JPH0831760A - オーブン又は炉内で加工物を垂直方向に移送するためのステップエレベータ - Google Patents

オーブン又は炉内で加工物を垂直方向に移送するためのステップエレベータ

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JPH0831760A
JPH0831760A JP15759995A JP15759995A JPH0831760A JP H0831760 A JPH0831760 A JP H0831760A JP 15759995 A JP15759995 A JP 15759995A JP 15759995 A JP15759995 A JP 15759995A JP H0831760 A JPH0831760 A JP H0831760A
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lift
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JP15759995A
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Christopher A Gall
エイ ゴール クリストファー
David L Doubet
エル ダベット ディヴィッド
Steven E Kempowski
イー ケムポウスキー スティーヴン
Robert J Chandler
ジェイ チャンドラー ロバート
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General Signal Corp
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K13/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or adjusting assemblages of electric components
    • H05K13/0061Tools for holding the circuit boards during processing; handling transport of printed circuit boards
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G25/00Conveyors comprising a cyclically-moving, e.g. reciprocating, carrier or impeller which is disengaged from the load during the return part of its movement
    • B65G25/02Conveyors comprising a cyclically-moving, e.g. reciprocating, carrier or impeller which is disengaged from the load during the return part of its movement the carrier or impeller having different forward and return paths of movement, e.g. walking beam conveyors
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/005Furnaces in which the charge is moving up or down
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、従来技術のステップエレベ
ータの問題を解決できるユニークなステップエレベータ
を提供することにある。 【構成】 加工物の各側において垂直に配置された少な
くとも2つの載置部材を有し、該載置部材が水平方向の
みに移動でき、加工物の各側において垂直に配置された
少なくとも2つのリフト部材を有し、該リフト部材が水
平方向及び垂直方向の両方向に移動でき、複数の支持手
段を有し、該支持手段は、前記加工物が支持手段により
支持されるように前記各載置部材及びリフト部材の回り
に配置されており、前記全ての載置部材及びリフト部材
を前記加工物に対して水平方向に移動させることができ
る第1アクチュエータ手段と、前記全てのリフト部材を
前記加工物に対して垂直方向に移動させることができる
第2アクチュエータ手段とを更に有するエレベータ組立
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広くは、電子デバイス
の熱処理用の垂直コンベア炉又はオーブンに関する。本
発明のユニークなステップエレベータは、移動する全て
の内部駆動機構を加熱チャンバに露出させることなく、
オーブン又は炉内で種々のサイズの加工物(例えば電子
回路基板)を垂直方向に移送することができる。
【0002】
【従来の技術】電子回路製造業者は、同じ製造設備から
より多くの生産量を産出することができるように大きな
努力を払っている。この要望のため、電子部品製造装置
の供給業者には、工場の小さな床スペースで済む装置を
設計することが要求されている。熱処理装置の場合、熱
処理工程を通る加工物の一般的な移送方法は、メッシュ
コンベアベルト上で水平方向に移送する方法である。こ
の方法は、装置のための工場の大きな床スペースを必要
とする。この問題を解決する1つの方法は、処理中に加
工物を、慣用的な設計におけるように水平方向に運ぶの
ではなく、垂直方向に上下に運ぶことである。加工物の
垂直移送に要する床スペースは、水平コンベアに要求さ
れる床スペースに比べ非常に小さい。加工物を垂直方向
に搬送する慣用的な方法は、水平コンベアを適合させた
ものである。二重チェーン又はベルトが、スプロケッ
ト、ベアリング、テンショナ及びギアモータからなる複
雑な列により垂直方向に駆動される。ベルト又はチェー
ンは、搬送中に加工物を懸架する棚を有している。この
設計及び同様な特徴をもつ他の設計は、固有の制限を有
している。第1に、この設計は不整合を受け易い多くの
可動部品を有しており、このため加工物の棚からの落下
及び/又はコンベアのジャミング(こじて不動になるこ
と)をもたらす。第2に、可動部品は潤滑油又は潤滑剤
を使用しており、これがコンベアの最大有効温度範囲を
制限する。第3に、高温処理温度で、チェーン又はベル
トが伸びて張力が弛緩し、不整合、加工物の落下及びコ
ンベアのジャミング(こじれ)を引き起こす。テンショ
