JPH08317862A - 調乳用電気ポット - Google Patents
調乳用電気ポットInfo
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- JPH08317862A JPH08317862A JP12794295A JP12794295A JPH08317862A JP H08317862 A JPH08317862 A JP H08317862A JP 12794295 A JP12794295 A JP 12794295A JP 12794295 A JP12794295 A JP 12794295A JP H08317862 A JPH08317862 A JP H08317862A
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- JP
- Japan
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- temperature
- heating
- server
- boiling
- lid
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調乳用のお湯を得る過程における沸騰加熱時
に生じる突沸現象を防止する。 【構成】 電気ヒータ3を有する加熱装置と、該加熱装
置上に載置され、前記電気ヒータ3により加熱される熱
不良導体からなる蓋付きサーバーとを備えた調乳用電気
ポットにおいて、前記サーバーの温度を検出する温度セ
ンサ21と、該温度センサ21による検出温度に基づい
て前記サーバー内に収容された水が所定温度になるよう
に加熱制御する加熱制御手段38と、前記温度センサ2
1による検出温度が沸騰前の第1の設定温度域に達した
ときの前記検出温度の変化から水の昇温特性を求め、該
昇温特性より推定される沸騰近辺での推定昇温特性に応
じて第1の加熱条件を設定する第1加熱調整手段39
と、前記推定昇温特性が得られる前に温度センサ21に
よる検出温度が前記第1の設定温度域より高い第2の設
定温度域に達した時点で第2の加熱条件を設定する第2
加熱調整手段40とを付設している。
に生じる突沸現象を防止する。 【構成】 電気ヒータ3を有する加熱装置と、該加熱装
置上に載置され、前記電気ヒータ3により加熱される熱
不良導体からなる蓋付きサーバーとを備えた調乳用電気
ポットにおいて、前記サーバーの温度を検出する温度セ
ンサ21と、該温度センサ21による検出温度に基づい
て前記サーバー内に収容された水が所定温度になるよう
に加熱制御する加熱制御手段38と、前記温度センサ2
1による検出温度が沸騰前の第1の設定温度域に達した
ときの前記検出温度の変化から水の昇温特性を求め、該
昇温特性より推定される沸騰近辺での推定昇温特性に応
じて第1の加熱条件を設定する第1加熱調整手段39
と、前記推定昇温特性が得られる前に温度センサ21に
よる検出温度が前記第1の設定温度域より高い第2の設
定温度域に達した時点で第2の加熱条件を設定する第2
加熱調整手段40とを付設している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、乳児の調乳用として
用いられる湯を得るための調乳用電気ポットに関するも
のである。
用いられる湯を得るための調乳用電気ポットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、乳児の調乳用の湯は、電気ポッ
ト等で沸騰させたものを哺乳瓶に入れて所定の温度(例
えば、40℃)まで冷まして使用するという方法が従来
から採用されている。
ト等で沸騰させたものを哺乳瓶に入れて所定の温度(例
えば、40℃)まで冷まして使用するという方法が従来
から採用されている。
【0003】ところが、ユーザにとって哺乳瓶の中の湯
の温度が所定温度まで冷めたかどうかを正確に判断する
ことが難しく、手で触ったり、頬に当てて見たりして勘
で判断しているのが実状である。従って、時には熱すぎ
たり、温すぎたりするという問題があった。
の温度が所定温度まで冷めたかどうかを正確に判断する
ことが難しく、手で触ったり、頬に当てて見たりして勘
で判断しているのが実状である。従って、時には熱すぎ
たり、温すぎたりするという問題があった。
【0004】そこで、調乳用の湯を保温しておくのに最
適な湯沸かし・保温兼用の調乳用電気ポットの開発がま
たれてきている。
適な湯沸かし・保温兼用の調乳用電気ポットの開発がま
たれてきている。
【0005】上記のような要求から、電気ヒータを有す
る加熱装置と、該加熱装置上に載置され、前記電気ヒー
タにより加熱される熱不良導体(例えば、耐熱ガラス
等)からなる蓋付きサーバーとを備えた調乳用電気ポッ
トが開発されてきている。
る加熱装置と、該加熱装置上に載置され、前記電気ヒー
タにより加熱される熱不良導体(例えば、耐熱ガラス
等)からなる蓋付きサーバーとを備えた調乳用電気ポッ
トが開発されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な構成の調乳用電気ポットにおいては、サーバーが熱不
良導体である耐熱ガラス製とされるのが通例であるが、
サーバー内に収容された水を加熱沸騰させる過程におい
て、突発的な沸騰(以下、突沸という)が生じ、熱湯が
外部へふきこぼれるという現象が生じることがある。
な構成の調乳用電気ポットにおいては、サーバーが熱不
良導体である耐熱ガラス製とされるのが通例であるが、
サーバー内に収容された水を加熱沸騰させる過程におい
て、突発的な沸騰(以下、突沸という)が生じ、熱湯が
外部へふきこぼれるという現象が生じることがある。
【0007】上記突沸現象は、製造過程において避けら
れないサーバー底部の偏肉あるいは非定形形状に起因し
て、サーバーと加熱源である電気ヒータとの間で密着状
態が得られず、サーバー底部の温度が局部的に高くな
り、その部分で大きな泡が発生することにより生ずる現
象である。
れないサーバー底部の偏肉あるいは非定形形状に起因し
て、サーバーと加熱源である電気ヒータとの間で密着状
態が得られず、サーバー底部の温度が局部的に高くな
り、その部分で大きな泡が発生することにより生ずる現
象である。
【0008】この突沸現象の解消は、熱不良導体からな
るサーバーを用いる調乳用電気ポットにおいては重要な
課題となってきている。
るサーバーを用いる調乳用電気ポットにおいては重要な
課題となってきている。
【0009】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、調乳用のお湯を得る過程における沸騰加熱時に生
じる突沸現象を防止することを目的とするものである。
ので、調乳用のお湯を得る過程における沸騰加熱時に生
じる突沸現象を防止することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明の第1の基本構
成では、上記課題を解決するための手段として、電気ヒ
ータを有する加熱装置と、該加熱装置上に載置され、前
記電気ヒータにより加熱される熱不良導体からなる蓋付
きサーバーとを備えた調乳用電気ポットにおいて、前記
