JPH08318430A - 放電加工方法及び放電加工装置 - Google Patents
放電加工方法及び放電加工装置Info
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- JPH08318430A JPH08318430A JP12137695A JP12137695A JPH08318430A JP H08318430 A JPH08318430 A JP H08318430A JP 12137695 A JP12137695 A JP 12137695A JP 12137695 A JP12137695 A JP 12137695A JP H08318430 A JPH08318430 A JP H08318430A
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- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 title abstract description 7
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極及び被加工物の材質、放電の電気的条件
等の加工条件を変更した場合にも容易に適正な電極の駆
動条件を決定し、また、安定した加工が可能である放電
加工方法を提供する。 【構成】 本発明は、電気的信号検出手段4が前記電極
1と被加工物2との間に放電の電気的信号を検出し、駆
動条件演算手段5が電気的信号検出手段4により検出し
た電気的信号を基に駆動手段6における駆動条件を求
め、求めた駆動条件により駆動手段6の駆動制御を行っ
て電極1と被加工物2とを位置決めし放電加工を行う。
等の加工条件を変更した場合にも容易に適正な電極の駆
動条件を決定し、また、安定した加工が可能である放電
加工方法を提供する。 【構成】 本発明は、電気的信号検出手段4が前記電極
1と被加工物2との間に放電の電気的信号を検出し、駆
動条件演算手段5が電気的信号検出手段4により検出し
た電気的信号を基に駆動手段6における駆動条件を求
め、求めた駆動条件により駆動手段6の駆動制御を行っ
て電極1と被加工物2とを位置決めし放電加工を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極と被加工物を位置
決めし、金型、金属、導電性セラミック等からなる部品
を加工する放電加工方法及び放電加工装置に関するもの
である。
決めし、金型、金属、導電性セラミック等からなる部品
を加工する放電加工方法及び放電加工装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、放電加工において安定した加工
を行うためには、電極と被加工物(ワーク)との極間を
放電が安定して生じる微小間隙に保つ必要がある。この
ような極間を微小間隙に保ち放電加工を行う方法の従来
技術として、特開平2−190218号公報に記載され
た放電加工機のサーボ制御方法がある。
を行うためには、電極と被加工物(ワーク)との極間を
放電が安定して生じる微小間隙に保つ必要がある。この
ような極間を微小間隙に保ち放電加工を行う方法の従来
技術として、特開平2−190218号公報に記載され
た放電加工機のサーボ制御方法がある。
【0003】図8を参照して従来の放電加工機のサーボ
制御方法について概説する。即ち、このサーボ制御方法
は、予め指定された基準電圧Vrefと極間検出部10
1により検出される電極102と被加工物103との間
の実際の極間電圧との差電圧に基づき速度設定部104
により軸移動速度を求め、その軸移動速度から、目的位
置決定部105により、軸移動量を求め、位置制御部1
06に出力すると共に、前記軸移動量の出力分解能を下
回る微小軸移動速度成分を軸移動量出力段階とは別のフ
ィードバックループである調節器107を介して出力
し、モータ108により電極102を駆動することによ
り、電極102と被加工物103との間の極間電圧が一
定に保持されるように放電加工機をサーボ制御し加工す
るようにしたものであり、電圧差により位置追従し、安
定放電加工を行うものである。
制御方法について概説する。即ち、このサーボ制御方法
は、予め指定された基準電圧Vrefと極間検出部10
1により検出される電極102と被加工物103との間
の実際の極間電圧との差電圧に基づき速度設定部104
により軸移動速度を求め、その軸移動速度から、目的位
置決定部105により、軸移動量を求め、位置制御部1
