JPH08316521A - 光電変換装置、画像読取装置、及びファクシミリ - Google Patents

光電変換装置、画像読取装置、及びファクシミリ

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JPH08316521A
JPH08316521A JP7123667A JP12366795A JPH08316521A JP H08316521 A JPH08316521 A JP H08316521A JP 7123667 A JP7123667 A JP 7123667A JP 12366795 A JP12366795 A JP 12366795A JP H08316521 A JPH08316521 A JP H08316521A
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JP
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photoelectric conversion
light
sensor
conversion device
thickness
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JP7123667A
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Tetsuro Asaba
哲朗 浅羽
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Canon Inc
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/10Integrated devices
    • H10F39/12Image sensors
    • H10F39/18Complementary metal-oxide-semiconductor [CMOS] image sensors; Photodiode array image sensors
    • H10F39/182Colour image sensors
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/80Constructional details of image sensors
    • H10F39/807Pixel isolation structures
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光電変換素子自体に光波長依存性を持たせ
て、カラーフィルタを省略する。 【構成】 同一基体内に、光の波長帯域に対する感度の
異なる複数の光電変換素子(センサI〜III)を有する
光電変換装置であって、半導体材料による吸収層108
の有無又は/及び厚さの調整と、光電変換領域を構成す
る半導体エピタキシャル層104の厚さ又は半導体基体
中に広がる空乏層の大きさの調整との組み合せにより、
各光電変換素子の光の波長帯域に対する感度を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は色識別能力を持った光電
変換装置、画像読取装置、ファクシミリに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、色(光の波長)に対する識別能力
を持ったイメージリーダーは、CCD、フォトダイオー
ド、フォトトランジスタの上層に、有機物等のカラーフ
ィルタを蒸着、もしくは貼り付けるような方法で、光を
波長別に分解し読み取る方法を用いてきた。
【0003】一例を挙げれば、三原色の赤,緑,青
(R,G,B)の三成分に分離するフィルタ配列方式、
もしくは補色のシアン,黄,マゼンタ(C,Y,M)の
三成分に分離するフィルタ配列方式などである。これら
の配列は成分別に幾何学模様に配列され、波長成分別に
電気信号に変換される。この変換状態を行列で表現する
と、
【0004】
【数1】 ここで、ER :赤成分の電気出力、EG :緑成分の電気
出力、EB :青成分の電気出力、k1 :光電変換係数、
R :赤フィルタの透過係数、aG :緑フィルタの透過
係数、aB :青フィルタの透過係数、IR :赤帯域の光
強度、IG :緑帯域の光強度、IB :青帯域の光強度と
なる。
【0005】つまり、光はセンサに入射された時点で、
ほぼ波長帯域別に分離され、電気信号に変換される。当
然のことながら、混色に対しては強い方式となり、色分
解能は優れたものになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、フォトセンサ上層にフィルタを積み重ねていく
ために次のような課題があった。すなわち、蒸着法等で
は、色別に、フィルタ素材の堆積、形状加工を行い、最
低3回ずつの蒸着及びパターニングが必要であった。更
に、上記工程のほかに平坦化層の挿入や付加的工程が加
わることも多く、モノクロのイメージリーダーに比較し