サーバーの温度を検出する温度検出手段と、該温度検出
手段による検出温度に基づいて前記サーバー内に収容さ
れた水が所定温度になるように加熱制御する加熱制御手
段と、前記温度検出手段による検出温度が沸騰前の第1
の設定温度域に達したときの前記検出温度の変化から水
の昇温特性を求め、該昇温特性より推定される沸騰近辺
での推定昇温特性に応じて第1の加熱条件を設定する第
1加熱調整手段と、前記推定昇温特性が得られる前に温
度検出手段による検出温度が前記第1の設定温度域より
高い第2の設定温度域に達した時点で第2の加熱条件を
設定する第2加熱調整手段とを付設して、沸騰加熱時に
おける突沸現象を回避できるようにしている。
成では、上記課題を解決するための手段として、電気ヒ
ータを有する加熱装置と、該加熱装置上に載置され、前
記電気ヒータにより加熱される熱不良導体からなる蓋付
きサーバーとを備えた調乳用電気ポットにおいて、前記
サーバーの温度を検出する温度検出手段と、該温度検出
手段による検出温度に基づいて前記サーバー内に収容さ
れた水が所定温度になるように加熱制御する加熱制御手
段と、前記温度検出手段による検出温度が沸騰前の第1
の設定温度域に達したときの前記検出温度の変化から水
の昇温特性を求め、該昇温特性より推定される沸騰近辺
での推定昇温特性に応じて第1の加熱条件を設定する第
1加熱調整手段と、前記推定昇温特性が得られる前に温
度検出手段による検出温度が前記第1の設定温度域より
高い第2の設定温度域に達した時点で第2の加熱条件を
設定する第2加熱調整手段とを付設して、沸騰加熱時に
おける突沸現象を回避できるようにしている。
【0011】本願発明の第1の基本構成において、前記
第2加熱調整手段を、前記加熱制御手段による通常加熱
状態を持続する時間を設定し、当該時間の終了後に強制
的に加熱状態を停止するものとするのが沸騰加熱時にお
ける突沸現象を確実に回避できる点で好ましい。
第2加熱調整手段を、前記加熱制御手段による通常加熱
状態を持続する時間を設定し、当該時間の終了後に強制
的に加熱状態を停止するものとするのが沸騰加熱時にお
ける突沸現象を確実に回避できる点で好ましい。
【0012】また、前記サーバーの蓋には、サーバーの
内底面に接し得る長さを有するチェーンを着脱可能に取
り付けるのが沸騰加熱時における突沸現象をより確実に
回避できる点で好ましい。
内底面に接し得る長さを有するチェーンを着脱可能に取
り付けるのが沸騰加熱時における突沸現象をより確実に
回避できる点で好ましい。
【0013】本願発明の第2の基本構成では、上記課題
を解決するための手段として、電気ヒータを有する加熱
装置と、該加熱装置上に載置され、前記電気ヒータによ
り加熱される熱不良導体からなる蓋付きサーバーとを備
えた調乳用電気ポットにおいて、前記サーバーの蓋に、
サーバーの内底面に接し得る長さを有するチェーンを着
脱可能に取り付けて、沸騰加熱時における突沸現象を回
避できるようにしている。
を解決するための手段として、電気ヒータを有する加熱
装置と、該加熱装置上に載置され、前記電気ヒータによ
り加熱される熱不良導体からなる蓋付きサーバーとを備
えた調乳用電気ポットにおいて、前記サーバーの蓋に、
サーバーの内底面に接し得る長さを有するチェーンを着
脱可能に取り付けて、沸騰加熱時における突沸現象を回
避できるようにしている。
【0014】本願発明の第1あるいは第2の基本構成に
おいて、前記サーバーの内底面を粗面加工するのが沸騰
加熱時における突沸現象をより一層確実に回避できる点
で好ましい。
おいて、前記サーバーの内底面を粗面加工するのが沸騰
加熱時における突沸現象をより一層確実に回避できる点
で好ましい。
【0015】
【作用】本願発明の第1の基本構成では、上記手段によ
って次のような作用が得られる。
って次のような作用が得られる。
【0016】即ち、熱不良導体からなるサーバー内に収
容された水を加熱装置の電気ヒータによって加熱沸騰さ
せるに際しては、加熱制御手段の作用により温度検出手
段による検出温度に基づいて加熱制御されるが、該加熱
制御中において温度検出手段による検出温度が沸騰前の
第1の設定温度域に達すると、第1加熱調整手段が作動
して前記検出温度の変化から水の昇温特性が求められ、
該昇温特性より推定される沸騰近辺での推定昇温特性に
応じて第1の加熱条件(即ち、サーバーの昇温に伴う熱
伝導特性、温度検出手段の昇温ー抵抗特性および水温の
相関性を一致させた状態での加熱条件)が設定される。
ところで、サーバーの加熱状態によっては局部的加熱が
生じることがあり、前記推定昇温特性が得られる前に温
度検出手段による検出温度が第1の設定温度域より高い
第2の設定温度域に到達してしまうことがあるが、その
際には第2加熱調整手段が作動して第2の加熱条件が設
定され、早めに沸騰が終了することとなる。
容された水を加熱装置の電気ヒータによって加熱沸騰さ
せるに際しては、加熱制御手段の作用により温度検出手
段による検出温度に基づいて加熱制御されるが、該加熱
制御中において温度検出手段による検出温度が沸騰前の
第1の設定温度域に達すると、第1加熱調整手段が作動
して前記検出温度の変化から水の昇温特性が求められ、
該昇温特性より推定される沸騰近辺での推定昇温特性に
応じて第1の加熱条件(即ち、サーバーの昇温に伴う熱
伝導特性、温度検出手段の昇温ー抵抗特性および水温の
相関性を一致させた状態での加熱条件)が設定される。
ところで、サーバーの加熱状態によっては局部的加熱が
生じることがあり、前記推定昇温特性が得られる前に温
度検出手段による検出温度が第1の設定温度域より高い
第2の設定温度域に到達してしまうことがあるが、その
際には第2加熱調整手段が作動して第2の加熱条件が設
定され、早めに沸騰が終了することとなる。
【0017】本願発明の第1の基本構成において、前記
第2加熱調整手段を、前記加熱制御手段による通常加熱
状態を持続する時間を設定し、当該時間の終了後に強制
的に加熱状態を停止するものとした場合、第1の加熱条
件に到達する前に第1の設定温度域より高い第2の設定
温度域に到達した時点から設定された時間だけ通常加熱
された後に加熱が停止されることとなり、沸騰加熱時に
おける突沸現象を確実に回避できる。
第2加熱調整手段を、前記加熱制御手段による通常加熱
状態を持続する時間を設定し、当該時間の終了後に強制
的に加熱状態を停止するものとした場合、第1の加熱条
件に到達する前に第1の設定温度域より高い第2の設定
温度域に到達した時点から設定された時間だけ通常加熱
された後に加熱が停止されることとなり、沸騰加熱時に
おける突沸現象を確実に回避できる。
【0018】また、前記サーバーの蓋に、サーバーの内
底面に接し得る長さを有するチェーンを着脱可能に取り
付けた場合、突沸現象の引き金となる大きな泡の発生が
抑制されることとなり、沸騰加熱時における突沸現象を
より確実に回避することができる。
底面に接し得る長さを有するチェーンを着脱可能に取り
付けた場合、突沸現象の引き金となる大きな泡の発生が
抑制されることとなり、沸騰加熱時における突沸現象を
より確実に回避することができる。
【0019】本願発明の第2の基本構成では、上記手段
によって次のような作用が得られる。