ナは加熱チャンバ内に配置されているため、処理温度に
ある間は張力の調節は不可能である。最後に、コンベア
を用いる設計は多数の温度ゾーンの分離を困難にする。
なぜならば、機構には、コンベアのチェーン又はベルト
が通過するための大きな孔をゾーン間に設ける必要があ
るからである。また、コンベアは、これがゾーンからゾ
ーンへと通過するときに熱負荷を付加する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ユニークな
ステップエレベータの設計によりこれらの制限を解決す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のステップエレベ
ータは、作動機構と加熱チャンバとを接触させることな
く、種々のサイズの加工物をオーブン又は炉内で垂直方
向に移送できる。すなわち、全ての作動機構が加熱チャ
ンバの外部に配置されており、同時に加工物は対向して
配置された一連の垂直部材すなわち垂直ビームにより垂
直方向に移動される。これらの全ての垂直部材は、選択
された加工物の種々のサイズに一致できるように水平方
向に移動できる。これにより、ステップエレベータを、
種々の構造をもつ多数の炉を要せずして種々のサイズの
加工物に使用できる。本発明は、慣用的な垂直エレベー
タ炉に比べて次のような長所を有している。第1に、不
整合及びジャミングを引き起こす原因となるスプロケッ
ト、チェーン又はベアリング等の移動する内部駆動機構
が加熱チャンバに曝されないことである。一実施例によ
れば、移動する垂直部材は、加熱チャンバの床及び天井
を通って延び、外部の駆動装置に連結されている。第2
に、垂直部材を潤滑する必要がなく、従って、加熱チャ
ンバの最高作動温度が制限されないことである。第3
に、熱に関連する伸長及びクリープを補償するためのテ
ンショニング装置を垂直部材に設ける必要がないことで
ある。垂直部材の整合は加熱チャンバの外部で遂行され
る。これにより、加熱チャンバ内部のエレベータにアク
セスする必要なくして、所要の調節を行なうことができ
る。最後に、垂直部材が細い断面をもつため、多くのゾ
ーンを容易に分離できる。垂直部材は各ゾーン内で本質
的に静止しているので、ひとたび処理温度に到達したと
きに垂直部材による熱負荷が付加されることはない。
【0005】本発明の他の実施例によれば、垂直部材
は、加熱チャンバ内に配置された取付けブラケット及び
作動軸に取り付けられ且つ加熱チャンバの側壁を貫通し
ているに過ぎず、このため、直前に述べた実施例に関連
する大きな熱損失が防止される。この実施例は加熱チャ
ンバの天井にスロットが設けられていないので、次のよ
うな長所が実現される。すなわち、(1)加熱チャンバ
から逃散する熱量を大幅に低減できること、(2)加熱
チャンバ内の不均一な温度ゾーンの形成が防止されるこ
と、(3)外部環境に対する過大な熱負荷が防止される
こと、及び(4)加熱チャンバの貫通部をシールしてガ
ス密封できることである。また、本発明は他の多くの長
所を与えるが、これらの長所は下記の説明から明らかに
なるであろう。本発明のエレベータ組立体は、加工物の
各側において垂直に配置された少なくとも2つの載置部
材を有し、該載置部材が水平方向のみに移動でき、加工
物の各側において垂直に配置された少なくとも2つのリ
フト部材を有し、該リフト部材が水平方向及び垂直方向
の両方向に移動でき、複数の支持手段を有し、該支持手
段は、加工物が支持手段により支持されるように各載置
部材及びリフト部材の回りに配置されており、全ての載
置部材及びリフト部材を加工物に対して水平方向に移動
させることができる第1アクチュエータ手段と、全ての
リフト部材を加工物に対して垂直方向に移動させること
ができる第2アクチュエータ手段とを更に有している。
【0006】第1アクチュエータ手段は、加工物の第1
側に配置された全ての載置部材を加工物に対して水平方
向に移動させることができる第1水平アクチュエータ手
段と、加工物の第2側に配置された全ての載置部材を加
工物に対して水平方向に移動させることができる第2水
平アクチュエータ手段と、加工物の第1側に配置された
全てのリフト部材を加工物に対して水平方向に移動させ
ることができる第3水平アクチュエータ手段と、加工物
の第2側に配置された全てのリフト部材を加工物に対し
て水平方向に移動させることができる第4水平アクチュ
エータ手段とで構成するのが好ましい。第2アクチュエ
ータ手段は、加工物の第1側に配置された全てのリフト
部材を加工物に対して垂直方向に移動させることができ
る第1垂直アクチュエータ手段と、加工物の第2側に配
置された全てのリフト部材を加工物に対して垂直方向に
移動させることができる第2垂直アクチュエータ手段と
で構成するのが好ましい。加工物の第1側及び第2側の
各々には、少なくとも3つの載置部材と、少なくとも3
つのリフト部材とを配置するのが好ましいけれども、任
意の個数の載置部材及びリフト部材を用いてエレベータ
の懸案の用途の特別な必要性を満たすことができる。
【0007】エレベータ組立体はまた、加工物の第1側
の全ての載置部材を結合する第1連結部材と、加工物の
第2側の全ての載置部材を結合する第2連結部材と、加
工物の第1側の全てのリフト部材を結合する第3連結部
材と、加工物の第2側の全てのリフト部材を結合する第
4連結部材とで構成でき、これにより、加工物の両側の
それぞれの載置部材及びリフト部材が一体に移動する。
また、エレベータ組立体は、加工物の第1側に配置され
た載置部材を第1アクチュエータ手段に連結する第1支
持組立体と、加工物の第2側に配置された載置部材を第
2アクチュエータ手段に連結する第2支持組立体と、加
工物の第1側に配置された前記リフト部材を第3アクチ
ュエータ手段に連結する第3支持組立体と、加工物の第
2側に配置されたリフト部材を第4アクチュエータ手段
に連結する第4支持組立体とを更に有している。本発明
の第2の好ましい実施例によれば、第1アクチュエータ
手段を有し、該第1アクチュエータ手段は、(a)加工
物の第1側に配置された全ての載置部材及び加工物の第
2側に配置された全ての載置部材を、加工物に対して水
平方向に同時に移動させることができる第1水平アクチ
ュエータ手段を有し、ここで、加工物の第1側に配置さ
れた載置部材は、加工物の第2側に配置された載置部材
の方向とは逆方向に移動し、(b)加工物の第1側に配
置された全てのリフト部材及び加工物の第2側に配置さ
れた全てのリフト部材を、加工物に対して水平方向に移
動させることができる第2水平アクチュエータ手段を有
し、ここで、加工物の第1側に配置されたリフト部材
は、加工物の第2側に配置されたリフト部材の方向とは