06に出力すると共に、前記軸移動量の出力分解能を下
回る微小軸移動速度成分を軸移動量出力段階とは別のフ
ィードバックループである調節器107を介して出力
し、モータ108により電極102を駆動することによ
り、電極102と被加工物103との間の極間電圧が一
定に保持されるように放電加工機をサーボ制御し加工す
るようにしたものであり、電圧差により位置追従し、安
定放電加工を行うものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の放電加工機のサーボ制御方法による放電加工方法
の場合には、電極102と被加工物103との極間の微
小間隙を保持する方法が予め設定した基準電圧Vref
との電圧差に依存している。
従来の放電加工機のサーボ制御方法による放電加工方法
の場合には、電極102と被加工物103との極間の微
小間隙を保持する方法が予め設定した基準電圧Vref
との電圧差に依存している。
【0005】基準電圧Vrefとなる電圧は、電極10
2及び被加工物103の材質、放電の電気的条件等によ
り一定の値ではなく、加工条件に応じて変更する必要が
あるが従来のサーボ制御方法はその手段を有していな
い。また、極間の電圧は、加工の進行による極間距離の
変動、放電の発生による変動、加工屑等の介在物による
変動と、いくつもの変動要因があり、これらを一定とす
るサーボ制御では、電極102と被加工物103との短
絡等の虞がある等の問題を有している。
2及び被加工物103の材質、放電の電気的条件等によ
り一定の値ではなく、加工条件に応じて変更する必要が
あるが従来のサーボ制御方法はその手段を有していな
い。また、極間の電圧は、加工の進行による極間距離の
変動、放電の発生による変動、加工屑等の介在物による
変動と、いくつもの変動要因があり、これらを一定とす
るサーボ制御では、電極102と被加工物103との短
絡等の虞がある等の問題を有している。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、電極および被加工物の材質、放電の電気的条件
等の加工条件を変更した場合にも容易に適正な電極の駆
動条件を決定し、また、安定した加工が可能である放電
加工方法及び放電加工装置を提供することを目的とす
る。
であり、電極および被加工物の材質、放電の電気的条件
等の加工条件を変更した場合にも容易に適正な電極の駆
動条件を決定し、また、安定した加工が可能である放電
加工方法及び放電加工装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の放電加工
方法は、電極と被加工物とを放電ギャップ内の微小間隙
に位置決め固定し、電極から被加工物に放電を行い、こ
の時の放電の電気的信号及び加工形状を基礎データとし
て電極と被加工物との位置決めの駆動条件を求め、この
駆動条件により位置決めを行いつつ被加工物の放電加工
を行うことを特徴とするものである。
方法は、電極と被加工物とを放電ギャップ内の微小間隙
に位置決め固定し、電極から被加工物に放電を行い、こ
の時の放電の電気的信号及び加工形状を基礎データとし
て電極と被加工物との位置決めの駆動条件を求め、この
駆動条件により位置決めを行いつつ被加工物の放電加工
を行うことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の放電加工方法は、請求項1
記載の放電加工方法における前記放電の電気的信号が、
極間電圧、極間電流又は放電頻度であり、それぞれ単一
若しくは複数の電気的信号から放電加工の進行を判断し
て放電加工の進行を示す値の範囲を定め、電極と被加工
物との位置決め箇所で、電気的信号が前記値の範囲外と
なる場合に、電極と被加工物とが微小間隙を保ち放電を
生じる位置に次の位置決めを行うことを特徴とするもの
である。
記載の放電加工方法における前記放電の電気的信号が、
極間電圧、極間電流又は放電頻度であり、それぞれ単一
若しくは複数の電気的信号から放電加工の進行を判断し
て放電加工の進行を示す値の範囲を定め、電極と被加工
物との位置決め箇所で、電気的信号が前記値の範囲外と
なる場合に、電極と被加工物とが微小間隙を保ち放電を
生じる位置に次の位置決めを行うことを特徴とするもの
である。
【0009】請求項3記載の放電加工装置は、加工工具
となる電極と、前記電極と被加工物とを絶縁する加工液
と、前記電極と被加工物との間に放電電力を供給する電
源と、前記電極と前記被加工物を位置決めする駆動手段
とを備えた放電加工装置において、前記電極と被加工物
との間に放電の電気的信号を検出する電気的信号検出手
