ8の字形を呈するように設けられる。対の
単位無端ベルトのそれぞれの8の字の一方のループを構
成する部分は、巻枠の外周に沿って延びるように設けら
れ、対の単位無端ベルトの8の字の他方のループを構成
する部分はそれぞれ対の第1の単位プーリと対の第2の
単位プーリと対の単位テンションローラとに掛け渡され
る。この場合、単位無端ベルトがクロスする部分では、
巻枠の外周から対の第2の単位プーリに至る対の単位無
端ベルトが対の第1の単位プーリから巻枠に至る対の単
位無端ベルトよりも外側に配置されるようにしておく。
この場合、積層体ブロック供給装置は、巻枠の外周から
第2の単位プーリに向かって延びる対の単位無端ベルト
の間を通して、対の第1の単位プーリから巻枠の外周に
向って延びる対の単位無端ベルトの内側に積層体ブロッ
クを供給するように設けられる。巻枠駆動装置は、対の
無端ベルトを巻枠の外周と対の第2の単位プーリと対の
テンションローラと対の第1の単位プーリとを順に経由
して走行させるように主軸を駆動する。
置された対の第2の単位プーリからなっていて、該対の
第2の単位プーリは巻枠の軸線方向の両端に相応する位
置よりも外側に配置される。無端ベルトは主軸の軸線方
向に間隔をあけて配置された対の単位無端ベルトからな
っていて、各単位無端ベルトは、主軸の軸線方向から見
た場合にほぼ8の字形を呈するように設けられる。対の
単位無端ベルトのそれぞれの8の字の一方のループを構
成する部分は、巻枠の外周に沿って延びるように設けら
れ、対の単位無端ベルトの8の字の他方のループを構成
する部分はそれぞれ対の第1の単位プーリと対の第2の
単位プーリと対の単位テンションローラとに掛け渡され
る。この場合、単位無端ベルトがクロスする部分では、
巻枠の外周から対の第2の単位プーリに至る対の単位無
端ベルトが対の第1の単位プーリから巻枠に至る対の単
位無端ベルトよりも外側に配置されるようにしておく。
この場合、積層体ブロック供給装置は、巻枠の外周から
第2の単位プーリに向かって延びる対の単位無端ベルト
の間を通して、対の第1の単位プーリから巻枠の外周に
向って延びる対の単位無端ベルトの内側に積層体ブロッ
クを供給するように設けられる。巻枠駆動装置は、対の
無端ベルトを巻枠の外周と対の第2の単位プーリと対の
テンションローラと対の第1の単位プーリとを順に経由
して走行させるように主軸を駆動する。
【0028】上記のように構成する場合にも、巻枠の外
周に配置された積層体ブロックを、対の単位無端ベルト
のそれぞれがクロスする位置の付近で巻枠側に押圧する
加圧ローラを設けておくのが好ましい。
周に配置された積層体ブロックを、対の単位無端ベルト
のそれぞれがクロスする位置の付近で巻枠側に押圧する
加圧ローラを設けておくのが好ましい。
【0029】本発明においてはまた、巻枠を支持する主
軸と巻枠駆動装置とを第1のフレームに取り付けるとと
もに、第1及び第2のプーリとアキュムレータと加圧ロ
ーラとを第1のフレームの上方に配置された第2のフレ
ームに取り付けて、第1及び第2のフレームを垂直方向
に相対的に変位し得るようにしておき、フレーム駆動機
構により、各単位無端ベルトのクロス角を所定の範囲に
維持するように両フレームを相対的に変位させるように
するのが好ましい。
軸と巻枠駆動装置とを第1のフレームに取り付けるとと
もに、第1及び第2のプーリとアキュムレータと加圧ロ
ーラとを第1のフレームの上方に配置された第2のフレ
ームに取り付けて、第1及び第2のフレームを垂直方向
に相対的に変位し得るようにしておき、フレーム駆動機
構により、各単位無端ベルトのクロス角を所定の範囲に
維持するように両フレームを相対的に変位させるように
するのが好ましい。
【0030】本発明においてはまた、巻枠をループの外
側に位置させた状態で配置されて一部が第1及び第2の
プーリと反対の側から巻枠に巻かれた積層体ブロックの
外周面に接触し得るように複数のプーリにより案内され
たエンドレスの補助ベルトと、補助ベルトのループの内
側に位置させた状態で巻枠の両側にそれぞれ配置されて
補助ベルトに内側から接触する対のガイドローラと、該
対のガイドローラを巻枠側に付勢するガイドローラ付勢
機構とを備えて、該対のガイドローラにより補助ベルト
の一部を巻枠に巻かれた積層体ブロックに添わせるよう
にガイドする対の補助ベルトガイド機構を設けることが
望ましい。この場合、ガイドローラ付勢機構は、巻枠の
回転を許容すべく巻枠の回転に伴ってガイドローラを変
位させ得るように構成する必要がある。
側に位置させた状態で配置されて一部が第1及び第2の
プーリと反対の側から巻枠に巻かれた積層体ブロックの
外周面に接触し得るように複数のプーリにより案内され
たエンドレスの補助ベルトと、補助ベルトのループの内
側に位置させた状態で巻枠の両側にそれぞれ配置されて
補助ベルトに内側から接触する対のガイドローラと、該
対のガイドローラを巻枠側に付勢するガイドローラ付勢
機構とを備えて、該対のガイドローラにより補助ベルト
の一部を巻枠に巻かれた積層体ブロックに添わせるよう
にガイドする対の補助ベルトガイド機構を設けることが
望ましい。この場合、ガイドローラ付勢機構は、巻枠の
回転を許容すべく巻枠の回転に伴ってガイドローラを変
位させ得るように構成する必要がある。
【0031】本発明においては、巻枠として、その横断
面の形状がほぼ矩形状または円形状を呈するものを用い
ることができる。なおここで「ほぼ矩形状」としたの
は、厳密な意味での矩形だけでなく、矩形の角部に丸み
が付された形状のように、矩形に近い形状をも包含させ
る趣旨である。
面の形状がほぼ矩形状または円形状を呈するものを用い
ることができる。なおここで「ほぼ矩形状」としたの
は、厳密な意味での矩形だけでなく、矩形の角部に丸み
が付された形状のように、矩形に近い形状をも包含させ
る趣旨である。
【0032】
【作用】上記のように、無端ベルトを8の字形に設ける
と、無端ベルトのクロス角が変化して主軸と巻枠の外径
の変化、または該巻枠に巻かれた鉄心の外径の変化を吸
収するため、巻枠が矩形状を呈している場合でも、該巻
枠を円滑に回転させることができる。
と、無端ベルトのクロス角が変化して主軸と巻枠の外径
の変化、または該巻枠に巻かれた鉄心の外径の変化を吸
収するため、巻枠が矩形状を呈している場合でも、該巻
枠を円滑に回転させることができる。
【0033】なお本明細書において、ベルトのクロス角
とは、8の字形の無端ベルトを主軸の軸線と直角な垂直
面に投影した場合に、該無端ベルトの交差部分に形成さ
れる2つの対頂角の内、8の字の2つの閉ループの外側
に位置する方の対頂角θ(図1参照)を指すものとす
る。
とは、8の字形の無端ベルトを主軸の軸線と直角な垂直
面に投影した場合に、該無端ベルトの交差部分に形成さ
れる2つの対頂角の内、8の字の2つの閉ループの外側
に位置する方の対頂角θ(図1参照)を指すものとす
る。
【0034】また上記のように、無端ベルトを8の字形
に設けておくと、巻枠の外周部または該巻枠に巻かれた
鉄心の外周部の内、ベルトが接触しない部分を少なくす
ることができるため、巻枠に巻回された単位積層体が浮
き上がるのを防いで、単位積層体をきっちりと巻回する
ことができる。
に設けておくと、巻枠の外周部または該巻枠に巻かれた
鉄心の外周部の内、ベルトが接触しない部分を少なくす
ることができるため、巻枠に巻回された単位積層体が浮
き上がるのを防いで、単位積層体をきっちりと巻回する
ことができる。
【0035】なお無端ベルトがクロスする部分では、ベ
ルトが巻枠から離れるため、巻枠に巻回された単位積層
体の端部がベルトのクロス部分に対向した際には、単位
積層体の端部が巻枠から離反する方向に変位するおそれ
があるが、巻枠から離反するように変位した単位積層体
の端部は、該単位積層体の離反した端部と同じ方向に傾
斜しているベルトのクロス部分付近の内面に接触してそ
の離反が阻止され、その後巻枠の回転に伴って再びベル
トの内側に巻き込まれて巻枠に押し付けられるため、単
位積層体の離反した端部により巻枠の回転が妨げられる
ことはない。従って、鉄心の巻回作業を支障なく行わせ
て、各単位積層体の両端が正しく接合された巻鉄心を得
ることができる。
ルトが巻枠から離れるため、巻枠に巻回された単位積層
体の端部がベルトのクロス部分に対向した際には、単位
積層体の端部が巻枠から離反する方向に変位するおそれ
があるが、巻枠から離反するように変位した単位積層体
の端部は、該単位積層体の離反した端部と同じ方向に傾
斜しているベルトのクロス部分付近の内面に接触してそ
の離反が阻止され、その後巻枠の回転に伴って再びベル
トの内側に巻き込まれて巻枠に押し付けられるため、単
位積層体の離反した端部により巻枠の回転が妨げられる
ことはない。従って、鉄心の巻回作業を支障なく行わせ
て、各単位積層体の両端が正しく接合された巻鉄心を得
ることができる。
【0036】なお巻枠に巻かれた鉄心の厚みが小さい間
は、無端ベルトのクロス角θが比較的大きくなるため、
無端ベルトのクロス部分で鉄心の巻き付けが緩むおそれ