逆方向に移動する。
【0008】この第2実施例は、加熱チャンバの天井を
貫通する支持構造体を介して載置部材を支持する必要性
をなくすことにより、一般にエレベータ組立体の加熱チ
ャンバから逃散する熱量を大幅に減少させる。また、こ
の第2実施例は、加工物の第1側に配置された載置部材
が、加工物の第1側に配置された載置部材に対して垂直
に配置された少なくとも第1及び第2載置部材アクチュ
エータ軸を介して第1水平アクチュエータ手段に連結さ
れ、ここで、加工物の第1側に配置された載置部材が、
第1載置部材取付け手段(該手段は、第1及び第2載置
部材アクチュエータ軸の回りのその水平位置を調節でき
る)を介して第1及び第2載置部材軸に対して移動可能
に連結されるように構成されている。加工物の第2側に
配置された載置部材は、加工物の第2側に配置された載
置部材に対して垂直に配置された少なくとも第3及び第
4載置部材アクチュエータ軸を介して第1水平アクチュ
エータ手段に連結され、ここで、加工物の第2側に配置
された載置部材は、第2載置部材取付け手段(該手段
は、第3及び第4載置部材アクチュエータ軸の回りのそ
の水平位置を調節できる)を介して第3及び第4載置部
材軸に対して移動可能に連結されている。
【0009】また、載置部材及びリフト部材の水平移動
及び垂直移動を与えるのに必要なステップモータの個数
を減少できるため、エレベータ組立体の全体的コストが
低減される。これは、第1、第2、第3及び第4載置部
材アクチュエータ軸を第1水平アクチュエータ手段の逆
ねじ親ねじに連結することにより達成され、これによ
り、ステップモータが作動されると、逆ねじ親ねじは、
第1、第2、第3及び第4載置部材アクチュエータ軸の
全てを実質的に同時に移動させる。ここで、第1及び第
2載置部材アクチュエータ軸は、第3及び第4載置部材
アクチュエータ軸の方向とは逆方向に移動する。本発明
によれば、加熱チャンバを有し、該加熱チャンバが少な
くとも1つの加熱ゾーン及び加熱チャンバの温度を上昇
させることができる少なくとも1つの加熱手段を備え、
少なくとも1つのエレベータ組立体と、加工物を加熱チ
ャンバ内に且つエレベータ組立体上に導入するための装
填手段と、加工物を加熱チャンバ及びエレベータ組立体
から取り出すための排出手段とを更に有する炉組立体が
提供される。任意ではあるが、加工物が一方のエレベー
タ組立体を上方に移動し、次に隣接するエレベータ組立
体を下降するように、2つ以上のエレベータ組立体を互
いに並べて単一炉組立体内に配置することができる。加
工物は、移送手段すなわちプッシュロッドにより、一方
のエレベータ組立体から他方のエレベータ組立体に移動
される。
【0010】また、本発明によれば、(a)炉組立体内
に配置されたエレベータ組立体の下端部内に回路基板を
装填する工程と、(b)リフト部材と、該リフト部材上
に支持された回路基板とを一緒に垂直方向に僅かに上昇
させる工程と、(c)回路基板の幅から離れるように載
置部材を水平方向に後退させる工程と、(d)リフト部
材を、該リフト部材上に支持された回路基板と一緒に、
静止手段に配置された支持手段の次の隣接位置に垂直方
向に移動させる工程と、(e)載置部材の支持手段が回
路基板の縁部の下に位置するように、載置部材を水平方
向に移動させる工程と、(f)回路基板が載置部材の支
持手段上に配置されるように、リフト部材を垂直方向に
下降させる工程と、(g)リフト部材の支持手段が回路
基板の幅から離れるように、リフト部材を回路基板から
水平方向に後退させる工程と、(h)リフト部材が工程
(a)において占めた位置と同じ垂直位置より僅かに下
の位置を占めるように、リフト部材を垂直方向に駆動す
る工程と、(i)リフト部材の支持手段が回路基板の縁
部の下に位置するように、リフト部材を水平方向に駆動
する工程と、(j)リフト部材が工程(a)において占
めた位置と同じ位置に戻るように、リフト部材を僅かに
垂直方向に上昇させる工程とを有し、回路基板が載置部
材及びリフト部材のそれぞれの支持手段上に配置される
ように構成した電子回路基板を硬化させる方法が提供さ
れる。
【0011】本発明の他の長所及び特徴は、添付図面
(該図面において、同類の部品は同類の番号で示されて
いる)に関連して述べる以下の説明を参照することによ
り理解されよう。
【0012】
【実施例】主として電子回路基板を熱処理又は硬化でき
る炉又はオーブンを改造し、加熱チャンバ内で回路基板
(すなわち加工物)を垂直方向に移送するためのユニー
クなステップエレベータを設けた。一般に、加熱チャン
バは単一ゾーンチャンバであるが、本発明では多ゾーン
チャンバを考えることもできる。本発明のステップエレ
ベータは、乾燥、硬化、シーリング、ソルダリフロー、
厚フィルム、薄フィルム及び予熱を含む用途において、
電子回路基板、部品及び組立体を処理するオーブン内で
使用できる。また、ステップエレベータは、金属部品
を、予熱、焼もどし、焼なまし、焼ならし、アルミニウ
ム溶液の熱処理、硬化及び焼結を含む用途で処理するた
めの炉内で使用できる。第1実施例によれば、ステップ
エレベータは、少なくとも2対の載置部材すなわち載置
ビームと、加工物(単一又は複数)の両側に配置される
少なくとも2対のリフト部材すなわちリフトビームとを
有する。これらの垂直部材は、各リフト部材が隣接する
載置部材間に配置されるようにして、加熱チャンバの周
囲に分散配置されている。加熱チャンバの一側面に沿っ
て一緒に配置されるリフト部材は、これらのリフト部材
が一体として移動できるように、水平支持ブラケットに
より結合するのが好ましい。載置部材も同様に結合され
る。各垂直部材は、該垂直部材の高さに沿って加工物を
支持できるように、均一間隔をなして垂直部材から突出
しているピンを有している。リフト部材は垂直方向及び
水平方向の両方向に移動し、これに対し載置部材は水平
方向のみに移動する。それぞれの垂直部材は、予めプロ
グラムされた連続移動により内/外及び上/下に移動し
て、加工物を、同時に1ステップ(すなわち1つのピン
位置)ずつ上方又は下方に移送する。それぞれの垂直部
材の垂直移動及び水平移動は、加熱チャンバの外部に配
置されたリニア駆動機構により制御される。
【0013】第1実施例による炉又はオーブン内のステ
ップエレベータ組立体及び該組立体を作動させる装置
は、図1〜図11を参照することにより最も良く理解さ
れよう。ここで、図1は、炉の天井32と床34との間
に形成された加熱チャンバ30内に配置された1対のス
テップエレベータを示している。各ステップエレベータ
は、加工物6の両側に配置された多数の垂直部材を有す
る。垂直部材は、載置部材4及びエレベータすなわちリ