によって次のような作用が得られる。
【0020】即ち、沸騰加熱時においてサーバー内にお
いてチェーンが揺動するため、大きな泡の発生が抑制さ
れることなり、沸騰加熱時における突沸現象が確実に回
避できる。
いてチェーンが揺動するため、大きな泡の発生が抑制さ
れることなり、沸騰加熱時における突沸現象が確実に回
避できる。
【0021】本願発明の第1あるいは第2の基本構成に
おいて、前記サーバーの内底面を粗面加工した場合、サ
ーバー内底面からの泡の離脱が促進されるため、大きな
泡が生じにくくなり、沸騰加熱時における突沸現象をよ
り一層確実に回避できる。
おいて、前記サーバーの内底面を粗面加工した場合、サ
ーバー内底面からの泡の離脱が促進されるため、大きな
泡が生じにくくなり、沸騰加熱時における突沸現象をよ
り一層確実に回避できる。
【0022】
【発明の効果】本願発明の第1の基本構成によれば、熱
不良導体からなるサーバー内に収容された水を加熱沸騰
させるに際して、加熱制御手段による加熱制御中におい
て温度検出手段による検出温度が沸騰前の第1の設定温
度域に達すると、第1加熱調整手段の作用により前記検
出温度の変化から水の昇温特性を求め、該昇温特性より
推定される沸騰近辺での推定昇温特性に応じて第1の加
熱条件(即ち、サーバーの昇温に伴う熱伝導特性、温度
検出手段の昇温ー抵抗特性および水温の相関性を一致さ
せた状態での加熱条件)を設定するとともに、前記前記
推定昇温特性が得られる前に温度検出手段による検出温
度が第1の設定温度域より高い第2の設定温度域に到達
した場合には、第2加熱調整手段の作用により第2の加
熱条件が設定され、早めに沸騰が終了するようにしてい
るので、熱不良導体からなるサーバーの温度域によって
熱伝導特性が異なること、温度検出手段の温度ー抵抗特
性が不安定なことなどに影響されることなく、予め設定
された加熱状態に適合できるとともに、通常の沸騰加熱
と異なる異常加熱状態(即ち、突沸現象が発生しそうな
加熱状態)となった場合においては未然にこれを防止で
きるという優れた効果がある。
不良導体からなるサーバー内に収容された水を加熱沸騰
させるに際して、加熱制御手段による加熱制御中におい
て温度検出手段による検出温度が沸騰前の第1の設定温
度域に達すると、第1加熱調整手段の作用により前記検
出温度の変化から水の昇温特性を求め、該昇温特性より
推定される沸騰近辺での推定昇温特性に応じて第1の加
熱条件(即ち、サーバーの昇温に伴う熱伝導特性、温度
検出手段の昇温ー抵抗特性および水温の相関性を一致さ
せた状態での加熱条件)を設定するとともに、前記前記
推定昇温特性が得られる前に温度検出手段による検出温
度が第1の設定温度域より高い第2の設定温度域に到達
した場合には、第2加熱調整手段の作用により第2の加
熱条件が設定され、早めに沸騰が終了するようにしてい
るので、熱不良導体からなるサーバーの温度域によって
熱伝導特性が異なること、温度検出手段の温度ー抵抗特
性が不安定なことなどに影響されることなく、予め設定
された加熱状態に適合できるとともに、通常の沸騰加熱
と異なる異常加熱状態(即ち、突沸現象が発生しそうな
加熱状態)となった場合においては未然にこれを防止で
きるという優れた効果がある。
【0023】本願発明の第2の基本構成によれば、サー
バーの蓋に、サーバーの内底面に接し得る長さを有する
チェーンを着脱可能に取り付けて、沸騰加熱時において
サーバー内底面に接するチェーンの揺動により、大きな
泡の発生を抑制するようにしたので、沸騰加熱時におけ
る突沸現象を確実に回避することができるという優れた
効果がある。
バーの蓋に、サーバーの内底面に接し得る長さを有する
チェーンを着脱可能に取り付けて、沸騰加熱時において
サーバー内底面に接するチェーンの揺動により、大きな
泡の発生を抑制するようにしたので、沸騰加熱時におけ
る突沸現象を確実に回避することができるという優れた
効果がある。
【0024】
【実施例】以下、添付の図面を参照して、本願発明の幾
つかの好適な実施例を説明する。
つかの好適な実施例を説明する。
【0025】実施例1 図1には、本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポッ
トが示されている。
トが示されている。
【0026】本実施例の調乳用電気ポットは、電気ヒー
タ3を有する加熱装置1と、該加熱装置1上に載置さ
れ、前記電気ヒータ3により加熱される蓋付きサーバー
2とを備えて構成されている。
タ3を有する加熱装置1と、該加熱装置1上に載置さ
れ、前記電気ヒータ3により加熱される蓋付きサーバー
2とを備えて構成されている。
【0027】前記加熱装置1は、上下の箱体部を構成す
る合成樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレート等)か
らなる略円筒状の上下ケース4,5を備えており、両ケ
ース4,5の下端周縁部および上端周縁部同士を相互に
嵌合一体化することにより腰の低いテーブル状に構成さ
れている。また、前記下ケース5の下端開口は、板金製
の底板6によって閉塞されている。
る合成樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレート等)か
らなる略円筒状の上下ケース4,5を備えており、両ケ
ース4,5の下端周縁部および上端周縁部同士を相互に
嵌合一体化することにより腰の低いテーブル状に構成さ
れている。また、前記下ケース5の下端開口は、板金製
の底板6によって閉塞されている。
【0028】前記上ケース4の上端開口部には、下向き
に屈曲延設された縦周壁7が形成されており、該縦周壁
7の下端には、断面U字状の係合部8が形成されてい
る。前記縦周壁7は、加熱装置1上にサーバー2を載置
した際にサーバー2の底部を覆って安定載置状態を確保
するとともに、後述する放熱盤11からの熱放散を防止
する作用をなす。
に屈曲延設された縦周壁7が形成されており、該縦周壁
7の下端には、断面U字状の係合部8が形成されてい
る。前記縦周壁7は、加熱装置1上にサーバー2を載置
した際にサーバー2の底部を覆って安定載置状態を確保
するとともに、後述する放熱盤11からの熱放散を防止
する作用をなす。
【0029】そして、該係合部8には、略円盤状の金属
製の保護枠9の外周に一体形成された係止縁部10が上
方側から係止されている。該保護枠9は、所定深さの皿
状構造とされており、その底部側フラット面上には、熱
良導体(例えば、アルミニウムあるいはアルミニウム合
金等)からなる円盤状の放熱盤11内に発熱体(例えば、
シーズヒータ等)12を鋳込んで構成された電気ヒータ
3が載置固定されている。なお、この保護枠9は、電気
ヒータ3の熱が下方へ輻射されるのを防止する遮熱板と
しても作用する。前記放熱盤11は、その下面に一体突
設されたボス部11aを前記保護枠9に形成された支持
穴9aに係止するとともに適宜位置にて保護枠9に対し
てビス止めすることにより載置固定状態が確保されるこ
ととなっている。そして、前記放熱盤11上に前記サー
バー2が載置され、放熱盤11からの熱伝導によりサー
バー2内の水Wが加熱されることとなっている。また、