段と、この電気的信号検出手段により検出した電気的信
号を基に前記駆動手段における駆動条件を求める駆動条
件演算手段と、この駆動条件演算手段により求めた駆動
条件により前記駆動手段の駆動制御を行う制御手段とを
備えたことを特徴とするものである。
となる電極と、前記電極と被加工物とを絶縁する加工液
と、前記電極と被加工物との間に放電電力を供給する電
源と、前記電極と前記被加工物を位置決めする駆動手段
とを備えた放電加工装置において、前記電極と被加工物
との間に放電の電気的信号を検出する電気的信号検出手
段と、この電気的信号検出手段により検出した電気的信
号を基に前記駆動手段における駆動条件を求める駆動条
件演算手段と、この駆動条件演算手段により求めた駆動
条件により前記駆動手段の駆動制御を行う制御手段とを
備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明の作用を図1を用いて説明
する。図1は、本発明方法に用いる放電加工装置の構成
を示すものであり、電極1と被加工物2が放電電源3に
接続されこれらに放電電圧が印加可能となっている。
する。図1は、本発明方法に用いる放電加工装置の構成
を示すものであり、電極1と被加工物2が放電電源3に
接続されこれらに放電電圧が印加可能となっている。
【0011】また、電極1と被加工物2との間の極間電
圧等の極間の電気的信号が、電気的信号検出手段4によ
り検出される。検出された電気的信号は、駆動条件演算
手段5に入力されここで演算処理される。駆動条件演算
手段5は、演算処理結果より、駆動手段6に駆動指令を
出力し、電極1と被加工物2とを位置決めするようにな
っている。また、前記電極1と被加工物2とは、絶縁性
を有する加工液7に浸されている。
圧等の極間の電気的信号が、電気的信号検出手段4によ
り検出される。検出された電気的信号は、駆動条件演算
手段5に入力されここで演算処理される。駆動条件演算
手段5は、演算処理結果より、駆動手段6に駆動指令を
出力し、電極1と被加工物2とを位置決めするようにな
っている。また、前記電極1と被加工物2とは、絶縁性
を有する加工液7に浸されている。
【0012】本発明によると、先ず、電極1と被加工物
2とは放電が生じる微小間隙に位置決めされる。この状
態で放電電源3から放電電圧が印加されると、極間で放
電が生じ、加工が行われる。放電を繰り返すことによ
り、その位置決め箇所における加工が進行し、極間距離
Lが増大する。極間距離Lが増大すると、放電は生じに
くくなり、最終的にその位置決め箇所で極間距離Lは放
電ギャップhに漸化する。
2とは放電が生じる微小間隙に位置決めされる。この状
態で放電電源3から放電電圧が印加されると、極間で放
電が生じ、加工が行われる。放電を繰り返すことによ
り、その位置決め箇所における加工が進行し、極間距離
Lが増大する。極間距離Lが増大すると、放電は生じに
くくなり、最終的にその位置決め箇所で極間距離Lは放
電ギャップhに漸化する。
【0013】ここで、放電ギャップhは、放電が生じる
最大極間距離を意味する。このとき、極間から得られる
電気的信号も、極間距離Lの変化に応じて変化する。即
ち、極間から得られる電気的信号の変化により、その位
置決め箇所における放電加工の進行状況の基礎データが
得られる。
最大極間距離を意味する。このとき、極間から得られる
電気的信号も、極間距離Lの変化に応じて変化する。即
ち、極間から得られる電気的信号の変化により、その位
置決め箇所における放電加工の進行状況の基礎データが
得られる。
【0014】そこで、予め電極1と被加工物2とを放電
が生じる微小間隙に位置決めし、この時の電気的信号の
プロファイル、及び、放電ギャップhを測定し、基礎デ
ータとする。そして、実際の加工においては、先ず、電
極1と被加工物2とを放電ギャップh以下の微小間隙に
位置決めし、その箇所での放電加工を行う。次に、極間
の電気的信号と基礎データとする電気的信号のプロファ
イルとの比較を行い、その箇所での放電加工が十分なさ
れたと判断された場合に、駆動条件演算手段5から駆動
手段6に駆動指令を出力し、後続の位置決めを行う。
が生じる微小間隙に位置決めし、この時の電気的信号の
プロファイル、及び、放電ギャップhを測定し、基礎デ
ータとする。そして、実際の加工においては、先ず、電
極1と被加工物2とを放電ギャップh以下の微小間隙に
位置決めし、その箇所での放電加工を行う。次に、極間
の電気的信号と基礎データとする電気的信号のプロファ
イルとの比較を行い、その箇所での放電加工が十分なさ