がある。このような状態が生じるのを防ぐためには、シ
リンダ等により駆動されて、巻枠に巻かれた積層体ブロ
ックを巻枠に対して押圧する加圧ローラを設けておくの
が好ましい。このような加圧ローラを設けておくと、無
端ベルトのクロス部分で積層体ブロックが巻枠から離反
するのを防ぐことができるため、鉄心を緩みなく巻回す
ることができる。
は、無端ベルトのクロス角θが比較的大きくなるため、
無端ベルトのクロス部分で鉄心の巻き付けが緩むおそれ
がある。このような状態が生じるのを防ぐためには、シ
リンダ等により駆動されて、巻枠に巻かれた積層体ブロ
ックを巻枠に対して押圧する加圧ローラを設けておくの
が好ましい。このような加圧ローラを設けておくと、無
端ベルトのクロス部分で積層体ブロックが巻枠から離反
するのを防ぐことができるため、鉄心を緩みなく巻回す
ることができる。
【0037】積層体ブロックの巻回作業が進み、巻枠に
巻かれる鉄心の厚みが厚くなっていくと、ベルトのクロ
ス角が小さくなっていくため、加圧ローラの力を借りな
くてもベルトのクロス部分において鉄心から離反する部
分が少なくなっていき、鉄心はきっちりと巻かれるよう
になる。
巻かれる鉄心の厚みが厚くなっていくと、ベルトのクロ
ス角が小さくなっていくため、加圧ローラの力を借りな
くてもベルトのクロス部分において鉄心から離反する部
分が少なくなっていき、鉄心はきっちりと巻かれるよう
になる。
【0038】なお鉄心の巻き太りに伴ってベルトのクロ
ス角が小さくなり過ぎると、積層体ブロックの挿入が困
難になるおそれがある。このような状態が生じるのを防
ぐためには、前述のように、巻枠を支持する主軸及び巻
枠駆動装置を第1のフレームに取り付けるとともに、第
1及び第2のプーリとアキュムレータと加圧ローラとを
第1のフレームの上方に配置された第2のフレームに取
り付けて、無端ベルトのクロス角を所定の範囲に維持す
るように両フレームを相対的に変位させるようにするの
が好ましい。
ス角が小さくなり過ぎると、積層体ブロックの挿入が困
難になるおそれがある。このような状態が生じるのを防
ぐためには、前述のように、巻枠を支持する主軸及び巻
枠駆動装置を第1のフレームに取り付けるとともに、第
1及び第2のプーリとアキュムレータと加圧ローラとを
第1のフレームの上方に配置された第2のフレームに取
り付けて、無端ベルトのクロス角を所定の範囲に維持す
るように両フレームを相対的に変位させるようにするの
が好ましい。
【0039】このように構成しておくと、鉄心の巻き太
りに伴って第1及び第2のフレームを互いに離間する方
向に変位させることにより、無端ベルトのクロス角を所
定の範囲に維持することができるため、積層体ブロック
の巻回作業を円滑に進めることができる。
りに伴って第1及び第2のフレームを互いに離間する方
向に変位させることにより、無端ベルトのクロス角を所
定の範囲に維持することができるため、積層体ブロック
の巻回作業を円滑に進めることができる。
【0040】更に、補助ベルトを設けて、該補助ベルト
を巻枠の外周または巻枠に既に巻かれた積層体ブロック
の外周に添わせるようにすると、該補助ベルトにより積
層体ブロックを支えることができるため、巻枠に巻き付
けた積層体ブロックがずれたり落下したりするのを防ぐ
ことができ、巻鉄心の巻回作業を円滑に進めることがで
きる。
を巻枠の外周または巻枠に既に巻かれた積層体ブロック
の外周に添わせるようにすると、該補助ベルトにより積
層体ブロックを支えることができるため、巻枠に巻き付
けた積層体ブロックがずれたり落下したりするのを防ぐ
ことができ、巻鉄心の巻回作業を円滑に進めることがで
きる。
【0041】
【実施例】図1ないし図5は本発明の実施例を示したも
ので、図1はその全体的な構成を正面から見て概略的に
示した構成図、図2は図1の要部の右側面図、図3は積
層体ブロック供給装置の上面図、図4(A)ないし
(C)は動作説明図、図5はベルトの内側に積層体ブロ
ックを供給した状態を示した説明図である。
ので、図1はその全体的な構成を正面から見て概略的に
示した構成図、図2は図1の要部の右側面図、図3は積
層体ブロック供給装置の上面図、図4(A)ないし
(C)は動作説明図、図5はベルトの内側に積層体ブロ
ックを供給した状態を示した説明図である。
【0042】図1及び図2において、21は第1のフレ
ーム、22は第1のフレーム21の上方に配置された第
2のフレームで、これらのフレームは互いに接近する方
向及び離間する方向[図示の例では上下方向(図1のY
−Y´方向)]に相対的に変位し得るように設けられて
いる。第1のフレーム21及び第2のフレーム22を上
下方向に相対的に変位し得るように設けるには、例えば
第1のフレーム21及び第2のフレーム22に対して共
通のベースフレームを設けて、第1のフレーム21を図
示しないベースフレームに対して固定し、第2のフレー
ム22をベースフレームに対して上下動自在に支持する
ようにするか、または、第1のフレーム21をベースフ
レームに対して上下動自在に支持し、第2のフレーム2
2をベースフレームに対して固定するようにればよい。
ーム、22は第1のフレーム21の上方に配置された第
2のフレームで、これらのフレームは互いに接近する方
向及び離間する方向[図示の例では上下方向(図1のY
−Y´方向)]に相対的に変位し得るように設けられて
いる。第1のフレーム21及び第2のフレーム22を上
下方向に相対的に変位し得るように設けるには、例えば
第1のフレーム21及び第2のフレーム22に対して共
通のベースフレームを設けて、第1のフレーム21を図
示しないベースフレームに対して固定し、第2のフレー
ム22をベースフレームに対して上下動自在に支持する
ようにするか、または、第1のフレーム21をベースフ
レームに対して上下動自在に支持し、第2のフレーム2
2をベースフレームに対して固定するようにればよい。
【0043】本実施例においては、第2のフレーム22
が図示しないベースフレームに対して固定され、第1の
フレーム21がベースフレームに対して上下動自在に支
持されている。また第1のフレーム22を上下動させる
ための駆動機構が設けられ、巻鉄心の巻回作業の進行に
伴って第1のフレーム21を下方に変位させるように該
駆動機構が制御されるようになっている。
が図示しないベースフレームに対して固定され、第1の
フレーム21がベースフレームに対して上下動自在に支
持されている。また第1のフレーム22を上下動させる
ための駆動機構が設けられ、巻鉄心の巻回作業の進行に
伴って第1のフレーム21を下方に変位させるように該
駆動機構が制御されるようになっている。
【0044】第1のフレーム21を上下動させる駆動機
構は、例えば、フレーム21にナット側が固定されたボ
ールネジと、該ボールネジを回転駆動する電動機とによ
り構成することができる。
構は、例えば、フレーム21にナット側が固定されたボ
ールネジと、該ボールネジを回転駆動する電動機とによ
り構成することができる。
【0045】第1のフレーム21の上部には主軸23
が、その軸線を水平方向に向けた状態で回転自在に支持
され、この主軸23に巻枠Mが取り付けられている。本
実施例で用いられている巻枠Mは、その横断面の輪郭
が、矩形の各角部に丸みをつけた形状を呈するように形
成されていて、その中心軸線を主軸23の中心軸線と一
致させた状態で取り付けられている。第1のフレーム2
1の裏面側には、図示しない電動機により減速機を介し
て主軸23を回転駆動する巻枠駆動装置が設けられ、こ
の巻枠駆動装置により、巻枠Mが図示の矢印P方向に回
転駆動されるようになっている。
が、その軸線を水平方向に向けた状態で回転自在に支持
され、この主軸23に巻枠Mが取り付けられている。本
実施例で用いられている巻枠Mは、その横断面の輪郭
が、矩形の各角部に丸みをつけた形状を呈するように形
成されていて、その中心軸線を主軸23の中心軸線と一
致させた状態で取り付けられている。第1のフレーム2
1の裏面側には、図示しない電動機により減速機を介し
て主軸23を回転駆動する巻枠駆動装置が設けられ、こ
の巻枠駆動装置により、巻枠Mが図示の矢印P方向に回
転駆動されるようになっている。
【0046】本実施例においては、主軸23の軸線を含
み、垂直方向に延びる平面O−O(図1参照)を第1の
基準面とし、巻枠Mを軸線方向に2等分する位置を垂直
方向に延びる平面O´−O´(図2参照)を第2の基準
面とする。
み、垂直方向に延びる平面O−O(図1参照)を第1の
基準面とし、巻枠Mを軸線方向に2等分する位置を垂直
方向に延びる平面O´−O´(図2参照)を第2の基準
面とする。
【0047】第2のフレーム22には、アキュミュレー
タ24と、第1及び第2のプーリ25及び26と、加圧
装置27とが取り付けられて、巻枠Mと、第1及び第2
のプーリ25及び26と、アキュミュレータ24に設け
られたテンションローラ28とに、無端ベルト30が8
の字形に掛け渡されている。
タ24と、第1及び第2のプーリ25及び26と、加圧
装置27とが取り付けられて、巻枠Mと、第1及び第2