前記放熱盤11および保護枠9の中央部には、後述する
ように温度検出手段である温度センサ21を嵌装設置す
るための第1および第2のセンサ嵌合穴13,14がそ
れぞれ形成されている。
製の保護枠9の外周に一体形成された係止縁部10が上
方側から係止されている。該保護枠9は、所定深さの皿
状構造とされており、その底部側フラット面上には、熱
良導体(例えば、アルミニウムあるいはアルミニウム合
金等)からなる円盤状の放熱盤11内に発熱体(例えば、
シーズヒータ等)12を鋳込んで構成された電気ヒータ
3が載置固定されている。なお、この保護枠9は、電気
ヒータ3の熱が下方へ輻射されるのを防止する遮熱板と
しても作用する。前記放熱盤11は、その下面に一体突
設されたボス部11aを前記保護枠9に形成された支持
穴9aに係止するとともに適宜位置にて保護枠9に対し
てビス止めすることにより載置固定状態が確保されるこ
ととなっている。そして、前記放熱盤11上に前記サー
バー2が載置され、放熱盤11からの熱伝導によりサー
バー2内の水Wが加熱されることとなっている。また、
前記放熱盤11および保護枠9の中央部には、後述する
ように温度検出手段である温度センサ21を嵌装設置す
るための第1および第2のセンサ嵌合穴13,14がそ
れぞれ形成されている。
【0030】一方、前記下ケース5の内側中央部には、
上方側に断面台形状に突出した所定直径の円形支持部5
aが一体成形されており、該円形支持部5aの下方に形成
される空間部15には、前記電気ヒータ3への通電を制
御する制御回路等を内蔵した制御回路収納ボックス16
が前記円形支持部5aの下面にビス止めされた状態で配
設される。
上方側に断面台形状に突出した所定直径の円形支持部5
aが一体成形されており、該円形支持部5aの下方に形成
される空間部15には、前記電気ヒータ3への通電を制
御する制御回路等を内蔵した制御回路収納ボックス16
が前記円形支持部5aの下面にビス止めされた状態で配
設される。
【0031】前記制御回路収納ボックス16は、相互に
無理嵌め結合された合成樹脂製(例えば、ポリプロピレ
ン製)の上下の箱体32,33からなっており、その内部
には、マイクロコンピュータ基板17が前記下箱体33
にビス止めされた状態で内蔵されている。
無理嵌め結合された合成樹脂製(例えば、ポリプロピレ
ン製)の上下の箱体32,33からなっており、その内部
には、マイクロコンピュータ基板17が前記下箱体33
にビス止めされた状態で内蔵されている。
【0032】前記制御回路収納ボックス16における前
面側外壁(具体的には、上箱体32の前面側外壁)には、
各種スイッチ操作部および各種表示部を備えた操作パネ
ル部34が設けられている。
面側外壁(具体的には、上箱体32の前面側外壁)には、
各種スイッチ操作部および各種表示部を備えた操作パネ
ル部34が設けられている。
【0033】一方、前記加熱装置1における下ケース5
の周壁前面側には、左右方向に長い長円状の開口部40
が形成されており、該開口部40には、前記制御回路収
納ボックス16における操作パネル部34がその外面と
加熱装置1の外周面とが面一状態となるように臨ましめ
られている。このように構成したことにより、制御回路
収納ボックス16と操作パネル部34とのユニット化が
可能となり、該操作パネル部34を加熱装置1の外周面
に形成した開口部に臨ませるだけで、制御回路収納ボッ
クス16と操作パネル部34との組付が行えるととも
に、操作パネル部34とマイクロコンピュータ基板17
(即ち、制御回路)とのリード線配索も極めて短くてよい
こととなる。このことにより、部品点数および組付工数
を大幅に低減することができるのである。
の周壁前面側には、左右方向に長い長円状の開口部40
が形成されており、該開口部40には、前記制御回路収
納ボックス16における操作パネル部34がその外面と
加熱装置1の外周面とが面一状態となるように臨ましめ
られている。このように構成したことにより、制御回路
収納ボックス16と操作パネル部34とのユニット化が
可能となり、該操作パネル部34を加熱装置1の外周面
に形成した開口部に臨ませるだけで、制御回路収納ボッ
クス16と操作パネル部34との組付が行えるととも
に、操作パネル部34とマイクロコンピュータ基板17
(即ち、制御回路)とのリード線配索も極めて短くてよい
こととなる。このことにより、部品点数および組付工数
を大幅に低減することができるのである。
【0034】ところで、前記温度センサ21は、感温部
となるサーミスタ22を内蔵したセンサホルダ23と、
該センサホルダ23の下端部外周に形成されたフランジ
部23aと係合し且つ該フランジ部23aを介して前記セ
ンサホルダ23を下方から昇降可能に支持する支持筒2
4と、該支持筒24を昇降可能状態で内挿するセンサキ
ャップ25と、前記支持筒24の上端外周に形成された
鍔状のスプリング受26と前記センサキャップ25の底
面との間に介設されて前記支持筒24を常時上方に付勢
するスプリング(例えば、コイルスプリング)27とから
なっている。なお、前記支持筒24の下端には、後述す
るリードスイッチ31と対となって電気ヒータ3上のサ
ーバー2の有無を検知するセットセンサとしての機能を
果たすマグネット30が付設されている。
となるサーミスタ22を内蔵したセンサホルダ23と、
該センサホルダ23の下端部外周に形成されたフランジ
部23aと係合し且つ該フランジ部23aを介して前記セ
ンサホルダ23を下方から昇降可能に支持する支持筒2
4と、該支持筒24を昇降可能状態で内挿するセンサキ
ャップ25と、前記支持筒24の上端外周に形成された
鍔状のスプリング受26と前記センサキャップ25の底
面との間に介設されて前記支持筒24を常時上方に付勢
するスプリング(例えば、コイルスプリング)27とから
なっている。なお、前記支持筒24の下端には、後述す
るリードスイッチ31と対となって電気ヒータ3上のサ
ーバー2の有無を検知するセットセンサとしての機能を
果たすマグネット30が付設されている。
【0035】そして、この温度センサ21は、センサホ
ルダ23が電気ヒータ3の放熱盤11中央部に形成され
た第1嵌合穴13を貫通して所定量だけ上方に突出し、
センサキャップ25が保護枠9中央部に形成された第2
嵌合穴14を貫通し、支持筒24が前記円形支持部5a
に形成された貫通穴28および制御回路収納ボックス1
6の天板(即ち、上箱体32の天板)に形成された切欠穴
29に対して遊嵌された状態で前記円形支持部5a上に
センサキャップ25を載置固定することにより取り付け
られている。
ルダ23が電気ヒータ3の放熱盤11中央部に形成され
た第1嵌合穴13を貫通して所定量だけ上方に突出し、
センサキャップ25が保護枠9中央部に形成された第2
嵌合穴14を貫通し、支持筒24が前記円形支持部5a
に形成された貫通穴28および制御回路収納ボックス1
6の天板(即ち、上箱体32の天板)に形成された切欠穴
29に対して遊嵌された状態で前記円形支持部5a上に
センサキャップ25を載置固定することにより取り付け
られている。
【0036】さらに、前記マイクロコンピュータ基板1
7には、前記温度センサ21に付設されたマグネット3
0と対向する位置にリードスイッチ31が設けられてお