れたと判断された場合に、駆動条件演算手段5から駆動
手段6に駆動指令を出力し、後続の位置決めを行う。
【0015】この際の駆動手段6による駆動量は、放電
ギャップh以下の値であり、電極1と被加工物2とは間
欠的な駆動により常に放電が生じる適正な微小間隙に位
置決めされることになり、安定した放電加工が実現可能
である。
ギャップh以下の値であり、電極1と被加工物2とは間
欠的な駆動により常に放電が生じる適正な微小間隙に位
置決めされることになり、安定した放電加工が実現可能
である。
【0016】また、加工に必要な基礎データは容易に得
られるものであり、電極1及び被加工物2の材質、放電
の電気的条件等の加工条件を変更した場合にも容易に適
正な電極の駆動条件を決定し対応できるものである。
られるものであり、電極1及び被加工物2の材質、放電
の電気的条件等の加工条件を変更した場合にも容易に適
正な電極の駆動条件を決定し対応できるものである。
【0017】次に、本発明の請求項2における作用を説
明する。即ち、電気的信号検出手段4により検出される
放電の電気的信号が、極間電圧、極間電流又は放電頻度
であり、それぞれ単一、若しくは、複数の電気的信号か
ら放電加工の進行を判断し、駆動指令を出力する。この
加工の進行の判断は、予め測定する極間電圧プロファイ
ルから決定する設定値、若しくは、やはり予め測定され
た放電頻度プロファイルから決定する設定値等との比較
によりなされる。これらの設定値は、定数または範囲を
有する値であり、検出される電気的信号が、この設定値
と対比し、一致すると判断されると駆動指令が出力され
ることになる。また、極間電圧、極間電流、放電頻度等
の複数の電気的信号から放電の状態を判断することで短
絡等の検出も容易に行うことができる。
明する。即ち、電気的信号検出手段4により検出される
放電の電気的信号が、極間電圧、極間電流又は放電頻度
であり、それぞれ単一、若しくは、複数の電気的信号か
ら放電加工の進行を判断し、駆動指令を出力する。この
加工の進行の判断は、予め測定する極間電圧プロファイ
ルから決定する設定値、若しくは、やはり予め測定され
た放電頻度プロファイルから決定する設定値等との比較
によりなされる。これらの設定値は、定数または範囲を
有する値であり、検出される電気的信号が、この設定値
と対比し、一致すると判断されると駆動指令が出力され
ることになる。また、極間電圧、極間電流、放電頻度等
の複数の電気的信号から放電の状態を判断することで短
絡等の検出も容易に行うことができる。
【0018】次に、本発明の請求項3における作用を説
明する。請求項3記載の発明に係る放電加工装置によれ
ば、電気的信号検出手段が前記電極と被加工物との間に
放電の電気的信号を検出し、駆動条件演算手段が電気的
信号検出手段により検出した電気的信号を基に前記駆動
手段における駆動条件を求め、制御手段により駆動条件
演算手段により求めた駆動条件により前記駆動手段の駆
動制御を行うようにしたものであるから、上述した作用
を発揮する請求項1、2記載の放電加工方法を容易に実
現できる。
明する。請求項3記載の発明に係る放電加工装置によれ
ば、電気的信号検出手段が前記電極と被加工物との間に
放電の電気的信号を検出し、駆動条件演算手段が電気的
信号検出手段により検出した電気的信号を基に前記駆動
手段における駆動条件を求め、制御手段により駆動条件
演算手段により求めた駆動条件により前記駆動手段の駆
動制御を行うようにしたものであるから、上述した作用
を発揮する請求項1、2記載の放電加工方法を容易に実
現できる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳述する。
【0020】[第1実施例]図2、図3を用いて本発明
の第1実施例を説明する。図2は、本発明の第1実施例
における放電加工装置の構成を示すブロック図であり、
図3は、放電開始電圧vと極間距離Lとの関係を示す図
であり、図4は、放電開始電圧vと放電時間tとの関係
を示す図である。
の第1実施例を説明する。図2は、本発明の第1実施例
における放電加工装置の構成を示すブロック図であり、
図3は、放電開始電圧vと極間距離Lとの関係を示す図
であり、図4は、放電開始電圧vと放電時間tとの関係
を示す図である。
【0021】(構成)本実施例の放電加工装置の電極1
と被加工物2とは、放電電源3に接続され、放電電圧が
印加可能となっている。また、電極1と被加工物2と
は、放電電圧検出手段11と接続されている。放電電圧
検出手段11は、駆動条件演算手段5と接続され、駆動
条件演算手段5は、制御手段12と接続されている。