のプーリ25及び26と、アキュミュレータ24に設け
られたテンションローラ28とに、無端ベルト30が8
の字形に掛け渡されている。
【0048】アキュミュレータ24は、無端ベルト30
の弛みを除去し、かつ該無端ベルトに所定の張力を与え
るために設けられたもので、第1の基準面O−O上で主
軸23と平行に延びるように設けられた回転軸28aを
有して巻枠Mよりも上方に配置されたテンションローラ
28と、該テンションローラを垂直方向に付勢する付勢
手段としてのエアシリンダ29とからなっている。
の弛みを除去し、かつ該無端ベルトに所定の張力を与え
るために設けられたもので、第1の基準面O−O上で主
軸23と平行に延びるように設けられた回転軸28aを
有して巻枠Mよりも上方に配置されたテンションローラ
28と、該テンションローラを垂直方向に付勢する付勢
手段としてのエアシリンダ29とからなっている。
【0049】図2に示したように、テンションローラ2
8は、第2の基準面O´−O´の両側に対称に位置させ
て、かつ巻枠Mの軸線方向の両端に相応する位置よりは
内側に位置させて配置された対の単位テンションローラ
28A,28Bからなり、単位テンションローラ28
A,28Bに共通な回転軸28aがエアシリンダ29の
ピストンロッド29aに連結されている。
8は、第2の基準面O´−O´の両側に対称に位置させ
て、かつ巻枠Mの軸線方向の両端に相応する位置よりは
内側に位置させて配置された対の単位テンションローラ
28A,28Bからなり、単位テンションローラ28
A,28Bに共通な回転軸28aがエアシリンダ29の
ピストンロッド29aに連結されている。
【0050】また第1のプーリ25及び第2のプーリ2
6は、図1に示したように、第1の基準面O−Oの両側
にそれぞれの軸線を主軸23の中心軸線と平行させた状
態で、かつ巻枠Mの長辺部が水平方向に向いたときの該
巻枠Mの長辺方向の両端に相応する位置よりも更に外側
に位置させた状態で配置されている。ここで第1のプー
リ25は、第1の基準面O−Oよりも積層体ブロック供
給装置40側に位置させた状態で配置されている。なお
積層体ブロック供給装置40の構成については後述す
る。
6は、図1に示したように、第1の基準面O−Oの両側
にそれぞれの軸線を主軸23の中心軸線と平行させた状
態で、かつ巻枠Mの長辺部が水平方向に向いたときの該
巻枠Mの長辺方向の両端に相応する位置よりも更に外側
に位置させた状態で配置されている。ここで第1のプー
リ25は、第1の基準面O−Oよりも積層体ブロック供
給装置40側に位置させた状態で配置されている。なお
積層体ブロック供給装置40の構成については後述す
る。
【0051】図2に示したように、第1及び第2のプー
リ25及び26のそれぞれは、主軸23の軸線方向に間
隔をあけて配置された対の第1の単位プーリ25A,2
5B及び対の第2の単位プーリ26A,26Bからなっ
ていて、第1の単位プーリ25A,25Bは巻枠Mの軸
線方向の両端に相応する位置よりも内側に配置されてい
る。図示の例では、第1の単位プーリ25A,25Bが
第2の基準面O´−O´の両側に対称に、かつテンショ
ンローラ28A,28Bと同一の平面上に位置させた状
態で配置されている。
リ25及び26のそれぞれは、主軸23の軸線方向に間
隔をあけて配置された対の第1の単位プーリ25A,2
5B及び対の第2の単位プーリ26A,26Bからなっ
ていて、第1の単位プーリ25A,25Bは巻枠Mの軸
線方向の両端に相応する位置よりも内側に配置されてい
る。図示の例では、第1の単位プーリ25A,25Bが
第2の基準面O´−O´の両側に対称に、かつテンショ
ンローラ28A,28Bと同一の平面上に位置させた状
態で配置されている。
【0052】また第2の単位プーリ26A,26Bは、
第2の基準面O´−O´の両側に対称に、かつ巻枠の軸
線方向の両端に相応する位置よりも更に外側に位置させ
た状態で配置されている。
第2の基準面O´−O´の両側に対称に、かつ巻枠の軸
線方向の両端に相応する位置よりも更に外側に位置させ
た状態で配置されている。
【0053】本実施例においては、無端ベルト30が、
主軸23の軸線方向に間隔をあけて配置された対の単位
無端ベルト30A及び30Bからなっている。各単位無
端ベルトは、端面が円形を呈するいわゆる丸ベルトから
なっていて、主軸23の軸線方向から見た場合にほぼ8
の字形を呈するように設けられ、一方の単位無端ベルト
30Aは、その8の字の一方のループを構成する部分が
巻枠Mの外周に沿って延びるように設けられるととも
に、その8の字の他方のループを構成する部分が第1の
単位プーリ25Aと単位テンションローラ28Aと第2
の単位プーリ26Aとに掛け渡されている。また他方の
単位無端ベルト30Bは、その8の字の一方のループを
構成する部分が巻枠Mの外周に沿って延びるように設け
られるとともに、その8の字の他方のループを構成する
部分が単位プーリ25Bと単位テンションローラ28B
と単位プーリ26Bとに掛け渡されている。
主軸23の軸線方向に間隔をあけて配置された対の単位
無端ベルト30A及び30Bからなっている。各単位無
端ベルトは、端面が円形を呈するいわゆる丸ベルトから
なっていて、主軸23の軸線方向から見た場合にほぼ8
の字形を呈するように設けられ、一方の単位無端ベルト
30Aは、その8の字の一方のループを構成する部分が
巻枠Mの外周に沿って延びるように設けられるととも
に、その8の字の他方のループを構成する部分が第1の
単位プーリ25Aと単位テンションローラ28Aと第2
の単位プーリ26Aとに掛け渡されている。また他方の
単位無端ベルト30Bは、その8の字の一方のループを
構成する部分が巻枠Mの外周に沿って延びるように設け
られるとともに、その8の字の他方のループを構成する
部分が単位プーリ25Bと単位テンションローラ28B
と単位プーリ26Bとに掛け渡されている。
【0054】第1の単位プーリ25A,25Bは巻枠M
の軸線方向の両端に相応する位置よりも内側に配置さ
れ、第2の単位プーリ26A,26Bは巻枠Mの軸線方
向の両端に相応する位置よりも外側に配置されているた
め、単位無端ベルト30A,30Bは、第1の単位プー
リ25A,25Bを経て巻枠Mの下部に至るまでの間単
位プーリ25A,25B相互間の間隔に相応した間隔を
保ちつつ巻枠の中央部付近をほぼ平行に走行し、巻枠の
下部から上部に向かうに従って相互間の間隔を徐々に拡
大しつつ第2のプーリ26を構成する第2の単位プーリ
26A,26Bに至る。
の軸線方向の両端に相応する位置よりも内側に配置さ
れ、第2の単位プーリ26A,26Bは巻枠Mの軸線方
向の両端に相応する位置よりも外側に配置されているた
め、単位無端ベルト30A,30Bは、第1の単位プー
リ25A,25Bを経て巻枠Mの下部に至るまでの間単
位プーリ25A,25B相互間の間隔に相応した間隔を
保ちつつ巻枠の中央部付近をほぼ平行に走行し、巻枠の
下部から上部に向かうに従って相互間の間隔を徐々に拡
大しつつ第2のプーリ26を構成する第2の単位プーリ
26A,26Bに至る。
【0055】従って各瞬時において、第1のプーリ25
側に位置する巻枠Mの外周面上では、単位無端ベルト3
0A,30Bが巻枠Mの外周面(または巻枠に既に巻か
れた積層体ブロックの外周面)に沿って下方から上方に
向かって末広がり状に延びる状態にあり、巻枠Mの上端
付近で無端ベルト30A,30B相互間の間隔が最大に
なる。本実施例では、第1のプーリ側の巻枠上部での無
端ベルト30A,30B相互間の間隔Wが、巻枠Mに巻
かれる積層体ブロックの幅寸法よりも大きくなるよう
に、第2のプーリ26を構成する単位プーリ26A,2
6B相互間の間隔が十分に大きく設定されている。
側に位置する巻枠Mの外周面上では、単位無端ベルト3
0A,30Bが巻枠Mの外周面(または巻枠に既に巻か
れた積層体ブロックの外周面)に沿って下方から上方に
向かって末広がり状に延びる状態にあり、巻枠Mの上端
付近で無端ベルト30A,30B相互間の間隔が最大に
なる。本実施例では、第1のプーリ側の巻枠上部での無
端ベルト30A,30B相互間の間隔Wが、巻枠Mに巻
かれる積層体ブロックの幅寸法よりも大きくなるよう
に、第2のプーリ26を構成する単位プーリ26A,2
6B相互間の間隔が十分に大きく設定されている。
【0056】矩形状の巻枠に積層体ブロックを巻回して
窓部が矩形状を呈する巻鉄心を形成する場合、各単位積
層体の接合部を矩形の一方の短辺部に位置させるよう
に、積層体ブロックを巻回する。したがって巻枠Mに積
層体ブロックを巻回する際には、各積層体ブロックの先
端を巻枠Mの一方の短辺部上に位置させる必要がある。
本実施例では、第1及び第2のプーリ25及び26が第
1の基準面O−Oの両側に対称に配置されているため、
鉄心の接合部が配置される巻枠Mの短辺部を水平方向に
向けた状態にしたときに、無端ベルト30のクロス部分
が巻枠Mの短辺部の中央部に位置し、無端ベルト30と
巻枠Mの短辺部との間に積層体ブロックの先端を挿入す
るための隙間が形成される。
窓部が矩形状を呈する巻鉄心を形成する場合、各単位積