り、該リードスイッチ31と前記マグネット30との距
離は、サーバー2が電気ヒータ3上に載置されていない
場合(即ち、温度センサ21におけるセンサホルダ23
が上昇している場合)には、マグネット30の磁力が作
用せず、サーバー2が電気ヒータ3上に載置されると、
センサホルダ23が下降してマグネット30の磁力が作
用し得るように設定されている。従って、サーバー2の
電気ヒータ3上への載置・非載置に応じてリードスイッ
チ31がON・OFFし、電気ヒータ3(具体的には、
発熱体12)への通電が制御される。
7には、前記温度センサ21に付設されたマグネット3
0と対向する位置にリードスイッチ31が設けられてお
り、該リードスイッチ31と前記マグネット30との距
離は、サーバー2が電気ヒータ3上に載置されていない
場合(即ち、温度センサ21におけるセンサホルダ23
が上昇している場合)には、マグネット30の磁力が作
用せず、サーバー2が電気ヒータ3上に載置されると、
センサホルダ23が下降してマグネット30の磁力が作
用し得るように設定されている。従って、サーバー2の
電気ヒータ3上への載置・非載置に応じてリードスイッ
チ31がON・OFFし、電気ヒータ3(具体的には、
発熱体12)への通電が制御される。
【0037】つまり、本実施例の場合、前記温度センサ
21は、サーバー2内の湯温を検出する湯温検出作用と
サーバー2の空検知作用とを果たすこととなっており、
空検知時には電気ヒータ3への通電がカットされ、安全
確保が図れるとともに無駄な電力消費も防止される。
21は、サーバー2内の湯温を検出する湯温検出作用と
サーバー2の空検知作用とを果たすこととなっており、
空検知時には電気ヒータ3への通電がカットされ、安全
確保が図れるとともに無駄な電力消費も防止される。
【0038】一方、前記サーバー2は、透明な耐熱ガラ
スからなっていて、上下方向中央部が大径で、上下両端
側が小径の広口瓶形状とされ、その底面2aは、前記放
熱盤11上面の緩い凸状のアール面に対応する緩い凹状
のアール面に形成されている。また、サーバー2の上端
部は、前面側に嘴状の注湯口52を有する筒状の給水口
53が形成されており、該給水口53の基部は、やや小
径の頸部54とされている。該頸部54は、後述するよ
うに把手55の取付部となる。さらに、前記給水口53
および注湯口52は、透明な耐熱合成樹脂からなる着脱
可能な蓋56によって覆蓋されている。該蓋56は、前
記給水口53を閉塞するとともに蒸気抜き穴57を有す
る蓋主体56aと、前記注湯口52を閉塞する注湯口用
蓋部56bとによって構成されている。符号58は給水
口53の口縁内周に係合して蓋56の脱落を防止する環
状係合片である。
スからなっていて、上下方向中央部が大径で、上下両端
側が小径の広口瓶形状とされ、その底面2aは、前記放
熱盤11上面の緩い凸状のアール面に対応する緩い凹状
のアール面に形成されている。また、サーバー2の上端
部は、前面側に嘴状の注湯口52を有する筒状の給水口
53が形成されており、該給水口53の基部は、やや小
径の頸部54とされている。該頸部54は、後述するよ
うに把手55の取付部となる。さらに、前記給水口53
および注湯口52は、透明な耐熱合成樹脂からなる着脱
可能な蓋56によって覆蓋されている。該蓋56は、前
記給水口53を閉塞するとともに蒸気抜き穴57を有す
る蓋主体56aと、前記注湯口52を閉塞する注湯口用
蓋部56bとによって構成されている。符号58は給水
口53の口縁内周に係合して蓋56の脱落を防止する環
状係合片である。
【0039】前記把手55は、使用者が把持するC字状
の把持部55aと、該把持部55aの内端上下を連結する
とともにサーバー2の外周面に密着する支持部55bと
からなる合成樹脂の一体成形品とされており、サーバー
2の頸部54に巻き付けられた把手リング59を介して
取り付けられることとなっている。符号60は把手リン
グ59を把手55に結合するための締付ボルトである。
の把持部55aと、該把持部55aの内端上下を連結する
とともにサーバー2の外周面に密着する支持部55bと
からなる合成樹脂の一体成形品とされており、サーバー
2の頸部54に巻き付けられた把手リング59を介して
取り付けられることとなっている。符号60は把手リン
グ59を把手55に結合するための締付ボルトである。
【0040】本実施例においては、前記蓋56には、前
記サーバー2の内底面2aに接し得る長さを有するチェ
ーン61が着脱可能に取り付けられている。該チェーン
61は、蓋56における蒸気抜き穴57の口縁に形成し
た取付穴62に対してチェーン61の上端に取り付けた
ナスカン63を着脱自在に係止することにより取り付け
られている。該チェーン61は、沸騰加熱時においてサ
ーバー内底面2aに接した部分が揺動することを利用し
て大きな泡の発生を抑制する作用をなす。従って、沸騰
加熱時における局部的加熱に起因する突沸現象を回避す
ることができるのである。
記サーバー2の内底面2aに接し得る長さを有するチェ
ーン61が着脱可能に取り付けられている。該チェーン
61は、蓋56における蒸気抜き穴57の口縁に形成し
た取付穴62に対してチェーン61の上端に取り付けた
ナスカン63を着脱自在に係止することにより取り付け
られている。該チェーン61は、沸騰加熱時においてサ
ーバー内底面2aに接した部分が揺動することを利用し
て大きな泡の発生を抑制する作用をなす。従って、沸騰
加熱時における局部的加熱に起因する突沸現象を回避す
ることができるのである。
【0041】なお、使用されるチェーン61としては、
熱良導性および耐食性に優れた金属からなるものが最適
であり、気泡を保持し易い端面を多くもつもの(図2参
照)、あるいはボールチェーンと称されるもの(図3参
照)が望ましい。また、チェーン61に代えて図4に示
す環状のスプリング64をサーバー2の底部に配置して
も突沸防止効果が期待できる。
熱良導性および耐食性に優れた金属からなるものが最適
であり、気泡を保持し易い端面を多くもつもの(図2参
照)、あるいはボールチェーンと称されるもの(図3参
照)が望ましい。また、チェーン61に代えて図4に示
す環状のスプリング64をサーバー2の底部に配置して
も突沸防止効果が期待できる。
【0042】また、図5に示すように、前記サーバー2
の内底面2aに対してショットブラストあるいは化学的
処理を施して粗面化すると、沸騰加熱時において小さな
泡しか生じないようになり、突沸防止に効果を発揮す
る。
の内底面2aに対してショットブラストあるいは化学的
処理を施して粗面化すると、沸騰加熱時において小さな
泡しか生じないようになり、突沸防止に効果を発揮す
る。
【0043】次に、本実施例の調乳用電気ポットにおけ
る電気的要素の構成について図6を参照して説明する。
る電気的要素の構成について図6を参照して説明する。
【0044】前記マイクロコンピュータ基板17には、
図6に示すように、マイクロコンピュータ35を利用し
た制御回路36が内蔵されており、該制御回路36によ
りヒータ駆動回路37を動作制御するようになってい
る。
図6に示すように、マイクロコンピュータ35を利用し
た制御回路36が内蔵されており、該制御回路36によ