て6〜8割程高価になることもまれではなかった。
【0007】本発明の目的は、かかるフィルタ形成に関
する工程を全て、もしくは大部分排除し、センサのデバ
イス構造によって、最終的に色分離された、もしくは色
分離され得る電気信号を集積回路から出力できるように
することである。また、このことによって、カラーイメ
ージリーダーの作製コストを大幅に削減することも、最
終的な目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光電変換装置
は、同一基体内に、光の波長帯域に対する感度の異なる
複数の光電変換素子を有する光電変換装置であって、半
導体材料による吸収層の有無又は/及び厚さの調整と、
光電変換領域を構成する半導体エピタキシャル層の厚さ
の調整との組み合せにより、各光電変換素子の光の波長
帯域に対する感度を変えてなるものである。
【0009】また、本発明の光電変換装置は、同一基体
内に、光の波長帯域に対する感度の異なる複数の絶縁ゲ
ート型光電変換素子を有する光電変換装置であって、半
導体材料による吸収層の有無又は/及び厚さの調整と、
半導体基体中に広がる空乏層の大きさの調整との組み合
せにより、各絶縁ゲート型光電変換素子の光の波長帯域
に対する感度を変えてなるものである。
【0010】本発明の画像読取装置は、光の波長帯域に
対する感度の異なるn種類の光電変換部と、該光電変換
部で光電変換されたキャリアに対応する出力とn種類の
波長帯域の光の光強度との、各光電変換部ごとの関係式
を示すn行n列の変換行列から逆行列演算の電気信号処
理を行い、演算後n種の光の波長帯域に分離して、n種
の光の波長帯域ごとの出力を得る手段とを有するもので
ある。
【0011】本発明のファクシミリは、上記本発明の光
電変換装置を搭載したものである。
【0012】
【作用】本発明の光電変換装置は、半導体材料による吸
収層の有無又は/及び厚さの調整と、光電変換領域を構
成する半導体エピタキシャル層の厚さの調整との組み合
せにより、あるいは、半導体材料による吸収層の有無又
は/及び厚さの調整と、半導体基体中に広がる空乏層の
大きさの調整との組み合せにより、光の波長帯域に対す
る感度の異なる、複数の構造の異なる光電変換素子を構
成するものである。
【0013】即ち、本発明の光電変換装置は、電極材料
の光吸収特性や、基体内の電荷発生領域帯に波長依存性
があることを利用し、光電変換素子自体に光波長依存性
を持たせカラーフィルタを省略した構造で、カラーイメ
ージリーダー等の光電変換装置を構成可能にしたもので
ある。
【0014】本発明の画像読取装置は、光の波長帯域に
対する感度の異なるn種類の光電変換部で光電変換され
たキャリアに対応する出力とn種類の波長帯域の光の光
強度との、各光電変換部ごとの関係式から演算処理によ
り、n種の光の波長帯域ごとの出力を得るものである。
【0015】本発明のファクシミリは、上記本発明の光
電変換装置を搭載したものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。 (第1の実施例)図1は本発明の光電変換装置の第1の
実施例を示す構造断面図であり、同図において、101
はシリコン等の半導体のP型基体、102はn型埋込み
層、103はP型埋込み層、104は基体101と同一
導電型の半導体のエピタキシャル層、105はn型の深
い拡散層、106は光によって発生した正孔を集めるベ
ースとなるP型拡散層、107はフィールド酸化膜、1
08は短波長の光を吸収する多結晶シリコン等の吸光材
料である。
【0017】図1の構造において、P型基体101、P
型埋込み層103に0V、n型埋込み層102、深いn
型拡散層105に5Vのバイアスを印加し、ベース領域
106を電位的にフローティングにした状態を考える。
上記の状態で、上面から光が入射されると、エピタキシ
ャル層104の中で電子・正孔対が発生し、電子はn型
埋込み層102もしくは、n型拡散層105を通して、
5Vの電源側に逃げて行き、正孔はベース領域106に
集積される。本実施例の光電変換装置は、ベース領域1
06に集積された正孔の量に応じて、出力を出す素子構
造となっている。ところで、図1の素子群は3種類の構
造を有しているので光の波長帯域によって、ベース領域
106に集積される正孔の総量に差異が生じてくる。こ
の現象をまず一般論で説明すると、次のようになる。
【0018】図1のセンサIの受光部には、短波長光
(例えば青色)に対して、ある程度吸光する、多結晶シ
リコン等の吸光材108が被っている。また受光部のエ
ピタキシャル層104は中波長光(例えば緑色)及び長
波長光(例えば赤色)に対して、十分吸光できる厚さと
なっている。赤、緑、青の各光強度をIR ,IG ,IB
とすると、ベース領域106に集積される正孔の量N1P
【0019】
【数2】 N1P∝a11R +a12G +a13B ・・・式(2) ここで、a11,a12,a13はセンサ構造によって決定さ
れる、定数係数の関係が成り立つ。
【0020】次にセンサIIに着目すると、多結晶シリコ
ン等の吸光材108が被っているので、短波長光(例え