層体の接合部を矩形の一方の短辺部に位置させるよう
に、積層体ブロックを巻回する。したがって巻枠Mに積
層体ブロックを巻回する際には、各積層体ブロックの先
端を巻枠Mの一方の短辺部上に位置させる必要がある。
本実施例では、第1及び第2のプーリ25及び26が第
1の基準面O−Oの両側に対称に配置されているため、
鉄心の接合部が配置される巻枠Mの短辺部を水平方向に
向けた状態にしたときに、無端ベルト30のクロス部分
が巻枠Mの短辺部の中央部に位置し、無端ベルト30と
巻枠Mの短辺部との間に積層体ブロックの先端を挿入す
るための隙間が形成される。
【0057】加圧装置27は、第2のフレーム22に一
端がピン31を介して回動自在に支持されたへの字形の
レバー32と、レバー32の他端に回転自在に取付けら
れた加圧ローラ33と、第2のフレーム22に一端がピ
ン34を介して回動自在に支持されてピストンロッド3
5aが、レバー32の中間部にピンを介して結合された
エアシリンダ35とからなり、加圧ローラ33は、積層
体ブロック供給装置により供給される積層体ブロック
を、対の単位無端ベルト30A,30Bのそれぞれがク
ロスする位置の付近で、両単位無端ベルトの間を通して
巻枠M側に押圧するように設けられている。
端がピン31を介して回動自在に支持されたへの字形の
レバー32と、レバー32の他端に回転自在に取付けら
れた加圧ローラ33と、第2のフレーム22に一端がピ
ン34を介して回動自在に支持されてピストンロッド3
5aが、レバー32の中間部にピンを介して結合された
エアシリンダ35とからなり、加圧ローラ33は、積層
体ブロック供給装置により供給される積層体ブロック
を、対の単位無端ベルト30A,30Bのそれぞれがク
ロスする位置の付近で、両単位無端ベルトの間を通して
巻枠M側に押圧するように設けられている。
【0058】図1及び図3において40は積層体ブロッ
ク供給装置で、この供給装置は、巻枠Mの外周から第2
の単位プーリ26A,26Bに向かって延びる対の単位
無端ベルト30A,30Bの間を通して、対の第1の単
位プーリ25A,25Bから巻枠Mの外周に向って延び
る対の単位無端ベルト30A,30Bの内側に積層体ブ
ロックを供給するように設けられている。本実施例の積
層体ブロック供給装置40は、第1の単位プーリ25
A,25Bから巻枠Mの外周に向って延びる対の単位無
端ベルト30A,30Bの下方に配置されて先端部が巻
枠M側に指向された第1のベッド41と、第1のベッド
41の後端部側に、該ベッド41と同じ方向に向けて配
置された第2のベッド42と、第1のベッド41の後端
部と第2のベッド42の先端部との間に配置された送給
ローラ43と、第1のベッド41の先端部に取付けられ
た対のガイド板44,44とからなっている。ガイド板
44,44は、ベッド41の幅方向に間隔をあけた状態
で1対設けられていて、それぞれの先端が無端ベルト3
0のクロス部付近に達するように設けられている。巻枠
Mに巻き付けられる積層体ブロックBは、図示しない搬
送手段によりベッド42上に供給される。ベッド42上
に供給された積層体ブロックBは送給ローラ43の間を
通してベッド41上に送給された後、ガイド板44,4
4の間を通して対の第1の単位プーリ25A,25Bか
ら巻枠Mの外周に向って延びる対の単位無端ベルト30
A,30Bの内側に供給される。
ク供給装置で、この供給装置は、巻枠Mの外周から第2
の単位プーリ26A,26Bに向かって延びる対の単位
無端ベルト30A,30Bの間を通して、対の第1の単
位プーリ25A,25Bから巻枠Mの外周に向って延び
る対の単位無端ベルト30A,30Bの内側に積層体ブ
ロックを供給するように設けられている。本実施例の積
層体ブロック供給装置40は、第1の単位プーリ25
A,25Bから巻枠Mの外周に向って延びる対の単位無
端ベルト30A,30Bの下方に配置されて先端部が巻
枠M側に指向された第1のベッド41と、第1のベッド
41の後端部側に、該ベッド41と同じ方向に向けて配
置された第2のベッド42と、第1のベッド41の後端
部と第2のベッド42の先端部との間に配置された送給
ローラ43と、第1のベッド41の先端部に取付けられ
た対のガイド板44,44とからなっている。ガイド板
44,44は、ベッド41の幅方向に間隔をあけた状態
で1対設けられていて、それぞれの先端が無端ベルト3
0のクロス部付近に達するように設けられている。巻枠
Mに巻き付けられる積層体ブロックBは、図示しない搬
送手段によりベッド42上に供給される。ベッド42上
に供給された積層体ブロックBは送給ローラ43の間を
通してベッド41上に送給された後、ガイド板44,4
4の間を通して対の第1の単位プーリ25A,25Bか
ら巻枠Mの外周に向って延びる対の単位無端ベルト30
A,30Bの内側に供給される。
【0059】前記第1の単位プーリ25A,25Bは、
上記積層体ブロック供給装置40により無端ベルト30
の内側に供給される積層体ブロックBの移動を妨げない
位置に配置しておく。
上記積層体ブロック供給装置40により無端ベルト30
の内側に供給される積層体ブロックBの移動を妨げない
位置に配置しておく。
【0060】第1のフレーム21にはまた、ローラ51
ないし57がそれぞれの軸線を主軸23の軸線と平行さ
せた状態で取付けられている。これらのローラの内、ロ
ーラ51及び57は、第1のフレーム21の上部に位置
させて、かつ第1の基準面O−Oの両側に位置させた状
態で取付けられ、ローラ51の下方にローラ52〜55
が順次並べて配置されている。またローラ56は、ロー
ラ57の下方に、ローラ55に相応する位置に位置させ
た状態で配置され、ローラ51,55,56及び57が
それぞれ矩形の4つの角部に配置されている。また巻枠
Mの両側にそれぞれL字形のレバー58及び59がそれ
ぞれの角部を外側に向けた状態で配置されて、これらの
レバーの一端がピン60及び61により第1のフレーム
に支持されている。レバー58及び59は第1の基準面
O−Oの両側に配置されていて、これらのレバー58及
び59の他端にそれぞれ対のガイドローラ62及び63
が取り付けられている。レバー58及び59の中間部に
はそれぞれエアシリンダ64及び65のピストンロッド
64a及び65aがピンを介して結合され、エアシリン
ダ64及び65のピストンロッドと反対側の端部がピン
66及び67を介して第1のフレーム21に結合されて
いる。
ないし57がそれぞれの軸線を主軸23の軸線と平行さ
せた状態で取付けられている。これらのローラの内、ロ
ーラ51及び57は、第1のフレーム21の上部に位置
させて、かつ第1の基準面O−Oの両側に位置させた状
態で取付けられ、ローラ51の下方にローラ52〜55
が順次並べて配置されている。またローラ56は、ロー
ラ57の下方に、ローラ55に相応する位置に位置させ
た状態で配置され、ローラ51,55,56及び57が
それぞれ矩形の4つの角部に配置されている。また巻枠
Mの両側にそれぞれL字形のレバー58及び59がそれ
ぞれの角部を外側に向けた状態で配置されて、これらの
レバーの一端がピン60及び61により第1のフレーム
に支持されている。レバー58及び59は第1の基準面
O−Oの両側に配置されていて、これらのレバー58及
び59の他端にそれぞれ対のガイドローラ62及び63
が取り付けられている。レバー58及び59の中間部に
はそれぞれエアシリンダ64及び65のピストンロッド
64a及び65aがピンを介して結合され、エアシリン
ダ64及び65のピストンロッドと反対側の端部がピン
66及び67を介して第1のフレーム21に結合されて
いる。
【0061】第1のフレーム21にはまた、主軸23の
下方に位置させた状態で、可動板68が取り付けられ、
この可動板68に上下に並ぶ対のテンションローラ69
及び70が取り付けられている。可動板68は一定の範
囲を水平方向に移動自在に設けられていて、第1のフレ
ーム21に固定されたエアシリンダ71のピストンロッ
ド71aが可動板68に結合され、エアシリンダ71に
より、テンションローラ69,70が図示の矢印X方向
に往復駆動されるようになっている。テンションローラ
69及び70はそれぞれローラ52,53間、及び5
3,54間に相応する位置に配置されている。
下方に位置させた状態で、可動板68が取り付けられ、
この可動板68に上下に並ぶ対のテンションローラ69
及び70が取り付けられている。可動板68は一定の範
囲を水平方向に移動自在に設けられていて、第1のフレ
ーム21に固定されたエアシリンダ71のピストンロッ
ド71aが可動板68に結合され、エアシリンダ71に
より、テンションローラ69,70が図示の矢印X方向
に往復駆動されるようになっている。テンションローラ
69及び70はそれぞれローラ52,53間、及び5
3,54間に相応する位置に配置されている。
【0062】巻枠Mをループの外側に位置させた状態で
エンドレスの補助ベルト72が設けられている。この補
助ベルトは、その一部が第1及び第2のプーリ25及び
26と反対の側から巻枠Mに巻かれた積層体ブロックの