と被加工物2とは、放電電源3に接続され、放電電圧が
印加可能となっている。また、電極1と被加工物2と
は、放電電圧検出手段11と接続されている。放電電圧
検出手段11は、駆動条件演算手段5と接続され、駆動
条件演算手段5は、制御手段12と接続されている。
【0022】制御手段12は、Z軸モータ13及びX−
Y軸モータ14と接続されており、Z軸モータ13は、
制御手段12の指令により電極1をZ軸方向に駆動し、
X−Y軸モータ14は、加工液7に浸されて被加工物2
が設置されている加工槽10をX−Y軸方向に駆動する
ようになっている。本実施例においては、電気的信号検
出手段は、放電電圧検出手段11により構成され、駆動
手段は、Z軸モータ13及びX−Y軸モータ14により
構成されている。
Y軸モータ14と接続されており、Z軸モータ13は、
制御手段12の指令により電極1をZ軸方向に駆動し、
X−Y軸モータ14は、加工液7に浸されて被加工物2
が設置されている加工槽10をX−Y軸方向に駆動する
ようになっている。本実施例においては、電気的信号検
出手段は、放電電圧検出手段11により構成され、駆動
手段は、Z軸モータ13及びX−Y軸モータ14により
構成されている。
【0023】(作用)先ず、電極1と被加工物2とを放
電を生じる微小間隙に位置決めし、その場で放電加工を
行うことにより基礎データを得る。微小間隙の位置決め
は、電極1と被加工物2とを電圧を印加した状態で近付
け電気的に接触させることで行う。基礎データは、放電
電圧検出手段11による放電電圧のモニタリングデータ
と、別途測定する加工深さデータとで構成される。この
ときの加工深さが放電ギャップhとなる。
電を生じる微小間隙に位置決めし、その場で放電加工を
行うことにより基礎データを得る。微小間隙の位置決め
は、電極1と被加工物2とを電圧を印加した状態で近付
け電気的に接触させることで行う。基礎データは、放電
電圧検出手段11による放電電圧のモニタリングデータ
と、別途測定する加工深さデータとで構成される。この
ときの加工深さが放電ギャップhとなる。
【0024】放電開始電圧vは、図3に示すように極間
距離Lが増大するに伴い増大し、放電開始電圧vが設定
印加電圧vmaxとなるところで極間距離Lは放電ギャ
ップhとなる。また、放電開始電圧vと時間tとの関係
は、図4に示すように時間tの経過とともに放電開始電
圧vが増大し、設定印加電圧vmaxに漸化する。これ
により、放電開始電圧vが漸化し始める電圧を駆動条件
電圧vsとする。本実施例では、駆動条件電圧vsは、
設定印加電圧vmaxの80%の値、駆動量Δzは、放
電ギャップhの50%の値とする。
距離Lが増大するに伴い増大し、放電開始電圧vが設定
印加電圧vmaxとなるところで極間距離Lは放電ギャ
ップhとなる。また、放電開始電圧vと時間tとの関係
は、図4に示すように時間tの経過とともに放電開始電
圧vが増大し、設定印加電圧vmaxに漸化する。これ
により、放電開始電圧vが漸化し始める電圧を駆動条件
電圧vsとする。本実施例では、駆動条件電圧vsは、
設定印加電圧vmaxの80%の値、駆動量Δzは、放
電ギャップhの50%の値とする。
【0025】このような条件により、実際の放電加工を
行う。即ち、電極1と被加工物2とを電気的に接触させ
ることで加工の開始高さを決定し、その箇所で放電加工
を行う。加工中、放電電圧検出手段11により放電開始
電圧vがモニタリングされ、駆動条件演算手段5は、放
電開始電圧vが駆動条件電圧vsを越えたときに、制御
手段12に駆動指令を出力する。制御手段12は、加工
形状に応じてZ軸モータ13又はX−Y軸モータ14に
指令を出力し、駆動量Δzの駆動を行い、後続の位置決
めをする。これにより、任意の加工形状の放電加工を行
う。
行う。即ち、電極1と被加工物2とを電気的に接触させ
ることで加工の開始高さを決定し、その箇所で放電加工
を行う。加工中、放電電圧検出手段11により放電開始
電圧vがモニタリングされ、駆動条件演算手段5は、放
電開始電圧vが駆動条件電圧vsを越えたときに、制御
手段12に駆動指令を出力する。制御手段12は、加工
形状に応じてZ軸モータ13又はX−Y軸モータ14に
指令を出力し、駆動量Δzの駆動を行い、後続の位置決
めをする。これにより、任意の加工形状の放電加工を行
う。
【0026】このとき、各位置決め箇所での放電加工
は、放電ギャップhに近い値まで進行し、駆動量Δzは
放電ギャップh以下の値であるため、安定して放電加工
を行うことが可能である。また、電極1及び被加工物2
の材質、放電の電気的条件等の加工条件を変更する場合