りヒータ駆動回路37を動作制御するようになってい
る。
【0045】前記マイクロコンピュータ35は、温度セ
ンサ21による検出温度に基づいて前記サーバー2内に
収容された水Wが所定温度になるように加熱制御する加
熱制御手段38と、前記温度センサ21による検出温度
が沸騰前の第1の設定温度T1(例えば、130℃)に
達したときの前記検出温度の変化から水の昇温特性を求
め、該昇温特性より推定される沸騰近辺での推定昇温特
性に応じて第1の加熱条件を設定する第1加熱調整手段
39と、前記第1の加熱条件到達以前に前記第1の設定
温度T1より高い第2の設定温度T2(例えば、162
℃)に達した時点で突沸を防止する第2の加熱条件を設
定する第2加熱調整手段40とを備えている。
ンサ21による検出温度に基づいて前記サーバー2内に
収容された水Wが所定温度になるように加熱制御する加
熱制御手段38と、前記温度センサ21による検出温度
が沸騰前の第1の設定温度T1(例えば、130℃)に
達したときの前記検出温度の変化から水の昇温特性を求
め、該昇温特性より推定される沸騰近辺での推定昇温特
性に応じて第1の加熱条件を設定する第1加熱調整手段
39と、前記第1の加熱条件到達以前に前記第1の設定
温度T1より高い第2の設定温度T2(例えば、162
℃)に達した時点で突沸を防止する第2の加熱条件を設
定する第2加熱調整手段40とを備えている。
【0046】前記第1加熱調整手段39により設定され
る第1の加熱条件は、前記推定昇温特性が得られた時点
以降において前記加熱制御手段38による通常加熱状態
を持続するための時間t1(例えば、176秒)とされ
ている。
る第1の加熱条件は、前記推定昇温特性が得られた時点
以降において前記加熱制御手段38による通常加熱状態
を持続するための時間t1(例えば、176秒)とされ
ている。
【0047】一方、前記第2加熱調整手段40により設
定される第2の加熱条件は、第2の設定温度T2に達し
た時点以降において前記加熱制御手段38による通常加
熱状態を持続するための時間t2(例えば、10分)と
されている。
定される第2の加熱条件は、第2の設定温度T2に達し
た時点以降において前記加熱制御手段38による通常加
熱状態を持続するための時間t2(例えば、10分)と
されている。
【0048】また、前記マイクロコンピュータ35に
は、前記ヒータ駆動回路37の交流電源41をトランス
42と整流器43とにより得られた直流電流が供給さ
れ、また前記交流電源41からの給電により周波数同期
信号入力回路44にて生成された周波数同期信号が入力
されることとなっている。さらに、前記マイクロコンピ
ュータ35の入力側には、前記温度センサ21、前記操
作パネル部34に設けられた各種の操作キー45、各種
の表示素子46、各種動作モードにおける各種の状態を
音響で告知するアラーム47等が接続され、出力側に
は、トライアック駆動回路48が接続されており、ヒー
タ駆動回路37の電気ヒータ3への通電をトライアック
49を介して制御し、その時々に必要に加熱状態が得ら
れるようにしている。
は、前記ヒータ駆動回路37の交流電源41をトランス
42と整流器43とにより得られた直流電流が供給さ
れ、また前記交流電源41からの給電により周波数同期
信号入力回路44にて生成された周波数同期信号が入力
されることとなっている。さらに、前記マイクロコンピ
ュータ35の入力側には、前記温度センサ21、前記操
作パネル部34に設けられた各種の操作キー45、各種
の表示素子46、各種動作モードにおける各種の状態を
音響で告知するアラーム47等が接続され、出力側に
は、トライアック駆動回路48が接続されており、ヒー
タ駆動回路37の電気ヒータ3への通電をトライアック
49を介して制御し、その時々に必要に加熱状態が得ら
れるようにしている。
【0049】ついで、図7に示すフローチャートおよび
図8に示すタイムチャートを参照して、本実施例の調乳
用電気ポットにおける沸騰制御について説明する。
図8に示すタイムチャートを参照して、本実施例の調乳
用電気ポットにおける沸騰制御について説明する。
【0050】電源が投入されると、ステップS1におい
て温度センサ21による検出温度Tと沸騰開始下限温度
Tmin(例えば、55℃)との比較がなされ、T<T
minと判定されると、ステップS2において電気ヒー
タ3がONされて沸騰加熱が開始される。
て温度センサ21による検出温度Tと沸騰開始下限温度
Tmin(例えば、55℃)との比較がなされ、T<T
minと判定されると、ステップS2において電気ヒー
タ3がONされて沸騰加熱が開始される。
【0051】該沸騰加熱の過程において、温度センサ2
1による検出温度Tが第1設定温度T1(例えば、13
0℃)に到達した(この時の水温は沸騰前の温度であ
る)ことが確認されると(ステップS3)、ステップS4
においてその時の温度上昇度(換言すれば、温度上昇曲
線Aの傾き)ΔT(図8参照)を求める。該温度上昇度
ΔTはサーバー2内の水量により変化するので、ステッ
プS4において実行される処理は水量判定処理ともな
る。かくして求められた温度上昇度ΔTに基づいてステ
ップS5において沸騰温度近辺での推定温度上昇度ΔT
a(図8参照)が設定される。該推定温度上昇度ΔTa
は、ステップS4において求められた水量別に数種類用
意され、水量に対応する推定温度上昇度ΔTaが設定さ
れる。
1による検出温度Tが第1設定温度T1(例えば、13
0℃)に到達した(この時の水温は沸騰前の温度であ
る)ことが確認されると(ステップS3)、ステップS4
においてその時の温度上昇度(換言すれば、温度上昇曲
線Aの傾き)ΔT(図8参照)を求める。該温度上昇度
ΔTはサーバー2内の水量により変化するので、ステッ
プS4において実行される処理は水量判定処理ともな
る。かくして求められた温度上昇度ΔTに基づいてステ
ップS5において沸騰温度近辺での推定温度上昇度ΔT
a(図8参照)が設定される。該推定温度上昇度ΔTa
は、ステップS4において求められた水量別に数種類用
意され、水量に対応する推定温度上昇度ΔTaが設定さ
れる。
【0052】その後、ステップS6において温度上昇曲
線Aの傾きが前記推定温度上昇度ΔTaに達したか否か
の判定がなされ、ここで肯定判定された場合にはステッ
プS7に進んで沸騰終了を告知すると同時にステップS8
において時限t1(本実施例の場合、176秒)の加熱
加算タイマー(換言すれば、第1加熱調整手段39)を
動作させる。そして、ステップS9において前記加熱加
算タイマーがカウントアップしたと確認されると保温制
御に移行する。
線Aの傾きが前記推定温度上昇度ΔTaに達したか否か
の判定がなされ、ここで肯定判定された場合にはステッ
プS7に進んで沸騰終了を告知すると同時にステップS8
において時限t1(本実施例の場合、176秒)の加熱
加算タイマー(換言すれば、第1加熱調整手段39)を
動作させる。そして、ステップS9において前記加熱加
算タイマーがカウントアップしたと確認されると保温制
御に移行する。
【0053】つまり、熱不良導体からなるサーバー2内
に収容された水Wを加熱沸騰させるに際して、加熱制御
手段38による加熱制御中において温度センサ21によ
る検出温度Tが沸騰前の第1設定温度T1(例えば、1
30℃)に達した場合には、第1加熱調整手段39の作
用により前記検出温度Tの変化から水の昇温特性(換言
すれば、温度上昇度ΔT)が求められ、該昇温特性より
推定される沸騰近辺での推定昇温特性(換言すれば、推
定温度上昇度ΔTa)に応じて第1の加熱条件(即ち、
加熱加算タイマー)が設定されることとなり、熱不良導
体からなるサーバー2の温度域によって熱伝導特性が異
なること、温度センサ21の温度ー抵抗特性が不安定な
ことなどに影響されることなく、予め設定された加熱状
態に適合させることができるのである。
に収容された水Wを加熱沸騰させるに際して、加熱制御
手段38による加熱制御中において温度センサ21によ
る検出温度Tが沸騰前の第1設定温度T1(例えば、1
30℃)に達した場合には、第1加熱調整手段39の作
用により前記検出温度Tの変化から水の昇温特性(換言
すれば、温度上昇度ΔT)が求められ、該昇温特性より
推定される沸騰近辺での推定昇温特性(換言すれば、推
定温度上昇度ΔTa)に応じて第1の加熱条件(即ち、
加熱加算タイマー)が設定されることとなり、熱不良導
体からなるサーバー2の温度域によって熱伝導特性が異
なること、温度センサ21の温度ー抵抗特性が不安定な
ことなどに影響されることなく、予め設定された加熱状
態に適合させることができるのである。
【0054】一方、ステップS6において否定判定され
た場合、ステップS10において温度センサ21による検
出温度Tと第2設定温度T2(例えば、162℃)との
比較がなされ、第2設定温度T2に達したことが確認さ
れると、ステップS11において時限t2(本実施例の場
合、10分)の加熱強制タイマー(換言すれば、第2加
熱調整手段40)を動作させる。そして、ステップS12
において前記加熱強制タイマーがカウントアップしたと
確認されると保温制御に移行する。このようにすれば、
突沸の原因となる局部的なサーバー温度の上昇がおきる
場合、温度センサ21による検出温度Tが早く高温に上
昇する(即ち、図8の温度上昇曲線B参照)ので、正常
な加熱による沸騰が得られる前に第2設定温度T2に到
達した時点で加熱強制タイマーを動作させて、早めに沸
騰加熱を終了させることにより突沸現象の発生が防止で
きるのである。
た場合、ステップS10において温度センサ21による検
出温度Tと第2設定温度T2(例えば、162℃)との
比較がなされ、第2設定温度T2に達したことが確認さ
れると、ステップS11において時限t2(本実施例の場
合、10分)の加熱強制タイマー(換言すれば、第2加
熱調整手段40)を動作させる。そして、ステップS12
において前記加熱強制タイマーがカウントアップしたと
確認されると保温制御に移行する。このようにすれば、
突沸の原因となる局部的なサーバー温度の上昇がおきる
場合、温度センサ21による検出温度Tが早く高温に上
昇する(即ち、図8の温度上昇曲線B参照)ので、正常
な加熱による沸騰が得られる前に第2設定温度T2に到
達した時点で加熱強制タイマーを動作させて、早めに沸
騰加熱を終了させることにより突沸現象の発生が防止で
きるのである。
【0055】つまり、前記推定昇温特性(換言すれば、
推定温度上昇度ΔTa)が得られる前に温度センサ21
による検出温度Tが第1設定温度T1より高い第2設定
温度T2(例えば、162℃)に到達した場合に、第2
加熱調整手段40の作用により第2の加熱条件(即ち、
加算強制タイマー)を設定して、早めに沸騰が終了する
ようにしているため、通常の沸騰加熱と異なる異常加熱
状態(即ち、突沸現象が発生しそうな加熱状態)となっ
た場合においては未然にこれを防止できるのである。
推定温度上昇度ΔTa)が得られる前に温度センサ21
による検出温度Tが第1設定温度T1より高い第2設定
温度T2(例えば、162℃)に到達した場合に、第2
加熱調整手段40の作用により第2の加熱条件(即ち、
加算強制タイマー)を設定して、早めに沸騰が終了する
ようにしているため、通常の沸騰加熱と異なる異常加熱
状態(即ち、突沸現象が発生しそうな加熱状態)となっ
た場合においては未然にこれを防止できるのである。
【0056】実施例2 図9には、本願発明の実施例2にかかる調乳用電気ポッ
トが示されている。
トが示されている。
【0057】本実施例の場合、実施例1におけるチェー
ンに代えて、蓋56の下面に対して、多数の細孔65,
65・・を有する耐食金属製の有底円筒体66を着脱可
能に取り付けている。該有底円筒体66はサーバー2の
内底面2a近傍まで垂設するのが望ましい。このように
構成すると、沸騰加熱時においてサーバー内底面2aか
ら発生する気泡が細孔65,65・・の存在によって大
きく成長しなくなり、突沸現象が回避される。その他の
構成および作用効果は実施例1と同様なので重複を避け
て説明を省略する。
ンに代えて、蓋56の下面に対して、多数の細孔65,
65・・を有する耐食金属製の有底円筒体66を着脱可
能に取り付けている。該有底円筒体66はサーバー2の
内底面2a近傍まで垂設するのが望ましい。このように
構成すると、沸騰加熱時においてサーバー内底面2aか
ら発生する気泡が細孔65,65・・の存在によって大
きく成長しなくなり、突沸現象が回避される。その他の
構成および作用効果は実施例1と同様なので重複を避け
て説明を省略する。
【0058】本願発明は、上記各実施例の構成に限定さ
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
れるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲におい
て適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図1】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
におけるチェーンの部分拡大図である。
におけるチェーンの部分拡大図である。
【図3】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
において使用可能な他のチェーンの部分拡大図である。
において使用可能な他のチェーンの部分拡大図である。
【図4】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
においてチェーンに代えて使用可能なスプリングの平面
図である。
においてチェーンに代えて使用可能なスプリングの平面
図である。
【図5】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
におけるサーバー内底面の拡大断面図である。
におけるサーバー内底面の拡大断面図である。
【図6】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
における電気的要素の結線図である。
における電気的要素の結線図である。
【図7】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
における沸騰加熱制御を示すフローチャートである。