外周面に接触して外積層体ブロックを支持するために設
けられたもので、巻枠Mに積層体ブロックが巻回されて
いない状態にあるときには補助ベルト72が巻枠の外周
面の一部に下方から接触するようになっている。
エンドレスの補助ベルト72が設けられている。この補
助ベルトは、その一部が第1及び第2のプーリ25及び
26と反対の側から巻枠Mに巻かれた積層体ブロックの
外周面に接触して外積層体ブロックを支持するために設
けられたもので、巻枠Mに積層体ブロックが巻回されて
いない状態にあるときには補助ベルト72が巻枠の外周
面の一部に下方から接触するようになっている。
【0063】図示の補助ベルト72は積層体ブロックを
下方から支えるために充分な幅寸法を有する帯状のスチ
ールベルト(鋼帯)からなっていて、図示のように、ガ
イドローラ62、ローラ51,52,テンションローラ
69、ローラ53、テンションローラ70、ローラ54
〜57及びガイドローラ63に掛け渡されている。
下方から支えるために充分な幅寸法を有する帯状のスチ
ールベルト(鋼帯)からなっていて、図示のように、ガ
イドローラ62、ローラ51,52,テンションローラ
69、ローラ53、テンションローラ70、ローラ54
〜57及びガイドローラ63に掛け渡されている。
【0064】この例では、レバー58,59とエアシリ
ンダ64,65とによりガイドローラ付勢機構が構成さ
れ、この付勢機構とガイドローラ62,63とにより、
補助ベルトガイド機構が構成されている。ガイドローラ
62及び63は、エアシリンダ64及び65が駆動され
たときに、該エアシリンダの付勢力により図示のように
補助ベルト72に内側から接触した状態に保持されて、
該補助ベルトを巻枠Mに巻かれた積層体ブロックの外周
面の半周を超える領域に添わせるようにガイドする。ガ
イドローラ62,63は、図1に示したように補助ベル
ト72を巻枠に巻き付けられた積層体ブロックの外周面
の半周を超える領域に添わせるようにガイドする作用位
置にあるときに主軸23よりも上方に位置するように設
けられている。
ンダ64,65とによりガイドローラ付勢機構が構成さ
れ、この付勢機構とガイドローラ62,63とにより、
補助ベルトガイド機構が構成されている。ガイドローラ
62及び63は、エアシリンダ64及び65が駆動され
たときに、該エアシリンダの付勢力により図示のように
補助ベルト72に内側から接触した状態に保持されて、
該補助ベルトを巻枠Mに巻かれた積層体ブロックの外周
面の半周を超える領域に添わせるようにガイドする。ガ
イドローラ62,63は、図1に示したように補助ベル
ト72を巻枠に巻き付けられた積層体ブロックの外周面
の半周を超える領域に添わせるようにガイドする作用位
置にあるときに主軸23よりも上方に位置するように設
けられている。
【0065】この実施例では、ガイドローラ付勢機構の
駆動源としてエアシリンダ64及び65を用いることに
より、巻枠Mの回転に伴うガイドローラ62及び63の
自在な変位を許容して、巻枠Mの回転を妨げないように
している。なおガイドローラを付勢する手段としては、
エアシリンダに代えてバネを用いることもできる。
駆動源としてエアシリンダ64及び65を用いることに
より、巻枠Mの回転に伴うガイドローラ62及び63の
自在な変位を許容して、巻枠Mの回転を妨げないように
している。なおガイドローラを付勢する手段としては、
エアシリンダに代えてバネを用いることもできる。
【0066】また本実施例では、テンションローラ6
9,70とエアシリンダ71とにより、アキュミュレー
タ73が構成され、このアキュミュレータにより、補助
ベルト72に所定の張力が付与されるとともに、該補助
ベルトに弛みが生じるのが防止されている。
9,70とエアシリンダ71とにより、アキュミュレー
タ73が構成され、このアキュミュレータにより、補助
ベルト72に所定の張力が付与されるとともに、該補助
ベルトに弛みが生じるのが防止されている。
【0067】次に上記実施例の動作を図4(A)ないし
(C)を参照して説明する。図4は第1番目の積層体ブ
ロックB1 を巻き込む際の動作を示したもので、積層体
ブロックB1 は、図6に示すように、2πtずつ順次長
さが長くなっている3枚の単位積層体U1 〜U3 を、そ
れぞれの長手方向に所定のずらし寸法Lずつ位置をずら
して積層した構造を有する。
(C)を参照して説明する。図4は第1番目の積層体ブ
ロックB1 を巻き込む際の動作を示したもので、積層体
ブロックB1 は、図6に示すように、2πtずつ順次長
さが長くなっている3枚の単位積層体U1 〜U3 を、そ
れぞれの長手方向に所定のずらし寸法Lずつ位置をずら
して積層した構造を有する。
【0068】鉄心の巻回作業を行う際には、巻枠Mの短
辺部を水平方向に向けた状態にしておき、エアシリンダ
29を駆動してテンションローラ28を上方に付勢する
ことにより無端ベルト30に所定の張力を与える。また
エアシリンダ64及び65を駆動して対のガイドローラ
62及び63を巻枠M側に付勢し、これにより補助ベル
ト72を巻枠Mの外周面に接触させる。更に、エアシリ
ンダ35のピストンロッドを後退させて、図4(A)に
示すように、加圧ローラ33を巻枠Mから離れた位置に
退避させておく。
辺部を水平方向に向けた状態にしておき、エアシリンダ
29を駆動してテンションローラ28を上方に付勢する
ことにより無端ベルト30に所定の張力を与える。また
エアシリンダ64及び65を駆動して対のガイドローラ
62及び63を巻枠M側に付勢し、これにより補助ベル
ト72を巻枠Mの外周面に接触させる。更に、エアシリ
ンダ35のピストンロッドを後退させて、図4(A)に
示すように、加圧ローラ33を巻枠Mから離れた位置に
退避させておく。
【0069】この状態で第1の積層体ブロックB1 を積
層体ブロック供給装置40のベッド42上に供給し、そ
の先端を送給ローラ43の間に挿入する。これにより図
4(A)に示すように積層体ブロックB1 をベッド41
上を経て巻枠M側に送給して、図5に示すように、積層
体ブロックB1 の先端を巻枠Mの上側の短辺部上に到達
させる。このとき積層体ブロックB1 の先端部の階段状
の傾斜面の中央部(今の例では2枚目の単位積層体U2
の先端)を巻枠Mの短辺部のほぼ中央部に一致させてお
く。
層体ブロック供給装置40のベッド42上に供給し、そ
の先端を送給ローラ43の間に挿入する。これにより図
4(A)に示すように積層体ブロックB1 をベッド41
上を経て巻枠M側に送給して、図5に示すように、積層
体ブロックB1 の先端を巻枠Mの上側の短辺部上に到達
させる。このとき積層体ブロックB1 の先端部の階段状
の傾斜面の中央部(今の例では2枚目の単位積層体U2
の先端)を巻枠Mの短辺部のほぼ中央部に一致させてお
く。
【0070】次いで、図4(B)に示したように、エア
シリンダ35のピストンロッドを伸長させることにより
加圧ローラ33を巻枠側に付勢して、該加圧ローラを積
層体ブロックB1 の先端部付近に当接させ、該加圧ロー
ラにより積層体ブロックB1を巻枠Mに対して押圧す
る。
シリンダ35のピストンロッドを伸長させることにより
加圧ローラ33を巻枠側に付勢して、該加圧ローラを積
層体ブロックB1 の先端部付近に当接させ、該加圧ロー
ラにより積層体ブロックB1を巻枠Mに対して押圧す
る。
【0071】この状態で図示しない巻枠駆動装置を起動
して、図4(C)に示すように、主軸23を図1におい
て反時計方向に回転させ、巻枠Mを主軸と同方向に回転
させる。これにより無端ベルト30を図示の矢印Q方向
に走行させ、補助ベルト72を矢印R方向に走行させ
る。このとき積層体ブロックB1 は、無端ベルト30と
巻枠Mとの間に巻き込まれ、巻枠Mの回転に伴って、無
端ベルト30により巻枠Mに押し付けられた状態に保持
されつつ巻枠Mの外周に巻き付けられる。巻枠Mが1回
転したところで、巻枠Mを停止させる。これにより、積
層体ブロックB1が巻枠Mの回りに巻き付けられ、その
両端が図7に示すように重ね合わせ接合された状態にな
る。
して、図4(C)に示すように、主軸23を図1におい
て反時計方向に回転させ、巻枠Mを主軸と同方向に回転
させる。これにより無端ベルト30を図示の矢印Q方向
に走行させ、補助ベルト72を矢印R方向に走行させ
る。このとき積層体ブロックB1 は、無端ベルト30と
巻枠Mとの間に巻き込まれ、巻枠Mの回転に伴って、無
端ベルト30により巻枠Mに押し付けられた状態に保持
されつつ巻枠Mの外周に巻き付けられる。巻枠Mが1回
転したところで、巻枠Mを停止させる。これにより、積
層体ブロックB1が巻枠Mの回りに巻き付けられ、その
両端が図7に示すように重ね合わせ接合された状態にな
る。
【0072】次いで、再び加圧ローラ33を退避させ
て、積層体ブロック供給装置40により、次の積層体ブ
ロックB2 を巻枠Mに既に巻回された積層体ブロックB
1 の短辺部上に供給し、加圧ローラ33を付勢して該積
層体ブロックB2 の先端に当接させた後、巻枠Mを1回
転させて、積層体ブロックB2 を巻枠Mの回りに巻回す