ば青色)に対する、光電変換特性はセンサIと全く同様
の傾向を示す。しかしながら受光部の下層にP型の埋込
み層103が存在し、エピタキシャル層104の実質的
な幅を狭くしている。そのため、中波長光(例えば緑
色)に対しては十分な吸光特性を示すが、長波長光(例
えば赤色)に対しては、P型埋込み層103より下層で
発生した正孔は、ベース領域106に集積されなくな
る。よってセンサIIのベース領域106に集積される正
孔の量N2P
【0021】
【数3】 N2P∝a21R +a22G +a23B ・・・式(3) ここで、a21,a22,a23は、センサ構造によって決定
される定数係数の関係が成り立つ。
【0022】同様にセンサIIIに関しては、センサI,
センサIIと異なり、多結晶シリコン等の吸光材108が
被っていないことと、センサIと異なり、P型埋込み層
103が存在し実効的エピタキシャル層104が薄いこ
とから、センサI,センサIIとも異なる正孔集積量N3P
が次式で示される。
【0023】
【数4】 N3P∝a31R +a32G +a33B ・・・式(4) ここで a31,a32,a33はセンサ構造によって決定さ
れる定数係数である。
【0024】以上の関係を行列表示すると、
【0025】
【数5】 1 :光電変換定数 の簡略な形に表記できる。
【0026】次に、ベース領域106に集積された正孔
に対する光電変換素子の出力に関して考える。ここで、
特開平2−210874号公報で示されたようなバイポ
ーラ型光電変換素子を、センサI,センサII,センサII
Iに用いたとすると、各センサの出力電位(エミッタ電
位)は次のように表記できる。
【0027】
【数6】 ここで、V1E:センサIのエミッタ電位 V2E:センサIIのエミッタ電位 V3E:センサIIIのエミッタ電位 c1 :変換定数 以上の式より出力となる、各センサのエミッタ電位は色
別に分離されておらず関数関係になっているだけであ
る。
【0028】しかしながら、センサのエミッタ電位は、
すでに電気信号になっているので演算処理を施すことが
できる。ここで式(5)、式(6)に表記された行列を
Aとするとその逆行列はA-1で表記できる。ここで、各
センサの出力(V1E,V2E,V3E)に対して、A-1の演
算処理を施したとすると、式(6)より、
【0029】
【数7】 ここで、
【0030】
【数8】 となり、
【0031】
【数9】 なので、演算後の出力Vop1 ,Vop2 ,Vop3 は色別に
分離されたことになる。つまり、本発明により、この逆
行列演算によって色をフィルタ無しに分離することがで
きるのである。
【0032】本発明を適用すると、特開平2−2108
74号公報で示されたバイポーラ型光電変換素子も若干
構造を変更しなければならないので、簡略化した平面図
を図2に示す。ここで、103はP型の埋込み層、10
5はn型の深い拡散層、106はベース領域、109は
エミッタ領域である。なお、図中には、ベースリセット
用のPMOSトランジスタ等の説明を複雑化させないた
めに省略してある。図2で一点鎖線X−Xにカットした
時の断面図が図1に相当する。式(6)、式(7)のエ
ミッタ電位V1E,V2E,V3Eとはエミッタ領域109の
電位のことである。
【0033】図2の中の一点鎖線Y1−Y1,Y2−Y2
3−Y3でカットした時の断面図を図3(A)〜(C)
に示す。ここで、101はP型シリコン基体、102は
n型埋込み層、103はP型埋込み層、104はn型シ
リコンエピタキシャル層、105はn型の深い拡散層、
106はベース領域、107はフィールド酸化膜、10
8は多結晶シリコン等の吸光材、109はエミッタ領域
である。エミッタ直下はセンサI,センサII,センサII
Iともn型の埋込み層が存在しコレクタ寄生抵抗の低下
に寄与している。
【0034】受光部の、実効点なエピタキシャル層の厚
さを決定しているP型の埋込み層103は、バイポーラ
集積回路の中で素子アイソレーションに使用されてお
り、兼用できるので特別な追加工程は不要である。また
吸光材108も多結晶シリコンを用い、同一基板の中に
MOS型論理回路があるならば、そのゲート電極と共用
できる。つまり、吸光材108の構成も、追加工程無し
で、製作できる。この点から本発明の適用はMOS型論
理回路付バイポーラ型光電変換装置に、最も適合性がよ
い。
【0035】しかしながら、フォトダイオード+スイッ
チングMOSタイプの光電変換装置にも適応可能で、そ
の場合は図1のベース領域106が、ダイオードのP型
拡散層に相当する。
【0036】次に、式(5)に示した光電変換行列の具
体的な数値について記述する。これらの数値は、センサ
の構造と光の波長で決定され、センサ構造上、最も重要
な項目は吸光材108の材質と厚さ及び主表面から基板
101もしくはP型埋め込み層103上端までの実効的
なエピタキシャル層104の厚さである。
【0037】光の波長に関しては、赤色領域、緑色領
域、青色領域の、それぞれの中心波長を660nm,5
55nm,450nmで検討した。
【0038】構造上、吸光材108を多結晶シリコンと
し、厚さを5000オングストロームに設定する。ま