にも適正な駆動条件を容易に決定し対応することが可能
である。
は、放電ギャップhに近い値まで進行し、駆動量Δzは
放電ギャップh以下の値であるため、安定して放電加工
を行うことが可能である。また、電極1及び被加工物2
の材質、放電の電気的条件等の加工条件を変更する場合
にも適正な駆動条件を容易に決定し対応することが可能
である。
【0027】(効果)本実施例によれば、特に構成が簡
単であり、適切な電極1及び被加工物2の駆動条件が容
易に得られ、任意の加工形状の放電加工を実現できる。
単であり、適切な電極1及び被加工物2の駆動条件が容
易に得られ、任意の加工形状の放電加工を実現できる。
【0028】[第2実施例]本発明の第2実施例を図
5、図6を参照して説明する。図5は、本発明の第2実
施例における放電加工装置のブロック図であり、図6
は、第2実施例における放電頻度fと放電時間tとの関
係を示す図である。尚、図5に示す第2実施例における
放電加工装置において、図2に示す第1実施例の放電加
工装置と同一の機能を有するものには同一の符号を付し
て示す。
5、図6を参照して説明する。図5は、本発明の第2実
施例における放電加工装置のブロック図であり、図6
は、第2実施例における放電頻度fと放電時間tとの関
係を示す図である。尚、図5に示す第2実施例における
放電加工装置において、図2に示す第1実施例の放電加
工装置と同一の機能を有するものには同一の符号を付し
て示す。
【0029】(構成)本実施例においては、電気的信号
検出手段を、放電電流検出手段21及び放電頻度計測手
段22により構成している。放電電流検出手段21は、
放電電流値を検出し、放電頻度計測手段22に検出信号
を出力する。放電頻度計測手段22は、放電電流値か
ら、放電回数をカウントし、放電頻度fを計測して駆動
条件演算手段5に送出するようになっている。
検出手段を、放電電流検出手段21及び放電頻度計測手
段22により構成している。放電電流検出手段21は、
放電電流値を検出し、放電頻度計測手段22に検出信号
を出力する。放電頻度計測手段22は、放電電流値か
ら、放電回数をカウントし、放電頻度fを計測して駆動
条件演算手段5に送出するようになっている。
【0030】(作用)本実施例においては、放電状態の
モニタリングは、放電電流検出手段21を介して、放電
頻度計測手段22により行う。放電頻度fと放電時間t
との関係は、図6に示すように、位置決め箇所で放電が
開始されると増大し、放電加工が進行すると減少する傾
向にあり、最終的に放電ギャップhが形成される時に
は、ほとんど放電は発生しない。本実施例においては、
駆動条件頻度fsを最大放電頻度fmaxの10%と
し、放電頻度fが駆動条件頻度fs以下となった時点で
駆動指令を出力するようにする。また、このときの駆動
量Δzを既述した放電ギャップhの50%の値とする。
モニタリングは、放電電流検出手段21を介して、放電
頻度計測手段22により行う。放電頻度fと放電時間t
との関係は、図6に示すように、位置決め箇所で放電が
開始されると増大し、放電加工が進行すると減少する傾
向にあり、最終的に放電ギャップhが形成される時に
は、ほとんど放電は発生しない。本実施例においては、
駆動条件頻度fsを最大放電頻度fmaxの10%と
し、放電頻度fが駆動条件頻度fs以下となった時点で
駆動指令を出力するようにする。また、このときの駆動
量Δzを既述した放電ギャップhの50%の値とする。
【0031】(効果)本実施例によれば、放電回数を数
えることで駆動条件を設定するため、特に放電電極3が
RC回路等を含み、放電開始電圧vが不安定な場合であ
っても、安定して放電加工を実行することが可能であ
る。
えることで駆動条件を設定するため、特に放電電極3が
RC回路等を含み、放電開始電圧vが不安定な場合であ
っても、安定して放電加工を実行することが可能であ
る。
【0032】[第3実施例]本発明の第3実施例を図7
を参照して説明する。図7は、本発明の第3実施例にお
ける放電加工装置のブロック図であり、図7に示す第3
実施例における放電加工装置において、図2に示す第1
実施例の放電加工装置と同一の機能を有するものには同
一の符号を付して示す。
を参照して説明する。図7は、本発明の第3実施例にお
ける放電加工装置のブロック図であり、図7に示す第3
実施例における放電加工装置において、図2に示す第1
実施例の放電加工装置と同一の機能を有するものには同
一の符号を付して示す。
【0033】(構成)本実施例では、被加工物2の加工
形状が任意の三次元形状を有しており、電極1を走査す