フト部材3からなる。載置部材4は加工物6の縁部から
等間隔を隔てて配置され且つ載置部材4を一体に移動さ
せる水平クロスメンバ15及び水平頂ビーム16により
一体に連結されている。リフト部材3も加工物6の縁部
から等間隔を隔てて配置され且つリフト部材3を一体に
移動させる水平クロスメンバ17及び水平底ビーム14
により一体に連結されている。加工物6の両側に配置さ
れる載置部材4及びリフト部材3は、垂直部材(3、
4)の組が加工物6をその縁部に沿って均等に支持でき
るように、互いに組み合わされている。各載置部材4及
びリフト部材3は、それぞれの各垂直部材の長さ方向に
沿って等間隔を隔てて突出するピン5を有している。加
工物6はこれらのピン5上に載置される。載置部材4
は、加熱チャンバ30の外部に配置されたリニア駆動機
構(1、18)に連結されている。この連結は、水平頂
ビーム16に連結され且つ加熱チャンバ30の天井32
を通って延びている支持構造体2により、各組の載置部
材4の頂部でなされている。各リニア駆動機構(1、1
8)は、親ねじ20及びステップモータ21により駆動
されるリニアスライド19を有している。これにより、
載置部材4の水平移動が与えられる。
【0014】リフト部材3は、加熱チャンバ30の外側
に配置されたリニア駆動機構(7、12)に連結されて
いる。この連結は、水平底ビーム14に連結され且つ加
熱チャンバ30の床34を通って延びている支持構造体
36により、各組のリフト部材3の底部でなされてい
る。各リニア駆動機構(7、12)は、親ねじ20及び
ステップモータ21により駆動されるリニアスライド1
9を有している。これにより、リフト部材3の水平移動
が与えられる。加熱チャンバ30の床34の下に配置さ
れたリニア駆動機構(7、12)は、更に、垂直方向に
作動される親ねじ9及びステップモータ8に取り付けら
れており、加工物6の両側に配置された2組のリフト手
段3に垂直移動を与える。リニア駆動機構(7、12)
はプラットホーム10に取り付けられ、該プラットホー
ム10は数組のビームを整合させるための親ねじレベリ
ング調節機構11を有している。垂直部材(3、4)
は、親ねじレベリング調節機構11により達成される。
図2及び図3は、電子回路基板等を乾燥又は硬化させる
のに使用できる一般的な加熱炉組立体60を示してい
る。この用途では、加工物6が加工物装填機構52を介
して第1ステップエレベータ上に装填され、次に第1ス
テップエレベータを介して加熱チャンバ30内で垂直上
方に移送されるように、2つのステップエレベータを並
べて配置するのが有効である。加工物6が第1エレベー
タの頂部に到達すると、加工物6は移送機構50を介し
て第2ステップエレベータの上部に移送され、ここか
ら、この第2ステップエレベータを介して加熱チャンバ
30内で垂直下方に移送される。加工物6が第2ステッ
プエレベータの底部に到達すると、加工物6は、加工物
排出機構54を介して第2ステップエレベータから排出
される。
【0015】電子部品を乾燥又は硬化させる一般的なオ
ーブン又は炉は、少なくとも1つのヒータ/ブロワ組立
体56を有している。各組立体56はブロワモータ58
に連結されている。かくして、炉60には、1つ以上の
加熱ゾーン並びに炉が使用される特定用途に応じた種々
の冷却ゾーンを設けることができる。一位置から次の隣
接位置への加工物6の垂直リフティングが図4〜図10
に示されており、ここで、図4は加工物6が1対のリフ
ト部材3と1対の載置部材4との間に配置されていると
ころを示す。リフト部材3は実線で示され、載置部材4
は破線で示されている。図4において、リフト部材3及
び載置部材4は出発位置すなわち「ホーム」位置にあ
り、加工物6は各垂直ビーム(3、4)から突出するピ
ン5上に均等に載置される。加工物6を次の位置へと垂
直方向上方に移動させたい場合には、リフト部材3を僅
かに上昇させる(これにより加工物6はもはや載置部材
4から突出するピン5上には載らなくなる)。その後、
載置部材4を水平方向に後退させる(これにより、載置
部材4に取り付けられたピン5は加工物6の縁部から離
れる)。この状態が図5に示されている。
【0016】図5に示すように載置部材4が後退される
と、リフト部材3が垂直方向上方に移動し、これにより
加工物6が載置部材4に沿って次のより高いピン位置へ
と上昇される。この状態が図6に示されている。ひとた
び加工物6が次のより高い位置に上昇されると、載置部
材4が元の位置に戻され、これにより載置部材4に取り
付けられたピン5が、図7に示すように加工物6の下に
位置する。その後、リフト部材3が載置部材4より僅か
に下方に下降され、加工物6は載置部材4のピン5上に
載置される。図8に示すように、今やリフト部材3は、
該リフト部材3に取り付けられたピン5が加工物6から
離れるように後退できる。ひとたびリフト部材3が加工
物6から完全に後退されると、リフト部材3は、図9及
び図10に示すように、これらの元の「ホーム」位置よ
り僅かに下方に下降され且つこれらの「ホーム」位置へ
と僅かに上方に戻される。完全1サイクル運動をなすス
テップエレベータの上方への垂直移送作動は、図3を参
照することにより最も良く理解されよう。加工物6は、
加工物装填機構52を介して第1ステップエレベータの
下端部内に装填され且つ垂直部材(3、4)の突出ピン
5上にセットされる。リニア駆動機構(1、18)は、
載置部材4に設けられたピン5が加工物の幅から離れる
ように、載置部材4を水平方向に後退させるべく作動す
る。垂直親ねじ9は、リフト部材3を駆動し、これと同
時に加工物6を、載置部材4に取り付けられたピン5の
次のレベルすなわち位置へと上方に移動させる。次に、
リニア駆動機構(1、18)は載置部材4を内方に移動
させ、載置部材4と関連するピン5を再び加工物6の縁
部の下に配置する。垂直親ねじ9は、加工物6を載置部
材4のピン5上にセットするのに充分な量だけ、リフト
部材3を再び下方に駆動する。次に、リフト部材3と関
連するピン5が加工物の幅から離れるように、リニア駆
動機構(7、12)がリフト部材3を後退させるべく作
動する。垂直親ねじ9が再び作動され、リフト部材3を
それらの元の「ホーム」位置より下まで駆動する。リニ
ア駆動機構(7、12)は、リフト部材3と関連するピ
ン5が再び加工物6の縁部より下にある位置で、リフト
部材3を内方に駆動すべく作動する。垂直親ねじ9が再
び作動されて、リフト部材3をそれらの元の「ホーム」
位置へと上方に駆動する。これで、加工物6の1ステッ
プ上方への移動が完了したことになり、垂直部材(3、
4)は次のサイクルを反復すべく「ホーム」位置にあ
る。ステップのこのシーケンスは特定時間間隔で反復さ