る。以下同様にして、所定の積層厚が得られるまで、加
圧ローラの退避、積層体ブロックの供給、加圧ローラの
付勢、巻枠Mの1回転、巻枠の停止、加圧ローラの退避
のサイクルを繰り返すことにより、巻枠Mの回りに一連
の積層体ブロックを巻回積層して巻鉄心を構成する。本
実施例では、積層体ブロックB2 の上に積層体ブロック
B3 を巻回して、図7に示すような巻鉄心を構成する。
て、積層体ブロック供給装置40により、次の積層体ブ
ロックB2 を巻枠Mに既に巻回された積層体ブロックB
1 の短辺部上に供給し、加圧ローラ33を付勢して該積
層体ブロックB2 の先端に当接させた後、巻枠Mを1回
転させて、積層体ブロックB2 を巻枠Mの回りに巻回す
る。以下同様にして、所定の積層厚が得られるまで、加
圧ローラの退避、積層体ブロックの供給、加圧ローラの
付勢、巻枠Mの1回転、巻枠の停止、加圧ローラの退避
のサイクルを繰り返すことにより、巻枠Mの回りに一連
の積層体ブロックを巻回積層して巻鉄心を構成する。本
実施例では、積層体ブロックB2 の上に積層体ブロック
B3 を巻回して、図7に示すような巻鉄心を構成する。
【0073】鉄心の巻き太りに伴ってベルトのクロス角
θが小さくなり過ぎると、積層体ブロックの挿入が困難
になるおそれがある。このような状態が生じるのを防ぐ
ために、本実施例では、巻枠Mに1積層帯ブロックを巻
回する毎に、第1のフレーム21を所定の距離だけ下方
に変位させて、無端ベルトのクロス角θを所定の範囲に
維持するようにしている。
θが小さくなり過ぎると、積層体ブロックの挿入が困難
になるおそれがある。このような状態が生じるのを防ぐ
ために、本実施例では、巻枠Mに1積層帯ブロックを巻
回する毎に、第1のフレーム21を所定の距離だけ下方
に変位させて、無端ベルトのクロス角θを所定の範囲に
維持するようにしている。
【0074】なお上記の例では、各積層体ブロックが3
つの単位積層体を積層したものからなり、3つの積層体
ブロックを積層することにより巻鉄心を構成している
が、巻鉄心を構成する積層体ブロックの数は任意であ
り、また各積層体ブロックを構成する単位積層体の数は
1以上であればよい。
つの単位積層体を積層したものからなり、3つの積層体
ブロックを積層することにより巻鉄心を構成している
が、巻鉄心を構成する積層体ブロックの数は任意であ
り、また各積層体ブロックを構成する単位積層体の数は
1以上であればよい。
【0075】上記実施例のように、無端ベルトを8の字
形に設けると、無端ベルトのクロス角θが変化して主軸
と巻枠の外径の変化、または該巻枠に巻かれた鉄心の外
径の変化を吸収するため、巻枠の横断面の輪郭が円形で
ある場合はもちろん、上記の実施例のように巻枠Mの横
断面の輪郭が矩形状を呈している場合でも、該巻枠を円
滑に回転させることができる。
形に設けると、無端ベルトのクロス角θが変化して主軸
と巻枠の外径の変化、または該巻枠に巻かれた鉄心の外
径の変化を吸収するため、巻枠の横断面の輪郭が円形で
ある場合はもちろん、上記の実施例のように巻枠Mの横
断面の輪郭が矩形状を呈している場合でも、該巻枠を円
滑に回転させることができる。
【0076】また上記のように、無端ベルト30を8の
字形に設けておくと、巻枠Mの外周部または該巻枠に巻
かれた鉄心(積層体ブロック)の外周部の内、ベルトが
接触しない部分を少なくすることができるため、巻枠に
巻回された単位積層体が浮き上がるのを防いで、単位積
層体をきっちりと巻回することができる。
字形に設けておくと、巻枠Mの外周部または該巻枠に巻
かれた鉄心(積層体ブロック)の外周部の内、ベルトが
接触しない部分を少なくすることができるため、巻枠に
巻回された単位積層体が浮き上がるのを防いで、単位積
層体をきっちりと巻回することができる。
【0077】なお無端ベルト30がクロスする部分で
は、ベルトが巻枠または巻枠に既に巻かれた積層体ブロ
ックから離れるため、巻枠Mに巻回された単位積層体の
端部がベルトのクロス部分に対向した際に、単位積層体
の端部が巻枠から離反する方向に変位するおそれがある
が、巻枠から離反するように変位した単位積層体の端部
は、該単位積層体の離反した端部と同じ方向に傾斜して
いるベルト30のクロス部分付近の内面に接触してその
離反が阻止され、その後巻枠の回転に伴って再びベルト
の内側に巻き込まれて巻枠に押し付けられるため、単位
積層体の離反した端部により巻枠の回転が妨げられるこ
とはない。従って、鉄心の巻回作業を支障なく行わせ
て、各単位積層体の両端が正しく接合された巻鉄心を得
ることができる。
は、ベルトが巻枠または巻枠に既に巻かれた積層体ブロ
ックから離れるため、巻枠Mに巻回された単位積層体の
端部がベルトのクロス部分に対向した際に、単位積層体
の端部が巻枠から離反する方向に変位するおそれがある
が、巻枠から離反するように変位した単位積層体の端部
は、該単位積層体の離反した端部と同じ方向に傾斜して
いるベルト30のクロス部分付近の内面に接触してその
離反が阻止され、その後巻枠の回転に伴って再びベルト
の内側に巻き込まれて巻枠に押し付けられるため、単位
積層体の離反した端部により巻枠の回転が妨げられるこ
とはない。従って、鉄心の巻回作業を支障なく行わせ
て、各単位積層体の両端が正しく接合された巻鉄心を得
ることができる。
【0078】巻枠に巻かれた鉄心の厚みが小さい間は、
無端ベルト30のクロス角θが比較的大きいため、無端
ベルトのクロス部分で鉄心の巻き付けがルーズになるお
それがある。このような状態が生じるのを防ぐために
は、上記の実施例のように、シリンダ35等により駆動
されて、積層体ブロックを巻枠に押圧する加圧ローラ3
3を設けておくのが好ましい。このような加圧ローラを
設けておくと、無端ベルトのクロス部分で積層体ブロッ
クを巻枠に押し付けることができるため、鉄心を緩みな
く巻回することができる。
無端ベルト30のクロス角θが比較的大きいため、無端
ベルトのクロス部分で鉄心の巻き付けがルーズになるお
それがある。このような状態が生じるのを防ぐために
は、上記の実施例のように、シリンダ35等により駆動
されて、積層体ブロックを巻枠に押圧する加圧ローラ3
3を設けておくのが好ましい。このような加圧ローラを
設けておくと、無端ベルトのクロス部分で積層体ブロッ
クを巻枠に押し付けることができるため、鉄心を緩みな
く巻回することができる。
【0079】積層体ブロックの巻回作業が進み、巻枠に
巻かれる鉄心の厚みが厚くなっていくと、ベルトのクロ
ス角が小さくなっていくため、加圧ローラの力を借りな
くてもベルトのクロス部分において鉄心から離反する部
分が少なくなっていき、鉄心は緩みなく巻かれるように
なる。
巻かれる鉄心の厚みが厚くなっていくと、ベルトのクロ
ス角が小さくなっていくため、加圧ローラの力を借りな
くてもベルトのクロス部分において鉄心から離反する部
分が少なくなっていき、鉄心は緩みなく巻かれるように
なる。
【0080】上記の実施例のように、補助ベルト72を
設けて、該補助ベルトを巻枠Mの外周または巻枠Mに既
に巻かれた積層体ブロックの外周に添わせるようにする
と、該補助ベルトにより巻枠に巻かれた積層体ブロック
を支えることができるため、巻枠に巻き付けた積層体ブ
ロックがずれたり落下したりするのを防ぐことができ、
巻鉄心の巻回作業を円滑に進めることができる。
設けて、該補助ベルトを巻枠Mの外周または巻枠Mに既
に巻かれた積層体ブロックの外周に添わせるようにする
と、該補助ベルトにより巻枠に巻かれた積層体ブロック
を支えることができるため、巻枠に巻き付けた積層体ブ
ロックがずれたり落下したりするのを防ぐことができ、
巻鉄心の巻回作業を円滑に進めることができる。
【0081】上記の説明では、最初巻枠Mの短辺部を水
平方向に向けた状態にして、積層体ブロックの先端を巻
枠Mの短辺部のほぼ中央に位置させた状態で加圧ローラ
33により積層体ブロックの先端を巻枠Mに対して押さ
え付けるようにしたが、巻枠Mの短辺部を水平方向に対
して僅かに傾斜させた状態で停止させることにより、無
端ベルト30が巻枠Mから離反する点を巻枠Mの短辺部
のほぼ中央部付近に位置させた状態にして(即ち、巻枠
が停止しているときに無端ベルトが巻枠の短辺部の中央
部付近に接触している状態にして)、積層体ブロックの
先端を無端ベルトと巻枠の短辺部との間に挟み込んだ後
に巻枠Mを1回転させるようにすれば、特に加圧ローラ
33により積層体ブロックの先端部を押さえなくても該
積層体ブロックの巻回を行わせることができる。従って
加圧ローラ33は省略することもできる。
平方向に向けた状態にして、積層体ブロックの先端を巻
枠Mの短辺部のほぼ中央に位置させた状態で加圧ローラ
33により積層体ブロックの先端を巻枠Mに対して押さ
え付けるようにしたが、巻枠Mの短辺部を水平方向に対
して僅かに傾斜させた状態で停止させることにより、無
端ベルト30が巻枠Mから離反する点を巻枠Mの短辺部
のほぼ中央部付近に位置させた状態にして(即ち、巻枠
が停止しているときに無端ベルトが巻枠の短辺部の中央
部付近に接触している状態にして)、積層体ブロックの
先端を無端ベルトと巻枠の短辺部との間に挟み込んだ後
に巻枠Mを1回転させるようにすれば、特に加圧ローラ
33により積層体ブロックの先端部を押さえなくても該
積層体ブロックの巻回を行わせることができる。従って
加圧ローラ33は省略することもできる。
【0082】上記の実施例では、1つの積層体ブロック
を巻回するごとに巻枠を停止させるようにしたが、巻枠
を連続的に回転させながら所定のタイミングで積層体ブ
ロックを無端ベルトの内側に供給することにより、巻鉄
心を巻回するようにしてもよい。
を巻回するごとに巻枠を停止させるようにしたが、巻枠
を連続的に回転させながら所定のタイミングで積層体ブ
ロックを無端ベルトの内側に供給することにより、巻鉄
心を巻回するようにしてもよい。
【0083】上記の実施例では、加圧ローラを巻枠の外
周に配置された積層体ブロックに直接当接させるように
したが、加圧ローラを無端ベルトを介して積層体ブロッ
クに当接させるように構成してもよい。
周に配置された積層体ブロックに直接当接させるように
したが、加圧ローラを無端ベルトを介して積層体ブロッ
クに当接させるように構成してもよい。
【0084】上記の実施例では、無端ベルト30に張力
を与えるテンションローラ28を付勢する手段としてエ
アシリンダ29を用い、補助ベルト72に張力を与える
テンションローラ69,70を付勢する手段としてエア
シリンダ71を用いたが、これらのエアシリンダに代え
てバネを用いることもできる。
を与えるテンションローラ28を付勢する手段としてエ
アシリンダ29を用い、補助ベルト72に張力を与える
テンションローラ69,70を付勢する手段としてエア
シリンダ71を用いたが、これらのエアシリンダに代え
てバネを用いることもできる。
【0085】上記の実施例では、テンションローラ28
を構成する対の単位テンションローラ28A,28B
を、第2の基準面O´−O´の両側に対称に配置してい
るが、これらの単位テンションローラは必ずしも第2の
基準面に対して対称に配置する必要はない。
を構成する対の単位テンションローラ28A,28B
を、第2の基準面O´−O´の両側に対称に配置してい
るが、これらの単位テンションローラは必ずしも第2の
基準面に対して対称に配置する必要はない。
【0086】また上記の実施例では、対の第1の単位プ
ーリ25A,25Bを第2の基準面O´−O´の両側に
対称に配置し、対の第2の単位プーリ26A,26Bを
第2の基準面O´−O´の両側に対称に配置している
が、これらの対の単位プーリも必ずしも第2の基準面に
対して対称に配置する必要はない。
ーリ25A,25Bを第2の基準面O´−O´の両側に
対称に配置し、対の第2の単位プーリ26A,26Bを
第2の基準面O´−O´の両側に対称に配置している
が、これらの対の単位プーリも必ずしも第2の基準面に
対して対称に配置する必要はない。
【0087】上記の実施例では、積層体ブロック供給装
置40が、積層体ブロックBを、水平方向に対して僅か
に傾斜した方向に沿って、斜め下方に向けて無端ベルト
の内側に供給するようにしたが、本発明において積層体
ブロックを供給する方向は任意である。例えば、図1に
示した装置全体を時計方向に所定角度傾けた状態で配置
して、積層体ブロックBを斜め上方に向けて無端ベルト
の内側に供給するように構成することもできる。
置40が、積層体ブロックBを、水平方向に対して僅か
に傾斜した方向に沿って、斜め下方に向けて無端ベルト
の内側に供給するようにしたが、本発明において積層体
ブロックを供給する方向は任意である。例えば、図1に
示した装置全体を時計方向に所定角度傾けた状態で配置
して、積層体ブロックBを斜め上方に向けて無端ベルト
の内側に供給するように構成することもできる。
【0088】上記の実施例では、巻枠Mとして、その横
断面がほぼ矩形状を呈するものを用いているが、横断面
が円形状を呈する巻枠を用いることもできる。
断面がほぼ矩形状を呈するものを用いているが、横断面
が円形状を呈する巻枠を用いることもできる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、無端ベ
ルトを8の字形に設けて、無端ベルトのクロス角の変化
により主軸と巻枠の外径の変化、または該巻枠に巻かれ
た鉄心の外径の変化を吸収するようにしたので、横断面
の輪郭が矩形状を呈している巻枠をも円滑に回転させる
ことができる。従って、巻枠の断面形状の如何に係わり
なく、巻鉄心の巻回を機械的に行わせて、巻鉄心の製造
能率を向上させることができる。
ルトを8の字形に設けて、無端ベルトのクロス角の変化
により主軸と巻枠の外径の変化、または該巻枠に巻かれ
た鉄心の外径の変化を吸収するようにしたので、横断面
の輪郭が矩形状を呈している巻枠をも円滑に回転させる
ことができる。従って、巻枠の断面形状の如何に係わり
なく、巻鉄心の巻回を機械的に行わせて、巻鉄心の製造
能率を向上させることができる。
【0090】また本発明によれば、無端ベルトを8の字
形に設けたことにより、巻枠の外周部または該巻枠に巻
かれた鉄心の外周部の内、ベルトが接触しない部分を少
なくすることができるため、巻枠に巻回された単位積層
体が浮き上がるのを防いで、単位積層体を緩みなく巻回
することができる利点がある。
形に設けたことにより、巻枠の外周部または該巻枠に巻
かれた鉄心の外周部の内、ベルトが接触しない部分を少
なくすることができるため、巻枠に巻回された単位積層
体が浮き上がるのを防いで、単位積層体を緩みなく巻回
することができる利点がある。
【0091】特に請求項3及び5に記載した発明によれ
ば、巻枠の外周に配置された積層体ブロックを巻枠側に
押圧する加圧ローラを設けたので、無端ベルトのクロス
部分で積層体ブロックが巻枠から離反するのを防ぐこと
ができるため、鉄心を緩みなく巻回することができる。
ば、巻枠の外周に配置された積層体ブロックを巻枠側に
押圧する加圧ローラを設けたので、無端ベルトのクロス
部分で積層体ブロックが巻枠から離反するのを防ぐこと
ができるため、鉄心を緩みなく巻回することができる。
【0092】更に請求項6に記載した発明によれば、巻
枠を支持する主軸及び巻枠駆動装置を第1のフレームに
取り付けるとともに、第1及び第2のプーリとアキュム
レータと加圧ローラとを第1のフレームの上方に配置さ
れた第2のフレームに取り付けて、無端ベルトのクロス
角を所定の範囲に維持するように両フレームを相対的に
変位させるようにしたので、鉄心の巻き太りに伴って第
1及び第2のフレームを互いに離間する方向に変位させ
ることにより、無端ベルトのクロス角を所定の範囲に維
持して積層体ブロックの巻回作業を円滑に進めることが
できる。
枠を支持する主軸及び巻枠駆動装置を第1のフレームに
取り付けるとともに、第1及び第2のプーリとアキュム
レータと加圧ローラとを第1のフレームの上方に配置さ
れた第2のフレームに取り付けて、無端ベルトのクロス
角を所定の範囲に維持するように両フレームを相対的に
変位させるようにしたので、鉄心の巻き太りに伴って第
1及び第2のフレームを互いに離間する方向に変位させ
ることにより、無端ベルトのクロス角を所定の範囲に維
持して積層体ブロックの巻回作業を円滑に進めることが
できる。
【0093】また請求項7に記載した発明によれば、補
助ベルトを設けて、該補助ベルトを巻枠に巻かれた積層
体ブロックの外周に添わせることにより積層体ブロック
を支えるようにしたため、巻枠に巻き付けた積層体ブロ
ックがずれたり落下したりするのを防ぐことができ、巻
鉄心の巻回作業を安全かつ円滑に進めることができる。
助ベルトを設けて、該補助ベルトを巻枠に巻かれた積層
体ブロックの外周に添わせることにより積層体ブロック
を支えるようにしたため、巻枠に巻き付けた積層体ブロ
ックがずれたり落下したりするのを防ぐことができ、巻
鉄心の巻回作業を安全かつ円滑に進めることができる。
【図1】本発明の実施例の全体的な構成を正面から見て
概略的に示した構成図である。
概略的に示した構成図である。
【図2】図1の要部の右側面図である。
【図3】本発明の実施例で用いる積層体ブロック供給装
置の上面図である。
置の上面図である。
【図4】(A)ないし(C)はそれぞれ本発明の実施例
の動作の異なる過程を順に示した動作説明図である。
の動作の異なる過程を順に示した動作説明図である。
【図5】本発明の実施例においてベルトの内側に積層体
ブロックを供給した状態を示した説明図である。
ブロックを供給した状態を示した説明図である。
【図6】積層体ブロックの構成の一例を示した斜視図で
ある。
ある。
【図7】巻鉄心の構造の一例を示した正面図である。
【図8】従来の巻鉄心製造装置の構成を示した構成図で
ある。
ある。
21 第1のフレーム 22 第2のフレーム 23 主軸 24 アキュミュレータ 25 第1のプーリ 25A,25B 第1の単位プーリ 26 第2のプーリ 26A,26B 第2の単位プーリ 27 加圧ローラ 28 テンションローラ 28A,28B 単位テンションローラ 29 エアシリンダ 30 無端ベルト 30A,30B 単位無端ベルト 40 積層体ブロック供給装置 51〜57 ローラ 62,63 ガイドローラ 64,65 エアシリンダ 69,70 テンションローラ 71 エアシリンダ 72 補助ベルト 73 アキュミュレータ M 巻枠
Claims (8)
- 【請求項1】 中心部が主軸により支持された巻枠と、
前記主軸を回転駆動する巻枠駆動装置と、前記巻枠の外
周に沿う部分を有して前記巻枠の回転により駆動される
ように設けられた無端ベルトと、非晶質磁性合金薄帯を
複数枚積層したものからなる単位積層体をn個(nは1
以上の整数)ずつそれぞれの位置を長手方向にずらした
状態で積層した構造を有する積層体ブロックを前記無端
ベルトの内側に順次供給する積層体ブロック供給装置と
を備え、前記積層体ブロック供給装置により順次供給さ
れる積層体ブロックを前記無端ベルトの内側に巻き込む
ことにより巻枠上に複数の積層体ブロックを巻回積層し
て巻鉄心を製造する巻鉄心製造装置において、 前記無端ベルトは、前記主軸の軸線方向から見た場合に
ほぼ8の字形を呈していて、該8の字の一方のループを
構成する部分が前記巻枠の外周に沿って延びるように設
けられ、 前記積層体ブロック供給装置は前記無端ベルトがクロス
する部分で該無端ベルトの内側に積層体ブロックを供給
するように設けられていることを特徴とする巻鉄心製造
装置。 - 【請求項2】 前記無端ベルトは、前記主軸の軸線方向
に間隔をあけて配置された対の単位無端ベルトからなっ
ていることを特徴とする請求項1に記載の巻鉄心製造装
置。 - 【請求項3】 前記巻枠の外周に配置された積層体ブロ
ックを、前記対の単位無端ベルトのそれぞれがクロスす
る位置の付近で巻枠側に押圧するように設けられた加圧
ローラを更に備えていることを特徴とする請求項2に記
載の巻鉄心製造装置。 - 【請求項4】 軸線を水平方向に向けた主軸により中心
部が支持された巻枠と、前記主軸を回転駆動する巻枠駆
動装置と、前記巻枠の外周に沿う部分を有して前記巻枠
の回転により駆動されるように設けられた無端ベルト
と、非晶質磁性合金薄帯を複数枚積層したものからなる
単位積層体をn個(nは1以上の整数)ずつそれぞれの
位置を長手方向にずらした状態で積層した構造を有する
積層体ブロックを前記無端ベルトの内側に順次供給する
積層体ブロック供給装置とを備え、前記積層体ブロック
供給装置により順次供給される積層体ブロックを前記無
端ベルトの内側に巻き込むことにより巻枠上に複数の積
層体ブロックを巻回積層して巻鉄心を製造する巻鉄心製
造装置において、 前記主軸と平行な回転軸を有して巻枠の上方に配置され
たテンションローラと該テンションローラを付勢する付
勢手段とを備えたアキュムレータと、 前記主軸の中心軸線を含み垂直方向に延びる第1の基準
面の両側にそれぞれの軸線を前記主軸の中心軸線と平行
させた状態で配置された第1及び第2のプーリとを具備
し、 前記テンションローラは、前記巻枠を軸線方向に2等分
する位置を垂直方向に延びる第2の基準面の両側に位置
させて、かつ該巻枠の軸線方向の両端に相応する位置よ
りは内側に位置させた状態で配置された対の単位テンシ
ョンローラからなり、 前記第1のプーリは前記第1の基準面よりも積層体ブロ
ック供給装置側に位置させた状態で前記第2の基準面の
両側に配置された対の第1の単位プーリからなってい
て、該対の第1の単位プーリは前記巻枠の軸線方向の両
端に相応する位置よりも内側に配置され、 前記第2のプーリは、前記第2の基準面の両側に配置さ
れた対の第2の単位プーリからなっていて、該対の第2
の単位プーリは前記巻枠の軸線方向の両端に相応する位
置よりも外側に配置され、 前記無端ベルトは前記主軸の軸線方向に間隔をあけて配
置された対の単位無端ベルトからなっていて、各単位無
端ベルトは、前記主軸の軸線方向から見た場合にほぼ8
の字形を呈するように設けられ、 前記対の単位無端ベルトのそれぞれの8の字の一方のル
ープを構成する部分は前記巻枠の外周に沿って延びるよ
うに設けられ、 前記対の単位無端ベルトの8の字の他方のループを構成
する部分はそれぞれ前記対の第1の単位プーリと対の第
2の単位プーリと対の単位テンションローラとに掛け渡
され、 前記単位無端ベルトがクロスする部分では、巻枠の外周
から対の第2の単位プーリに至る対の単位無端ベルトが
対の第1の単位プーリから巻枠に至る対の単位無端ベル
トよりも外側に配置され、 前記積層体ブロック供給装置は、前記巻枠の外周から第
2の単位プーリに向かって延びる対の単位無端ベルトの
間を通して、前記対の第1の単位プーリから巻枠の外周
に向って延びる対の単位無端ベルトの内側に積層体ブロ
ックを供給するように設けられ、 前記巻枠駆動装置は、前記積層体ブロックを巻回する際
に、前記対の無端ベルトを前記巻枠の外周と対の第2の
単位プーリと対のテンションローラと対の第1の単位プ
ーリとを順に経由して走行させるように前記主軸を駆動
することを特徴とする巻鉄心製造装置。 - 【請求項5】 前記巻枠の外周に配置された積層体ブロ
ックを、前記対の単位無端ベルトのそれぞれがクロスす
る位置の付近で巻枠側に押圧するように設けられた加圧
ローラを更に備えていることを特徴とする請求項4に記
載の巻鉄心製造装置。 - 【請求項6】 前記巻枠を支持する主軸と巻枠駆動装置
とは第1のフレームに取り付けられ、 前記第1及び第2のプーリとアキュムレータと加圧ロー
ラとは前記第1のフレームの上方に配置された第2のフ
レームに取り付けられ、 前記第1及び第2のフレームは垂直方向に相対的に変位
し得るように設けられ、 前記各単位無端ベルトのクロス角を所定の範囲に維持す
るように両フレームを相対的に変位させるフレーム駆動
機構が設けられていることを特徴とする請求項5に記載
の巻鉄心製造装置。 - 【請求項7】 前記巻枠をループの外側に位置させた状
態で配置されて一部が前記第1及び第2のプーリと反対
の側から巻枠に巻かれた積層体ブロックの外周面に接触
し得るように複数のローラにより案内されたエンドレス
の補助ベルトと、 前記補助ベルトのループの内側に位置させた状態で前記
巻枠の両側にそれぞれ配置されて前記補助ベルトに内側
から接触する対のガイドローラと、該対のガイドローラ
を前記巻枠側に付勢するガイドローラ付勢機構とを備え
て、該対のガイドローラにより補助ベルトの一部を巻枠
に巻かれた積層体ブロックに添わせるようにガイドする
対の補助ベルトガイド機構とが更に設けられ、 前記ガイドローラ付勢機構は、前記巻枠の回転を許容す
べく巻枠の回転に伴って前記ガイドローラを変位させ得
るように設けられていることを特徴とする請求項4,5
または6のいずれかに記載の巻鉄心製造装置。 - 【請求項8】 前記巻枠はその横断面がほぼ矩形状また
は円形状を呈していることを特徴とする請求項1ないし
7のいずれか1つに記載の巻鉄心製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11989395A JPH08316075A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 巻鉄心製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11989395A JPH08316075A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 巻鉄心製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08316075A true JPH08316075A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14772840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11989395A Pending JPH08316075A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 巻鉄心製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08316075A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10172849A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Daihen Corp | 巻鉄心製造装置 |
-
1995
- 1995-05-18 JP JP11989395A patent/JPH08316075A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10172849A (ja) * | 1996-12-05 | 1998-06-26 | Daihen Corp | 巻鉄心製造装置 |
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