における沸騰加熱制御を示すフローチャートである。
【図8】本願発明の実施例1にかかる調乳用電気ポット
における沸騰加熱制御を説明するタイムチャートであ
る。
における沸騰加熱制御を説明するタイムチャートであ
る。
【図9】本願発明の実施例2にかかる調乳用電気ポット
の縦断面図である。
の縦断面図である。
1は加熱装置、2はサーバー、2aは内底面、3は電気
ヒータ、17はマイクロコンピュータ基板、21は温度
検出手段(温度センサ)、35はマイクロコンピュー
タ、36は制御回路、38は加熱制御手段、39は第1
加熱調整手段、40は第2加熱調整手段、61はチェー
ン。
ヒータ、17はマイクロコンピュータ基板、21は温度
検出手段(温度センサ)、35はマイクロコンピュー
タ、36は制御回路、38は加熱制御手段、39は第1
加熱調整手段、40は第2加熱調整手段、61はチェー
ン。
Claims (5)
- 【請求項1】 電気ヒータを有する加熱装置と、該加熱
装置上に載置され、前記電気ヒータにより加熱される熱
不良導体からなる蓋付きサーバーとを備えた調乳用電気
ポットであって、前記サーバーの温度を検出する温度検
出手段と、該温度検出手段による検出温度に基づいて前
記サーバー内に収容された水が所定温度になるように加
熱制御する加熱制御手段と、前記温度検出手段による検
出温度が沸騰前の第1の設定温度域に達したときの前記
検出温度の変化から水の昇温特性を求め、該昇温特性よ
り推定される沸騰近辺での推定昇温特性に応じて第1の
加熱条件を設定する第1加熱調整手段と、前記推定昇温
特性が得られる前に前記第1の設定温度域より高い第2
の設定温度域に達した時点で第2の加熱条件を設定する
第2加熱調整手段とを備えていることを特徴とする調乳
用電気ポット。 - 【請求項2】 前記第2加熱調整手段は、前記加熱制御
手段による通常加熱状態を持続する時間を設定し、当該
時間の終了後に強制的に加熱状態を停止するものとされ
ていることを特徴とする前記請求項1記載の調乳用電気
ポット。 - 【請求項3】 前記サーバーの蓋には、サーバーの内底
面に接し得る長さを有するチェーンを着脱可能に取り付
けたことを特徴とする前記請求項1および請求項2のい
ずれか一項記載の調乳用電気ポット。 - 【請求項4】 電気ヒータを有する加熱装置と、該加熱
装置上に載置され、前記電気ヒータにより加熱される熱
不良導体からなる蓋付きサーバーとを備えた調乳用電気
ポットであって、前記サーバーの蓋には、サーバーの内
底面に接し得る長さを有するチェーンを着脱可能に取り
付けたことを特徴とする調乳用電気ポット。 - 【請求項5】 前記サーバーの内底面を粗面加工したこ
とを特徴とする前記請求項1ないし請求項4のいずれか
一項記載の調乳用電気ポット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127942A JP2806302B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 調乳用電気ポット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127942A JP2806302B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 調乳用電気ポット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317862A true JPH08317862A (ja) | 1996-12-03 |
| JP2806302B2 JP2806302B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=14972452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7127942A Expired - Fee Related JP2806302B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 調乳用電気ポット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2806302B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107890293A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-04-10 | 湖南新韶光电器有限公司 | 一种极速加热器及其应用的电热水壶 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5293365U (ja) * | 1976-01-08 | 1977-07-12 | ||
| JPS60160925A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | 松下電器産業株式会社 | 電気液体加熱機器 |
| JPS62120815A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-02 | 松下電器産業株式会社 | 加熱調理器の沸騰検出装置 |
| JPH03191925A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気湯沸かし器 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7127942A patent/JP2806302B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5293365U (ja) * | 1976-01-08 | 1977-07-12 | ||
| JPS60160925A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | 松下電器産業株式会社 | 電気液体加熱機器 |
| JPS62120815A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-02 | 松下電器産業株式会社 | 加熱調理器の沸騰検出装置 |
| JPH03191925A (ja) * | 1989-12-20 | 1991-08-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電気湯沸かし器 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107890293A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-04-10 | 湖南新韶光电器有限公司 | 一种极速加热器及其应用的电热水壶 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2806302B2 (ja) | 1998-09-30 |
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