れ、加工物6を、ステップエレベータの所望距離だけ上
方に移送する。
【0017】多数の加工物6をステップエレベータで上
方又は下方に移動し、予め形成された垂直空間内で多数
の加工物を連続的に乾燥又は硬化できるようにするた
め、加工物6を共通平面をもつ各ピンの組上に装填でき
る。ステップエレベータは、設計上の幾つかの変更を施
すことができる。異なる長さの加工物に適合できるよう
にするため、各組に任意の個数の垂直部材を設けること
ができ且つ垂直部材を、加工物の充分な支持に必要な間
隔に隔てることができる。垂直部材は、種々の加工物の
高さ又は製造速度に適合できるように、任意の長さ及び
断面にすることができる。垂直部材は、異なる処理条件
に適合できるようにするため、異なる材料で作ることが
できる。垂直部材に対して垂直に取り付けられるピンす
なわち支持手段は、異なる高さの加工物を取り扱うのに
必要な間隔を隔てることができ且つこれらのピンは加工
物を充分に支持できる種々のサイズ又は形状にすること
ができる。各垂直部材の水平方向位置を簡単に調節する
ことにより、幅の変化する加工物もこのステップエレベ
ータにより支持できる。一般に、2つのステップエレベ
ータ組立体が互いに隣接して配置され、加工物が一方の
エレベータで上方に移送され、次に隣接するエレベータ
で下方に移送(又はこの逆)されるように構成される。
底部で充填され、且つ頂部で排出(又はこの逆の)され
る加工物には1つのステップエレベータを使用できる。
所望の任意の加工物移送パターンを得るため、2つ以上
のエレベータ組立体を互いに隣接して配置できる。垂直
部材は、親ねじを備えたリニア駆動機構及びステップモ
ータにより移動される。垂直ビームの移動も、空気圧シ
リンダ又は油圧シリンダにより行なうことができる。
【0018】また、ピンが加工物の幅から離れるように
垂直部材を水平方向に後退させる代わりに、垂直部材
(3、4)内にピン5を後退させる手段を設けることも
できる。この構成は、リニア駆動機構(1、18、7、
12)を設ける必要がないため、コストを大幅に軽減で
きる。図12〜図17には、本発明の第2の好ましい実
施例が示されており、図12は、炉の天井132と床1
34との間に形成された加熱チャンバ130内に配置さ
れた1対のステップエレベータを示す。各ステップエレ
ベータは、加工物106の両側に配置される多数の垂直
部材を有する。垂直部材は載置部材104及びエレベー
タすなわちリフト部材103からなる。載置部材104
は加工物106の縁部から等間隔を隔てて配置されてお
り且つ取付けブラケットすなわちクランプ115(該ク
ランプ115は、加工物106の一方の側に配置された
載置部材104を一体に移動させる)により一体に連結
されている。リフト部材103も加工物106の縁部か
ら等間隔を隔てて配置され且つ取付けブラケット117
(該ブラケット117は、加工物106の一方の側に配
置されたリフト部材103を一体に移動させる)により
一体に連結されている。加工物106の両側に配置され
た載置部材104及びリフト部材103は、両組の垂直
部材(103、104)が、加工物106の縁部に沿っ
て該加工物106を均等に支持できるように互いに組み
合わされている。各載置部材104及びリフト部材10
3は、それぞれの各垂直部材の長さに沿って等間隔に突
出している支持棚105を有している。加工物106
は、これらの支持棚105上に配置される。
【0019】載置部材104は、加熱チャンバ130の
外部に配置されたリニア駆動機構100に連結されてい
る。載置部材104は、該載置部材104が取り付けら
れた取付けブラケットすなわちクランプ115を介して
リニア駆動機構100に連結されている。次に取付けブ
ラケット115は、載置部材104にそれぞれの水平移
動を与えるアクチュエータ軸131に対し移動可能に取
り付けられすなわちクランプされている。次に軸131
は、プシュ/プルブラケット173を介してベアリング
すなわちリニアスライド171に連結されている。次に
リニアスライド171はブロック177を介して逆ねじ
親ねじ175に連結されている。ブロック177には、
加工物106の両側に配置された載置部材104を互い
に逆方向に移動させる親ねじ175のためのねじ孔が設
けられている。逆ねじ親ねじ175は、ステップモータ
178により作動される。加工物106の第1側面上に
配置される載置部材104は、少なくとも第1及び第2
載置部材アクチュエータ軸131を介して第1水平アク
チュエータ手段100に連結されている。第1及び第2
載置部材アクチュエータ軸131は、加工物106の第
1側面上に配置された載置部材104に対して垂直に配
置されている。ここで、加工物106の第1側面上に配
置された載置部材104は、第1載置部材取付け手段1
15(該手段115は、第1及び第2載置部材アクチュ
エータ軸131の回りでのその水平位置を調節できる)
を介して第1及び第2載置部材アクチュエータ軸131
に対し移動可能に連結されている(図15参照)。加工
物106の第2側面上に配置される載置部材104は、
加工物106の第2側面上に配置された載置部材104
に対して垂直に配置された少なくとも第3及び第4載置
部材アクチュエータ軸131を介して第1水平アクチュ
エータ手段100に連結されている。ここで、加工物1
06の第2側面上に配置された載置部材104は、第2
載置部材取付け手段115(該手段115は、第3及び
第4載置部材アクチュエータ軸131の回りでのその水
平位置を調節できる)を介して第3及び第4載置部材ア
クチュエータ軸131に対し移動可能に連結されてい
る。
【0020】第1、第2、第3及び第4載置部材アクチ
ュエータ軸131は、ステップモータ178が作動され
ると逆ねじ親ねじ175が第1、第2、第3及び第4載
置部材アクチュエータ軸131を実質的に同時に移動さ
せるように、第1水平アクチュエータ手段100の逆ね
じ親ねじ175に連結されている。ここで、第1及び第
2載置部材アクチュエータ軸131は、第3及び第4載
置部材アクチュエータ軸131の方向とは逆の方向に移
動する。リフト部材103は、加熱チャンバ130の外
部に配置されたリニア駆動機構112に連結されてい
る。この連結は、垂直に配置されたアクチュエータ軸1
79に連結され且つ加熱チャンバ130の床134を通
って延びているブラケットすなわちクランプ117を取
り付けることにより、各組のリフト部材103の底部に
おいて行なわれる(図16)。取付けブラケット117
は、エレベータ組立体が例えば2〜12インチの変化す
る幅をもつ加工物106に適合できるように、対向して
配置されたリフト部材103間に適正な間隔を付与する