た、P型基板101からのエピタキシャル層104の厚
みを13μmに設定しP型埋込み層103の上方への湧
き上りを6μmになるようにエピタキシャル層の堆積条
件を設定する。この結果、実効的なエピタキシャル層の
厚みは、センサIで13μm、センサII,センサIIIで
7μmになる。ただし、ここでP型基体101を接地状
態、コレクタに相当するエピタキシャル層104に5V
を印加した状態を考える。この場合、エピタキシャル層
内に空乏層がセンサIの場合で3.4μm、センサII,
センサIIIの場合で4.1μm程伸びる。上記空乏層内
で発生した正孔は、ベース領域106に集積されず、P
型基体101の方に逃げてしまう。よって正確な光電変
換の有効エリアはセンサIの場合で主表面から13−
3.4=9.6(μm)、センサII,センサIIIの場合
で、主表面から7−4.1=2.9(μm)になる。
【0039】上記の構造を持つ光電変換装置で、式
(5)に相当する変換行列Aは
【0040】
【数10】 という値になる。この逆行列A-1を求めると
【0041】
【数11】 となり、式(11)の逆行列が、演算行列になり、この
式に従って信号処理をすれば色別に分離できることにな
る。
【0042】上記実施例の製作工程に対して、簡単な説
明を加える。本実施例では同一基体101の中にCMO
Sで構成された論理回路を載せているのでセンサ群と合
わせ、公知の技術であるBi−CMOS製作工程を使用
して作製した。特徴としては10〜20Ω・cmのP型
基体を用い、埋込み層はP型埋め込み層、n型埋め込み
層の両層を使用している。エピタキシャル層は12Ω・
cmで前述のように13μmの厚さで、堆積されてい
る。受光部の構造は、本発明の重要点なので、詳細に記
載する。P型埋込み層103の形成は、ホウ素を2×1
13ions/cm2 の密度でイオン=インプラ法にて
打ち込みエピタキシャル層堆積前に1100℃,120
分のドライブを行った。エピタキシャル層104の堆積
は原料ガスにSiHCl3 を用い、堆積温度1060℃
の条件で13μm堆積させている。もう一方の吸光特性
に影響を与える多結晶シリコン108は、減圧CVD法
にて620℃の堆積温度で5000オングストローム堆
積させた。この多結晶シリコン108は、同一基体10
1内にある論理回路のMOSトランジスタゲート電極と
同一工程で形成される。よって、不純物がドープされる
がその不純物はリンである。
【0043】他の工程は公知のBi−CMOSプロセス
であり、トランジスタ特性が適当になるようプロセスパ
ラメータは自由に選択できる。 (第2の実施例)本発明の第2の実施例として、MOS
型光電変換装置に本発明を応用した例を記載する。前述
のようにMOS型光電変換装置の場合でも、埋め込み層
を用い、図1と全く同一の構成で、色別の光強度を分離
できる。この場合、ベース領域106と記載された部分
がフォトダイオードの拡散層部に相当することになる。
【0044】なお、上記の方法では、MOS型光電変換
装置の製作工程では、存在しない、埋め込み層の形成や
エピタキシャル層の堆積を、新たに付加してやらなけれ
ばならなくなる。それ故、MOS型光電変換装置に本発
明の応用を考える場合は、埋め込み層やエピタキシャル
層を不要とする構造を前提に考えた方が望ましい。その
実施例を図4に示す。
【0045】図4において、401はシリコン等の半導
体基体、402はフィールド酸化膜、403はフォトダ
イオードの拡散層、404は多結晶シリコン層吸光材、
405は多結晶シリコン層吸光材404より薄い吸光材
もしくはITO等の透明電極、406はMOSトランジ
スタのゲート電極、407,408,409は各センサ
の受光部に広がっている空乏層である。
【0046】吸光材404,405に多結晶シリコンを
用いた場合の例を示す。構造上の相異点は404の多結
晶シリコンが5000オングストロームの厚さを持つの
に対して、405の多結晶シリコンは800オングスト
ロームの厚さに差異を付けている点である。この結果、
特に青領域の波長で、センサI,センサIIとセンサIII
の間で変換特性差が生ずる。次に第2の条件として、吸
光材404,405に印加するバイアスに差を設ける。
吸光材404,405は第1の実施例のように電気的に
孤立しているのではなく、ゲート酸化膜、シリコン基体
401との間にMISダイオードを形成し、外部から電
圧を印加されると、直下に空乏層407,408,40
9を形成する。この空乏層407,408,409が有
効受光領域になるのだが、印加電圧をセンサによって差
異を設けると、空乏領域に差が生じ、その結果、有効受
光領域もセンサ間で異ってくる。ここで、センサIに空
乏層407が下方へ5μm、センサIIとセンサIIIに空
乏層408,409が下方へ2.5μm伸びるようにバ
イアスを印加したとする。この時、式(5)に相当する
変換行列Aは
【0047】
【数12】 となる。よって逆行列は、
【0048】
【数13】 となり、前例と同様に、演算後に色別の光強度分離がで
きる。更に、図4の405に透明電極を転用することも
考えられる。本発明の第2の実施例は製作工程におい
て、透明電極を使用しなかった場合は、公知の技術であ
るCMOS製作技術で作製可能である。
【0049】なお、以上説明した実施例では半導体とし
て、Siを用いたが、本発明は種々の半導体を用いた場
合にも適用可能である。種々の半導体の光吸収係数の波
長依存性を図5に示す。なお、このデータは、H.Melchi
or“Demodutation and Photodetection Techniques”in
F.T. Arecchi and E.O.Schulz-Dubois, E ds,LaserHan
d book,vol.1,North-Holland 1972,pp.725-835 に記載
されたものである。
【0050】以上の第1及び第2の実施例で示したイメ
ージリーダーをファクシミリに搭載した構成例を、図
6,図7に示す。蛍光ランプの光を被写体に照射し反射
光を樹脂性のロッドレンズで集光した後、イメージリー
ダーでその信号を読み取る。原稿幅を30cmとする
と、イメージリーダーの1チップ分の大きさを越えてし
まう。よって、イメージリーダ1チップの長さを2cm
として、15チップ1列に継ぎ合わせる構成でイメージ
リーダーヘッドを構成した(図7)。本発明を応用する
ことによって、安価なカラーファクシミリの製造が可能
となる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電極材料の光吸収特性や、基体内の電荷発生領域帯に波
長依存性があることを利用し、光電変換素子自体に光波
長依存性を持たせカラーフィルタを省略した構造で、カ
ラーイメージリーダー等の光電変換装置が構成可能とな
る。そして、各光電変換素子の出力を特定の演算処理に
より色別に分離識別できる。
【0052】その結果、従来色別離に使用されてきた、
顔料もしくは染料を用いたカラーフィルタで色選別する
方法と比較して60%程度の製造コストに低下させるこ
とが可能となった。また、顔料や染料などの有機物を使
用しない構成上、退色などの劣化現象も起こらず、長期
に安定したカラーイメージリーダの構成が可能になっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光電変換装置の第1の実施例を示す構
造断面図である。
【図2】本発明にバイポーラ型光電変換素子を用いた場
合の平面図である。
【図3】本発明にバイポーラ型光電変換素子を用いた場
合の構造断面図である。
【図4】本発明にMOS型光電変換素子を用いた場合の
構造断面図である。
【図5】種々の半導体の光吸収係数の波長依存性を示す
図である。
【図6】本発明をファクシミリのイメージリーダーに使
用した実施例の構造断面図である。
【図7】本発明をファクシミリのイメージリーダーに使
用した構成概念図である。
【符号の説明】
101 シリコン等のP型半導体基体 102 n型埋め込み層 103 P型埋め込み層 104 101と同一材料のエピタキシャル層 105 深いn型拡散層 106 ベース等の拡散層 107 フィールド酸化膜 108 多結晶シリコン等の吸光材 109 エミッタ拡散層 401 シリコン等の半導体基体 402 フィールド酸化膜 403 フォトダイオードの拡散層 404 厚い吸光層 405 薄い吸光層もしくは透明電極 406 スイッチングMOSトランジスタのゲート電極 407 センサIの空乏層 408 センサIIの空乏層 409 センサIIIの空乏層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一基体内に、光の波長帯域に対する感
    度の異なる複数の光電変換素子を有する光電変換装置で
    あって、 半導体材料による吸収層の有無又は/及び厚さの調整
    と、光電変換領域を構成する半導体エピタキシャル層の
    厚さの調整との組み合せにより、各光電変換素子の光の
    波長帯域に対する感度を変えてなる光電変換装置。
  2. 【請求項2】 同一基体内に、光の波長帯域に対する感
    度の異なる複数の絶縁ゲート型光電変換素子を有する光
    電変換装置であって、 半導体材料による吸収層の有無又は/及び厚さの調整
    と、半導体基体中に広がる空乏層の大きさの調整との組
    み合せにより、各絶縁ゲート型光電変換素子の光の波長
    帯域に対する感度を変えてなる光電変換装置。
  3. 【請求項3】 光の波長帯域に対する感度の異なるn種
    類の光電変換部と、該光電変換部で光電変換されたキャ
    リアに対応する出力とn種類の波長帯域の光の光強度と
    の、各光電変換部ごとの関係式を示すn行n列の変換行
    列から逆行列演算の電気信号処理を行い、演算後n種の
    光の波長帯域に分離して、n種の光の波長帯域ごとの出
    力を得る手段とを有する画像読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の光電変換
    装置を搭載したファクシミリ。
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