ることにより、その三次元形状を形成する。このため、
本実施例における電気的信号検出手段は、放電電流検出
手段21及び放電頻度計測手段22により構成してい
る。また、駆動条件演算手段5には、Z軸モータ制御手
段31及びX−Y軸モータ制御手段部32を接続してお
り、さらに、X−Y軸モータ制御手段32には、形状デ
ータバッファ(メモリ)33を接続している。
形状が任意の三次元形状を有しており、電極1を走査す
ることにより、その三次元形状を形成する。このため、
本実施例における電気的信号検出手段は、放電電流検出
手段21及び放電頻度計測手段22により構成してい
る。また、駆動条件演算手段5には、Z軸モータ制御手
段31及びX−Y軸モータ制御手段部32を接続してお
り、さらに、X−Y軸モータ制御手段32には、形状デ
ータバッファ(メモリ)33を接続している。
【0034】(作用)本実施例では、Z方向に電極1を
間欠的に送りながら、X−Y断面毎に加工を行う。形状
データバッファ33には、予め加工形状のZ方向の電極
1の送り量zに対応したX−Y断面の形状データD
(z)が格納されている。X−Y軸モータ制御手段32
は、形状データD(z)に基づきX−Y軸モータ14を
駆動する。
間欠的に送りながら、X−Y断面毎に加工を行う。形状
データバッファ33には、予め加工形状のZ方向の電極
1の送り量zに対応したX−Y断面の形状データD
(z)が格納されている。X−Y軸モータ制御手段32
は、形状データD(z)に基づきX−Y軸モータ14を
駆動する。
【0035】前記X−Y軸モータ14の駆動動作中、放
電電流検出手段21を介して放電頻度計測手段22によ
り放電頻度fがモニタリングされる。駆動条件演算手段
5により求めた放電頻度fが駆動条件頻度fs以下と判
断されたときに、Z軸モータ13に対して駆動指令が出
力され、駆動量Δzによる駆動が行われる。
電電流検出手段21を介して放電頻度計測手段22によ
り放電頻度fがモニタリングされる。駆動条件演算手段
5により求めた放電頻度fが駆動条件頻度fs以下と判
断されたときに、Z軸モータ13に対して駆動指令が出
力され、駆動量Δzによる駆動が行われる。
【0036】この時の駆動量Δzは、加工前の基礎デー
タから、放電ギャップh以下に設定した値である。ま
た、このとき、X−Y軸モータ制御手段32にも指令が
出力され、X−Y軸モータ制御手段32は、形状データ
バッファ33から、形状データD(z+Δz)を読み出
し、この形状データD(z+Δz)に従いX−Y軸モー
タ14の駆動を行う。このような動作を順次繰り返し任
意の三次元形状を形成して放電加工を実行する。
タから、放電ギャップh以下に設定した値である。ま
た、このとき、X−Y軸モータ制御手段32にも指令が
出力され、X−Y軸モータ制御手段32は、形状データ
バッファ33から、形状データD(z+Δz)を読み出
し、この形状データD(z+Δz)に従いX−Y軸モー
タ14の駆動を行う。このような動作を順次繰り返し任
意の三次元形状を形成して放電加工を実行する。
【0037】(効果)本実施例においては、Z軸モータ
13の一度の動作の駆動量Δzを一定値とし、X−Y断
面の形状データD(z)に従ったX−Y軸モータ14の
駆動中に極間距離が放電ギャップhに漸化した時点で駆
動が行われる。この後、電極1の送り量z+Δzに対応
する形状データD(z+Δz)に従いX−Y軸モータ1
4が動作し放電加工が実行される。このため、電極1の
走査中、安定した加工状態を保つことが可能であり、こ
のとき、例えば、パイプ形状、円柱形状、角柱形状等の
単純な形状の電極1により、任意の三次元形状の形成が
容易に実現できる。
13の一度の動作の駆動量Δzを一定値とし、X−Y断
面の形状データD(z)に従ったX−Y軸モータ14の
駆動中に極間距離が放電ギャップhに漸化した時点で駆
動が行われる。この後、電極1の送り量z+Δzに対応
する形状データD(z+Δz)に従いX−Y軸モータ1
4が動作し放電加工が実行される。このため、電極1の
走査中、安定した加工状態を保つことが可能であり、こ
のとき、例えば、パイプ形状、円柱形状、角柱形状等の
単純な形状の電極1により、任意の三次元形状の形成が
容易に実現できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、電極及び被加工物の材
質、放電の電気的条件等の加工条件を変更した場合にも
容易に適正な電極の駆動条件を決定し、安定した放電加
工が可能な放電加工方法を提供することができる。
質、放電の電気的条件等の加工条件を変更した場合にも