ため、非作動軸181に対して移動可能に取り付けられ
すなわちクランプされている。リフト部材103の水平
移動は、加熱チャンバ130の外部に配置されたリニア
駆動機構112により制御される。リフト部材103
は、該リフト部材が取り付けられた取付けブラケットす
なわちクランプ117を介してリニア駆動機構112に
連結されている。取付けブラケット117は、リフト部
材103にそれぞれ水平及び垂直移動を与えるアクチュ
エータ軸179に取り付けられている。次に軸179
は、該アクチュエータ軸を水平方向に移動させるベアリ
ングすなわちリニアスライド183に連結されている。
次にリニアスライド183はブロック187を介して逆
ねじ親ねじ185に連結されている。ブロック187に
は、加工物106の両側に配置されたリフト部材103
を互いに逆方向に移動させる親ねじ185のためのねじ
孔が設けられている。逆ねじ親ねじ185は、ステップ
モータ188により作動される。アクチュエータ軸17
9も、リフト部材103に垂直移動を与えるリニアねじ
201及びステップモータ203に連結されている。
【0021】加工物106の第1側面上に配置されたリ
フト部材103は、リフト部材103の下で該リフト部
材と実質的に平行に整合して配置された少なくとも第1
アクチュエータ軸179を介して第2水平アクチュエー
タ手段112に連結されている。ここで、加工物106
の第1側面上に配置されたリフト部材103は第1リフ
ト部材取付け手段117を介して第1アクチュエータ軸
179に連結され、加工物106の第2側面上に配置さ
れたリフト部材103は第2及び第3アクチュエータ軸
179及び少なくとも第1及び第2リフト部材軸181
を介して第2水平アクチュエータ手段112に連結され
ている。第1及び第2リフト部材軸181はそれぞれ第
2及び第3アクチュエータ軸179に連結され且つ加工
物106の第2側面上に配置されたリフト部材103に
対して垂直に配置されている。ここで、加工物106の
第2側面上に配置されたリフト部材103は、第2リフ
ト部材取付け手段117(該取付け手段117は第1及
び第2リフト部材軸181の回りでその水平位置を調節
できる)を介して第1及び第2リフト部材軸181に対
し移動可能に連結されている。第2実施例のユニークな
特徴の1つは、第1実施例が10個のステップモータを
必要とするのに対し、6個のステップモータ(178、
188)で済むことである。第2実施例でステップモー
タの個数を減少できる理由は、第2実施例では、対向し
て配置されたリフト部材103及び載置部材104の水
平移動が相互連結されていることにある。例えば、アッ
プエレベータ組立体の前面及び後面に配置された載置部
材104は逆ねじ親ねじ175により一体に連結されて
おり、ステップモータ178が一方向に回転すると両組
の載置部材が内方に移動し、ステップモータ178が他
方向に回転すると両組の載置部材が外方に移動する。こ
のように、2組の載置部材104を制御する2個のステ
ップモータの代わりに、1個のみのステップモータで済
む。このことは、ダウンエレベータ組立体の載置部材1
04並びに両リフト部材103についてもいえることで
ある。かくして、8個のステップモータが4個に減少さ
れ且つ垂直リフトに必要な2個のステップモータと組み
合わされるため、第2実施例に必要なステップモータの
全個数は6個となる。第2実施例によれば、リフト部材
及び載置部材(103、104)は、垂直バー235に
より一体にボルト止めされた上下の機械加工プラットホ
ーム(231、233)からなる重格子構造(supe
rstructure)により一体に結合されている。
この構造により、リフト部材及び載置部材(103、1
04)の正確な整合が得られ且つ加熱チャンバ130の
製造精度による影響を受けない。
【0022】リフト部材103は、該リフト部材の各位
置が各リフト部材の回りに配置されたレベリングねじす
なわちジャッキねじ205によりレベル出しされるよう
に、取付けブラケット又はクランプ117に取り付けら
れている。各リフト部材103の回りには少なくとも4
つのジャッキねじ205を配置するのが好ましい。同様
に、載置部材104もジャッキねじ205を用いて取付
けブラケット115に取り付けられ、取付けブラケット
115に対して各載置部材104のレベル出しを行な
う。また、床134及び側壁207の孔(これらの孔
を、垂直に配置されたアクチュエータ軸179及び水平
に配置されたアクチュエータ軸131がそれぞれ通る)
から逃散する熱量及びガスは、各軸(131、179)
の回りに可撓性ベローガスケット209を使用すること
により最小限に留められる。ベローガスケット209
は、エレベータ組立体が実質的なガス密封を維持するこ
とを可能にする。このため、不活性ガスを用いて酸素レ
ベルを低ppm値に低下させることができる。各ステッ
プモータ(178、188)は更に、該ステップモータ
が関連する載置部材及びリフト部材の実際の位置を決定
する手段(211、213)を有している。載置部材及
びリフト部材の実際の位置を決定する手段(211、2
13)はエンコーダが好ましい。エンコーダは載置部材
又はリフト部材の位置をフィードバックして、これらの
部材の正確な位置決めを行なう。
【0023】図13及び図14は、電子回路基板等の乾
燥及び硬化に使用できる一般的な加熱炉組立体160を
示す。第1実施例と同様に、加工物106が加工物装填
機構152を介して第1ステップエレベータに装填さ
れ、次に第1ステップエレベータを介して加熱チャンバ
130内を垂直上方に移送されるように、2つのステッ
プエレベータを並べて配置するのが有効である。加工物
106が第1エレベータの頂部に到達すると、加工物
は、移送機構150を介して第2ステップエレベータの
上部に移送され、ここで、該第2ステップエレベータを
介して加熱チャンバ130内を垂直下方に移送される。
加工物106が第2ステップエレベータの底部に到達す
ると、加工物排出機構154を介して第2ステップエレ
ベータから排出される。一般的な電子部品の乾燥又は硬
化を行なうオーブン又は炉は、少なくとも1つのヒータ
/ブロワ組立体(図示せず)を有している。各ヒータ組
立体はブロワモータ158に連結されている。かくし
て、炉160には、該炉が使用される特定用途に基づい
て、1つ以上の加熱ゾーン並びに種々の冷却ゾーンを設
けることができる。
【0024】図17に示すように、支持部材215(す
なわち金属ストリップ又は平板)には複数の棚105
(すなわち複数の支持手段)が連結されている。支持部
材215は、ボルト217及びナット219により、そ
れぞれの載置部材104又はリフト部材103に対して
交換可能に取り付けられる。棚105の幅は約2インチ
であり、支持部材215の長さは約10インチである。
棚105は、加工物の縁部に沿って、第1実施例のピン
5よりも大きい面積で加工物を支持できる。支持部材2
15をボルト止めする新規なアプローチにより、エンド
ユーザは、支持部材215を、棚105間の間隔が異な
る他の支持部材に迅速且つ容易に交換でき、これによ
り、異なる高さをもつ種々の加工物に適合させることが
できる。かくして、加熱チャンバからリフト部材又は載
置部材を取り外す必要なくして交換を行なうことがで
き、これにより、リフト部材又は載置部材を再整合させ
る必要をなくすことができる(新しい載置部材又はリフ
ト部材を取り付ける場合には再整合が必要である)。以
上、本発明による幾つかの実施例を図示し且つ説明した
が、これらの実施例に種々の変更を施すことは当業者に
は明らかであろう。従って、本発明は、図示し且つ詳細
に説明した上記実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲に包含されるあらゆる変更を含むものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による1対のステップエレベータを示す
左側前方から見た斜視図である。
【図2】本発明によるオーブン又は炉内に配置されたス
テップエレベータを示す左側側面図である。
【図3】図2の3−3線に沿う断面図である。
【図4】「ホーム」位置にある互いに隣接したリフト部
材と載置部材(これらの部材の間に多数の加工物が配置
されている)を示す概略図である。
【図5】リフト部材が載置部材より僅か上方に上昇され
ており且つ載置部材が加工物から離れる位置まで後退さ
れている状態にある互いに隣接したリフト部材及び載置
部材を示す概略図である。
【図6】リフト部材が、次のピン位置(単一又は複数)
まで、載置部材より僅か上方に上昇されている状態にあ
る互いに隣接したリフト部材及び載置部材を示す概略図
である。
【図7】載置部材が、加工物と再び係合するように戻さ
れた状態にある互いに隣接したリフト部材及び載置部材
を示す概略図である。
【図8】リフト部材が載置部材より僅か下方に下降され
且つ次に加工物から離れるように後退された状態にある
互いに隣接したリフト部材及び載置部材を示す概略図で
ある。
【図9】リフト部材が図4に示す出発位置すなわち「ホ
ーム」位置より僅か下方に下降された状態にある互いに
隣接したリフト部材及び載置部材を示す概略図である。
【図10】リフト部材が、加工物と再び係合するように
戻され且つ次にその「ホーム」位置に戻すべく僅かに上
昇された状態にある互いに隣接したリフト部材及び載置
部材を示す概略図である。
【図11】ピンが垂直ビーム内に引っ込み得るように構
成されている互いに隣接したリフト部材及び載置部材を
示す概略図である。
【図12】本発明の他の実施例によるステップエレベー
タを示す左側前方から見た斜視図である。
【図13】図12の13−13線に沿う断面図である。
【図14】図12の14−14線に沿う断面図である。
【図15】図12の15−15線に沿う断面図であり、
載置部材アクチュエータ軸及び載置部材取付けブラケッ
トを示す図面である。
【図16】図12の16−16線に沿う断面図であり、
リフト部材軸及びリフト部材取付けブラケットを示す図
面である。
【図17】加工物棚を備えた取外し可能な金属ストリッ
プが、ボルト止めによりそれぞれの載置部材又はリフト
部材に固定された状態にある互いに隣接した載置部材及
びリフト部材を示す概略図である。
【符号の説明】
1 リニア駆動機構 2 支持構造体 3 リフト部材(エレベータ) 4 載置部材 5 ピン 6 加工物 7 リニア駆動機構 11 親ねじレベリング調節機構 12 リニア駆動機構 18 リニア駆動機構 19 リニアスライド 20 親ねじ 21 ステップモータ 30 加熱チャンバ 32 天井 34 床 50 移送機構 52 加工物装填機構 54 加工物排出機構 56 ヒータ/ブロワ組立体 60 炉 100 リニア駆動機構 103 リフト部材(エレベータ) 104 載置部材 106 加工物 112 第2水平アクチュエータ手段 117 第1リフト部材取付け手段 130 加熱チャンバ 171 リニアスライド 175 逆ねじ親ねじ 178 ステップモータ 179 第1アクチュエータ軸 181 第1及び第2リフト部材軸 209 ベローガスケット 215 支持部材 217 ボルト 219 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ディヴィッド エル ダベット アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53094 ウォータータウン ヒッコリー コート 871 (72)発明者 スティーヴン イー ケムポウスキー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53094 ウォータータウン レキシントン コート 420 (72)発明者 ロバート ジェイ チャンドラー アメリカ合衆国 ウィスコンシン州 53538 フォート アトキソン リリアン ストリート 1239

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工物の各側において垂直に配置された
    少なくとも2つの載置部材を有し、該載置部材が水平方
    向のみに移動でき、加工物の各側において垂直に配置さ
    れた少なくとも2つのリフト部材を有し、該リフト部材
    が水平方向及び垂直方向の両方向に移動でき、複数の支
    持手段を有し、該支持手段は、前記加工物が支持手段に
    より支持されるように前記各載置部材及びリフト部材の
    回りに配置されており、前記全ての載置部材及びリフト
    部材を前記加工物に対して水平方向に移動させることが
    できる第1アクチュエータ手段と、前記全てのリフト部
    材を前記加工物に対して垂直方向に移動させることがで
    きる第2アクチュエータ手段とを更に有することを特徴
    とするエレベータ組立体。
  2. 【請求項2】 前記加工物の前記第1側における前記全
    ての載置部材を結合する第1連結部材と、前記加工物の
    前記第2側における前記全ての載置部材を結合する第2
    連結部材と、前記加工物の前記第1側における前記全て
    のリフト部材を結合する第3連結部材と、前記加工物の
    前記第2側における前記全てのリフト部材を結合する第
    4連結部材とを更に有し、前記加工物の両側のそれぞれ
    の載置部材及びリフト部材が一体に移動することを特徴
    とする請求項1に記載のエレベータ組立体。
  3. 【請求項3】 前記加工物の前記第1側に配置された前
    記載置部材を前記第1アクチュエータ手段に連結する第
    1支持組立体と、前記加工物の前記第2側に配置された
    前記載置部材を前記第2アクチュエータ手段に連結する
    第2支持組立体と、前記加工物の前記第1側に配置され
    た前記リフト部材を前記第3アクチュエータ手段に連結
    する第3支持組立体と、前記加工物の前記第2側に配置
    された前記リフト部材を前記第4アクチュエータ手段に
    連結する第4支持組立体とを更に有することを特徴とす
    る請求項1に記載のエレベータ組立体。
  4. 【請求項4】 前記第3及び第4アクチュエータ手段と
    前記垂直アクチュエータ手段との間に配置された第1プ
    ラットホーム手段を更に有することを特徴とする請求項
    1に記載のエレベータ組立体。
  5. 【請求項5】 加熱チャンバを有し、該加熱チャンバが
    少なくとも1つの加熱ゾーン及び加熱チャンバの温度を
    上昇させることができる少なくとも1つの加熱手段を備
    え、少なくとも1つのエレベータ組立体を有し、該エレ
    ベータ組立体が加工物の各側において垂直に配置された
    少なくとも2つの載置部材を備え、該載置部材が水平方
    向のみに移動でき、前記エレベータ組立体が加工物の各
    側において垂直に配置された少なくとも2つのリフト部
    材を備え、該リフト部材が水平方向及び垂直方向の両方
    向に移動でき、前記エレベータ組立体が複数の支持手段
    を備え、該支持手段は、前記加工物が支持手段により支
    持されるように前記各載置部材及びリフト部材の回りに
    配置されており、前記エレベータ組立体が、前記全ての
    載置部材及びリフト部材を前記加工物に対して水平方向
    に移動させることができる第1アクチュエータ手段と、
    前記全てのリフト部材を前記加工物に対して垂直方向に
    移動させることができる第2アクチュエータ手段とを更
    に備え、前記加工物を前記加熱チャンバ内に且つ前記エ
    レベータ組立体上に導入するための装填手段と、前記加
    工物を前記加熱チャンバ及び前記エレベータ組立体から
    取り出すための排出手段とを更に有することを特徴とす
    る炉組立体又はオーブン組立体。
  6. 【請求項6】 前記炉組立体内には2つのエレベータ組
    立体が互いに隣接して配置されており、前記加工物を1
    つのエレベータ組立体から他のエレベータ組立体に移送
    するための少なくとも1つの移送手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の炉組立体。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2アクチュエータ手段が
    前記加熱チャンバの外部に配置されていることを特徴と
    する請求項5に記載の炉組立体。
  8. 【請求項8】 前記エレベータ組立体が更に、前記加工
    物の前記第1側に配置された前記載置部材を前記第1ア
    クチュエータ手段に連結する第1支持組立体と、前記加
    工物の前記第2側に配置された前記載置部材を前記第2
    アクチュエータ手段に連結する第2支持組立体と、前記
    加工物の前記第1側に配置された前記リフト部材を前記
    第3アクチュエータ手段に連結する第3支持組立体と、
    前記加工物の前記第2側に配置された前記リフト部材を
    前記第4アクチュエータ手段に連結する第4支持組立体
    とを更に備えていることを特徴とする請求項5に記載の
    炉組立体。
  9. 【請求項9】 電子回路基板を硬化又は乾燥させる方法
    において、 (a)炉組立体又はオーブン組立体内に配置されたエレ
    ベータ組立体の下端部内に回路基板を装填する工程を有
    し、前記エレベータ組立体が回路基板の各側において垂
    直に配置された少なくとも2つの載置部材を有し、該載
    置部材が水平方向のみに移動でき、前記エレベータ組立
    体が回路基板の各側において垂直に配置された少なくと
    も2つのリフト部材を有し、該リフト部材が水平方向及
    び垂直方向の両方向に移動でき、前記エレベータ組立体
    が前記載置部材及びリフト部材に配置された複数の支持
    手段を更に有し、前記回路基板は該回路基板の回りに配
    置された前記各載置部材及びリフト部材から1つの支持
    手段により支持され、 (b)前記回路基板の幅から離れるように前記載置部材
    を水平方向に後退させる工程と、 (c)前記リフト部材を、該リフト部材上に支持された
    前記回路基板と一緒に、前記静止手段に配置された前記
    支持手段の次の隣接位置に垂直方向に移動させる工程
    と、 (d)前記載置部材の支持手段が前記回路基板の縁部の
    下に位置するように、前記載置部材を水平方向に移動さ
    せる工程と、 (e)前記回路基板が前記載置部材の前記支持手段上に
    配置されるように、前記リフト部材を垂直方向に下降さ
    せる工程と、 (f)前記リフト部材の前記支持手段が回路基板の幅か
    ら離れるように、前記リフト部材を前記回路基板から水
    平方向に後退させる工程と、 (g)前記リフト部材が工程(a)におけるその垂直位
    置に戻るように、前記リフト部材を垂直方向に駆動する
    工程と、 (h)前記リフト部材の支持手段が前記回路基板の縁部
    の下に位置するように、前記リフト部材を水平方向に駆
    動する工程とを更に有し、前記回路基板が前記載置部材
    及びリフト部材のそれぞれの支持手段上に配置されるこ
    とを特徴とする電子回路基板を硬化又は乾燥させる方
    法。
  10. 【請求項10】 前記工程(a)と工程(b)に更に別
    の工程を有し、該別の工程は、前記回路基板が前記載置
    部材に配置された前記支持手段とはもはや接触しなくな
    るように、前記リフト部材を垂直方向に上昇させること
    からなることを特徴とする請求項9に記載の方法。
JP15759995A 1994-06-23 1995-06-23 オーブン又は炉内で加工物を垂直方向に移送するためのステップエレベータ Pending JPH0831760A (ja)

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