容易に適正な電極の駆動条件を決定し、安定した放電加
工が可能な放電加工方法を提供することができる。
【0039】また、本発明によれば、上述した効果を奏
する放電加工方法を実現できる放電加工装置を提供する
ことができる。
する放電加工方法を実現できる放電加工装置を提供する
ことができる。
【図1】本発明の放電加工装置による放電加工方法を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例における放電加工装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図3】放電開始電圧と極間距離との関係を示す図であ
る。
る。
【図4】放電開始電圧と放電時間との関係を示す図であ
る。
る。
【図5】本発明の第2実施例における放電加工装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図6】放電頻度と放電時間との関係を示す図である。
【図7】本発明の第3実施例における放電加工装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図8】従来の放電加工機の構成を示すブロック図であ
る。
る。
1 電極 2 被加工物 3 放電電源 4 電気的信号検出手段 5 駆動条件演算手段 6 駆動手段 7 加工液 10 加工槽 12 制御手段 13 Z軸モータ 14 X−Y軸モータ 21 放電電流検出手段 22 放電頻度計測手段
Claims (3)
- 【請求項1】 電極と被加工物とを放電ギャップ内の微
小間隙に位置決め固定し、 電極から被加工物に放電を行い、 この時の放電の電気的信号及び加工形状を基礎データと
して電極と被加工物との位置決めの駆動条件を求め、 この駆動条件により位置決めを行いつつ被加工物の放電
加工を行う、 ことを特徴とする放電加工方法。 - 【請求項2】 前記放電の電気的信号が、極間電圧、極
間電流又は放電頻度であり、 それぞれ単一若しくは複数の電気的信号から放電加工の
進行を判断して放電加工の進行を示す値の範囲を定め、 電極と被加工物との位置決め箇所で、電気的信号が前記
値の範囲外となる場合に、電極と被加工物とが微小間隙
を保ち放電を生じる位置に次の位置決めを行う、ことを
特徴とする請求項1記載の放電加工方法。 - 【請求項3】 加工工具となる電極と、前記電極と被加
工物とを絶縁する加工液と、前記電極と被加工物との間
に放電電力を供給する電源と、前記電極と前記被加工物
を位置決めする駆動手段とを備えた放電加工装置におい
て、 前記電極と被加工物との間に放電の電気的信号を検出す
る電気的信号検出手段と、 この電気的信号検出手段により検出した電気的信号を基
に前記駆動手段における駆動条件を求める駆動条件演算
手段と、 この駆動条件演算手段により求めた駆動条件により前記
駆動手段の駆動制御を行う制御手段と、 を備えたことを特徴とする放電加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12137695A JPH08318430A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 放電加工方法及び放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12137695A JPH08318430A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 放電加工方法及び放電加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08318430A true JPH08318430A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14809704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12137695A Withdrawn JPH08318430A (ja) | 1995-05-19 | 1995-05-19 | 放電加工方法及び放電加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08318430A (ja) |
-
1995
- 1995-05-19 JP JP12137695A patent/JPH08318430A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |